JP6500311B2 - 有機発光デバイス - Google Patents
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Description
また、本態様に係る有機発光デバイスにおいて、前記無機バンク層の厚みは、1nm以上500nm以下であってもよい。
また、本態様に係る有機発光デバイスにおいて、前記基板と前記複数の第1電極との間に、層間絶縁層が設けられ、前記複数の第1バンクは前記層間絶縁層上に配置され、前記複数の第1バンクに含まれる前記有機バンク層の各々は、一部が前記層間絶縁層上のうち前記第2方向に隣り合う前記第1電極と第1電極との間隔に対応する部分を被覆するとともに、残部が当該隣り合う第1電極の各々の一部を被覆し、前記層間絶縁層の上面から前記有機バンク層の前記一部の上面までの高さは、前記層間絶縁層の上面から前記第1電極の上面までの高さよりも高くてもよい。
さらに、本態様に係る有機発光デバイスにおいて、前記貫通孔には、前記有機バンク層のうち前記貫通孔に埋め込まれた部分を被覆するように、前記無機バンク層が埋め込まれていてもよい。
また、本態様に係る有機発光デバイスにおいて、前記第2バンクに含まれる有機フッ素化合物の前記有機バンク層に含まれる有機材料に対する親和性は、前記第2バンクに含まれる有機フッ素化合物の前記第1電極に含まれる材料に対する親和性よりも高くてもよい。
<<実施の形態>>
1.概略構成
本実施の形態に係る有機発光デバイス10を備えた有機EL表示装置1の概略構成について、図1の模式ブロック図を用いて説明する。
2.有機発光デバイス10の構成
<第1バンクおよび第2バンクのレイアウト>
まず、有機発光デバイス10が備える第1バンクおよび第2バンクのレイアウトについて、図2のレイアウト図を用いて説明する。同図は、基板に垂直な方向から、有機発光デバイス10におけるサブピクセルを区切る第1バンクおよび第2バンクを上面視した図である。ここでは、一例として、有機発光デバイス10のうち6つのサブピクセルおよびこの6つのサブピクセル周辺の拡大図を示している。
次に、有機発光デバイス10の全体構成について、図3〜図5の断面図を用いて説明する。図3は、図2におけるA−A断面図であり、X軸方向に隣り合うサブピクセル10a〜10cの構成を示す。図4は、図2におけるB−B断面図であり、Y軸方向に隣り合うサブピクセル10cの構成を示す。図5は、図2におけるC−C断面図であり、第1バンク116と第2バンク105との交差箇所10eの構成を示す。
<基板>
基板100は、例えば、ガラス基板またはプラスチック基板である。ガラス基板の材料としては、例えば、ソーダライムガラス、無アルカリガラスなどを用いることができる。プラスチック基板の材料としては、例えば、ポリエチレンなどを用いることができる。
TFT層101は、基板100上に配置されている。また、図示していないが、TFT層101は、各サブピクセルに複数のトランジスタ素子部を備える。各トランジスタ素子部は、ゲート、ソース、ドレインの3電極、半導体層、およびパッシベーション膜等を含み構成されている。
層間絶縁層102は、TFT層101上に配置されている。層間絶縁層102の材料としては、例えば、ポリイミド、ポリアミド、アクリル樹脂などを用いることができる。
<第1電極>
図3に示すように、第1電極103は、層間絶縁層102上においてX軸方向に間隔をあけて配置されている。また、図4に示すように、第1電極103は、層間絶縁層102上においてY軸方向に間隔をあけて配置されている。第1電極103が層間絶縁層102上においてX軸方向およびY軸方向に間隔をあけて配置されることにより、第1電極103は層間絶縁層102上において二次元配置されている。第1電極103は、TFT層101に電気的に接続されており、陽極として機能する。第1電極103の材料としては、銀(Ag)またはアルミニウム(Al)を含む金属材料などを用いることができる。有機発光デバイス10がトップエミッション型であるため、第1電極103の表面は、高い光反射性を有することが好ましい。第1電極103の厚みは、例えば、400nmである。
ホール注入層104は、第1電極103上に配置されている。ホール注入層104は、第1電極103からの有機発光層107へのホール注入性を向上させる機能を有する。ホール注入層104の材料としては、金属酸化物などの無機材料を用いることができる。金属酸化物としては、例えば、銀(Ag)、モリブデン(Mo)、クロム(Cr)、バナジウム(V)、タングステン(W)、ニッケル(Ni)、イリジウム(Ir)などの金属の酸化物を用いることができる。ホール注入層104の厚みは、例えば、5nm以上20nm以下である。
有機機能層111は、ホール注入層104上に配置されている。本実施の形態では、有機機能層111は、ホール輸送層106と、有機発光層107と、電子輸送層108とで構成される。
ホール輸送層106は、ホール注入層104上に配置されている。ホール輸送層106は、第1電極103から注入されたホールを有機発光層107に輸送する機能を有する。ホール輸送層106の材料は、有機材料である。有機材料としては、例えば、ポリフルオレンやその誘導体、あるいはポリアリールアミンやその誘導体などの高分子化合物であって親水基を備えないものを用いることができる。
第2電極109は、第1バンク116上方および電子輸送層108上の全面に配置されている。また、図3に示すように、第2電極109は、第2バンク105上および電子輸送層108上の全面に配置されている。第2電極109は、負極として機能する。第2電極109の材料としては、例えば、酸化インジウムスズ(ITO)、酸化インジウム亜鉛(IZO)などを用いることができる。有機発光デバイス10はトップエミッション型であるため、第2電極109の材料は、光透過性の材料であることが好ましい。
封止層110は、第2電極109上に配置されている。封止層110は、各層が水分や空気に晒されることを抑制する機能を有する。封止層110の材料としては、例えば、SiN(窒化シリコン)などを用いることができる。
<樹脂層>
樹脂層112は、封止層110上に配置されている。樹脂層112は、各層が水分や空気に晒されることを抑制する機能を有する。樹脂層112の材料としては、透明樹脂材料、例えば、エポキシ系樹脂材料などを用いることができる。
基板113は、樹脂層112上に配置されている。基板113は、基板100と同様に、ガラス基板またはプラスチック基板を用いて構成される。
<第2バンク>
図3に示すように、第1バンク116と第2バンク105との交差箇所10e以外では、第2バンク105の一部は、X軸方向において隣り合う第1電極103の間隔に配されている。具体的には、第2バンク105は、ホール注入層104が形成された第1電極103の一部を被覆するとともに、X軸方向に隣り合う第1電極103の間隔に対応する層間絶縁層102上を被覆している。一方、図5に示すように、第1バンク116と第2バンク105との交差箇所10eでは、第2バンク105は、第1バンク116上に配置されている。
(全体構成)
上述のように、第1バンク116は、図4に示すように、Y軸方向に隣り合うサブピクセルを区切る。第1バンク116の一部は、Y軸方向において隣り合う第1電極103の間隔に配されている。第1バンク116は、有機バンク層117上に無機バンク層118が積層された構造体である。無機バンク層118は、有機バンク層117の上面117a全体を被覆している。図5に示すように、第1バンク116と第2バンク105との交差箇所10eでは、第2バンク105は第1バンク116に直接接触している。具体的には、第2バンク105は、無機バンク層118に直接接触している。
以下、層間絶縁層102上の間隔対応部102Y周辺の構成について、詳細に説明する。
仮に、層間絶縁層102上の間隔対応部102Yを、無機被覆層により被覆することを考える。例えば、無機材料をCVD法(化学蒸着法)等により積層することで、無機材料からなる層を形成することができる。そのため、無機被覆層は、CVD法(化学蒸着法)等により層間絶縁層102上に積層されると考えられる。CVD法を用いて無機被覆層を形成すると、無機被覆層の上面は、無機被覆層の下層の形状を反映した形状となる。すなわち、層間絶縁層102と第1電極103との段差の形状が、無機被覆層の上面にそのまま現れて、無機被覆層の上面に段差が生じる。その場合、無機被覆層上に第2電極をスパッタリング法で形成すると、無機被覆層の段差が生じた箇所の上で、第2電極が途切れてしまったり第2電極の厚みが一部分で極端に薄くなったりすると考えられる。
次に、第1電極とTFT層との接続箇所周辺の構成ついてについて説明する。
層間絶縁層102には、貫通孔102aが設けられている。一方、上述のように、第1電極103は、TFT層101に電気的に接続されている。具体的には、図4に示すように、Y軸方向に隣り合うサブピクセル10cの間において、第1電極103が、層間絶縁層102に設けられた貫通孔102aに埋め込まれている。また、第1電極103のうち貫通孔102aに埋め込まれた一部は、TFT層101のソースもしくはドレインと接続している。これにより、第1電極103に電位を与えることができる。このような構成を有する貫通孔102aは、一般に、コンタクトホールと呼ばれている。
3.有機発光デバイス10の製造方法
以下、有機発光デバイス10の製造方法の概要について、図6のフローチャートを用いて説明する。
TFT基板上に層間絶縁層102を形成する(ステップS2)。具体的には、TFT基板上に有機材料を塗布することで有機材料膜を成膜する。さらに、有機材料膜に貫通孔102aを形成することにより、層間絶縁層102が形成される。
さらに、第2バンク105の形成を行う(ステップS7)。具体的には、第2バンク105をフォトリソグラフィーにより形成する。すなわち、スピンコート法などを用いて第1電極103、ホール注入層104および第1バンク116が形成された層間絶縁層102全体を被覆するように、第2バンク105の材料(例えば、有機フッ素化合物)を液体の状態で塗布することで樹脂膜を成膜する。そして、ステップS5と同様に、樹脂膜を露光および現像によりパターニングし、焼成を行うことにより第2バンク105が形成される。具体的には、露光としてUV照射処理を200秒程度行う。現像では、硬化しなかった樹脂膜を現像液により除去する。焼成は、150℃以上230℃以下の温度で20分程度行う。
この後、封止層110に基板113を貼り合わせることにより、有機発光デバイス10が完成する(ステップS13)。
無機バンク層118の機能について、図7〜図10を用いて検討する。まず、比較例に係る有機発光デバイス999について説明する。比較例に係る有機発光デバイス999と実施の形態に係る有機発光デバイス10とは、第1バンクの構成、具体的には無機バンク層118の有無のみが異なり、他の構成は同一である。
図7は(a)は比較例に係る有機発光デバイス999の一部切り欠き斜視図である。なお、有機発光デバイスの最上層(有機発光デバイス10における基板113)については図示していない。図7(b)、図7(c)および図8(a)〜図8(d)は、図7(a)のD−D断面図であり、それぞれステップS5〜S8の工程を示している。
まず、図7(b)に示すように第1バンク916を形成する。さらに、ホール注入層904および第1バンク916が形成された層間絶縁層902上の全面に、図7(c)に示すように、第2バンクの材料905Iを塗布する。
その後、第2バンクの材料905Iに対して露光、現像および焼成を行う。現像は、第2バンクの材料905Iのうち、露光により硬化されなかった部分を洗い流すことを目的とする。ところで、ホール注入層904上のうち第1バンク916の近くに位置する端部904fから第1バンク916の裾にかけて、第1バンク916による段差が存在する。一般的に、ホール注入層904上の端部904fと第1バンク916との段差に液体を流すと、この段差には構造的に液体が溜まりやすく流れにくいと考えられる。そのため、この構成において現像を行うと、第2バンクの材料905Iを含む現像液は、ホール注入層904上の端部904fと第1バンク916との段差から洗い流されにくいと考えられる。その結果、第2バンクの材料905Iを含む現像液が、ホール注入層904上の端部904fと第1バンク916との段差に付着して残ることがある。また、第2バンクの材料905Iに含まれる有機フッ素化合物と、第1バンク916に含まれる有機材料との親和性が高い。ここでいう「第2バンクの材料905Iに含まれる有機フッ素化合物と第1バンク916に含まれる有機材料との親和性が高い」とは、第2バンクの材料905Iに含まれる有機フッ素化合物の、第1バンク916に含まれる有機材料に対する分子間力が大きいことをいう。そのため、現像液に含まれる第2バンクの材料905Iの有機フッ素化合物と第1バンク916に含まれる有機材料とが、電子を共有し、共有結合をとる場合がある。そのため、現像において、第2バンクの材料905Iを含む現像液が、ホール注入層904上の端部904fと第1バンク916との段差に付着して残る可能性が高い。
第2バンクの材料905Iを含む現像液が残ると、焼成を行った後に、図8(a)に示すように、第2バンク905の残渣905bが生じる。第2バンク905の残渣905bは、ホール注入層904上の端部904fに生じる。
次に、有機発光デバイス10について検討する。図9(a)の一部切り欠き図に示すように、有機発光デバイス10では、第2バンク105と有機バンク層117との間には、無機バンク層118が設けられている。なお、同図においても、最上層である基板113については図示していない。図9(b)、図9(c)、および図10(a)〜図10(c)は、図9(a)のE−E断面図であり、それぞれステップS5〜S8の工程を示している。
図9(b)に示すように、第1バンク116を形成する。有機バンク層117の上面は無機バンク層118により被覆されている。さらに、ホール注入層104および第1バンク116が形成された層間絶縁層102上の全面に、図9(c)に示すように、第2バンク105の材料105Iを塗布する。有機バンク層117の上面は無機バンク層118により被覆されているため、第2バンク105の材料である有機フッ素化合物と有機バンク層117に含まれる有機材料とは接触しない。ところで、この構成でも、ホール注入層104上の第1バンク116の近くに位置する端部104fから第1バンク116の裾にかけて、第1バンク116による残渣が存在する。そのため、ホール注入層104上の端部104fと第1バンク116との段差に液体を流すと、この段差には構造的に液体が溜まりやすく流れにくいと考えられる。一方、ホール注入層104上の端部104fと段差を構成するものは、第1バンク116のうち無機バンク層118である。第2バンク105の材料である有機フッ素化合物と無機バンク層118の材料である無機材料とは親和性が低い。そのため、現像において、第2バンク105の材料105Iを含む現像液が、ホール注入層104上の端部104fと第1バンク116との段差に付着して残る可能性は低い。従って、図10(a)に示すように、無機バンク層118の上面に、第2バンク105の残渣は生じない。この場合、図10(b)に示すように、ホール輸送層材料106Iは、ホール注入層104上の全面を被覆することができる。その結果、図10(c)に示すように、ホール輸送層106を全面に形成することができる。従って、ホール輸送層106の形成不良を抑制できるといえる。すなわち、有機発光デバイス10では、有機機能層111の形成不良を抑制することができる。これにより、サブピクセル内の発光ムラを抑制することができる。
1.第1バンク
上記実施の形態では、有機バンク層の上面全体を被覆するように無機バンク層を形成した。しかしながら、これに限らず、図12の断面図に示す有機発光デバイス210のように、有機バンク層217の上面217aにおける一部、例えば、少なくとも周縁部分217bを被覆するように無機バンク層218を形成してもよい。有機発光デバイス210の製造工程において、第2バンク105の形成後に、有機バンク層217の上面217aの中央部分217cが無機材料で被覆されていない。
2.第2バンク
上記実施の形態では、第2バンクの材料は、フッ素化ネガ型フォトレジストであった。しかしながら、これに限らず、第2バンク材料として有機材料のみを用いてもよい。この場合、有材料を露光および現像した後、第2バンクが形成される領域のみが開口したマスクを介して、表面をフッ素ガスでプラズマ処理し、その後、マスクを外すことで、表面に撥液性をもたせればよい。
上記実施の形態では、トップエミッション型の表示パネルを一例として採用したが、ボトムエミッション型の表示パネルに対して本発明の構成を採用することとしても、上記同様の効果を得ることができる。
また、上記実施の形態では、それぞれが平面視において矩形状をした3つのサブピクセルの組み合わせにより1つの画素を構成することとしたが、これに限らない。例えば、各サブピクセルの平面視形状については、三角形や六角形、あるいは八角形などとすることもできるし、全体としてハニカム形状とすることもできる。1画素を構成するサブピクセルの数については、4つのサブピクセルとすることもできるし、それ以上とすることもできる。その場合には、1画素を構成するサブピクセルが互いに異なる発光色であるとすることもできるし、一部が同色の発光を行うものとすることもできる。
上記実施の形態では、基板としてプラスチック基板を用いた場合、ポリエチレン以外の材料を用いることができる。例えば、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等のポリオレフィン、環状ポリオレフィン、変性ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリアミド、ポリイミド(PI)、ポリアミドイミド、ポリカーボネート、ポリ−(4−メチルベンテン−1)、アイオノマー、アクリル系樹脂、ポリメチルメタクリレート、アクリル−スチレン共重合体(AS樹脂)、ブタジエン−スチレン共重合体、ポリオ共重合体(EVOH)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート(PEN)、プリシクロヘキサンテレフタレート(PCT)等のポリエステル、ポリエーテル、ポリエーテルケトン、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリエーテルイミド、ポリアセタール、ポリフェニレンオキシド、変形ポリフェニレンオキシド、ポリアリレート、芳香族ポリエステル(液晶ポリマー)、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、その他フッ素系樹脂、スチレン系、ポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、フッ素ゴム系、塩素化ポリエチレン系等の各種熱可塑性エラストマー、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエステル、シリコーン樹脂、ポリウレタン等、またはこれらを主とする共重合体、ブレンド体、ポリマーアロイ等が挙げられ、これらのうち1種、または2種以上を積層した積層体を用いることができる。
また、上記実施の形態では、有機機能層として、ホール輸送層、有機発光層、および電子輸送層を用いたが、これに限らず、例えば、有機機能層をホール輸送層および発光層に電子ブロック層やバッファ層を追加して構成してもよい。また、有機機能層を有機発光層のみで構成してもよい。この場合、第2バンクの残渣が無機バンク層の上面に発生しないことにより、有機発光層の形成不良の発生を抑制することができる。
10.有機発光デバイス
10a〜10c.サブピクセル
20.駆動制御回路部
100.基板
101.TFT層
102.層間絶縁層
103.第1電極
104.ホール注入層
105.第2バンク
106.ホール輸送層
107.有機発光層
108.電子輸送層
109.第2電極
110.封止層
111.有機機能層
112.樹脂層
113.基板
116.第1バンク
117.有機バンク層
118.無機バンク層
Claims (9)
- 基板と、
前記基板の上方に配された層間絶縁層と、
前記層間絶縁層上に設けられ、前記基板の主面に沿った方向のうち第1方向に間隔をあけるとともに、当該第1方向に対して交差する第2方向に間隔をあけて二次元配置された複数の第1電極と、
前記層間絶縁層上に設けられ、前記第2方向に隣り合う前記第1電極と第1電極との間隔にそれぞれ配され、前記第1方向にそれぞれが延伸する状態で並設された複数の第1バンクと、
前記層間絶縁層上に設けられ、前記第1方向に隣り合う前記第1電極と第1電極との間隔にそれぞれ配され、前記第2方向にそれぞれが延伸する状態で並設され、前記第1バンクと交差する箇所で当該第1バンク上に位置し、且つ、有機フッ素化合物を含んで構成された複数の第2バンクと、
前記複数の第1電極の上方に設けられ、且つ、隣り合う前記第2バンクと第2バンクとの間に形成され、有機発光層を含む有機機能層と、
前記有機機能層の上方に設けられた第2電極と、
を備え、
前記第1バンクは、有機材料を含む有機バンク層の上に無機材料を含む無機バンク層を積層した構造体であり、
前記複数の第1バンクに含まれる前記有機バンク層の各々は、一部が前記層間絶縁層上のうち前記第2方向に隣り合う前記第1電極と第1電極との間隔に対応する部分を被覆するとともに、残部が当該隣り合う第1電極の各々の一部を被覆し、
前記層間絶縁層の上面から前記有機バンク層の前記一部の上面までの高さは、前記層間絶縁層の上面から前記第1電極の上面までの高さよりも高い、
有機発光デバイス。 - 基板と、
前記基板の上方に配された層間絶縁層と、
前記層間絶縁層上に設けられ、前記基板の主面に沿った方向のうち第1方向に間隔をあけるとともに、当該第1方向に対して交差する第2方向に間隔をあけて二次元配置された複数の第1電極と、
前記層間絶縁層上に設けられ、前記第2方向に隣り合う前記第1電極と第1電極との間隔にそれぞれ配され、前記第1方向にそれぞれが延伸する状態で並設された複数の第1バンクと、
前記層間絶縁層上に設けられ、前記第1方向に隣り合う前記第1電極と第1電極との間隔にそれぞれ配され、前記第2方向にそれぞれが延伸する状態で並設され、前記第1バンクと交差する箇所で当該第1バンク上に位置し、且つ、有機フッ素化合物を含んで構成された複数の第2バンクと、
前記複数の第1電極の上方に設けられ、且つ、隣り合う前記第2バンクと第2バンクとの間に形成され、有機発光層を含む有機機能層と、
前記有機機能層の上方に設けられた第2電極と、
を備え、
前記第1バンクは、有機材料を含む有機バンク層の上に無機材料を含む無機バンク層を積層した構造体であり、
前記複数の第1バンクに含まれる前記有機バンク層の各々は、一部が前記層間絶縁層上のうち前記第2方向に隣り合う前記第1電極と第1電極との間隔に対応する部分を被覆するとともに、残部が当該隣り合う第1電極の各々の一部を被覆し、
前記層間絶縁層には、前記第1電極の一部が埋め込まれた貫通孔が形成され、
前記貫通孔には、前記第1電極の一部を被覆するように、前記有機バンク層の前記残部の少なくとも一部が埋め込まれている、
有機発光デバイス。 - 前記第1バンクのうち前記貫通孔に埋め込まれた部分の上面は平坦である、
請求項2記載の有機発光デバイス。 - 前記貫通孔には、前記有機バンク層のうち前記貫通孔に埋め込まれた部分を被覆するように、前記無機バンク層が埋め込まれている、
請求項2記載の有機発光デバイス。 - 前記無機バンク層のうち前記貫通孔に埋め込まれた部分の深さは、前記貫通孔の深さよりも深い、
請求項4記載の有機発光デバイス。 - 基板と、
前記基板の上方に設けられ、当該基板の主面に沿った方向のうち第1方向に間隔をあけるとともに、当該第1方向に対して交差する第2方向に間隔をあけて二次元配置された複数の第1電極と、
前記基板の上方に設けられ、前記第2方向に隣り合う前記第1電極と第1電極との間隔にそれぞれ配され、前記第1方向にそれぞれが延伸する状態で並設された複数の第1バンクと、
前記基板の上方に設けられ、前記第1方向に隣り合う前記第1電極と第1電極との間隔にそれぞれ配され、前記第2方向にそれぞれが延伸する状態で並設され、前記第1バンクと交差する箇所で当該第1バンク上に位置し、且つ、有機フッ素化合物を含んで構成された複数の第2バンクと、
前記複数の第1電極の上方に設けられ、且つ、隣り合う前記第2バンクと第2バンクとの間に形成され、有機発光層を含む有機機能層と、
前記有機機能層の上方に設けられた第2電極と、
を備え、
前記第1バンクは、有機材料を含む有機バンク層の上に無機材料を含む無機バンク層を積層した構造体であり、
前記第2バンクに含まれる有機フッ素化合物の前記第1バンクに含まれる有機材料に対する親和性は、前記第2バンクに含まれる有機フッ素化合物の前記第1電極に含まれる材料に対する親和性よりも高い、
有機発光デバイス。 - 基板と、
前記基板の上方に設けられ、当該基板の主面に沿った方向のうち第1方向に間隔をあけるとともに、当該第1方向に対して交差する第2方向に間隔をあけて二次元配置された複数の第1電極と、
前記基板の上方に設けられ、前記第2方向に隣り合う前記第1電極と第1電極との間隔にそれぞれ配され、前記第1方向にそれぞれが延伸する状態で並設された複数の第1バンクと、
前記基板の上方に設けられ、前記第1方向に隣り合う前記第1電極と第1電極との間隔にそれぞれ配され、前記第2方向にそれぞれが延伸する状態で並設され、前記第1バンクと交差する箇所で当該第1バンク上に位置し、且つ、有機フッ素化合物を含んで構成された複数の第2バンクと、
前記複数の第1電極の上方に設けられ、且つ、隣り合う前記第2バンクと第2バンクとの間に形成され、有機発光層を含む有機機能層と、
前記有機機能層の上方に設けられた第2電極と、
を備え、
前記第1バンクは、有機材料を含む有機バンク層の上に無機材料を含む無機バンク層を積層した構造体であり、
前記第1電極と前記有機機能層との間に、ホール注入層が設けられ、
前記第2バンクに含まれる有機フッ素化合物の前記第1バンクに含まれる有機材料に対する親和性は、前記第2バンクに含まれる有機フッ素化合物の前記ホール注入層に含まれる材料に対する親和性よりも高い、
有機発光デバイス。 - 前記無機バンク層に含まれる無機材料は、窒化シリコンまたは酸化シリコンまたは酸窒化シリコンである、
請求項1、2、6、7のいずれかに記載の有機発光デバイス。 - 前記無機バンク層の厚みは、1nm以上500nm以下である、
請求項1、2、6、7のいずれかに記載の有機発光デバイス。
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