JP6307069B2 - 固形酸素発生組成物 - Google Patents
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Description
しかし、単にリン酸二水素カルシウムの平均の粒度を0.1〜1mmとしただけでは、水中に投入した際、リン酸二水素カルシウムの溶解にばらつきが生じてしまう。粗大な粒子が多く含まれたリン酸二水素カルシウムの場合、水中で溶解が進行しにくく、固形酸素発生組成物中の過酸化カルシウム成分と水との接触を妨げてしまうため、所望の酸素放出量が得られない。そこで、所望の酸素放出量を得るため、過酸化カルシウム含有量を多くすると、今度は水中のpHが急変しやすくなり、特に、pH等の急激な水質変化を嫌うメダカ、淡水エビ等には適さなかった。
〔1〕 過酸化カルシウム2〜20%、炭酸カルシウム2〜30%、水酸化カルシウム2〜30%及びリン酸二水素カルシウム30〜80%を含有する成形体よりなる酸素発生組成物であって、上記リン酸二水素カルシウムは、平均粒子径150×10−6〜800×10−6mの粒子であり、かつ最大粒子径106×10−6m未満のリン酸二水素カルシウム粒子をリン酸二水素カルシウム重量基準で10〜40%の範囲で含有することを特徴とする、酸素発生組成物、
〔2〕 上記リン酸二水素カルシウムは、最大粒子径1000×10−6m未満のリン酸二水素カルシウム粒子をリン酸二水素カルシウム重量基準で95%以上含有することを特徴とする、〔1〕記載の酸素発生組成物、
〔3〕 上記リン酸二水素カルシウムは、最大粒子径106×10−6m未満のリン酸二水素カルシウム粒子、及び、最小粒子径106×10−6m以上でありかつ平均粒子径200×10−6〜800×10−6mのリン酸二水素カルシウム粒子を、重量基準で10:90〜40:60の割合で含有していることを特徴とする〔1〕又は〔2〕記載の酸素発生組成物、
〔4〕 酸素発生組成物の製造方法であって、
平均粒子径150×10−6〜800×10−6mの粒子であり、かつ最大粒子径106×10−6m未満のリン酸二水素カルシウム粒子をリン酸二水素カルシウム重量基準で10〜40%の範囲で含有するリン酸二水素カルシウムを準備する準備工程(A)
過酸化カルシウム2〜20重量%、炭酸カルシウム2〜30重量%、水酸化カルシウム2〜30重量%、及び、上記準備工程(A)で得られるリン酸二水素カルシウム30〜80重量%を、混合して、混合物を得る混合工程(B)、並びに
上記混合工程で得られる混合物を、成形して、成形体よりなる酸素発生組成物を得る成形工程(C)
を含む、酸素発生組成物の製造方法、
〔5〕 上記準備工程(A)が、
i) 最大粒子径106×10−6m未満のリン酸二水素カルシウム粒子を第一の粉末として準備する工程
ii) 最小粒子径106×10−6m以上でありかつ平均粒子径200×10−6〜800×10−6mのリン酸二水素カルシウム粒子を第二の粉末として準備する工程、並びに
iii)上記第一の粉末及び第二の粉末を、重量基準で10:90〜40:60の割合で混合する工程
を含む、〔4〕記載の酸素発生組成物の製造方法、
〔6〕 上記準備工程(A)で得られるリン酸二水素カルシウムが、最大粒子径1000×10−6m未満のリン酸二水素カルシウム粒子をリン酸二水素カルシウム重量基準で95%以上含有するものである、〔4〕又は〔5〕記載の酸素発生組成物の製造方法、
に関する。
本発明の酸素発生組成物は、過酸化カルシウム2〜20重量%、炭酸カルシウム2〜30重量%、水酸化カルシウム2〜30重量%、リン酸二水素カルシウム30〜80重量%含有する成形体よりなる。なお、重量%は酸素発生組成物を100重量%とした場合の重量に対するものである。
本発明のリン酸二水素カルシウムの平均粒子径は、篩い分け分析法により測定したものである。具体的には、ロータップ型ふるい振とう機(東京硝子器械株式会社製、S−1型)に、公称目開きが3350、2000、1000、850、710、600、500、425、300、212、150、106、75、45(全て単位は「×10−6m」)のJIS試験用篩(JIS Z8801)を、篩目が小さい篩から下から順に積み、その上からリン酸二水素カルシウム100×10−6kgを投入して5分間の間振とうしたのち、各篩上に残ったリン酸二水素カルシウムの重量を測定する。各篩における残留率から加積残留率を求め、それを100%から減じて通過重量百分率を算出する。通過重量百分率を縦軸、篩の公称目開きを横軸として対数確率紙にプロットし、通過重量百分率が50%となる横軸の値を読み取り、これを平均粒子径とする。
また、最大粒子径106×10−6m未満の粒子とは、公称目開き106×10−6mの篩を通過した粒子のことである。
さらに、上記と同様に市販のリン酸二水素カルシウム粉末を準備し、ボールミル等を用いて粉砕したのち公称目開き106×10−6mの篩で篩い分け、上記平均粒子径の範囲となった篩上の粉末を第二の粉末としてよい。
本発明のバインダーとしては、有機バインダーが好ましい。
本発明の酸素発生組成物の製造方法は、
準備工程(A)
平均粒子径150×10−6〜800×10−6mの粒子であり、かつ最大粒子径106×10−6m未満のリン酸二水素カルシウム粒子をリン酸二水素カルシウム重量基準で10〜40%の範囲含有するリン酸二水素カルシウムを準備する準備工程
混合工程(B)
過酸化カルシウム2〜20重量%、炭酸カルシウム2〜30重量%、水酸化カルシウム2〜30重量%、及び、上記準備工程(A)で得られるリン酸二水素カルシウム30〜80重量%を、混合して、混合物を得る混合工程、並びに
成形工程(C)
上記混合工程(B)で得られる混合物を、成形して、成形体よりなる酸素発生組成物を得る成形工程
を含む、製造方法である。
準備工程(A’)
平均粒子径150×10−6〜800×10−6mの粒子であり、最大粒子径106×10−6m未満のリン酸二水素カルシウム粒子をリン酸二水素カルシウム重量基準で10〜40%の範囲含有するリン酸二水素カルシウムを準備する準備工程であって、
i) 最大粒子径106×10−6m未満のリン酸二水素カルシウム粒子を第一の粉末として準備する工程
ii) 最小粒子径106×10−6m以上でありかつ平均粒子径200×10−6〜800×10−6mのリン酸二水素カルシウム粒子を第二の粉末として準備する工程、並びに
iii)上記第一の粉末及び第二の粉末を、重量基準で10:90〜40:60の割合で混合する工程
を含む工程、としても良い。
<pH>
水温20℃±1℃に保持したイオン交換水2×10−4m3に成形体サンプル1個を投入して測定し、開始時のpH値及び溶存酸素量と6時間後のpH値及び溶存酸素量を、pH・DOメーター(WQC−22A 東亜電波工業株式会社製)を用いて測定した。
水温を17℃±3℃に保持したイオン交換水5×10−3m3に成形体サンプル5個を投入し、720時間まで捕捉した酸素量の体積(m3)を測定した。測定した体積の累積値をサンプル質量で除した値を累積酸素放出量(10−6m3/kg)とした。
平均粒子径は、篩い分け分析法により測定した。ロータップ型ふるい振とう機(東京硝子器械株式会社製、S−1型)に、公称目開きが3350、2000、1000、850、710、600、500、425、300、212、150、106、75、45(全て単位は「×10−6m」)のJIS試験用篩(JIS Z8801)を、篩目が小さい篩から下から順に積み、その上からリン酸二水素カルシウム粉末100×10−3kgを投入して5分間の間振とうしたのち、各篩上に残った粉末の重量を測定した。各篩における残留率から加積残留率を求め、それを100%から減じて通過重量百分率を算出した。通過重量百分率を縦軸、篩の公称目開きを横軸として対数確率紙にプロットし、通過重量百分率が50%となる横軸の値を読み取り、これを平均粒子径とした。
最大粒子径1000×10−6m未満の粒子の重量基準含有率は、篩い分け分析法により測定した。ロータップ型ふるい振とう機(東京硝子器械株式会社製、S−1型)に、公称目開きが1000×10−6mのJIS試験用篩(JIS Z8801)をセットし、その上からリン酸二水素カルシウムを投入して5分間の間振とうし、篩を通過したリン酸二水素カルシウムの粒子の重量から、最大粒子径1000×10−6m未満の粒子の重量基準含有率を算出した。
[実施例1]
[リン酸二水素カルシウムの調製]
市販のリン酸二水素カルシウム原料粉末200×10−3kg(平均粒子径999×10−6m)を準備し、ロータップ式篩振とう機(東京硝子器械株式会社製、S−1型)及び公称目開き106×10−6mのJIS試験用の篩(JIS Z8801)を用いて、5分間の間篩い分け、篩を通過した粉末を第一の粉末とした。
上記と同様に準備した原料粉末を、卓上ボールミル(東京硝子器械株式会社製)を用いて90分間粉砕し、ロータップ式篩振とう機及び公称目開き106×10−6mのJIS試験用の篩(JIS Z8801)を用いて、5分間の間篩い分け、得られた篩上の粉末(平均粒子径403×10−6m)を第二の粉末とした。
上記第一の粉末及び第二の粉末を、重量基準で10:90の割合で混合し、混合リン酸二水素カルシウム粉末を得た。上記混合リン酸二水素カルシウム粉末の平均粒子径は371×10−6mであり、公称目開き1000×10−6mの篩の通過率は98.2%であった。
[成形体の作製]
上記混合リン酸二水素カルシウム粉末55.5×10−3kg、過酸化カルシウム9.7×10−3kg、炭酸カルシウム17.9×10−3kg、水酸化カルシウム14.7×10−3kg及びエチルセルロース0.5×10−3kgが含有されるように配合して良く混合し、混合物を得たのち、エチルアルコール0.5×10−3kgを添加して再びよく混合し、乾燥させて混合物を得た。得られた混合物を、直径13.2×10−3mの金型(底面が円形状)に入れてロータリー式プレス成形機(菅原精機製)を用いて(圧力25MPaにて)プレス成形し、成形体を作製した。得られた円板状の成形体は、直径13.2×10−3m、厚み11.5×10−3mであった。また、成形体密度は1.62×103kg/m3であった。
実施例1の第一の粉末及び第二の粉末を、重量基準で15:85の割合で混合し、平均粒子径353×10−6mでありかつ公称目開き1000×10−6mの篩の通過率が98.3%の混合リン酸二水素カルシウム粉末とした以外は、実施例1と同様に成形体を作製した。
実施例1の第一の粉末及び第二の粉末を、重量基準で20:80の割合で混合し、平均粒子径335×10−6mでありかつ公称目開き1000×10−6mの篩の通過率が98.4%の混合リン酸二水素カルシウム粉末とした以外は、実施例1と同様に成形体を作製した。
実施例1の第一の粉末及び第二の粉末を、重量基準で30:70の割合で混合し、平均粒子径300×10−6mでありかつ公称目開き1000×10−6mの篩の通過率が98.7%の混合リン酸二水素カルシウム粉末とした以外は、実施例1と同様に成形体を作製した。
実施例1の第一の粉末及び第二の粉末を、重量基準で40:60の割合で混合し、平均粒子径265×10−6mでありかつ公称目開き1000×10−6mの篩の通過率が99.0%の混合リン酸二水素カルシウム粉末とした以外は、実施例1と同様に成形体を作製した。
実施例1と同様にして第一の粉末を得た。
実施例1と同様に準備した原料粉末を、ボールミルを用いて120分間粉砕し、ロータップ式篩振とう機及び公称目開き106×10−6mのJIS試験用の篩(JIS Z8801)を用いて、5分間の間篩い分け、得られた篩上の粉末(平均粒子径261×10−6m)を第二の粉末とした。
上記第一の粉末及び第二の粉末を、重量基準で15:85の割合で混合し、平均粒子径232×10−6mでありかつ公称目開き1000×10−6mの篩の通過率が99.4%の混合リン酸二水素カルシウム粉末とし、実施例1と同様にして成形体を作製した。
実施例6の第一の粉末及び第二の粉末を、重量基準で30:70の割合で混合し、平均粒子径201×10−6mでありかつ公称目開き1000×10−6mの篩の通過率が99.5%の混合リン酸二水素カルシウム粉末とした以外は、実施例6と同様にして成形体を作製した。
実施例1と同様にして第一の粉末を得た。
実施例1と同様に準備した原料粉末を、ボールミルを用いて60分間粉砕し、ロータップ式篩振とう機及び公称目開き106×10−6mのJIS試験用の篩(JIS Z8801)を用いて、5分間の間篩い分け、得られた篩上の粉末(平均粒子径600×10−6m)を第二の粉末とした。
上記第一の粉末及び第二の粉末を、重量基準で15:85の割合で混合し、平均粒子径521×10−6mでありかつ公称目開き1000×10−6mの篩の通過率が97.1%の混合リン酸二水素カルシウム粉末とし、実施例1と同様にして成形体を作製した。
実施例8の第一の粉末及び第二の粉末を、重量基準で30:70の割合で混合し、平均粒子径438×10−6mでありかつ公称目開き1000×10−6mの篩の通過率が97.5%の混合リン酸二水素カルシウム粉末とした以外は、実施例8と同様にして成形体を作製した。
実施例1と同様にして第一の粉末を得た。
実施例1と同様に準備した原料粉末を、ボールミルを用いて30分間粉砕し、ロータップ式篩振とう機及び公称目開き106×10−6mのJIS試験用の篩(JIS Z8801)を用いて、5分間の間篩い分け、得られた篩上の粉末(平均粒子径797×10−6m)を第二の粉末とした。
上記第一の粉末及び第二の粉末を、重量基準で15:85の割合で混合し、平均粒子径688×10−6mでありかつ公称目開き1000×10−6mの篩の通過率が95.8%の混合リン酸二水素カルシウム粉末とし、実施例1と同様にして成形体を作製した。
実施例10の第一の粉末及び第二の粉末を、重量基準で30:70の割合で混合し、平均粒子径576×10−6mでありかつ公称目開き1000×10−6mの篩の通過率が96.0%の混合リン酸二水素カルシウム粉末とした以外は、実施例10と同様にして成形体を作製した。
実施例1と同様にして第一の粉末を得た。
実施例1と同様に準備した原料粉末を、ボールミルを用いて20分間粉砕し、ロータップ式篩振とう機及び公称目開き106×10−6mのJIS試験用の篩(JIS Z8801)を用いて、5分間の間篩い分け、得られた篩上の粉末(平均粒子径850×10−6m)を第二の粉末とした。
上記第一の粉末及び第二の粉末を、重量基準で10:90の割合で混合し、平均粒子径773×10−6mでありかつ公称目開き1000×10−6mの篩の通過率が92.0%の混合リン酸二水素カルシウム粉末とし、実施例1と同様にして成形体を作製した。
実施例1と同様にして第一の粉末を得た。
実施例1と同様に準備した原料粉末を、ボールミルを用いて180分間粉砕し、ロータップ式篩振とう機及び公称目開き106×10−6mのJIS試験用の篩(JIS Z8801)を用いて、5分間の間篩い分け、得られた篩上の粉末(平均粒子径110×10−6m)を第二の粉末とした。
上記第一の粉末及び第二の粉末を、重量基準で5:95の割合で混合し、平均粒子径108×10−6mでありかつ公称目開き1000×10−6mの篩の通過率が99.7%の混合リン酸二水素カルシウム粉末とし、実施例1と同様にして成形体を作製した。
比較例1の第一の粉末及び第二の粉末を、重量基準で45:55の割合で混合し、平均粒子径89×10−6mでありかつ公称目開き1000×10−6mの篩の通過率が99.9%の混合リン酸二水素カルシウム粉末とした以外は、比較例1と同様にして成形体を作製した。
比較例1の第一の粉末及び第二の粉末を、重量基準で15:85の割合で混合し、平均粒子径107×10−6mでありかつ公称目開き1000×10−6mの篩の通過率が99.8%の混合リン酸二水素カルシウム粉末とした以外は、比較例1と同様にして成形体を作製した。
実施例1と同様にして第一の粉末を得た。
実施例1と同様に準備した原料粉末を、ボールミルを用いて10分間粉砕し、ロータップ式篩振とう機及び公称目開き106×10−6mのJIS試験用の篩(JIS Z8801)を用いて、5分間の間篩い分け、得られた篩上の粉末(平均粒子径950×10−6m)を第二の粉末とした。
上記第一の粉末及び第二の粉末を、重量基準で5:95の割合で混合し、平均粒子径908×10−6mでありかつ公称目開き1000×10−6mの篩の通過率が88.0%の混合リン酸二水素カルシウム粉末とし、実施例1と同様にして成形体を作製した。
比較例4の第一の粉末及び第二の粉末を、重量基準で45:55の割合で混合し、平均粒子径540×10−6mでありかつ公称目開き1000×10−6mの篩の通過率が97.0%の混合リン酸二水素カルシウム粉末とした以外は、比較例4と同様にして成形体を作製した。
比較例4の第一の粉末及び第二の粉末を、重量基準で15:85の割合で混合し、平均粒子径810×10−6mでありかつ公称目開き1000×10−6mの篩の通過率が90.0%の混合リン酸二水素カルシウム粉末とした以外は、比較例4と同様にして成形体を作製した。
実施例1と同様にして第一の粉末を得た。
実施例1と同様に準備した原料粉末を、ボールミルを用いて60分間粉砕し、ロータップ式篩振とう機及び公称目開き106×10−6mのJIS試験用の篩(JIS Z8801)を用いて、5分間の間篩い分け、得られた篩上の粉末(平均粒子径600×10−6m)を第二の粉末とした。
上記第一の粉末及び第二の粉末を、重量基準で5:95の割合で混合し、平均粒子径569×10−6mでありかつ公称目開き1000×10−6mの篩の通過率が96.5%の混合リン酸二水素カルシウム粉末とし、実施例1と同様にして成形体を作製した。
比較例7の第一の粉末及び第二の粉末を、重量基準で45:55の割合で混合し、平均粒子径359×10−6mでありかつ公称目開き1000×10−6mの篩の通過率が98.2%の混合リン酸二水素カルシウム粉末とした以外は、比較例7と同様にして成形体を作製した。
実施例1と同様にして第一の粉末を得た。
実施例1と同様に準備した原料粉末を、ボールミルを用いて90分間粉砕し、ロータップ式篩振とう機及び公称目開き106×10−6mのJIS試験用の篩(JIS Z8801)を用いて、5分間の間篩い分け、得られた篩上の粉末(平均粒子径403×10−6m)を第二の粉末とした。
上記第一の粉末及び第二の粉末を、重量基準で5:95の割合で混合し、平均粒子径391×10−6mでありかつ公称目開き1000×10−6mの篩の通過率が98.0%の混合リン酸二水素カルシウム粉末とし、実施例1と同様にして成形体を作製した。
比較例9の第一の粉末及び第二の粉末を、重量基準で45:55の割合で混合し、平均粒子径250×10−6mでありかつ公称目開き1000×10−6mの篩の通過率が99.2%の混合リン酸二水素カルシウム粉末とした以外は、比較例9と同様にして成形体を作製した。
Claims (6)
- 過酸化カルシウム2〜20%、炭酸カルシウム2〜30%、水酸化カルシウム2〜30%及びリン酸二水素カルシウム30〜80%含有する成形体よりなる酸素発生組成物であって、上記リン酸二水素カルシウムは、平均粒子径150×10−6〜800×10−6mの粒子であり、かつ最大粒子径106×10−6m未満のリン酸二水素カルシウム粒子をリン酸二水素カルシウム重量基準で10〜40%の範囲で含有することを特徴とする、酸素発生組成物。
- 上記リン酸二水素カルシウムは、最大粒子径1000×10−6m未満のリン酸二水素カルシウム粒子をリン酸二水素カルシウム重量基準で95%以上含有することを特徴とする、請求項1記載の酸素発生組成物。
- 上記リン酸二水素カルシウムは、最大粒子径106×10−6m未満のリン酸二水素カルシウム粒子、及び、最小粒子径106×10−6m以上でありかつ平均粒子径200×10−6〜800×10−6mのリン酸二水素カルシウム粒子を、重量基準で10:90〜40:60の割合で含有していることを特徴とする請求項1又は2記載の酸素発生組成物。
- 酸素発生組成物の製造方法であって、
平均粒子径150×10−6〜800×10−6mであり、かつ最大粒子径106×10−6m未満のリン酸二水素カルシウム粒子をリン酸二水素カルシウム重量基準で10〜40%の範囲で含有するリン酸二水素カルシウムを準備する準備工程(A)
過酸化カルシウム2〜20重量%、炭酸カルシウム2〜30重量%、水酸化カルシウム2〜30重量%、及び、上記準備工程(A)で得られるリン酸二水素カルシウム30〜80重量%を、混合して、混合物を得る混合工程(B)、並びに
上記混合工程で得られる混合物を、成形して、成形体よりなる酸素発生組成物を得る成形工程(C)
を含む、酸素発生組成物の製造方法。 - 上記準備工程(A)が、
i) 最大粒子径106×10−6m未満のリン酸二水素カルシウム粒子を第一の粉末として準備する工程
ii) 最小粒子径106×10−6m以上でありかつ平均粒子径200×10−6〜800×10−6mのリン酸二水素カルシウム粒子を第二の粉末として準備する工程、並びに
iii)上記第一の粉末及び第二の粉末を、重量基準で10:90〜40:60の割合で混合する工程
を含む、請求項4記載の酸素発生組成物の製造方法。 - 上記準備工程(A)で得られるリン酸二水素カルシウムが、最大粒子径1000×10−6m未満のリン酸二水素カルシウム粒子をリン酸二水素カルシウム重量基準で95%以上含有するものである、請求項4又は5記載の酸素発生組成物の製造方法。
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