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JP6082671B2 - 通信制御装置及びユーザ端末 - Google Patents

通信制御装置及びユーザ端末 Download PDF

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JP6082671B2 JP2013155703A JP2013155703A JP6082671B2 JP 6082671 B2 JP6082671 B2 JP 6082671B2 JP 2013155703 A JP2013155703 A JP 2013155703A JP 2013155703 A JP2013155703 A JP 2013155703A JP 6082671 B2 JP6082671 B2 JP 6082671B2
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Description

本発明は、移動通信システムにおいて用いられる通信制御装置及びユーザ端末に関する。
移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、端末間(Device to Device:D2D)通信の導入が検討されている(非特許文献1参照)。D2D通信は、近接する複数のユーザ端末がネットワークを介さずに直接的な端末間通信を行う方式である。
また、3GPPでは、二重接続(Dual connectivity)の導入が検討されている(非特許文献2参照)。二重接続は、異なる基地局により管理されるセルの組み合わせである一対のセルとユーザ端末が一対の接続を確立する方式である。
3GPP技術報告書 「TR 22.803 V12.1.0」 2013年3月 3GPP寄書 「RP−122033」 2012年12月
上述したD2D通信及び二重接続などにおいては、ユーザ端末が、複数の無線信号を複数の無線通信装置に同時に送信する状況が想定される。
ここで、複数の無線信号の間に送信電力差が存在する場合には、電力が大きい無線信号による干渉の影響により、電力が小さい無線信号の品質が劣化し、正常な信号伝送ができなくなる虞がある。
そこで、本発明は、ユーザ端末が複数の無線信号を同時に送信する場合でも、正常な信号伝送を実現可能とすることを目的とする。
第1の特徴に係る通信制御装置は、第1の無線信号を第1の無線通信装置に送信するとともに第2の無線信号を第2の無線通信装置に送信するユーザ端末を有する移動通信システムにおいて用いられる。前記通信制御装置は、前記第1の無線信号の送信に割り当てる第1の無線リソース及び前記第2の無線信号の送信に割り当てる第2の無線リソースのうち少なくとも一方を選択する制御部を備える。前記第1の無線信号の送信電力と前記第2の無線信号の送信電力とは異なっている。前記制御部は、前記第1の無線リソースと前記第2の無線リソースとの間に一定の周波数間隔を確保するように、前記第1の無線リソース及び前記第2の無線リソースのうち少なくとも一方を選択する。
第2の特徴に係るユーザ端末は、第1の無線信号を第1の無線通信装置に送信するとともに第2の無線信号を第2の無線通信装置に送信する。前記第1の無線信号の送信電力と前記第2の無線信号の送信電力とは異なっている。前記ユーザ端末は、前記第1の無線信号の送信に割り当てる第1の無線リソース及び前記第2の無線信号の送信に割り当てる第2の無線リソースのうち少なくとも一方を選択する通信制御装置に対して、前記第1の無線リソースと前記第2の無線リソースとの間に確保すべき一定の周波数間隔を設定するためのパラメータを送信する送信部を備える。前記パラメータは、前記ユーザ端末の能力に応じて定められる。
本発明によれば、ユーザ端末が複数の無線信号を同時に送信する場合でも、正常な信号伝送を実現できる。
第1実施形態及び第2実施形態に係るLTEシステムの構成図である。 第1実施形態及び第2実施形態に係るUEのブロック図である。 第1実施形態及び第2実施形態に係るeNBのブロック図である。 第1実施形態及び第2実施形態に係る無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。 第1実施形態及び第2実施形態に係る無線フレームの構成図である。 第1実施形態及び第2実施形態に係る動作環境を説明するための図である。 図6に示す動作環境において生じる問題を説明するための図である。 第1実施形態に係る、シングルキャリアの場合のセルラ無線リソース及びD2D無線リソースの割り当て具体例を示す図である。 第1実施形態に係る、シングルキャリアの場合のセルラ無線リソース及びD2D無線リソースの割り当て具体例を示す図である。 第1実施形態に係る動作シーケンス図である。 第1実施形態の変更例1を説明するための図である。 第1実施形態の変更例1に係るシーケンス図である。 第2実施形態に係る、シングルキャリアの場合の動作パターン1を説明するための図である。 第2実施形態に係る、シングルキャリアの場合の動作パターン2を説明するための図である。 第2実施形態に係る、マルチキャリアの場合の動作を説明するための図である。 第2実施形態に係る動作シーケンス図である。 その他の実施形態1を説明するための図である。 その他の実施形態2を説明するための図である。
[実施形態の概要]
一実施形態に係る通信制御装置は、第1の無線信号を第1の無線通信装置に送信するとともに第2の無線信号を第2の無線通信装置に送信するユーザ端末を有する移動通信システムにおいて用いられる。前記通信制御装置は、前記第1の無線信号の送信に割り当てる第1の無線リソース及び前記第2の無線信号の送信に割り当てる第2の無線リソースのうち少なくとも一方を選択する制御部を備える。前記第1の無線信号の送信電力と前記第2の無線信号の送信電力とは異なっている。前記制御部は、前記第1の無線リソースと前記第2の無線リソースとの間に一定の周波数間隔を確保するように、前記第1の無線リソース及び前記第2の無線リソースのうち少なくとも一方を選択する。
一実施形態では、前記制御部は、前記一定の周波数間隔を設定するためのパラメータを前記ユーザ端末から取得する。前記パラメータは、前記ユーザ端末の能力に応じて定められている。前記制御部は、前記パラメータに基づいて、前記一定の周波数間隔を設定する。
一実施形態では、前記パラメータは、漏洩電力が減衰する度合いに応じて段階的に規定された複数の周波数間隔を示す。前記制御部は、前記パラメータに基づいて、前記複数の周波数間隔のうち、広い周波数間隔を優先的に前記一定の周波数間隔として設定する。
一実施形態では、前記移動通信システムで利用される1つのキャリアは、少なくとも前記一定の周波数間隔を空けて設けられた一対の無線リソース領域を含む。前記制御部は、前記一対の無線リソース領域のうち一方の無線リソース領域に含まれる無線リソースを前記第1の無線リソースとして選択し、かつ、前記一対の無線リソース領域のうち他方の無線リソース領域に含まれる無線リソースを前記第2の無線リソースとして選択する。
一実施形態では、前記移動通信システムで利用される1つのキャリアは、少なくとも前記一定の周波数間隔を空けて設けられた一対の無線リソース領域を含む。前記第1の無線信号は、前記第1の無線リソースとして、前記一方の無線リソース領域に含まれる無線リソースと前記他方の無線リソース領域に含まれる無線リソースとを交互に割り当てる周波数ホッピングが適用される上りリンク制御信号である。前記制御部は、前記周波数ホッピングの適用を停止した上で、前記一方の無線リソース領域に含まれる無線リソースを前記第1の無線リソースとして選択し、かつ、前記他方の無線リソース領域に含まれる無線リソースを前記第2の無線リソースとして選択する。
一実施形態では、前記移動通信システムで利用される1つのキャリアは、少なくとも前記一定の周波数間隔を空けて設けられた一対の無線リソース領域を含む。前記第1の無線信号は、前記第1の無線リソースとして、前記一方の無線リソース領域に含まれる無線リソースと前記他方の無線リソース領域に含まれる無線リソースとを交互に割り当てる周波数ホッピングが適用される上りリンク制御信号である。前記制御部は、前記周波数ホッピングのホッピングパターンに応じて、前記一対の無線リソース領域のうち前記第1の無線リソースを含む無線リソース領域と反対の無線リソース領域に含まれる無線リソースを前記第2の無線リソースとして選択する。
一実施形態では、前記第2の無線信号は、ユーザデータを含む無線信号である。前記制御部は、前記第2の無線リソースに関する割り当て情報を前記ユーザ端末に通知する。前記割り当て情報は、前記キャリアのキャリア端を始点として、前記第2の無線リソースを構成する無線リソースが周波数方向に連続する数を示す。
一実施形態では、前記移動通信システムで利用される第1のキャリアと第2のキャリアとの間には、少なくとも前記一定の周波数間隔が設けられている。前記制御部は、前記第1のキャリアに含まれる無線リソースを前記第1の無線リソースとして選択し、かつ、前記第2のキャリアに含まれる無線リソースを前記第2の無線リソースとして選択する。
一実施形態では、前記移動通信システムで利用される第1のキャリア及び第2のキャリアは、周波数方向に連続している。前記制御部は、前記第1の無線リソースと前記第2の無線リソースとの間に前記一定の周波数間隔を確保しながら、前記第1のキャリアに含まれる無線リソースを前記第1の無線リソースとして選択し、かつ、前記第2のキャリアに含まれる無線リソースを前記第2の無線リソースとして選択する。
一実施形態では、前記第1の無線信号は、前記第1の無線リソースとして、前記第1のキャリアにおける一対の無線リソース領域のうち一方の無線リソース領域に含まれる無線リソースと他方の無線リソース領域に含まれる無線リソースとを交互に割り当てる周波数ホッピングが適用される上りリンク制御信号である。前記制御部は、前記周波数ホッピングの適用を停止した上で、前記第1のキャリアに含まれる無線リソースを前記第1の無線リソースとして選択し、かつ、前記第2のキャリアに含まれる無線リソースを前記第2の無線リソースとして選択する。
一実施形態では、前記制御部は、前記周波数ホッピングの適用を停止すべき期間を示す情報を、前記ユーザ端末を含む複数のユーザ端末に送信する。
一実施形態では、前記移動通信システムは、直接的な端末間通信であるD2D通信をサポートしている。前記第1の無線通信装置及び前記第2の無線通信装置のうち少なくとも一方は、ユーザ端末である。
一実施形態では、前記移動通信システムは、異なる基地局により管理されるセルの組み合わせである一対のセルと前記ユーザ端末が一対の接続を確立する二重接続をサポートしている。前記第1の無線通信装置及び前記第2の無線通信装置は、何れも基地局である。
一実施形態に係るユーザ端末は、第1の無線信号を第1の無線通信装置に送信するとともに第2の無線信号を第2の無線通信装置に送信する。前記第1の無線信号の送信電力と前記第2の無線信号の送信電力とは異なっている。前記ユーザ端末は、前記第1の無線信号の送信に割り当てる第1の無線リソース及び前記第2の無線信号の送信に割り当てる第2の無線リソースのうち少なくとも一方を選択する通信制御装置に対して、前記第1の無線リソースと前記第2の無線リソースとの間に確保すべき一定の周波数間隔を設定するためのパラメータを送信する送信部を備える。前記パラメータは、前記ユーザ端末の能力に応じて定められる。
[第1実施形態]
以下において、本発明をLTEシステムに適用する場合の実施形態を説明する。
(システム構成)
図1は、第1実施形態に係るLTEシステムの構成図である。図1に示すように、第1実施形態に係るLTEシステムは、UE(User Equipment)100、E−UTRAN(Evolved−UMTS Terrestrial Radio Access Network)10、及びEPC(Evolved Packet Core)20を備える。
UE100は、ユーザ端末に相当する。UE100は、移動型の通信装置であり、接続先のセル(サービングセル)との無線通信を行う。UE100の構成については後述する。
E−UTRAN10は、無線アクセスネットワークに相当する。E−UTRAN10は、eNB200(evolved Node−B)を含む。eNB200は、基地局に相当する。eNB200は、X2インターフェイスを介して相互に接続される。eNB200の構成については後述する。
eNB200は、1又は複数のセルを管理しており、自セルとの接続を確立したUE100との無線通信を行う。eNB200は、無線リソース管理(RRM)機能、ユーザデータのルーティング機能、モビリティ制御・スケジューリングのための測定制御機能などを有する。「セル」は、無線通信エリアの最小単位を示す用語として使用される他に、UE100との無線通信を行う機能を示す用語としても使用される。
EPC20は、コアネットワークに相当する。E−UTRAN10及びEPC20によりLTEシステムのネットワークが構成される。EPC20は、MME(Mobility Management Entity)/S−GW(Serving−Gateway)300を含む。MMEは、UE100に対する各種モビリティ制御などを行う。S−GWは、ユーザデータの転送制御を行う。MME/S−GW300は、S1インターフェイスを介してeNB200と接続される。
図2は、UE100のブロック図である。図2に示すように、UE100は、複数のアンテナ101、無線送受信機110、ユーザインターフェイス120、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機130、バッテリ140、メモリ150、及びプロセッサ160を備える。メモリ150及びプロセッサ160は、制御部を構成する。UE100は、GNSS受信機130を有していなくてもよい。また、メモリ150をプロセッサ160と一体化し、このセット(すなわち、チップセット)をプロセッサ160’としてもよい。
複数のアンテナ101及び無線送受信機110は、無線信号の送受信に用いられる。無線送受信機110は、プロセッサ160が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換して複数のアンテナ101から送信する。また、無線送受信機110は、複数のアンテナ101が受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換してプロセッサ160に出力する。
ユーザインターフェイス120は、UE100を所持するユーザとのインターフェイスであり、例えば、ディスプレイ、マイク、スピーカ、及び各種ボタンなどを含む。ユーザインターフェイス120は、ユーザからの操作を受け付けて、該操作の内容を示す信号をプロセッサ160に出力する。GNSS受信機130は、UE100の地理的な位置を示す位置情報を得るために、GNSS信号を受信して、受信した信号をプロセッサ160に出力する。バッテリ140は、UE100の各ブロックに供給すべき電力を蓄える。
メモリ150は、プロセッサ160により実行されるプログラム、及びプロセッサ160による処理に使用される情報を記憶する。プロセッサ160は、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースバンドプロセッサと、メモリ150に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサ160は、さらに、音声・映像信号の符号化・復号を行うコーデックを含んでもよい。プロセッサ160は、後述する各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
図3は、eNB200のブロック図である。図3に示すように、eNB200は、複数のアンテナ201、無線送受信機210、ネットワークインターフェイス220、メモリ230、及びプロセッサ240を備える。メモリ230及びプロセッサ240は、制御部を構成する。
複数のアンテナ201及び無線送受信機210は、無線信号の送受信に用いられる。無線送受信機210は、プロセッサ240が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換して複数のアンテナ201から送信する。また、無線送受信機210は、複数のアンテナ201が受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換してプロセッサ240に出力する。
ネットワークインターフェイス220は、X2インターフェイスを介して隣接eNB200と接続され、S1インターフェイスを介してMME/S−GW300と接続される。ネットワークインターフェイス220は、X2インターフェイス上で行う通信及びS1インターフェイス上で行う通信に用いられる。
メモリ230は、プロセッサ240により実行されるプログラム、及びプロセッサ240による処理に使用される情報を記憶する。プロセッサ240は、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号などを行うベースバンドプロセッサと、メモリ230に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPUと、を含む。プロセッサ240は、後述する各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
図4は、LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。図4に示すように、無線インターフェイスプロトコルは、OSI参照モデルの第1層乃至第3層に区分されており、第1層は物理(PHY)層である。第2層は、MAC(Media Access Control)層、RLC(Radio Link Control)層、及びPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層を含む。第3層は、RRC(Radio Resource Control)層を含む。
物理層は、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。UE100の物理層とeNB200の物理層との間では、物理チャネルを介してユーザデータ及び制御信号が伝送される。
MAC層は、データの優先制御、及びハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理などを行う。UE100のMAC層とeNB200のMAC層との間では、トランスポートチャネルを介してユーザデータ及び制御信号が伝送される。eNB200のMAC層は、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式)、UE100への割当リソースブロック、及び送信電力を決定(スケジューリング)するケジューラを含む。
RLC層は、MAC層及び物理層の機能を利用してデータを受信側のRLC層に伝送する。UE100のRLC層とeNB200のRLC層との間では、論理チャネルを介してユーザデータ及び制御信号が伝送される。
PDCP層は、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
RRC層は、制御信号を取り扱う制御プレーンでのみ定義される。UE100のRRC層とeNB200のRRC層との間では、各種設定のための制御信号(RRCメッセージ)が伝送される。RRC層は、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCとeNB200のRRCとの間に接続(RRC接続)がある場合、UE100は接続状態(RRC接続状態)であり、そうでない場合、UE100はアイドル状態(RRCアイドル状態)である。
RRC層の上位に位置するNAS(Non−Access Stratum)層は、セッション管理及びモビリティ管理などを行う。
図5は、LTEシステムで使用される無線フレームの構成図である。LTEシステムは、下りリンク(DL)にはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access)、上りリンク(UL)にはSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)がそれぞれ適用される。
図5に示すように、無線フレームは、時間方向に並ぶ10個のサブフレームで構成される。各サブフレームは、時間方向に並ぶ2個のスロットで構成される。各サブフレームの長さは1msであり、各スロットの長さは0.5msである。各サブフレームは、周波数方向に複数個のリソースブロック(RB)を含み、時間方向に複数個のシンボルを含む。各リソースブロックは、周波数方向に複数個のサブキャリアを含む。1つのサブキャリア及び1つのシンボルによりリソースエレメントが構成される。
UE100に割り当てられる無線リソースのうち、周波数リソースはリソースブロックにより構成され、時間リソースはサブフレーム(又はスロット)により構成される。
下りリンクにおいて、各サブフレームの先頭数シンボルの区間は、主に下りリンク制御信号を伝送するための物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)として使用される領域である。また、各サブフレームの残りの部分は、主に下りリンクユーザデータを伝送するための物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)として使用できる領域である。
上りリンクにおいて、各サブフレームにおける周波数方向の両端部は、主に上りリンク制御信号を伝送するための物理上りリンク制御チャネル(PUCCH)として使用される領域である。各サブフレームにおける残りの部分は、主に上りリンクユーザデータを伝送するための物理上りリンク共有チャネル(PUSCH)として使用できる領域である。
(D2D通信)
第1実施形態に係るLTEシステムは、直接的な端末間通信(UE間通信)であるD2D通信をサポートする。ここでは、D2D通信を、LTEシステムの通常の通信であるセルラ通信と比較して説明する。
セルラ通信は、データパスがネットワーク(E−UTRAN10、EPC20)を経由する通信モードである。データパスとは、ユーザデータの通信経路である。これに対し、D2D通信は、UE間に設定されるデータパスがネットワークを経由しない通信モードである。相互に近接する複数のUE100は、eNB200のセルにおいて、低送信電力で直接的に無線通信を行う。このように、近接する複数のUE100が低送信電力で直接的に無線通信を行うことにより、セルラ通信と比べて、UE100の消費電力を削減し、かつ、隣接セルへの干渉を低減できる。
(第1実施形態に係る動作)
次に、第1実施形態に係る動作について説明する。
(1)動作概要
D2D通信をサポートするLTEシステムにおいては、複数の無線通信装置と関連する複数の無線信号をUE100が同時に送信又は受信することが想定される。図6は、第1実施形態に係る動作環境を説明するための図である。図7は、第1実施形態に係る動作環境において生じる問題を説明するための図である。
図6に示すように、eNB200が管理するセル(以下、単に「eNB200のセル」という。)にUE100−1及びUE100−2が在圏している。UE100−1は、eNB200の制御下で、eNB200とのセルラ通信を行うとともに、UE100−2とのD2D通信を行う。
UE100−1は、セルラ通信における無線信号SG1をeNB200に送信する。UE100−1は、D2D通信における無線信号SG2をUE100−2に送信する。UE100−1は、無線信号SG1及び無線信号SG2を同時に送信する。換言すると、UE100−1は、無線信号SG1(第1の無線信号)をeNB200(第1の無線通信装置)に送信するとともに無線信号SG2(第2の無線信号)をUE100−2(第2の無線通信装置)に送信する。無線信号SG1及び無線信号SG2は、周波数が異なっている。UE100−2は、無線信号SG2を受信するが、その際に無線信号SG1も受信してしまう。
図6に示す動作環境では、UE100−1は、eNB200から遠方に位置する。また、UE100−1は、D2D通信の通信相手であるUE100−2の近傍に位置する。よって、UE100−1は、高い送信電力で無線信号SG1を送信する。これに対し、UE100−1は、低い送信電力で無線信号SG2を送信する。その結果、UE100−2は、高い受信電力で無線信号SG1を受信し、低い受信電力で無線信号SG2を受信する。
図7に示すように、無線信号SG1及び無線信号SG2における電力差が大きい場合に、電力が大きい無線信号SG1による干渉の影響により、電力が小さい無線信号SG2の信号雑音比(SNR)が劣化し、正常な信号伝送が困難になり得る。具体的には、送信側のUE100−1において、無線信号SG1の送信歪みにより、無線信号SG1の漏洩電力によるノイズが無線信号SG2に混入し、UE100−2において無線信号SG2のSNRが劣化することがある。或いは、UE100−1においてノイズが無線信号SG2に混入しない場合であっても、UE100−2において、無線信号SG1による受信歪み(受信ブロッキング及びIM応答)により、無線信号SG2のSNRが劣化することがある。
第1実施形態に係るeNB200(通信制御装置)は、無線信号SG1の送信に割り当てるセルラ無線リソース(第1の無線リソース)及び無線信号SG2の送信に割り当てるD2D無線リソース(第2の無線リソース)のうち少なくとも一方を選択する。セルラ無線リソースは、例えばPUCCHリソース及びPUSCHリソースを含む。D2D無線リソースは、例えば物理D2D共有チャネル(PD2DSCH)リソースを含む。
上述したように、無線信号SG1の送信電力と無線信号SG2の送信電力とは異なっている。具体的には、無線信号SG1の送信電力は、無線信号SG2の送信電力よりも大きい。
eNB200は、セルラ無線リソースとD2D無線リソースとの間に一定の周波数間隔を確保するように、セルラ無線リソース及びD2D無線リソースのうち少なくとも一方を選択する。ここで「一定の周波数間隔」とは、無線信号SG1が無線信号SG2に与える干渉の影響が十分に低減される程度の周波数間隔とすることが好ましい。一定の周波数間隔を確保する具体例については後述する。
このように、セルラ無線リソースとD2D無線リソースとの間に一定の周波数間隔を確保することにより、無線信号SG1の漏洩電力によるノイズが無線信号SG2に混入することを抑制できる。また、UE100−2において、無線信号SG1による受信歪み(受信ブロッキング及びIM応答)により、無線信号SG2のSNRが劣化することを抑制できる。従って、UE100−1が複数の無線信号を同時に送信する場合でも、正常な信号伝送を実現できる。
(2)動作具体例
次に、第1実施形態に係る動作具体例について、(2.1)シングルキャリアの場合の動作、(2.2)マルチキャリアの場合の動作、(2.3)動作シーケンス、の順に説明する。
(2.1)シングルキャリアの場合の動作
第1に、eNB200が運用するキャリア(周波数帯域)が1つである場合の動作、すなわちシングルキャリアの場合の動作について説明する。
(2.1.1)動作パターン1
シングルキャリアの場合の動作パターン1では、eNB200は、1つのキャリア内で、周波数方向に最大限離した位置にセルラ無線リソース及びD2D無線リソースを配置する。
具体的には、1つのキャリアは、少なくとも一定の周波数間隔を空けて設けられた一対の無線リソース領域を含む。eNB200は、一対の無線リソース領域のうち一方の無線リソース領域に含まれる無線リソースをセルラ無線リソースとして選択し、かつ、一対の無線リソース領域のうち他方の無線リソース領域に含まれる無線リソースをD2D無線リソースとして選択する。これにより、UE100−1に割り当てるセルラ無線リソースとD2D無線リソースとの間に一定の周波数間隔を確保できる。なお、一方の無線リソース領域とは、周波数方向において一方のキャリア端から所定範囲までの端部領域である。他方の無線リソース領域とは、周波数方向において他方のキャリア端から所定範囲までの端部領域である。
或いは、eNB200は、周波数方向において一方のキャリア端から空き無線リソースを順次探索して、検出された空き無線リソースをセルラ無線リソースとして選択するとともに、周波数方向において他方のキャリア端から空き無線リソースを順次探索して、検出された空き無線リソースをD2D無線リソースとして選択してもよい。
(2.1.2)動作パターン2
シングルキャリアの場合の動作パターン2では、UE100−1は、一定の周波数間隔Δfを設定するためのパラメータをeNB200に送信する。パラメータは、UE100−1の能力(例えば、無線送受信機110の性能)に応じて定められている。パラメータは、UE100−1の能力を示す情報であってもよく、UE100−1の能力に応じた周波数間隔Δfを示す情報(例えば、リソースブロック数)であってもよい。UE100−1は、eNB200からの要求に応じてパラメータをeNB200に送信する。或いは、UE100−1は、eNB200からの要求がなくてもパラメータをeNB200に送信してもよい。
eNB200は、一定の周波数間隔Δfを設定するためのパラメータをUE100−1から取得し、取得したパラメータに基づいて、一定の周波数間隔Δfを設定する。例えば、eNB200は、UE100−1の能力が低い場合には、一定の周波数間隔Δfを大きく設定する。
或いは、eNB200は、一定の周波数間隔Δfを設定するためのパラメータをコアネットワーク(EPC20)から取得し、取得したパラメータに基づいて、一定の周波数間隔Δfを設定してもよい。
図8は、シングルキャリアの場合のセルラ無線リソース及びD2D無線リソースの割り当て具体例を示す図である。
図8に示すように、eNB200は、期間T1における割り当てとして、周波数方向において一方のキャリア端部に位置する無線リソースをセルラ無線リソース(PUCCHリソース)として割り当てている。また、eNB200は、期間T1における割り当てとして、周波数方向において他方のキャリア端部に位置する無線リソースをPD2DSCHリソースとして割り当てている。セルラ無線リソースとD2D無線リソースとの間には一定の周波数間隔Δfが確保されている。
eNB200は、期間T2における割り当てとして、周波数方向において一方のキャリア端部に位置する無線リソースをセルラ無線リソース(PUCCHリソース及びPUSCHリソース)として割り当てている。また、eNB200は、期間T2における割り当てとして、周波数方向において他方のキャリア端部に位置する無線リソースをPD2DSCHリソースとして割り当てている。セルラ無線リソースとD2D無線リソースとの間には一定の周波数間隔Δfが確保されている。
(2.2)マルチキャリアの場合の動作
第2に、eNB200が運用するキャリア(周波数帯域)が複数である場合の動作、すなわちマルチキャリアの場合の動作について説明する。
(2.2.1)動作パターン1
マルチキャリアの場合の動作パターン1では、第1のキャリアと第2のキャリアとの間には、少なくとも一定の周波数間隔が設けられている。
eNB200は、第1のキャリアに含まれる無線リソースをセルラ無線リソースとして選択し、かつ、第2のキャリアに含まれる無線リソースをD2D無線リソースとして選択する。このように、eNB200は、セルラ無線リソースを含むキャリアとは異なるキャリアに含まれる無線リソースをD2D無線リソースとして選択する。これにより、UE100−1に割り当てるセルラ無線リソースとD2D無線リソースとの間に一定の周波数間隔を確保できる。例えば、UE100−1がキャリアアグリゲーションにより通信を行う場合に、eNB200は、プライマリコンポーネントキャリア(PCC)に含まれる無線リソースをセルラ無線リソースとして選択し、セカンダリコンポーネントキャリア(SCC)に含まれる無線リソースをD2D無線リソースとして選択してもよい。
さらに、eNB200は、3つ以上のキャリアを運用する場合には、3つ以上のキャリアの中からキャリア間の周波数間隔が最も大きい2つのキャリア(第1のキャリア及び第2のキャリア)を選択した上で、第1のキャリアに含まれる無線リソースをセルラ無線リソースとして選択し、かつ、第2のキャリアに含まれる無線リソースをD2D無線リソースとして選択してもよい。
(2.2.2)動作パターン2
マルチキャリアの場合の動作パターン2では、第1のキャリア及び第2のキャリアは、周波数方向に連続している。eNB200は、セルラ無線リソースとD2D無線リソースとの間に一定の周波数間隔を確保しながら、第1のキャリアに含まれる無線リソースをセルラ無線リソースとして選択し、かつ、第2のキャリアに含まれる無線リソースをD2D無線リソースとして選択する。ここで、eNB200は、UE100−1又はコアネットワーク(EPC20)から取得したパラメータに基づいて一定の周波数間隔を設定してもよい。
図9は、マルチキャリアの場合のセルラ無線リソース及びD2D無線リソースの割り当て具体例を示す図である。
図9に示すように、eNB200は、期間T1における割り当てとして、第1のキャリアCC1のキャリア端部に位置する無線リソースをセルラ無線リソース(PUCCHリソース)として割り当てている。また、eNB200は、期間T1における割り当てとして、第2のキャリアCC2のキャリア端部に位置する無線リソースをPD2DSCHリソースとして割り当てている。セルラ無線リソースとD2D無線リソースとの間には一定の周波数間隔Δfが確保されている。
eNB200は、期間T2における割り当てとして、第1のキャリアCC1のキャリア端部に位置する無線リソースをセルラ無線リソース(PUCCHリソース及びPUSCHリソース)として割り当てている。また、eNB200は、期間T2における割り当てとして、第2のキャリアCC2のキャリア端部に位置する無線リソースをPD2DSCHリソースとして割り当てている。セルラ無線リソースとD2D無線リソースとの間には一定の周波数間隔Δfが確保されている。
(2.3)動作シーケンス
図10は、第1実施形態に係る動作シーケンス図である。ここでは、上述した動作パターン2における動作シーケンスについて説明する。
図10に示すように、ステップS101において、UE100−1は、eNB200とのRRC接続を確立する。
ステップS102において、UE100−1は、一定の周波数間隔Δfを設定するためのパラメータをeNB200に送信する。パラメータは、UE100−1の能力(例えば、無線送受信機110の性能)に応じて定められている。
ステップS103において、EPC20は、一定の周波数間隔Δfを設定するためのパラメータをeNB200に送信する。なお、ステップS102及びステップS103の何れか一方は省略してもよく、その場合には後述するステップS104も省略可能である。
ステップS104において、eNB200は、UE100−1及びEPC20のそれぞれから取得したパラメータのうち、対応する周波数間隔Δfが大きい方を選択し、選択した周波数間隔Δfを記憶する。
ステップS105において、UE100−1は、セルラ無線リソース及びD2D無線リソースの割り当てを要求するための割り当て要求(Scheduling Request)をeNB200に送信する。
ステップS106において、eNB200は、セルラ無線リソース及びD2D無線リソースを選択(すなわち、スケジューリング)する。
ステップS107において、eNB200は、セルラ無線リソース(PUCCHリソース又はPUSCHリソース)とPD2DSCHリソースとの間の周波数間隔が、ステップS104で記憶した周波数間隔Δfよりも大きいか否かを確認する。ステップS107で「NO」の場合、eNB200は、ステップS106で改めてセルラ無線リソース及びD2D無線リソースを選択(すなわち、再スケジューリング)する。
ステップS107で「YES」の場合、ステップS108において、eNB200は、選択したセルラ無線リソース及びD2D無線リソースを示す割り当て情報(Resource Allocation)をUE100−1(及びUE100−2)に送信する。
ステップS109において、割り当て情報を受信したUE100−1は、割り当て情報が示すセルラ無線リソースを使用して無線信号SG1をeNB200に送信するとともに、割り当て情報が示すD2D無線リソースを使用して無線信号SG2をUE100−2に送信する。
(第1実施形態のまとめ)
上述したように、eNB200は、セルラ無線リソースとD2D無線リソースとの間に一定の周波数間隔を確保するように、セルラ無線リソース及びD2D無線リソースのうち少なくとも一方を選択する。これにより、無線信号SG1の漏洩電力によるノイズが無線信号SG2に混入することを抑制できる。また、UE100−2において、無線信号SG1による受信歪み(受信ブロッキング及びIM応答)により、無線信号SG2のSNRが劣化することを抑制できる。従って、UE100−1が複数の無線信号を同時に送信する場合でも、正常な信号伝送を実現できる。
第1実施形態では、UE100−1は、一定の周波数間隔Δfを設定するためのパラメータをeNB200に送信する。パラメータは、UE100−1の能力(例えば、無線送受信機110の性能)に応じて定められている。これにより、eNB200は、UE100−1に対して最適な周波数間隔Δfを設定できる。
[第1実施形態の変更例1]
上述した第1実施形態に係る動作パターン2では、一定の周波数間隔Δfは1種類のみであったが、一定の周波数間隔Δfを段階的に規定してもよい。図11は、第1実施形態の変更例1を説明するための図である。
図11に示すように、第1実施形態の変更例1では、eNB200がUE100−1又はEPC20から取得するパラメータは、無線信号SG1の漏洩電力が減衰する度合い(ΔR)に応じて段階的に規定された複数の周波数間隔(Δf、Δf)を示す。図11に示すような周波数−信号電力分布は、スペクトラムマスクと称される。
eNB200は、パラメータ(すなわち、スペクトラムマスク)に基づいて、複数の周波数間隔(Δf、Δf)のうち、広い周波数間隔を優先的に一定の周波数間隔Δfとして設定する。例えば、eNB200は、最大値(最も大きい周波数間隔Δf)を用いたスケジューリングを試み、そのスケジューリングが不可であった場合に、2番目に大きいΔfを用いたスケジューリングを試みる。或いは、eNB200は、スペクトラムマスクから予想される干渉量に応じて、無線信号SG2の送信に適用する変調・符号化方式(MCS)を調整してもよい。
図12は、第1実施形態の変更例1に係るシーケンス図である。
図12に示すように、ステップS201において、UE100−2は、UE100−1とUE100−2との間のチャネル状態を示すチャネル状態情報(CSI)をeNB200に送信する。eNB200は、後述するステップS208においてCSIを利用する。
ステップS202において、UE100−1は、eNB200とのRRC接続を確立する。
ステップS203において、UE100−1は、一定の周波数間隔Δfを設定するためのパラメータ(スペクトラムマスク)をeNB200に送信する。パラメータは、UE100−1の能力(例えば、無線送受信機110の性能)に応じて定められている。
ステップS204において、EPC20は、一定の周波数間隔Δfを設定するためのパラメータ(スペクトラムマスク)をeNB200に送信する。なお、ステップS203及びステップS204の何れか一方は省略してもよい。
ステップS205において、UE100−1は、セルラ無線リソース及びD2D無線リソースの割り当てを要求するための割り当て要求(Scheduling Request)をeNB200に送信する。
ステップS206において、eNB200は、セルラ無線リソース及びD2D無線リソースを選択(すなわち、スケジューリング)する。
ステップS207において、eNB200は、セルラ無線リソース(PUCCHリソース又はPUSCHリソース)とPD2DSCHリソースとの間の周波数間隔が、最大の周波数間隔Δfよりも大きいか否かを確認する。ステップS207で「YES」の場合、eNB200は、処理をステップS209に進める。
ステップS207で「NO」の場合、ステップS208において、eNB200は、2番目に大きい周波数間隔Δfが確保されるセルラ無線リソース及びD2D無線リソースを選択する。また、eNB200は、スペクトラムマスクに基づいて、無線信号SG1から無線信号SG2が受ける干渉量を予測する。そして、eNB200は、干渉量及びCSIに基づいて、無線信号SG2の送信に適用するMCSを選択する。
ステップS209において、eNB200は、選択したセルラ無線リソース、D2D無線リソース、及びMCSを示す割り当て情報(Resource Allocation)をUE100−1(及びUE100−2)に送信する。
ステップS210において、割り当て情報を受信したUE100−1は、割り当て情報が示すセルラ無線リソースを使用して無線信号SG1をeNB200に送信するとともに、割り当て情報が示すD2D無線リソース及びMCSを使用して無線信号SG2をUE100−2に送信する。
[第1実施形態の変更例2]
上述した第1実施形態では、UE100−1に対するセルラ無線リソース及びD2D無線リソースの割り当てをeNB200(通信制御装置)が行っていた。
しかしながら、UE100−1に対するセルラ無線リソースの割り当てをeNB200が行うとともに、UE100−1に対するD2D無線リソースの割り当てをUE100−2(他の通信制御装置)が行ってもよい。この場合、eNB200(通信制御装置)とUE100−2(他の通信制御装置)との間でリソース割当情報を共有することにより、セルラ無線リソースとD2D無線リソースとの間に一定の周波数間隔を確保するように、セルラ無線リソース及びD2D無線リソースの割り当てを協調して行うことができる。
例えば、UE100−2は、自身で選択するD2D無線リソースに関するリソース情報をeNB200に送信する。eNB200は、自身で選択するセルラ無線リソースとUE100−2で選択するD2D無線リソースとの間に一定の周波数間隔を確保するように、セルラ無線リソースを選択する。
或いは、eNB200は、自身で選択するセルラ無線リソースに関するリソース情報をUE100−2に送信する。UE100−2は、自身で選択するD2D無線リソースとeNB200で選択するセルラ無線リソースとの間に一定の周波数間隔を確保するように、D2D無線リソースを選択する。
UE100−2とeNB200との間で送受信されるリソース情報は、以下の情報要素のうち少なくとも1つを含む。
・リソースブロック番号(自身が割り当てた無線リソース、または相手が割り当ててもよい無線リソースの範囲)
・キャリア番号(自身が割り当てたキャリア、または相手が割り当ててもよいキャリアの範囲)
・サブフレーム番号(または開始・終了範囲)
・該当UEの識別子
[第2実施形態]
第2実施形態について、第1実施形態との相違点を主として説明する。第2実施形態は、システム構成及び動作環境については、第1実施形態と同様である。
(第2実施形態に係る動作)
(1)動作概要
上述した第1実施形態では、PUCCHの周波数ホッピング(以下、「PUCCHホッピング」という)を特に考慮していないが、第2実施形態では、PUCCHホッピングを考慮した動作を行う。
1つのキャリアは、少なくとも一定の周波数間隔を空けて設けられた一対の無線リソース領域(PUCCH領域)を含む。第2実施形態では、無線信号SG1は、セルラ無線リソース(PUCCHリソース)として、一方の無線リソース領域に含まれる無線リソースと他方の無線リソース領域に含まれる無線リソースとを交互に割り当てる周波数ホッピングが適用される上りリンク制御信号である。PUCCHホッピングは、スロット単位で行われる。このようなPUCCHホッピングにより、周波数ダイバーシチの効果が得られる。
第2実施形態では、eNB200は、PUCCHホッピングを停止した上でD2D無線リソースの割り当てを行う。これにより、セルラ無線リソース(PUCCHリソース)とPD2DSCHリソースとの間に一定の周波数間隔を確保することが容易になる。
或いは、eNB200は、PUCCHホッピングを停止することなく、PUCCHホッピングに合わせてD2D無線リソースの割り当てを行う。これにより、周波数ダイバーシチ効果を得て、上りリンク制御信号を良好に伝送できる。
(2)動作具体例
次に、第2実施形態に係る動作具体例について、(2.1)シングルキャリアの場合の動作、(2.2)マルチキャリアの場合の動作、(2.3)動作シーケンス、の順に説明する。
(2.1)シングルキャリアの場合の動作
第1に、eNB200が運用するキャリア(周波数帯域)が1つである場合の動作、すなわちシングルキャリアの場合の動作について説明する。
(2.1.1)動作パターン1
図13は、シングルキャリアの場合の動作パターン1を説明するための図である。
図13に示すように、eNB200は、PUCCHホッピングの適用を停止した上で、一方のPUCCH領域に含まれる無線リソースをセルラ無線リソースとして選択し、かつ、他方のPUCCH領域に含まれる無線リソースをD2D無線リソースとして選択する。
具体的には、eNB200は、期間(スロット)T1における割り当てとして、一方のPUCCH領域に含まれる無線リソースをPUCCHリソースとして割り当てている。また、eNB200は、期間(スロット)T1における割り当てとして、当該一方のPUCCH領域とは反対のキャリア端部に位置する無線リソースをPD2DSCHリソースとして割り当てている。
同様に、eNB200は、期間(スロット)T2における割り当てとして、期間(スロット)T1と同様に、当該一方のPUCCH領域に含まれる無線リソースをPUCCHリソースとして割り当てている。また、eNB200は、期間(スロット)T2における割り当てとして、当該一方のPUCCH領域とは反対のキャリア端部に位置する無線リソースをPD2DSCHリソースとして割り当てている。
eNB200は、D2D無線リソースに関する割り当て情報を、例えばPDCCHによりUE100−1に通知する。第2実施形態では、D2D無線リソースに関する割り当て情報は、PUCCHが割り当てられていない方のキャリア端を始点として、D2D無線リソースを構成する無線リソース(リソースブロック)が周波数方向に連続する数(すなわち、リソースブロック数)を示す。このような通知方法により、D2D無線リソースを構成する各リソースブロックを通知する場合に比べて、情報量を削減できる。
(2.1.2)動作パターン2
図14は、シングルキャリアの場合の動作パターン2を説明するための図である。
図14に示すように、eNB200は、PUCCHホッピングのホッピングパターンに応じて、UE100−1に割り当てるPUCCHリソースを含むPUCCH領域と反対のキャリア端部に位置する無線リソースをD2D無線リソースとして選択する。
具体的には、eNB200は、期間(スロット)T1における割り当てとして、一方のPUCCH領域に含まれる無線リソースをPUCCHリソースとして割り当てている。また、eNB200は、期間(スロット)T1における割り当てとして、当該一方のPUCCH領域とは反対のキャリア端部に位置する無線リソースをPD2DSCHリソースとして割り当てている。
これに対し、eNB200は、期間(スロット)T2における割り当てとして、他方のPUCCH領域に含まれる無線リソースをPUCCHリソースとして割り当てている。また、eNB200は、期間(スロット)T2における割り当てとして、当該他方のPUCCH領域とは反対のキャリア端部に位置する無線リソースをPD2DSCHリソースとして割り当てている。
eNB200は、D2D無線リソースに関する割り当て情報を、例えばPDCCHによりUE100−1に通知する。上述したように、D2D無線リソースに関する割り当て情報は、PUCCHが割り当てられていない方のキャリア端を始点として、D2D無線リソースを構成する無線リソース(リソースブロック)が周波数方向に連続する数(すなわち、リソースブロック数)を示す。但し、動作パターン2では、PUCCHが割り当てられていない方のキャリア端は、スロットごとに入れ替わる。
(2.2)マルチキャリアの場合の動作
図15は、マルチキャリアの場合の動作を説明するための図である。図15において、第1のキャリアCC1及び第2のキャリアCC2は、周波数方向に連続している。
図15に示すように、eNB200は、PUCCHホッピングの適用を停止した上で、第1のキャリアCC1に含まれる無線リソースをPUCCHリソースとして選択し、かつ、第2のキャリアCC2に含まれる無線リソースをPD2DSCHリソースとして選択する。
具体的には、eNB200は、期間(スロット)T1における割り当てとして、第1のキャリアCC1の一方のPUCCH領域に含まれる無線リソースをPUCCHリソースとして割り当てている。また、eNB200は、期間(スロット)T1における割り当てとして、第2のキャリアCC2に含まれる無線リソースをPD2DSCHリソースとして割り当てている。
同様に、eNB200は、期間(スロット)T2における割り当てとして、期間(スロット)T1と同様に、当該一方のPUCCH領域に含まれる無線リソースをPUCCHリソースとして割り当てている。また、eNB200は、期間(スロット)T2における割り当てとして、第2のキャリアCC2に含まれる無線リソースをPD2DSCHリソースとして割り当てている。
(2.3)動作シーケンス
第2実施形態に係るシングルキャリアの場合の動作パターン1、及びマルチキャリアの場合の動作では、PUCCHリソース及びPD2DSCHリソースが時間的に重複するサブフレームでのみPUCCHホッピングを停止してもよい。
但し、そのような一部のサブフレームでのみPUCCHホッピングを停止すると、PUCCHホッピングを停止するUE100−1と、PUCCHホッピングを停止しない他のUEとで、PUCCH割り当てパターンが異なってしまうため、PUSCHリソースの競合が生じる可能性がある。
よって、eNB200は、UE100−1及び他のUEに対して、PUCCHホッピングの適用を停止すべき期間(サブフレーム)を示す停止情報を送信することが好ましい。そして、当該他のUEもPUCCHホッピングの適用を停止することにより、PUCCH割り当てパターンを揃えることができるため、PUSCHリソースの競合を回避できる。
停止情報は、PUCCHホッピングの適用を停止すべきサブフレームのサブフレーム番号である。或いは、停止情報の送受信から所定期間(例えば4サブフレーム)後のサブフレームでPUCCHホッピングの適用を停止する取り決めを予め定めておく場合には、停止情報は単なるフラグであってもよい。
また、停止情報は、例えばPDCCHの共通領域又はシステム情報ブロック(SIB)により報知される。或いは、停止情報は、例えばRRCメッセージによりユニキャストで通知されてもよい。
図16は、第2実施形態に係る動作シーケンス図である。図16において、UE100−3は、例えばセルラ通信のみを行うUEである。
図16に示すように、ステップS301において、UE100−1は、eNB200とのRRC接続を確立する。ステップS302において、UE100−3は、eNB200とのRRC接続を確立する。
ステップS303において、UE100−1は、セルラ無線リソース及びD2D無線リソースの割り当てを要求するための割り当て要求(Scheduling Request)をeNB200に送信する。
ステップS304において、eNB200は、UE100−1に割り当てるセルラ無線リソース及びD2D無線リソースを選択(すなわち、スケジューリング)する。
ステップS305において、eNB200は、UE100−1に割り当てるPUCCHリソース及びD2D無線リソースが時間的に重複するサブフレーム(すなわち、PUCCHホッピングを停止すべきサブフレーム)においてPUCCH割り当てが発生する他のUE100−3が存在するか否かを確認する。
ステップS305で「YES」の場合、ステップS306において、PUCCHホッピングを停止すべきサブフレームを特定するための停止情報(Stop hopping information)をUE100−1及びUE100−3に送信する。
ステップS307において、停止情報を受信したUE100−1は、停止情報に基づいて、現サブフレームがPUCCHホッピングを停止すべきサブフレームであるか否かを確認する。ステップS307で「YES」の場合、ステップS308において、UE100−1は、そのサブフレームにおいてPUCCHホッピングを停止する。
同様に、ステップS309において、停止情報を受信したUE100−3は、停止情報に基づいて、現サブフレームがPUCCHホッピングを停止すべきサブフレームであるか否かを確認する。ステップS309で「YES」の場合、ステップS310において、UE100−3は、そのサブフレームにおいてPUCCHホッピングを停止する。
ステップS311において、UE100−1は、PUCCHリソースを使用して上りリンク制御信号をeNB200に送信する。さらに、UE100−1は、D2D無線リソース(PD2DSCHリソース)又はPUSCHリソースを使用してユーザデータを送信する。
ステップS312において、UE100−3は、PUCCHリソースを使用して上りリンク制御信号をeNB200に送信する。
(第2実施形態のまとめ)
上述したように、eNB200は、PUCCHホッピングを停止した上でD2D無線リソースの割り当てを行う。これにより、セルラ無線リソース(PUCCHリソース)とPD2DSCHリソースとの間に一定の周波数間隔を確保することが容易になる。
或いは、eNB200は、PUCCHホッピングを停止することなく、PUCCHホッピングに合わせてD2D無線リソースの割り当てを行う。これにより、周波数ダイバーシチ効果を得て、上りリンク制御信号を良好に伝送できる。
[その他の実施形態]
上述した各実施形態では、UE100−1は、セルラ通信における無線信号SG1及びD2D通信における無線信号SG2を同時に送信していた。しかしながら、UE100−1は、D2D通信における無線信号SG1及びD2D通信における無線信号SG2を同時に送信してもよい。図17は、その他の実施形態1を説明するための図である。図17に示すように、eNB200のセルにUE100−1乃至UE100−3が在圏している。UE100−1は、eNB200の制御下で、UE100−2及びUE100−3とのD2D通信を行う。UE100−1は、D2D通信における無線信号SG1をUE100−2に送信するとともに、D2D通信における無線信号SG2をUE100−3に送信する。無線信号SG1及び無線信号SG2は、周波数が異なっている。図17に示す動作環境では、UE100−2は、UE100−1から遠方に位置する。UE100−3は、UE100−1の近傍に位置する。よって、UE100−1は、高い送信電力で無線信号SG1を送信し、低い送信電力で無線信号SG2を送信する。このような動作環境に対して、上述した各実施形態に係る動作を応用してもよい。この場合、UE100−1に対するリソース割り当ては、eNB200、UE100−2、又はUE100−3が単独で又は協調して行ってもよい。
或いは、UE100は、セルラ通信における無線信号SG1及びセルラ通信における無線信号SG2を同時に送信してもよい。図18は、その他の実施形態2を説明するための図である。図18に示すように、マクロeNB(MeNB)200−1のセル内に、ピコeNB(PeNB)200−2が設けられている。PeNB200−2のセルにUE100が在圏している。UE100は、二重接続により、MeNB200−1及びPeNB200−2の制御下で、MeNB200−1及びPeNB200−2とのセルラ通信を行う。UE100は、セルラ通信における無線信号SG1をMeNB200−1に送信するとともに、セルラ通信における無線信号SG2をPeNB200−2に送信する。無線信号SG1及び無線信号SG2は、周波数が異なっている。図18に示す動作環境では、UE100は、MeNB200−1から遠方に位置するとともに、PeNB200−2の近傍に位置する。よって、UE100は、高い送信電力で無線信号SG1を送信し、低い送信電力で無線信号SG2を送信する。このような動作環境に対して、上述した各実施形態に係る動作を応用してもよい。この場合、UE100に対するリソース割り当ては、MeNB200−1又はPeNB200−2が単独で又は協調して行ってもよい。
上述した各実施形態において、無線端末がSG1及びSG2を同時送信する時間帯と、無線端末が同時送信を行わずに単独送信を行う時間帯と、が存在する場合、無線端末は、同時送信を行う時間帯のみ上述した動作を行い、単独送信を行う時間帯には上述の動作を適用しないものとしてもよい。
上述した各実施形態では、セルラ通信システムの一例としてLTEシステムを説明したが、LTEシステムに限定されるものではなく、LTEシステム以外のシステムに本発明を適用してもよい。
10…E−UTRAN、20…EPC、100…UE、101…アンテナ、110…無線送受信機、120…ユーザインターフェイス、130…GNSS受信機、140…バッテリ、150…メモリ、160…プロセッサ、200…eNB、201…アンテナ、210…無線送受信機、220…ネットワークインターフェイス、230…メモリ、240…プロセッサ、300…MME/S−GW

Claims (14)

  1. 第1の無線信号を第1の無線通信装置に送信するとともに第2の無線信号を第2の無線通信装置に送信するユーザ端末を有する移動通信システムにおいて用いられる通信制御装置であって、
    前記第1の無線信号の送信に割り当てる第1の無線リソース及び前記第2の無線信号の送信に割り当てる第2の無線リソースのうち少なくとも一方を選択する制御部を備え、
    前記第1の無線信号の送信電力と前記第2の無線信号の送信電力とは異なっており、
    前記制御部は、前記第1の無線リソースと前記第2の無線リソースとの間に一定の周波数間隔を確保するように、前記第1の無線リソース及び前記第2の無線リソースのうち少なくとも一方を選択することを特徴とする通信制御装置。
  2. 前記制御部は、前記一定の周波数間隔を設定するためのパラメータを前記ユーザ端末から取得し、
    前記パラメータは、前記ユーザ端末の能力に応じて定められており、
    前記制御部は、前記パラメータに基づいて、前記一定の周波数間隔を設定することを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
  3. 前記パラメータは、漏洩電力が減衰する度合いに応じて段階的に規定された複数の周波数間隔を示し、
    前記制御部は、前記パラメータに基づいて、前記複数の周波数間隔のうち、広い周波数間隔を優先的に前記一定の周波数間隔として設定することを特徴とする請求項2に記載の通信制御装置。
  4. 前記移動通信システムで利用される1つのキャリアは、少なくとも前記一定の周波数間隔を空けて設けられた一対の無線リソース領域を含み、
    前記制御部は、前記一対の無線リソース領域のうち一方の無線リソース領域に含まれる無線リソースを前記第1の無線リソースとして選択し、かつ、前記一対の無線リソース領域のうち他方の無線リソース領域に含まれる無線リソースを前記第2の無線リソースとして選択することを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
  5. 前記移動通信システムで利用される1つのキャリアは、少なくとも前記一定の周波数間隔を空けて設けられた一対の無線リソース領域を含み、
    前記第1の無線信号は、前記第1の無線リソースとして、前記一方の無線リソース領域に含まれる無線リソースと前記他方の無線リソース領域に含まれる無線リソースとを交互に割り当てる周波数ホッピングが適用される上りリンク制御信号であり、
    前記制御部は、前記周波数ホッピングの適用を停止した上で、前記一方の無線リソース領域に含まれる無線リソースを前記第1の無線リソースとして選択し、かつ、前記他方の無線リソース領域に含まれる無線リソースを前記第2の無線リソースとして選択することを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
  6. 前記移動通信システムで利用される1つのキャリアは、少なくとも前記一定の周波数間隔を空けて設けられた一対の無線リソース領域を含み、
    前記第1の無線信号は、前記第1の無線リソースとして、前記一方の無線リソース領域に含まれる無線リソースと前記他方の無線リソース領域に含まれる無線リソースとを交互に割り当てる周波数ホッピングが適用される上りリンク制御信号であり、
    前記制御部は、前記周波数ホッピングのホッピングパターンに応じて、前記一対の無線リソース領域のうち前記第1の無線リソースを含む無線リソース領域と反対の無線リソース領域に含まれる無線リソースを前記第2の無線リソースとして選択することを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
  7. 前記第2の無線信号は、ユーザデータを含む無線信号であり、
    前記制御部は、前記第2の無線リソースに関する割り当て情報を前記ユーザ端末に通知し、
    前記割り当て情報は、前記キャリアのキャリア端を始点として、前記第2の無線リソースを構成する無線リソースが周波数方向に連続する数を示すことを特徴とする請求項4乃至6の何れか一項に記載の通信制御装置。
  8. 前記移動通信システムで利用される第1のキャリアと第2のキャリアとの間には、少なくとも前記一定の周波数間隔が設けられており、
    前記制御部は、前記第1のキャリアに含まれる無線リソースを前記第1の無線リソースとして選択し、かつ、前記第2のキャリアに含まれる無線リソースを前記第2の無線リソースとして選択することを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
  9. 前記移動通信システムで利用される第1のキャリア及び第2のキャリアは、周波数方向に連続しており、
    前記制御部は、前記第1の無線リソースと前記第2の無線リソースとの間に前記一定の周波数間隔を確保しながら、前記第1のキャリアに含まれる無線リソースを前記第1の無線リソースとして選択し、かつ、前記第2のキャリアに含まれる無線リソースを前記第2の無線リソースとして選択することを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
  10. 前記第1の無線信号は、前記第1の無線リソースとして、前記第1のキャリアにおける一対の無線リソース領域のうち一方の無線リソース領域に含まれる無線リソースと他方の無線リソース領域に含まれる無線リソースとを交互に割り当てる周波数ホッピングが適用される上りリンク制御信号であり、
    前記制御部は、前記周波数ホッピングの適用を停止した上で、前記第1のキャリアに含まれる無線リソースを前記第1の無線リソースとして選択し、かつ、前記第2のキャリアに含まれる無線リソースを前記第2の無線リソースとして選択することを特徴とする請求項9に記載の通信制御装置。
  11. 前記制御部は、前記周波数ホッピングの適用を停止すべき期間を示す情報を、前記ユーザ端末を含む複数のユーザ端末に送信することを特徴とする請求項10に記載の通信制御装置。
  12. 前記移動通信システムは、直接的な端末間通信であるD2D通信をサポートしており、
    前記第1の無線通信装置及び前記第2の無線通信装置のうち少なくとも一方は、ユーザ端末であることを特徴とする請求項1乃至11の何れか一項に記載の通信制御装置。
  13. 前記移動通信システムは、異なる基地局により管理されるセルの組み合わせである一対のセルと前記ユーザ端末が一対の接続を確立する二重接続をサポートしており、
    前記第1の無線通信装置及び前記第2の無線通信装置は、何れも基地局であることを特徴とする請求項1乃至11の何れか一項に記載の通信制御装置。
  14. 第1の無線信号を第1の無線通信装置に送信するとともに第2の無線信号を第2の無線通信装置に送信するユーザ端末であって、
    前記第1の無線信号の送信電力と前記第2の無線信号の送信電力とは異なっており、
    前記ユーザ端末は、前記第1の無線信号の送信に割り当てる第1の無線リソース及び前記第2の無線信号の送信に割り当てる第2の無線リソースのうち少なくとも一方を選択する通信制御装置に対して、前記第1の無線リソースと前記第2の無線リソースとの間に確保すべき一定の周波数間隔を設定するためのパラメータを送信する送信部を備え、
    前記パラメータは、前記ユーザ端末の能力に応じて定められることを特徴とするユーザ端末。
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