JP6079093B2 - ポンプ装置 - Google Patents
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Description
(A1)システム構成:
図1は、本発明の第1実施形態としてポンプ装置を用いたウォータージェットメスシステム10を説明する説明図である。ウォータージェットメスは、医療用のメスの一種であり、液体を高圧で吐出し、その吐出圧力で切開や切除を行う。本実施形態においては、吐出する液体として、無菌処理が施された水を採用する。
本発明に係る第2実施形態について説明する。図5は、第2実施形態におけるウォータージェットメスシステム10aを説明する説明図である。第1実施形態と第2実施形態における構成上の異なる点は、ウォータージェットメスシステム10aは駆動機構を2つ備えるという点である。具体的には、ウォータージェットメスシステム10aにおけるポンプ装置30aは、駆動機構32aと駆動機構32bとを備える。駆動機構32a,32bの内部の構成は、図1で説明した駆動機構32の構成と同じであるので説明を省略する。以降の説明において、駆動機構32aの内部の構成を表現するときは符号の語尾に「a」を付し(例えば、ポンプユニット34a)、駆動機構32bの内部の構成を表現するときは符号の語尾に「b」を付す(例えば、ポンプユニット34b)。また、ウォータージェットメスシステム10aは、駆動機構を二つ備えることに伴い、配管についても、分岐した配管である配管22aと配管62aとを用いる。
(1)送液動作を行うポンプユニットは一度に一つである。複数のポンプユニットが同時に送液動作をしない。
(2)フットスイッチ52のOFFによって、送液動作を行っていたポンプユニットに吸入動作を行わせる。
(3)フットスイッチ52のOFFによって、ポンプユニットの切替えを行う。
制御部45は、上記(1)〜(3)の特徴を備えた吸入送液制御を行う。
なお、この発明は上記の実施形態や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(C1)変形例1:
上記実施形態2においては、複数のポンプユニットを備える例として2つのポンプユニットを備えるウォータージェットメスシステムを採用したが、それに限ることなく、ポンプユニットの数を3つ、4つといったように、構造上可能な範囲で、2以上の任意のポンプユニットの数を採用するとしてもよい。このようにすることで、さらに、安定的に、ウォータージェットメス20に水を供給することができる。
(1)送液動作を行うポンプユニットは一度に一つである。複数のポンプユニットが同時に送液動作をしない。
(2)フットスイッチ52のOFFによって、送液動作を行っていたポンプユニットに吸入動作を行わせる。
(3)フットスイッチ52のOFFによって、ポンプユニットの切替えを行う。
上記実施形態においては、ユーザーがウォータージェットメス20を連続使用し、ポンプ室36に収容している水の残量が所定量α以下になった場合の、ユーザーへの報知方法として、スピーカー56から報知音を出力する報知方法や、ランプ58を点灯または点滅させる報知方法や、フットスイッチ52の操作性を変える報知方法を採用したが、それに限らず種々の報知方法を採用することができる。例えば、ユーザーがウォータージェットメスシステム10を使用する際に用いる医療用の顕微鏡54のユーザーの視野に、映像や点滅光など、ユーザーが顕微鏡54の接眼レンズを装着したまま視認できる態様の報知手段を採用するとしてもよい。この場合、ユーザーが通常用いている顕微鏡54に、ランプや液晶ディスプレイを組み込むことによって実現することができる。このようにすることで、ユーザーが顕微鏡を使用したまま、水の残量が所定量になったことを視覚的に認識することができる。また、ユーザーが、医療用光学装置としての医療用の顕微鏡に換えて医療用の双眼鏡や望遠鏡を使用する際には、顕微鏡の場合と同様に、望遠鏡におけるユーザーの視野に映像や点滅光など、ユーザーが視認できる態様の報知手段を映すとしてもよい。
上記実施形態においては、ポンプ室36に収容されている水の残量を検知する手段として、制御部45が、駆動モーター40の回転数から算出する手段を採用したが、その他、プランジャー39がシリンダー35へ挿入されている長さを検知する光学センサーを設けたり、プランジャー39がシリンダー35へ所定の長さ以上挿入された場合にONになる残量検知用のリミットスイッチをシリンダー35とプランジャー39との間に設けるなど、種々の態様によって、水の残量を検知することができる。
上記実施形態においては、ウォータージェットメスシステムに用いる液体として水を採用したが、それに限らず、例えば生理食塩水や、弱粘性の油など、種々の液体を採用することができる。
また、上記実施形態において説明したように、ポンプユニットを1つだけ備えるポンプ装置は、小型化や、処理の簡易化等の観点から、従来のポンプ装置と比較して非常に効果が大きい。すなわち、以下のような構成とするとしてもよい。液体を吐出する医療用のウォータージェットメスに液体を供給するポンプ装置であって、外部から液体を吸入する吸入動作と、該吸入した液体を前記ウォータージェットメスに送液する送液動作とを排他的に行うポンプユニットと、吸入動作と送液動作とを制御する制御部であって、ユーザーによるウォータージェットメスの吐出を停止させる操作に基づいて、吸入動作を行うように制御する制御部とを備え、ポンプ装置は、ポンプユニットを一つだけ備えるとしてもよい。
20…ウォータージェットメス
22,62,22a,62a…配管
30,30a…ポンプ装置
32,32a,32b…駆動機構
34,34a,34b…ポンプユニット
35…シリンダー
36,36a…ポンプ室
37a,37b…吸込みボールバルブ
38a,38b…吐出しボールバルブ
39…プランジャー
40…駆動モーター
42…ギア
44…駆動用ピニオン
45…制御部
52…フットスイッチ
54…顕微鏡
56…スピーカー
58…ランプ
60…液体収容部
PJ…パルスジェット
Claims (6)
- 液体を吐出する医療用のウォータージェットメスに前記液体を供給するポンプ装置であって、
外部から液体を吸入する吸入動作と、該吸入した液体を前記ウォータージェットメスに送液する送液動作とを排他的に行うポンプユニットと、
前記吸入動作と前記送液動作とを制御する制御部であって、ユーザーによる前記ウォータージェットメスの前記吐出を停止させる操作に基づいて、前記吸入動作を行うように制御する制御部と
を備え、
前記ポンプユニットは複数であり、
前記制御部は、所定の期間において前記送液動作を行うポンプユニットが1つとなるように制御するとともに、前記ウォータージェットメスの前記吐出の停止に基づいて、次に送液動作を行わせるポンプユニットを他のポンプユニットに切替える
ポンプ装置。 - 請求項1記載のポンプであって、さらに、
前記ポンプユニットの前記液体の残量を検知する検知部と、
前記送液動作を行っているポンプユニットの液体の残量が所定量を下回ったことを前記検知部が検知した場合に、前記残量に関する情報を前記ユーザーに報知する報知部と
を備えるポンプ装置。 - 請求項2記載のポンプ装置であって、
前記報知部は、前記ユーザーが前記ウォータージェットメスの吐出操作を行う際に用いる操作部に設けられ、通常の吐出操作とは異なる操作性を前記操作部に付与することによって前記報知を行う
ポンプ装置。 - 請求項2または請求項3に記載のポンプ装置であって、
前記報知部は、前記ウォータージェットメスを使用中に前記ユーザーが用いる医療用光学装置に設けられ、該医療用光学装置における前記ユーザーの視野に視覚的な態様によって前記報知を行う
ポンプ装置。 - 請求項2から請求項4のいずれか一つに記載のポンプ装置であって、
前記報知部は、前記ウォータージェットメスに設けられ、前記ウォータージェットメスからの吐出の態様を変更することによって前記報知を行う
ポンプ装置。 - 請求項2から請求項5のいずれか一つに記載のポンプ装置であって、
前記報知部は、報知音を出力することによって前記報知を行う
ポンプ装置。
Priority Applications (1)
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| JP2012209527A JP6079093B2 (ja) | 2012-09-24 | 2012-09-24 | ポンプ装置 |
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| JP2012209527A JP6079093B2 (ja) | 2012-09-24 | 2012-09-24 | ポンプ装置 |
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|---|---|
| JP2014061231A JP2014061231A (ja) | 2014-04-10 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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