JP6051619B2 - コラーゲン様ポリペプチドの製造方法 - Google Patents
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Description
コラーゲン様ポリペプチドは、天然コラーゲンと異なり、感染症の危険性がないこと、工業的合成により得られるため安定な供給が可能であること、三重らせん構造の熱安定性が高いこと、着色やにおいなどがないことなど、諸々の優れた性質を有するため、様々な機能性材料としての研究がなされている(特許文献1等)。
はHypまたはPro)で示されるフラグメントを含むペプチドオリゴマーの縮合反応により製造される。例えば、特許文献2には、−(Pro−Y−Gly)n−(YはHyp
またはPro、n=1〜20)で示されるペプチドフラグメントを含むペプチドオリゴマーを、ジメチルスルホキシド中やエチレンジアミンを含む水系溶媒等中で縮合反応させる方法が記載されている。
例えば、近年ナノファイバーが材料形態として着目されているところ、コラーゲン様ポリペプチドをナノファイバー化するに際して従来のものでは困難があった。すなわち、天然コラーゲン分子とは異なるコラーゲン様ポリペプチドはPro−Y−Glyのみからなる単純な繰り返し構造であるため、高分子ペプチドでありながら分子鎖間の相互作用に乏しく、コラーゲン様ポリペプチド単独で紡糸しようとしても途切れたりビーズが形成されたりして繊維状のものが得られなかった。
また、例えば、コラーゲン様ポリペプチドをポリマー材料として用いる場合、従来のものでは力学的強度が不十分であった。
その理由として、コラーゲン様ポリペプチド複合体は巨大な会合構造を形成するため、正確な分子量を調べることが非常に困難であることが挙げられる。そのような状況では、得られる生成物の分子量を制御しようとしても、分子量の評価がし難いため、所望の分子量のコラーゲン様ポリペプチドを得る方法の開発が進捗しないという問題もあり、その解決方法も望まれている。
すなわち、本発明は以下の通りである。
[1] 下記式(1)〜(3)のいずれかで表されるペプチドオリゴマーを縮合反応させる工程を含むポリペプチドの製造方法であって、前記縮合反応を0M以上0.01M未満のリン酸イオンを含む水系溶媒中で、縮合剤又は縮合剤及び縮合助剤の存在下で行うことを特徴とするポリペプチドの製造方法。
H−(Pro−Y−Gly)n−OH (1)
H−(Y−Gly−Pro)n−OH (2)
H−(Gly−Pro−Y)n−OH (3)
(式(1)〜(3)中、Yはヒドロキシプロリンまたはプロリン、nは1〜10整数である。)
[2] リン酸イオンを含む水系溶媒中で、下記式(1)〜(3)のいずれかで表されるペプチドオリゴマーを縮合させる反応において、前記リン酸イオンの濃度を0〜0.2Mの範囲で調節することにより前記縮合反応の生成物の分子量を制御する方法。
H−(Pro−Y−Gly)n−OH (1)
H−(Y−Gly−Pro)n−OH (2)
H−(Gly−Pro−Y)n−OH (3)
(式(1)〜(3)中、Yはヒドロキシプロリンまたはプロリン、nは1〜10の整数である。)
[3] 下記式(4)で表されるペプチドフラグメントを有するポリペプチド。
―(Pro−Y−Gly)m― (4)
(式(4)中、Yはヒドロキシプロリンまたはプロリン、mは100〜171の整数である。)
[4] 単分子鎖の重量平均分子量が26,700〜45,600である、[3]に記載のポリペプチド。
[5] [3]または[4]に記載のポリペプチドを含有するナノファイバー。
Ala:L−アラニン残基
Arg:L−アルギニン残基
Asn:L−アスパラギン残基
Asp:L−アスパラギン酸残基
Cys:L−システイン残基
Gln:L−グルタミン残基
Glu:L−グルタミン酸残基
Gly:グリシン残基
His:L−ヒスチジン残基
Hyp:L−ヒドロキシプロリン残基
Ile:L−イソロイシン残基
Leu:L−ロイシン残基
Lys:L−リジン残基
Met:L−メチオニン残基
Phe:L−フェニルアラニン残基
Pro:L−プロリン残基
Sar:サルコシン残基
Ser:L−セリン残基
Thr:L−トレオニン残基
Trp:L−トリプトファン残基
Tyr:L−チロシン残基
Val:L−バリン残基
なお、本明細書におけるペプチド鎖のアミノ酸配列は、定法に従い、N末端のアミノ酸残基を左側に、C末端のアミノ酸残基を右側に位置させて記載する。
本発明のポリペプチドの製造方法は、下記式(1)〜(3)のいずれかで表されるペプチドオリゴマーを縮合反応させる工程を含む。
H−(Pro−Y−Gly)n−OH (1)
H−(Y−Gly−Pro)n−OH (2)
H−(Gly−Pro−Y)n−OH (3)
式(1)〜(3)中、Yはヒドロキシプロリンまたはプロリンであり、好ましくはヒドロキシプロリンである。ヒドロキシプロリンは、例えば4Hypであり、trans−4−ヒ
ドロキシ−L−プロリンが好ましい。また、nは1〜10の整数であり、1〜5の整数であることが、ハンドリングの容易さ、縮合反応の効率、ペプチドオリゴマーの入手の容易さや経済性の観点から好ましい。
本発明において、式(1)〜(3)で表されるペプチドオリゴマーはいずれか1種を用いてもよいし、混合物であってもよい。また、nは単一の整数であってもよいし、種々の繰り返し数のオリゴマーの混合物であってもよい。
これらのペプチドオリゴマーは、既知の固相合成法または液相合成法により取得することができる。
式(1)〜(3)で表されるペプチドオリゴマーの他のペプチドオリゴマーを用いてもよい。ただし、式(1)〜(3)で表されるペプチドオリゴマーと他のペプチドオリゴマーとの使用量が重量比において100:0〜50:50の範囲であることが好ましい。他のペプチドオリゴマーの使用量が前記範囲にあることにより、製造されるコラーゲン様ポリペプチド(単分子)鎖が三重らせん構造を形成しやすくなる。
(Asp−Pro−Gly)o (5)
(Asp−Hyp−Gly)o (6)
(Glu−Pro−Gly)o (7)
(Glu−Hyp−Gly)o (8)
(Pro−Gln−Gly−Ile−Ala−Gly)o (9)
(Pro−Asn−Gly−Ile−Ala−Gly)o (10)
(Pro−Leu−Gly−Ile−Ala−Gly)o (11)
(Pro−Ile−Gly−Ile−Ala−Gly)o (12)
(Pro−Val−Gly−Ile−Ala−Gly)o (13)
(Pro−Ala−Gly−Ile−Ala−Gly)o (14)
(Pro−Gln−Gly−Leu−Ala−Gly)o (15)
(Pro−Asn−Gly−Leu−Ala−Gly)o (16)
(Pro−Leu−Gly−Leu−Ala−Gly)o (17)
(Pro−Ile−Gly−Leu−Ala−Gly)o (18)
(Pro−Val−Gly−Leu−Ala−Gly)o (19)
(Pro−Ala−Gly−Leu−Ala−Gly)o (20)
(Asp−Pro−Gly)p−(Pro−Gln−Gly−Ile−Ala−Gly)q
(21)
(Asp−Pro−Gly)p−(Pro−Asn−Gly−Ile−Ala−Gly)q
(22)
(Asp−Pro−Gly)p−(Pro−Leu−Gly−Ile−Ala−Gly)q
(23)
(Asp−Pro−Gly)p−(Pro−Ile−Gly−Ile−Ala−Gly)q
(24)
(Asp−Pro−Gly)p−(Pro−Val−Gly−Ile−Ala−Gly)q
(25)
(Asp−Pro−Gly)p−(Pro−Ala−Gly−Ile−Ala−Gly)q
(26)
(Asp−Pro−Gly)p−(Pro−Gln−Gly−Leu−Ala−Gly)q
(27)
(Asp−Pro−Gly)p−(Pro−Asn−Gly−Leu−Ala−Gly)q
(28)
(Asp−Pro−Gly)p−(Pro−Leu−Gly−Leu−Ala−Gly)q
(29)
(Asp−Pro−Gly)p−(Pro−Ile−Gly−Leu−Ala−Gly)q
(30)
(Asp−Pro−Gly)p−(Pro−Val−Gly−Leu−Ala−Gly)q
(31)
(Asp−Pro−Gly)p−(Pro−Ala−Gly−Leu−Ala−Gly)q
(32)
(Asp−Hyp−Gly)p−(Pro−Gln−Gly−Ile−Ala−Gly)q
(33)
(Asp−Hyp−Gly)p−(Pro−Asn−Gly−Ile−Ala−Gly)q
(34)
(Asp−Hyp−Gly)p−(Pro−Leu−Gly−Ile−Ala−Gly)q
(35)
(Asp−Hyp−Gly)p−(Pro−Ile−Gly−Ile−Ala−Gly)q
(36)
(Asp−Hyp−Gly)p−(Pro−Val−Gly−Ile−Ala−Gly)q
(37)
(Asp−Hyp−Gly)p−(Pro−Ala−Gly−Ile−Ala−Gly)q
(38)
(Asp−Hyp−Gly)p−(Pro−Gln−Gly−Leu−Ala−Gly)q
(39)
(Asp−Hyp−Gly)p−(Pro−Asn−Gly−Leu−Ala−Gly)q
(40)
(Asp−Hyp−Gly)p−(Pro−Leu−Gly−Leu−Ala−Gly)q
(41)
(Asp−Hyp−Gly)p−(Pro−Ile−Gly−Leu−Ala−Gly)q
(42)
(Asp−Hyp−Gly)p−(Pro−Val−Gly−Leu−Ala−Gly)q
(43)
(Asp−Hyp−Gly)p−(Pro−Ala−Gly−Leu−Ala−Gly)q
(44)
(Glu−Pro−Gly)p−(Pro−Gln−Gly−Ile−Ala−Gly)q
(45)
(Glu−Pro−Gly)p−(Pro−Asn−Gly−Ile−Ala−Gly)q
(46)
(Glu−Pro−Gly)p−(Pro−Leu−Gly−Ile−Ala−Gly)q
(47)
(Glu−Pro−Gly)p−(Pro−Ile−Gly−Ile−Ala−Gly)q
(48)
(Glu−Pro−Gly)p−(Pro−Val−Gly−Ile−Ala−Gly)q
(49)
(Glu−Pro−Gly)p−(Pro−Ala−Gly−Ile−Ala−Gly)q
(50)
(Glu−Pro−Gly)p−(Pro−Gln−Gly−Leu−Ala−Gly)q
(51)
(Glu−Pro−Gly)p−(Pro−Asn−Gly−Leu−Ala−Gly)q
(52)
(Glu−Pro−Gly)p−(Pro−Leu−Gly−Leu−Ala−Gly)q
(53)
(Glu−Pro−Gly)p−(Pro−Ile−Gly−Leu−Ala−Gly)q
(54)
(Glu−Pro−Gly)p−(Pro−Val−Gly−Leu−Ala−Gly)q
(55)
(Glu−Pro−Gly)p−(Pro−Ala−Gly−Leu−Ala−Gly)q
(56)
(Glu−Hyp−Gly)p−(Pro−Gln−Gly−Ile−Ala−Gly)q
(57)
(Glu−Hyp−Gly)p−(Pro−Asn−Gly−Ile−Ala−Gly)q
(58)
(Glu−Hyp−Gly)p−(Pro−Leu−Gly−Ile−Ala−Gly)q
(59)
(Glu−Hyp−Gly)p−(Pro−Ile−Gly−Ile−Ala−Gly)q
(60)
(Glu−Hyp−Gly)p−(Pro−Val−Gly−Ile−Ala−Gly)q
(61)
(Glu−Hyp−Gly)p−(Pro−Ala−Gly−Ile−Ala−Gly)q
(62)
(Glu−Hyp−Gly)p−(Pro−Gln−Gly−Leu−Ala−Gly)q
(63)
(Glu−Hyp−Gly)p−(Pro−Asn−Gly−Leu−Ala−Gly)q
(64)
(Glu−Hyp−Gly)p−(Pro−Leu−Gly−Leu−Ala−Gly)q
(65)
(Glu−Hyp−Gly)p−(Pro−Ile−Gly−Leu−Ala−Gly)q
(66)
(Glu−Hyp−Gly)p−(Pro−Val−Gly−Leu−Ala−Gly)q
(67)
(Glu−Hyp−Gly)p−(Pro−Ala−Gly−Leu−Ala−Gly)q
(68)
式(5)〜(20)中oは1〜10の整数であり、式(21)〜(68)中pは1〜10の整数であり、qは1〜10の整数である。ただし、縮合反応の効率及びペプチドオリゴマーの入手の容易さから、o、p、およびqは独立して1〜5の整数であることが好ましく、特に好ましくは1である。
本発明において水系溶媒とは、水を含む溶媒であり、有機溶媒が水系溶媒に混入していてもよい。ここで、有機溶媒とは、アミド類(ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホロアミド等)、スルホキシド類(ジメチルスルホキシド等)、窒素含有環状化合物(N−メチルピロリドン、ピリジン等)、ニトリル類(アセトニトリル等)、エーテル類(ジオキサン、テトラヒドロフラン等)、アルコール類(メチルアルコール、エチルアルコール、プロピルアルコール等)をいう。また、混入してもよいとは、含有量が好ましくは50重量%未満、より好ましくは10重量%未満、さらに好ましく
は全く含まないことをいう。
イオン(HPO4 2-)、及びリン酸イオン(PO4 3-)の総称であり、水系溶媒中のリン酸イオン濃度は、リン酸二水素イオン(H2PO4 -)、リン酸水素イオン(HPO4 2-)、及びリン酸イオン(PO4 3-)の合計濃度である。
水系溶媒中のリン酸イオン濃度を低くすると高分子量のコラーゲン様ポリペプチド(単分子)鎖を製造することができ、該濃度を高くすると低分子量のコラーゲン様ポリペプチド(単分子)鎖を製造することができ、リン酸イオン濃度を調節することによって製造されるコラーゲン様ポリペプチド(単分子)鎖の分子量を制御することができる。
具体的には、例えば水系溶媒中のペプチドオリゴマーの濃度が5重量%であるときを例に説明すると、リン酸イオン濃度が0〜0.0025Mの場合は重量平均分子量45,600〜26,700のコラーゲン様ポリペプチド(単分子)鎖が得られ、0.005M以上0.01M未満の場合は、20,300〜16,000のコラーゲン様(単分子)鎖が得られ、従来得難かった高分子量のコラーゲン様ポリペプチド(単分子)鎖を製造できる。また、0.012〜0.06Mの場合は重量平均分子量13,500〜7,100のコラーゲン様ポリペプチド(単分子)鎖が得られる。
リン酸イオン濃度は、水系溶媒にリン酸二水素カリウム、リン酸水素二ナトリウム等のリン酸塩を添加することにより調節できる。これらのリン酸塩は簡便かつ安価に入手でき、またその濃度の調節も簡便であるため、本発明は容易に実施することが可能である。
また、縮合反応を行う温度は、反応効率の観点から0〜60℃であることが好ましく、4〜20℃であることがより好ましい。
また、反応時間は1〜96時間であることが好ましく、2〜48時間であることがより好ましい。
また、縮合反応を行う水系溶媒のpHは特に限定されないが、通常、中性付近(pH=6〜8程度)に調整される。pHの調節は、通常、無機塩基(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウムなど)、有機塩基、無機酸(塩酸など)や有機酸を用いて行うことができる。
また、反応効率を上げるため水系溶媒を攪拌してもよいが、特に限定されない。
・HCl)、ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)等)、フルオロホスフェート系
縮合剤(O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート、O−ベンゾトリアゾール−1−イル−N,N,N′,N′−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート、ベンゾトリアゾール−1−イル−オキシ−トリス−ピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート、ベンゾトリアゾール−1−イル−トリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキサフルオロ
リン化物塩(BOP))等)、ジフェニルホスホリルアジド(DPPA)が例示できる。
これらの脱水縮合剤は単独で又は二種以上組み合わせて混合物として使用できる。好ましい脱水縮合剤は、カルボジイミド系縮合剤(例えば、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)−カルボジイミド、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)−カルボジイミド塩酸塩)である。
これらの縮合助剤も単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。好ましい縮合助剤は、N−ヒドロキシジカルボン酸イミド類(HONSu等)、N−ヒドロキシベンゾトリアゾール又はN−ヒドロキシベンゾトリアジン類(HOBt等)である。
縮合助剤の使用量は、溶媒の種類に関係なく、ペプチドオリゴマーの総量1モルに対して、通常、0.5〜5モル、好ましくは0.7〜2モル、さらに好ましくは0.8〜1.5モルの範囲である。
また、本発明の製造方法により得られたポリペプチドには、反応に用いた試薬が残存している。得られたポリペプチドをこの後に加工等に供する場合にこれらの残存試薬が影響する恐れがあるため、除去することが好ましい。残存試薬の除去は、透析法、カラム法、限外ろ過法等の既知の手法を用いることができる。
また、ポリペプチドの安定性および取扱いの容易さから考えると、反応溶媒を保存溶媒に置換することが好ましい。反応溶媒から目的とする保存溶媒への置換は、透析法においては目的とする保存溶媒を透析外液として使用することにより、カラム法においては目的とする保存溶媒を移動相として用いることにより置換することができる。
保存溶媒としては、得られたポリペプチドの物理的性質等の変化を抑えられるものであれば特に限定されない。例えば、水、生理食塩水、弱酸から弱アルカリに緩衝能を有するバッファーを挙げることができる。
本発明のポリペプチドは、次式(4)で示されるペプチドフラグメント(以降、ポリPYGと記す)を有するコラーゲン様ポリペプチド(単分子)鎖である。
―(Pro−Y−Gly)m― (4)
ここでYはヒドロキシプロリンまたはプロリンであり、ヒドロキシプロリンは、例えば4Hypであり、trans−4−ヒドロキシ−L−プロリンが好ましい。
また、式(4)中、繰り返し数mは100〜171の整数である。すなわち、従来のコラーゲン様ポリペプチド(単分子)鎖に比して繰り返し数が大きいものである。
また、本発明のポリペプチドの重量平均分子量は単分子鎖あたり26,700〜45,600である。すなわち、従来合成されていたコラーゲン様ポリペプチド(単分子)鎖に比して高分子量のものを含む。なお、かかる重量平均分子量は後述するHFIP系GPCにより測定された値である。
本発明のポリペプチドは、直線状または1以上の分岐を有していてもよい。分岐を有する場合、分岐点以降に三重らせん構造が形成されていてもよく、さらにその三重らせん構造の後ろに分岐を有していてもよい。また、ポリペプチド単分子鎖どうしは、互いに架橋されていてもよい。
アミノ酸残基としては、Ala、Arg、Asn、Asp、Cys、Gln、Glu、Gly、His、Hyp、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Pro、Sar、Ser、Thr、Trp、Tyr、Valから選択された少なくとも1種が挙げられる。ペプチドフラグメントとしては、前記アミノ酸残基の1種以上が複数個結合したペプチドが挙げられる。アルキレンとしては、直鎖状、分岐状のいずれでもよく、特に限定されるものではないが、具体的には炭素数1〜18のアルキレンが挙げられ、実用的には炭素数2〜12のアルキレンが好ましい。
本発明のポリペプチド(単分子)鎖は、ポリPYGと他のアミノ酸残基もしくはペプチドフラグメントまたはアルキレンを、重量比においてポリPYG:他のアミノ酸残基もしくはペプチドフラグメントまたはアルキレン=1:99〜100:0、好ましくは10:90〜100:0の範囲で有する。
また、高分子量であることにより、重量平均分子量(単分子鎖)が3000〜20000程度のコラーゲン様ポリペプチド複合体では不可能であった単独での繊維化が可能となる。本発明のポリペプチドを含有する繊維、特にナノファイバーは、機能性材料として、医療用材料など種々の用途に供することができる。例えば、コラーゲン様ポリペプチド複合体の有する、血液凝固因子等の生体分子への高親和性を利用した吸着剤や、血液凝固能を利用した止血剤に適用したりすることができる。
また、エレクトロスピニング法による紡糸方法も挙げられる。エレクトロスピニング法であれば、繊維径5nm〜50μmの均一なコラーゲン様ポリペプチド複合体繊維を得ることができ、繊維径がナノメートル単位(1〜1000nm)のナノファイバーを得ることもできる。
エレクトロスピニング法により、本発明のポリペプチドを含有する繊維(本発明のナノファイバーを含む)を紡糸する方法を以下に説明する。
まず、本発明のポリペプチドを溶媒に溶解させて紡糸溶液を調整する。かかる溶媒としては、ポリペプチドを溶解し、かつ紡糸する段階で蒸発し、繊維を形成可能なものであれば特に限定されない。例えば、水、エタノール、メタノール、イソプロパノール、アセトン、スルホランアセトン、プロパノール、ジクロロメタン、蟻酸、ヘキサフルオロイソプロパノール、ヘキサフルオロアセトン、メチルエチルケトン、クロロホルム、イソプロパノール、トルエン、テトラヒドロフラン、ベンゼン、ベンジルアルコール、1,4−ジオキサン、四塩化炭素、シクロヘキサン、シクロヘキサノン、塩化メチレン、フェノール、ピリジン、トリクロロエタン、酢酸、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルアセトアミド、1−メチル−2−ピロリドン、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ジメチルカーボネート、アセトニトリル、N−メチルモルホリン−N−オキシド、ブチレンカーボネート、1,4−ブチロラクトン、ジエチルカーボネート、ジエチルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、1,3−ジオキソラン、エチルメチルカーボネート、メチルホルマート、3−メチルオキサゾリジン−2−オン、メチルプロピオネート、2−メチルテトラヒドロフランなどが挙げられる。溶媒は一種を単独で用いてもよく、複数の溶媒の混合物であってもよい。
紡糸溶液中のポリペプチド濃度は、連続繊維を形成しやすくするため、0.1〜10.0重量%であることが好ましく、1.0〜8.0重量%であることがより好ましく、3.0〜6.0重量%であることがさらに好ましい。
また、紡糸溶液は、紡糸を妨げない限りにおいて任意の成分を含有してもよい。かかる任意成分としては、接着剤、電解質などが挙げられる。
接着剤を添加すると、製造されたナノファイバーどうしが接触点で接着されるので、ナノファイバーを不織布の形態で得る際に強力で摩擦によるケバ立ちの少ない柔軟な不織布とすることができる。接着剤としては、製造されたナノファイバーどうしを接着でき、かつ紡糸溶液の溶媒に可溶であれば特に限定されないが、例えばホットメルト樹脂からなる
接着剤、エラストマー系の接着剤、アクリル系接着剤、エポキシ系接着剤、ビニル系接着剤などが挙げられる。エラストマー系の接着剤としては、ポリクロロプレンゴム、スチレン・ブタジエンゴム、ブチルゴム、アクリロニトリル・ブタジエンゴム、エチレン・プロピレンゴム、クロロスルフォン化ポリエチレンゴム、エピクロルヒドリンゴムが例示される。接着剤を添加する場合は紡糸溶液中のポリペプチド100重量部に対して0.5〜10重量部添加されることが好ましい。
電解質を添加することによって紡糸溶液表面の電荷密度を上げることが出来、結果として紡糸性を向上させることが可能となる。電解質としては、紡糸溶液に可溶で、紡糸溶液中で電離するものであれば特に限定はされないが、例えば、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸二水素ナトリウム、炭酸マグネシウムが例示される。電解質を添加する場合は、紡糸溶液中のポリペプチドが塩析しない程度が望ましく、紡糸溶液中のポリペプチド100重量部に対して0.5〜10重量部添加されることが好ましい。
これにより、直径5nm〜50μmの繊維を得ることができ、直径5〜1000nmのナノファイバーを得ることもできる。また、紡糸条件の設定・調整により、平均して200〜300nmの長く途切れない繊維を得ることができる。また、ナノファイバー中に、塊状のビーズを含まないか含まれても少ない、均一なナノファイバーを得ることができる。
ここで、本発明のポリペプチドの重量平均分子量を測定する方法について説明する。本発明においてコラーゲン様ポリペプチド(単分子)鎖の重量平均分子量は、溶媒としてヘキサフルオロイソプロパノールを用いたゲルパーミエーションクロマトグラフィー法(以下、HFIP系GPC法と記す)で測定されたものである。
リペプチドの分子量を決定しているが、本発明者らによる追試ではデキストランの分子量に換算して100,000よりも高分子量のものについては正確な分子量の測定が不可能であることがわかっている。縮合反応により得られたコラーゲン様ポリペプチド(単分子)鎖の物性等を検討するに際しその単分子鎖の分子量を把握したいという要請があるにもかかわらず、正確に測定することが難しいという問題があった。
さらに、PHGオリゴマー及び多角度光散乱検出器(MALS)により絶対分子量を決定したコラーゲン様ポリペプチド(単分子)鎖を分子量標準として用いることにより、コラーゲン様ポリペプチド(単分子)鎖の正確な分子量値が得られることをも見出した。
移動相:ヘキサフルオロイソプロパノール
カラム:GPC KF−606M、昭和電工株式会社製
流速:0.2〜1mL/min
温度:18〜50℃
分子量標準:PHGオリゴマー及びMALSにより絶対分子量を決定したコラーゲン様ポリペプチド(単分子)鎖
検出:紫外線吸光度計
なお、分子量標準として用いたPHGオリゴマー及びコラーゲン様ポリペプチド(単分子)鎖を表1に示す。また、上記移動相において中のコラーゲン様ポリペプチドは高次構造をとらず単分子鎖として存在していることは、円二色性スペクトルにより確認した。
具体的には、コラーゲン様ポリペプチド複合体を塩酸グアニジン水溶液中で加熱処理した後、冷却し、該溶液を水で希釈したものをGPC測定に供する試料とする。ここで、塩酸グアニジンの濃度としては4〜6Mが好ましく、5〜6Mがより好ましい。加熱は、80〜100℃の温度で、5〜120分間処理することが好ましい。
GPC測定は通常の条件下で行うことができ、特に限定されない。例えば、リン酸塩等の水溶液(pH3〜6)を移動相として、カラムは(TSKgel G6000PWxl;東ソー)を用い、流速0.5〜1mL/min、温度25〜40℃で、分子量標準としてCalibration Standards for Aqueous P-series/ Shodexを用いることができる。
PHGモノマーとして、L−プロピル−L−(4−ヒドロキシプロピル)−グリシン
0.5g、HOBt・H2O 0.05gを量り取り、ストックPB溶液を希釈した希釈液5mLに加えて4℃で攪拌した。別容器にEDC・HCl 1.58gを量り取り、同様
にストックPB溶液を希釈した希釈液5mLに加えて4℃で攪拌した。両者を混合して縮合反応を開始し、4℃で24時間反応させた。ここでストックPB溶液とは、8.1mM
Na2HPO4、2.68mM KCl、1.47mM KH2PO4水溶液であり、これを
1×PB溶液として種々のリン酸イオン濃度の反応溶媒を調製した。なお、「×0」はストックPB溶液を含まない、純水である。
得られた生成物について、水系GPC法またはHFIP系GPC法で単分子鎖の分子量(Mn及びMw)を測定した。水系GPC法の測定条件は、移動相:20mM KH2PO4・H3PO4, pH3.0: MeOH=8:2、カラム:TSK G6000PWXL−CP、流速:0.6mL/min、温度:40℃、分子量標準:Calibration Standards for
Aqueous P-series/ Shodexである。HFIP系GPC法の測定条件は、5mM CF3C
OONa HFIP溶液、カラム:GPC KF−606M、流速:0.5mL/min、
温度:40℃、分子量標準:PHG、(PHG)2、(PHG)4、(PHG)10及びMALSにて絶対分子量を決定したコラーゲン様ポリペプチド(単分子)鎖である。代表例として、実施例5の生成物のHFIP系GPC測定チャートを図1に示す。
表2に結果を示す。なお、実施例5は特許文献2に記載された製造方法におけるリン酸イオン濃度での製造例に相当する。また、参考例として(PHG)10=2,688g/m
olの結果も載せた。表2に示す通り、リン酸イオン濃度が小さいほど高分子量のポリペプチド(単分子)鎖が得られ、特にリン酸イオンを含まない場合(実施例1;0mM)は格段に分子量が大きくなった。一方リン酸イオン濃度が大きいほど低分子量となった。また、実施例5の生成物は、特許文献2ではゲル濾過法により数万レベルの分子量であるとされていたが、HFIP系GPCによる測定ではずっと小さい分子量であったことがわかった。
また、水系GPCでは高分子量のものは測定不能であったが、HFIP系GPCではポリペプチドの単分子鎖を測定対象とすることができ、高分子量のポリマーであっても正確に分子量を測定できることがわかった。
実施例5のポリペプチド水溶液0.5mg/mLを、6M塩酸グアニジン中で90℃で1時間加熱後、室温(15〜35)℃に冷却し、GPC移動相で5倍に希釈し、これを水系GPC法での測定に供した。測定条件は、(TSKgel G6000PWxl 東ソー、流速0.5〜1mL/min、温度 25〜40℃、分子量標準Calibration Standards for Aqueous P-series/ Shodex)である。
結果を図2に示す。グアニジン塩酸塩処理をせずにGPC測定を行った場合のチャートでは、複数のピークがブロードに現れ、分子量を把握することが難しかった(図2a)。一方、グアニジン塩酸塩処理を行った場合は、ピークが1本に収束し、コラーゲン様ポリペプチド複合体の三重らせんが巻き戻されたことによりその三次構造が1つになったためと考えられる(図2b)。なお、図2bにおいて25.093分に出現するピークは使用した塩酸グアニジンに由来する。
実施例1の反応後のポリペプチド水溶液を凍結乾燥し(EYELA FDU−2000;東京理科機械製、以下同じ)、これを用いて、エレクトロスピニング法によりナノファイバーを作製した。紡糸溶液は、該ポリペプチドをヘキサフルオロイソプロパノールに溶解して5重量%の溶液とし、27Gステンレスニードルとコレクターとの間(垂直距離150mm)に高電圧発生装置により25kVの電圧を印加した。紡糸溶液を前記ニードルに接続したシリンジに充填し、吐出速度0.5mL/時でコレクター上に押し出した。なお、紡糸環境の相対湿度は37%、温度は24℃であった。
得られたナノファイバーを走査型電子顕微鏡(SEM)で観察した。使用機器はJSM-5600(JEOL社製)、加速電圧は30kVで観察を行った。図3及び図4に示す
結果のとおり、本発明のコラーゲン様ポリペプチドナノファイバーは、直径100〜200nmの均一で長い繊維状であった。
なお、実施例5の反応後のポリペプチド水溶液を用いて同様の操作を行ったが、紡糸の際に途切れたりビーズが形成されたりして繊維状とはならず、ナノファイバーを得られなかった。
実施例1の反応後のポリペプチド水溶液を凍結乾燥し、ヘキサフルオロイソプロパノールに溶解して8重量%の溶液とした。これを25Gの注射針を装着したシリンジに充填し、該注射針からメタノール中に該溶液を押し出したところ、糸を得ることができた。
なお、実施例5の反応後のポリペプチド水溶液については、同様の操作では糸状のものは得られなかった。
実施例1の反応後のポリペプチド水溶液を凍結乾燥し、ギ酸に溶解して1重量%の溶液とした。ガラス容器中でこの溶液の上に純水を重層して、ギ酸を水で置換することによりゲルを得た。ゲルは容器の底に形成したが、容器を転倒放置してもなお、その形状を保った。
また、実施例5の反応後のポリペプチド水溶液についても、同様の操作でゲルを得た。ただし、このゲルは実施例1の物よりも軟らかく、容器の転倒により崩れる程度の強度であった。
Claims (2)
- 下記式(1)〜(3)のいずれかで表されるペプチドオリゴマーを縮合反応させる工程を含むポリペプチドの製造方法であって、前記縮合反応を0M以上0.0025M未満のリン酸イオンを含む水系溶媒中で、縮合剤又は縮合剤及び縮合助剤の存在下で行うことを特徴とするポリペプチドの製造方法。
H−(Pro−Y−Gly)n−OH (1)
H−(Y−Gly−Pro)n−OH (2)
H−(Gly−Pro−Y)n−OH (3)
(式(1)〜(3)中、Yはヒドロキシプロリンまたはプロリン、nは1〜10の整数である。) - リン酸イオンを含む水系溶媒中で、下記式(1)〜(3)のいずれかで表されるペプチドオリゴマーを縮合させる反応において、前記リン酸イオンの濃度を0〜0.005Mの範囲で調節することにより前記縮合反応の生成物の分子量を制御する方法。
H−(Pro−Y−Gly)n−OH (1)
H−(Y−Gly−Pro)n−OH (2)
H−(Gly−Pro−Y)n−OH (3)
(式(1)〜(3)中、Yはヒドロキシプロリンまたはプロリン、nは1〜10の整数である。)
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