JP5511377B2 - γ−セクレターゼの新規基質EphA4を利用したスクリーニング方法 - Google Patents
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Description
Saura CA, Choi SY, Beglopoulos V, Malkani S, Zhang D, Shankaranarayana Rao BS, Chattarji S, Kelleher RJ 3rd, Kandel ER, Duff K, Kirkwood A, and Shen J. Loss of presenilin function causes impairments of memory and synaptic plasticity followed by age-dependent neurodegeneration. Neuron. 2004 Apr 8;42(1):23-36. Murai KK, Nguyen LN, Irie F, Yamaguchi Y, Pasquale EB. Control of hippocampal dendritic spine morphology through ephrin-A3/EphA4 signaling.. Nat Neurosci. 2003 Feb;6(2):153-60.
すなわち、本発明者は、EphA4の開裂が、γ-セクレターゼ阻害剤によって抑制されることを示すことで、EphA4に対するγ-セクレターゼの分解活性(特に、開裂促進活性または開裂阻害活性)を利用したEphA4を用いたスクリーニング方法が有効であることを示した。
本発明のスクリーニング方法によって得られる、γ-セクレターゼのEphA4分解活性の促進剤は、γ-セクレターゼを通じてEphA4プロセシングを増加させる化合物である。また、本発明のスクリーニング方法によって得られる、γ-セクレターゼのEphA4の分解活性阻害剤は、γ-セクレターゼを通じてEphA4のプロセシングを減少させる化合物である。本発明により、γ-セクレターゼに選択的に作用する化合物を選択することで、所望の記憶障害(好ましくはAD)の治療薬の創出が可能になる。
本発明の態様は、γ-セクレターゼによるEphA4のプロセシング(processing)に影響を与える化合物をスクリーニングする方法である。詳しくは(a) γ-セクレターゼによるEphA4の開裂を調べるアッセイ工程であって、候補化合物の存在および非存在下で、γ-セクレターゼまたはその生物学的に活性な断片を含む第1の生物学的組成物と、本発明のEphA4を含む第2の生物学的組成物とを接触させ、当該EphA4の開裂を測定する工程、ならびに(b) γ-セクレターゼに影響を与える化合物であるか否かを二次評価する工程であって、γ-セクレターゼによる当該EphA4の開裂に影響を与える候補化合物を選択し、選択された候補化合物を、γ-セクレターゼによるEphA4のプロセシングに影響を与える化合物であると同定する工程を含む方法である。
本明細書において「哺乳動物」とは、ヒトまたは非ヒト哺乳動物(たとえばマウス、ラット、ハムスター、モルモット、ウサギ、ブタ、イヌ、ウマ、ウシ、サルなど)を含む、哺乳動物として分類されるあらゆる動物を意味する。好ましくは、本明細書における哺乳動物はヒトである。この場合、「患者」という用語は、成人および小児を含み、かつ男性および女性を含む。小児は新生児、幼児、および青年を含む。
マウスPresenilin1(NM_008943)、ラットPresenilin1(D82363)、ヒトPresenilin1(NM_000021)、マウスPresenilin2(NM_011183)、ラットPresenilin2(NM_031087)、ヒトPresenilin2(NM_000447)、マウスNicastrin(NM_021607)、ラットNicastrin(NM_174864)、ヒトNicastrin(NM_015331)、マウスAph-1(NM_146104)、ラットAph-1(NM_001014255)、ヒトAph-1(NM_016022)、マウスPen-2(NM_025498)、ラットPen-2(NM_001008764)、ヒトPen-2(NM_172341)などが本発明のγ-セクレターゼに含まれる。本発明のγ-セクレターゼは、少なくとも生体内で機能するγ-セクレターゼと同様の酵素活性を有していれば、各構成分子は完全長であっても、その部分配列であってもよい。また、本発明のγ-セクレターゼは、γ-セクレターゼの変異体であってもよい。γ-セクレターゼの変異体は、完全長の各構成分子に1〜複数個(好ましくは1または数個)のアミノ酸が欠失、置換、挿入および/または付加されてもよい、あるいはこれらの組合せによるアミノ酸配列を含むポリペプチドであって、かつ生体内で機能するγ-セクレターゼと同様の酵素活性を有するポリペプチドである。
本明細書において、「EphA4の開裂」とは、γ-セクレターゼによってEphA4が切断を受けて切断前の長さよりも短い断片になることを意味する。「EphA4未分解物」とは、EphA4が開裂しない結果として生成されるポリペプチドであり、γ-セクレターゼにより分解される前のものを意味する。
また、「γ-セクレターゼの生物学的に活性な断片」は、生体内で機能するγ-セクレターゼと同様の酵素活性を有する断片であり、たとえば、APPやEphA4を開裂することができる断片を意味する。
本明細書において、用語「γ-セクレターゼ」は、「γ-セクレターゼの生物学的に活性な断片」の意味を含めて用いられる場合がある。
本発明において、EphA4は前記動物由来のポリペプチド、組み換えポリペプチド、または合成ポリペプチドのいずれであってもよい。
また、本発明においてEphA4は、EphA4の変異体であってもよい。EphA4の変異体は、完全長のEphA4に1〜複数個(好ましくは1または数個)のアミノ酸が欠失、置換、挿入および/または付加されてもよい、あるいはこれらの組合せによるアミノ酸配列を含むポリペプチドであって、かつEphA4と機能的に実質的に同一なポリペプチドである。「EphA4と機能的に実質的に同一なポリペプチド」は、EphA4の有する活性、例えば、γ-セクレターゼ依存的に開裂活性を有するポリペプチドを意味する。
前記の欠失、置換、挿入および/または付加されてもよいアミノ酸の数は、たとえば1〜30個、好ましくは1〜20個、より好ましくは1〜10個、さらに好ましくは1〜5個、特に好ましくは1〜2個である。
当該EphA4は、他のポリペプチドと融合させた融合ポリペプチド、タグもしくは標識物を付加したポリペプチド、またはそれ以外の修飾を施されたポリペプチドの形態であってもよい。これらのポリペプチドは、遺伝子組み換え技術、部位指定突然変異誘発、突然変異誘発剤処理(たとえばヒドロキシルアミン)、または自動化したペプチド合成によって得ることができる。
また、本発明のEphA4をコードするポリヌクレオチドは、配列番号1の塩基配列からなるポリヌクレオチドと相補的な塩基配列からなるポリヌクレオチドとストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつEphA4と実質的に同じ活性を有するポリペプチドをコードするポリヌクレオチドを含む。ここで、ストリンジェントな条件は、ハイブリダイゼーション後の洗浄条件として、例えば、「2×SSC、0.1%SDS、42℃」、「1×SSC、0.1%SDS、37℃」、よりストリンジェントな条件としては、例えば、「1×SSC、0.1%SDS、65℃」、「0.5×SSC、0.1%SDS、50℃」等の条件を挙げることができる。より詳細には、Rapid-hyb buffer(Amersham Life Science)を用いた方法として、68℃で30分以上プレハイブリダイゼーションを行った後、プローブを添加して1時間以上68℃に保ってハイブリッド形成させ、その後、2×SSC、0.1%SDS中、室温で20分の洗浄を3回、1×SSC、0.1%SDS中、37℃で20分の洗浄を3回、最後に、1×SSC、0.1%SDS中、50℃で20分の洗浄を2回行うことも考えられる。その他、例えばExpresshyb Hybridization Solution (CLONTECH)中、55℃で30分以上プレハイブリダイゼーションを行い、標識プローブを添加し、37〜55℃で1時間以上インキュベートし、2×SSC、0.1%SDS中、室温で20分の洗浄を3回、1×SSC、0.1%SDS中、37℃で20分の洗浄を1回行うこともできる。ここで、例えば、プレハイブリダイゼーション、ハイブリダイゼーションや2度目の洗浄の際の温度を上げることにより、よりストリンジェントな条件とすることができる。例えば、プレハイブリダイゼーション及びハイブリダイゼーションの温度を60℃、さらにストリンジェントな条件としては68℃とすることができる。当業者であれば、このようなバッファーの塩濃度、温度等の条件に加えて、その他のプローブ濃度、プローブの長さ、反応時間等の諸条件を加味し、EphA4のアイソフォーム、アレリック変異体、及び対応する他種生物由来の遺伝子を得るための条件を設定することができる。
このようなポリヌクレオチドは、遺伝子増幅技術、ハイブリダイゼーション技術、遺伝子組み換え技術などによって得ることができる。
内因性の場合は、前記動物またはその一部に由来するγ-セクレターゼまたはEphA4を含む組成物であれば特に限られない。
前記発現ベクターとしては、たとえば大腸菌に対しては、pUC、pTV、pGEX、pKK、またはpTrcHisを;酵母に対しては、pEMBLYまたはpYES2を;CHO細胞、HEK293細胞およびCOS細胞に対しては、pcDNA3、pMAMneoまたはpBabe Puroを;BmN4細胞に対しては、カイコ核多角体ウイルス(BmNPV)のポリヘドリンプロモーターを有するベクター(たとえばpBK283)を挙げることができる。
さらに、候補化合物は、APPのプロセシングおよび/またはノッチのプロセシングに関係する公知のγ-セクレターゼ促進剤またはγ-セクレターゼ阻害剤、あるいはその構造的類似体であってもよい。γ-セクレターゼの活性および/またはAPPのプロセシングおよび/またはノッチのプロセシングを促進または阻害する公知の化合物を、合理的な薬剤設計を通じて設計することのできる化合物であってもよい。たとえばDAPT (N-[N-(3,5-difluorophenacetyl)-L-alanyl]-S-phenylglycine t-butyl ester)、CM256、(2S)-2-{[(3,5-Difluorophenyl)acetyl]amino}-N-[(3S)-1-methyl-2-oxo-5-phenyl-2,3-dihydro-1H-1,4-benzodiazepin-3-yl]propanamide(Alexis Biochemicals)などが挙げられる。
本発明の第一の態様は、γ-セクレターゼとEphA4を候補化合物の存在または非存在下でインキュベーションし、γ-セクレターゼによるEphA4の開裂を評価することができる。
(i)候補化合物の存在下および非存在下で、γ-セクレターゼまたはその生物学的に活性な断片を含む第1の生物学的組成物と、EphA4を含む第2の生物学的組成物とを接触させ;
(ii)当該候補化合物の存在下と非存在下における当該EphA4の開裂をそれぞれ測定し;
(iii)γ-セクレターゼによる当該EphA4の開裂に影響を与える候補化合物を選択し;そして
(iv)前記(iii)で選択された候補化合物を、γ-セクレターゼによるEphA4のプロセシングに影響を与える化合物であると同定する。
γ-セクレターゼとEphA4を含む細胞系では、内在性遺伝子発現細胞系であってもよいが、外来性遺伝子を含む細胞系のいずれであってもよい。候補化合物の存在下と非存在下で、γ-セクレターゼとEphA4を含む細胞を適切な培地で培養し、γ-セクレターゼ活性によるEphA4の開裂可能となる反応条件でインキュベーションすることで、γ-セクレターゼを含む第1の生物学的組成物と、EphA4を含む第2の生物学的組成物とを接触させることができる。外来性遺伝子を含む細胞系の場合は、その遺伝子が発現できる培養条件で上記接触を実施することができる。他のγ-セクレターゼの基質が開裂する条件、たとえば当該基質がAPPである場合の当業者に公知の反応条件を適用することもできる。
反応条件の例を以下に挙げる。内在性遺伝子発現細胞系では、初代培養神経細胞の場合、たとえば、MEM(Invitrogen)培地に, 5%FBS(Hyclone), 1X B27 Supplement (Invitrogen), 0.5mM L-Glutamine (Invitrogen), 25μg/ml Insulin (SIGMA), および8μM AraC(SIGMA)を加えた5%CO2、37℃の培養条件である。外来性遺伝子を含む系では、HEK293細胞株の場合、たとえば、10% FBS(Hyclone) / DMEM(Invitrogen) で5% CO2、37℃の培養条件である。
細胞を含まない系では、候補化合物の存在下と非存在下で、γ-セクレターゼまたはその生物学的に活性な断片を含む第1の生物学的組成物(たとえば、γ-セクレターゼを含む細胞膜分画)を、EphA4を含む第2の生物学的組成物(たとえば、EphA4を含む細胞膜分画)と混合することによってインキュベーションするで、両者を接触させることができる。これらはγ-セクレターゼ活性によるEphA4の開裂可能となる反応条件、たとえば10 mM HEPES, pH7.4, 150 mM NaCl, 10% glycerol, 5 mM EDTA, 5 mM 1,10-phenanthroline, 10μg/ml phosphoramidon, Complete protease inhibitor cocktail (Roche Biochemicals) (Tomita et al., Molecular Neurodegeneration 2006 1:2)で混合するか、または他のγ-セクレターゼの基質が開裂する条件、たとえば当該基質がAPPである場合の当業者に公知の反応条件を適用し混合することができる。γ-セクレターゼまたはEphA4は、精製されたγ-セクレターゼまたはEphA4、その生物学的に活性な断片、そのアナログ、その変異体のいずれであってもよい。
γ-セクレターゼを含む第1の生物学的組成物と、EphA4を含む第2の生物学的組成物とを上記のように接触させることで、γ-セクレターゼによるEphA4の開裂反応が生じる。
γ-セクレターゼによるEphA4の開裂の解析は、抗EphA4抗体、EphA4が開裂しない結果として生成される、γ-セクレターゼにより分解される前のEphA4誘導体(EphA4未分解物)を認識する抗体、またはEphA4が開裂する結果として生成されるEphA4開裂産物を認識する抗体、またはEphA4の細胞内領域を認識する抗体を用いることができる。
ここで、EphA4のタグ付き未分解物および/またはEphA4のタグ付き開裂産物を検出する場合は、選択されたタグに対する抗体を用いることができる。
たとえば、EphA4ポリペプチドの未分解物を検出する場合、EphA4ポリペプチドのC末端にHAタグを付け、抗HAタグ抗体を用いて検出することができる。この場合において、HAタグを検出または定量することでEphA4未分解物として生成されるEphA4のC末端の存在と濃度をそれぞれ明らかにすることができる。なお、EphA4またはタグ付のEphA4が標識された場合には、その標識を検出あるいは定量することで検出することができる。
一方、EphA4ポリペプチドの開裂産物を検出する場合には、EphA4を発現している細胞から膜画分を精製し、精製された膜画分を用いてγセクレターゼによる開裂反応をさせて、EphA4開裂産物を膜画分から遊離させる。この反応産物を遠心分離すると、EphA4未分解物は膜画分へと沈殿するので、膜画分とそれ以外の分画で区別することができ、遊離した断片を検出することでEphA4開裂産物を検出することができる。この検出には、内在性EphA4の場合、EphA4の細胞内領域を認識する抗体を用い、また、外来性のリコンビナントEphA4を用いる場合は、C末端にタグ配列を付加させたcDNAを用いてリコンビナントEphA4を発現させ、そのタグを認識する抗体を用いてEphA4開裂産物を検出する。タグは、特に限定されない。たとえば、HA, Myc, FLAGなどを利用することができる。
たとえば、当該抗原を、必要に応じてフロイントアジュバント(Freund's Adjuvant)とともに、非ヒト哺乳動物に免疫する。ポリクローナル抗体は、当該免疫感作動物から得た血清から取得することができる。またモノクローナル抗体は、当該免疫感作動物から得た当該抗体産生細胞と自己抗体産生能のない骨髄腫系細胞(ミエローマ細胞)から融合細胞(ハイブリドーマ)を調製し、当該ハイブリドーマをクローン化し、当該哺乳動物の免疫に用いた抗原に対して特異的親和性を示すモノクローナル抗体を産生するクローンを選択することによって製造される。ハイブリドーマからのモノクローナル抗体 の製造は、ハイブリドーマをin vitro、または非ヒト哺乳動物、好ましくはマウスまたはラット、より好ましくはマウスの腹水中などでのin vivoで行い、得られた培養上清、または当該哺乳動物の腹水から単離することにより行うことができる。モノクローナル抗体の単離、精製は、上述の培養上清あるいは腹水を、飽和硫酸アンモニウム、ユーグロブリン沈澱法、カプロイン酸法、カプリル酸法、イオン交換クロマトグラフィー(DEAEまたはDE52など)、抗イムノグロブリンカラムあるいはプロテインAカラム等のアフィニティカラムクロマトグラフィーに供すること等により行うことができる。当該モノクローナル抗体には、当該抗体を構成する重鎖および/または軽鎖の各々のアミノ酸配列において、1または数個のアミノ酸が欠失、置換もしくは付加されたアミノ酸配列を有する重鎖および/または軽鎖からなるモノクローナル抗体も包含される。
これにより、たとえば、候補化合物が、APPおよび/またはノッチのプロセシングに比較してEphA4のプロセシングに選択的に作用するか否かを評価することができる。前記の選択的に作用するとは、γ-セクレターゼによる基質EphA4の開裂が他の基質の開裂に比べてより抑制効果を有するか、あるいは促進効果を有することを意味する。本態様により、具体的には、EphA4のプロセシングにのみ選択的に作用する化合物、APPのプロセシングにのみ選択的に作用する化合物、もしくはノッチのプロセシングにのみ選択的に作用する化合物、またはAPPおよびEphA4のプロセシングに選択的に作用する化合物などを同定することができる。
創薬の候補化合物としては、健常な動物の生体内での代謝活性と同様に作用する化合物あるいは当該代謝を調節する化合物が好ましい。たとえば、γ-セクレターゼによるAPP開裂活性の抑制によってAβ42の産生を抑制し、γ-セクレターゼによるEphA4開裂活性を抑制せず、かつγ-セクレターゼによるノッチ開裂活性は抑制しない化合物が好ましい。また、たとえば、γ-セクレターゼによるAPP開裂活性の促進によってAβ40の産生を促進してAβ42の産生を抑制し、γ-セクレターゼによるEphA4開裂活性の促進によってEphA4の分解を促進し、かつγ-セクレターゼによるノッチ開裂活性は抑制しない化合物が好ましい。
(a)疾病または症状の素因を持ちうるが、まだ持っていると診断されていない患者において、疾病または症状が起こることを予防すること;
(b)疾病症状を阻害する、すなわち、その進行を阻止または遅延すること;
(c)疾病症状を緩和すること、すなわち、疾病または症状の後退、消失、または症状の進行の逆転を引き起こすこと。
たとえば、ADの臨床学的症状としては、進行性見当識障害、記憶喪失、および失語症が挙げられ、最終的には、無能力、言語喪失および無動が起こる。ADの病理学的徴候としては、たとえば、神経原繊維変化、老人斑およびアミロイド血管障害の存在が挙げられる。ADの進行を予防するとは、ADの臨床学的症状および/または病理学的徴候の開始もしくはそれ以上の進行を予防することを意味すると解釈される。たとえば、ADの臨床学的症状または病理学的徴候を有していない患者は、臨床学的症状または病理学的徴候の進行を予防することができる。さらに、軽症のADを患う患者は、それより重症のAD形態を発生するのを予防することができる。ADの進行を遅延させるとは、AD関連症状および/または病理学的徴候の開始時点を遅らせること、あるいは、臨床学的症状および病理学的徴候の進行速度により決定されるADの進行速度を遅くすることを意味すると解釈される。ADの進行を逆転させるとは、AD症状の重症度を軽減する、すなわち、患者のAD症状を重症から、より軽症へと変化させることを意味すると解釈される。その際、軽症への変化は、臨床学的症状または病理学的徴候の減少により示される。
以下、さらに実施例、製造例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではなく、当業者への完全な開示を提供するために示すものである。また、記載されたこれら実験が全てまたは唯一行われた実験であることを意味または暗示するものでもない。ここで使用された数値(たとえば、量、温度、濃度など)に関して正確さを保証するための努力がなされたが、ある程度の実験誤差および偏差が考慮され、本発明の範囲を逸脱しない範囲で変化させてもよい。
γ-セクレターゼ阻害剤存在下のもと、EphA4のC末端にHAタグを付加させた遺伝子発現HEK293細胞を用い、EphA4がγ-セクレターゼの基質であるかを評価した。γ-セクレターゼ阻害剤は、 (2S)-2-{[(3,5-Difluorophenyl)acetyl]amino}-N-[(3S)-1-methyl-2-oxo-5-phenyl-2,3-dihydro-1H-1,4-benzodiazepin-3-yl]propanamide (以下、「Compound E」とも称する。) (Alexis Biochemicals) を用いた。
(1)ラットEphA4遺伝子のクローニング
ラットの脳からRNAをTrisol(Invitrogen)を用いて精製し、1st strand cDNAをRNA PCR Kit(TaKaRa)を用いて合成した。最終合成1st strand cDNA産物1μlを使って、
primer1 XhoI site付加:GAGCTCGAGGCCACCATGGCTGGGATTTTCTATTTCATC(配列番号89),
primer2 NotI site付加:GAGGCGGCCGCGACAGGAACCATCCTGCCATGCATC(配列番号90)
を用いてpfu (stratagene)で増幅した。PCRサイクルは、95℃ 2minの反応の後, (95℃ 45sec⇒60℃ 45sec⇒72℃ 6min)のサイクルを35サイクル行い、最後に72℃ 10minの反応を行った。PCR産物をQuiaquick PCR purification kit (QIAGEN)で精製し、XhoI(TaKaRa), NotI(TaKaRa)で酵素処理後、pBluescript(Stratagene)にクローニングした。
pcDNA(Invitrogen)をXhoI(TaKaRa)およびNotI(TaKaRa)で酵素処理し、前記(1)で得られたpBluescriptをXhoI(TaKaRa)およびNotI(TaKaRa)で酵素処理して得られたEphA4をpcDNAに挿入し発現ベクターを作製した。当該発現ベクターは、組み込まれたEphA4のC末端にHAタグが付加されるように構築した。EphA4-HAのDNA配列は、DNAシークエンサー(Applied Biosystems社 3130xl)によって解読した。そのDNA配列を配列番号3に示す。得られたDNA配列は、ラットEphA4(XM_244186.4)と比べて、861位の塩基がcからtに変異していた(以下この変異の態様を「c→t」と表記する。他の変異についても同様に表記する。)。また、得られたDNA配列は、ラットEphA4(XM_244186.4)と比べて、1110位のa→t、1278位のa→g、1320位のa→g、1623位のc→t、1626位のc→t、2208位のc→t、2265位のc→tの点で異なっていたが、アミノ酸では100%一致していることを確認した。当該発現ベクターは、Endofree Plasmid Maxi Kit(QIAGEN)を用いて大量調製した。
EphA4-HA DNA配列(配列番号3)における塩基配列において、第2968番のgから第2997番のtまでの配列は、HAタグをコードする塩基配列である。
EphA4-HA アミノ酸配列を配列番号4に示す。
293/EBNA-1細胞株(Invitrogen)を10% FBS(Hyclone) / DMEM(Invitrogen) で5%CO2、37℃の条件下で培養し、ラットEphA4のC末端にHAタグを付加させた遺伝子をLipofectamine2000 (Invitrogen)でトランスフェクションした。同条件で1日培養した後、50nM Compound E (γ-セクレターゼ阻害剤、Alexis Biochemicals)を培養液に添加した。さらに同条件で1日培養した後、前記トランスフェクションされたHEK293細胞をPBS(SIGMA)で回収し、Sonicator(TAITEC VP-5S)を用いて、Sonicationし細胞を破砕した。Protein assay kit(BioRad)を用いてタンパク質量を定量した。Compound Eを添加した細胞とCompound Eを添加しなかった細胞から得られたタンパク質をそれぞれ2μgずつSDS-PAGEし、抗HA抗体(Roche)(最終濃度0.2μg/ml)を用いてウェスタンブロットした。
図1にその結果を示す。
図1において、左レーンは、Compound E未処理サンプル、右レーンはCompound E処理サンプルである。Fullは、EphA4の完全長に相当する。CTF(C terminal fragment)は、EphA4の膜貫通領域(547位のアミノ酸残基)からC末端領域に相当、つまりEphA4未分解物である。γ-セクレターゼ阻害剤であるCompound Eを添加すると、50kDa付近のバンド(CTF)が特異的に蓄積された。このバンドはEphA4の膜貫通領域からC末端領域までの大きさに等しいことから、EphA4は、HEK293細胞内でγ-セクレターゼによって切断されているということが明らかとなった。
γ-セクレターゼ阻害剤存在下のもと、ラット海馬初代培養神経細胞を用い、EphA4がγ-セクレターゼの基質であるかを評価した。γ-セクレターゼ阻害剤は、 (2S)-2-{[(3,5-Difluorophenyl)acetyl]amino}-N-[(3S)-1-methyl-2-oxo-5-phenyl-2,3-dihydro-1H-1,4-benzodiazepin-3-yl]propanamide (Compound E) (Alexis Biochemicals) を用いた。
(1)初代培養神経細胞の調製
胎生18日齢のSD系ラット(チャールズリバー社)より海馬を単離し培養に供した。具体的には、エーテル麻酔下、妊娠ラットより無菌的に胎仔を摘出した。その胎仔より脳を摘出し、それらを20% FBS(Hyclone) /HBSS(SIGMA)に浸した。その摘出した脳から、実体顕微鏡下で海馬を採取した。採取した海馬を、0.25 %トリプシン(trypsin)(Invitrogen)および0.5mg/ml DNase (SIGMA)を含有した酵素溶液中、37 ℃、10分間の酵素処理することにより、細胞を分散させた。この際、酵素反応は20% FBS(Hyclone) /HBSS(SIGMA)を加えることで停止させた。得られた細胞は、HBSS(SIGMA)を2 ml加えた。HBSS(SIGMA)が加えられた細胞塊を、緩やかなピペッティング操作により細胞を再分散させた。この神経細胞懸濁液を培地にて希釈し、10cm dishに初期細胞密度、1.5×106 cells/ dishにて播種した。培地にはMEM(Invitrogen)培地に, 10%FBS(Hyclone), 1X B27 Supplement (Invitrogen ), 2mM L-Glutamine (Invitrogen), 25μg/ml Insulin (SIGMA) を添加したものを用いた。播種した細胞は5%CO2、95%空気、37℃インキュベーター中にて3日培養した後、グリア細胞の増殖を抑制させるために培地半分量をCytosine β-D-arabinofuranoside hydrochloride (AraC)含有培地と交換した。AraC含有培地には、MEM(Invitrogen)培地に, 5%FBS(Hyclone), 1X B27 Supplement (Invitrogen ), 0.5mM L-Glutamine (Invitrogen), 25μg/ml Insulin (SIGMA), 8uM AraC(SIGMA)を添加したものを用いた。培養2週間後、Compound E(final 50nM)を添加し、さらに1週間培養し、PBSで回収した後、タンパク質定量し、それぞれ10μgずつSDS-PAGEし、抗EphA4抗体(Upstate社)(1/500希釈)を用いて、ウェスタンブロットした。
図2にその結果を示す。
図2において、左レーンは、Compound E未処理サンプル、右レーンはCompound E処理サンプルである。Fullは、EphA4の完全長に相当する。CTFは、EphA4の膜貫通領域からC末端領域に相当する。Compound Eを添加すると、50kDa付近のバンド(CTF)が特異的に蓄積された。このバンドはEphA4の膜貫通領域からC末端領域までの大きさに等しいことから、EphA4は、海馬神経細胞内でγ-セクレターゼによって切断されているということが明らかとなった。
他に特に定義されない限り、本明細書中で用いられる全ての技術的用語および科学的用語は、本発明が属する通常の当業者により一般的に理解されるのと同じ意味を有する。本明細書中に記載されるものと類似または同等の任意の方法および材料が、本発明の実施または試験において使用されうるが、好ましい方法および材料について以上の記載を参照できる。
本明細書中で言及された全ての出版物は、たとえば、ここで記載された発明と関連して用いられた出版物中に記載される、細胞系、構築物および方法を記載および開示する目的で、その全体が本明細書中に参照として組み入れられ、あるいは、本発明の化合物同定方法、スクリーニング方法およびそれらの技術のための方法および組成物の開示に関して、参照として本明細書に組み入れられ、本発明の実施のために用いることができる。
配列番号89:合成DNA
配列番号90:合成DNA
Claims (9)
- γ-セクレターゼによるEphA4のプロセシングに影響を与える化合物をスクリーニングする方法であって、以下のステップ:
(i) 候補化合物の存在下および非存在下で、γ-セクレターゼまたはその生物学的に活性な断片を含む第1の生物学的組成物と、EphA4を含む第2の生物学的組成物とを接触させ;
(ii) 当該候補化合物の存在下と非存在下における当該EphA4の開裂をそれぞれ測定し;
(iii) γ-セクレターゼによる当該EphA4の開裂に影響を与える候補化合物を選択し;そして
(iv) 前記(iii)で選択された候補化合物を、γ-セクレターゼによるEphA4のプロセシングに影響を与える化合物であると同定する、
ことを含む、上記方法。 - さらに、前記(ii)で測定されたEphA4の開裂において、候補化合物の存在下におけるEphA4未分解物が、候補化合物の非存在下におけるEphA4未分解物よりも増加していたときは、当該候補化合物を、γ-セクレターゼのEphA4分解活性の阻害剤であると評価することを含む、請求項1に記載の方法。
- さらに、前記(ii)で測定されたEphA4の開裂において、候補化合物の存在下におけるEphA4未分解物が、候補化合物の非存在下におけるEphA4未分解物よりも減少していたときは、当該候補化合物を、γ-セクレターゼのEphA4分解活性の促進剤であると評価することを含む、請求項1に記載の方法。
- さらに、前記(ii)で測定されたEphA4の開裂において、候補化合物の存在下におけるEphA4開裂産物が、候補化合物の非存在下におけるEphA4開裂産物よりも増加していたときは、当該候補化合物を、γ-セクレターゼのEphA4分解活性の促進剤であると評価することを含む、請求項1に記載の方法。
- さらに、前記(ii)で測定されたEphA4の開裂において、候補化合物の存在下におけるEphA4開裂産物が、候補化合物の非存在下におけるEphA4開裂産物よりも減少していたときは、当該候補化合物を、γ-セクレターゼのEphA4分解活性の阻害剤であると評価することを含む、請求項1に記載の方法。
- さらに、APPまたはAPPγ-セクレターゼ開裂部位を含むポリペプチドの開裂を測定することを含む、請求項1記載の方法。
- さらに、ノッチまたはノッチγ-セクレターゼ開裂部位を含むポリペプチドの開裂を測定することを含む、請求項1記載の方法。
- EphA4およびγ-セクレターゼの基質を含む、γ-セクレターゼアッセイ用キット。
- γ-セクレターゼまたはその生物学的に活性な断片を含む第1の生物学的組成物と、EphA4を含む第2の生物学的組成物とを含む、γ-セクレターゼによるEphA4のプロセシングを測定するための検査キット。
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