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JP5526037B2 - 経口使用タバコ製品 - Google Patents

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Description

本発明は、経口使用される風味付きタバコ製品およびその製造方法に関する。
今日、市場に提供されている広範囲のタバコ製品の中に燃焼を必要としない経口使用する一群の製品がある。そのような製品としては噛みタバコおよび嗅ぎタバコなどがあり、これは通常少なくともタバコ粒子と風味料を含んでいる。
製品化する際、噛みタバコは通常、ケーシングと呼ばれる甘味料および風味付け組成物に硬化させたタバコ葉を浸す、または該組成物をタバコ葉にスプレーし、タバコ葉が所望の形状になって製品として梱包される前に部分的に乾燥させることによって処理される。
乾燥または湿った状態で提供することが可能な嗅ぎタバコは、これもまた通常タバコ粒子に風味を加えるまたは風味剤粒子とタバコ粒子と混合することによって甘味が付与される、または風味付けされるという点で噛みタバコと似ている。スヌース(snus)型の嗅ぎタバコは、低温殺菌処理され、その際に風味料、通常少なくとも塩および水などの保湿剤が刻んだまたは挽かれたタバコに加えられ、この混合物はその後加熱される。
経口使用される非喫煙タバコ製品は、特に風味料に関し多様化する傾向にある。風味料は、非喫煙タバコ製品にタバコ風味を高めるおよび/または僅かに変えるためだけでなく、最近では知覚される風味/香味を著しく変性するために加えられる。嗅ぎタバコなどの従来の経口使用されるタバコ製品の風味に較べて著しく知覚される風味/香味が変性された経口使用のタバコ製品は、主に燃焼タバコ製品を使用しているが、それの消費を減らしたいまたは止めたいと思っている消費者による要求が高まっている。
さらに多くの風味料は、通常揮発性であり、タバコと接触すると劣化しやすい。これにより使用の際に所望の風味分布(flavour profile)を呈する製品の製造が複雑になる。これは揮発およびこれによる風味料の損失を考慮しなければならないのが製造および梱包段階だけでなく、最終製品に影響を与える輸送および貯蔵段階で変化するからである。
下記特許文献1は、フィルムとして形成された組成物などのタバコ組成物に関する。このフィルムは、単独または複数の層を含んでもよい。多層フィルムは、1つ以上の層にタバコに加えて風味料などの追加成分を含んでいる。2および3層のフィルムがタバコを含む全ての層が風味料も含むものとして例示されている。
下記特許文献2は、タバコ成分、任意に風味料、湿潤剤およびバインダーを含む可溶性タバコフィルムストリップを開示している。
本発明の目的は、特許請求の範囲に記載された改良された風味付けされた無煙経口タバコ製品およびこれの製造方法を提供することである。特に本発明の目的は、風味分布が改善された製品を提供することである。本発明により得られるさらなる利点は、風味の放出が改善されるということである。さらにタバコを含むマトリックスは、風味料を含まず、風味料は、別のマトリックスに存在する。従って、タバコ型の風味/香味と風味料は、貯蔵中別個に保持され、特に風味分布に関しその保存性が改善される。本発明のさらなる利点は、以下の説明より明らかになる。
本発明は、経口使用/投与される風味付きタバコ製品に関し、この製品では少なくとも1つのマトリックスがタバコを含み、特に全ての風味料がタバコを含まない少なくとも1つのマトリックスに含まれる。またこの風味付きタバコ製品の製造方法も本発明に包含される。
本発明の一態様では、本発明のタバコ製品は、層として形成された少なくとも2つのマトリックスとして形成され、例えば第1のマトリックス層は、タバコを含みそして基本的には風味料を含まず、第2のマトリックス層は、風味料を含む。
本願で使用される「マトリックス」は、タバコおよび風味料をそれぞれ埋め込んだまたは封入した化合物または好ましくはこのような化合物の混合物を包含する。マトリックスを使用することによりタバコ粒子が風味料と接触するのを防ぎ、その結果時間が経過しても風味分布が実質的に変わらない。かなりの数の食用に供することができる化合物、例えば非高分子化合物、オリゴ糖および多糖類のような炭水化物系ポリマー、例えばセルロースおよびセルロース系ポリマーなどの任意に水溶性である天然および合成ポリマーなどのポリマー、合成および天然ゴム、保湿剤/可塑剤、界面活性剤、乳化剤、天然および人工の甘味料、充填材、潤滑剤、保存料、安定剤、着色剤をマトリックス中に含ませることができる。マトリックスの物理的状態は、通常半個体または個体である。
本明細書中で使用されている「風味料」なる用語は、タバコ製品に所望の味または香りを生じさせるために使用される材料を意味する。好適には「風味料」は、噛みタバコ、乾式および湿式嗅ぎタバコ、後者はスヌースとも呼ばれている、などに例示される経口投与を意図した従来の非喫煙タバコ製品に通常添加される甘味料、塩および他の風味化合物などの「風味料」を好ましくは除く通常非タバコ風味料として知覚される材料を包含する。これらの風味料は、抽出物を含み、模造、合成または天然成分またはそれらの混合物であってもよい。天然成分は、任意ではあるが繊維を含む植物、通常顕花植物から成熟した子房(即ち果実)から得られるあらゆる成分を含む植物由来のものであってもよい。顕花植物とは植物の分類において被子植物門の植物を意味する。風味料はあらゆる形体、例えば油、液体または粉体のものであってもよい。
本明細書中で使用されている「タバコ」は、タバコ類のすべての全ての属の葉、花、茎などのあらゆる部分およびその再生材を含む。タバコは、天然タバコに見られる特定の化合物、例えばニコチンなどの派生物を含み、これは抽出または合成されたものでもよく、さらにタバコ葉の繊維部分などの構造的派生物も含む。さらに必要に応じて調製された際に天然タバコに物理的に類似する個々の化学物質および/または複合化学構成要素を含むタバコ代替え品を含む。
ここでは「経口タバコ製品」または「無煙経口タバコ製品」は、燃焼させずに、限られた時間に使用者の口腔に入れられるように設計され、その間使用者の唾液と製品とが接触するあらゆるタバコ製品を含む。
本発明は、少なくとも2つのマトリックスを含み、その内の少なくとも1つのマトリックスがタバコを含み、実質的に風味料を含まず、実質的に全ての風味料がタバコを含まない少なくとも1つのマトリックスに含まれる無煙の風味付きタバコ製品に関する。タバコを含むマトリックスは、好ましくは風味料を含まない。本発明のタバコ製品が3つ以上のマトリックスを含む場合、少なくとも1つのマトリックスはタバコを含み、風味料を実質的に含まない、好ましくは風味料を全く含まない。好適にはタバコを含む全てのマトリックスは、実質的に風味料を含まない、好ましくは風味料を全く含まない。さらに本発明のタバコ製品は、タバコ含有マトリックスの他に少なくとも1つの風味料を含む他のマトリックスを含む。風味料とタバコは、これらのマトリックスが層として形成されている場合、マトリックスの間、即ちこれら層の間に存在させてもよい。しかしながら、マトリックス層間に存在する風味料とタバコの量は、本タバコ製品中のタバコおよび風味料の合計量に対して比較的少ないことが好ましい。通常、風味料とタバコは、本タバコ製品中の風味料およびタバコそれぞれの合計量の約10重量%未満、約5重量%未満、1重量%未満の量で含ませることができる。
ここで言う「実質的に含まない」とは、総タバコ含有マトリックスの乾式重量基準で3%未満、好ましくは2%未満、1%未満、0.5%未満の風味料含有量を意味する。本発明の1つの態様ではこれらのマトリックスは、風味付けされたタバコフィルム内で層を構成してもよい。この態様では風味料の含有量は、個々のタバコ含有層の総乾式重量基準である。
本発明ではあらゆる種類のタバコを使用することができる。一般的には収穫されたタバコ材は、葉、花および茎を含む。使用することができるタバコの例としては、ヴァージニア、バレリー、オリエンタルおよびラスチカなどがあるが、これらに限定されない。収穫されたタバコ材は、乾燥、硬化などの公知の標準的な方法に従って処理してもよい。タバコの種類および収穫後の処理に関係なく、タバコの粒径は極めて小さくすることが推奨される。グラインド、ミリングなどの粒径を小さくするためのあらゆる公知の方法を使用してもよい。好適にはタバコの平均粒径は、5mm未満、通常2mm、好ましくは約1mmである。本発明で使用される細かく粉砕されたタバコの平均粒径は、約5μmから1.0mmの範囲であり、好ましくは約5μmから約900μmの範囲であり、さらに好ましくは約10μmから約800μmの範囲である。
本タバコ製品に使用されるタバコは、喫煙品または無煙タバコ製品用のあらゆる適当な方法に従って作製することができる。しかしながら、燃焼性タバコ製品の製造方法が採用される場合、粉砕または一般的に燃焼性タバコ製品に採用される粒径を超えるタバコの粒径を小さくする追加の行程が必要になる。無煙タバコは、例えば乾燥または湿った嗅ぎタバコおよび噛みタバコを含む。嗅ぎタバコは、一般的には細かく粉砕されたタバコを含み、さらなる処理を行わずに本発明のタバコ製品に好ましくは使用できる。一方紙巻きタバコは、一般的にはツイスト、プラグまたはスクラップの形体で提供され、本発明の使用に適当な大きさに提供されるのが好ましい。
本発明の一態様では使用されるタバコは嗅ぎタバコであり、好ましくは湿式嗅ぎタバコである。湿式嗅ぎタバコは、通常、粉砕、ふるい分け、葉柄部分と葉身部分とに種別される比較的乾燥したタバコを用いて調製され、これらはさらに小さい粒子(約0.01から0.4mm)、中間の粒子(約0.4から0.7mm)および大きい粒子(約0.7から1.0mm)に種別される。使用されるタバコ葉は、通常乾燥させ、場合によってはさらに硬化、例えば燻されて硬化させる場合もある。粒径とタバコ部分の所望の比が得られる。葉柄と葉身の相対量は、風味およびニコチン量になんらかの影響を与える。なぜならこれらの成分はほとんど葉身部分に存在するからである。一般的に湿式嗅ぎタバコに使用されるタバコの平均粒径は、10mm以下、好ましくは5mm以下、より好ましくは1.5mm以下である。風味と他の特性もまた使用する特定のタバコ種およびそれが受ける硬化方法によって影響を受ける。例えば葉柄および葉身、ルスチカまたはオリエンタルの区別のないタバコ種の場合、タバコ部分では分けられず、タバコの粒径のみで分けられる。
タバコ粒子のブレンドは、水および通常塩と混合される。タバコからの残留水分および加えた水が合わさって混合物の水分量を約25重量%から約60重量%へと上昇させる。塩を加えず、および/または甘味料をこの段階で加えてもよい。
湿式嗅ぎタバコは、その後好ましくは滅菌される。滅菌された湿式嗅ぎタバコは、一般に特にスカンジナビア諸国ではスヌースと呼ばれている。滅菌は、製品を相対的に殺菌するのに充分なあらゆる形態で行うことができる。例としては、熱風、スチーム、マイクロ波またはその他の手段による約少なくとも30分間、約80から140℃の温度での加熱滅菌または冷却滅菌が挙げられる。他の例としては、照射および化学処理が挙げられる。選択された滅菌方法は、人間の経口消費を意図した製品に使用するのに適切なものでなければならいない。また最終製品の味、整合性または他の官能特性に影響を与えないものでなければならない。
滅菌後、スヌースブレンドのpHが調べられ、場合によっては調整される。特定の商業的ブレンドの所望の特性を得るために、この段階でのpHは、約7から12が好ましい。
タバコの水分量を上昇させる段階の後、および滅菌が採用された場合、そのような滅菌工程の後、湿式嗅ぎタバコは、任意に熟成される。この熟成に使用される方法および装置は、当業界で知られており、例えばケース処理された無煙タバコが一定の温度で徐々に混合される。通常タバコブレンドは、室温または0℃以下の低温で熟成される。撹拌をゆるやかに約1時間から最大2、3週間、好ましくは1から24時間、場合によっては約5から15時間行うことができる。この工程は、スヌース製品のpHを減少させる、全ての製品の水分を所望の量に減少させるのに効果的である。通常、湿潤剤がこの工程で加えられている。
タバコを含まないマトリックス中の風味料は、風味付きタバコに中間および最後に知覚される風味を提供するようになっている。中間および最後に知覚されるとは、中間およびその後に続く風味をそれぞれ意味する。これは本明細書中で説明した風味付きタバコ製品がしばらく使用された後に風味成分からの知覚の最初の兆候によって風味が知覚されることを意味する。ごく初期の使用の間、最初の風味がもし知覚されれば、それはユーザーに最初に認識され、その期間は、無煙タバコが使用されている時間の0から40%であり、より具体的には製品の総使用時間の約1から30%であり、より具体的には総使用時間の約0から20%である。中間の風味は、ユーザーによって無煙タバコの使用時間の5から80%、より好ましくは約10から70%の範囲で知覚される。最後の風味は、ユーザーによって使用が終わるまで、約20から100%、通常約30から100%の期間、認識される。
本発明のタバコを含まないマトリックス、例えばフィルム層に加えられる風味料は、タバコ製品に中間および最後に知覚される風味を供する風味料であることが好ましい。風味料は、抽出物(例えば甘草、ココア、アジサイ、オオガシワ(Japanese white bark magnolia leaf)、カモミル、コロハ、クローブ、メンソール、ハッカ、アニス果実、シナモン、ハーブ、ウィンターグリーン、チェリー、ベリー、ピーチ、アップル、ドランブイ、バーボン、スコッチ、ウィスキー、スペアミント、ペパーミント、ラベンダー、カルダモン、セルリー、カスカリラ、ナツメグ、ビャクダン、ベルガモット、ゼラニウム、ハチミツエキス、バラ油、バニラ、レモン油、オレンジ油、カッシア、キャラウェー、コニャック、ジャスミン、イランイランノキ、セージ、フェンネル、ピメント、ジンジャー、アニス、コリアンダー、コーヒーおよびハッカ属のいずれかの種由来のミント油)、風味マスキング剤、苦みレセプター部位遮断剤(bitterness receptor site blocker)、レセプター部位エンハンサー、およびクロロフィル、ミネラル類、植物類または息消臭剤などの他の添加剤の内少なくとも1つを含んでもよい。これらは、イミテーション、合成または天然成分であってもよく、これらのブレンドであってもよい。これらは好適な形状、例えば、油、液体あるいは粉末であってもよい。
上記の風味料以外に本発明で使用する風味料は、植物に自然に発生する風味料およびそれらの混合物を包含する。この風味料は、いくつかの個別の天然風味料および天然の風味料の知覚される風味特性を模倣した合成風味料のブレンドであってもよい。好ましくはこれらの風味料は、顕花植物からの熟した子房(即ち果実)から得られるなんらかの要素を含む成分に関連する。顕花植物とは植物界のマグノリオフィタ門の植物を意味する。顕花植物は、被子植物とも言われている。好ましい態様では風味構成物質は、ミカン科、バラ科およびバショウ科の果実(即ち熟れた子房)由来のなんらかの成分を含む。ミカン科の属の例としては柑橘類、ボロニア、サンショウおよびアガソスマが挙げられる。柑橘類属の例としては、オレンジ(Citrus cinensis)、レモン(Citrus lemon)、グレープフルーツ(Citrus paradisi)およびライム(Citrus aurantifolia)などが挙げられる。他の柑橘系果実としては、例えばアレモウ、アマナツ、ベルガモットの実、ビターオレンジ、ブラッドオレンジ、仏手柑(Budda’s hand)、カラモンジン、シトロン、クレメンタイン、ダイダイ、デコポン、デザートライム、ジュルッリウマ(djerku limau)、フィンガーライム、ガヤンインマ(gajanimma)、イーチャンレモン、インペリアルレモン(imperial lemon)、イヨカン、カブソ(kabuso)、カフィルライム、キーライム、キノー(kinnow)、カーシーペペダ(khasi pepeda)、キンカン、リメッタ(limetta)、ライムクワット、マンダリンライム、マンダリノレンジ、メイヤーレモン、ミカン、ナツミカン、オランジェロ、オレンジクワット、オロブランコ、ペルシアンライム、ポメロ、オオミレモン、ポンカン、ラングプール(rangpur)、ラフレモン、温州ミカン、シークワーサー、スダチ、サンキ、スウィーティー、スイートライム、タチバナ、タンジェロ、タンジェリン、タンゴール、アグリフルーツおよびユズなどが挙げられる。
バラ科は、バラ亜科、シモツケ亜科、ナシ亜科およびサクラ亜科などの亜科に再分割される場合がある。ナシ亜科は、リンゴ、コトネアステル、サンザシ、西洋ナシ、カリン、ナナカマド、ウラジロナナカマドなどの果実を有する植物を含む。バショウ科で最も重要な属は、ムサアクミナータおよびムサバルシアーアーナ由来の食用バナナなどの多くのバナナ種を含むバショウ属である。
本発明の1つの態様では、風味料の構成成分は、ミカン属およびナシ亜科の植物の果実由来の成分を含む。
ここで言うミカン科およびバラ科は、バラ目とほぼ同類であり、バラ目はモクレン網に属する。モクレン網は、植物界に含まれる被子植物門の1つの類である。バショウ科はショウガ目に従属し、単子葉植物網から分岐し、単子葉植物網は被子植物門に属する。
果実から得られる風味料の例としては、これに限定されるものではないが、乾燥リンゴ、濃縮リンゴジュース、乾燥バナナ、干しブドウ、濃縮ブドウジュース、乾燥ニンジン、フリーズドライ西洋ナシ、乾燥オレンジ、濃縮オレンジジュース、乾燥グレープフルーツ、濃縮グレープフルーツジュース、乾燥レモン、乾燥モモおよび乾燥プラムなどが挙げられる。任意に皮などを使用してもよい。
風味料自体は、水溶液などの溶液または油の状態で提供してもよく、また乾燥した個体、溶液に分散させた固体または水溶液に乳化させた油の形で提供してもよい。
本願の導入部で既に述べたようにマトリックスは、多岐に亘る食用成分、例えば着色料、保存料、酸化防止剤、色定着剤、酸味調整剤、食用酸味剤、無機塩、金属イオン封鎖剤、湿潤剤、可塑剤、増粘剤、界面活性剤、乳化剤、植物ガムなどのガム、ゲル化剤、アンチケーキング剤、調味料および甘味料などを含むことができる。多くの食用成分は、シックナー、ガム、安定剤、ゲル化剤および/または乳化剤として機能するように2つまたはそれ以上の目的を果たす。
マトリックスに含まれる化合物の好ましい群としては、単糖類、二糖類、多糖類、即ちグリコシド結合によって結合した分子およびポリマーのような糖類などの好ましくは水溶性の炭水化物が挙げられる。多糖類としては、ホモ多糖類およびヘテロ多糖類が挙げられる。多糖類は、スターチ、スターチの派生物、例えば化学変性されたスターチ、ガムおよびグリコーゲンなどの貯蔵多糖類の群およびセルロース、セルロース派生物およびキチンなどの構造多糖類の群から選択される。通常、多糖類は、40から3000の単糖繰り返し単位を有する。スターチおよび特定の化学変性されたスターチ、例えばアルカリ変性されたスターチ、漂白スターチ、酸化スターチ、酵素処理されたスターチ、アセチル化されたスターチ、アセチル化および酸化されたスターチは、マトリックスに含有させる有用な炭水化物である。別の変性されたスターチ、例えばリン酸化デンプン、リン酸架橋デンプン、リン酸モノエステル化リン酸架橋デンプン、アセチル化リン酸架橋デンプン、アセチル化デンプン、アセチル化アジピン酸架橋デンプン、ヒイドロキシプロピルデンプン、ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプン、オクテニルコハク酸デンプンナトリウムおよびアセチル化酸化デンプンなども包含される。直鎖状のα−(1,4)結合したD−グルコースポリマーの混合物である化合物は、マルトデキストリンなどのデンプンの加水分解によって形成され、一方シクロデキストリンはデンプンの酵素分解によって形成される。シクロデキストリンは、α−シクロデキストリン、β−シクロデキストリンおよびγ−シクロデキストリンといわれる通常6から8個のグルコース残基を有するトロイド構造の分子である。好適な多糖類の他の例としては、キサンタンガム、アラビアガム、トラガカント、グァーガム、アカシアゴム、カラギーナン、ローカストビーンガム、寒天、カラヤゴム、ジェランガム、コンニャクガム、ペクチン、プルランおよびデキストランなどが挙げられる。セルロース系多糖類としては、メチルセルロース、エチルセルロース、メチルエチルセルロースなどのアルキルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースなどの置換アルキルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、架橋されたカルボキシメチルセルロースナトリウムおよび酵素加水分解されたカルボキシメチルセルロースなどの置換アルキルセルロースの塩などが挙げられる。マトリックスに含まれる他のポリマーは、ポリエチレンオキシド(PEO)、ポリエチレングリコール(PEG)などのポリアルキレンオキシド、アクリル酸ポリマー、アクリル酸コポリマー、メタクリル酸ポリマー、メタクリル酸コポリマー、ポリアクリルアミド類、アルギン酸およびアルギン酸ナトリウム、アルギン酸カリウム、アルギン酸アンモニウム、アルギン酸カルシウムなどのアルギン酸の塩、プロピレングリコールアルギン酸エステルなどのアルギン酸類、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリエチエレングリコールポリビニルアルコールコポリマーおよびカルボキシビニルポリマーなどがある。
プロテインおよび化学変性されたプロテインもマトリックス内に組み入れることができる。好ましいプロテインは、ゼラチンなどのコラーゲン系ポリマーである。
マトリックスは、1つの甘味料または甘味料を組み合わせたものを含んでもよい。天然の甘味料および人工甘味料は同じように好ましい。多糖類を含む甘味料は、スクロース(二糖類)、マルトース、D形グルコース(単糖類)、フルクトース、グルコース、ガラクトースなどの単糖類および二糖類、アラビトール、エリスリトール、グリセロール、イソマルトース、ラクチトール、マリトール、ソルビトール、キシリトールなどの糖アルコール(ポリオール)および例えば水素添加デンプン加水分解物(HSH)などのいくつかの糖アルコールの混合物、メープルシロップ、砂糖大根シロップ、コーンシロップ、サトウキビシロップ、糖蜜などのシロップが挙げられる。他の天然の糖代替え物としては、ブラゼイン、クルクリン、グリチルリチン、マビンリン、マルトオリゴ糖、ミラクリン、モネリン、ペンタジン、ステビア、タガトースおよびタウマチンを使用することができる。人工甘味料としては、スクラロース、サッカリン、ネオテーム、ネオヘスペリジンジヒドロカルコン、チクロ、アスパラターム・アセスルファム塩、アスパラターム、アリターム、ステビオサイドおよびアセスルファムカリウムなどがある。
マトリックスに含まれる有用な乳化剤としては、上述のガム、アルギン酸およびその塩、界面活性剤、ポリオキシエチレンステアリン酸エステル、ポリソルベート類、ペクチン、ゼラチン、アンモニウムホスファチド、変性植物油例えばブロミン化植物油および水素添加植物油、酢酸ショ糖、イソブチレート、ウッドロジンのグリセロールエステル、二リン酸塩、三リン酸塩、ポリリン酸塩、β−シクロデキストリン、既に上述したセルロース派生物、脂肪酸派生物、例えば脂肪酸の塩(脂肪酸のナトリウム、カリウム、マグネシウム塩)、脂肪酸のモノグリセリドおよびジグリセリド(グリセロールモノステアレート、モノステアリン酸グリセリン)、脂肪酸のモノグリセリドおよびジグリセリド酢酸エステル、脂肪酸のモノグリセリドおよびジグリセリドの乳酸エステル、脂肪酸のモノグリセリドおよびジグリセリドのクエン酸エステル、脂肪酸のモノグリセリドおよびジグリセリドの酒石酸エステル、脂肪酸のモノグリセリドおよびジグリセリドのジアセチル酒石酸エステル、脂肪酸のモノグリセリドおよびジグリセリドの混合酢酸酒石酸エステル、脂肪酸のスクロースエステル、ショ糖グリセリド、脂肪酸のポリグリセロールエステル、ポリリシノール酸ポリグリセロール、脂肪酸のプロピレングリコール、ステアロイル乳酸のナトリウムおよびカルシウム塩、ステアリルアルコールなどの脂肪アルコール、ソルビタンモノステアレート、ソルビタントリステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノパルミテートなどのソルビタンエステル、脂肪酸の糖エステル、ポリビニルアルコール、ポリオキシエチレンアルキルエステル、ポリオキシエチエレンステアレート、レシチン、エトキシ化アルコール、エトキシ化エステル、エトキシ化アミド類、ポリオキシエチエレン化合物、プロポキシル化アルコール類、エトキシル化および/またはプロポキシル化ポリマー、プロオキシル化エステル、アルカノールアミド類、アミンオキシド類、多価アルコールの脂肪酸エステル、エチレングリコールエステル、ジエチレングリコールエステル、シメチコンおよびこれらの混合物がある。
好適な可塑剤としては、アルキレングリコール、ポリアルキレングリコール(ポリエチレングリコール)、グリセロール、ソルビトールなどのポリオール、グリセリン、アセチル化モノグリセリド、モノアセチン、ジアセチン、トリアセチン、脱アセチル化モノグリセリド、ジエチルサラエート、ジブチルセバケートおよびこれらの混合物があるが、これらに限定されない。
湿潤剤として機能する好適な化合物としては、水酸基、アミンおよびカルボキシル基などの親水性基を有する分子/高分子を含む含水物質、場合によってはエステル化された、例えばグリセリン、プロピレン、グリコール、酢酸グリセリル、ソルビトール、キシリトール、ラクチトール、マルチトール、イソマルト、キラヤ抽出物、トリアセチンおよびポリデキストロースなどがある。
他の好適な化合物としてはデンプン、デンプン系ポリマー、微結晶性セルロース、炭酸カルシウム、第二リン酸カルシウム、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウムなどのステアリン酸塩、ケイ酸、ラウリル硫酸ナトリウム、レシチン、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)、ブチルヒドロキシトルエン(BHT)、アスコルビン酸、トコフェロール誘導体、クエン酸、ソルビン酸の塩、安息香酸ナトリウム、プロピオン酸、酢酸などの充填剤、滑剤、保存料および着色剤およびEDTAなどのキレート剤などがある。
マトリックス中の化合物の数および種類は、タバコおよび風味料によって変わる。本発明の1つの態様ではタバコ含有マトリックスおよび風味料含有マトリックスは、両方とも多糖類、好ましくは少なくとも1つの水溶性多糖類、可塑剤、湿潤剤、甘味料および乳化剤の群から選択される少なくとも1つの化合物を含む。多糖類はマトリックス中に最大で80%、好ましくは20から80%、より好ましくは約40から最大で約70%の範囲で存在する。湿潤剤は、最大で約20%、好ましくは10%以下、好適には5%以下で存在する。マトリックスは、可塑剤を最大で20%、好適には15%未満、好ましくは10%未満含有することができる。乳化剤は、約5%以下の量で通常存在する。
タバコ含有マトリックスのタバコ含有量は、最大で約50%、好ましくは最大で約40%、より好ましくは最大で30%である。この量は、タバコ組成物、例えば湿式嗅ぎタバコ(スヌース)組成物の総重量基準である。
既に上述したように風味料はいくつかの形態、例えば任意に繊維、乾燥パウダーを含む水溶液、油の形態で提供することができる。従ってマトリックス中の風味料の量は、通常、変わる。一般的に風味料の量は、約20%以下、好適には約10%以下である。風味料の重量は、総風味料組成物基準である。例えば風味料が油として提供される場合、風味料の量は風味料全てを含む油の総重量基準である。
また別の態様ではマトリックスは、口の中で分解可能であってもよい。全てのマトリックスは、互いに類似した分解速度を有してもよく、またマトリックスは、異なる分解速度を有してもよい。例えばタバコ含有マトリックスまたは複数のタバコ含有マトリックスは、風味料含有マトリックスまたは複数の風味料含有マトリックスと異なる分解速度を有してもよい。分解速度は、約20分から1分未満の間であればよい。速く解放するマトリックスは、2分未満、好ましくは1分未満で通常分解する。マトリックス全体が分解するのに要する時間は、マトリックスの量および種類で調整することができ、層として形成されている場合、層の厚さによっても調整することができる。
本発明の好ましい態様では風味付けされたタバコ製品は、層として形成された少なくとも2つのマトリックスを含むフィルムであり、1つの層はタバコを含み、基本的に全ての風味料はもう一方のマトリックスに含まれる。任意ではあるがフィルムは、3つ以上の層を含む。このような多層フィルムは、タバコを含む少なくとも1つのマトリックス層を含み、一方残りのタバコを含まない層は、風味料を含む。好ましくは個々のタバコを含まない層は、個別の風味/香味(例えばリンゴ、西洋なしなど)として知覚される風味料を含む。例えばフィルムは、4層(マトリックス)を含み、1つの層はタバコを含み、残りの層はそれぞれ特定の風味料を含む。またこれらの層は、口に入れられたときに分解速度が異なっていてもよい。
当業界で知られている種々の方法をフィルム、即ち種々の層を製造するために用いてもよい。好適な製造方法としてはキャスティング、例えば溶液キャスティング、溶融押し出しなどの押し出し、ドラム乾燥およびカレンダー処理などがある。
本発明の好ましい態様では風味付けされたタバコフィルムは、キャスティングによって作製される。好適にはタバコ含有層は、最初に滑らかな支持体上にキャスティングされる。この滑らかな支持体に塗布されたタバコ含有溶液の厚さは、ドクターブレードなどの好適な手段によって調整され、その後乾燥させる。風味料を含む別の層が次にこのタバコ含有層上にキャスティングされる。タバコ含有層を最初に滑らかな支持体上にキャスティングすることによって、風味付けされたタバコフィルムは、支持体の粗さに対応した粗さの表面を有する外方タバコ含有層を含む。従ってキャスティングされた外部タバコ含有層の表面積は、タバコ含有マトリックスを上部マトリックスとして有する(即ち、支持体にキャスティングされたマトリックスから離れて位置するマトリックス)と比較して、比較的大きなタバコ粒子によって小さくなる。その結果、風味分布(flavour profille)は、貯蔵中に良好に保存される。キャスティング装置と使用される支持体は、表面が滑らかな金属またはポリマーなどのあらゆる種類の材料からなるものが使用可能である。例えばPETフィルムは、タバコ含有層をキャスティングするための支持体として使用することができる。最も外側に位置するタバコ含有層の表面の粗さRaは、約0.005μm以下、好ましくは約0.002μm以下である。マトリックス層の厚さは、通常約1mm以下、例えば900、800、700または600μm以下、好適には約5μmから約600μmの範囲で、より好ましくは約50μmから約500μmである。風味付けされたフィルム状に形成された製品は、消費者が口腔、例えば歯茎と唇の間に製品を入れられる大きさを有する。通常、フィルムは約0.2cmから約8cm、好適には0.5cmから5cmの面積(投影面積)を有する。
本発明の1つの観点では風味付けされたタバコ製品、例えばフィルム製品は、平均粒径が約5mm以下、約3、2または1mmの風味付きタバコ製品を形成するためにさらに粉砕/粉挽きされる。平均粒径は、100μmから1mm、通常300μmから800μmの範囲であればよい。この粉末状になった製品は、そのまま消費することができ、またはパウチ、好適には湿式嗅ぎタバコ用に使用されるのと似たパウチに含有させてもよい。
マトリックス中の化合物の量は、特に明記しない限り、乾式タバコ含有マトリックスおよび乾式風味料含有マトリックスの総重量基準である。
実施例1 本発明による風味付きタバコフィルム
タバコマトリックス層
タバコ含有スラリーをグリセリン、ソルビトール、プルラン、糖エステル(1670、Sisterna P70 (HLB15))、ローカストビーンガム(vidogum L175)、スクラロース、アセサルフェームカリウム(Ack)、湿式嗅ぎタバコ(スヌース、mocka 2%、British American Tobacco, BAT)および脱イオン(DI)水を混合し、均一化することによって作製した。
風味料マトリックス層
風味料含有スラリーをグリセリン、ソルビトール、プルラン、糖エステル(1670、Sisterna P70 (HLB15))、ローカストビーンガム(vidogum L175)、風味料(PD9675, Hertz)、スクラロース、アセサルフェームカリウム(Ack)およびDI水を混合し、均一化することによって作製した。
2つの層を含む風味付きタバコフィルムを約80℃に加熱されたガラス支持体上に位置するPETフィルムにタバコ含有スラリーをキャスティングし、ドクターブレードで厚さを調整して形成した。形成されたタバコ含有マトリックス層は、その上に風味料含有マトリックスをキャスティングする前に約2分間、支持体上で乾燥させた。第2の風味料含有マトリックス層をキャスティングする前に第1の乾燥させた層の厚さを第2のマトリックスの厚さを調整するためのドクターブレードの位置を適宜調節するために測定した。第2のマトリックス層の形成の前にすでに形成された風味付きタバコフィルムを5から10分間、放置して乾燥させた。
風味付けされたタバコフィルム全体の厚みに関し、タバコマトリックス層は、70%を占め、風味料マトリックス層は、30%の厚みを占めていた。
表1は最終製品、即ちタバコおよび風味料マトリックス層中の成分の量を重量%で示している。
Figure 0005526037
実施例2(比較例)
従来技術による2つの層を含み、1つの層が風味料をも含むタバコ含有マトリックス層であり、第2の層が着色料を含有するマトリックスである風味付きタバコ製品を作製した。
風味付きタバコマトリックス
タバコ含有スラリーをグリセリン、ソルビトール、プルラン、糖エステル(1670、Sisterna P70 (HLB15))、ローカストビーンガム(vidogum L175)、風味料(PD9675, Hertz)、スクラロース、アセサルフェームカリウム(AcK)、湿式嗅ぎタバコ(スヌース、mocka 2%、British American Tobacco, BAT)およびDI水を混合し、均一化することによって作製した。
着色されたマトリックス
色素を含むマトリックスをグリセリン、ソルビトール、プルラン、糖エステル(1670、Sisterna P70 (HLB15))、ローカストビーンガム(vidogum L175)、スクラロース、アセサルフェームカリウム(AcK)、着色料(黒色)およびDI水を混合し、均一化することによって作製した。
風味付けされたタバコフィルム全体の厚みに関し、タバコマトリックス層は、70%を占め、着色されたマトリックス層は、30%の厚みを占めていた。
表2は最終製品、即ちタバコおよび着色料マトリックス層中の成分の量を重量%で示している。
Figure 0005526037
上記の説明および実施例は、単に本発明を説明するためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明の精神および実体を包含する上述の態様のいくつかの変形例は、当業者に想起しえるので、本発明は添付の特許請求の範囲およびそれと同等のものの範囲内にすべての変形例を包含するものであると解釈すべきである。
国際公開WO2006/127772号公報 国際公開WO2007/138484号公報

Claims (10)

  1. 少なくとも2つのマトリックスを含み、その内の少なくとも1つのマトリックスがタバコを含み、少なくとも1つのマトリックスが風味料を含むが、タバコを含まず、前記のタバコ含有マトリックスがマトリックス材料にタバコ粒子が埋め込んだものであり、全てのタバコ含有マトリックスに含まれる風味料の量が、これらマトリックスの乾式重量基準で2%未満であり、前記マトリックスが層を形成している経口使用される風味付きタバコ製品。
  2. 前記層が互いに接触していることを特徴とする請求項1記載の風味付きタバコ製品。
  3. 前記タバコが粉砕されたタバコであることを特徴とする請求項1または2記載の風味付きタバコ製品。
  4. 前記粉砕されたタバコの平均粒径が1mm未満であることを特徴とする請求項3記載の風味付きタバコ製品。
  5. 個々の層の平均の厚さが500μm未満であることを特徴とする請求項2乃至4いずれか1項記載の風味付きタバコ製品。
  6. タバコを含む層の互いに接触しない表面の平均表面粗さRaが0.005μm未満であることを特徴とする請求項2乃至5いずれか1項記載の風味付きタバコ製品。
  7. 前記製品が層形状の少なくとも2つのマトリックスを含むフィルムであることを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項記載の風味付きタバコ製品。
  8. 少なくとも2つのマトリックスをキャスティングすることを含むマトリックスを含む経口使用される風味付きタバコ製品の製造方法であって、少なくとも1つのマトリックスがタバコを含み、少なくとも1つのマトリックスが風味料を含むが、タバコを含まず、前記のタバコ含有マトリックスがマトリックス材料にタバコ粒子が埋め込んだものであり、全てのタバコ含有マトリックスに含まれる風味料の量が、これらマトリックスの乾式重量基準で2%未満であり、前記マトリックスが層を形成している前記タバコ製品の製造方法。
  9. タバコ含有マトリックスが支持体上にキャスティングされることを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. 前記支持体の粗さRaが0.005μm未満であることを特徴とする請求項9記載の方法。
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