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JP5763032B2 - X線管 - Google Patents

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Description

本発明は、高真空状態とされたパッケージの内部で電子源から電子を放出させてX線ターゲットに衝突させ、X線ターゲットから放出されたX線をパッケージのX線透過窓から外部に放射するX線管に係り、特にX線ターゲットで反射した電子がパッケージ内で散乱することに起因して動作特性が不安定化するのを防止したX線管に関するものである。
下記特許文献1には、空気にX線を照射してイオンガスを生成するためのX線発生装置が開示されている。このX線発生装置に用いられるX線管は、円柱状のパッケージ(バルブ)を本体としており、パッケージ内において、フィラメントから放出された電子は、フォーカスによって集束されて、X線ターゲットに衝突してX線を発生させ、このX線は出力窓(X線透過窓)を透過してパッケージの外部に出射される。
図4は、上述した特許文献1のX線管と同様、ガラス製の円柱状のパッケージ100を本体とする所謂丸型管と呼ばれるタイプのX線管の断面図である。この円柱状のパッケージ100は、その一端面にある円形の開口がベリリウムの膜からなるX線透過窓101で閉止されており、内部が高真空状態に保持されている。パッケージ100の内部において、X線透過窓101の内面にはX線ターゲット102が設けられている。またパッケージ100の他端面の側には、電子源であるカソード103と制御電極104が設けられている。そして、カソード103から放出された電子は制御電極104で加速され、集束されてX線ターゲット102に衝突し、X線透過窓101からパッケージ100の外にX線を放射するようになっている。なお図4中、X線透過窓101からパッケージ100の外に放射されるX線を模式的に符号Xで示すとともに、X線透過窓101におけるX線の放射の中心を符号Pで示した。
特開2005―116534号公報
しかしながら、図4に示した従来のX線管では、カソード103からの電子線がビーム状に絞られており、X線ターゲット102に衝突した位置を中心としてX線が放射状に広がる点状のX線照射であり(図4において符号Pで示す点が中心)、X線はX線透過窓101から出た後は円錐状に広がるため(図4において符号Xで示す)、照射対象物の大きさに対して有効な照射エリアが狭いという問題があった。従って、このように照射エリアが狭い丸型管のX線管を用いて広い範囲にX線を照射させるためには、多数のX線管を用い、これらを並べて使用する必要があり、設備コストやメンテナンス面での負担が大きかった。
また、X線を広範囲に照射するには、例えば対象物から遠ざけてX線を照射するということも考えられるが、照射対象物に所望のX線を照射するには、X線の照射強度を強くする必要がある。あわせて、不要な箇所にまでX線を照射することになり、X線漏洩の問題が生じてしまう。
そこで、本願発明の発明者等は、このような従来の丸型管タイプのX線管の問題点を解決するために、図5及び図6に示すような平型管タイプのX線管を発明した。このX線管は、ガラス製の1枚の背面板61と4枚の側面板62を箱型に組み立ててなる容器部51と、該容器部51の開放側周縁部にX線不透過性の金属からなる基板53とによって構成された箱形のパッケージ55を本体としている。該パッケージ55のX線放射側となる基板53には、細いスリット状の開口部52(例えば幅2mm程度)が形成されており、この開口部52には基板53の外側からチタン箔からなるX線透過窓54が取り付けられている。
パッケージ55の内部は高真空状態に保持されている。パッケージ55内において、基板53の開口部52に表れているX線透過窓54にはタングステン等のX線ターゲット56が設けられている。また、パッケージ55の内部には、X線透過窓54と反対側の内面である背面基板61の内面には背面電極57が設けられ、その下方にはフィラメント状のカソード58と、カソード58から電子を引き出す第1制御電極59と、第1制御電極59が引き出した電子を加速する第2制御電極60が順次配設されている。
このX線管によれば、第1制御電極59によってカソード58から引き出された電子は第2制御電極60によって加速され、X線ターゲット56と衝突してX線を発生させる。そして、電子の衝突によってX線ターゲット56から発生したX線は、X線透過窓54を透過してパッケージ55の外に放射される。
X線は基板53の開口部52で規制されたX線透過窓54から放射されるため、開口部52の細長いスリット形状の寸法を所望のサイズに設定すれば、X線が放射される領域を実質的に線状としてX線透過窓54のスリット幅でX線が広がるようにすることができる。このため、対象物の大きさに対応して有効な広さの照射エリアを比較的高い自由度で容易に設定することができ、照射エリアが狭い丸型管のX線管にはない効果を得ることができる。さらに、開口部52の寸法・形状を所望のサイズの矩形溝状等に形成すれば、X線透過窓54においてX線が放射される領域は円形のX線透過窓に比べて比較的容易に外形から判断できるため、X線を所定位置に精密に導く経路の設定をすることが比較的容易であるという利点もある。
本願発明者等は、図5及び図6に示した平型管タイプのX線管を開発する過程において、X線管から放射されるX線の強度が変動する現象を発見した。これは、X線管を駆動してX線を放射させると、放射されるX線の強度が使用時間の増大に連れて減少していくが、ある時間を越えると再び強まってくるという現象である。本願発明者等は、この現象について鋭意研究した結果、この未知の現象の詳細及び原因等について次のような知見を得るに至った。
図7は、本願発明者等が提案している平型管タイプのX線管の断面図である。基本的な構造は図5及び図6に示した平型管タイプのX線管と同様であり、図7中に図5及び図6と同様の符号を付してその説明を省略する。このX線管では、陰極58から放出された電子がX線ターゲット56に衝突すると、X線ターゲット56からX線が放出され、これがX線透過窓54から外方に向けて放射されるが、本願発明者等の研究によれば、この時、X線ターゲット56に衝突した電子が反射してパッケージ55内で第2制御電極60の側に向けて反射する現象が発生していることが判明した。図7中には、X線ターゲット56に衝突して反射し、パッケージ55の内面に到達する電子の軌跡を示した。これは、本願発明の発明者等による研究により得られた成果であって、有限要素法を用いてパッケージ55内における電界を解析することにより、X線ターゲット56に衝突して反射した電子の軌道をシミュレーションしたものである。
さらに、本願発明者等は、X線管から放射されるX線の強度に対応するX線ターゲット電流相対値の時間的な変動を詳細に調査したところ、図8のような結果を得た。この例によれば、X線管の当初の電流値を100%として連続駆動した場合、駆動時間が約100時間になるまで電流値が減少していき(電流劣化)、駆動時間が約100時間で電流値は当初の約60%まで低下する。その後、電流値は増大に転じ、約2000時間後には100%を回復する(電流上昇)。X線管から放射されるX線の強度も、このX線ターゲット電流の時間的な変動に対応して変動する。
本願発明者等は、X線の強度に対応するX線ターゲット電流相対値の時間的変動の原因を、図7に示したような反射電子の挙動に求め、さらに鋭意研究した結果、次のような理解を得るに至った。
図9は、X線管の駆動時に発生する前記電流劣化の原因を説明する図である。図中、電子は丸付きのe- で示し、その移動を矢印で示した。X線ターゲット56に衝突して反射した電子は、パッケージ55の内面に再び衝突し、反射することにより、X線透過窓54がある基板53と反対側の内面(背面電極57がある背面基板61)に帯電する。ここで図9において、背面基板61の帯電の状態を先に示した丸付きのe- と区別して示すために丸付きの−で示した。また、X線ターゲット56に衝突して反射した電子は、パッケージ55の内面に衝突することによりパッケージ55のガラス板から2次電子を放出させ、この2次電子が背面基板61に帯電する。このようにして、背面基板61に帯電する反射電子及び2次電子が増えていくことにより、徐々にカソード58から電子が放出されにくくなっていき、その結果としてX線ターゲット電流が駆動時間の経過と共に減少していく電流劣化が発生すると考えられる。
図10は、X線管の駆動時に発生する前記電流上昇の原因を説明する図である。図中、電子は丸付きのe- で示し、ナトリウムイオンは丸付きのNa+ で示し、これらの移動を矢印で示した。前述したように背面基板に帯電する反射電子及び2次電子は徐々に増えていくが、やがて飽和する。その後は、反射電子がパッケージ55の内面に衝突して2次電子を生成した際に生じたNa+ (ナトリウムイオン)の影響が徐々に現れてくる。すなわち、このNa+ が第2制御電極60や第1制御電極59、さらに背面電極57に付着すると、これらの電極の実質上の電位が上昇し、カソード58から電子を引き出す力が徐々に強まっていき、その結果としてX線ターゲット電流が駆動時間の経過と共に上昇していく電流上昇が発生すると考えられる。
本発明は、本願発明者等が発見した現象を分析した結果得られた新規な課題に鑑みてなされたものであって、高真空状態とされたパッケージの内部に電子源や制御電極やX線ターゲット等を有する平型管タイプのX線管において、特に時間の経過に伴ってX線の強度が変動する事象が発生しないようにすることを目的としている。
請求項1に記載されたX線管は、
スリット状の窓部が形成されたX線不透過性の基板と、前記基板の外面側から前記窓部を閉止するように設けられた前記窓部よりも大きいX線透過窓と、前記基板の内面側から前記窓部に設けられたX線ターゲットと、前記基板の内面側に取り付けられて内部が高真空状態とされた容器部と、前記容器部の内部に設けられて前記X線ターゲットに電子を供給する線状の電子源と、前記容器部の内部で前記電子源と前記X線ターゲットの間に配置されて前記電子源から電子を引き出すスリット状の開口部が形成された第1制御電極と、前記容器部の内部で前記第1制御電極と前記X線ターゲットの間に配置されて電子線の照射範囲を規制するスリット状の開口部が前記電子源と対応する位置に形成された第2制御電極とを備えたX線管において、
スリット状の前記窓部の長手方向の縁部に沿って互いに平行となるように、前記基板の内面側から前記基板側に前記窓部を囲んで一対の遮蔽電極を固定したことを特徴としている。
請求項2に記載されたX線管は、請求項1に記載のX線管において、
前記X線ターゲットに衝突して反射した電子を前記容器部の側面板の内面に到達させずかつ前記遮蔽電極と前記第2制御電極との間に放電が発生しないように、
前記基板と同材質の金属からなる前記遮蔽電極前記窓部を挟んで一対が設けられており、
前記各遮蔽電極と前記第2制御電極の距離は、駆動電圧に対して、10kV/mmの限界放電電界を越えない距離に設定された寸法であることを特徴としている。
請求項1に記載されたX線管によれば、第1制御電極の作用によって電子源から引き出された電子は、第2制御電極によって規制された照射範囲のX線ターゲットに衝突する。これによってX線ターゲットからはX線が発生し、このX線はX線透過窓から外に放出される。一方、X線ターゲットに衝突した電子の中には反射するものもあり、その中には、何らの手当てをしない場合には容器部の内面等へ到達するような軌跡を見せるものもある。しかしながら、このX線管の基板の内面には、電子が衝突するX線ターゲットが設けられたスリット状の窓部に沿って遮蔽電極が設けられているため、遮蔽電極の間でX線ターゲットから反射した電子は、遮蔽電極に吸い取られてターゲット電流の一部となり、容器部の内面等へ到達することはない。このため、このX線管を連続的に駆動しても、時間の経過に伴って電子源からの電子の放出が不安定化することはなく、前述した電流劣化や電流上昇は発生しない。すなわち、時間経過に関わらず、ターゲット電流は安定的に常に一定、均一な強度のX線を放射することができる。
また、一般にX線管では、基板の窓部に設けたX線透過窓は強度の弱い金属箔から構成されているため、金属箔の破壊によってパッケージの気密状態が損なわれる事故が発生する可能性がある。しかし、本発明のX線管によれば、一対の遮蔽電極を、スリット状の窓部に設けられた窓部よりも大きいX線透過窓の両側において窓部の長手方向の縁部に沿って平行に基板に固定したため、X線透過窓の強度が向上し、基板のねじれや変形が減少し、金属箔からなるX線透過窓の破壊によるリーク事故が発生しにくくなった。
請求項2に記載されたX線管によれば、遮蔽電極はスリット状の窓部を挟んで一対が設けられており、一対の遮蔽電極の間隔、各遮蔽電極の高さ、そして遮蔽電極と第2制御電極の距離が実験により定められた適当な値の範囲内に定められているため、遮蔽電極と第2制御電極との間に放電は発生せず、かつ遮蔽電極に挟まれたX線ターゲットに衝突して反射した電子は容器部の内面に到達することなく遮蔽電極に達して吸い取られる。
第1実施形態のX線管における反射電子の軌跡を示した断面図である。 第1実施形態のバリエーションのX線管における反射電子の軌跡を示した断面図である。 第1実施形態の2種類のX線管と、本発明の発明者等が発明した従来のX線管における駆動時間とX線ターゲット電流の関係を示すグラフである。 従来の丸管型のX線管の断面図と、そのX線照射領域を模式的に示した図である。 本発明の発明者等が発明した旧型のX線管の断面図である。 本発明の発明者等が発明した旧型のX線管の正面図である。 本発明の発明者等が発明した旧型のX線管における反射電子の軌跡を示した断面図である。 本発明の発明者等が発明した旧型のX線管における駆動時間とX線ターゲット電流の関係を示すグラフである。 本発明の発明者等が発明した旧型のX線管における電流劣化の原因を説明するための断面図である。 本発明の発明者等が発明した旧型のX線管における電流上昇の原因を説明するための断面図である。
本発明の第1実施形態を図1〜図3を参照して説明する。図1に示すX線管と図2に示すX線管は同一構造であるが、後述するように遮蔽電極のサイズが異なるバリエーションとして示したものである。図1及び図2中には、有限要素法を用いた電界解析によるシミュレーションで得た反射電子の軌道が示してある。また図3は、実施形態におけるこれら2例のX線管と、本発明の発明者等が発明した旧型のX線管について、駆動時間とX線ターゲット電流相対値の関係を示したグラフである。
図1及び図2に示す実施形態のX線管1は平型管タイプであり、箱型のパッケージ2を本体としている。このパッケージ2は、窓部3が形成されたX線不透過性の基板4と、基板4の内面となる側の面に取り付けられた箱型の容器部5によって構成されており、その内部は高真空状態に排気されている。基板4は、X線不透過性の426合金でできた矩形板であり、また容器部5はソーダライムガラスからなる背面板6と側面板7を組み立てて構成したものである。426合金とは42%Ni、6%Cr、残部Fe等の合金であり、ソーダライムガラスと熱膨張係数が略等しい。
図1及び図2に示すように、基板4の中央には、X線を外部に照射するために、スリット状の開口である窓部3が形成されている。ここで、スリット状とは、長手方向と短手方向の2方向を有する形状一般を指称し、具体的には矩形状又は長円形状等の細長い形状を示す。なお、本実施形態では細長い矩形状である。そして、基板4の外面側には、窓部3よりも大きいチタン箔からなるX線透過窓8が窓部3を閉止して貼付されている。また、パッケージ2の内部において、基板4の窓部3の周囲の内面と、窓部3から覗くチタン箔のX線透過窓8の内面には、タングステンの膜が蒸着されることにより、X線ターゲット9が形成されている。X線ターゲット9は電子の衝突を受けてX線を放出する金属であり、モリブデンなどのタングステン以外の金属を用いることもできる。
次に、パッケージ2の内部の電極構成について説明する。
図1及び図2に示すように、パッケージ2の内部には、X線透過窓8と反対側の容器部5の内面(すなわち基板4と平行な背面板6の内面)に、背面電極10が設けられている。背面電極10の直上には、電子源である線状の陰極11が張設されている。陰極11は、タングステン等からなるワイヤー上の芯線の表面に炭酸塩を施したものであり、芯線を通電加熱することで熱電子を放出することができる。
陰極11の上方には、陰極11から電子を引き出すための第1制御電極12が設けられている。第1制御電極12には、スリット状の開口部13が形成されており、その開口部13内にはメッシュが設けられている。
第1制御電極12の上方には、電子線の照射範囲を規制する第2制御電極14が設けられている。第2制御電極14は、矩形の中央板部15の四方を板体16に囲まれた箱型の電極部材であり、背面電極10と陰極11と第1制御電極12を囲んで背面板6の内面上に配置されている。第2制御電極14の中央板部15には、線状の陰極11と対応する位置に、スリット状の開口部17が形成されている。この開口部17は、第1制御電極12の開口部13よりも幅が小さく、第1制御電極12の開口部13と同様にメッシュが形成されている。
前記基板4の内面には、基板4のスリット状の窓部3の長手方向に沿って平行に遮蔽電極20が立設されている。この遮蔽電極20は一対の板状の電極部材であり、電気的にはX線ターゲット9に導通している。この一対の遮蔽電極20,20は、第1制御電極12の開口部13の長手方向又は第2制御電極14の開口部15の長手方向に沿った矩形状であり、X線ターゲット9が被着されている基板4の内面側から、スリット状の窓部3の長手方向の縁部に沿って互いに平行となるように基板4側に溶接にて固定されている。
基板4と垂直なこれら一対の遮蔽電極20,20の高さ方向の寸法(高さ)hは、第2制御電極14との間に放電が発生せず、かつ一対の遮蔽電極20,20の間でX線ターゲット9に衝突して反射した電子の軌道を遮り、容器部5の側面板7に到達させないために、本願発明者の知見、有限要素法を用いた電界解析による電子軌道のシミュレーション及び実験結果に基づいて、以下に説明するように設定されている。
図1は遮蔽電極20の高さhが2.5mmの例であり、この時には遮蔽電極20と第2制御電極14の間隔Dは3mmとなっている。また図2は遮蔽電極20の高さhが4.0mmの例であり、この時には遮蔽電極20と第2制御電極14の間隔Dは1.5mmとなっている。すなわち、基板と第2制御電極の距離は、5.5mmに設定されている。少なくとも図1の例のように、h=2.5mm以上で容器部5の側面板7に到達する電子が減少してX線ターゲット電流の変動が減少する効果が現れ始める。図示はしないがh=3.5mmでは容器部5の側面板7に到達する電子はさらに少なくなり、図2の例のようにh=4.0mmを越えると反射電子の側面板7への到達はほぼなくなり、前述した電流劣化及び電流上昇は見られなくなる。
また、本願発明者の知見によれば、遮蔽電極20と第2制御電極14との間に放電を発生させないためには、このX線管1におけるX線ターゲット9と第2制御電極14の電位差が数kV程度の場合には、遮蔽電極20と第2制御電極14の実際の間隔は図1及び図2の例のように少なくとも1mm以上であることが好ましい。一般的な真空管においては、電極間の放電の限界電界は10kV/mmと言われているため、本実施形態では安全を見て、本実施形態における駆動電圧5kVの倍の電圧でも放電が起きないような条件として、遮蔽電極20と第2制御電極14の間隔は1mmとしている以上設けるものとした。
図3は、図1に示す実施形態のX線管(h=2.5mm)と、図2に示す実施形態のX線管(h=4.0mm)と、本願発明者が発明した旧型のX線管(h=0mm、すなわち遮蔽電極20がないもの)における駆動時間とX線ターゲット電流相対値の関係を示したグラフである。このグラフに示すように、本願発明者が発明した旧型のX線管(h=0mm)によれば、既に図8を参照して説明した通り、時間経過に伴ってX線ターゲット電流が大きく変動しており、最大で60%の電流劣化が見られ、その後100%を回復する電流上昇が見られる。ところが、図1に示す実施形態のX線管(h=2.5mm)によれば、旧型のX線管に比べ、電流劣化の進行が緩和されており、電流上昇が早まっている。すなわち、旧型のX線管のX線ターゲット電流値が最低の約60%に達した約60時間経過後にはまだ80%を維持しており、最低を示した後の電流上昇も旧型のX線管より早い。さらに、図2に示す実施形態のX線管(h=4.0mm)によれば、旧型のX線管のX線ターゲット電流値が最低の約60%に達した約60時間経過までは電流劣化は見られず、その後若干劣化するが、その電流劣化は最大でも90%程度である。その程度の電流劣化が発生するのは100時間経過後であるが、その後電流劣化の状態が永続することはなく、直ちに元の電流値に回復している。
このように、本実施形態のX線管1によれば、第1制御電極12の作用によって陰極11から引き出された電子は、第2制御電極14によって所定の照射範囲に規制され、一対の遮蔽電極20,20の間にあるX線ターゲット9に衝突する。これによってX線ターゲット9からはX線が発生し、このX線はX線透過窓8から外に放出される。一方、X線ターゲット9に衝突した電子の中には反射するものもあり、その中には、何らの手当てをしない場合には容器部5の側面板7等へ到達するような軌跡を見せるものもある。しかしながら、X線管1の基板4の内面には、電子が衝突するX線ターゲット9が設けられた窓部3を囲んで遮蔽電極20が設けられているため、遮蔽電極20,20の間でX線ターゲット9から反射した電子は、遮蔽電極20に吸い取られてターゲット電流の一部となり、容器部5の内面等へは到達しない。このため、このX線管1を連続的に駆動しても、前述したように時間の経過に伴って陰極11からの電子の放出が不安定化することはなく、前述した電流劣化や電流上昇が発生せず、ターゲット電流は安定化して常に一定のX線を放射することができる。
また、本実施形態のX線管1によれば、タングステン等の原子番号の大きな元素の蒸着膜によってX線ターゲット9を構成しているので、ここに衝突した電子の多数が反射電子となる。しかし、X線ターゲット9を挟んで設けられた遮蔽電極20,20を、基板4と同材質の金属で基板4と一体に構成したので、反射電子を基板4及びX線ターゲット9と電気的に一体である遮蔽電極20で捕捉することができる。
また、一般にX線管では、基板の窓部に設けたX線透過窓は強度の弱い金属箔から構成されているため、金属箔の破壊によってパッケージの気密状態が損なわれる事故が発生する可能性がある。しかし、本実施形態のX線管1によれば、基板4と同一の金属からなる遮蔽電極20を、スリット状の窓部3に設けられたX線透過窓8の両側において長手方向に沿って平行に基板4に溶接で固定したため、X線透過窓8の強度が向上し、基板のねじれや変形が減少し、金属箔の破壊によるリーク事故が発生しにくくなった。
なお、第1制御電極12、第2制御電極14及び遮蔽電極20は、ソーダライムガラス製の容器部5と熱膨張係数をほぼ等しくするために、基板4と同様、426合金を使用することが望ましい。なお、容器部5の材質がソーダライムガラス以外のガラス板の場合、基板4、第1制御電極12、第2制御電極14及び遮蔽電極20は、容器部5の熱膨張係数に略等しくなるように他の材質の金属板を使用しても良い。
1…X線管
2…パッケージ
3…窓部
4…基板
5…容器部
8…X線透過窓
9…X線ターゲット
11…電子源としての陰極
12…第1制御電極
14…第2制御電極
20…遮蔽電極

Claims (2)

  1. スリット状の窓部が形成されたX線不透過性の基板と、前記基板の外面側から前記窓部を閉止するように設けられた前記窓部よりも大きいX線透過窓と、前記基板の内面側から前記窓部に設けられたX線ターゲットと、前記基板の内面側に取り付けられて内部が高真空状態とされた容器部と、前記容器部の内部に設けられて前記X線ターゲットに電子を供給する線状の電子源と、前記容器部の内部で前記電子源と前記X線ターゲットの間に配置されて前記電子源から電子を引き出すスリット状の開口部が形成された第1制御電極と、前記容器部の内部で前記第1制御電極と前記X線ターゲットの間に配置されて電子線の照射範囲を規制するスリット状の開口部が前記電子源と対応する位置に形成された第2制御電極とを備えたX線管において、
    スリット状の前記窓部の長手方向の縁部に沿って互いに平行となるように、前記基板の内面側から前記基板側に前記窓部を囲んで一対の遮蔽電極を固定したことを特徴とするX線管。
  2. 前記X線ターゲットに衝突して反射した電子を前記容器部の側面板の内面に到達させずかつ前記遮蔽電極と前記第2制御電極との間に放電が発生しないように、
    前記基板と同材質の金属からなる前記遮蔽電極前記窓部を挟んで一対が設けられており、
    前記各遮蔽電極と前記第2制御電極の距離は、駆動電圧に対して、10kV/mmの限界放電電界を越えない距離に設定された寸法であることを特徴とする請求項1に記載のX線管。
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