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JP5997475B2 - 芳香フィルム - Google Patents

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JP5997475B2 JP2012077610A JP2012077610A JP5997475B2 JP 5997475 B2 JP5997475 B2 JP 5997475B2 JP 2012077610 A JP2012077610 A JP 2012077610A JP 2012077610 A JP2012077610 A JP 2012077610A JP 5997475 B2 JP5997475 B2 JP 5997475B2
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Description

本発明は、芳香フィルム、その製造方法及び紙・布帛製品の収納器具に関する。
包装袋、容器、紙器は、被包装物を光や衝撃等の物理的損傷から守ることが主たる目的であったが、昨今では快適さの追求等の要求の高まりを反映して、さらに積極的に被包装物に着香する等の機能が求められている。
特許文献1には、切込み線を有する、香料入り合成樹脂フィルムを、上面内側に設けたティッシュペーパー入り箱が開示されている。特許文献1の技術は合成樹脂フィルムに香料が入っているのみで、合成樹脂フィルムから香料を放出して内容物に着香するものである。そのため、香りが短期間に逸散してしまい、使用期間において芳香が持続しないという欠点や、使用前の流通保管時において既に芳香が逸散してしまい、使用開始時は芳香を感じなくなるという欠点があった。
また、特許文献1に例示されているポリエチレン等の合成樹脂に香料を含ませるだけでは、香料の濃度を上げることができず、さらに一度含ませても合成樹脂が香料を保持する力が弱いため芳香の持続性に難点があった。
また、特許文献2、3にも同様に、ティッシュペーパーを取り出すためのスリットが形成されたウィンドウフィルムを備えたカートンが提案されている。
特許文献2、3においては、香料成分が封入されたマイクロカプセルが、塗布によりウィンドウフィルム表面に担持されており、次層のティッシュペーパーの引出しによってマイクロカプセルが破壊され、香料が衛生用紙に着香するというものである。
特許文献2、3の技術は、流通保管においては、マイクロカプセルが破壊しない限り香料がなくならないので長期の保管は可能である。しかしながら、ティッシュペーパーの度重なる取出し使用において、取出し時に接触する部分のマイクロカプセルが破壊されてしまうと、芳香が薄くなり、使用期間において芳香を十分に維持することができなかった。
さらに、流通輸送時の振動により、最上部のティッシュペーパーと、ウィンドウフィルム裏面とが擦れ、マイクロカプセルが破壊され、使用開始時には芳香を感じなくなる場合があった。
また、香料の入ったマイクロカプセルをウィンドウフィルムに担持するには、マイクロカプセルそのもののコストが高く、フィルムに担持させるための塗布や乾燥の工程も複雑であるため、特許文献2、3の技術はコストがかかるという欠点があった。
さらに、芳香フィルムはロール状の形態で保管され、カートン製造の際には芳香フィルムをロールから繰出すが、その際、マイクロカプセル面が互いにブロッキングしてスムーズな繰出しができないという問題があった。
実開昭59−172184号公報 特開2010−179946号公報 特開2007−8542号公報
本発明の目的は、長期間の流通や保管を経ても芳香が維持され、輸送等で振動を与えても香りが弱くならず、紙・布帛製品の収納器具の取り出し口に用いた場合に、紙・布帛製品を繰返し取出しても芳香が長期間維持される芳香フィルムを提供することである。
本発明によれば、以下の芳香フィルム等が提供される。
1.香料を含む基材層及び前記基材層の両面に接する香りバリアー層を含む芳香フィルムであって、物品を取出すための切込み部を有する芳香フィルム。
2.前記香りバリアー層が、エチレン−ビニルアルコール共重合体及びスチレンブロックを含有するエラストマーを含む1に記載の芳香フィルム。
3.前記基材層がスチレンブロックを含有するエラストマー、及び液体香料を含む1又は2に記載の芳香フィルム。
4.前記少なくとも一方の香りバリアー層の前記基材層と反対の面に、さらにポリオレフィン層が積層されている1〜3のいずれかに記載の芳香フィルム。
5.前記基材層を形成する押出機内に香料を注入して、基材となる樹脂と混練し、香りバリアー層、又は香りバリアー層及びポリオレフィン層と共押出しして一度に積層して製造する1〜4のいずれかに記載の芳香フィルムの製造方法。
6.1〜4のいずれかに記載の芳香フィルムを有する紙・布帛製品の収納器具であって、前記芳香フィルムに設けられた切込み部から紙・布帛製品を取出す紙・布帛製品の収納器具。
7.紙・布帛製品の取出し口が設けられた収納器具であって、1〜4のいずれかに記載の芳香フィルムが、前記取出し口を被覆するように、前記収納器具の内部から前記取出し口に設けられ、前記芳香フィルムに設けられた切込み部から前記紙・布帛製品を取出す紙・布帛製品の収納器具。
8.前記紙・布帛製品がティッシュペーパーである6又は7に記載の紙・布帛製品の収納器具。
9.紙カートンから形成される6〜8のいずれかに記載の紙・布帛製品の収納器具。
本発明によれば、長期間の流通や保管を経ても芳香が維持され、輸送等で振動を与えても香りが弱くならず、紙・布帛製品の収納器具の取り出し口に用いた場合に、紙・布帛製品を繰返し取出しても芳香が長期間維持される芳香フィルムが提供できる。
実施例1で製造した紙カートンの展開図(A)、及びその左側面図(B)である。 実施例1で製造した紙カートンを示す図である。 実施例1の評価(A条件)で積み上げた紙カートンの図である。
本発明の芳香フィルムは、香料を含む基材層、及び基材層の両面に接する香りバリアー層からなり、物品を取出すための切込み部を有する。
本発明の芳香フィルムは、ティッシュペーパー等の紙・布帛製品の収納器具の取出し口に設けることができる。
基材層の上下面に香りバリアー層を設けることにより、基材層に含まれる揮発性の香料の拡散方向を制御でき、主に切込み部において、接する紙・布帛製品に拡散、着香(移香)させることができる。
これにより、芳香フィルム面から香りが短時間で逸散してしまうことを抑制でき、製品流通後においても、好適に衛生用紙等の紙・布帛製品へ着香できる。
また、切込み部の断面のみから香料が拡散して衛生用紙等に着香するので、衛生用紙等を繰返し取出しても、芳香成分がその都度切込み部に補充され、着香効果の低減が少ない。
即ち、衛生用紙等に着香した香料濃度は、切込み付近では基材層中での濃度と短時間で等しくなるため、フィルムからの芳香放出はそれ以上行なわれない。また、次の衛生用紙等の着香は、衛生用紙等を取り出した後から行われるので、無駄なく長期使用できる。
[基材層]
基材層は、基材となる樹脂及び香料を含む。
基材となる樹脂としては、スチレンブロックを含有するエラストマー(スチレン系エラストマー)が好ましい。スチレンブロックを含有するエラストマーとは、スチレンブロックとジエンブロックを含有するゴム質ブロック共重合体である。スチレンブロックを含有するエラストマーは、香料を多く含有させることができるため好ましい。
スチレンブロックとジエンブロックを含有するゴム質ブロック共重合体としては、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体、スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体、スチレン−イソプレン−スチレン共重合体、スチレン−イソプレン−ブチレン−スチレン共重合体、スチレン−エチレン−プロピレン−スチレン共重合体、及びこれらの水添物(水素添加物)が挙げられ、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
基材層に含まれる香料は、アルコール、ケトン、アルデヒド;リモネン、メントール、リナロール等のテルペン類が挙げられ、これらの1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。また、これら香料を、ジプロピレングリコールやパラフィンオイル等で希釈して用いてもよい。
香料は、好ましくは液体である。香料は基材層に対して、例えば1〜20重量%とする。
基材となる樹脂に香料を含ませる方法として、基材となる樹脂に液体香料を振り掛けて一定時間吸着させる方法や、液体香料をポンプにより一軸押出機や二軸押出機のシリンダー内に直接圧入しながら基材となる樹脂と混練する方法(圧入法)が挙げられるが、圧入法が好ましい。
基材となる樹脂としてスチレン系エラストマーを用いる場合、スチレン系エラストマーは油脂を吸着しやすいので、液体香料を振り掛けて吸着させる方法でもよいが、香料によっては含浸しにくいものもあり、また時間がかかる場合があるので、圧入法が好ましい。
圧入法によれば、製膜性が損なわれない限り、液体香料が例えば50重量%以上であっても容易に混練できる。また、各種香料を短時間に切り替えることができ、製造現場の装置類の汚染、着香等を抑制でき、製造環境を良好な状態に保つことができるため好ましい。
基材層の厚さは、例えば5〜100μmである。
基材層は、上記成分の他に、必要に応じてポリオレフィンやエチレン−ビニルアルコール共重合体等を含んでもよい。ポリオレフィン、エチレン−ビニルアルコール共重合体は後述するものを用いることができる。
[香りバリアー層]
香りバリアー層を形成する材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、エチレン−ビニルアルコール共重合体、アルミ箔、ケイ素蒸着ポリエチレンフタレート、ナイロン等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
衛生用紙等の収納品を、芳香フィルムの切り込み部から取り出す際、フィルムが硬いと紙・布帛製品が破断する場合がある。香りバリアー層は切れ性を有する材料を含むと好ましく、柔軟性を有する基材層と組み合わせることでフィルム全体としての柔軟性が向上することが期待される。切れ性を有する材料としては、エチレン−ビニルアルコール共重合体が挙げられる。
本発明の芳香フィルムを取出し口に設けた収納器具において、内容物を収納器具から取出す際に、内容物は、切込み断面と直接接触することで着香する。従って、香りバリアー層は、徐放性よりも保香性を有することが好ましい。
エチレン−ビニルアルコール共重合体は、香りバリアー性(保香性)が高く、即ち、物品取出し時の着香効果を長期に持続させることができ、好ましい。
エチレン−ビニルアルコール共重合体を用いる場合、配合比率が高い方が好ましく、例えば、香りバリアー層全体に対して30〜100重量%である。
また、上記材料に、スチレンブロックを含有するエラストマー(スチレン系エラストマー)を配合した材料を用いてもよい。スチレン系エラストマーは上記基材層の基材となる樹脂と同様である。
スチレン系エラストマーを配合すると、フィルムに柔軟性を付与できる。また、香りバリアー層の外側に後述するポリオレフィンを積層する場合、ポリオレフィン層との接着性を高めることができる。
スチレン系エラストマーの含有量は、香りバリアー層の樹脂の重量に対して50重量%以下が望ましい。50重量%を上回ると香りバリア性が不足する場合がある。また、香りバリアー層の樹脂の重量に対して30重量%以下が望ましい。
また、エチレン−ビニルアルコール共重合体にスチレン系エラストマーを配合した場合は、低速キャストにすると外観が良くなる。
以上より、香りバリアー層は、無延伸のエチレン−ビニルアルコール共重合体に、スチレンブロックを含有するエラストマーを配合した材料により形成することが、柔軟性と香りバリアー性を両立でき、さらに押出生産時の安定性に優れるため好ましい。
香りバリアー層が厚いほど香りバリアー性は向上するが、芳香フィルムの柔軟性が損なわれる恐れがあるため、30μm以下であることが好ましい。
香りバリアー層にエチレン−ビニルアルコール共重合樹脂を単体で用いる場合、厚さ2μm以上であれば香りバリアー性は十分である。
また、エチレン−ビニルアルコール共重合樹脂にスチレン系エラストマーを配合した材料を用いる場合、柔軟性は上がるが、香りバリアー性は低下するため、エチレン−ビニルアルコール共重合樹脂を単体で用いる場合より層を厚くすべきであり、例えば5μm以上とする。
香りバリアー層は、上記成分の他に、必要に応じてアンチブロッキング剤や帯電防止剤等を含んでもよい。
また、少なくとも一方の香りバリアー層の外側(基材層と反対面)に、ポリオレフィンを積層してもよい(ポリオレフィン層)。
ポリオレフィン層を設けると以下の点で好ましい:芳香フィルムに柔軟性を付与できる;収納器具製造時の芳香テープの裁断性が向上する;収納器具への接着性が向上する;フィルムの滑性を向上できる;衛生用紙等が引っ掛かったり破れたりせず、スムーズに取出せる。
ポリオレフィン層は、好ましくは両方の香りバリアー層に設ける。
ポリオレフィン層の厚さは、例えば5〜30μmとする。
ポリオレフィンとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン等が挙げられ、ポリエチレンが好ましい。ポリエチレンとしては、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレンが挙げられ、ポリプロピレンとしてはランダムポリプロピレンが挙げられ、これらポリエチレンやポリプロピレンからなる無水マレイン酸変性ポリオレフィン又はこれらの混合物等を用いることもできる。
尚、ポリオレフィン層と香りバリアー層との接着性を向上する場合は、無水マレイン酸変性ポリオレフィン、又はこれと上記ポリオレフィンとの混合物を用いることが好ましい。
また、ポリオレフィン層にアンチブロッキング剤を適宜添加してもよい。アンチブロッキング剤を添加することで、収納器具製造時にロール状フィルムを繰り出す抵抗を容易に低減できる。
さらに、香りバリアー層とポリエチレンの間に接着剤層を設けてもよい。接着剤層は特に限定されるものではないが、無水マレイン酸変性ポリオレフィンやエチレン−酢酸ビニル共重合体等を用いることができる。
[芳香フィルム]
本発明の芳香フィルムは、上記基材層及び香りバリアー層を有し、香りバリアー層が基材層の両面に接して設けられている。本発明の芳香フィルムは、基材層及び香りバリアー層の他、上記のポリオレフィン層、接着層層等を含むことができる。また、所望の機能を有する限り、各層を異なる材料から形成された2層以上にしてもよい。
芳香フィルムの全厚みは任意であるが、包装用フィルムとしての取り扱い上、20〜100μmが好ましい。
また、上述したように、香りバリアー層の厚さは、厚ければ厚いほど香りバリアー性が向上するため好ましいが、フィルム全体の厚みに制約される場合がある。
従って、香料を短期間で大量に放出させることが求められる場合は、基材層を薄くして香り濃度を上げたり、また、薄い香りで長期の徐放が求められる場合は、基材層を厚くして香り濃度を薄くすることができる。
香り濃度を薄くするとは、香り成分自体の量を減らすか、香り成分を各種鉱物油や各種植物油等で希釈してもよい。香料の希釈には、パラフィンオイル等の鉱物油、ヒマシ油やダイズ油等の植物由来のオイルを用いることができる。
本発明の芳香フィルムは、物品の取出し口である切込み部を有する。本発明の芳香フィルムを紙・布帛製品の収納器具に設ける場合、この取出し口から紙・布帛製品を取出すことができる。
本発明の芳香フィルムは、多層構造である雰囲気改良フィルムであり、切込み部を設けることにより、芳香成分を含む基材層が断面に露出する。基材層が切込部に露出することによって、収納器具内において、切込み付近の紙・布帛製品は取出す前に既に着香され、また、この切込み部から紙・布帛製品を取出す際、紙・布帛製品が効果的に着香される。
切込み部の形状としては、例えば、スリット、丸形、三角形、星形等の各種形状の孔が挙げられ、用途により適宜選択できる。
被包装物への着香量を増やすためには、取出し時に内容物との接触面を大きくなる切込み形状を選択すればよい。例えば、被包装物がリボン形状やシート状等、厚みがほとんどない場合、スリット形状であると、切込み部断面との接触面を大きくすることができ、特に好ましい。
本発明の芳香フィルムは、基材層、香りバリアー層及び必要により上記の他の層を積層することにより製造することができる。
積層方法は特に限定されないが、例えば、基材層に、別途製造した香りバリアー層をドライラミネーションや押出しラミネーションにより積層する方法や、これらの層を一度に多層共押出して成形する方法が挙げられ、多層共押出しする方法が生産性の点で望ましい。即ち、製造コストを抑えることができ、芳香フィルムを安価に製造することができる。
多層共押出し成形装置としては、2台以上の押出機が連結しているT−ダイキャスト装置、T−ダイ水冷引取り装置、丸ダイ下吹き引取り装置、インフレーション成形機等が挙げられる。
基材層は、予め、基材となる樹脂(例えばスチレン系エラストマー)に香料、好ましくは液体香料を含浸させたペレットを押出して形成もよいし、二軸押出機にギヤーポンプを連結させた押出し機や、一軸押出機のシリンダー内に、直接液体香料を注入しながら形成してもよい。
押出機のシリンダー内に直接液体香料を注入混練して基材層を製造する方法は、香料の注入量及び濃度、香料の種類を容易に変更できるため望ましい。
また、基材層と香りバリアー層等の他の層を共押出しすることにより、一度に積層して芳香フィルムを製造することが好ましい。
[紙・布帛製品(紙製品又は布帛製品)の収納器具]
本発明の紙・布帛製品の収納器具は、本発明の芳香フィルムを有し、芳香フィルムに設けられた切込み部から紙・布帛製品を取出す構造を有する。
本発明の芳香フィルムを有することにより、収納器具が長期間の流通や保管を経た場合でも芳香が維持され、輸送等で振動を与えても香りが弱くならない。また、紙・布帛製品を繰返し取出しても着香効果が長期間維持される。
また、予め紙・布帛製品に着香する必要がなく、収納器具に芳香フィルムを貼り付けるだけで、紙・布帛製品に容易に様々な香りを付与することができる。
紙・布帛製品の収納器具の形状には特に制限はなく、紙・布帛製品を収納する内部空間が設けられていればどのような形状であってもよく、例えば立方体や直方体等の六面体が挙げられる。
紙・布帛製品の収納器具(本体)の原料は特に制限されないが、厚紙等の紙材料が好ましい。紙材料としては、例えば、木材パルプ、古紙等が挙げられる。
本発明の収納器具が紙材料から製造される場合、例えば、紙材料からなるカートンブランクを折り曲げることにより、六面体の収納器具(紙カートン)とすることができる。
紙・布帛製品は特に制限はないが、例えば、ティッシュペーパー(顔ふき紙、化粧紙等)、ちり紙、ペーパータオル(キッチンペーパー等)、トイレットペーパー、ワッティング(紙綿)等の使い捨て紙等の衛生用紙が挙げられ、ティッシュペーパーが好ましい。
本発明の紙・布帛製品の収納器具は、紙・布帛製品の取出し口に本発明の芳香フィルムが設けられている。
紙・布帛製品の取出し口の形状は特に制限されず、衛生用紙等の形状に応じて適宜選択すればよい。例えば、直方体状の収納器具の場合、その取出口の形状は収納器具の長手方向に沿った横長形状、例えば、略長方形状、略長円形状、長楕円形状、菱形状、又は多角形状等の形状とすることができる。
取出し口は、通常、使用前の流通段階では閉じられており、収納器具に設けられたミシン目等に沿って破断することにより、取出し口を形成することができる。
芳香フィルムは、上記取出し口を被覆するように、収納器具の内部から取出し口に設けられていると好ましい。
芳香フィルムが収納器具の内部から設けられていると、外部の塵や異物から衛生用紙等を保護することができ、また、衛生用紙等を外部に取出す際に、ポップアップした衛生用紙等が収納容器の内部に落ち込むことが防止され、衛生用紙を取出口から突出させた状態で保持することが可能となる。
芳香フィルムは、上記取出し口を包囲するように環状に接着されていると好ましい。芳香フィルムと収納器具との接着方法には特に制限はなく、例えば、接着剤、両面テープ、熱融着等の方法が挙げられる。
実施例1
(1)フィルムの製造
香料層(基材層)を製造する押出機として直径40mm2軸押出機(Ex.1)を用い、両表面層(香りバリアー層)をそれぞれ製造する押出機として直径30mm押出機2台(Ex.2、Ex.3)を用いた。
Ex.1によって、基材となる樹脂を押出しながら液体香料をポンプでシリンダーへ注入し、香料層を製造した。
具体的に、基材となる樹脂として、スチレン系エラストマーであるペレット状のセプトン2063(株式会社クラレ製、230℃におけるMFR=7g/10分、密度=880kg/m)を用い、このペレットに、オレンジオイルの香料成分であるd−リモネンを、香料成分濃度が約10重量%となるように調節しながら注入し、香料層を混練押出しした。
また、Ex.2及びEx.3においては、押出し樹脂としてエバールF104B(株式会社クラレ製、成分:エチレンビニルアルコール共重合体、210℃におけるMFR=10g/10分、密度=1190kg/m)、及びクインタック3520(日本ゼオン株式会社製、成分:スチレン−イソプレンブロック共重合体、200℃におけるMFR=7g/10分、密度=880kg/m)を70:30の重量比率でドライブレンドしたものを用いた。
3台の押出機から押出された樹脂は、3種5層用ディストリビューターでEx.3/Ex.2/Ex.1/Ex.2/Ex.3の順番で積層し、有効幅が350mmのT−ダイキャスト装置を経て芳香フィルムとした。
芳香フィルムの厚さは80μmとし、インラインスリットにより2丁取りを行ない、幅80mm、長さ1000mのフィルムのロール2本(紙管の直径75mm)を得た。
尚、フィルムの各層厚みは、香りバリアー層20μm/香料層40μm/香りバリアー層20μmとし、総厚さを80μmとした。
(2)紙カートンの製造
ティッシュペーパー用収納器具である紙カートンを以下のように製造した。製造した紙カートンの展開図を図1(A)に、展開図の左側面図を図1(B)に、紙カートンの斜視図を図2に示す。
図1(A)、(B)に示す寸法の抜き罫線、及び蓋切取用ミシン目12を設けてあるカートンブランク10を、製函機に枚葉で連続的に供給し、カートンブランク10の内側の、蓋切取用ミシン目12の外周囲に沿って、EVA(エチレンビニルアセテート)系ホットメルト接着剤を塗布した。
これと並行して、上記の芳香フィルムのロールからフィルムを繰出しながら、フィルム流れ方向に切込み(ティッシュペーパー取出し口)22をカッターで入れ、芳香フィルムを長さ230mmに切断した。この芳香フィルム20を、糊付けされたカートンブランク10に接着した。この後、ホットメルト接着剤を用いて、図2に示す240mm×115mm×50mmの紙カートンを製函した。
尚、側面(115mm×50mmの面)の一箇所は糊付けせず、2枚200組(400枚)の折り重ねたティッシュペーパーを紙カートンに収納した後、糊付けにより密封した。
(3)香り保持性の評価
紙カートンを以下の保管条件で保存し、香りの保持性を嗅覚で評価した。結果を表1に示す。
[A条件]
上記で製造したティッシュペーパーの入った紙カートンを、図3に示すように5段×4列に積み上げ、490mm×250mm×260mmのダンボールに入れた。このダンボールについて、振動試験機(IMV社製VS−1000−5)を用いて、JIS Z0231 付属書A表に基づき、縦、横、高さ方向各30分間のランダム振動試験を実施した後に、紙カートンを開封して香りの強さを嗅覚で判定した。
[B条件]
A条件と同様にして紙カートンを詰めたダンボールを、振動試験を行わず、30℃で1ヶ月間静置保管した後、紙カートンを開封して香りの強さを嗅覚で判定した。
[C条件]
A条件の振動試験の後、B条件と同様に静置保管した後、紙カートンを開封して香りの強さを嗅覚で判定した。
[D条件]
上記で製造したティッシュペーパーの入った紙カートンを開封した後、24℃の部屋に開封したままの状態で静置し、開封直後より1週間に1度、20組40枚のティッシュペーパーを一度に取出し、香りの強さを嗅覚で判定した。ティッシュペーパーの香りがなくなるまで、又はティッシュペーパーがなくなるまで計10回の取出しを行った。
尚、A〜D条件において、香りの強さは以下のように判定した。
◎:最初と同等よく香る
○:最初よりやや弱いがよく香る
△:香りが非常に弱くなっている
×:香りがまったくしない
実施例2
Ex.2及び3の押出し樹脂を下記のものとし、各層厚みを10μm/10μm/40μm/10μm/10μmとした以外は、実施例1と同様に芳香フィルムを製造し、評価した。結果を表1に示す。
Ex.2:エバールF104B(成分:エチレン−ビニルアルコール共重合体、株式会社クラレ製、210℃におけるMFR=10g/10分、密度=1190kg/m
Ex.3:直鎖状低密度ポリエチレン(プライムポリマー株式会社製ネオゼックス0234CL(MFR=2.0g/10分、密度=921kg/m)94重量%に、プライムポリマー株式会社製アンチブロッキング剤BB33(3重量%)及びスリップ剤EE47(3重量%)を添加したもの)
比較例1
Ex.2及び3の押出し樹脂を、共に直鎖状低密度ポリエチレン(実施例2のEx.3と同じ)とし、各層厚みを20μm/40μm/20μmとして芳香フィルムを作製した以外は、実施例1と同様にフィルムを製造し、評価した。結果を表1に示す。
比較例2
(1)基材フィルムの製造
Ex.1、2及び3の押出し樹脂を、全て直鎖状低密度ポリエチレン(プライムポリマー株式会社製ネオゼックス0234CL(MFR=2.0g/10分、密度=921)とした以外は、実施例1と同様にフィルム(基材フィルム)を製造した。
(2)香料入りマイクロカプセルの調製
エチレン−マレイン酸共重合樹脂(商品名:EMA−31、Monsanto Co.製)5重量%を含むポリスチレンスルホン酸ナトリウム塩(AlfaAesar製;陰イオン界面活性剤)水溶液300gに、d−リモネン150gを加え、ホモミキサーで2500rpmの速度で攪拌してO/W型エマルジョンを調製した。
次に、別途、メラミン30g、35重量%のホルムアルデヒド水溶液100g、水100を混合し、少量の水酸化ナトリウムを加えてpHを約9に調節し、80℃で30分間攪拌して、メチロールメラミン水溶液を調製した。この水溶液を上記エマルジョンに添加し、70℃で約2時間攪拌してカプセル壁を硬化させ、カプセル壁を有する陰イオン性マイクロカプセルが分散した水性分散液を調製した。
次に、この水性分散液に、デカグリン1−O(日光ケミカルズ製、グリセリン脂肪酸エステルの商品名;非イオン界面活性剤)10重量%の水溶液250gを添加混合して、陰イオン性マイクロカプセルを再分散させた。
この再分散させたマイクロカプセル分散液を、バインダーであるアクリル樹脂に10重量%加えて攪拌し、(1)の基材フィルムへの塗布液とした。
塗布は、フィルムを繰り出しながら、固形分量10g/mとなるようにフィルム両面に塗布し、60℃の温風で乾燥して香料入りマイクロカプセルをフィルムに担持させた。尚、マイクロカプセルを塗布する前にフィルムの表面及び裏面に、コロナ放電処理を行なった。
両側にマイクロカプセルが担持されたフィルムを長さ230mmに切断し、ティッシュペーパー取出し口となる切込みを入れ、糊付けしたカートンブランクに接着した。これ以降、実施例1と同様にして紙カートンを製函、評価した。結果を表1に示す。
尚、実施例1では芳香フィルムの製膜速度を20m/分とした。この速度は生産性の観点から満足する速度ではあるが、さらに速度を上げたところ、流れ方向の延伸スジが発生した。実施例2では製膜速度を40/分に上げてもタテスジの発生は見られなかった。
また実施例2では、芳香フィルムを繰出してカートンブランクに貼付ける際、芳香フィルムが滑り、繰出しがよりスムーズに行なわれた。
さらに実施例2では、芳香フィルムが柔軟で滑りやすいため、切込み部からティッシュペーパーを毎回取り出す際の抵抗が少なく、スムーズに引き出せた。
本発明の芳香フィルムは、ティッシュペーパー等の紙・布帛製品の収納器具に使用できる。
10 カートンブランク
12 ミシン目
20 芳香フィルム
22 切り込み

Claims (8)

  1. 香料を含む基材層及び前記基材層の両面に接する香りバリアー層を含む芳香フィルムであって、前記香料を含む基材層を断面に露出する切込み部を有し、
    前記香りバリアー層が、エチレン−ビニルアルコール共重合体及びスチレンブロックを含有するエラストマーを含む芳香フィルム。
  2. 前記基材層がスチレンブロックを含有するエラストマー、及び液体香料を含む請求項に記載の芳香フィルム。
  3. 前記少なくとも一方の香りバリアー層の前記基材層と反対の面に、さらにポリオレフィン層が積層されている請求項1又は2に記載の芳香フィルム。
  4. 前記基材層を形成する押出機内に香料を注入して、基材となる樹脂と混練し、香りバリアー層、又は香りバリアー層及びポリオレフィン層と共押出しして一度に積層して製造する芳香フィルムの製造方法であって、
    前記香りバリアー層を形成する材料が、エチレン−ビニルアルコール共重合体及びスチレンブロックを含有するエラストマーを含む請求項1〜3のいずれかに記載の芳香フィルムの製造方法。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載の芳香フィルムを有する紙・布帛製品の収納器具であって、前記芳香フィルムに設けられた切込み部から紙・布帛製品を取出す紙・布帛製品の収納器具。
  6. 紙・布帛製品の取出し口が設けられた収納器具であって、請求項1〜3のいずれかに記載の芳香フィルムが、前記取出し口を被覆するように、前記収納器具の内部から前記取出し口に設けられ、前記芳香フィルムに設けられた切込み部から前記紙・布帛製品を取出す紙・布帛製品の収納器具。
  7. 前記紙・布帛製品がティッシュペーパーである請求項5又は6に記載の紙・布帛製品の収納器具。
  8. 紙カートンから形成される請求項5〜7のいずれかに記載の紙・布帛製品の収納器具。
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