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JP6379531B2 - 新規β−アミノ酸の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、R体のβ−アミノ酸を選択的に製造する方法に関する。
光学活性アミノ酸は、医薬品、農薬及び食品などの分野で多くの需要があるが、β−アミノ酸は、光学的に純粋なアミノ酸、特に発酵法などの産物(天然のアミノ酸)として得ることが難しい。従って、β−アミノ酸の光学活性体を、いかにして効率的に製造するかは、産業上重要な課題となっている。
この課題に対して、ペニシリンGアシラーゼを用いる方法、ブタ腎臓由来アシラーゼを用いる方法、グルタリル7−アミノセファロスポラン酸アシラーゼを用いる方法、アミノアシラーゼを用いる方法等、酵素法によるβ−アミノ酸の光学活性体の製造方法が開発されているが、産業利用において、より優れた製造方法が望まれている。(特許文献1、2、3)。
特表2005−520552 特許4222939 特許5119783
Sakai A.et al.,Biochemistry,2006,45(14),4452−62
本発明は、かかる従来技術の現状に鑑み創案されたものであり、その目的は、工業的な規模においてR体のβ−アミノ酸を高収率で製造することができる新規な製造方法を提供することにある。
本発明者は、上記目的を達成するために、N−サクシニル−(R)−β−アミノ酸加水分解能力を指標として様々な微生物をスクリーニングした結果、アクロモバクター属由来の酵素が、N−サクシニル−(R)−β−アミノ酸の加水分解活性を有することを見出した。本発明者はさらに検討を進め、前記酵素がR体のβ−アミノ酸の製造において有用な立体認識も有しており、前記酵素をN−サクシニル−β−アミノ酸のラセミ体に作用させてN−サクシニル−β−アミノ酸のR体を不斉加水分解することでR体のβ−アミノ酸を選択的に製造することができることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は以下のような構成からなる。
項1.
下記の(a)〜(f)のいずれか1つで表されるタンパク質
(a)配列番号2に記載の塩基配列からなるDNAによってコードされるタンパク質;
(b)配列番号1に記載のアミノ酸配列からなるタンパク質;
(c)配列番号2に記載の塩基配列と相補的な塩基配列とストリンジェントな条件下でハイブリダイズするポリヌクレオチドによってコードされ、かつ、N−サクシニル−(R,S)−β−アミノ酸中のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸を加水分解して、(R)−β−アミノ酸を生成する活性を有するタンパク質;
(d)配列番号1に記載のアミノ酸配列からなるタンパク質において1または数個のアミノ酸が置換、欠如、挿入、および/または付加したアミノ酸配列からなり、かつ、N−サクシニル−(R,S)−β−アミノ酸中のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸を加水分解して、(R)−β−アミノ酸を生成する活性を有するタンパク質;
(e)配列番号2に記載の塩基配列と80%以上の配列同一性を示すDNAによってコードされ、かつ、N−サクシニル−(R,S)−β−アミノ酸中のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸を加水分解して、(R)−β−アミノ酸を生成する活性を有するタンパク質;
(f)配列番号1に記載のアミノ酸配列と80%以上の配列同一性を示すアミノ酸配列を有するタンパク質であり、かつ、N−サクシニル−(R,S)−β−アミノ酸中のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸を加水分解して、(R)−β−アミノ酸を生成する活性を有するタンパク質。
項2.
以下の(A)〜(F)のいずれか1つで表されるDNA。
(A)配列番号1に記載のアミノ酸配列をコードするDNA;
(B)配列番号2に記載の塩基配列からなるDNA;
(C)配列番号2の塩基配列に相補的な塩基配列に対してストリンジェントな条件下でハイブリダイズするDNAであり、かつ、N−サクシニル−(R,S)−β−アミノ酸中のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸を加水分解して、(R)−β−アミノ酸を生成する活性を有するタンパク質をコードするDNA;
(D)配列番号1に記載のアミノ酸配列からなるタンパク質において1または数個のアミノ酸が置換、欠如、挿入、および/または付加したアミノ酸配列からなり、かつ、N−サクシニル−(R,S)−β−アミノ酸中のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸を加水分解して、(R)−β−アミノ酸を生成する活性を有するタンパク質をコードするDNA;
(E)配列番号2に記載の塩基配列と80%以上の配列同一性を示すDNAであり、かつ、N−サクシニル−(R,S)−β−アミノ酸中のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸を加水分解して、(R)−β−アミノ酸を生成する活性を有するタンパク質をコードするDNA;
(F)配列番号1に記載のアミノ酸配列と80%以上の配列同一性を示すアミノ酸配列を有するタンパク質をコードするDNAであり、かつ、N−サクシニル−(R,S)−β−アミノ酸中のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸を加水分解して、(R)−β−アミノ酸を生成する活性を有するタンパク質をコードするDNA。
項3.
項2に記載のDNAを組み込んだベクター。
項4.
項3に記載のベクターを含む形質転換体。
項5.
項4に記載の形質転換体を培養することを含む、項1〜3のいずれかに記載のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸アシラーゼの製造方法。
項6.
項1に記載のタンパク質を用いてN−サクシニル−(R,S)−β−アミノ酸中のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸を加水分解して、(R)−β−アミノ酸を生成する工程を含む、R体のβ−アミノ酸の製造方法。
項7.
N−サクシニル−(R,S)−β−アミノ酸がN−サクシニル−(R、S)−β−フェニルアラニンである、項6に記載の方法。
本発明のR体のβ−アミノ酸の製造方法で使用するタンパク質は、N−サクシニル−(R)−β−アミノ酸のサクシニル基を加水分解して、(R)−β−アミノ酸を生成する活性(本明細書では、前記活性をN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸アシラーゼ活性とも記載する。)が格段に高い酵素である。従って、本発明によれば、医薬品原料などとして有用なR体のβ−アミノ酸を、工業的な規模において高収率で得ることが可能となる。
本発明の実施形態の一つは、
下記(a)〜(f)のいずれか1つで表されるタンパク質を用いてN−サクシニル−(R,S)−β−アミノ酸中のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸を加水分解して、(R)−β−アミノ酸を生成する工程を含む、R体のβ−アミノ酸の製造方法である。
(a)配列番号2に記載の塩基配列からなるDNAによってコードされるタンパク質;
(b)配列番号1に記載のアミノ酸配列からなるタンパク質;
(c)配列番号2に記載の塩基配列と相補的な塩基配列とストリンジェントな条件下でハイブリダイズするポリヌクレオチドによってコードされ、かつ、N−サクシニル−(R,S)−β−アミノ酸中のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸を加水分解して、(R)−β−アミノ酸を生成する活性を有するタンパク質;
(d)配列番号1に記載のアミノ酸配列からなるタンパク質において1または数個のアミノ酸が置換、欠如、挿入、および/または付加したアミノ酸配列からなり、かつ、N−サクシニル−(R,S)−β−アミノ酸中のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸を加水分解して、(R)−β−アミノ酸を生成する活性を有するタンパク質;
(e)配列番号2に記載の塩基配列と80%以上の配列同一性を示すDNAによってコードされ、かつ、N−サクシニル−(R,S)−β−アミノ酸中のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸を加水分解して、(R)−β−アミノ酸を生成する活性を有するタンパク質;
(f)配列番号1に記載のアミノ酸配列と80%以上の配列同一性を示すアミノ酸配列を有するタンパク質であり、かつ、N−サクシニル−(R,S)−β−アミノ酸中のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸を加水分解して、(R)−β−アミノ酸を生成する活性を有するタンパク質。
本発明で使用するタンパク質は、N−サクシニル−(R,S)−β−アミノ酸中のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸を選択的に加水分解して、(R)−β−アミノ酸を生成する能力を有するものであれば特に限定されない。このようなものとして、例えば、アクロモバクター ピエチャウディー(Achromobacter piechaudii)、アクロモバクター キシロソキシランス(Achromobacter xylosoxidans)、アクロモバクター デニトリフィカンス(Achromobacter denitrificans)、アクロモバクター アルセニコキシダンス(Achromobacter arsenicoxydans)、アクロモバクター ルーランディ(Achromobacter ruhlandii)、アクロモバクター ペスティファー( Achromobacter pestifer) などのアクロモバクター属由来の酵素が挙げられる。具体的には、(a)配列番号2からなる遺伝子によってコードされるタンパク質、または(b)配列番号1に記載のアミノ酸配列からなるタンパク質が例示される。配列番号2は、Achromobacter piechaudii NBRC102461由来の塩基配列であり、配列番号1は、配列番号2の塩基配列に対応するアミノ酸配列である。
本発明で用いるタンパク質は、(c)配列番号2に記載の塩基配列と相補的な塩基配列とストリンジェントな条件下でハイブリダイズするポリヌクレオチドによってコードされ、かつ、N−サクシニル−(R,S)−β−アミノ酸中のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸を加水分解して、(R)−β−アミノ酸を生成する活性を有するタンパク質、または(d)配列番号1に記載のアミノ酸配列からなるタンパク質において1または数個のアミノ酸が置換、欠失、挿入、および/または付加したアミノ酸配列からなり、かつ、N−サクシニル−(R,S)−β−アミノ酸中のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸を加水分解して、(R)−β−アミノ酸を生成する活性を有するタンパク質であっても良い。
本明細書において「ストリンジェントな条件」とは、通常のサザンハイブリダイゼーションの洗いの条件である60℃、0.1×SSC、0.1% SDSに相当するに相当する塩濃度でハイブリダイズする条件とする。
また、「1または数個」とは、アミノ酸残基のタンパク質の立体構造やN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸アシラーゼ活性を大きく損なわない範囲のものであり、具体的には、1〜50個、好ましくは1〜30個、より好ましくは1〜20個、さらに好ましくは1〜10個である。ただし、配列表の配列番号1に記載のアミノ酸配列において1又は数個のアミノ酸残基の置換、欠失、挿入、付加及び/又は逆位を含むアミノ酸配列の場合には、30℃、pH7〜8の条件下で配列表の配列番号1に記載のアミノ酸配列を有するタンパク質の50%以上、好ましくは80%以上、より好ましくは90%以上、さらに好ましくは95%以上のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸アシラーゼ活性を保持していることが望ましい。
本発明において使用するタンパク質のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸アシラーゼ活性は、後述の方法で測定することによって定義される。
本発明で用いるタンパク質は、(e)配列番号2に記載の塩基配列と90%以上の配列同一性を示すDNAによってコードされ、かつ、N−サクシニル−(R,S)−β−アミノ酸中のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸を加水分解して、(R)−β−アミノ酸を生成する活性を有するタンパク質、または、(f)配列番号1に記載のアミノ酸配列と80%以上、好ましくは85%以上、より好ましくは90%以上、より好ましくは95%以上、より好ましくは98%以上、より好ましくは99%以上の配列同一性を示すアミノ酸配列を有するタンパク質であり、かつ、N−サクシニル−(R,S)−β−アミノ酸中のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸を加水分解して、(R)−β−アミノ酸を生成する活性を有するタンパク質であってもよい。
アミノ酸配列の同一性は、市販の又は電気通信回線(インターネット)を通じて利用可能な解析ツールを用いて算出することができる。本明細書では、全米バイオテクノロジー情報センター(NCBI)の相同性アルゴリズムBLAST(Basic local alignment search tool)http://www.ncbi.nlm.nih.gov/BLAST/においてデフォルト(初期設定)のパラメータを用いることにより、算出する。
次に、本発明のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸アシラーゼ活性を有するタンパク質の製造方法について説明する。本発明の前記タンパク質は、一般的な方法により製造することができる。具体例としては、配列番号2に記載の塩基配列からなる遺伝子、または、配列番号2に記載の塩基配列と相補的な塩基配列とストリンジェントな条件下でハイブリダイズするポリヌクレオチドであって、かつ、N−サクシニル−(R)−β−アミノ酸アシラーゼ活性を有するタンパク質をコードする遺伝子を適当なベクターに挿入して組換えベクターを調製し、この組換えベクターで適当な宿主細胞を形質転換して形質転換体を調製し、この形質転換体を培養することによって容易に行うことができる。
ベクターとしては、原核および/または真核細胞の各種宿主細胞内で複製保持または自律増殖できるものであれば特に限定されず、プラスミドベクターおよびファージベクター、ウィルスベクター等が包含される。組換えベクターの調製は、常法に従って行えばよく、例えば、これらのベクターに、本発明のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸アシラーゼ活性を有するタンパク質の遺伝子を適当な制限酵素およびリガーゼ、あるいは必要に応じてさらにリンカーもしくはアダプターDNAを用いて連結することにより容易に行うことができる。また、Taqポリメラーゼのように増幅末端に一塩基を付加するようなDNAポリメラーゼを用いて増幅作製した遺伝子断片であれば、TAクローニングによるベクターへの接続も可能である。
また、宿主細胞としては、従来公知のものが使用可能であり、組換え発現系が確立しているものであれば特に制限されないが、好ましくは大腸菌、枯草菌、放線菌、麹菌、酵母といった微生物ならびに昆虫細胞、動物細胞、高等植物などが挙げられ、より好ましくは微生物が挙げられ、特に好ましくは大腸菌(例えば、K12株、B株など)が挙げられる。形質転換体の調製は、常法に従って行えばよい。
得られた形質転換体を、その宿主細胞に応じた適当な培養条件で一定期間培養すれば、組込まれた遺伝子から本発明のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸アシラーゼ活性を有するタンパク質が発現されて、形質転換体中に蓄積する。
形質転換体中に蓄積した本発明のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸アシラーゼ活性を有するタンパク質は、未精製のまま用いることができるが、精製したものを使用しても良い。この精製方法としては、従来公知のものが使用可能であり、例えば、培養後の形質転換体あるいはその培養物を適当な緩衝液中でホモジナイズし、超音波処理や界面活性剤処理等により細胞抽出液を得、そこからタンパク質の分離精製に常套的に利用される分離技術を適宜組み合わせることにより行うことができる。このような分離技術としては、塩析、溶媒沈澱法等の溶解度の差を利用する方法、透析、限外濾過、ゲル濾過、非変性ポリアクリルアミドゲル電気泳動(PAGE)、ドデシル硫酸ナトリウム−ポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS−PAGE)などの分子量の差を利用する方法、イオン交換クロマトグラフィー、ヒドロキシアパタイトクロマトグラフィーなどの荷電を利用する方法、アフィニティークロマトグラフィーなどの特異的親和性を利用する方法、逆相高速液体クロマトグラフィーなどの疎水性の差を利用する方法、等電点電気泳動などの等電点の差を利用する方法などが挙げられるが、これらに限定されない。
次に、β−アミノ酸を製造する方法について説明する。本発明によれば、β−アミノ酸は、N−サクシニル−(R)−β−アミノ酸アシラーゼ活性を有するタンパク質を用いて、N−サクシニル−(R,S)−β−アミノ酸中のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸を効率的に加水分解する工程によって製造される。
この工程は、具体的には、適当な溶液中に、本発明のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸アシラーゼ活性を有するタンパク質と原料のN−サクシニル−(R,S)−β−アミノ酸を溶解させて反応液を調製し、この反応液を適当な条件で反応させることによって行うことができる。これにより、前記酵素はN−サクシニル−β−アミノ酸のラセミ体のうちR体を選択的に不斉加水分解することでR体のβ−アミノ酸を選択的に製造することができる。
ここで、「R体に対して選択的に反応」とは、S体に対して全く反応しないことを必ずしも意味しない。R体の光学純度が鏡像体過剰率(enantiomeric excess、以下eeとも略称)として1%eeを越えていれば良い。好ましくはR体の光学純度が10%ee、さらに好ましくは30%ee、さらに好ましくは50%ee、さらに好ましくは60%ee、さらに好ましくは70%ee、さらに好ましくは80%ee、さらに好ましくは90%ee、さらに好ましくは97%ee、さらに好ましくは99%ee、さらに好ましくは100%eeである。S体が検出されないことがもっとも好ましい。
なお、本明細書において、変換率及び光学純度は、下記、計算式にて、算出することができる。

変換率(%)=生成物量/(残存基質量+生成物量)×100
光学純度(%ee)=(A−B)/(A+B)×100(Aは対象とする鏡像異性体量でBは対応する鏡像異性体量)
使用する溶液は、蒸留水でもよいが、必要により、リン酸塩やトリスなどの緩衝剤を使用してもよい。緩衝剤を使用する場合、その濃度は20〜200mMであることが好ましく、pHは6〜8であることが好ましい。
本発明のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸アシラーゼ活性を有するタンパク質は、反応液中10〜3000mg/Lの濃度で使用されることが好ましい。
本発明において、原料となるN−サクシニル−β−アミノ酸は、種々の公知の方法によって合成することができ、例えば非特許文献1に記載の方法によって合成することができる。原料となるサクシニルアミノ酸の種類は、製造したいβ−アミノ酸の種類に応じて適宜選択すればよく、天然に存在する20種のアミノ酸および非天然アミノ酸およびその誘導体であることができる。そのような原料として、例えば、N−サクシニル−β−フェニルアラニンが挙げられる。反応液中のN−サクシニル−β−アミノ酸の濃度は、特に限定されないが、一般的に1重量%〜30重量%である。
本発明のβ−アミノ酸の製造方法では、反応液を反応させる温度は、本発明のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸アシラーゼ活性を有するタンパク質が十分作用する温度であれば特に限定されないが、一般的には5〜60℃が好ましく、10〜55℃がより好ましく、20〜50℃がさらに好ましい。また、反応時のpHは、本発明のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸アシラーゼ活性を有するタンパク質が十分作用するpHであれば特に限定されないが、一般的にはpH4〜10が好ましく、pH6〜8がより好ましい。基質濃度は、0.01重量%〜30重量%で行うことが好ましい。反応時間は、特に限定されないが、一般的に1〜7日程度である。反応時間は、製造したいβ−アミノ酸の種類と所望の収量、収率、使用する酵素や基質の量、量比、反応温度や反応pHなどを考慮し、実験的に適宜選択することができる。
なお、本発明のβ−アミノ酸の製造方法で使用するN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸アシラーゼ活性を有するタンパク質は、精製されたものや未精製のもの(粗酵素液など)に限定されず、形質転換体中に含まれた状態のものであってもよい。この場合は、形質転換体を反応系に添加して、形質転換体を培養させながら同時に反応を進行させるか、又は予め培養された形質転換体を反応系に添加すればよい。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明の範囲は下記の実施例に限定されることはない。
[N−サクシニル−β−フェニルアラニン及びβ−フェニルアラニンの分析]
本実施例において、N−サクシニル−β−フェニルアラニンの定量は、特に記載がない場合は、以下の分析条件で定量した。
サクシニル体を定量する場合は、ジ一エルサイエンス社製「Inertsil ODS−3」(5μm、4.6×100mm)を利用した高速液体クロマ卜グラフィ一により行った。
N−サクシニル−β−フェニルアラニンの分析
移動相:pH2.3リン酸水溶液/アセトニトリル=75/25
流速:0.7ml/min
カラム温度:40℃
検出:UV210nm
N−サクシニル−β−フェニルアラニンが加水分解(脱サクシニル化)されて生成する遊離体のβ−フェニルアラニンの光学純度を分析する際は、ダイセル化学工業株式会社光学分割カラムDAICEL CHIRAL PAK WH(10μm、4.6×250mm)により行った。
(S、R)−β−フェニルアラニンの分析
移動相:2mM硫酸銅水溶液
流速:1.0ml/min
カラム温度:50℃
検出:UV254nm
[N−サクシニル−(R)−β−アミノ酸アシラーゼ活性]
本発明において使用するタンパク質のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸アシラーゼ活性は、得られた遺伝子を大腸菌に導入して形質転換体を作成し、この形質転換体を培養して酵素タンパク質を生成させ、この形質転換体、この形質転換体の菌体破砕液もしくは精製した酵素タンパク質を以下に記載の方法で測定することによって求めることができる。
10mM N−サクシニル−(R)−β−フェニルアラニン、50mM Tris−HCl(pH7.5)及び酵素溶液を含む反応液を30℃にて15minから3hr、適当な時間反応させ、HPLCの移動相にて反応を停止させる。生成した(R)−β−フェニルアラニンをHPLCにより定量し、酵素活性を算出する。酵素活性はN−サクシニル−(R)−β−フェニルアラニンから(R)−β−フェニルアラニンが1分間に1μmol生成された場合を1Unit(U)と定義した。
[実施例1]N−サクシニル−(R)−β−アミノ酸アシラーゼのスクリーニング
本発明菌株は、2種類の方法によって、選抜された。まず、土壌中からのスクリーニングを行った。培地として、硝酸アンモニウム0.2%、リン酸二水素カリウム0.2%、リン酸水素二ナトリウム0.3%、硫酸マグネシウム・7水塩0.05%、酵母エキス0.01%、ポリペプトン0.01%、誘導物質N−サクシニル−(R)−β−アミノ酸0.2%を含むpH7.5の培地に少量の土壌を加え、30℃で試験管振盪培養することで、土壌より集積培養を数回実施した。同様の培地成分にて寒天培地を作成し、集積培養を行った培養液をプレートアウトし、単離コロニーとした。単離されたコロニーを、再度上記培地で試験管振盪培養し、得られた培養液のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸アシラーゼ活性をHPLCにて分析したが、活性のあるものは得られなかった。続いて、微生物株保存機関等から分譲可能な菌株を用いて前記と同様のスクリーニングを行った結果、Achromobacter piechaudii NBRC102461がN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸アシラーゼ活性を持つことを発見した。なお、Achromobacter piechaudii NBRC102461は、独立行政法人製品評価技術基盤機構から購入することができる。
[実施例2]Achromobacter piechaudii NBRC102461株由来N−サクシニル−(R)−β−アミノ酸アシラーゼ遺伝子のクローニング
(1)Achromobacter piechaudii NBRC102461株からのN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸アシラーゼの調製
500mLフラスコに100mL培地を加え、オートクレーブ滅菌したLB液体培地にAchromobacter piechaudii NBRC102461株を一白金耳、植菌し、25℃、180rpmで1日間浸とう培養し、種培養液を得た。この種培養液を10L容ジャーファーメンターに入った6LのLB培地に接種し、振とう数420rpm、25℃で1日間培養した。このようにして得られた菌体を遠心分離にて集菌し、25mMリン酸緩衝溶液(pH7.5)に懸濁し、フレンチプレス破砕機を用いて破砕した。得られた粗酵素液の硫安分画処理を行った後、100mlのPSセファロースFastFlow(GEヘルスケア社製)、50mLのDEAEセファロースFastFlowカラム(GEヘルスケア社製)、さらにSuperdexS−200カラム(GEヘルスケア社製)により分離精製した。続いて、本方法により得られたN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸アシラーゼを、SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS−PAGE)分析に供した。結果、分子量、50〜70kダルトンと20〜30kダルトンの2本のメインバンドを確認することが出来た。
(2)部分アミノ酸配列の決定
次に、50〜70kダルトンのバンドをゲルから切り出し、トリプシンで消化させた後、LC/MS/MS解析を行った。その結果、SNNWTIGGQHTDTGK及びALNSADPAVNDALGLLKの部分配列を取得できた。
(3)遺伝子配列の決定
この同定したアミノ酸配列をもとに縮重プライマーを合成し(表1の配列番号3、4,5,6)、Achromobacter piechaudii NBRC102461より公知の方法で抽出したゲノムDNAを鋳型として、DNAポリメラーゼKOD−Plus(東洋紡製)を用いて推奨する条件のもとPCRを行った。該PCRで増幅されたPCR産物をクローニングキットTarget Clone−Plus(東洋紡製)を用いて、そのプロトコールに従って操作を行い、ベクターpBluescriptにクローニングし、エシェリヒア・コリ(Escherichia coli)DH5α株コンピテントセル(東洋紡製)に形質転換し、該形質転換体を取得した。該形質転換体をLB培地で培養し、プラスミドを抽出し、BigDye(商標登録)Terminator v3.1 Cycle Sequencing Kit(Applied Biosystems)により遺伝子配列を確認し、部分配列955bpを取得した。 次に上記のようにして得られたゲノムDNAを用いて全長配列を取得するために以下の操作を行った。TAKARA LA PCR In Vitro Cloning Kit(タカラバイオ)を用いて、そのプロトコールに従って操作を行い、既知配列からN末端、C末端方向へのDNA断片を増幅させることに成功し、開始コドン、終止コドンを含む全長配列までの塩基配列を決定した。なお、全長配列の取得に用いたプライマーの配列を、配列番号7及び配列番号8にそれぞれ示す。また、得られた全長DNA配列を配列番号2に示す。配列番号1は、配列番号2の塩基配列に対応するアミノ酸配列である。
[実施例3]N−サクシニル−(R)−β−アミノ酸アシラーゼの調製
(1)発現ベクターの作成
実施例2で得られたN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸アシラーゼ遺伝子のN末端、C末端部分に制限酵素NdeIの切断部位を結合させた配列を有するプライマー(表1の配列番号9及び配列番号10)を用いて、この間のDNAを実施例2で得たゲノムDNAを鋳型にしたPCRにより増幅することでオープンリーディングフレームを含むDNA断片を取得した。このDNA断片を制限酵素NdeIで切断し、同酵素で切断、脱リン酸化したベクタープラスミドpBSKと混合し、混合液と等量のライゲーション試薬(東洋紡製ラーゲーションハイ)を加えてインキュベーションすることにより、ライゲーションを実施した。このようにライゲーションしたDNAをエシェリヒア・コリDH5α株コンピテントセル(東洋紡績製コンピテントハイDH5α)に当製品に添付のプロトコールに従ってそれぞれ形質転換し、該形質転換体を取得した。このようにしてN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸アシラーゼ遺伝子を大量に発現できる大腸菌組換え株を取得した。
(2)酵素の調製
上記で得られた各形質転換体のコロニーを、試験管内にて滅菌した5mLのLB液体培地(アンピシリン50μg/mLを含む)に植菌後、30℃で20時間振とうして好気的に培養した。得られた培養液から遠心分離により菌体を集菌し、25mMリン酸緩衝溶液(pH7.5)に懸濁して超音波により菌体を破砕した後、遠心分離により菌体由来の不溶物を除去して、各種由来の形質転換体におけるN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸アシラーゼ粗酵素液を取得した。これら粗酵素液を用いて、酵素活性を測定したところ、N−サクシニル−(R)−β−アミノ酸アシラーゼ活性を確認することができた。続いて、
500mLの坂口フラスコに入った60mLのLB培地(アンピシリン50μg/mLを含む)に植菌し、振とう数180rpmで30℃、16時間培養し、種培養液とした。この種培養液を10L容ジャーファーメンターに入った6LのLB培地(アンピシリン50μg/mLを含む)に接種し、振とう数420rpm、30℃で21時間培養した。このようにして得られた菌体を遠心分離にて集菌し、25mMリン酸緩衝溶液(pH7.5)に懸濁し、フレンチプレス破砕機を用いて破砕した。得られた粗酵素液の硫安分画処理を行った後、HiTrap Octyl FFカラム5mL(GEヘルスケア社製)、HiTrap DEAE FFカラム5mL(GEヘルスケア社製)により分離精製した。本方法により得られたD−サクシニルアシラーゼをSDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS−PAGE)分析に供し、ほとんど不純蛋白質が存在しないことが確認できたので、これを用いて、以下のβ−アミノ酸製造を行った。
[実施例4]N−サクシニル−(R、S)−β−フェニルアラニンからの(R)−β−フェニルアラニンの調製
5%N−サクシニル−(R、S)−β−フェニルアラニン(pH7.5)5mlを基質として用い、配列番号1に記載のアミノ酸配列からなるタンパク質1.0Uを添加し、37℃で24時間反応させ、変換率及びβ−フェニルアラニンの光学純度を算出した。
変換率は、上記記載のジ一エルサイエンス社製「Inertsil ODS−3」を利用した高速液体クロマ卜グラフィ一で酵素反応前と反応後の基質のピーク面積値を測定することによって算出した。光学純度(鏡像体過剰率)は、上記記載のダイセル化学工業株式会社製「DAICEL CHIRAL PAK WH」で生成した遊離体のアミノ酸の光学純度を測定することによって算出した。結果、変換率45%、光学純度99%eeで、(R)−β−フェニルアラニンが生産された。
N−サクシニル−(R)−β−アミノ酸に作用し、R体のβ−アミノ酸の合成に活用できる有用な酵素タンパク質を見出した。本発明は、医薬品原料などとして有用なβ−アミノ酸を、工業的な規模、時間において高収率で得るために有用である。

Claims (1)

  1. 下記の(a)〜(e)のいずれか1つで表されるタンパク質を用いてN−サクシニル−(R,S)−β−アミノ酸中のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸を加水分解する工程を含む(R)−β−フェニルアラニンの製造方法。
    (a)配列番号2に記載の塩基配列からなるDNAによってコードされるタンパク質
    (b)配列番号1に記載のアミノ酸配列からなるタンパク質
    (c)配列番号1に記載のアミノ酸配列からなるタンパク質において1または数個のアミノ酸が置換、欠如、挿入、および/または付加したアミノ酸配列からなり、かつ、N−サクシニル−(R,S)−β−アミノ酸中のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸を加水分解して、(R)−β−アミノ酸を生成する活性を有するタンパク質
    (d)配列番号2に記載の塩基配列と90%以上の配列同一性を示すDNAによってコードされ、かつ、N−サクシニル−(R,S)−β−アミノ酸中のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸を加水分解して、(R)−β−アミノ酸を生成する活性を有するタンパク質
    (e)配列番号1に記載のアミノ酸配列と90%以上の配列同一性を示すアミノ酸配列を有するタンパク質であり、かつ、N−サクシニル−(R,S)−β−アミノ酸中のN−サクシニル−(R)−β−アミノ酸を加水分解して、(R)−β−アミノ酸を生成する活性を有するタンパク質
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