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JP6111980B2 - 産業機器管理システム、産業機器管理サーバ、産業機器管理方法、プログラム、及び情報記憶媒体 - Google Patents

産業機器管理システム、産業機器管理サーバ、産業機器管理方法、プログラム、及び情報記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、産業機器管理システム、産業機器管理サーバ、産業機器管理方法、プログラム、及び情報記憶媒体に関する。
特許文献1には、産業機器にエンジニアリングツールを接続して、産業機器の設定情報の調整や確認をするシステムが記載されている。このシステムでは、ユーザは、各産業機器にエンジニアリングツールを接続して個別に設定情報を確認することで、各産業機器の設定情報の管理を行っている。
特開2011−229359号公報
本発明が解決しようとする課題は、産業機器の設定を管理しやすくすることである。
本発明の一側面に係る産業機器管理システムは、産業機器に設定される設定情報を受け付ける受付部と、前記設定情報が受け付けられた場合、識別情報を発行して当該設定情報に関連付ける発行部と、前記発行された識別情報に関連付けられた設定情報に基づいて産業機器の設定が行われた場合、当該産業機器の個体識別情報を、前記識別情報に関連付ける機器管理部と、を有する。
また、本発明の一側面に係る産業機器管理システムでは、前記受け付けられた設定情報と、既に発行された前記識別情報に関連付けられた前記設定情報と、に基づいて、前記発行部に前記識別情報を発行させるか否かを判定する判定部を更に有するようにしてよい。
また、本発明の一側面に係る産業機器管理システムでは、前記判定部は、前記受け付けられた設定情報と、既に発行された前記識別情報に関連付けられた前記設定情報と、の差が基準以内であるか否かを判定し、前記発行部は、前記判定部により基準以内であると判定された場合は前記識別情報を発行せず、前記判定部により基準以内ではないと判定された場合に前記識別情報を発行するようにしてよい。
また、本発明の一側面に係る産業機器管理システムでは、前記判定部は、前記受け付けられた設定情報と、既に発行された前記識別情報に関連付けられた前記設定情報と、が一致するか否かを判定し、前記発行部は、前記判定部により一致すると判定された場合は前記識別情報を発行せず、前記判定部により一致しないと判定された場合に前記識別情報を発行するようにしてよい。
また、本発明の一側面に係る産業機器管理システムでは、前記発行部は、前記判定部により発行させないと判定された場合、前記既に発行された前記識別情報を再発行して、前記受け付けられた設定情報に関連付けるようにしてよい。
また、本発明の一側面に係る産業機器管理システムでは、前記産業機器管理システムは、複数の産業機器のうちの少なくとも一つの指定を受け付ける機器受付部を更に有し、前記発行部は、前記発行した識別情報を、前記指定された産業機器及び前記受け付けられた設定情報に関連付け、前記機器管理部は、前記発行された識別情報に関連付けられた設定情報に基づいて、当該識別情報に関連付けられた産業機器の設定が行われた場合、当該産業機器の個体識別情報を、前記識別情報に関連付けるようにしてよい。
また、本発明の一側面に係る産業機器管理システムでは、前記識別情報は、当該識別情報に固有の公開情報と、当該識別情報に関連付けられた設定情報に基づいて産業機器の設定を行うための秘密情報と、を含み、前記産業機器管理システムは、前記発行された識別情報に関連付けられた設定情報に基づいて産業機器の設定が行われた場合、当該産業機器に、当該識別情報のうち、前記秘密情報は付与せずに前記公開情報を付与する情報付与部を更に有するようにしてよい。
また、本発明の一側面に係る産業機器管理システムでは、前記産業機器管理システムは、前記識別情報の発行依頼を受け付ける依頼受付部を更に有し、前記発行部は、前記発行依頼を受け付けた場合に前記識別情報を発行するようにしてよい。
また、本発明の一側面に係る産業機器管理システムでは、前記設定情報は、ユーザによる調整が可能な前記産業機器のパラメータであるようにしてよい。
また、本発明の一側面に係る産業機器管理サーバは、産業機器を制御する産業機器に設定される設定情報を受け付ける受付部と、前記設定情報が受け付けられた場合、識別情報を発行して当該設定情報に関連付ける発行部と、前記発行された識別情報に関連付けられた設定情報に基づいて産業機器の設定が行われた場合、当該産業機器の個体識別情報を、前記識別情報に関連付ける機器管理部と、を有する。
また、本発明の一側面に係る産業機器管理方法では、産業機器を制御する産業機器に設定される設定情報を受け付ける受付ステップと、前記設定情報が受け付けられた場合、識別情報を発行して当該設定情報に関連付ける発行ステップと、前記発行された識別情報に関連付けられた設定情報に基づいて産業機器の設定が行われた場合、当該産業機器の個体識別情報を、前記識別情報に関連付ける機器管理ステップと、を有する。
また、本発明の一側面に係るプログラムは、産業機器を制御する産業機器に設定される設定情報を受け付ける受付部、前記設定情報が受け付けられた場合、識別情報を発行して当該設定情報に関連付ける発行部、前記発行された識別情報に関連付けられた設定情報に基づいて産業機器の設定が行われた場合、当該産業機器の個体識別情報を、前記識別情報に関連付ける機器管理部、としてコンピュータを機能させる。
また、本発明の一側面に係るコンピュータ可読情報記憶媒体は、上記プログラムを記憶している。
上記発明によれば、産業機器の設定を管理しやすくする。
本発明の実施形態に係る産業機器管理システムの全体構成の一例を示す図である。 産業機器管理システムで実現される機能を示す機能ブロック図である。 発行画面の一例を示す図である。 通知画面の一例を示す図である。 発注画面の一例を示す図である。 機器情報データベースの一例を示す図である。 カスタマイズ情報データベースの一例を示す図である。 カスタマイズIDの一例を示す図である。 生産管理データベースの一例を示す図である。 カスタマイズ処理の一例を示す図である。 生産管理処理の一例を示す図である。 生産管理処理の一例を示す図である。
本発明の発明者の見地によれば、ユーザが産業機器を管理する場合、各産業機器の設定内容に関連性があるかどうかを知ることが要求されているが、これまではユーザが各産業機器にコンピュータを接続して設定内容を個別に確認していたため、産業機器の設定を管理するのが煩雑であった。
そこで本発明の発明者は、産業機器の設定を管理しやすくすることについて鋭意研究開発を行った結果、新規かつ独創的な産業機器管理システム等に想到した。以下、かかる製品管理システム等を、その実施形態を通じ詳細に説明する。
[本発明の実施の形態に係る産業機器管理システム]
図1は、本発明の実施形態に係る産業機器管理システムの全体構成の一例を示す図である。図1に示すように、産業機器管理システムSは、複数のモータ1、複数のモータ制御装置10、モータ制御装置保守端末20、保守用携帯端末30、コントローラ40、コントローラ保守端末50、クラウドサーバ60、受注管理サーバ70、生産管理サーバ80、及び障害管理サーバ90を含む。モータ制御装置保守端末20、保守用携帯端末30、コントローラ40、コントローラ保守端末50、クラウドサーバ60、受注管理サーバ70、生産管理サーバ80、及び障害管理サーバ90は、ネットワークNを介して互いにデータ送受信可能に接続されている。
本実施形態では、各種産業機器(例えば、モータ制御装置)の販売やアフターケアを行うメーカと、これら産業機器を購入して使用するユーザと、が産業機器管理システムSを利用する場合を例に挙げて説明する。例えば、各モータ1、各モータ制御装置10、モータ制御装置保守端末20、保守用携帯端末30、コントローラ40、及びコントローラ保守端末50は、ユーザが保有し、クラウドサーバ60、受注管理サーバ70、生産管理サーバ80、及び障害管理サーバ90は、メーカが管理する。
各モータ制御装置10は、サーボアンプや制御回路が一体となったものであり、コントローラ40からの指令により動作する。各モータ制御装置10の記憶部10aは、RAMやEEPROM等を含み、モータ制御装置10を動作させるためのパラメータやファームウェア等を記憶する。本実施形態では、各モータ制御装置10には、シリアル番号や後述するカスタマイズIDの公開情報等を含む二次元コードが付与されている。
モータ制御装置保守端末20は、パーソナルコンピュータ等の一般的なコンピュータであり、CPU20a、記憶部20b、通信部20c、表示部20d、及び操作部20eを含む。記憶部20bは、RAMやハードディスク等を含み、各種プログラムやデータを記憶する。CPU20aは、これらプログラムやデータに基づいて各種処理を実行する。通信部20cは、ネットワークカードや各種通信コネクタ等を含み、他の装置との通信を行う。表示部20dは、液晶ディスプレイ等であり、CPU20aの指示により各種画面を表示する。操作部20eは、マウスやキーボード等の入力デバイスである。
モータ制御装置保守端末20は、各モータ制御装置10に接続可能であり、ユーザが保守作業をするために使用される。例えば、モータ制御装置保守端末20は、ユーザが指定したパラメータを、各モータ制御装置10の記憶部10aに書き込む。また、モータ制御装置保守端末20は、ユーザが選択したファームウェアをクラウドサーバ60からダウンロードして各モータ制御装置10の記憶部10aにインストールしたり、当該インストールされたファームウェアを更新したりする。更に、本実施形態では、モータ制御装置保守端末20は、クラウドサーバ60に登録された各種情報を表示部20dに表示させることもできる。
保守用携帯端末30は、スマートフォンやタブレット型端末等の携帯型情報端末である。ユーザは、保守用携帯端末30を用いて、モータ制御装置保守端末20と同様の保守作業をすることができる。本実施形態では、保守用携帯端末30は、モータ制御装置10の二次元コードを撮影するカメラを備える。保守用携帯端末30は、カメラで撮影した二次元コードを画像解析して、各モータ制御装置10の個体識別番号であるシリアル番号等を特定する。
コントローラ40は、各モータ制御装置10にモータ1を制御させるための上位制御指令を出力して、各モータ制御装置10を統括的に制御する。
コントローラ保守端末50は、パーソナルコンピュータ等である。コントローラ保守端末50は、コントローラ40に接続され、ユーザが保守作業をするために使用される。例えば、コントローラ保守端末50は、コントローラ40が実行するプログラムやタイムチャートをユーザの指示に応じて作成したり、クラウドサーバ60に登録された各種情報を表示したりする。
クラウドサーバ60は、産業機器管理システムSにおいて利用される各種情報を管理するサーバコンピュータであり、CPU60a、記憶部60b、及び通信部60cを含む。これらのハードウェア構成は、それぞれCPU20a、記憶部20b、及び通信部20cと同様であるので説明を省略する。クラウドサーバ60は、各ユーザの個人情報や産業機器に関する情報等を管理して外部からの要求に応じてこれらの情報を提供したり、メーカが取り扱うファームウェアをユーザに提供したりする。
受注管理サーバ70は、各ユーザからの産業機器の受注状況を管理するサーバコンピュータであり、CPU70a、記憶部70b、及び通信部70cを含む。これらのハードウェア構成は、それぞれCPU20a、記憶部20b、及び通信部20cと同様であるので説明を省略する。受注管理サーバ70は、各ユーザから産業機器を受注して、その受注内容に基づいて生産管理サーバ80に生産指示を行う。
生産管理サーバ80は、受注管理サーバ70が受注した産業機器の生産状況を管理するサーバコンピュータであり、CPU80a、記憶部80b、及び通信部80cを含む。これらのハードウェア構成は、それぞれCPU20a、記憶部20b、及び通信部20cと同様であるので説明を省略する。ここでは、生産管理サーバ80は、メーカが生産する産業機器の筺体やラベル等に二次元コードを印刷するプリンタ80dに接続されている。
障害管理サーバ90は、各ユーザが購入した産業機器に発生した障害を管理するサーバコンピュータである。
なお、産業機器管理システムSの各装置に記憶されているものとして説明するプログラムや各データは、当該装置に接続される情報記憶媒体に記憶されていてもよいし、ネットワークNを介して外部装置から取得されるようにしてもよい。また、各装置のハードウェア構成は上記の例に限られず、一般的に用いられるハードウェアを適用可能である。説明の簡略化のためにハードウェア構成の詳細説明を省略した装置についても同様である。
本実施形態では、ユーザが複数台のモータ制御装置10をまとめて発注する場面を例に挙げて、産業機器管理システムSが実行する処理を説明する。例えば、発注前において、ユーザは、モータ1が所望の動作をするように、モータ制御装置10のパラメータやファームウェアの選択を行う。ここでは、ユーザが保有するモータ制御装置10は、ユーザが発注するモータ制御装置10の試作機に相当し、ユーザは、試作機を利用して自分が発注するモータ制御装置10のカスタマイズ内容を決めることができる。なお、ここでの試作機とは、ユーザが発注する産業機器と同じ物理的構成(例えば、型式が同一)を有する産業機器のことである。
試作機に設定されたパラメータ等は、クラウドサーバ60にアップロードされて、これらを識別するための識別情報(本実施形態では、カスタマイズIDという。)に関連付けられる。その後、ユーザがカスタマイズIDを指定してモータ制御装置10を発注すると、そのカスタマイズIDに関連付けられたパラメータやファームウェアに基づいてモータ制御装置10が生産される。このため、試作機で調整したパラメータやファームウェアが設定されたモータ制御装置10が納品され、ユーザが個別に調整する手間を省くことができる。更に、当該生産されたモータ制御装置10には、発注時に使用されたカスタマイズIDが関連付けられるので、納品後の製品管理が容易になる。以降、この技術の詳細について説明する。
[産業機器管理システムで実現される機能]
図2は、産業機器管理システムSで実現される機能を示す機能ブロック図である。ここでは、モータ制御装置10、モータ制御装置保守端末20、クラウドサーバ60、受注管理サーバ70、及び生産管理サーバ80で実現される機能について説明する。
[モータ制御装置で実現される機能]
モータ制御装置10は、設定情報記憶部11を含む。設定情報記憶部11は、記憶部10aを主として実現される。設定情報記憶部11は、ユーザが調整した設定情報(例えば、パラメータやファームウェア等)を記憶する。先述のように、モータ制御装置10は、生産指示に応じて生産される産業機器の試作機に相当するので、設定情報記憶部11は、試作機を動作させるためのパラメータやファームウェアを記憶することになる。
[モータ制御装置保守端末で実現される機能]
モータ制御装置保守端末20は、表示制御部21及び入力部22を含む。表示制御部21は、CPU20aを主として実現され、入力部22は、CPU20a及び操作部20eを主として実現される。
[表示制御部]
表示制御部21は、各種画面を表示部20dに表示させる。ここでは、表示制御部21は、発行画面表示制御部21a、通知画面表示制御部21b、及び発注画面表示制御部21cを含む。
発行画面表示制御部21aは、ユーザがカスタマイズIDの発行依頼をするための発行画面を表示させる。図3は、発行画面の一例を示す図である。図3に示すように、発行画面100には、産業機器のシリアル番号を入力するための入力フォーム101、入力されたシリアル番号に対応する機器情報の照会をするための送信ボタン102、産業機器の種類に関する情報(例えば、型式や仕様等)を入力するための入力フォーム103、パラメータを入力するための入力フォーム104、ファームウェアを入力するための入力フォーム105、及びユーザがカスタマイズIDの発行依頼をするための確定ボタン106が表示される。
通知画面表示制御部21bは、後述する識別情報発行部により発行されたカスタマイズIDを通知するための通知画面を表示させる。図4は、通知画面の一例を示す図である。図4に示すように、通知画面110には、カスタマイズID、カスタマイズIDに含まれる公開情報、及びカスタマイズIDに関連付けられた設定情報等が表示される。
発注画面表示制御部21cは、ユーザが産業機器を発注するための発注画面を表示させる。図5は、発注画面の一例を示す図である。図5に示すように、発注画面120には、ユーザが発注する産業機器の基本情報を入力するための入力フォーム121、発注台数を入力するための入力フォーム122、カスタマイズIDを入力するための入力フォーム123、及び発注要求をするための発注ボタン124が表示される。ユーザは、入力フォーム121に、発注する産業機器の基本情報(例えば、種別、型式、仕様等)、自分のユーザID、及び産業機器の保有者(例えば、自分が所属する会社名)等を入力する。
[入力部]
入力部22は、ユーザによる各種入力を受け付ける。本実施形態では、入力部22は、機器情報入力部22a、機器入力部22b、設定情報入力部22c、発行依頼入力部22d、及び注文入力部22eを含む。
機器情報入力部22aは、機器情報の入力を受け付ける。機器情報入力部22aは、後述する機器情報データベースのユーザ領域に登録する機器情報(例えば、パラメータが格納されたファイル名等)の入力を受け付ける。
機器入力部22bは、産業機器を識別する情報の入力を受け付ける。例えば、機器入力部22bは、入力フォーム101から産業機器のシリアル番号の入力を受け付けたり、入力フォーム103から産業機器の型式や仕様等の入力を受け付けたりする。
設定情報入力部22cは、ユーザによる設定情報(例えば、パラメータやファームウェアに関する情報等)の入力を受け付ける。例えば、設定情報入力部22cは、カスタマイズIDを発行させる設定情報の入力を受け付ける。即ち、設定情報入力部22cは、後述するカスタマイズ情報データベースに登録する設定情報の入力を受け付ける。ここでは、設定情報入力部22cは、入力フォーム104,105への入力を受け付ける。
発行依頼入力部22dは、ユーザによるカスタマイズIDの発行依頼の入力を受け付ける。本実施形態では、発行依頼入力部22dは、発行画面100の確定ボタン106の選択を受け付ける。
注文入力部22eは、ユーザによる産業機器の注文を受け付ける。ここでは、注文入力部22eは、発注ボタン124の選択を受け付ける。
[クラウドサーバで実現される機能]
クラウドサーバ60は、ユーザ情報データベース記憶部61a、機器情報データベース記憶部61b、カスタマイズ情報データベース記憶部61c、機器情報登録部62、発行依頼受付部63、機器受付部64、設定情報受付部65、カスタマイズ処理部66、通知部67、チェック実行部68、及び機器管理部69を含む。ユーザ情報データベース記憶部61a、機器情報データベース記憶部61b、及びカスタマイズ情報データベース記憶部61cは、記憶部60bを主として実現され、他の各機能は、CPU60aを主として実現される。
[各データベース記憶部]
ユーザ情報データベース記憶部61aは、ユーザに関する各種情報を格納するユーザ情報データベースを記憶する。例えば、ユーザ情報データベースには、ユーザを一意に識別するためのユーザID及び各ユーザの個人情報が格納される。ユーザが所定の利用登録を行うと、ユーザ情報データベースに新たなレコードが作成され、当該レコードに、利用登録を行ったユーザが入力した情報が格納される。ユーザ情報データベースに格納される情報は、各ユーザの操作により変更が可能である。
機器情報データベース記憶部61bは、産業機器に関する各種情報が格納される機器情報データベースを記憶する。図6は、機器情報データベースの一例を示す図である。図6に示すように、機器情報データベースには、産業機器の個体識別情報であるシリアル番号、所有者、及び機器情報が格納される。ここでは、機器情報は、メーカが管理するデータ領域であるメーカ領域と、各ユーザが管理するデータ領域であるユーザ領域と、を含む。
メーカ領域には、産業機器固有の情報が格納され、例えば、産業機器の生産時に使用したカスタマイズID、産業機器を特定するための各種情報(例えば、産業機器名、型式、仕様に関する産業機器説明等)、及びファームウェアの種類やバージョン情報等が格納される。メーカ領域のうち、ファームウェアの種類やバージョン情報は、ファームウェアのダウンロード時や更新時に適宜変更される。一方、他の情報は、原則として産業機器の購入後に変わらない情報なので更新されない。なお、メーカ領域に格納されたカスタマイズIDは、特定のユーザのみ閲覧できるようにしてもよい。
ユーザ領域には、ユーザが入力した機器情報が格納され、例えば、ユーザが調整したパラメータ、産業機器が使用される設備名、ユーザが付けた名称、及び産業機器の使用用途等が格納される。なお、ユーザ領域には、パラメータの実データが格納されるようにしてもよいし、パラメータのファイル名と格納場所のみが格納され、パラメータファイルの実データは他の記憶領域に格納されているようにしてもよい。また、ユーザ領域に入力される各項目は、ユーザごとに自由に編集できるようにしてもよい。
カスタマイズ情報データベース記憶部61cは、産業機器のカスタマイズに関する情報を格納するカスタマイズ情報データベースを記憶する。図7は、カスタマイズ情報データベースの一例を示す図である。図7に示すように、カスタマイズ情報データベースには、カスタマイズIDの発行依頼をしたユーザのユーザID、カスタマイズID、ユーザが指定した産業機器に関する情報(例えば、シリアル番号や型式等)、及び設定情報が関連付けられて格納される。
[機器情報登録部]
機器情報登録部62は、機器情報を機器情報データベースに登録する。例えば、ユーザが発注した産業機器が生産されると、機器情報登録部62は、機器情報データベースに新たなレコードを作成して、その産業機器のシリアル番号、所有者、及びメーカ領域の各情報を格納する。例えば、機器情報登録部62は、これらの情報を、後述する生産管理データベースから取得する。なお、産業機器が生産された直後は、ユーザ領域にはデータは格納されないようにしてもよい。
また、本実施形態では、モータ制御装置10の設定情報記憶部11に記憶された設定情報のアップロードが可能なので、機器情報登録部62は、当該アップロードされた設定情報を、機器情報データベースに登録する。この場合、機器情報登録部62は、設定情報を繰り返し取得して、設定情報の履歴を機器情報データベースに登録するようにしてもよい。例えば、機器情報登録部62は、産業機器の設定情報を時系列的に格納する。即ち、機器情報登録部62は、ユーザが調整したモータ制御装置10のパラメータの履歴を、そのモータ制御装置10のシリアル番号に対応するユーザ領域に格納したり、モータ制御装置10にインストールされたファームウェアの種類やバージョンの履歴を、そのモータ制御装置10のシリアル番号に対応するメーカ領域に格納したりすることができるようにしてもよい。
また、本実施形態では、モータ制御装置10だけではなく、モータ1やコントローラ40等の複数の産業機器が存在し、更に、各産業機器には複数の種類(例えば、型式)が存在するので、機器情報登録部62は、複数の産業機器のそれぞれの機器情報(例えば、複数の種類の産業機器のそれぞれの機器情報)を取得して、当該産業機器に関連付けて機器情報データベースに登録することになる。更に、本実施形態では、ユーザが保有するモータ制御装置10は試作機に相当するので、機器情報登録部62は、この試作機において調整されたパラメータを取得して機器情報データベースに登録することになる。
[発行依頼受付部]
発行依頼受付部63は、設定情報受付部65により受け付けられる設定情報に関連付けるカスタマイズID(識別情報)の発行依頼を受け付ける。本実施形態では、発行依頼受付部63は、ユーザが確定ボタン106を選択した旨の通知を受け付ける。
[機器受付部]
機器受付部64は、複数の産業機器のうちの少なくとも一つの指定を受け付ける。例えば、機器受付部64は、カスタマイズIDを発行させる産業機器のシリアル番号や種類(例えば、型式)等を受け付ける。
[設定情報受付部]
設定情報受付部65は、産業機器(例えば、モータ制御装置10)に設定される設定情報を受け付ける。本実施形態では、発行画面100において産業機器のシリアル番号や種類(例えば、型式)等が指定されるので、設定情報受付部65は、ユーザにより指定された産業機器の設定情報を受け付けることになる。ここでは、設定情報受付部65は、パラメータ受付部65a、プログラム受付部65b、及び履歴受付部65cを含む。
パラメータ受付部65aは、ユーザによる調整が可能な産業機器のパラメータを受け付ける。例えば、パラメータ受付部65aは、入力フォーム104に入力されたパラメータを受け付ける。
プログラム受付部65bは、ファームウェアの種類やバージョン情報を受け付ける。例えば、プログラム受付部65bは、入力フォーム105に入力されたファームウェアを受け付ける。
履歴受付部65cは、機器情報データベースに登録された履歴に含まれる設定情報の何れかの指定を受け付ける。即ち、履歴受付部65cは、ユーザが指定したシリアル番号の産業機器にパラメータやファームウェアの履歴が登録されている場合には、この履歴に含まれるパラメータやファームウェアの何れかの指定を受け付けることになる。
[カスタマイズ処理部]
カスタマイズ処理部66は、カスタマイズ情報データベースの更新に関する処理を行う。例えば、カスタマイズ処理部66は、カスタマイズ可否判定部66a、発行判定部66b、識別情報発行部66c、及び設定情報登録部66dを含む。
カスタマイズ可否判定部66aは、設定情報受付部65が受け付けた設定情報でカスタマイズが可能か否かを判定する。例えば、カスタマイズ可能か否かの基準を示す条件が産業機器ごとに定められており、カスタマイズ可否判定部66aは、設定情報受付部が受け付けた設定情報が当該条件を満たすか否かを判定する。当該条件は、カスタマイズ可能なパラメータの範囲やファームウェアの種類及びバージョンである。
発行判定部66bは、設定情報受付部65により受け付けられた設定情報と、既に発行されたカスタマイズIDに関連付けられた設定情報と、に基づいて、識別情報発行部66cにカスタマイズIDを発行させるか否かを判定する。
本実施形態では、発行判定部66bは、設定情報受付部65により受け付けられた設定情報と、既に発行されたカスタマイズIDに関連付けられた設定情報と、の差(ずれ)が基準(閾値)以内であるか否かを判定する。例えば、発行判定部66bは、設定情報受付部65により受け付けられたパラメータが示す数値と、既に発行されたカスタマイズIDに関連付けられたパラメータが示す数値と、の差が基準以内であるか否かを判定する。なお、この基準は、予め管理者により定められたものであってもよいし、ユーザにより変更可能であってもよい。
この場合、後述する識別情報発行部66cは、発行判定部66bにより基準以内であると判定された場合はカスタマイズIDを発行せず、発行判定部66bにより基準以内ではないと判定された場合にカスタマイズIDを発行する。即ち、発行判定部66bは、設定情報に多少の差があったとしても、この差が比較的小さければ新たにカスタマイズIDを発行する必要はないと判定することになる。
また例えば、発行判定部66bは、設定情報受付部65により受け付けられた設定情報と、既に発行されたカスタマイズIDに関連付けられた設定情報と、が一致するか否かを判定するようにしてもよい。即ち、発行判定部66bは、設定情報受付部65により受け付けられた設定情報と同じものが、既にカスタマイズ情報データベースに存在するか否かを判定する。この場合、後述する識別情報発行部66cは、発行判定部66bにより設定情報が一致すると判定された場合はカスタマイズIDを発行せず、一致しないと判定された場合にカスタマイズIDを発行する。
識別情報発行部66cは、設定情報(例えば、パラメータやファームウェア)が受け付けられた場合、カスタマイズIDを発行して当該設定情報に関連付ける。本実施形態では、識別情報発行部66cは、発行依頼が受け付けられた場合にカスタマイズIDを発行することになる。ここでは、カスタマイズ情報データベースの同一レコードにデータを格納することが、関連付けることに相当する。
図8は、カスタマイズIDの一例を示す図である。図8に示すように、本実施形態では、カスタマイズIDは、当該カスタマイズIDに固有の公開情報と、当該カスタマイズIDに関連付けられた設定情報に基づいて産業機器の生産を行うための秘密情報と、を含む。即ち、カスタマイズIDは、公開情報と秘密情報が一体となった情報である。
公開情報は、例えば、ユーザを識別する情報(ユーザIDやユーザが所属する企業のID。図8の例では、「00001」)やユーザ自身で指定可能な記号列(図8の例では、「0001」)を含む。この記号列は、例えば、発行画面100等から入力可能であってよい。秘密情報は、所与の方法により生成される記号列(図8の例では、「abcd0111」)である。例えば、識別情報発行部66cは、ランダムに選択した文字列により秘密情報を生成するようにしてもよい。本実施形態では、ユーザが、カスタマイズ情報データベースに登録された設定情報を使って発注するためには、その設定情報に関連付けられたカスタマイズIDを保有していなければならない。このため、公開情報のみを保有している者は、その設定情報を使って発注することはできす、秘密情報を含んだカスタマイズIDを保有していなければならない。
本実施形態では、識別情報発行部66cは、発行したカスタマイズIDを、機器受付部64が受け付けた産業機器及び設定情報受付部65が受け付けた設定情報に関連付ける。ここでは、識別情報発行部66cは、設定情報登録部66dにより登録された設定情報と同じレコードに、カスタマイズID及び産業機器のシリアル番号や型式等を格納することによって関連付けを行う。
設定情報登録部66dは、設定情報受付部65が受け付けた設定情報(例えば、設定情報記憶部11に記憶された設定情報)をカスタマイズ情報データベースに登録する。例えば、設定情報登録部66dは、カスタマイズ情報データベースに新たなレコードを作成する。このレコードに、カスタマイズIDの発行依頼をしたユーザのユーザID、識別情報発行部66cが発行したカスタマイズID、機器受付部64が受け付けた産業機器(例えば、シリアル番号や型式等)、及び設定情報受付部65が受け付けた設定情報が格納される。
また、本実施形態では、モータ制御装置10だけではなく、モータ1やコントローラ40等の複数の産業機器が存在し、更に、各産業機器には複数の種類(例えば、型式)が存在するので、設定情報登録部66dは、複数の産業機器のそれぞれの機器情報(例えば、複数の種類の産業機器のそれぞれの機器情報)を取得して、当該産業機器に関連付けてカスタマイズ情報データベースに登録することになる。更に、本実施形態では、ユーザが保有するモータ制御装置10は試作機に相当するので、設定情報登録部66dは、この試作機において調整されたパラメータを取得してカスタマイズ情報データベースに登録することになる。
[通知部]
通知部67は、識別情報発行部66cにより発行されたカスタマイズIDを通知する。なお、通知部67がカスタマイズIDを通知する方法は、通知画面110に限られず、電子メール等によってカスタマイズIDを通知するようにしてもよい。
[チェック実行部]
チェック実行部68は、後述するチェック依頼部74から受け取ったカスタマイズID(即ち、ユーザが発注時に入力したカスタマイズID)がカスタマイズ情報データベースに存在するか否かを判定する。別の言い方をすれば、チェック実行部68は、発注依頼をしたユーザがカスタマイズIDの秘密情報を保有するか否かを判定するともいえる。
[機器管理部]
機器管理部69は、カスタマイズIDに関連付けられた設定情報に基づいて産業機器の設定(生産)が行われた場合、当該産業機器のシリアル番号(個体識別番号)を、カスタマイズIDに関連付ける。ここでは、機器管理部69は、生産された産業機器のシリアル番号に対応するメーカ領域にカスタマイズIDを格納することで関連付けを行う。また、本実施形態では、発行画面100において産業機器のシリアル番号や種類(例えば、型式等)が指定されるので、機器管理部69は、カスタマイズIDに関連付けられた設定情報に基づいて、当該カスタマイズIDに関連付けられた産業機器の設定が行われた場合に関連付けを行うことになる。
[受注管理サーバで実現される機能]
受注管理サーバ70は、受注管理データベース記憶部71、要求部72、注文受付部73、チェック依頼部74、及び生産指示部75を含む。受注管理データベース記憶部71は、記憶部70bを主として実現され、他の各機能は、CPU70aを主として実現される。
[受注管理データベース記憶部]
受注管理データベース記憶部71は、メーカが受注した産業機器に関する受注管理データベースを記憶する。受注管理データベースには、発注をしたユーザのユーザID、産業機器の保有者、受注した産業機器に関する各情報、及びカスタマイズIDが格納される。
[要求部]
要求部72は、ユーザに対してカスタマイズIDの入力を要求する。ここでは、要求部72は、発注画面120の入力フォーム123においてカスタマイズIDの入力を要求する。別の言い方をすれば、要求部72は、要求部72は、カスタマイズIDを入力するユーザに対して、そのカスタマイズIDに含まれる秘密情報を要求しているともいえる。
[注文受付部]
注文受付部73は、ユーザが入力した注文内容を受け付ける。注文受付部73は、ユーザが発注画面120から入力した内容を受け付ける。
[チェック依頼部]
チェック依頼部74は、要求部72の要求に応じてユーザが入力したカスタマイズIDがカスタマイズ情報データベースに格納されているか否かの判定を、クラウドサーバ60に対して依頼する。別の言い方をすれば、チェック依頼部74は、ユーザがカスタマイズIDの秘密情報を保有しているか否かの判定を依頼しているともいえる。
[生産指示部]
生産指示部75は、ユーザから受注した産業機器の生産指示を、生産管理サーバ80に送る。ここでは、生産指示部75は、受注管理データベースに格納された各情報を生産管理サーバ80に送信する。
[生産管理サーバで実現される機能]
生産管理サーバ80は、生産管理データベース記憶部81及び生産管理部82を含む。生産管理データベース記憶部81は、記憶部80bを主として実現され、生産管理部82は、CPU80aを主として実現される。
[生産管理データベース記憶部]
生産管理データベース記憶部81は、メーカが生産すべき産業機器に関する各種情報を格納する生産管理データベースを記憶する。図9は、生産管理データベースの一例を示す図である。図9に示すように、生産管理データベースには、産業機器に付与されるシリアル番号、産業機器の保有者、産業機器に関する各種情報(例えば、産業機器の型式や仕様等)、生産時に使用されるカスタマイズID、及び当該カスタマイズIDに関連付けられた設定情報が格納される。
[生産管理部]
生産管理部82は、産業機器の生産を統括的に管理する。ここでは、生産管理部82は、生産指示受付部82a、機器受付部82b、特定部82c、設定部82d、及び情報付与部82eを含む。
生産指示受付部82aは、受注管理サーバ70から、産業機器の生産指示を受け付ける。ここでは、生産指示受付部82aは、受注管理サーバ70が受注した産業機器の生産指示を受け付け、当該生産指示とともに、その産業機器の生産に使用するカスタマイズIDも受け付けるものとする。また、カスタマイズIDを用いて産業機器を生産するのは一回だけではないので、生産指示受付部82aは、カスタマイズIDを用いて産業機器を生産するための生産指示を繰り返し受け付けることが可能である。
機器受付部82bは、生産すべき産業機器の指定を受け付ける。例えば、機器受付部82bは、当該受注管理サーバ70が受注した産業機器に関する情報(例えば、産業機器の型式や仕様等)を、受注管理サーバ70から受け付ける。
特定部82cは、生産指示が受け付けられた場合、クラウドサーバ60に登録された設定情報(例えば、試作機のパラメータ)に基づいて、当該生産指示に応じて生産される産業機器の設定情報を特定する。特定部82cは、生産指示の際に受け付けたカスタマイズIDに関連付けられた設定情報の取得要求をクラウドサーバ60に送り、このカスタマイズIDに関連付けられた設定情報をカスタマイズ情報データベース記憶部61cから取得して、生産管理データベースに格納する。
なお、本実施形態のように、機器情報データベースに設定情報の履歴が含まれている場合には、ユーザが履歴の何れかを指定してカスタマイズIDが発行されるので、特定部82cは、この履歴に含まれる設定情報のうち指定された設定情報に基づいて特定を行うことになる。また、本実施形態では、モータ制御装置10だけではなく、種々の産業機器の生産が可能なので、特定部82cは、カスタマイズ情報データベースに登録された設定情報のうち指定された産業機器(生産対象となる産業機器)に関連付けられた設定情報に基づいて特定を行うことになる。更に、本実施形態では、生産指示が繰り返し受け付けられるので、特定部82cは、生産指示が受け付けられるたびに、カスタマイズ情報データベースに登録された設定情報に基づいて特定を行うことになる。
なお、生産管理部82は、上記説明した情報以外にも、生産管理データベースに格納する各情報(例えば、産業機器の保有者)を、受注管理サーバ70から受け付けるようにしてもよい。更に、生産管理部82は、所定の採番ルールのもとで、生産する産業機器にシリアル番号を付与するようにしてもよい。
設定部82dは、特定部82cにより特定された設定情報に基づいて、当該生産指示に応じて生産される産業機器の設定を行う。例えば、ユーザがカスタマイズIDを指定して複数の産業機器を発注した場合は、設定部82dは、これら複数の産業機器の設定を同一の設定情報に基づいて行うことになる。なお、設定部82dは、特定部82cが特定した設定情報を、生産対象の産業機器に直接的に書き込むようにしてもよいし、設定情報を書き込むための機器に対して書き込み指示を送るようにしてもよい。
情報付与部82eは、識別情報発行部66cにより発行されたカスタマイズIDに関連付けられた設定情報に基づいて産業機器の設定が行われた場合、当該産業機器に、当該カスタマイズIDのうち、秘密情報は付与せずに公開情報を付与する。例えば、情報付与部82eは、カスタマイズIDのうち公開情報を含み秘密情報は含まない二次元コードを産業機器に付与する。なお、公開情報の付与方法はこれに限られず、他にも例えば、情報付与部82eは、二次元コードではなく公開情報を示す記号列を印刷したり、生産対象の産業機器のメモリに公開情報を書き込んだりすることによって、公開情報を付与するようにしてもよい。
生産管理部82は、産業機器が生産されると、その製品のシリアル番号、所有者、産業機器の各情報(例えば、型番等)、及び生産時に使用したカスタマイズIDを機器管理部69に送信する。機器管理部69は、これらの情報を受信して、機器情報データベースに登録することになる。
[産業機器管理システムで実行される処理]
次に、産業機器管理システムSで実行される処理について説明する。以降説明する処理が実行されることにより、各機能ブロックが実現される。ここでは、産業機器管理システムSで実行される処理の一例として、カスタマイズ情報データベースにデータを登録するためのカスタマイズ処理、及び、生産対象の産業機器を生産して管理するための生産管理処理について説明する。
[カスタマイズ処理]
図10は、カスタマイズ処理の一例を示す図である。なお、カスタマイズ処理が実行されるにあたり、機器情報データベースに各産業機器の機器情報が登録されているものとする。例えば、ユーザが試作機で調整したパラメータやファームウェアが、機器情報データベースにアップロードされているものとする。
図10に示すように、まず、モータ制御装置保守端末20においては、CPU20aは、表示部20dに発行画面100を表示させる(S1)。CPU20aは、産業機器のシリアル番号の指定を受け付ける(S2)。S2においては、ユーザは、操作部20eを用いて、機器情報を照会したいシリアル番号を入力フォーム101に入力する。
入力フォーム101にシリアル番号が入力されて送信ボタン102が選択されると、CPU20aは、このシリアル番号に関連付けられた機器情報の取得要求をクラウドサーバ60に送信する(S3)。なお、モータ制御装置保守端末20からクラウドサーバ60への通信が行われる場合には、適宜、ユーザIDが送信されているものとする。
クラウドサーバ60においては、機器情報の取得要求を受信すると、CPU60aは、ユーザが入力したシリアル番号に関連付けられた機器情報を、モータ制御装置保守端末20に送信する(S4)。S4においては、CPU60aは、機器情報データベースを参照し、ユーザが指定したシリアル番号に対応する機器情報を取得して送信する。なお、このレコードに設定情報の履歴がある場合には、S4においては、CPU60aは、この履歴に含まれる複数の設定情報を送信することになる。
モータ制御装置保守端末20においては、クラウドサーバ60から機器情報を受信すると、CPU20aは、当該受信した機器情報を発行画面100に表示させる(S5)。S5においては、ユーザが入力したシリアル番号に関連付けられた産業機器に関する各情報(例えば、型式等)が入力フォーム103に表示され、その産業機器のパラメータ及びファームウェアが、それぞれ入力フォーム104,105に表示される。なお、設定情報の履歴を受信した場合は、入力フォーム104,105に、その履歴が表示される。ユーザは、入力フォーム104,105において、履歴に含まれる設定情報の何れかを指定する。
CPU20aは、各入力フォームへの入力を受け付ける(S6)。S6においては、例えば、入力フォーム104においてパラメータの入力が受け付けられ、入力フォーム105においてファームウェアの入力が受け付けられるようにしてもよい。例えば、入力フォーム104においてパラメータの変更が受け付けられたり、入力フォーム105においてファームウェアの変更が受け付けられたりするようにしてもよい。更に、ユーザが入力フォーム101にシリアル番号を入力せず、入力フォーム103に産業機器の型式等を入力して、入力フォーム104,105にそれぞれパラメータとファームウェアを直接入力するようにしてもよい。なお、ユーザが入力フォーム101にシリアル番号を入力することで、そのシリアル番号に対応する産業機器のパラメータやファームウェアが、それぞれ入力フォーム104,105に表示された場合には、これら入力フォーム104,105に対する入力が受け付けられないようにしてもよい。更に、ユーザが入力フォーム104,105に対して所定の入力をした場合に、CPU20aは、モータ制御装置保守端末20に接続されているモータ制御装置10の記憶部10aに記憶されたパラメータやファームウェアに関する情報を取得するようにしてもよい。
CPU20aは、確定ボタン106が選択されたか否かを判定する(S7)。確定ボタン106が選択されたと判定されない場合(S7;N)、S2の処理に戻り、再び、シリアル番号の入力及び設定情報の指定が繰り返される。
一方、確定ボタン106が選択されたと判定された場合(S7;Y)、CPU20aは、発行画面100における入力内容とともに、カスタマイズIDの発行要求をクラウドサーバ60に送信する(S8)。
クラウドサーバ60においては、CPU60aは、モータ制御装置保守端末20からカスタマイズIDの発行要求及び発行画面100における入力内容を受け付ける(S9)。CPU60aは、ユーザが指定した内容でのカスタマイズが可能か否かを判定する(S10)。例えば、カスタマイズ可能か否かの判断基準となる条件を示すデータが記憶部60bに記憶されており、CPU60aは、ユーザが指定した設定内容がその条件を満たすか否かを判定する。
カスタマイズ不可と判定された場合(S10;N)、本処理は終了し、カスタマイズIDの発行及び設定情報の登録は行われない。この場合、ユーザが指定した内容でのカスタマイズが不可能である旨を示すエラーメッセージが、発行画面100に表示されるようにしてもよい。
一方、カスタマイズ可能と判定された場合(S10;Y)、CPU60aは、ユーザが指定した設定情報と、既にカスタマイズ情報データベースに格納された設定情報と、に基づいて、カスタマイズIDを発行するか否かを判定する(S11)。S11においては、CPU60aは、ユーザが指定した設定情報と、既にカスタマイズ情報データベースに格納された設定情報と、の差が基準以内であるか否かを判定したり、これらが一致するか否かを判定したりする。何れの判定処理を実行するかは、ユーザに選択させるようにしてもよい。更に、パラメータに含まれる複数の項目(例えば、ゲインの数値等)のうち、特定の項目のみがS11における判定対象となってもよい。
カスタマイズIDを発行しないと判定された場合(S11;N)、本処理は終了し、カスタマイズIDの発行及び設定情報の登録は行われない。この場合、ユーザが指定した設定情報で既にカスタマイズIDが発行されている旨を示すエラーメッセージが、発行画面100に表示されるようにしてもよい。
一方、カスタマイズIDを発行すると判定された場合(S11;Y)、CPU60aは、設定情報に関連付けるカスタマイズIDを発行する(S12)。S12においては、CPU60aは、ユーザIDを含む公開情報を生成する、そして、CPU60aは、所定の記号列生成処理を行って秘密情報を生成する。CPU60aは、これら公開情報と秘密情報を結合して、カスタマイズIDを発行する。
CPU60aは、S12において発行したカスタマイズIDを、ユーザが指定した設定情報等と関連付けてカスタマイズ情報データベースに格納する(S13)。S13においては、CPU60aは、カスタマイズ情報データベースに新たなレコードを生成し、そのレコードに、ユーザID、カスタマイズID、産業機器に関する情報(例えば、シリアル番号や型式等)、及び設定情報を格納する。
CPU60aは、発行されたカスタマイズIDを含む通知画面110の表示データを生成して、モータ制御装置保守端末20に送信する(S14)。
モータ制御装置保守端末20は、表示データを受信すると、CPU20aは、通知画面110を表示部20dに表示させ(S15)、本処理は終了する。以降、ユーザは、カスタマイズIDを使って発注することが可能になる。なお、通知画面110は、ユーザの操作により任意のタイミングで表示部20dに表示可能であってもよい。
[生産管理処理]
図11及び図12は、生産管理処理の一例を示す図である。まず、図11に示すように、受注管理サーバ70は、カスタマイズIDの入力を要求するための入力フォーム123を含む発注画面120の表示データをモータ制御装置保守端末20に送信する(S21)。
モータ制御装置保守端末20においては、CPU20aは、発注画面120を表示部20dに表示させる(S22)。CPU20aは、ユーザが入力した内容を各入力フォーム121〜123に反映させる(S23)。発注ボタン124が選択されると、CPU20aは、発注画面120において入力された内容を、受注管理サーバ70に送信する(S24)。
受注管理サーバ70においては、CPU70aは、入力内容を受信する(S25)。CPU70aは、クラウドサーバ60に対して、ユーザが入力したカスタマイズIDの正当性のチェックを依頼する(S26)。
クラウドサーバ60においては、CPU60aは、カスタマイズ情報データベースにカスタマイズIDが存在するか否かを判定する(S27)。なお、S27においては、CPU60aは、カスタマイズ情報データベースに、入力を行ったユーザのユーザID及びカスタマイズIDの両方が一致するレコードがあるか否かを判定するようにしてもよい。CPU60aは、S27におけるチェック結果を、受注管理サーバ70に送信する(S28)。
受注管理サーバ70においては、CPU70aは、クラウドサーバ60から受信したチェック結果を参照し、カスタマイズIDが存在するか否かを判定する(S29)。カスタマイズIDが存在しないと判定された場合(S29;N)、本処理は終了する。この場合、カスタマイズIDが不正であるため、製品を発注することができない旨のエラーメッセージが表示部20dに表示されるようにしてもよい。例えば、カスタマイズIDのうちの公開情報のみが入力された場合には、以降の処理が実行されないので、そのカスタマイズIDを使った発注をすることができないことになる。
一方、カスタマイズIDが存在すると判定された場合(S29;Y)、CPU70aは、ユーザの発注内容を受注管理データベースに登録する(S30)。S30においては、CPU70aは、S25で受信した内容を受注管理データベースに登録することになる。その後、任意のタイミングで、CPU70aは、生産管理サーバ80に対して生産指示を送信する(S31)。S31においては、CPU70aは、受注管理データベースに登録された内容、及び、その内容で産業機器の生産を行う旨の指示を生産管理サーバ80に対して送信することになる。
図12に移り、生産管理サーバ80においては、CPU80aは、受注管理サーバ70から、生産指示を受け付けたか否かを判定する(S32)。生産指示を受け付けたと判定された場合(S32;Y)、CPU80aは、生産すべき産業機器に関する情報を受け付ける(S33)。S33においては、CPU80aは、受注管理サーバ70から、生産すべき産業機器の基本情報(例えば、保有者、型式、仕様等)、生産時に使用するカスタマイズID等を受け付ける。
CPU80aは、生産指示とともに受け付けたカスタマイズIDに関連付けられた設定情報の取得要求をクラウドサーバ60に送信する(S34)。
クラウドサーバ60においては、取得要求を受け付けると、CPU60aは、カスタマイズ情報データベースを参照して、取得要求が行われたカスタマイズIDに関連付けられた設定情報を生産管理サーバ80に送信する(S35)。S35においては、CPU60aは、カスタマイズ情報データベースのうち、取得要求が行われたカスタマイズIDに対応するレコードに格納された設定情報を送信することになる。
生産管理サーバ80においては、設定情報を受信すると、CPU80aは、生産すべき産業機器のシリアル番号を発行して各情報(ここでは、生産指示とともに受け付けた情報、及び、クラウドサーバ60から受信した設定情報)を生産管理データベースに登録する(S36)。
CPU80aは、生産管理データベースに登録した内容に基づいて、生産対象の産業機器に設定すべき設定情報等を特定する(S37)。CPU80aは、S37で特定した内容に基づいて、産業機器の設定処理を実行する(S38)。S38においては、CPU80aは、生産対象の産業機器に直接的に設定情報を書き込むようにしてもよいし、設定情報を書き込むための機器に対して書き込み指示を送るようにしてもよい。
CPU80aは、秘密情報を含まず、かつ、公開情報を含む二次元コードを生成してプリンタ80dから印刷する(S39)。S39においては、CPU80aは、例えば製品のシリアル番号及びカスタマイズIDの公開情報を含み秘密情報を含まない二次元コードの画像データを生成し、プリンタ80dに対して、その画像データの印刷指示を行う。プリンタ80dは、生産対象の製品の筺体に二次元コードを印刷したり、生産対象の製品に貼りつけられるラベルに二次元コードを印刷したりする。
CPU80aは、生産される産業機器に関する情報をクラウドサーバ60に送信する(S40)。S40においては、CPU80aは、生産対象の産業機器のシリアル番号、生産対象の産業機器の基本情報(例えば、保有者、型式、仕様等)、及び生産時に使用したカスタマイズIDをクラウドサーバ60に送信する。
クラウドサーバ60においては、生産管理サーバ80から情報を取得すると、CPU60aは、生産された産業機器のシリアル番号に、カスタマイズID等を関連付けて機器情報データベースに格納する(S41)。S41においては、CPU60aは、機器情報データベースに新たなレコードを作成して、そのレコードに受信した情報を格納する。
[産業機器の生産についてのまとめ]
以上説明した産業機器管理システムSによれば、クラウドサーバ60に登録された設定情報に基づいて産業機器の生産をすることができるので、ユーザが産業機器の設定を調整する手間を軽減することができる。例えば、同じ産業機器であってもユーザによっては仕様用途や使用環境が異なるので、メーカの標準設定に基づいて製品が生産される場合には、その標準設定が必ずしもユーザに合うとは限らない。この場合はユーザは個別に調整作業をする必要があるが、産業機器管理システムSでは、予めユーザの要求通りの設定情報で産業機器の生産が可能であるので、個別の調整作業をする手間を省くことができる。特に、産業機器の分野では、カスタマイズ品が事後的に多数発注されることが多く、共通のパラメータやファームウェアを設定した産業機器を量産する場面があるため、ユーザの手間を効果的に軽減することができる。
また、産業機器の記憶部に記憶されたものと同じ設定情報を使って生産することができるので、ユーザが実際に調整したパラメータやファームウェアに基づいた量産が可能となる。例えば、パラメータやファームウェアをユーザに手入力させて発注をしても、一応は、産業機器のカスタマイズが可能であるが、この場合は人為的な入力ミスが発生する可能性がある。特に、産業機器の分野では上記のように量産が必要な場面があるため、入力ミスに気づかずに発注してしまうと、設定ミスの産業機器が大量に発生してしまう可能性がある。この点、実際に産業機器に書き込まれているパラメータやファームウェアを使用することで、生産時の設定ミスを効果的に防止することができる。
また、機器情報データベースに設定情報の履歴が格納されている場合は、この履歴に含まれる設定情報のうちの何れかに基づいて産業機器の生産が可能になる。例えば、産業機器は経年劣化するため、産業機器の現在の状態に応じたパラメータ等を設定する必要があるが、経年劣化した産業機器のパラメータ等は、新しく生産する産業機器には適合しない可能性がある。更に、産業機器は、実際にパラメータ等を設定してみなければ、どのような動作をするのかが分からないこともあるので、ユーザは過去に設定したパラメータの方が好ましいことに事後的に気付くこともある。このため、履歴に含まれている設定情報のうち最新のものを、必ずしもユーザが使用しない可能性があり、履歴の中で選択可能にすることで生産対象の産業機器に最適な設定を行うことができ、ユーザの利便性が向上する。
また、産業機器ごとに設定情報を登録しておくことができるので、ユーザが発注する産業機器に応じた設定情報を使って生産することができる。例えば、メーカが取り扱う産業機器は多岐にわたり、一見して同じような産業機器であっても仕様が微妙に異なれば、その産業機器に設定すべき設定情報が大きく異なることがある。このため、産業機器ごとに設定情報を登録しておくことで、生産対象の産業機器に最適な設定情報を使って生産をすることができる。
また、カスタマイズ情報データベースに登録された設定情報は、一回だけ使用できるのではなく、ユーザの発注に応じて繰り返し使用することができる。このため、ユーザは、前回と同じ設定情報で産業機器を発注したい場合は、設定情報を再び登録する作業をする必要がなくなるため、発注時のユーザの操作負担をより効果的に軽減することができ、メーカ側から見ればリピートオーダーにつなげることができる。
また、産業機器管理システムSでは、カスタマイズIDに関連付けられた設定情報を産業機器に書き込むことができるので、産業機器の設定までを一元管理することができる。例えば、設定情報の登録及び特定だけを産業機器管理システムSで行い、産業機器の設定を工場従業員の手作業で行ったり他のシステムで行ったりする場合は設定すべき情報を取り違える等の人為的なミスが発生する可能性があるが、本実施形態のように産業機器の設定まで一括して行うことで、生産時に発生する設定ミスを効果的に防止することができる。
また、産業機器管理システムSでは、複数の産業機器に対して同一の設定情報に基づく設定を行う場合の手間を効果的に軽減することができる。例えば、従来は、このような設定作業をユーザが各産業機器に個別に行う必要があったが、産業機器管理システムSでは、当該設定作業が自動的に実行されるため、ユーザが当該設定作業を個別に行うことによる煩雑さを解消するとともに、当該設定作業を効率的に行うことができる。特に、産業機器の分野では、同じ設定情報に基づいて設定を行うべき機器が多数存在する場面があるため、同一の設定情報に基づいて複数の産業機器の設定を行うことで、より効果的にユーザの手間を軽減することができる。
また、産業機器管理システムSでは、ユーザが試作機を使ってパラメータを調整してカスタマイズ情報データベースに登録することができるので、実際に試作機で調整した正確なパラメータに基づいて産業機器の生産をすることができる。例えば、同じ型式の産業機器であってもユーザの使用環境等が異なれば設定すべきパラメータも異なるので、ユーザに試作機を提供してパラメータを調整させることで、より正確なパラメータを納品時の産業機器に設定することができ、納品後の再調整作業の発生を効果的に防止することができる。
[産業機器の管理についてのまとめ]
また、以上説明した産業機器管理システムSでは、設定時に同一の設定情報が用いられた産業機器をグループ化して管理することができるので、産業機器を設定情報ごとに管理することができ、産業機器の管理をしやすくなる。例えば、ユーザから見れば、自分が保有する産業機器の台数が多くなりがちであるが、産業機器の生産時の設定が共通するものをグループ化することができるので、各産業機器の設定を個別に確認することなく、互いに関連する産業機器を容易に特定することができる。例えば、ある産業機器に障害が発生した場合には、その産業機器と同一又は類似の設定情報に基づいて生産された産業機器にも障害が発生する可能性があるため、ユーザは、その可能性がある産業機器を特定して障害防止の対策をすることができる。また、メーカから見れば、同一又は類似の設定情報を特定することができるので、ある特定の設定情報に基づいて設定が行われた産業機器について、ユーザに対して新製品情報を提供したり、その産業機器に関連する障害情報等を提供したりすることができるため、ユーザに対するアフターケアを効率的に行うことができる。
また、既にカスタマイズIDが発行されている設定情報と比較して、新たにカスタマイズIDを発行するか否かが決定されるので、同じような設定情報に対して複数のカスタマイズIDが発行されることを防止することができる。このため、ユーザはカスタマイズIDの管理をしやすくなる。また、メーカから見ても、カスタマイズ情報データベースに無駄なデータが登録されることを軽減するので、データ量を削減できるとともに、ユーザが登録したデータの管理を容易に行うことができる。
また、設定情報の差が基準以内であれば、既にカスタマイズIDが発行された設定情報と似ているということなので、この設定情報に対しては新たにカスタマイズIDを発行しないことによって、ユーザはカスタマイズIDの管理をしやすくなる。例えば、設定情報の微妙な違いをカスタマイズIDの発行に厳密に影響させたくないユーザであれば、この発行方法を適用することで、自分の好みに応じた発行をさせることができる。
また、既にカスタマイズIDが発行された設定情報と一致する設定情報に対してカスタマイズIDを発行しないようにすることで、同一の設定情報に対して複数のカスタマイズIDが発行されることを防止することができるので、例えば、設定情報の違いをカスタマイズIDの発行に厳密に影響させたいユーザであれば、この発行方法を適用することで、自分の好みに応じた発行をさせることができる。
また、カスタマイズIDを、ユーザが指定した産業機器に関連付けることにより、ある特定の産業機器に関連付けられた設定情報で設定が行われた場合に、これら産業機器をグループ化して管理することができる。このため、より詳細な製品管理が可能になる。例えば、シリアル番号及びカスタマイズIDだけではなく、型式を関連付けて管理することによって、ユーザやメーカは産業機器の管理をしやすくなる。
また、カスタマイズIDを使って生産された産業機器には、そのカスタマイズIDのうち秘密情報が付与されないので、仮に納品後の産業機器に付与された公開情報を第三者が盗み見たとしても、秘密情報を知ることができないので、この第三者は、カスタマイズIDに関連付けられた設定情報を使って発注をすることができない。このため、第三者が不当に産業機器のコピーを行うことを防止することができる。更に、カスタマイズIDを使って生産された産業機器には、公開情報は付与されるので、カスタマイズIDを登録したユーザであれば、その公開情報さえ見れば設定情報が何であるかを特定することができる。
また、ユーザが発行依頼をした設定情報にカスタマイズIDを発行することによって、特定の設定情報に対してカスタマイズIDを発行させることができる。例えば、設定情報を受け付けるたびにカスタマイズIDを発行する場合はカスタマイズIDの数が膨大になる可能性があるが、ユーザが発注で使いたい設定情報を指定してカスタマイズIDを発行させることで、必要な設定情報のみにカスタマイズIDを発行させることができる。
また、生産時のパラメータが共通する産業機器をグループ化して管理することができるので、例えば、ある特定のパラメータが設定された産業機器に障害が発生している場合、そのパラメータが設定されている産業機器を、個別に設定確認を行わなくても特定することができ、障害の予防等の管理を効果的に行うことができる。
[変形例]
なお、機器情報データベースに格納されるデータは、上記の例に限られない。例えば、モータ1の回転位置を検出するためのエンコーダが各モータ制御装置10に接続されている場合には、各モータ制御装置10は、エンコーダのメモリに記憶されたモータ情報(詳細後述)に基づいて動作するが、エンコーダが用いられない場合には、モータ情報が機器情報データベースに格納されているようにしてもよい。このようにすることで、モータ制御装置10は、エンコーダが存在しなくても、モータ1の情報を確実に特定することができる。
この場合、各モータ制御装置10のシリアル番号に対応するユーザ領域に、モータ情報が格納されるようにしてもよいし、各モータ1のシリアル番号に対応するメーカ領域又はユーザ領域に、モータ情報が格納されるようにしてもよい。モータ制御装置10は、任意のタイミング(例えば、モータ1の制御を開始するタイミング)で、コントローラ40を介してクラウドサーバ60からモータ情報を取得する。なお、モータ制御装置10は、モータ制御装置保守端末20を介してクラウドサーバ60からモータ情報を取得するようにしてもよいし、ネットワークNに接続可能なモータ制御装置10であれば、クラウドサーバ60から直接的にモータ情報を取得するようにしてもよい。
例えば、クラウドサーバ60上で管理されるモータ情報としては、(1)モータ1の種類(例えば、回転型、リニア型等)、(2)モータ1の型式情報(例えば、型番等)、(3)モータ1に関するパラメータ情報、が挙げられる。パラメータ情報は、モータ1の種類に応じたものが格納されるようにすればよく、例えば、回転型であれば、定格トルク、定格出力、定格回転速度、瞬時最大トルク、モータ慣性モーメント、極数、最高回転速度、定格電流、最大電流、及びd軸、q軸インダクタンスが格納され、リニア型であれば、最大推力、定格推力、可動子質量、定格速度、最高速度、ポールピッチ、定格電流、最大電流、及びd軸、q軸インダクタンスが格納される。
また、実施形態では、ユーザがモータ制御装置保守端末20を用いてカスタマイズIDを発行する場合を説明するが、クラウドサーバ60に接続可能な端末が用いられるようにすればよく、例えば、ユーザが保守用携帯端末30又はコントローラ保守端末50を使ってカスタマイズIDを発行させるようにしてもよい。
また、実施形態では、機器情報データベースに登録されている設定情報をユーザが選択してカスタマイズIDを発行させる場合を説明したが、ユーザが指定した設定情報に対してカスタマイズIDが発行されるようにすればよい。例えば、ユーザが、発行画面100からパラメータの数値を直接手入力したり、ファームウェアの種類やバージョンを選択したりするようにしてもよい。また、本実施形態では、機器情報登録部62が設定情報の履歴を登録する場合を説明するが、設定情報登録部66dが、設定情報を繰り返し取得して、設定情報の履歴をカスタマイズ情報データベースに登録するようにしてもよい。この場合には、履歴受付部65cは、カスタマイズ情報データベースに格納された履歴に含まれる設定情報の指定を受け付け、特定部82cが、当該指定された設定情報を特定するようにしてもよい。
また、実施形態では、既にカスタマイズIDが発行された設定情報と同一又は類似する設定情報が指定された場合は、カスタマイズIDを新たに発行しない場合を説明したが、この場合に、既に発行されている上記カスタマイズIDと同一のカスタマイズIDを発行して(再発行する)上記指定された設定情報に関連付けられるようにしてもよい。即ち、識別情報発行部66cは、発行判定部66bにより発行させないと判定された場合、既に発行されたカスタマイズIDを再発行して、設定情報受付部65により受け付けられた設定情報に関連付ける。また、この場合、カスタマイズ情報データベースに格納されたカスタマイズIDのうち、既に発行されているカスタマイズIDに関連付けられた特定のカスタマイズID(例えば、既に発行されているカスタマイズIDの一部と同一の情報を含む特定のカスタマイズID)が再発行されるようにしてもよい。
上記のように、カスタマイズIDを新たに発行させない場合であっても、カスタマイズIDを再発行させて設定情報に関連付けて管理することで、一つのカスタマイズIDに複数の設定情報を関連付けることができる。例えば、一つのカスタマイズIDに関連付けられた複数の設定情報を選択させるようにすれば、内容が似ている設定情報をグループ化して管理することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、ユーザがモータ制御装置保守端末20を操作して産業機器の発注を行う場合を説明したが、産業機器を発注する際の流れはこれに限られない。ユーザの発注内容がメーカに通知されるようにすればよく、他にも、代理店等を介してメーカに発注内容が通知されるようにしてもよい。この場合、メーカ側の担当者は、ユーザが指定したカスタマイズIDがカスタマイズ情報データベースに存在するか否かを確認するようにしてもよい。カスタマイズIDが存在する場合は、メーカ側の担当者は、所定の発注受付操作を行うことで、受注管理データベースにデータが登録されるようにしてもよい。
また、実施形態では、産業機器の一例としてモータ制御装置10を生産する場面を例に挙げて説明したが、産業機器管理システムSにおいて生産される産業機器はこれに限られない。モータ制御装置10の一例として説明したサーボアンプ以外にも、産業機器管理システムSは、コントローラ、インバータ、及びロボットコントローラ等の産業機器全般の生産管理を行うこともできる。この場合、コントローラ、インバータ、及びロボットコントローラ等の設定情報をクラウドサーバ60に登録しておき、当該登録した設定情報に基づいて、生産時のこれらの産業機器の設定情報が特定されるようにすればよい。このため、クラウドサーバ60に登録される設定情報は、生産対象となる産業機器の設定情報であればよく、上記説明したモータ制御装置10のパラメータやファームウェアに限られない。
また、ネットワークNに接続可能な産業機器(例えば、コントローラ40)と各サーバ(例えば、クラウドサーバ60)との間で各種データを送受信する場合には、種々の通信プロトコルを適用可能であるが、その一例として、FTP(File Transfer Protocol)が用いられるようにしてもよい。
例えば、産業機器にFTPクライアントの機能が実装され、サーバにFTPサーバの機能が実装される。この場合、FTPサーバである上記サーバは、FTPクライアントである産業機器からFTPに基づく通信接続要求を待ち受ける。そして、産業機器がサーバに対して通信接続要求を行った場合には、産業機器は、自身の記憶部に記憶されたデータやプログラム(例えば、産業機器の設定情報、ファームウェア、産業機器の動作状況等を記録したロギングデータ等)を、転送対象のファイルとしてサーバに転送して、サーバ側の記憶部に記録することが可能となる。更に、産業機器は、サーバ側の記憶部に記憶されたデータやプログラム(例えば、当該産業機器や他の産業機器の設定情報やファームウェア等)を、転送対象のファイルとして取得して自身の記憶部に記録することが可能となる。このようにすることで、産業機器は、自身の記憶部とサーバ側の記憶部との間のデータ転送を任意のタイミングで行うことができる。
また、上記とは逆に、産業機器にFTPサーバの機能が実装され、サーバにFTPクライアントの機能が実装されるようにしてもよい。この場合、FTPサーバである産業機器は、FTPクライアントであるサーバからFTPに基づく通信接続要求を待ち受ける。そして、サーバが産業機器に対して通信接続要求を行った場合には、サーバは、当該サーバ側の記憶部に記憶されたデータやプログラム(例えば、当該産業機器や他の産業機器の設定情報やファームウェア等)を、転送対象のファイルとして産業機器に転送して、当該産業機器の記憶部に記録することが可能となる。更に、サーバは、産業機器の記憶部に記憶されたデータやプログラム(例えば、産業機器の設定情報、ファームウェア、ロギングデータ等)を、転送対象のファイルとして取得して自身の記憶部に記録することが可能となる。このようにすることで、サーバは、当該サーバ側の記憶部と産業機器の記憶部との間のデータ転送を任意のタイミングで行うことができる。
なお、上記のようにして送受信されるファイルが機器情報のユーザ領域に格納されたデータである場合には、各ユーザがユーザ領域に登録したデータを、任意のタイミングで、産業機器がサーバから取得したり、サーバから産業機器に転送したりすることができるようになる。
また、以上説明した実施形態は具体例として示したものであり、本明細書にて開示される発明をこれら具体例の構成やデータ格納例そのものに限定するものではない。当業者はこれら開示された実施形態に種々の変形、例えば、物理的構成の形状や数、データ構造、処理の実行順を変更したりしてもよい。本明細書にて開示される発明の技術的範囲は、そのようになされた変形をも含むものと理解すべきである。
S 産業機器管理システム、1 モータ、10 モータ制御装置、10a 記憶部、11 設定情報記憶部、20 モータ制御装置保守端末、20a CPU、20b 記憶部、20c 通信部、20d 表示部、20e 操作部、21 表示制御部、21a 発行画面表示制御部、21b 通知画面表示制御部、21c 発注画面表示制御部、22 入力部、22a 機器情報入力部、22b 機器入力部、22c 設定情報入力部、22d 発行依頼入力部、22e 注文入力部、30 保守用携帯端末、40 コントローラ、50 コントローラ保守端末、60 クラウドサーバ、60a CPU、60b 記憶部、60c 通信部、61a ユーザ情報データベース記憶部、61b 機器情報データベース記憶部、61c カスタマイズ情報データベース記憶部、62 機器情報登録部、63 発行依頼受付部、64 機器受付部、65 設定情報受付部、65a パラメータ受付部、65b プログラム受付部、65c 履歴受付部、66 カスタマイズ処理部、66a カスタマイズ可否判定部、66b 発行判定部、66c 識別情報発行部、66d 設定情報登録部、67 通知部、68 チェック実行部、69 機器管理部、70 受注管理サーバ、70a CPU、70b 記憶部、70c 通信部、71 受注管理データベース記憶部、72 要求部、73 注文受付部、74 チェック依頼部、75 生産指示部、80 生産管理サーバ、80a CPU、80b 記憶部、80c 通信部、80d プリンタ、81 生産管理データベース記憶部、82 生産管理部、82a 生産指示受付部、82b 機器受付部、82c 特定部、82d 設定部、82e 情報付与部、90 障害管理サーバ、100 発行画面、101,103,104,105 入力フォーム、102 送信ボタン、106 確定ボタン、110 通知画面、120 発注画面、121,122,123 入力フォーム、124 発注ボタン、N ネットワーク。

Claims (13)

  1. 第1の産業機器に設定され設定情報を受け付ける受付部と、
    前記設定情報が受け付けられた場合、前記設定情報が設定された第2の産業機器を発注するための識別情報を発行して当該設定情報に関連付けてデータベースに登録する発行部と、
    ユーザが発注時に指定した識別情報が前記データベースに存在するかを判定する判定部と、
    前記判定部により存在すると判定された場合、前記発行された識別情報に関連付けられた設定情報に基づいて、前記第2の産業機器の設定を行う設定部と、
    前記設定部により前記第2の産業機器の設定が行われた場合、当該第2の産業機器の個体識別情報を、前記識別情報に関連付ける機器管理部と、
    を有する産業機器管理システム。
  2. 前記産業機器管理システムは、
    前記受け付けられた設定情報と、既に発行された前記識別情報に関連付けられた前記設定情報と、に基づいて、前記発行部に前記識別情報を発行させるか否かを判定する判定部を更に有する請求項1に記載の産業機器管理システム。
  3. 前記判定部は、前記受け付けられた設定情報と、既に発行された前記識別情報に関連付けられた前記設定情報と、の差が基準以内であるか否かを判定し、
    前記発行部は、前記判定部により基準以内であると判定された場合は前記識別情報を発行せず、前記判定部により基準以内ではないと判定された場合に前記識別情報を発行する、
    請求項2に記載の産業機器管理システム。
  4. 前記判定部は、前記受け付けられた設定情報と、既に発行された前記識別情報に関連付けられた前記設定情報と、が一致するか否かを判定し、
    前記発行部は、前記判定部により一致すると判定された場合は前記識別情報を発行せず、前記判定部により一致しないと判定された場合に前記識別情報を発行する、
    請求項2に記載の産業機器管理システム。
  5. 前記発行部は、前記判定部により発行させないと判定された場合、前記既に発行された前記識別情報を再発行して、前記受け付けられた設定情報に関連付ける、
    請求項2〜4の何れかに記載の産業機器管理システム。
  6. 前記産業機器管理システムは、
    複数の第1の産業機器のうちの少なくとも一つの指定を受け付ける機器受付部を更に有し、
    前記発行部は、前記発行した識別情報を、前記指定された第1の産業機器及び前記受け付けられた設定情報に関連付け、
    前記機器管理部は、前記発行された識別情報に関連付けられた設定情報に基づいて、当該識別情報に関連付けられた第1の産業機器と同じ型式の第2の産業機器の設定が行われた場合、当該第2の産業機器の個体識別情報を、前記識別情報に関連付ける、
    請求項1〜5の何れかに記載の産業機器管理システム。
  7. 前記識別情報は、当該識別情報に固有の公開情報と、当該識別情報に関連付けられた設定情報に基づいて第2の産業機器の設定を行うための秘密情報と、を含み、
    前記産業機器管理システムは、
    前記発行された識別情報に関連付けられた設定情報に基づいて第2の産業機器の設定が行われた場合、当該第2の産業機器に、当該識別情報のうち、前記秘密情報は付与せずに前記公開情報を付与する情報付与部を更に有する請求項1〜6の何れかに記載の産業機器管理システム。
  8. 前記産業機器管理システムは、前記識別情報の発行依頼を受け付ける依頼受付部を更に有し、
    前記発行部は、前記発行依頼を受け付けた場合に前記識別情報を発行する、
    請求項1〜7の何れかに記載の産業機器管理システム。
  9. 前記設定情報は、ユーザによる調整が可能な前記産業機器のパラメータである、
    請求項1〜8の何れかに記載の産業機器管理システム。
  10. 第1の産業機器に設定され設定情報を受け付ける受付部と、
    前記設定情報が受け付けられた場合、前記設定情報が設定された第2の産業機器を発注するための識別情報を発行して当該設定情報に関連付けてデータベースに登録する発行部と、
    ユーザが発注時に指定した識別情報が前記データベースに存在するかを判定する判定部と、
    前記判定部により存在すると判定された場合、前記発行された識別情報に関連付けられた設定情報に基づいて、前記第2の産業機器の設定が行われた場合、当該第2の産業機器の個体識別情報を、前記識別情報に関連付ける機器管理部と、
    を有する産業機器管理サーバ。
  11. コンピュータが、
    第1の産業機器に設定され設定情報を受け付ける受付ステップと、
    前記設定情報が受け付けられた場合、前記設定情報が設定された第2の産業機器を発注するための識別情報を発行して当該設定情報に関連付けてデータベースに登録する発行ステップと、
    ユーザが発注時に指定した識別情報が前記データベースに存在するかを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより存在すると判定された場合、前記発行された識別情報に関連付けられた設定情報に基づいて、前記第2の産業機器の設定を行う設定ステップと、
    前記設定ステップにより前記第2の産業機器の設定が行われた場合、当該第2の産業機器の個体識別情報を、前記識別情報に関連付ける機器管理ステップと、
    行う産業機器管理方法。
  12. 第1の産業機器に設定され設定情報を受け付ける受付部、
    前記設定情報が受け付けられた場合、前記設定情報が設定された第2の産業機器を発注するための識別情報を発行して当該設定情報に関連付けてデータベースに登録する発行部、
    ユーザが発注時に指定した識別情報が前記データベースに存在するかを判定する判定部、
    前記判定部により存在すると判定された場合、前記発行された識別情報に関連付けられた設定情報に基づいて、前記第2の産業機器の設定を行う設定部、
    前記設定部により前記第2の産業機器の設定が行われた場合、当該第2の産業機器の個体識別情報を、前記識別情報に関連付ける機器管理部、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  13. 請求項12に記載のプログラムを記憶したコンピュータ可読情報記憶媒体。
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