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JP6456321B2 - 型取り器および型取りキット - Google Patents

型取り器および型取りキット Download PDF

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JP6456321B2
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Description

本発明は、型取り器に関し、特に臀部などの型取り対象の形状を型取る技術に関する。
個人の体型に合わせて衣服、靴、椅子等を製作する所謂オーダーメイドのサービスが普及している。当該サービスにおいては個人の体型を計測する必要がある。メジャー等を用いて計測することも可能であるが、より正確な形状を計測するために個人の体型を型取る型取り器が考案されている。例えば特許文献1には、可変材を収容した容器に型取り対象となる足を挿入させ、当該足の裏面から受ける圧力により可変材の表面に足の裏面に対応した凹凸を形成可能な型取り器が開示されている。
特開2012−217527号公報
型取り器で用いられる可変材には、一般に粘土等の比較的柔らかい部材が用いられる。このため、型取り後の可変材から体型のデータを採取するまでに長時間経過する場合には、型取り後の形状が保たれず形状が変化するおそれがある。店舗等で型取り器が用いられる場合には、型取り後すぐに可変材から体型のデータを採取することが可能であるため、上記の型取り後の形状が維持されないという問題が発生することが少ない。
ここで、店舗等で型取り器を用いるのではなく、型取り器を個人の自宅等に配送し、個人で型取り器を用いた型取りを行った後、型取り後の型取り器を送り返してもらうことで、体型のデータを採取してオーダーメイドの製品を製作するサービスが考えられる。しかしながらこの場合、型取り後の型取り器を配送する必要があり、型取り後の可変材から体型のデータを採取するまでに長時間経過してしまう。このため、上記の型取り後の形状が維持されないという問題が発生する場合がある。また、配送中に受ける外圧により可変材が変形してしまう場合もある。
この問題を回避するために、一般に用いられる粘土等ではなく一定の定形性を有する材料を可変材に用いることが考えられる。しかしながら、一定の定形性を有する材料を可変材に用いた場合、型取り対象から受ける圧力により可変材が変形し難く、型取りの精度が低下するという問題が生じる。型取り対象が足等の小さい部位である場合には、型取り対象から受ける圧力が比較的大きいため、可変材が変形し難いという上記の問題が生じにくい。しかしながら、型取り対象が臀部等の大きな部位である場合には、型取り対象から受ける圧力が比較的小さいため、可変材が変形し難いという上記の問題が生じ易い。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、臀部などの型取り対象の形状を型取る際に、可変材(フォーム)を変形しやすくしつつも、変形後の可変材の形状を維持することを可能にすることを目的とする。
本発明の一態様にかかる型取り器は、型取り対象の形状を型取るために用いられるフォームを有する型取り器において、前記フォームは、塑性変形性の材料から構成され、型取り対象が押し当てられる上面と、当該上面の下方に位置し、前記型取り対象から受ける圧力に応じて変形する緩衝部とを有し、前記上面のうち少なくとも型取りの際に型取り対象が位置する中央部に、前記緩衝部の厚み方向に延びる複数の孔が形成されている。
上記の態様によれば、臀部などの型取り対象の形状を型取る際に、可変材を変形しやすくしつつも、変形後の可変材の形状を維持することが可能になる。
また、本発明の一態様にかかる型取り器の別の局面では、前記型取り対象が臀部であり、前記上面は、四辺を有する矩形状であり、前記複数の孔が形成されている領域は、前記上面の周縁部を除いた位置であって、前記上面の四辺のうち、型取りの際に臀部の大腿部側に位置する一辺側に寄った位置にある。
上記の態様によれば、型取り対象が押し当てられる領域のみに複数の孔を形成し、型取り対象が押し当てられない領域(周縁部)に孔を形成しないことで、変形後のフォームの形状の形状維持性を高めることができる。
フォームの上面の四辺のうち何れか一辺側に位置する領域には、臀部に加えて大腿部が接触する。上記の態様によれば、複数の孔が形成される領域を、大腿部が接触する一辺側に寄った位置に設けることで、上面が大腿部から受ける圧力により変形し易くなる。このため、大腿部の形状を正確に型取ることができる。
また、フォームの上面のうち上記一辺側とは反対側に位置する領域には、型取りの際に上記一辺側に位置する領域よりも大きな圧力がかかる。臀部だけでなく胴体や頭部といった部位の圧力がかかるためである。上記の態様によれば、上面の上記一辺側とは反対側においては、孔が形成されない領域が上面の上記一辺側よりも大きいため、上面の上記一辺側とは反対側における形状維持性を高めることができる。
また、本発明の一態様にかかる型取り器の別の局面では、前記複数の孔のうち少なくとも一部の孔が前記フォームを貫通している。
上記の態様によれば、複数の孔のうち少なくとも一部の孔をフォームを貫通するように形成することで、型取り対象から受ける圧力により移動(変形)するフォームの移動先をより多く確保することができる。従って、フォームの上面が型取り対象から受ける圧力により変形し易くなる。
また、本発明の一態様にかかる型取り器の別の局面では、前記複数の孔の深さは、型取りの際に型取り対象が位置する前記上面の中央部から離れるにつれて深くなっている。
上記の態様によれば、型取り対象の臀部などが接触する位置から離れた位置にある領域を変形し易くすることができ、型取り対象の形状を正確に型取ることができる。
また、本発明の一態様にかかる型取り器の別の局面では、単位面積当たりの前記孔が形成されている数は、型取りの際に型取り対象が位置する前記上面の中央部からから離れるにつれて多くなっている。
上記の態様によれば、型取り対象の臀部などが接触する位置から離れた位置にある領域を変形し易くすることができ、型取り対象の形状を正確に型取ることができる。
また、本発明の一局面にかかる型取り器の別の局面では、前記複数の孔の大きさは、型取りの際に型取り対象が位置する前記上面の中央部からから離れるにつれて大きくなっている。
上記の態様によれば、型取り対象の臀部などが接触する位置から離れた位置にある領域を変形し易くすることができ、型取り対象の形状を正確に型取ることができる。
また、本発明の一態様にかかる型取り器の別の局面では、前記フォームの材料は、発泡ウレタンである。
上記の態様によれば、変形後のフォームの形状の形状維持性を高めることができる。
また、本発明の一態様にかかる型取り器の別の局面では、前記型取り対象が臀部であり、複数の周壁と底壁とを備える箱型形状を有し、前記フォームを収容する収容部材を、更に備え、前記複数の周壁のうち、型取りの際に臀部の大腿部側に位置する一つの周壁の少なくとも一部が取り外し可能に構成されている。
型取り対象が臀部である場合、取り外された上記の周壁の一部が存在した範囲に大腿部が位置することになる。上記の態様によれば、大腿部が収容部材の周壁に乗り上げることがないため、臀部の型取りの際に個人の姿勢が崩れることがなく、個人の臀部の形状を正確に型取ることができる。
また、本発明の別の一態様にかかる型取りキットは、上記の型取り器と、前記型取り器が載置される載置面を有する座面部および当該座面部を支持する脚部を有する椅子部と、を備える。
上記の態様によれば、個人自身で椅子を別途用意しなくても、安定した姿勢で臀部などの型取り対象の型取りを行うことができる。
また、本発明の一態様にかかる型取りキットの別の局面では、前記座面部は、内部が中空の箱形状を有し、その側壁の少なくとも一部が開閉可能に構成されており、前記座面部の内部には、前記型取り器と同じ構成の予備用の型取り器が収容されている。
上記の態様によれば、個人が型取り対象の型取りに失敗した場合であっても、座面部の載置面上から型取り器を取り外し、座面部の内部から予備用の型取り器を取り出し、当該取り出した予備用の型取り器を座面部の載置面上に載置することで、再度型取り対象の型取りを行うことが可能となる。
また、本発明の一局面にかかる型取りキットの別の局面では、前記座面部の前記載置面には、面ファスナーのフックまたはループのいずれか一方が設けられ、前記型取り器の底壁には、前記型取り器を前記載置面に載置した状態において前記フックまたはループのいずれか一方に対応する位置に、面ファスナーのフックまたはループのいずれか他方が設けられている。
上記の態様によれば、個人が型取り対象の型取りに失敗した際に、座面部の載置面上から型取り器を取り外すことが可能であり、かつ、予備用の型取り器を座面部の載置面上に固定することが可能となる。
本発明によれば、型取りの際に可変材を変形しやすくしつつも、変形後の可変材の形状を維持することが可能になる。
(A)および(B)は、本発明の一実施形態にかかる型取り器を示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる型取り器の使用形態の一例を示す図である。 本発明の一実施形態にかかる型取り器の平板を示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる型取り器のフォームを示す斜視図である。 (A)は、本発明の一実施形態にかかる型取り器のフォームを示す上面図であり、(B)は、(A)に示す上面図の一部を拡大した図である。 (A)は、本発明の変形例1にかかる型取り器のフォームを示す上面図であり、(B)および(C)は、(A)に示す上面図の一部を拡大した図である。 本発明の変形例2にかかる型取りキットを示す斜視図である。 (A)は、本発明の変形例2にかかる椅子部を示す斜視図であり、(B)は、本発明の変形例2にかかる座面部を示す斜視図である。 本発明の変形例2にかかる収容部材の底壁を示す図である。 本発明の変形例2にかかる型取りキットの使用形態の一例を示す図である。 (A)〜(E)は、本発明の一実施形態にかかる型取り器のフォームを示す六面図である。 (A)〜(C)は、変形例にかかる型取り器のフォームを示す図である。
本発明の一実施形態にかかる型取り器について図面を参照して説明する。図1(A)は、本発明の一実施形態にかかる型取り器を示す斜視図である。
型取り器1は、個人の臀部を型取る器具であって、フォーム10、および当該フォーム10を収容する収容部材20を備える。
フォーム10は、塑性変形性の材料である発泡ウレタンから構成される平板状の部材である。図1(A)に示す例では、フォーム10は、縦幅(Z方向の長さ)が33.5cmであり、横幅(X方向の長さ)が47.0cmであり、高さ(Y方向の長さ)4.5cmである。型取り対象の臀部以外から受ける外圧によりフォーム10が変形することを防ぐために、フォーム10は収容部材20内に収容されている。
収容部材20は、段ボール製の部材からなり、複数の周壁(前壁21、後壁22、左壁23、右壁24)と底壁とを備える箱型形状を有する。収容部材20の底壁には、後述する平板30(図1(B)および図3参照)を介して、フォーム10が載置されている。この状態において、フォーム10の周面および下面が収容部材20の周壁および底壁により覆われる一方、フォーム10の矩形状の上面11が開放されている。当該フォーム10の上面11が、型取り対象の臀部が押し当てられる押当面となる。また、フォーム10の上面11より下方に位置する部分が、型取り対象の臀部から受ける圧力に応じて変形する緩衝部として機能する。
収容部材20の前壁21には、切り目212が形成されている。当該切り目212に沿って前壁21を切り取ることで、前壁21の一部分211が収容部材20の本体から取り外すことができる。図1(B)に示すように、前壁21の一部分211が取り外された状態において、フォーム10の周面のうち前面13が露出する。
図2は、型取り器1の使用形態の一例を示す図である。型取り器1は、店舗等で業者により使用される使用形態だけでなく、型取り器1を個人の自宅等に配送して、自宅等で個人により使用される使用形態も想定している。型取り器1は、図1(A)に示す状態で配送される。すなわち型取り器1は、前壁21の一部分211が取り外されていない状態で配送される。
型取り器1の配送後、個人により前壁21の一部分211が取り外され、図1(B)に示す状態の型取り器1が、椅子40の座板41上に載置される。このとき、フォーム10の前面13および収容部材20の前壁21が、座板41の前方側(図中のマイナスZ方向)に向く。その後図2に示すように、個人が座板41に載置された型取り器1の上に座る。このとき、フォーム10の上面11が個人の臀部により押圧され、臀部から受ける圧力により臀部の形状に対応した凹凸が形成される。
既述の通り、型取り器1が座板41上に載置された状態において、収容部材20の前壁21が座板41の前方側に向いている。このため、臀部の型取りの際には、個人の大腿部が、前壁21の一部分211が存在した範囲に位置することになる。このように、個人の大腿部が収容部材20の周壁に乗り上げることがないため、臀部の型取りの際に個人の姿勢が崩れることがなく、個人の臀部の形状を正確に型取ることができる。
型取り後、個人により前壁21の一部分211が元の位置に戻される。これにより露出していたフォーム10の前面13が覆われる。その状態で、すなわち図1(A)に示す状態で、型取り器1が業者に送り返される。前壁21の一部分211が元の位置に戻されているため、配送中に受ける外圧によりフォーム10の周面や周面および下面が変形することが防がれる。なお、段ボール等の梱包材により型取り器1を更に梱包したうえで、型取り器1を配送してもよい。
業者は、送り返された型取り器1のフォーム10の上面11の凹凸から、個人の臀部の形状を採取する。例えば、フォーム10の上面11を撮影して、当該撮影して得られた画像を解析する。この画像解析により上面11の凹凸の奥行き位置を特定することで、臀部の形状を採取する。そして業者は、当該採取した臀部の形状を用いて、個人の臀部の形状に合った座面を有する椅子やクッション等を製作する。
続いて、平板30およびフォーム10の詳細な構成について説明する。図3は、平板30を示す斜視図である。平板30は、プラスチック製の部材からなり、柱形に成形された中芯33の両面にライナ31、32が貼り合わせて構成されている(図中のA部拡大図参照)。このように平板30は、所謂ハニカム構造を有しているため、Y方向およびマイナスY方向への力に対して強い抗力を有する。
収容部材20は、段ボール製の部材からなるため、その底壁がY方向およびマイナスY方向への力に対してそれほど強い抗力を有していないが、収容部材20の底壁とフォーム10との間に上記の平板30を挿入することで、型取り器1全体としてY方向およびマイナスY方向への力に対して強い抗力を備えることができる。このため、例えば型取り器1が載置される椅子40の座板41がクッション性を有しており、型取り器1が載置される面が不安定である場合であっても、型取りの際にフォーム10の傾き等が変化することなく、個人の臀部の形状を正確に型取ることができる。
図4は、フォーム10を示す斜視図である。図5(A)は、フォーム10を示す上面図である。図5(B)は、図5(A)に示す上面図の一部を拡大した図である。これらの図面に示すように、フォーム10の上面11には、複数の孔12が形成されている。当該複数の孔12は、フォーム10の上面11より下方に位置する緩衝部の厚み方向(図中のマイナスY方向)に向けて延び、フォーム10を貫通している。なお、複数の孔12の全てがフォーム10を貫通していなくてもよい。複数の孔12の少なくとも一部がフォーム10を貫通していればよい。
ここで、既述の通りフォーム10の材料には、一般に用いられる粘土等の比較的柔らかい部材ではなく、発泡ウレタンが用いられている。
まず、フォームの材料として、一般に用いられる粘土等の比較的柔らかい部材について説明する。当該部材がフォームの材料として用いられるのは、型取りの際に型取り対象から受ける圧力により変形しやすくするためである。しかしながら、型取り器を個人の自宅等に配送して、自宅等で個人により型取り器が使用される新たな使用形態においては、下記の2つの問題があることを発明者は見出した。すなわち第1に、型取り器を配送する際の経時にともないフォームが変形するという問題がある。また第2に、配送中に受ける外圧によりフォームが変形してしまうという問題がある。
発明者は、上記の問題を回避するために鋭意研究の結果、フォーム10の材料に一般に用いられる粘土等ではなく一定の定形性を有する発泡ウレタンを採用することを想起した。これにより、変形後のフォーム10の形状を維持することができ、上記の2つの問題を解消することができる。
そして発明者は、この上で更に鋭意研究の結果、上記の一定の定形性を有する発泡ウレタンをフォーム10の材料に採用した場合に発生する問題を見出した。すなわち、一定の定形性を有する発泡ウレタンをフォーム10の材料に採用した場合、型取り対象から受ける圧力により可変材が変形し難い。このため、フォーム10の上面が型取り対象の形状に変形し難く、型取りの精度が低下するという問題が生じる。型取り対象が足等の小さい部位である場合には、型取り対象から受ける圧力が比較的大きいため、フォーム10が変形し難いという上記の問題が生じにくい。しかしながら、型取り対象が臀部等の大きな部位である場合には、型取り対象から受ける圧力が比較的小さいため、フォーム10が変形し難いという上記の問題が生じ易い。
発明者は、上記の問題を回避するため更なる鋭意研究を行った。その結果、フォーム10の上面11に複数の孔12を形成することを想起するに至った。フォーム10の上面11に複数の孔12を形成することで、当該複数の孔12が、型取り対象から受ける圧力により移動(変形)するフォーム10の移動先として機能する。このため、フォーム10の上面11が型取り対象から受ける圧力により変形し易くなる。また、フォーム10は、一定の定形性を有する発泡ウレタンから構成されているため、変形後のフォーム10の形状を維持することができる。すなわち型取り器1では、型取りの際には、型取り対象から受ける圧力により変形し易く、変形後には、変形後のフォーム10の形状を維持することができる。
図5(B)を用いて、複数の孔12について説明する。本図に示すように、複数の孔12は、その直径が全て同じ長さH1である。そして、複数の孔12が並設されてなる列が一定の間隔L2をおいて、フォーム10の上面11上に複数並んでいる。具体的には、一列に51個の孔12が形成された列と、一列に50個の孔12が形成された列とが交互に80列並んでいる。これにより、隣り合う孔12との間隔が全て同じ長さL1となっている。
ここで図5(A)に示すように、複数の孔12が形成されている領域Sは、型取りの際に臀部が位置する上面11の中央部、すなわち上面11のうちの周縁部を除いた位置に位置している。具体的には、上記の領域Sは、縦幅(Z方向の長さ)が長さD1(26.0cm)であり、横幅(X方向の長さ)が長さW1(35.0cm)である。そして領域Sは、上面11の前辺14から長さD2(3.5cm)だけ内側(Z方向側)に位置し、上面11の後辺17から長さD3(4.0cm)だけ内側(マイナスZ方向側)に位置している。また、上記の領域Sは、上面11の左辺15から長さW3(6.0cm)だけ内側(X方向側)に位置し、上面11の右辺16から長さW2だけ内側(6.0cm)だけ内側(マイナスX方向側)に位置している。このように、型取り対象の臀部が押し当てられる上面11の中央部(領域S)のみに複数の孔12を形成し、型取り対象の臀部が押し当てられない上面11の周縁部に孔を形成しないことで、変形後のフォーム10の形状の形状維持性を高めることができる。
また上記のように、領域Sと上面11の前辺14との間の長さD2は、領域Sと上面11の後辺17との間の長さD3よりも短くなっている(D2<D3)。すなわち、領域Sは、フォーム10の上面11の四辺(前辺14、左辺15、右辺16、後辺17)のうち、前辺14側に寄った位置にある。
フォーム10の上面11のうち前辺14側に位置する領域には、型取りの際に臀部に加えて大腿部が接触する。複数の孔12が形成される領域Sを上面11の前辺14側に寄った位置に設けることで、上面11が大腿部から受ける圧力により変形し易くなる。このため、大腿部の形状を正確に型取ることができる。
また、フォーム10の上面11のうち後辺17側に位置する領域には、型取りの際に前辺14側に位置する領域よりも大きな圧力がかかる。臀部だけでなく胴体や頭部といった部位の圧力がかかるためである。この点、上面11の後辺17側は、上記のように孔が形成されない領域が上面11の前辺14よりも大きいため、上面11の後辺17側における形状維持性を高めることができる。
なお、本発明は、上記の実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。
<変形例1>
図6(A)は、変形例1にかかるフォーム10を示す上面図である。変形例1にかかるフォーム10では、単位面積当たりの孔12が形成されている数が、上面11の周縁部に近づくにつれて多くなっている。すなわち、図6(A)に示す領域S2やS3における単位面積当たりの孔12の数は、領域S1における単位面積当たりの孔12の数よりも多い。また、領域S4、S5、S6、S7、S8、S9における単位面積当たりの孔12の数は、領域S2やS3における単位面積当たりの孔12の数よりも更に多くなっている。
図6(B)は、図6(A)に示す上面図において領域S4付近を拡大した図である。図6(C)は、図6(A)に示す上面図において領域S1付近を拡大した図である。これらの図に示すように、複数の孔12が並設されてなる列の間隔がL4<L6となっている。また、隣り合う孔12との間隔がL3<L5となっている。
上面11の周縁部は、上面11の中央部と比較して、型取り対象の臀部から受ける圧力が小さい。このため、上記のように単位面積当たりの孔12が形成されている数を上面11の周縁部に近づくにつれて多くすることで、型取り対象の臀部から受ける圧力が小さい上面11の周縁部を変形し易くすることができ、臀部の形状を正確に型取ることができる。
また上記では、上面11の周縁部に近づくにつれて単位面積当たりの孔12が形成されている数を多くする場合を説明したが、本発明は必ずしもこの場合に限定されない。孔12の深さを上面11の周縁部に近づくにつれて深くしてもよい。こうすることで、上記の場合と同様に、型取り対象の臀部から受ける圧力が小さい上面11の周縁部を変形し易くすることができ、臀部の形状を正確に型取ることができる。
また、孔12の大きさ(直径H1の長さ)を上面11の周縁部に近づくにつれて大きくしてもよい。こうすることで、上記の場合と同様に、型取り対象の臀部から受ける圧力が小さい上面11の周縁部を変形し易くすることができ、臀部の形状を正確に型取ることができる。
<変形例2>
図7は、変形例2にかかる型取りキットを示す斜視図である。型取りキット200は、上記の実施形態にかかる型取り器1および椅子部100を備えている。
椅子部100は、段ボール製であって、座面部60および座面部60を支持する脚部90から構成される。座面部60は、箱形状を有し、矩形の上壁部61が型取り器1が載置される載置面となっている。当該載置面には、Z方向に延びる長尺状の面ファスナーのループ部65A、65BがX方向に並設されている(図8(A)参照)。
また、座面部60の左側壁部62は、図8(B)に示すように開閉可能になっている。座面部60の内部には、座面部60上に載置された型取り器1と同じ構成の型取り器が予備用して収容されている。当該予備用の型取り器は、左側壁部62を開いた状態で座面部60の内部から取り出すことが可能になる。
図9は、変形例2にかかる収容部材20の底壁25を示す図である。本図に示すように、底壁25には、Z方向に延びる長尺状の面ファスナーのフック部25A、25BがX方向に並設されている。すなわち、フック部25A、25Bは、型取り器1を椅子部100の載置面に載置した状態において上壁部61に設けられたループ部65A、65Bに対応する位置に設けられている。当該フック部25A、25Bは、型取り器10を座面部60の上壁部61の載置面上に載置する場合に、上壁部61に設けられたループ部65A、65Bにより係止される。なお、収容部材20の底壁25に面ファスナーのループ部を設け、座面部60の上壁部61に面ファスナーのフック部を設けてもよい。
なお、椅子部100の高さは、標準的な個人の膝下の高さと等しい高さに設定されている。
図10は、型取りキット200の使用形態の一例を示す図である。型取りキット200は、椅子部100の載置面上に型取り器1が固定された状態で、すなわち、図7に示す状態で配送される。個人は、型取りキット200の配送後、型取り器1の上に座ることで臀部の形状を型取ることができる。
ここで、型取り器1だけを個人に配送した場合、型取り器1を載置する椅子を個人自身が用意する必要がある。また、型取り器1を載置する椅子は、型取りの精度を考えると、(1)その高さが個人の膝下の高さに近いこと、(2)座面が平らであること、(3)座面の姿勢が安定していること、(4)座面の大きさが型取り器1の大きさより大きいこと、等を満たすことが好ましい。
この点、変形例2にかかる型取りキット200によれば、個人自身で上記の要件を満たした椅子を別途用意しなくても、椅子部100が臀部の型取りに適したものとなっているため、安定した姿勢で臀部の型取りを行うことができる。
また、変形例2にかかる型取りキット200では、座面部60の載置面上に載置された型取り器1が座面部60から取り外し可能に構成されており、かつ、座面部60の内部に予備用の型取り器が収容されている。このため、個人が臀部の型取りに失敗した場合であっても、座面部60の載置面上から型取り器1を取り外し、座面部60の内部から予備用の型取り器を取り出し、当該取り出した予備用の型取り器を座面部60の載置面上に載置することで、再度臀部の型取りを行うことが可能となる。
<変形例3>
上記では、本発明の一実施形態にかかる型取り器を個人の臀部の型取りに用いる場合を説明したが、本発明は必ずしもこの場合に限定されない。本発明の一実施形態にかかる型取り器を、個人の頭の形状、腰の形状、腕の形状などの型取りに用いてもよい。
例えば、上記の型取り器を用いて個人の頭の形状を型取った場合、型取り後のフォームから採取される形状データを用いて、その個人の頭の形状に合った帽子などを製作することができる。また、上記の型取り器を用いて個人の腰の形状を型取った場合、型取り後のフォームから採取される形状データを用いて、その個人の腰の形状に合ったサポーターなどを製作することができる。
<補足>
図11(A)〜図11(E)に、本発明の一実施形態にかかるフォーム10を示す六面図を示す。図11(A)は平面図であり、図11(B)は左側面図であり、図11(C)は正面図および背面図であり、図11(D)は右側面図であり、図11(E)は底面図である。正面図および背面図は、同一形である。本発明の一実施形態にかかるフォーム10は、上記の外観により視覚を通じて美観を起こさせるものである。
また図12(A)に、単位面積当たりの孔12が形成されている数を上面11の周縁部に近づくにつれて多くした場合、すなわち変形例1にかかるフォーム10の平面図を示す。左側面図、正面図、背面図、右側面図、および底面図は、図11(B)〜図11(E)に示すものと同一形である。さらに、図12(B)に図12(A)に示したA-B部分拡大図を示し、図12(C)に図12(A)に示したC-D部分拡大図を示している。
1 型取り器
10 フォーム
11 上面(押当面)
12 孔
20 収容部材
30 平板
200 型取りキット

Claims (9)

  1. 臀部を型取り対象としてその形状を型取るために用いられるフォームを有する型取り器において、
    前記フォームは、塑性変形性の材料から構成され、型取り対象が押し当てられる四辺を有する矩形状の上面と、当該上面の下方に位置し、前記型取り対象から受ける圧力に応じて変形する緩衝部とを有し、
    前記上面のうち少なくとも型取りの際に型取り対象が位置する中央部に、前記緩衝部の厚み方向に延びる複数の孔が形成され
    複数の周壁と底壁とを備える箱型形状を有し、前記フォームを収容する収容部材を、更に備え、
    前記収容部材の前記複数の周壁のうち、型取りの際に臀部の大腿部側に位置する一つの周壁の少なくとも一部が取り外し可能に構成され、当該取り外しにより前記フォームの一部が露出する型取り器。
  2. 前記複数の孔が形成されている領域は、前記上面の周縁部を除いた位置であって、前記上面の四辺のうち、型取りの際に臀部の大腿部側に位置する一辺側に寄った位置にあり、
    前記複数の孔はそれぞれ大きさが同じで、前記複数の孔の深さは、型取りの際に型取り対象が位置する前記上面の中央部から離れるにつれて深くなっている請求項1に記載の型取り器。
  3. 前記複数の孔が形成されている領域は、前記上面の周縁部を除いた位置であって、前記上面の四辺のうち、型取りの際に臀部の大腿部側に位置する一辺側に寄った位置にあり、
    前記複数の孔はそれぞれ大きさが同じで、単位面積当たりの前記孔が形成されている数は、型取りの際に型取り対象が位置する前記上面の中央部から離れるにつれて多くなっている請求項1または請求項2に記載の型取り器。
  4. 前記複数の孔のうち少なくとも一部の孔が前記フォームを貫通している、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の型取り器。
  5. 前記複数の孔の大きさは、型取りの際に型取り対象が位置する前記上面の中央部から離れるにつれて大きくなっている、請求項1に記載の型取り器。
  6. 前記フォームの材料は、発泡ウレタンである、請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の型取り器。
  7. 請求項1乃至請求項の何れか1項に記載の型取り器と、
    前記型取り器が載置される載置面を有する座面部および当該座面部を支持する脚部を有する椅子部と、を備える型取りキット。
  8. 型取り対象の形状を型取るために用いられるフォームを有する型取り器であって、前記フォームは、塑性変形性の材料から構成され、型取り対象が押し当てられる上面と、当該上面の下方に位置し、前記型取り対象から受ける圧力に応じて変形する緩衝部とを有し、前記上面のうち少なくとも型取りの際に型取り対象が位置する中央部に、前記緩衝部の厚み方向に延びる複数の孔が形成されている型取り器と、
    前記型取り器が載置される載置面を有する座面部および当該座面部を支持する脚部を有する椅子部と、を備え、
    前記座面部は、内部が中空の箱形状を有し、その側壁の少なくとも一部が開閉可能に構成されており、
    前記座面部の内部には、前記型取り器と同じ構成の予備用の型取り器が収容されている型取りキット。
  9. 前記座面部の前記載置面には、面ファスナーのフックまたはループのいずれか一方が設けられ、
    前記型取り器の底壁には、前記型取り器を前記載置面に載置した状態において前記フックまたはループのいずれか一方に対応する位置に、面ファスナーのフックまたはループのいずれか他方が設けられている、請求項に記載の型取りキット。
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