JP6191675B2 - 製鋼スラグ粒子、製鋼スラグ、及び製鋼スラグ粒子の製造方法 - Google Patents
製鋼スラグ粒子、製鋼スラグ、及び製鋼スラグ粒子の製造方法 Download PDFInfo
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Description
1.閉曲面の一部が破断面となる表面形状を有し、表面積の10〜90%が曲面で構成されることを特徴とする、製鋼スラグ粒子。
該球状スラグを機械的に破砕する工程と、
を具えることを特徴とする、前記1〜4のいずれかの製鋼スラグ粒子の製造方法。
以下、本発明の製鋼スラグ粒子について、具体的に説明する。
本発明の製鋼スラグ粒子は、閉曲面の一部が破断面となる表面形状を有し、その表面積の10〜90%が曲面で構成されることを特徴とする。ここで、「閉曲面」とは、球面のように閉じている曲面を意味する。閉曲面の一部が破断面となることにより、製鋼スラグ粒子表面は、1以上の曲面と1以上の破断面とから構成されることとなる。ここで、「曲面」とは、曲線が動いてできる連続的に曲がった凸面であって、機械的な力による破壊を受けていないものを意味する。かかる曲面は、光沢を有し、滑らかで角を持たない。かかる曲面の曲率は、特に限定されず、球面の曲率と比較して、小さくても大きくてもよい。また、「破断面」とは、閉曲面からなる表面形状を有する球状の製鋼スラグ(本明細書中では、「球状スラグ」と称する)が、例えば、破砕など、機械的な力を受けて破壊されるときに、該球状スラグの任意の面に沿って新たに生成される断面を意味する。前記任意の面は、前記閉曲面を有する球状スラグの中心を通っていてもいなくてもよい。かかる破断面は、光沢を有さず、必ずしも平滑でなく、1つの破断面上に、凸面及び/又は凹面や角が1つ以上存在していてもよい。本発明の製鋼スラグ粒子は、かかる破断面を1つ以上有する。
本発明の製鋼スラグは、上述する製鋼スラグ粒子を含むことを特徴とする。本発明の製鋼スラグは、1個以上の上述する製鋼スラグ粒子を含めばよく、1個以上の上述する製鋼スラグ粒子のみから構成されてもよい。
閉曲面の一部が破断面となる表面形状を有し、表面積の10〜90%が曲面で構成されることを特徴とする製鋼スラグ粒子は、製鋼の過程で発生した溶融状態のスラグに気体を吹き付けて、球状スラグを得る工程と、該球状スラグを機械的に破砕する工程と、を具える製造方法によって製造することが好ましい。
破砕処理後の製鋼スラグ粒子の状態に基づき、破砕状況を評価した。破砕処理後の製鋼スラグ粒子が、閉曲面の一部が破断面となる表面形状を有するものが主であり、且つ0.1〜1.0mmの範囲内の平均粒径を有した場合に、破砕状況を良と評価した。一方、破砕処理後の製鋼スラグ粒子が、閉曲面の一部が破断面となる表面形状を有さないものが主であった場合、又は平均粒径0.1mm(100μm)未満であった場合に、破砕状況を不良と評価した。表面形状は、顕微鏡を用いて表面形状を拡大観察して評価した。平均粒径は、JIS A 1102に準拠して、測定した。
各実施例及び比較例で破砕処理後に得られた製鋼スラグ粒子を、水平な幅600mmのベルトコンベア上に載せて、速度180m/minで100mを運搬し、ベルト上で該粒子の転がりが認められるか否かを観察した。製鋼スラグ粒子の転がりが認められなかった場合は「良」と評価し、製鋼スラグ粒子の転がりが認められた場合は「不良」と評価した。評価が良である場合は、破砕処理後に得られた製鋼スラグ粒子の安定角が大きく、良好な又は使用に足る表面形状を有する。一方、評価が不良である場合は、破砕処理後に得られた製鋼スラグ粒子の安定角が小さく、破砕処理前の球状スラグの安息角と同等である。
破砕後の製鋼スラグ粒子を100g採取し、縮分機で10gに縮分し、その製鋼スラグ粒子を1層に並べた状態で上部より写真を撮った。撮影した写真を拡大し、その上に、正方形の一辺の長さが製鋼スラグ粒子の粒径以下である格子線を均等に書き込んだ。その格子線同士の交点と重なる製鋼スラグ粒子の表面が、光沢をもつ曲面か、光沢を持たない破断面か、目視で判断した。曲面と重なる交点の数、破断面と重なる交点の数、それぞれを数えることで、破砕後の製鋼スラグ粒子の表面積における曲面と破断面との割合を算出し、曲面の面積率(%)を算出した。
破砕処理前に球状スラグの通過質量50%の粒子の平均質量を求めた。同様に、各実施例及び比較例において破砕処理後に得られた製鋼スラグ粒子の通過質量50%の粒子の平均質量を求め、これを、破砕処理前の球状スラグの通過質量50%の粒子の平均質量で割って得られた値を表1に示した。
Claims (7)
- 凸曲面と破断面とからなる表面形状を有し、以下の方法で求められる曲面面積率が10〜90%であることを特徴とする、製鋼スラグ粒子。
製鋼スラグ粒子を数百g採取し、縮分機で数十gに縮分し、その製鋼スラグ粒子を1層に並べた状態で上部より写真を撮り、撮影した写真上に、正方形の一辺の長さが製鋼スラグ粒子径と同等かそれ以下となる格子線を均等に書き込み、その格子線同士の交点と重なる製鋼スラグ粒子の表面が、光沢をもつ凸曲面か光沢を持たない破断面か目視で判断し、曲面と重なる交点の数をA、破断面と重なる交点の数をBとしたときに、{A/(A+B)}×100を「曲面面積率」とする。 - 平均粒径が0.1〜5mmであることを特徴とする、請求項1に記載の製鋼スラグ粒子。
- 製鋼の過程で発生した溶融状態のスラグに気体を吹き付けて球状スラグとし、該球状スラグを機械的に破砕してなることを特徴とする、請求項1又は2に記載の製鋼スラグ粒子。
- 通過質量50%の前記製鋼スラグ粒子が、通過質量50%の前記球状スラグの平均質量の0.1〜0.5の範囲の平均質量を有することを特徴とする、請求項3に記載の製鋼スラグ粒子。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の製鋼スラグ粒子を含む、製鋼スラグ。
- 製鋼の過程で発生した溶融状態のスラグに気体を吹き付けて、球状スラグを得る工程と、
該球状スラグを機械的に破砕する工程と、
を具えることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の製鋼スラグ粒子の製造方法。 - 前記球状スラグを、ロッドミルを用いて機械的に破砕することを特徴とする、請求項6に記載の製鋼スラグ粒子の製造方法。
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