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JP6421618B2 - Ledモジュール及びled照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、LEDモジュール及びLED照明装置に関する。
特許文献1は、自動点滅回路を備えるLED照明装置を開示する。このLED照明装置は、整流回路の出力側に接続されるLED集合体と、LED集合体への通電を制御するLED駆動手段と、検出されるLED照度及び入力電圧に基づいてLED駆動手段に通電する電流値を制限する入力制御手段とを備える。更に、LED照明装置には、LED照明装置内部の温度異常を検出することによってLED集合体の点灯を停止するように構成された保護素子及び保護スイッチング素子からなる保護回路が設けられる。保護素子には、高温になると電気抵抗が上昇するPTCサーミスタ等が利用される。LED照明装置内の温度が異常に上昇した際に、保護素子の抵抗値が上昇すると、保護スイッチング素子がOFFからONに切り替わり、これにより、LED駆動手段によるLED部の点灯がOFFされるように構成される。
特開2012−139971号公報
しかし、特許文献1の構成によると、LED部を構成するLED回路と、LED駆動手段を構成する点灯回路と、これらを保護するための保護回路とが一体的に形成されている。そのため、LEDモジュールと点灯装置(電源装置)とが別置されるような構成に上記の保護回路を適用しようとすると、LEDモジュールと点灯装置との間に多数の複雑な配線が必要となり、現実的な実施とはならない。また、既存の点灯装置に後から接続されるLEDモジュールに上記の保護回路を適用することはできない。また更に、上記構成においては、保護回路の作動が報知されないため、LED消灯の原因がユーザに把握されず、ユーザはその後の対処を判断することができない。
そこで、本発明は、点灯装置から独立して構成されたLEDモジュール及びLED照明装置において、点灯装置との間に別途の配線を要することなくLEDモジュール又は点灯装置の異常保護を可能とし、かつ異常保護の作動をユーザに報知することを可能とする構成を提供することを課題とする。
本発明の第1の形態による、第1及び第2の端子を有するLEDモジュールは、前記第1の端子と前記第2の端子の間に直列接続されたLED及びスイッチ素子と、LEDモジュールの温度を検出する温度検出回路と、温度検出回路によって検出される検出温度が閾値未満である場合にスイッチ素子を導通させ、検出温度が閾値以上となる場合にスイッチ素子を開放するように構成された制御回路と、制御回路がスイッチ素子を開放する時に閉成される電流経路上に接続され、電流経路の通電により発光する発光素子とを備える。
上記LEDモジュールによると、LEDに直列接続されたスイッチ素子と、LEDモジュールの温度を検出する温度検出回路と、検出温度が所定値未満である場合にスイッチ素子を導通させ、検出温度が所定値以上である場合にスイッチ素子を開放するように構成された制御回路が設けられる。これにより、点灯装置から独立して構成されたLEDモジュールにおいて、点灯装置との間に別途の配線を要することなくLEDモジュール又はLEDモジュールに接続される点灯装置の異常保護が可能となる。また更に、制御回路がスイッチ素子を開放する時に閉成される電流経路上に発光素子が接続される。これにより、LEDの消灯と発光素子の発光とが実質的に同時に行われ、発光素子の発光により異常保護の作動をユーザに報知することが可能となる。
本発明の第2の形態による、第1の端子を有するLEDモジュール及び第2の端子を有するスイッチモジュールを備えたLED照明装置は、LEDモジュールに含まれ、第1の端子にアノード端が接続されたLEDと、スイッチモジュールに含まれ、LEDのカソード端と第2の端子の間に接続されたスイッチ素子と、温度検出素子を有し、LEDモジュールの温度を検出するように構成され、少なくとも温度検出素子がLEDモジュールに含まれ、残余の部分がスイッチモジュールに含まれた温度検出回路と、温度検出回路によって検出される検出温度が閾値未満である場合にスイッチ素子を導通させ、検出温度が閾値以上となる場合にスイッチ素子を開放するように構成され、全部又は一部がスイッチモジュールに含まれ、残余の部分がLEDモジュールに含まれた制御回路と、スイッチモジュールに含まれ、制御回路が前記スイッチ素子を開放する時に閉成される電流経路上に接続され、電流経路の通電により発光する発光素子とを備える。
上記LED照明装置によると、LED及び温度検出素子が含まれるLEDモジュールと、LEDに接続されたスイッチ素子が含まれるスイッチモジュールが設けられる。そして、温度検出素子による検出温度が所定値未満である場合にスイッチ素子を導通させるとともに検出温度が所定値以上である場合にスイッチ素子を開放するように構成された制御回路が、LEDモジュールとスイッチモジュールに適宜分配されて実装される。これにより、点灯装置から独立して構成されたLEDモジュールを含むLED照明装置において、点灯装置との間に別途の配線を要することなくLEDモジュール又はLEDモジュールに接続される点灯装置の異常保護が可能となる。また、LEDだけが実装された既存のLEDモジュールに対しても、簡素な付加構成によって上記の効果が得られる。また更に、スイッチモジュールにおいて、制御回路がスイッチ素子を開放する時に閉成される電流経路上に発光素子が接続される。これにより、LEDの消灯と発光素子の発光とが実質的に同時に行われ、LEDモジュールの異常発熱に起因する保護動作の発動を発光素子の発光によってユーザに報知することが可能となる。
上記第1の形態のLEDモジュール又は第2の形態のLED照明装置において、第1の端子にLEDのアノード端が接続され、LEDのカソード端と第2の端子との間にスイッチ素子が接続され、制御回路がサイリスタを含み、サイリスタのアノード端子がスイッチ素子の制御端子に接続されるとともに抵抗を介して第1の端子に接続され、サイリスタのカソード端子が第2の端子に接続され、検出温度が閾値以上となると第2の端子に対する電圧が上昇する回路点とサイリスタの制御端子の間に発光素子が接続される。この構成によると、検出温度の異常上昇時にサイリスタにトリガ電流が流れ、このトリガ電流によって発光素子が発光するとともにサイリスタに保持電流が流れる。これにより、サイリスタの導通状態、スイッチ素子の非導通状態及びLEDの消灯が保持される。すなわち、温度異常上昇時に発光素子が発光するとともに、LEDの消灯による保護状態が維持される。したがって、発光素子の発光によって保護動作の発動がユーザに報知されるとともに、LEDの消灯及びその保持によって異常又は故障の進展が確実に防止される。
また、上記第1の形態のLEDモジュール又は第2の形態のLED照明装置において、第1の端子にLEDのアノード端が接続され、LEDのカソード端と第2の端子との間にスイッチ素子が接続され、制御回路がサイリスタと発光素子の直列回路を含み、直列回路におけるサイリスタのアノード端子側がスイッチ素子の制御端子に接続されるとともに抵抗を介して第1の端子に接続され、直列回路におけるサイリスタのカソード端子側が第2の端子に接続され、検出温度が閾値以上となると第2の端子に対する電圧が上昇する回路によってサイリスタが導通するように構成される。この構成によると、検出温度の異常上昇時にサイリスタに流れる保持電流によって発光素子の発光、サイリスタの導通状態、スイッチ素子の非導通状態及びLEDの消灯が保持される。すなわち、温度異常上昇時に発光素子の発光及びLEDの消灯による保護状態が維持される。したがって、発光素子の発光によって保護動作の発動がユーザに報知されるとともに、その発光の保持によって報知状態が維持される。また、LEDの消灯及びその保持によって異常又は故障の進展が確実に防止される。
また、上記第1の形態のLEDモジュール又は第2の形態のLED照明装置において、第1の端子にLEDのアノード端が接続され、LEDのカソード端と第2の端子との間にスイッチ素子が接続され、制御回路がトランジスタを含み、トランジスタのコレクタ端子が発光素子を介してスイッチ素子の制御端子に接続されるとともに発光素子及び抵抗を介して第1の端子に接続され、トランジスタのエミッタ端子が第2の端子に接続され、検出温度が閾値以上となると第2の端子に対する電圧が上昇する回路によってトランジスタが導通するように構成される。この構成によると、異常発生後に異常が解消された場合に、スイッチ素子の導通によるLEDの点灯及び発光素子の消灯を復帰させることができる。
また、上記第1の形態のLEDモジュール又は第2の形態のLED照明装置において、第1の端子にLEDのアノード端が接続され、LEDのカソード端と第2の端子との間にスイッチ素子が接続され、制御回路が第1及び第2のトランジスタを含み、第1のトランジスタのコレクタ端子が発光素子を介してスイッチ素子の制御端子に接続されるとともに発光素子及び第1の抵抗を介して第1の端子に接続され、第1のトランジスタのエミッタ端子が第2の抵抗を介して第2の端子に接続され、第1のトランジスタのベース端子が第2のトランジスタのコレクタ端子に接続されるとともに第3の抵抗を介して第1の端子に接続され、第2のトランジスタのエミッタ端子が第1のトランジスタのエミッタ端子に接続され、検出温度が閾値以上となると第2の端子に対する電圧が低下する回路によって第2のトランジスタがオンするように構成される。この構成によると、LED/発光素子の消灯/発光の動作から点灯/消灯の復帰動作までの復帰特性を適宜設定することができる。
本発明の第1の実施形態によるLEDモジュールを示すブロック図である。 第1の実施形態におけるLEDモジュールの回路構成を示す図である。 第1の実施形態の変形例におけるLEDモジュールの回路構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態によるLED照明装置を示すブロック図である。 第2の実施形態におけるLED照明装置の回路構成例を示す図である。 第2の実施形態におけるLED照明装置の回路構成例を示す図である。 第2の実施形態におけるLED照明装置の代替の回路構成例を示す図である。 本発明の変形例によるLEDモジュールの回路構成を示す図である。 本発明の変形例によるLEDモジュールの回路構成を示す図である。 本発明の変形例によるLEDモジュールの回路構成を示す図である。
<第1の実施形態>
図1に、本発明の第1の実施形態によるLEDモジュール1のブロック図を示す。LEDモジュール1は点灯装置(電源装置又は安定器)5と別置される。LEDモジュール1は高電位側の端子T1及び低電位側の端子T2を有し、端子T1及びT2はそれぞれ点灯装置5の高電位出力端子T3及び低電位出力端子T4に配線W1及びW2を介して接続される。点灯装置5は、商用電源等の交流電源が入力されて所望の直流電流(LED電流)を出力するAC/DCコンバータであってもよいし、バッテリ等の直流電源が入力されて所望の直流電流(LED電流)を出力するDC/DCコンバータであってもよい。すなわち、点灯装置5からの直流電流がLEDモジュール1に供給される。
LEDモジュール1は、端子T1−T2間に、LED10、スイッチ素子20、温度検出回路30、制御回路40及び発光素子50を備える。これらの回路要素は、例えば同一の基板に実装される。なお、各回路素子がどの名称の回路に属するかについての分類は説明の便宜上のものであり、本発明を拘束するものではない。
図2Aに、LEDモジュール1の回路構成を示す。以降において、端子T1と略同電位の回路配線をラインL1といい、端子T2と略同電位の回路配線をラインL2というものとする。また、端子T1及びT2は、配線W1及びW2がLEDモジュール1に接続されるノードを意味し、コネクタ、ソケット等で構成されていてもよいし、基板上に配置されたノードであってもよい。
LED10は、複数のLED素子11が直列接続されたLEDアレイからなり、LED10のアノード端は端子T1、すなわちラインL1に接続される。なお、上記のLEDアレイは、複数のLED素子11が直並列接続されたものであってもよい。
スイッチ素子20はLED10に直列接続され、本実施形態ではNPN型のMOSFETからなる。具体的には、スイッチ素子20のドレイン端子(入力端子)はLED10のカソード端に接続され、ソース端子(出力端子)は端子T2、すなわちラインL2に接続され、ゲート端子(制御端子)は後述する制御回路40に接続される。なお、スイッチ素子20は、IGBT等であってもよく、この場合は、入力端子がコレクタ端子であり、出力端子がエミッタ端子となる。また、スイッチ素子20としてPNP型のMOSFETが用いられてもよい。この場合、端子T2にLED10のカソードが接続され、LED10のアノードと第1の端子の間にスイッチ素子20が接続され、対応する制御回路40が適宜適用される。以降において、スイッチ素子20を、必要に応じてFET20ともいう。また、本明細書において、FET、トランジスタ、サイリスタ、ダイアック等の半導体スイッチ素子について、「導通」、「オン」及び「閉成」は実質的に同義であるものとし、「非導通」、「オフ」及び「開放」も実質的に同義であるものとする。
温度検出回路30は、抵抗31及び温度検出素子であるPTC(正特性)サーミスタ32の直列回路からなる。抵抗31がラインL1に接続され、PTCサーミスタ32がラインL2に接続され、ラインL1−L2間の電圧が抵抗31とPTCサーミスタ32によって分圧される。周囲温度(本体温度)が上昇するとPTCサーミスタ32の抵抗値及び両端電圧が上昇し、これによりLEDモジュール1の温度上昇が検出される。なお、LEDモジュール1の温度は、回路基板の温度であってもよいし、LED10の近傍の雰囲気温度であってもよい。また、LEDモジュール1が筐体に含まれる場合には、LEDモジュール1の温度は、その筐体内部又は外面のいずれかの箇所の温度であればよい。
制御回路40は、サイリスタ41、抵抗42、44b及び45b、ダイアック43、ツェナーダイオード44a並びにコンデンサ45aを有する。サイリスタ41のアノード端子はFET20のゲート端子に接続されるとともに、抵抗42を介してラインL1に接続され、カソード端子はラインL2に接続される。サイリスタ41の制御端子は発光素子50を介してダイアック43の一端に接続され、ダイアック43の他端は抵抗31とPTCサーミスタ32の接続点に接続される。PTCサーミスタ32の電圧がラインL2に対して上昇してダイアック43がオンすると、サイリスタ41が導通し、発光素子50が発光する。ツェナーダイオード44a及び抵抗44bがFET20のゲート−ソースに並列接続され、サイリスタ41の非導通時におけるゲート−ソース間電圧を適正化する。コンデンサ45a及び抵抗45bは、温度検出回路30の出力部からサイリスタ41の制御端子への入力電圧及び電流並びにダイアック43の動作条件を適正化する。なお、ダイアック43の代わりにツェナーダイオード等他のスイッチ素子を用いることも可能である。
発光素子50は、本実施形態ではLEDである(以下、「LED50」という)。LED50は、ラインL1からラインL2に向かう方向が順方向となるように制御回路40のダイアック43に直列接続される。したがって、LED50は、図2Aに図示するようにダイアック43のサイリスタ41側に接続されていてもよいし、ダイアック43のPTCサーミスタ32側に接続されていてもよい。LED50による発光とLED10(LED素子11)による発光とがユーザにおいて区別されるようにLED50が構成される。例えば、LED50はLED10とは異なる発光色のLEDで構成されてもよいし、LED50とLED10とが異なる位置に配置されるようにしてもよい。
以下に、LEDモジュール1の動作を説明する。概略として、制御回路40は、温度検出回路30によって検出される検出温度が異常閾値未満である場合(正常点灯時)にはスイッチ素子20を導通させ、検出温度が異常閾値以上となる場合(異常発生時)にはスイッチ素子20を開放させとともにLED50を発光させる。すなわち、LEDモジュール1は、正常点灯時にはLED10を点灯させ、異常時にはLED10への電流経路を遮断してLED10を消灯するとともにLED50を点灯(発光)させる。
LEDモジュール1(特に、LED10)において検出温度が異常閾値以上となる原因として、主に以下が想定される。
第1に、点灯装置5の出力電流制御(例えば、定電流制御)に異常が発生し、LED10の定格電流を超える出力電流がLED10に投入されている場合に、LEDモジュール1において異常な温度上昇が発生し得る。
第2に、LEDモジュール1が夜間のみに点灯される設定であるにもかかわらず、点灯装置5に別途接続される自動点滅器の故障により日中にLED10が点灯されてしまった場合に、LEDモジュール1において異常な温度上昇が発生し得る。
第3に、LEDモジュール1の端子T1又はT2(あるいは、配線W1又はW2)が点灯装置5の出力端子に正しく接続されない場合(例えば、点灯装置5の入力端子に接続された場合等)に、LED10の定格を超える電流又は電圧がLED10に投入され、LEDモジュール1において異常な温度上昇が発生し得る。
第4に、LEDモジュール1が、それに適合しない点灯装置(HID用安定器、銅鉄安定器、定格電流、定格電圧又は定格電力の過大なLED電源装置等)に接続された場合に、LED10の定格を超える電流、電圧又は電力がLED10に投入され、LEDモジュール1において異常な温度上昇が発生し得る。
なお、上記第1乃至第4のような異常が発生した状態においては、LEDモジュール1若しくは点灯装置5又はその両方が故障する可能性がある。
正常点灯時、すなわち、検出温度が異常閾値未満の場合においては、PTCサーミスタ32の抵抗値及びその両端電圧は相対的に低い。この場合、ダイアック43にかかる電圧はその降伏電圧以下であり、ダイアック43はオフ状態に維持される。これにより、サイリスタ41の制御端子にトリガ電流は流れず、サイリスタ41は非導通状態に維持される。したがって、ラインL1−L2間の電圧を抵抗42及び44bで分圧した電圧のうちの抵抗44bの両端電圧(ツェナーダイオード44aによってクランプされる場合にはそのクランプ電圧、以下同じ)がFET20のゲート−ソース端子間に印加される。これにより、FET20は導通状態に維持される。
一方、異常時において、検出温度が異常閾値以上となると、PTCサーミスタ32の抵抗値及びその両端電圧(すなわち、ラインL2に対する電圧)が上昇する。そして、ダイアック43にかかる電圧がダイアック43の降伏電圧を超え、ダイアック43がオン状態となる。したがって、ダイアック43及びLED50を介してサイリスタ41の制御端子にトリガ電流が流れ、サイリスタ41が導通状態となるとともにLED50が点灯する。これにより、FET20のゲート−ソース間電圧が実質的にゼロとなり、FET20はオフされる。そして、抵抗42からサイリスタ41を介してラインL2に流れる電流がサイリスタ41の保持電流となり、サイリスタ41の導通状態及びFET20の非導通状態が維持される。このFET20の非導通状態及びLED50の点灯は、点灯装置5からLEDモジュール1への給電が停止してから再開されるまで継続される。
この構成によると、異常時にサイリスタ41の導通状態がラッチされ、FET20の非導通状態、すなわちLED10の消灯による保護状態が維持され、異常又は故障の進展を確実に防止することができる。また、検出温度が異常閾値未満となるまで、ダイアック43がオン状態となるため、LED50に電流が流れ続け、その点灯の継続により異常の報知が継続される。
以上のように、本実施形態によると、LED10に直列接続されたFET20と、LEDモジュール1の温度を検出する温度検出回路30と、検出温度が所定値未満である場合にFET20を導通させ、検出温度が所定値以上となる場合にFET20を開放するように構成された制御回路40がLEDモジュール1に設けられる。これにより、点灯装置5から独立して構成されたLEDモジュール1において、点灯装置5との間に別途の配線を要することなくLEDモジュール1又は点灯装置5の異常保護が可能な構成が提供される。
また、制御回路40がFET20を開放する時に閉成される電流経路上にLED50が接続され、その電流経路の通電によりLED50が点灯する。これにより、LED10の消灯とLED50の点灯とが実質的に同時に行われ、LEDモジュール1の異常発熱に起因する保護動作の発動をLED50の点灯によってユーザに報知することが可能となる。 また更に、上記保護動作によるLED10の消灯後、検出温度が異常閾値未満に低下するまでLED50が点灯を継続するため、ユーザは、LEDモジュール1が高温にあることを認識することができる。すなわち、ユーザは、LEDモジュール1の異常発熱に対する保護動作によって消灯されたこと、及びその後もLEDモジュール1が高温状態にあることをLED50の点灯によって認識することができる。これにより、より安全性の高いLEDモジュール1が得られる。
<第1の実施形態の変形例>
上記実施形態においては、LED50がダイアック43に直列接続される構成を示したが、変形例として、LED50がサイリスタ41に直列接続される構成としてもよい。図2Bにこの変形例を示す。
図2Bに示すように、LED50のアノードは抵抗42と抵抗44bの接続点に接続され、カソードはサイリスタ41のアノード端子に接続される。なお、LED50のアノードがサイリスタ41のカソード端子に接続され、LED50のカソードがラインL2に接続される構成も可能である。すなわち、LED50は、抵抗42及び44bの接続点とラインL2の間でサイリスタ41と同じ順方向となるように、サイリスタ41に直列接続される。
第1の実施形態と同様に、異常時において、検出温度が異常閾値以上となると、ダイアック43がオン状態となり、サイリスタ41の制御端子にトリガ電流が流れ、サイリスタ41が導通状態となるとともにLED50が点灯する。これにより、FET20のゲート−ソース間電圧が低下し、FET20はオフされる。なお、LED50及びサイリスタ41の順方向降下電圧はFET20のゲート閾値(オンからオフに遷移するための閾値)よりも低いものとする。そして、抵抗42からLED50及びサイリスタ41を介してラインL2に流れる電流がサイリスタ41の保持電流となり、サイリスタ41の導通状態、LED50の点灯及びFET20の非導通状態が維持される。このFET20の非導通状態及びLED50の点灯は、点灯装置5からLEDモジュール1への給電が停止してから再開されるまで継続される。
この構成によっても、異常時にサイリスタ41の導通状態がラッチされ、FET20の非導通状態、すなわちLED10の消灯による保護状態が維持され、異常又は故障の進展を確実に防止することができる。また、検出温度が異常閾値未満となっても、サイリスタ41が導通状態となるため、LED50に電流が流れ続け、その点灯の継続により異常の報知が継続される。
したがって、検出温度が異常閾値未満に低下しても、点灯装置5からの給電がある限りLED50が点灯を継続する。これにより、ユーザは、LEDモジュール1(LED10)の消灯状態について、LEDモジュール1に点灯装置5から給電されていないために消灯しているのか、それともLEDモジュール1が異常発熱によって消灯されたのかを、LED50の点灯状態によって判別することができる。これにより、利便性の高いLEDモジュール1が得られる。
なお、図2Aに示した実施形態と、図2Bに示した変形例とを併用してもよい。すなわち、サイリスタ41の制御端子とダイアック43との間の経路にLED50が接続されるとともに(図2A)サイリスタ41とFET20のゲート端子及び抵抗42との間の経路にもLED50が接続される(図2B)構成としてもよい。この場合、前者のLED50を制御側LED50といい、後者のLED50を保持側LED50という。正常時においては制御側LED50及び保持側LED50とも消灯状態となる。一方、検出温度が異常閾値以上となると、LED10が消灯するとともに制御側LED50及び保持側LED50が点灯する。その後、検出温度が異常閾値未満となると、制御側LED50が消灯され、LED10の消灯及び保持側LED50の点灯が維持される。制御側LED50及び保持側LED50の双方が点灯している場合には、現在もLEDモジュール1が高温にあることがユーザに報知され、保持側LED50のみが点灯している場合には、過去にLEDモジュール1が高温にあったが現在は高温でないことがユーザに報知される。
<第2の実施形態>
上記第1の実施形態ではLEDモジュール内にLED10、FET20、温度検出回路30、制御回路40及びLED50が含まれる構成を示したが、本実施形態では、上記構成要素がLEDモジュール及びスイッチモジュールに分散されて配置される構成を示す。図3に、本実施形態によるLEDモジュール2及びスイッチモジュール3を含むLED照明装置4のブロック図を示す。なお、本実施形態において、第1の実施形態と実質的に同じ構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
LEDモジュール2は高電位側の端子T1を有し、端子T1は点灯装置5の高電位出力端子T3に配線W1を介して接続される。スイッチモジュール3は低電位側の端子T2を有し、端子T2は点灯装置5の低電位出力端子T4に配線W2を介して接続される。このように、LED照明装置4は点灯装置5から別置される。本実施形態では、LEDモジュール2とスイッチモジュール3とは、後述する各配線によって相互に接続される。あるいは、LEDモジュール2とスイッチモジュール3とがコネクタ等によって接続され、一体形成されるようにしてもよい。
LEDモジュール2は、LED10、及び温度検出回路30の少なくともPTCサーミスタ32を含む部分(以下、「温度検出回路30´」という)を含む。LEDモジュール2の基板B1には、LED10及び温度検出回路30´が実装される。スイッチモジュール3は、FET20、(ある場合には)温度検出回路30の温度検出回路30´以外の部分、制御回路40の全部又は一部(以下、「制御回路40´」という)及びLED50を含む。スイッチモジュール3の基板B2には、FET20及び制御回路40´が実装される。なお、制御回路40のうちの制御回路40´に含まれない残余の部分がある場合には、その部分は基板B1に実装される。言い換えると、温度検出回路30の主たる部分は温度検出回路30´としてLEDモジュール2に含まれ、制御回路40の主たる部分は制御回路40´としてスイッチモジュール3に含まれる。なお、PTCサーミスタ32は基板B1に対して半田付けされて固定されていてもよいし、半田付けされずに固定されていてもよい。
図4A及び図4Bに、LED照明装置4の回路構成の例を示す。図4A又は図4Bに示すように、基板B1には、LED10及びPTCサーミスタ32(温度検出回路30´)が実装され、基板B2には、FET20、抵抗31、制御回路40及びLED50が実装される。基板B1において、PTCサーミスタ32は、いずれの回路とも電気的には接続されていないが、部品本体が基板B1上に実装又は配置される。そして、LEDモジュール2に含まれるPTCサーミスタ32及びスイッチモジュール3に含まれる抵抗31によって検出されるLEDモジュール2の温度が制御回路40に入力される。なお、LED50は、第1の実施形態と同様にダイアック43に直列接続されていてもよいし、第1の実施形態の変形例と同様にサイリスタ41に直列接続されていてもよい(点線部参照)。
図4Aに示す例では、LEDモジュール2は配線W3〜W6によってスイッチモジュール3に接続される。LED10のカソード端が端子T31−配線W3−端子T32を介してFET20のドレイン端子に接続され、ラインL1が端子T41−配線W4−端子T42を介して抵抗31及び42に接続される。そして、PTCサーミスタ32の高電位側端子が端子T51−配線W5−端子T52を介してダイアック43と抵抗31の接続点に接続され、PTCサーミスタ32の低電位側端子が端子T61−配線W6−端子T62を介してラインL2に接続される。
図4Bに示す例でも、LEDモジュール2は配線W3〜W6によってスイッチモジュール3に接続されるが、配線W4の構成が図4Aの例と異なる。図4Bの例においては、配線W4は、端子T1と端子T42の間に、例えばLEDモジュール2の外部に(すなわち、内部を通らずに)直接接続される。この場合、端子T41が不要となる。
このような部品の分配により、LED10及びPTCサーミスタ32を含むLEDモジュール2と、FET20、抵抗31、制御回路40及びLED50を含むスイッチモジュール3とが比較的少ない配線及び端子で接続される。また、LED10が実装されただけの既存のLEDモジュールに対しても、簡素な構成を付加するだけでLEDモジュール2乃至はLED照明装置4を構成することができる。特に、PTCサーミスタ32が基板B1に半田付けされず、かつ配線W4が端子T1に直接接続される構成の場合(図4B)には、LED10のみが実装された既存のLEDモジュールの基板において配線パターンを変更する必要がなく、基板のコスト管理上好ましい。
また、図5に示すように、代替例として、LEDモジュール2(基板B1)に、LED10、温度検出回路30及び抵抗42が実装され、スイッチモジュール3(基板B2)に、FET20、制御回路40の抵抗42以外の部分(制御回路40´)及びLED50が実装されるようにしてもよい。図5に示す構成においても、LED50は、第1の実施形態と同様にダイアック43に直列接続されていてもよいし、第1の実施形態の変形例と同様にサイリスタ41に直列接続されていてもよい(点線部参照)。
この場合、LEDモジュール2は配線W3及びW6〜W8によってスイッチモジュール3に接続される。図4A及び図4Bに示す例と同様に、LED10のカソード端が端子T31−配線W3−端子T32を介してFET20のドレイン端子に接続され、PTCサーミスタ32の低電位側端子が端子T61−配線W6−端子T62を介してラインL2に接続される。そして、図5に示すように、抵抗42が、端子T71−配線W7−端子T72を介してサイリスタ41のアノード側の回路配線に接続され、PTCサーミスタ32の高電位側端子が端子T81−配線W8−端子T82を介してダイアック43に接続される。
この分配においては、LEDモジュール2(基板B1)とスイッチモジュール3(基板B2)の間で、高電位側のラインL1の電位が印加され得る配線が配線W3のみとなり(FET20の非導通時)、基板B2上では、全体として低電圧回路が構成される。これにより、スイッチモジュール3における絶縁設計が比較的容易となる。
なお、上記の端子T31〜T82の各々は、関連する配線が各モジュールに接続されるノードを意味し、コネクタ、ソケット等で構成されていてもよいし、各モジュールに設けられた挿通孔であってもよいし、各基板上に設けられたノードであってもよい。
LED照明装置4の動作について、LED照明装置4の回路構成は第1の実施形態のLEDモジュール1(図2)の回路構成と同一であるから、その動作も第1の実施形態において説明したLEDモジュール1の動作と同様である。
以上のように、本実施形態によるLED照明装置4は、LED10及び温度検出回路30の少なくとも温度検出素子31が含まれるLEDモジュール2と、LED10に接続されたFET20が含まれるスイッチモジュール3を備える。そして、検出温度が所定値未満である場合にFET20の導通及びLED50の点灯(発光)を行うとともに検出温度が所定値以上となる場合にFET20の開放及びLED50の消灯を行うように構成された制御回路40が、LEDモジュール2とスイッチモジュール3に適宜分配されて実装される。これにより、点灯装置5から独立して構成されたLEDモジュール2を含むLED照明装置4において、点灯装置5との間に別途の配線を要することなくLEDモジュール2又は点灯装置5の異常保護が可能な構成が提供される。また、LEDだけが実装された既存のLEDモジュールに対しても、簡素な付加構成によって上記の効果が得られる。
また、スイッチモジュール3において、制御回路40がFET20を開放する時に閉成される電流経路上にLED50が接続される。これにより、LED10の消灯とLED50の点灯とが実質的に同時に行われ、LEDモジュール2の異常発熱に起因する保護動作の発動をLED50の点灯によってユーザに報知することが可能となる。これにより得られる効果は第1の実施形態及びその変形例と同様である。
<変形例>
以上に本発明の好適な実施形態を示したが、本発明は、例えば以下に示すように種々の態様に変形可能である。以下の変形例1及び2は制御回路40に関するものであり、変形例3及び4は温度検出回路30に関するものである。これらの変形例1又は2と変形例3又は4とは、特に断りがない限り、相互に組合せることが可能である。
(1)変形例1(制御回路40の変形)
上記各実施形態においては、制御回路40における制御用のスイッチ素子としてサイリスタ41を用いたが、サイリスタ41の代わりにトランジスタを用いてもよい。これにより、検出温度が異常閾値以上となった後に異常閾値未満に戻ると、LED50の消灯及びLED10の点灯が復帰するように構成することができる。図6に、本変形例による制御回路40を有するLEDモジュール1を示す。本変形例において、第1の実施形態と実質的に同じ構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図6に示すように、制御回路40はトランジスタ46を有し、トランジスタ46のコレクタ端子がLED50を介してFET20のゲート端子に接続され、エミッタ端子がラインL2に接続され、ベース端子がダイアック43に接続される。なお、トランジスタ46にはゲート抵抗が適宜付加されてもよいし、トランジスタ46を抵抗内蔵型のトランジスタとしてもよい。
正常点灯時、すなわち、検出温度が異常閾値未満の場合においては、PTCサーミスタ32の抵抗値及びその両端電圧は相対的に低く、ダイアック43はオフ状態に維持される。したがって、トランジスタ46のベース端子に電流は流れず、トランジスタ46はオフ状態に維持されるとともにLED50は消灯状態となる。これにより、ラインL1−L2間の電圧を抵抗42及び44bで分圧した電圧のうちの抵抗44bの両端電圧がFET20のゲート−ソース間に印加され、FET20は導通状態に維持される。
一方、異常が発生して検出温度が異常閾値以上となると、PTCサーミスタ32の抵抗値及びその両端電圧(ラインL2に対する電圧)が上昇し、ダイアック43がオン状態となる。したがって、トランジスタ46のベース端子に電流が流れ、トランジスタ46がオン状態となるとともにLED50が点灯する。これにより、FET20のゲート−ソース電圧が実質的にゼロとなり、FET20はオフされる。その後、検出温度が異常閾値未満に戻り、PTCサーミスタ32の抵抗値及びその両端電圧が低下すると、再び上記の正常点灯時の動作状態(LED10が点灯し、LED50が消灯した状態)が得られる。
このように、本変形例の構成によると、異常発生後に異常が解消された場合にLED10の点灯及びLED50の消灯を復帰させることができる。なお、本変形例を第1の実施形態のLEDモジュール1の変形として説明したが、本変形例の構成は第2の実施形態のLED照明装置4にも適用可能である。この場合、図4又は図5に示す回路配置において、サイリスタ41をトランジスタ46に置き換えるだけでよい。
(2)変形例2(制御回路40の変形)
上記各実施形態においては、制御回路40における制御用のスイッチ素子としてサイリスタ41を用いたが、サイリスタ41の代わりにトランジスタを用いたシュミットトリガ回路を用いてもよい。これにより、温度検出回路30による検出温度変化に対するLED10の点灯及びLED50の消灯の復帰動作にヒステリシスをもたせることができる。図7に、本変形例による制御回路40を有するLEDモジュール1を示す。本変形例において、第1の実施形態と実質的に同じ構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図7に示すように、温度検出回路30はPTCサーミスタ33及び抵抗34の直列回路からなり、PTCサーミスタ33がラインL1に接続され、抵抗34がラインL2に接続される。周囲温度が上昇するとPTCサーミスタ33の抵抗値及び両端電圧が増加するとともに抵抗34の両端電圧が減少し、これによりLEDモジュール1の温度上昇が検出される。
制御回路40は、サイリスタ41の代わりにトランジスタ47及び48並びに抵抗49a及び49bを含む。トランジスタ47のコレクタ端子は、LED50を介してFET20のゲート端子に接続されるとともに更に抵抗42を介してラインL1に接続される。トランジスタ47のエミッタ端子は、抵抗49aを介してラインL2に接続される。トランジスタ47のベース端子は、トランジスタ48のコレクタ端子に接続されるとともに抵抗49bを介してラインL1に接続される。トランジスタ48のエミッタ端子はトランジスタ47のエミッタ端子に接続され、ベース端子はダイアック43に接続される。
正常点灯時、すなわち、検出温度が異常閾値未満の場合においては、PTCサーミスタ33の抵抗値及び両端電圧は相対的に低いために抵抗34に発生する電圧は相対的に高く、ダイアック43はオン状態に維持される。したがって、トランジスタ48のベース端子に電流が流れ、トランジスタ48はオン状態に維持される。これにより、トランジスタ47のベース端子に電流は流れず、トランジスタ47はオフ状態に維持される。したがって、ラインL1−L2間の電圧を抵抗42と抵抗44bで分圧した電圧のうちの抵抗44bの両端電圧がFET20のゲート−ソース端子間に印加される。これにより、FET20は導通状態に維持されるとともにLED50が消灯状態に維持される。
一方、異常が発生して検出温度が異常閾値以上となると、PTCサーミスタ33の抵抗値及び両端電圧が上昇するために抵抗34に発生する電圧(ラインL2に対する電圧)が低下し、ダイアック43はオフ状態となる。したがって、トランジスタ48のベース端子に電流は流れず、トランジスタ48はオフ状態となる。これにより、トランジスタ47のベース端子に電流が流れ、トランジスタ47はオン状態となり、LED50が点灯する。したがって、ラインL1−L2間の電圧を抵抗42と抵抗44b及び49aの並列回路で分圧した電圧のうちの抵抗44b及び49aの両端電圧がFET20のゲート−ソース端子間に印加される。なお、このときの抵抗44bの両端電圧がFET20のオン閾値よりも低くなるように各抵抗値が設定されるものとする。これにより、FET20がオフされ、LED50が点灯する。
ここで、トランジスタ47がオフ状態からオン状態(FET20が導通から非導通)に移行するのに必要なダイアック43の出力よりも、トランジスタ47がオン状態からオフ状態(FET20が非導通から導通)に移行するのに必要なダイアック43の出力の方が大きい。したがって、検出温度が異常閾値を超えてLED10/LED50が消灯/点灯されてから、検出温度が所定量以上低下した後にLED10/LED50の点灯/消灯が復帰する。この所定量(ヒステリシスの量)は、抵抗42、49a及び49bの値を適宜設定することにより決定される。
このように、本変形例の構成によると、LED10の消灯動作から点灯復帰動作までの間隔を所望の長さに設定することができる。なお、本変形例を第1の実施形態のLEDモジュール1の変形として説明したが、本変形例の構成は第2の実施形態のLED照明装置4にも適用可能である。この場合、図7における破線Aより上側の回路(LED10及びPTCサーミスタ33)がLEDモジュール2(基板B1)に含まれ、破線Aより下側の回路(FET20、抵抗34、制御回路40及びLED50)がスイッチモジュール3(基板B2)に含まれる。図7に示すように、破線Aによって分断される回路配線は3か所だけであるので、より少ない配線でLEDモジュール2とスイッチモジュール3とを接続することができる。
(3)変形例3(温度検出素子の変形)
上記各実施形態においては、温度検出回路30の温度検出素子としてPTCサーミスタを用いたが、周囲温度(本体温度)が上昇すると抵抗値が減少するNTC(負特性)サーミスタを用いてもよい。この場合、例えば、図8に示すように、ラインL1にNTCサーミスタ35が接続され、NTCサーミスタ35とラインL2の間に抵抗36が接続され、NTCサーミスタ35と抵抗36の接続点がダイアック43に接続される。本変形例の回路動作は、第1の実施形態で説明した回路動作と実質的に同じである。
なお、本変形例を第1の実施形態のLEDモジュール1の変形として説明したが、本変形例の構成は第2の実施形態のLED照明装置4にも適用可能である。この場合、図8に示すように、破線Bより上側の回路(LED10及びNTCサーミスタ35)がLEDモジュール2(基板B1)に含まれ、破線Bより下側の回路(FET20、抵抗36、制御回路40及びLED50)がスイッチモジュール3(基板B2)に含まれる。あるいは、図8に示すように、破線Cより上側の回路(LED10、NTCサーミスタ35及び抵抗42)がLEDモジュール2(基板B1)に含まれ、破線Cより下側の回路(FET20、抵抗36、制御回路40の残余の部分、及びLED50)がスイッチモジュール3(基板B2)に含まれるようにしてもよい。いずれの場合も、図8に示すように、破線B又はCによって分断される回路配線は3か所だけであるので、より少ない配線でLEDモジュール2とスイッチモジュール3とを接続することができる。
(4)変形例4(温度検出素子の変形)
上記各実施形態では、温度検出回路30の温度検出素子として復帰型の素子(PTCサーミスタ)を用いた。一方、点灯装置5のみの保護を目的として、すなわち、一度異常が検出されたLEDモジュール1又は2を再使用しない前提であれば、温度検出素子として温度ヒューズ等の非復帰型のものを用いてもよい。温度ヒューズを用いる場合、温度ヒューズの動作温度が異常閾値に設定される。各実施形態において、PTCサーミスタ32の代わりに温度ヒューズが用いられる場合、LEDモジュール1又は2の温度が上記動作温度に達すると温度ヒューズが溶断し、その結果サイリスタ41が導通し、FET20がオフされ、LED50が点灯する。その後は、点灯装置5からLEDモジュール1又は2への給電がある限り、FET20の非導通状態、LED10の消灯及びLED50の点灯が継続される。なお、本変形例は、非復帰型の保護動作を前提とするものであるので、制御回路40における制御用のスイッチ素子としてサイリスタ41(各実施形態)を用いる構成又はトランジスタ46(変形例1)を用いる構成を採用することが望ましい。
(5)変形例5(発光素子50の変形)
上記各実施形態及び変形例においては、発光素子50がLEDからなるものとしたが、通電により発光するものであれば、白熱電球等、他の発光素子とすることも可能である。
1、2 LEDモジュール
3 スイッチモジュール
4 LED照明装置
10 LED
20 FET(スイッチ素子)
30 温度検出回路
31、34、36 抵抗
32、33 PTCサーミスタ(温度検出素子)
35 NTCサーミスタ(温度検出素子)
40 制御回路
41 サイリスタ
42、44b、45b、49a、49b 抵抗
43 ダイアック
46、47、48 トランジスタ
50 LED(発光素子)
T1、T2 端子

Claims (10)

  1. 第1及び第2の端子を有するLEDモジュールであって、
    前記第1の端子と前記第2の端子の間に直列接続されたLED及びスイッチ素子と、
    前記LEDモジュールの温度を検出する温度検出回路と、
    前記温度検出回路によって検出される検出温度が閾値未満である場合に前記スイッチ素子を導通させ、前記検出温度が前記閾値以上となる場合に前記スイッチ素子を開放するように構成された制御回路と、
    前記制御回路が前記スイッチ素子を開放する時に閉成される電流経路上に接続され、該電流経路の通電により発光する発光素子と
    を備えたLEDモジュール。
  2. 請求項1に記載のLEDモジュールにおいて、前記第1の端子に前記LEDのアノード端が接続され、前記LEDのカソード端と前記第2の端子の間に前記スイッチ素子が接続され、
    前記制御回路がサイリスタを含み、前記サイリスタのアノード端子が前記スイッチ素子の制御端子に接続されるとともに抵抗を介して前記第1の端子に接続され、前記サイリスタのカソード端子が前記第2の端子に接続され、前記検出温度が前記閾値以上となると前記第2の端子に対する電圧が上昇する回路点と前記サイリスタの制御端子の間に前記発光素子が接続された、LEDモジュール。
  3. 請求項1に記載のLEDモジュールにおいて、前記第1の端子に前記LEDのアノード端が接続され、前記LEDのカソード端と前記第2の端子の間に前記スイッチ素子が接続され、
    前記制御回路がサイリスタと前記発光素子の直列回路を含み、前記直列回路における前記サイリスタのアノード端子側が前記スイッチ素子の制御端子に接続されるとともに抵抗を介して前記第1の端子に接続され、前記直列回路における前記サイリスタのカソード端子側が前記第2の端子に接続され、前記検出温度が前記閾値以上となると前記第2の端子に対する電圧が上昇する回路によって前記サイリスタが導通するように構成された、LEDモジュール。
  4. 請求項1に記載のLEDモジュールにおいて、前記第1の端子に前記LEDのアノード端が接続され、前記LEDのカソード端と前記第2の端子の間に前記スイッチ素子が接続され、
    前記制御回路がトランジスタを含み、前記トランジスタのコレクタ端子が前記発光素子を介して前記スイッチ素子の制御端子に接続されるとともに前記発光素子及び抵抗を介して前記第1の端子に接続され、前記トランジスタのエミッタ端子が前記第2の端子に接続され、前記検出温度が前記閾値以上となると前記第2の端子に対する電圧が上昇する回路によって前記トランジスタが導通するように構成された、LEDモジュール。
  5. 請求項1に記載のLEDモジュールにおいて、前記第1の端子に前記LEDのアノード端が接続され、前記LEDのカソード端と前記第2の端子の間に前記スイッチ素子が接続され、
    前記制御回路が第1及び第2のトランジスタを含み、前記第1のトランジスタのコレクタ端子が前記発光素子を介して前記スイッチ素子の制御端子に接続されるとともに前記発光素子及び第1の抵抗を介して前記第1の端子に接続され、前記第1のトランジスタのエミッタ端子が第2の抵抗を介して前記第2の端子に接続され、前記第1のトランジスタのベース端子が前記第2のトランジスタのコレクタ端子に接続されるとともに第3の抵抗を介して前記第1の端子に接続され、前記第2のトランジスタのエミッタ端子が前記第1のトランジスタのエミッタ端子に接続され、前記検出温度が前記閾値以上となると前記第2の端子に対する電圧が低下する回路によって前記第2のトランジスタがオンするように構成された、LEDモジュール。
  6. 第1の端子を有するLEDモジュール及び第2の端子を有するスイッチモジュールを備えたLED照明装置であって、
    前記LEDモジュールに含まれ、前記第1の端子にアノード端が接続されたLEDと、
    前記スイッチモジュールに含まれ、前記LEDのカソード端と前記第2の端子の間に接続されたスイッチ素子と、
    温度検出素子を有し、前記LEDモジュールの温度を検出するように構成され、少なくとも前記温度検出素子が前記LEDモジュールに含まれ、残余の部分が前記スイッチモジュールに含まれた温度検出回路と、
    前記温度検出回路によって検出される検出温度が閾値未満である場合に前記スイッチ素子を導通させ、前記検出温度が前記閾値以上となる場合に前記スイッチ素子を開放するように構成され、全部又は一部が前記スイッチモジュールに含まれ、残余の部分が前記LEDモジュールに含まれた制御回路と、
    前記スイッチモジュールに含まれ、前記制御回路が前記スイッチ素子を開放する時に閉成される電流経路上に接続され、該電流経路の通電により発光する発光素子と
    を備えたLED照明装置。
  7. 請求項6に記載のLED照明装置において、前記制御回路がサイリスタを含み、
    前記サイリスタのアノード端子が前記スイッチ素子の制御端子に接続されるとともに抵抗を介して前記第1の端子に接続され、前記サイリスタのカソード端子が前記第2の端子に接続され、前記検出温度が前記閾値以上となると前記第2の端子に対する電圧が上昇する回路点と前記サイリスタの制御端子の間に前記発光素子が接続された、LED照明装置。
  8. 請求項6に記載のLED照明装置において、前記制御回路がサイリスタと前記発光素子の直列回路を含み、
    前記直列回路における前記サイリスタのアノード端子側が前記スイッチ素子の制御端子に接続されるとともに抵抗を介して前記第1の端子に接続され、前記直列回路における前記サイリスタのカソード端子側が前記第2の端子に接続され、前記検出温度が前記閾値以上となると前記第2の端子に対する電圧が上昇する回路によって前記サイリスタが導通するように構成された、LED照明装置。
  9. 請求項6に記載のLED照明装置において、前記制御回路がトランジスタを含み、
    前記トランジスタのコレクタ端子が前記発光素子を介して前記スイッチ素子の制御端子に接続されるとともに前記発光素子及び抵抗を介して前記第1の端子に接続され、前記トランジスタのエミッタ端子が前記第2の端子に接続され、前記検出温度が前記閾値以上となると前記第2の端子に対する電圧が上昇する回路によって前記トランジスタが導通するように構成された、LED照明装置。
  10. 請求項6に記載のLED照明装置において、前記制御回路が第1及び第2のトランジスタを含み、
    前記第1のトランジスタのコレクタ端子が前記発光素子を介して前記スイッチ素子の制御端子に接続されるとともに前記発光素子及び第1の抵抗を介して前記第1の端子に接続され、前記第1のトランジスタのエミッタ端子が第2の抵抗を介して前記第2の端子に接続され、前記第1のトランジスタのベース端子が前記第2のトランジスタのコレクタ端子に接続されるとともに第3の抵抗を介して前記第1の端子に接続され、前記第2のトランジスタのエミッタ端子が前記第1のトランジスタのエミッタ端子に接続され、前記検出温度が前記閾値以上となると前記第2の端子に対する電圧が低下する回路によって前記第2のトランジスタがオンするように構成された、LED照明装置。
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