[go: up one dir, main page]

JP6531571B2 - インキ膜厚制御方法、インキ膜厚制御装置及びインキ膜厚制御プログラム - Google Patents

インキ膜厚制御方法、インキ膜厚制御装置及びインキ膜厚制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6531571B2
JP6531571B2 JP2015173021A JP2015173021A JP6531571B2 JP 6531571 B2 JP6531571 B2 JP 6531571B2 JP 2015173021 A JP2015173021 A JP 2015173021A JP 2015173021 A JP2015173021 A JP 2015173021A JP 6531571 B2 JP6531571 B2 JP 6531571B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
roller
film thickness
transfer
plate cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015173021A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017047621A (ja
Inventor
昌哉 濱原
昌哉 濱原
展久 熊本
展久 熊本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2015173021A priority Critical patent/JP6531571B2/ja
Publication of JP2017047621A publication Critical patent/JP2017047621A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6531571B2 publication Critical patent/JP6531571B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)

Description

本発明は、オフセット印刷機における版替え時のインキローラ上のインキ膜厚を制御する方法等の技術分野に関する。
オフセット印刷では、インキキーから供給されたインキを複数のローラにより所定膜厚まで練った後、版胴及びブランケット胴を介して用紙に転写する。印刷する絵柄を変更する際(版替え時)には、印刷機を停止させて版胴の版を交換し、変更後の絵柄に応じてインキキーの開度を調整した後、印刷を開始して再度色合わせを行う。しかしながら、各ローラ上には、絵柄変更前のインキキーの開度に応じた、幅方向(左右)で異なる膜厚のインキが残存しており、絵柄の変更によって幅方向の絵柄量が反転した場合などには、各ローラ上のインキ膜厚が変更後の絵柄に応じて調整されたインキキーの開度に応じた値となるまでに時間がかかり、生産性が低下してしまう。
特許文献1には、実施例1として、「版替え前に印刷機を止める際には、紙入れ機構を停止させ、最終の紙がブランケット胴と圧胴の間を通過した直後に、版胴とブランケット胴、ブランケット胴と圧胴を離すが、インク着けローラと版胴及びインキ着けローラと水着けローラは、それから20回転程度遅れて離し、その後印刷機の回転を停止させる」旨が記載されている。また、実施例2として、「版替え前に印刷機を止める際には、印刷状態のまま呼出ローラの動作のみを停止させ、指定された枚数の紙だけがその後に印刷された後、インキ着けローラと版胴、版胴とブランケット胴、ブランケット胴と圧胴、及び水着けローラとインキ着けローラをほぼ同時に離し、最終紙が排紙された後、印刷機の回転を停止させる」旨が記載されている。何れの実施例も、版替え前の印刷停止操作が検出されても直ぐに各ローラを停止させずに回転を継続させ、各ローラ上に溜まっているインキを版胴又は紙に転移させることにより、各ローラ上に溜まっているインキ量を一定にしている。
また、特許文献1には、「インキ練りローラ群に溜まったインキは版の画線率に応じて版胴又は紙に取られるため、インキ練りローラ群に残るインキ量は前に刷った絵柄にかかわらず一定量となる。なぜなら絵柄面積率が大きい絵柄の場合はインキ練りローラに溜まるインキ量も多いが、版には画線部(インキが着く部分)が多いため取られる量も多く、絵柄面積率が小さい場合にはインキ練りローラに溜まる量は少ないが、版に取られる量も少ないためである」と記載されている。
特開平5−278204号公報
しかしながら、特許文献1の記載に従い、絵柄面積率を3段階(大、中、小)に分けて、それぞれ印刷枚数を増やした際のローラ上のインキ膜厚を計測したところ、図7に示すように、ローラ上のインキ膜厚が一点に収束することはなかった。つまり、特許文献1に記載の方法では、ローラ上に溜まっているインキ量を幅方向で一定にすることは困難であると考えられる。
本発明は、このような問題等に鑑みてなされたもので、ローラ上の所望のインキ膜厚に制御することができるインキ膜厚制御方法等を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、インキ供給元から供給されたインキを版胴に転移させる複数のインキローラと、水供給元から供給された水を前記版胴に転移させる水ローラを備え、前記インキローラが各インキローラ上のインキを均す均しローラと、インキを前記版胴に転移させる転移ローラを含むオフセット印刷機における版替え時の前記インキローラ上のインキ膜厚を制御するインキ膜厚制御方法であって、前記インキ供給元から前記インキローラへのインキの供給と、前記転移ローラによる前記版胴へのインキの転移と、前記水ローラによる前記版胴への水の転移を断った状態で、前記インキローラを回転させる第1工程と、前記第1工程後に、前記インキ供給元から前記インキローラへのインキの供給と、前記水ローラによる前記版胴への水の転移を断った状態で、前記転移ローラによる前記版胴へのインキの転移を可能な状態とし、前記インキローラを回転させて前記インキローラ上のインキを前記版胴及びブランケット胴を介して被インキ転写媒体に転写する第2工程と、を含むことを特徴とする。
したがって、当該発明によれば、各インキローラ上のインキは、第1工程において均しローラにより均され、第2工程において被インキ転写媒体に均一に転写されて消費されることから、被インキ転写媒体に転写する数量を適切に設定することにより、インキローラ上のインキ膜厚を所望の厚さとすることができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のインキ膜厚制御方法であって、前記第1工程により前記インキローラ上のインキ膜厚が目標インキ膜厚になった場合に、前記第2工程を行わないことを特徴とする。
したがって、当該発明によれば、第2工程に要する時間を節約することができる。
また、請求項3に記載の発明は、インキ供給元から供給されたインキを版胴に転移させる複数のインキローラと、水供給元から供給された水を前記版胴に転移させる水ローラを備え、前記インキローラが各インキローラ上のインキを均す均しローラと、インキを前記版胴に転移させる転移ローラを含むオフセット印刷機を制御し、版替え時の前記インキローラ上のインキ膜厚を制御するインキ膜厚制御装置であって、前記インキ供給元から前記インキローラへのインキの供給と、前記転移ローラによる前記版胴へのインキの転移と、前記水ローラによる前記版胴への水の転移を断った第1状態で、前記インキローラを回転させる第1制御手段と、前記第1状態でインキローラを所定時間回転させた後、前記インキ供給元から前記インキローラへのインキの供給と、前記水ローラによる前記版胴への水の転移を断った状態で、前記転移ローラによる前記版胴へのインキの転移を可能な第2状態とし、前記インキローラを回転させて前記インキローラ上のインキを前記版胴及びブランケット胴を介して被インキ転写媒体に転写させる第2制御手段と、を備えることを特徴とする。
したがって、当該発明によれば、各インキローラ上のインキが均しローラにより均された後に、被インキ転写媒体に均一に転写されて消費されることから、被インキ転写媒体に転写する数量を適切に設定することにより、インキローラ上のインキ膜厚を所望の厚さとすることができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のインキ膜厚制御装置であって、前記第2制御手段は、前記第1状態でインキローラを所定時間回転させた際の前記インキローラ上のインキ膜厚と目標インキ膜厚の差が所定値以下である場合に、前記インキローラ上のインキを前記被インキ転写媒体に転写させないことを特徴とする。
したがって、当該発明によれば、第1状態でインキローラを所定時間回転させた際のインキローラ上のインキ膜厚と目標インキ膜厚の差が所定値以下である場合には、第2状態でインキローラ上のインキを被インキ転写媒体に転写させる時間を節約することができる。
また、請求項5に記載の発明は、請求項3に記載のインキ膜厚制御装置であって、版替え前の版の絵柄面積率に基づいて、前記第1状態でインキローラを所定時間回転させた後の前記インキローラ上のインキ膜厚を算出するインキ膜厚算出手段と、前記インキ膜厚算出手段が算出したインキ膜厚を目標インキ膜厚にするために前記第2状態で前記インキローラ上のインキを前記被インキ転写媒体に転写すべき数量を算出する転写数量算出手段と、を更に備え、前記第2制御手段は、前記インキローラ上のインキを、前記第2状態で前記転写数量算出手段が算出した数量の前記被インキ転写媒体に転写させることを特徴とする。
したがって、当該発明によれば、第1状態でインキローラを所定時間回転させた後のインキローラ上のインキ膜厚と、目標インキ膜厚に基づいて第2状態でインキローラ上のインキを被インキ転写媒体に転写すべき数量を算出することができ、インキローラ上のインキ膜厚を目標インキ膜厚とすることができる。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のインキ膜厚制御装置であって、版替え後の版の最低絵柄面積率に基づくインキキーの開度により前記インキローラ上に形成されるインキ膜厚を前記目標インキ膜厚として特定する目標インキ膜厚特定手段を更に備えることを特徴とする。
したがって、当該発明によれば、インキローラ上のインキ膜厚を、版替え後の版に適したインキ膜厚とすることができる。
また、請求項7に記載の発明は、インキ供給元から供給されたインキを版胴に転移させる複数のインキローラと、水供給元から供給された水を前記版胴に転移させる水ローラを備え、前記インキローラが各インキローラ上のインキを均す均しローラと、インキを前記版胴に転移させる転移ローラを含むオフセット印刷機を制御し、版替え時の前記インキローラ上のインキ膜厚を制御するインキ膜厚制御装置に含まれるコンピュータを、前記インキ供給元から前記インキローラへのインキの供給と、前記転移ローラによる前記版胴へのインキの転移と、前記水ローラによる前記版胴への水の転移を断った第1状態で、前記インキローラを回転させる第1制御手段、前記第1状態でインキローラを所定時間回転させた後、前記インキ供給元から前記インキローラへのインキの供給と、前記水ローラによる前記版胴への水の転移を断った状態で、前記転移ローラによる前記版胴へのインキの転移を可能な第2状態とし、前記インキローラを回転させて前記インキローラ上のインキを前記版胴及びブランケット胴を介して被インキ転写媒体に転写させる第2制御手段、として機能させることを特徴とする。
したがって、当該発明によれば、各インキローラ上のインキは、均しローラにより均された後に、被インキ転写媒体に均一に転写されて消費されることから、被インキ転写媒体に転写する数量を適切に設定することにより、インキローラ上のインキ膜厚を所望の厚さとすることができる。
本発明によれば、各インキローラ上のインキは、均しローラにより均された後、被インキ転写媒体に均一に転写されて消費されることから、被インキ転写媒体に転写する数量を適切に設定することにより、インキローラ上のインキ膜厚を所望の厚さとすることができる。
オフセット印刷機の印刷ユニットに含まれる各ローラの位置関係の一例を示す概略図である。 均し工程におけるインキ膜厚の変化の一例を示す図である。 削り工程におけるインキ膜厚の変化の一例を示す図である。 オフセット印刷機制御装置100の構成を示すブロック図である。 均し運転(均し工程)を所定時間実施した際の平均絵柄面積率毎のインキ膜厚の一例を示す図である。 制御部111によるインキ膜厚制御処理の一例を示すフローチャートである。 絵柄面積率に応じた印刷時のインキ量変動の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、オフセット印刷機の制御について本発明を適用した場合の実施形態である。
図1は、本発明の一実施形態にかかるオフセット印刷機の印刷ユニットに含まれる複数のローラの位置関係の一例を示す概略図である。
印刷ユニットは、インキキー301、インキ元ローラ302、呼出ローラ303、練りローラ304−309、揺動ローラ(均しローラ)310−314、インキ着けローラ315−317、水元ローラ318、水着けローラ319、版胴320、ブランケット胴321を含んで構成されている。
インキ元ローラ302は、回転動作によりインキタンクのインキIを下流のローラに供給する。供給するインキ量は、幅方向に複数設けられたインキキー301により調節される。インキキー301の開度が大きい程、そのインキキー301に対応するインキ元ローラ302上の領域には多量のインキIが供給され、下流のローラにも同様に転移される。
呼出ローラ303は、回転動作を行いつつ、インキ元ローラ302と練りローラ305に接触し、インキ元ローラ302から練りローラ305へインキIを転移させる。
練りローラ304−309は、回転動作によりローラ上のインキIを練り上げる。
揺動ローラ(均しローラ)310−314は、回転動作を行うとともにローラ幅方向に一定量の往復動作を行ってローラ上のインキ膜を均す。
インキ着けローラ315−317は、回転動作によりインキIを版胴320に転移させる。
なお、以下では、練りローラ304−309、揺動ローラ(均しローラ)310−314、インキ着けローラ315−317を総称してインキローラ304−317と呼ぶ場合がある。
水元ローラ318は、回転動作により水タンクの水Wを水着けローラ319に供給する。
水着けローラ319は、回転動作により水Wを版胴320に転移させる。
なお、以下では、水元ローラ318、水着けローラ319を総称して水ローラと呼ぶ場合がある。
版胴320は、印刷する絵柄に基づいて表面に感光剤が塗布されたアルミ板(PS版)(「版」の一例)が取り付けられている。版胴320に転移されたインキIは、ブランケット胴321を介して印刷用紙Pに転写される。
本実施形態では、印刷絵柄を第1絵柄から第2絵柄に切り替える際に、第1絵柄を印刷することにより生じた各インキローラ304−317上における幅方向のインキ膜厚のバラツキを均し、所定のインキ膜厚とすることにより、素早く第2絵柄の印刷を行える状態とする。具体的には、大きく分けて2段階の工程により実現する。
まず、第1段階は均し工程である。均し工程では、次の(1−1)−(1−4)を実施する。但し、(1−1)−(1−3)は何れの順序で実施してもよい。
(1−1) 呼出ローラ303が練りローラ305に接触しない状態に制御する。例えば、呼出ローラ303をインキ元ローラ302に接触した状態を保持する。このとき、呼出ローラ303は回転していても回転していなくてもよい。
(1−2) インキ着けローラ315−317が版胴320に接触しない状態に制御する。
(1−3) 水着けローラ319が版胴320に接触しない状態に制御する。
(1−4) 上記(1−1)−(1−3)の状態を維持した状態(すなわち、インキローラ304−317にインキが供給されず、インキ着けローラ315−317から版胴320にインキを転移させない状態、且つ、水着けローラ319から版胴320に水を転移させない状態(以下、「第1状態」と呼ぶ場合がある))で、インキローラ304−317を回転させる。これにより、揺動ローラ310−314の作用によって、各インキローラ304−317上のインキ膜が均される。
図2は、均し工程における揺動ローラ314のインキ膜厚の変化の一例を示す図である。図の右側に示すNoは、インキキーNoを示している。図2を参照すると、均し工程前(空転時間0分)では、約2μm〜約13μmであったインキ膜厚のバラツキが、空転時間10分経過時には約7μm〜約10μm、更に空転時間20分経過時には約7μm〜約8μmに収束する。インキ膜厚は、空転時間が長い程収束するが、10分程度でも均し工程で一般的に要求される充分な値となる。なお、図2は揺動ローラ314のインキ膜厚の変化の一例を示しているが、他のインキローラもほぼ同じ変化となる。
次いで、第2段階は削り工程である。削り工程では、次の(2−1)−(2−4)を実施する。但し、(2−1)−(2−3)は何れの順序で実施してもよい。
(2−1) 呼出ローラ303が練りローラ305に接触しない状態に制御する。第1段階と同様である。
(2−2) インキ着けローラ315−317が版胴320に接触する状態に制御する。
(2−3) 水着けローラ319が版胴320に接触しない状態に制御する。第1段階と同様である。
(2−4) 上記(2−1)−(2−3)の状態を維持した状態(すなわち、インキローラ304−317にインキが供給されず、インキ着けローラ315−317が版胴320にインキを転移させる状態であって、且つ、水着けローラ319から版胴320に水を転移させない状態(以下、「第2状態」と呼ぶ場合がある))で、インキローラ304−317、版胴320及びブランケット胴321を回転させ、インキローラ304−317上のインキを印刷用紙PにインキIを転写する。このとき、水着けローラ319が版胴320に水を転移させないことにより、印刷用紙Pの全面(版胴320に対応する領域全面)に同量のインキIが転写される。これにより、各インキローラ304−317上のインキ膜はインキIが印刷用紙Pに転写される度に、削られるように薄くなる。つまり、削り工程において、印刷用紙Pに転写するインキ量(すなわち、印刷枚数)を制御することにより、各インキローラ304−317上のインキ膜厚を所望のインキ膜厚(目標インキ膜厚)に制御することができる。
図3は、削り工程におけるインキ膜厚(均し工程により幅方向でのインキ膜厚が一定となっている)の変化の一例を示す図である。図3を参照すると、印刷枚数の増加分に対するインキ膜厚が薄くなる量(インキ消費速度)は、当初のインキ膜厚によらずほぼ一定であることが分かる。また、予め実験により当初のインキ膜厚毎(例えば、1μm毎)にインキ消費速度を測定しておけば、当初のインキ膜厚から所望のインキ膜厚を算出するために必要な印刷枚数を算出することができる。
以上説明したように、本実施形態では、均し工程では、練りローラ304−309、揺動ローラ310−314、インキ着けローラ315−317の幅方向でのインキ膜厚のバラツキを均し、次いで、削り工程では、均されたインキ膜を所望のインキ膜厚まで削ることにより、インキ膜厚を制御する。なお、均し工程でインキ膜を均したことにより所望のインキ膜厚となったと判定した場合には、削り工程を行わなくてもよい。
均し工程及び削り工程は、人間(オペレータ)がオフセット印刷機の印刷ユニットを操作することにより実施することもできるし、後述するオフセット印刷機制御装置により実施することもできる。
次に、図4を用いて、オフセット印刷機制御装置100(以下、「制御装置100」という場合がある)について説明する。図4に示すように、制御装置100は、オフセット印刷機OPと接続されており、大別して、制御部111、記憶部112、インターフェース部113、表示部114及び操作部115を含んで構成されている。
記憶部112は、例えばハードディスクドライブ等により構成されており、OS(Operating System)、印刷機制御プログラム(「インキ膜厚制御プログラム」の一例)等のプログラム及び各種データを記憶する。
記憶部112は、オフセット印刷機OPで印刷する各絵柄の絵柄面積率データを記憶する。絵柄面積率データは、各インキキーに対応する絵柄面積率を示すデータである。絵柄面積率は、印刷絵柄をインキキーに対応する領域に分割して得られる分割領域毎に算出される値であり、各分割領域においてインキが転写される領域(絵柄領域)の割合を表す値である。すなわち、絵柄面積率データは一の絵柄についてインキキー分の絵柄面積率を含む。なお、絵柄面積率データは、印刷する絵柄の元データである印刷絵柄データから従来公知の手法により、制御装置100又は他の装置により生成される。
また、記憶部112は、インキ膜厚算出データを記憶する。インキ膜厚算出データは、印刷絵柄の平均絵柄面積率(インキキー毎の絵柄面積率の総加平均)に基づいて、均し運転(均し工程)を所定時間(本実施形態では10分間)実施した際のインキ膜厚を算出するためのデータである。所定時間は、例えば、図2に示した測定結果に基づいて任意にオペレータが設定することができる。すなわち、インキ膜厚のバラツキを3μm程度に抑えれば充分であれば10分程度とすることができるし、インキ膜厚のバラツキを1μm程度に抑えれば充分であれば20分程度とすることができる。図5は、均し運転(第1状態としてインキローラ304−317を回転させる運転)を所定時間(本実施形態では10分間)実施した際の平均絵柄面積率毎(図5では30%、35%、40%のみ掲載)のインキ膜厚の測定結果を記した図である。図5に示すように、印刷絵柄の平均絵柄面積率が分かると、均し運転(均し工程)を所定時間(本実施形態では10分間)実施した後のインキ膜厚を算出することができる。インキ膜厚算出データはこうした測定結果に基づいて作成されるデータであり、制御部111は、インキ膜厚に基づいて、例えば、絵柄面積率データに基づいて算出した平均絵柄面積率が30%である印刷絵柄を印刷した後に、均し運転(均し工程)を所定時間(本実施形態では10分間)実施することにより、インキ膜厚が10μmになることを算出することができる。
また、記憶部112は、インキ膜厚算出データ及び絵柄面積率データに基づいて算出したインキ膜厚(すなわち、均し運転(均し工程)終了時のインキ膜厚)を削り運転(第2状態としてインキローラ304−317を回転させる運転)により所望の厚さとするために印刷すべき印刷枚数を算出するための印刷枚数算出データを記憶する。図3を用いて説明したように、削り運転開始時のインキ膜厚から所望のインキ膜厚にするために必要な印刷枚数が特定することができる。印刷枚数算出データは、こうした測定結果に基づいて生成されるデータである。制御部111は、インキ膜厚算出データに基づいて、均し運転(均し工程)を所定時間実施した後のインキ膜厚を算出し、算出したインキ膜厚と印刷枚数算出データに基づいて、所望のインキ膜厚(目標インキ膜厚)にするために必要な印刷枚数を算出する。
なお、目標インキ膜厚は任意に設定することができる。すなわち、オペレータが設定することとしてもよいし、また、絵柄変更後の絵柄面積率に基づいて制御装置100が設定することとしてもよい。後者について、例えば、絵柄面積率に応じて設定される各インキキーの開度により印刷時に各インキローラ304−317上に形成されるインキ膜の厚み(インキ膜厚)を測定しておき、次に印刷する印刷絵柄のインキキー毎の絵柄面積率を参照し、最も低い絵柄面積率を特定し、当該絵柄面積率について事前に測定されたインキ膜厚を目標インキ膜厚とする。これにより、次に印刷する印刷絵柄について最もインキ膜厚が薄い領域に合わせて全領域のインキ膜厚が均されることから、次の印刷絵柄を印刷するために最もインキ膜厚が薄くすべき領域のインキ膜厚がその厚さになるまで試し刷りを繰り返さずに済む。なお、本実施形態では、絵柄面積率と当該絵柄面積率について印刷時に各インキローラ304−317上に形成されるインキ膜の厚み(インキ膜厚)との対応関係に基づき、絵柄面積率をインキ膜厚に変換するための絵柄面積率・インキ膜厚変換データを記憶部112に記憶させておくこととし、絵柄変更(版替え)時には、次に印刷する印刷絵柄の最低絵柄面積率を絵柄面積率・インキ膜厚変換データにより変換することにより得られるインキ膜厚を目標インキ膜厚とする。
また、記憶部112は用紙別補正データを記憶する。削り運転(削り工程)で印刷用紙Pに印刷を行うことにより、各インキローラ304−317上のインキ膜を削るが、削られる量は、印刷用紙Pの種類(表面加工の種類)によって異なる。そこで、制御部111は、印刷枚数算出データに基づいてインキ膜厚を目標インキ膜厚とするために印刷すべき印刷枚数を算出する際に、印刷用紙Pの種類毎に設定された係数を乗算することにより適切な印刷枚数を算出する。例えば、印刷用紙Pが塗工紙であれば「1.2」、微塗工紙であれば「1.0」、非塗工紙であれば「0.8」を乗算することにより、適切な印刷枚数を算出することができる。
インターフェース部113は、オフセット印刷機OPに制御信号を出力したり、オフセット印刷機OPからオフセット印刷機OPの状態を示す状態情報の入力を受け付けたりする。
表示部114は、例えば、液晶ディスプレイ等により構成されており、文字や画像等の情報を表示するようになっている。
操作部115は、例えば、キーボード、マウス等により構成されており、オペレータからの操作指示を受け付け、その指示内容を指示信号として制御部111に出力するようになっている。
制御部111は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により構成されている。そして、CPUが、ROMや記憶部112に記憶された各種プログラムを読み出し実行することにより各種機能を実現する。
制御部111は、オペレータによる入力操作等に基づいてオフセット印刷機OPを制御するための印刷機制御情報を生成し、オフセット印刷機OPに送信する。印刷機制御情報には、各インキキーのインキキー開度(すなわち、インキ供給量)を制御するためのインキキー開度設定値を示すインキキー開度制御情報や、各ローラの回転・回転停止を制御するためのローラ回転制御情報、各ローラの位置を制御するためのローラ位置制御情報、印刷用紙Pへの印刷を指定枚数分実行させるための印刷開始制御情報等が含まれる。
次に、図6のフローチャートを用いて、制御装置100の制御部111による絵柄切り替え(版替え)時のインキ膜厚制御処理について説明する。なお、インキ膜厚制御処理は、オフセット印刷機OPより、絵柄切り替え前の絵柄について印刷が完了したことを示す印刷完了信号を受信したことを契機に開始する。
まず、制御装置100の制御部111は、絵柄を変更する前の変更前絵柄の絵柄面積率データに基づき、平均絵柄面積率を算出する(ステップS1)。
次に、制御部111は、ステップS1の処理で算出した平均絵柄面積率とインキ膜厚算出データに基づき、現在(絵柄変更前の絵柄を印刷した後)のインキ膜が乗った状態のインキローラについて、所定時間(本実施形態では10分間)均し運転(均し工程)を実施した際のインキ膜厚を算出する(ステップS2)。すなわち、制御部111は、現在のインキローラ上のインキ膜に対して所定時間均し運転(均し工程)を実施した場合のインキ膜厚を推測する。
次に、制御部111は、絵柄変更後の絵柄(すなわち、次に印刷する絵柄)の絵柄面積率データに基づき、最も低い絵柄面積率を特定し、絵柄面積率・インキ膜厚変換データに基づき、当該最も低い絵柄面積率に対応するインキ膜厚を特定する(ステップS3)。すなわち、制御部111は、削り運転(削り工程)の目標値(目標インキ膜厚)を特定する。
次に、制御部111は、ステップS2の処理で算出したインキ膜厚(現在のインキ膜に対して所定時間均し運転を実施した際のインキ膜厚)、ステップS4の処理で特定したインキ膜厚(目標インキ膜厚)、印刷枚数算出データ及び用紙別補正データに基づき印刷枚数を算出する(ステップS4)。すなわち、ステップS3の処理で算出したインキ膜厚を、ステップS4の処理で特定した目標インキ膜厚とするために削り運転(削り工程)で印刷すべき印刷枚数を算出する。
次に、制御部111は、呼出ローラ303が練りローラ305に接触しない状態とするためのローラ位置制御情報をオフセット印刷機OPに送信する(ステップS5)。これにより、オフセット印刷機OPは、呼出ローラ303が練りローラ305に接触しない状態となるように呼出ローラ303の位置を制御する。
次に、制御部111は、インキ着けローラ315−317が版胴320に接触しない状態とするためのローラ位置制御情報をオフセット印刷機OPに送信する(ステップS6)。これにより、オフセット印刷機OPは、インキ着けローラ315−317が版胴320に接触しない状態となるようにインキ着けローラ315−317と版胴320の位置を制御する。
次に、制御部111は、水着けローラ319が版胴320に接触しない状態とするためのローラ位置制御情報をオフセット印刷機OPに送信する(ステップS7)。これにより、オフセット印刷機OPは、水着けローラ319が版胴320に接触しない状態となるように水着けローラ319と版胴320の位置を制御する。
次に、制御部111は、各インキローラ304−317を回転させるためのローラ回転制御情報をオフセット印刷機OPに送信する(ステップS8)。これにより、オフセット印刷機OPは、各インキローラ304−317を回転させ、第1状態で均し運転(均し工程)を行う。
次に、制御部111は、予め設定された所定時間(本実施形態では10分間)が経過するまで待機しており(ステップS9:NO)、所定時間が経過すると(ステップS9:YES)、各インキローラ304−317の回転を停止させるためのローラ回転制御情報をオフセット印刷機OPに送信する(ステップS10)。これにより、オフセット印刷機OPは、各インキローラ304−317の回転を停止させる。なお、ステップS8の処理でローラ回転制御情報を送信してから、オフセット印刷機OPが各インキローラ304−317を回転させるまでに時間がかかる場合には、その時間を差し引いた時間を所定時間とする。また、ステップS10の処理でローラ回転制御情報を送信してから、オフセット印刷機OPが各インキローラ304−317の回転を停止させるまでに時間がかかる場合には、その時間を差し引いた時間を所定時間とする。
次に、制御部111は、インキ着けローラ315−317が版胴320に接触する状態とするためのローラ位置制御情報をオフセット印刷機OPに送信する(ステップS11)。これにより、オフセット印刷機OPは、インキ着けローラ315−317が版胴320に接触する状態となるようにインキ着けローラ315−317と版胴320の位置を制御する。
次に、制御部111は、ステップS4の処理で算出した印刷枚数分の印刷を開始するための印刷開始制御情報をオフセット印刷機OPに送信し(ステップS12)、当該フローチャートに示す処理を終了する。印刷開始制御情報を受信したオフセット印刷機OPは、印刷ユニットに印刷用紙Pを供給する給紙装置(図示しない)からの印刷用紙Pの供給を開始するとともに、第2状態で印刷(練りローラ304−309、揺動ローラ310−314、インキ着けローラ315−317、版胴320及びプランケット胴321上に残存するインキの印刷用紙Pへの転写)を開始して、削り運転(削り工程)を行い、指定された印刷枚数分の印刷をした時点で印刷を終了する。
以上説明したように、本実施形態の制御装置100は、インキタンク(「インキ供給元」の一例)から供給されたインキIを版胴320に転移させる複数のインキローラ304−317と、水タンク(「水供給元」の一例)から供給された水Wを版胴320に転移させる水ローラ318、319を備え、インキローラ304−317が各インキローラ304−317上のインキIを均す揺動ローラ310−314(「均しローラ」の一例)と、インキIを版胴320に転移させるインキ着けローラ315−317(「転移ローラ」の一例)を含むオフセット印刷機OPを制御し、版替え時のインキローラ304−317上のインキ膜厚を制御する。制御部111(「第1制御手段」、「第2制御手段」の一例)は、インキタンクからインキローラ304−317へのインキの供給と、インキ着けローラ315−317による版胴320へのインキIの転移と、水ローラ318、319による版胴320への水Wの転移を断った第1状態で、インキローラ304−317を回転させ、第1状態でインキローラ304−317を所定時間回転させた後、インキタンクからインキローラ304−317へのインキIの供給と、水ローラ317、348による版胴320への水Wの転移を断った状態で、インキ着けローラ315−317による版胴320へのインキIの転移を可能な第2状態とし、インキローラ304−317を回転させてインキローラ304−317上のインキIを版胴320及びブランケット胴321を介して印刷用紙P(「被インキ転写媒体」の一例)に転写させる。
本実施形態の制御装置100によれば、各インキローラ304−317上は、のインキIは、揺動ローラ310−314により均された後に、印刷用紙Pに均一に転写されて消費されることから、印刷用紙Pに転写する数量(印刷枚数)を適切に設定することにより、インキローラ304−317上のインキ膜厚を目標インキ膜厚とすることができる。
また、本実施形態の制御装置100は、制御部111(「インキ膜厚算出手段」、「転写数量算出手段」の一例)が、版替え前の版の絵柄面積率に基づいて、第1状態でインキローラ304−317を所定時間回転させた後のインキローラ304−317上のインキ膜厚を算出し(図6のステップS2)、当該算出したインキ膜厚を目標インキ膜厚にするために第2状態でインキローラ304−317上のインキIを印刷用紙Pに転写すべき数量(印刷枚数)を算出し(図6のステップS4)、インキローラ304−317上のインキIを、第2状態でステップS4の処理で算出した数量の印刷用紙Pに転写する。
したがって、本実施形態の制御装置100によれば、第1状態でインキローラ304−317を所定時間回転させた後のインキローラ304−317上のインキ膜厚と、目標インキ膜厚に基づいて第2状態でインキローラ304−317上のインキIを印刷用紙Pに転写すべき数量を算出することができ、インキローラ304−317上のインキ膜厚を目標インキ膜厚とすることができる。
更に、本実施形態の制御装置100は、制御部111(「目標インキ膜厚特定手段」の一例)が、版替え後の版の最低絵柄面積率に基づくインキキーの開度によりインキローラ304−317上に形成されるインキ膜厚を目標インキ膜厚として特定する(図6のステップS3)。
したがって、本実施形態の制御装置100によれば、インキローラ304−317上のインキ膜厚を、版替え後の版に適したインキ膜厚とすることができる。
なお、制御部111は、ステップS2の処理で算出したインキ膜厚(「第1状態でインキローラを所定時間回転させた際のインキローラ上のインキ膜厚」の一例)と、ステップS3の処理で特定したインキ膜厚(「目標インキ膜厚」の一例)の差が所定値以下である場合に、インキローラ304−317上のインキIを印刷用紙Pに転写させないこととしてもよい。具体的には、制御部111は、ステップS9の処理で「YES」判定をした後に、ステップS2の処理で算出したインキ膜厚と、ステップS3の処理で特定したインキ膜厚の差が所定値以下であるか判定し、所定値以下である場合には、ステップS10−ステップS12の処理を行わないこととする。
この場合、第1状態でインキローラ304−317を所定時間回転させた際のインキローラ304−317上のインキ膜厚と目標インキ膜厚の差が所定値以下である場合には、インキローラ304−317上のインキIを印刷用紙Pに転写させる時間と、印刷用紙Pを節約することができる。
100 オフセット印刷機制御装置
111 制御部
112 記憶部
113 インターフェース部
114 表示部
115 操作部
OP オフセット印刷機
301 インキキー
302 インキ元ローラ
303 呼出ローラ
304−309 練りローラ
310−314 揺動ローラ(均しローラ)
315−317 インキ着けローラ
318 水元ローラ
319 水着けローラ
320 版胴
321 ブランケット胴

Claims (7)

  1. インキ供給元から供給されたインキを版胴に転移させる複数のインキローラと、水供給元から供給された水を前記版胴に転移させる水ローラを備え、前記インキローラが各インキローラ上のインキを均す均しローラと、インキを前記版胴に転移させる転移ローラを含むオフセット印刷機における版替え時の前記インキローラ上のインキ膜厚を制御するインキ膜厚制御方法であって、
    前記インキ供給元から前記インキローラへのインキの供給と、前記転移ローラによる前記版胴へのインキの転移と、前記水ローラによる前記版胴への水の転移を断った状態で、前記インキローラを回転させる第1工程と、
    前記第1工程後に、前記インキ供給元から前記インキローラへのインキの供給と、前記水ローラによる前記版胴への水の転移を断った状態で、前記転移ローラによる前記版胴へのインキの転移を可能な状態とし、前記インキローラを回転させて前記インキローラ上のインキを前記版胴及びブランケット胴を介して被インキ転写媒体に転写する第2工程と、
    を含むことを特徴とするインキ膜厚制御方法。
  2. 請求項1に記載のインキ膜厚制御方法であって、
    前記第1工程により前記インキローラ上のインキ膜厚が目標インキ膜厚になった場合に、前記第2工程を行わないことを特徴とするインキ膜厚制御方法。
  3. インキ供給元から供給されたインキを版胴に転移させる複数のインキローラと、水供給元から供給された水を前記版胴に転移させる水ローラを備え、前記インキローラが各インキローラ上のインキを均す均しローラと、インキを前記版胴に転移させる転移ローラを含むオフセット印刷機を制御し、版替え時の前記インキローラ上のインキ膜厚を制御するインキ膜厚制御装置であって、
    前記インキ供給元から前記インキローラへのインキの供給と、前記転移ローラによる前記版胴へのインキの転移と、前記水ローラによる前記版胴への水の転移を断った第1状態で、前記インキローラを回転させる第1制御手段と、
    前記第1状態でインキローラを所定時間回転させた後、前記インキ供給元から前記インキローラへのインキの供給と、前記水ローラによる前記版胴への水の転移を断った状態で、前記転移ローラによる前記版胴へのインキの転移を可能な第2状態とし、前記インキローラを回転させて前記インキローラ上のインキを前記版胴及びブランケット胴を介して被インキ転写媒体に転写させる第2制御手段と、
    を備えることを特徴とするインキ膜厚制御装置。
  4. 請求項3に記載のインキ膜厚制御装置であって、
    前記第2制御手段は、前記第1状態でインキローラを所定時間回転させた際の前記インキローラ上のインキ膜厚と目標インキ膜厚の差が所定値以下である場合に、前記インキローラ上のインキを前記被インキ転写媒体に転写させないことを特徴とするインキ膜厚制御装置。
  5. 請求項3に記載のインキ膜厚制御装置であって、
    版替え前の版の絵柄面積率に基づいて、前記第1状態でインキローラを所定時間回転させた後の前記インキローラ上のインキ膜厚を算出するインキ膜厚算出手段と、
    前記インキ膜厚算出手段が算出したインキ膜厚を目標インキ膜厚にするために前記第2状態で前記インキローラ上のインキを前記被インキ転写媒体に転写すべき数量を算出する転写数量算出手段と、
    を更に備え、
    前記第2制御手段は、前記インキローラ上のインキを、前記第2状態で前記転写数量算出手段が算出した数量の前記被インキ転写媒体に転写させることを特徴とするインキ膜厚制御装置。
  6. 請求項5に記載のインキ膜厚制御装置であって、
    版替え後の版の最低絵柄面積率に基づくインキキーの開度により前記インキローラ上に形成されるインキ膜厚を前記目標インキ膜厚として特定する目標インキ膜厚特定手段を更に備えることを特徴とするインキ膜厚制御装置。
  7. インキ供給元から供給されたインキを版胴に転移させる複数のインキローラと、水供給元から供給された水を前記版胴に転移させる水ローラを備え、前記インキローラが各インキローラ上のインキを均す均しローラと、インキを前記版胴に転移させる転移ローラを含むオフセット印刷機を制御し、版替え時の前記インキローラ上のインキ膜厚を制御するインキ膜厚制御装置に含まれるコンピュータを、
    前記インキ供給元から前記インキローラへのインキの供給と、前記転移ローラによる前記版胴へのインキの転移と、前記水ローラによる前記版胴への水の転移を断った第1状態で、前記インキローラを回転させる第1制御手段、
    前記第1状態でインキローラを所定時間回転させた後、前記インキ供給元から前記インキローラへのインキの供給と、前記水ローラによる前記版胴への水の転移を断った状態で、前記転移ローラによる前記版胴へのインキの転移を可能な第2状態とし、前記インキローラを回転させて前記インキローラ上のインキを前記版胴及びブランケット胴を介して被インキ転写媒体に転写させる第2制御手段、
    として機能させることを特徴とするインキ膜厚制御プログラム。
JP2015173021A 2015-09-02 2015-09-02 インキ膜厚制御方法、インキ膜厚制御装置及びインキ膜厚制御プログラム Expired - Fee Related JP6531571B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015173021A JP6531571B2 (ja) 2015-09-02 2015-09-02 インキ膜厚制御方法、インキ膜厚制御装置及びインキ膜厚制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015173021A JP6531571B2 (ja) 2015-09-02 2015-09-02 インキ膜厚制御方法、インキ膜厚制御装置及びインキ膜厚制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017047621A JP2017047621A (ja) 2017-03-09
JP6531571B2 true JP6531571B2 (ja) 2019-06-19

Family

ID=58278562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015173021A Expired - Fee Related JP6531571B2 (ja) 2015-09-02 2015-09-02 インキ膜厚制御方法、インキ膜厚制御装置及びインキ膜厚制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6531571B2 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3034588C2 (de) * 1980-09-13 1982-11-11 M.A.N.- Roland Druckmaschinen AG, 6050 Offenbach Offset-Rotationsdruckmaschine mit einer Einrichtung zur Unterbrechung der Feuchtmittelzufuhr
DE4013463A1 (de) * 1990-04-27 1991-11-07 Heidelberger Druckmasch Ag Praeparation des farbwerks einer druckmaschine bei druckauftragswechsel
JP4275757B2 (ja) * 1997-10-03 2009-06-10 株式会社小森コーポレーション インキ膜厚の制御方法およびインキ供給装置
JPH11188849A (ja) * 1997-12-26 1999-07-13 Komori Corp インキ膜厚の制御方法および制御装置
JP2000037853A (ja) * 1998-07-22 2000-02-08 Komori Corp 印刷機のインキ膜厚制御方法
JP3735221B2 (ja) * 1999-11-26 2006-01-18 三菱重工業株式会社 印刷機の色調安定化方法及び装置
JP2007130766A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Ryobi Ltd 版の異物除去方法
DE102008029998A1 (de) * 2007-07-11 2009-01-15 Manroland Ag Abfördern von Druckfarbe

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017047621A (ja) 2017-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4660470A (en) Inking unit pre-adjustment method
US9205642B2 (en) Method for cleaning an anilox printing unit
US6477954B1 (en) Ink key presetting system for offset printing machines
JP5897853B2 (ja) インキ膜厚分布の形成方法および装置
JP3880831B2 (ja) インキプリセット方法
JP4040968B2 (ja) 印刷機のインキ供給量制御方法および装置
JP2000000953A (ja) オフセット印刷のための版を使用する印刷の際に湿し媒体を調量するための方法
JP6531571B2 (ja) インキ膜厚制御方法、インキ膜厚制御装置及びインキ膜厚制御プログラム
JP2006082552A (ja) 印刷開始前の最適化された事前インキづけ
JP2001199048A (ja) インキ装置におけるインキ量を制御する方法
JP5584387B2 (ja) 印刷機のインキ装置を制御する方法
JP2003001799A (ja) 印刷機のインキ供給装置
JP6212342B2 (ja) 印刷機の印刷準備方法及び印刷機の印刷準備支援装置
JP6057520B2 (ja) 印刷機のインキングを制御する方法
JP5121617B2 (ja) 湿し水塗布が削減された状態での本刷り開始
JP4113688B2 (ja) 印刷機のインキ供給装置
JP4833401B2 (ja) 印刷機のインキ装置のインキ量を制御する方法
JP2006015671A (ja) 印刷機およびインキ移しローラの制御方法
JP3312573B2 (ja) 湿し水制御装置および印刷機
JP4064882B2 (ja) 印刷機のインキ量制御装置
JP5058070B2 (ja) 枚葉オフセット印刷機の給水装置
JP3434177B2 (ja) 色調早期安定化方法及び装置
JP2012152961A (ja) インキキー開度プリセット値取得装置、インキキー開度プリセット値取得プログラム及びインキキー開度プリセット値取得方法
US6834590B2 (en) Lithographic printing method and printing press
US20090199730A1 (en) Apparatus and method for driving a printing press

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190423

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190417

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190506

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6531571

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees