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JP6208681B2 - ラベルを使用しない高コントラストの細胞イメージングのための定量位相顕微鏡法 - Google Patents

ラベルを使用しない高コントラストの細胞イメージングのための定量位相顕微鏡法 Download PDF

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Description

実施形態は、一般には位相差顕微鏡法に関する。より詳細には、いくつかの実施形態は、高コントラストの細胞イメージングを行うための定量位相顕微鏡法に関する。
試料の顕微鏡画像内で細胞体や細胞核の境界を識別することを画像内での細胞体や細胞核のセグメンテーションと呼ぶことがある。試料の細胞の構造を(例えばセグメンテーションのために)画像化するために、染色技術やラベリング技術を使用して異なる種類の細胞構造間のコントラストを強調することがしばしば行われる。例えば、DNAやRNAに反応する色素(例えばエチジウムブロマイド)や、細胞の核と細胞質とで異なる反応をする色素(例えばヘマトキシリンエオジン)で検体を染色する場合がある。別の例として、1種以上の着色した薬剤(発色団)及び/又は1種以上の蛍光剤(蛍光体)等のラベルが、特定タグの存在に基づいて細胞構造中の所期の物質を識別する際に有用である。そのような染色技術やラベリング技術は細胞構造の識別を助けるが、外部のコントラスト剤を使用する染色やラベリングはイメージング対象の試料の構造や対象となる他の性質に影響を及ぼす可能性がある。さらに、一般に、そのような染色やラベリングは生細胞には行うことができない。
従来の位相差イメージング技術(例えばゼルニケや微分干渉コントラスト(DIC))は、明視野イメージングと比べると向上したコントラストで細胞の単分子層を画像化することができる。そのような位相差技術は、染色やラベリングを必要とせず、一般に充分な画像コントラストが得られるが、そのために追加的な光学素子、光源、及び位置合わせ手順が必要となる。
従来の位相イメージングは、大まかに言うと、一連の従来の透過光画像を処理する(例えば焦点画像と焦点外画像を減じる)ものと説明することができる。エッジの特徴が強化された画像が得られるものの、コントラストは細胞及び/又は核の自動化されたセグメンテーションの信頼度を保証するのには充分でないことが多い。
さらに、ラベルや染色を用いる従来の光学イメージングと従来の位相差イメージングでは、どちらでも細胞の単分子層に関する定量的な厚みの情報は得ることができない。
米国特許第3658405号
例示的実施形態は、試料の定量位相画像を生成する方法及びシステムに関する。一部の実施形態は、生物試料の高コントラストの定量位相画像を生成するために用いることができる。生成された生物試料の高コントラストの定量位相画像は、画像内でラベルを使用せずに細胞体及び/又は核の自動セグメンテーションを行うのに充分なコントラストを備えることができる。定量位相画像は、様々な位置における試料の厚みに関する情報も提供することができる。空間的に分解された厚みの情報は、細胞の状態に関する充分な情報をもたらすことができ、それにより画像のセグメンテーションを不要にする。
例示的実施形態の1つは、調整可能な位相差イメージングのシステムである。このシステムは、試料を主光線で照明するための光源を含む。一部の実施形態では、光源は低コヒーレンスの光線を生成する。光は、10μm未満のコヒーレンス長を有することができる。
システムはさらに、主光線の経路内の試料の後に少なくとも1つの主光線光学素子を含み、この主光線光学素子は、試料で回折した光を集光し、試料で回折されない光を集光するように構成される。一部の実施形態では、少なくとも1つの主光線光学素子は、顕微鏡の対物レンズ及び/又はチューブレンズを含む。
システムは、少なくとも1つの主光線光学素子で集光された光を第1の光線と第2の光線とに分割するように構成されたビームスプリッタも含む。第1の光線は第1の回折光線及び第1の非回折光線を含み、第2の光線は第2の回折光線及び第2の非回折光線を含む。
第1の光線の経路に沿って、システムは、第1の非回折光線を焦点面で合焦させるように構成された第1の光学素子(例えばレンズ)を含む。システムは、第1の回折光線の少なくとも一部を遮断し、合焦した第1の非回折光線の少なくとも一部を透過させるように構成された、焦点面又はその近傍にあるマスクも含む。一部の実施形態では、マスクは、合焦した第1の非回折光線の少なくとも一部を透過させるように構成された開口部を画定する。マスクは、第1の回折光線の大部分を遮断し、合焦した第1の非回折光線の大部分を透過させるように構成することができる。一般に、マスクは、非回折光線から変調成分を除去し、それにより明瞭な位相基準が得られる。
第2の光学素子(例えばレンズ)も、第1の光線の経路内のマスクの後に設けられる。一部の実施形態では、第2の光学素子は、第1の非回折光線を平行光にするように構成される。第2の光学素子は、第1の光学素子の焦点距離と同じ焦点距離を有することができる。システムは、第1のレンズ、マスク、及び第2のレンズを含む空間フィルタを含んでよい。
システムは、第1の光線の経路内の第2の光学素子の後に可動ミラーを含む。一部の実施形態では、システムは、可動ミラーを配置する圧電素子も含む。可動ミラーは、第2の光線に対する、選択された複数の相対位相ずれ各々を第1の光線に生じさせる位置に配置されるように構成される。一部の実施形態では、選択された複数の相対位相ずれは、ゼロ、π/2、及びπを含む。選択された複数の相対位相ずれは、さらに3π/2を含むことができる。
システムは、第1の光線の経路及び第2の光線の経路に第2のビームスプリッタも含む。第2のビームスプリッタは、可動ミラーから来る第1の光線と、第2の光線とを2次元(2D)撮像システムによる撮像のために合波するように構成される。一部の実施形態では、第2のビームスプリッタは、可動ミラーからの第1の非回折光線の透過した部分と、第2の回折光線とを合波するように構成される。
一部の実施形態では、第1のビームスプリッタから2D撮像システムまでの第1の非回折光線の光学経路長は、第1のビームスプリッタから2D撮像システムまでの第2の回折光線の光学経路長とおよそ等しい。
一部の実施形態では、システムは、第2の光線の経路内に第3の光学素子(例えばレンズ)及び第4の光学素子(例えばレンズ)を含む。第3の光学素子は、第4の光学素子の焦点距離とおよそ等しい焦点距離を有することができる。第4の光学素子は、第2の回折光線を2D撮像システムで合焦させるように構成することができる。
一部の実施形態では、システムはさらに、定量位相画像を求めるようにプログラムされたコンピューティングデバイスを含む。定量位相画像は、可動ミラーを、相対位相ずれがゼロになるように配置し、相対位相ずれがπ/2になるように配置し、相対位相ずれがπになるように配置して得られた測定2D位相差画像に少なくとも部分的に基づいて求めることができる。一部の実施形態では、定量位相画像はさらに、相対位相ずれが3π/2になるように可動ミラーを配置して得られた測定2D位相差画像に少なくとも部分的に基づく。定量位相画像は、定量位相画像内の各位置の相対位相遅延に関する定量的な情報を含むことができる。
一部の実施形態では、システムは、1種以上の細胞を含む試料を、ラベルを使用せずに高コントラストに撮像するために構成される。コンピューティングデバイスはさらに、定量位相画像に基づいて、細胞及び/又は核を含む試料のセグメンテーションをラベルを使用せずに行うようにプログラムすることができる。コンピューティングデバイスはさらに、定量位相画像の少なくとも一部に基づいて、細胞の単分子層試料について定量的な厚みの情報を生成するようにプログラムすることができる。
別の実施形態は定量位相イメージングの方法である。この方法は、試料を通るように主光線を誘導し、試料で回折した光及び試料で回折されない光を集光することを含む。
方法は、集光された回折光及び非回折光を、第1の回折光線及び第1の非回折光線を含む第1の光線と、第2の回折光線及び第2の非回折光線を含む第2の光線とに分割することも含む。一部の実施形態では、ビームスプリッタを使用して、集光された回折光及び非回折光を分割することができる。
方法は、第1の非回折光線を焦点面で合焦させることも含む。焦点面又はその近傍で第1の回折光線の少なくとも一部が遮断され、焦点面又はその近傍で、合焦した第1の非回折光線の少なくとも一部が通過する。一部の実施形態では、第1の回折光線の少なくとも一部を遮断し、合焦した第1の非回折光線の少なくとも一部を透過させることは、第1の回折光線の大部分を遮断することを含む。一部の実施形態では、焦点面又はその近傍に配置された空間フィルタが、合焦した第1の非回折光線の少なくとも一部を透過させ、第1の回折光線の少なくとも一部を遮断する。
方法はさらに、透過した第1の非回折光線部分を相対位相シフト素子に誘導することを含む。一部の実施形態では、相対位相シフト素子は可動ミラーである。相対位相は、可動ミラーに結合された圧電素子を使用して調節することができる。
方法は、相対位相シフト素子からの第1の光線と第2の光線を合波して合波光線を得、合波光線を2次元撮像装置に誘導して位相差画像を生成することも含む。
方法はさらに、相対位相シフト素子を調節して、第1の光線と第2の光線との間の約ゼロの相対位相ずれに対応する位相差画像を取得することを含む。方法は、相対位相シフト素子を調節して、位相をずらした第1の光線と第2の光線との間の約π/2の相対位相ずれに対応する位相差画像を取得することも含む。方法は、相対位相シフト素子を調節して、位相をずらした第1の光線と第2の光線との間の約πの相対位相ずれに対応する位相差画像を取得することを含む。
方法は、約ゼロの相対ずれに対応する少なくとも1つの位相差画像、約π/2の相対ずれに対応する少なくとも1つの位相差画像、及び約πの相対ずれに対応する少なくとも1つの位相差画像に少なくとも部分的に基づいて、コンピューティングデバイスを使用して定量位相画像を生成することを含む。定量位相画像は、定量位相画像内の各位置の相対位相遅延に関する定量的な情報を含むことができる。一部の実施形態では、方法はさらに定量位相画像を表示することを含む。
一部の実施形態では、方法はさらに、相対位相シフト素子を調節して、位相をずらした第1の光線と第2の光線との間の約3π/2の相対位相ずれに対応する位相差画像を取得することを含む。定量位相差画像は、約3π/2の相対ずれに対応する少なくとも1つの位相差画像にも少なくとも部分的に基づくことができる。
一部の実施形態では、方法はさらに、定量位相画像を表示することを含む。方法は、定量位相画像の少なくとも一部に基づいて、定量位相画像の少なくとも一部における各位置についての定量的な厚みの情報を生成することも含むことができる。
一部の実施形態では、試料は1種以上の細胞を含み、定量位相画像は、ラベルを使用しない、試料の高コントラスト画像である。一部の実施形態では、試料は細胞の単分子層を含み、方法は、試料の定量位相画像の少なくとも一部に基づいて、細胞の単分子層に関する定量的な厚みの情報を生成することをさらに含む。一部の実施形態では、方法は、定量位相画像に基づいて細胞及び/又は核の自動化されたセグメンテーションをラベルを使用せずに行うことも含む。
以下、添付図面を参照して各実施形態の特徴及び態様を説明する。図面では各要素は必ずしも一定の縮尺で図示していない。
いくつかの実施形態による位相差イメージングの例示的システムの概略図である。 いくつかの実施形態によるゼロ、π/2、及びπの相対位相ずれについての位相差画像を得ることを含む、定量位相イメージングの例示的方法を示すフローチャートである。 図2に示す方法の「位相差画像を得る」の部分を示すフローチャートである。 いくつかの実施形態による、ゼロ、π/2、及び3π/2の相対位相ずれについての位相差画像を得ることを含む、定量イメージングの別の例示的方法を示すフローチャートである。 本明細書に教示される例示的実施形態を実施するのに適した例示的コンピューティング環境の図である。 例示的システム及び方法を使用して得られた段差が刻まれたガラスの定量位相顕微鏡法データの2次元画像の図である。 図5の破線内に該当するデータの平均位相特性のグラフである。 例示的なシステム及び方法を使用して得られたヒトの口腔上皮細胞の定量位相顕微鏡法データの第1のセットの2次元画像である。 相対位相をz方向に表示した、ヒトの口腔上皮細胞の定量位相顕微鏡法データの第1のセットの3次元画像の透視図である。 例示的システム及び方法を使用して得られたヒトの口腔上皮細胞の定量位相顕微鏡法データの第2のセットの2次元画像である。 相対位相をz方向に表示した、ヒトの口腔上皮細胞の定量位相顕微鏡法データの第2のセットの3次元画像の透視図である。 例示的システム及び方法を使用して得られた撮像チャンバ内のB35生細胞の定量位相顕微鏡法データの第1のセットの2次元画像である。 相対位相をz方向に表示した、撮像チャンバ内のB35生細胞の定量位相顕微鏡法データの第1のセットの3次元画像の透視図である。 例示的システム及び方法を使用して得られた撮像チャンバ内のB35生細胞の定量位相顕微鏡法データの第2のセットの2次元画像である。 相対位相をz方向に表示した、撮像チャンバ内のB35生細胞の定量位相顕微鏡法データの第2のセットの3次元画像の透視図である。 薄い消化管組織切片試料の2次元光学強度画像である。 例示的システム及び方法を使用して得られた位相差画像から生成された薄い消化管組織切片試料の定量位相顕微鏡法データの第1のセットの2次元画像である。 4xの倍率に設定した顕微鏡と共に例示的システム及び方法を使用して得られた薄い消化管組織切片試料の定量位相顕微鏡法データの第2のセットの2次元画像である。 20xの倍率に設定した顕微鏡で得られた位相差画像から生成された薄い消化管組織切片試料の定量位相顕微鏡法データの第3のセットの2次元画像である。 顕微鏡の対物レンズを40xの倍率に設定して得られた薄い消化管組織切片試料の定量位相顕微鏡法データの第4のセットの2次元画像である。 4xの倍率に設定した顕微鏡と共に例示的システム及び方法を使用して得られたラットの間葉幹細胞試料の定量位相顕微鏡法データの第1のセットの2次元画像である。 20xの倍率に設定した顕微鏡で得られたラットの間葉幹細胞試料の定量位相顕微鏡法データの第2のセットの2次元画像である。 40xの倍率に設定した顕微鏡で得られたラットの間葉幹細胞試料の定量位相顕微鏡法データの第3のセットのグレースケールの2次元画像である。
定量位相イメージングのシステム及び方法に関連していくつかの実施形態を本明細書に記載する。例示的な実施形態では、試料で回折された光と試料で回折されない光との間の各種の相対的な位相ずれを含む複数の位相差画像を生成して、比較的アーチファクトの少ない定量位相画像を得る。一部の実施形態は、薄い生物試料(例えば細胞の単分子層)に関する定量的な光学的な厚みの情報を提供する位相差顕微鏡法システム及び方法を提供する。一部の実施形態は、ラベルを使用せずに自動化された細胞体及び/又は核のセグメンテーションを行うのに十分な画像コントラストを提供することができる。
図1は、一部の実施形態による、定量位相差(PC)イメージングを行う例示的システム10の概略図である。システム10は、試料14を主光線16で照明するための光源12を含む。一部の実施形態では、レンズやフィルタなどの各種の光学素子を光源12に含める、又は光源12と試料14の間に配置することができる。光源12は、低時間コヒーレンス光源とすることができる。例えば、一部の実施形態では、光源は約2.5μm未満のコヒーレンス長の主光線を生成することができる。
試料14は半透明又は透明の試料である。一部の実施形態では、試料は、乾燥した試料(例えばカバーガラスに置かれる)である場合も、湿った試料(例えばチャンバ内の生細胞)である場合もある。一部の実施形態では、試料は、マイクロタイタープレート又はt225フラスコに入れることができる。一部の実施形態では、試料は、使用する光の波長に応じて2μm〜10μmの厚みにすることができる。
主光線16は試料14と相互作用し、その結果、試料で回折された光(回折光)18と試料で回折されない光(非回折光)17が生じる。回折光18及び非回折光17は、試料14の後に続いて主光線16の経路内にある少なくとも1つの主光線光学素子20によって集光される。凡例11で示すように、同図では、試料で回折される光は実線で示し、試料で回折されない光は破線で示す。一部の実施形態では、少なくとも1つの主光線光学素子20は、図示するように、対物レンズ22、チューブレンズ24、又はその両方を含むことができる。図示するように、1つ以上の透明又は半透明の光学素子15(例えばスライドガラス、カバーガラス、チャンバの窓等)が、少なくとも1つの主光線光学素子20と試料14とを隔てることができる。
一部の実施形態では、光を集光する少なくとも1つの主光線光学素子20は、顕微鏡28の一部とすることができる(例えば顕微鏡の対物レンズ22やチューブレンズ24)。一部の実施形態では、光源12は顕微鏡28の一部としても、顕微鏡28から独立していても、又は部分的に顕微鏡28の中に組み込んでもよい。顕微鏡28はさらに、回折光18及び非回折光17を誘導するための1つ以上のミラー(例えばミラー26)を含むことができる。顕微鏡は、コンピューティングデバイス100に接続する、かつ/又はコンピューティングデバイス100と通信状態とすることができる。コンピューティングデバイス100については下記で図5を参照してさらに詳細に説明する。
システム10では、集光された光(回折光18及び非回折光17)が、第1の経路に沿った方向に沿って誘導される第1の光線32と、第2の経路に沿って誘導される第2の光線38の2つの別個の経路に分割される。光線32、38は経路の1つ又は両方に沿って光学的に操作された後に合波されて撮像装置62に誘導され、合波光線39の第1の光線部分と合波光線39の第2の光線部分との干渉により位相差画像が生成される。
回折光18と非回折光17を含む集光された光25は、第1のビームスプリッタ30で、第1の回折光線34及び第1の非回折光線36を含む第1の光線32と、第2の回折光線40及び第2の非回折光線42を含む第2の光線38とに分割される。図示するように、集光された光25はキューブビームスプリッタ30で分割することができる。他の実施形態では、光の分割には他の光学素子を使用することができる(例えば平板ビームスプリッタ)。
第1の経路では、第1の回折光線34の少なくとも一部分が遮断され、第1の非回折光線36の少なくとも一部が透過される。システム10は、第1の光線32を焦点面46に合焦させる第1の光学素子(例えばレンズ44)を第1の光線32の経路内に含む。システム10は、焦点面46又はその近傍に位置するマスク48も含む。マスク48は、第1の回折光線34の少なくとも一部を遮断し、第1の非回折光線36の少なくとも一部を通過させるように構成される。例えば、マスク48は光を遮断する材料を含むことができ、マスク48は、第1の非回折光線36が合焦する位置又はその近傍に位置する開口部49を画定することができる。第1の回折光線34は焦点面46で合焦しないため、第1の非回折光線34の大部分は開口部49を通らず、マスクで遮断されることになる。第1の非回折光線36は焦点面46で合焦するので、第1の回折光線の大部分又はすべては開口部49を通る。一部の実施形態では、マスク48は空間フィルタと記述することができる。
マスク48の後、第1の非回折光線37の透過部分は可動ミラー54に到達し、第2の光線38に対してシフトされ得る。システムは、マスク48から可動ミラー54の間に第2の光学素子(例えばレンズ50)を含むことができる。一部の実施形態では、第2の光学素子(例えばレンズ50)は、透過した非回折光線部分37を平行光にするように構成することができる。一部の実施形態では、第2の光学素子(例えばレンズ50)の焦点距離は、第1の光学素子(例えばレンズ44)の焦点距離と概ね等しくすることができる。
上記のように、システム10はさらに、透過した非回折光線部分37を含む第1の光線32の経路内の第2の光学素子(例えばレンズ50)の後に可動ミラー54を含むことができる。可動ミラー54は、第2の光線38に対して第1の光線32に複数の選択された位相ずれ各々を生じさせる位置に配置されるように構成される。選択された相対位相ずれは、ゼロ、π/2、π、及び3π/2のいずれかを含むことができる。必要とされる位相ずれを生じさせるために可動ミラー54を移動させる量は、試料を照明する光の主要波長に応じて決まる。例えば、可動ミラー54が初期位置にある状態で相対位相ずれがなく、照明光主光線16の主要波長がλの場合、初期位置からのミラーの変位(ΔP)と相対位相ずれ(Δθ)との関係は次の式で得られる。
波長840nmの光の場合、π/2の相対位相ずれは、可動ミラー54を105nmだけ変位させることに相当する。可動ミラー54は、可動ミラー54を高精度に変位させるための追加的な部分又は部品を含む可動ミラーユニット52の一部とすることができる。例えば、システム10では、可動ミラーユニット52は、矢印58で示すように光線経路に沿ってミラーを並進させる圧電変換器56も含む。圧電変換器56への入力電圧で可動ミラー54が変位される距離が決まり、この距離は相対位相ずれに比例する。一部の実施形態では、圧電変換器56は、コンピューティングデバイス100を使用して制御され得る(下記の図5の説明を参照されたい)。
他の実施形態では、他の装置、システム、又は機構を使用して可動ミラー54を変位させてもよい。例えば、可動ミラーは、圧電アクチュエータ、線形可変差動変換器(LVDT)駆動ステージ、精密ねじ駆動ステージ、音声コイルアクチュエータ等の1つ又は任意の組み合わせによって並進させることができる。
第1の非回折光線37の位相がずれた可能性のある透過部分を含む第1の光線32は、可動ミラーで反射された後、第2のビームスプリッタ60で誘導されて2次元撮像装置(例えばカメラ62)に入る。
第2の光線38の経路に移ると、第2の光線38は第2の回折光線40及び第2の非回折光線42を含む。第1のビームスプリッタ30からカメラ62までで測定した第1の非回折光線36の経路長は、第1のビームスプリッタ30からカメラ62までで測定した第2の回折光線40の経路長とほぼ等しい。第2の光線38は第3の光学素子(例えばレンズ64)に到達することができ、第3の光学素子は第2の非回折光線42を合焦させる。一部の実施形態では、第3の光学素子(例えばレンズ64)の焦点距離は、第1の光学素子(例えばレンズ44)の焦点距離とほぼ等しくすることができる。第2の光線38は、その経路に沿って1つ以上のミラー(例えばミラー66、68)で誘導することができる。第2の光線38は、第4の光学素子(例えばレンズ70)にも到達することができ、その後第2のビームスプリッタ60で第1の光線32と合波される。一部の実施形態では、第4の光学素子(例えばレンズ70)の焦点距離は第3の光学素子(例えばレンズ50)の焦点距離とほぼ等しくすることができる。一部の実施形態では、第4の光学素子(例えばレンズ70)は、第2の回折光線を2D撮像装置(例えばカメラ62)で合焦させることができる。
一部の実施形態では、第2の光線の経路が第2のマスク(図示せず)を含むことができ、このマスクは、第2の非回折光線42の少なくとも一部を遮断し、第2の回折光線40の少なくとも一部を通過させるように構成される。そのような実施形態では、第2のマスクは、入射光の大部分は通過させるが、第2の非回折光線42の焦点にあたる領域内にある光の大部分は遮断する素子の形態をとることができる。第2の非回折光線42の少なくとも一部を遮断すると位相差画像のコントラストが向上するが、第2の非回折光線42の焦点で第2のマスクに入射する回折光線40の部分が遮断されるために位相画像の中心部の画質が低下する可能性がある。
第2のビームスプリッタ60は、位相ずれした可能性のある透過した第1の非回折光線部分37を含む第1の光線32と、第2の回折光線40を含み第2の非回折光線42を含んでいる可能性のある第2の光線38とを合波する。透過した第1の非回折光線部分37と第2の回折光線40との干渉により、2D撮像装置(例えばカメラ62)で位相差(PC)画像が生成される。
2D撮像装置としては、適切な解像度を持つ任意の2D撮像装置を使用することができる(例えば電荷結合素子(CCD)カメラ、光電子倍増管(PMT)カメラ、高解像度ビデオカメラ、又は適切な解像度の他の撮像装置)。一部の実施形態では、2D撮像装置(例えばカメラ62)は、分析のために画像又は画像データをコンピューティングデバイス100に供給するように構成することができる。本明細書で使用する場合、用語「画像」は、表示される画像及び画像に対応するデータ又は情報の一方又は両方を意味することができる。したがって、画像を取得するとは、アナログ画像を得ること、又はデジタル画像に対応するデータを得ることを意味することができる。さらに、画像に対応するデータは、未処理の画像データ、処理された画像データ(例えばフィルタリング、平滑化、クロッピングがかけられた(cropped)データ)、圧縮画像データ等である。さらに、当業者には理解されるように、画像データは各種形式で記憶又は伝送することができる(例えばJPG、ビットマップ、ポストスクリプト等)。
図2〜図4は、試料の定量位相画像を生成する例示的方法を概説するフローチャートである。説明のために、方法70、80、及び90については、図1に示すシステム10に関して説明する。ただし、当業者には理解されるように、他の構成を備える他のシステムを使用して方法70、80、及び90を行うことも可能である。
図2は、第1の光線と第2の光線間の3つの異なる相対位相ずれに基づいて定量位相画像を生成する例示的方法70を説明する図である。一部の実施形態では、定量位相イメージングの方法は、図2のフローチャートに概略的に示すように、位相シフト素子をゼロ、π/2、及びπの位相ずれに配置して位相差画像を得ることを含むことができる。方法70の最初のステップであるステップ72では、第1の光線32と第2の光線34間の相対位相ずれがゼロとなる位置に位相シフト素子を調節する。一般に、ステップ72は、試料の位相差像を得る方法80を行い、像が第1の光線32と第2の光線34間の相対位相ずれがゼロになる位置に達したことを示すまで位相シフト素子を調節しながら、得られた試料像を観察することによって達成することができる。
図3は、試料の位相差像を得る方法80を流れ図で説明する図である。主光線16が試料14を通るように誘導される(ステップ81)。主光線16は光源12から発することができる。主光線は低時間コヒーレンスを有することができる。例えば、一部の実施形態では、主光線は約10μm未満のコヒーレンス長を有することができる。
試料で回折する光18及び非回折光17が集光される(ステップ82)。図1に示すように、回折光18及び非回折光17は、1つ以上の主光線光学素子(例えば対物レンズ22及びチューブレンズ24)を使用して集光することができ、その主光線光学素子は顕微鏡28の構成要素としてもよい。
集光された光25は、第1の回折光線34及び第1の非回折光線36を含む第1の光線32と、第2の回折光線40及び第2の非回折光線42を含む第2の光線とに分割される(ステップ84)。図示するように、集光された光25をキューブビームスプリッタ30で分割することができる。
第1の非回折光線36を焦点面46で合焦させる(ステップ84)。図のように、第1の非回折光線36は第1の光学素子(例えば第1のレンズ44)で合焦させることができる。他の実施形態では、複数のレンズ又は1つ若しくは複数の他の種類の光学素子(例えば曲面ミラー)を使用して第1の非回折光線36を合焦させてもよい。
焦点面46又はその近傍で、第1の回折光線34の少なくとも一部が遮断され、第1の非回折光線36の少なくとも一部が通過する(ステップ85)。焦点面46又はその近傍にあるマスク48又は空間フィルタを使用して第1の回折光線34の少なくとも一部を遮断し、第1の非回折光線36の少なくとも一部を通過させることができる。例えば、マスクは、焦点の合った第1の非回折光線36の少なくとも一部、大部分、又はほぼすべてがマスクを通るように配置された透過部分又は開口部49を含むことができる。透過部分又は開口部49から離れた箇所では、マスク48は、焦点面46で合焦しない第1の回折光線34の少なくとも一部、大部分、又はほぼすべてを遮断するように構成することができる。
一部の実施形態では、透過した第1の非回折光線部分37は第2の光学素子(例えばレンズ50)を通過することができる。第2の光学素子は、透過した第1の非回折光線部分37を平行光にするように構成することができる。透過した第1の非回折光線部分37は相対位相シフト素子に誘導される(ステップ86)。相対位相シフト素子は、第2の光線38に対して第1の光線32の経路を長くする素子とすることができる。図のように、相対位相シフト素子は例えば可動ミラー54であり、可動ミラーは、可動ミラーを並進させる機構(例えば圧電変換器56)を含む可動ミラーユニット52の一部とすることができる。他の実施形態では、相対位相シフト素子は、物理的な経路長を変えずに第2の光線に対する第1の光線の光学経路長を変えることができる。例えば、一部の実施形態では、空気と異なる屈折率及び様々な長さを持つ各種光学素子を第1の光線の経路に挿入して位相ずれを得ることができる。別の例として、一部の実施形態では、同じ長さで屈折率が異なる各種光学素子を第1の光線の経路に挿入して位相ずれを得ることができる。第1の光線32が相対位相シフト素子に到達すると、透過した第1の非回折部分37を含んでいる第1の光線32は、第2の回折光線部分40を含んでいる第2の光線38と合波される(ステップ87)。図1に示すように、第1の光線32と第2の光線38は第2のビームスプリッタ60で合波することができる。一部の実施形態では、第2の光線38は、第1の光線32と合波される前に1つ以上のさらに他の光学素子(例えばレンズ64及びレンズ69)に到達してもよい。
合波光線39は2D撮像装置(例えばカメラ62)に誘導される(ステップ88)。例えば、システム100では、第2のビームスプリッタ60を使用して合波光線62の第1の光線部分をカメラ62に誘導し、ミラー68を使用して合波光線39の第2の光線部分をカメラ62に誘導する。図1に示すように、レンズ69などの光学素子を使用して、合波光線39の第2の回折光線部分をカメラ62に合焦させることができる。
図2のステップ72で、相対位相ずれがゼロになる位置に位相シフト素子を調節するには、位相シフト素子(例えば可動ミラー54)の位置を調節しながらカメラ62から得られる現在の位相差像を積極的に観察することが伴うことがある。第1の光線32と第2の光線38間の相対位相ずれがゼロになる位置に位相シフト素子が来ると、位相差像は、位相シフト素子が相対位相ずれがゼロになる位置から離れている時と比べて、比較的高コントラスト(例えば最大コントラスト)となる。
相対位相ずれがゼロになるように位相シフト素子が配置されると(ステップ72)、位相ずれゼロの位相差画像が得られる(ステップ73)。位相差画像は、図3のステップ89で像を観察する際に使用されるものと同じ2D撮像装置を使用して撮影することができる。カメラ32は、位相差画像を撮影し、その画像をカメラ32の内部メモリ又は記憶域に保存する、かつ/又は画像を分析及び/又は記憶のためにコンピューティングデバイス100に送信することができる。したがって、位相ずれゼロの位相差画像を撮像装置又は撮像装置から画像を受け取った装置のメモリから取得することができる。
ステップ73で第1の画像を得ると、π/2の位相ずれに対応する位置に位相シフト素子を調節する(ステップ74)。上記で説明したように、主要波長がλの光線を仮定すると、上記の式1を使用して、所望の相対位相ずれ(Δθ)を得るためにゼロの相対位相ずれ位置から可動ミラーを変位させる距離(ΔP)を求めることができる。例えば、上記のように、波長840nmの光の場合、π/2の相対位相ずれは、可動ミラー54を105nm変位させる(ΔP)ことに相当する。したがって、可動ミラー54を105nm変位させて、位相ずれがπ/2になる位置に配置することができる。相対位相ずれがπ/2になるように位相シフト素子を配置して位相差画像を得る(ステップ75)。位相差画像は、図2に示す方法80を使用して得ることができる(ステップ75)。
次いで、第1の光線32と第2の光線38間の位相ずれがπ/2となる位置に位相シフト素子を調節する(ステップ76)。例えば、波長が840nmの光の場合、πの相対位相ずれは、可動ミラー54を相対位相ずれゼロの位置から210nm変位させることに相当する。相対位相ずれがπになるように位相シフト素子を配置して位相差画像を得る(ステップ77)。上記のように、位相差像は、図2に説明する方法80を使用して取得し、撮影することができる(ステップ77)。相対位相ずれがゼロ、π/2、及びπとなるように位相シフト素子を配置した時の位相差画像を得ると、その位相差画像から定量位相画像を生成する(ステップ78)。方法80については、ゼロの相対位相ずれ、π/2の相対位相ずれ、πの相対位相ずれの順で位相差像を得るものとして説明するが、実際には、ゼロの相対位相ずれに対応する場所が特定された後、位相差画像はどの順序で得てもよい。さらに、方法70は、ゼロ、π/2、及びπの相対位相ずれそれぞれで位相差画像を得るものとして説明したが、位相シフト素子を任意の位置に置いて複数の位相差画像を得、その複数の画像を合成(例えば平均化)してから定量位相画像の生成に使用してもよい。
位相差画像は、以下の式により、試料からの回折光と非回折光との干渉として表すことができる。
ここで、I0(x,y)は各位置における位相差画像の強度であり、IUは非回折光からの画像強度であり、IDは回折光からの画像強度であり、Δψ(x,y)は2次元の位相ずれである。IU(x,y)及びID(x,y)はともに位置(x,y)の関数であるが、数式中では簡潔さのために単にIU及びIDで表している。
システム内の第1の光線と第2の光線間の相対位相ずれを制御された形で変化させ、ゼロ、π/2、π、及び3π/2の相対位相ずれで位相差画像を得る場合は、以下の式が適用される。
ゼロの相対位相ずれの位相差に対応する式I0(2)、π/2の相対位相ずれの位相差に対応する式I1(3)、及びπの相対位相ずれの位相差に対応する式I2(4)を組み合わせると、以下のようにI0、I1、及びI2に依存する画像全体の定量位相の式が得られる。
式6を使用して、各位置(x,y)における相対位相Δψ(x,y)を求めて、それぞれゼロ、π/2、及びπの相対位相ずれを持つ位相差画像I0、I1、及びI2から定量位相画像を作成することができ、定量位相画像は各位置における定量位相情報を含む。これにより得られる定量位相画像を3ステップ画像と呼ぶ。
図4は、4つの位相ずれに基づく定量位相画像を生成する例示的方法90を説明する図である。一部の実施形態では、定量位相イメージングの方法は、図4のフローチャートに概略的に示すように位相ずれがゼロ、π/2、π、及び3π/2となるように位相シフト素子を配置して位相差画像を得ることを含むことができる。方法90は、ゼロ、π/2、及びπの相対位相ずれになるように位相シフト素子を調節し、各相対位相ずれにおける位相差像を得るステップ91〜96を含み、これは方法70の対応するステップ72〜77に対応する。方法90では、位相シフト素子は、相対位相ずれが3π/2となる位置にも調節され(ステップ97)、その位相ずれで位相差画像を得る(ステップ98)。上記のように、図3の方法80を使用して所望の位相差像を得ることができ、像は画像として取得することができる。ゼロ、π/2、π、及び3π/2の相対位相ずれにおける位相差画像から定量位相画像を生成する。
0(x,y)がゼロの相対位相ずれにおける位相差画像強度であり、I1(x,y)がπ/2の相対位相ずれにおける位相差画像強度であり、I2(x,y)がπの相対位相ずれにおける位相差画像強度であり、I3(x,y)が3π/2の相対位相ずれにおける位相差画像強度である場合、画像中の各位置(x,y)における定量位相Δψ(x,y)は、下記の式7を使用して得ることができ、この式7は上記の式2〜5から導出される。
これにより得られる定量位相画像を4ステップ画像と呼ぶ。4ステップ定量位相画像の例を図6、8〜15、17、及び18〜23に示す。
方法70の場合の定量位相画像値Δψ(x,y)は、コンピューティングデバイス(以下の図5に関する説明を参照)を使用して式6又はそれに相当する数式若しくは近似式を評価することにより、位相差画像I0、I1、及びI2から計算することができる。I2がI1と等しくなる位置では、差(I2−I1)は非ゼロの小さい値と定義して、式6でゼロ分母に関する問題を回避することができる。同様に、方法90の場合の定量位相データ値Δψ(x,y)は、コンピューティングデバイスを使用して式7又はそれに相当する数式若しくは近似式を評価することにより、位相差画像I0、I1、I2、及びI3から計算することができる。I2がI0と等しくなる位置では、差(I2−I0)は非ゼロの小さい値と定義して、式7でゼロ分母に関する問題を回避することができる。
一部の実施形態では、定量位相値の計算は、位置ごとに行われる(例えば画素ごと、又はデータ点(x0,y0)ごと)。他の実施形態では、定量位相データを計算する前に、位相差画像データを処理してもよい(例えばいくつかの画素にわたって平均してノイズの影響を低減する)。当業者は、種々のコンピュータプログラムやアルゴリズムを使用して位相差画像データから定量位相データを生成できることを認識されよう。
一部の実施形態では、方法(例えば方法70、方法90)はさらに、定量位相画像を視覚表示装置122に表示することを含むことができる(下記の図5の説明を参照)。4ステップ定量位相画像の例を図6、8〜15、17、及び18〜23に示す。
一部の実施形態では、方法(例えば方法70、方法90)はさらに、定量位相画像データの少なくとも一部に基づいて試料の少なくとも一部分の厚みを計算することを含むことができる。この計算は、定量位相画像中の各位置における厚み、定量位相画像中の位置の少なくとも一部の各位置における厚み、又は定量位相画像に沿った断面の計算とすることができる。断面は、複数の画素線を平均して断面を得ることができる。下記の図7に関する説明を参照されたい。
図5は、本明細書で教示される例示的方法及びシステムを含む各実施形態を実施するのに適した例示的コンピューティング環境を示す。この環境は、関連する周辺装置を伴うコンピューティングデバイス100を含む。コンピューティングデバイス100は、本明細書で教示される各種方法又は方法の一部を行うための実行可能コード150を実装するようにプログラムすることができる。コンピューティングデバイス100は、ハードドライブ、CD−ROM、又は他の非一時的コンピュータ可読媒体などの記憶装置116を含む。記憶装置116はオペレーティングシステム118及び他の関連ソフトウェアを記憶することができる。コンピューティングデバイス100はさらにメモリ106を含むことができる。メモリ106は、コンピュータシステムメモリ、又はDRAM、SRAM、EDO RAM等のランダムアクセスメモリを含む。メモリ106は他の種類のメモリ又はそれらの組み合わせも含むことができる。コンピューティングデバイス100は、記憶装置116及び/又はメモリ106に、実行可能コード150の各部分を実装し、処理する命令を記憶することができる。
実行可能コード150は、位相差画像を分析して3ステップ及び/又は4ステップの定量位相画像を生成するコードを含むことができる。一部の実施形態では、実行可能コード150は、位相差画像及び/又は定量位相画像を処理するための画像処理機能(例えばクロッピング、平滑化、フィルタ、対象領域の定義等)を含むことができる。実行可能コード150は、位相差画像及び/又は定量位相画像を表示するコードも含むことができる。一部の実施形態では、実行可能コード150は、定量位相画像中の1つ以上の場所に対応する厚み情報を求めるコードも含むことができる。
一部の実施形態では、実行可能コード150はさらに、定量位相画像に基づいて細胞体及び/又は細胞核の自動化されたセグメンテーションを行うコードを含むことができる。当業者には、多くの知られる自動化されたセグメンテーション方法及び技術を自動的なセグメンテーションに用いることが可能であり、そのような技術には、watershed特徴検出、統計駆動型の閾値設定(例えばOtsu、平均、MinError、Huang、トライアングル、MinMax閾値設定)及び/又はエッジ強調フィルタ(例えばアンシャープマスク、Sobelフィルタリング、ガウスフィルタ、カルマンフィルタ)等があることが理解されよう。一部の実施形態では、実行可能コード150は、細胞及び/又は核をユーザ支援方式でセグメンテーションする機能を含むことができる(例えば、ユーザが定量位相画像中の細胞の境界や核の境界を指示できるようにするツール)。他の実施形態では、セグメンテーションはユーザにより完全に手動で行うこともできる。
コンピューティングデバイス100はプロセッサ102も含み、メモリ106に記憶されたソフトウェアや、システムハードウェア、周辺装置及び/又は周辺ハードウェアを制御するための他のプログラムを実行するための1つ以上の追加的なプロセッサ102’も含むことができる。プロセッサ102及び(1つ以上の)プロセッサ102’は各々、シングルコアプロセッサであってもマルチコア(104及び104’)プロセッサであってもよい。コンピューティングデバイス100内で仮想化を利用して、コンピューティングデバイスのインフラストラクチャと資源を動的に共有することができる。記憶装置116の実行可能コード150及び他のソフトウェアに仮想化プロセッサを使用することも可能である。仮想機械114を提供して、複数のプロセッサで実行されるプロセスを処理して、プロセスが複数のコンピューティング資源ではなく1つのみのコンピューティング資源を使用しているように見せることができる。1つのプロセッサと共に複数の仮想機械を使用することもできる。
ユーザは、ユーザインターフェース124又は他の任意のインターフェースを表示することのできる、コンピュータモニタ等の視覚表示装置122を通じてコンピューティングデバイス100と対話することができる。表示装置122のユーザインターフェース124を使用して、位相差画像、定量位相画像、及び/又は各種周辺装置を制御するためのユーザコントロールを表示することができる。視覚表示装置122は、例示的実施形態の他の態様や要素(例えば記憶装置116に対応するアイコン)を表示することもできる。コンピューティングデバイス100は、ユーザからの入力を受け取るためのキーボードやマルチポイントタッチインターフェース(例えばタッチスクリーン)108及びポインティングデバイス110(例えばマウス、トラックボール及び/又はトラックパッド)等の他の入出力装置を含むことができる。キーボード108及びポインティングデバイス110は、有線及び/又はワイヤレス接続を介して視覚表示装置122及び/又はコンピューティングデバイス100に接続することができる。コンピューティングデバイス100は、他の適切な従来の入出力周辺装置を含んでよい。
一部の実施形態では、コンピューティングデバイス100は、有線接続、ワイヤレス接続、及び/又は記憶装置(例えばフラッシュドライブ)の物理的な移動を介して、撮像装置170(例えば図1のカメラ62)との間で情報(例えばデータや画像)を送受信する。一部の実施形態では、コンピューティングデバイス100は、撮像装置170の1つ以上の態様(例えば取得速度、画像の解像度等)を制御する実行可能コードを含む。一部の実施形態では、撮像装置170自体が、撮像パラメータ(例えば取得速度、画像の解像度等)を制御するためのユーザインターフェースを含むことができる。
一部の実施形態では、コンピューティングデバイス100は、ミラー位置コントローラ180との間で情報を送受信することができる。例えば、コンピューティングデバイス100は、可動ミラー54の位置に関する情報を受け取り、かつ/又はミラー位置コントローラ180に可動ミラー54の位置を変更するように指示することができる。一部の実施形態では、ミラー位置コントローラ180は、コンピューティングデバイス100内に組み込んでもよい。
一部の実施形態では、コンピューティングデバイス100は、顕微鏡/光源160との間で情報を送受信することができる。例えば、コンピューティングデバイス100を使用して輝度等の光源のパラメータを観測及び/又は制御することができる。別の例として、デジタル制御される顕微鏡の場合は、顕微鏡のパラメータ(例えば焦点やフィルタリング)をコンピューティングデバイス100を使用して観測し、制御することができる。
コンピューティングデバイス100は、これらに限定されないが、標準的な電話回線、LAN又はWANリンク(例えば802.11、T1、T3、56kb、X.25)、ブロードバンド接続(例えばISDN、フレームリレー、ATM)、ワイヤレス接続、コントローラエリアネットワーク(CAN)、又はそれらの任意又はすべての組み合わせを含む各種の接続を通じて、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、又はインターネットを介してネットワークデバイス126とインターフェースをとるネットワークインターフェース112を含むことができる。ネットワークインターフェース112は、内蔵ネットワークアダプタ、ネットワークインターフェースカード、PCMCIAネットワークカード、カードバスネットワークアダプタ、ワイヤレスネットワークアダプタ、USBネットワークアダプタ、モデム、又はコンピューティングデバイス100が、通信と本明細書に記載される動作を行うことが可能な任意種のネットワークとインターフェースをとることを可能にするのに適した他の任意の装置を含むことができる。
さらに、コンピューティングデバイス100としては、ワークステーション、デスクトップコンピュータ、サーバ、ラップトップ、手持ち型コンピュータ等の任意のコンピュータシステム、又は、通信が可能で、本明細書に記載される動作を行うのに十分なプロセッサパワーとメモリ容量を有する他の形態のコンピューティング装置又は遠隔通信装置を用いることができる。
コンピューティングデバイス100は、MICROSOFT WINDOWS(登録商標)オペレーティングシステムの各種バージョン、Unix(登録商標)及びLinux(登録商標)オペレーティングシステムの各種リリース、Macintoshコンピュータ向けのMACOSの任意のバージョン、埋め込みオペレーティングシステム、リアルタイムオペレーティングシステム、オープンソースオペレーティングシステム、独自開発のオペレーティングシステム、モバイルコンピューティング機器向けのオペレーティングシステム、又はコンピューティングデバイスで実行することが可能で、本明細書に記載される動作を行うことが可能な他のオペレーティングシステム等のオペレーティングシステム118を実行することができる。オペレーティングシステムはネイティブモードで実行しても、エミュレートモードで実行してもよい。
例示的システム及び方法
本発明者らは、図1に示すシステム10と同様の例示的なシステムを設計し、構築した。この例示的システムは、コヒーレンス長が6μmの波長840nmのスーパールミネセンスレーザーダイオードを使用して試料を照明する。対物レンズ及びチューブレンズを含む透過型顕微鏡を使用して、試料で回折した光と試料で回折されない光を集光した。このシステムでは2つのキューブビームスプリッタを使用した。第1の経路に沿って、システムは、焦点距離が60mmの第1のレンズと、焦点距離が60mmの第2のレンズを設けた。第1のレンズの焦点面に、システムは、直径が15μmの開口部を有するマスクを含み、このマスクは、合焦した第1の非回折光線の大部分を透過させ、第1の回折光線の大部分を遮断する。第2の経路に沿って、システムは、焦点距離が150μmの第3のレンズと、焦点距離が150μmの第4のレンズを設けた。0.64ラジアンに相当する位置解像度及び0〜2πに相当する合計範囲を持つ圧電変換器上に可動ミラーを配置した。システムは、2D画像を得るための高解像度CCDカメラを備えた。顕微鏡を使用して回折光と非回折光を集光しており、また撮像する領域の規模のために、以下の説明では定量位相画像を定量位相顕微鏡法(QPM)画像と呼ぶ。以下の説明とそれに対応する図6、8〜15、17、及び18〜23では、すべてのQPM画像は、ゼロ、π/2、π、及び3π/2の相対位相ずれにおける位相差画像の測定を伴う4ステップ技術を使用して生成されている。
ガラス試料に刻んだ段差についての結果例
段差を刻んだガラス試料を例示的なシステムで測定した。Dektakの表面粗さ計を使用して単独で測定したところ、段差の高さは約218nmであった。そのガラス試料の4つの測定位相差画像から図6のQPM画像200を生成した。矩形202で示す領域では、行ごとに強度値を平均して、x(単位:μm)の関数として平均位相(単位:ラジアン)を得、これをグラフ204の線206として表示する。段差Δψstepの位相の差は約0.76ラジアンに等しい。以下の式を使用して位相の差を高さの差に関係づけることができ、式中、Δh(x,y)は任意の位置における相対高さであり、λ0は光源の中心波長であり、n(x,y)はその位置における試料材料の屈折率である。
ガラス試料について、nは0.52の一定値であり、段差について203nmの厚み値が得られ、この値は、Dektakの表面粗さ計で測定した値の7%以内にある。この一致は、本発明の例示的システム及び方法を使用して、ナノメートルのスケールで試料に関する定量的な厚み情報を得られることを実証している。
生物試料の場合、屈折率は異なる場所でほぼ一定であるか、又は各位置における細胞又は細胞構造の種類(例えば核、細胞小器官、細胞壁)ごとに変動する場合もある。例えば、種々の生物試料の屈折率は1.33〜1.47以上の範囲で異なる可能性がある。屈折率の変動が大きい試料では、厚みの判定には、位置(x,y)ごとに変化する屈折率を使用することが必要となる場合がある。当業者は、各種細胞及び細胞構造についての屈折率の既知の値を使用して、定量位相値から厚み値を計算できることを理解されよう。
ヒトの口腔上皮細胞についての結果例
図8〜図11に、上記の例示的システムを使用して得られたヒトの口腔上皮細胞のQPM画像を示す。ヒトの口腔上皮細胞はカバーガラス上で撮像した。図8では定量位相情報を各位置における画像強度で表しているが、QPM画像は、セグメンテーションのために口腔上皮細胞210、212、214、及び216を区別するのに十分なコントラストを備えている。さらに、これらのQPM画像は、核211、213、215、及び217等の細胞下位構造を識別するのに十分なコントラストを提供する。図9は、図8に示す定量位相情報の3次元表現の透視図を含み、ここでは位相は強度とz方向の高さの両方で識別している。図10は、ヒトの口腔上皮細胞の別の2次元QPM画像を含む。図11は、図10に示すQPM情報の3次元表現の透視図である。図8〜図11はグレースケールであるが、実施形態によっては異なる色を使用して異なる位相値を示すことができる。
B35細胞の結果例
図12〜図15は、上記の例示的システムを使用して得られたB35生細胞のQPM画像を示す。B35細胞株は、新生児ラットの中枢神経系の腫瘍から取られたニューロン細胞株である。B35生細胞は撮像チャンバに入れた状態で撮像した。定量位相情報を各位置における画像強度で示す図12の2次元画像で示すように、QPM画像は、セグメンテーションのためにB35細胞230〜239を区別するのに十分なコントラストを備えている。図13は、図12に示す定量位相情報の3次元表現の透視図を含み、ここでは位相は強度とz方向の高さの両方で識別される。図14はB35生細胞の別の2次元QPM画像を含み、図15はそれに対応するQPM画像の3次元表現の透視図である。
消化管組織切片の結果例
図16〜図20は、薄い消化管組織切片試料の画像である。図17は、組織切片試料の2次元QPM画像である。図16は、比較用の組織切片試料の同じ場所の光学強度画像である。図16及び図17で示すように、図17の消化管組織切片のQPM画像は、図16の光学画像と比べて優れた画像の解像度と優れた画像コントラストをもたらす。さらに、QPM画像は定量位相情報も提供する。
図18〜図20は、例示的システムを様々な倍率に設定して撮影した位相差画像から生成された消化管組織切片試料のQPM画像を含む。図18は、Olympus YPlanFL 4x/0.13対物レンズ(プラン、蛍石、倍率4x、開口数0.13)を備えた顕微鏡を使用して得られた位相差画像から生成された薄い消化管組織切片のQPM画像を含む。図19は、Olympus YPlanFL 20x/0.5対物レンズ(プラン、蛍石、倍率20x、開口数0.5)を備えた顕微鏡を使用して得られた位相差画像から生成された薄い消化管組織切片のQPM画像を含む。図20は、Olympus UPlanSApo 40x/0.95対物レンズ(プラン、アクロマート、倍率40x、開口数0.95)を備えた顕微鏡を使用して得られた位相差画像から生成された薄い消化管組織切片のQPM画像を含む。図19及び図20に示すように、それぞれ20x及び40xと比較的高い倍率でも、QPM画像は良好な解像度と良好な画像コントラストを示している。
ラットの間葉幹細胞の結果例
図21〜図23は、例示的システムを様々な倍率に設定して撮影した位相差画像から生成されたラットの間葉幹細胞(MSC)の試料のQPM画像を含む。ラットのMSCはカバーガラスに載せて撮像した。MSCは、ラットの骨髄から得られる多能性幹細胞であり、分化して様々な細胞種類となることができる。図21は、顕微鏡にOlympus YPlanFL 4x/0.13対物レンズ(プラン、蛍石、倍率4x、開口数0.13)を備えた例示的システムを使用して得られた位相差画像から生成されたMSCのQPM画像を含む。図21は、Olympus YPlanFL 20x/0.5対物レンズ(プラン、蛍石、倍率20x、開口数0.5)を使用して得られた位相差画像から生成されたMSCのQPM画像を含む。図22は、Olympus UPlanSApo 40x/0.95対物レンズ(プラン、アクロマート、倍率40x、開口数0.95)を使用して得られた位相差画像から生成されたMSCのQPM画像を含む。図22及び図23に示すように、それぞれ20x及び40xと比較的高い倍率でも、MSCのQPM画像は良好な解像度と良好な画像コントラストを示している。
本発明の実施形態の一部の特徴を本明細書に例示し、記載したが、本出願に基づく多くの改変及び変更が当業者には明らかになろう。したがって、添付の特許請求の範囲は、本発明の真の範囲に該当するすべてのそのような改変及び変更を包含するものであることを理解されたい。
特許請求の範囲では限定事項の特定の組み合わせを挙げるが、本発明は、各独立請求項を単独で明示的に包含し、また、明らかに整合性のないものを除き、関連する従属請求項に明確に述べられる限定事項の可能な組み合わせとの関連で各独立請求項を包含する。
10 システム
12 光源
14 試料
15 光学素子
16 主光線
17 非回折光
18 回折光
20 主光線光学素子
22 対物レンズ
24 チューブレンズ
25 光
28 顕微鏡
30 ビームスプリッタ
32 第1の光線
34 第1の回折光線
36 第1の非回折光線
37 第1の非回折光線
38 第2の光線
39 合波光線
40 第2の回折光線
42 第2の非回折光線
44 レンズ
46 焦点面
48 マスク
49 開口部
50 レンズ
52 可動ミラーユニット
54 可動ミラー
56 圧電変換器
60 ビームスプリッタ
62 撮像装置(カメラ)
64 レンズ
66 ミラー
68 ミラー
69 レンズ
70 レンズ
100 コンピューティングデバイス
102 プロセッサ
102’ プロセッサ
104 プロセッサ
104’ プロセッサ
106 メモリ
110 ポインティングデバイス
114 仮想機械
116 記憶装置
118 オペレーティングシステム
122 表示装置
124 ユーザインターフェース
150 実行可能コード
160 顕微鏡/光源
170 撮像装置
180 ミラー位置コントローラ

Claims (10)

  1. 位相差イメージングのシステムであって、
    試料を主光線で照明するための光源と、
    主光線の経路内に試料の後にある少なくとも1つの主光線光学素子であって、試料で回折した光を集光し、試料で回折されない光を集光するように構成された主光線光学素子と、
    少なくとも1つの主光線光学素子で集光された光を、第1の回折光線及び第1の非回折光線を含む第1の光線と、第2の回折光線及び第2の非回折光線を含む第2の光線とに分割するように構成されたビームスプリッタと、
    第1の光線の経路内にある第1の光学素子であって、第1の非回折光線を焦点面で合焦させるように構成された第1の光学素子と、
    第1の回折光線の少なくとも一部を遮断し、合焦した第1の非回折光線の少なくとも一部を透過させるように構成された、焦点面又はその近傍にあるマスクと、
    第1の光線の経路内でマスクの後にある第2の光学素子と、
    第1の光線の経路内で第2の光学素子の後にある可動ミラーであって、選択された複数の相対位相ずれ各々を第1の光線に生じさせる位置に配置されるように構成された可動ミラーと、
    第1の光線の経路及び第2の光線の経路にある第2のビームスプリッタであって、可動ミラーから来る第1の光線と、第2の光線とを2次元撮像システムによる撮像のために合波するように構成された第2のビームスプリッタと
    を備えるシステム。
  2. 選択された複数の相対位相ずれが、ゼロ、π/2、及びπを含む、請求項1記載のシステム。
  3. 選択された複数の相対位相ずれがさらに3π/2を含む、請求項2記載のシステム。
  4. 光源低コヒーレンスの光線を生成し、任意には光線のコヒーレンス長が10μm未満である、請求項1乃至請求項のいずれか1項記載のシステム。
  5. マスク、合焦した第1の非回折光線の少なくとも一部を透過させるように構成された開口部を画定し、任意には、マスクが、第1の回折光線の大部分を遮断し、合焦した第1の非回折光線の大部分を透過させるように構成されている、請求項1乃至請求項のいずれか1項記載のシステム。
  6. 第2の光線の経路内に第3の光学素子、及び第2の光線の経路内に第4の光学素子をさらに備えていて、第3の光学素子第4の光学素子の焦点距離と等しい焦点距離を有しており、第4の光学素子が任意には第2の回折光線を撮像システムで合焦させるように構成されている、請求項1乃至請求項のいずれか1項記載のシステム。
  7. 第1のビームスプリッタから2D撮像装置までの第1の非回折光線の光学経路長は、第1のビームスプリッタから2D撮像装置までの第2の回折光線の光学経路長と等しい、請求項1乃至請求項のいずれか1項記載のシステム。
  8. 可動ミラーを、相対位相ずれがゼロになるように配置し、相対位相ずれがπ/2になるように配置し、相対位相ずれがπになるように配置して得られた測定2次元位相差画像に少なくとも部分的に基づいて定量位相画像を求めるようにプログラムされたコンピューティングデバイスをさらに備える、請求項1乃至請求項のいずれか1項記載のシステム。
  9. コンピューティングデバイスさらに、定量位相画像に基づいて、細胞及び/又は核を含む試料のセグメンテーションをラベルを使用せずに行うようにプログラムされており、任意には、定量位相画像の少なくとも一部に基づいて、細胞の単分子層試料について定量的な厚みの情報を生成するようにプログラムされている、請求項記載のシステム。
  10. 定量位相イメージングの方法であって、
    試料を通るように主光線を誘導し、
    試料で回折した光及び試料で回折されない光を集光し、
    集光された回折光及び非回折光を、第1の回折光線及び第1の非回折光線を含む第1の光線と、第2の回折光線及び第2の非回折光線を含む第2の光線とに分割し、
    第1の非回折光線を焦点面で合焦させ、
    焦点面又はその近傍で、第1の回折光線の少なくとも一部を遮断し、合焦した第1の非回折光線の少なくとも一部を透過させ、
    透過した第1の非回折光線部分を相対位相シフト素子に誘導し、
    相対位相シフト素子からの第1の光線と第2の光線を合波して合波光線を得、
    合波光線を2次元撮像装置に誘導して位相差画像を生成し、
    相対位相シフト素子を調節して、第1の光線と第2の光線との間の約ゼロの相対位相ずれに対応する位相差画像を取得し、
    相対位相シフト素子を調節して、位相をずらした第1の光線と第2の光線との間の約π/2の相対位相ずれに対応する位相差画像を取得し、
    相対位相シフト素子を調節して、位相をずらした第1の光線と第2の光線との間の約πの相対位相ずれに対応する位相差画像を取得し、
    約ゼロの相対ずれに対応する少なくとも1つの位相差画像、約π/2の相対ずれに対応する少なくとも1つの位相差画像、及び約πの相対ずれに対応する少なくとも1つの位相差画像に少なくとも部分的に基づいて、コンピューティングデバイスを使用して定量位相画像を生成する
    ことを含む方法。
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