JP5599161B2 - Zn−Sn−Mg系合金線の製造方法およびZn−Sn−Mg系合金線および鉄系材料 - Google Patents
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Description
いZn−Sn−Mg系合金線の製造方法およびZn−Sn−Mg系合金線および鉄系材料を提供することを目的とする。
また本第3発明のZn−Sn−Mg系合金線の製造方法によれば、冷却後に熱処理を施すことが好適である。
また本第5発明のZn−Sn−Mg系合金線は、Snが1質量%を超えかつ80質量%未満であり、Mgが0.01質量%を超えかつ5質量%未満であり、Znが残部である素材を溶解し、溶解して得られた溶湯を凝固させるとともに、凝固中の溶湯をZn−Sn−Mg系合金の共晶温度以上から20℃/秒以上の冷却速度で冷却して製造され、
亜鉛結晶と共晶部とを有し、
亜鉛結晶が針状結晶であり、
針状の亜鉛結晶は幅50μm以下かつ長さ1mm以下であり、
複数の針状の亜鉛結晶が方向性を示さずにランダムに存在していることを特徴とする。
また本第6発明は、上記第5発明に記載されたZn−Sn−Mg系合金線を用いた溶射によって表面に皮膜が形成された鉄系材料であって、
皮膜は、Snが1質量%を超えかつ80質量%未満であり、Mgが0.01質量%を超えかつ5質量%未満であり、Znが残部であることを特徴とする。
さらに本第7発明は、上記第5発明に記載されたZn−Sn−Mg系合金線とZn線とを用いた溶射によって表面に皮膜が形成された鉄系材料であって、
皮膜は、Snが1質量%を超えかつ50質量%未満であり、Mgが0.01質量%を超えかつ5質量%未満であり、Znが残部であることを特徴とする。
本発明の製造方法の詳細を説明する。図1は、Zn−Sn−Mg系合金を用いた線材の製造方法を実施するための製造装置の構成を示す。この装置では、連続鋳造機101と巻き取り機102とが設けられている。連続鋳造機101は、回転式の鋳造輪111の外周に横断面U字形の溝112が形成されている。鋳造輪111よりも上方には坩堝115が配置されている。坩堝115は、その内部にZn−Sn−Mg系合金の溶湯103を貯留可能であるとともに、その底部に出湯口116が形成されている。坩堝115の近傍にはスプレーノズル113が設けられており、このスプレーノズル113は、冷却水をスプレーするための噴出口114を備えている。
図1に示される装置を用いて、後述の条件によって、結晶が微細になりかつ延性が向上した、直径10mmの合金線105を得た。そして、この合金線105を図外の伸線機によって、直径1.6mmの合金線に加工した。
水冷なしの条件で製造された合金線を試験片1とした。この試験片1は、引張強さが125N/mm2、伸びが1%、曲げ試験を行ったときの荷重が20Nで、曲げ角度θが40度となったときに破断した。ビッカース硬さHvは26であった。
水冷ありの条件で製造された合金線を試験片2とした。水冷タイミングは、図1に示される溶湯103が溝102に到達した到達タイミングから30秒後とした。冷却に際しては、常温の冷却水を連続的に5〜10秒間噴霧した。水冷前の溶湯104の温度は200〜250℃であり、水冷後の線材105の温度は20〜40℃であった。この試験片2は、引張強さが154N/mm2、伸びが10%、曲げ試験を行っときの荷重が25Nで、曲げ角度θが150度となったときに破断した。ビッカース硬さHvは35であった。
試験片2についての評価結果を表1に示す。
水冷ありの条件で製造された合金線を試験片3とした。水冷タイミングは、上述の到達タイミングから15秒後とした。冷却に際しては、常温の冷却水を連続的に5〜10秒間噴霧した。水冷前の溶湯104の温度は250〜300℃であり、水冷後の線材105の温度は30〜50℃であった。この試験片3は、引張強さが150N/mm2で、伸びが14%であった。曲げ試験を行った結果、荷重が25Nで曲げ角度が180度でも破断しなかった。ビッカース硬さHvは35であった。
試験片3についての評価結果を表1に示す。
水冷ありの条件で製造された合金線を試験片4とした。水冷タイミングは、到達タイミングから5秒後とした。冷却に際しては、常温の冷却水を連続的に5〜10秒間噴霧した。水冷前の溶湯104の温度は300〜350℃であり、水冷後の線材105の温度は30〜50℃であった。この試験片4は、引張強さが155N/mm2で、伸びが16%であった。曲げ試験を行った結果、荷重が25Nで曲げ角度が180度でも破断しなかった。ビッカース硬さHvは35であった。
試験片4についての評価結果を表1に示す。
熱処理を施した。
すなわち、実施例1と同様にして、Snが30質量%、Mgが0.3質量%、Znが残部である素材を溶解し、350℃の溶湯を15秒間水冷することで50℃まで冷却して、直径10mmの合金線を得た。これを300mmの長さにカットしたうえで機械加工を施すことにより、JIS Z2201(金属材料引張試験片)に規定される4号試験片を得た。詳細には、平行部の径が6mm、平行部の長さが30mm、標点距離が20mmの複数の引張試験片を得た。
103 溶湯
104 線状の鋳造体に凝固中の溶湯
105 合金線
113 スプレーノズル
Claims (7)
- Snが1質量%を超えかつ80質量%未満であり、Mgが0.01質量%を超えかつ5質量%未満であり、Znが残部である素材を溶解し、溶解して得られた溶湯を凝固させるとともに、凝固中の溶湯をZn−Sn−Mg系合金の共晶温度以上から20℃/秒以上の冷却速度で50℃以下まで冷却することを特徴とするZn−Sn−Mg系合金線の製造方法。
- 凝固中の溶湯に冷却水を噴霧することを特徴とする請求項1記載のZn−Sn−Mg系合金線の製造方法。
- 冷却後に熱処理を施すことを特徴とする請求項1または2記載のZn−Sn−Mg系合金線の製造方法。
- 100℃以上で熱処理を施すことを特徴とする請求項3記載のZn−Sn−Mg系合金線の製造方法。
- Snが1質量%を超えかつ80質量%未満であり、Mgが0.01質量%を超えかつ5質量%未満であり、Znが残部である素材を溶解し、溶解して得られた溶湯を凝固させるとともに、凝固中の溶湯をZn−Sn−Mg系合金の共晶温度以上から20℃/秒以上の冷却速度で冷却して製造され、
亜鉛結晶と共晶部とを有し、
亜鉛結晶が針状結晶であり、
針状の亜鉛結晶は幅50μm以下かつ長さ1mm以下であり、
複数の針状の亜鉛結晶が方向性を示さずにランダムに存在していることを特徴とするZn−Sn−Mg系合金線。 - 上記請求項5に記載されたZn−Sn−Mg系合金線を用いた溶射によって表面に皮膜が形成された鉄系材料であって、
皮膜は、Snが1質量%を超えかつ80質量%未満であり、Mgが0.01質量%を超えかつ5質量%未満であり、Znが残部であることを特徴とする鉄系材料。 - 上記請求項5に記載されたZn−Sn−Mg系合金線とZn線とを用いた溶射によって表面に皮膜が形成された鉄系材料であって、
皮膜は、Snが1質量%を超えかつ50質量%未満であり、Mgが0.01質量%を超えかつ5質量%未満であり、Znが残部であることを特徴とする鉄系材料。
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