JP6189695B2 - ワイヤ送給装置 - Google Patents
ワイヤ送給装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6189695B2 JP6189695B2 JP2013201001A JP2013201001A JP6189695B2 JP 6189695 B2 JP6189695 B2 JP 6189695B2 JP 2013201001 A JP2013201001 A JP 2013201001A JP 2013201001 A JP2013201001 A JP 2013201001A JP 6189695 B2 JP6189695 B2 JP 6189695B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- motor
- welding wire
- command value
- actual speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Description
このような構成により、外乱トルクと実速度に応じたトルクとの不整合に応じて溶接ワイヤの滑りを検知するため、その滑りの検知のために余分な物理的な構成、例えば、特許文献3に記載されている溶接ワイヤの速度を計測する構成や、特許文献4に記載されている溶接ワイヤの張力を測定する構成を備える必要がない。したがって、コストを必ずしも増加させることなく、溶接ワイヤの滑り検知を実現することができる。また、外乱トルクと、実速度に応じたトルクとを比較することによって溶接ワイヤの滑りを検知するため、溶接ワイヤのインチングやリトラクトを行っている場合にも、滑りを適切に検知することができるようになる。
このような構成により、滑りが発生したときには、実速度に応じたトルクと外乱トルクとの変化の方向が異なりうることを利用して、溶接ワイヤの滑りを検知することができるようになる。
このような構成により、滑りが発生したときには、実速度に応じたトルクに対して外乱トルクの変化が小さくなることを利用して、溶接ワイヤの滑りを検知することができるようになる。
このような構成により、より精度の高い外乱トルクの算出が可能となる。
このような構成により、溶接ワイヤの滑りが検知された場合に、制御器による制御によって自動的に送給状態に復帰させることができるようになる。
このような構成により、溶接ワイヤの送給状態に復帰した後には、通常の送給制御が行われるようにすることができる。
外乱オブザーバ16による外乱トルクの算出方法について説明する。まず、現在の外乱トルクをτk+1、前回の外乱トルクをτk、現在の角速度をωk+1、前回の角速度をωk、更新間隔(時刻k+1と時刻kとの時間間隔)をdt、速度取得部13によって取得された時刻kの実速度をω、オブザーバゲインをoτ、oω、全トルク(外乱トルクと回転トルクとの和)をτ(=iK)、モータ11のモータ軸換算イナーシャをJとすると、オブザーバの式である次式のように現在の外乱トルクと現在の角速度とを算出することができる。ただし、iは時刻kの実電流値であり、Kはモータ11のトルク定数である。また、kは任意の整数である。
検知部17による滑り検知方法と復帰検知方法について説明する。ここでは、(1)外乱トルクと実速度に応じたトルクとの変化の方向に応じた検知と、(2)外乱トルクと実速度に応じたトルクとの変化の大きさに応じた検知とについて説明する。
(1−1)滑り検知
まず、滑り検知方法、すなわち時刻kの時点では滑り状態gk=FALSEである場合に、時刻k+1の滑り状態gk+1を判断する方法について説明する。なお、滑り状態gi=FALSEである場合には、時刻iにおいて溶接ワイヤ5が送給状態であり、滑り状態gi=TRUEである場合には、時刻iにおいて溶接ワイヤ5が滑り状態であるとする。検知部17は、gk=FALSEからgk+1=TRUEとなった場合に溶接ワイヤ5の滑りを検知する。
次に、復帰検知方法について説明する。すなわち、滑り状態gk=TRUEである場合に、滑り状態gk+1を判断する方法について説明する。検知部17は、gk=TRUEからgk+1=FALSEとなった場合に溶接ワイヤ5の送給状態への復帰を検知する。
(2−1)滑り検知
まず、滑り検知方法について説明する。gk=FALSEである状況において、検知部17は、次式が満たされる場合には、gk+1=TRUEとし、そうでない場合には、gk+1=FALSEとする。なお、次式が満たされる場合とは、外乱トルクの変化が、実速度の時間微分の変化に対して小さい場合である。外乱トルクの変化が、実速度の時間微分の変化に対して小さい場合とは、それ以外の場合と比較して、外乱トルクの変化が、実速度の時間微分の変化に対して小さくなった場合であると考えてもよい。そのため、検知部17は、実速度の時間微分の変化に対する外乱トルクの変化の割合が、それ以外の場合よりも小さくなった場合(すなわち、次式の左辺が閾値ηよりも大きくなった場合)に、滑り状態になったと判断してもよい。ここで、ηは、r以上の正の実数である。そのηは、適切な滑り検知を行うことができる値に設定されることが好適である。なお、rは、実速度の時間微分の変化に対する外乱トルクの変化の割合を計算するために用いられるサンプル数を決めるものであり、1以上の整数である。rが小さいとノイズの影響を受けやすくなり、rが大きいと滑りの検出が遅くなる。したがって、rは、適切な値に設定されることが好適である。
次に、復帰検知方法について説明する。gk=TRUEである状況において、検知部17は、上式が満たされなくなった場合には、gk+1=FALSEとし、上式が満たされている場合には、gk+1=TRUEとする。なお、上式が満たされなくなった場合とは、外乱トルクの変化が、実速度の時間微分の変化に対して小さくなくなった場合である。なお、外乱トルクの変化が、実速度の時間微分の変化に対して小さくなくなった場合とは、滑り状態の場合と比較して、外乱トルクの変化が、実速度の時間微分の変化に対して小さくなくなった場合であると考えてもよい。したがって、検知部17は、実速度の時間微分の変化に対する外乱トルクの変化の割合が、滑り状態の場合よりも大きくなった場合(すなわち、上式の左辺が閾値η以下になった場合)に、送給状態になったと判断してもよい。
また、滑りの検知方法と復帰の検知方法との組み合わせは問わない。検知部17は、例えば、滑りの検知を(1−1)の方法で行い、復帰の検知を(2−2)の方法で行ってもよく、滑りの検知を(2−1)の方法で行い、復帰の検知を(1−2)の方法で行ってもよい。
また、滑りが検知された場合に、上述した以外の制御が行われてもよい。例えば、ワイヤ送給装置1が溶接ロボットで用いられている場合には、滑りが検知されてから復帰が検知されるまでの期間は、その溶接ロボットによる溶接の処理を停止する制御を行ってもよい。
なお、図5のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
5 溶接ワイヤ
6a 送給ローラ
6b 加圧ローラ
11 モータ
12 電流値取得部
13 速度取得部
14 速度指令生成器
15 電流指令生成器
16 外乱オブザーバ
17 検知部
18 制御器
Claims (5)
- 溶接ワイヤを送給するためのモータと、
前記モータの実速度を取得する速度取得部と、
前記溶接ワイヤの送給に関する速度指令値を生成する速度指令生成器と、
前記実速度と前記速度指令値とに応じて、前記モータの電流指令値を生成する電流指令生成器と、
前記実速度と前記モータに関する電流値とを用いて前記モータの外乱トルクを算出する外乱オブザーバと、
前記実速度の時間微分が増加し、かつ、前記外乱トルクが減少した場合に、前記溶接ワイヤの滑りを検知する検知部と、を備え、
前記モータは、前記電流指令値に応じて駆動される、ワイヤ送給装置。 - 溶接ワイヤを送給するためのモータと、
前記モータの実速度を取得する速度取得部と、
前記溶接ワイヤの送給に関する速度指令値を生成する速度指令生成器と、
前記実速度と前記速度指令値とに応じて、前記モータの電流指令値を生成する電流指令生成器と、
前記実速度と前記モータに関する電流値とを用いて前記モータの外乱トルクを算出する外乱オブザーバと、
前記外乱トルクの変化が、前記実速度の時間微分の変化に対して小さい場合に、前記溶接ワイヤの滑りを検知する検知部と、を備え、
前記モータは、前記電流指令値に応じて駆動される、ワイヤ送給装置。 - 前記モータの実電流値を取得する電流値取得部をさらに備え、
前記モータに関する電流値は前記実電流値である、請求項1または請求項2記載のワイヤ送給装置。 - 前記検知部が前記溶接ワイヤの滑りを検知した場合に、前記モータの実速度が下がるように前記電流指令値を制御する制御器をさらに備えた、請求項1から請求項3のいずれか記載のワイヤ送給装置。
- 前記検知部は、前記溶接ワイヤが滑っている状態である滑り状態から、前記モータによって送給される状態である送給状態への復帰をも検知し、
前記制御器は、前記検知部によって前記溶接ワイヤの滑りが検知されてから復帰が検知されるまで前記制御を行う、請求項4記載のワイヤ送給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013201001A JP6189695B2 (ja) | 2013-09-27 | 2013-09-27 | ワイヤ送給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2013201001A JP6189695B2 (ja) | 2013-09-27 | 2013-09-27 | ワイヤ送給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2015066561A JP2015066561A (ja) | 2015-04-13 |
| JP6189695B2 true JP6189695B2 (ja) | 2017-08-30 |
Family
ID=52833867
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2013201001A Active JP6189695B2 (ja) | 2013-09-27 | 2013-09-27 | ワイヤ送給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6189695B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7428522B2 (ja) * | 2020-01-24 | 2024-02-06 | 株式会社神戸製鋼所 | 溶接ワイヤの送給制御方法、溶接ワイヤの送給装置及び溶接システム |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6011571B2 (ja) * | 1980-10-14 | 1985-03-27 | 新日本製鐵株式会社 | スリップ検出方法並びにこれを用いたスタンド間張力制御方法および装置 |
| JPS57184582A (en) * | 1981-05-11 | 1982-11-13 | Osaka Denki Kk | Controller for feeding of welding wire |
| JP4719953B2 (ja) * | 2000-04-11 | 2011-07-06 | パナソニック株式会社 | 溶接ワイヤの送給抵抗モニタ装置 |
| AT413954B (de) * | 2000-11-02 | 2006-07-15 | Fronius Int Gmbh | Erfassungselement für ein schweissgerät |
-
2013
- 2013-09-27 JP JP2013201001A patent/JP6189695B2/ja active Active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2015066561A (ja) | 2015-04-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5631481B2 (ja) | 圧延制御装置、圧延制御方法および圧延制御プログラム | |
| JP6125046B2 (ja) | ロール間搬送制御装置 | |
| US10105776B2 (en) | Wire electric discharge machine having function to correct detected value of tensile force | |
| JP6165332B2 (ja) | ロール間搬送制御装置 | |
| WO2011036750A1 (ja) | ロボット制御装置 | |
| US9395705B2 (en) | Load torque estimation apparatus, image forming apparatus, load torque estimation method and non-transitory computer-readable information recording medium | |
| JP6166627B2 (ja) | ワイヤ送給システム、及びワイヤ速度制御装置 | |
| JP6189695B2 (ja) | ワイヤ送給装置 | |
| JP2015036150A (ja) | 圧延制御装置、圧延制御方法および圧延制御プログラム | |
| JP6189696B2 (ja) | ワイヤ送給装置 | |
| US9405281B2 (en) | Load torque estimation apparatus, image forming apparatus, load torque estimation method and non-transitory computer-readable information recording medium | |
| JP2013216450A (ja) | 巻出ロールの制御装置及びその制御方法 | |
| JP2016074005A (ja) | アルミ箔ダブリング圧延設備の制御装置 | |
| JP6183299B2 (ja) | 圧延設備の制御システム | |
| JP7283421B2 (ja) | トルク推定システム、トルク推定方法、及びプログラム | |
| JP2014184988A (ja) | 速度制御装置、画像処理装置、速度制御プログラム | |
| JP2021095289A (ja) | シート搬送装置及び画像形成システム | |
| CN104520066B (zh) | 扭矩控制装置 | |
| JP6522236B2 (ja) | 電動機制御装置 | |
| JP6339783B2 (ja) | ワイヤ送給装置 | |
| JP2010000535A (ja) | 板厚制御装置及び板厚制御方法 | |
| JP3564510B2 (ja) | ブライドルロールの張力制御方法 | |
| JP2000262091A (ja) | ドロー制御方法 | |
| JPH08332505A (ja) | 圧延機制御装置及び方法 | |
| JP2016030259A (ja) | 線材又は棒鋼の仕上圧延装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160817 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170525 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170602 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170704 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170801 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170803 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6189695 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |