[go: up one dir, main page]

JP6277111B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ Download PDF

Info

Publication number
JP6277111B2
JP6277111B2 JP2014232813A JP2014232813A JP6277111B2 JP 6277111 B2 JP6277111 B2 JP 6277111B2 JP 2014232813 A JP2014232813 A JP 2014232813A JP 2014232813 A JP2014232813 A JP 2014232813A JP 6277111 B2 JP6277111 B2 JP 6277111B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
tire
support member
tread portion
pneumatic tire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014232813A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016094163A (ja
Inventor
一泰 榊原
一泰 榊原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP2014232813A priority Critical patent/JP6277111B2/ja
Priority to US14/837,853 priority patent/US10000096B2/en
Priority to CN201510599620.6A priority patent/CN105599548B/zh
Priority to DE102015117856.7A priority patent/DE102015117856B4/de
Publication of JP2016094163A publication Critical patent/JP2016094163A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6277111B2 publication Critical patent/JP6277111B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C19/00Tyre parts or constructions not otherwise provided for
    • B60C19/002Noise damping elements provided in the tyre structure or attached thereto, e.g. in the tyre interior

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Description

本発明は、トレッド部内面に板状部材を取り付けることにより、空洞共鳴音を低減し得る空気入りタイヤに関するものである。
車両が荒れた路面を走行したり、路面の継ぎ目を乗り越えたりすると、車内にロードノイズと呼ばれる騒音が発生することがある。ロードノイズは、タイヤが関係する騒音の一つであり、路面の凹凸が入力となってタイヤが加振されると、その振動によってタイヤ内部での空洞共鳴音が励起され、車内での騒音を引き起こす。
特許文献1には、ロードノイズを低減する目的で、リムと空気入りタイヤとで囲まれるタイヤ内腔にスポンジ材からなる制音材を配した空気入りタイヤが記載されている。しかし、このようなスポンジ材は、タイヤ全体の重量を増加させて燃費の悪化を引き起こすおそれがある。また、多くのスポンジ材を要するため、コストの上昇を招くという問題もある。
特許文献2には、大きなコスト増を抑制しながらロードノイズの悪化を防止する目的で、タイヤ内周面とリム外周面との間に形成される空気室内に、該空気室内を周方向に区画する隔壁が設けられている空気入りタイヤが記載されている。隔壁により空気室内を周方向に区画することで、空気室内の気柱の等価長が短くなり、気柱共鳴の共鳴周波数をシフトさせることができるため、気柱共鳴によるロードノイズの悪化を防止できる。
また、特許文献3には、重量の増加を抑制しながら空洞共鳴音に起因するロードノイズを低減する目的で、タイヤ内腔内をほぼ軸方向に延びる薄肉の弾性仕切板をタイヤの内壁に備える空気入りタイヤが記載されている。タイヤ内腔内に弾性仕切板を設けることで、タイヤ内腔内全体の音圧モードが変化し、車内騒音レベルが低減される。
しかしながら、このような隔壁や仕切板は、それら自身が振動し、新たな音源として空洞共鳴音によるロードノイズを悪化させる可能性がある。
特開2006−306302号公報 特開平7−117404号公報 特開平5−294102号公報
そこで、本発明の目的は、重量増加やコスト増を抑制しつつ、空洞共鳴音を低減できる空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的は、下記の如き本発明により達成できる。
即ち、本発明の空気入りタイヤは、タイヤ周方向に間隔を空けて配置される少なくとも2つの取付部にてトレッド部内面に対して取り付けられ、かつ隣り合う前記2つの取付部間で前記トレッド部内面との間に空間を有する板状部材を備え、前記空間に向かって貫通する貫通孔が前記板状部材に形成されており、前記板状部材を支持可能な支持部材が前記空間に配置されていることを特徴とする。
本発明の空気入りタイヤは、貫通孔が形成された板状部材がトレッド部内面に取り付けられている。板状部材は、タイヤ周方向に間隔を空けて配置される2つの取付部にて取り付けられ、この2つの取付部間でトレッド部内面との間に空間を有している。すなわち、取付部間でトレッド部内面から浮いた状態となった板状部材に貫通孔が形成されている。一般に、音が貫通孔を通過すると、空気と貫通孔の内壁面との摩擦による粘性減衰と、通過によって発生する渦による圧力損失減衰とが生じるため、音が減衰する。よって、貫通孔が形成された板状部材をトレッド部内面に取り付けることで、タイヤ内の音が貫通孔を通過するため、空洞共鳴音を減衰させて低減することができる。また、スポンジ材等の吸音材や制音材を大量に設ける必要がないため、重量増加やコスト増を抑制できる。さらに、本発明では、板状部材とトレッド部内面との間の空間に支持部材を配置しているため、タイヤの回転に伴う遠心力により板状部材がトレッド部内面に押し潰されて貫通孔が閉塞されることを防ぐことができる。これにより、低速度〜中速度のみならず高速度においても空洞共鳴音を減衰させて低減することができる。
本発明にかかる空気入りタイヤにおいて、前記支持部材は、多孔質材料で形成されていることが好ましい。
この構成によれば、支持部材による重量増加を抑制しつつ、支持部材自体の吸音効果を得ることができる。
本発明にかかる空気入りタイヤにおいて、前記支持部材は、タイヤ幅方向に沿って延びる筒状であることが好ましい。
支持部材が筒状の場合、内部に空気層が形成されるため、多孔質材料からなる支持部材を通過する音を吸音する効果が高くなる。
本発明にかかる空気入りタイヤにおいて、前記支持部材は、前記板状部材と前記トレッド部内面とにより挟持されていることが好ましい。
この構成によれば、走行中に支持部材が空間から脱落するのを防止できる。また、支持部材を板状部材又はトレッド部内面に対して接着剤等で固定する必要がないため、重量増加を抑制できる。
本発明にかかる空気入りタイヤにおいて、複数の前記板状部材がタイヤ周方向に等間隔に配置されることが好ましい。
この構成によれば、板状部材を複数設けることで、板状部材による減衰効果を高めて、空洞共鳴音を効果的に低減することができる。また、板状部材をタイヤ周方向に等間隔で配置することにより、ユニフォミティや重量バランスの悪化を抑制できる。
本発明の空気入りタイヤの一例を示す斜視図 空気入りタイヤのタイヤ子午線断面図 空気入りタイヤのタイヤ周方向断面図 板状部材を拡大して示す拡大断面図 板状部材の平面図 他の実施形態に係る空気入りタイヤのタイヤ周方向断面図 他の実施形態に係る空気入りタイヤの正面図 他の実施形態に係る空気入りタイヤの正面図 他の実施形態に係る空気入りタイヤのタイヤ周方向断面図 他の実施形態に係る空気入りタイヤのタイヤ周方向断面図 他の実施形態に係る空気入りタイヤの正面図 他の実施形態に係る空気入りタイヤの正面図 他の実施形態に係る空気入りタイヤの正面図 他の実施形態に係る支持部材の斜視図 他の実施形態に係る空気入りタイヤのタイヤ周方向断面図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、空気入りタイヤの一例を示す斜視図である。図2Aは、空気入りタイヤのタイヤ子午線断面図の一例である。図2Bは、空気入りタイヤのタイヤ周方向断面図の一例である。ここで、Hはタイヤ断面高さを示している。なお、タイヤ断面高さHは、タイヤ子午線断面において、JATMA規定の空気圧を充填した状態で、ノミナルリム径からトレッド表面までの高さである。
空気入りタイヤ1は、図1及び図2Aに示されるように、一対の環状のビード部11と、そのビード部11の各々からタイヤ径方向外側に延びるサイドウォール部12と、そのサイドウォール部12の各々のタイヤ径方向外側端に連なるトレッド部13とを備えている。
空気入りタイヤ1は、トレッド部内面13aに取り付けられた板状部材2を備える。板状部材2は、タイヤ周方向CDに間隔を空けて配置される2つの取付部2a,2bにてトレッド部内面13aに取り付けられている。板状部材2は、2つの取付部2a,2bの間でタイヤ径方向内側へ向かって凸となるように湾曲しており、隣り合う2つの取付部2a,2b間でトレッド部内面13aとの間に空間21を有する。
本実施形態では、板状部材2の両端にそれぞれ取付部2a,2bが配置されているが、取付部2a,2bは必ずしも板状部材2の両端に配置される必要はない。また、1枚の板状部材2に対し、取付部を少なくとも2つ配置すればよく、3つ以上の取付部を配置してもよい。
板状部材2には、空間21に向かって貫通する貫通孔3が形成されている。貫通孔3は、1個でもよいが、本実施形態のように複数個形成されているのが好ましい。なお、貫通孔3の貫通方向は、板状部材2の板面に対して垂直である必要はなく、貫通孔3が空間21の外部から内部へ貫通すればよい。
ここで、貫通孔3による空洞共鳴音の減衰効果について説明する。音が貫通孔3を通過する際、媒質としての空気と貫通孔3の内壁面との摩擦によって空洞共鳴音が減衰する(粘性減衰)。また、音が貫通孔3を通過すると、通過によって発生する渦による圧力損失によって空洞共鳴音が減衰する(圧力損失減衰)。そのため、貫通孔3が形成された板状部材2をトレッド部内面13aに取り付けることで、タイヤ内の音が貫通孔3を通過するため、空洞共鳴音を減衰させて低減することができる。
さらに、音が貫通孔3を通過する際の粘性減衰と圧力損失減衰には、空気の粒子速度が関係しており、粒子速度が大きい部位に貫通孔3を配置するほど空洞共鳴音の減衰に効果的である。さらに,空気の流れが速度に上乗せされるため、回転するタイヤにおいて、空気の流れが有る場所に貫通孔3を配置するのが好ましい。
図3は、貫通孔3が形成された板状部材2を拡大して示す拡大断面図である(ただし、後述する支持部材は図示していない)。タイヤ内の空気の流れを矢印で示している。タイヤ内には路面との接地によるタイヤの変形により発生する空気の流れSrと、変形の復元によって発生するタイヤ周方向CDの空気の流れScが存在する。トレッド部内面13aを覆うように板状部材2を配置することで、路面からの入力によって発生する音とタイヤ径方向の空気流れSrが貫通孔3を通過するため、空洞共鳴音を効果的に低減できる。さらに、板状部材2をタイヤ径方向内側へ向かって凸となるように湾曲させて取り付けることで、タイヤ周方向CDに伝達する音とタイヤ周方向CDの空気流れScが貫通孔3を通過するため、空洞共鳴音を効果的に低減できる。
また、空気の流れはトレッド部内面13aに近いほど速く、そのため、本発明では、貫通孔3が形成された板状部材2をトレッド部内面13aに取り付けている。
空間21には、板状部材2を支持可能な支持部材20が配置されている。板状部材2は、重量増加を抑制するためには板厚を薄くすることが好ましいが、板厚を薄くすると、タイヤが高速度で回転する場合に、遠心力により板状部材2がトレッド部内面13aに押し潰されて貫通孔3が閉塞され、貫通孔3による空洞共鳴音の低減効果が得られない、もしくは低下するおそれがある。一方、板状部材2を厚くしたり、硬くしたりすることで板状部材2の変形を抑えることができるが、重量が増加したり、タイヤの変形への追従性が阻害されたりするため、他性能や耐久面への悪影響の懸念がある。本発明によれば、空間21に支持部材20を配置することで、板状部材20が押し潰されるのを防ぐことができるため、低速度〜中速度のみならず高速度においても空洞共鳴音を低減することができる。
支持部材20は、多孔質材料で形成されていることが好ましい。これにより、支持部材20による重量増加を抑制しつつ、支持部材20自体の吸音効果を得ることができる。ここで、多孔質材料とは、例えば、スポンジ、不織布等である。多孔質材料としては、これらに限定されないが、軟質ポリウレタンフォームからなるスポンジが好ましく用いられる。また、多孔質材料として不織布を用いる場合には、不織布を丸めたり、折り畳んだりすることで支持部材20を形成する。
本実施形態の支持部材20は、タイヤ幅方向WDに沿って延びる筒状となっている。支持部材20が筒状の場合、内部に空気層が形成されるため、多孔質材料からなる支持部材20を通過する音を吸音する効果が高くなる。ただし、支持部材20の形状は、板状部材2を遠心力に抗して支持可能な形状であれば特に限定されず、中実の柱状等でもよい。また、支持部材20は、板状部材2のタイヤ幅方向全体を支持する必要はなく、板状部材2の少なくとも一部を支持することができる形状であればよい。
また、支持部材20の形状は円筒状が特に好ましい。支持部材20が円筒状の場合、あらゆる角度からの音に対して吸音効果を発揮できる。ただし、支持部材20の断面形状は、円形のほか、三角形、四角形等の多角形でもよい。
支持部材20は、板状部材2とトレッド部内面13aとにより挟持されていることが好ましい。支持部材20が上記のような多孔質材料で形成されている場合、支持部材20の高さを板状部材2とトレッド部内面13aとの間隔よりも高くし、支持部材20を圧縮した状態で配置すればよい。ただし、支持部材20の高さは、板状部材2とトレッド部内面13aとの間隔よりも低くしてもよく、この場合、支持部材20は接着剤や粘着テープ等でトレッド部内面13aに固定される。
板状部材2の板厚は、0.1〜10mmが好ましく、0.5〜2mmがより好ましい。板状部材2の板厚を0.1mmよりも薄くすると、板状部材2による空洞共鳴音の低減効果が小さくなる。一方、板状部材2の板厚を10mmよりも厚くすると、板状部材2によってトレッド部内面13aの局所的な重量増となり、高速ユニフォミティの悪化やそれに伴う振動、乗り心地が悪化する傾向にある。
板状部材2のタイヤ赤道におけるトレッド部内面13aからの最大高さHpは、タイヤ断面高さHの1/10(または10mm)以上であることが好ましい。板状部材2の最大高さHpをタイヤ断面高さHの1/10(または10mm)より低くすると、板状部材2による空洞共鳴音の低減効果が小さくなる。一方、板状部材2の最大高さHpは、タイヤ断面高さHの1/2以下であることが好ましい。板状部材2の最大高さHpをタイヤ断面高さHの1/2より高くすると、リム組み付け時に板状部材2がリムフランジ等と接触して故障のおそれがある。
板状部材2のタイヤ幅方向WDの幅Wpは、接地幅Wの30〜120%であることが好ましい。板状部材2の幅Wpを接地幅Wの30%より狭くすると、空洞共鳴音の低減効果が小さくなる。一方、板状部材2の幅Wpを接地幅Wの120%より広くすると、接地の際の変形によりサイドウォール内面との接触や曲面への追従性の悪化が懸念され、故障の原因となる可能性がある。
板状部材2のタイヤ周方向長さLpは、接地長の1/2以下であることが好ましく、1/3以下であることがより好ましい。板状部材2のタイヤ周方向長さLpは、踏込と蹴出における接地部をカバーするため、接地長を2つ以上に分割できるサイズが好ましい。
図4は、板状部材2の一部を平面状に広げた状態を示す平面図である。貫通孔3の孔径φは、0.4〜10mmが好ましく、1〜3mmがより好ましい。孔径φが0.4mmよりも小さいと、音や空気が通過する際の抵抗が過大となり、効果的でなくなる上、生産的にも困難である。一方、孔径φが10mmよりも大きいと、音や空気が通過する際の抵抗が過小となり、減衰の効果が小さくなる。
また、開孔率Pは、1〜20%が好ましく、1〜10%がより好ましい。開孔率Pが1%よりも小さいと、音や空気が通過する際の抵抗が過大となり、効果的でなくなる。一方、開孔率Pが20%よりも大きいと、音や空気が通過する際の抵抗が過小となり、減衰の効果が小さくなる。貫通孔3同士の孔間隔をtとすると、本実施形態のように複数の貫通孔3を上下左右に並列に並べた場合の開孔率Pは、P=(π×φ)/(4×t)で定義される。例えば、孔径φを3mm、孔間隔tを10mmとすると、開孔率Pは約7%となる。
貫通孔3同士の孔間隔tは、上記の式を用いることで開孔率Pと孔径φにより適宜設定されるが、例えば、孔間隔tは、1〜30mmが好ましく、5〜15mmがより好ましい。孔間隔tが1mmよりも小さいと、必然的に孔数が多くなり、音や空気が通過する際の抵抗が過小となり、減衰の効果が小さくなるうえ、板そのものの強度が損なわれる。一方、孔間隔tが30mmよりも大きいと、必然的に孔数が少なくなり,得られる減衰の効果が小さくなる。
板状部材2は、板状もしくはフィルム状の樹脂で形成されている。樹脂としては、PET、PU、TPU、PVC、PC、PE、PEN等の汎用の樹脂が例示される。
板状部材2は、取付部2a,2bにてトレッド部内面13aに取り付けられる。板状部材2は、接着剤や両面テープ等でトレッド部内面13aに固定される。このとき、図5に示すように、板状部材2は、クッション層4を介してトレッド部内面13aに固定されることが好ましい。クッション層4は、伸縮性を有するクッション層本体41と、クッション層本体41の両側の接着剤層42,43とで構成されている。これにより、クッション層4中のクッション層本体41が変形して、タイヤ内周面13aの曲面の形状と接地時の変形に追従できるので、板状部材2をトレッド部内面13aに安定して固定することができる。
板状部材2の重量は、15g以下が好ましく、10g以下がより好ましい。板状部材2の重量はトレッド部内面13aの局所的な重量増となり、高速ユニフォミティの悪化やそれに伴う振動、乗り心地が悪化する傾向にある。なお、上記のクッション層4を設ける場合には、板状部材2とクッション層4を合わせた総重量を20g以下とするのが好ましく、15g以下とするのがより好ましい。
[他の実施形態]
(1)本発明において、空気入りタイヤ1は、複数の板状部材2を備えるのが好ましく、図6に示すように、複数の板状部材2は、タイヤ周方向CDに等間隔に配置されるのが好ましい。また、複数の板状部材2は、図7に示すように隣り合う板状部材2同士を繋げるように配置されることもできる。
(2)本発明において、図8に示すように、板状部材2とトレッド部内面13aとの間の空間21に、別の板状部材2Aが配置されることが好ましい。これにより、タイヤ径方向及びタイヤ周方向に流れる空気が複数の板状部材2,2Aの貫通孔3を通過することになるため、空洞共鳴音を効果的に低減することができる。支持部材20は、図8に示すように、板状部材2と板状部材2Aとの間、及び板状部材2Aとトレッド部内面13aとの間の両方にそれぞれ配置されてもよいが、いずれか一方のみに配置されてもよい。板状部材2と板状部材2Aとの間に支持部材20を配置した方が、トレッド部内面13aに接触しないため耐久性には有利である。なお、板状部材は、図8のように2枚重ねて配置されてもよく、3枚以上重ねて配置されてもよい。
(3)本発明において、図9に示すように、板状部材2の板面に多孔質吸音板5が貼り付けられており、多孔質吸音板5には貫通孔3と対応する位置に貫通孔6が形成されていることが好ましい。多孔質吸音板5は、板状部材2の少なくとも一方の板面に貼り付けられていればよいが、板状部材2の両方の板面に貼り付けられてもよい。また、多孔質吸音板5は、板状部材2の2つの板面のうち空間21に面する板面に貼り付けられていることが特に好ましい。さらに、図9のような多孔質吸音板5を貼り付けた板状部材2を、図8のように複数重ねて配置してもよい。多孔質吸音板5の材質としては、特に限定されないが、軟質ポリウレタンフォームからなるスポンジが好ましく用いられる。ただし、多孔質吸音板5の材質は、吸音効果があれば、軟質ポリウレタンフォームでなくともよく、グラスウール、不織布等の繊維体でもよい。多孔質吸音板5の板厚は、3〜15mmが好ましい。
(4)図10に示すように、板状部材2のタイヤ径方向内側に、貫通孔が形成された多孔板7を配置してもよい。多孔板7にも貫通孔が形成されており、多孔板7にも板状部材2と同様に空洞共鳴音を低減する効果があるため、空洞共鳴音をさらに低減することができる。
(5)前述の実施形態では、板状部材2は、2つの取付部2a,2bの間でタイヤ径方向内側へ向かって凸となるように湾曲した形状をしている。図11に他の実施形態の板状部材2の側面図を示す。図11のように、板状部材2は、湾曲していても屈曲していてもよく、隣り合う2つの取付部2a,2b間でトレッド部内面13aとの間に空間21を有する形状であれば特に限定されない。
(6)支持部材20の形状は、前述のものに限定されない。例えば、図12(a)のように中実の円柱状でもよい。また、図12(b)のように中実の四角柱でもよい。また、図12(c)のように支持部材20を複数配置してもよい。
(7)また、支持部材20は、多孔質材料で形成されていなくともよい。例えば、支持部材20は、図13に示すような樹脂製のフレームでもよい。樹脂としては、PET、PU、TPU、PVC、PC、PE、PEN等の汎用の樹脂が例示される。なお、フレームの形状は、図13のような台形断面のものに限定されず、三角形断面、矩形断面などでも構わない。
(8)本発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能である。例えば、図14に示すように、図5に示す実施形態に板状部材2Bを追加した構成でもよい。すなわち、板状部材2とトレッド部内面13aとの間の空間21であって、支持部材20とトレッド部内面13aとの間に別の板状部材2Bが配置される。この構成によれば、支持部材20とトレッド部内面13aが直接接触することを避けることができ、お互いの損傷を防止することができる。例えば、支持部材20が脆弱なスポンジで形成されている場合、支持部材20とトレッド部内面13aが直接接触すると、支持部材20が損傷しやすく、一方、支持部材20が硬質な樹脂製のフレームで構成されている場合、支持部材20とトレッド部内面13aが直接接触すると、トレッド部内面13aが損傷しやすい。図のように板状部材2Bをトレッド部内面13aに非接触の状態で取り付け、板状部材2と板状部材2Bとの間に支持部材20を配置することで、支持部材20とトレッド部内面13aの損傷を防止できる。
以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例等について説明する。なお、実施例等における評価項目は下記のようにして測定を行った。
ノイズ計測
タイヤサイズ195/65R15の空気入りタイヤを実車に装着し、60km/h及び80km/hにて凹凸路面を走行した際の運転席での音圧レベル(dB)を計測した。評価は、参考例を100としたときの指数で示し、数値が小さいほど空洞共鳴音が小さいことを示す。評価結果を表1に示す。
参考例
板状部材及び支持部材を設けないものを参考例とした。
比較例1
参考例に対し、板状部材を設けたものを比較例1とした。
比較例2
参考例に対し、一方の板面にスポンジ(多孔質吸音板)を貼り付けた板状部材を2枚設けたものを比較例2とした。
実施例1
比較例1に対し、図13に示すような樹脂製のフレームを配置したものを実施例1とした。
実施例2
比較例1に対し、図12(a)に示すような円柱状のスポンジを配置したものを実施例2とした。
実施例3
比較例1に対して、図2Bに示すような円筒状のスポンジを配置したものを実施例3とした。
実施例4
比較例2に対し、円柱状のスポンジを、板状部材と板状部材の間及び板状部材とトレッド部内面の間にそれぞれ配置したものを実施例4とした。
Figure 0006277111
表1の結果から以下のことが分かる。実施例1〜4の空気入りタイヤは、参考例と比べて、空洞共鳴音を低減できた。また、実施例1〜4の空気入りタイヤは、高速度(80km/h)においても中速度(60km/h)と同等に空洞共鳴音を低減できた。比較例1及び2の空気入りタイヤは、中速度(60km/h)では空洞共鳴音を低減できたが、高速度(80km/h)では遠心力により板状部材が押し潰されたため、空洞共鳴音を低減できなかった。
1 空気入りタイヤ
2 板状部材
2a 取付部
2b 取付部
3 貫通孔
20 支持部材
21 空間
CD タイヤ周方向

Claims (5)

  1. タイヤ周方向に間隔を空けて配置される少なくとも2つの取付部にてトレッド部内面に対して取り付けられ、かつ隣り合う前記2つの取付部間で前記トレッド部内面との間に空間を有する板状部材を備え、
    前記空間に向かって貫通する貫通孔が前記板状部材に形成されており、
    前記板状部材を支持可能な支持部材が前記空間に配置されていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記支持部材は、多孔質材料で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記支持部材は、タイヤ幅方向に沿って延びる筒状であることを特徴とする請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記支持部材は、前記板状部材と前記トレッド部内面とにより挟持されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 複数の前記板状部材がタイヤ周方向に等間隔に配置されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。


JP2014232813A 2014-11-17 2014-11-17 空気入りタイヤ Active JP6277111B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014232813A JP6277111B2 (ja) 2014-11-17 2014-11-17 空気入りタイヤ
US14/837,853 US10000096B2 (en) 2014-11-17 2015-08-27 Pneumatic tire
CN201510599620.6A CN105599548B (zh) 2014-11-17 2015-09-18 充气轮胎
DE102015117856.7A DE102015117856B4 (de) 2014-11-17 2015-10-20 Druckluftreifen

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014232813A JP6277111B2 (ja) 2014-11-17 2014-11-17 空気入りタイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016094163A JP2016094163A (ja) 2016-05-26
JP6277111B2 true JP6277111B2 (ja) 2018-02-07

Family

ID=55855147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014232813A Active JP6277111B2 (ja) 2014-11-17 2014-11-17 空気入りタイヤ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10000096B2 (ja)
JP (1) JP6277111B2 (ja)
CN (1) CN105599548B (ja)
DE (1) DE102015117856B4 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101775797B1 (ko) * 2015-11-30 2017-09-06 한국타이어 주식회사 흡음재 고정밴드를 구비하는 타이어 흡음재고정구조 및 이의 포함하여 제조되는 타이어
JP6620008B2 (ja) * 2015-12-21 2019-12-11 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ及びタイヤ・リム組立体
JP6771291B2 (ja) * 2016-02-29 2020-10-21 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 吸音構造体及び空気入りタイヤ
JP6291520B2 (ja) * 2016-05-13 2018-03-14 東洋ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ及び空気入りタイヤの製造方法
JP6272944B2 (ja) * 2016-05-13 2018-01-31 東洋ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ及び空気入りタイヤの製造方法
JP2018184057A (ja) * 2017-04-25 2018-11-22 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ
JP2019001395A (ja) * 2017-06-19 2019-01-10 株式会社ブリヂストン 制音部材付き空気入りタイヤ、タイヤ・リム組立体、及び制音部材
GB201721970D0 (en) 2017-12-27 2018-02-07 Apollo Tyres Global R & D Bv Noise reducing tyre
JP7238562B2 (ja) * 2019-04-11 2023-03-14 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
KR102044888B1 (ko) 2019-04-12 2019-11-14 한국타이어앤테크놀로지 주식회사 공명 소음 저감 구조를 가진 공기입 타이어
CN113682090B (zh) * 2021-05-08 2025-10-17 中策橡胶集团股份有限公司 一种轮胎噪音降低系统
WO2025126433A1 (ja) * 2023-12-14 2025-06-19 株式会社レゾナック 共鳴吸音体

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5294102A (en) 1976-02-03 1977-08-08 Sony Corp Manual operation mechanism of fully-automatic player
DE2946273C2 (de) 1979-11-16 1987-05-14 Messerschmitt-Bölkow-Blohm GmbH, 8000 München Einrichtung zur Verringerung des Reifenlärms
JPH05294102A (ja) 1992-04-17 1993-11-09 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JP3003478B2 (ja) 1993-10-28 2000-01-31 三菱自動車工業株式会社 隔壁付きタイヤ構造
DE10050595A1 (de) * 2000-10-12 2002-04-18 Oskar Bschorr Aktoren zur Neutralisation profilbedingter Reifenschwingungen
DE60209053T2 (de) * 2001-04-16 2006-09-28 Sumitomo Rubber Industries Ltd., Kobe Reifengeräusch reduzierende Vorrichtung
JP3988587B2 (ja) * 2002-08-28 2007-10-10 東海ゴム工業株式会社 防音タイヤ
JP2004168212A (ja) * 2002-11-21 2004-06-17 Tokai Rubber Ind Ltd 車輪用吸音装置および該吸音装置を備えた車輪
JP4353502B2 (ja) 2003-02-21 2009-10-28 横浜ゴム株式会社 タイヤ/ホイール組立体及び騒音低減用内装体
FR2861650B1 (fr) * 2003-11-05 2006-01-06 Michelin Soc Tech Dispositif de fixation d'un module de surveillance sur la surface interieure d'un pneumatique
JP3947178B2 (ja) 2004-03-29 2007-07-18 住友ゴム工業株式会社 タイヤとリムとの組立体およびこれに用いるサポートリング
JP4330550B2 (ja) 2005-04-28 2009-09-16 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤとリムとの組立体
JP4175480B2 (ja) * 2005-04-28 2008-11-05 横浜ゴム株式会社 騒音低減装置及びその製造方法、並びに、騒音低減装置を備えた空気入りタイヤ
JP4980621B2 (ja) * 2006-01-06 2012-07-18 株式会社ブリヂストン 取付パッチ構造及び空気入りタイヤ
JP2008080969A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ及び車輪構造
WO2009124182A1 (en) 2008-04-03 2009-10-08 Tire Acoustics, Llc Tire and wheel noise reducing device and system
JP5347555B2 (ja) * 2008-05-09 2013-11-20 横浜ゴム株式会社 タイヤ騒音低減装置及びこれを装着した空気入りタイヤ
JP5267288B2 (ja) 2008-05-09 2013-08-21 横浜ゴム株式会社 タイヤ騒音低減装置
DE102009024454A1 (de) 2009-06-10 2010-12-16 Audi Ag Luftreifen
JP5111540B2 (ja) * 2010-03-12 2013-01-09 東洋ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
GB2483255A (en) 2010-09-01 2012-03-07 Bentley Motors Ltd Tyre cavity noise absorber
JP6294184B2 (ja) 2014-08-01 2018-03-14 東洋ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ

Also Published As

Publication number Publication date
US10000096B2 (en) 2018-06-19
JP2016094163A (ja) 2016-05-26
CN105599548A (zh) 2016-05-25
US20160137010A1 (en) 2016-05-19
CN105599548B (zh) 2017-08-29
DE102015117856B4 (de) 2021-07-08
DE102015117856A1 (de) 2016-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6277111B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6294184B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6291520B2 (ja) 空気入りタイヤ及び空気入りタイヤの製造方法
JP6272944B2 (ja) 空気入りタイヤ及び空気入りタイヤの製造方法
CN100400313C (zh) 轮胎噪音降低系统及具有噪音消减器的充气轮胎
CN103079842B (zh) 轮胎空腔噪音吸收器
ES2670771T3 (es) Rueda insonorizada para vehículo ferroviario
KR102229485B1 (ko) 관통구멍형 흡음부재를 구비한 공기입 타이어
KR20100005511A (ko) 흡음 댐퍼를 부착한 저소음 공기입 타이어
JP2002307905A (ja) 空気入りタイヤとリムとの組立体
JP6529833B2 (ja) 非空気圧タイヤ
JP7089418B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6994373B2 (ja) 空気入りタイヤの製造方法
KR102234460B1 (ko) 장단빗면형 흡음부재를 구비한 공기입 타이어
JP2015116865A (ja) 空気入りタイヤ
KR102247474B1 (ko) 오목홈형 흡음부재를 구비한 공기입 타이어
JP4728790B2 (ja) 空気入りタイヤとリムとの組立体
JP2017007360A (ja) 非空気圧タイヤ
CN203818942U (zh) 用于减小在轮胎运行中出现的声发射的模制品
EP2907678A1 (en) Noise absorber inside the tire cavity

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170522

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6277111

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250