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JP6366274B2 - スケール、測定装置、画像形成装置、スケールの加工装置、および、スケールの加工方法 - Google Patents

スケール、測定装置、画像形成装置、スケールの加工装置、および、スケールの加工方法 Download PDF

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Description

本発明は、回転体の表面に形成され、変位または速度を検出するために用いられるスケールに関する。
従来から、回転体の表面に形成されたスケールを用いて、回転体の変位または速度を検出する方法が知られている。回転体の表面にスケールを形成する方法として、レーザーマーカーを用いて直接、回転体の表面にスケールを形成する方法がある。しかし、回転体の表面にスケールを形成しようとすると、回転体の表面に最初に形成されたマークと最後に形成されるマークとの繋ぎ目部分において、マーク間隔を所望の間隔で繋ぎ合わせることが困難である。このようなスケールの繋ぎ目部分では、マークの周期性が失われ、回転体の変位または速度を正しく検出することができず、回転体を高精度に駆動制御できない。
特許文献1には、繋ぎ目部分においてダミー制御信号を用いることにより、回転体を所望の駆動状態に制御する変位測定装置が開示されている。
特開2005−345359号公報
特許文献1の変位測定装置は、スケールの繋ぎ目部分で検出信号を用いずにダミー信号を用いている。このため特許文献1の構成を採用しても、スケールの繋ぎ目部分では回転体の正確な変位または速度を検出することができず、回転体を高精度に駆動制御することができない。
そこで本発明は、繋ぎ目部分の影響を小さくすることにより回転体の変位または速度を高精度に検出可能なスケール、測定装置、画像形成装置、スケールの加工装置、および、スケールの加工方法を提供する。
本発明の一側面としてのスケールは、回転体の変位または速度を測定するスケールであって、第1の周期で配列された複数のマークを含む第1のマーク列を有する第1の領域と、前記第1の領域に形成された前記第1のマーク列と位相の連続性が保たれた第2の周期で配列された複数のマークを含む第2のマーク列を有する第2の領域とを有し、前記第1の領域および前記第2の領域を含む前記回転体の全周にわたり、前記第1のマーク列および前記第2のマーク列を含むマーク列が周期的に形成されており前記第1の領域の長さをR1、前記第2の領域の長さをR2、前記第1の周期をP1、前記第2の周期をP2、round(a)をaの値の小数点以下を四捨五入して得られる整数とするとき、



を満たす
本発明の他の側面としての測定装置は、回転体と、前記回転体の表面に形成されたスケールと、前記スケールに形成されたマーク列を検出するセンサと、前記回転体と前記センサとの間の相対的変位または相対的速度を測定する測定手段とを有し、前記スケールは、第1の周期で配列された複数のマーク列を含む第1のマーク列を有する第1の領域、および、該第1の領域に形成された前記第1のマーク列と位相の連続性が保たれた第2の周期で配列された複数のマーク列を含む第2のマーク列を有する第2の領域を有し、前記第1の領域および前記第2の領域を含む前記回転体の全周にわたり、前記第1のマーク列および前記第2のマーク列を含むマーク列が周期的に形成されており前記第1の領域の長さをR1、前記第2の領域の長さをR2、前記第1の周期をP1、前記第2の周期をP2、round(a)をaの値の小数点以下を四捨五入して得られる整数とするとき、



を満たす
本発明の他の側面としての画像形成装置は、前記測定装置を有する。
本発明の他の側面としてのスケールの加工装置は、回転体を駆動する駆動手段と、前記回転体に周期的にマーク列を形成するマーク形成手段と、前記マーク形成手段による加工位置から第1の距離だけ離れた検出位置において、前記回転体の第1の領域に第1の周期で配列された複数のマークを含む第1のマーク列のうち最初に形成されたマークを検出する検出手段と、前記最初に形成されたマークの検出時刻における前記第1のマーク列のうちの一つのマークの位相状態、および、前記加工位置と前記検出位置との間の距離に基づいて、前記回転体の第2の領域の長さを算出する制御手段とを有する。
本発明の他の側面としてのスケールの加工方法は、回転体を駆動するステップと、マーク形成手段を用いて前記回転体に周期的にマーク列を形成するステップと、前記マーク形成手段による加工位置から第1の距離だけ離れた検出位置において、前記回転体の第1の領域に第1の周期で配列された複数のマーク列を含む第1のマーク列のうち最初に形成されたマークを検出するステップと、前記最初に形成されたマークの検出時刻における前記第1のマーク列のうちの一つのマークの位相状態、および、前記加工位置と前記検出位置との間の距離に基づいて、前記回転体の第2の領域の長さを算出するステップとを有する。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
本発明によれば、繋ぎ目部分の影響を小さくすることにより回転体の変位または速度を高精度に検出可能なスケール、測定装置、画像形成装置、スケールの加工装置、および、スケールの加工方法を提供することができる。
実施例1におけるシームレススケールの構成図である。 実施例1におけるシームレススケールの繋ぎ目部分のマーク周期を示す図である。 実施例1におけるシームレススケールを備えた測定装置の構成図である。 実施例1におけるシームレススケールを備えた測定装置(変位測定装置)を用いて回転体の表面変位量を検出する方法の説明図である。 実施例1におけるシームレススケールを備えた測定装置(速度測定装置)を用いて回転体の表面速度を検出する方法を示す図である。 実施例1における画像形成装置の構成図である。 実施例1の画像形成装置における中間転写ベルトの表面速度を検出するセンサの構成図である。 実施例2におけるシームレススケールの加工装置の構成図である。 実施例2におけるシームレススケールの加工方法を示すフローチャートである。 実施例2において、先頭マーク検出時刻における先頭マーク検出手段とマーク形成位置との関係を示す図である。 実施例3におけるシームレススケールの加工装置の構成図である。 実施例3におけるシームレススケールの加工方法を示すフローチャートである。 実施例4におけるシームレススケールの加工装置の構成図である。 実施例4におけるシームレススケールの加工方法を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
まず、図1を参照して、本発明の実施例1におけるスケールについて説明する。図1は、本実施例におけるシームレススケール102(スケール)の構成図である。
シームレススケール102は、回転体101の表面上に形成された、全長R(R1+R2)のスケールであり、回転体101の変位または速度を測定するために用いられる。シームレススケール102には、回転体101の表面上に所定の周期で形成された複数のマークが設けられている。シームレススケール102は、長さR1の領域A(第1の領域)および長さR2の領域B(第2の領域)を有する。領域Aは、第1の周期P1で配列された複数のマークで構成される第1のマーク列が形成されている領域である。領域Bは、第2の周期P2で配列された複数のマークで構成される第2のマーク列が形成されている領域である。このようにシームレススケール102は、第1の領域および第2の領域を含む回転体101の全周にわたり、第1のマーク列および第2のマーク列を含むマーク列が周期的に形成されたスケールである。また第2の領域には、第1の領域に形成された第1のマーク列と位相の連続性が保たれた第2の周期で第2のマーク列が形成されている。このため、本実施例のシームレススケール102は、振幅が低下するような繋ぎ目部分の影響を小さくした(好ましくは、このような繋ぎ目部分の影響がない)スケールである。
続いて、図2を参照して、シームレススケール102の第1の領域(領域A)および第2の領域(領域B)におけるマーク周期について説明する。図2は、シームレススケール102の繋ぎ目部分のマーク周期を示す図である。
まず、第2の領域において、固定周期すなわち一定の周期(第2の周期P2)で第2のマーク列を形成した場合について説明する。第1の領域においては、ユーザにより設定された第1の周期P1でマークが周期的に形成される。一方、第2の領域においては、第1の領域において最初に形成されたマークと、第2の領域にて最後に形成されるマークとが第2の周期P2で形成されるように、第2の周期P2が設定される。具体的には、第2の領域において形成されるマークの第2の周期P2は、第1の領域において形成されるマークの第1の周期P1との関係が以下の式(1)を満たすように設定される。
式(1)において、round(a)は、整数への丸め関数であり、「a」の値の小数点以下を四捨五入する関数である。例えば、R2/P1=4.3の場合にはround(4.3)=4、また、R2/P1=4.8の場合にはround(4.8)=5というように、より近い整数値を解として算出する。式(1)の右辺は、第1の周期P1に対し、右辺第二項の分子で表わされる繋ぎ目部分においてマーク間隔の不整合を起こす余分の長さを、同分母で示される第2の領域に形成されるスケール本数Nで割り、加算した値である。これに関し、図2を参照して具体的に説明する。
図2は、第1の領域から第2の領域を跨ぎ、第1の領域へ抜けるまでの範囲における、回転体101の表面に形成されるマーク周期を示す図である。第1の周期P1=0.512mm、第2の領域の長さR2=10mmのとき、第2の領域に形成されるマークの本数は20本となる。このため、式(1)より、第2の周期はP2=0.5mmと求められる。このとき形成されるマーク周期は、図2中の固定周期で示されるマーク周期プロファイルとなる。第2の領域において第2の周期P2でマークを形成することにより、繋ぎ目部分において、先頭に形成されたマークと最後に形成されるマークのマーク間隔が第2の周期P2となるように繋ぎ合わせることができる。
次に、第2の領域における第2の周期P2が、第2の領域における位置に応じて変化する(異なっている)場合について説明する。第2の領域では、式(1)により算出された第2の周期P2を平均値として、任意の周期のマークが形成される。すなわち、第2の周期P2の平均値は、第2の周期P2が一定の周期であるとした場合の周期に等しい。
例えば、初めに形成される10本のマークを、そのマーク周期が式(1)により算出された第2の周期P2に対して5%長い0.525μmとなるように形成する。残りの10本のマークは、そのマーク周期が式(1)により算出された第2の周期P2に対して5%短い0.475μmとなるように形成する。このとき形成されるマーク周期は、図2中の位置対応周期で示されるマーク周期プロファイルとなる。このように位置に応じて変化するマーク列と形成することにより、シームレススケール102において、第1の周期P1に対して所定の周期誤差を含むマーク列を形成することができる。回転体101の表面のシームレススケール102上に周期誤差パターン部を形成することにより、信号振幅低下を所定範囲に収めつつ、後述するセンサ302により検出される信号振幅の減少を引き起こす部分を形成できる。この部分は、例えば、第2の領域を回転体101の回転原点位置として用いることができる。
最後に、第2の領域に形成される第2の周期P2を、第1の領域との境界位置において第1の周期P1に収束するようなマーク列とする場合について説明する。ここで収束するとは、第2の周期P2が、第1の領域と第2の領域との境界に近接するにつれて第1の周期P1に近づくように変化することを意味する。
第2の領域では、位置に応じて連続的に変化するマーク列を形成し、領域の接合点にてマーク周期の変化が緩やかになるように繋ぎ合わされる。具体的には、第2の領域におけるマーク列の累積長が前述の2つの方式と同値となるように、適当な多項式関数を用いてマーク列の各周期を決定する。このとき形成されるマーク列は、例えば、図2中の境界収束周期で示されるマーク周期プロファイルとなる。これにより、境界位置でのマーク周期の変化が小さく連続的に変化するシームレススケールを形成することができる。これにより、後述するセンサ302上の光検出器のフォトダイオードアレイを構成するフォトダイオードの数が1つである場合でも、境界における信号振幅変化を緩やかにすることが可能となる。
本実施例では、第1の領域および第2の領域を設定し、かつ、第2の領域においては前述のように第2のマーク列を設定してマークを形成する。これにより、回転体101の全周にわたりマーク周期の位相の繋ぎ目部分がない(または繋ぎ目部分が小さい)、周期的なマークを形成することが可能となる。
次に、図3を参照して、本実施例における測定装置(変位測定装置または速度測定装置)について説明する。図3は、測定装置300の構成図である。本実施例は、光学式センサを用いた場合について説明するが、これに限定されるものではなく、磁気式センサなどを用いることもできる。まず図3(a)を参照して、測定装置300の概略構成について説明する。測定装置300には、ローラ301に張り掛けられた回転体101の表面に形成されたシームレススケール102に対向するように、所定の区間Dだけ互いに離れて配置された2つのセンサ302が設けられている。回転体101の表面は、センサ302に対してY軸方向において相対的に変位可能である。これにより、センサ302は、シームレススケール102に形成されたマーク列を検出することができる。
続いて、図3(b)を参照して、センサ302とシームレススケール102との位置関係について説明する。図3(b)は、図3(a)におけるセンサ302の近傍を拡大した図である。回転体101の表面上に形成されたシームレススケール102は、センサ302に実装された光源303からの発散光束により照射される。シームレススケール102の表面には、正反射部304、および、正反射部304に対して相対的に正反射光量が低い、破線で囲まれた領域である散乱部305が周期的に形成されている。シームレススケール102に照射され反射された反射光束は、センサ302の光検出器上において、シームレススケール102の正反射率に依存した光強度分布を有する反射パターン像306を結ぶ。反射パターン像306は、回転体101の表面の変位に伴って移動する。反射パターン像306の変位量と回転体101の表面変位量との関係は、以下の式(2)のように表わされる。
式(2)において、L1は光源303からシームレススケール102上の反射位置までの光路長であり、L2はこの反射位置からセンサ302の光検出器上への入射位置までの光路長をL2である。また、X1は回転体101の表面変位量であり、X2は対応する反射パターン像306の変位量である。
続いて、センサ302の光検出器について説明する。光検出器は、一対のフォトダイオードアレイ307、308がそれぞれ交互かつ周期的に配列された複数のフォトダイオードから構成されている。シームレススケール102の第1の領域におけるマーク周期が第1の周期P1であるとき、フォトダイオードアレイ307は、Y軸方向に対して幅がd、その間隔が(L1+L2)/L1×P1となるように周期的に配置されている。また、フォトダイオードアレイ308は、同様の構成で、空間的にY軸方向に対して、フォトダイオードアレイ307の配列周期の半周期、すなわち(L1+L2)/2/L1×P1だけずらして配置されている。
次に、図4を参照して、回転体101の表面の変位に伴ってセンサ302により生成されるパルス信号の発生原理について説明する。図4は、シームレススケール102を備えた測定装置300(変位測定装置)を用いて回転体101の表面変位量を検出する方法の説明図である。
まず、図4(a)を参照して、フォトダイオードアレイ307、308により検出される電圧値について説明する。フォトダイオードアレイ307、308上に生成された反射パターン像306は、フォトダイオードアレイ307、308のそれぞれにより光電変換される。すなわち、各フォトダイオードは光電変換により電圧変換を行う。そして、フォトダイオードアレイ307を構成する複数のフォトダイオードの検出電圧値の和から、フォトダイオードアレイ307の検出電圧値V1が決定される。同様に、フォトダイオードアレイ308を構成する複数のフォトダイオードの検出電圧値の和から、フォトダイオードアレイ308の検出電圧値V2が決定される。そしてセンサ302は、両フォトダイオードアレイ307、308の差動電圧値から、Y軸方向に対する反射パターン像306の強度分布が反映された、ある時刻における検出電圧値を出力する。
このように本実施例において、マーク列は、光の反射率または透過率を周期的に変化させるように構成されている。そしてセンサ302は、シームレススケール102からの反射光または透過光を検出する光検出器を有する。センサ302の光検出器は、複数の受光素子(フォトダイオードアレイ307、308)を有し、複数の受光素子から出力される信号の加算処理を行うことにより検出信号(検出電圧値)を出力する。センサ302から出力される検出電圧値は、以下の式(3)のように表される。
続いて、図4(b)を参照して、回転体101の表面の変位に伴って検出される信号の変化について説明する。図4(b)は、回転体101の表面の変位により移動する反射パターン像306の変位量と、フォトダイオードアレイにより検出される検出電圧値Vとの関係を示す図である。回転体101の表面の変位に伴い、反射パターン像306はフォトダイオードアレイ上を移動する。
フォトダイオードアレイ307を構成する各フォトダイオードの中心と各反射パターン像306の中心とが互いに重なっている場合、フォトダイオードアレイ307の検出電圧値V1は最大となる。逆に、空間的に(L1+L2)/2/L1×P1だけずれているフォトダイオードアレイ308の検出電圧値V2は最小値となり、検出電圧値Vは最大値Vmaxを示す。また、回転体101の表面の変位に伴い、反射パターン像306の中心がフォトダイオードアレイ308をなす各フォトダイオードの中心まで移動すると、フォトダイオードアレイ307の検出電圧値V1は最小となる。逆に、フォトダイオードアレイ308の検出電圧値V2は最大となり、このとき検出電圧値Vは最小値Vminを示す。
このように、フォトダイオードアレイから検出される検出電圧値Vは、反射パターン像306の変位量(L1+L2)/2/L1×P1ごとに、最大値Vmax、最小値Vminを繰り返す正弦波信号となる。ここで、図4(a)に示されるように、信号検出には複数のフォトダイオードの積算が利用される。このため、シームレススケール102の繋ぎ目部分において、繋ぎ目部分を跨いでフォトダイオードアレイ上に逆相となるような反射パターン像が写り込むと、信号振幅は低下する。しかし、本実施例のシームレススケール102によれば、位相の連続性が保たれているため、マーク周期変化による多少の振幅変化は発生するものの、著しい振幅変化は発生せず、回転体101の全周にわたり信号検出が可能となる。
また、マーク周期変化に対する信号振幅変化量は、フォトダイオードアレイを構成するフォトダイオードの積算数に依存する。このため、センサ302のマーク周期変化に対する信号振幅依存性と、想定する第2のマーク列における第1の周期P1に対する最大変化量比とから、第2の領域の長さR2を決定することが望ましい。例えば、第2のマーク列を固定のマーク周期(第2の周期P2)とする場合、マーク周期の比P2/P1が最大となるとき、第2の領域の長さR2はR2=(n±0.5)×P1(n:自然数)と表すことができる。このときP1、P2の関係は、P2/P1=(n±0.5)/nとなる。比P2/P1がマーク周期変化に対する信号振幅依存性における信号振幅許容値の範囲内となるようにnを決定し、予め設定される長さR2を決定することが望ましい。
続いて、図4(c)を参照して、回転体101の表面の変位に伴って検出される検出電圧値Vに基づいてセンサ302から出力されるパルス信号について説明する。図4(c)は、フォトダイオードアレイの検出電圧値Vに基づいてセンサ302から出力されるパルス信号を示す図である。得られた検出電圧値Vについて、センサ302は、以下の式(4)により表わされる中心電圧値Vcに対し、V>Vcの場合にはHighレベルのパルス信号を出力し、V<Vcの場合にはLowレベルのパルス信号を出力する。
回転体101の表面のシームレススケール102において、第1の領域でのマーク1周期分の変位(第1の周期P1)に伴う反射パターン像306の変位量は、(L1+L2)/L1×P1である。この変位量は、フォトダイオードアレイの配列周期と等しい。このため、回転体101の表面が第1の周期P1だけ変位して得られる検出電圧値Vは、中心電圧値Vcを有する1周期の正弦波信号となり、このときセンサ302は1周期のパルスを出力する。このように、回転体101の表面の変位に伴ってセンサ302から出力されるパルス数を数えることにより、回転体101の表面変位量を求めることができる。
次に、図5を参照して、回転体101の表面速度の検出方法について説明する。図5は、シームレススケール102を備えた測定装置300(速度測定装置)を用いて回転体101の表面速度を検出する方法を示す図である。ここでは、回転体101の表面変位と共に移動する、回転体101の表面のシームレススケール102上の特定のマークについて考える。
回転体101の表面の変位方向に対し、上流にあるセンサ302(第1のセンサ)にて、この特定マークを検出し、検出パルス501を出力することにより、時刻T1が確定する。また、回転体101の表面の変位により、回転体101の表面の変位方向に対し下流にあるセンサ302(第2のセンサ)にて、この特定マーク(同一マーク)を検出し、検出パルス502を出力することにより、時刻T2が確定する。そして、2つのセンサ302の間を特定マークが通過する時間(特定マーク検出時間差T2−T1)、および、特定マークの変位量に相当する2つのセンサの距離Dに基づいて、回転体101の表面の特定マークが2つのセンサの間を通過する速度Vを求める。速度Vは、以下の式(5)を用いて算出することができる。
このような速度検出方法を任意のマークに適用することにより、シームレススケール102上のマーク周期で速度の検出が可能となる。また、この速度検出方法は、シームレススケール102のマーク形成周期の精度に依存しない。このため、第2の領域においては、マーク列が所定の周期(第1の周期P1)と異なる周期(第2の周期P2)で形成されていても速度検出が可能となる。以上の方法によれば、回転体101の表面の全周にわたり、回転体101の表面の速度検出が可能となる。
次に、図6および図7を参照して、本実施例のシームレススケール102を用いた速度測定方法を実行する画像形成装置について説明する。まず、図6を参照して、本実施例における画像形成装置の構成について説明する。図6は、画像形成装置60の構成図である。画像形成装置60は、原稿の画像を読み取るリーダー部61、画像形成部62、給紙ユニット部63、中間転写ユニット部64、および、定着ユニット部65を有する。
画像形成部62において、光学ユニット621は、リーダー部61で読み取られた画像データに応じて、変調されたレーザービームを、対応する各感光体ドラム622上に露光させ、静電潜像を形成する。各感光体ドラム622は、図6中の矢印の方向に一定の速度(等速)で回転駆動される。現像部623a、623b、623c、623dは、イエロー、シアン、マゼンダ、ブラックの4色の現像剤(トナー)をそれぞれ収納しており、各感光体ドラム622の静電潜像をトナーにより顕像化する。感光体ドラム622上のトナー像は、一次転写領域624において、中間転写ベルト641の表面に転写される。
中間転写ユニット部64において、中間転写ベルト641(回転体101)は、駆動ローラ642、ステアリングローラ643、および、2次転写ローラ644に張り架けられている。駆動ローラ642は、不図示のモータに結合され、モータの回転により中間転写ベルト641を図中の矢印の方向に搬送させる。ステアリングローラ643は、中間転写ベルト641の搬送状態において、搬送方向と垂直な方向(垂直方向)に寄ったベルトをこの垂直方向に傾けることにより、元の位置に戻す。
中間転写ベルト641の材料はポリイミドであり、その端部にはシームレススケール102が形成されている。また、シームレススケール102に対向するように2つのセンサ302が配置されている。そして、各感光体ドラム622および中間転写ベルト641の速度が、一次転写領域624において等速となるように駆動制御される。この駆動制御方法については後述する。このように中間転写ベルト641上に転写されたトナー像は、二次転写領域645にて、給紙ユニット部63から搬送ガイド631を経て供給されたシート上に転写される。中間転写ベルト641の表面に残留したトナーは、クリーニング部646によりクリーニングされる。
定着ユニット部65において、二次転写領域645から搬送ガイド651により搬送されたシートには、トナー像が定着する。具体的には、熱源を備えた定着ローラ652および定着ローラ652に加圧される加圧ローラ653により、シートに対して定着処理が行われる。定着処理をされたシートは、排紙トレイ654に排出される。
次に、図7を参照して、中間転写ベルト641の駆動制御方法について説明する。図7は、中間転写ベルト641の表面速度を検出するセンサの構成図である。中間転写ベルト641の表面に形成されたシームレススケール102に対向して、所定の区間Dだけ離れて配置された2つのセンサ302が取り付けられている。モータ回転制御部701(測定手段)は、中間転写ベルト641(回転体101)とセンサ302との間の相対的変位または相対的速度を想定する。より具体的には、モータ回転制御部701は、各センサ302により検出された変位パルス信号に基づいて、中間転写ベルト641の表面速度を求める。モータ回転制御部701は、得られた中間転写ベルト641の表面速度に基づいて、駆動モータ702へ回転指示信号を出力する。駆動モータ702は、中間転写ベルト641の表面速度が所望の一定速度となるように回転駆動する。なお図7において、2つのセンサ302(第1のセンサおよび第2のセンサ)の配置は図5と異なるが、センサ302はいずれの位置に配置してもよく、これらに限定されるものではない。
このように本実施例では、中間転写ベルト641の表面にシームレススケール102を形成することにより、中間転写ベルト641の表面速度を常に正確に検出して制御することができる。これにより、中間転写ベルト641の全周において、表面に転写される各色トナーの相対的な色ずれが低減し、高画質な画像形成が可能な画像形成装置を提供することが可能となる。
次に、本発明の実施例2におけるシームレススケール102の加工装置(製造装置)および加工方法(製造方法)について説明する。
図8は、シームレススケールの加工装置800の構成図である。図8において、マーク形成制御手段804(制御手段)は、回転体駆動手段802(駆動手段)からの回転量情報(回転体101の回転量情報)に基づいて、マーク形成位置における回転体101の表面の変位情報(回転体表面変位情報)を算出する。マーク形成制御手段804は、回転体101の表面の変位量に同期して、第1の領域において、第1の周期P1で回転体101の表面に周期的にマーク列を形成するように、マーク形成手段805にマーク形成指令を出力する。
先頭マーク検出手段806(検出手段)は、回転体駆動手段802により最初に加工されたマーク(先頭マーク)の中心位置を検出する。すなわち先頭マーク検出手段806は、マーク形成手段805による加工位置から第1の距離だけ離れた検出位置において、回転体101の第1の領域に第1の周期Pで形成された第1のマーク列のうち最初に形成されたマーク(先頭マーク)を検出する。先頭マーク検出手段806は、先頭マークを検出すると、マーク形成制御手段804に対して先頭マーク検出手段806を出力する。マーク形成制御手段804は、先頭マーク検出信号を受け取ると、未加工領域部である第2の領域において、第2の周期P2で回転体101の表面にマークを形成するように、マーク形成手段805に対してマーク形成指令を出力する。
図9は、本実施例におけるシームレススケールの加工方法を示すフローチャートであり、回転体101の表面に所定のマーク列を形成するフローを示している。図9の各ステップは、主に、マーク形成制御手段804の指令に基づいて実行される。
まず、図9(a)を参照して、3つのループから構成されるマーク形成プロセスについて説明する。マーク形成が開始されると、1本目のマークが形成される。また、先頭マーク検出手段806により先頭マークの中心の到達が検出されるまで、ループ1が繰り返される。このようにループ1において、マーク形成制御手段804は、回転体101の表面の変位量に基づいて、マーク周期が第1の周期P1となるようにマークが形成される(ステップS9−1、S9−2)。
続いて、図1を参照して説明した第2の領域に形成される第2の周期P2およびマーク形成本数Nの算出方法について説明する。先頭マーク検出手段806により先頭マークの到達が検出されると、マーク形成制御手段804は、ループ2(ステップS9−4)、および、処理1(ステップS9−3)を実行する。
まず、ループ2(ステップS9−4)について説明する。第2の領域におけるマーク形成条件を求める処理1(ステップS9−3)が実行されている間も、回転体101は回転駆動している。そこで処理1(ステップS9−3)に要する時間を考慮して、マーク形成手段805は、先頭マーク検出手段806による先頭マークの検出後、k本だけ第1の周期P1でマークを形成する(ステップS9−5)。そしてマーク形成制御手段804は、その間に処理1を終了する(ステップS9−4)。
続いて、図9(b)および図10を参照して、処理1(図9(a)中のステップS9−3)について説明する。図9(b)は、処理1(ステップS9−3)のフローチャートである。図10は、先頭マーク検出手段806により先頭マーク1001が検出された時刻における、先頭マーク検出手段806とマーク形成位置1002との関係を示す図である。
マーク形成制御手段804は、先頭マーク検出手段806で検出された先頭マーク1001に関する情報に基づいて、先頭マーク1001の検出時刻におけるマーク形成位置1002と先頭マーク1001との間の距離R21を検出する(ステップS9−3−1)。距離R21は、マーク形成位置1002からの残りの加工長に相当する。同時に、マーク形成制御手段804は、回転体駆動手段802から得られた回転量情報(回転体表面変位情報)に基づいて、周期的なマーク形成の位相状態を算出する。そしてマーク形成制御手段804は、この検出時刻における、書込み途中の第1の周期P1のマーク形成の位相状態を算出し、マーク形成位置1002から書込み途中のマーク1003の書込み開始位置までの距離R22を検出する(ステップS9−3−2)。
第2の領域へのマーク形成は、ループ2が終了してから実行される。このため第2の領域の長さR2は、マーク形成位置1002から次のマーク形成位置までの距離(P1−R22)とループ2で第1の周期P1でマーク形成される総加工長さ(k×P1)とを距離R21から減算して得られる(ステップS9−3−3)。これは、以下の式(6)のように表される。
続いて、マーク形成制御手段804は、算出された第2の領域の長さR2を用いて、第2の領域に形成されるマークの本数N(加工本数)および第2の周期P2(加工周期)を、実施例1にて説明した式(1)により算出する(ステップS9−3−4)。
最後に、図1における第2の領域のマーク形成について説明する。ループ2(ステップS9−4)が終了すると、マーク形成制御手段804は、第2の領域において、処理1(ステップS9−3)にて算出された第2の周期P2でマーク形成を開始する(ステップS9−7)。マーク形成制御手段804は、所望のデューティー比となるように、予め条件出しにより得られた結果に基づいて、マーク形成手段805のマーク形成条件を変更することもできる。マーク形成制御手段804は、マーク形成本数がN本になると、ループ3を終了し(ステップS9−6)、回転体101に対するマーク形成を終了する。
本実施例において、マーク形成制御手段804は、最初に形成されたマークの検出時刻におけるマーク列のうちの一つのマークの位相状態、および、加工位置と検出位置との間の距離に基づいて、回転体101の第2の領域の長さR2を算出する。好ましくは、マーク形成制御手段804は、第2の領域の長さR2を用いて、第2の領域に形成される第2のマーク列に含まれるマーク数、および、第2のマーク列が形成される第2の周期P2を算出する。そしてマーク形成制御手段804は、第1の領域に形成された第1のマーク列と位相の連続性が保たれた第2の周期P2で第2のマーク列を形成するように、マーク形成手段805を制御する。
このようにマーク形成制御手段804は、未加工領域である第2の領域において、第2の周期P2でマークを形成する。これにより、先頭に形成されたマークと最後に形成されるマークが第2の周期P2で結合され、回転体101の全周にわたって繋ぎ目のない(シームレスな)マーク形成を行うことができる。なお本実施例において、第2の領域に形成されるマーク列を固定周期であるとして説明しているが、図2を参照して実施例1で説明したように、第2の領域における位置に応じた任意のマーク列を形成してもよい。
次に、本発明の実施例3におけるシームレススケール102の加工装置(製造装置)および加工方法(製造方法)について説明する。
図11は、シームレススケールの加工装置1100の構成図であり、回転体101の表面にシームレススケール102を加工する加工装置の概略を示している。図11において、回転体101は、駆動ローラ1102を介して、駆動モータ1103により回転駆動される。図中の矢印は、回転体101の搬送方向を示している。駆動ローラ1102には、ロータリーエンコーダ1106が取り付けられている。マーク形成制御装置1104(マーク形成制御手段)は、ロータリーエンコーダ1106から得られた回転量情報および駆動ローラ1102の径(併せて、駆動ローラ回転情報)に基づき、マーク形成位置1002における回転体101の表面の変位情報を算出する。なお、回転体101の表面の変位情報を直接に取得する方法として、ドップラー速度計を用いて回転体101の表面の速度情報を変位量に換算する方法もある。
マーク形成制御装置1104は、検出された回転体101の表面の変位量に同期して、第1の周期P1でマーク形成を行うように、レーザーマーカー1101(マーク形成手段)に対して加工指令を出力する。レーザーマーカー1101は、マーク形成制御装置1104から入力された加工指令に基づいて、回転体101の表面が第1の周期P1でレーザー加工されるように、加工レーザーを照射する。レーザーにより照射された領域は、回転体101の表面が塑性変形を引き起こして散乱部となる。回転体101上で加工されない領域は、正反射部として残る。加工部である散乱部からの正反射成分は、正反射部からの正反射光量に対し相対的に低くなる。このため、シームレススケール102から反射された光束は、周期的な明暗パターンからなる強度分布を有する。
最初に形成されたマークは、回転体101の回転駆動により一周し、マーク形成位置1002に対して搬送方向(図中の矢印方向)の上流側から接近する。そして、マーク形成位置1002から距離R21だけ離れて配置された先頭マーク検出センサ1105(先頭マーク検出手段)により、先頭マークの中心の到達が検出される。先頭マーク検出センサ1105は、先頭マークを検出すると、マーク形成制御装置1104に対して先頭マーク検出信号を出力する。
ここで、先頭マークの中心の検出は、レーザーマーカー1101によるマーク形成がレーザー走査位置を中心に両側にマーク形成されることを考慮して、その走査位置を検出することに配慮した検出である。マーク形成制御装置1104は、先頭マーク検出センサ1105からの出力により、マーク形成位置1002から先頭マークまでの距離R21を検出することができる。先頭マーク検出センサ1105は、速度検出に用いられるセンサ302と同じ種類のものでもよい。
また同時刻において、先頭マーク検出センサ1105の設置位置、および、周期マーク書き込み信号の書き込み位相情報に基づいて、書込み途中であるマークのマーク形成開始位置からマーク形成位置1002までの距離R22を検出することができる。これらより、式(6)で表されるように、スケールの未加工領域である第2の領域の長さR2が決定される。マーク形成制御装置1104は、第2の領域の長さR2に基づいて、第2の領域に加工されるマークの第2の周期P2を決定する。またマーク形成制御装置1104は、第2の領域において、第2のピッチP2でマークを周期的に形成するように、レーザーマーカー1101を制御する。このように加工装置1100は、回転体101の表面に正反射部および散乱部が周期的に配列されたシームレススケール102を形成する。
次に、図12を参照して、図1における第1の領域および第2の領域に相当する部分の加工方法について具体的に説明する。図12は、本実施例におけるシームレススケールの加工方法を示すフローチャートである。図12の各ステップは、主に、マーク形成制御装置1104の指令に基づいて実行される。
図12(a)は、回転体101の表面に所定のマーク列を形成するフローチャートを示している。まず、回転体101の表面上に第1の周期P1でマークが形成され、先頭マーク検出センサ1105により先頭マーク1001が検出されるまで、ループ1が繰り返される(ステップS12−1)。ループ1において、マーク形成制御装置1104は、図12(c)に示される処理2を実行する(ステップS12−2)。
続いて、図12(c)を参照して、処理2について具体的に説明する。まず、マーク形成制御装置1104は、処理2に入ると、レーザーマーカー1101に対して加工指令を出力する。レーザーマーカー1101は、この加工指令に基づいて、マークを形成する(ステップS12−2−1)。続いて、マーク形成制御装置1104は、マーク形成位置1002における表面の変位情報を算出し、マーク周期内の表面変位累積量として算出結果が加算される(ステップS12−2−2)。続いて、マーク形成制御装置1104は、表面変位累積量が長さP1に達しているか否かを判定する(ステップS12−2−3)。表面変位累積量が長さP1に達していない場合、累積加算ループに戻り、表面変位量が長さP1に達するまで累積する(ステップS12−2−2)。一方、表面変位累積量が長さP1に達している場合、表面変位累積量がリセットされ(ステップS12−2−4)、本処理を終了する。このように、ループ1により先頭マークが検出されるまで、回転体101の表面上に第1の周期P1でマーク形成が実行される(ステップS12−1)。
先頭マーク検出センサ1105により先頭マークの到達が検出されると、マーク形成制御装置1104は、ループ2(ステップS12−4)および処理1(ステップS12−3)を実行し、第2の周期P2およびマーク形成本数Nを算出する。まず、ループ2(ステップS12−4)について説明する。処理1(ステップS12−3)が実行されている間も、回転体101は回転駆動している。そこでマーク形成制御装置1104は、処理1(ステップS12−3)に要する時間を考慮して、処理2(ステップS12−5)により先頭マーク1001の検出後から、引き続き第1の周期P1でk本のマーク形成を実行する。またマーク形成制御装置1104は、その間に、処理1(ステップS12−3)を終了させる。
次に、図12(b)を参照して、処理1(ステップS12−3)について具体的に説明する。先頭マーク検出センサ1105により先頭マーク1001の中心の到達が検出されると、マーク形成制御装置1104は、検出時刻におけるマーク形成位置1002から先頭マーク1001までの距離R21が求められる。これによりマーク形成制御装置1104は、マーク形成位置1002から残りの加工長を算出することができる(ステップS12−3−1)。同時に、マーク形成制御装置1104は、駆動ローラ1102に取り付けられたロータリーエンコーダ1006により、マーク形成の位相状態を算出する。そしてマーク形成制御装置1104は、算出した位相状態に基づき、検出時刻における書込み途中の第1の周期P1のマーク形成の位相状態を算出する。またマーク形成制御装置1104は、マーク形成位置1002から書込み途中のマーク1003の書込み開始位置までの距離R22を算出する(ステップS12−3−2)。続いて、マーク形成制御装置1104は、式(6)で表される第2の領域の長さR2を算出する(ステップS12−3−3)。そしてマーク形成制御装置1104は、第2の領域の長さR2に基づいて、式(1)により第2の周期P2(加工周期)、および、マーク形成本数N(加工本数)を算出する(ステップS12−3−4)。
最後に、図1に示される第2の領域のマーク形成について説明する。ループ2(ステップS12−4)が終了すると、ループ3(ステップS12−6)に移行する。そしてマーク形成制御装置1104は、処理3(ステップS12−7)において、第2の領域に対して第2の周期P2でマーク形成を開始する。
図12(d)を参照して、処理3(ステップS12−7)について説明する。処理3は、マーク形成制御装置1104からレーザーマーカー1101に加工指令が出力されるタイミングが、表面変位累積量がP2となるときに実行される。それ以外の過程は、処理2(ステップS12−5)と同様であるため、これらの説明は省略する。マーク形成本数がN本になると、ループ3を終了し(ステップS12−6)、回転体101に対するマーク形成を終了する。
なお本実施例において、レーザーマーカー1101へ1回の加工指令が出力される。ただし本実施例はこれに限定されるものではなく、複数回のレーザー加工走査により1つのマークを形成する場合、それに対応して複数の加工指令をレーザーマーカー1101へ与えることができる。
このように本実施例では、第2の領域において第2の周期P2でマークが形成される。これにより、先頭マーク1001と最後に形成するマークとが第2の周期P2にて結合され、回転体101の全周にわたり繋ぎ目なく(シームレスな)マークを形成することができる。なお本実施例では、第2の領域に形成されるマーク列が固定周期であるが、実施例1で説明したように、第2の領域における位置に応じた任意のマーク列を形成してもよい。
次に、本発明の実施例4について説明する。実施例2、3では、マーク形成位置1002が特定可能な場合について説明した。一方、マーク形成位置1002の特定が困難な場合、新たな検出センサを設けることにより対応可能となる。
まず、図13を参照して、本実施例におけるシームレススケールの加工装置について説明する。図13は、シームレススケールの加工装置1300の構成図である。本実施例の加工装置1300は、未加工領域調整センサ1301(第2の検出手段)を備えている点で、実施例3の加工装置1100と異なる。未加工領域調整センサ1301は、先頭マーク検出センサ1105(検出手段)に対し、回転体101の駆動方向(搬送方向)の下流側に、マーク形成位置1002を跨いで距離Z(第2の距離)だけ離れて配置されている。距離Zは、事前に計測されている。先頭マーク検出センサ1105および未加工領域調整センサ1301は、同一の固定部材に固定され、マーク形成位置1002に対して位置調整可能な機構(位置調整手段)を含む。両方の検出センサを同一の固定部材に配置してこの位置調整機構を移動調整すると、両方の検出センサが互いに同じように移動する。
未加工領域調整センサ1301は、以下のように事前に位置調整を行う。本実施例の位置調整方法において、マーク形成位置1002と未加工領域調整センサ1301との間の距離R23が、第1の周期P1の整数倍となるように、未加工領域調整センサ1301の位置が調整される。具体的には、マーク形成制御装置1104から生成される加工指令信号をモニタし、加工指令信号と、未加工領域調整センサ1301にマークの中心が通過することで検出される信号の位相が一致するように、未加工領域調整センサ1301の位置調整が行われる。すなわち、この区間での検出位相を合わせることにより、区間内の全長を第1の周期P1の整数倍に調整することが可能となる。これにより、未加工領域調整センサ1301が検出するマーク検出位相と、マーク形成位置1002で書き込まれるマーク位相とは、互いに同一であると考えることができる。
以上のように位置調整された状態において、マーク形成制御装置1104は、先頭マーク1001が未加工領域調整センサ1301で検出されるまでに実行された加工指令回数Mをカウントする。これにより、マーク形成制御装置1104は、その区間に含まれる第1の周期P1で形成されたマークの数を求めることができる。そしてマーク形成制御装置1104は、以下の式(7)を用いて距離R23を算出する。
またマーク形成制御装置1104は、算出された距離R23、および、事前に計測された先頭マーク検出センサ1105と未加工領域調整センサ1301との間隔Zに基づいて、マーク形成位置1002と先頭マーク検出センサ1105との間の距離R21を求める。距離R21は、以下の式(8)を用いて算出することができる。
これらの処理は、マーク形成の実行以前に行い、算出された距離R21の値をメモリに格納し、以下に説明するマーク形成処理において使用する。なお、未加工領域調整センサ1301としては、先頭マーク検出センサ1105と同じ種類のセンサを用いることができる。
次に、図14を参照して、図1における第1の領域および第2の領域に相当する部分の加工方法について具体的に説明する。図14は、本実施例におけるシームレススケールの加工方法を示すフローチャートである。図14の各ステップは、主に、マーク形成制御装置1104の指令に基づいて実行される。
マーク形成動作開始後、まず、回転体101の表面上に第1の周期P1でマークが形成される。そして先頭マーク検出センサ1105により先頭マーク1001が検出されるまで、ループ1が繰り返される(ステップS14−1)。ループ1では、図14(a)に示される処理2が実行され、第1の周期P1でマークが形成される(ステップS14−2)。なお、図14(a)処理2は、実施例3における図12(c)と同じ処理であるため、その説明は省略する。
ループ1(ステップS14−1)にて先頭マークが検出されると、ループ1の処理を終了し、ループ2(ステップS14−4)および処理5(ステップS14−3)が実行される。ループ2(ステップS14−4)は、R2の計算時間を確保するための工程であり、計算時間を考慮し、第1の周期P1でk本のマークが形成される。これらの工程も、実施例3にて説明した図12のループ2と同様であるため、その詳細な説明は省略する。
続いて、図14(b)を参照して、処理5(ステップS14−3)について説明する。マーク形成制御装置1104は、駆動ローラ1102に取り付けられたロータリーエンコーダ1106により、マーク形成の位相状態を算出する。そして、検出時刻における、図13に示されるマーク形成位置1002から、書込み途中の第1の周期P1のマーク形成の位相状態を算出する。また、マーク形成位置1002から書込み途中のマーク1003の書込み開始位置までの距離R22を求める。
続いてマーク形成制御装置1104は、マーク形成位置1002から次のマーク形成位置までの距離(P1−R22)を算出する。そしてマーク形成制御装置1104は、前述のように、式(8)を用いて事前に算出された距離R21と合わせて、第2の領域の長さR2を、式(6)を用いて算出する(ステップS14−3−2)。マーク形成制御装置1104は、この計算結果に基づいて、第2の領域における加工本数Nおよび第2の周期P2(加工周期)を算出する(ステップS14−3−3)。ループ2(ステップS14−4)の終了後、ループ3(ステップS14−6)に移行する。そしてマーク形成制御装置1104は、第2の領域におけるマーク形成を開始する。N本のマーク形成が成されると、マーク形成を終了する。
このように本実施例では、マーク形成制御装置1104は、未加工領域調整センサ1301の位置を第1の周期の整数倍だけ離れた位置に調整するように位置調整手段を制御することにより、先頭マーク検出センサ1105と加工位置との間の距離を調整する。このような構成により、マーク形成位置1002の位置の特定が困難な場合、別途設けた未加工領域調整センサ1301のマーク検出位相とレーザーマーカー1101との書込み位相とを同期させるように距離を調整することができる。また、マーク形成位置1002と未加工領域調整センサ1301との距離を事前に検出して認識することにより、実施例3と同様の加工処理が可能となる。
マーク形成位置1002と未加工領域調整センサ1301との間の距離は、第1の周期P1でのマーク形成の累積誤差が十分小さく、未加工領域調整センサ1301の検出位相とマーク形成位相との間にずれが生じないように短くすることが望ましい。また本実施例では、未加工領域調整センサ1301の調整を、加工指令信号と位相に合うように調整しているが、マーク形成信号の出力とマーク形成完了までに処理上の時間遅延がある場合、それを考慮した調整が望ましい。また、非加工部領域における第2の周期P2を固定周期としているが、第2の周期P2は実施例1で説明したように連続的に変化する周期で加工してもよい。また、実施例2〜4は、第2の領域における第2の周期P2のマーク形成方法をマーク形成指示タイミングでずらす方法を説明しているが、回転体101の駆動モータの回転速度を切り替えることにより所望のピッチを形成してもよい。
また各実施例において、光学式センサを用いた装置(または検出器)について説明しているが、これに限定されるものではない。各実施例は、例えば、磁気式センサを利用する磁性体シームレススケールにも適用可能である。このとき、シームレススケールに形成されたマーク列は、シームレススケールの磁性をS極とN極との間で周期的に変化させるように構成される。そしてセンサとして、磁界の変化を検出する磁気式センサが用いられる。磁気式センサは、磁界に応じて抵抗値が変化する複数の磁気抵抗効果素子を有し、複数の磁気抵抗効果素子から出力される信号(電圧)の加算処理を行うことにより検出信号を出力する。
磁性体シームレススケールを加工する場合、まず第1の領域に第1の周期P1で回転体の表面に着磁ヘッドなどにより周期磁気パターンを着磁する。磁気式の先頭パターン検出センサにより、先頭磁気パターンが検出された場合、着磁周期が第2の周期P2となるように、例えば着磁ヘッドの着磁ピッチを調整する。そして第2の領域においては、第2の周期P2でN回の着磁をすればよい。また、速度測定を行う場合にも、実施例2〜4では光学式センサを用いているが、スケールのタイプに合わせて磁気式センサを用いることができる。
各実施例によれば、振幅が低下するような繋ぎ目部分が存在しないシームレススケールを形成することが可能となり、回転体の全周に渡り、高精度な測定(変位測定または速度測定)を行うことができる。このため、繋ぎ目部分の影響を小さくすることにより回転体の変位または速度を高精度に検出可能なスケール、測定装置、画像形成装置、スケールの加工装置、および、スケールの加工方法を提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
101 回転体
102 シームレススケール

Claims (19)

  1. 回転体の変位または速度を測定するスケールであって、
    第1の周期で配列された複数のマークを含む第1のマーク列を有する第1の領域と、
    前記第1の領域に形成された前記第1のマーク列と位相の連続性が保たれた第2の周期で配列された複数のマークを含む第2のマーク列を有する第2の領域と、を有し、
    前記第1の領域および前記第2の領域を含む前記回転体の全周にわたり、前記第1のマーク列および前記第2のマーク列を含むマーク列が周期的に形成されており
    前記第1の領域の長さをR1、前記第2の領域の長さをR2、前記第1の周期をP1、前記第2の周期をP2、round(a)をaの値の小数点以下を四捨五入して得られる整数とするとき、



    を満たすことを特徴とするスケール。
  2. 前記第2の周期は、一定の周期であることを特徴とする請求項1に記載のスケール。
  3. 回転体の変位または速度を測定するスケールであって、
    第1の周期で配列された複数のマークを含む第1のマーク列を有する第1の領域と、
    前記第1の領域に形成された前記第1のマーク列と位相の連続性が保たれた第2の周期で配列された複数のマークを含む第2のマーク列を有する第2の領域と、を有し、
    前記第1の領域および前記第2の領域を含む前記回転体の全周にわたり、前記第1のマーク列および前記第2のマーク列を含むマーク列が周期的に形成されており、
    前記第2の周期は、前記第2の領域における位置に応じて異なっていることを特徴とするスケール。
  4. 前記第1の領域の長さをR1、前記第2の領域の長さをR2、前記第1の周期をP1、前記第2の周期をP2、round(a)をaの値の小数点以下を四捨五入して得られる整数とするとき、



    を満たすことを特徴とする請求項に記載のスケール。
  5. 前記第2の周期の平均値は、該第2の周期が一定の周期であるとした場合の周期に等しいことを特徴とする請求項1または3に記載のスケール。
  6. 前記第2の周期は、前記第1の領域と前記第2の領域との境界に近接するにつれて前記第1の周期に近づくように変化することを特徴とする請求項1,3,4のいずれか1項に記載のスケール。
  7. 回転体と、
    前記回転体の表面に形成されたスケールと、
    前記スケールに形成されたマーク列を検出するセンサと、
    前記回転体と前記センサとの間の相対的変位または相対的速度を測定する測定手段と、を有し、
    前記スケールは、第1の周期で配列された複数のマーク列を含む第1のマーク列を有する第1の領域、および、該第1の領域に形成された前記第1のマーク列と位相の連続性が保たれた第2の周期で配列された複数のマーク列を含む第2のマーク列を有する第2の領域を有し、
    前記第1の領域および前記第2の領域を含む前記回転体の全周にわたり、前記第1のマーク列および前記第2のマーク列を含むマーク列が周期的に形成されており
    前記第1の領域の長さをR1、前記第2の領域の長さをR2、前記第1の周期をP1、前記第2の周期をP2、round(a)をaの値の小数点以下を四捨五入して得られる整数とするとき、



    を満たすことを特徴とする測定装置。
  8. 前記センサは、第1のセンサおよび第2のセンサを有し、
    前記測定手段は、前記第1のセンサと前記第2のセンサとの間の距離、および、前記スケールの同一マークが該第1のセンサと前記第2のセンサとの間を通過する時間に基づいて前記回転体と前記センサとの間の前記相対的速度を測定することを特徴とする請求項7に記載の測定装置。
  9. 前記マーク列は、光の反射率または透過率を周期的に変化させるように構成されており、
    前記センサは、前記スケールからの反射光または透過光を検出する光検出器を有することを特徴とする請求項7または8に記載の測定装置。
  10. 前記センサの前記光検出器は、複数の受光素子を有し、該複数の受光素子から出力される信号の加算処理を行うことにより検出信号を出力することを特徴とする請求項9に記載の測定装置。
  11. 前記スケールに形成された前記マーク列は、該スケールの磁性をS極とN極との間で周期的に変化させるように構成されており、
    前記センサは、磁界の変化を検出する磁気式センサであることを特徴とする請求項7または8に記載の測定装置。
  12. 回転体と、
    前記回転体の表面に形成されたスケールと、
    前記スケールに形成されたマーク列を検出するセンサと、
    前記回転体と前記センサとの間の相対的変位または相対的速度を測定する測定手段と、を有し、
    前記スケールは、第1の周期で配列された複数のマーク列を含む第1のマーク列を有する第1の領域、および、該第1の領域に形成された前記第1のマーク列と位相の連続性が保たれた第2の周期で配列された複数のマーク列を含む第2のマーク列を有する第2の領域を有し、
    前記第1の領域および前記第2の領域を含む前記回転体の全周にわたり、前記第1のマーク列および前記第2のマーク列を含むマーク列が周期的に形成されており
    前記第2の周期は、前記第2の領域における位置に応じて異なっていることを特徴とする測定装置。
  13. 請求項7乃至12のいずれか1項に記載の測定装置を有することを特徴とする画像形成装置。
  14. 回転体を駆動する駆動手段と、
    前記回転体に周期的にマーク列を形成するマーク形成手段と、
    前記マーク形成手段による加工位置から第1の距離だけ離れた検出位置において、前記回転体の第1の領域に第1の周期で配列された複数のマークを含む第1のマーク列のうち最初に形成されたマークを検出する検出手段と、
    前記最初に形成されたマークの検出時刻における前記第1のマーク列のうちの一つのマークの位相状態、および、前記加工位置と前記検出位置との間の距離に基づいて、前記回転体の第2の領域の長さを算出する制御手段と、を有することを特徴とするスケールの加工装置。
  15. 前記制御手段は、前記第2の領域の長さを用いて、前記第2の領域に形成される第2のマーク列に含まれるマーク数、および、該第2のマーク列が形成される第2の周期を算出することを特徴とする請求項14に記載のスケールの加工装置。
  16. 前記制御手段は、前記第1の領域に形成された前記第1のマーク列と位相の連続性が保たれた前記第2の周期で前記第2のマーク列を形成するように、前記マーク形成手段を制御することを特徴とする請求項15に記載のスケールの加工装置。
  17. 前記検出手段から第2の距離だけ離れた位置に配置された位置調整手段を含む第2の検出手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記第2の検出手段の位置を前記第1の周期の整数倍だけ離れた位置に調整するように前記位置調整手段を制御することにより、前記検出手段と前記加工位置との間の距離を調整することを特徴とする請求項14乃至16のいずれか1項に記載のスケールの加工装置。
  18. 回転体を駆動するステップと、
    マーク形成手段を用いて前記回転体に周期的にマーク列を形成するステップと、
    前記マーク形成手段による加工位置から第1の距離だけ離れた検出位置において、前記回転体の第1の領域に第1の周期で配列された複数のマーク列を含む第1のマーク列のうち最初に形成されたマークを検出するステップと、
    前記最初に形成されたマークの検出時刻における前記第1のマーク列のうちの一つのマークの位相状態、および、前記加工位置と前記検出位置との間の距離に基づいて、前記回転体の第2の領域の長さを算出するステップと、を有することを特徴とするスケールの加工方法。
  19. 前記第2の領域の長さを用いて、前記第2の領域に形成される第2のマーク列に含まれるマーク数、および、該第2のマーク列が形成される第2の周期を算出するステップを更に有することを特徴とする請求項18に記載のスケールの加工方法。
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