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JP5707490B2 - 2型糖尿病の処置 - Google Patents

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JP5707490B2 JP2013513699A JP2013513699A JP5707490B2 JP 5707490 B2 JP5707490 B2 JP 5707490B2 JP 2013513699 A JP2013513699 A JP 2013513699A JP 2013513699 A JP2013513699 A JP 2013513699A JP 5707490 B2 JP5707490 B2 JP 5707490B2
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Description

本発明は、2型糖尿病の処置における使用のための、特に2型糖尿病の発病を遅延させるまたはその進行を減速させるためのトリアジン誘導体またはそれを含む組成物に関する。
背景
糖尿病は、インスリンの分泌、インスリンの作用、またはその両方における欠損に起因する糖質、脂肪およびタンパク質の代謝の障害を有する慢性高血糖を特徴とする、複数の病因をもつ慢性代謝障害である。糖尿病の影響には、多様な器官の長期損傷、機能障害および不全が挙げられる。糖尿病は、普通、以下の主な2種類に分類される:
− 1型糖尿病(以前のインスリン依存型糖尿病)は、主に膵島β細胞破壊を原因とし、普通、小児期または青年期に発生し、ケトーシスおよびアシドーシスを起しやすく、大部分の症例を包含する。1型糖尿病は、全ての糖尿病の約10%を占める。
− 2型糖尿病(以前のインスリン非依存型糖尿病)には、ほぼ常にインスリン抵抗性が大きな原因となるインスリン分泌の欠損に起因する、糖尿病のよく見られる過半数の形態が含まれる。2型糖尿病は、全ての糖尿病の約90%を占める。
2型糖尿病の主要な前駆疾患は、今のところ、臨床過程の初期に出現し(おそらくインスリン抵抗性の発生に先行し、原因にさえなる)、処置を受けていても徐々に悪化する進行性β細胞機能障害であると推定されている。グルコースホメオスタシスの生理機能は、いくつかの器官系、体液分泌、および神経シグナル伝達複合体の密接な協同作用を必要とし、これらの過程のいずれかの破壊は、2型糖尿病の発生につながるおそれがある。2型糖尿病についての素因となるリスク因子には、過体重および肥満、貧しい食生活、および運動不足が挙げられる。その多くが今のところまだ解明を必要とする遺伝因子も、2型糖尿病を発生するリスクを上げるおそれがある。インスリン抵抗性が、2型糖尿病の唯一でないにしろ一つの主因であると長い間認識されている。病因の最近の研究から、インスリン抵抗性が2型糖尿病の発生および進行に関する必要条件でも十分条件でもないことが示唆されている。インスリン抵抗性は2型糖尿病と高く相関するが、インスリン抵抗性を有する多数の個体が、続けてその疾患を発生せず、そのうえその疾患は、際立ってインスリン抵抗性というわけではない個体に存在する場合がある。2型糖尿病におけるβ細胞機能障害のメカニズムの中に「インクレチンの作用」の減少または抑止がある。インクレチンは、腸管ホルモンであるグルカゴン様ペプチド−1(GLP−1)およびグルコース依存型インスリン分泌性ポリペプチド(GIP)であり、健康な個体においてグルコース依存型インスリン分泌を増強する。加えて、これらのホルモン、特にGLP−1は、β細胞にアポトーシスの減少ならびにβ細胞の増殖およびネオゲネシスの促進を含むいくつかの保護作用を及ぼす。
糖尿病ではこれらの有益性が失われるので、インクレチンの作用を「修復すること」が処置の重要なターゲットになっている。β細胞を維持する処置は、耐久性のある血糖コントロールを供し、2型糖尿病に関連する微小血管および大血管合併症を潜在的に軽減することができよう(Campbell RK. Fate of the beta cell in the pathophysiology of type 2 diabetes. J Am Pharm Assoc (2003). 2009 Sep-Oct;49 Suppl 1:S10-5)。
2型糖尿病において、膵臓β細胞は、身体の需要に見合うに足るインスリンを生成できず、その一部の原因は、β細胞量の後天性減少である。成人において、膵臓β細胞量は、β細胞の複製、ネオゲネシス、肥大、および生存を含むいくつかのメカニズムによってコントロールされる。β細胞のアポトーシス増加は、β細胞の損失および2型糖尿病の発病の原因となる重要な要因であると思われる(Rhodes CJ. Type 2 diabetes-a matter of beta cell life and death, Science, 2005, Jan 21; 307(5708):380-4)。2型糖尿病の初期に、膵臓β細胞は、質量および機能を増加することによってインスリン抵抗性に順応する。栄養素の過剰が持続すると、高血糖および遊離脂肪酸の上昇はβ細胞の機能に不利に影響する。これは、活性酸素種の発生、代謝経路の変化、細胞内カルシウムの増加および小胞体ストレスの活性化を含む多数のメカニズムによって起こる。これらの過程は、インスリンの分泌を損なうこと、インスリン遺伝子の発現を減少させること、および最終的にアポトーシスを引き起こすことによってβ細胞に不利に影響する。膵臓β細胞は、栄養素過剰およびインスリン要求性の増加の生理学的状態および病的状態の両方でその機能および質量を大きく拡大する潜在性を有する。栄養素過剰に対するβ細胞の応答は、既存のβ細胞の肥大および増殖、インスリンの生成および分泌の増加、ならびに前駆細胞からの新しいβ細胞の形成を含むいくつかのメカニズムによって起こる。インスリン要求が増加した状況において膵臓β細胞が適切に増大できないことが、高血糖および糖尿病を招く(Chang-Chen KJ, Mullur R, Bernal-Mizrachi E., Beta-cell failure as a complication of diabetes, Rev Endocr Metab Disord, 2008 Dec.9(4):329-43)。
2型糖尿病は、心臓、血管、神経、眼および腎臓を含む多数の主要器官を冒し、心血管疾患、神経障害、潰瘍、網膜症および腎症を含む多様な疾患につながるおそれがある。β細胞を維持する処置は、耐久性のある血糖コントロールを供し、2型糖尿病に関連する合併症を潜在的に軽減することができよう。
発明の概要
上記を考慮して、β細胞の機能を維持するまたはβ細胞の機能障害を予防できる2型糖尿病の処置を有することが有利であろう。特に、とりわけ初期に、特にβ細胞の機能障害がまだ臨界点に到達していない初期に、2型糖尿病の発病を遅延させることまたはその進行を減速させることができる処置を有することが、とりわけ有利であろう。
本発明者らは、トリアジン誘導体がβ細胞を細胞死から保護することに有効であり、結果として2型糖尿病の発病を遅延させるかまたはその進行を減速させることによって、2型糖尿病の処置に有用でありうることを予想外に発見した。これは、2型糖尿病の診断がいったん行われた場合にさらなるβ細胞の障害を予防するための一助、または2型糖尿病の発病前のリスク集団において、特に前糖尿病を有する対象について、β細胞の機能障害を予防もしくは遅延させるための一助となるであろう。
国際特許出願である国際公開公報第2001/055122号は、トリアジン誘導体およびその低血糖特性について記載している。我々の知るところでは、β細胞を破壊または機能障害から保護することにおける当該トリアジン誘導体の活性、および2型糖尿病の発病を遅延させるもしくはその進行を減速させるための処置におけるその使用は、今までに記載されていない。
未処置ラット膵島(100%に設定)と比較したアポトーシスの増加パーセンテージ。値は、二つ組で行った4回の独立した実験の平均±標準誤差を表す。6匹のラットからの膵島を各実験についてプールした。§P<0.05および§§§P<0.001。###サイトカインなしの対照と特異的に比較した場合にP<0.001。***サイトカインありの対照と特異的に比較した場合にP<0.001。
発明の詳細な説明
本発明の第一の目的は、2型糖尿病の発病を遅延させるまたはその進行を減速させるための処置における使用のための、式(I)で示されるトリアジン誘導体である。
本発明によるトリアジン誘導体は、式(I):
Figure 0005707490

[式中:
R1、R2、R3およびR4は、以下の基:
− H、
− ハロゲン、(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシまたは(C3−C8)シクロアルキルによって場合により置換されている(C1−C20)アルキル、
− ハロゲン、(C1−C5)アルキルまたは(C1−C5)アルコキシによって場合により置換されている(C2−C20)アルケニル、
− ハロゲン、(C1−C5)アルキルまたは(C1−C5)アルコキシによって場合により置換されている(C2−C20)アルキニル、
− (C1−C5)アルキルまたは(C1−C5)アルコキシによって場合により置換されている(C3−C8)シクロアルキル、
− N、OおよびSより選択される1個以上のヘテロ原子を有し、そして(C1−C5)アルキルまたは(C1−C5)アルコキシによって場合により置換されているヘテロ(C3−C8)シクロアルキル、
− アミノ、ヒドロキシル、チオ、ハロゲン、(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシ、(C1−C5)アルキルチオ、(C1−C5)アルキルアミノ、(C6−C14)アリールオキシ、(C6−C14)アリール(C1−C5)アルコキシ、シアノ、トリフルオロメチル、カルボキシル、カルボキシメチルまたはカルボキシエチルによって場合により置換されている(C6−C14)アリール(C1−C20)アルキル、
− アミノ、ヒドロキシル、チオ、ハロゲン、(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシ、(C1−C5)アルキルチオ、(C1−C5)アルキルアミノ、(C6−C14)アリールオキシ、(C6−C14)アリール(C1−C5)アルコキシ、シアノ、トリフルオロメチル、カルボキシル、カルボキシメチルまたはカルボキシエチルによって場合により置換されている(C6−C14)アリール、
− N、OおよびSより選択される1個以上のヘテロ原子を有し、そしてアミノ、ヒドロキシル、チオ、ハロゲン、(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシ、(C1−C5)アルキルチオ、(C1−C5)アルキルアミノ、(C6−C14)アリールオキシ、(C6−C14)アリール(C1−C5)アルコキシ、シアノ、トリフルオロメチル、カルボキシル、カルボキシメチルまたはカルボキシエチルによって場合により置換されている(C1−C13)ヘテロアリール
より独立して選択され、
一方でR1とR2、他方でR3とR4は、それらが結合している窒素原子と一緒になって、N、OおよびSより選択される1個以上のヘテロ原子を場合により含んでいるn員環(nは3から8の間)を形成してもよく、そして以下の基:アミノ、ヒドロキシル、チオ、ハロゲン、(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシ、(C1−C5)アルキルチオ、(C1−C5)アルキルアミノ、(C6−C14)アリールオキシ、(C6−C14)アリール(C1−C5)アルコキシ、シアノ、トリフルオロメチル、カルボキシル、カルボキシメチルまたはカルボキシエチルの1個以上によって置換されていてもよく、
R5およびR6は、以下の基:
− H、
− アミノ、ヒドロキシル、チオ、ハロゲン、(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシ、(C1−C5)アルキルチオ、(C1−C5)アルキルアミノ、(C6−C14)アリールオキシ、(C6−C14)アリール(C1−C5)アルコキシ、シアノ、トリフルオロメチル、カルボキシル、カルボキシメチルまたはカルボキシエチルによって場合により置換されている(C1−C20)アルキル、
− アミノ、ヒドロキシル、チオ、ハロゲン、(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシ、(C1−C5)アルキルチオ、(C1−C5)アルキルアミノ、(C6−C14)アリールオキシ、(C6−C14)アリール(C1−C5)アルコキシ、シアノ、トリフルオロメチル、カルボキシル、カルボキシメチルまたはカルボキシエチルによって場合により置換されている(C2−C20)アルケニル、
− アミノ、ヒドロキシル、チオ、ハロゲン、(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシ、(C1−C5)アルキルチオ、(C1−C5)アルキルアミノ、(C6−C14)アリールオキシ、(C6−C14)アリール(C1−C5)アルコキシ、シアノ、トリフルオロメチル、カルボキシル、カルボキシメチルまたはカルボキシエチルによって場合により置換されている(C2−C20)アルキニル、
− アミノ、ヒドロキシル、チオ、ハロゲン、(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシ、(C1−C5)アルキルチオ、(C1−C5)アルキルアミノ、(C6−C14)アリールオキシ、(C6−C14)アリール(C1−C5)アルコキシ、シアノ、トリフルオロメチル、カルボキシル、カルボキシメチルまたはカルボキシエチルによって場合により置換されている(C3−C8)シクロアルキル、
− N、OおよびSより選択される1個以上のヘテロ原子を有し、そしてアミノ、ヒドロキシル、チオ、ハロゲン、(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシ、(C1−C5)アルキルチオ、(C1−C5)アルキルアミノ、(C6−C14)アリールオキシ、(C6−C14)アリール(C1−C5)アルコキシ、シアノ、トリフルオロメチル、カルボキシル、カルボキシメチルまたはカルボキシエチルによって場合により置換されているヘテロ(C3−C8)シクロアルキル、
− アミノ、ヒドロキシル、チオ、ハロゲン、(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシ、(C1−C5)アルキルチオ、(C1−C5)アルキルアミノ、(C6−C14)アリールオキシ、(C6−C14)アリール(C1−C5)アルコキシ、シアノ、トリフルオロメチル、カルボキシル、カルボキシメチルまたはカルボキシエチルによって場合により置換されている(C6−C14)アリール、
− N、OおよびSより選択される1個以上のヘテロ原子を有し、そしてアミノ、ヒドロキシル、チオ、ハロゲン、(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシ、(C1−C5)アルキルチオ、(C1−C5)アルキルアミノ、(C6−C14)アリールオキシ、(C6−C14)アリール(C1−C5)アルコキシ、シアノ、トリフルオロメチル、カルボキシル、カルボキシメチルまたはカルボキシエチルによって場合により置換されている(C1−C13)ヘテロアリール、
− アミノ、ヒドロキシル、チオ、ハロゲン、(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシ、(C1−C5)アルキルチオ、(C1−C5)アルキルアミノ、(C6−C14)アリールオキシ、(C6−C14)アリール(C1−C5)アルコキシ、シアノ、トリフルオロメチル、カルボキシル、カルボキシメチルまたはカルボキシエチルによって場合により置換されている(C6−C14)アリール(C1−C5)アルキル
より独立して選択され、
R5とR6は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、N、OおよびSより選択される1個以上のヘテロ原子を場合により含んでいるm員環(mは3から8の間)を形成してもよく、そしてアミノ、ヒドロキシル、チオ、ハロゲン、(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシ、(C1−C5)アルキルチオ、(C1−C5)アルキルアミノ、(C6−C14)アリールオキシ、(C6−C14)アリール(C1−C5)アルコキシ、シアノ、トリフルオロメチル、カルボキシル、カルボキシメチルまたはカルボキシエチルによって置換されていてもよく、あるいは
その炭素原子と一緒になって、アミノ、ヒドロキシル、チオ、ハロゲン、(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシ、(C1−C5)アルキルチオ、(C1−C5)アルキルアミノ、(C6−C14)アリールオキシ、(C6−C14)アリール(C1−C5)アルコキシ、シアノ、トリフルオロメチル、カルボキシル、カルボキシメチルまたはカルボキシエチルによって場合により置換されているC10−C30多環式残基を形成してもよく、
R5とR6は、また、一緒になって基=Oまたは=Sを表してもよく、ヘテロシクロアルキルまたはヘテロアリール基の窒素原子は、(C1−C5)アルキル、(C3−C8)シクロアルキル、(C6−C14)アリール、(C6−C14)アリール(C1−C5)アルキルまたは(C1−C6)アシル基によって置換されていてもよい]
で示される化合物、そのラセミ型、互変異性体、鏡像異性体、ジアステレオ異性体、エピマーもしくは薬学的に許容されうる塩、またはそれらの混合物である。
特定の一態様では、R5は水素原子である。
より特定の一態様では、R6はメチル基であり、そしてR5は水素原子である。
別の特定の態様では、R5とR6は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、N、OおよびSより選択される1個以上のヘテロ原子を場合により含んでいるm員環(mは3から8の間)を形成し、そして以下の基:(C1−C5)アルキル、アミノ、ヒドロキシル、(C1−C5)アルキルアミノ、アルコキシ(C1−C5)、(C1−C5)アルキルチオ、(C6−C14)アリール、(C6−C14)アリール(C1−C5)アルコキシの1個以上によって置換されていてもよい。
より特定の一態様では、R5とR6は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、アミノ、ヒドロキシル、チオ、ハロゲン、(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシ、(C1−C5)アルキルチオ、(C1−C5)アルキルアミノ、(C6−C14)アリールオキシ、(C6−C14)アリール(C1−C5)アルコキシ、シアノ、トリフルオロメチル、カルボキシル、カルボキシメチルまたはカルボキシエチルによって場合により置換されているC10−C30多環式残基を形成する。
別の特定の態様では、R5およびR6は、アミノ、ヒドロキシル、チオ、ハロゲン、(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシ、(C1−C5)アルキルチオ、(C1−C5)アルキルアミノ、(C6−C14)アリールオキシ、(C6−C14)アリール(C1−C5)アルコキシ、シアノ、トリフルオロメチル、カルボキシル、カルボキシメチルまたはカルボキシエチル基によって場合により置換されている(C1−C20)アルキル基より独立して選択される。
特定の一態様では、R1、R2、R3およびR4は、H、およびハロゲン、(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシまたは(C3−C8)シクロアルキルによって場合により置換されている(C1−C20)アルキル基より独立して選択され;好ましくは、R1=R2=Hであり、そしてR3=R4=ハロゲン、(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシまたは(C3−C8)シクロアルキルによって場合により置換されている(C1−C20)アルキルである。
特定の一態様では、R5およびR6は、H、およびアミノ、ヒドロキシル、チオ、ハロゲン、(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシ、(C1−C5)アルキルチオ、(C1−C5)アルキルアミノ、(C6−C14)アリールオキシ、(C6−C14)アリール(C1−C5)アルコキシ、シアノ、トリフルオロメチル、カルボキシル、カルボキシメチルまたはカルボキシエチル基によって場合により置換されている(C1−C20)アルキル基より独立して選択され;より好ましくは、R5=Hであり、そしてR6=アミノ、ヒドロキシル、チオ、ハロゲン、(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシ、(C1−C5)アルキルチオ、(C1−C5)アルキルアミノ、(C6−C14)アリールオキシ、(C6−C14)アリール(C1−C5)アルコキシ、シアノ、トリフルオロメチル、カルボキシル、カルボキシメチルまたはカルボキシエチル基によって場合により置換されている(C1−C20)アルキルである。
好ましい一態様では、R1およびR2はメチル基であり、そしてR3およびR4は水素原子である。
式(I)で示される化合物の好ましいファミリーには、R1、R2およびR6が相互に独立して(C1−C20)アルキル基であり、そしてR3、R4およびR5が水素原子である化合物が挙げられる。特に、R1、R2およびR6はメチル基である。
R5とR6によって形成される「m員環」という用語は、特にシクロヘキシル、ピペリジルまたはテトラヒドロピラニル基などの飽和環を意味する。
R5とR6によって形成される「多環式基」という用語は、場合により置換されている炭素系多環式基、特にステロイド残基を意味する。
とりわけ述べられうる式(I)で示される化合物には、以下を挙ることができる:
Figure 0005707490

Figure 0005707490

Figure 0005707490

Figure 0005707490

Figure 0005707490
上記表において、塩の種類の記載がないことは、考慮されている化合物が遊離アミンであることを意味する。
好ましい一態様では、式(I)で示されるトリアジン誘導体は、2−アミノ−3,6−ジヒドロ−4−ジメチルアミノ−6−メチル−1,3,5−トリアジン、そのラセミ型、互変異性体、鏡像異性体、ジアステレオ異性体およびエピマー、ならびにその薬学的に許容されうる塩より選択される。
好ましい一態様では、式(I)で示されるトリアジン誘導体は、(+)−2−アミノ−3,6−ジヒドロ−4−ジメチルアミノ−6−メチル−1,3,5−トリアジンおよびその薬学的に許容されうる塩より選択される。
好ましい一態様では、式(I)で示されるトリアジン誘導体は、(−)−2−アミノ−3,6−ジヒドロ−4−ジメチルアミノ−6−メチル−1,3,5−トリアジンおよびその薬学的に許容されうる塩より選択される。
高く好ましい一態様では、式(I)で示されるトリアジン誘導体は、(+)−2−アミノ−3,6−ジヒドロ−4−ジメチルアミノ−6−メチル−1,3,5−トリアジン塩酸塩である。
本明細書において使用される用語は、特に明記しない限り以下の意味を有する:
− 「アルキル」は、直鎖または分岐の飽和炭化水素基を示す。(C1−C20)アルキル基の中でメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシル、オクチル、デシル、ドデシル、ヘキサデシルおよびオクタデシル基を引用することができる;
− 「アルケニル」は、少なくとも1個の二重結合を含む直鎖または分岐の炭化水素系基を示す。(C1−C20)アルケニル基の中で、エテニル、プロパ−2−エニル、ブタ−2−エニル、ブタ−3−エニル、ペンタ−2−エニル、ペンタ−3−エニルおよびペンタ−4−エニル基を引用することができる;
− 「アルキニル」は、少なくとも1個の三重結合を含む直鎖または分岐の炭化水素系基を示す。(C1−C20)アルキニル基の中で、エチニル、プロパ−2−イニル、ブタ−2−イニル、ブタ−3−イニル、ペンタ−2−イニル、ペンタ−3−イニルおよびペンタ−4−イニル基を引用することができる;
− 「ハロゲン」は、例えばフッ素、塩素または臭素を表す;
− 「ヒドロキシル」は−OH基を、「チオ」は−SH基を、「シアノ」は−CN基を、「トリフルオロメチル」はCF基を、「カルボキシル」は−COOH基を、カルボキシメチルは−COOCH基を、そしてカルボキシエチルは−COOC基を表す;
− 「アルコキシ」は、−O−アルキル基を表す;
− 「アルキルチオ」は、−S−アルキル基を表す;
− 「アルキルアミノ」は、−NH−アルキル基を表す;
− 「アリール」は、環の少なくとも1個が共役π電子系を有する単環式または多環式炭化水素芳香族基を表し、そしてそれには、場合により置換されていてもよいビアリールも含まれる。(C6−C14)アリール基の中で、ビフェニル、フェニル、ナフチル、アントリルおよびフェナントリル基を引用することができる;
− 「アリールオキシ」は、−O−アリール基を表す;
− 「(C6−C14)アリール(C1−C20)アルキル」は、対応するアリールアルキル基を表す。(C6−C14)アリール(C1−C20)アルキル基の中でベンジルおよびフェネチル基を引用することができる;
− 「ヘテロ(C6−C14)アリール」は、1〜4個のヘテロ原子を含み、残りの原子が炭素原子である6〜14員芳香族複素環を表す。ヘテロ原子は、酸素、硫黄または窒素原子でありうる。ヘテロアリール基の中で、フリル、チエニル、ピリジル、ピロリル、ピリミジル、ピラジニル、オキサゾリル、オキサジアゾリル、イソオキサゾリル、キノリルおよびチアゾリル基を引用することができる;
− 「シクロアルキル」は、飽和炭化水素系の単環または多環を表す。(C3−C8)シクロアルキル基の中で、シクロプロピルおよびシクロブチル基を引用することができる。
本発明の化合物は、不斉中心を含む場合がある。これらの不斉中心は、独立してRまたはS配置の場合がある。本発明により有用なある種の化合物が幾何異性も示す場合があることが、当業者に明らかであろう。本発明には、式(I)で示される化合物の個別の幾何異性体および立体異性体ならびにラセミ混合物を含むそれらの混合物が含まれることを理解されるべきである。この種の異性体は、公知の工程、例えばクロマトグラフィーまたは再結晶化技法の適用または適応によってそれらの混合物から分離することができ、またはそれらの中間体の適切な異性体から別々に調製することができる。
式(I)で示される化合物には、これらの化合物のプロドラッグも含まれる。「プロドラッグ」という用語は、患者に投与した場合に、生体内で式(I)で示される化合物に化学的および/または生物学的に変換される化合物を意味する。
本発明による化合物の鏡像異性体およびそれらの製造方法は、とりわけ、特許出願である国際公開公報第2004/089917号に記載されており、その内容は、参照により本明細書に組み入れられる。
本特許出願は、また、特許出願である国際公開公報第2004/089917号にしたがって得られるような化合物の多型、例えば(+)−2−アミノ−3,6−ジヒドロ−4−ジメチルアミノ−6−メチル−1,3,5−トリアジン塩酸塩のA1またはH1多形型に関する。
トリアジン誘導体は、β細胞を細胞死から保護することに有効であることが示されている。
本発明の別の目的は、2型糖尿病の処置のための、特に2型糖尿病の発病を遅延させるかまたはその進行を減速させるための医薬の調製における上記と同義の式(I)で示されるトリアジン誘導体の使用である。
本発明の別の目的は、式(I)で示される少なくとも1種のトリアジン誘導体および薬学的に許容されうる支持体を含む医薬組成物である。本発明による式(I)で示されるトリアジン誘導体を含む医薬組成物は、トリアジン誘導体を生理学的に許容されうる支持体、賦形剤、結合剤または希釈剤と混合することによって調製することができる。
本発明の別の目的は、2型糖尿病の発病を遅延させるまたはその進行を減速させるための処置における使用のための本発明の医薬組成物である。
本発明の別の目的は、2型糖尿病の発病を遅延させるまたはその進行を減速させるための処置方法であって、それを必要とする対象に式(I)で示されるトリアジン誘導体の有効量または式(I)で示されるトリアジン誘導体の有効量を含む医薬組成物を投与することを含む方法である。
本発明の状況内で、処置という用語は、治癒的処置、対症処置、および/または予防的処置を示す。特に、それは疾患の進行を軽減すること、その症状もしくは合併症(心血管疾患、神経障害、潰瘍、網膜症および腎症を含む)の少なくとも一つを軽減もしくは抑制すること、または患者の健康状態を任意の方法で改善することを表しうる。本発明のトリアジン誘導体は、疾患の初期または晩期、好ましくは疾患の初期などの既存の2型糖尿病を患うヒトに使用することができる。本発明の誘導体は、必ずしも疾患を患う患者を治癒するわけではなく、疾患の進行を遅延もしくは減速させるか、またはさらなる進行を予防し、それによって患者の状態を寛解させる。本発明の誘導体は、また、2型糖尿病の全ての症状を患うわけではないが、普通に2型糖尿病を発生する者または2型糖尿病のリスクが増加している者に投与することができる。処置には、また、2型糖尿病の全ての症状を最終的に発生する個体、あるいは年齢、家族歴、遺伝異常もしくは染色体異常が原因で、かつ/または疾患の一つ以上の生物学的マーカーの存在が原因で疾患のリスクがある個体における疾患の発生を遅延させることが含まれる。疾患の発病を遅延させることによって、本発明の誘導体は、個体が普通に疾患に罹るであろう期間中にその個体が疾患に罹ることを予防するか、または疾患の発生速度もしくはその影響のいくつかを減少させる。2型糖尿病の進行を減速させることによって、本発明の誘導体は、個体が普通に2型糖尿病に関連する合併症に罹るであろう期間中に、その個体が一つ以上の合併症に罹ることを予防するか、または2型糖尿病に関連する一つ以上の合併症の発生速度を減少させる。処置には、また、2型糖尿病の素因があると考えられる個体に本発明の誘導体を投与することが含まれる。2型糖尿病の処置において、本発明の誘導体は、治療有効量で投与される。
前述のように、2型糖尿病は、心臓、血管、神経、眼および腎臓を含む多数の主要器官を冒すおそれがある。2型糖尿病に関連する合併症は、例えば心血管疾患、神経障害、潰瘍(すなわち足部潰瘍)、網膜症および腎症などの様々な疾患に該当しうる。心血管疾患には、より詳細には高血圧、冠動脈疾患、心疾患および/または卒中が含まれる。
本発明において「有効量」は、患者の健康状態を任意の方法で改善するために十分な量である。
本発明によるトリアジン誘導体を含む2型糖尿病を処置するための医薬は、それを必要とする対象に投与される。
そのような処置を必要とする対象は、以下の試験を行うことによって診断することができる:
・ 空腹時血糖(FPG)試験では、少なくとも8時間のように数時間何も食べていないヒトでの血糖を測定する。この試験は、糖尿病および前糖尿病を検出するために使用される。
・ 経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)では、ヒトがグルコース含有飲料を飲用してから少なくとも8時間および2時間絶食後の血糖を測定する。この試験は、糖尿病および前糖尿病を診断するために用いることができる。
・ ランダム血糖試験では、随時血糖試験とも呼ばれるが、被験者の最終の食事がいつであったかを考慮せずに血糖を測定する。この試験は、症状の評価に加えて、前糖尿病ではなく糖尿病を診断するために用いられる。
対象が糖尿病を患うことを示す結果は、異なる日の2回目の試験で確認することができよう。
得られた試験結果に応じて、対象を、正常、前糖尿病または糖尿病の対象と診断することができる。前糖尿病は2型糖尿病の発病に先行する。一般に、前糖尿病を患う対象は、正常よりも高いが、まだ糖尿病と分類するに足るほどは高くない空腹時血糖値を有する。前糖尿病では、糖尿病のリスクが大きく増加する。
本発明の処置の一目的は、これらの患者群において2型糖尿病の発病および進行を遅延させることである。本発明の処置は、より詳細には前糖尿病の患者に適用される。
特定の一態様では、本発明の処置を必要とする対象は、前糖尿病または2型糖尿病を患う対象である。
別の特定の態様では、本発明の処置を必要とする対象は、妊娠糖尿病を患う。
投与されるべき式(I)で示されるトリアジン誘導体の量は、患者、投与様式および予想される効果に応じて広い範囲で展開する場合がある。特に、投与されるべきトリアジン誘導体の量は、1日に200mgから4000mgの間、好ましくは500から3000mgの間、特に1000から2000mgの間に含まれる。
本発明の誘導体または組成物は、経口または非経口的に、例えば腸管外、静脈内、皮膚、経鼻または直腸経路により投与することができる。
本発明の医薬組成物は、顆粒剤、散剤、錠剤、ゲルカプセル剤、シロップ剤、乳剤、懸濁剤、および非経口投与のために用いられる形態、例えば注射剤、噴霧剤または坐剤を含む異なる形態をもたらすことができる。これらの剤形は、公知の従来技法により調製することができる。
経口投与される固体の医薬剤形の調製は、例えば以下の工程により行うことができる:賦形剤(例えば乳糖、スクロース、デンプンまたはマンニトール)、崩壊剤(例えば炭酸カルシウム、カルボキシメチルセルロースカルシウム、アルギン酸、カルボキシメチルセルロースナトリウム、コロイド状二酸化ケイ素、クロスカルメロースナトリウム、クロスポビドン、グアーガム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、微結晶セルロース、セルロース粉末、アルファ化デンプン、アルギン酸ナトリウムまたはデンプングリコール酸)、結合剤(例えばアルファ−デンプン、アラビアゴム、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルセルロース、アルギン酸、カルボマー、デキストリン、エチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、マルトデキストリン、液状グルコース、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロースまたはグアーガム)および滑沢剤(例えばタルク、ステアリン酸マグネシウムまたはポリエチレン6000)を活性主薬に加え、次に得られた混合物を製錠する。必要に応じて、味をマスクするため(例えばカカオ粉末、ミント、ボルネオールまたはシナモン粉末を用いて)または活性主薬を腸内溶解もしくは持続放出させるために、公知の技法により錠剤をコーティングすることができる。使用することのできるコーティング製品は、例えば、エチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ポリオキシエチレングリコール、セルロースアセトフタレート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレートおよびEudragit(登録商標)(メタクリル酸−アクリル酸コポリマー)、Opadry(登録商標)(ヒドロキシプロピルメチルセルロース+マクロゴール+酸化チタン+乳糖一水和物)である。薬学的に許容されうる着色料を添加してもよい(例えば黄色酸化鉄、赤色酸化鉄またはキノリンイエローレーキ)。
経口投与用の液体医薬剤形には、液剤、懸濁剤および乳剤が挙げられる。水性液剤は、水に活性主薬を溶解させ、続いて必要に応じて着香料、着色料、安定化剤および/または粘稠化剤を加えることによって得ることができる。溶解度を向上させるために、エタノール、プロピレングリコールまたは任意の他の薬学的に許容されうる非水性溶媒を添加することが可能である。経口用水性懸濁剤は、微粉化された活性主薬を、天然もしくは合成ゴムまたは樹脂、メチルセルロースもしくはカルボキシメチルセルロースナトリウムなどの粘性製品を用いて水中に分散させることによって得ることができる。
注射用の医薬剤形は、例えば、以下の工程により得ることができる。活性主薬は、分散剤(例えばTween 80、HCO 60(Nikko Chemicals)、ポリエチレングリコール、カルボキシメチルセルロースまたはアルギン酸ナトリウム)、保存料(例えばp−ヒドロキシ安息香酸メチル、p−ヒドロキシ安息香酸プロピル、ベンジルアルコール、クロロブタノールまたはフェノール)、等張化剤(例えば塩化ナトリウム、グリセロール、ソルビトールまたはグルコース)および場合によっては所望により溶解補助剤(例えばサリチル酸ナトリウムまたは酢酸ナトリウム)または安定化剤(例えばヒト血清アルブミン)などの他の添加剤と共に、水性媒質(例えば蒸留水、生理食塩水またはリンゲル液)または油性媒質(例えばオリーブ油、ゴマ油、綿実油、トウモロコシ油またはプロピレングリコール)中のいずれかに溶解、懸濁または乳化される。
外用の医薬剤形は、活性主薬を含有する固体、半固体または液体の組成物から得ることができる。例えば、固体形態を得るために、活性主薬を賦形剤(例えば乳糖、マンニトール、デンプン、微結晶セルロースまたはスクロース)および粘稠化剤(例えば天然ゴム、セルロース誘導体またはアクリルポリマー)で処理して、それらを粉末に変換するようにすることができる。液体医薬組成物は、前記のような注射用の剤形と実質的に同じ方法で調製される。半固体の医薬剤形は、好ましくは水性もしくは油性ゲルの形態、またはポマードの形態である。これらの組成物は、場合によりpH調節剤(例えば炭酸、リン酸、クエン酸、塩酸または水酸化ナトリウム)および保存剤(例えばp−ヒドロキシ安息香酸エステル、クロロブタノールまたは塩化ベンザルコニウム)を場合により含有する。
一態様では、このトリアジン誘導体は、本発明にしたがって使用される唯一の活性主薬であるか、または本発明の組成物中の唯一の活性主薬である。
本発明の別の態様によるトリアジン誘導体は、少なくとも1種の他の活性化合物と共に同時投与されることができる。好ましくは、少なくとも1種の他の活性化合物は、前糖尿病または2型糖尿病を処置するために現在使用されている処置から選択される。「同時投与」(または「同時投与される」)という用語は、最大2時間または最大12時間にさえなりうる期間にわたり1つ以上の化合物の同じ患者への同時の、別々のまたは連続的な投与を意味する。例えば、同時投与という用語には、(1)両方の化合物の同時の投与、(2)第1の化合物の投与に続く、2時間後の第2の化合物の投与、(3)第1の化合物の投与に続く、12時間後の第2の化合物の投与が含まれる。
下記の実施例を、本発明の非限定的な例として示す。
実施例
実施例1:β細胞死に及ぼすトリアジン誘導体の保護作用の研究
(+)−2−アミノ−3,6−ジヒドロ−4−ジメチルアミノ−6−メチル−1,3,5−トリアジン塩酸塩の保護特性を定量するために、ラット膵島をサイトカインカクテル(それぞれ2ng/mlのTNF−α、IL−1βおよびINF−γ)の存在下または不在下で24時間培養し、炎症ストレスを作り出した。両方の用量の(+)−2−アミノ−3,6−ジヒドロ−4−ジメチルアミノ−6−メチル−1,3,5−トリアジン塩酸塩は、膵島をサイトカインストレスから完全に保護した。
これらの結果から、(+)−2−アミノ−3,6−ジヒドロ−4−ジメチルアミノ−6−メチル−1,3,5−トリアジン塩酸塩が培養ラット膵島に対する基礎および炎症様アポトーシスに対して保護特性を有すると結論することができる。
実験の手順:
コラゲナーゼ(Serva, Heidelberg, Germany)を用いて雄性Wistarラット膵島(Elevage Janvier, Le Genest-St-Isle, France)を単離し、10%FCS(ウシ胎児血清)、100ユニット/mlペニシリン、100μg/mlストレプトマイシンおよび100μg/mlゲンタマイシンを補充した11mMグルコース(Invitrogen, CA, USA)のRPMIに入れて低接着24ウェルプレート(Corning, NY, USA)中で培養した。これらの膵島をラットサイトカインカクテル(それぞれ2ng/mlのTNF−α、IL−1βおよびINF−γ)と共に24時間インキュベーションした(Brun T. et al., 2004 and 2007)。サイトカインのインキュベーションの1時間前に、100μMまたは1mMの(+)−2−アミノ−3,6−ジヒドロ−4−ジメチルアミノ−6−メチル−1,3,5−トリアジン塩酸塩(イメグリミン)、0.83μMのシクロスポリンA(CsA)または10nMのエキセンディン−4(Exe−4)(Sigma, MO, USA)を別々に培地に加え、ストレス下または非ストレス下の膵島に及ぼす各薬物の保護作用を測定した。培地のアリコートを用いて、培養期間中に蓄積したインスリンを、免疫酵素アッセイキットを使用して測定した(Brunchwig, Basel, Switzerland)。さらに、アポトーシスの直接指標である細胞質ヌクレオソームの定量を、Cell Death Detection ELISAキット(Roche, Basel, Switzerland)を用いて行った。50個のラット膵島で二つ組で各条件を試験し、4回の独立した実験を行った。結果を平均±標準誤差として提供し、統計解析を、BonferroniおよびDunnett事後検定を伴う一元配置ANOVAを用いて行った。異なる条件を下表に概要する。
Figure 0005707490
結果:
ラット膵島に及ぼす(+)−2−アミノ−3,6−ジヒドロ−4−ジメチルアミノ−6−メチル−1,3,5−トリアジン塩酸塩の保護作用を定量するために、ラットサイトカインカクテル(TNF−α、IL−1βおよびINF−γ)の存在下または不在下で24時間インキュベーションする1時間前に、2用量の化合物(100μMおよび1mM)を培地に添加した。サイトカイン不在下の条件で、膵島に及ぼす化合物の特異的作用の分析が可能になり、一方で薬物とサイトカインとの組合せで、炎症ストレス下での膵島に及ぼすイメグリミンの作用の研究が可能になった。膵島での細胞死を測定するために、アポトーシス時のDNA断片化の結果である膵島細胞中の細胞質ヌクレオソームの定量(Robertson et al., 2000)を行った。結果を二重の参照と比較できるように、未処置の膵島だけでなく、サイトカインだけと共にインキュベーションされた膵島での細胞死のレベルを分析した。さらに、陰性対照および陽性対照を、サイトカイン存在下および不在下の条件に添加して、プロトコールの有効性を試験した。膵島において有毒である(Hahn et al., 1986)が、他の細胞型では保護的である(Tharakan B. et al., 2009; Fauvel H. et al., 2002; Sullivan P.G. et al., 2000)と報告されているシクロスポリンAを陰性対照として選択し、一方で細胞死に対して強力な保護特性を有するエキセンディン−4(Li et al., 2003; Wang and Brubaker, 2002)を内部陽性対照として使用した。各条件についての細胞死の定量結果を図1に示す。
サイトカインを添加しない条件について、100μMの(+)−2−アミノ−3,6−ジヒドロ−4−ジメチルアミノ−6−メチル−1,3,5−トリアジン塩酸塩は、保護作用を有した(未処置の膵島よりも10%低いアポトーシス)。シクロスポリンA自体はアポトーシスの17%の増加を誘導した。エキセンディン−4は、細胞死を16%減少させて逆の作用を示した。これらの結果は、(+)−2−アミノ−3,6−ジヒドロ−4−ジメチルアミノ−6−メチル−1,3,5−トリアジン塩酸塩自体が、エキセンディン−4のレベルの3分の2に相当する保護レベルで保護性であったことを示す。
サイトカイン処置は、未処置の膵島に比べて細胞死の12%の増加を引き起こした。サイトカインの存在下で、100μMの(+)−2−アミノ−3,6−ジヒドロ−4−ジメチルアミノ−6−メチル−1,3,5−トリアジン塩酸塩は、よりいっそう大きな保護作用を有する(サイトカインストレス下の膵島よりもアポトーシスが37%低い、または未処置の膵島よりもアポトーシスが29%低い)一方で、(+)−2−アミノ−3,6−ジヒドロ−4−ジメチルアミノ−6−メチル−1,3,5−トリアジン塩酸塩は1mMでそれぞれ25%または16%保護された。シクロスポリンAは、それぞれ8%または22%の増加を誘導し、そしてエキセンディン−4は、アポトーシスの29%または20%の降下を誘導した。これらの値から、(+)−2−アミノ−3,6−ジヒドロ−4−ジメチルアミノ−6−メチル−1,3,5−トリアジン塩酸塩の保護作用が示される。低い方の被検濃度は、エキセンディン−4よりもほぼ50%強い。
実施例2:本発明による組成物
製剤1:
(+)−2−アミノ−3,6−ジヒドロ−4−ジメチルアミノ−6−メチル−1,3,5−トリアジン塩酸塩:1000mg
微結晶セルロース:114mg
クロスカルメロース:30mg
ポリビニルピロリドン:40mg
ステアリン酸マグネシウム:15mg
Opadry(登録商標):25mg
製剤2:
(+)−2−アミノ−3,6−ジヒドロ−4−ジメチルアミノ−6−メチル−1,3,5−トリアジン塩酸塩:750mg
微結晶セルロース:110mg
クロスカルメロース:21mg
ポリビニルピロリドン:30mg
ステアリン酸マグネシウム:10.5mg
Opadry(登録商標):20mg
製剤3:
(+)−2−アミノ−3,6−ジヒドロ−4−ジメチルアミノ−6−メチル−1,3,5−トリアジン塩酸塩:1000mg
微結晶セルロース:150mg
クロスカルメロース:25mg
ポリビニルピロリドン:45mg
ステアリン酸マグネシウム:10mg
Eudragit(登録商標):25mg

Claims (9)

  1. (I)
    Figure 0005707490

    [式中:
    R1、R2、R3およびR4は、以下の基:
    − H、及び
    − ハロゲン、(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシまたは(C3−C8)シクロアルキルによって場合により置換されている(C1−C20)アルキルより独立して選択され、
    5およびR6は、以下の基:
    − H、及び
    − アミノ、ヒドロキシル、チオ、ハロゲン、(C1−C5)アルキル、(C1−C5)アルコキシ、(C1−C5)アルキルチオ、(C1−C5)アルキルアミノ、(C6−C14)アリールオキシ、(C6−C14)アリール(C1−C5)アルコキシ、シアノ、トリフルオロメチル、カルボキシル、カルボキシメチルまたはカルボキシエチルによって場合により置換されている(C1−C20)アルキルより独立して選択される]
    で示されるトリアジン誘導体、そのラセミ型、互変異性体、鏡像異性体、ジアステレオ異性体、エピマーもしくは薬学的に許容されうる塩、またはそれらの混合物を含む、2型糖尿病の発病を遅延させるためまたはその進行を減速させるための医薬組成物、ここで、
    処置される患者は前糖尿病を患う
  2. 式(I)中、R5およびR6の少なくとも一つが水素原子である、請求項1記載の医薬組成物
  3. 式(I)中、R6がメチル基であり、R5が水素原子である、請求項2記載の医薬組成物
  4. 式(I)中、R1およびR2がメチル基であり、そしてR3およびR4が水素原子である、請求項1〜3のいずれか一項記載の医薬組成物
  5. 式(I)で示されるトリアジン誘導体が、2−アミノ−3,6−ジヒドロ−4−ジメチルアミノ−6−メチル−1,3,5−トリアジン、そのラセミ型、互変異性体、鏡像異性体、ジアステレオ異性体およびエピマー、ならびにその薬学的に許容されうる塩より選択される、請求項1〜4のいずれか一項記載の医薬組成物
  6. 式(I)で示されるトリアジン誘導体が、(+)−2−アミノ−3,6−ジヒドロ−4−ジメチルアミノ−6−メチル−1,3,5−トリアジンおよびその薬学的に許容されうる塩より選択される、請求項5記載の医薬組成物
  7. 式(I)で示されるトリアジン誘導体が、(−)−2−アミノ−3,6−ジヒドロ−4−ジメチルアミノ−6−メチル−1,3,5−トリアジンおよびその薬学的に許容されうる塩より選択される、請求項5記載の医薬組成物
  8. 薬学的に許容されうる塩が塩酸塩である、請求項6または7記載の医薬組成物
  9. 処置される患者が、妊娠糖尿病を患う、請求項1〜のいずれか一項記載の医薬組成物
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