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JP5635395B2 - 鏡像異性的に純粋なベンゾアゼピンの調製方法 - Google Patents

鏡像異性的に純粋なベンゾアゼピンの調製方法 Download PDF

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Description

本発明は、鏡像異性的に純粋なベンゾアゼピン、特にミルタザピンを、RもしくはS形態の実質的な鏡像異性体過剰率で調製するための方法に関する。本発明は、さらに、新規中間体およびRもしくはS形態の実質的な鏡像異性体過剰率を有するミルタザピンの調製へのこれらの使用に関する。
ミルタザピン(1,2,3,4,10,14b−ヘキサヒドロ−2−メチル−ピラジノ[2,1−a]ピリド[2,3c][2]ベンゾアゼピン)は下記式Aを有する四環系化合物である。
Figure 0005635395
この化合物はキラルであり、このラセミ混合物にはうつを治療するための医薬としての広範な使用が見出される。ミルタザピンの他の医学的使用は、例えばWO 99/25356にも報告されており、WO 01/58453は睡眠障害および無呼吸の治療におけるこの使用を開示する。ミルタザピンの鏡像異性体の生物学的効果に踏み込む研究(例えばO’Connor and Leonard,Neuro−pharmacology,1986,vol.25,pp.267−270;Kooyman et al.,1994,vol.33,pp.501−507;De Boer et.al.,Neuro−pharmacology,1988,vol.27,pp.399−408;Gower et al.,1988,vol.291,pp 185−201)はこの化合物のこの純粋な鏡像異性形態での特性に言及する。本発明は鏡像異性的に純粋なミルタザピンおよび関連ベンゾアゼピン大量の効率的な生成を提供する。
「鏡像異性的に純粋な」、「光学的に純粋な」および「実質的な鏡像異性体過剰率を有する」という用語は交換可能に用いられ、すべてがRもしくはS鏡像異性体の実質的な鏡像異性体過剰率を含むRおよびS鏡像異性体の混合物を暗に含む。本発明の脈絡において、実質的な鏡像異性体過剰率は、好ましくは少なくとも80%の鏡像異性体過剰率である。
ミルタザピンをラセミもしくはエナンチオ純粋(enantiopure)な形態で調製するための方法の様々が当分野において公知である。US 4062848に記載される方法によると、様々なデヒドロハロゲン化剤を用いる式Bの化合物の閉環の結果としてミルタザピンを得ることができる。
Figure 0005635395
このような薬剤の例には、酸、例えば硫酸、濃塩酸、ピクリン酸、トリフルオロ酢酸、リン酸、ポリリン酸(PPA)、オキシ塩化リン、三酸化リン、五酸化リン並びにルイス酸、例えば塩化アルミニウム、塩化第二鉄、塩化亜鉛、塩化スズ、塩化チタン、三フッ化ホウ素、五塩化アンチモンおよび四塩化ジルコニウムが含まれる。US 4062848においては、ミルタザピンの調製が濃硫酸を用いる閉環によって例示される。WO 00/62782においては、濃硫酸が最も好ましいことが示される。ラセミミルタザピンの光学的分解はUS 4062848においても取り組まれている。US 4062848に開示される方法により、ラセミミルタザピンを鏡像異性的に純粋なジベンゾイル酒石酸とエタノール中で反応させることによってジアステレオマー塩を形成し、このように形成されたジアステレオマー塩を濾別した後、アンモニア水で処理することによって遊離塩基を再生することにより、鏡像異性的に純粋なミルタザピンが得られる。
文書WO 2005/005410においては、上記式(A)の鏡像異性的に純粋な化合物の閉環によって鏡像異性的に純粋なミルタザピンを合成するため、上述の閉環試薬のうちから特定の選択をなすことによって出発物質における立体化学的一体性を保存できることが記載される。この方法は式(A)による化合物を閉環する工程を含み、前記工程は、溶媒の不在下で適切な酸で処理することにより、もしくは酸および有機溶媒の適切な組み合わせで処理することにより、鏡像異性体過剰の式(A)の化合物を閉環させることによって鏡像異性体過剰のミルタザピンを形成する処理を含む。本発明者らは、WO 2005/005410に記載される反応が適切な条件の選択によって実質的なラセミ化なしに進行させることはできるものの、このような条件下では副生物有意量が形成され、これがエナンチオ純粋なミルタザピンの精製を複雑なものとし、従って、この方法の全体的な收率を低下させることを見出している。反対に、副生物の量を減少させることを目的とする調製条件は、一方で、実質的なラセミ化を伴って進行する。
記述される従来技術法において、分解は合成経路の最後に生じ、これはミルタザピンのラセミ混合物の生成につながる。従って、得られる鏡像異性的に純粋な各化合物の全体的な收率は比較的低く、50%を上回ることはあり得ないことになる。実質的な鏡像異性体過剰のミルタザピンを全体的に改善された收率で調製することができるより経済的な方法を有することは有益である。US 4062848においては、光学的に活性の前駆体から出発することによっても、ミルタザピンの純粋な鏡像異性体を直接調製できるという一般的な所見がなされている。しかしながら、このような前駆体を鏡像異性体過剰に得る方法もしくはミルタザピンを製造するための次の反応工程を通して鏡像異性体過剰率を保持する方法は記述されていない。濃硫酸を用いる、US 4062848およびWO 00/62782に記載される方法は、鏡像異性体過剰率を十分に保持することがない。当業者は低收率もしくは、光学的に純粋な前駆体を用いるときには、低鏡像異性体過剰率の間で選択する問題を依然として有する。
国際公開第99/25356号 国際公開第01/58453号 米国特許第4062848号明細書 国際公開第00/62782号 国際公開第2005/005410号
O’Connor and Leonard,Neuro−pharmacology,1986,vol.25,pp.267−270 Kooyman et al.,1994,vol.33,pp.501−507 De Boer et.al.,Neuro−pharmacology,1988,vol.27,pp.399−408 Gower et al.,1988,vol.291,pp 185−201
実質的な鏡像異性体過剰率を有するミルタザピンを調製するための代替法であって、より高い全体的な收率を有し、従って、より安価であり得る方法を提供することが本発明の一般的な目的である。ミルタザピンを調製するための方法において実質的なラセミ化もしくは副生物形成なしに用いることができ、好ましくは鏡像異性的に純粋な形態で容易に得ることもできる、ミルタザピンを調製するための中間体を提供することが本発明のさらなる目的である。
本発明により、式IIIによる環状化合物の調製方法であって、式Iによる化合物および式IIによる化合物を反応させることを含む方法が提供される。
Figure 0005635395
(ここで、式Iにおいて、
、R、RおよびRは水素または1個以上の炭素原子および/もしくはヘテロ原子を含む置換基であり得、R、R、RおよびRは芳香族もしくは脂肪族環構造で結合することができ、
Yは、環内に1から3個の置換されているかまたは置換されていない炭素原子および/もしくはヘテロ原子を含む環要素であり、並びに
は水素もしくは、1個以上の炭素原子および、任意選択で1個以上のヘテロ原子を含む、炭化水素置換基であり、
並びに式IIにおいて、
およびZは脱離基であり、
Xは、1個以上の炭素原子および反応性官能基を含み、式IIの中心炭素原子に結合する炭素原子と反応性官能基との間に1から6原子の鎖を有する、次の閉環のための反応性官能性炭化水素基であり、並びに
は水素もしくは、式IIの中心炭素原子を式IIIにおけるキラル中心にする、Xとは異なる炭化水素置換基である。)
式Iによる化合物は、不飽和結合を有する2個の炭素原子、環要素Yおよび、さらに、不飽和結合を有する炭素原子を介して反応性水素原子に接続する一級もしくは二級アミンを含む。前記水素原子は、これが不飽和結合に接続するため、反応性である。このアミン基に隣接する不飽和結合はこのアミンと前記反応性水素原子との反応を立体化学的に促進するものと信じられる。環要素Yは、他の置換基R、R、RおよびRと結合して環状構造を形成することができる。
好ましい実施形態においては、RおよびRが結合して置換されているかまたは置換されていない芳香族環、好ましくはフェニルもしくはピリジン環を形成する。芳香族環は反応を促進するものと考えられる。環要素Yは1、2もしくは3個の環原子を含むことができ、従って、式IIIの化合物を7、8もしくは9員環とする。好ましくはYは−O−、−NR−もしくは−CR10−であり、RおよびR10は水素または、飽和であっても不飽和であってもよく、ヘテロ原子を含んでいてもよい、炭化水素置換基である。
化合物IとIIとの反応は、好ましくは強酸、例えばトリフルオロ酢酸、メタンスルホン酸、トルエンスルホン酸の存在下で行うが、最も好ましくは硫酸の存在下で行う。式Iおよび式IIの化合物の反応は、アミン上の水素および反応性水素での化合物II上の脱離基ZおよびZの除去によって進行する。置換基R、R、RおよびRは広範に定義されるものの、好ましくはこれらの置換基は一級もしくは二級アミンまたは化合物IIと反応性である水素原子を含まないものと考えられる。式IIにおける適切な脱離基ZおよびZは、各々独立して、ヒドロキシ、アルコキシ、クロライド、ブロマイド、ヨーダイド、トリフレート、メシレート、トシレートもしくはベシレートである。
化合物IIが、
およびZがそれぞれORおよびORであり、RおよびRが炭化水素もしくは水素である、式IIaによる(ヘミ−)アセタール(R8=Hについて)もしくは(ヘミ−)ケタール(R8=炭化水素について)、または
式IIbによる対応アルデヒド(R8=Hについて)もしくはケトン(R8=炭化水素について)、
Figure 0005635395
を表す方法において良好な結果が得られた。
式IIaもしくはIIbによる化合物の適切な例は、アルキルアミノアセトアルデヒドジアルキルアセタール、ハロゲンアセトアルデヒドジアルキルアセタール、アルキル−2,2−ジアルコキシアセテート、2,2−ジアルコキシアセタールアルキルアミド、2,2−ジアルコキシアセタール(2−ヒドロキシエチル)アルキルアミドである。
本発明による方法は多環式構造を有する化合物の調製に非常に適する。このような化合物はしばしば生物学的活性を有し、医薬配合物の調製に用いることができる。本発明の脈絡における基Xは、反応性官能基Xと式IIIにおける環内の窒素との、一以上の反応工程における、さらなる環化反応の観点で選択される。しかしながら、Y=酸素もしくはイオウである式IIIの化合物は基Xの選択とは無関係に新規であり、従って、この化合物においては、Xは水素もしくは反応性官能基で置換されていない炭化水素でもあり得ることが注記される。
Bioorg.&Med.Chem.Lett.,2002,12,3573−3577は、神経伝達物質セロトニン(5−HT)のベンゾアゼピンアンタゴニストの調製方法であって、パラホルムアルデヒドと式Iaによる化合物との反応を含む方法を記載する。同様に、Journal of Combinatorial Chemistry,8(3),381−387;2006は、エチルアルデヒドを用いるアミンと芳香族水素原子との閉環によって多環式構造を調製する方法を記載する。しかしながら、これらの方法は、さらなる閉環を達成するように拡張することができる基Xを含む、式IIIaによる中間体を調製することを開示もしくは教示しておらず、特にミルタザピンもしくはこの前駆体のいずれか、より詳しくは、実質的な鏡像異性体過剰率を有するものの調製を開示もしくは教示していない。
多環式化合物を調製する観点で、式Iの化合物は、本発明の方法に従って式IIIaによる三環式化合物を形成するため、好ましくは一般式Iにより二環式化合物であり、ここで、IおよびIIは、ヘテロ原子N、SもしくはOを任意選択で含む5から8個の環原子を好ましくは含む、環構造を表す。環構造Iおよび/もしくはIIは、1以上のエチレン性不飽和結合を含んでいてもよく、および/もしくは、1以上のヘテロ原子、ハロゲン、ヒドロキシもしくはイオウ含有基を任意選択で含む、アルキル、アリール、アルキル−アリールもしくはアルコキシから好ましくは選択される1以上の置換基を含むことができる。
Figure 0005635395
最も好ましくは少なくとも環構造II、好ましくは環構造IおよびIIの両者は、ヘテロ原子を任意選択で含む置換されているかまたは置換されていない芳香族環、好ましくはピリジンもしくはフェニルを表し、ここで、Y=O、N−RもしくはCR10(RおよびR10は水素または、ヘテロ原子を任意選択で含む、飽和もしくは不飽和炭化水素を含む置換基である。)である。最も好ましくは環IIはベンゾアゼピンを形成するフェニル環である。好ましくは環Iはフェニルもしくはピリジン環である。
一般的に記述される化合物に関する本明細書でのすべての所見は対応するより具体的に記述される化合物に同様に適用され、例えば式I、II、III、IVおよびVの化合物に対する所見は式Ia、IIa、IIIa、IVaの化合物に同様に適用され、化合物IIIbに対する所見は化合物IIIb1およびIIIb2に適用される等であることが注記される。
ミルタザピンの調製方法において、式Iによる化合物は式IIIbの新規ミルタザピン前駆体を形成する式Ibの2−アミノ−3−ベンジルピリジンである。ミルタザピンの調製のためには、基Xは1個以上の炭素原子および、式Aのミルタザピンを形成する次の閉環への1以上の引き続く反応工程の観点で選択される、場合によるヘテロ原子を含む反応性基である。
Figure 0005635395
US 4062848は、YがCHであり、R5がHであり、および環IIがベンゼン環である、式Iaによる三環式化合物から出発する、式IIIaによる四環式化合物の調製方法を記載する。この方法はイミン環を形成する閉環を得るのに酸ジハロゲナイドHalC(=O)(CHHalを用い、このイミン環は次に式IIIaによるベンゾアゼピンに還元される。この調製経路は本発明による方法と比較して幾つかの不利な点を有する。第1に、この調製経路は、酸ジハロゲナイドがピリジンの窒素とも反応するため、式Ibの化合物から出発するミルタザピンの調製に用いることはできない。実際、この文書はこの方法に従うミルタザピンの調製を記述していない。さらに、この調製経路は、式III、IIIaもしくはIIIbを有するベンゾアゼピンの調製が2つの反応工程を含むという一般的な不都合を有しており、これに対して本発明による方法は1反応工程を含むのみである。
本発明の特に好ましい実施形態において、Xは−C(=O)−Qであり、式中、Qは置換基、好ましくは窒素、酸素もしくは水素または1個以上の炭素もしくはヘテロ原子を含む置換基である。本発明は、特にラセミ形態ではあるが、より好ましくは鏡像異性体過剰または鏡像異性的に純粋なRもしくはS形態にある、Xが−C(=O)−Qである式IIIb1によるミルタザピン前駆体化合物に関する。
Figure 0005635395
Xが−C(=O)−Qであるこの化合物の格別の好ましさは、ケトン/カルボニル(>C=O)基に隣接するキラル中心が高温および/または穏やかな塩基性もしくは酸性条件で容易にラセミ化し得るものであり、従って、動的鏡像異性体分解において鏡像異性体のいずれかを理論的に100パーセントの收率で得るのに用いることができるというこの特性から生じる。従って、Xが−C(=O)−Qである式IIIの化合物を鏡像異性体過剰もしくは鏡像異性的に純粋な形態で調製するための好ましい方法は、
1:前記化合物のラセミ混合物を光学分解工程にかける、
2:所望の鏡像異性体を分離する、
3:望ましくない鏡像異性体をラセミ化する、および
4:好ましくはラセミ化された望ましくない鏡像異性体を、好ましくは光学分解工程1に再循環させる、
ことを含む。
ラセミ化および再循環により、所望の鏡像異性体のモルでの量を式IもしくはIIの出発化合物のモルでの量で除したものとして定義される收率は、少なくとも70%、好ましくは少なくとも80%、より好ましくは少なくとも85%、より好ましくは少なくとも90%、および最も好ましくは少なくとも95%である。ラセミ化は、好ましくは僅かに高い温度、穏やかな塩基性もしくは酸性条件下で行うことができる。
ミルタザピンもしくはキラル炭素に隣接するメチル基を有する式IIIの他の化合物の調製では、この方法は、C=O基をメチレン基に還元し、特にXが−CH−QであるものがXが−C(=O)−Qである化合物(式IX)の還元によって得られる、さらなる工程を含む。
Figure 0005635395
これは調製の最中の早期段階もしくはあらゆる後の段階で、好ましくはラセミ化の危険性がより少ない閉環後に行うことができることが見出された。本発明の方法において、Xは−CH−Qとなるように選択することができ、式中、Qは上で定義される置換基である。この方法においては、ラセミ化は不可能であり、光学分解は公知方法、例えばジアステレオマー選択的結晶化を用いて行わなければならない。これは、偶発的に、カルボニル前駆体を用いる上述の調製経路よりも少ない收率につながることもあるが、依然として、調製プロセスの後の段階で光学分解工程を行う従来技術の方法と比較して生成される廃棄物の量を相当少なくしながら良好な收率を得ることが可能である。
中間体IIIは光学的に純粋なミルタザピンの調製に非常に有用であり、S−ミルタザピン、R−ミルタザピンもしくはラセミミルタザピンの調製に用いることができる。原理的には、提示されるすべての選択肢を鏡像異性的に純粋なミルタザピンもしくはラセミミルタザピンの両者に適用することができる。エステル(式IIIb1においてQ=OR)はキラル酸、例えば(−)−ジベンゾイル−L−酒石酸を用いることによって分解することができ、(S)−鏡像異性体が得られる。アミド鏡像異性体(Q=NRH)はキラル酸、例えばエナンチオ純粋なマンデル酸を用いることによって分解することができる。ブロマイド前駆体はジアステレオ選択的結晶化によって分解することができ、あるサンプルではR(+)−マンデル酸でS−鏡像異性体が得られる。同様に、反対のR−鏡像異性体はS(−)−マンデル酸での分解によって得ることができる。
式IIにおける基Xは所望の最終生成物に向かう次の反応工程を考慮して選択する。多環式構造を生成する一般的な目的を考慮すると、式IVによる中間体化合物を調製することができる。従って、調製方法においては、Xが−C(=O)Qもしくは−CHQであり、QがL(CHR)−(NR)−(CRH)−となるように選択され、各々のRは、同じである、もしくは異なる置換基水素または、1個以上の炭素原子および/もしくはヘテロ原子を含む、炭化水素置換基であり得、pは0もしくは1であり、nは0から2であり、mは1から3であり、m+nは1から3であり、Lは脱離基である化合物IIが選択される。6員環の形成では、式IVaの前駆体を得るため、Qは−LCNMe−であることが好ましい。ミルタザピンの調製方法において、前記中間体化合物は式IVbによる化合物である。
Figure 0005635395
あるいは、式IV、IVaもしくはIVbの化合物を直接生成する化合物IIを選択する代わりに、Qが式L(CHR)−(NR)−(CRH)Aによる伸長体(extender)と反応する反応性基を含み、AがQと反応性の基である方法に従うこともできる。式IVaもしくはIVbの化合物の(化合物III、IIIa、IIIb、IIIb1もしくはIIIb2からの)調製では、基Qを伸長基−ACLと反応させて基−NMeCLを形成することができる。Qがハロゲン、−NHRもしくは−ORであり、Rが水素もしくは炭化水素置換基、好ましくはC1−C4アルキルである調製において良好な結果が得られた。Qが良好な脱離基、好ましくはハロゲンもしくは−ORである場合、AはRHN−であり、反対にQがRHN−基である場合、Aは良好な脱離基、好ましくはハロゲナイドもしくはORであり、ここで、Rはトシレートもしくはメシレートを含む。ミルタザピン調製では、この伸長反応が光学的純度の非常に高い保持を伴って進行することが見出された。合成が化合物IIIのエナンチオ純粋形態から出発する場合、式IVの化合物をエナンチオ純粋形態で得ることができる。
Lが弱脱離基である式IVの化合物は、前記弱脱離基Lの強脱離基への修飾および、塩基の存在下での、環内でのアミジンによる脱離基の求核置換による引き続く閉環によって、式Vによる化合物に変換することができる。強脱離基Lは、好ましくはクロライド、ブロマイド、ヨーダイド、メタンスルホネート、トルエンスルホネート、トリフレート等の群から選択される。
Figure 0005635395
脱離基Lは、QとAとの反応の妨害を防止するため、弱脱離基、好ましくはヒドロキシルとなるように選択することができる。しかしながら、伸長反応において、式Vによる化合物を形成する閉環まで1工程で直接進行させることも可能である。この場合、式IVの化合物におけるLは、塩基の存在下でアミンと直接反応することができるより強い脱離基となるように選択される。式Ib、IIIbもしくはIVbの化合物を介するミルタザピンの調製方法において、これは式Aによるミルタザピンを生じる。
上述のように、化合物をキラル中心に隣接するカルボニル機を含む中間体化合物から誘導する場合、引き続きさらなる還元工程を行ってカルボニル基>C=Oをエチレン基>CHに還元することができる。
本発明は、ラセミ、鏡像異性体過剰または鏡像異性的に純粋なRもしくはS形態にある、式IIIb、IVbもしくはVbによるミルタザピンを調製するための中間体化合物およびこれらの化合物のいずれかを用いてミルタザピンをラセミ、鏡像異性体過剰もしくは鏡像異性的に純粋なRもしくはS形態で調製するためのあらゆる方法にも関する。US 4,062,848は類似の前駆体を総称のみで記述するが、このような前駆体からミルタザピンを調製するための調製経路を具体的に記述していない。実際、酸ジ−ハロゲナイドはピリジン環の窒素とも反応してまったく異なる望ましくない生成物を生じるため、ミルタザピン前駆体Ibを用いることはできない。
Qが環形成のための反応性基、好ましくは−NMeCL、ハロゲン、−NHMeもしくは−ORであり、Rは水素もしくは炭化水素置換基、好ましくはC1−C4アルキルである、ラセミ形態、鏡像異性体過剰もしくは鏡像異性的に純粋なRもしくはS形態にある、式IIIb1によるミルタザピンを調製するための中間体化合物が特に好ましい。これらの成分は、これらを容易にラセミ状態に変換して光学分解工程に再循環させることができ、これが非常に高い収率を生じるため、好ましい。
Figure 0005635395
本発明は、特にQが環形成のための反応性基、好ましくは−NMeCL、ハロゲン、−NHMeもしくは−ORであり、Rが水素もしくは炭化水素置換基、好ましくはC1−C4アルキルである、鏡像異性体過剰もしくは鏡像異性的に純粋なRもしくはS形態にある、式IIIb2によるミルタザピンを調製するための中間体化合物にも関する。
Figure 0005635395
本発明は、一般式III、IVおよびVによる、鏡像異性体過剰もしくは鏡像異性的に純粋なRもしくはS形態にある前駆体化合物にも関する。前述の従来技術文書においては、光学的に活性の化合物を光学的に活性の前駆体から製造できるという広範な記載がなされているが、この広範な記載はエナンチオ純粋な中間体化合物に対する特定の実施可能な指針を提供するものではないと考えられる。特定の光学的に活性の中間体化合物の開示はなく、このような光学的に活性の化合物を調製する方法の開示はなく、このような光学的に活性の前駆体を用いる方法の開示はない。実際、エナンチオ純粋な化合物のすべての例は、まったく異なる前駆体を用いるまったく異なる調製経路を用いた後に最終生成物のみの光学分解だけで調製された。さらに、本発明者らは、この従来技術文書に記載される調製方法が相当のラセミ化を生じ、従って、広範な記載が単に立証されていない切望であることを見出している。
本発明は、さらに、Xが−C(=O)−Qである式IIIもしくはIIIaによる化合物またはキラル炭素原子に隣接するC=O基を含む式IV、IVaもしくはVによる化合物および、−C(=O)−基の−CH−基への還元が場合により続く、RもしくはS鏡像異性体の実質的な鏡像異性体過剰率を有する対応化合物の製造へのこれらの使用に関する。上述のように、キラル炭素に隣接するC=O基を有するこれらの化合物は比較的容易にラセミ化することができ、これはラセミ化した望ましくない鏡像異性体の再循環および非常に高い收率を伴う調製方法を可能にする。
本発明を以下の実施例によって説明する。
Q=NHMeAである式IIIb2によるメチルアミン化合物(10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−イルメチル)−メチル−アミン)を以下に記述されるように2つの異なる方法AおよびBを用いて調製した。
方法A.
250ml丸底フラスコ内の2−アミノ−3−ベンジルピリジン(2.1g、11.4mmol)およびN−メチルアミノアセトアルデヒドジメチルアセタール(3.7g、31.1mmol、2.7eq.)の混合物を、室温で、攪拌しながら、急速に添加することによって濃硫酸(30ml)で処理した。活発な発熱反応が生じた。45分間攪拌した後、この暗色混合物を氷水(250ml)に注いだ。濃アンモニア(25%aq.;150ml)を添加して混合物を塩基性化した。酢酸エチル(3×150ml)で抽出を行った。合わせた有機層をNaSOで乾燥させた。真空下で蒸発させることで粗製10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−イルメチル)−メチル−アミンを黄色油(2.5g、10.5mmol)として收率92%で得た。
質量分析:M+1=240主要ピーク
H−NMR(CDCl)δ(ppm)2.16 1H、br s、NH;2.54 3H、s、N−CH;3.14−3.18 2H、m;3.68 1H、d、J=15.2Hz、CHH;4.45 1H、d、J=15.2Hz;5.05 1H、dd、J=2.4および6.0Hz;5.55 1H、br s、NH;6.49 1H、dd、J=5.1および7.5Hz、ArH;7.15 1H、m、ArH;7.19−7.27 4H、m、ArH;7.86 1H、dd、J=1.8および5.1Hz、ArH。
キラルHPLC分析:カラムChiralcel OJ(250×4.6mm;5μm)、移動相:n−ヘプタン/EtOH/EtNH(90:10:0.2)、流れ:1.0ml/分、UV:248および308nm、サンプル:2−プロパノール中1mg/mlまで、注入:10μl、temp:22℃。鏡像異性体は13.8および18.0分。生成物はさらに精製することなしに次工程において用いた。
方法B.N−メチルアミドの還元による
N−メチルアミド(700mg、2.77mmol)をTHF(20ml)に溶解した。この溶液を攪拌しながら0℃に冷却してBF.OEt(1.0ml、7.89mmol、2.8eq.)を添加し、この混合物を0℃で30分間攪拌した。次に、BH.SMe(3.0ml、THF中2.0M;6.0mmol)を添加した。室温で3時間攪拌した後、混合物を還流温度まで3時間加熱し、ほぼ完全な変換を得た。続いて、この混合物を室温に冷却し、2N HClを添加して過剰のボランを失活させた後、水(20ml)および酢酸エチル(100ml)を添加した。有機層を分離した。水層をジクロロメタン(2×25ml)で抽出した。合わせた有機層をNaSOで乾燥させ、真空下で濃縮して油を得た。シリカゲルでのクロマトグラフィーによる精製で純粋な生成物(298mg、1.25mmol)を收率45%で得た。
質量分析:M+1=240主要ピーク。
Q=Brである式IIIb2による臭素化合物(10−ブロモメチル−10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン)を以下に記述されるように2つの異なる方法AおよびBを用いて調製した。
方法A.生粋
250ml丸底フラスコ内の2−アミノ−3−ベンジルピリジン(12.0g、65.2mmol)およびブロモアセトアルデヒドジメチルアセタール(19g、112.4mmol、1.7eq.)の混合物を、室温で、急速に添加することによって濃硫酸(50ml)で処理した。活発な発熱反応が生じた。1時間攪拌した後、この暗色混合物を氷(約500ml)に注ぎかけた。濃アンモニアを添加して混合物を塩基性化した。酢酸エチル(100ml)およびジクロロメタン(2×150ml)で抽出を行った。合わせた有機層をNaSOで乾燥させた。真空下での蒸発で10−ブロモメチル−10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピンを褐色粉末(14g、48.6mmol)として收率75%で得た。質量分析:M+1 289、291(Br−同位体)主要ピーク。
H−NMR(CDCl)δ(ppm)3.88 2H、d、J=6.9Hz、CHBr;3.95 1H、d、J=15.3Hz、CHH;4.05 1H、d、J=15.3Hz、CHH;5.01 1H、dd、J=6.9および12.3Hz、CH;5.35 1H、br s、NH;6.58 1H、dd、J=4.8および6.9Hz、ArH;7.17−7.29 5H、m、ArH;7.93 1H、dd、J=2.1および4.8Hz、ArH。
生成物はさらに精製することなしに用いた。
方法B.ジクロロメタン溶液
2−アミノ−3−ベンジルピリジン(11.6g、63.0mmol)およびブロモアセトアルデヒドジメチルアセタール(10.65g、63.0mmol、1.0eq.)の混合物をジクロロメタン(100ml)に溶解した。この攪拌溶液を氷浴で0℃に冷却した。冷却した溶液に、攪拌しながら、濃硫酸(50ml)を約1分にわたって少しずつ添加した。活発な発熱反応が生じた。室温まで暖めながら攪拌を3時間継続した。この混合物を氷(約500ml)に注ぎかけた。生じる混合物を濃アンモニア(250ml)で塩基性化した。ジクロロメタン(3×200ml)で抽出を行った。合わせた有機層をNaSOで乾燥させた。真空下での蒸発で10−ブロモメチル−10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピンを褐色粉末(15.3g、53.1mmol)として收率84%および純度98%(LC−MS)で得た。生成物はさらに精製することなしに用いた。
実施例2において得られた化合物(IIIb2、Q=ブロマイド)を、鏡像異性体混合物(10−ブロモメチル−10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン)のジアステレオマー塩分解によって光学的に分解した。
EtOH(100ml)中のS(+)−マンデル酸(7.0g、46.2mmol)の溶液をEtOH(400ml)中のブロマイド(13.3g、46.2mmol)の温溶液に添加した。この混合物を還流温度に加熱した後、加熱マントル内で攪拌しながら、室温まで徐々に冷却した。4時間後、この懸濁液をP2−ガラスフィルターで濾過し、淡褐色固体を得た。この固体を2−プロパノール(10ml)およびイソプロピルエーテル(25ml)で洗浄した後、真空下で乾燥させて塩7.7g(17.5mmol;Msalt=440)を收率38%、59%d.e.(キラルHPLC)で得た。EtOH(200ml)中の再結晶化で塩5.2gを74%d.e.で得た。重ねて、EtOH(70ml)からの再結晶化で83%d.eを得た。さらに2回の再結晶化の後、フリーの塩基をaq.NaCO/ジクロロメタンで遊離させ、ブロマイドR(−)−10−ブロモメチル−10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピンを92%e.e.で得た。
上記からの最初の濾液を真空下で濃縮し、塩6.3g(21.8mmol)を得た。フリーの塩基を遊離させ、EtOH(250ml)に溶解した。R(−)−マンデル酸(0.8eq.、2.66g、17.5mmol)を添加した。この混合物を還流温度まで加熱した後、室温まで一晩冷却した。この懸濁液をガラスフィルターで濾過した。これらの塩をEtOH(10ml)およびイソプロピルエーテル(25ml)で洗浄した。真空下で乾燥させることで塩3.9g(8.9mmol)を收率19%、86%d.eで得た。EtOH(40ml)からの再結晶化で、熱濾過の後、塩3.2gを92%d.e.で得た。さらに2回の再結晶化の後、塩を97%d.eで得た。フリーの塩基の遊離でブロマイド S(+)−10−ブロモメチル−10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピンを97%e.e.で得た。
キラルHPLC分析:カラムChiralcel OJ(250×4.6mm;5μm)、移動相:n−ヘプタン/2−PrOH/EtNH(60:40:0.2)、流れ:1.0ml/分、UV:248および308nm、サンプル:2−プロパノール中1mg/mlまで、注入:10μl、温度:22℃。鏡像異性体は10.3分(副)および24.9分(主要R−異性体)。
Q=OMeである式IIIb1によるメチルエステル化合物(10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−カルボン酸メチルエステル)を以下に記述されるように調製した。
250ml丸底フラスコ内の2−アミノ−3−ベンジルピリジン(18.3g、99.4mmol;粗製物)およびメチル2,2−ジメトキシアセテート(22g、21.6mmol、1.9eq.)を室温で、攪拌しながら、急速に添加することによって濃硫酸(50ml)で処理した。活発な発熱反応が生じた。30分間攪拌した後、この暗色混合物を氷水(1000ml)に注ぎかけた。濃アンモニア(25%aq.;250ml)を添加して混合物を塩基性化した。ジクロロメタン(2×150ml)での抽出。合わせた有機層をNaSOで乾燥させた。真空下での蒸発で10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−カルボン酸メチルエスエルを黄色フォーム(18.5g、72.8mmol)として收率73%で得た。シリカゲルでのクロマトグラフィーによって分析上純粋なサンプルを得ることができる。R=0.3(EtOAc/n−ヘプタン=1:1)。
質量分析:M+1=255主要ピーク
H−NMR(CDCl)δ(ppm)3.84 3H、s、OCH;3.86 1H、d、J=15.5Hz、CHH;4.11 1H、d、J=15.5Hz、CHH;5.51 1H、d、J=5.7Hz;5.87 1H、br s、NH;6.52 1H、dd、J=5.1および7.2Hz、ArH;7.08 1H、m、ArH;7.20−7.31 4H、m、ArH;7.88 1H、dd、J=1.5Hzおよび4.8Hz、ArH。
M.p.130.6℃
キラルHPLC分析:カラムChiralpak AD−H(250×4.6mm;5μm)、移動相:n−ヘプタン/EtOH/EtNH(50:50:0.2)、流れ:0.5ml/分、UV:248および308nm、サンプル:2−プロパノール中1mg/mlまで、注入:10μl、温度:22℃。鏡像異性体は44.8((+)−異性体)および68.5分((−)−異性体)。
生成物はさらに精製することなしに用いた。
実施例4において得られたメチルエステル化合物(IIIb1、Q=OMe)をジアスレオマー塩分解によって光学的に分解した。
EtOH(35ml)および(−)−ジベンゾイル−L−酒石酸(3.01g、8.41mmol)中のメチルエステル(10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−カルボン酸メチルエステル)(2.14g、8.41mmol)の混合物を透明溶液が得られるまで70℃で攪拌した。室温に冷却する間に塩が沈殿した。18時間後、沈殿した塩をガラスフィルターで濾過した。これらの固体をEtOH(10ml)、イソプロパノール(10ml)およびイソプロピルエーテル(25ml)で洗浄した。真空下で乾燥させることでジアステレオマー塩(1.54g、2.52mmol)が收率30%、80%d.eで得られた。eeは以下のように決定した。aq.NaCOでの塩のサンプルの処理およびCHClでの抽出で、蒸発の後、油が得られた。キラルHPLC分析は、このサンプルが(−)−異性体の80%eeを有することを示した。EtOHからの塩の反復再結晶化で>99%eeの(−)−が得られた。
Q=OEtである式IIIb1によるエチルエステル化合物(10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−カルボン酸エチルエステル)を以下に記述されるように調製した。
250ml丸底フラスコ内の2−アミノ−3−ベンジルピリジン(2.1g、11.4mmol)およびエチル2,2−ジエトキシアセテート(3.8g、21.6mmol、1.9eq.)の混合物を室温で、攪拌しながら、急速に添加することによって濃硫酸(10ml)で処理した。活発な発熱反応が生じた。30分間攪拌した後、この暗色混合物を氷水(100ml)に注いだ。濃アンモニア(25%aq.;25ml)を添加して混合物を塩基性化した。酢酸エチル(2×50ml)での抽出。合わせた有機層をNaSOで乾燥させた。真空下で蒸発させることで、10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−カルボン酸エチルエステルを暗黄色油(2.4g、8.9mmol)として79%c.y.で得た。シリカゲルでのクロマトグラフィーによって分析上純粋なサンプルを得ることができた。R=0.3(EtOAc/n−ヘプタン=1:1)。
質量分析:M+1=269主要ピーク。
H−NMR(CDCl)δ(ppm)1.28 3H、d、J=7.2Hz、CH;3.80 1H、d、J=15.5Hz、CHH;4.18 1H、d、J=15.5Hz、CHH;4.32 2H、q、J=7.2Hz、OCH;5.54 1H、d、J=5.1Hz;5.86 1H、br d、J=5.1Hz、NH;6.50 1H、dd、J=4.8および7.2Hz、ArH;7.08 1H、m、ArH;7.20−7.30 4H、m、ArH;7.88 1H、dd、J=1.5Hzおよび4.8Hz、ArH。
キラルHPLC分析:カラムChiralcel OF(250×4.6mm;5μm)、移動相:n−ヘプタン/2−PrOH/EtNH(95:5:0.2)、流れ:1.0ml/分、UV:248および310nm、サンプル:2−プロパノール中1mg/mlまで、注入:10μl、温度:22℃。鏡像異性体は75.3((+)−異性体)および83.6分((−)−異性体)。
生成物はさらに精製することなしに用いた。
実施例6において得られたエチルエステル化合物(IIIb1、Q=OEt)をジアステレオマー塩分解によって光学的に分解した。
70℃の、EtOH(50ml)中のエチルエステル(3.2g、11.94mmol)の温容液を(−)−ジベンゾイル−L−酒石酸(4.27g、11.94mmol)で処理した。この混合物を70℃で30分間攪拌した。得られる透明溶液を室温まで冷却しながら攪拌した。沈殿した塩をガラスフィルターで濾過した。これらの固体をEtOH(10ml)、イソプロパノール(10ml)およびイソプロピルエーテル(25ml)で洗浄した。真空下での乾燥でジアステレオマー塩(2.2g、3.51mmol)を29%c.y.、88%d.eで得た。eeは以下のように決定した。aq.NaCOでの塩のサンプルの処理およびCHClでの抽出で、蒸発の後に油を得た。キラルHPLC分析は、このサンプルが(−)−鏡像異性体の88%eeを有することを示した。EtOHからの塩の反復再結晶化で>99%eeを有する(−)−を得た。(−)−異性体の完全な立体配置は不明である。
合わせた濾液の蒸発、aq.NaCOでの塩基性化およびCHClでの抽出で、反対の鏡像異性体(+)−(39%e.e.)2.2g(8.2mmol)を回収率69%で得た。
Q=NHMeである式IIIb1によるカルボキサミド化合物(10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−N−メチルカルボキサミド)を以下に記述されるように2つの異なる方法AおよびBを用いて調製した。
方法A.実施例4において得られるメチルエステル化合物から。
メチルアミン(250ml、水中40%)を粗製メチルエステル化合物(22.5g、88.6mmol)に室温で添加した。この混合物を水浴で5分間、65℃に加熱した。得られた溶液を室温まで冷却しながら一晩攪拌した。この反応混合物を還流温度に1時間加熱した後、真空下で乾燥するまで蒸発させた。トルエン(50ml)を添加し、混合物を乾燥するまで蒸発させた。アセトン(50ml)を添加し、重ねて混合物を乾燥するまで蒸発させ、粗製ラセミカルボキサミドをほぼ定量的に得た。
質量分析:M+1=254主要ピーク
H−NMR(CDCl)δ(ppm)2.88 3H、疑似d、N−CH;3.49 1H、d、J=15.0Hz、CHH;4.15 1H、d、J=15Hz、CHH;4.92 1H、br s、CH;5.95 1H、br s、NH;6.58 1H、dd、J=5.1および7.5Hz、ArH;6.96 1H、br s、NH;7.16−7.32 5H、m、ArH;7.90 1H、dd、J=1.2および5.1Hz、ArH。
この粗製生成物はさらに精製することなしに用いた。
方法B.実施例6において得られるエチルエステル化合物から
エチルエステル(500mg、1.87mmol)および40%メチルアミン水溶液(50ml)の混合物を室温で一晩攪拌し、N−メチルアミドへの完全な変換を得た。抽出をトルエン(2×50ml)およびジクロロメタン(2×50ml)で行った。合わせた有機抽出物をNaSOで乾燥させた。真空下での蒸発で、純粋なアミドが、H−NMRおよび質量分析:M+1=254実測によるほぼ定量的な收率で得られた。
実施例8において得られるカルボキサミド化合物(IIIb1、Q=NHMe)をジアステレオマー塩分解によって光学的に分解した。
ラセミカルボキサミド化合物(19.2g、75.9mmol)およびS(+)−マンデル酸(11.54g、1.0eq.)の混合物をエタノール(100ml)と混合した。この懸濁液を65℃まで手短に加熱して透明溶液を得た。この温容液を室温まで冷却しながら攪拌した。24時間後、吸引下で塩をガラスフィルターで濾過した。この細分された粉末をエタノール(10ml)で洗浄した後、イソプロピルエーテル(2×40ml)で洗浄した。残留する固体を真空下で乾燥させ、遊離S(+)−カルボキサミドのキラルHPLCにより、S(+)−マンデル酸塩(9.4g、23.2mmol)をオフホワイトの固体として收率31%、74%d.e.で得た。この塩をエタノールから再結晶化し、86%d.e.を有する塩6.8gを得た。
合わせた濾液をNaCO水溶液で塩基性化し、対応するR(−)−異性体をジクロロメタンで抽出した。有機層をNaSOで乾燥させた。真空下での蒸発で、44%e.e.を有するR(−)−鏡像異性体(6.4g、25.3mmol)を得た。
次に、R(−)−マンデル酸(2.88g、18.95mmol、0.72eq.)およびエタノール(25ml)を添加した。この混合物を暖めて透明溶液を得た。室温まで冷却しながら攪拌することで、R(−)−鏡像異性体のR(−)−マンデル酸塩の沈殿が生じた。この塩をガラスフィルターで濾過し、エタノール(5ml)およびイソプロピルエーテル(2×25ml)で洗浄した。真空下での乾燥の後、R(−)−鏡像異性体のR(−)−マンデル酸塩4.0g(9.88mmol)が收率39%、98%d.e.で得られた。この塩のNaCO水溶液での処理およびCHClでの抽出で純粋なR(−)−アミドを得た。
(Q=HOCNMe−である式IIIb1による)伸長化合物ヒドロキシエチル−カルボキサミド化合物(10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−N−(2−ヒドロキシエチル)−カルボキサミド)を以下に記述されるように2つの異なる方法AおよびBを用いて調製した。
方法A.実施例4において得られるメチルエステル化合物から。
2−(N−メチル)−アミノエタノール(25g、330mmol)を、75℃の、THF(100ml)中の10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−カルボン酸メチルエステル(27.5g、108.3mmol)の予備加熱溶液に攪拌しながら添加した。30分後、約15%の変換がLC−MSによって観察された。この反応混合物を室温で3日間攪拌した。真空下(95℃)での濃縮で褐色固体を得た。ジクロロメタン(200ml)を添加し、5分間攪拌した後、混合物をガラスフィルターで濾過した。固体残滓を酢酸エチル(300ml)およびアセトン(50ml)で洗浄した。真空下での乾燥で、アミドをオフホワイトの固体(18.4g、61.95mmol)として收率57%で得た。合わせた濾液からアミドの第2クロップを濾過によって単離し、乾燥させた。
質量分析:M+1=298主要ピーク
H−NMR(dmso−d6)δ(ppm)(アミド回転異性体の混合物として現れる。)2.80 1.8H、s、N−CH;3.05 1.2H、s、N−CH;3.16−3.70 6H、m;4.71 1H、d、J=15Hz、CHH;4.83 1H、d、J=15Hz、CHH;5.96、1H、dd、J=5.1および9.9Hz;6.23 1H、dd、J=5.1および10.2Hz;6.46 1H、dd、J=4.8および6.9Hz、ArH;6.88 0.34H、m、NH;7.00 0.66H、m、NH;7.21−7.31 5H、m、ArH;7.75 1H、d、J=5.1Hz、ArH。
方法B.実施例6において得られるエチルエステル化合物から。
2−(N−メチル)−アミノエタノール(10g、133.2mmol)および10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−カルボン酸エチルエステル(2.0g、7.46mmol)の混合物を、攪拌しながら、70℃で15分間加熱した。得られる混合物を室温で5日間攪拌した。この混合物を真空下(90℃)で濃縮し、アミドを褐色固体としてほぼ定量的な收率で得た。
質量分析:M+1=298主要ピーク。この生成物はさらに精製することなしに用いた。
式IIIb2による(Q=HOCNMe−の式IIIb2による)ヒドロキシエチルメチルアミド化合物(10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−イル−(2−ヒドロキシエチル)−メチルアミン)を以下に記述されるように2つの異なる方法AおよびBを用いて調製した。
方法A.実施例2において得られるブロマイド化合物およびN−メチルアミノエタノールから
10−ブロモメチル−10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン(13.4g、46.5mmol)、2−(メチルアミノ)エタノール(31g、413.3mmol;8.9eq.)およびKCO(26g、188.4mmol;4eq.)の溶液をアセトニトリル(50ml)中で還流温度に15分間加熱した後、遮断加熱マントル内で室温まで冷却しながら週末(3日)にわたって攪拌した。この反応混合物を真空下で濃縮した。水を添加し、粗製生成物をジクロロメタン(2×25ml)で抽出した。このジクロロメタン溶液をNaSOで乾燥させて濾過し、濃縮して粗製ヒドロキシエチルアミンを得たところ、次工程において直接用いることができた。粗製物質4gのサンプルを自動ISCOクロマトグラフィーによって精製し、510mg(1.77mmol)の分析上純粋な生成物を得た。
H−NMR(CDCl)δ(ppm)2.39 3H、s、CH;2.58−2.86 3H、m;3.12 1H、t、J=11.7Hz;3.52 1H、d、J=15.0Hz、CHH;3.61−3.75 3H、m;4.64 1H、d、J=15.0Hz、CHH;5.17 1H、dd、J=3.9および10.8Hz;6.01 1H、br s、NH;6.45 1H、m、ArH;7.12−7.30 5H、m、ArH;7.77 1H、d、J=4.8Hz。
方法B.実施例2において得られるメチルアミン化合物およびブロモエタノールから
炭酸カリウム(14.6g、105.8mmol、2eq.)をDMF(50ml)中のアミン10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−イルメチル)−メチル−アミン(13.7g、57.3mmol)およびブロモエタノール(1.0eq.、7.16g)の混合物に添加した。この混合物を還流温度に5時間加熱した。真空下での溶媒の蒸発、ジクロロメタンの添加および水での洗浄で、NaSOでの有機層の乾燥および真空下での濃縮の後、生成物がほぼ定量的な收率で得られた。
ミルタザピンを実施例11において得られる10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−イル−(2−ヒドロキシエチル)−メチルアミンから調製した。
10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−イル−(2−クロロエチル)−メチルアミン
塩化チオニル(2ml)をジクロロメタン(15ml)中の10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−イル−(2−ヒドロキシエチル)−メチルアミンの溶液に室温で添加し、ヒドロキシ基をより強い脱離基で置換した。1時間攪拌した後、反応混合物を真空下で濃縮し、粗製クロライド化合物を褐色油として得た。質量分析:M+1=302、304(Cl−同位体)。
ミルタザピン
得られた粗製10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−イル−(2−クロロエチル)−メチルアミン(幾らかの出発物質が存在する。)をDMF(10ml)に溶解した。KCO(800mg)およびKI(500mg)を添加した。この混合物を4時間還流させた。水(100ml)での希釈およびジクロロメタン(2×100ml)での抽出で、NaSOでの乾燥および蒸発の後、粗製ラセミミルタザピンが油として得られた。
H−NMR(CDCl)δ(ppm)2.32 1H、dd、J=3.3および10.8Hz、H−3;2.37 3H、s、N−CH;2.51 1H、t、J=10.2Hz、H−1;2.86 1H、m、H−1;2.96 1H、m、H−3;3.42 1H、d、J=13.2Hz、H−10;3.50 1H、m、H−4;3.69 1H、m、H−4;4.35 1H、dd、J=2.4および9.9Hz、H−14b;4.52 1H、d、J=13.5Hz、H−10;6.72 1H、dd、J=4.8および7.2Hz、H−8;7.14 4H、m、ArH;7.30 1H、m、H−9;8.15 1H、dd、J=1.8および5.1Hz、H−7。
ミルタザピンを実施例10において得られる10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−N−(2−ヒドロキシエチル)−カルボキサミドから調製した。
10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−N−(2−クロロエチル)カルボキサミド
塩化チオニル(13.5ml)をクロロホルム(100ml)中の10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−N−(2−ヒドロキシエチル)−カルボキサミド(18.6g、61.95mmol)の懸濁液に室温で添加した。この混合物を室温で一晩攪拌した。真空下での蒸発で油性生成物を得た。この残滓を真空下でトルエン(50ml)と共に共蒸発させ、粗製クロライドをベージュの固体として定量的な收率で得た。質量分析:M+1=316、318(Cl−同位体)。
このクロライドをさらに精製することなしに用いた。
3,4,10,14b−テトラヒドロ−2−メチル−ピラジノ[2,1−a]ピリド[2,3−c][2]ベンゾアゼピン−1(2H)−オン
DMF(100ml)中の粗製10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−N−(2−クロロエチル)−カルボキサミド(2.4g、7.46mmol)、KCO(3.5g、25.4mmol)およびKI(2.7g、16.3mmol)の混合物を攪拌しながら還流温度に加熱した。3時間後、加熱を停止し、混合物を室温まで冷却しながら一晩攪拌した。この混合物を真空下、85℃で蒸発させた。水(50ml)を添加し、混合物をジクロロメタン/メタノールの混合液(95:5、100ml)で抽出した。有機抽出物を真空下で濃縮した。得られた褐色油をアセトン(10ml)に溶解した。t−ブチルメチルエーテル(50ml)の添加後直ちにベージュの沈殿が形成され、これを吸引下、ガラスフィルターで濾過した。真空下で乾燥させることで、標題の化合物0.28g(收率13%)が白色固体として得られた。残留する濾液を真空下で蒸発させ、残滓をジクロロメタン/メタノール=9:1で溶出するシリカゲルでのクロマトグラフィー(R=0.1)によって精製して、標題の化合物の別のクロップを白色固体として得た。
質量分析:M+1=280。
H−NMR(CDCl)δ(ppm)3.19 3H、s、N−CH;3.30−3.44 2H、m;3.49 1H、d、J=16.2Hz、CHH;3.71 1H、m;4.42 1H、m;4.83 1H、d、J=16.2Hz、CHH;5.90 1H、s;6.63 1H、dd、J=5.1および7.5Hz、ArH;7.09 1H、m、ArH;7.23 3H、m、ArH;7.33 1H、d、J=6.9Hz、ArH;8.01 1H、dd、J=0.9および5.1Hz、ArH。
ミルタザピン
3,4,10,14b−テトラヒドロ−2−メチル−ピラジノ[2,1−a]ピリド[2,3−c][2]ベンゾアゼピン−1(2H)−オン(200mg、0.72mmol)をジクロロメタン(40ml)に溶解した。氷水浴で0℃に冷却しながら、攪拌の下で、BF.OEt(0.5ml)を添加した。黄色沈殿が形成された。15分後、BH.SMe(10ml THF中2.0M)を一度に添加した。この混合物を室温に暖めながら一晩攪拌した。水を添加した後、NaCO水溶液を添加した。水相をジクロロメタン(3×25ml)で抽出し、有機抽出物をNaSOで乾燥させた。真空下での蒸発で粗製ミルタザピンが黄色固体(246mg)として得られた。クロマトグラフィーによる精製で純粋なミルタザピン(105mg、0.4mmol)が收率55%で得られた。
質量分析:M+1=266
(R)−ミルタザピンを実施例9において得られるR(−)−10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−N−メチルカルボキサミドから調製する。
R−10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−イルメチル)−メチル−アミン
方法A.アミドのLiAlH還元
R(−)−10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−N−メチルカルボキサミドのR(−)−マンデル酸塩(2.75g、6.79mmol;98%d.e.)を飽和NaCO水溶液(25ml)およびジクロロメタン(50ml)と混合した。激しく混合した後、ジクロロメタン層を分離してNaSOで乾燥させ、真空下で濃縮してR(−)−10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−N−メチルカルボキサミドのフリーの塩基をフォームとして得た。THF(25ml)を添加して透明溶液を得た。このTHF溶液を乾燥THF(25ml)中のLiAlH(516mg、13.58mmol;2eq.)の攪拌懸濁液に不活性窒素雰囲気下で滴下により添加した。室温で90分の攪拌の後には反応が起こらず、混合物を攪拌しながら還流温度に2時間加熱した。この反応混合物を、水(10ml)および濃酒石酸ナトリウムカリウム水溶液(50ml)を慎重に添加することによって反応を停止させた。この混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層をNaSOで乾燥させて真空中で濃縮し、LC−MSにより30%出発物質および70% R−10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−イルメチル)−メチル−アミンを含有する、油(1.3g)を得た。R−4bでのキラルHPLC分析87%ee。鏡像異性体は13.8(主)および18.0分(副)。
方法B.アミドのBH.SMe還元
アミド R(−)−10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−N−メチルカルボキサミドのR(−)−マンデル酸塩(1.0g、2.47mmol;98%d.e.)を飽和NaCO水溶液(20ml)およびジクロロメタン(50ml)と混合した。激しく攪拌した後、ジクロロメタン層を分離した。水層をジクロロメタン(25ml)で抽出した。合わせた有機画分をNaSOで乾燥させて真空下で濃縮し、フリーのアミドR(−)−10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−N−メチルカルボキサミドをフォームとして得た。このアミドをジクロロメタン(25ml)と混合し、0℃で攪拌しながら、BF.OEt(0.5ml、2.35mmol)を添加した。5分後、BH.SMe(6.0ml、THF中2.0M;12.0mmol)を添加した。室温で18時間後に観察される変換は非常に少なく、活発な気体放出の下で再度BF.OEt(3ml、14.1mmol)を添加した。20時間後、混合物を氷水(100ml)に注ぎ入れた。Sat.aq.NaCO(100ml)を添加し、この混合物をジクロロメタン(2×100ml)で抽出した。有機抽出物をNaSOで乾燥させて真空下で濃縮し、粗製生成物(443mg、1.85mmol)を收率75%で黄色油として得た。シリカゲルでのクロマトグラフィーによる精製で、純粋生成物4b(266mg、1.11mmol)が45%c.y.で得られた。
R−4bでのキラルHPLC分析:98%e.e.
R−10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−イル−(2−ヒドロキシエチル)−メチルアミン
粗製R−10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−イルメチル)−メチル−アミンをDMF(25ml)に溶解し、2−ブロモエタノール(0.85g、6.8mmol)、KCO(3.9g、28.3mmol)およびKI(2.0g、12.0mmol)を添加した。この混合物を攪拌しながら一晩加熱した。混合物をガラスフィルターで濾過し、濾液を真空下で濃縮して粗製アルコールを得た。CHCl/MeOH混合液(100:0から90:10)で溶出するシリカゲルでのクロマトグラフィーによる精製で、R−10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−イル−(2−ヒドロキシエチル)−メチルアミン(1.4g、4.95mmol)が收率73%で得られた。
R−ミルタザピン
R−10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−イル−(2−ヒドロキシエチル)−メチルアミンをジクロロメタン(50ml)に溶解した。塩化チオニル(3ml)を室温で添加した。15分間攪拌した後、混合物を真空下で蒸発させた。トルエン(50ml)を添加し、混合物を再度真空下で濃縮した。得られる透明褐色油(中間体クロライド)をDMF(50ml)に溶解した。KCO(6.0g、43.5mmol)およびKI(3.0g、18.1mmol)を添加し、得られる混合物を還流温度まで90分間加熱して室温で一晩攪拌し、還流温度まで1時間加熱した。この混合物を、ロータリーエバポレーターを用いて、真空下、85℃で蒸発させた。CHCl(50ml)を残滓に添加し、得られるスラリーをガラスフィルターで濾過した。真空下での蒸発で、粗製R(−)−ミルタザピンが油として得られた。CHCl/Me0H=9:1で溶出するシリカゲルでのクロマトグラフィー(TLC:R=0.45;I蒸気で染色)による精製で、R(−)−ミルタザピン(1.0g、3.7mmol)が收率78%で得られた。キラルHPLC分析:98%e.e.R(−)−ミルタザピン。
S(+)−ミルタザピンを実施例3において得られるS(+)−10−ブロモメチル−10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピンから調製する。
S−10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−イル−(2−ヒドロキシエチル)−メチルアミン
S(+)−10−ブロモメチル−10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン(1g、3.53mmol;97%e.e.)、2−(メチルアミノ)エタノール(1g、13.3mmol;3.8eq.)およびKCO(1g、7.3mmol;2eq.)を、アセトニトリル(50ml)中で一晩、還流温度に加熱した。1時間後、MS−分析はS−7の形成を示した(M+1=284実測)。この反応混合物を真空下で濃縮した。水を添加し、粗製生成物S−7をジクロロメタン(2×25ml)で抽出した。このジクロロメタン溶液をNaSOで乾燥させて濾過した。クロマトグラフィーによる精製でS−10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−イル−(2−ヒドロキシエチル)−メチルアミン(599mg、2.21mmol)が收率60%で得られた。
S−ミルタザピン
塩化チオニル(2ml)をS−10,11−ジヒドロ−5H−ベンゾ[e]ピリド[2,3−b]アゼピン−10−イル−(2−ヒドロキシエチル)−メチルアミンのジクロロメタン溶液(20ml)に室温で添加した。1時間攪拌した後、反応混合物を真空下で濃縮し、粗製中間体クロライドを得た。この粗製クロライドをアセトニトリル(100ml)に溶解した。KCO(1.5g、10.9mmol)およびKI(1g、6.0mmol)を添加した。この混合物を攪拌しながら一晩還流させた。真空下での蒸発。水(50ml)を添加した。ジクロロメタン(3×50ml)での抽出、NaSOでの乾燥および真空下での濃縮で油を得た。質量分析:M+1=266(ミルタザピン)実測。シリカゲルでのクロマトグラフィーにより、S(+)−ミルタザピンの分析上純粋なサンプル(439mg、1.65mmol;收率75%)が得られた。キラルHPLC分析(Chiralcel OFカラム):97%e.e.S(+)−ミルタザピン。

Claims (9)

  1. 式IIIbによる環状化合物の調製方法であって、式Ibによる2−アミノ−3−ベンジルピリジンと、式2による化合物とを、
    Figure 0005635395
    [式中、
    およびZは、各々独立して、アルコキシド、クロリド、ブロミド、ヨージド、トリフレート、メシレート、トシレートもしくはベシレートであるか、或いはZおよびZは、式2aに示すように、それぞれORおよびORであり、ここでRおよびRは炭化水素基または水素であり、或いはZおよびZは一緒になって式2bのアルデヒドを構成する酸素を形成し、
    Figure 0005635395

    Xは、−C(=O)−Qもしくは−CH−Qであり、ここで、Qは水素、ハロゲンもしくは炭化水素置換基であるか、またはQは−NHRもしくは−ORであり、ここでRは水素もしくは炭化水素置換基であるか、Qは−NMeCLであり、ここでLはヒドロキシド、クロリド、ブロミド、ヨージド、メタンスルホネート、トルエンスルホネートもしくはトリフレートである]反応させることを含む、前記方法。
  2. 式2におけるZおよびZが、各々独立して、ヒドロキシド、アルコキシド、クロリド、ブロミド、ヨージド、トリフレート、メシレート、トシレートもしくはベシレートである、請求項1に記載の方法。
  3. 式2において、式2aに示すように、ZおよびZはそれぞれORおよびORであり、RおよびRは炭化水素基または水素であるか、または、式2bに示すように、ZおよびZは一緒になって式2bのアルデヒドを構成する酸素を形成する、
    Figure 0005635395
    請求項1に記載の方法。
  4. 鏡像異性体過剰の、式IIIb1の化合物を調製するための請求項1に記載の方法であって、
    Figure 0005635395
    1:前記化合物のラセミ混合物を光学分解工程にかける工程;
    2:所望の鏡像異性体を分離する工程;
    3:望ましくない鏡像異性体をラセミ化する工程;および
    4:ラセミ化された望ましくない鏡像異性体を光学分解工程1に再循環させる工程、
    を含む、前記方法。
  5. 式IIIb1の化合物を、式IIIb2:
    Figure 0005635395
    の化合物にさらに還元する、請求項4に記載の方法。
  6. Qが−NMeCLであり、Lはヒドロキシド、クロリド、ブロミド、ヨージド、メタンスルホネート、トルエンスルホネートもしくはトリフレートである請求項5に記載の方法。
  7. Xが−C(=O)−Qもしくは−CH−Qであり、Qはハロゲン、−NHR、−NMeC Lもしくは−ORであり、ここでRは水素もしくは炭化水素置換基であり、Lはヒドロキシド、クロリド、ブロミド、ヨージド、メタンスルホネート、トルエンスルホネートもしくはトリフレートである、請求項1に記載の方法。
  8. ラセミ形態、鏡像異性体過剰、または鏡像異性的に純粋なRもしくはS形態にある式IIIb:
    Figure 0005635395
    [式IIIb中、Xは、−C(=O)−Qもしくは−CH−Qであり、ここで、Qは水素、ハロゲンもしくは炭化水素置換基であるか、またはQは−NHRもしくは−ORであり、ここでRは水素もしくは炭化水素置換基である]による化合物。
  9. 鏡像異性的に純粋な形態にある式IVb1またはIVb2:
    Figure 0005635395
    [式IVb1および式IVb2中、Lはヒドロキシド、クロリド、ブロミド、ヨージド、メタンスルホネート、トルエンスルホネートもしくはトリフレートである]による化合物。
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