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JP6360271B1 - 医療動画処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】医療用の動画ファイルの編集作業に関して、ユーザの作業負担を軽減することができる医療動画処理システムを提供する。
【解決手段】設定されたセクションの少なくとも一部に対応する一又は複数の動画ファイルを記憶手段から読み出し、読み出した動画ファイルが録画されている一又は複数の時間帯のうち該セクションと重複する時間帯であるセクション重複部分の時間長さを算出し、算出の対象になったセクション重複部分に含まれるタイムコードに対応する動画ファイルを部分的に切り出して所定の記憶領域に保存させる場合において、セクション重複部分の時間長さ(例えば32分10秒)が所定時間(例えば30分)を超えると、所定の記憶領域に保存させる動画ファイルの時間長さを所定時間以下に短縮する短縮処理を行いうる。
【選択図】図13

Description

本発明は、医療動画処理システムに関する。
近年、外科手術において施術内容を記録する等の目的のため、複数の撮影装置を用いて動画を撮影してサーバに保管、管理する医療動画処理システムが存在する。
この種の医療動画処理システムに関する従来発明として下記の特許文献1を例示する。
特許文献1には、関心のある画像(関心画像)を含む動画像を記憶して事後再生する場合において、簡単且つ直感的に関心画像を把握することを目的とする発明が開示されている。
特開2015−211831号公報
特許文献1に係る発明は、関心画像を基準として保存範囲を決定し、関心画像を特定する情報と共に、決定された保存範囲に対応する動画像データを部分的に保存する保存機能(クリップ保存)を有している。また、上記の保存機能を用いる場合、関心画像の対応する時点を基準としてその前後期間に対応する動画像データを保存したり、所定のGUI(スライドバー等)で保存範囲を調整したりできる旨が同文献に開示されている。
ところで、一般的な医学界の学会発表において、発表者には所定の持ち時間が割り当てられており、学会発表用に施術内容を撮影した動画像データを埋め込んだスライド等を作成する場合、その動画像データの尺(時間長さ)を調整する編集作業を行うことが多い。
ここで、特許文献1に開示されている上記の保存機能を用いた場合、ユーザが必要とする映像内容(関心画像の前後部分)を含む動画像データを切り出した場合には、その動画像データの尺は一定になりがたく、時間調整の為の編集作業が別途必要になる点においては従来技術と相違しない。また、この課題は、資料作成に用いる動画像データが複数にわたる場合には、更に顕著になる。
本発明は、上記の課題に鑑みなされたものであり、医療用の動画ファイルの編集作業に関して、ユーザの作業負担を軽減することができる医療動画処理システムを提供するものである。
本発明によれば、施術が行われている施術期間の或る時点を始点として定められるタイムコードに対応付けて、前記施術期間の一部又は全部にわたって録画された複数の動画ファイルを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている動画ファイル及び動画ファイルに関する情報を表示する表示手段と、前記表示手段に表示されている動画ファイルに対応する前記タイムコード上の時間帯の一部又は全部であるセクションを、ユーザによる操作に基づいて任意に設定するセクション設定手段と、前記セクション設定手段によって設定された前記セクションの少なくとも一部に対応する一又は複数の動画ファイルを前記記憶手段から読み出し、読み出した動画ファイルが録画されている一又は複数の時間帯のうち該セクションと重複する時間帯であるセクション重複部分の時間長さを算出する算出手段と、前記算出手段による算出の対象になった前記セクション重複部分に含まれる前記タイムコードに対応する動画ファイルを部分的に切り出して所定の記憶領域に保存させる部分保存手段と、を備え、前記算出手段によって算出された前記セクション重複部分の時間長さが所定時間を超える場合の少なくとも一部において、前記部分保存手段は、前記所定の記憶領域に保存させる動画ファイルの時間長さを前記所定時間以下に短縮する短縮処理を行うことを特徴とする医療動画処理システムが提供される。
本発明によれば、ユーザは、表示手段に表示されている動画ファイルを視認しながら該動画ファイルのうち任意に指定した時間帯(セクション)のタイムコードに対応する動画ファイルを部分的に切り出して保存する編集作業が可能なので、所望の映像部分を確実に切り出すことができる。
また、本発明は、保存対象の動画ファイルが所定時間を超える場合に所定時間以下に短縮する機能を有しているので、各動画ファイルの時間長さを個別に調整する編集作業が不要である。
従って、本発明は、医療用の動画ファイルの編集作業に関して、ユーザの作業負担を軽減することができる。
本発明によれば、医療用の動画ファイルの編集作業に関して、ユーザの作業負担を軽減することができる医療動画処理システムが提供される。
本実施形態に係る医療動画処理システムを示す図である。 エンコーダの表示領域に表示される画面の具体例を示す図である。 エンコーダの表示領域に表示される画面の具体例を示す図である。 エンコーダの表示領域に表示される画面の具体例を示す図である。 視聴端末装置の表示領域に表示される画面の具体例を示す図である。 視聴端末装置の表示領域に表示される画面の具体例を示す図である。 視聴端末装置の表示領域に表示される画面の具体例を示す図である。 視聴端末装置の表示領域に表示される画面の具体例を示す図である。 視聴端末装置の表示領域に表示される画面の具体例を示す図である。 タイムライン表示領域の一部を拡大した拡大図である。 タイムライン表示領域の一部を拡大した拡大図である。 タイムライン表示領域の一部を拡大した拡大図である。 エディタ切替アイコンが操作された場合の付帯表示領域の表示の一部について具体例を示す図である。 保存対象の動画ファイルを統合する処理に関する概念図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、適宜に説明を省略する。
<医療動画処理システム100に含まれる各構成要素について>
図1は、本実施形態に係る医療動画処理システム(以下、医療動画処理システム100と称す)を示す図である。
なお、図1に図示される矢印は、各構成要素の間において授受される動画ファイルの出力元と入力先とを示すものである。従って、動画ファイル以外の情報やデータの授受については、必ずしも各矢印が示す内容と一致しなくてよい。
以下の説明において、動画ファイルとは、映像データのみから構成されるものであってもよく、映像データと音声データとを含むものであってもよい。
医療動画処理システム100は、複数の撮影装置(カメラ111〜カメラ114)と、エンコーダ120と、サーバ装置130と、視聴端末装置140と、を備えている。
カメラ111〜カメラ114は、施術を受けている被施術者(患者)やその周辺を撮影して、動画ファイルを生成する撮影装置である。
例えば、カメラ111及びカメラ113は、施術の術野を撮影するものであり、カメラ111に比べてカメラ113の方が広い範囲を撮影する。また、カメラ112は心拍数モニタを撮影し、カメラ114は核磁気共鳴画像(magnetic resonance imaging:MRI)等を映し出したモニタを撮影し、カメラ112及びカメラ114は、施術の被施術者に関する生体情報を表示する生体情報モニタを撮影する点において共通している。
なお、ここで挙げたカメラ111〜カメラ114の数や撮影対象は例示であり、本発明の実施態様を制限するものではない。
エンコーダ120は、カメラ111〜カメラ114によって生成された動画ファイルに対してエンコード処理(符号化)を施し、サーバ装置130への転送および記憶に適した形式に当該動画ファイルを変換する。
なお、エンコーダ120は、圧縮処理を動画ファイルに施してサーバ装置130に記憶させることが好ましい。これにより、サーバ装置130に記憶される動画ファイルの容量を削減することができるからである。
エンコーダ120は、カメラ111〜カメラ114による撮影に関する制御を、ユーザの操作に基づいて行い、撮影により生成された施術に関する複数の動画ファイルを複数の入力系統(カメラ111〜カメラ114ごと)に分けて入力する。即ち、エンコーダ120は、本発明に係る動画入力手段を構成する。
ここで「カメラ111〜カメラ114による撮影に関する制御」とは、本実施形態においては、カメラ111〜カメラ114に動画の録画開始、録画の一時停止、録画停止及び静止画の撮影を実行させることである。
なお、ここで挙げたカメラ111〜カメラ114による撮影に関する制御の内容は例示であり、本発明の実施態様を制限するものではない。また、エンコーダ120は、複数の入力系統を備えているに過ぎず、本発明の実施において必ずしも全部の入力系統から動画ファイルを入力する必要はない。従って、作動している撮影装置の数に応じて、エンコーダ120が入力する動画ファイルの数も減少し、当然ながら入力する動画ファイルが単一である場合もありうる。
サーバ装置130は、エンコーダ120から転送された動画ファイルを記憶する。より詳細には、サーバ装置130は、施術が行われている施術期間の或る時点を始点として定められるタイムコードに対応付けて、施術期間の一部又は全部にわたって録画された複数の動画ファイルを記憶する。即ち、サーバ装置130は、本発明に係る記憶手段を構成する。
ここでタイムコードとは、動画ファイルに対応付けられる時系列情報(動画ファイルを構成するフレームの順序情報)であり、フレームごとに与えられることが好ましい。タイムコードの始点は、施術が行われている期間内においてエンコーダ120のユーザ(例えば、施術者やその補助者)が任意に定めてもよいし、施術の開始時点を表す信号を外部装置(図示せず)から入力し、当該信号をトリガとして定めてもよい。
視聴端末装置140は、サーバ装置130に記憶されている動画ファイルを再生及び編集する為のアプリケーションソフトがインストールされているコンピュータ機器である。
視聴端末装置140は、サーバ装置130に記憶されている動画ファイルにアクセスし、共通のタイムコードに対応付けられた一又は複数の動画ファイルを表示し、更に表示中の動画ファイルに関する情報も合わせて表示することができる。即ち、視聴端末装置140は、本発明に係る表示手段を構成する。
また、視聴端末装置140は、自機に対するユーザの操作入力を受け付けて、受け付けた操作入力に基づいて後述の各種処理を実行することができる。
なお、以下の説明において「動画ファイルの表示」と「動画ファイルの再生」とは概ね同義であり、特に区別無く用いる。
図1においては、視聴端末装置140が単一であるかのように図示しているが、医療動画処理システム100に複数の視聴端末装置140が設けられていてもよい。また、視聴端末装置140にインストールされているアプリケーションソフトは、必ずしも本発明専用のアプリケーションソフトによって実現されなくてもよく、汎用のアプリケーションソフト(例えば、インターネットブラウザ)やこれを改良又は変更したソフトによって実現されてもよい。
サーバ装置130は、視聴端末装置140が受け付けた操作入力に基づいて、視聴端末装置140の表示領域に表示されている動画ファイルに関する編集処理を実行することができる。
ここで、編集処理を実行するサーバ装置130は、視聴端末装置140(表示手段及び操作入力手段)とは個別の装置として実現されている。なぜならば、仮に視聴端末装置140において編集処理を実行可能とすると、編集対象の動画ファイルをサーバ装置130から視聴端末装置140に転送した後に編集処理を実行する必要がある。このようなシステム構成にすると、医療動画処理システム100(サーバ装置130)における動画ファイルの管理について十分な安全性を確保することが困難となり、不適切な動画ファイルの流出を招く可能性もある。
医療用の動画ファイルは秘匿性の高い個人情報であり、該動画ファイルの外部流出を防止するため、本実施形態における医療動画処理システム100は上記のような構成を採用している。
<エンコーダ120の操作について>
続いて、エンコーダ120の操作について、図2〜図4を用いて説明する。
図2〜図4は、エンコーダ120の表示領域に表示される画面の具体例を示す図である。図2は、録画する前のエンコーダ120の表示領域を示す図である。図3は、録画中のエンコーダ120の表示領域を示す図である。図4は、録画中に拡張画面を表示した場合のエンコーダ120の表示領域を示す図である。
エンコーダ120の表示領域は、グラフィカルユーザインターフェース(Graphical User Interface:GUI)として機能し、表示上のアイコン等を、エンコーダ120に付設されている不図示の入力装置(マウスやキーボード等)を用いて操作することによって、ユーザはエンコーダ120を操作することができる。また、エンコーダ120の表示領域がタッチパネルである場合には、当該表示領域自体が入力装置として機能する。
エンコーダ120の表示領域には、入力画面1201と、出力画面1202と、状態表示1203と、が表示される。
入力画面1201は、カメラ111〜カメラ114から入力した動画ファイルのいずれかを再生する画面である。例えば、図2〜図4には、カメラ111から入力した動画ファイルが入力画面1201に再生されている状態が図示されている。
出力画面1202は、エンコーダ120からサーバ装置130に出力する動画ファイルを再生する画面である。エンコーダ120による出力形式には、録画形式(入力した動画ファイルをサーバ装置130に記憶させる出力形式)、ライブ形式(入力した動画ファイルを視聴端末装置140にライブ配信可能に出力する形式)及び録画形式及びライブ形式の組み合わせの三パターンが含まれる。なお、図3及び図4に図示するエンコーダ120の表示領域は、エンコーダ120が録画形式で動画ファイルを出力している場合のものである。
状態表示1203は、その時点において出力画面1202に再生されている動画ファイル、即ちサーバ装置130に出力されている動画ファイルの状態を表示している。具体的には、状態表示1203は、いずれの出力形式で動画ファイルが出力されているか、出力している時間、出力した動画ファイルのデータ容量等が表示される。
エンコーダ120の表示領域には、録画開始ボタン1204と、録画停止ボタン1205と、静止画撮影ボタン1206と、録画一時停止ボタン1207と、が表示される。
録画開始ボタン1204は、入力画面1201に再生されている動画ファイルの録画(サーバ装置130への記憶処理)を開始する契機となる操作を受け付けるボタンである。
録画停止ボタン1205は、動画ファイルの録画(サーバ装置130への記憶処理)を停止する契機となる操作を受け付けるボタンである。
静止画撮影ボタン1206は、入力画面1201に再生されている動画ファイルの1フレームを、静止画としてサーバ装置130に記憶させる契機となる操作を受け付けるボタンである。
録画一時停止ボタン1207は、動画ファイルの録画(サーバ装置130への記憶処理)を一時停止する契機となる操作、又は一時停止を解除する契機となる操作を受け付けるボタンである。
なお、録画開始ボタン1204は動画ファイルを録画している期間(録画を一時停止している期間を含む)において表示されず、録画一時停止ボタン1207は動画ファイルを録画していない期間において表示されない。従って、録画していない期間に録画開始ボタン1204を操作した場合には録画開始ボタン1204は録画一時停止ボタン1207に置換され、録画している期間に録画停止ボタン1205を操作した場合には録画一時停止ボタン1207は録画開始ボタン1204に置換される。
エンコーダ120の表示領域には、施術情報表示1208と、出力情報表示1209と、が表示される。
施術情報表示1208は、入力画面1201に再生されている動画ファイルに係る施術に関連する情報、具体的には、被施術者(患者)の識別番号と名前、施術者の名前、診療科の名称、施術を行っている場所の名称等を表示している。施術者の名前、診療科の名称については、施術情報表示1208に対するユーザの操作入力によって選択することができる。施術情報表示1208に表示される情報のうち、ユーザの操作入力を要さない情報については不図示の外部システム(例えば、電子カルテシステム等)からインポートしてもよい。
出力情報表示1209は、出力画面1202に再生されている動画ファイルのファイル形式、動画ファイルの再生と共に音声出力しているか否か、いずれの出力形式でサーバ装置130に出力しているか、を表示している。なお、ここで挙げた出力情報表示1209に表示される情報は、出力情報表示1209に対するユーザの操作入力によって選択することができる。
エンコーダ120の表示領域には、拡張表示作動ボタン1210と、拡張表示停止ボタン1214と、が表示される。
拡張表示作動ボタン1210は、入力画面1201又は出力画面1202に再生している動画ファイルとは別の入力系統から入力した動画ファイルを再生する拡張表示領域をオンにする契機となる操作を受け付けるボタンである。例えば、図4には、拡張表示領域にカメラ112から入力した動画ファイルをサブ画面1211に、カメラ113から入力した動画ファイルをサブ画面1212に、カメラ114から入力した動画ファイルをサブ画面1213に表示している状態を図示している。当該状態において、拡張表示領域において再生される動画ファイルを録画している場合には、録画一時停止ボタン1207と同様のアイコンが当該動画ファイルに重畳して表示され、当該アイコンを操作すると録画が一時停止となる。また、当該状態において、拡張表示領域において再生される動画ファイルを録画していない場合には、録画開始ボタン1204と同様のアイコンが当該動画ファイルに重畳して表示され、当該アイコンを操作すると録画が開始される。
拡張表示停止ボタン1214は、上記の拡張表示領域が表示されている場合において表示され、拡張表示領域をオフにする契機となる操作を受け付けるボタンである。
<視聴端末装置140における同期表示について>
続いて、視聴端末装置140における同期表示について、図5〜図12を用いて説明する。
図5〜図9は、視聴端末装置140の表示領域に表示される画面の具体例を示す図である。より詳細には、図5は、同期表示領域DA1において一つの動画ファイルをメイン画面で再生し、他の動画ファイルをサブ画面で再生する表示態様を示す図である。図6は、同期表示領域DA1を四分割して、それぞれに4つの動画ファイルを再生する表示態様を示す図である。図7は、同期表示領域DA1のメイン画面にカーソルを合わせた状態を示す図である。図8は、同期表示領域DA1のメイン画面の下方に表示される静止画像にカーソルを合わせた状態を示す図である。図9は、同期表示領域DA1のサブ画面にカーソルを合わせた状態を示す図である。
図10〜図12は、タイムライン表示領域DA3の一部を拡大した拡大図である。より詳細には、図10は、タイムライン表示領域DA3の左方部分を拡大した拡大図である。図11は、タイムライン表示領域DA3の中央部分を拡大した拡大図である。図12は、タイムライン表示領域DA3の右方部分を拡大した拡大図である。
視聴端末装置140の表示領域は、グラフィカルユーザインターフェースとして機能し、表示上のアイコン等を、視聴端末装置140に付設されている不図示の入力装置を用いて操作することによって、ユーザは視聴端末装置140を操作することができる。また、視聴端末装置140の表示領域がタッチパネルである場合には、当該表示領域自体が入力装置として機能する。
なお、以下の説明において、入力装置による操作対象を示すカーソルを、ポインタ1401と呼称する。
視聴端末装置140の表示領域には、同期表示領域DA1と、付帯表示領域DA2と、タイムライン表示領域DA3と、が含まれる。
なお、図5〜図9において破線で示す範囲は、ここで列挙した表示領域の範囲を示すものであり、実際に視聴端末装置140の表示領域に表示されるものではない。
同期表示領域DA1は、タイムライン表示領域DA3に表示されているタイムラインに対応する複数の動画ファイルに含まれる画像のうち、タイムライン表示領域DA3に表示されているタイムラインに含まれる或る時点のタイムコードに対応付いている複数の画像を同期表示する。
例えば、ユーザの操作入力によって分割態様選択部1425の左側のアイコン(図12参照)が選択された場合、同期表示領域DA1は、カメラ111から入力した動画ファイルをメイン画面に表示し、カメラ112〜カメラ114から入力した動画ファイルをサブ画面で表示する(図5参照)。
或いは、ユーザの操作入力によって分割態様選択部1425の右側のアイコンが選択された場合、同期表示領域DA1は、カメラ111〜カメラ114から入力した4つの動画ファイルを、均等な表示領域に四分割して表示する(図6参照)。
同期表示領域DA1において、複数の動画ファイルを同期して再生しようとすると、各動画のビットレートの違いにより、動画の開始や再生において、読み込み時間に差異が生じる。そして、その読み込み時間の差異の大きさは、サーバ装置130、視聴端末装置140及びこれらを接続するネットワーク回線(不図示)の処理能力等に影響を受けるため、一定にはならない。そこで、視聴端末装置140において、各画面における動画ファイルを再生する機能(以後、再生プレイヤーと称する)の間でバッファ時間に関するコミュニケーションを行い、上記の問題を解決している。
例えば、一の画面(例えばメイン画面)で動画ファイルを再生する場合、最初の段階で該動画ファイルの全データを読み込まず、例えば最初の5秒間だけを読み込み、それを再生している間に次の5秒間を読み込む。これを順次繰り返すことによって、切れ目の無い再生を実現している。
このような所定時間分のデータをバッファに記憶させる時間を利用し、例えば、一の画面(例えばメイン画面)と他の画面(例えばサブ画面)で同時に再生を開始する場合に、メイン画面の再生プレイヤーが動画ファイルの5秒分のデータを読み込みが終わった段階でメイン画面の再生プレイヤーからサブ画面の再生プレイヤーにその旨を通知し、その通知をもって双方の再生が開始されるように構成している。
なお、このような通知は、複数の再生プレイヤーで同時に再生を開始する場合に限られず、一の再生プレイヤーにおいて動画ファイルが再生されている最中に他の再生プレイヤーで動画ファイルの再生が開始される場合、複数の再生プレイヤーにおいて動画ファイルが再生されている最中に一部の再生プレイヤーで動画ファイルの再生が途切れる(録画していない時間帯になる)場合等において、更に行われてもよい。
付帯表示領域DA2は、その表示領域内に設けられているビューア切替アイコン1428及びエディタ切替アイコン1429をポインタ1401で操作することによって、その表示領域内に表示される内容が選択的に変化する。
ビューア切替アイコン1428を操作した場合、付帯表示領域DA2は、同期表示領域DA1に表示されている動画ファイルに関連する情報をサーバ装置130や不図示の他の装置(又はシステム)から取得して選択的に表示する。
例えば、付帯表示領域DA2において「イベント」タグが選択されている場合(図5等に図示されている状態)、麻酔投与を管理している不図示の外部システムから入力した施術に関するイベント情報(手術の開始や麻酔投与の開始等)及び該イベント情報に対応する時刻情報が、付帯表示領域DA2に表示される。
或いは、付帯表示領域DA2において「コメント」タグが選択されている場合(図8に図示されている状態)、後述するキャプチャ処理によって取り込んだ静止画像に対応する時刻(タイムコード)及び該静止画像に対してユーザが付けたコメントが、付帯表示領域DA2に表示される。
或いは、付帯表示領域DA2において「術式」タグが選択されている場合(図示せず)、同期表示領域DA1に同期表示中の動画ファイルと同じ術式によってサーバ装置130に記録されている動画ファイルや該動画ファイルに関連する情報が、付帯表示領域DA2に表示される。
或いは、付帯表示領域DA2において「診断名」タグが選択されている場合(図示せず)、同期表示領域DA1に再生中の動画ファイルと同じ診断名によってサーバ装置130に記録されている動画ファイルや該動画ファイルに関連する情報が、付帯表示領域DA2に表示される。
或いは、付帯表示領域DA2において「同じ患者の動画」タグが選択されている場合(図示せず)、同期表示領域DA1に再生中の動画ファイルと同じ患者IDに関連付けられてサーバ装置130に記録されている動画ファイルや該動画ファイルに関連する情報が、付帯表示領域DA2に表示される。
なお、ここで列挙した付帯表示領域DA2に表示される情報は例示であって、ここで挙げた以外の情報が付帯表示領域DA2に表示されてもよいし、ここで挙げた情報の少なくとも一部が表示されなくてもよい。また、付帯表示領域DA2に種々の情報を表示する際のレイアウトについても各図に図示したものは例示であって、本発明の実施にあたって付帯表示領域DA2のレイアウトは図示したものに制限されない。
不図示の外部システムから入力されるイベント情報及び時刻情報はサーバ装置130に入力されて、施術に関する動画ファイルに関連付けられて該動画ファイルと共にサーバ装置130に蓄積される。
図5と図6とを比べれば明らかであるように、同期表示領域DA1と付帯表示領域DA2とは、メイン画面とサブ画面とに分割表示する場合と均等に四分割する場合とでは視聴端末装置140の表示領域を占有する割合が異なり、前者の場合に比べて後者の場合の方が、同期表示領域DA1が狭くなり、付帯表示領域DA2が広くなる。
エディタ切替アイコン1429を操作した場合、付帯表示領域DA2は、同期表示領域DA1に表示されている動画ファイルに対する編集処理に関連する情報や、その編集処理のための操作アイコン等を表示する。
この場合における付帯表示領域DA2の表示内容や編集処理に関する操作等については、後で詳細に説明するため、ここでの説明は省略する。
タイムライン表示領域DA3は、同期表示領域DA1に表示されている動画ファイルに対応するタイムコード上の時間帯を表すタイムラインを表示する表示領域である。より詳細には、タイムライン表示領域DA3は、施術に関する複数の動画ファイルに対応するタイムラインを、入力系統ごと(カメラ111〜カメラ114ごと)に分けて表示する。
ここでタイムラインとは、線状又は帯状の表示であり、動画ファイルがどの時間帯に録画されているか、又は動画ファイルがどの時間帯に録画されていないか、を表すものである。
タイムライン表示領域DA3に表示されるタイムラインは、当該タイムラインに係る動画ファイルに対応付いているタイムコードを基準として表示されることが好ましい。また、各タイムラインは、識別可能に別々の表示態様(例えば、それぞれ色彩が異なる等)であることが好ましい。
タイムライン表示領域DA3には、タイムラインの他に、タイムラインに重畳するように、同期表示領域DA1において同期表示されている時点を示すカーソル1414が表示される(図10参照)。
本実施形態におけるカーソル1414は、その時点(時刻と録画開始時からの経過時間の両方)を表示する窓枠と複数の入力系統に跨がる線状の表示とから構成されている。
カーソル1414は、同期表示領域DA1において同期表示されている時点を示す役割のみならず、例えば、ユーザの操作によって時間軸に沿って左右にスライドさせることによって、ユーザの任意の時点における動画ファイルを同期表示領域DA1において同期表示させる機能を更に備えている。
タイムライン表示領域DA3に表示されるタイムラインの上下にはタグ表示が表示される。
ここでタイムラインの上方に表示されるタグ表示は、付帯表示領域DA2の「イベント」タグが選択されている場合に表示されるイベント情報に対応付いている時刻(タイムコード)をタイムライン上に示すものである。例えば、図10におけるタグ表示1413は、カメラ111に関するタイムライン(「Video.1」と図示されるタイムライン)の上方に付されるタグ表示であり、図7に図示されている「16:50:15 手術開始」というイベント情報1412に対応付いている。
そして、タイムラインの下方に表示されるタグ表示は、付帯表示領域DA2の「コメント」タグが選択されている場合に表示されるコメント情報に対応付いている時刻(タイムコード)を示すものである。例えば、図10におけるタグ表示1415は、カメラ111に関するタイムラインの下方に付されるタグ表示であり、図8に図示されている「17:04:08 カンファレンス1」というコメント情報1407及び同時刻の静止画像1404(後述するキャプチャ処理によって取り込んだもの)に対応付いている。
なお、上記のタグ表示が付されるタイムラインは、本実施形態の各図では「Video.1」に係るタイムライン(カメラ111に関するタイムライン)のみであるかのように図示されているが、他のタイムライン(カメラ112〜114に関するタイムライン)を対象としてタグ表示が付されてもよい。
上記のタグ表示は、サーバ装置130による処理によって対象のタイムラインに付されるものである。
サーバ装置130は、視聴端末装置140に対するユーザの操作入力(具体的には後述するキャプチャアイコン1426の操作)を契機として、タイムライン表示領域DA3に表示されているタイムラインに含まれる或る時点のタイムコードに対応付けて、該タイムラインの下方に対してタグ表示を付す処理(以下、第一タグ処理)を実行する。
また、サーバ装置130は、不図示の外部システムから入力したイベント情報及び時刻情報に基づいて、タイムライン表示領域DA3に表示されているタイムラインに含まれる或る時点のタイムコードに対応付けて、該タイムラインの上方にタグ表示を付す処理(以下、第二タグ処理)を実行する。
タイムラインの上下のいずれに付されるタグ表示についても、ポインタ1401で指定することによって、同期表示領域DA1に同期表示されている時点を、指定したタグ表示に対応付いている時刻(タイムコード)に変更することができる。このとき、カーソル1414の表示位置も、該時刻に対応する位置まで移動する。
タイムラインの上下のいずれに付されるタグ表示についても、そのタグ表示が示す時刻(タイムコード)と、カーソル1414が示す時点(同期表示領域DA1において同期表示されている時点)と、が一致した場合、その時刻に対応付いているイベント情報又はコメント情報が、そのタグ表示が付されているタイムラインに対応する入力系統の動画ファイルの表示領域に重畳して表示される。
メイン画面とサブ画面とに分割表示する場合、ポインタ1401をメイン画面に重畳させると、全画面表示アイコン1402がメイン画面中央に表示され、メイン画面に再生中の動画に対応する入力系統を示す入力系統表示1403がメイン画面右上隅部に表示され、メイン画面に再生中の動画ファイルから取り込んだ静止画像(後述するキャプチャ処理によって取り込んだもの)がメイン画面の下部に表示される(図7参照)。
このとき、ポインタ1401で全画面表示アイコン1402を操作することによって、メイン画面に再生中の動画が全画面表示になる(不図示)。
また、上記の場合において、メイン画面の下部に表示された静止画像(例えば、静止画像1404)にポインタ1401を重畳させると、コメント編集アイコン1405及び削除アイコン1406が、その静止画像1404の表示領域上に表示される。そして、静止画像1404に対応付けられているコメント情報1407と同様のコメント情報1408がメイン画面上に表示される(図8参照)。
コメント編集アイコン1405をポインタ1401で操作すると、対象の静止画像1404に対応付けられているコメント情報1407を編集(従前に入力されたコメント情報を変更)することができる。
削除アイコン1406をポインタ1401で操作すると、対象の静止画像1404と、これに対応付けられているコメント情報1407が削除されて、視聴端末装置140の表示領域から消滅する。
メイン画面とサブ画面とに分割表示する場合、ポインタ1401をサブ画面に重畳させると、全画面表示アイコン1409と表示切替アイコン1410がサブ画面に表示され、サブ画面に再生中の動画に対応する入力系統を示す入力系統表示1411がサブ画面右上隅部に表示される(図9参照)。
このとき、ポインタ1401で全画面表示アイコン1409を操作することによって、サブ画面に再生中の動画が全画面表示になる(不図示)。
また、このとき、ポインタ1401で表示切替アイコン1410を操作することによって、サブ画面に再生中の動画がメイン画面に再生中の動画と入れ替わる(不図示)。
タイムライン表示領域DA3の左下部には、再生速度選択アイコン1416が配設されている(図10参照)。
再生速度選択アイコン1416は、同期表示領域DA1で同期表示中の動画の再生速度を選択するための操作アイコンである。
より詳細には、再生速度選択アイコン1416は、図10に図示している左側から順に「0.5倍速」「等倍速」「1.5倍速」「2倍速」「4倍速」「6倍速」「8倍速」を選択するための操作アイコンである。
なお、ここで列挙した再生速度の選択肢は一具体例であって、本発明の実施においては適宜変更可能である。
タイムライン表示領域DA3の中央下部には、再生コントロール用の操作アイコンが配設されている(図11参照)。
先ジャンプアイコン1417は、カーソル1414の表示位置(同期表示領域DA1に同期表示されている時点)を、その表示位置より先行側の最寄りの「コメント」タグの表示位置にジャンプさせるための操作アイコンである。
30秒戻しアイコン1418は、同期表示領域DA1に同期表示されている時点を、30秒前の時点に変更するための操作アイコンである。
10秒戻しアイコン1419は、同期表示領域DA1に同期表示されている時点を、10秒前の時点に変更するための操作アイコンである。
再生アイコン1420は、同期表示領域DA1において動画ファイルの再生を開始させるための操作アイコンである。
停止アイコン1421は、同期表示領域DA1における動画ファイルの再生を停止させるための操作アイコンである。
10秒送りアイコン1422は、同期表示領域DA1に同期表示されている時点を、10秒後の時点に変更するための操作アイコンである。
30秒送りアイコン1423は、同期表示領域DA1に同期表示されている時点を、30秒後の時点に変更するための操作アイコンである。
後ジャンプアイコン1424は、カーソル1414の表示位置(同期表示領域DA1に同期表示されている時点)を、その表示位置より後続側の最寄りの「コメント」タグの表示位置にジャンプさせるための操作アイコンである。
なお、ここで列挙した再生コントロール用の操作アイコンは例示であって、ここで挙げた以外の再生コントロール用の操作アイコンが設けられてもよいし、ここで挙げた再生コントロール用の操作アイコンの少なくとも一部が省かれてもよい。
また、ここで列挙した再生コントロール用の操作アイコンに関する機能は例示であって、本発明の実施にあたって同様の表示態様で設けられる操作アイコンが別の機能を実現してもよい。例えば、先ジャンプアイコン1417又は後ジャンプアイコン1424は、カーソル1414の表示位置を、その表示位置より先行側又は後続側の最寄りの「イベント」タグの表示位置にジャンプさせるものであってもよい。
タイムライン表示領域DA3の右下部には、以下のような操作アイコンが配設されている(図12参照)。
分割態様選択部1425は、左側のアイコンを操作すると同期表示領域DA1がメイン画面とサブ画面とに分割され(図5参照)、右側のアイコンを操作すると同期表示領域DA1が四分割される(図6参照)。
時間軸選択アイコン1427は、タイムライン表示領域DA3における時間軸(横軸)の単位時間(本実施形態では1分)の表示幅を拡縮する操作を受け付けるボタンである。より詳細には、時間軸選択アイコン1427は、図12に図示される左側から順に、タイムライン表示領域DA3における時間軸の単位時間の表示幅を最大にする操作アイコン、該表示幅を一段階広げる操作アイコン、該表示幅を一段階狭める操作アイコン、該表示幅を最小にする操作アイコンである。
キャプチャアイコン1426は、キャプチャ処理の契機となる操作を受け付けるボタンである。ここでキャプチャ処理とは、同期表示領域DA1に表示されている動画ファイルに含まれる画像(具体的にはキャプチャアイコン1426の操作時に表示されている画像)を、静止画像として切り出す処理である。
上記のキャプチャ処理が実行される場合、サーバ装置130は、該画像に対応するタイムコードに対応付けて該タイムラインの下方にタグ表示を付す処理(第一タグ処理)と共に、任意のコメント情報を入力可能なコメント入力欄(不図示)を表示させ、該画像と該タグ表示が示すタイムコードに対応付けて、上記のコメント入力欄に入力されたコメント情報を記憶する。
<同期表示される動画ファイルの編集処理について>
続いて、同期表示領域DA1において同期表示される動画ファイルの編集処理について、図13及び図14を用いて説明する。
図13は、エディタ切替アイコン1429が操作された場合の付帯表示領域DA2の表示の一部について具体例を示す図である。図14は、保存対象の動画ファイルを統合する処理に関する概念図である。
エディタ切替アイコン1429を操作した場合、付帯表示領域DA2の「セクション」タグには、以下のようなものが表示される(図13参照)。
セクション表示部1440は、後述するセクション追加アイコン1446等の操作アイコンに対する操作に基づいて従前に設定されたセクションを表示する。ここでセクションとは、同期表示領域DA1に表示されている動画ファイルに対応するタイムコード上の時間帯の一部又は全部である。具体的なセクションの設定方法については、セクション追加アイコン1446や他の操作アイコンについて説明する際に述べるので、ここでの説明は省略する。
図13に図示する例でいえば、セクション表示部1440は、録画されている全時間帯を無地のタイムラインで表し、設定された各セクションが該全時間帯のうちどの時間帯に該当するものであるかを斜線部で表している。ここで「録画されている全時間帯」とは、施術が行われている期間においてカメラ111〜114のうち少なくとも一つが撮影している時間帯を合わせたものをいう。本実施形態においては、カメラ111から入力される動画ファイルは、施術が行われている期間を通して録画されているものであるため、該動画ファイルに関するタイムライン(図5等において「Video.1」と図示されるタイムライン)が表す時間帯が「録画されている全時間帯」に等しい。即ち、セクション表示部1440におけるタイムラインの無地の部分は、同期表示領域DA1に表示される「Video.1」の動画ファイルの録画時間と同等の時間長さを表すものである。
入力系統指定ボックス1441は、同期表示領域DA1に表示されている動画ファイルに対応する複数の入力系統の一部又は全部を、ユーザによる操作に基づいて任意に指定する為に設けられたチェックボックスである。即ち、入力系統指定ボックス1441は、本発明の入力系統指定手段を構成する。
より詳細には、入力系統指定ボックス1441は、セクション表示部1440に表示されている各セクション(斜線部で表す時間帯)において、そのセクションを対象とする入力系統(カメラ111〜カメラ114)を指定することができる。例えば、「V1」「V2」「V3」「V4」と表記されているチェックボックスをチェックすると、それぞれカメラ111、カメラ112、カメラ113、カメラ114から入力した動画ファイルが対象となる。各チェックボックスは、ポインタ1401による操作でユーザが任意でチェックしたりチェックを外したりすることができる。
なお、本実施形態では、後述するように(図13に図示するように)、各セクションにおいてチェックボックスに対応する入力系統(例えば、「V3」に係る入力系統)の動画ファイルが存在しない場合であっても入力系統指定ボックス1441を指定可能としているが、そのチェックボックスがチェック不能となるように構成され、無用な指定ができないようにしてもよい。
セクション番号表示部1436は、後述するセクション追加アイコン1446の操作を契機として設定された一又は複数のセクション(即ち、セクション表示部1440に表示されているセクション)を、ユーザによる操作に基づいて任意に指定する為に設けられたチェックボックスである。即ち、セクション番号表示部1436は、本発明のセクション指定手段を構成する。
より詳細には、セクション番号表示部1436は、そのセクションの識別番号(例えば「#1」〜「#3」等と表記されるもの)と、そのセクションを指定するチェックボックスと、を含む。セクション番号表示部1436に含まれるチェックボックスは、後述するセクション削除アイコン1447やダウンロードアイコン1448の操作に応じた処理に用いられる。
個別ダウンロードアイコン1438は、そのセクションに含まれるタイムコードに対応する動画ファイル(即ち、セクション表示部1440に表示されているタイムラインのうち斜線部が表す時間帯における動画ファイル)を指定の保存先(後述する保存先チェックボックス1445で指定された記憶領域)に保存させる操作を受け付ける操作アイコンである。個別ダウンロードアイコン1438の操作に応じて保存される動画ファイルは、セクション表示部1440に表示されているセクションに対応しており、且つ、入力系統指定ボックス1441で指定されている入力系統の動画ファイルである。
個別再生アイコン1437は、そのセクションに含まれるタイムコードに対応する動画ファイルを同期表示領域DA1に同期表示させる操作を受け付ける操作アイコンである。個別再生アイコン1437の操作に応じて同期表示される動画ファイルは、セクション表示部1440に表示されているセクションに対応しており、且つ、入力系統指定ボックス1441で指定されている入力系統の動画ファイルである。
保存動画時間表示部1439は、セクション重複部分の時間長さを表示する。より詳細には、保存動画時間表示部1439は、入力系統ごとにセクション重複部分の時間長さを表示する。
ここでセクション重複部分とは、従前に設定されたセクションの少なくとも一部(具体的には、セクション番号表示部1436によって指定されたセクション)に対応する一又は複数の動画ファイルをサーバ装置130から読み出した場合に、読み出した動画ファイルが録画されている一又は複数の時間帯のうち該セクションと重複する時間帯である。なお、セクション重複部分の時間長さを算出する処理自体はサーバ装置130が実行するものであるため、本発明に係る算出手段はサーバ装置130によって実現される。
図13の例にならえば、入力系統指定ボックス1441の「V1」において「#1」〜「#3」のセクションに対応するチェックボックスがチェックされている為、保存動画時間表示部1439の「V1 Total」には指定された3つのセクションに係るセクション重複部分の時間長さ(32分10秒)が表示される。ここで「V1」に係る入力系統(カメラ111からの入力)については、施術期間の全時間帯にわたって録画されているものである為、保存動画時間表示部1439の「V1 Total」に表示されているセクション重複部分の時間長さと、「#1」〜「#3」のセクションの総時間とが等しくなる。
次に、入力系統指定ボックス1441の「V2」においても、「V1」と同様に、「#1」〜「#3」のセクションに対応するチェックボックスがチェックされている為、保存動画時間表示部1439の「V2 Total」には指定された3つのセクションに係るセクション重複部分の時間長さ(22分10秒)が表示される。ここで「V2」に係る入力系統(カメラ112からの入力)については、動画ファイルが録画されている時間帯が施術期間において分散している為、保存動画時間表示部1439の「V2 Total」に表示されているセクション重複部分の時間長さは、「#1」〜「#3」のセクションの総時間より短くなる。
次に、入力系統指定ボックス1441の「V3」においては「#2」のセクションに対応するチェックボックス、及び入力系統指定ボックス1441の「V4」においては「#1」と「#2」のセクションに対応するチェックボックスがチェックされている為、保存動画時間表示部1439の「V3 Total」と「V4 Total」には、各々について指定されたセクションに係るセクション重複部分の時間長さ(0分0秒と3分20秒)が表示される。ここで「V3」に係る入力系統(カメラ113からの入力)については、「#2」のセクションに対応する動画ファイルが存在しない(該セクションにおいて録画されていない)為、保存動画時間表示部1439の「V3 Total」に表示されているセクション重複部分の時間長さは0分0秒になっている。
なお、図13に図示するとおり、「#2」のセクションと「#3」のセクションは一部の時間帯について重複している。このような場合、本実施形態における保存動画時間表示部1439に表示される時間長さ(算出手段によって算出される時間長さ)は、双方のセクションを個別のセクションとして扱い、相互に重複する時間帯を考慮に入れないものとする。この詳細については、後に説明する。
保存動画時間表示部1439において表示される各入力系統に係るセクション重複部分の時間長さの右側には、該当する入力系統に対して後述する部分保存処理が実行される際に後述する短縮処理を実行する場合の目標である所定時間が表示される短縮目標時間表示部1449〜1452が設けられている。
短縮目標時間表示部1449〜1452の詳細については、後に説明する。
開始終了入力欄1444は、新たに追加したいセクションの開始時点及び終了時点の入力を受け付ける表示欄である。開始終了入力欄1444は、左側から順に、「時間」単位で数値を入力する欄と、「分」単位で数値を入力する欄と、「秒」単位で数値を入力する欄と、から構成される。開始終了入力欄1444の各欄には、不図示の操作手段(例えば、キーボード等)に対するユーザの操作入力に基づいて、ユーザが任意の数値を入力することができる。
開始時点設定アイコン1442は、カーソル1414の表示位置(同期表示領域DA1に同期表示されている時点)を、開始終了入力欄1444における開始時点の表示欄に入力する操作を受け付ける操作アイコンである。
終了時点設定アイコン1443は、カーソル1414の表示位置(同期表示領域DA1に同期表示されている時点)を、開始終了入力欄1444における終了時点の表示欄に入力する操作を受け付ける操作アイコンである。
保存先チェックボックス1445は、個別ダウンロードアイコン1438やダウンロードアイコン1448の操作に応じて行われるダウンロード処理において、保存先となる記憶領域を指定するチェックボックスである。なお、図13において「My Video」と表記される記憶領域はその時点でログインしているユーザの為にサーバ装置130に設けられた記憶領域を意味し、「視聴端末」とはその時点でユーザが閲覧している視聴端末装置140に設けられた記憶領域を意味している。
セクション追加アイコン1446は、その時点で開始終了入力欄1444に入力されている開始時点と終了時点に従って、セクション表示部1440に表示するセクションを追加する操作を受け付ける操作アイコンである。
ここで挙げた各操作アイコンの操作に基づいて、ユーザはセクションを任意に設定することができる。即ち、上記の各操作アイコンは、本発明のセクション設定手段の契機となる操作を受け付ける。なお、セクションの設定処理自体はサーバ装置130によって実行されるものであり、本発明のセクション設定手段はサーバ装置130によって構成されるものである。
セクション削除アイコン1447は、その時点においてセクション番号表示部1436のチェックボックスにチェックが入っているセクションを削除する(セクション表示部1440に表示されている一覧から消去する)操作を受け付ける操作アイコンである。
ダウンロードアイコン1448は、保存動画時間表示部1439に表示された(算出手段による算出の対象になった)セクション重複部分に含まれるタイムコードに対応する動画ファイルを部分的に切り出して所定の記憶領域に保存させる処理(以下、部分保存処理と称する)の契機となる操作を受け付ける操作アイコンである。即ち、ダウンロードアイコン1448は、本発明の部分保存手段の契機となる操作を受け付ける。
より詳細には、ダウンロードアイコン1448は、その時点においてセクション番号表示部1436のチェックボックスにチェックが入っているセクションに対応しており、且つ、各セクションにおいて入力系統指定ボックス1441で指定されている入力系統の動画ファイルを、保存先チェックボックス1445で指定された所定の記憶領域に一括的に保存させる操作を受け付ける操作アイコンである。換言すれば、ダウンロードアイコン1448の操作を契機とする部分保存処理は、セクション番号表示部1436によって指定されたセクションに含まれるタイムコードに対応しており且つ入力系統指定ボックス1441によって指定された入力系統から入力された動画ファイルを一括的に保存することができる。
なお、上記の部分保存処理は、視聴端末装置140において受け付けたダウンロードアイコン1448の操作に基づく要求に応じて、サーバ装置130が対象の動画ファイルを指定された所定の記憶領域に保存させるものである。
ここで所定の記憶領域として「My Video」が指定されている場合、部分保存処理とは、視聴端末装置140の同期表示領域DA1に表示している動画ファイルの元となる動画ファイルが格納されている記憶領域(サーバ装置130内の記憶領域)から該動画ファイルを読み出して部分的に複製することによって得られた新たな動画ファイルを、サーバ装置130内の別の記憶領域に保存する処理と言える。
また、ここで所定の記憶領域として「視聴端末」が指定されている場合、部分保存処理とは、視聴端末装置140の同期表示領域DA1に表示している動画ファイルの元となる動画ファイルが格納されている記憶領域(サーバ装置130内の記憶領域)から該動画ファイルを読み出して部分的に複製することによって得られた新たな動画ファイルを、サーバ装置130から視聴端末装置140に転送して、視聴端末装置140が自機内の記憶領域に保存する処理と言える。
即ち、本発明に係る部分保存手段は、サーバ装置130と視聴端末装置140の協働によって構成されるものといえる。
保存動画時間表示部1439に表示される時間長さ(算出手段によって算出されたセクション重複部分の時間長さ)が所定時間(例えば、30分)を超える場合の少なくとも一部において、サーバ装置130が部分保存処理を実行すると、所定の記憶領域に保存する動画ファイルを所定時間以下に短縮する短縮処理が行われる。
ここで短縮処理後の動画ファイルの時間長さは、所定時間に収まれば足りるが、本発明の目的に鑑みれば所定時間に略一致であることがより好ましい。
短縮処理の目標となる所定時間は、入力系統ごとに短縮目標時間表示部1449〜1552に表示される。即ち、「V1」に係る入力系統の所定時間が短縮目標時間表示部1449に表示され、「V2」に係る入力系統の所定時間が短縮目標時間表示部1450に表示され、「V3」に係る入力系統の所定時間が短縮目標時間表示部1451に表示され、「V4」に係る入力系統の所定時間が短縮目標時間表示部1452に表示される。
ここで短縮目標時間表示部1449〜1552のいずれか一つについて所定時間が入力されると、全ての入力系統にわたって同程度の短縮比率になるように他の三つに表示されている所定時間が自動的に変動する構成になっている。ここで「全ての入力系統にわたって同程度の短縮比率になる」とは、具体的には、「V1 Total」の表示時間と短縮目標時間表示部1449の表示時間との比率、「V2 Total」の表示時間と短縮目標時間表示部1450の表示時間との比率、「V3 Total」の表示時間と短縮目標時間表示部1451の表示時間との比率、及び「V4 Total」の表示時間と短縮目標時間表示部1452の表示時間との比率、の各々が略等しいことである。
なお、本発明の目的に鑑みれば、短縮目標時間表示部1449〜1552に表示される所定時間は、ユーザによる操作に基づいて任意に定められる時間であることがより好ましいが、自動的に設定される時間であってもよい場合がある。例えば、最初はデフォルトの所定時間が自動的に設定され、必要に応じて該所定時間をユーザによる操作に基づいて事後的に調整してもよい。
保存動画時間表示部1439に表示される(算出手段による算出の対象になった)セクション重複部分に含まれるタイムコードに対応する動画ファイルが複数である場合、該セクション重複部分の時間長さに対する短縮処理の対象となる各動画ファイルの時間が占める割合と、各動画ファイルが該短縮処理によって短縮される時間と、の間に正の相関関係が認められることが好ましい。より厳密に言えば、上記の総時間に対して、短縮処理の対象となる各動画ファイルの時間が占める割合に略比例して各動画ファイルを短縮することが好ましい。
例えば、図13に図示する事例にならえば、保存動画時間表示部1439の「V1 Total」に表示されているセクション重複部分の時間長さ(32分10秒)を目標の所定時間(30分)に短縮する場合、「#1」のセクションについては「5分5秒」から約「4分44.5秒」に短縮され、「#2」のセクションについては「4分55秒」から約「4分35.1秒」に短縮され、「#3」のセクションについては「22分10秒」から約「20分40.4秒」に短縮され、合計30分に短縮されると良い。このような短縮処理を実現する為には、例えば、サーバ装置130は、短縮処理の対象となる動画ファイルから、単位時間あたりで均等な数の画像フレームを消去する(間引く)ことが考えられる。但し、このような短縮処理の態様は一具体例であって、本発明の実施における短縮処理の態様はこれに限られない。
なお、上記のような短縮処理を経て部分保存処理された動画ファイルは、視聴端末装置140において再生されると、等倍速度で再生したとしても再生速度が早くなる(早送りしている)ように視認される。
本実施形態におけるダウンロードアイコン1448の操作を契機とする部分保存処理は、保存動画時間表示部1439に表示される(算出手段による算出の対象になった)セクション重複部分に含まれるタイムコードに対応する動画ファイルが複数である場合において、サーバ装置130は保存対象の複数の動画ファイルの少なくとも一部を統合して所定の記憶領域に保存させることができる。
例えば、保存動画時間表示部1439の「V2 Total」に表示されているセクション重複部分(22分10秒)に対応する動画ファイルについて部分保存処理をする場合について説明する。この場合、図13に図示したように、「V2」に係る入力系統については入力系統指定ボックス1441において3つのセクション(「#1」に係るセクションS1、「#2」に係るセクションS2、「#3」に係るセクションS3)が指定されており、この3つのセクションには3つの動画ファイル(動画ファイルF1、動画ファイルF2及び動画ファイルF3)が対応している(図14(a)参照)。
ここで、セクションS1と動画ファイルF1におけるセクション重複部分P1は、セクションS1と同じく、17分0秒から22分5秒までの時間帯のタイムコードを含む。セクションS2と動画ファイルF3におけるセクション重複部分P2は、セクションS2と同じく、1時間8分45秒から1時間13分40秒までの時間帯のタイムコードを含む。セクションS3と動画ファイルF2におけるセクション重複部分P3は、1時間8分45秒から1時間13分40秒までの時間帯のタイムコードを含む。セクションS3と動画ファイルF3におけるセクション重複部分P4は、1時間5分0秒から1時間14分10秒までの時間帯のタイムコードを含む。
従って、この場合における部分保存処理の対象は、セクション重複部分P1〜P4に含まれるタイムコードに対応する動画ファイルである。ここで、各動画ファイルを一つの動画ファイルF4に統合するが、動画ファイルF4におけるセクション重複部分P1〜P4の順序は対応する各セクションの識別番号の若い順(「#1」→「#2」→「#3」)に結合するものとし、同じ識別番号に対応しているセクション重複部分P3とセクション重複部分P4については早いタイムコードに対応している前者を先とし後者を後として結合する(図14(b)参照)。
上記のように、複数の動画ファイルが部分保存処理の保存対象となるケースについて、以下に該当する具体例を列挙して説明する。
一つ目の具体例は、セクション番号表示部1436によって指定されたセクションが単一であって、入力系統指定ボックス1441によって指定された入力系統も単一である場合において、複数の動画ファイルが部分保存処理の保存対象となるケースである。
例えば、図5等のタイムライン表示領域DA3に表示されるタイムラインの一部(カメラ112〜114に対応するタイムライン)によって示されるように、別々の時間帯に動画ファイルが分散して存在する(録画されている時間帯と録画が中断している時間帯とが混在する)入力系統を対象としてセクションを指定した場合、指定したセクションと入力系統がそれぞれ単一であっても部分保存処理の保存対象となる動画ファイルが複数になりうる。
このようなケースにおいて部分保存処理を実行する場合、サーバ装置130は保存対象の複数の動画ファイルを統合してもよい。
二つ目の具体例は、セクション番号表示部1436によって指定されたセクションが複数であって、入力系統指定ボックス1441によって指定された入力系統が単一である場合において、複数の動画ファイルが部分保存処理の保存対象となるケースである。なお、図14を用いた上記の説明は、当該ケースに該当する。
例えば、図5等のタイムライン表示領域DA3に表示されるタイムラインの一部(カメラ111に対応するタイムライン)によって示されるように、全時間帯に単独の動画ファイルが存在する(全時間帯において録画されている)入力系統を対象としてセクションを指定した場合、指定した入力系統が単一であっても指定した複数のセクションは互いに独立したものと扱われるので、部分保存処理の保存対象となる動画ファイルについても複数として扱われる。
このようなケースにおいて部分保存処理を実行する場合にも、サーバ装置130は保存対象の複数の動画ファイルを統合してもよい。
ところで、セクション番号表示部1436によって指定されたセクションに含まれるタイムコードに対応する動画ファイルのうち保存対象となる動画ファイルが複数になった場合であっても、保存対象の複数の動画ファイルを統合することが好ましくないケース(以下、三つ目の具体例)がある。
例えば、セクション番号表示部1436によって指定された一又は複数のセクションに含まれるタイムコードに対応する動画ファイルのうち保存対象となる複数の動画ファイルが、カメラ111から入力されたものとカメラ112から入力されたものである場合(即ち、セクション番号表示部1436によって指定されたセクションが一又は複数であって、入力系統指定ボックス1441によって指定された入力系統が複数である場合)、入力系統ごとに映像内容が異質である(カメラ111の動画が術野映像であり、カメラ112の動画は生体情報の推移を示す映像である)ため、管理上の観点からも又は資料として活用する観点からも一つの動画ファイルに統合することは必ずしも好ましくない。従って、上記のようなケースにおいて部分保存処理を実行する場合には、サーバ装置130は動画ファイルの統合を実行しなくてもよい。
一方、所定の記憶領域に保存する動画ファイルの数を削減する観点を優先する場合には、上記のようなケースであっても、サーバ装置130は保存対象の複数の動画ファイルを統合してもよいとも考えられる。
上記のようなケースにおいて保存対象の動画ファイルを統合するか否かは、ユーザが任意に選択可能であってもよい。
上記の三つ目の具体例であっても、例えば、入力系統の少なくとも一つにおいて保存対象となる動画ファイルが複数になった場合については、部分保存処理において保存対象の複数の動画ファイルを入力系統ごとに一つの動画ファイルに統合して所定の記憶領域に保存させることができることが好ましい。同じ入力系統の動画は同質の映像であるため、統合しても上記のような管理上及び資料活用上の懸念が生じないからである。
また、このように部分保存処理を実行する際に複数のセクションに対応する各動画ファイルを入力系統ごとに一つに統合することによって、管理する動画ファイルの数が削減されるので、ユーザの管理上の負担軽減が見込まれる。
なお、当然ながら、ここまで述べた複数の動画ファイルの統合は、上述した短縮処理が行われた動画ファイルに対しても、短縮処理が行われていない動画ファイルに対しても、共に適用可能であることは言うまでもない。
医療動画処理システム100を利用するユーザは、上記のような部分保存処理を利用できるため、容易に所望の時間帯に撮影されている映像部分のみを抽出した新たな動画ファイルを入手することができ、学会発表用の資料作成等に活用し、その管理も容易に行うことができる。
<本発明の変形例について>
ここまで各図を用いて説明される実施形態に即して本発明を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成される限りにおける種々の変形、改良等の態様も含む。
上記の実施形態の説明においては図1に図示する構成要素を前提として説明したが、本発明の各構成要素は、その機能を実現するように形成されていればよい。従って、本発明の各構成要素は、個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等を許容する。
例えば、本発明に係る医療動画処理システムには、カメラ111〜カメラ114に相当する撮影装置が含まれなくてもよく、システム外部の撮影装置から入力される動画ファイルについて処理してもよいし、撮影装置とは異なる装置(例えば、医療用の計測装置等)から入力される動画ファイルについて処理してもよい。
上記の実施形態において述べた種々の操作は、一具体例であって、本発明の実施はこれに制限されるものではない。従って、上記の各操作は別の操作に置換されてもよいし、一部が省かれてもよいし、実施形態で説明していない他の操作が追加されてもよい。
上記の実施形態において述べた種々の表示態様は、一具体例であって、本発明の実施はこれに制限されるものではない。従って、上記の各表示は別の表示に置換されてもよいし、一部が省かれてもよいし、実施形態で説明していない他の表示が追加されてもよい。
上記の実施形態において述べた種々の編集処理は、一具体例であって、本発明の実施はこれに制限されるものではない。従って、上記の各編集処理は一部が省かれてもよいし、実施形態で説明していない他の編集処理が追加されてもよい。
上記の実施形態において、カメラ111から入力される動画ファイルは、施術が行われている期間を通して録画されているものであり、且つ、該動画ファイルに関するタイムライン(図5等において「Video.1」と図示されるタイムライン)は、施術が行われている期間を表しているに等しいものとして説明したが、本発明の実施はこの態様に限られない。即ち、本発明の実施において、施術が行われている期間を通して録画されている動画ファイルが必ずしも存在する必要はなく、視聴端末装置140(同期表示領域DA1)に同期表示する全ての動画ファイルが、録画が停止している時間帯を含むものであってもよい。
上記の実施形態では、複数の入力系統から動画ファイルを入力する構成を前提として説明したが、入力系統が単独、即ち同期表示できない医療動画処理システムにおいて本発明が実施されてもよい。このとき、本発明に係る入力系統指定手段(入力系統指定ボックス1441)に相当する構成が存在し無くても良い。
上記の実施形態では、従前に設定された(セクション表示部1440に表示された)一又は複数のセクションを、ユーザによる操作に基づいて任意に指定する構成を前提として説明したが、本発明の実施において事後的にセクションを指定する構成、即ち本発明に係るセクション指定手段(セクション番号表示部1436のチェックボックス)に相当する構成は必ずしも存在し無くて良い。
上記の実施形態において、本発明に係る算出手段による処理上は、時間帯が重複しているセクション(例えば、図13に図示する「#2」のセクションと「#3」のセクション)であっても個別のセクションとして扱い、本実施形態における保存動画時間表示部1439に表示される時間長さ(算出手段によって算出される時間長さ)については、相互に重複する時間帯を考慮に入れない旨を述べたが、本発明の実施はこれに限られない。
例えば、セクション番号表示部1436によって指定された複数のセクションの一部又は全部が重複する事例において、部分保存処理において第一のセクションと第二のセクションとを統合した時間帯を個別のセクションとして扱う仕様である場合(例えば、図14に図示した事例に倣えば、セクションS2(1時間8分45秒から1時間13分40秒まで)とセクションS3(52分0秒から1時間14分10秒まで)即ち、複数のセクションを統合して得られる個別のセクション(52分0秒から1時間14分10秒まで)に含まれるタイムコードに対応する動画ファイルを対象として部分保存処理を行う場合)、保存動画時間表示部1439の表示時間は、その個別のセクションに基づいて定められるセクション重複部分の時間長さとすることが好ましい。そのような総時間の方が、実際に再生される時間長さに等しいからである。
上記の実施形態において、ダウンロードアイコン1448の操作を契機とする部分保存処理は、該部分保存処理の対象となる動画ファイルが複数の入力系統に存在する場合、短縮処理を入力系統の各々に対して行うことが好ましい旨を述べたが、本発明の実施はこれに限られない。
例えば、上記の場合において、複数の入力系統に係るセクション重複部分のタイムコードに対応する全ての動画ファイルの時間を合算し、合算して得られた合計時間を目標となる所定時間以下に短縮する短縮処理が実行されてもよい。
上記の実施形態において述べた各操作アイコンの表示位置は、一具体例であって、本発明の実施はこれに制限されるものではない。但し、本発明の編集処理に係わる操作アイコンについては、タイムライン表示領域及び同期表示領域を参照しながら操作できる位置に表示されることが好ましい。換言するならば、本発明の編集処理に係わる操作アイコンは、本発明のタイムライン表示領域及び同期表示領域が表示される表示手段に表示されることが好ましい。ここで「タイムライン表示領域及び同期表示領域が表示される表示手段に表示される」という概念には、同じ表示枠(ウィンドウ)に表示されることに限られず、上記の実施形態のように別々の表示枠に表示されること(図13や図14参照)や、同じプラットフォームの制御下にある複数の表示装置(マルチモニタ)に別々に表示されること等も含まれる。
本実施形態は以下の技術思想を包含する。
(1)施術が行われている施術期間の或る時点を始点として定められるタイムコードに対応付けて、前記施術期間の一部又は全部にわたって録画された複数の動画ファイルを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている動画ファイル及び動画ファイルに関する情報を表示する表示手段と、前記表示手段に表示されている動画ファイルに対応する前記タイムコード上の時間帯の一部又は全部であるセクションを、ユーザによる操作に基づいて任意に設定するセクション設定手段と、前記セクション設定手段によって設定された前記セクションの少なくとも一部に対応する一又は複数の動画ファイルを前記記憶手段から読み出し、読み出した動画ファイルが録画されている一又は複数の時間帯のうち該セクションと重複する時間帯であるセクション重複部分の時間長さを算出する算出手段と、前記算出手段による算出の対象になった前記セクション重複部分に含まれる前記タイムコードに対応する動画ファイルを部分的に切り出して所定の記憶領域に保存させる部分保存手段と、を備え、前記算出手段によって算出された前記セクション重複部分の時間長さが所定時間を超える場合の少なくとも一部において、前記部分保存手段は、前記所定の記憶領域に保存させる動画ファイルの時間長さを前記所定時間以下に短縮する短縮処理を行うことを特徴とする医療動画処理システム。
(2)前記所定時間は、ユーザによる操作に基づいて任意に定められる時間である(1)に記載の医療動画処理システム。
(3)前記部分保存手段は、前記算出手段による算出の対象になった前記セクション重複部分に含まれる前記タイムコードに対応する動画ファイルが複数である場合、該セクション重複部分の時間長さに対する前記短縮処理の対象となる各動画ファイルの時間が占める割合と、各動画ファイルが該短縮処理によって短縮される時間と、の間に正の相関関係がある(1)又は(2)に記載の医療動画処理システム。
(4)前記部分保存手段は、前記算出手段による算出の対象になった前記セクション重複部分に含まれる前記タイムコードに対応する動画ファイルが複数である場合において、保存対象の複数の動画ファイルの少なくとも一部を統合して前記所定の記憶領域に保存させる(1)から(3)のいずれか一つに記載の医療動画処理システム。
(5)前記施術に関する複数の動画ファイルを複数の入力系統に分けて入力する動画入力手段を備え、前記部分保存手段は、前記算出手段による算出の対象になった前記セクション重複部分に含まれる前記タイムコードに対応する動画ファイルが複数の前記入力系統から入力された場合であって、且つ、前記入力系統の少なくとも一つにおいて保存対象となる動画ファイルが複数になった場合、保存対象の複数の動画ファイルを前記入力系統ごとに一つの動画ファイルに統合して前記所定の記憶領域に保存させる(4)に記載の医療動画処理システム。
(6)前記セクション設定手段によって設定された一又は複数の前記セクションを、ユーザによる操作に基づいて任意に指定するセクション指定手段と、複数の前記入力系統の一部又は全部を、ユーザによる操作に基づいて任意に指定する入力系統指定手段と、を備え、前記部分保存手段は、前記セクション指定手段によって指定された前記セクションに含まれる前記タイムコードに対応しており且つ前記入力系統指定手段によって指定された前記入力系統から入力された動画ファイルを一括的に保存する(5)に記載の医療動画処理システム。
100 医療動画処理システム
111〜114 カメラ
120 エンコーダ
130 サーバ装置
140 視聴端末装置
1201 入力画面
1202 出力画面
1203 状態表示
1204 録画開始ボタン
1205 録画停止ボタン
1206 静止画撮影ボタン
1207 録画一時停止ボタン
1208 施術情報表示
1209 出力情報表示
1210 拡張表示作動ボタン
1211 サブ画面
1212 サブ画面
1213 サブ画面
1214 拡張表示停止ボタン
1401 ポインタ
1402、1409 全画面表示アイコン
1403、1411 入力系統表示
1404 静止画像
1405 コメント編集アイコン
1406 削除アイコン
1407、1408 コメント情報
1410 表示切替アイコン
1412 イベント情報
1413 タグ表示
1414 カーソル
1415 タグ表示
1416 再生速度選択アイコン
1417 先ジャンプアイコン
1418 30秒戻しアイコン
1419 10秒戻しアイコン
1420 再生アイコン
1421 停止アイコン
1422 10秒送りアイコン
1423 30秒送りアイコン
1424 後ジャンプアイコン
1425 分割態様選択部
1426 キャプチャアイコン
1427 時間軸選択アイコン
1428 ビューア切替アイコン
1429 エディタ切替アイコン
1430 コメント入力欄
1431 保存アイコン
1432 消去アイコン
1433 静止画像
1436 セクション番号表示部
1437 個別再生アイコン
1438 個別ダウンロードアイコン
1439 保存動画時間表示部
1440 セクション表示部
1441 入力系統指定ボックス
1442 開始時点設定アイコン
1443 終了時点設定アイコン
1444 開始終了入力欄
1445 保存先チェックボックス
1446 セクション追加アイコン
1447 セクション削除アイコン
1448 ダウンロードアイコン
1449〜1452 短縮目標時間表示部
DA1 同期表示領域
DA2 付帯表示領域
DA3 タイムライン表示領域

Claims (6)

  1. 施術が行われている施術期間の或る時点を始点として定められるタイムコードに対応付けて、前記施術期間の一部又は全部にわたって録画された複数の動画ファイルを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている動画ファイル及び動画ファイルに関する情報を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示されている動画ファイルに対応する前記タイムコード上の時間帯の一部又は全部であるセクションを、ユーザによる操作に基づいて任意に設定するセクション設定手段と、
    前記セクション設定手段によって設定された前記セクションの少なくとも一部に対応する一又は複数の動画ファイルを前記記憶手段から読み出し、読み出した動画ファイルが録画されている一又は複数の時間帯のうち該セクションと重複する時間帯であるセクション重複部分の時間長さを算出する算出手段と、
    前記算出手段による算出の対象になった前記セクション重複部分に含まれる前記タイムコードに対応する動画ファイルを部分的に切り出して所定の記憶領域に保存させる部分保存手段と、
    を備え、
    前記算出手段によって算出された前記セクション重複部分の時間長さが所定時間を超える場合の少なくとも一部において、前記部分保存手段は、前記所定の記憶領域に保存させる動画ファイルの時間長さを前記所定時間以下に短縮する短縮処理を行うことを特徴とする医療動画処理システム。
  2. 前記所定時間は、ユーザによる操作に基づいて任意に定められる時間である請求項1に記載の医療動画処理システム。
  3. 前記部分保存手段は、前記算出手段による算出の対象になった前記セクション重複部分に含まれる前記タイムコードに対応する動画ファイルが複数である場合、該セクション重複部分の時間長さに対する前記短縮処理の対象となる各動画ファイルの時間が占める割合と、各動画ファイルが該短縮処理によって短縮される時間と、の間に正の相関関係がある請求項1又は2に記載の医療動画処理システム。
  4. 前記部分保存手段は、前記算出手段による算出の対象になった前記セクション重複部分に含まれる前記タイムコードに対応する動画ファイルが複数である場合において、保存対象の複数の動画ファイルの少なくとも一部を統合して前記所定の記憶領域に保存させる請求項1から3のいずれか一項に記載の医療動画処理システム。
  5. 前記施術に関する複数の動画ファイルを複数の入力系統に分けて入力する動画入力手段を備え、
    前記部分保存手段は、前記算出手段による算出の対象になった前記セクション重複部分に含まれる前記タイムコードに対応する動画ファイルが複数の前記入力系統から入力された場合であって、且つ、前記入力系統の少なくとも一つにおいて保存対象となる動画ファイルが複数になった場合、保存対象の複数の動画ファイルを前記入力系統ごとに一つの動画ファイルに統合して前記所定の記憶領域に保存させる請求項4に記載の医療動画処理システム。
  6. 前記セクション設定手段によって設定された一又は複数の前記セクションを、ユーザによる操作に基づいて任意に指定するセクション指定手段と、
    複数の前記入力系統の一部又は全部を、ユーザによる操作に基づいて任意に指定する入力系統指定手段と、
    を備え、
    前記部分保存手段は、前記セクション指定手段によって指定された前記セクションに含まれる前記タイムコードに対応しており且つ前記入力系統指定手段によって指定された前記入力系統から入力された動画ファイルを一括的に保存する請求項5に記載の医療動画処理システム。
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