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JP6240221B2 - 電子機器および電子機器用の透光性カバー部材 - Google Patents

電子機器および電子機器用の透光性カバー部材 Download PDF

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Description

電子機器および電子機器用の透光性カバー部材に関する。
従来、無線通信部や画像表示デバイス等の複数の機能部をケース内に収容した電子機器が用いられている。近年では、比較的大きな画像を表示するとともにタッチパネル等の入力装置を備える、いわゆるスマートフォン端末やタブレット端末といわれる携帯型の電子機器が急速に普及している。例えば特許文献1には、このようないわゆるスマートフォン端末に関する技術が開示されている。これら携帯型の電子機器の外装体には、例えばアミノケイ酸ガラス等からなるいわゆる強化ガラスや、樹脂材料からなるケース部材等が用いられている。
特開2011−61316号公報
近年、画像表示デバイスの画像表示面から発する光による操作者の眼への悪影響についての懸念が高まっている。特に、紫外線や、いわゆる高エネルギー可視光線とよばれている青色から紫色の可視光は、目に比較的大きなダメージを与える可能性があると考えられている。
携帯型の電子機器には、画像表示デバイスとして液晶パネルが多く使われており、この液晶表示パネルには主にLEDランプを備えたバックライトユニットが使われている。LEDランプは、例えば波長300nm以下の短い波長領域の光が比較的多い。このような短い波長領域の光は、エネルギーが比較的高い。従来の強化ガラスからなる透光性カバー部材では、このような高いエネルギーの波長領域における光の透過率が比較的高いため、電子機器の操作者の眼に比較的多くのエネルギーの光が入射するといった問題点があった。
画像表示面を有する画像表示デバイスと、少なくとも一部が前記画像表示面に対向するよう配置された透光性カバー部材とを有する電子機器であって、前記透光性カバー部材はアルミナ(Al)を主成分とし、Co、Ni、Na、Ti、Cr、Fe、およびCuの少なくとも1種以上を合計で3×10 −4 質量%以上含む単結晶体を含み、当該単結晶体は、波長260nmの光の透過率(%)が、波長550nmの光の透過率(%)の9
2%未満であることを特徴とする電子機器を提供する。
また、電子機器用の透光性カバー部材であって、前記透光性カバー部材はアルミナ(Al)を主成分とし、Co、Ni、Na、Ti、Cr、Fe、およびCuの少なくとも1種以上を合計で3×10 −4 質量%以上含む単結晶体を含み、当該単結晶体は、波長260nmの光の透過率(%)が、波長550nmの光の透過率(%)の92%未満であることを特徴とする電子機器用の透光性カバー部材を提供する。
電子機器の操作者の眼に入射する、紫外線や高エネルギー可視光線の量を抑制することができる。
(a)電子機器の外観を示す斜視図であり、(b)は(a)に示す電子機器が備える透光性カバー部材の概略斜視図である。 電子機器の外観を示す前面図である。 電子機器の外観を示す裏面図である。 電子機器を示す断面図である。 人間の比視感度のグラフである。 透光性カバー部材の分光透過率の一例を示すグラフである。 図6と異なる態様の透光性カバー部材の分光透過率の一例を示すグラフである。 電子機器の電気的構成を示すブロック図である。 圧電振動素子を示す平面図である。 圧電振動素子を示す側面図である。 圧電振動素子が撓む様子を示す図である。 圧電振動素子が撓む様子を示す図である。 透光性カバー部材を示す平面図である。 気導音及び伝導音を説明するための図である。
以下、図面を参照して本願発明の実施形態について説明する。
<電子機器の外観>
図1〜4に示されるように、電子機器100は、透光性カバー部材1とケース部分2と画像表示面52aを有する画像表示デバイス52とを備えている。透光性カバー部材1は、平面視において略長方形状の基板である。透光性カバー部材1とケース部分2とは組み合わされることによって機器ケース3を構成している。いわゆる携帯電話やスマートフォン端末やタブレット端末、携帯型ゲーム端末などは、操作者の視認性や操作性を高くする観点から、画像表示面を長方形状とすることが好ましく、長方形状の透光性カバー部材1は、これら各種デバイスの画像表示面によく適応し、汎用性が高い。
透光性カバー部材1は、少なくとも一部が画像表示面52aに対向するよう配置されている。透光性カバー部材1は、例えば、電子機器100の画像表示面52aが平面状の場合、画像表示面52aに対向する平面状の一方主面1Aを備える基板状部材を用いてもよい。さらに一方主面1Aに平行な他方主面1Bとを備える基板状部材であってもよい。
透光性カバー部材1は、アルミナ(Al)を主成分とする単結晶体からなる基板を有している。アルミナ(Al)の単結晶は、一般的にはサファイアと呼ばれ、強化ガラス等と比較して傷がつき難く、割れ難く、かつ熱伝導性が高くひいては放熱性が高い等の特徴を有している。
透光性とは、可視光領域の光の透過率が比較的高いことをいい、例えば波長400nmから760nmの範囲の光の透過率がいずれの波長でも80%以上であることをいう。理想的に完全なアルミナ(Al)の単結晶は、無色透明であって、例えば波長260nmの光の透過率(%)が、波長550nmの光の透過率(%)の94%程度であることが知られている。これに対して本実施形態の透光性カバー部材1は、波長260nmの光の透過率(%)が、波長550nmの光の透過率(%)の92%未満となっている。例えば透光性カバー部材1が、波長260nmの光の透過率が70(%)であり、波長550nmの光の透過率が85(%)である場合、波長260nmの光の透過率(%)が波長550nmの光の透過率(%)の82(=100×70/85)%であり、波長260nmの光の透過率(%)は、波長550nmの光の透過率(%)の92%未満となっている。
図5は、人間の目が光の各波長ごとの明るさを感じる強さを数値で表した、比視感度のグラフの一例であり、CIE標準比視感度を表している。図5の比視感度グラフに示されるように、同じエネルギーの光であっても、多くの人間は波長550nm程度(緑色)の波長の光を最も明るく感じ、他の波長の光は相対的に暗く感じる。波長550nmの光はおおよそ緑色の光であり最も明るく感じるが、例えば波長260nmの光は紫外光であって人間は殆ど知覚できない。また、波長500nm以上かつ800nm以下の範囲における光は、おおよそ緑色〜赤色に対応する範囲であり、波長550nm程度の比視感度の高い波長領域を含んでいる。波長230nm以上かつ300nm以下の範囲における光は、人間が知覚できない紫外線から、比視感度が低い青色から紫色に対応する範囲である。
例えば波長230nm以上かつ300nm以下の範囲における光は、比視感度が低いので人間が無意識に高い光量で長時間見続けてしまうことが多い一方で、エネルギーは比較的高いので、人間の眼にダメージを与えることがある。透光性カバー基板1は、このような波長230nm以上かつ300nm以下の範囲における光をなるべく透過させない(透過率が低い)ことが好ましい。本実施形態の透光性カバー部材1では、このように比視感度が低くエネルギーが高い波長領域の光の透過率を、比視感度が高くエネルギーが低い波長領域の光の透過率に比べて低くしている。
すなわち、本実施形態の透光性カバー部材1は、可視光領域の波長の光は充分に透過しつつ、紫外線に対応する波長の光の透過率が比較的抑制されている。紫外線に対応する波長の光の透過率をより抑制する点で、透光性カバー部材は、波長260nmの光の透過率(%)が、波長550nmの光の透過率(%)の72%未満であることが好ましく、50%未満であることがさらに好ましい。
また、理想的に完全なアルミナ(Al)の単結晶は、例えば波長230nm以上かつ300nm以下の範囲における光の透過率(%)の平均値が、波長500nm以上かつ800nm以下の範囲における光の透過率(%)の平均値の92%〜100%程度であることが知られている。これに対して本実施形態の透光性カバー部材1は、波長230nm以上かつ300nm以下の範囲における光の透過率(%)の平均値が、波長500nm以上かつ800nm以下の範囲における光の透過率(%)の平均値の92%未満となっている。すなわち、本実施形態の透光性カバー部材1は、紫外線や高エネルギー線領域に対応する波長範囲の光の透過率が比較的抑制されている。本実施形態の透光性カバー部材1は、白色光を透過させた場合、入射してくる光の色みに対して、透光性カバー部材1を透過して出てくる透過光の色みが、より赤紫色を呈する。紫外線や高エネルギー線領域に対応する波長範囲の光の透過率をより抑制する点で、透光性カバー部材1は、波長230nm以上かつ300nm以下の範囲における光の透過率(%)の平均値が、波長500nm以上かつ800nm以下の範囲における光の透過率(%)の平均値の85%未満であることが好ましい。なお、波長230nm以上かつ300nm以下の範囲における光の透過率(%)の平均値とは、波長230nmから300nmまで2nm間隔で測定した各波長毎の透過率(%)の算術平均値を用いることができる。波長毎の光の透過率は、例えば株式会社島津製作所製UV−3100PCを用いて測定することができる。
透光性カバー部材1には、文字、記号、図形等の各種情報が表示される表示部分1aが設けられている。表示部分1aは例えば平面視で長方形を成している。透光性カバー部材1における、表示部分1aを取り囲む周縁部分1bは、例えば遮光膜としてのフィルム等が基板に貼られることによって黒色となっており、情報が表示されない非表示部分となっている。透光性カバー部材1の内側主面には後述するタッチパネル53が貼り付けられており、使用者は、透光性カバー部材1の表示部分1aを指等で操作することによって、電子機器100に対して各種指示を与えることができる。
ケース部分2は、電子機器100の前面部分の周縁部分、側面部分及び裏面部分を構成している。本実施形態においては、ケース部分2は、ポリカーボネート樹脂で形成されているが、電子機器を覆う部材であれば特に制限されない。例えば、透光性カバー部材1と同じ材料を用いてもよい。
図3に示されるように、電子機器100の裏面101、言い換えれば機器ケース3の裏面には、スピーカ穴20及びマイク穴21があけられている。また電子機器100の裏面101からは、後述する撮像部58が有する撮像レンズ58aが露出している。
電子機器100は、上述のように、機器ケース3の内部に画像表示デバイス52を備えている。画像表示デバイス52は後述する制御部50によって制御されて、文字、記号、図形などを表す画像情報を画像表示面52aに表示する。
画像表示デバイス52は、いわゆる液晶表示パネルであって、図示しないバックライトユニットと図示しない液晶層とを有している。このバックライトユニットのLEDランプとしては、主に青色LED素子に蛍光体が組み合わされた、白色光を発するLEDランプが用いられている。画像表示デバイス52の画像表示面52aに表示される画像情報は、バックライトユニットのLEDランプから発せられた白色光が画像表示デバイス52が備える液晶層を透過することで部分的に着色されることで形成されている。すなわち、LEDランプから発せられた白色光が液晶層を通過する際に、透過する光の波長範囲が部分毎に制限されることで透過光の色が変更されることで、様々な色や形をもつ文字、記号、図形などを表す画像情報が画像表示面52aに形成される。このように画像表示面52aに形成された画像情報を表す光は、透光性カバー部材1の一方主面1Aから入射して他方主面1Bから出射して電子機器100の操作者(使用者)の眼に入り、この操作者は画像情報が表す文字、記号、図形等を認識する。
透光性カバー部材1を備えた電子機器100では、上述のように画像表示デバイス52がいわゆる液晶表示パネルであって、バックライトからの白色光は、エネルギーが比較的高い、例えば230nm〜300nm程度の波長範囲の光も比較的多く含んでいる。画像表示デバイス52には、操作画面やゲーム画像や写真や動画など様々な映像が表示され、電子機器100を操作する操作者はこの画像表示デバイス52を長時間見続けることが多い。エネルギーが比較的高い、例えば300nm以下の波長領域の光は、上述のように比視感度が低く、操作者が長時間見続けてしまうことが多い。透光性カバー部材1は、紫外線や高エネルギー可視光線に対応する波長領域の光の量を抑制して、操作者の眼への悪影響を抑制することができる。
《透光性カバー部材の第1の態様》
第1の態様では、透光性カバー部材1の基板を構成するアルミナを主成分とする単結晶体が、Co、Ni、Na、Ti、Cr、Fe、およびCuの少なくとも1種以上を合計で3×10−4質量%以上含む。本明細書では、Co、Ni、Na、Ti、Cr、Fe、およびCuを金属元素という。なお単結晶体は、これら、Co、Ni、Na、Ti、Cr、Fe、およびCuの全ての元素を含んでいる必要はない。透光性カバー基板1の強度や透過率を比較的高くしておくには、透光性カバー部材1では、これら金属元素を合計で3×10−2質量%以下含むことが好ましい。
さらに、単結晶体は、Ti、Fe、およびCuの少なくとも1種以上を合計で3×10−4質量%以上含むことが好ましい。透光性カバー基板1の強度や透過率を比較的高くしておくには、単結晶体は、例えばTi、Fe、およびCuの少なくとも1種以上を合計で1×10−2質量%以下含むことが好ましい。なお単結晶体は、Ti、Fe、およびCuの、全ての元素を含んでいる必要はない。Co、Ni、Na、Ti、Cr、Fe、およびCuは、いずれも金属元素であり、サファイアに少量含まれた場合に、このサファイアが着色されることが知られている。サファイアに含まれる金属元素の組み合せと、それぞれの金属元素の含有割合とのバランスによって、着色される色やその濃さ、すなわちサファイアによる吸収の程度(波長毎の吸収度合いの分布)が変化する。Co、Ni、Na、Ti、Cr、Fe、およびCuの少なくとも1種以上を合計で3×10−4質量%以上含む場合、例えば300nm以下の波長の光の吸収が大きくなる。これら金属元素のなかでも、Ti、Fe、およびCuの少なくとも1種以上を含む場合は、サファイアの着色の程度が大きい。例えば300nm以下の波長の光の吸収を大きくするには、Ti、Fe、およびCuの少なくとも1種以上を合計で3×10−4質量%以上含むことが好ましい。第1の態様の透光性カバー部材1として、例えば、Coを0.5〜1.5×10−6質量%、Niを0.5〜1.5×10−5質量%、Naを0.5〜1.5×10−5質量%、Tiを0.5〜1.5×10−4質量%、Crを1.5〜2.5×10−5質量%、Feを1.5〜2.5×10−4質量%、およびCuを0.5〜1.5×10−4質量%含有しているサファイアを用いることができる。複数種類の金属元素を含むことで、比較的少ない含有割合で、エネルギーが比較的高い例えば300nm以下の波長領域の光の透過率を抑制することができる。
透光性カバー部材1の単結晶体における金属元素の含有割合は、例えばグロー放電質量分析装置を用いて測定することができる。例えば、測定装置として、2重収束型グロー放電質量分析装置(VGElemental社製VG9000)を用い、サファイアを粉化したサンプルについて、放電出力:1.0Kv-2.5Ma、分解能:4000、補助電極:Ga,(6N:30mmφ-1mmt)の条件で測定することができる。
第1の態様の透光性カバー部材1を用いた場合は、画像表示面52aに表示される画像情報が過度に赤いと操作者が感じない程度に透明(赤みが少ない)でありながら、操作者の眼に入射する紫外線や高エネルギー可視光線は効果的に抑制することができる。
図6は、第1の態様の透光性カバー部材1に白色光を照射して透過させた際の分光透過率の波長分散を示すグラフである。図6に示すグラフには、Co、Ni、Na、Ti、Cr、Fe、およびCuの少なくとも1種以上を合計で3×10−4質量%以上含む単結晶体(金属元素単結晶体)と、これら金属元素を合計で3×10−4質量%未満含む単結晶体(通常単結晶体)とのそれぞれについて、同条件下での分光透過率を示すグラフを示している。図6に示す金属元素単結晶体は、より詳しくは、Ti、Fe、およびCuの少なくとも1種以上を合計で3×10−4質量%以上含む。加えて、例えば、Coを1×10−6質量%、Niを1×10−5質量%、Naを1×10−5質量%、Tiを1×10−4質量%、Crを2×10−5質量%、Feを2×10−4質量%、およびCuを8×10−5質量%含有している。
図6に示す各例は、それぞれ厚さ4.3(mm)の単結晶体について測定して得られたグラフである。この図6に示す分光透過率は、株式会社島津製作所製UV−3100PCを用いて、2nmごとの波長の光の透過率をそれぞれ測定して得たデータである。
図6に示すグラフからも明らかなように、第1の態様の透光性カバー部材1(金属元素単結晶体)は可視光よりも波長が小さい領域を含む、青色光から紫外線光に対応する波長領域において、透過率が低くなっている。すなわち画像表示デバイス52からの光が第1の態様の透光性カバー部材1を透過する際、透光性カバー部材1は、青色光から紫外線光を含む、エネルギーの比較的高い波長範囲の光を比較的多く吸収している。
図6に示す例では、通常単結晶体では、例えば波長260nmの光の透過率(%)が、波長550nmの光の透過率(%)の94%程度であり、これに対して本実施形態の金属元素含有単結晶体は、波長260nmの光の透過率が59(%)であり、波長550nmの光の透過率の86(%)であり、波長260nmの光の透過率(%)が、波長550nmの光の透過率(%)の69%と小さくなっている。第1の態様の透光性カバー部材1を用いることで、紫外線や高エネルギー可視光線を充分に抑制することができる。
また、図6に示す例では、通常単結晶体では、波長230nm以上かつ300nm以下の範囲における光の透過率(%)の平均値は80%であり、波長500nm以上かつ800nm以下の範囲における光の透過率(%)の平均値は86%であり、波長230nm以上かつ300nm以下の範囲における光の透過率(%)の平均値が、波長500nm以上かつ800nm以下の範囲における光の透過率(%)の平均値の93%と比較的大きい。これに対して、金属元素単結晶体の透光性カバー部材では、波長230nm以上かつ300nm以下の範囲における光の透過率(%)の平均値は70%であり、波長500nm以上かつ800nm以下の範囲における光の透過率(%)の平均値は86%であり、波長230nm以上かつ300nm以下の範囲における光の透過率(%)の平均値が、波長500nm以上かつ800nm以下の範囲における光の透過率(%)の平均値の81%と小さくなっている。金属元素を比較的多く含む第1の態様の透光性カバー部材1を用いた場合、画像表示面52aに表示される画像情報が過度に赤いと操作者が感じない程度に透明(赤みが少ない)でありながら、操作者の眼に入射する紫外線や高エネルギー可視光線は効果的に抑制することができる。
《透光性カバー部材の第2の態様》
第2の態様では、透光性カバー部材1の基板を構成するアルミナを主成分とする単結晶体がCrを含有している。Crは金属元素の1つであるが、サファイアに少量でも含まれることで、特に強くサファイアを赤色に着色させる。より詳しくは、本実施例の透光性カバー部材1を構成する基板は、アルミナ(Al)を主成分とする単結晶体であって、例えばCrを1×10−5質量%以上含有している。アルミナ(Al)の単結晶に微量なCrを含有させた結晶体は、透過光が赤紫色を呈する。単結晶体がCrを含有しているとは、単結晶体にCrを1×10−5質量%以上含有していることをいう。
透光性カバー基板1の強度や透過率を比較的高くしておくには、例えばCrを1×10−2質量%以下含むことが好ましい。単結晶体におけるCrの含有割合も、例えば2重収束型グロー放電質量分析装置(VGElemental社製VG9000)を用い、上述の条件と同じ条件で測定することができる。
第2の態様の透光性カバー部材1を用いた場合も、画像表示面52aに表示される画像情報が過度に赤いと操作者が感じない程度に透明(赤みが少ない)でありながら、操作者の眼に入射する紫外線や高エネルギー可視光線を効果的に抑制することができる。
図7は、第2の態様の透光性カバー部材1(Cr含有単結晶体ともいう)に白色光を照射して透過させた際の分光透過率の波長分散を示すグラフである。図7には、透光性カバー部材1との比較として、Crを含有させていないアルミナ(Al)の単結晶(通常単結晶)における同条件下での分光透過率の波長分散値を示すグラフも、合わせて示している。図7に示す通常単結晶の厚さも第2の態様の透光性カバー部材1と同じ厚さ(4.3mm)である。この図7に示す分光透過率も、株式会社島津製作所製UV−3100PCを用いて測定したデータである。図7に示すグラフのCr含有単結晶体は、Crを4×10−4質量%程度含む単結晶体である。
図7に示すグラフの例では、Cr含有単結晶体は波長260nmの光の透過率が76(%)であり、波長550nmの光の透過率が84(%)であり、Cr含有単結晶体は、波長260nmの光の透過率(%)が、波長550nmの光の透過率(%)の90%と小さくなっている。また、波長230nm以上かつ300nm以下の範囲における光の透過率(%)の平均値は77(%)であり、波長500nm以上かつ800nm以下の範囲における光の透過率(%)の平均値は86(%)であり、波長230nm以上かつ300nm以下の範囲における光の透過率(%)の平均値が、波長500nm以上かつ800nm以下の範囲における光の透過率(%)の平均値の90%と小さくなっている。
すなわち、第2の態様のCr含有単結晶体の方は可視光よりも波長が小さい領域を含む青色光から紫外線光に対応する波長領域において、透過率が低くなっている。すなわち画像表示デバイス52からの光が透光性カバー部材1を透過する際、透光性カバー部材1は、エネルギーが比較的高い、青色光から紫外線光を比較的多く吸収する。
アルミナ(Al)の単結晶を主成分とする透明な結晶体では、Crの含有割合が多いほど赤みが強く、また厚みが大きいほど(厚いほど)透過する光の赤みが強い。比較的少ない厚みでいわゆる高エネルギー可視光線を充分に抑制するには、アルミナ(Al)の単結晶を主成分とする透明な結晶体からなる透光性カバー部材は、Crを5×10−4質量%以上含有するとともに、一方主面に垂直な方向の厚みが1mm未満であることが好ましい。また、比較的厚みを大きくすることができる場合などで、透過光の赤みを充分に抑制したい場合などは、Crの含有割合が5×10−4質量%以下であるとともに、一方主面に垂直な方向の厚みが1mm以上であることもまた好ましい。
《透光性カバー部材の第3の態様》
第3の態様では、透光性カバー部材1を構成する基板が、酸素の含有割合が化学当量よりも少ないアルミナ(Al)を主成分とする単結晶体からなる。理想的なアルミナの単結晶体の化学式はAlであるが、単結晶体の結晶成長時の雰囲気等の条件を調整することで、Al3ーxで表されるような、酸素の含有割合が化学当量よりも少ない単結晶体(酸素欠乏単結晶体ともいう)を成長させることもできる。このような酸素の含有割合が化学当量よりも少ない単結晶体は、波長230nm以上かつ300nm以下の範囲における光を、相対的により多く吸収するようなエネルギー準位を有する。
具体的には、酸素欠乏単結晶体は、波長260nmの光の透過率が70(%)程度であり、波長550nmの光の透過率が85(%)であり、酸素欠乏単結晶体は、波長260nmの光の透過率(%)が波長550nmの光の透過率(%)の82%程度と小さくなっている。また波長260nmの光の透過率(%)が波長550nmの光の透過率(%)の92%未満と小さくなっている。また、波長230nm以上かつ300nm以下の範囲における光の透過率(%)の平均値が、波長500nm以上かつ800nm以下の範囲における光の透過率(%)の平均値の92%未満と比較的小さくなっている。このような透光性カバー部材1を用いた場合、画像表示面52aに表示される画像情報が過度に赤いと操作者が感じない程度に透明(赤みが少ない)でありながら、操作者の眼に入射する比較的高いエネルギーの光は効果的に抑制することができる。
なお、酸素の含有割合が化学当量よりも少ないとは、質量分析装置で測定して得られた、サファイアにおけるアルミナ(Al)の質量に対する酸素(O)の質量の割合が90%未満であることをいう。アルミナの単結晶であるサファイアの化学式はAlであり、理想的なサファイアの場合は、アルミニウム(Al)の質量に対する酸素(O)の質量の割合は92.3%である。酸素欠乏単結晶体は、酸素の含有割合が少なく、アルミニウム(Al)の質量に対する酸素(O)の質量の割合は90%以下となっている。これらアルミニウムおよび酸素の質量は、例えば熱重量分析装置等を用いて測定することができる。Al3ーxで表されるような、酸素の含有割合が化学当量よりも少ない単結晶体(酸素欠乏単結晶体)では、酸化雰囲気で高温に熱することで酸素欠陥に酸素原子が取り込まれ、酸素欠陥が低減することが知られている。すなわち、酸素欠乏単結晶体では、熱処理によって、熱処理前の欠陥の量に対応する量の酸素が取り込まれ、この取り込まれた分だけ熱処理後の単結晶体の質量は増加する。この増加分を化学式Al3ーxにおけるxに相当する質量とみなし、この増加分と、熱処理後の質量とを用いて、熱処理前のアルミニウム(Al)の質量と酸素(O)の質量を求め、ひいては、アルミニウム(Al)の質量に対する酸素(O)の質量の割合の割合を求めることができる。なお、透光性カバー部材に用いられるような透光性の高いサファイアは、アルミニウム(Al)と酸素(O)の質量に比べて、サファイアに含まれるその他の不純物元素の質量が無視できるほど小さいので、熱処理前と熱処理後の質量をそのまま全てAlの質量とみなしても、充分な精度で、アルミニウム(Al)の質量に対する酸素(O)の質量の割合の割合を求めることができる。この熱重量分析は、例えば、セイコー電子工業製の熱重量分析装置:TG/TA3000を用い、サファイアを粉砕したサンプルについて、熱処理前と熱処理後のサンプルの質量を測定すればよい。熱処理は室温から1000℃まで5℃/分の条件で昇温させ、1000℃に到達後1時間経過した時点の質量を、熱処理後の質量として測定すればよい。酸素の欠乏の程度、すなわち実際の酸素の化学当量からの乖離の程度が大きいほど、サファイアからなる透光性カバー基板は赤みを増す。
第1の態様の透光性カバー基板1の単結晶体は、単結晶の育成時に原料となるアルミナ(Al)材料に少量の金属元素の材料を添加することで得ることができる。また 第2の態様の透光性カバー基板1の単結晶体は、単結晶の育成時に原料となるアルミナ(Al)材料に少量のCrを添加することで得ることができる。また、第3の態様の透光性カバー基板1の単結晶体は、単結晶の育成時の周囲雰囲気を調整して、周囲雰囲気の酸素成分を比較的低減させておくことで得ることができる。各実施態様の単結晶体は、単結晶体の育成時の原料や周囲雰囲気を調整することでも形成することができるし、また例えば、単結晶体の育成速度や育成時の温度条件などを調整して、単結晶体への不純物の溶け込み量を調整して形成することもできる。
<電子機器の構成>
図8は電子機器100の電気的構成を示すブロック図である。図8に示されるように、電子機器100は、制御部50、無線通信部51、画像表示デバイス52、タッチパネル53、圧電振動素子55、外部スピーカ56、マイク57、撮像部58及び電池59を備えており、これらの構成要素は、機器ケース3内に収められている。
制御部50は、CPU50a及び記憶部50b等を備えており、電子機器100の他の構成要素を制御することによって、電子機器100の動作を統括的に管理する。記憶部50bは、ROM及びRAM等で構成されている。制御部50には、CPU50aが記憶部50b内の各種プログラムを実行することによって、様々な機能ブロックが形成される。
無線通信部51は、電子機器100とは別の携帯電話機あるいはインターネットに接続されたウェブサーバ等の通信装置からの信号を基地局を介してアンテナ51aで受信する。無線通信部51は、受信信号に対して増幅処理及びダウンコンバートを行って制御部50に出力する。制御部50は、入力される受信信号に対して復調処理等を行って、当該受信信号に含まれる、音声や音楽などを示す音信号などを取得する。また無線通信部51は、制御部50で生成された、音信号等を含む送信信号に対してアップコンバート及び増幅処理を行って、処理後の送信信号をアンテナ51aから無線送信する。アンテナ51aからの送信信号は、基地局を通じて、電子機器100とは別の携帯電話機あるいはインターネットに接続された通信装置で受信される。
画像表示デバイス52は、上述のように例えば、液晶画像表示デバイスであって、制御部50によって制御されることによって、文字、記号、図形などの各種情報を画像表示面52aに表示する。画像表示デバイス52に表示される情報は、透光性カバー部材1の表示部分1aに表示されることによって、当該情報は電子機器100の使用者に視認可能となる。
タッチパネル53は、例えば、投影型静電量容量方式のタッチパネルであって、透光性カバー部材1の表示部分1aに対する使用者の操作を検出する。タッチパネル53は、透光性カバー部材1の内側主面に貼り付けられており、互いに対向配置されたシート状の2つの電極センサーを備えている。2つの電極センサーは透明粘着性シートによって貼り合わされている。
一方の電極センサーには、それぞれがX軸方向(例えば電子機器100の左右方向)に沿って延在し、かつ互いに平行に配置された複数の細長いX電極が形成されている。他方の電極センサーには、それぞれがY軸方向(例えば電子機器100の上下方向)に沿って延在し、かつ互いに平行に配置された複数の細長いY電極が形成されている。透光性カバー部材1の表示部分1aに対して使用者の指が接触すると、その接触箇所の下にあるX電極及びY電極の間の静電容量が変化することによって、タッチパネル53において透光性カバー部材1の表示部分1aに対する操作が検出される。タッチパネル53において生じる、X電極及びY電極の間の静電容量変化は制御部50に伝達され、制御部50は当該静電容量変化に基づいて透光性カバー部材1の表示部分1aに対して行われた操作の内容を特定し、それに応じた動作を行う。
圧電振動素子55は、受話音を電子機器100の使用者に伝えるためのものである。圧電振動素子55は、制御部50から与えられる駆動電圧によって振動させられる。制御部50は、受話音を示す音信号に基づいて駆動電圧を生成し、当該駆動電圧を圧電振動素子55に印加する。圧電振動素子55が、制御部50によって受話音を示す音信号に基づいて振動させられることによって、電子機器100の使用者には受話音が伝達される。このように、制御部50は、音信号に基づいて圧電振動素子55を振動させる駆動部として機能する。圧電振動素子55については後で詳細に説明する。
外部スピーカ56は、制御部50からの電気的な音信号を音に変換して出力する。外部スピーカ56から出力される音は、電子機器100の裏面101に設けられたスピーカ穴20から外部に出力される。
マイク57は、電子機器100の外部から入力される音を電気的な音信号に変換して制御部50に出力する。電子機器100の外部からの音は、当該電子機器100の裏面101に設けられたマイク穴21から当該電子機器100の内部に取り込まれて、マイク57に入力される。
撮像部58は、撮像レンズ58a及び撮像素子などで構成されており、制御部50による制御に基づいて、静止画像及び動画像を撮像する。
電池59は、電子機器100の電源を出力する。電池59から出力された電源は、電子機器100が備える制御部50や無線通信部51などに含まれる各電子部品に対して供給される。
なお、本実施形態では画像表示デバイス52がいわゆる液晶表示パネルである場合を例に説明したが、画像表示デバイスは特に限定されず、例えばいわゆる蛍光灯をバックライトユニットとして備える液晶表示デバイスやいわゆる有機ELデバイス等の他の種類の画像表示デバイスでもよい。画像表示デバイス52として液晶表示デバイスや有機ELデバイスを用いることで、画像表示面に高精細な画像を表示することができる。また本実施形態では、液晶表示デバイスや有機ELデバイスから発する光に含まれる高エネルギー可視光線を、十分に抑制することができる。他の画像表示デバイスからの光にも、いわゆる高エネルギー可視光線は含まれており、この場合も、透光性カバー部材1が操作者の眼に入射する高エネルギー可視光線に対応する波長領域の光の量を抑制し、操作者の眼への悪影響が抑制される。
<圧電振動素子の詳細>
図9、10は、それぞれ、圧電振動素子55の構造を示す上面図及び側面図である。図9、10に示されるように、圧電振動素子55は一方向に長い形状を成している。一方向に長い形状とすることで、後述する変形の程度を比較的大きくすることができる。具体的には、圧電振動素子55は、平面視で長方形の細長い板状を成している。圧電振動素子55は、例えばバイモルフ構造を有しており、シム材55cを介して互いに貼り合わされた第1圧電セラミック板55a及び第2圧電セラミック板55bを備えている。シム材55cがなく、圧電セラミック板と電極とが交互に積層され、厚み方向の上側の圧電セラミク板と下側のセラミック板とで分極方向を異ならせた積層型圧電振動素子でもよい。
圧電振動素子55では、第1圧電セラミック板55aに対して正の電圧を印加し、第2圧電セラミック板55bに対して負の電圧を印加すると、第1圧電セラミック板55aは長手方向に沿って伸び、第2圧電セラミック板55bは長手方向に沿って縮むようになる。これにより、図11に示されるように、圧電振動素子55は、第1圧電セラミック板55aを外側にして山状に撓むようになる。
一方で、圧電振動素子55では、第1圧電セラミック板55aに対して負の電圧を印加し、第2圧電セラミック板55bに対して正の電圧を印加すると、第1圧電セラミック板55aは長手方向に沿って縮み、第2圧電セラミック板55bは長手方向に沿って伸びるようになる。これにより、図12に示されるように、圧電振動素子55は、第2圧電セラミック板55bを外側にして谷状に撓むようになる。
圧電振動素子55は、図11の状態と図12の状態とを交互にとることによって、撓み振動を行う。制御部50は、第1圧電セラミック板55aと第2圧電セラミック板55bとの間に、正の電圧と負の電圧とが交互に現れる交流電圧を印加することによって、圧電振動素子55を撓み振動させる。
なお、図10〜12に示される圧電振動素子55では、シム材55cを間に挟んで貼り合わされた第1圧電セラミック板55a及び第2圧電セラミック板55bから成る構造が一つだけ設けられていたが、複数の当該構造を積層させても良い。
<圧電振動素子の配置位置>
図13は、透光性カバー部材1を一方主面1A側から見た際の平面図である。圧電振動素子55は、両面テープ等の接着剤によって、透光性カバー部材1の一方主面1Aに貼り付けられている。圧電振動素子55は、透光性カバー部材1の一方主面1Aにおいて、この透光性カバー部材1を一方主面1A側から見た平面視で画像表示デバイス52及びタッチパネル53とは重ならない位置に配置されている。これにより、画像表示デバイス52やタッチパネル53の動作に与える影響を抑制しつつ、また、画像表示面に表示される画像に影響を与えることなく、圧電振動素子55を動作させることができる。
<圧電振動素子の振動による受話音の発生について>
本実施の形態では、圧電振動素子55が透光性カバー部材1を振動させることによって、当該透光性カバー部材1から気導音及び伝導音が使用者に伝達されるようになっている。言い換えれば、圧電振動素子55自身の振動が透光性カバー部材1に伝わることにより、当該透光性カバー部材1から気導音及び伝導音が使用者に伝達されるようになっている。
ここで、気道音とは、外耳道孔(いわゆる「耳の穴」)に入った音波(空気振動)が鼓膜を振動させることによって、人の脳で認識される音である。一方で、伝導音とは、耳介が振動させられ、その耳介の振動が鼓膜に伝わって当該鼓膜が振動することによって、人の脳で認識される音である。以下に、気導音及び伝導音について詳細に説明する。
図14は気導音及び伝導音を説明するための図である。図14には、電子機器100の使用者の耳の構造が示されている。図14においては、波線400は気道音が脳で認識される際の音信号(音情報)の伝導経路を示しており、実線410が伝導音が脳で認識される際の音信号の伝導経路を示している。
透光性カバー部材1に取り付けられた圧電振動素子55が、受話音を示す電気的な音信号に基づいて振動させられると、透光性カバー部材1が振動して、当該透光性カバー部材1から音波が出力される。使用者が、電子機器100を手に持って、当該電子機器100の透光性カバー部材1を当該使用者の耳介200に近づけると、あるいは当該電子機器100の透光性カバー部材1を当該使用者の耳介200に当てると、当該透光性カバー部材1から出力される音波が外耳道孔210に入る。透光性カバー部材1からの音波は、外耳道孔210内を進み、鼓膜220を振動させる。鼓膜220の振動は耳小骨230に伝わり、耳小骨230が振動する。そして、耳小骨230の振動は蝸牛240に伝わって、蝸牛240において電気信号に変換される。この電気信号は、聴神経250を通って脳に伝達され、脳において受話音が認識される。このようにして、透光性カバー部材1から使用者に対して気導音が伝達される。
また、使用者が、電子機器100を手に持って、当該電子機器100の透光性カバー部材1を当該使用者の耳介200に当てると、耳介200が、圧電振動素子55によって振動させられている透光性カバー部材1によって振動させられる。耳介200の振動は鼓膜220に伝わり、鼓膜220が振動する。鼓膜220の振動は耳小骨230に伝わり、耳小骨230が振動する。そして、耳小骨230の振動は蝸牛240に伝伝わり、蝸牛240において電気信号に変換される。この電気信号は、聴神経250を通って脳に伝達され、脳において受話音が認識される。このようにして、透光性カバー部材1から使用者に対して伝導音が伝達される。図13では、耳介200内部の耳介軟骨200aも示されている。
なお、ここでの伝導音は、骨導音(「骨伝導音」とも呼ばれる)とは異なるものである。骨導音は、頭蓋骨を振動させて、頭蓋骨の振動が直接蝸牛などの内耳を刺激することによって、人の脳で認識される音である。図14においては、例えば下顎骨300を振動させた場合において、骨伝導音が脳で認識される際の音信号の伝達経路を複数の円弧420で示している。
このように、本実施の形態に係る電子機器100では、圧電振動素子55が前面の透光性カバー部材1を適切に振動させることによって、透光性カバー部材1から電子機器100の使用者に対して気導音及び伝導音を伝えることができる。本実施の形態に係る圧電振動素子55では、使用者に対して適切に気導音及び伝導音を伝達できるように、その構造が工夫されている。使用者に対して気導音及び伝導音を伝えることができるように電子機器100を構成することによって様々メリットが発生する。
例えば、使用者は、透光性カバー部材1を耳に当てれば音が聞こえることから、電子機器100において耳を当てる位置をそれほど気にすることなく通話を行うことができる。
また、使用者は、周囲の騒音が大きい場合には、耳を透光性カバー部材1に強く押し当てることによって、伝導音の音量を大きくしつつ、周囲の騒音を聞こえにくくすることができる。よって、使用者は、周囲の騒音が大きい場合であっても、適切に通話を行うことができる。
また、使用者は、耳栓やイヤホンを耳に取り付けた状態であっても、透光性カバー部材1を耳(より詳細には耳介)に当てることによって、電子機器100からの受話音を認識することができる。また、使用者は、耳にヘッドホンを取り付けた状態であっても、当該ヘッドホンに透光性カバー部材1を当てることによって、電子機器100からの受話音を認識することができる。
<受話口の穴(レシーバ用の穴)について>
携帯電話機などの電子機器では、当該電子機器の内部に設けられたレシーバ(受話用スピーカ)から出力される音を当該電子機器の外部に取り出すために、前面の透光性カバー部材1に受話口の穴があけられることがある。
本実施の形態に係る電子機器100では、透光性カバー部材1が振動することによって受話音が発生することから、電子機器100に受話口の穴が無くても、受話音を適切に使用者に伝えることができる。透光性カバー部材1はアルミナ(Al)を主成分とする単結晶体であって、強化ガラス等とも比べて非常に硬い。さらに、各種薬品に対する耐性も非常に高い。このようなアルミナ(Al)を主成分とする単結晶体を加工して、例えが受話口の穴をあける加工を行う場合は、例えばレーザー加工装置等の高額な製造装置が必要となったり、加工に要する時間が長くなってしまい、製造コストが比較的大きくなる場合がある。本実施形態の透光性カバー部材1は受話口の穴を有さないので、この穴加工にかかるコストが生じず、電子機器100の製造コストが小さい。また、透光性カバー部材1に受話口の穴を有さないので、透光性カバー部材1の強度が比較的高く維持されている。また、本実施の形態では、電子機器100の表面に受話口の穴がないことから、受話口の穴から水やほこり等が入るといった問題が発生しない。よって、電子機器100では、この問題に対する防水構造や防塵構造が不要となり、電子機器100のさらなるコストダウンを図ることができる。
なお、上述の例では、本願発明を携帯電話機に適用する場合を例にあげて説明したが、本願発明は携帯電話機以外の電子機器にも適用することができる。例えば、本願発明は、ゲーム機、ノートパソコン、ポータブルナビゲーションシステムなどに適用することができる。また、本発明は上記各実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良および変更を行ってもよいのはもちろんである。
1 透光性カバー部材
1A 一方主面
1B 他方主面
50 制御部
52 画像表示デバイス
52a 画像表示面
53 タッチパネル
55 圧電振動素子
100 電子機器

Claims (17)

  1. 画像表示面を有する画像表示デバイスと、少なくとも一部が前記画像表示面に対向するよう配置された透光性カバー部材とを有する電子機器であって、
    前記透光性カバー部材はアルミナ(Al)を主成分とし、Co、Ni、Na、Ti、Cr、Fe、およびCuの少なくとも1種以上を合計で3×10 −4 質量%以上含む単結晶体を含み、
    当該単結晶体は、波長260nmの光の透過率(%)が、波長550nmの光の透過率(%)の92%未満であることを特徴とする電子機器。
  2. 前記単結晶体は、
    波長260nmの光の透過率(%)が、波長550nmの光の透過率(%)の72%未満であることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記単結晶体は、
    波長260nmの光の透過率(%)が、波長550nmの光の透過率(%)の50%未満であることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 前記単結晶体は、
    波長230nm以上かつ300nm以下の範囲における光の透過率(%)の平均値が、波長500nm以上かつ800nm以下の範囲における光の透過率(%)の平均値の92%未満であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電子機器。
  5. 前記単結晶体は、波長230nm以上かつ300nm以下の範囲における光の透過率(%)の平均値が、波長500nm以上かつ800nm以下の範囲における光の透過率(%)の平均値の85%未満であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電子機器。
  6. 前記単結晶体は、Ti、Fe、およびCuの少なくとも1種以上を合計で3×10−4質量%以上含むことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の電子機器。
  7. 前記単結晶体は、Crを含有していることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の電子機器。
  8. Crを5×10−4質量%以上含有するとともに、一方主面に垂直な方向の厚みが1m
    m未満であることを特徴とする請求項記載の電子機器。
  9. 前記画像表示面は平面状であり、前記透光性カバー部材は、前記画像表示面に対向する平面状の一方主面を備える基板状部材であることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の電子機器。
  10. 前記透光性カバー部材は平面視において長方形状であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の電子機器。
  11. 前記画像表示デバイスは液晶表示デバイスまたは有機ELデバイスであることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の電子機器。
  12. 前記透光性カバー部材に配置された、圧電振動素子をさらに備えることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の電子機器。
  13. 前記圧電振動素子は、音信号に基づいた駆動電圧が印加されて振動することを特徴とする請求項12に記載の電子機器。
  14. 前記圧電振動素子は、平面視で長方形の細長い板状であることを特徴とする請求項12または13記載の電子機器。
  15. 前記圧電振動素子は、画像表示デバイスとは重ならない位置に配置されていることを特徴とする請求項1214のいずれかに記載の電子機器。
  16. 電子機器用の透光性カバー部材であって、
    前記透光性カバー部材はアルミナ(Al)を主成分とし、Co、Ni、Na、Ti、Cr、Fe、およびCuの少なくとも1種以上を合計で3×10 −4 質量%以上含む単結晶体を含み、
    当該単結晶体は、波長260nmの光の透過率(%)が、波長550nmの光の透過率(%)の92%未満であることを特徴とする電子機器用の透光性カバー部材。
  17. 電子機器用の透光性カバー部材であって、
    前記透光性カバー部材はアルミナ(Al)を主成分とし、Co、Ni、Na、Ti、Cr、Fe、およびCuの少なくとも1種以上を合計で3×10 −4 質量%以上含む単結晶体を含み、
    当該単結晶体は、波長230nm以上かつ300nm以下の範囲における光の透過率(%)の平均値が、波長500nm以上かつ800nm以下の範囲における光の透過率(%)の平均値の92%未満であることを特徴とする電子機器用の透光性カバー部材。
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