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JP6586615B2 - 眼科装置及びその制御方法 - Google Patents

眼科装置及びその制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、眼科装置及びその制御方法に関する。
光干渉断層計(Optical Coherence Tomography、以下「OCT」と表記する。)は、生体の断層画像を光の干渉を利用して計測するものであり、特に眼科において角膜や網膜などの2次元・3次元断層画像を得るために広く用いられている手法である。OCTでは、2次元画像をBスキャン像、3次元画像をCスキャン像と通常呼ぶため、以下では、2次元画像をBスキャン(画)像、3次元画像をCスキャン(画)像とも記述する。
通常このような被検眼の断層画像を撮影する装置には、OCTの光学系の他に眼の正面画像(例えば、眼底部の正面画像や角膜面の正面画像)を取得するための光学系を備えている。例えば、眼底の正面画像の撮影には眼底カメラやSLO(Scanning Laser Opthalmoscope)などが採用されている。眼底カメラやSLOなどの正面画像は、角膜や網膜全体の状態の観察やOCTの断層像を取得する際の位置決め、さらに、取得したOCT画像の位置ずれ補正などに用いられる。
OCTの撮影中に被検眼が動いてしまうと、取得したOCTの断層画像にモーションアーチファクトが生じ、正確なOCTの断層画像が取得できないため、従来、眼底カメラやSLOなどの正面画像を用いて被検眼の移動量を算出し、算出した移動量を用いてOCT撮影のトラッキングや取得したOCT画像の位置ずれ補正を行っていた。
特許文献1には、その一例が開示されている。つまり、OCTのBスキャン画像1枚取得する毎に照射を切り替えてSLOの眼底画像を取得し、取得したSLOの眼底画像を用いてOCTのBスキャン画像の位置ずれ補正することで測定中に被検眼が動いても、その影響なく一定の断層像(Bスキャン像)を観察できるとしている。
特開2008−29467号公報
特許文献1に開示された方法や従来の方法では、SLO画像(眼底部画像)のみを用いてOCT撮影のトラッキングを実施している。ところが、トラッキングのタイミングがSLO画像の取得タイミングに制約されるため、OCT撮影をSLO撮影より速いタイミングで撮影する場合、正確なOCTトラッキングができず、結果的に取得したOCT画像にモーションアーチファクトが残りやすいという問題があった。
また、特許文献1に開示された方法では、OCTのBスキャン画像1枚取得する毎にSLOの眼底画像を取得することから、数百枚のBスキャン画像を取得するようなOCTの3次元断層像の撮影の際には膨大な時間がかかってしまうという問題もあった。
また、OCTを用いて眼底内の血流を計測するドップラーOCTの場合、目的の血流速に応じたある一定の時間間隔でOCTのBスキャン画像を取得する必要がある。特許文献1に開示されたような従来の方法では、OCT撮影に係るトラッキング制御がSLO撮影や眼底カメラによる眼底撮影のタイミングに制約されるため、正確な血流計測ができないという問題もあった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、被検眼の動きによる位置ずれを排除しつつ高速にBスキャン画像を取得可能な眼科装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の眼科装置は被検眼の前眼部画像を取得する前眼部画像取得手段と、被検眼の眼底画像を取得する眼底画像取得手段と、前眼部画像で撮影された被検眼の移動量と眼底画像の移動量の相関関係を算出する相関関係算出手段と備えたことを特徴とする。
そして、上記目的を達成するために、請求項2に記載の眼科装置は、請求項1に記載の眼科装置であって、眼底画像取得手段は、被検眼の眼底画像を取得する少なくとも2つの眼底画像取得手段であり、相関関係算出手段は、前眼部画像取得手段で取得した被検眼の移動量と少なくとも2つの眼底画像取得手段の内、少なくとも1つの眼底画像取得手段で撮影した眼底画像の移動量の相関関係を算出することを特徴とする。
そして、上記目的を達成するために、請求項3に記載の眼科装置は、請求項1又は2に記載の眼科装置であって、相関関係算出手段で算出した相関関係を用いて前眼部画像の被検眼の移動量から算出した眼底画像の移動量又は/及び眼底画像取得手段で取得した眼底画像から算出した眼底画像の移動量に基づいて少なくとも1つの眼底画像取得手段の眼底画像の撮影位置を制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
そして、上記目的を達成するために、請求項4に記載の眼科装置は、請求項1又は2に記載の眼科装置であって、相関関係算出手段の算出した相関関係を用いて前眼部画像の被検眼の移動量から算出した眼底画像の移動量又は/及び眼底画像取得手段で取得した眼底画像から算出した眼底画像の移動量に基づいて少なくとも1つの眼底画像取得手段の撮影後の眼底画像の位置ずれ補正を行う位置ずれ補正手段を備えたことを特徴とする。
そして、上記目的を達成するために、請求項5に記載の眼科装置は、請求項1から4いずれか1項に記載の眼科装置であって、相関関係算出手段は、所定時間、前眼部画像と(少なくとも1つの眼底画像取得手段による)眼底画像を各々複数枚取得し、取得した各複数枚の前眼部画像と眼底画像から、被検眼の移動量と(被検眼の移動に伴う)眼底画像の移動量の相関関係を算出する算出手段を備えたことを特徴とする。
そして、上記目的を達成するために、請求項6に記載の眼科装置は、請求項5に記載の眼科装置であって、相関関係算出手段は、前眼部画像と(少なくとも1つの眼底画像取得手段による)眼底画像を各々複数枚取得して記憶する時に取得した時刻も併せて記憶することを特徴とする。
そして、上記目的を達成するために、請求項7に記載の眼科装置は、請求項5又は6に記載の眼科装置であって、相関関係算出手段は、前眼部画像と(少なくとも1つの眼底画像取得手段による)眼底画像を少なくとも2つの異なる時刻で同時に取得することを特徴とする。
例えば、平均的な眼の情報又は測定された被検眼の情報(眼軸長の値など)から前眼部(例えば角膜前面)の移動量と眼底部(例えば網膜位置)の移動量の相関関係を算出して予め装置内に記憶しておく。そして、フレームレートの高い撮像カメラで前眼部を撮影して被検眼の動き(移動量)を検出し、検出した移動量と記憶した相関関係から眼底位置の移動量を算出し、従来の眼底画像の移動量に加え、上述の相関関係から算出した眼底位置の移動量に基づいて眼底画像の撮影位置を制御するため、高速な撮影位置制御が可能になり、非常に速い被検眼の動きにも対応可能となる。
2つの眼底画像取得手段が、例えばSLOとOCTの場合、前眼部画像とSLOの眼底画像を用いて前眼部の動き(移動量)と眼底部の動き(移動量)の関係を予め算出して、記憶しておく。そして、OCT測定する際は、従来の眼底画像の移動量に加え、前眼部画像の動きを検出し前述の相関関係を用いた方法で算出した眼底部の移動量に基づいてOCTのスキャン制御を行うため、被検眼の動きの影響が抑制されて、各Bスキャン画像が取得可能となる。
例えば、OCT測定の前に、被検眼の前眼部画像と眼底画像を所定の時間、各々複数枚それぞれ取得し、取得した各々複数枚の前眼部画像と眼底画像から前眼部の動き量(移動量)と眼底部の動き量(移動量)の相関関係を求めることにより、測定対象の被検眼の前眼部と眼底部の相関関係を測定直前に求めることができることから、より正確な(OCTの)撮影位置制御が可能になる。
前眼部画像取得のタイミングと眼底部画像取得のタイミングは必ずしも一致しない。移動量の相関を算出するためには、タイミングが一致した(時刻が一致したと同意)画像を取得した各々複数の画像から時刻が一致した画像を抽出する必要がある。そこで、取得時に取得した時刻を取得した画像と共に記憶しておくことにより、簡易に時刻が一致した画像を抽出できる。
また、例えば、前眼部画像取得のタイミングと眼底部画像取得のタイミングの内遅い方のタイミングで、2つの画像(前眼部画像と眼底部画像)を同じタイミングで取得することにより、前述のような、取得した時刻を記憶したり、時刻が一致した画像を抽出する必要がなくなるため、簡易に前眼部画像の移動量と眼底部画像の移動量の相関関係が算出できる。
また、算出した相関関係を撮影位置制御ではなく、撮影後の画像(眼底画像など)の位置ずれを補正に用いることも可能である。その場合、上述のように撮影位置を制御する必要がなく、スキャン制御を簡易にすることが可能になる。
また、上記目的を達成するために、請求項8に記載の眼科装置は、請求項1から7のいずれか1項に記載の眼科装置において、眼底画像取得手段は、眼底カメラ、SLO、OCTのいずれかであることを特徴とする。
眼底画像取得手段は、測定する対象や目的により、眼底カメラ、SLO、OCTのいずれかを選択して採用することが望ましい。
また、平均的な眼の情報(例えば正常者DBなど)から前眼部と眼底部の相関関係を求めて、記憶しておくことにより、SLOや眼底カメラなどの眼底画像を用いなくても撮影位置制御(トラッキング)が可能になるため、必要がなければ、SLOや眼底カメラなどの眼底画像取得手段を備えなくてもよくなり、装置の簡素化が実現可能となる。(スペース、コストも低減可能になる。)
また、例えば、SLO画像と前眼部画像の検出精度やフレームレートは異なるので、高精度で低フレームレートのSLO画像から固視微動の成分のうちのトレマやドリフトといった遅い眼の動きの成分を検出し、低精度高フレームレートの前眼部画像からフリック(=マイクロサッカード)といった速い眼の動き成分を検出することで速く精度の良い撮影位置の制御が可能になる。
上述のように、本発明によれば、OCT撮影を行う際、前眼部画像とSLO画像を用いるため、SLO画像のみに頼らないトラッキングが可能になる。そして、前眼部撮影をSLO撮影やOCT撮影より速いタイミングで撮影することにより、前眼部撮影で得られた前眼部画像を用いてSLOのトラッキングやOCTトラッキングが可能になる。例えば、OCT撮影をSLO撮影より速いタイミングで撮影する場合には、SLO撮影のタイミングに制約されずに、OCTトラッキングが可能となり、モーションアーチファクトが排除された、より正確なOCT画像が取得できる。さらに、SLO撮影のタイミングに制約されずにOCT撮影できるため、所定の時間間隔でOCT撮影が可能になり、特に非常に短い所定の時間間隔でOCT撮影を実施するドップラーOCTには有効となる。よって、3次元OCT画像やドップラーOCTに有益な眼科装置を提供し得るのである。
本発明に係る眼科装置の一実施例の光学系の構成を示した図である。 本発明に係る眼科装置の一実施例の装置全体の構成を示した図である。 本発明に係る眼科装置の一実施例の操作手順(フローチャート)を示した図である。 OCTによる3次元断層像の取得までのフローを説明する図である。 前眼部画像と眼底部画像の移動量の相関データ構築(図3のS24)の手順を説明したフローチャートを示した図である。 眼球の移動と前眼部画像及び眼底部画像(SLO画像)の関係を示した図である。 本実施例に係る眼科装置のモニタに表示されたOCTによる眼底の(a)Bスキャン像とエンファス像(3次元のOCTデータから作成)の一例を示した図である。 本実施例に係る眼科装置のモニタに表示されたSLOによる眼底の正面画像の一例を示した図である。 本実施例に係る眼科装置のモニタに表示された前眼部画像の一例を示した図である。 図3のフローチャートのS14〜S22で、前眼部撮影及びSLO撮影する様子を示した図である。 図3のフローチャートのS14〜S22で、前眼部撮影及びSLO撮影する際の前眼部の移動と眼底部の移動の様子と、撮影するタイミングを示した図である。 本発明に係る眼科装置の一実施例の前眼部の移動位置と眼底部の移動位置の相関グラフを示した図である。
以下、本発明の一実施例に係る眼科装置について図面を参照して説明する。
[一実施形態]
図1には本発明に係る眼科装置1の光学系の詳細を説明した図である。そして、図2には本発明に係る眼科装置1の一実施例の装置全体の構成を示した図である。
眼科装置1には次の3つの光学系を備えている。被検眼Eの眼底の断層画像を干渉光の技術を用いて非侵襲で取得するための干渉光学系(以下、OCT光学系)100と、赤外光源201を用いて被検眼Eの眼底を照射し観察するための眼底SLO画像を取得するスキャニングレーザーオフサルモスコープ(SLO)光学系(以下、SLO光学系)200と、光源301で被検眼Eの前眼部を照射して前眼部画像を取得する前眼部撮影光学系300である。
各光学系についてその構成を以下に説明する。
(OCT光学系100)
OCT光学系100は光源101から干渉光をA/D変換するADC116までで構成される。本実施例ではフーリエドメイン型のOCTの1つである、光源101に波長掃引型光源を用いたSS−OCTを採用している。SS−OCTはその測定原理から他のOCTの方法と比較して高速に干渉信号(断層画像データ)を取得できる点で優位とされている。OCT光学系100は本実施例のSS−OCTに限定されるものではなく、他のフーリエドメイン型のOCTであるスペクトルドメインOCT(SD−OCT)であってもいいし、タイムドメイン型のOCTであってもよい。
光源101から出力された光はファイバーを通ってファイバーカプラ102により、コリメータレンズ103に入力する測定光とコリメータレンズ110に入力する参照光に分岐される。コリメータレンズ103に入力した測定光はフォーカスレンズ104、ガルバノミラー105、レンズ106、ダイクロイックミラー107、ダイクロイックミラー108及び対物レンズ109を通って被検眼Eの眼底部に照射される。そして、被検眼Eの眼底部から反射された測定光は、照射時とは逆に対物レンズ109、ダイクロイックミラー108、ダイクロイックミラー107、レンズ106、ガルバノミラー105、フォーカスレンズ104、コリメータレンズ103、ファイバーカプラ102を通り、ファイバーカプラ114の一方の入力部に入力する。
ファイバーカプラ102に分岐され、コリメータレンズ110に入力した参照光はプリズム112で反射されてコリメータレンズ111を通って、ファイバーカプラ114の他の一方の入力部に入力する。
ファイバーカプラ114に入力した測定光と参照光はファイバーカプラ114内で合波され干渉光としてバランス検出器115に入力して電気信号(干渉信号)に変換される。尚、ファイバーカプラ114から出力された2つの干渉光は互いに位相が180°異なる干渉光であり、この2つの干渉光がバランス検出器115に入力し差動増幅される。ここで、コモンノイズなどのノイズ成分の影響が低い場合は簡易な1入力の検出器などを採用してもよい。
バランス検出器115から出力された干渉信号はADC116でデジタル信号としてサンプリングされ、CPUやメモリなどからなる演算部500に入力し、フーリエ変換されて深さ方向の断層信号であるAスキャンデータを取得し演算部500内のメモリに記憶される。
プリズム112は制御部113により光軸上に移動し、参照光路長を変更調整可能に制御される。通常、OCT撮影の前に参照光路長と測定光路長が同じ光路長になるように制御部113により移動し、測定中は固定される。
ガルバノミラー105は被検眼Eに対して水平(X軸方向)垂直(Y軸方向)にスキャンするものであり、制御信号は演算部500から入力される。ガルバノミラー105をX軸方向、Y軸方向にスキャンすることにより被検眼Eの眼底部の3次元の断層画像が取得できるのである。
本実施例では、ダイクロイックミラー107は例えば900nm以上の長波長の光(OCT光源101からの光)は通過し、900nmより短い短波長の光(例えば840nm、SLOの光源からの光)は反射するように設定されている。そして、ダイクロイックミラー108は、例えば800nm以上の長波長の光(OCT光源101からの光やSLOの光源からの光)は通過し、800nmより短い短波長の光(前眼部撮影光源301からの光)は反射するように設定されている。ダイクロイックミラー107、108は上述の仕様に限定されるものではなく、使用する光源の波長で適宜設定すればいい。
上述のようにダイクロイックミラー107及びダイクロイックミラー108を用いて被検眼Eに照射され反射された3つの波長の異なる光(OCT光、SLO光、前眼部撮影光)が適切に分割され、各々の測定を可能にしている。
図4は、OCT光学系100による断層像(Bスキャン像)を取得する様子を示したものである。図4(a)は被検眼Eの眼底網膜の一例を、図4(b)は断層像取得部100から取得して得られた眼底網膜401の複数の2次元断層像(Bスキャン像)の例を示している。そして、図4(c)は本実施例にて生成された眼底部の3次元断層像の例を示している。尚、図4(a)〜(c)のx軸はBスキャンのスキャン方向を、y軸はCスキャンの方向を示す。更に、図4(b)、(c)のz軸はAスキャン信号の奥行き方向、つまり眼底部の深さ方向を示す。実際に撮影しモニタに表示されたOCT画像を図7に示す。
(SLO光学系200)
SLO光学系200は、光源201からA/DコンバータであるADC210までで構成される。通常、SLO光源は800〜900nmの赤外のレーザーダイオードを用いて眼底画像を非侵襲で取得する。尚、本実施例では840nmのレーザーダイオードをSLO光源として採用している。SLO光源についても、本実施例のレーザーダイオードに限定されるものではなく、他の光源、例えばLEDであってもよい。
SLO用の光源201から出力された測定光(他の測定光を区別するため、以下、SLO測定光とする)はミラー204で反射される。ここで、眼底に照射する光と眼底から反射された反射光が同じ経路を辿る。そこで、照射光と反射光を分割するため、ミラー204は、所定の割合で反射と透過するハーフミラー又はビームスプリッタなどが採用される。光学系内の意図しない散乱や反射により生じるノイズ光が低減するため、ミラー204に偏光ビームスプリッタを採用してもよい。
よって、SLO測定光の一部がミラー204により反射されてフォーカスレンズ203に入力し、その後スキャン装置208、レンズ202を通り、ダイクロイックミラー107に入力する。入力したSLO測定光はダイクロイックミラー107で反射し、ダイクロイックミラー108を通過後、対物レンズ109を通って被検眼の眼底に照射される。フォーカスレンズ203は眼底に照射されたSLO測定光が眼底上でフォーカスするよう光軸上で移動制御される。
眼底で反射されたSLO測定光は逆の経路で、対物レンズ109、ダイクロイックミラー108、ダイクロイックミラー107、レンズ202、スキャン装置208、フォーカスレンズ203を通ってミラー204に入力し、その一部がミラー204を透過してレンズ205に入力して集光後ピンホール206を通って光検出器207で受光し、電気信号に変換後ADC210に入力する。
ここで、スキャン装置208は、上述のOCT光学系100の中のガルバノミラー105と同様に、SLO測定光を被検眼の眼底に対してX軸方向、Y軸方向にスキャンするものであり、スキャン装置208により、SLO測定光の照射位置を走査して眼底の正面画像データを取得できるようになっている。スキャン装置208は、ガルバノミラーに限定されるものではなく、ポリゴンミラーを用いてもよいし、ガルバノミラーとポリゴンミラーを複合した構成としてもよい。また、光検出器207は、例えば、アバランシェフォトダイオードや光電子増倍管などが採用される。
上述のように、眼底部をXYスキャンしてその反射光をADC210でサンプリングし、演算部500で信号処理することにより、被検眼Eの眼底の正面画像が取得できるのである。実際に撮影しモニタに表示されたSLO画像を図8に示す。
(前眼部撮影光学系300)
前眼部撮影光学系300は、光源301から撮像用CCDカメラ303までで構成される。前眼部撮影のための光源301の波長は、特に限定されないが、本実施例では、3つの光学系が1部共有しているため、OCT用の光やSLO用の光より短波長の光を選択している。可視光も採用可能ではあるが、被検者(患者)負担を軽減するため、本実施例では750nmの光を採用している。そして、光源としてLEDを用いているが、これに限定するものではない。また、前眼部全体を均等に照射するため、光源301にはLEDの他にレンズなどを配置してもよい。
光源301から出力された光は被検眼の前眼部(角膜や強膜全域)を照射し、対物レンズ109とレンズ302により撮像CCD303で被検眼の前眼部を撮影し、撮影された前眼部の画像は演算部500に入力され、図2に示すモニタなどに前眼部の画像を表示すると共に、演算部500内で画像処理して、後述するように、前眼部の動きを検出する。
(操作手順)
次に、本実施例に係る眼科装置の操作手順について説明する。
図3は、本実施例における操作手順を説明したフローチャートである。
まず、S10で上記3つの光学系が配置されたヘッド(ヘッド部とも言う)を被検眼の目に合わせる(以下、アライメントという)。アライメントは本体に備えた(図示しない)ジョイスティックなどを用いて実施される。本実施例では、アライメントを容易にするため、(図示しない)固視光学系を用いて固視灯を被検眼に対して照射し、これにより、被検眼を固視してアライメント(ヘッドを目に合わせる)を実施している。固視光学系は、一般的な眼科装置に備わっている固視光学系が採用可能である。
次に、S12でSLO光学系のフォーカス調整を行う。フォーカスレンズ203を光軸上で移動制御して光源201から照射されるSLO光が被検眼の眼底(網膜)上で焦点が合う(フォーカスする)ようにする。そして、この時得られた制御信号の値から被検眼の眼屈折力も算出され、本体内の記憶部に記憶される。
次に、S14からS22で前眼部撮影(S16)とSLO撮影(S18)を同時に実施する。撮影は予め設定した時間(例えば1〜2秒)行い、その間に各々複数の前眼部画像とSLO画像を取得し、取得した時刻と共に記憶部に記憶する。そして、撮影している間(S20)、例えば固視誘導などで被検眼の眼球が所定の範囲で移動するように制御する。S20で眼球移動させる方法として、固視誘導の他、固視灯を消灯して固視させず自由にさせる方法も採用できる。固視誘導の方法は、予め複数の固視灯(例えば、中心と周辺に5〜6灯配置)を設けて、所定の順序か又はランダムに1つを選択して点灯して、固視誘導してもよい。
S14からS22で複数枚の前眼部画像とSLO画像(眼底の正面画像)を取得したら、S24で前眼部画像と眼底画像(SLO画像)の相関関係を算出して相関データを構築する。前眼部画像と眼底画像(SLO画像)の相関関係は次の手順で実施する。まず、前眼部、眼底部各々で、特徴部位を設定する。この場合の特徴部位は、前眼部であれば、瞳孔中心や、瞳孔や角膜の輪郭、強膜の特徴的な血管、虹彩の中の特徴的な模様などが設定できる。眼底部であれば、視神経乳頭や中心窩、網膜血管の特徴的な部位の位置などが設定できる。そして、一般的な平滑処理やフィルタ処理などの画像処理を実施して設定した特徴部位を検出し、その位置(座標)を各画像毎に算出し、予め記憶されていた時刻と位置座標の関係を求めて、その値から前眼部画像の移動量と眼底画像(SLO)の移動量との関係を算出して、相関データとして記憶する。
S24で相関データを構築した後、相関データは記憶部に記憶し、OCT光学系100を用いた眼底部の断層画像の撮影を開始する。
S26では再度S10と同様、ヘッドに目を合わせる(アライメントする)。既にS10でヘッドに目を合わせているため、S26は必須の操作ではなく、アライメント状態に問題がなければ(アライメントがずれていなければ)S26で再度ヘッドに目を合わせる必要はない。
次に、S28で(図示しない)固視光学系を用いて被検眼を固視させる。固視させる方法は上述のように一般の眼科装置で採用される方法を用いてもよいし、より効果の高い固視光学系を配置して、実施してもよい。
次に、OCT光学系100で眼底部の断層画像を取得する位置を決定するため、SLOによる眼底の正面画像を撮影する。
S30で、S12と同様、SLO光学系のフォーカス調整を行う。操作の詳細は上述したのでここでは省略する。S30も必須の操作ではなく、SLO光学系のフォーカス状態に問題がなければ(フォーカス位置が合っていれば)再度フォーカス調整を行う必要はない。
そして、S32でSLO撮影を実施して眼底部の正面画像を取得する。S18でSLO撮影を実施しているので、そのままSLO撮影を連続的に行ってもよい。つまり、S30からS32は既にS18でSLO撮影しているため、必ずしも必要な操作ではなく、適宜操作手順に含めればよい。
S32で眼底部の正面画像を取得したら、(図示しない)モニタに眼底部の正面画像を表示する。表示方法は、リアルタイムに表示してもよいし、検者の操作により、画像を切り替えて表示する方法であってもよい。そして、S34で、モニタに表示した眼底部の正面画像を見て、OCT撮影の撮影位置(眼底部の位置)を決定する。決定は、検者がモニタを見て決定してもよいし、予め撮影位置が定まっていれば(例えば視神経乳頭や中心窩の位置及びその周辺など)、SLOによる眼底部の正面画像を演算部500で解析して撮影位置を自動的に検出してOCT撮影の撮影位置を決定してもよい。
OCT撮影の撮影位置が決定したら、S36でOCTのフォーカス調整を行う。フォーカス調整はフォーカスレンズ104を光軸上で移動させて撮影対象位置である眼底(網膜)にOCTの光が焦点を結ぶようにフォーカスレンズ104を位置制御して実施する。
OCTのフォーカス調整が終了したら、S38でOCTのゼロ点調整を行う。ゼロ点調整とは、OCT光学系の中の(被検眼を照射して反射光を得る)測定光学系の光路長(測定光路長という)と上述の参照光学系の光路長(参照光路長という)が一致するように、参照光学系内のプリズム112を光軸上で移動制御して実施される。本実施例ではプリズム112を採用しているが、プリズムに限定されるものではなく、ミラーなどを採用してもよい。
S38でOCTのゼロ点調整が終了したら、S40で「n=0」とする。本実施例の場合、3次元の断層(画)像を取得するため、Cスキャンして(位置を移動して)Bスキャン画像を複数枚取得するため、最初に取得したBスキャン画像を0番目の画像としてカウントする。
そして、S42でOCTの撮影を開始する。本実施例のようなフーリエドメイン型のOCTであるSS−OCTの場合、深さ方向(Z方向)のスキャンは必要ないため、ガルバノミラー105により、X方向又はY方向に一度スキャンすることにより、スキャンした範囲の複数のAスキャン像(1次元断層像ともいう)が取得できるため、本実施例の場合、以下、OCT撮影とはBスキャン撮影と同意として扱う。そして、OCT撮影して得られた画像をBスキャン像又はBスキャン画像という。Bスキャン画像は、本実施例では眼底部の深さ方向の2次元断層(画)像である。そして、予め設定した枚数(つまり予め設定した枚数n(final))を取得するまで、以下で説明するS42〜S58の操作を繰り返す。
OCT撮影(Bスキャン撮影と同意)は前眼部撮影(S44)及びSLO撮影(S48)と同時に実施される。そして、前眼部撮影(S44)とSLO撮影(S48)で取得した前眼部画像やSLO画像から、前眼部の移動検出(S46)と眼底部の移動検出(S50)を行い、前眼部の移動情報(移動量)と眼底部の移動情報(移動量)を算出して記憶しながら(OCT撮影を)実施する。尚、前眼部の移動検出(S46)と眼底部の移動検出(S50)に係る方法の詳細は後述するため、ここでは記述しない。
そして、S52では、前眼部の移動検出(S46)と眼底部の移動検出(S50)で取得した移動情報とS24で構築した相関関係データを用いて、眼底部の移動量を算出する。算出する方法は後述詳細を説明するので、ここでは記述しない。
S52で算出された眼底部の移動量に基づいて、S56でOCTのスキャン制御の位置を変更して、次のOCT画像を撮影する(n=n+1)。
もし、撮影した枚数が所定の数になったら(S58、n>n(final))、OCT撮影は終了する。撮影した枚数が所定の数より少ない場合はS42に戻ってOCT撮影を続ける。
以上のように、本発明に係る図3に従う操作フローにより、被検眼Eの眼底部の3次元断層画像が精度よく取得できるのである。
(前眼部画像と眼底部画像の移動量の相関データ構築)
図5に前眼部画像と眼底部画像の移動量の相関データ構築(図3のS24)の手順を説明したフローチャートを示す。そして、図6に眼球の移動と前眼部画像及び眼底部画像(SLO画像)の関係を示す。さらに、図3で示したS14からS22の間で実施する前眼部撮影及びSLO撮影時における、前眼部の移動と眼底部の移動の様子と、撮影するタイミングを図10及び図11に示す。相関データ構築(図3のS24)の手順は、これら図5、図6、図10及び図11と図12を用いて説明する。
S100(S14〜S22)で、前眼部画像とSLO画像(眼底部画像)を、所定の時間の間に各複数枚取得する。図10(a)、(b)に、取得する様子を示す。取得する方法は、いろいろな方法で実施可能である。例えば、図10(a)の方法は、前眼部撮影(S16)、SLO撮影(S18)それぞれ独自に取得する。そして、取得する際に取得した時刻(t)のデータ(時刻データ)も同時に取得し、取得した画像データといっしょに記憶部に記憶しておく。
S100で、時刻データ付きの前眼部画像とSLO画像を複数枚取得したら、S101で、取得した前眼部画像とSLO画像の集まりから、時刻が一致する前眼部画像とSLO画像のペアを抽出する。
次に、S102で抽出したペアの前眼部画像とSLO画像を画像解析して、予め設定しておいた前眼部及び眼底部の特徴部位の位置(Δda、Δds)を算出する。ここで、Δdaは、前眼部の移動位置であり、Δdsは眼底部の移動位置である。
図6に、このΔda及びΔdsの算出方法を示す。図6は、前眼部の特徴部位を角膜輪郭位置に、また、眼底部の特徴部位を視神経乳頭の外郭位置に設定した例である。設定する特徴部位は上述のように、図6の例に限定されるものではなく、被検者眼の状態に応じて特徴部位を設定すればよい。
図6(a)は、S10のアライメント直後の被検眼Eと前眼部画像及び眼底画像を表した図である。ことの時のΔda及びΔdsをそれぞれ0(ゼロ)とする。(Δda(0)=0、Δds(0)=0)
図6(b)は、被検眼Eが左方向に回旋したときの被検眼Eと前眼部画像及び眼底画像を表した図である。被検眼は球状であるため、前眼部が左に移動すると、眼底部は右に移動する。そのため、前眼部画像の特徴部位は左にΔda(n)だけ移動し、眼底部画像の特徴部位は右にΔds(n)だけ移動する。
図6(c)は、被検眼Eが右方向に回旋したときの被検眼Eと前眼部画像及び眼底画像を表した図である。前述のように被検眼は球状であるため、前眼部が右に移動すると、眼底部は左に移動する。そのため、前眼部画像の特徴部位は左にΔda(m)だけ移動し、眼底部画像の特徴部位は右にΔds(m)だけ移動する。
上述のように、S102で抽出した複数のペアの前眼部画像とSLO画像のΔda、ΔdsのペアD(n)=(Δda(n)、Δds(n))の集まりからS103で、Δda、Δdsの相関情報を求める。(相関係データ構築終了)
Δda、Δdsの相関情報は、例えば、図12に示すような、前眼部の移動位置と眼底部の移動位置の相関式Δds(n)=f(Δda(n))を求めてもよい。このような相関式を求めて、記憶部に記憶しておけば、図3のS52で眼底部の移動量を算出する際、容易に算出可能になる。
図12は、本発明に係る(前眼部画像の移動量と眼底部画像の移動量の)相関データの1つの実施例であり、これに限定するものではない。
また、S100(S14〜S22)で、前眼部画像とSLO画像(眼底部画像)を、所定の時間の間に各複数枚取得する際、上述では図10(a)の方法を採用したが、図10(b)の方法のように、サンプリング速度が遅いSLO画像の撮影タイミングに合わせて前眼部画像を取得してもよい。その場合は時刻(t)の時刻データは必要がないし、S101のようなペアを検出する必要もなくなるので、図10(a)と比較して相関データ構築が安易になる。
また、上述では、図3のS52で眼底部の移動量を算出する際、S103で求めた相関式Δds(n)=f(Δda(n))から眼底部の移動量に算出するとしたが、図3のS44〜S50のように前眼部撮影と同時にSLO撮影することにより、ここで、新たな相関式Δds(n)=f‘(Δda(n))を求めて、この2つの相関式から眼底部の移動量を算出してもよい。
さらに、上述には限定されず、図3のS44〜S50のように前眼部撮影と同時にSLO撮影する際に、同じタイミングで前眼部画像とSLO画像が取得できた時は、その時のΔdaとΔdsを採用することも可能である。
上記実施例は、干渉光の強度信号を用いた2次元及び3次元の断層画像の取得を例に説明したが、血流速を計測するドップラーOCTにおいても下述のように、本発明に係るOCTのスキャン制御方法は有益である。
特許文献1に開示された、OCTのBスキャン画像1枚取得する毎にSLOの眼底画像を取得する方法は、SLOの眼底画像を取得する間隔に合わせてOCT撮影を実施するため、OCT撮影はSLOの眼底画像を取得する間隔に影響し、所定の時間間隔でOCT撮影するようなドップラーOCTには採用できない場合がある。
対して、本発明に係る方法では、上記実施例のようにOCT撮影(主にBスキャン画像取得を指す)は、SLO撮影に関係なく実施可能である。つまり、OCT撮影の時間間隔を自由に設定可能であるため、血流速を計測するために所定の時間間隔でOCT撮影を取得するドップラーOCTにおいて採用可能であり、本発明に係るOCTのスキャン制御を実施することにより、より正確なドップラーによる血流速を計測できるのである。
以上のように、本発明に係る方法を用いることにより、被検眼の動きによる位置ずれを排除しつつ高速にBスキャン画像を取得できるのである。
以上、本発明の実施形態について詳述してきたが、これらはあくまでも例示であって、本発明はかかる実施形態における具体的な記載によって、何等、限定的に解釈されるものでなく、当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正、改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることが、理解されるべきである。
例えば、上記実施例では、眼底部画像の撮影にSLOを用いたが、眼底部撮影はSLOに限定するものではなく、眼底カメラなどを採用してもよい。
また、S14〜S22で所定に時間、前眼部撮影とSLO撮影をするが、この際に図示しない複数の固視灯を用いて、固視誘導させてもよい。例えば、中心と周囲に複数の固視灯を配置した固視光学系を設けて、所定の順番又はランダムでその1つを点灯して、被検眼がある一定の範囲で移動するように固視誘導してもよい。このような固視誘導を行うことにより、いろんな移動量でΔda、Δdsを求めることができるためより正確な相関情報を取得することができる。
また、上記のように固視誘導を行わず、逆に固視灯を消灯して固視できない状態にすることで、被検眼を自由に移動させる方法を採用してもよい。
また、上記実施例では、OCT撮影する前に線眼部の移動量と眼底部の移動量の相関データを構築したが、相関データの構築はこの方法に限定したものではなく、平均的な眼の情報(例えば正常者DBなど)から前眼部と眼底部の相関関係を用いて相関データとして記憶部に記憶してもよい。この場合、眼底部撮影光学系は必須の構成ではなく、必要に応じて構成に加えればよい。
また、上記実施例では、構築した相関データを用いてOCT撮影時のスキャン制御を実施したが、逆に、相関データを用いて取得したOCT画像を補正してもよい。その場合、スキャン制御を簡易にすることが可能になる。
1…本実施例の眼科装置、100…OCT光学系、101…光源、102…ファイバーカプラ、105…ガルバノミラー、107、108…ダイクロイックミラー、112…プリズム、200…SLO光学系、201…SLO光源、204…ビームスプリッタ、208…SLOスキャン装置、300…前眼部撮影光学系、303…CCDカメラ、500…演算部、E…被検眼

Claims (7)

  1. 被検眼の前眼部画像を取得する前眼部画像取得手段と、
    被検眼の眼底画像を取得する眼底画像取得手段と、
    前眼部画像で撮影された被検眼の移動量と眼底画像の移動量の相関関係を算出する相関関係算出手段と
    相関関係算出手段で算出した相関関係を用いて前眼部画像の被検眼の移動量から算出した眼底画像の移動量又は/及び眼底画像取得手段で取得した眼底画像から算出した眼底画像の移動量に基づいて眼底画像取得手段の眼底画像の撮影位置を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする眼科装置。
  2. 被検眼の前眼部画像を取得する前眼部画像取得手段と、
    被検眼の眼底画像を取得する眼底画像取得手段と、
    前眼部画像で撮影された被検眼の移動量と眼底画像の移動量の相関関係を算出する相関関係算出手段と、
    相関関係算出手段の算出した相関関係を用いて前眼部画像の被検眼の移動量から算出した眼底画像の移動量又は/及び眼底画像取得手段で取得した眼底画像から算出した眼底画像の移動量に基づいて眼底画像取得手段の撮影後の眼底画像の位置ずれ補正を行う位置ずれ補正手段を備えたことを特徴とする眼科装置。
  3. 眼底画像取得手段は、被検眼の眼底画像を取得する眼底カメラ、SLO、OCTの内の少なくとも2つの眼底画像取得手段であり、相関関係算出手段は、前眼部画像取得手段で取得した被検眼の移動量と少なくとも2つの眼底画像取得手段の内、少なくとも1つの眼底画像取得手段で撮影した眼底画像の移動量の相関関係を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の眼科装置。
  4. 相関関係算出手段は、所定時間、前眼部画像と(少なくとも1つの眼底画像取得手段による)眼底画像を各々複数枚取得し、取得した各複数枚の前眼部画像と眼底画像から、被検眼の移動量と(被検眼の移動に伴う)眼底画像の移動量の相関関係を算出する算出手段を備えたことを特徴とする1からのいずれか1項に記載の眼科装置。
  5. 相関関係算出手段は、前眼部画像と(少なくとも1つの眼底画像取得手段による)眼底画像を各々複数枚取得して記憶する時に取得した時刻も併せて記憶することを特徴とする請求項に記載の眼科装置。
  6. 相関関係算出手段は、前眼部画像と(少なくとも1つの眼底画像取得手段による)眼底画像を少なくとも2つの異なる時刻で同時に取得することを特徴とする請求項4又は5に記載の眼科装置。
  7. 眼底の正面画像取得手段として眼底カメラ又はSLOを備えた眼科用OCT撮影装置であることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の眼科装置。
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