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JP6011084B2 - 印刷装置、及び、印刷方法 - Google Patents

印刷装置、及び、印刷方法 Download PDF

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Description

本発明は、印刷装置、及び、印刷方法に関する。
媒体に液体を吐出して画像を形成する画像形成部を有する印刷装置は、既によく知られている。かかる印刷装置としては、例えば、インクジェット式プリンターを挙げることができる。また、例えば媒体を搬送方向に1ページ毎に間欠的に搬送する動作と、印刷領域に搬送された媒体の(1ページ分の)被印刷面に画像形成を行う動作とを交互に行う印刷装置が知られている。
特開2003−118136号公報
上述した印刷装置の中には、印刷領域よりも搬送方向の下流側において、媒体に形成された画像を乾燥させるための乾燥炉を備えるものがある。このような乾燥炉には、例えば、熱風を吹き出す熱風吹出部が備えられている。そして、乾燥炉の内部(以下、炉内ともいう)に間欠的に搬送される媒体(具体的には被印刷面)に向けて熱風吹出部から熱風を吹き付けて画像の乾燥を促進させている。
しかし、このような印刷装置において、印刷後の媒体が乾燥入口から炉内に搬入される際に、外部の空気(外気)が乾燥炉内に流入してしまい、乾燥炉の入口側の温度が低下するという問題があった。これにより入口側における乾燥性が低下して、画質が低下するおそれがあった。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、画質の低下を抑制することにある。
上記目的を達成するための主たる本発明は、
媒体を搬送方向に間欠的に搬送する搬送部と、
印刷領域に搬送された前記媒体の被印刷面に液体を吐出して画像を形成する画像形成部と、
前記印刷領域よりも前記搬送方向の下流側に設けられた乾燥炉であって、
前記媒体が搬入される入口と、
前記媒体が搬出される出口と、
前記入口と前記出口との間で前記媒体の前記被印刷面と対向するように配置された熱風吹出部と、
前記入口から外気が流入することによる炉内の温度低下を抑制するための温度低下抑制部材と、
を有する乾燥炉と、
前記熱風吹出部から前記媒体に向けて熱風を吹き出させることにより、前記画像の乾燥を促進する制御部と、
を備え、前記熱風吹出部から吹き出された熱風に対向する位置に前記温度低下抑制部材を設けたことを特徴とする印刷装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
プリンター1の構成を示す概略図である。 プリンター1の構成を示すブロック図である。 乾燥ユニット70の幅方向(前後方向)の断面の模式図である。 乾燥ユニット70の搬送方向(左右方向)の断面の模式図である。 熱風吹出室210を上方から見たときの模式図である。 乾燥ユニット70の入口231付近の構成を示す模式図である。 乾燥ユニット70における長さの関係を説明するための概略図である。 インクジェットプリンター501の外観模式図である。 インクジェットプリンター501の構成を示す概略図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも次のことが明らかになる。
媒体を搬送方向に間欠的に搬送する搬送部と、
印刷領域に搬送された前記媒体の被印刷面に液体を吐出して画像を形成する画像形成部と、
前記印刷領域よりも前記搬送方向の下流側に設けられた乾燥炉であって、
前記媒体が搬入される入口と、
前記媒体が搬出される出口と、
前記入口と前記出口との間で前記媒体の前記被印刷面と対向するように配置された熱風吹出部と、
前記入口から外気が流入することによる炉内の温度低下を抑制するための温度低下抑制部材と、
を有する乾燥炉と、
前記熱風吹出部から前記媒体に向けて熱風を吹き出させることにより、前記画像の乾燥を促進する制御部と、
を備え、前記熱風吹出部から吹き出された熱風に対向する位置に前記温度低下抑制部材を設けたことを特徴とする印刷装置。
このような印刷装置によれは、外気により温度が低下する範囲を局所化することができ、また、熱風によって温度低下抑制部材の温度を上昇させることができる。よって、乾燥炉内において、乾燥性を向上させることができ、画質の低下を抑制することができる。
かかる印刷装置であって、前記印刷領域の前記搬送方向の長さL1と、前記乾燥炉の前記入口から前記出口までの距離L2と、前記入口から前記温度低下抑制部材までの距離L3との関係が、L2>L1+L3であることが望ましい。
このような印刷装置によれば、入口から温度低下抑制部材までの温度の低い領域に位置する媒体の部位を、他の部位よりも長い時間乾燥炉内で乾燥させることができる。これにより、画質の低下をさらに抑制することができる。
かかる印刷装置であって、前記乾燥炉は、前記熱風吹出部から吹き出された熱風を排出する排出部と、前記入口から前記温度低下抑制部材までの領域の空気を、前記排出部から排出させるための排気経路と、をさらに有することが望ましい。
このような印刷装置によれば、外気の流入を抑制することができる。
また、前記制御部は、前記搬送部による前記媒体の搬送のタイミングに応じて、前記排出部の排出量を増加させることが望ましい。
このような印刷装置によれば、外気の流入をさらに抑制することができる。
かかる印刷装置であって、前記制御部は、前記搬送部による前記媒体の搬送のタイミングに応じて、前記熱風吹出部からの熱風の吹出量を増加させることが望ましい。
このような印刷装置によれば、媒体を予め加熱(プレヒート)させることができる。
かかる印刷装置であって、前記乾燥炉は、前記熱風吹出部と前記媒体との間の距離を一定にするための高さ調整部材を有することが望ましい。
このような印刷装置によれば、媒体の各部位に熱風を均一に当てることができ、乾燥性のばらつきを低減することができる。
また、印刷領域よりも搬送方向の下流側に設けられた乾燥炉であって、媒体が搬入される入口と、前記媒体が搬出される出口と、前記入口と前記出口との間で前記媒体の被印刷面と対向するように配置された熱風吹出部と、前記入口から外気が流入することによる炉内の温度低下を抑制するための温度低下抑制部材と、を有する乾燥炉を備えた印刷装置による印刷方法であって、
前記媒体を前記搬送方向に間欠的に搬送することと、
前記印刷領域に搬送された前記媒体の前記被印刷面に液体を吐出して画像を形成することと、
前記熱風吹出部から前記媒体、及び、前記温度低下抑制部材に向けて熱風を吹き出して、前記画像の乾燥を促進することと、
を有することを特徴とする印刷方法が明らかとなる。
===プリンター1の構成例について===
印刷装置の一例としてのプリンター1(本実施形態においては、インクジェット式プリンター、特に、ラテラルスキャン型のラベル印刷機)の構成例について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、プリンター1の概略断面図である。図2は、プリンター1のブロック図である。
なお、以下の説明において、「上下方向」、「左右方向」をいう場合は、図1に矢印で示した方向を基準として示すものとする。また、「前後方向」をいう場合は、図1において紙面に直交する方向を示すものとする。
また、本実施形態においては、プリンター1が画像を印刷する媒体の一例として、ロール状に巻かれた用紙(以下、ロール紙(連続紙)という)を用いて説明する。
本実施形態に係るプリンター1は、図1及び図2に示すように、搬送ユニット20、及び、該搬送ユニット20がロール紙2を搬送する搬送経路(図1において、当該搬送経路は、ロール紙巻軸18からロール紙巻き取り駆動軸92までの間の、ロール紙2が位置する部分により表されている)に沿って、給送ユニット10、プラテン33、乾燥ユニット70、巻き取りユニット90、を有し、さらに、搬送経路上の画像形成領域R(印刷領域に相当する)において複数種類の液体の一例としてのインクを吐出して画像形成を行うヘッドユニット30と、インク補給ユニット35と、キャリッジユニット40と、クリーニングユニット43と、プラテン33上のロール紙2に風を送る送風ユニット80と、これらのユニット等を制御しプリンター1としての動作を司るコントローラー60と、検出器群50と、を有している。
給送ユニット10は、ロール紙2を搬送ユニット20に給送するものである。この給送ユニット10は、ロール紙2が巻かれ回転可能に支持されるロール紙巻軸18と、ロール紙巻軸18から繰り出されたロール紙2を巻き掛けて搬送ユニット20に導くための中継ローラー19と、を有している。
搬送ユニット20(搬送部に相当する)は、給送ユニット10により送られたロール紙2を、予め設定された搬送経路に沿って搬送するものである。この搬送ユニット20は、図1に示すように、中継ローラー19に対して水平右方に位置する中継ローラー21と、中継ローラー21から見て右斜め下方に位置する中継ローラー22と、中継ローラー22から見て右斜め上方(プラテン33から見て搬送方向における左側)に位置する第一搬送ローラー23と、中継ローラー22と第一搬送ローラー23との間に位置するステアリングユニット(舵取りユニット)20aと、第一搬送ローラー23から見て右方(プラテン33から見て搬送方向における右側)に位置する第二搬送ローラー24と、第二搬送ローラー24から見て鉛直下方に位置する中継ローラー25と、中継ローラー25から見て左方に位置する中継ローラー26と、中継ローラー26から見て鉛直下方に位置する中継ローラー27と、中継ローラー27から見て右方に位置する中継ローラー28と、中継ローラー28から見て鉛直上方に位置する送り出しローラー29と、を有している。
中継ローラー21は、中継ローラー19から送られたロール紙2を、左方から巻き掛けて下方に向かって弛ませるローラーである。
中継ローラー22は、中継ローラー21から送られたロール紙2を、左方から巻き掛けて右斜め上方に向かって搬送するローラーである。
第一搬送ローラー23は、不図示のモーターにより駆動される第一駆動ローラー23aと、該第一駆動ローラー23aに対してロール紙2を挟んで対向するように配置された第一従動ローラー23bとを有している。この第一搬送ローラー23は、下方に弛ませたロール紙2を上方に引き上げ、プラテン33に対向する画像形成領域Rへ搬送するローラーである。第一搬送ローラー23は、画像形成領域R上のロール紙2の部位に対して画像印刷がなされている期間、一時的に搬送を停止させるようになっている(すなわち、ヘッド31が、停止しているロール紙2の当該部位にインクを吐出することにより、当該部位に1ページ分の画像が形成されることとなる)。なお、コントローラー60の駆動制御により、第一駆動ローラー23aの回転駆動に伴って第一従動ローラー23bが回転することによって、プラテン33上に位置させるロール紙2の搬送量が調整される。
搬送ユニット20は、上述したとおり、中継ローラー21、22と第一搬送ローラー23との間に巻き掛けたロール紙2の部位を下方に弛ませて搬送する機構を有している。このロール紙2の弛みは、コントローラー60により、不図示の弛み検出用センサーからの検出信号に基づき監視される。具体的には、中継ローラー21、22と第一搬送ローラー23との間において弛ませたロール紙2の部位を、弛み検出用センサーが検出した場合には、該部位に適切な大きさの張力が与えられていることになるため、搬送ユニット20はロール紙2を弛ませた状態で搬送することが可能となる。一方、弛み検出用センサーが弛ませたロール紙2の部位を検出しない場合は、該部位に過剰な大きさの張力が与えられていることになるため、搬送ユニット20によるロール紙2の搬送が一時的に停止され、張力が適切な大きさに調整される。
ステアリングユニット20aは、図1に示すように、傾斜した状態で搬送経路上に位置し、回動することによりロール紙2の幅方向位置(幅方向(図1に示す前後方向)においてロール紙2が位置する位置)を変化させるためのものである。すなわち、ロール紙2が搬送経路に沿って搬送される際、中継ローラー等の軸ずれや組み付け誤差等によりロール紙2に作用する張力が変動すること等に起因して、ロール紙2の幅方向位置が変位する場合がある。そして、当該ステアリングユニット20aは、ロール紙2の当該幅方向位置を調整するためのものである。
第二搬送ローラー24は、不図示のモーターにより駆動される第二駆動ローラー24aと、該第二駆動ローラー24aに対してロール紙2を挟んで対向するように配置された第二従動ローラー24bとを有している。この第二搬送ローラー24は、ヘッドユニット30により画像が形成された後のロール紙2の部位を、プラテン33の支持面に沿って水平右方向に搬送した後に鉛直下方に搬送するローラーである。これにより、ロール紙2の方向が転換されることになる。なお、コントローラー60の駆動制御により、第二駆動ローラー24aの回転駆動に伴って第二従動ローラー24bが回転することによって、プラテン33上に位置するロール紙2の部位に対して付与される所定の張力が調整される。
中継ローラー25は、第二搬送ローラー24から送られたロール紙2を、上方から巻き掛けて左方に向かって搬送するローラーである。中継ローラー25によって方向が転換されたロール紙2は、乾燥ユニット70内に供給される。
中継ローラー26は、中継ローラー25から送られたロール紙2を、右方から巻き掛けて鉛直下方に向かって搬送するローラーである。
中継ローラー27は、中継ローラー26から送られたロール紙2を、上方から巻き掛けて右方に向かって搬送するローラーである。
中継ローラー28は、中継ローラー27から送られたロール紙2を、左方から巻き掛けて鉛直上方に向かって搬送するローラーである。
送り出しローラー29は、中継ローラー28から送られたロール紙2を、左側下方から巻き掛けて巻き取りユニット90に送り出すようになっている。
このように、ロール紙2が各ローラーを順次経由して移動することにより、ロール紙2を搬送するための搬送経路が形成されることになる。そして、搬送ユニット20は、ロール紙2を所定搬送量(本実施形態においては、前述した1ページ分の搬送量)毎に当該搬送経路(搬送方向)に沿って間欠的に搬送(以下、間欠搬送ともいう)する。すなわち、画像形成領域R上のロール紙2の部位に1ページ分の画像が形成される毎に、当該1ページ分の間欠的な搬送が行なわれる。
ヘッドユニット30(画像形成部に相当する)は、搬送経路上の画像形成領域Rに位置するロール紙2の部位に画像を形成するためのものである。すなわち、ヘッドユニット30は、搬送ユニット20により搬送経路上の画像形成領域Rに(プラテン33上に)送り込まれたロール紙2の部位に、インク吐出ノズルからインクを吐出して画像を形成する。本実施形態において、このヘッドユニット30は、M個のヘッド31を有している。
各々のヘッド31は、その下面(すなわち、ノズル面32)に、列方向にインク吐出ノズルが並んだインク吐出ノズル列を有している。本実施形態においては、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)等の色毎にそれぞれ複数のインク吐出ノズル♯1〜♯Nからなるインク吐出ノズル列を有している。各インク吐出ノズル列の各インク吐出ノズル♯1〜♯Nは、ロール紙2の搬送方向に交差する方向(つまり、当該方向が前述した列方向である)に直線状に配列されている。各インク吐出ノズル列は、当該搬送方向に沿って相互に間隔をあけて平行に配置されている。
各インク吐出ノズル♯1〜♯Nには、インク滴を吐出するための駆動素子としてピエゾ素子(不図示)が設けられている。ピエゾ素子は、その両端に設けられた電極間に所定時間幅の電圧を印加すると、電圧の印加時間に応じて伸張し、インクの流路の側壁を変形させる。これによって、インクの流路の体積がピエゾ素子の伸縮に応じて収縮し、この収縮分に相当するインクが、インク滴となって各色の各インク吐出ノズル♯1〜♯Nから吐出される。
そして、かかるヘッド31が、前記列方向においてM個並べられ、このことにより、ヘッドユニット30が形成されている。そのため、ヘッドユニット30は、色毎にM×N個のインク吐出ノズルを有している。
プラテン33は、搬送経路上の画像形成領域R(印刷領域)に位置するロール紙2の部位を支持し、かつ、加熱するためのものである。このプラテン33は、図1に示すように、搬送経路上の画像形成領域Rに対応させて設けられ、かつ、第一搬送ローラー23と第二搬送ローラー24との間の搬送経路に沿った領域に配置されている。
インク補給ユニット35は、ヘッド31によるインクの吐出に起因してヘッドユニット30内のインクの量が減った際に、ヘッドユニット30にインクを補給するためのものである。
このインク補給ユニット35は、インクの色毎に設けられている。すなわち、イエロー色のインクを補給するためのイエローインク補給ユニット、マゼンタ色のインクを補給するためのマゼンタインク補給ユニット、シアン色のインクを補給するためのシアンインク補給ユニット、ブラック色のインクを補給するためのブラックインク補給ユニット等が設けられている。
インク補給ユニット35は、インクカートリッジ、インクの流路(通り道)となる多数のチューブ、当該チューブを開閉するための多数のバルブ等から構成されている。なお、当該インクカートリッジが設置されている場所を、図1における符号35で表している。
キャリッジユニット40は、ヘッドユニット30(ヘッド31)を移動させるためのものである。このキャリッジユニット40は、搬送方向(左右方向)に延びるキャリッジガイドレール41と(図1に二点鎖線で示す)、キャリッジガイドレール41に沿って搬送方向(左右方向)へ往復移動可能に支持されたキャリッジ42と、不図示のモーターとを有する。
キャリッジ42には、ヘッドユニット30(ヘッド31)が設けられている。そして、キャリッジ42は、不図示のモーターの駆動により、ヘッドユニット30(ヘッド31)と一体となって搬送方向(左右方向)へ移動するよう構成されている。
クリーニングユニット43は、ヘッド31をクリーニングするためのものである。このクリーニングユニット43は、ホームポジション(以下、HPと呼ぶ。図1参照)に設けられており、キャップと、吸引ポンプ等とを有している。ヘッド31(キャリッジ42)が搬送方向(左右方向)に移動してHPに位置すると、ヘッド31の下面(ノズル面32)に不図示のキャップが密着するようになっている。このようにキャップが密着した状態で吸引ポンプが作動すると、ヘッド31内のインクが、増粘したインクや紙粉と共に吸引される。このようにして、目詰まりしたインク吐出ノズルが不吐出状態から回復することによってヘッド31のクリーニングが完了する。
また、搬送方向(左右方向)におけるHPとプラテン33との間には、フラッシングユニット44が設けられており、ヘッド31(キャリッジ42)が搬送方向(左右方向)に移動してフラッシングユニット44に対向する位置に位置すると、ヘッド31は前記インク吐出ノズル列に属する各インク吐出ノズルからインクを吐出してフラッシングを行なうフラッシング動作を実行する。
乾燥ユニット70は、ロール紙2に着弾されたインク、すなわち、ロール紙2に形成された画像、を乾燥させるためのもの(乾燥炉)である。この乾燥ユニット70については、後に詳述する。
送風ユニット80は、プラテン33上のロール紙2に風を送るためのものである。この送風ユニット80は、ファン81とファン81を回転させるモーター(不図示)とを備えている。ファン81は、回転することにより、プラテン33上のロール紙2に風を送り、ロール紙2に着弾されたインクを乾燥させるためのものである。このファン81は、図1に示すように、本体部に設けられた開閉可能なカバー(不図示)に複数設けられている。そして、各々のファン81は、カバーが閉じた際に、プラテン33の上方に位置して、当該プラテン33の支持面(当該プラテン33上のロール紙2)と対向するようになっている。
巻き取りユニット90は、搬送ユニット20により送られたロール紙2(画像形成済みのロール紙)を巻き取るためのものである。この巻き取りユニット90は、送り出しローラー29から送られたロール紙2を、左側上方から巻き掛けて右斜め下方へ搬送するための中継ローラー91と、回転可能に支持され中継ローラー91から送られたロール紙2を巻き取るロール紙巻き取り駆動軸92と、を有している。
コントローラー60は、プリンター1の全体的な制御を行うための制御ユニットである。このコントローラー60は、図2に示すように、インターフェース部61と、CPU62と、メモリー63と、ユニット制御回路64と、を有している。インターフェース部61は、外部装置であるホストコンピューター110とプリンター1との間でデータの送受信を行うためのものである。CPU62は、プリンター1全体の制御を行うための演算処理装置である。メモリー63は、CPU62のプログラムを格納する領域や作業領域等を確保するためのものである。CPU62は、メモリー63に格納されているプログラムに従ったユニット制御回路64により各ユニットを制御する。
検出器群50は、プリンター1内の状況を監視するものであり、例えば、前述の弛み検出用センサー、搬送ローラーに取り付けられてロール紙2の搬送などの制御に利用されるロータリー式エンコーダー、搬送されるロール紙2の有無を検出する用紙検出センサー、キャリッジ42(又はヘッド31)の搬送方向(左右方向)の位置を検出するためのリニア式エンコーダー、ロール紙2の幅方向における紙端(エッジ)位置を検出する紙端位置検出センサーなどがある。
===乾燥ユニット70について===
次に、乾燥ユニット70(乾燥炉に相当する)について、説明する。以下では、先ず、乾燥ユニット70の構成例について説明し、これに引き続いて、印刷時の動作例などについて説明する。
<<<乾燥ユニット70の構成例について>>>
先ず、乾燥ユニット70の構成例について、図3乃至図5を用いて説明する。図3は、乾燥ユニット70の幅方向(前後方向)の断面の模式図である。なお、図3は、図1の白矢印方向から乾燥ユニット70を見たときの図である。また、図3においては、風の流れの概略を矢印で示している。図4は、乾燥ユニット70の搬送方向(左右方向)の断面の模式図である。図5は、熱風吹出室210を上方から見たときの模式図である。
乾燥ユニット70は、前述したとおり、ロール紙2に形成された画像を乾燥させるためのものである。本実施形態の乾燥ユニット70は、熱風発生部200と、熱風吹出室210と、枠体230と、紙案内板250と、温度低下抑制板260と、高さ調整板270とを備えている。
熱風発生部200は、熱風を発生させる機能を有している。この熱風発生部200は、吸気ファン202と、ヒーター204と、これらの機器を収容するための収容体206と、を有している。
吸気ファン202は、収容体206の入口部206aに設けられており、収容体206の外部から収容体206内へ空気を取り込む役割を果たす。そして、取り込まれた空気は、風となって、ヒーター204の方へ向かうこととなる。つまり、吸気ファン202は、風を発生させて、当該風をヒーター204へ向けて送る機能を備えている。
ヒーター204は、収容体206内の、吸気ファン202よりも奥側(換言すれば、収容体206の出口部206bの近傍)、に設けられており、吸気ファン202により送られた風を熱して熱風を生成する(熱風とは、単に熱せられた風の意であり、「熱」は、具体的かつ限定的な温度範囲を意味する用語としては、用いていない。例えば、本実施形態において、熱風は75度の温度に制御されるが、これに限定されるものではない)。すなわち、吸気ファン202によりヒーター204に向けて送られた風がヒーター204を通過すると、当該風がヒーター204により温められて熱風となる(そして、当該熱風は、収容体206の出口部206bへ向かうこととなる)。
なお、吸気ファン202及びヒーター204は、コントローラー60によって動作が制御されている。換言すれば、収容体206で生成される熱風の量や温度はコントローラー60によって制御されている。
熱風吹出室210(熱風吹出部に相当する)は、画像が形成されたロール紙2のうち加熱領域内に位置する部位を、熱風で加熱するためのものであり、熱風の吹き出し部分(後述する吹出口212)がロール紙2の画像形成面2aと対向するように配置されている。この熱風吹出室210は、中空の直方体形状の部材である。なお、本実施形態において、加熱領域とは、熱風吹出室210から吹き出される熱風によって加熱される領域のことであり、具体的には、図4において温度低下抑制板260よりも左側の領域である。
熱風吹出室210は、熱風発生部200と通路240を介して接続されている。したがって、熱風発生部200(具体的には、出口部206b)から出た熱風は、当該通路240を通って、熱風吹出室210に入るようになっている。一方、熱風吹出室210には、熱風を吹き出させるための複数の円形の吹出口212が設けられており、熱風吹出室210に入った熱風は、当該吹出口212から吹き出されるようになっている。
吹出口212は、熱風吹出室210の上面210aを貫通するように当該上面210aに設けられており、本実施形態においては、図5に示すように、左右方向(搬送方向)及び前後方向の各々の方向に規則正しく並んでいる。そして、図3、図4に示すように、熱風吹出室210は、ロール紙2の下方に位置し、熱風吹出室210(具体的には、上面210a)は、ロール紙2(具体的には、画像形成面2a)に対向しているため、規則正しく並んだ複数の吹出口212も当該ロール紙2(画像形成面2a)に対向している。そのため、熱風吹出室210内の熱風が当該複数の吹出口212から吹き出されると、ロール紙2の画像形成面2aに吹き付けられる。これにより、ロール紙2の加熱領域に位置する部位が加熱され、画像の乾燥が促進されることとなる。
枠体230は、乾燥ユニット70の外枠を構成するものであり、搬送方向の上流側端にはロール紙2が搬入される入口231を有し、搬送方向の下流側端にはロール紙2が搬出される出口232を有している。また、枠体230内(具体的には、図3に示すように、枠体230の排出部230b)には、排気ファン233が設けられている。そして、当該排気ファン233が作動すると、乾燥ユニット70内の空気(熱風)が回収されて、排出部230bから排出(排気)されるようになっている。なお、排気ファン233は、コントローラー60によって動作が制御されている。換言すれば、排出部230bからの空気の排出(排気)量はコントローラー60によって制御されている。
紙案内板250は、ロール紙2を入口231から出口232まで搬送経路に沿って(図の左右方向に)案内するための板状部材であり、ロール紙2の画像非形成面2b側に設けられている。なお、図4では、紙案内板250の左右方向の端部と枠体230との間に隙間があるが、他の部分(例えば、前後方向における別の箇所)において紙案内板250は枠体230と接続されている。これにより紙案内板250は枠体230内に固定されている。
温度低下抑制板260(温度低下抑制部材に相当する)は、入口231から外気が流入することによる炉内の温度低下を抑制するための金属(例えば鉄)製の板状部材であり、紙案内板250の下面に対して垂直(上下方向)に取り付けられている。なお、本実施形態において、温度低下抑制板260は、図4に示すように、紙案内板250のうちの搬送方向上流側(入口231に近い側)に設けられている。また、本実施形態の温度低下抑制板260は、熱風吹出室210の搬送方向の上流側端の吹出口212よりも搬送方向下流側に設けられている。言い換えると、温度低下抑制板260は、熱風吹出室210の吹出口212から吹き出される熱風と対向する位置に設けられている。
高さ調整板270(高さ調整部材に相当する)は、紙案内板250の温度低下抑制板260よりも搬送方向の下流側に配置された板状部材である。本実施形態では、図4に示すように、高さ(上下方向の長さ)が同じ3個の高さ調整板270が搬送方向に並んで設けられている。高さ調整板270は、熱風吹出室210から吹き出される熱風でロール紙2が上方に浮き上がるのを防止する役目を果たす。これにより熱風吹出室210の上面210aとロール紙2の画像形成面2aとの距離(高さ)がほぼ一定に保たれる。また、高さ調整板270によりロール紙2と紙案内板250との間に空間ができるので、熱によって蒸発した水分がロール紙2と紙案内板250との間に溜まるのを防止することができる。また、熱風の吹きつけられたロール紙2を高さ調整板270で支持しつつ、ロール紙2を搬送方向に搬送することでロール紙2にしわが発生するのを防止することができる。
このように、本実施形態では、上下方向の高さが同じ複数(図では3つ)の高さ調整板270を、搬送方向に間隔を空けて並べて配置しているので、熱風吹出室210とロール紙2との距離を一定にたもつことができ、ロール紙2の各部位に熱風を均一に当てる(吹き付ける)ことができる。よって乾燥性のばらつきを低減することができる。また、ロール紙2と紙案内板250の間に水分が溜まるのを防止できる。
<<<印刷時の動作例について>>>
次に、印刷時の動作例について説明する。なお、乾燥ユニット70を含む各ユニットの動作は、主として、コントローラー60により実現される。特に、本実施形態においては、メモリー63に格納されたプログラムをCPU62が処理することにより実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
上述したとおり、搬送ユニット20は、コントローラー60の制御により、ロール紙2を所定搬送量(1ページ分の搬送量)毎に搬送経路(搬送方向)に沿って間欠搬送する。すなわち、コントローラー60は、ロール紙2を停止する停止処理(かかる停止処理中に、画像形成領域R上のロール紙2の部位に1ページ分の画像が形成される)と、ロール紙2を搬送する搬送処理と、を繰り返す。そして、これらの処理が継続されている間であって、画像形成領域R上にあったロール紙2の部位(画像が形成されている部位)が乾燥ユニット70に至る少し前のタイミングで、コントローラー60は、吸気ファン202、ヒーター204、排気ファン233を作動させ熱風吹出室210に向けて熱風を送る。
間欠搬送が継続されると、やがて、ロール紙2の前記部位が乾燥ユニット70に搬入されて熱風吹出室210の吹出口212に対向する。すると、吹出口212からの熱風が当該部位に吹き付けられることとなる。これにより、当該部位に形成された画像の乾燥が促進される。以下、同様の動作を繰り返し行っていく。こうするとで、ロール紙2の画像形成面2aに画像を形成するとともに、間欠搬送によって乾燥ユニット70に搬入されたロール紙2の部位に形成された画像を当該乾燥ユニット70によって乾燥させている。
<<<乾燥ユニット70の内の温度制御について>>>
ロール紙2が乾燥ユニット70の入口231から搬入される際には、外気も乾燥ユニット70に流入する。もし仮に、乾燥ユニット70に外気の流入を防止する部材が設けられていない場合、外気(炉内よりも低い温度の空気。例えば、18度〜28度の空気)が炉内に流入して、炉内の温度が低下する(温度の低い領域が発生する)。このことにより、乾燥性にばらつきが生じ画質が低下するおそれがある。
そこで、本実施形態のプリンター1では乾燥ユニット70に温度低下抑制板260を設けることで、炉内における温度の低い領域を局所的にしている。
図6は、乾燥ユニット70の入口231付近の構成を拡大して示す模式図である。図において白色の矢印は外気(乾燥ユニット70の外の空気)の流れを示している。また、図において黒色の矢印は、熱風吹出部210(吹出口212)から吹き出された熱風を示している。
前述したように、本実施形態では、温度低下抑制板260を、紙案内板250のうちの搬送方向上流側において、熱風吹出室210の吹出口212から吹き出される熱風と対向する位置に設けている。こうすることにより、図のように、入口231から炉内への外気の流入を、温度低下抑制板260によって抑制することができる。また、温度低下抑制板260は、熱風吹出室210から吹き出される熱風と対向する位置に設けられているので、熱風吹出室210からの熱風によって温度が上昇する。これにより、温度低下抑制板260の温度が下がりすぎることによる画像のムラの発生を抑制することができる。また、入口231と温度低下抑制板260との間の領域の空気(加熱領域の温度よりも低い温度の空気)は、排気ファン233が作動することにより、図の白色矢印のように上に向かう排気経路で回収されて、排出部230bから排出(排気)される。
なお、上記の説明からわかるように、乾燥ユニット70内の入口231と温度低下抑制板260との間の領域は、加熱領域(温度低下抑制板260よりも左側の領域)の温度よりも低いことになる。つまり、乾燥ユニット70内において、この領域に位置するロール紙2に対しては、乾燥性が悪化することになる。そこで、本実施形態では、以下に説明するように、この領域に位置するロール紙2の部位が乾燥ユニット70内に2回(間欠搬送の2回分)入るようにしている。
図7は、乾燥ユニット70における長さの関係を説明するための概略図である。また、同図には入口231付近を拡大した図も示している。実際の温度低下抑制板260は、この拡大図のような形状となっている。
図において、L1は、間欠搬送一回分の長さ(すなわち1ページ分の印刷後にその1ページ分の搬送が行われるときの搬送量(距離))を示している。
また、L2は、乾燥ユニット70の長さ(入口231から出口232までの距離)を示している。
また、L3は、乾燥ユニット70の入口231から温度低下抑制板260(より具体的には、温度低下抑制板260とロール紙2との接点)までの距離である。
そして、本実施形態の乾燥ユニット70では、L2>L1+L3を満たすように、各部分の長さが設定されている。こうすることにより、ある間欠搬送の後に入口231と温度低下抑制板260との間の領域に位置していたロール紙2の部位は、次の間欠搬送の後においても乾燥ユニット70内(具体的には乾燥ユニット70内の左側端部)に位置することになる。すなわち、当該部位は、間欠的な搬送動作の2回分乾燥ユニット70内に入ることになる。これにより、図のL3の領域に位置していたロール紙2の部位においても、他の部位よりも長く乾燥ユニット70に入ることで乾燥性を高めることができ、画質の低下をさらに抑制することができる。
また、本実施形態においてコントローラー60は、ロール紙2の間欠的な搬送(間欠搬送)のタイミングに応じて、熱風の吹出量や排出量を変えている。具体的には、コントローラー60は、画像形成時(換言するとロール紙2が停止しているとき)よりも、搬送ユニット20にロール紙2を搬送させるときに、排出部230bからの空気(熱風)の排出量、及び、熱風吹出室210からの熱風の吹出量を増加させるように制御している。
このように、ロール紙2の搬送時に排出部230bからの空気(熱風)の排出量を増加させることで、加熱領域へ外気が流入するのをさらに抑制することができる。また、ロール紙2の搬送時に、熱風吹出室210からの熱風の吹出量を増加させることで、ロール紙2を介して入口231方向に熱風を送るようにできる。これにより加熱領域に搬送されるロール紙2を予め加熱(プレヒート)させることができる。
以上、説明したとおり、本実施形態に係るプリンター1は、ロール紙2を搬送方向に間欠的に搬送する搬送ユニット20と、画像形成領域Rに搬送されたロール紙2にインクを吐出して画像を形成するヘッドユニット30と、乾燥ユニット70と、各ユニットを制御するコントローラー60を有している。また乾燥ユニット70は、ロール紙2が搬入される入口231と、ロール紙2が搬出される出口232と、入口231と出口232の間に設けられ、複数の熱風の吹出口212を備えた熱風吹出室210と、入口231から炉内への外気の流入を防止して、炉内の温度低下を抑制する温度低下抑制板260と、を有している。そして、この温度低下抑制板260を熱風吹出室210内から吹き出される熱風と対向する位置に設けるようにしている。
こうすることにより、入口231から乾燥ユニット70内への外気の流入を局所的にすることができ、また熱風吹出室210から吹き出された熱風により、温度低下抑制板260の温度を上げることが可能となる。すなわち間欠搬送の際にロール紙2の温度を上げることができる。よって、加熱領域の温度の均一化を図ることができ、乾燥性のばらつきによる画質の低下を抑制することができる。
===その他の実施形態===
前述の実施形態は、主として液体吐出装置(印刷装置)について記載されているが、印刷方法、乾燥方法等の開示も含まれている。また、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
前述の実施形態においては、印刷装置をインクジェット式プリンターに具体化したが、インク以外の他の液体を吐出する液体吐出装置を採用してもよく、微小量の液滴を吐出させる液体吐出ヘッド等を備える各種の液体吐出装置に流用可能である。なお、液滴とは、上記液体吐出装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体とは、液体吐出装置が吐出させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状態、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状態、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなどを含む。また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体吐出装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルタの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を吐出する液体吐出装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を吐出する液体吐出装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を吐出する液体吐出装置、捺染装置やマイクロディスペンサ等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を吐出する液体吐出装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に吐出する液体吐出装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を吐出する液体吐出装置を採用してもよい。そして、これらのうち何れか一種の吐出装置に本発明を適用することができる。
また、前述の実施形態においては、媒体としてロール紙2を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、カット紙、フィルム、布であってもよい。
また、前述の実施形態においては、ヘッドユニット30が複数(M個)のヘッド31を有していることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、ヘッドユニット30が、一つのヘッド31からなることとしてもよい。
また、前述の実施形態においては、熱風の吹出口212は、ロール紙2の幅方向及び搬送方向にそれぞれ複数並んでいたがこれに限定されるものではない。例えば、複数の吹出口212が、搬送方向や幅方向と角度を有するように斜めに並んでいてもよい。
また、前述の実施形態においては、印刷装置としてラテラルスキャン型のラベル印刷機を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、シリアルスキャン型のラージフォーマットプリンターであってもよい。
以下では、当該シリアルスキャン型のラージフォーマットプリンター(以下、インクジェットプリンター501と呼ぶ)について、図8及び図9を用いて説明する。図8は、インクジェットプリンター501の外観模式図である。図9は、インクジェットプリンター501の構成を示す概略図である。
図8および図9に示すように、インクジェットプリンター501は、プリンター本体502と、プリンター本体502を支持する支持スタンド503と、を備えている。このインクジェットプリンター501は、ロール紙521にインクを吐出して画像を形成するインクジェットヘッド541と、熱風吹出室を有する不図示の乾燥ユニットと、コントローラーと、を備えている。
そして、当該インクジェットプリンター501においても、コントローラーは、ロール紙521を所定搬送量(1ページ分の搬送量)毎に搬送方向(図9において、白太矢印で示した方向)に沿って間欠搬送する。すなわち、コントローラーは、ロール紙521を停止する停止処理(かかる停止処理中に、コントローラーは、インクジェットヘッド541をロール紙521に対して移動方向(図9において、黒太矢印で示した方向)に移動させつつインクジェットヘッド541にインクを吐出させて、1ページ分の画像をロール紙521に印刷する)と、ロール紙521を搬送する搬送処理と、を繰り返す。
そして、前述したような温度低下抑制板を、このようなインクジェットプリンター501に設け、乾燥ユニット内の温度が低下する領域を局所化させるようにしてもよい。
1 プリンター、2 ロール紙、2a 画像形成面、2b 画像非形成面
10 給送ユニット
18 ロール紙巻軸、19 中継ローラー
20 搬送ユニット、20a ステアリングユニット
21 中継ローラー、22 中継ローラー
23 第一搬送ローラー、23a 第一駆動ローラー、23b 第一従動ローラー
24 第二搬送ローラー、24a 第二駆動ローラー、24b 第二従動ローラー
25 中継ローラー、26 中継ローラー
27 中継ローラー、28 中継ローラー、29 送り出しローラー
30 ヘッドユニット、31 ヘッド、32 ノズル面
33 プラテン、35 インク補給ユニット
40 キャリッジユニット、41 ガイドレール、42 キャリッジ
43 クリーニングユニット、44 フラッシングユニット
50 検出器群、60 コントローラー、61 インターフェース部
62 CPU、63 メモリー、64 ユニット制御回路
70 乾燥ユニット、80 送風ユニット、81 ファン
90 巻き取りユニット、91 中継ローラー、92 ロール紙巻き取り駆動軸
110 ホストコンピューター
200 熱風発生部、202 吸気ファン、204 ヒーター
206 収容体、206a 入口部、206b 出口部
210 熱風吹出室、210a 上面、212 吹出口
230 枠体、230b 排出部
231 入口、232 出口
233 排気ファン
240 通路
501 インクジェットプリンター、502 プリンター本体、503 支持スタンド
521 ロール紙、541 インクジェットヘッド

Claims (7)

  1. 媒体を搬送方向に間欠的に搬送する搬送部と、
    印刷領域に搬送された前記媒体の被印刷面に液体を吐出して画像を形成する画像形成部と、
    前記印刷領域よりも前記搬送方向の下流側に設けられた乾燥炉であって、
    前記媒体が搬入される入口と、
    前記媒体が搬出される出口と、
    前記入口と前記出口との間で前記媒体の前記被印刷面と対向するように配置された熱風吹出部と、
    前記入口から外気が流入することによる炉内の温度低下を抑制するための温度低下抑制部材と、
    を有する乾燥炉と、
    前記熱風吹出部から前記媒体に向けて熱風を吹き出させることにより、前記画像の乾燥を促進する制御部と、
    を備え、前記熱風吹出部から吹き出された熱風に対向する位置に前記温度低下抑制部材を設けたことを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置であって、
    前記印刷領域の前記搬送方向の長さL1と、前記乾燥炉の前記入口から前記出口までの距離L2と、前記入口から前記温度低下抑制部材までの距離L3との関係が、
    L2>L1+L3
    であることを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の印刷装置であって、
    前記乾燥炉は、
    前記熱風吹出部から吹き出された熱風を排出する排出部と、
    前記入口から前記温度低下抑制部材までの領域の空気を、前記排出部から排出させるための排気経路と、
    をさらに有することを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項3に記載の印刷装置であって、
    前記制御部は、前記搬送部による前記媒体の搬送のタイミングに応じて、前記排出部の排出量を増加させる、ことを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載の印刷装置であって、
    前記制御部は、前記搬送部による前記媒体の搬送のタイミングに応じて、前記熱風吹出部からの熱風の吹出量を増加させる、ことを特徴とする印刷装置。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載の印刷装置であって、
    前記乾燥炉は、前記熱風吹出部と前記媒体との間の距離を一定にするための高さ調整部材を有する、ことを特徴とする印刷装置。
  7. 印刷領域よりも搬送方向の下流側に設けられた乾燥炉であって、媒体が搬入される入口と、前記媒体が搬出される出口と、前記入口と前記出口との間で前記媒体の被印刷面と対向するように配置された熱風吹出部と、前記入口から外気が流入することによる炉内の温度低下を抑制するための温度低下抑制部材と、を有する乾燥炉を備えた印刷装置による印刷方法であって、
    前記媒体を前記搬送方向に間欠的に搬送することと、
    前記印刷領域に搬送された前記媒体の前記被印刷面に液体を吐出して画像を形成することと、
    前記熱風吹出部から前記媒体、及び、前記温度低下抑制部材に向けて熱風を吹き出して、前記画像の乾燥を促進することと、
    を有することを特徴とする印刷方法。
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