JP6420921B1 - 不定形耐火物の吹付け施工方法及びそれに使用する吹付け材料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】材料供給機1から先端吹付けノズル4に至る材料搬送管5に注水器7を設け、この注水器から材料搬送管内を搬送される吹付け材料に施工水を注水する不定形耐火物の吹付け施工方法において、注水器7に導入される施工水を搬送するための施工水搬送用ガスの流量(Nm3/min)と、吹付け材料を搬送するための吹付け材料搬送用ガスの流量(Nm3/min)との比(施工水搬送用ガスの流量/吹付け材料搬送用ガスの流量)を0.07以上2以下とし、かつ、吹付け材料中における粒径45μm以下の粒子の含有量を3質量%以上30質量%以下とする。
【選択図】図1
Description
湿式施工方法は施工水を予め材料へ添加して混練しスラリー状とした吹付け材料を圧送して先端吹付けノズル部において急結剤等を添加して吹付ける工法である。他方、乾式施工方法は吹付け材料を乾燥状態でガス搬送し、先端吹付けノズル部で施工水を注水して吹付ける工法である。
しかしながら、本発明者らがこの吹付け施工方法による吹付け施工を数多く実施したところ、吹付け材料の吐出量が変動したり、吹付け材料と施工水とが分離したりする現象が散見され、吹付け施工の安定性に改善の余地があることがわかった。また、吹付け施工の安定性に問題のあった吹付け施工後に材料搬送管の内部を観察したところ、特に材料搬送管の接続部(継目部)において吹付け材料の付着が見られた。
材料供給機から先端吹付けノズルに至る材料搬送管に注水器を設け、この注水器から材料搬送管内を搬送される吹付け材料に施工水を注水する不定形耐火物の吹付け施工方法であって、
前記注水器に導入される施工水を搬送するための施工水搬送用ガスの流量(Nm3/min)と、吹付け材料を搬送するための吹付け材料搬送用ガスの流量(Nm3/min)との比(施工水搬送用ガスの流量/吹付け材料搬送用ガスの流量)が0.07以上2以下であり、前記施工水搬送用ガスの流量(Nm 3 /min)と施工水量(m 3 /min)との比(施工水搬送用ガスの流量/施工水量)が100以上1000以下であり、かつ、前記吹付け材料中における粒径45μm以下の粒子の含有量が3質量%以上30質量%以下である、不定形耐火物の吹付け施工方法。
注水器7からは、材料搬送管5内を搬送される吹付け材料2に施工水が施工水搬送用ガスと共に供給される。この注水器7の構成は特に限定されず、材料搬送管5内に施工水を施工水搬送用ガスと共に供給(注水)できるものであればよい。この注水器7からは、施工水が施工水搬送用ガスと共に注水されるから、その施工水は、いわゆる噴霧水(微粒化水)となる。
この注水器7を設ける位置は、先端吹付けノズル4先端から0.5m以上5m未満の範囲が好ましく、より好ましくは、0.5m以上3m未満である。なお、先端吹付けノズル4の長さは、概ね1m以上10m以下である。
本発明の吹付け施工方法の第一の特徴は、注水器7に導入される施工水を搬送するための施工水搬送用ガスの流量(Nm3/min)と、吹付け材料を搬送するための吹付け材料搬送用ガスの流量(Nm3/min)との比(施工水搬送用ガスの流量/吹付け材料搬送用ガスの流量)(以下「搬送用ガス流量比」という。)を0.07以上2以下とすることにある。この搬送用ガス流量比を0.07以上2以下とすることで、施工水の混水性と吹付け材料の搬送性が向上し、吹付け施工の安定性が向上する。
これに対して搬送用ガス流量比が0.07未満であると、吹付け材料搬送用ガスの流量が多いので、吹付け材料を搬送する材料搬送管5の中心部まで施工水が届かず、混水性が悪くなる。
一方、搬送用ガス流量比が2を超えると、施工水搬送用ガスの流量が多いので、吹付け材料搬送用ガスとの間で乱流が生じ、その結果、注水器7近傍での吹付け材料の付着や、さらにはその上流側の材料搬送管5にも吹付け材料の付着が生じ、吹付け材料の搬送性が低下する。
この搬送用ガス流量比は、0.1以上1以下であることが好ましい。
これに対して粒径45μm以下の粒子の含有量が30質量%を超えると、特に材料搬送管5の接続部に粒径45μm以下の粒子(微粉)がかみ込んでしまい、その接続部に吹付け材料が付着しやすくなる。その結果、吹付け材料の搬送性が低下する。
一方、粒径45μm以下の粒子の含有量が3質量%未満であると、良好な吹付け施工体を形成できにくくなる。
ここで、本発明において、粒子の粒径がd超とは、その粒子が目開きdの篩上に残る粒度であることを意味し、粒子の粒径がd以下とは、その粒子が目開きdの篩を通過する粒度であることを意味する。
圧縮度(%)=(密充填嵩密度−疎充填嵩密度)/密充填嵩密度×100
なお、詳細は後述するが、本発明で使用する吹付け材料は耐火原料粉末に加えて繊維を含有することがあるところ、繊維を含有する場合、圧縮度の評価(密充填嵩密度及び疎充填嵩密度の測定)は、繊維を除いた状態で実施するものとする。すなわち、吹付け材料が繊維を含有する場合、本発明でいう圧縮度とは、繊維を除いた吹付け材料について評価したものをいう。
圧縮度が32%以下の吹付け材料を使用することで、施工水の混水性と吹付け材料の搬送性が向上し、吹付け施工の安定性が向上する。この圧縮度は25%以下であることが好ましい。
なお、前述の粒度構成(粒径45μm以下の粒子の含有量が3質量%以上30質量%以下)は、吹付け材料の圧縮度を32%以下としやすい点からも好ましい。
同様にこの吹込手段8から施工水量(Nm3/min)は、前述のガス・施工水量比の計算においては、「施工水量(m3/min)」として合算するものとする。
なお、この固気比の計算に用いる「搬送用ガスの合計流量(Nm3/min)」とは、吹付け材料搬送用ガス導入管6からの吹付け材料搬送用ガスの流量(Nm3/min)と、注水器7からの施工水搬送用ガスの流量(Nm3/min)と、吹込手段8を使用した場合のこの吹込手段8からのガスの流量(Nm3/min)の合計流量(Nm3/min)のことをいう。
急結剤の具体例を挙げると、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウムなどのケイ酸塩、アルミン酸ナトリウム、アルミン酸カリウム、アルミン酸カルシウムなどのアルミン酸塩、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウムなどの炭酸塩、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸マグネシウムなどの硫酸塩、CaO・Al2O3、12CaO・7Al2O3、CaO・2Al2O3、3CaO・Al2O3、3CaO・3Al2O3・CaF2、11CaO・7Al2O3・CaF2などのカルシウムアルミネート類、酸化カルシウム、水酸化カルシウム、塩化カルシウムなどのカルシウム塩などである。
表1に、本発明の第一の実施例を示している。この実施例では、図1の吹付け装置において吹込手段8を使用せずに吹付け施工を実施した。すなわち、この実施例では施工水及び施工水搬送用ガスは注水器7のみから供給した。施工水搬送用ガス及び吹付け材料搬送用ガスの圧力は0.2MPa以上0.5MPa以下の範囲とした。
吹付け材料は、耐火性粉末としてアルミナ−シリカ質粉末、結合剤として消石灰、及び分散剤としてケイ酸塩を所定の割合で混合したものとし、この吹付け材料を図1の吹付け装置にて吹付け、そのときの混水性と搬送性を評価するとともに、材料搬送管5内における付着性(以下「搬送管の付着性」という。)と吹付け対象体A(シャモットれんが)に対する付着性(以下「対象体の付着性」という。)を評価した。そして、これらの評価結果に基づいて総合評価を行った。
表2に、本発明の第二の実施例を示している。この実施例では、図1の吹付け装置において吹込手段8を使用して吹付け施工を実施した。施工水搬送用ガス、吹付け材料搬送用ガス及び吹込手段8から吹き込むガスの圧力は、第一の実施例と同じ0.2MPa以上0.5MPa以下の範囲とした。
吹付け材料も、第一の実施例と同じ材料構成のものを使用し、各評価項目の評価方法及び総合評価の基準も第一の実施例と同じとした。
2 吹付け材料
3 テーブルフィーダー
4 先端吹付けノズル
5 材料搬送管
6 吹付け材料搬送用ガス導入管
7 注水器
8 吹込手段
A 吹付け対象体
Claims (4)
- 材料供給機から先端吹付けノズルに至る材料搬送管に注水器を設け、この注水器から材料搬送管内を搬送される吹付け材料に施工水を注水する不定形耐火物の吹付け施工方法であって、
前記注水器に導入される施工水を搬送するための施工水搬送用ガスの流量(Nm3/min)と、吹付け材料を搬送するための吹付け材料搬送用ガスの流量(Nm3/min)との比(施工水搬送用ガスの流量/吹付け材料搬送用ガスの流量)が0.07以上2以下であり、前記施工水搬送用ガスの流量(Nm 3 /min)と施工水量(m 3 /min)との比(施工水搬送用ガスの流量/施工水量)が100以上1000以下であり、かつ、前記吹付け材料中における粒径45μm以下の粒子の含有量が3質量%以上30質量%以下である、不定形耐火物の吹付け施工方法。 - 前記吹付け材料にガス又はガスと共に施工水を吹き込む吹込手段を前記注水器の上流側に設け、
前記吹込手段からの施工水量は全施工水量の20質量%以下(0質量%を含む。)であり、かつ、前記注水器から全施工水量の残りの施工水を注水する、請求項1に記載の不定形耐火物の吹付け施工方法。 - 吹付け材料の吐出量(kg/min)と搬送用ガスの合計流量(Nm3/min)との比(吹付け材料の吐出量/搬送用ガスの合計流量)が1以上20以下である、請求項1又は2に記載の不定形耐火物の吹付け施工方法。
- 請求項1から3のいずれかに記載の不定形耐火物の吹付け施工方法に使用する吹付け材料であって、粒径45μm以下の粒子の含有量が3質量%以上30質量%以下であり、圧縮度が32%以下である、吹付け材料。
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