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JP6003491B2 - エンジンの冷却構造 - Google Patents

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JP6003491B2
JP6003491B2 JP2012219370A JP2012219370A JP6003491B2 JP 6003491 B2 JP6003491 B2 JP 6003491B2 JP 2012219370 A JP2012219370 A JP 2012219370A JP 2012219370 A JP2012219370 A JP 2012219370A JP 6003491 B2 JP6003491 B2 JP 6003491B2
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

本発明は、エンジンの冷却構造に関し、特に、導風部材を備えるエンジンの冷却構造に関する。
シリンダ及びシリンダヘッドを覆うシュラウドと、送風用のファンとを備えるエンジンの冷却構造を採用した自動二輪車が知られている(例えば、特許文献1参照)。この自動二輪車では、シュラウドによって形成される流路を通じて送風用のファンで空気を導き、熱せられたシリンダ及びシリンダヘッドを冷却する。エンジンの動力でファンを回し、シリンダ及びシリンダヘッドを強制的に冷却するので、走行風による自然冷却と比較して高い冷却効率を得ることができる。
この自動二輪車において、シリンダヘッドの近傍には、燃焼室への燃料の供給を制御するインジェクタが配置されている。シリンダ及びシリンダヘッドからの熱でインジェクタが高温になると、インジェクタ内の燃料は気化し、エンジン回転数の不安定化や出力低下などの問題が発生する。そこで、特許文献1に記載される冷却構造では、シリンダ及びシリンダヘッドを通過した空気をインジェクタへと導く流路を形成し、インジェクタが冷却されるようにしている。
特開2010−223211号公報
しかしながら、特許文献1に記載の冷却構造では、シリンダ及びシリンダヘッドを通過して温度の上昇された空気がインジェクタに導かれるので、インジェクタの冷却効率は低下してしまうことがある。この場合、インジェクタ内の燃料の気化を防ぐのは困難になる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、シリンダ及びシリンダヘッドの熱の影響を受けるインジェクタなどの部品を適切に冷却可能なエンジンの冷却構造を提供することを目的とする。
本発明のエンジンの冷却構造は、エンジンのシリンダ及びシリンダヘッドの一部を覆い、冷却用の空気を前記シリンダ及び前記シリンダヘッドへと導く冷却流路を形成する導風部材と、前記空気を前記冷却流路へと送る送風部材と、前記エンジンの吸気ポートに配置される燃料噴射装置と、を備えるエンジンの冷却構造であって、前記エンジンは、排気ポートに対して前記吸気ポートが上方に向けられるようにシリンダの軸線を前後方向に向けて配置され、前記導風部材は、前記冷却流路を分岐して前記空気を前記燃料噴射装置へと導く分岐流路を形成する遮蔽部を有し、前記分岐流路は、前記シリンダ及び前記シリンダヘッドから離れた位置において、前記シリンダ及び前記シリンダヘッドとの間で前記冷却流路を上下で挟むように前記導風部材の内壁面に沿って形成され、前記分岐流路を通じて前記燃料噴射装置に吹き付けられた前記空気は、車両上方から排出されることを特徴とする。
この構成によれば、導風部材は、燃料噴射装置へと空気を導く分岐流路を形成する遮蔽部を有するので、シリンダ及びシリンダヘッドを冷却する空気とは別の空気で燃料噴射装置を冷却できる。また、分岐流路は、シリンダ及びシリンダヘッドから離れた位置に形成されるので、シリンダ及びシリンダヘッドから分岐流路への熱の伝播を抑制して、燃料噴射装置の冷却効率を高めることができる。よって、シリンダ及びシリンダヘッドの熱の影響を受ける部品を適切に冷却可能なエンジンの冷却構造が実現される。また、分岐流路は、シリンダ及びシリンダヘッドとの間に冷却流路を挟むように導風部材の内壁面に沿って形成されているので、シリンダ及びシリンダヘッドから分岐流路への熱の伝播をさらに抑制できる。また、冷却流路が分岐流路で遮られないので、シリンダ及びシリンダヘッドの冷却効率を高く維持できる。さらに、分岐流路を通じて供給される空気により燃料噴射装置を適切に冷却できるので、燃料噴射装置内での燃料の気化を防止して燃料を安定供給できる。
本発明のエンジンの冷却構造において、前記遮蔽部は、前記送風部材からの前記空気が前記シリンダ及び前記シリンダヘッドに至る前の位置で前記冷却流路を分岐することが好ましい。この構成によれば、遮蔽部は、送風部材からの空気がシリンダ及びシリンダヘッドに至る前の位置で冷却流路を分岐しているので、シリンダ及びシリンダヘッドの熱による分岐流路を流れる空気の温度上昇を防止できる。よって、部品の冷却効率を高めることができる。
本発明のエンジンの冷却構造において、前記遮蔽部は、前記導風部材とは別の部材で構成されることが好ましい。この構成によれば、導風部材及び遮蔽部を一体に成形する場合と比較して形状の自由度が増すので、冷却流路と分岐流路とを確実に分離して、シリンダ及びシリンダヘッドから分岐流路への熱の伝播を抑制できる。また、導風部材の材質と遮蔽部の材質とを変えることができるので、遮蔽部の断熱効果を高め、シリンダ及びシリンダヘッドから分岐流路への熱の伝播をさらに抑制することができる。
本発明によれば、シリンダ及びシリンダヘッドの熱の影響を受けるインジェクタなどの部品を適切に冷却可能なエンジンの冷却構造を提供できる。
自動二輪車の外観を示す斜視図である。 自動二輪車の後輪周辺の構造を示す左側面図である。 自動二輪車の後輪周辺の構造を示す右側面図である。 エンジン及びその周辺の構造を示す斜視図である。 エンジンを車幅方向に垂直な平面で切断した断面図である。 エンジンの冷却構造を説明するための説明図である。 シュラウドの形状を示す斜視図である。 遮蔽部の構成を示す斜視図である。 シュラウド内の空気の流れを示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下においては、本発明に係るエンジンの冷却構造をスクータータイプの自動二輪車に適用した例について説明するが、適用対象はこれに限定されることなく変更可能である。例えば、本発明に係るエンジンの冷却構造を、他のタイプの自動二輪車、四輪車などに適用しても良い。
図1から図3を参照して、本実施の形態に係る自動二輪車の構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る自動二輪車の外観を示す斜視図であり、図2は、自動二輪車の後輪周辺の構造を示す左側面図であり、図3は、自動二輪車の後輪周辺の構造を示す右側面図であり、図4は、エンジン及びその周辺の構造を示す斜視図である。なお、以下の説明で用いる各図において、車体前方を矢印Fで示す。また、以下の各図では、説明の便宜上、一部の構成を省略することがある。
図1から図3に示すように、スクータータイプの自動二輪車1は、鋼製又はアルミ合金製のアンダーボーン型のフレーム11に、車体外装としての各種カバーを装着して構成されている。自動二輪車1の前部には、運転者の脚部を保護するレッグシールド21が設けられており、レッグシールド21の後方には、脚部を載せるステップボード22が配置されている。ステップボード22の後方には、車体側面を覆うサイドカバー23が設けられている。
車体前部には、ステアリングシャフト(不図示)を介してフロントフォーク31が回転可能に支持されている。フロントフォーク31の上方には、前輪3を操舵するためのハンドルバー32が設けられている。ハンドルバー32にはブレーキレバー33が設けられており、ハンドルバー32の前方にはヘッドランプ34が配置されている。フロントフォーク31の下部には前輪3が回転可能に支持されると共に、前輪3の上部を覆うフロントフェンダ35が設置されている。前輪3には、ブレーキディスク(不図示)とブレーキディスクを挟持するキャリパー(不図示)とが設けられている。
サイドカバー23の上方には、シート5が配置されており、サイドカバー23の後部には、テールランプ47及びリヤフェンダ48が設けられている。サイドカバー23の内側には、シート5の下方に燃料タンク(不図示)が配置されており、燃料タンクのさらに下方にはエンジン6が設けられている。図4に示すように、エンジン6の左前部には、燃料の供給を制御するインジェクタ(燃料噴射装置、部品)7が取り付けられている。このインジェクタ7には、燃料ホース71を通じて燃料タンクから燃料が送られる。
エンジン6の右側には、エンジン6の一部を覆うシュラウド(導風部材)101が取り付けられている。シュラウド101の右側面には開口部O1が設けられており、シュラウド101の内部には、開口部O1に対応してファン(送風部材)102が配置されている(図3参照)。ファン102は、エンジン6の動力で回転されるようにクランクシャフト(不図示)と連結されており、シュラウド101によって覆われる空間に空気を取り込む。このシュラウド101及びファン102により、エンジン6はアイドリング時においても強制冷却される。
エンジン6やトランスミッション(不図示)などは、上下に揺動可能なユニットスイング8と一体化されている。ユニットスイング8とフレーム11との間には、リアクッションユニット81が取り付けられている。ユニットスイング8の後部には、後輪4が回転可能に支持されている。後輪4の左側には、ミッションカバー41が配置されている。エンジン6の動力は、ミッションカバー41に格納されるプーリー及びベルト(いずれも不図示)を介して後輪4に伝達される。また、ミッションカバー41の前方(ステップボード22の左下)には、駐車時に車体を支持するスタンド42が設けられている(図1参照)。
ミッションカバー41の上方には、エアクリーナボックス43が配置されている。エアクリーナボックス43に取り込まれた空気は、インテークホース44、スロットルボディ45、インテークマニホールド46を通じてエンジン6に送られる。エンジン6の燃焼室には、インテークマニホールド46からの空気とインジェクタ7からの燃料とが混合供給される。燃焼後のガスは、エンジン6の右後方に設けられたマフラ61から排気ガスとして排出される。
次に、本実施の形態に係るエンジン6及びその冷却構造を説明する。図5は、エンジン6を車幅方向に垂直な平面で切断した断面図である。図4及び図5に示すように、エンジン6は、クランクケース111の前方に略筒状のシリンダ112が配置され、シリンダ112の前方にはシリンダヘッド113及びシリンダヘッドカバー114が取り付けられている。また、シリンダ112には、複数の放熱フィン112bが設けられている。
クランクケース111内のクランク室111aには、回転軸が車幅方向に対して平行となるようにクランクシャフト(不図示)が収容されている。また、シリンダ112内の筒状空間112aには、シリンダ軸線方向(前後方向)に往復可能なピストン(不図示)が収容されている。クランクシャフトとピストンとは、ピストンの往復運動がクランクシャフトの回転運動に変換されるようにコネクティングロッド(不図示)を介して連結されている。
シリンダヘッド113には、燃焼室に空気と燃料との混合気を送り込む吸気ポート113aと、燃焼室外に燃焼後のガスを排出する排気ポート113bとが形成されている。吸気ポート113aには、インテークマニホールド46及びインジェクタ7が接続されており、空気及び燃料が供給される。また、シリンダヘッド113には、吸気ポート113aを開閉する吸気バルブ113cと、排気ポート113bを開閉する排気バルブ113dとが設けられている。吸気ポート113a及び排気ポート113bに隣接するように点火プラグ(不図示)が設けられており、燃焼室内の混合気を電気放電により着火可能になっている。
エンジン6の吸排気機構の形式は、カムシャフト(不図示)によって吸気バルブ113c及び排気バルブ113dを開閉するOHC(Overhead Camshaft)である。カムシャフトは、吸気バルブ113c又は排気バルブ113dの開閉タイミングに応じた形状のカム(不図示)を備えている。カムシャフトの一端側は、スプロケットやカムチェーンなどの動力伝達機構(いずれも不図示)を介してクランクシャフトに連結されている。これにより、クランクシャフトの回転力がカムシャフトに伝達され、クランクシャフトの回転に対応するように吸気バルブ113c及び排気バルブ113dが開閉される。
上述のようなエンジン6において、ピストンが下死点に向かって移動する際に吸気バルブ113cが開き、インテークマニホールド46及びインジェクタ7を通じて燃焼室に空気及び燃料が送り込まれる(吸気行程)。その後、吸気バルブ113cが閉じ、ピストンが上死点に向かって移動することで混合気が圧縮される(圧縮行程)。ピストンが上死点に到達すると、点火プラグで点火されて圧縮された混合気が燃焼する(燃焼行程)。混合気の燃焼によって燃焼室内の圧力が増大するとピストンが下死点に向かって移動する。その後、ピストンが下死点に到達して慣性によって再度上死点に向かって移動し始めると、排気バルブ113dが開いて排気ポート113bから燃焼後のガスが排出される(排気行程)。シリンダヘッド113が備える吸気バルブ113c及び排気バルブ113dを含む動弁装置は、このような動作を可能にしている。
エンジン6は、上述のように、吸気行程、圧縮行程、燃焼行程、及び排気行程を繰り返すことで、ピストンの往復運動をクランクシャフトの回転運動へと変換する。このため、シリンダ112及びシリンダヘッド113は、エンジン6の動作に伴い加熱される。本実施の形態のエンジン6においては、シュラウド101及びファン102を含む冷却構造によりシリンダ112及びシリンダヘッド113は冷却されて適温の状態に保たれる。
図6は、本実施の形態に係る冷却構造を説明するための説明図である。図7は、シュラウド101の形状を示す斜視図である。図6及び図7に示すように、シュラウド101は、エンジン6の右側を覆う右半部101Rと、エンジン6の左前側を覆う左半部101Lとを含む。
右半部101Rは、エンジン6の右前側を覆う右壁WRと、右壁WRの前側上端から左向き(車幅方向内向き)に延びる右上壁WRUと、右壁WRの前側下端から左向きに延びる右下壁WRDと、右壁WRの前端から左向きに延びる右前壁WRFとを備える。右壁WRは、クランクケース111、シリンダ112、及びシリンダヘッド113の右側面を覆うように形成されている。また、右上壁WRUは、シリンダ112及びシリンダヘッド113の上面右側を覆うように形成されており、右下壁WRDは、シリンダ112及びシリンダヘッド113の下面右側を覆うように形成されている。
左半部101Lは、エンジン6の左前側を覆う左壁WLと、左壁WLの上端から右向き(車幅方向内向き)に延びる左上壁WLUと、左壁WLの下端から右向きに延びる左下壁WLDとを備える。左壁WLは、シリンダ112及びシリンダヘッド113の左側面を覆うように形成されている。左上壁WLUは、シリンダ112及びシリンダヘッド113の上面左側を覆うように形成されており、左下壁WLDは、シリンダ112及びシリンダヘッド113の下面左側を覆うように形成されている。
右半部101Rの右壁WR、右上壁WRU、右下壁WRD、左半部101Lの左壁WL、左上壁WLU、左下壁WLDは、いずれも、クランクケース111、シリンダ112、及びシリンダヘッド113から離れた位置に配置される。つまり、このシュラウド101がエンジン6に取り付けられた状態で、クランクケース111、シリンダ112、及びシリンダヘッド113と、シュラウド101との間には、空気の流れる空間が形成される。
右半部101Rにおいて、右壁WRの後部には、右向き(車幅方向外向き)に突出する円筒部Cが設けられており、円筒部Cの右端部には、吸気口となる開口部O1が形成されている。円筒部C及び開口部O1は、ファン102に対応する位置に設けられている。つまり、シュラウド101がエンジン6に取り付けられた状態で、円筒部Cの左側(車幅方向内側)の空間にはファン102が配置される。
この冷却構造においてファン102が回転すると、開口部O1を通じてシュラウド101内に空気が取り込まれる。シュラウド101内に取り込まれた空気は、シュラウド101とエンジン6との間に形成される空間を流れる。ファン102の回転により、シュラウド101内には、エンジン6の右後方の空間から右前方の空間を経由して左前方の空間へと向かう空気の流れが形成され、シリンダ112、シリンダヘッド113、及びインジェクタ7は冷却される。このように、シュラウド101内には、シリンダ112、シリンダヘッド113、及びインジェクタ7を冷却するための冷却流路が形成されている。
ところで、この冷却流路により、シリンダ112及びシリンダヘッド113を通過して温度の上昇した空気がインジェクタ7に導かれると、インジェクタ7の冷却効率は大幅に低下してしまう。そこで、本実施の形態に係る冷却構造では、シュラウド101内に冷却流路を分岐する遮蔽部を配置し、シリンダ112及びシリンダヘッド113を冷却するための空気の流路と、インジェクタ7を冷却するための空気の流路とを分離する。
図8は、遮蔽部の構成を示す斜視図である。図7及び図8に示すように、遮蔽部103は、シュラウド101の右半部101Rの内壁面に沿う湾曲形状を有している。具体的には、遮蔽部103は、シュラウド101の右壁WR及び右上壁WRUに沿って配置される上流部103aと、右前壁WRF及び右上壁WRUに沿って配置される中流部103bと、インジェクタ7へと向かう空気の流れを形成する下流部103cとを有している。この遮蔽部103がシュラウド101の内壁面に取り付けられることで、上述の冷却流路を分岐する分岐流路が形成される。
遮蔽部103の取り付けられたシュラウド101の内部には、上流部103a、右壁WR、及び右上壁WRUにより、ファン102からの空気を分岐流路に取り込む開口部O2が形成される。また、中流部103b、右前壁WRF、及び右上壁WRUにより、開口部O2から流入した空気は左前方へと導かれる。このように、分岐流路は、シュラウド101の内壁面に沿ってシリンダ112及びシリンダヘッド113から離れた位置に形成されているので、シリンダ112及びシリンダヘッド113から分岐流路への熱の伝播は抑制される。
この冷却構造において、上流部103aは、ファン102からの空気の流れに沿って配置され、分岐流路は、上流部103aと中流部103bとの境界領域のみにおいて屈曲されている。このため、空気は分岐流路内をスムーズに流れ、高い冷却効率を得ることが可能である。また、下流部103cにおいて、右前壁WRFと接する領域には、空気の流れを整える整流部103dが配置されている。この整流部103dにより、インジェクタ7へと向かう空気の流れは整えられ、インジェクタ7の冷却効率は高められている。
また、開口部O2の面積は十分に大きくなっており、インジェクタ7の冷却に必要な空気の流量は確保されている。この開口部O2の面積を変更することで、インジェクタ7を冷却するための空気の流量を調整することが可能である。なお、遮蔽部103はシュラウド101とは異なる材料で形成されても良い。例えば、断熱性の高い材料を用いて遮蔽部103を形成することで、シリンダ112及びシリンダヘッド113から分岐流路への熱の伝播をさらに抑制できる。遮蔽部103に断熱部材を貼付する場合にも、同様の効果を得ることができる。
図9は、本実施の形態に係る冷却構造における空気の流れを示す模式図である。図9に示すように、開口部O1からシュラウド101内に取り込まれた空気は、ファン102(図9において不図示)によって前方へと送られる。一部の空気は、冷却流路P1を通じてシリンダ112及びシリンダヘッド113に供給される。また、別の一部の空気は、開口部O2に流入し、分岐流路P2を通じてインジェクタ7に吹き付けられる。冷却流路P1を通じて供給される空気でシリンダ112及びシリンダヘッド113は冷却され、分岐流路P2を通じて吹き付けられる空気でインジェクタ7は冷却される。
このように、インジェクタ7の冷却専用に形成された分岐流路P2を通じてインジェクタ7に空気を吹き付けることで、インジェクタ7の冷却効率を高めることができる。この分岐流路P2は、シリンダ112及びシリンダヘッド113との間に冷却流路P1を挟むように形成されているので、冷却流路P1は分岐流路P2で遮られない。よって、シリンダ112及びシリンダヘッド113の冷却効率も高く維持される。
以上のように、本発明に係るエンジンの冷却構造によれば、シュラウド(導風部材)101は、インジェクタ(燃料噴射装置、部品)7へと空気を導く分岐流路P2を形成する遮蔽部103を有するので、シリンダ112及びシリンダヘッド113を冷却する空気とは別の空気でインジェクタ7を冷却できる。また、分岐流路P2は、シリンダ112及びシリンダヘッド113から離れた位置に形成されるので、シリンダ112及びシリンダヘッド113から分岐流路P2への熱の伝播を抑制して、インジェクタ7の冷却効率を高めることができる。よって、シリンダ112及びシリンダヘッド113の熱の影響を受けるインジェクタ7などの部品を適切に冷却可能なエンジンの冷却構造が実現される。
また、遮蔽部103は、ファン(送風部材)102からの空気がシリンダ112及びシリンダヘッド113に至る前の位置で冷却流路P1を分岐するようにしたので、シリンダ112及びシリンダ113の熱による分岐流路P2を流れる空気の温度上昇を防止できる。よって、インジェクタ7などの部品の冷却効率を高めることができる。
また、分岐流路P2は、シリンダ112及びシリンダヘッド113との間に冷却流路P1を挟むようにシュラウド101の内壁面に沿って形成されているので、シリンダ112及びシリンダヘッド113から分岐流路P2への熱の伝播をさらに抑制できる。また、冷却流路P1が分岐流路P2で遮られないので、シリンダ112及びシリンダヘッド113の冷却効率を高く維持できる。
また、遮蔽部103は、シュラウド101とは別の部材で構成されることで、シュラウド101及び遮蔽部103を一体に成形する場合と比較して形状の自由度が増すので、冷却流路P1と分岐流路P2とを確実に分離して、シリンダ112及びシリンダヘッド113から分岐流路P2への熱の伝播を抑制できる。また、シュラウド101の材質と遮蔽部103の材質とを変えることができるので、遮蔽部103の断熱効果を高め、シリンダ112及びシリンダヘッド113から分岐流路P2への熱の伝播をさらに抑制することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上記実施の形態では、分岐流路を流れる空気によりインジェクタを冷却する構成を例示しているが、本発明に係るエンジンの冷却構造はこれに限られない。燃料噴射装置としてキャブレタを使用するエンジンにおいては、分岐流路を流れる空気でキャブレタを冷却しても良い。冷却の対象は、少なくとも、シリンダ及びシリンダヘッドとは別の部品であれば良い。また、本実施の形態では、分岐流路をシュラウドの内側に形成しているが、分岐流路はシュラウドの外側に形成されても良い。
また、遮蔽部を着脱自在に構成し、遮蔽部の交換により分岐流路の開口部の面積を変更できるようにしても良い。この場合、インジェクタを冷却する空気の流量を任意に調整可能である。また、本実施の形態では、シュラウドと遮蔽部とを別の部材としているが、シュラウドと遮蔽部とは一体に構成された1個の部材としても良い。シュラウドと遮蔽部とを一体とする場合には、冷却構造の製造コストを抑制することができる。
本発明に係るエンジンの冷却構造は、例えば、自動二輪車におけるエンジンの冷却構造として有用である。
1 自動二輪車
6 エンジン
7 インジェクタ(燃料噴射装置、部品)
43 エアクリーナボックス
44 インテークホース
45 スロットルボディ
46 インテークマニホールド
61 マフラ
71 燃料ホース
101 シュラウド(導風部材)
101R 右半部
101L 左半部
102 ファン(送風部材)
103 遮蔽部
103a 上流部
103b 中流部
103c 下流部
103d 整流部
111 クランクケース
112 シリンダ
113 シリンダヘッド
114 シリンダヘッドカバー
C 円筒部
O1,O2 開口部
P1 冷却流路
P2 分岐流路
WL 左壁
WLD 左下壁
WLU 左上壁
WR 右壁
WRD 右下壁
WRU 右上壁

Claims (5)

  1. エンジンのシリンダ及びシリンダヘッドの一部を覆い、冷却用の空気を前記シリンダ及び前記シリンダヘッドへと導く冷却流路を形成する導風部材と、前記空気を前記冷却流路へと送る送風部材と、前記エンジンの吸気ポートに配置される燃料噴射装置と、を備えるエンジンの冷却構造であって、
    前記エンジンは、排気ポートに対して前記吸気ポートが上方に向けられるようにシリンダの軸線を前後方向に向けて配置され、
    前記導風部材は、前記冷却流路を分岐して前記空気を前記燃料噴射装置へと導く分岐流路を形成する遮蔽部を有し、
    前記分岐流路は、前記シリンダ及び前記シリンダヘッドから離れた位置において、前記シリンダ及び前記シリンダヘッドとの間で前記冷却流路を上下で挟むように前記導風部材の内壁面に沿って形成され、
    前記分岐流路を通じて前記燃料噴射装置に吹き付けられた前記空気は、車両上方から排出されることを特徴とするエンジンの冷却構造。
  2. 前記遮蔽部は、前記送風部材からの前記空気が前記シリンダ及び前記シリンダヘッドに至る前の位置で前記冷却流路を分岐することを特徴とする請求項1に記載のエンジンの冷却構造。
  3. 前記遮蔽部は、前記導風部材とは別の部材で構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエンジンの冷却構造。
  4. 前記エンジンの前記排気ポートから排出される排気ガスをマフラに導く排気管を更に備え、
    前記分岐流路は、車幅方向で前記シリンダ及び前記シリンダヘッドとの間で前記冷却流路を左右で挟むと共に、車両上下方向で前記排気管から離れた位置において、前記排気管との間で前記冷却流路を上下で挟むように形成されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のエンジンの冷却構造。
  5. 前記遮蔽部は、前記分岐流路の下流部において前記燃料噴射装置の上流側に、前記空気の流れを整える整流部を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のエンジンの冷却構造。
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