[go: up one dir, main page]

JP6422305B2 - 車両用シート - Google Patents

車両用シート Download PDF

Info

Publication number
JP6422305B2
JP6422305B2 JP2014221557A JP2014221557A JP6422305B2 JP 6422305 B2 JP6422305 B2 JP 6422305B2 JP 2014221557 A JP2014221557 A JP 2014221557A JP 2014221557 A JP2014221557 A JP 2014221557A JP 6422305 B2 JP6422305 B2 JP 6422305B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin
airbag
frame
cloth
force cloth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014221557A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016088154A (ja
Inventor
充 塚田
充 塚田
俊久 小池
俊久 小池
玄東 金
玄東 金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tachi S Co Ltd filed Critical Tachi S Co Ltd
Priority to JP2014221557A priority Critical patent/JP6422305B2/ja
Priority to CN201510469786.6A priority patent/CN105564357B/zh
Publication of JP2016088154A publication Critical patent/JP2016088154A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6422305B2 publication Critical patent/JP6422305B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/207Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in vehicle seats
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/207Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in vehicle seats
    • B60R2021/2076Removable covers with tear seams

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Description

本発明は、エアバッグ装置から飛出したエアバッグを表皮の内部で力布によって案内するようにした車両用シートに関する。
エアバッグ装置及び力布を用いた車両用シートとして、従来、特許文献1に開示された車両用シートが知られている。特許文献1では車両用シートとしてシートバックが例示されている。このシートバックにおいては、本願の図4に符号110で示すように、骨格構造であるフレーム112の周囲にパッド114を設け、そのパッド114を表皮116で覆っている。表皮116はフロントメイン表皮124、フロントサイド表皮126及びシートバックサイド表皮128を有している。
フレーム112とシートバックサイド表皮128との間にエアバッグ装置118が設けられている。エアバッグ装置118の内部には膨張駆動装置であるインフレータ135や、膨張部材であるエアバッグ137が格納されている。
車両に許容限界以上の衝撃が加わると、エアバッグ装置118内のインフレータ135が作動して当該インフレータ135からガスが噴出される。このガス噴射によりエアバッグ137が膨張する。膨張したエアバッグ137はエアバッグ装置18のリッド122を瞬時に押し広げて、エアバッグ装置18の外部へ飛出する。飛出したエアバッグ137は力布としての綿布152によって案内されて破断用縫製部131へ到達し、さらに破断用縫製部131を突き破ってシートバック110の外部へ飛出する。この飛出したエアバッグ137が着座者と構造物(例えば車両のドア)との間に入り込むことにより、着座者が衝撃から保護される。
特開平10−076084号公報
上記の従来の車両用シートにおいては、力布である綿布152の端部がフレーム112側のワイヤ158に接続されている。これにより、綿布152がフレーム112によって支持されている。また、シートバックサイド表皮128の端部が、Cリング138を介してワイヤ158に支持されている吊りワイヤ160に接続されている。これにより、シートバックサイド表皮128がフレーム112によって支持されている。
このように、従来の車両用シートにおいては、シートバックサイド表皮128の端末止めと綿布152の端末止めとが、それぞれに別個独立して行われていた。そのため、表皮及び力布を車両用シートに組み付けるための構造が複雑であり、その結果、コストが高くなるという問題と、組み付け作業が難しいという問題があった。
本発明は、従来装置における上記の問題点に鑑みて成されたものであって、表皮及び力布についてコストを低減し、且つそれらの組み付け作業を簡素化し、それによりコストが低く、製造が簡単である車両用シートを提供することを目的とする。
本発明に係る車両用シート(例えば、シートバック)は、フレームと、フレームに取り付けられたパッドと、パッドを覆う表皮と、フレームと表皮との間に設けられたエアバッグ装置と、当該エアバッグ装置のエアバッグが出る部分(例えば、リッド)と前記表皮との間に設けられた力布とを有しており、前記力布は前記表皮よりも強度が強くなっており、前記表皮はエアバッグ放出部(例えば、破断用縫製部)を有しており、前記力布は前記エアバッグ放出部において前記表皮に接合されており、前記力布の他端は前記表皮と共に固定用部材に固定されており、前記固定用部材は前記フレームに固定されたブラケットであり、当該ブラケットは前記力布が引っ張られる方向へ向けて前記フレームから張り出しており、前記力布及び前記表皮は前記ブラケットの張出し部に固定されており、前記力布は前記表皮の内側の面に沿って設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、表皮と力布とを別々の固定用部材に固定するのではなく、両者を共縫いしているので、表皮自体の強度を強くして表皮がエアバッグ開裂部以外の部位で切れないようにしている。また、力布を表皮と一体にすることで、力布単独での止めが不要になり、部品コストの低減及び組み付け構造の簡素化を達成できた。
前記固定用部材は、前記フレーム又はそのフレームと一体な部材とすることができる。これにより、力布及び表皮をしっかりと固定することができる。ここで、「フレームと一体な部材」は、例えば、フレームから張り出しているブラケットである。
前記エアバッグ放出部は、互いに隣接する表皮を縫製糸によって縫い合わせて成る縫い目とすることができる。これにより、エアバッグを安定して飛出できる再現性の高いエアバッグ放出部を形成できる。
前記力布の端部と前記表皮の端部は、当該表皮が引っ張られる方向へ折り返された状態で、前記固定用部材に固定することができる。これにより、力布及び表皮を引張り力に対して一層強固に固定することができる。
本発明に係る車両用シートにおいては、前記エアバッグ放出部(例えば、破断用縫製部)を境として前記力布の反対側に第2の力布を設けることができる。これにより、表皮が意に反した個所で破れることを、より一層確実に防止できる。
前記第2の力布は、互いにつなぎ合わされた2つの表皮によって覆うことができる。2つの表皮をつなぎ合わせることにすれば、表皮の外観に多様性を持たせることができる。そして、その場合でも第2の力布の作用により、それら2つの表皮の縫い目が破れることを防止できる。
本発明に係る車両用シートよれば、表皮と力布とを別々の固定用部材に固定するのではなく、両者を共縫いしているので、表皮自体の強度を強くして表皮がエアバッグ開裂部以外の部位で切れないようにしている。また、力布を表皮と一体にすることで、力布単独での止めが不要になり、部品コストの低減及び組み付け構造の簡素化を達成できた。
本発明に係る車両用シートの一実施形態であるシートバックを示す斜視図である。 図1及び図3のA−A線に従った平面断面図である。 図1のシートバックを前方側から見た場合の正面図である。 従来の車両用シートの一例を示す断面図である。
以下、本発明に係る車両用シートを実施形態に基づいて説明する。なお、本発明がこの実施形態に限定されないことはもちろんである。また、本明細書に添付した図面では特徴的な部分を分かり易く示すために実際のものとは異なった比率で構成要素を示す場合がある。
本発明の車両用シートは、例えば、着座者が臀部を載せるシートクッションや、着座者が背部を預けるシートバックや、シートクッションとシートバックとを組み付けて成るシート製品、等である。シートバックの頂部にはヘッドレストが取り付けられることがある。また、ヘッドレストが一体になっているシートバックもある。
図1は、本発明に係る車両用シートの一実施形態であるシートバックを示している。このシートバック1は、骨組構造であるフレーム2と、フレーム2の周囲に配置されたパッド3と、パッド3を覆っている表皮4とを有している。
フレーム2には一般的にはリクライニング装置その他の種々の機能ユニットが付設されるが、図1では、フレーム2の門型の枠部分だけを示しており、その他の種々の機能部分の図示は省略している。フレーム2は金属、硬質の合成樹脂、等によって形成されている。パッド3は弾力性を有した材料、例えばウレタン発泡材によって形成されている。表皮4は、通気性を有する材料、例えばファブリック、皮、合成皮革等によって形成されている。
フレーム2の両側部分はサイドフレーム2a,2bとなっている。サイドフレーム2aとサイドフレーム2bは上部フレーム2cでつながっている。車両のドア(図示せず)に近い側のサイドフレーム2aにエアバッグ装置5が取り付けられている。エアバッグ装置5は、図2に示すように、収納容器としてのケーシング6と、膨張駆動手段としてのインフレータ7と、膨張部材としてのエアバッグ8と、蓋体であるリッド9とを有している。インフレータ7が作動してガスが噴出されるとエアバッグ8が瞬間的に膨張してリッド9を押し開きながらケーシング6の外部へ展開、すなわち飛出する。
図1において、シートバック1の内部に、右側の縦インサートワイヤ12と、左側の縦インサートワイヤ13とが設けられている。また、それらのインサートワイヤ12,13の間に、上インサートワイヤ14及び下インサートワイヤ15が設けられている。これらのインサートワイヤ12、13、14、15は鋼製の線材によって形成されている。これらのインサートワイヤ12、13、14、15はパッド3をウレタンの発泡成形加工によって形成する際に、インサート成形の手法によって所定の位置に配置される。
図3は図1のシートバック1を前方側(すなわち運転席側)から見た場合のシートバック1の正面図を示している。図示の通り、縦インサートワイヤ12、13は、それぞれ、本線部12a,13aと、上折曲げ部12b,13bと、下折曲げ部12c,13cとを有している。インサートワイヤ12,13,14,15は表皮4を吊って支持するための線材である。
図2は、図1及び図3のA−A線に従った断面図である。図2において、サイドフレーム2aにエアバッグ装置5が取り付けられている。サイドフレーム2aの周囲にパッド3が設けられている。パッド3の内部にインサート成形の手法によって縦インサートワイヤ12が設けられている。縦インサートワイヤ12は図2において紙面を貫通する方向へ延びている。
表皮4は、前正面表皮4aと、前内側表皮4bと、前外側表皮4cと、側面表皮4dとを有している。前正面表皮4aの第1端部と前内側表皮4bの第1端部は、パッド3に形成した溝10の内部において縫製糸16によって縫い合わされている。前内側表皮4bの第2端部と前外側表皮4cの第1端部は縫製糸17によって縫い合わされている。前外側表皮4cの第2端部と側面表皮4dの第1端部は縫製糸18によって縫い合わされている。縫製糸18によって縫い合わされた部分は、エアバッグ装置5のエアバッグ8が膨張したときに破断して、エアバッグ8の外部への飛出口、すなわち出口となる部分である破断用縫製部22を構成している。本実施形態では破断用縫製部22は縫い目によって形成されている。サイドフレーム2aにはブラケット19が取り付けられている。側面表皮4dの第2端部は縫製糸20によってブラケット19に縫い合わされている。符号21はバックボードである。
前内側表皮4bと前外側表皮4cとの内側に前面力布24が設けられている。側面表皮4dの内側に側面力布25が設けられている。力布24及び力布25は表皮4よりも強度の強い材料によって形成されている。前面力布24の第1端部はパッド3の溝10内において縫製糸26によって前内側表皮4bの第1端部に縫い合わされている。前面力布24の第1端部は縫製糸16によって前正面表皮4aの第1端部にも縫い合わされている。
前面力布24の第2端部は縫製糸27によって前外側表皮4cの第2端部に縫い合わされている。側面力布25の第1端部は縫製糸28によって側面表皮4dの第1端部に縫い合わされている。側面力布25の第2端部は縫製糸29によって側面表皮4dの第2端部に縫い合わされている。前面力布24の第2端部と側面力布25の第1端部は縫製糸18によって互いに縫い合わされている。側面力布25の第2端部は縫製糸20によって側面表皮4dの第2端部と共にフレーム2aのブラケット19に縫い合わされている。
パッド3の溝10の内部において、縫製糸16によって、綿布袋31が前正面表皮4aの第1端部及び前内側表皮4bの第1端部に縫い合わされている。綿布袋31は溝10の底部(図2の上部)に向かって延びている。綿布袋31の先端にワイヤ32が挿通されている。そして、表皮側のワイヤ32と縦インサートワイヤ12とがリング33を用いたホグリングによって連結されている。これにより、表皮4が縦インサートワイヤ12によって吊り支持されている。
前内側表皮4b及び/又は前正面表皮4aが何等かの原因によって外側へ引っ張られた場合、綿布袋31及びそれに挿通されたワイヤ32は表皮の動きにつられて溝10から出る方向へ移動する。このため、縦インサートワイヤ12はパッド3から抜け出る方向へ引っ張られる。
縦インサートワイヤ12が単なる直線状の線材によって形成されている場合には、縦インサートワイヤ12が引っ張られたときに、縦インサートワイヤ12がパッド3から抜け出てしまうおそれがある。しかしながら、本実施形態では、図3に示すように、縦インサートワイヤ12の両端部に折曲げ部12b及び12cを設けてあるので、縦インサートワイヤ12に大きな引張り力が加わった場合でも縦インサートワイヤ12はパッド3から抜け出ることがない。このことは他方の縦インサートワイヤ13に関しても同様である。
具体的には、縦インサートワイヤ12の両端部の折曲げ部12b,12cは、縦インサートワイヤ12に加わる引張り力の作用方向と反対方向(すなわちシート1の中心部分に向かう方向)に延びている。そして、それぞれの折曲げ部12b,12cの隣接する本線部12aに対する折曲げ角度は略90°となっている。また、折曲げ部12b,12cの長さは、本線部12aに外部への引張り力が加わったときに縦インサートワイヤ12がパッド3から抜け出ることを防止できる長さに設定されている。折曲げ部12a,12cの方向及び長さはこのように設定されているので、本線部12aに外側へ向かう大きな力が加わった場合には、折曲げ部12b及び12cが適正な反力を発生して抵抗部材となり、その結果、縦インサートワイヤ12がパッド3から抜け出ることを防止できる。このことは、他方の縦インサートワイヤ13に関しても同様である。
本実施形態の車両用シート1は以上のように構成されているので、車両の側方に外部から許容範囲を超えた衝撃が加わった場合には、図2においてエアバッグ装置5のインフレータ6からガスが噴出してエアバッグ8が瞬間的に膨張する。膨張したエアバッグ8はリッド9を押し開いてケーシング6から飛出し、力布24及び25によって案内されながら、破断用縫製部22を通って瞬時に外部へ飛出して展開する。展開したエアバッグ8が着座者とドアの間に介在することになり、その結果、着座者が衝撃から保護される。
以上のようにエアバッグ8が破断用縫製部22から外部へ展開するとき、力布24及び前内側表皮4bは瞬間的に外部へ強く引っ張られる。このため、綿布袋31を介して縦インサートワイヤ12に非常に大きな横方向への力が加わる。何等の措置も講じていないと縦インサートワイヤ12は横方向への大きな力によってパッド3から抜け出てしまうおそれがある。しかしながら、本実施形態では、図3に示すように、縦インサートワイヤ12の両端部に折曲げ部12b及び12cを設けたので、これらの折曲げ部12b,12cが発生する反力(すなわち抵抗力)の働きにより、縦インサートワイヤ12の抜けを確実に防止できる。
なお、折曲げ部12b及び12cの本線部12aに対する曲げ角度は90°に限られない。要は、折曲げ部12b,12cは、本線部12aが引っ張られたときにインサートワイヤの抜けを防止できる反力を生じることができるような角度で折り曲げられていれば良い。このような角度は本線部に対して45°以上135°以下である。45°未満又は135°を越える角度ではインサートワイヤの抜けを防止できる程度の反力を生じさせることができないからである。
本実施形態においては、図2のサイドフレーム2aのブラケット19の所で、側面表皮4dの第2端部及び側面力布25の第2端部が縫製29によって互いに縫い合わされて接合されている。また、側面表皮4dの第2端部及び側面力布25の第2端部が、縫製20によって、共にサイドフレーム2aのブラケット19に固定されている。さらに、側面表皮4dの第2端部及び側面力布25の第2端部は、エアバッグ8の飛出時に引っ張られる方向(図2の右方向)へU字状に折り返された状態で、縫製20によってブラケット19に縫い付けられて固定されている。
以上の構成により、側面表皮4d及び側面力布25はサイドフレーム2aのブラケット19に強固に固定されている。このため、エアバッグ8の飛出及び展開時に側面表皮4d及び側面力布25に大きな力が加わった場合でも、側面表皮4d及び側面力布25はブラケット19にしっかりと固定されている。
図4に示した従来の車両用シートでは力布である綿布152をワイヤ158に止め、シートバックサイド表皮128を別のワイヤ160に止めていた。これは、綿布152がエアバッグ118の構成部品であり、表皮128が車両用シートの部品であり、綿布152と表皮128とは別々の部品であるという観念が強かったためである。これに対し、本実施形態では、発想を転換して、力布25の第2端部と側面表皮4dの第2端部とを縫製29で互いに縫い合わせて接合した上で、その接合体を縫製20によってブラケット19、従ってサイドフレーム2aに縫い合わせて固定した。
このように本実施形態では、表皮と力布とを別々の固定用部材に固定するのではなく、両者を共縫いしているので、表皮自体の強度を強くして表皮がエアバッグ開裂部以外の部位で切れないようにしている。また、力布を表皮と一体にすることで、力布単独での止めが不要になり、部品コストの低減及び組み付け構造の簡素化を達成できた。
さらに、本実施形態では、破断用縫製部22を境にして側面力布25の反対側にも別の力布である前面力布24を設けている。このため、エアバッグ8は間違いなく確実に破断用縫製部22から外部へ飛出して展開するようになっている。
しかも、前面力布24の第1端部は、単独で綿布袋31に接合されているのではなく、前内側表皮4bの第1端部及び前正面表皮4aの第1端部と一緒に綿布袋31に縫い合わされて接合(すなわち共縫い)されている。このため、表皮自体の強度を強くして表皮がエアバッグ開裂部以外の部位で切れないようにしている。また、力布を表皮と一体にすることで、力布単独での止めが不要になり、部品コストの低減及び組み付け構造の簡素化を達成できた。
さらに、本実施形態では、シートバック1のサイドサポート部分において表皮4が前内側表皮4bと前外側表皮4cとに分割されていて、それらが縫製17によって縫い合わされて接合されている。この接合部分は強度的に弱くなるが、これらの表皮の内面には共通の力布24が配置されており、且つこの力布24はパッド3の溝10において共縫いによって強固に固定されているので、エアバッグの開裂時に縫製17の接合部で表皮が切れることはない。
また、シートバック1のサイドサポート部において縫製17によって表皮を縫い合わせているので、サイドサポート部の形状に多様性を持たせることができる。そしてその場合でも表皮4b,4cの内側に力布24を設けているので、縫製17による表皮の接合部分の強度を高く維持している。

(その他の実施形態)
以上、好ましい実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はその実施形態に限定されるものでなく、請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々に改変できる。
例えば、上記の実施形態は図1から理解できるように日本国に適合した車両の助手席に配設されるシートバックを考慮しているが、本発明は運転席に配設されるシートバックにも適用できる。もちろん、必要に応じて、後部座席にも適用できる。
上記実施形態では力布25の端部と表皮4dの端部とをサイドフレーム2aと一体な部材であるブラケット19に共縫いによって固定したが、力布及び表皮はサイドフレーム2aそれ自体に固定しても良いし、サイドフレーム2a以外の部分のフレーム2に固定しても良い。
1.シートバック(車両用シート)、 2.フレーム、 2a,2b.サイドフレーム、 2c.上部フレーム、 3.パッド、 4.表皮、 4a.前正面表皮、 4b.前内側表皮、 4c.前外側表皮、 4d.側面表皮、 5.エアバッグ装置、 6.ケーシング、 7.インフレータ、 8.エアバッグ、 9.リッド、 10.パッドの溝、 12.縦インサートワイヤ、 12a.本線部、 12b.上折曲げ部、 12c.下折曲げ部、 13.縦インサートワイヤ、 13a.本線部、 13b.上折曲げ部、 13c.下折曲げ部、 14.上インサートワイヤ、 15.下インサートワイヤ、 16,17,18,20.縫製糸、 19.フレームのブラケット、 21.バックボード、 22.破断用縫製部、 24.前面力布(第2の力布)、 25.側面力布、 26,27,28,29.縫製糸、 31.綿布袋、 32.ワイヤ、 33.リング

Claims (4)

  1. フレームと、
    フレームに取り付けられたパッドと、
    パッドを覆う表皮と、
    フレームと表皮との間に設けられたエアバッグ装置と、
    当該エアバッグ装置のエアバッグが出る部分と前記表皮との間に設けられた力布と、を有しており、
    前記力布は前記表皮よりも強度が強くなっており、
    前記表皮はエアバッグ放出部を有しており、
    前記力布は前記エアバッグ放出部において前記表皮に接合されており、
    前記力布の他端は前記表皮と共に固定用部材に固定されており、
    前記固定用部材は前記フレームに固定されたブラケットであり、
    当該ブラケットは前記力布が引っ張られる方向へ向けて前記フレームから張り出しており、
    前記力布及び前記表皮は前記ブラケットの張出し部に固定されており、
    前記力布は前記表皮の内側の面に沿って設けられている
    ことを特徴とする車両用シート。
  2. 前記エアバッグ放出部は、互いに隣接する表皮を縫製糸によって縫い合わせて成る縫い目であることを特徴とする請求項1記載の車両用シート。
  3. 前記力布の端部と前記表皮の端部は、当該表皮が引っ張られる方向へ折り返された状態で、前記固定用部材に固定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用シート。
  4. 前記エアバッグ放出部を境として前記力布の反対側に第2の力布が設けられており、
    前記第2の力布は、互いにつなぎ合わされた2つの表皮の内側の面に沿って設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用シート。
JP2014221557A 2014-10-30 2014-10-30 車両用シート Expired - Fee Related JP6422305B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014221557A JP6422305B2 (ja) 2014-10-30 2014-10-30 車両用シート
CN201510469786.6A CN105564357B (zh) 2014-10-30 2015-08-04 车辆用座椅

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014221557A JP6422305B2 (ja) 2014-10-30 2014-10-30 車両用シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016088154A JP2016088154A (ja) 2016-05-23
JP6422305B2 true JP6422305B2 (ja) 2018-11-14

Family

ID=55875162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014221557A Expired - Fee Related JP6422305B2 (ja) 2014-10-30 2014-10-30 車両用シート

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6422305B2 (ja)
CN (1) CN105564357B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6491255B2 (ja) * 2017-03-31 2019-03-27 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート
CN111183059B (zh) * 2017-10-05 2022-11-18 提爱思科技股份有限公司 乘坐物用座椅
EP3708422B1 (en) * 2017-11-09 2022-02-09 TS Tech Co., Ltd. Side air bag device and method for manufacturing same
CN108032829A (zh) * 2017-12-12 2018-05-15 奇瑞汽车股份有限公司 一种汽车座椅侧气囊设置结构
EP3584122B1 (en) * 2018-01-26 2021-11-17 Autoliv Development AB Side airbag device
JP7367325B2 (ja) * 2019-03-29 2023-10-24 東海化成工業株式会社 発泡成形体
JP7372054B2 (ja) * 2019-05-27 2023-10-31 株式会社タチエス 乗物用シート
CN112298026B (zh) * 2019-08-01 2025-04-08 提爱思科技股份有限公司 乘坐物用座椅

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3414072B2 (ja) * 1995-09-18 2003-06-09 トヨタ自動車株式会社 側突用エアバッグ装置を備えたシート構造
JPH10166986A (ja) * 1996-12-10 1998-06-23 Araco Corp エアバッグ装置を備えた車両用シート
JPH11129855A (ja) * 1997-10-31 1999-05-18 Ts Tec Kk サイドエアーバッグ装置を備える車輌用シート
WO2004065179A1 (ja) * 2003-01-20 2004-08-05 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 乗員保護装置
JP4823855B2 (ja) * 2006-11-01 2011-11-24 テイ・エス テック株式会社 サイドエアバッグ装置を備える車両用シート
KR101047554B1 (ko) * 2008-12-04 2011-07-07 기아자동차주식회사 차량용 시트 커버 및 시트
US8353526B2 (en) * 2011-04-01 2013-01-15 Lear Corporation Air bag assembly with air bag guide secured by multiple fasteners
CN202294664U (zh) * 2011-10-26 2012-07-04 长城汽车股份有限公司 一种汽车座椅侧气囊导向装置
DE102011086471A1 (de) * 2011-11-16 2013-05-16 Lear Corporation Fahrzeugsitzanordnung mit Airbag an innenliegender Seite
US8820780B2 (en) * 2013-01-16 2014-09-02 GM Global Technology Operations LLC Seat with side airbag guide chute

Also Published As

Publication number Publication date
CN105564357B (zh) 2019-03-22
CN105564357A (zh) 2016-05-11
JP2016088154A (ja) 2016-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6422305B2 (ja) 車両用シート
JP6783715B2 (ja) エアバッグ装置
KR101080728B1 (ko) 차량용 사이드 에어백장치
JP6041763B2 (ja) サイドエアバッグ内蔵の車両用シート
JP5853916B2 (ja) エアバッグ装置
JP2019034710A (ja) 車両用エアバッグ
KR102095562B1 (ko) 차량의 커튼 에어백
JP2015020649A5 (ja)
US10399533B2 (en) Vehicular seat
JP2016203945A (ja) エアバッグ装置
US10632954B2 (en) Airbag assembly and vehicle seat provided with airbag assembly
KR102269369B1 (ko) 사이드 에어백 설치 구조
KR102648736B1 (ko) 자동차용 에어백 장치, 그리고 에어백 장치용 에어백 쿠션
KR102227852B1 (ko) 커튼 에어백 장치 및 그것의 제조방법
US20130200664A1 (en) Vehicle seat side air bag assemlby having strap secured air bag chute
JP5245707B2 (ja) エアバッグ装置
US8602450B2 (en) Vehicle seat
US8272665B2 (en) Side air bag assembly for vehicle seat
US20140021706A1 (en) Vehicle seat component having side air bag assembly
KR20210046569A (ko) 에어백 장치
JP6612494B2 (ja) 車両用シート
JP7181484B2 (ja) 乗物用シート
JP2022107812A (ja) シートカバー
CN104245434A (zh) 在车辆座椅覆盖物侧面气垫出口接缝上的防撕裂装置和具有防撕裂装置的车辆座椅覆盖物
JP7773058B2 (ja) 乗り物用シート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170804

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180705

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180725

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180910

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181016

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181016

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6422305

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees