JP5911810B2 - 制御性t細胞の製造方法 - Google Patents
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Description
(1)T細胞を含有する細胞集団からCD25陽性T細胞集団を分離する工程、及び
(2)CD3活性化物質及びフィブロネクチンもしくはそのフラグメント又はそれらの混合物の存在下で、工程(1)で得られた細胞集団を生体外で培養する工程。
1.制御性T細胞を含む細胞集団の製造方法
本発明の方法による制御性T細胞を含む細胞集団の製造は、T細胞を含有する細胞集団からCD25+T細胞集団を分離する第1工程、第1工程により得られたCD25+T細胞集団を、CD3活性化物質及びフィブロネクチンもしくはそのフラグメント又はそれらの混合物の存在下で培養する第2工程、により実施される。
本発明の方法により製造される細胞集団は、強い免疫抑制活性を有するので、何らかの原因により生体内で免疫反応が異常に亢進し望ましくない免疫反応が起こっている場合、あるいは望ましくない免疫反応が起こることが将来的に予測される場合等に、患者に該細胞集団を投与すること等によって、患者の体内において異常に亢進した望ましくない免疫反応を抑制、あるいは回避することが出来る。
(1)フィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレート及び抗CD3抗体固相化プレートの調製
フィブロネクチンフラグメント[レトロネクチン(登録商標)、タカラバイオ社製]を25μg/mL、及び抗CD3抗体(OKT3、ヤンセンファーマ社製)を5μg/mLとなるようにPBSに溶解し、細胞培養用96ウェル平面プレートに0.1mL/ウェルの量で加え、37℃で3.5時間放置した。また、対照として抗CD3抗体のみを5μg/mLとなるようにPBSに溶解し、細胞培養用96ウェル平面プレートに0.1mL/ウェルで加え、37℃で3.5時間放置した。放置後、それぞれの溶解液を取り除き、PBSを用い0.2mL/ウェルの量で各プレートを2回洗浄し、フィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレート及び抗CD3抗体固相化プレートを調製した。
インフォームドコンセントが得られた健常人から調製したヒト末梢血単核細胞(PBMC)よりDynabeads Regulatory CD4+CD25+ Т Cell Kit(インビトロジェン社製)を用いて、CD4陽性かつCD25陽性の制御性T細胞を多く含む細胞集団を得た。これらの細胞を4×105cells/mLとなるように1.5% 自己血漿、600IU/mL IL−2、0.2% ヒト血清アルブミン(HSA)、2.5μg/mL ファンギゾン(ブリストルマイヤーズ社製)を含むGT−T503培地(タカラバイオ社製)(これを培養用培地とする)に懸濁した。さらに、上記細胞懸濁液に抗CD28抗体(CD28.2、バイオレジェンド社製)を終濃度1μg/mLとなるように添加する群と添加しない群を作製し、フィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレート又は抗CD3抗体固相化プレートに0.2mL/ウェルとなるように加え、CO2インキュベーター(37℃、5%CO2)で培養を開始した。培養2日目に上記の培養用培地を0.1mL加えた。培養4日目に細胞を回収し、0.6mLの培養用培地を追加して、細胞培養用48ウェルプレートに全量をまき直した。培養5日目に培養用培地を2.5mL加え、細胞培養用12ウェルプレートに全量をまき直した。培養7日目に細胞を回収し、細胞増殖倍率及びFoxp3陽性細胞率を測定した。
(1)フィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレート及び抗CD3抗体固相化プレートの調製
実施例1−(1)と同様に、抗CD3抗体溶液、及び抗CD3抗体とレトロネクチンの混合溶液を調製し、表面未処理96ウェル平面プレートに0.1mL/ウェルで加え、37℃で4時間放置した。放置後、それぞれの溶解液をとり除き、PBSを用い0.2mL/ウェルの量で各プレートを2回洗浄し、フィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレート及び抗CD3抗体固相化プレートを調製した。
実施例1−(2)と同様にして、CD4陽性かつCD25陽性細胞を多く含む細胞集団を得た。これらの細胞を3.2×105cells/mLとなるように5% 自己血漿、600IU/mL IL−2、0.2% HSA、2.5μg/mL ファンギゾンを含むGT−T503培地(以下、これを培養用培地とする)に懸濁した。さらに、上記細胞懸濁液に抗CD28抗体(CD28.2)を終濃度2μg/mLとなるように添加し、フィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレート又は抗CD3抗体固相化プレートに0.2mL/ウェルとなるように加え、CO2インキュベーター(37℃、5%CO2)で培養を開始した。培養2日目に上記の培養用培地を0.1mL加えた。培養4日目に細胞を回収し、培養用培地を0.2mL加えて細胞培養用48ウェルプレートに全量をまき直した。培養7日目に細胞を回収し、4.0×105cells/mLとなるように培養用培地に懸濁し、細胞培養用24ウェルプレートに1mL/ウェルとなるようにまき直した。培養9日目に培養用培地を1mL加えまき直した。培養開始11日目に細胞を回収し、細胞増殖倍率及びFoxp3陽性細胞率を測定した。
(1)フィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレート及び抗CD3抗体固相化プレートの調製
実施例2−(1)記載の操作に従い、表面未処理96ウェル平面プレートを用いてフィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレート及び抗CD3抗体固相化プレートを調製した。
実施例1−(2)と同様にして、CD4陽性かつCD25陽性細胞を多く含む細胞集団を得た。これらの細胞を6×105cells/mLとなるように実施例2−(2)記載のものと同組成の培養用培地に懸濁した。さらに、上記細胞懸濁液に抗CD28抗体(CD28.2)を終濃度2μg/mLとなるように添加し、フィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレート又は抗CD3抗体固相化プレートに0.2mL/ウェルとなるように加え、CO2インキュベーター(37℃、5%CO2)で培養を開始した。培養3日目に上記の培養用培地を0.1mL加えた。培養4日目に細胞を回収し、4×105cells/mLとなるように培養用培地に懸濁し、細胞培養用48ウェルプレートに0.5mL/ウェルとなるようにまき直した。培養5日目に細胞を回収し、培養用培地を2.5mL加えて細胞培養用12ウェルプレートに全量をまき直した。培養7日目に細胞を回収し、4.32×105cells/mLとなるように培養用培地に懸濁し、細胞培養用12ウェルプレートに5.0mL/ウェルとなるようにまき直した。培養開始10日目に細胞を回収し、細胞増殖倍率、Foxp3陽性細胞率及びCD4陽性細胞に対する増殖抑制活性を測定した。
本実施例(2)に使用した細胞と同じドナーのPBMCからCD4マイクロビーズ(ミルテニーバイオテク社製)を用いてCD4陽性細胞とCD4陰性細胞を得た。CD4陰性細胞は30GyのX線を照射後、1×106cells/mLとなるように5% 自己血漿、0.2% HSA、2.5μg/mL ファンギゾンを含むGT−T503培地(以下、これを抑制活性測定用培地とする)に懸濁した。CD4陽性細胞を終濃度2μMのCFSE(シグマアルドリッチ社製)を含む抑制活性測定培地で懸濁し、CO2インキュベーター(37℃、5%CO2)で8分間処理し、抑制活性測定用培地で細胞を4回洗浄後、1×106cells/mLとなるように抑制活性測定用培地に懸濁した。これをレスポンダー細胞とする。X線照射したCD4陰性細胞とCFSE処理したレスポンダー細胞を1対1で混合(以下、Tresと記載)し、さらに終濃度200ng/mLとなるように抗CD3抗体(OKT3)を添加した。この混合細胞液を細胞培養用98ウェル丸底プレートに100μL添加し、さらに本実施例(2)で得られた培養細胞を抑制活性測定用培地で5×105cells/mLに調製したものを100μL添加し、CO2インキュベーター(37℃、5%CO2)で3日間培養した。その後、細胞を回収しレスポンダー細胞のCFSEの蛍光強度をMACSQuantで測定した。CD4陽性細胞に対する増殖抑制活性を図10に示す。図10において、縦軸はCFSE全陽性細胞中のCFSE弱陽性細胞、つまりレスポンダー細胞中の分裂した細胞の割合を示す。陽性対照として、培養細胞を添加せずに抑制活性測定用培地を100μL添加したTresのみを培養したサンプル(図中「Positive」)と、陰性対照として、CFSE処理したレスポンダー細胞のみを培養するサンプル(図中「Negative」)を作製した。その結果、Tresのみのサンプル「Positive」に比べて、培養細胞を添加したサンプル(「CD3+CD28」、「RNCD3+CD28」)では、レスポンダー細胞の細胞増殖倍率が5%以下に抑制されていた。したがって、フィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレートで培養した細胞は、抗CD3抗体固相化プレートで培養した細胞と同様に、レスポンダー細胞の細胞増殖を抑制する細胞集団であることが明らかとなった。
(1)フィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレート及び抗CD3抗体固相化プレートの調製
実施例2−(1)記載の操作に従い、表面未処理96ウェル平面プレートを用いてフィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレート及び抗CD3抗体固相化プレートを調製した。
実施例1−(2)と同様にして、CD4陽性かつCD25陽性細胞を多く含む細胞集団を得た。これらの細胞を4.05×105cells/mLとなるように実施例2−(2)記載のものと同組成の培養用培地に懸濁した。さらに、上記細胞懸濁液に抗CD28抗体(CD28.2)を終濃度2μg/mLとなるように添加し、フィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレート又は抗CD3抗体固相化プレートに0.2mL/ウェルとなるように加え、CO2インキュベーター(37℃、5%CO2)で培養を開始した。培養1日目に上記の培養用培地を0.05mL加えた。培養4日目に細胞を回収し、2×105cells/mLとなるように培養用培地に懸濁し、細胞培養用48ウェルプレートに1.0mL/ウェルとなるようにまき直した。培養6日目に細胞を回収し、4×105cells/mLとなるように培養用培地に懸濁し、細胞培養用12ウェルプレートに2.0mL/ウェルとなるようにまき直した。培養8日目に細胞を回収し、培養用培地を1mL加えて細胞培養用12ウェルプレートに全量をまき直した。培養開始11日目に細胞を回収し、細胞増殖倍率、Foxp3陽性細胞率、CD62L陽性かつCCR7陽性細胞率及びCD4陽性細胞に対する増殖抑制活性を測定した。
CD62LとCCR7を発現する培養細胞の割合を図14に示す。図14は、培養細胞にAPC−Cy7標識抗ヒトCD4抗体、PE−Cy7標識抗ヒトCD62L抗体(ベクトンディッキンソン社製)、PE標識抗ヒトCD25抗体(ベクトンディッキンソン社製)及びFITC標識抗ヒトCCR7抗体(アールアンドディーシステムズ社製)を添加して4℃で20分間反応させ染色後、FACSCantoで測定した結果を示す。図14において、縦軸はCD4陽性かつCD25陽性かつCD62L陽性かつCCR7陽性細胞の割合を示す。図14より、抗CD3抗体固相化プレートで培養した細胞集団に比べて、フィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレートで培養した細胞集団は、CD4陽性かつCD25陽性かつCD62L陽性かつCCR7陽性細胞の割合が高かった。
実施例3−(3)と同様の操作により、本実施例(2)で得られた細胞のレスポンダー細胞に対する増殖抑制活性をFACSCantoで測定した。CD4陽性細胞に対する増殖抑制活性を図16に示す。図16において、縦軸はCFSE全陽性細胞中のCFSE弱陽性細胞、つまりレスポンダー細胞中の分裂した細胞の割合を、横軸はレスポンダー細胞と培養細胞の混合比を示す。図16より、培養細胞を含まないサンプル「Tres」と比べて、培養細胞を添加したサンプル(「CD3+CD28」、又は「RNCD3+CD28」)では、培養細胞の混合比が上がるに従って、レスポンダー細胞の細胞増殖が抑制された。したがって、フィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレートで培養した細胞は、抗CD3抗体固相化プレートで培養した細胞と同様に、レスポンダー細胞の細胞増殖を抑制する細胞集団であることが明らかとなった。
(1)フィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレート及び抗CD3抗体固相化プレートの調製
実施例2−(1)記載の操作に従い、表面未処理96ウェル平面プレートを用いてフィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレート及び抗CD3抗体固相化プレートを調製した。
インフォームドコンセントが得られた健常人から調製したPBMCよりCD4+CD25+CD45RA+Regulatory T Cell Isolation Kitを用いて、CD4陽性かつCD25陽性かつCD45RA陽性細胞を多く含む細胞集団を得た。これらの細胞を1.8×105cells/mLとなるように実施例2−(2)記載のものと同組成の培養用培地に懸濁した。さらに、上記細胞懸濁液に抗CD28抗体(CD28.2)を終濃度2μg/mLとなるように添加し、フィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレート又は抗CD3抗体固相化プレートに0.2mL/ウェルとなるように加え、CO2インキュベーター(37℃、5%CO2)で培養を開始した。培養1日目に上記の培養用培地を0.1mL加えた。培養4日目に培養用培地を0.05mL加えた。培養5日目に細胞を回収し、3×105cells/mLとなるように培養用培地に懸濁し、細胞培養用48ウェルプレートに0.5mL/ウェルとなるようにまき直した。培養6日目に培養用培地を0.5mL加え、培養7日目に培養用培地を0.5mL加え、細胞培養用24ウェルプレートに全量をまき直した。培養8日目に細胞を回収し、8×105cells/mLとなるように培養用培地に懸濁し、細胞培養用24ウェルプレートに1.0mL/ウェルとなるようにまき直した。培養開始11日目に細胞を回収し、細胞増殖倍率、Foxp3陽性細胞率、CD62L陽性かつCCR7陽性細胞率及びCD8陽性細胞に対する増殖抑制活性を測定した。
本実施例(2)に使用した細胞と同じドナーのPBMCからCD8マイクロビーズ(ミルテニーバイオテク社製)を用いてCD8陽性細胞とCD8陰性細胞を得た。CD8陰性細胞、CD8陽性細胞をそれぞれ実施例3−(3)のCD4陰性細胞、CD4陽性細胞と同様の操作に供し、CD8陽性のレスポンダー細胞を含有する混合細胞液を得た。本実施例(2)で得られた培養細胞のレスポンダー細胞に対する増殖抑制活性をFACSCantoで測定した。CD8陽性細胞に対する増殖抑制活性を図22に示す。図22において、縦軸はCFSE全陽性細胞中のCFSE弱陽性細胞、つまりレスポンダー細胞中の分裂した細胞の割合を、横軸はレスポンダー細胞と培養細胞の混合比を示す。その結果、培養細胞を添加したサンプル(「CD3+CD28」、「RNCD3+CD28」)では、培養細胞の混合比が上がるに従って、レスポンダー細胞の細胞増殖が抑制された。したがって、フィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレートで培養した細胞は、抗CD3抗体固相化プレートで培養した細胞と同様に、レスポンダー細胞の細胞増殖を抑制する細胞集団であることが明らかとなった。
(1)フィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレート及び抗CD3抗体固相化プレートの調製
実施例1−(1)と同様に、抗CD3抗体溶液、及び抗CD3抗体とレトロネクチンの混合溶液を調製し、表面未処理96ウェル平面プレートに0.1mL/ウェルの量で加え、4℃で一晩放置した。その後、それぞれのプレートを37℃で4時間放置後、溶解液をとり除き、PBSを用い0.2mL/ウェルの量で各プレートを2回洗浄し、フィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレート及び抗CD3抗体固相化プレートを調製した。
実施例5−(2)と同様にして、CD4陽性かつCD25陽性かつCD45RA陽性細胞を多く含む細胞集団を得た。これらの細胞を1.0×105cells/mLとなるように実施例2−(2)記載のものと同組成の培養用培地に懸濁した。さらに、上記細胞懸濁液に抗CD28抗体(CD28.2)を終濃度2μg/mLとなるように添加し、フィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレート又は抗CD3抗体固相化プレートに0.2mL/ウェルとなるように加え、CO2インキュベーター(37℃、5%CO2)で培養を開始した。培養1日目に上記の培養用培地を0.05mL加えた。培養4日目に培地を0.05mL除き、培養用培地を0.1mL加えた。培養5日目に細胞を回収し、3.5×105cells/mLとなるように培養用培地に懸濁し、細胞培養用24ウェルプレートに1.0mL/ウェルとなるようにまき直した。培養7日目に培地を0.4mL除き、上記の培養用培地を0.4mL加えた。培養開始8日目に細胞を回収し、細胞増殖倍率を測定した。培養開始11日目に細胞を回収し、Foxp3陽性細胞率、CCR7とCD27陽性細胞率及びTSDRのDNAメチル化頻度を測定した。
本実施例(2)より得られた細胞と、対照としてPBMCを抗CD3抗体固相化プレートで培養した細胞からNucleoSpin Tissue(タカラバイオ社製)を用いてDNAの抽出を行い、培養細胞1×106細胞から5.1−5.6μgのDNAを得た。次に、MethylEasy Xceed Rapid DNA Bisulphite Modification Kit(タカラバイオ社製)を用いて、前記DNAの2.0−2.2μgをバイサルファイト処理し、0.5−1.0μgのバイサルファイト処理後のDNAを得た。次に、前記DNAの20ngを使用し、バイサルファイト−PCRをTaKaRa EpiTaq HS (for bisufite−treated DNA)(タカラバイオ社製)を用いて行った。プライマーはフォワード側が5’−TGTTTGGGGGTAGAGGATTT−3’、リバース側が5’−TATCACCCCACCTAAACCAA−3’を用いた。PCR反応液は、50μL[10XEpiTaq PCR Buffer(Mg2+ free) 5μL、dNTP Mixture(各2.5mM) 6μL、25mM MgCl2 5μL、TaKaRa EpiTaq HS(5U/mL) 0.25μL、各プライマー(10μM) 各1μL]で、PCR反応条件は、(98℃ 10秒)−(55℃ 30秒)−(72℃ 30秒)(40サイクル)、最後に(72℃ 7分)とし、TaKaRa PCR Thermal Cycler Dice(タカラバイオ社製)を用いてPCR反応を行った。反応後の反応液より2μLを用いてアガロース電気泳動を行った結果を図30に示す。図30〜32の各図において、「Tconv」はPBMCを抗CD3抗体固相化プレートで培養した細胞を示す。図30より、各サンプルのPCR産物の単一増幅及びサイズ(336bp)を確認した。次に、前記PCR産物を2μL使用し、T−ベクター pMD20(タカラバイオ社製)とDNA Ligation Kit <Mighty Mix>(タカラバイオ社製)を用いて、TAクローニングを行った。その後、上記Ligation液を5μL使用し、E.coli HST08 Premium Competent Cells(タカラバイオ社製)に42℃45秒間反応させ、形質転換を行った。SOC培地で37℃1時間培養後、X−gal(タカラバイオ社製)を塗布したアンピシリン入りLB培地プレートに接種し、37℃で一晩培養した。その後、白コロニーを各24クローンピックアップし、LB培地で37℃一晩培養後、グリセロールを終濃度17%になるように添加し、グリセロールストックを作製した。シークエンス反応は、M13−47プライマーを用いプレート単位塩基配列解析(タカラバイオ社)を委託し、塩基配列情報を得た。
(1)フィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレート及びフィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体/抗CD28抗体固相化プレートの調製
実施例1−(1)と同様に、抗CD3抗体溶液、及び抗CD3抗体とレトロネクチンの混合溶液を調製し、表面未処理96ウェル平面プレートに0.1mL/ウェルの量で加え、4℃で一晩放置した。フィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体/抗CD28抗体固相化プレートの調製のために、フィブロネクチンフラグメント(レトロネクチン)を25μg/mLもしくは5μg/mL、及び各々に抗CD3抗体を5μg/mLと抗CD28抗体(CD28.2)を5μg/mLとなるようにPBSに溶解し、表面未処理96ウェル平面プレートに0.1mL/ウェルの量で加え、4℃で一晩放置した。その後、それぞれのプレートを37℃で4時間放置後、溶解液をとり除き、PBSを用い0.2mL/ウェルの量で各プレートを2回洗浄し、フィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレート及びフィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体/抗CD28抗体固相化プレートを調製した。
実施例5−(2)と同様にして、CD4陽性かつCD25陽性かつCD45RA陽性細胞を多く含む細胞集団を得た。これらの細胞を0.85×105cells/mLとなるように実施例2−(2)記載のものと同組成の培養用培地に懸濁した。フィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレートで培養するものには、上記細胞懸濁液に抗CD28抗体(CD28.2)を終濃度2μg/mLとなるように添加した。細胞懸濁液をそれぞれのプレートに、0.1mL/ウェルとなるように加え、CO2インキュベーター(37℃、5%CO2)で培養を開始した。培養1日目に上記の培養用培地を0.1mL加えた。培養4日目に培地を0.05mL除き、培養用培地を0.05mL加えた。培養5日目に細胞を回収し、培養用培地を0.2mL加えて、細胞培養用48ウェルプレートに全量をまき直した。培養6日目に培養用培地を0.5mL加え、細胞培養用24ウェルプレートに全量をまき直した。培養開始8日目に細胞を回収し、細胞増殖倍率を測定した。培養開始11日目に細胞を回収し、Foxp3陽性細胞率を測定した。
(1)フィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレート及び抗CD3抗体固相化プレートの調製
実施例6−(1)記載の操作に従い、表面未処理96ウェル平面プレートを用いてフィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレート及び抗CD3抗体固相化プレートを調製した。
実施例5−(2)と同様にして、CD4陽性かつCD25陽性かつCD45RA陽性細胞を多く含む細胞集団を得た。これらの細胞を1.5×105cells/mLとなるように実施例2−(2)記載のものと同組成の培養用培地に懸濁した。さらに、上記細胞懸濁液に抗CD28抗体(CD28.2)を終濃度2μg/mLとなるように添加し、フィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレート又は抗CD3抗体固相化プレートに0.2mL/ウェルとなるように加え、CO2インキュベーター(37℃、5%CO2)で培養を開始した。培養1日目に上記の培養用培地を0.05mL加えた。培養4日目に培地を0.05mL除き、培養用培地を0.05mL加えた。培養5日目に細胞を回収し、4×105cells/mLとなるように培養用培地に懸濁し、表面未処理48ウェルプレートに0.5mL/ウェルとなるようにまき直した。培養6日目に細胞を回収し、培養用培地を0.5mL加え表面未処理24ウェルプレートに全量をまき直した。培養開始8日目に細胞を回収し、細胞増殖倍率を測定した。培養開始11日目に細胞を回収し、Foxp3陽性細胞率、CD62L陽性かつCCR7陽性細胞率を測定した。
本実施例(2)で調製した細胞を2.0×105cells/mLとなるように実施例2−(2)記載のものと同組成の培養用培地に懸濁した。さらに、上記細胞懸濁液に抗CD28抗体(CD28.2)を終濃度2μg/mLとなるように添加し、本実施例(1)で調製したフィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレート又は抗CD3抗体固相化プレートに0.2mL/ウェルとなるように加え、CO2インキュベーター(37℃、5%CO2)で再刺激培養を開始した。再刺激培養3日目に細胞を回収し、培養液と等量の培養用培地で懸濁し、表面未処理48ウェルプレートに全量をまき直した。再刺激培養4日目に培養用培地を0.2mL加え、再刺激培養5日目に培養用培地を0.5mL加えた。再刺激培養開始7日目に細胞を回収し、細胞増殖倍率、Foxp3陽性細胞率、CCR7陽性細胞率を測定した。
(1)フィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレート及び抗CD3抗体固相化プレートの調製
実施例1−(1)と同様に、抗CD3抗体溶液、及び抗CD3抗体とレトロネクチンの混合溶液を調製し、それぞれ表面未処理96ウェル平面プレートに0.1mL/ウェルの量で加え、4℃で一晩放置した。その後、それぞれのプレートを37℃で2.5時間放置後、溶解液をとり除き、PBSを用い0.2mL/ウェルの量で各プレートを2回洗浄し、抗CD3抗体固相化プレート及びフィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレートを調製した。
実施例5−(2)と同様にして、CD4陽性かつCD25陽性かつCD45RA陽性細胞を多く含む細胞集団を得た。これらの細胞を0.6×105cells/mLとなるように実施例2−(2)記載のものと同組成の培養用培地に懸濁した。さらに、上記細胞懸濁液に抗CD28抗体(CD28.2)を終濃度2μg/mLとなるように添加し、フィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレート又は抗CD3抗体固相化プレートに0.2mL/ウェルとなるように加え、CO2インキュベーター(37℃、5%CO2)で培養を開始した。培養1日目に上記の培養用培地を0.1mL加えた。培養4日目に培養用培地を0.05mL加え、培養5日目に培養用培地を0.05mL加えた。培養7日目に培地を0.1mL除き、培養用培地を0.1mL加えた。培養開始8日目に細胞を回収した。
本実施例(2)に調製した細胞を2.0×105cells/mLとなるように実施例2−(2)記載のものと同組成の培養用培地に懸濁した。さらに、上記細胞懸濁液に抗CD28抗体(CD28.2)を終濃度2μg/mLとなるように添加し、ラパマイシン(シグマアルドリッチ社製)を終濃度2nMとなるようにそれぞれに添加した。なお、フィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレートで培養した細胞液について、CD28抗体は添加するがラパマイシンは添加しない条件を設定した。本実施例(1)で調製したフィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレート又は抗CD3抗体固相化プレートに0.2mL/ウェルとなるように加え、CO2インキュベーター(37℃、5%CO2)でラパマイシン添加培養を開始した。ラパマイシン添加培養3日目に、ラパマイシンを添加しない群は、細胞を回収し、2×105cells/mLとなるように培養用培地に懸濁し、表面未処理24ウェルプレートに1.0mL/ウェルとなるようにまき直した。ラパマイシンを添加した群は、培地を0.05mL除き、培養用培地を0.1mL加えた。ラパマイシン添加培養5日目に、ラパマイシンを添加しない群は、培養用培地を0.5mL加えた。ラパマイシンを添加した群は、細胞を回収し、4×105cells/mLとなるように2nM ラパマイシンを含む培養用培地に懸濁し、表面未処理48ウェルプレートに0.5mL/ウェルとなるようにまき直した。ラパマイシン添加培養開始7日目に細胞を回収し、細胞増殖倍率、Foxp3陽性細胞率、CD62L陽性かつCCR7陽性細胞率を測定した。
(1)フィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレート及び抗CD3抗体固相化プレートの調製
実施例6−(1)記載の操作に従い、表面未処理96ウェル平面プレートを用いてフィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレート及び抗CD3抗体固相化プレートを調製した。
実施例5−(2)と同様にして、CD4陽性かつCD25陽性かつCD45RA陽性細胞を多く含む細胞集団を得た。これらの細胞を1.0×105cells/mLとなるように実施例2−(2)記載のものと同組成の培養用培地に懸濁した。固相化プレートで培養する群は、上記細胞懸濁液に抗CD28抗体(CD28.2)を終濃度2μg/mLとなるように添加し、フィブロネクチンフラグメント/抗CD3抗体固相化プレート又は抗CD3抗体固相化プレートに0.2mL/ウェルとなるように加え、CO2インキュベーター(37℃、5%CO2)で培養を開始した。一方、増殖刺激ビーズで培養する群は、上記細胞懸濁液に洗浄後のDynabeads Human Treg Expander(インビトロジェン社製)(以下、CD3/28ビーズと記載)を細胞対CD3/28ビーズ比が1対4になるように添加し、表面未処理96ウェル平面プレートに0.2mL/ウェルとなるように加え、CO2インキュベーター(37℃、5%CO2)で培養を開始した。培養1日目に上記の培養用培地を0.05mL加えた。培養4日目に培地を0.05mL除き、培養用培地を0.1mL加えた。培養5日目に細胞を回収し、3.5×105cells/mLとなるように培養用培地に懸濁し、細胞培養用24ウェルプレートに1.0mL/ウェルとなるようにまき直した。培養7日目に培地を0.4mL除き、培養用培地を0.4mL加えた。培養開始8日目に細胞を回収し、細胞増殖倍率を測定した。また、CD3/28ビーズで培養した群はマグネットでCD3/28ビーズを除き、細胞を回収し、8.7×105cells/mLとなるように培養用培地に懸濁し、細胞培養用12ウェルプレートに2.0mL/ウェルとなるようにまき直した。培養開始8日目に細胞を回収し、細胞増殖倍率を測定した。培養開始11日目に細胞を回収し、Foxp3陽性細胞率、CCR7陽性細胞率とCD27陽性細胞率を測定した。
SEQ ID NO:2; Fibronectin fragment named CH-296.
SEQ ID NO:3; Fibronectin fragment named H-271.
SEQ ID NO:4; Fibronectin fragment named H-296.
SEQ ID NO:5; TSDR forward primer.
SEQ ID NO:6; TSDR reverse primer.
Claims (3)
- 下記工程を包含することを特徴とする、制御性T細胞を含む細胞集団の製造方法:
(1)T細胞を含有する細胞集団からCD4陽性CD25陽性T細胞集団を分離する工程、及び
(2)抗CD3抗体、抗CD28抗体及びフィブロネクチンもしくはそのフラグメント又はそれらの混合物の存在下で、工程(1)で得られた細胞集団を生体外で培養する工程。 - フィブロネクチンフラグメントが、VLA−5へのリガンドを含む細胞接着ドメイン、ヘパリン結合ドメイン、VLA−4へのリガンドであるCS−1ドメインを含有するフラグメントであることを特徴とする請求項1記載の方法。
- フィブロネクチンフラグメントが、配列表の配列番号1〜4のいずれかに記載のアミノ酸配列を有するフラグメントである請求項1又は2記載の方法。
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