JP5845591B2 - 剛体貼り合わせ用両面粘着テープ - Google Patents
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Description
本発明の剛体貼り合わせ用両面粘着テープの粘着剤層は、先に剛体部材(1)に貼り付ける粘着剤層(1)(以下、先貼り粘着剤層(1)と称する)と、当該両面粘着テープが貼り付けられた剛体部材(1)に他の剛体部材(2)を貼り付ける際に、剛体部材(2)を貼り付ける粘着剤層(2)(以下、後貼り粘着剤層(2)と称する)とを有する。本発明においては、後貼り粘着剤層(2)の歪み量500%における強度−歪み曲線により得られる引張強度を0.1MPa以上、好ましくは0.1〜1.0MPa、さらに好ましくは0.1〜0.5MPaとすることで、剛体を貼り合わせた際に面接着強度を高くできる。両面粘着テープで固定された剛体の浮き、剥がれが発生する際、両面粘着テープの粘着剤層は0.5〜1mm程度伸びており、これは粘着剤層の歪み量500%程度に相当する。従って、後貼り粘着剤層(2)の歪み量500%の強度−歪み曲線により得られる引張強度を、0.1MPa以上とすることで、両面粘着テープの粘着剤層が500%程度伸張しても剛体が剥がれようとする力に十分耐えられる。
上記の先貼り粘着剤層(1)及び後貼り粘着剤層(2)は、炭素数が4〜8のアルキル基を有する(メタ)アクリレートを主たるモノマー成分とするアクリル共重合体と、架橋剤とを含有するアクリル系粘着剤組成物から形成される。当該アクリル系共重合体を構成するモノマー成分として、炭素数4〜8のアルキル基を有する(メタ)アクリレートを主たるモノマー成分として使用することで、好適な接着性を得やすくなる。また、当該(メタ)アクリレートを主たるモノマー成分として使用することで、得られる粘着剤層の引張歪み量と引張強度の関係が一定の傾向を示すため、添加する架橋剤の量や種類の調整により、引張強度や引張破断強度を容易に調整できる。炭素数4〜8のアルキル基を有する(メタ)アクリレートとしては、例えば、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、n−ペンチル(メタ)アクリレート、n−ヘキシル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート等を例示でき、これらは単独或いは2種以上を併用して用いることができる。中でも、n−ブチルアクリレートを主成分とすることが好ましく、使用量はアクリル共重合体を構成するモノマー成分中の70質量%以上であることが好ましく、80質量%以上であることがより好ましい。これによって、歪み量500%における引張強度を0.1MPa以上に調整しやすい。
本発明に使用する架橋剤としては、例えば、イソシアネート系架橋剤、エポキシ系架橋剤、キレート系架橋剤等を使用できる。本発明においては、当該架橋剤の種類や量を調整することにより、先貼り粘着剤層(1)及び後貼り粘着剤層(2)の架橋構造を調整し、これら粘着剤層の強度−歪み曲線により得られる引張強度や引張破断強度を調整できる。架橋剤としては、イソシアネート架橋剤を好ましく使用でき、イソシアネート系架橋剤を使用する場合には、粘着剤組成物の固形分100質量部に対して、架橋剤の固形分0.1〜5質量部の間で配合することが好ましい。これにより、粘着剤層の強度−歪み曲線により得られる引張強度や引張破断強度を目的の範囲に制御し易い。
本発明においては、粘着剤層の粘着力を向上させるため、粘着付与樹脂を添加することも好ましい。また、これら粘着付与樹脂を添加することで、引張強度や引張破断強度を高くすることができることから、使用するアクリル系共重合体に応じて、粘着付与樹脂を適宜添加することで、引張強度や引張破断強度を調整できる。本発明の両面粘着テープの粘着剤層に添加する粘着付与樹脂としては、例えば、ロジンやロジンのエステル化合物等のロジン系樹脂;ジテルペン重合体やα−ピネン−フェノール共重合体等のテルペン系樹脂;脂肪族系(C5系)や芳香族系(C9)等の石油樹脂;その他、スチレン系樹脂、フェノール系樹脂、キシレン樹脂等が挙げられる。そのなかでもn−ブチル(メタ)アクリレートを主たるモノマー成分とするアクリル系共重合体を使用した粘着剤組成物においては、耐衝撃性と面接着硬度を両立させるに際し、重合ロジンペンタエリスリトールエステルと不均化ロジンのグリセリンエステルを混合して使用することが好ましい。
本発明に使用する基材は、一般に両面粘着テープの基材として使用される各種の樹脂フィルム基材を使用でき、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、セロファン、ジアセチルセルロース、トリアセチルセルロース、アセチルセルロースブチレート、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリメチルペンテン、ポリスルホン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルイミド、ポリイミド、フッソ樹脂、ナイロン、アクリル樹脂等の樹脂フィルムを挙げることができる。
本発明の剛体貼り合わせ用両面粘着テープは、二つの剛体部材の貼り合わせに使用する両面粘着テープであり、剛体部材(1)に両面粘着テープを貼り付けた後、当該両面粘着テープを介して他の剛体部材(2)を貼り付けて、剛体部材(1)と剛体部材(2)とを固定する用途に使用する。そして、当該用途に適用するに際し、本願発明の両面粘着テープは、先に剛体部材(1)と貼り合わせる側の粘着剤層として上記先貼り粘着剤層(1)と、剛体部材(2)を貼り付ける側の粘着剤層として上記後貼り粘着剤層(2)とを基材の各面に有することで、好適な耐衝撃性と高い面接着強度を実現できる。
本発明の剛体貼り合わせ用両面粘着テープの面接着強度は、下記方法にて測定される強度で45N以上であることが好ましい。当該面接着強度以上とすることで、好適に剛体同士の固定が可能となり、特に画像表示部を有する小型電子端末の筐体と透明パネルとを固定した際に、透明パネルに変形が生じても筐体からの脱落が生じにくくなる。
(i)23℃で、厚さ2mmで1辺の長さが50mmの正方形のポリカーボネート板5に、幅2mm、長さ40mmの2枚の両面粘着シート4の先貼り粘着剤面を40mmの間隔をあけて平行に貼付した(図3)。
(ii)次に、中心部に直径10mmの穴が開けてある、厚さ2mm、長さ150mm、幅100mmのポリカーボネート板6に、(i)で作成した両面粘着シート4付のポリカーボネート板5の後貼り粘着剤面をポリカーボネート板5の中心がポリカーボネート板6の穴の中心と一致するように貼付して、2kgのローラーを1往復して加圧したのち、23℃で1時間静置した。(図4)
(iii)4面で形成された方形の測定台8(各面の外寸は、横80mm、高さ60mm、内寸は、70mm×60mm、厚さ5mmのアルミ製、(図5))を用意した。(ii)で用意したポリカーボネート板5を貼付したポリカーボネート板6を測定台8に乗せ(図6)、ポリカーボネート板6の側から、穴を通して直径8mmのステンレス製のプローブ7を取り付けた引っ張り試験機(エイアンドディ社製テンシロンRTA−100、圧縮モード)によりポリカーボネート板5を押し、ポリカーボネート板5が剥がれる強度(N/cm2)を測定した。プローブ7がポリカーボネート板5を押す速度は1mm/分とした(図7)。なお、ポリカーボネート板6は、測定台8の中心とポリカーボネート板6の穴の中心が一致するように置いた(ポリカーボネート板6の長辺と測定台8の外面の間隔は10mm、ポリカーボネート板6の短辺と測定台8の外面の間隔は35mmとなる)。
本発明の両面粘着テープには、必要に応じて粘着剤層上に剥離シートを設けることができる。この剥離シートとしては、クラフト紙、グラシン紙及び上質紙等の紙、それらの紙にポリビニルアルコール等の合成樹脂もしくはクレー等を片面もしくは両面にコーティングした紙、又はそれらの紙にポリエチレン樹脂などを片面もしくは両面にラミネートした紙、あるいはポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、及びポリプロピレン等のプラスチックフィルムに、フッソ樹脂やシリコーン樹脂等の剥離剤を片面もしくは両面にコーティングしたものなどが挙げられる。この剥離シートの厚さについては特に限定されるものではないが、一般に20〜300μmの範囲である。
粘着剤層は、両面粘着テープの塗布に一般的に使用されている方法で基材フィルム上に形成することができる。粘着剤層の組成物を基材フィルムに直接塗布し、乾燥するか、或いは、いったんセパレータ上に塗布し、乾燥後、基材フィルムに貼り合わせる。
本発明の剛体貼り用両面粘着テープにより固定される剛体部材としては、小型電子端末の筐体や部品等、さらには、LCDモジュール等の画像表示部の透明パネルとして用いられる各種の剛体部材を使用できる。例えば、携帯電話等の画像表示部を有する小型電子端末に使用されるポリスチレン、ABS、アクリル、ポリカーボネート、ポリアミドポリエステル、ポリプロピレン、ポリウレタン、フェノール樹脂等の樹脂、ステンレス、アルミニウム、亜鉛めっき鋼板等の金属、ガラス等からなる剛体部材がある。特に、小型電子端末の筐体としてはABS、アクリル、ポリカーボネートが、画像表示部の透明パネルとしては、アクリル、ポリカーボネート、ガラスが両面粘着テープとの密着性の観点から好ましい。
冷却管、攪拌機、温度計、滴下漏斗を備えた反応容器にn−ブチルアクリレート91.1部、酢酸ビニル4.9部、アクリル酸3.9部、2−ヒドロキシーエチルアクリレート0.1部と、重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2部とを酢酸エチル100部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合して質量平均分子量50万のアクリル系共重合体(1)を得た。上記アクリル系共重合体(1)の固形分100部に、荒川化学工業社製不均化ロジンエステル樹脂「スーパーエステルA100」を12部、荒川化学工業社製重合ロジンエステル樹脂「ペンセルD135」12部、及び三井石油化学工業社製石油樹脂「FTR6100」6部を配合してトルエンで希釈し、固形分50%のアクリル系粘着剤組成物Aを得た。
冷却管、攪拌機、温度計、滴下漏斗を備えた反応容器にn−ブチルアクリレート93.4部、酢酸ビニル3部、アクリル酸2.5部、N−ビニルピロリドン1.0部、4−ヒドロキシーブチルアクリレート0.1部と、重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2部とを酢酸エチル100部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合して質量平均分子量70万のアクリル系共重合体(2)を得た。上記アクリル系共重合体(2)の固形分100部に、理化ファインテック社製重合ロジンエステル樹脂「ペンタリンCJ」を10部、ヤスハラケミカル社製テルペン系フェノール樹脂「YSポリスターT130」を15部、及び三井石油化学工業社製石油樹脂「FTR6100」6部を配合してトルエンで希釈し、固形分45%のアクリル系粘着剤組成物Bを得た。
冷却管、攪拌機、温度計、滴下漏斗を備えた反応容器にn−ブチルアクリレート80.0部、酢酸ビニル3.0部、2−ヒドロキシーエチルアクリレート17.0部と、重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2部とを酢酸エチル100部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合して質量平均分子量50万のアクリル系共重合体(3)を得た。上記アクリル系共重合体(3)の固形分100部に、荒川化学工業社製不均化ロジンエステル樹脂「スーパーエステルA100」を12部、荒川化学工業社製重合ロジンエステル樹脂「ペンセルD135」12部、及び三井石油化学工業社製石油樹脂「FTR6100」6部を配合してトルエンで希釈し、固形分50%のアクリル系粘着剤組成物Cを得た。
冷却管、攪拌機、温度計、滴下漏斗を備えた反応容器にn−ブチルアクリレート97.8部、アクリル酸2.0部、2−ヒドロキシーエチルアクリレート0.2部と、重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチルニトリル0.2部とを酢酸エチル100部に溶解し、窒素置換後、80℃で8時間重合して質量平均分子量105万のアクリル系共重合体(4)を得た。上記アクリル系共重合体(4)の固形分100部に、荒川化学工業社製水素添加ロジンエステル「KE656」を10部、荒川化学工業社製重合ロジンエステル樹脂「ペンセルD135」5部、及び三井石油化学工業社製石油樹脂「FTR6100」30部を配合してトルエンで希釈し、固形分40%のアクリル系粘着剤組成物Dを得た。
(粘着テープの作製)
アクリル系粘着剤組成物Aに日本ポリウレタン工業社製「コロネートL−45」(イソシアネート系架橋剤、固形分40%)を0.9部配合し、充分に撹拌した後、離型処理した厚さ75μmのPETフィルム上に、乾燥後の厚さが52μmとなるよう塗工して、85℃で3分間乾燥して先貼り粘着剤層となる粘着剤層(a)を得た。次に、「コロネートL−45」を0.9部に代えて、1,24部添加したこと以外は、上記接着剤層(a)と同様の方法により、厚さ52μmの後貼り粘着剤層となる粘着剤層(b)を得た。得られた粘着剤層(a)を先貼り粘着剤層として、粘着剤層(b)を後貼り粘着剤層として、それぞれの粘着層を16μmのユニチカ社製PETフィルム「SG−16」の両面それぞれに貼り合わせた後、40℃で2日間養生して、両面粘着テープを得た。
後貼り粘着剤層としてアクリル系粘着剤組成物Aに「コロネートL−45」を1.6部配合した粘着剤層(c)を用いること以外は、実施例1と同様にして両面粘着テープを得た。
先貼り粘着剤層として粘着剤層(b)を用い、後貼り粘着剤として粘着剤層(c)を用いること以外は、実施例1と同様にして両面粘着テープを得た。
先貼り粘着剤層として粘着剤層(b)を用い、後貼り粘着剤としてアクリル系粘着剤組成物Bに「コロネートL−45」を1.3部配合した粘着剤層(d)を用いること以外は、実施例1と同様にして両面粘着テープを得た。
先貼り粘着剤層としてアクリル系粘着剤組成物Cに「コロネートL−45」を2.1部配合した粘着剤層(e)を用い、後貼り粘着剤としてアクリル系粘着剤組成物Cに「コロネートL−45」を2.6部配合した粘着剤層(f)を用いること以外は、実施例1と同様にして両面粘着テープを得た。
先貼り粘着剤層として粘着剤層(f)を用い、後貼り粘着剤としてアクリル系粘着剤組成物Cに「コロネートL−45」を3.1部配合した粘着剤層(g)を用いること以外は、実施例1と同様にして両面粘着テープを得た。
先貼り粘着剤層として粘着剤層(e)を用い、後貼り粘着剤として粘着剤層(g)を用いること以外は、実施例1と同様にして両面粘着テープを得た。
先貼り粘着剤層としてアクリル系粘着剤組成物Dに「コロネートL−45」を1.2部配合した粘着剤層(h)を用い、後貼り粘着剤としてアクリル系粘着剤組成物Dに「コロネートL−45」を1.8部配合した粘着剤層(i)を用いること以外は、実施例1と同様にして両面粘着テープを得た。
粘着剤層(b)及び(c)を6μmの東レデュポン社製PETフィルム「ルミラー6CF53」の両面それぞれに貼り合わせること以外は、実施例1と同様にして両面粘着テープを得た。
粘着剤層(b)及び(c)の厚さが92μmとなるよう塗工する以外は、実施例1と同様にして両面粘着テープを得た。
両面に粘着剤層(a)を用いること以外は、実施例1と同様にして両面粘着テープを得た。
両面に粘着剤層(b)を用いること以外は、実施例1と同様にして両面粘着テープを得た。
両面に粘着剤層(c)を用いること以外は、実施例1と同様にして両面粘着テープを得た。
両面に粘着剤層(d)を用いること以外は、実施例1と同様にして両面粘着テープを得た。
先貼り粘着剤層として粘着剤層(b)を用い、後貼り粘着剤層として粘着剤層(a)を用いること以外は、実施例1と同様にして両面粘着テープを得た。
先貼り粘着剤層として粘着剤層(c)を用い、後貼り粘着剤層として粘着剤層(a)を用いること以外は、実施例1と同様にして両面粘着テープを得た。
先貼り粘着剤層として粘着剤層(c)を用いること以外は、実施例1と同様にして両面粘着テープを得た。
先貼り粘着剤層として粘着剤層(c)を用い、後貼り粘着剤層として粘着剤層(d)を用いること以外は、実施例1と同様にして両面粘着テープを得た。
先貼り粘着剤層として粘着剤層(f)を用い、後貼り粘着剤層として粘着剤層(e)を用いること以外は、実施例1と同様にして両面粘着テープを得た。
両面粘着テープの各粘着剤層の接着力を、JIS−Z0237(2000)の180度引き剥がし接着力の試験方法に従って下記の手順により求めた。
離型処理した厚さ75μmのPET剥離シート上に、乾燥後の厚さが52μmとなるよう上記各粘着剤層に使用した粘着剤組成物を塗工して、85℃で3分間乾燥して、剥離シート状に各粘着剤層を作成した。得られた粘着剤層を厚さ25μmのポリエステルフィルムで裏打ちし、25mm幅の粘着テープ試料を得た。被着体としてポリカーボネート板を使用し、得られた粘着テープ試料を、環境温度23℃、湿度50%の条件下において、2kgのローラーで1往復加圧貼付し1時間放置後、テンシロン万能引張試験機(オリエンテック製、RTA100)を用い、同一の温度湿度条件下で300mm/minの速度で引っ張って、180度引き剥がし接着力S25を測定した。
養生済みの各粘着剤層を約400μmにまで重ね合わせ試験片とした。テンシロン万能引張試験機(オリエンテック製、RTA100)を用い、試験片を環境温度23℃、湿度50%の温度湿度条件下で300mm/minの速度で引っ張って、各粘着剤層の伸度500%の引張強度及び破断時の引張破断強度を測定した。
(i)23℃で、厚さ2mmで1辺の長さが50mmの正方形のポリカーボネート板5に、幅2mm、長さ40mmの2枚の両面粘着シート4の先貼り粘着剤面を40mmの間隔をあけて平行に貼付した(図3)。
(ii)次に、中心部に直径10mmの穴が開けてある、厚さ2mm、長さ150mm、幅100mmのポリカーボネート板6に、(i)で作成した両面粘着シート4付のポリカーボネート板5の後貼り粘着剤面をポリカーボネート板5の中心がポリカーボネート板6の穴の中心と一致するように貼付して、2kgのローラーを1往復して加圧したのち、23℃で1時間静置した。(図4)
(iii)4面で形成された方形の測定台8(各面の外寸は、横80mm、高さ60mm、内寸は、70mm×60mm、厚さ5mmのアルミ製、(図5))を用意した。(ii)で用意したポリカーボネート板5を貼付したポリカーボネート板6を測定台8に乗せ(図6)、ポリカーボネート板6の側から、穴を通して直径8mmのステンレス製のプローブ7を取り付けた引っ張り試験機(エイアンドディ社製テンシロンRTA−100、圧縮モード)によりポリカーボネート板5を押し、ポリカーボネート板5が剥がれる強度(N/cm2)を測定した。プローブ7がポリカーボネート板5を押す速度は1mm/分とした(図7)。なお、ポリカーボネート板6は、測定台8の中心とポリカーボネート板6の穴の中心が一致するように置いた(ポリカーボネート板6の長辺と測定台8の外面の間隔は10mm、ポリカーボネート板6の短辺と測定台8の外面の間隔は35mmとなる)。
○:面接着強度が45N以上
×:面接着強度が45N未満
(i)23℃で厚さ2mm、長さ50mm、幅50mmのポリカーボネート板5に、幅2mm、長さ40mmの2枚の両面粘着シート4の先貼り粘着剤面を40mmの間隔をあけて平行に貼付する(図3)。
(ii)厚さ2mm、長さ150mm、幅100mmの穴あけをしていないABS板9に、(i)で作成した両面粘着シート4つきポリカーボネート板5を貼付、2kgローラー1往復加圧したのち、23℃下で1時間静置する(図8)。
(iii)デュポン衝撃試験機(テスター産業株式会社製、図示せず)の台座の上に、長さ150mm、幅100mm、高さ45mmのコの字形測定台12(厚さ5mmのアルミ製)を設置し、その上に(ii)のポリカーボネート板5を貼付したABS板9(図8)を、ポリカーボネート板を下にして乗せた(図9)。ABS板9側から直径25mm、質量300gのステンレス製の撃芯10(先端径12.7mm)を高さ500mm位置から落下させ、ABS板9の中心部分10に衝撃を加え、衝撃が加えられている面とは反対側に貼付されているポリカーボネート板5がABS板9から脱落するまでの回数を数えた(図10)。
○:3回衝撃を与えても剥離せず。
×:3回以内に剥離した。
2 支持体
3 剥離シート
4 両面粘着シート
5 PC板
6 PC板(穴あき)
7 プローブ
8 測定台
9 ABS板(穴なし)
10 撃芯を当てる箇所
11 落下衝撃試験用撃芯
12 コの字形測定台
Claims (4)
- 両面粘着テープの一面を貼り付けた剛体部材(1)の両面粘着テープの他面に、他の剛体部材(2)を貼り付けて剛体同士を固定する際に使用する剛体貼り合わせ用両面粘着テープであって、
前記剛体同士の固定が画像表示部を有する電子端末の筺体部材と透明パネルとの固定であり、前記剛体部材(1)が前記筺体部材の場合には前記剛体部材(2)が前記透明パネルであり、前記剛体部材(1)が前記透明パネルの場合には前記剛体部材(2)が前記筺体部材であり、
前記両面粘着テープが、基材の一面に、前記剛体部材(1)に貼り付ける粘着剤層(1)を有し、基材の他面に前記他の剛体部材(2)を貼り付ける粘着剤層(2)を有し、
前記粘着剤層(1)及び粘着剤層(2)が、炭素数4〜8のアルキル基を有する(メタ)アクリレートを主たるモノマー成分とするアクリル共重合体と、架橋剤とを含有するアクリル系粘着剤組成物からなり、
前記他の剛体部材(2)に貼り付ける粘着剤層(2)の歪み量500%における強度−歪み曲線により得られる引張強度が、0.1MPa以上であり、
前記粘着剤層(2)の歪み量500%における引張強度に対する前記粘着剤層(1)の歪み量500%における強度−歪み曲線により得られる引張強度の比(1)/(2)が、0.5〜0.95であり、
前記粘着剤層(1)及び粘着剤層(2)の少なくとも一方の粘着剤層の強度−歪み曲線により得られる引張破断強度が1.10MPa以下であることを特徴とする剛体貼り合わせ用両面粘着テープ。 - 前記粘着剤層(1)のゲル分率が40〜55%、前記粘着剤層(2)のゲル分率が45〜60%であり、粘着剤層(2)のゲル分率に対する粘着剤層(1)のゲル分率の比が、0.75〜0.95である請求項1に記載の剛体貼り合わせ用両面粘着テープ。
- 前記アクリル共重合体が、n−ブチルアクリレートをアクリル共重合体を形成するモノマー成分中の70質量%以上含有する請求項1又は2に記載の剛体貼り合わせ用両面粘着テープ。
- 総厚さが200μm以下であり、前記基材の厚さが100μm以下である請求項1〜3のいずれかに記載の剛体貼り合わせ用両面粘着テープ。
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