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JP6197637B2 - (e)−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンの製造方法 - Google Patents

(e)−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンの製造方法 Download PDF

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JP6197637B2 JP2013266111A JP2013266111A JP6197637B2 JP 6197637 B2 JP6197637 B2 JP 6197637B2 JP 2013266111 A JP2013266111 A JP 2013266111A JP 2013266111 A JP2013266111 A JP 2013266111A JP 6197637 B2 JP6197637 B2 JP 6197637B2
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Description

本発明は、(E)−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンの製造方法に関する。
(E)−1,3,3,3−テトラフルオロプロペン(HFO−1234ze(E))は、温室効果ガスである1,1,1,2−テトラフルオロエタン(R−134a)、1,1−ジフルオロエタン(R−152a)、1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパン(R−245fa)に代わる冷媒、発泡剤、洗浄剤、溶剤及びエアゾールとして、また、機能性材料の原料モノマー及び合成用中間体として、近年大きな期待が寄せられている。なお、本明細書では、ハロゲン化炭化水素については化合物名の後の括弧内にその化合物の略称を記載する場合があるが、本明細書では必要に応じて化合物名に替えてその略称を用いる。また、化合物名の前又は化合物の略称の後に(Z)又は(E)等の表記があるものは、幾何異性体のZ体又はE体であることを示す。
HFO−1234ze(E)の製造方法として、例えば、((E)及び/又は(Z))−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン(HFO−1233zd(E/Z))を触媒存在下でフッ化水素と反応させて1−クロロ−1,3,3,3−テトラフルオロプロパン(R−244fa)及び/又はR−245faを含む中間生成物を生成させた後、該中間生成物を脱ハロゲン化水素反応させる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、HFO−1233zd(E/Z)を触媒存在下でフッ化水素と反応させて直接HFO−1234ze(E)を得る方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
上記した従来の方法では、HFO−1233zd(E/Z)を原料としてHFO−1234ze(E)を合成できるものの、反応剤としてフッ化水素を使用するため、装置や配管を耐腐食性のある高価な材料で構成する必要があった。また、フッ化水素による人身への事故が発生するリスクが高く、漏えい時の安全リスク管理に大きな労力がかかるのが現状であった。したがって、HFO−1233zd(E/Z)からHFO−1234ze(E)を製造する、より安全性の高い新規な方法が求められていた。
特開2011−190272号公報 特開2004−43410号公報
本発明は、HFO−1233zd(E/Z)を原料として、フッ化水素を原料として用いないHFO−1234ze(E)の製造方法の提供を目的とする。
本発明の製造方法は、((E)及び/又は(Z))−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン及び下記一般式(1)で表わされる((E)及び/又は(Z))−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン以外のフルオロカーボン類の少なくとも1種を含有する原料組成物を金属触媒と接触させて、前記((E)及び/又は(Z))−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンを(E)−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンに転化させることを特徴とする。
Figure 0006197637
(ただし、式(1)中、w、x、y、zはすべて整数であり、2≦w≦5、1≦x≦2w+2、0≦y<2w+2、0≦z<2w+2である。)
本発明の製造方法によれば、HFO−1233zd(E/Z)を原料として、フッ化水素を原料として用いることなくHFO−1234ze(E)を製造することができる。本発明の製造方法は安全性に優れる。
本発明の製造方法に使用される反応装置の一例を概略的に示す図。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(HFO−1234ze(E)の製造方法)
本発明の製造方法は、HFO−1233zd(E/Z)と下記式(1)で表わされるHFO−1233zd(E/Z)以外のフルオロカーボン類(以下、フルオロカーボン類(A)という。)の少なくとも1種とを含有する原料組成物を金属触媒と接触させることにより、HFO−1233zd(E/Z)をフッ素化し、転化させることでHFO−1234ze(E)を製造する方法である。
Figure 0006197637
(ただし、式(1)中、w、x、y、zはすべて整数であり、2≦w≦5、1≦x≦2w+2、0≦y<2w+2、0≦z<2w+2である。)
本発明の製造方法におけるHFO−1233zd(E/Z)とフルオロカーボン類(A)の反応は、下記反応式(2)で表すことができる。
Figure 0006197637
(ただし、式(2)中、w、x、y、z、p、q、rはすべて整数であり、2≦w≦5、1≦x≦2w+2、0≦y<2w+2、0≦z<2w+2、であり、p≦x−1、y+1≦q≦2w+2、0≦r≦2w+1である。)
HFO−1233zd(E/Z)とフルオロカーボン類(A)を含む原料組成物を金属触媒に接触させると、HFO−1233zd(E/Z)を構成する炭素原子に結合している塩素原子とフルオロカーボン類(A)を構成する炭素原子に結合しているフッ素原子とが、金属触媒の触媒作用によりハロゲン交換反応し、HFO−1233zd(E/Z)の塩素原子がフッ素原子に置換されたHFO−1234zeが生成する。このとき、HFO−1234zeのE体とZ体のうち、HFO−1234zeのE体が選択的に生成する。本発明の製造方法は、HFO−1233zd(E/Z)と転化反応させる化合物としてフルオロカーボン類(A)を用いることで、HFO−1234ze(E)を十分な転化率、選択率で製造することを可能としたものである。
本発明の製造方法は、連続式の製造方法であっても、バッチ式の製造方法であってもよい。本発明の製造方法は、製造効率の点で連続式の方法であることが好ましい。連続式の製造方法において、原料組成物を構成する反応成分であるHFO−1233zd(E/Z)とフルオロカーボン類(A)との反応の場(例えば、金属触媒が収容された反応器)への供給は、いずれも連続的に行われる。バッチ式の製造では、前記した各反応成分HFO−1233zd(E/Z)とフルオロカーボン類(A))の供給は、どちらの反応成分が先であっても、あるいは同時であってもよい。すなわち、HFO−1233zd(E/Z)とフルオロカーボン類(A)のいずれか一方の成分の供給の際に、反応器内に他方が供給されていない場合でも、先に供給された成分が反応器内に滞留中に、後から供給される成分が供給され、HFO−1233zd(E/Z)及びフルオロカーボン類(A)が反応器内で金属触媒と所定の時間接触すればよい。
以下、本発明の方法を連続式の製造に適用する実施形態について説明する。
(原料組成物)
本発明における原料組成物は、反応成分としてHFO−1233zd(E/Z)及びフルオロカーボン類(A)を含む。
本発明におけるHFO−1233zd(E/Z)は、HFO−1233zd(E)のみであっても、HFO−1233zd(Z)のみであってもよく、HFO−1233zd(E)及びHFO−1233zd(Z)の混合体であってもよい。HFO−1233zd(E/Z)は、反応性の向上の点から、HFO−1233zd(E/Z)の全量に対するHFO−1233zd(E)の割合が50〜100モル%、残りがHFO−1233zd(Z)であることが好ましく、HFO−1233zd(E)の割合が80〜100モル%であることがより好ましい。
本発明におけるフルオロカーボン類(A)は、上記式(1)で表わされる化合物であり、炭素数wが2〜5の含フッ素炭化水素類である。フルオロカーボン類(A)を構成する炭化水素基は飽和炭化水素基及び不飽和炭化水素基のいずれであってもよく、直鎖状、分岐状又は環状のいずれであってもよい。フルオロカーボン類(A)は、1種類を単独で用いてもよく、2種類以上を混合して用いてもよい。また、フルオロカーボン類(A)としては、上記式(2)の反応で生成した副生物や反応中間体を用いることもできる。
フルオロカーボン類(A)としては、副反応生成物を抑える点から、上記式(1)中、wは2〜3であることが好ましい。フルオロカーボン類(A)の炭素原子に結合しているフッ素原子は、ある程度分散して存在している方が、ハロゲン置換反応を起こしやすいと推測される。したがって、反応性を向上させる点から、フルオロカーボン類(A)の1つの炭素原子に結合しているフッ素原子の数は1〜2であることが好ましい。
フルオロカーボン類(A)として具体的には、フッ化ビニリデン(VdF)、1,2−ジクロロ−1,1−ジフルオロエタン(HCFC−132b)、1,1,2−トリクロロ−2,2−ジフルオロエタン(HCFC−122)、1−クロロ−2,2,2−トリフルオロエタン(HCFC−133a)、ジクロロフルオロメタン(HCFC−21)、クロロジフルオロメタン(HCFC−22)、トリフルオロメタン(HFC−23)、ジクロロジフルオロメタン(CFC−12)、トリクロロフルオロメタン(CFC−11)、テトラフルオロエチレン(TFE)、クロロトリフルオロエチレン(CTFE)、1,1−ジクロロ−2,2−ジフルオロエチレン(CFO−1112a)、ヘキサフルオロプロペン(PFO−1216)等が挙げられる。
フルオロカーボン類(A)としては、VdF、HCFC−132b、HCFC−122、TFE、CTFE、CFO−1112aが好ましく、HFO−1233zd(E)との反応性が高いことから、HCFC−122、VdF又はHCFC−132bであることがより好ましい。
また、原料組成物中のフルオロカーボン類(A)に対するHFO−1233zd(E/Z)の含有割合は、副反応を抑制する点から、HFO−1233zd(E/Z)/フルオロカーボン類(A)で示されるモル比で、1/1〜5/1であることが好ましい。HFO−1233zd(E/Z)/フルオロカーボン類(A)が1/1以上であることで副反応物の生成を抑えられ、5/1以下であることで、HFO−1233zd(E/Z)を十分な転化率、選択率で製造することができる。なお、原料組成物を金属触媒に連続的に接触させて転化させる本実施形態においては、単位時間当たりの流量を制御することで原料組成物中の各成分の含有モル比を制御することができる。
本発明において、原料組成物は、反応成分であるHFO−1233zd(E/Z)とフルオロカーボン類(A)以外に、その他の成分を含むことができる。原料組成物におけるHFO−1233zd(E/Z)及びフルオロカーボン類(A)の含有割合の合計は、副反応の抑制、金属触媒の耐久性向上等の点から、10モル%以上100モル%以下が好ましく、30モル%以上70モル%以下がより好ましく、30モル%以上50モル%以下が特に好ましい。
原料組成物が含有可能なその他の成分としては、特に限定されるものではないが、副反応の抑制および金属触媒の耐久性向上等の点から、窒素、アルゴン、ヘリウム等の不活性ガスが好ましい。これらのガスを含有させることで、反応成分であるHFO−1233zd(E/Z)及びフルオロカーボン類(A)を希釈することができる。以下、これらのガスを希釈ガスという。
原料組成物中の希釈ガスの含有割合は、原料組成物の全量に対して90モル%以下が好ましく、30〜70モル%がより好ましく、50〜70モル%が特に好ましい。
(金属触媒)
金属触媒は、原料組成物中のHFO−1233zd(E/Z)を構成する炭素原子に結合している塩素原子とフルオロカーボン類(A)を構成する炭素原子に結合しているフッ素原子とのハロゲン交換反応に対し触媒作用を有する。金属触媒としては、例えば、金属単体、金属酸化物、金属ハロゲン化物等が挙げられる。金属触媒は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、HFO−1233zd(E/Z)を効率よくHFO−1234ze(E)に転化できることから、金属酸化物および金属ハロゲン化物からなる群から選ばれる1種以上が好ましい。
金属単体、金属酸化物、金属ハロゲン化物を構成する金属としては、遷移金属元素、第12族金属元素、第13族金属元素が挙げられる。中でも、第6族金属元素、第8族金属元素、第10族金属元素、第12族金属元素、第13族金属元素が好ましく、クロム、鉄、亜鉛、アルミニウムがさらに好ましい。
金属単体触媒は、上記した金属の1種であってもよく、2種以上の金属の合金であってもよい。
金属酸化物触媒は、上記した金属の1種の酸化物であってもよく、2種以上の金属の複合酸化物であってもよい。
金属ハロゲン化物は、上記した金属の1種のハロゲン化物であってもよく、2種以上の金属の複合ハロゲン化物であってもよい。
金属触媒としては、具体的に、鉄、コバルト、ニッケル、パラジウム、酸化クロム(クロミア)、酸化アルミニウム(アルミナ)、酸化亜鉛、フッ化鉄、フッ化アルミニウム、塩化アルミニウム、フッ化クロム、塩化クロムなどが挙げられる。これらの金属触媒の中でも、HFO−1233zd(E/Z)を効率よくHFO−1234ze(E)に転化できる点で、酸化アルミニウム(アルミナ)および酸化クロム(クロミア)からなる群から選ばれる1種以上が好ましい。
また、金属触媒は、担体に担持されていてもよい。担体としては、例えば、アルミナ担体、ジルコニア担体、シリカ担体、シリカアルミナ担体、活性炭に代表されるカーボン担体、硫酸バリウム担体、炭酸カルシウム担体などが挙げられる。活性炭としては、例えば、木材、木炭、果実ガラ、ヤシガラ、泥炭、亜炭、石炭などの原料から調製した活性炭などが挙げられる。
また、金属触媒は、反応性向上の観点から、あらかじめ活性化処理されていることが好ましい。活性化処理の方法としては、加熱下又は非加熱下で金属触媒を活性化処理剤と接触させる方法が挙げられる。活性化処理剤としては、例えば、フッ化水素、塩化水素、含フッ素炭化水素などを用いることができる。中でも、活性化処理剤としては含フッ素炭化水素を用いることが好ましい。活性化処理剤として用いる含フッ素炭化水素としては、例えば、CFC−11、HCFC−21、HCFC−22、TFE等が好適である。
また、金属触媒に対しては、このような反応前の活性化処理の他に、再活性化処理を行うことができる。すなわち、転化反応において、金属触媒の活性が落ち、原料の転化率、目的物であるHFO−1234ze(E)の選択性が低下したときには、金属触媒を再活性化処理することが好ましい。これにより、金属触媒の活性を再生させて金属触媒を再利用することができる。再活性化処理の方法としては、使用前の活性化処理と同様に、金属触媒を加熱下または非加熱下で活性化処理剤と接触させる方法が挙げられる。再活性化処理のための処理剤(再活性化処理剤)としては、酸素、フッ化水素、塩化水素、含塩素化合物、含フッ素化合物等を用いることができる。含塩素化合物としては、四塩化炭素(R−10)、クロロホルム(R−20)、ジクロロメタン(R−30)、塩化ビニル等を挙げることができる。含フッ素化合物としては、CFC−11、HCFC−21、HCFC−22、TFE等を挙げることができる。また、再活性化処理において、副反応の抑制および金属触媒の耐久性向上等の点から、再活性化処理剤を希釈するために窒素、アルゴン、ヘリウム等の不活性ガスを用いることができる。
(反応器および反応条件)
HFO−1233zd(E/Z)及びフルオロカーボン類(A)を反応させる反応器としては、後述する反応器内の温度及び圧力に耐えるものであれば、特に限定されず、例えば、円筒状の縦型反応器を用いることができる。反応器の材質としては、ガラス、鉄、ニッケル又は鉄、ニッケルを主成分とする合金等が用いられる。また、反応器は、反応器内を加熱する電気ヒータ等を備えていてもよい。
このような反応器内に金属触媒が収容されて、反応部が形成される。金属触媒は、固定床型又は流動床型のいずれの形式で収容されていてもよい。また、固定床型である場合には、水平固定床型又は垂直固定床型のいずれであってもよいが、多成分より構成される混合ガスにおいて、比重差により場所によって各成分の濃度分布が生じることを防ぎやすいことから、垂直固定床型であることが好ましい。
反応器内の金属触媒は、反応器に収容される前に活性化処理が行われていてもよいが、操作が簡便で作業効率が良いため、反応器に収容した状態で活性化処理を行うことが好ましい。そのため、活性化処理剤を、金属触媒を収容した反応器に導入して活性化処理を行うことが好ましい。活性化処理剤は、常温のまま反応器に導入してもよいが、反応性を向上させる観点から、反応器に導入する際に加熱等により温度調節を行うことが好ましい。
また、処理の効率を高めるために、反応器内を加熱した状態で活性化処理をすることが好ましい。その場合、反応器内の温度は200〜400℃にすることが好ましい。
反応成分であるHFO−1233zd(E/Z)及びフルオロカーボン類(A)は、それぞれ常温のまま反応器に導入してもよいが、反応器内での反応性を向上させるために、反応器に導入する前に加熱(予熱)してから供給することが好ましい。予熱を行う場合、HFO−1233zd(E/Z)は80〜150℃の温度に加熱してから反応器に供給することが好ましい。また、フルオロカーボン類(A)は80〜150℃の温度に加熱してから反応器に供給することが好ましい。これらの予熱は、HFO−1233zd(E/Z)とフルオロカーボン類(A)を混合した後に一括して行ってもよいし、別々に予熱を行い、さらに混合してから混合物を所定の温度に加熱するなどして、所望の温度に2段階で調節してもよい。
本発明の実施形態において、HFO−1233zd(E/Z)のHFO−1233ze(E)への転化反応は、液相で行ってもよく、気相で行ってもよい。気相で行うことが、生成したHFO−1234ze(E)が触媒表面から脱着し易く、触媒表面の生成物濃度を低くできるため、副反応を抑制し易いという利点があり好ましい。気相で反応させる場合は、常温で液体であるHFO−1233zd(E/Z)を、上記した好ましい温度に加熱し、気化させて反応器に導入することが好ましい。また、反応成分であるフルオロカーボン類(A)のうち、HCFC−132b、HCFC−122、HCFC−133a、CFC−11、CFO−1112a等常温で液体であるものについても、上記した好ましい温度に加熱し、気化させて反応器に導入することが好ましい。
以下、R−20および/またはR−30とフルオロカーボン類(A)との反応を気相で行わせた場合について説明する。
前記したように、原料組成物には、副反応の抑制、金属触媒の耐久性向上等の点から、反応成分であるHFO−1233zd(E/Z)とフルオロカーボン類(A)とともに、希釈ガスが含有されていることが好ましい。気相反応の場合、このような希釈ガスの混合は、原料組成物の反応器への供給のしやすさ、流量の調整の点からも好ましい。
希釈ガスと前記反応成分とを含む原料組成物は、反応性を向上させる点から、前記したように、80〜150℃の温度としてから反応器に導入することが好ましい。反応成分および希釈ガスは、それぞれ上記温度に予熱してから混合し、混合された上記温度の原料組成物を反応器に供給してもよいし、先に混合し原料組成物としてから、この原料組成物を上記温度に加熱して反応器に供給してもよい。
反応成分であるHFO−1233zd(E/Z)及びフルオロカーボン類(A)、さらに必要に応じて用いられる希釈ガスの反応器への供給は、別々であってもよいし、各成分を混合してから供給してもよい。また、反応成分であるHFO−1233zd(E/Z)及びフルオロカーボン類(A)、さらに必要に応じて用いられる希釈ガスを混合してから供給する場合には、原料組成物をグループに分けて、例えば、常温で気体である成分とそれ以外に分けて、各グループでそれぞれ各成分を混合し反応器に別々に供給してもよいし、全成分を混合してから供給してもよい。
このようにして、反応器に導入したHFO−1233zd(E/Z)及びフルオロカーボン類(A)は、反応器内で金属触媒と接触される。このとき、反応性を向上させる点から、温度条件は、反応器内の温度として50〜400℃が好ましく、150〜350℃がより好ましく、圧力条件は、反応器内の圧力として、0〜2MPaゲージ圧が好ましい。また、反応器内での原料組成物と金属触媒の接触時間は、0.1〜500秒間が好ましく、1〜50秒間がより好ましい。
(反応装置)
本発明において、HFO−1234ze(E)の製造に使用される反応装置の一例を、図1に示す。図1に示す反応装置1は、電気ヒータ等の加熱手段を備えた反応器2を備える。なお、反応器2における加熱手段の設置は必須ではない。
反応器2には、金属触媒3が収容されている。また、反応器2には、電気ヒータ等の加熱手段を備えた予熱混合器4が接続されている。予熱混合器4は原料供給ライン5によって反応器2と接続されている。反応成分であるHFO−1233zd(E/Z)、フルオロカーボン類(A)及び希釈ガスからなる原料組成物は予熱混合器4内で混合された後、気体状態で反応器2に供給される。予熱混合器4には、原料成分のうち常温で液体である化合物を供給する第1の供給ライン6、原料成分のうち常温で気体である化合物を供給する第2の供給ライン7、活性化処理剤を供給する第2の供給ライン8及び希釈ガスを供給する希釈ガス供給ライン9が接続されていることが好ましい。
第1の供給ライン6には、電気ヒータ等を備えた予熱器(プレヒータ)6aが設置されており、供給されるHFO−1233zd(E/Z)が所定の温度に予熱されてから予熱混合器4に供給される。前記所定の温度は、液体原料成分の沸点以上の温度とすることが好ましい。すなわち、液体原料成分は予熱され気体状態となってから予熱混合器4に供給されることが好ましい。また、第2の供給ライン、活性化処理剤供給ライン及び希釈ガス供給ラインに、電気ヒータ等を備えた予熱器(プレヒータ)(図示せず)を設置して、そのラインで供給される気体原料成分、活性化処理剤又は希釈ガスを所定の温度に予熱してもよい。なお、第1の供給ライン6における予熱器(プレヒータ)6aの設置は、必須ではない。
反応器2の出口には、熱交換器のような冷却手段10が設置された出口ライン11が接続されている。出口ライン11には、さらに、蒸気及び酸性液回収槽12、アルカリ洗浄装置13及び脱水塔14が順に設置されている。そして、脱水塔14により脱水された後、出口ガスの各成分がガスクロマトグラフィ(GC)のような分析装置により分析・定量されることが好ましい。
(出口ガス成分)
本発明の製造方法においては、反応器2からの出口ガスの成分として、HFO−1234ze(E)を得ることができる。フルオロカーボン類(A)として、VdF、HCFC−132b、HCFC−122、HCFC−133a、HCFC−21、HCFC−22、HFC−23、CFC−12、CFC−11、TFE、CTFE、CFO−1112a、PFO−1216等を用いた場合には、出口ガス成分として、反応生成物であるHFO−1234ze(E)、未反応反応成分であるHFO−1233zd(E/Z)及びフルオロカーボン類(A)と、これ以外に、HFC−143a、HCFO−1131a、塩化ビニリデン(VdCl)、1−クロロ−2,2−ジフルオロエチレン(HCFO−1122)、1,2−ジクロロ−1−フルオロエチレン(HCFO−1121)、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、3−クロロ−1,3,3−トリフルオロプロペン(HFO−1233ze)等が得られる。これら出口ガスに含有される成分のうちで、HFO−1234ze(E)、HFO−1234ze(Z)、HFO−1233ze等は、反応成分のHFO−1233zd(E/Z)に由来する化合物であり、HFC−143a、HCFO−1131a、VdCl、HCFO−1122、HCFO−1121、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン等は、反応成分のフルオロカーボン類(A)に由来する化合物である。
出口ガス成分として得られるこれらの反応生成物はそのまま各種用途に使用することも可能であるが、HFO−1234ze(E)の純度を上げて使用することが好ましい。出口ガスに含まれるHFO−1234ze(E)以外の上記成分は、蒸留、吸着、酸性水溶液、塩基性水溶液又は中性水溶液による洗浄等の既知の手段により分離し、望まれる程度に除去することができる。中でも、常圧下、加圧下又は減圧下で蒸留することで、高純度のHFO−1234ze(E)を得ることができる。
(HFO−1234ze(E)の用途)
HFO−1234ze(E)は、温室効果ガスであるHFO−134a、HFO−152a、HFO−245faに代わる冷媒、発泡剤、洗浄剤、溶剤及びエアゾール、並びに、機能性材料の原料モノマー、及び合成用中間体として有用である。
本発明の製造方法によれば、HFO−1233zd(E/Z)及びフルオロカーボン類(A)を原料として、フッ化水素を反応させずに、地球温暖化係数(GWP)が小さい、新冷媒として有用なHFO−1234ze(E)を製造することができる。したがって、本発明の製造方法は、例えば、HFO−1233zd(E/Z)を触媒存在下又は直接フッ化水素と反応させる方法と比べて、製造設備に要するコストや安全リスク管理にかかる労力を低減することができる。
次に、実施例を用いて本発明をより詳細に説明する。本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(分析条件)
組成分析にはガスクロマトグラム(GC)を用いた。カラムはDB−1301(長さ60m×内径250μm×厚み1μm、アジレント・テクノロジー株式会社製)を用いた。
(触媒活性化例1、2及び実施例1〜14に用いた反応装置)
反応装置としては、図1に示すものと同様の反応装置を用いた。反応器としてステンレス(SUS316)製内径14mm×高さ400mmの垂直固定床反応器を用いた。反応器の中心に直径3.1mmのSUS316製差込管を導入し、その中にK型熱電対を挿入し内温を測定した。反応器の中央部に、触媒活性化例1又は触媒活性化例2で調整した金属触媒を150mmの高さで充填した。反応器は電気炉により加熱した。第1の供給ライン及び第2の供給ラインを接続した予熱混合器を反応器上部に接続し、第1の供給ライン及び予熱混合器をそれぞれ電気炉によって100℃に加熱した。活性化処理剤として用いるHCFC−22、実施例1〜5、10で用いたVdF及び窒素は、マスフローコントローラーでガス流量を調整し、第2の供給ラインより予熱混合器に供給した。また、HFO−1233zd(E)及び実施例6〜9、11〜14で用いたHCFC−132bは、プランジャーポンプを用いて液流量を調整し、予熱器(プレヒーター)で100℃に加熱し、気化させた後に第1の供給ラインを通して予熱混合器に供給した。反応生成物は、反応器下部の出口ラインに分岐させて接続したサンプルラインから連続的に取り出し、上記したガスクロマトグラム(GC)を用いて分析した。なお、HFO−1233zd(E)、VdF、窒素及び触媒の活性化で用いるHCFC−22の予熱温度、反応温度及び圧力条件は、それぞれ反応器内の実測値である。
(触媒調整例1:クロミア触媒調製)
1,100gのCr(NO・9HOと150gのMg(NO・6HOを2.5リットルの水に溶解し、28%の水酸化アンモニウムの水溶液2000gを加えた。これを撹拌しながら、加熱した4リットルの水に添加して水酸化物の沈殿を得た。次いで、沈殿物を濾別し、純水による洗浄、及び乾燥を行った後、420℃で5時間焼成して酸化物の粉末を得た。得られた酸化物粉末を打錠成形機によって直径5mm、高さ5mmの円筒状に成形し、クロミア触媒を調製した。
(触媒活性化例1:アルミナ触媒の活性化)
反応器に、アルミナ触媒20g(Al、触媒化成社製、商品名:ACBM−1、形状:粒径2mm球状)を充填し、窒素ガスを100sccmで流通下、300℃で10時間乾燥した。その後、HCFC−22を1.37mmol/min、窒素ガスを2.74mmol/minの速度として混合した後、反応器へ供給した。反応温度300℃で反応させ、11時間後、出口ガス組成が安定化したことを確認し活性化を終了した。
(触媒活性化例2:クロミア触媒の活性化)
反応器に触媒調整例1で調整したクロミア触媒29gを充填し、窒素ガスを100sccmで流通下、300℃で10時間乾燥した。その後、HCFC−22を1.37mmol/min、窒素ガスを2.74mmol/minで混合した後、反応器へ供給した。反応温度300℃で反応させ、7.5時間後、出口ガス組成が安定化したことを確認し活性化を終了した。
(実施例1:活性化アルミナ触媒によるHFO−1233zd(E)とVdFを含む組成物の反応1)
触媒活性化例1で調製した触媒を充填した反応器の温度を250℃とし、HFO−1233zd(E)(HFO−1233zd(E)=97.7モル%、HFO−1233ze=2.3モル%)を1.12mmol/min、VdFを1.12mmol/min、窒素を2.25mmol/minで混合した後、反応器へ供給した。連続で反応させ、5.5時間後に出口ガス組成が安定化したことを確認し、反応を終了した。5.5時間目の出口ガスのガスクロマトグラム分析組成を表1に示す。
(実施例2〜5:活性化アルミナ触媒によるHFO−1233zd(E)とVdFを含む組成物の反応2〜5)
反応条件を表1に記載した条件に変更した以外は実施例1と同様にして反応を行った。結果を表1に示す。
(実施例6:活性化アルミナ触媒によるHFO−1233zd(E)とHCFC−132bを含む組成物の反応1)
触媒活性化例1で調製した触媒を反応器に充填し、反応器の温度を250℃としてHFO−1233zd(E)(HFO−1233zd(E)=97.7モル%、HFO−1233ze=2.3モル%)を1.12mmol/min、HCFC−132bを1.12mmol/min、窒素を2.25mmol/minで混合した後、反応器へ供給した。連続で反応させ、21時間後に出口ガス組成が安定化したことを確認し、反応を終了した。21時間目の出口ガスのガスクロマトグラム分析組成を、窒素以外の化合物全体に対する割合として表1に示す。
(実施例7〜9:活性化アルミナ触媒によるHFO−1233zd(E)とHCFC−132bを含む組成物の反応2〜4)
反応条件を表1に記載した条件に変更した以外は実施例6と同様にして反応を行った。結果を表1に示す。
(実施例10:活性化クロミア触媒によるHFO−1233zd(E)とVdFを含む組成物の反応)
触媒活性化例2で調製した触媒を反応器に充填し、反応器の温度を250℃としてHFO−1233zd(E)(HFO−1233zd(E)=97.7モル%、HFO−1233ze=2.3モル%)を1.12mmol/min、VdFを0.56mmol/min、窒素を2.81mmol/minで混合した後、反応器へ供給した。反応器内で、連続で反応させ、22.5時間後に出口ガス組成が安定化したことを確認し、反応を終了した。22.5時間目の出口ガスのガスクロマトグラム分析組成を表2に示す。
(実施例11:活性化クロミア触媒によるHFO−1233zd(E)とHCFC−132bを含む組成物の反応1)
触媒活性化例2で調製した触媒を反応器に充填し、反応器の温度を250℃としてHFO−1233zd(E)(HFO−1233zd(E)=97.7モル%、HFO−1233ze=2.3モル%)を1.12mmol/min、HCFC−132bを1.12mmol/min、窒素を2.25mmol/minで混合した後、反応器へ供給した。反応器内で、連続で反応させ、21時間後、出口ガス組成が安定化したことを確認し、反応を終了した。21時間目の出口ガスのガスクロマトグラム分析組成を表2に示す。
(実施例12〜14:活性化クロミア触媒によるHFO−1233zd(E)とHCFC−132bを含む組成物の反応2〜4)
反応条件を表2に記載した条件に変更した以外は実施例11と同様にして反応を行った。結果を表2に示す。
また、ガスクロマトグラフィでの分析で得られた出口ガスのモル組成を基にして、HFO−1233zd(E)の収率と転化率(反応率)、VdFの収率と転化率(反応率)、HCFC−132bの収率と転化率(反応率)をそれぞれ次のように求めた。これらの結果を表1の下欄に示す。
[HFO−1233zd(E)転化率(モル%)]
出口ガス中のHFO−1233zd(E)由来成分のうち、HFO−1233zd(E)以外の成分の割合をいう。出口ガス中の(HFO−1234ze(E)+HFO−1234ze(Z)+HFO−1233zd(Z)+HFO−1233ze)/(HFO−1233zd(E)+HFO−1234ze(E)+HFO−1234ze(Z)+HFO−1233zd(Z)+HFO−1233ze)×100(モル%))で計算される
[VdF転化率(モル%)]
出口ガス中のVdF由来成分のうち、VdF以外の成分の割合をいう。出口ガス中の(HFO−143a+HCFO−1131a)/(VdF+HFC−143a+HCFO−1131a)×100(モル%)で計算される。
[HCFC−132b転化率(モル%)]
出口ガス中のHCFC−132b由来成分のうち、HCFC−132b以外の成分の割合をいう。出口ガス中の(HCFC−133a+HCFO−1121+HCO−1120)/(HCFC−132b+HCFC−133a+HCFO−1121+HCO−1120)×100(モル%)で計算される。
[HFO−1234ze(E)選択率(モル%)]
反応したHFO−1233zd(E)のうちで、HFO−1234ze(E)に転化したのは何%かをいう。出口ガス中のHFO−1234ze(E)/(HFO−1234ze(E)+HFO−1234ze(Z)+HFO−1233zd(Z)+HFO−1233ze)×100(モル%)で計算される。
Figure 0006197637
Figure 0006197637
以上、本実施例によれば、HFO−1233zd(E/Z)及びフルオロカーボン類(A)を原料として、フッ化水素を原料として用いることなく、地球温暖化係数(GWP)が小さい、新冷媒として有用なHFO−1234ze(E)を製造することができる。したがって、本発明の製造方法は、例えば、HFO−1233zd(E/Z)を触媒存在下又は直接フッ化水素と反応させる方法と比べて、製造設備に要するコストや安全リスク管理にかかる労力を低減することができる。
本発明のHFO−1234ze(E)の製造方法は、新規な製造方法であって、HFO−1234ze(E)の製造に好適に用いることができる。
1…反応装置、2…反応器、3…金属触媒、4…予熱混合器、5…原料供給ライン、6…第1の供給ライン、6a…予熱器(プレヒーター)、7…第2の供給ライン、8…活性化処理剤供給ライン、9…希釈ガス供給ライン、10…冷却手段、11…出口ライン、12…酸性液回収槽、13…アルカリ洗浄装置、14…脱水塔。

Claims (6)

  1. ((E)及び/又は(Z))−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン及び下記一般式(1)で表わされる((E)及び/又は(Z))−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン以外のフルオロカーボン類の少なくとも1種を含有する原料組成物を金属触媒と接触させて、
    前記((E)及び/又は(Z))−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペンを(E)−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンに転化させることを特徴とする(E)−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンの製造方法。
    Figure 0006197637
    (ただし、式(1)中、w、x、y、zはすべて整数であり、2≦w≦5、1≦x≦2w+2、0≦y<2w+2、0≦z<2w+2である。)
  2. 前記金属触媒が、金属単体、金属酸化物および金属ハロゲン化物からなる群から選ばれる1種以上である請求項1に記載の(E)−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンの製造方法。
  3. 前記金属触媒が、酸化クロム(クロミア)及び酸化アルミニウム(アルミナ)からなる群から選ばれる1種以上である請求項1又は2に記載の(E)−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンの製造方法。
  4. 前記原料組成物と前記金属触媒を気相で接触させる請求項1〜3のいずれか1項記載の(E)−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンの製造方法。
  5. 一般式(1)で表わされる((E)及び/又は(Z))−1−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペン以外のフルオロカーボン類が1,1,2−トリクロロ−2,2−ジフルオロエタン、1,1−ジフルオロエチレン及び1,2−ジクロロ−1,1−ジフルオロエタンからなる群から選ばれる1種以上である請求項1〜4のいずれか1項記載の(E)−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンの製造方法。
  6. 前記原料組成物を金属触媒と接触させる温度が50〜400℃である請求項1〜5のいずれか1項に記載の(E)−1,3,3,3−テトラフルオロプロペンの製造方法。
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