JP6404065B2 - 複合素子およびその製造方法ならびに情報処理装置 - Google Patents
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Description
(複合素子の構成)
図1に示されている本発明の一実施形態としての複合素子1は、圧電性強誘電体からなるマトリックス11と、マトリックス11に埋設された超常磁性体からなる複数のチャネル12とを備えている。各チャネル12は、複合素子1の第1端部P1および第2端部P2の間で相互に独立して直線状に延在している。複合素子1の第1端部P1の側面に沿って連続的にまたは環状に延在する金属細線からなる第1内因電極21が形成されている。第1内因電極21は連続的な環状ではなく、断続的な環状に形成されていてもよい。
本発明の第1実施形態としての複合素子1は、次のような手順で作製される。パルスレーザー蒸着法により基板上に超常磁性材料を径20〜30[nm]の柱状に自己組織化成長させ、かつ、圧電性強誘電材料を当該超常磁性柱状体の側面を覆うように成長させる。基板として、たとえばSrRuO3(SRO)が裏面に蒸着された基板(001)SrTiO3(STO)が用いられる。超常磁性材料として、たとえばCoFe2O4が用いられ、圧電性強誘電材料として、たとえばBaTiO3が用いられる。レーザーとして、たとえばKrFエキシマ−レーザー(λ=248[nm])が用いられる。
図2に示されている本発明の一実施形態としての情報処理装置4は、制御装置400と、第1外因電極41と、第1駆動装置411と、第1電源412と、磁気光学効果検出装置5と、を備えている。
まず、第1駆動装置411の動作が制御されることにより、第1外因電極41と複合素子1の第1端面とが指定箇所において当接または近接する(図3(a)参照)。その上で、第1電源412の動作が制御されることにより、第1外因電極41および第1内因電極21の間に交流電圧が印加される。これにより、交流電場(図3(a)に矢印で電気力線が模式的に示されている。)が複合素子1の第1端部P1の指定箇所に局所的に形成される。そして、複合素子の第1端部P1の指定箇所において局所的に逆圧電効果(圧電歪み)が生じる。
(複合素子の構成)
図6に示されている本発明の第2実施形態としての複合素子1においては、その第2端部P2の側面に沿って連続的にまたは環状に延在する金属細線からなる第2内因電極22が形成されている。これ以外の構成は、本発明の第1実施形態としての複合素子1(図1参照)と同様の構成であるので、同一の符号を用いるとともに説明を省略する。
本発明の第2実施形態としての複合素子1は、第1内因電極と21と同様の方法によってその第2端部側面に環状に延在する金属からなる第2内因電極22が形成されるほかは、本発明の第1実施形態としての複合素子1(図1参照)と同様の方法にしたがって製造されるので、これ以上の説明を省略する。
図7に示されている本発明の第2実施形態としての情報処理装置4は、制御装置400と、第1外因電極41と、第1駆動装置411と、第1電源412と、第2外因電極42と、第2駆動装置421と、第2電圧計424と、を備えている。第1外因電極41、第1駆動装置411、第1電源412ならびに制御装置400の構成は、本発明の第1実施形態としての情報処理装置4(図2参照)とほぼ同様の構成であるので説明を省略する。
本発明の第2実施形態としての複合素子1の情報伝搬機能は、本発明の第1実施形態としての複合素子1のそれと同様なので説明を省略する(図8(a)〜(c)および図3(a)〜(c)参照)。
(複合素子の構成)
図9に示されている本発明の第3実施形態としての複合素子1においては、複合素子1の「第1端部」および「第2端部」のそれぞれは、マトリックス11とは異なる圧電性強誘電体からなる第1サブマトリックスP1および第2サブマトリックスP2のそれぞれにより構成されている。各チャネル12は、第1サブマトリックスP1および第2サブマトリックスP2の間で相互に独立して直線状に延在している。これ以外の構成は、本発明の第1実施形態としての複合素子1(図1参照)と同様の構成であるので、同一の符号を用いるとともに説明を省略する。
本発明の第3実施形態としての複合素子1は、本発明の第1実施形態としての複合素子1と同様に、マトリックス11および当該マトリックス11に埋設されて直線状に延在するチャネル12が形成される(図1および図9参照)。複数のチャネル12の各端面が露出しているマトリックス11の各端面上に当該マトリックス11とは異なる圧電性強誘電体が接合または形成される。たとえば、圧電性強誘電体の前駆体溶液がマトリックス11の端面に塗布された上で熱分解処理されるという工程が繰り返されることにより圧電性強誘電体の薄膜が積み重ねられる。さらに、当該積層薄膜がアニール処理されることにより、当該圧電性強誘電体からなるサブマトリックスP1およびP2のそれぞれがマトリックス11の各端面に形成される。そして、複合素子1の側面に環状に延在する金属からなる第1内因電極21が形成される(図1および図9参照)。
(情報書き込み機能)
本発明の第3実施形態としての複合素子1に対して、本発明の第1実施形態としての複合素子1と同様に、図2に示されている情報処理装置4が用いられる。まず、第1駆動装置411の動作が制御されることにより、第1外因電極41と第1端面(第1サブマトリックスP1の端面)の指定箇所とが当接または近接する(図10(a)参照)。その上で、第1電源412の動作が制御されることにより、第1外因電極41および第1内因電極21の間に直流電圧が瞬間的に印加される。印加電圧は第1サブマトリックスP1の抗電界Ec以下に制御される。これにより、直流電場またはパルス電場(図3(a)に矢印で電気力線が模式的に示されている。)が第1サブマトリックスP1の指定箇所に局所的に形成される。そして、第1サブマトリックスP1の指定箇所において局所的に逆圧電効果(圧電歪み)が生じる。
第1外因電極41と第1サブマトリックスP1の端面とが当接または近接している状態で、第1サブマトリックスP1の指定箇所における局所的な圧電歪みが解除されるように第1外因電極41および第1内因電極21の間の印加電圧が制御される(図10(c)参照)。たとえば、図12に示されているように振幅が徐々に減衰する交流電圧により圧電歪みが解除される。これにより、第1外因電極41の位置に応じたマトリックス11の歪みが解除され、チャネル12の局所磁区(図10(c)では局所磁区M2)の拘束が解除される。この局所磁区M2は、隣接する超常磁性状態の領域に対して逐次的に磁気的な交換力を及ぼすことによりチャネル12に沿って第2サブマトリックスP2に向かって移動する(図5(a)および図5(b)参照)。
局所磁区M2が複合素子1の第2端部(該当チャネル12と第2サブマトリックスP2との接合界面付近)に到達すると、マトリックス11の圧電歪みに応じて第2サブマトリックスに対して界面応力が作用する。チャネル12を通じて伝搬してきた局所磁区M2は、第2サブマトリックス12の局所的な歪みの残留により、複合素子1の第2端部に拘束される(図10(d)参照)。
(複合素子の構成)
図13に示されている本発明の第4実施形態としての複合素子1においては、その第2端部の側面に沿って連続的にまたは環状に延在する金属細線からなる第2内因電極22が形成されている。これ以外の構成は、本発明の第3実施形態としての複合素子1(図9参照)と同様の構成であるので、同一の符号を用いるとともに説明を省略する。
本発明の第4実施形態としての複合素子1は、第1内因電極と21と同様の方法によってその第2端部側面に環状に延在する金属からなる第2内因電極22が形成されるほかは、本発明の第3実施形態としての複合素子1(図9参照)と同様の方法にしたがって製造されるので、これ以上の説明を省略する。
本発明の第4実施形態としての複合素子1に対して、本発明の第2実施形態としての複合素子1と同様に、図7に示されている情報処理装置4が用いられる。本発明の第4実施形態としての複合素子1の情報書き込み機能および情報伝搬機能は、本発明の第3実施形態としての複合素子1のそれと同様なので説明を省略する(図14(a)〜(c)および図10(a)〜(c)参照)。
第2駆動装置421の動作が制御されることにより、第2外因電極42と複合素子1の第2端面(第2サブマトリックスP2の端面)とが当接または近接し、第2電圧計424を通じて第2外因電極42および第2内因電極22の間の電圧が検出されている(図14(c)参照)。局所磁区M1が複合素子1の第2端部(該当チャネル12と第2サブマトリックスP2との接合界面付近)に到達すると、マトリックス11の圧電歪みに応じて第2サブマトリックスに対して界面応力が作用する。チャネル12を通じて伝搬してきた局所磁区M1は、第2サブマトリックス12の局所的な歪みの残留により、複合素子1の第2端部に拘束される(図14(d)参照)。
本発明の第4実施形態としての複合素子1において、第1端部における磁化領域M2の拘束解除と同様に探針状の外因電極が用いられることにより、複合素子1の第2端部における磁化領域Mの拘束が解除されてもよい(図14(c)参照)。これにより、複合素子1の第2端部における拘束が解除された磁化領域M2が該当チャネル12に沿って伝搬し、複合素子1の第1端部において再び拘束される。すなわち、複合素子1に対して磁化情報が書き込まれた状態が再現されうる(図14(b)参照)。
本発明の複合素子1によれば、情報記憶に加えて情報伝送の2つの機能が実現される。磁性相と誘電相とのヘテロ界面の構造を制御することで、従来のマルチフェロイック物質が有する機能性を網羅する。すなわち、本発明の複合素子1は、(1)強磁性および強誘電性を併せ持ち、(2)電場による磁化反転および磁場による分極反転が可能であり、(3)情報の書き込み/読み出し素子としての応用性を有し、(4)半導体メモリに匹敵するアクセス速度を有し、(5)磁気抵抗メモリ(MRAM)よりも省電力化が図られ、かつ、(6)トンネル磁気抵抗素子(TMR)と異なり、省電力な磁化反転が可能である。
Claims (10)
- 誘電体および磁性体が組み合わせられることで構成されている複合素子であって、
圧電性強誘電体からなるマトリックスと、
前記複合素子の第1端部および第2端部の間で相互に独立して延在するように前記マトリックスに埋設されている、外力によって磁歪性強磁性体となる超常磁性体からなる複数のチャネルと、
前記第1端部の側面に沿って連続的または断続的に延在する第1内因電極と、を備えていることを特徴とする複合素子。 - 請求項1記載の複合素子において、
前記第1端部が、前記マトリックスとは異なる圧電性強誘電体からなり、前記マトリックスおよび前記複数のチャネルのそれぞれの端面に対して接合している第1サブマトリックスにより構成されていることを特徴とする複合素子。 - 請求項1または2記載の複合素子において、
前記第2端部が、前記マトリックスとは異なる圧電性強誘電体からなり、前記マトリックスおよび前記複数のチャネルのそれぞれの端面に対して接合している第2サブマトリックスにより構成されていることを特徴とする複合素子。 - 請求項1〜3のうちいずれか1つに記載の複合素子において、
前記第2端部の側面に沿って連続的または断続的に延在する第2内因電極をさらに備えていることを特徴とする複合素子。 - 誘電体および磁性体が組み合わせられることで構成されている複合素子を用いる情報処理装置であって、
前記複合素子が、
圧電性強誘電体からなるマトリックスと、
前記複合素子の第1端部および第2端部の間で相互に独立して延在するように前記マトリックスに埋設されている、外力によって磁歪性強磁性体となる超常磁性体からなる複数のチャネルと、
前記複合素子の前記第1端部の側面に沿って連続的または断続的に延在する第1内因電極と、を備え、
前記情報処理装置が、
前記複合素子の前記第1端部の端面に対して局所的に当接または近接可能な第1外因電極と、
前記第1外因電極および前記複合素子を相対的に変位させるように構成されている第1駆動装置と、
前記複合素子の前記第2端部における前記チャネルの磁化状態の変化を磁気光学的に検出する磁気光学効果検出装置と、
制御装置と、を備え、
前記制御装置が、前記第1外因電極と前記複合素子の前記第1端部の指定箇所の端面とを当接または近接させるように前記第1駆動装置の動作を制御した上で、前記第1外因電極および前記第1内因電極の間に交流電圧をその周波数を制御しながら印加することにより、前記複合素子の前記第1端部の前記指定箇所における前記マトリックスの局所的な圧電歪みの振動モードおよび前記複数のチャネルのうち前記指定箇所に相当する指定チャネルの端部の磁化状態を調節するように構成されていることを特徴とする情報処理装置。 - 誘電体および磁性体が組み合わせられることで構成されている複合素子を用いる情報処理装置であって、
前記複合素子が、
圧電性強誘電体からなるマトリックスと、
前記複合素子の第1端部および第2端部の間で相互に独立して延在するように前記マトリックスに埋設されている、外力によって磁歪性強磁性体となる超常磁性体からなる複数のチャネルと、
前記複合素子の前記第1端部および前記第2端部のそれぞれの側面に沿って連続的または断続的に延在する第1内因電極および第2内因電極と、を備え、
前記情報処理装置が、
前記複合素子の前記第1端部の端面に対して局所的に当接または近接可能な第1外因電極と、
前記第1外因電極および前記複合素子を相対的に変位させるように構成されている第1駆動装置と、
前記複合素子の前記第2端部の端面に対して全体的に当接または近接可能な第2外因電極と、
前記第2外因電極および前記複合素子を相対的に変位させるように構成されている第2駆動装置と、
制御装置と、を備え、
前記制御装置が、前記第1外因電極と前記複合素子の前記第1端部の指定箇所の端面とを当接または近接させるように前記第1駆動装置の動作を制御した上で、前記第1外因電極および前記第1内因電極の間に交流電圧をその周波数を制御しながら印加することにより、前記複合素子の前記第1端部の前記指定箇所における前記マトリックスの局所的な圧電歪みの振動モードおよび前記複数のチャネルのうち前記指定箇所に相当する指定チャネルの端部の磁化状態を調節するように構成され、かつ、
前記第2外因電極と前記複合素子の前記第2端部の端面とを当接または近接させるように前記第2駆動装置の動作を制御し、前記第2外因電極および前記第2内因電極の間の電圧を検出するよう構成されていることを特徴とする情報処理装置。 - 誘電体および磁性体が組み合わせられることで構成されている複合素子を用いる情報処理装置であって、
前記複合素子が、
圧電性強誘電体からなるマトリックスと、
前記複合素子の第1端部および第2端部の間で相互に独立して延在するように前記マトリックスに埋設されている、外力によって磁歪性強磁性体となる超常磁性体からなる複数のチャネルと、
前記複合素子の前記第1端部の側面に沿って連続的または断続的に延在する第1内因電極と、を備え、
前記複合素子の前記第1端部および前記第2端部のそれぞれが、前記マトリックスとは異なる圧電性強誘電体からなり、前記マトリックスおよび前記複数のチャネルのそれぞれの端面に対して接合している第1サブマトリックスおよび第2サブマトリックスのそれぞれにより構成され、
前記情報処理装置が、
前記複合素子の前記第1端部の端面に対して局所的に当接または近接可能な第1外因電極と、
前記第1外因電極および前記複合素子を相対的に変位させるように構成されている第1駆動装置と、
前記複合素子の前記第2端部における前記チャネルの磁化状態の変化を磁気光学的に検出する磁気光学効果検出装置と、
制御装置と、を備え、
前記制御装置が、前記第1外因電極と前記複合素子の前記第1端部の指定箇所の端面とを当接または近接させるように前記第1駆動装置の動作を制御した上で、前記第1外因電極および前記第1内因電極の間に直流電圧をその極性を制御しながら印加することにより、前記複合素子の前記第1端部の前記指定箇所における前記マトリックスの局所的な圧電歪みの振動モードおよび前記複数のチャネルのうち前記指定箇所に相当する指定チャネルの端部の磁化状態を調節するように構成され、かつ、
前記第1外因電極と前記複合素子の前記第1端部の前記指定箇所の端面とが当接または近接している状態で、前記複合素子の前記第1端部の前記指定箇所における前記マトリックスの局所的な圧電歪みが解除されるように前記第1外因電極および前記第1内因電極の間に振幅が徐々に減衰する交流電圧を印加するよう構成されていることを特徴とする情報処理装置。 - 誘電体および磁性体が組み合わせられることで構成されている複合素子を用いる情報処理装置であって、
前記複合素子が、
圧電性強誘電体からなるマトリックスと、
前記複合素子の第1端部および第2端部の間で相互に独立して延在するように前記マトリックスに埋設されている、外力によって磁歪性強磁性体となる超常磁性体からなる複数のチャネルと、
前記複合素子の前記第1端部および前記第2端部のそれぞれの側面に沿って連続的または断続的に延在する第1内因電極および第2内因電極と、を備え、
前記複合素子の前記第1端部および前記第2端部のそれぞれが、前記マトリックスとは異なる圧電性強誘電体からなり、前記マトリックスおよび前記複数のチャネルのそれぞれの端面に対して接合している第1サブマトリックスおよび第2サブマトリックスのそれぞれにより構成され、
前記情報処理装置が、
前記複合素子の前記第1端部の端面に対して局所的に当接または近接可能な第1外因電極と、
前記第1外因電極および前記複合素子を相対的に変位させるように構成されている第1駆動装置と、
前記複合素子の前記第2端部の端面に対して全体的に当接または近接可能な第2外因電極と、
前記第2外因電極および前記複合素子を相対的に変位させるように構成されている第2駆動装置と、
制御装置と、を備え、
前記制御装置が、前記第1外因電極と前記複合素子の前記第1端部の指定箇所の端面とを当接または近接させるように前記第1駆動装置の動作を制御した上で、前記第1外因電極および前記第1内因電極の間に直流電圧をその極性を制御しながら印加することにより、前記複合素子の前記第1端部の前記指定箇所における前記マトリックスの局所的な圧電歪みの振動モードおよび前記複数のチャネルのうち前記指定箇所に相当する指定チャネルの端部の磁化状態を調節するように構成され、
前記第1外因電極と前記複合素子の前記第1端部の前記指定箇所の端面とが当接または近接している状態で、前記複合素子の前記第1端部の前記指定箇所における前記マトリックスの局所的な圧電歪みが解除されるように前記第1外因電極および前記第1内因電極の間に振幅が徐々に減衰する交流電圧を印加するよう構成され、かつ、
前記第2外因電極と前記複合素子の前記第2端部の端面とを当接または近接させるように前記第2駆動装置の動作を制御し、前記第2外因電極および前記第2内因電極の間の電圧を検出するよう構成されていることを特徴とする情報処理装置。 - 誘電体および磁性体が組み合わせられることで構成されている複合素子の製造方法であって、
基板上に外力によって磁歪性強磁性体となる超常磁性体を一次元成長させることにより相互に離間している複数のチャネルを形成する工程と、
前記基板上に、前記チャネルの間隙を埋めるように圧電性強誘電体を成長させることにより前記チャネルの少なくとも側面全周に接合されているマトリックスを形成する工程と、
前記マトリックスの側面にフォトレジスタを塗布した上で、電子線描画装置によって前記マトリックスの両端部のうち少なくとも一方の側面に沿って連続的または断続的に延在する所定幅のラインを描画した後、蒸着により当該ラインに沿って金属を前記マトリックスの表面に蒸着することにより第1内因電極および第2内因電極のうち少なくとも一方を形成する工程と、を含んでいることを特徴とする方法。 - 誘電体および磁性体が組み合わせられることで構成されている複合素子の製造方法であって、
基板上に外力によって磁歪性強磁性体となる超常磁性体を一次元成長させることにより相互に離間している複数のチャネルを形成する工程と、
前記基板上に、前記チャネルの間隙を埋めるように圧電性強誘電体を成長させることにより前記チャネルの少なくとも側面全周に接合されているマトリックスを形成する工程と、
前記複数のチャネルの各端面が露出している前記マトリックスの各端面上に当該マトリックスとは異なる圧電性強誘電体を成長させることにより、前記複合素子の各端部を構成し、前記マトリックスおよび前記複数のチャネルのそれぞれの各端面に接合する一対のサブマトリックスを形成する工程と、
前記マトリックスの側面にフォトレジスタを塗布した上で、電子線描画装置によって前記マトリックスの両端部のうち少なくとも一方の側面に沿って連続的または断続的に延在する所定幅のラインを描画した後、蒸着により当該ラインに沿って金属を前記マトリックスまたは前記サブマトリックスの表面に蒸着することにより第1内因電極および第2内因電極のうち少なくとも一方を形成する工程と、を含んでいることを特徴とする方法。
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