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JP5565791B2 - 可視光応答性光触媒の改質方法及び改質された可視光応答性光触媒並びに該光触媒を用いた有機物の分解方法と該改質を実施する装置 - Google Patents

可視光応答性光触媒の改質方法及び改質された可視光応答性光触媒並びに該光触媒を用いた有機物の分解方法と該改質を実施する装置 Download PDF

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Description

本発明は、可視光応答性光触媒の改質方法及び改質された可視光応答性光触媒並びに該光触媒を用いた有機物の分解方法と該該改質を実施する装置に関するものである。
近年、環境汚染物質を吸着し太陽光や室内光によって分解除去する光触媒が注目され、その研究が精力的に行われている。酸化チタンはその代表的なものであり強力な光触媒活性を示す。しかし、酸化チタンではバンドギャップが大きくて太陽光の大部分を占める可視光が吸収されず、紫外光にのみ活性なため、太陽光を十分に利用することができないことや紫外光が極めて弱い室内では機能しないことなどの問題があった。人工光源を使う場合でも、バンドギャップが小さいほど利用できる光子は増えるので理論上活性は向上できる。このための手法として、窒素ドープなどで可視光を吸収できるようにするなどの酸化チタンの改良研究や可視光で光触媒として活性を示す新規な酸化物半導体の探索研究が行われている(例えば、非特許文献1、2)。
酸化チタンと比較してバンドギャップが小さいために可視光を吸収することができる酸化タングステンなどの半導体は、可視光活性な光触媒(可視光応答性光触媒)として期待されている。これらの可視光応答性光触媒は、白金やパラジウム、銅化合物などの助触媒を利用して活性を促進させることが多い(例えば、特許文献1、2、3)。
一方、酸化チタンを光触媒として用いた場合には気相の有機物分解反応の反応性に湿度が影響を与えることが知られていた。例えば、光触媒に酸化チタンを用いて気相中のトルエンの分解反応を行った場合、湿度が高いとトルエンの分解速度が向上するという報告がある(非特許文献3、特許文献4)。どちらの報告も湿度60%までの影響を酸化チタン光触媒で検討している。この湿度60%までの条件では水は水蒸気として気相状態で存在し、触媒表面の一部には水分子が吸着しているが液相状態の水は定常的には存在していないと考えられる。
特開2007−273463号公報 特開2008−149312号公報 特開2009−61426号公報 特開2005−161259号公報
「光触媒標準研究法」、東京図書、2005年1月 「室内対応型光触媒への挑戦」、工業調査会、2004年11月 Appl. Catal., B 79 (2008) 171-178
酸化タングステンなどの酸化物半導体を用いた有機物の分解方法において、対象有機物がトルエンなどの芳香族の場合には、助触媒を利用しても、難分解性の反応中間体が生成して分解反応が進行しにくくなる場合がある。また、対象有機物が完全に二酸化炭素にまで酸化分解されない場合、生成する反応中間体が対象有機物と同等あるいはそれ以上に悪臭などの有害性を示す可能性があり、光触媒活性の向上が課題であった。
本発明は、こうした従来技術における課題を解決し、トルエンなどの難分解性芳香族化合物をはじめとした環境汚染物質を、可視光照射により、二酸化炭素にまで完全に分解することができる酸化タングステンなどのタングステン化合物又は助触媒を添加したそれらのタングステン化合物からなる可視光応答性光触媒を提供することを目的とするものである。
前述のとおり、光触媒に酸化チタンを用いて気相中のトルエンの分解反応を行った場合、湿度が高いとトルエンの分解速度が向上するという報告があるが、可視光応答性のタングステン化合物光触媒に関しては湿度の影響などの水分の効果は知られておらず、水分が酸化チタン以外の光触媒反応にどのような影響を与えるかは不明であった。
また一方で、光触媒表面に液相状態で存在する水分の影響については、トルエンのような疎水性の有機物の分解の場合には、触媒の表面に水の液膜が存在すれば分解対象の有機物が接触しにくくなり、かえって活性が著しく低下するという考えもある。しかし可視光応答性のタングステン化合物光触媒に関してはこのような液相状態の水の影響も全く知られていない。
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、酸化タングステンなどのタングステン化合物、さらには助触媒を添加したそれらのタングステン化合物からなる可視光応答性光触媒については、水分添加または湿度の制御等により光触媒を改質することで可視光照射によってトルエン等の有機物を二酸化炭素にまで完全に分解する速度を著しく増加させることができることを見いだした。
本発明はこれらの知見に基づいて完成に至ったものであり、本発明によれば、以下の発明が提供される。
[1]助触媒として貴金属及び/又は銅化合物を添加した酸化タングステンからなる可視光応答性光触媒に対して水分を直接添加することにより、可視光照射により気相中の有機物を光分解する速度を向上させることを特徴とする可視光応答性光触媒の改質方法。
[2]前記可視光応答性光触媒表面に水を液相状態で存在させることを特徴とする上記[1]の可視光応答性光触媒の改質方法。
[3]助触媒として貴金属及び/又は銅化合物を添加した酸化タングステンからなる可視光応答性光触媒に加湿して周囲の湿度を60%以上とすることにより、可視光照射により気相中の有機物を光分解する速度を向上させることを特徴とする可視光応答性光触媒の改質方法。
[4]前記有機物を含んだ被処理気体中に水分を飽和させることを特徴とする上記[]の可視光応答性光触媒の改質方法。
]前記貴金属が、白金、パラジウム、ロジウム、銀から選ばれることを特徴とする上記[1]〜[]のいずれかの可視光応答性光触媒の改質方法。
]前記銅化合物が、酸化銅、塩化銅、水酸化銅、及び銅複合酸化物から選択されることを特徴とする上記[1]〜[]のいずれかの可視光応答性光触媒の改質方法。
]上記[1]〜[]のいずれかの改質方法により改質を行った可視光応答性光触を用い、可視光照射により有機物を光分解する速度を向上させることを特徴とする有機物の光分解法。
]前記有機物の光分解反応が、気相中における揮発性有機物の分解反応であることを特徴とする上記[]の有機物の光分解法。
]前記有機物が疎水性の化合物であることを特徴とする上記[]又は[]の有機物の光分解法。
10]前記疎水性の化合物が、疎水性芳香族化合物であることを特徴とする上記[]の有機物の光分解法。
11]上記[1]〜[]のいずれかの改質方法により可視光応答性光触媒を改質するための装置であって、助触媒として貴金属及び/又は銅化合物を添加した酸化タングステンからなる可視光応答性光触媒の表面に水分を放出する手段を有することを特徴とする光触媒改質装置。
12]上記[1]〜[]のいずれかの改質方法により可視光応答性光触媒を改質するための装置であって、有機物を含んだ被処理気体中に水分を飽和させる手段、及び助触媒として貴金属及び/又は銅化合物を添加した酸化タングステンからなる可視光応答性光触媒の表面に水分を飽和した被処理気体を放出する手段を有することを特徴とする光触媒改質装置。
本発明のとおり酸化タングステンなどのタングステン化合物または助触媒を添加したそれらタングステン化合物からなる可視光応答性光触媒を水分添加または湿度制御により改質して用いると可視光照射によりトルエンなどの難分解性化合物を二酸化炭素にまで分解する速度が著しく増加し、速やかに分解除去することが可能になる。本発明は、空気清浄機や浴室、キッチン、トイレなどにおいても使用することが期待できる。特に容易に乾燥する可能性がある環境で可視光応答性光触媒を作用させる場合は、乾燥によって性能が著しく低下する可視光応答性光触媒を本発明により改質することで有効・安定的に使用することができる。紫外光照射により酸化チタンを使用する場合に比較すると、特に分解反応が進行しにくい難分解性有機物を可視光応答性光触媒で可視光照射により分解除去する場合には本件発明は極めて重要である。
被処理気体を水中でバブリングすることで、分解対象の物質とともに水分を可視光応答性光触媒に供給して改質する装置の一例を模式的に示す図。 可視光応答性光触媒に対して水分を放出供給して改質する装置の一例を模式的に示す図。 実施例1、及び比較例1、2における、トルエンを可視光の照射により光分解したときの二酸化炭素生成量の時間変化を示す図。 実施例12及び比較例17〜19における、トルエンを光照射により光分解したときの二酸化炭素生成量の時間変化を示す図。 実施例13及び比較例20〜22における、ベンズアルデヒドを光照射により光分解したときの二酸化炭素生成量の時間変化を示す図。 実施例14及び比較例23〜25における、安息香酸を可視光の照射により光分解したときの二酸化炭素生成量の時間変化を示す図。 実施例15及び比較例26〜28における、トルエンを可視光の照射により光分解したときの二酸化炭素生成量の時間変化を示す図。
気相中のトルエン、ベンズアルデヒド、安息香酸等々の難分解性および疎水性の有機化合物を、酸化タングステンなどのタングステン化合物または助触媒を添加したタングステン化合物からなる可視光応答性光触媒を用いて二酸化炭素にまで速やかに分解して除去するためには、光触媒を作用させる環境の水分量制御が重要である。湿度60%以下の気相条件下でも初期は反応が進行するが、活性が低下してしまう。活性が高いまま持続するためには、好ましくは、十分な加湿などで湿度を制御することによって乾燥を防ぎ、光触媒の表面に水が通常の空気中よりも多く存在した状態で反応を行うことが望ましい。このような条件として選択されるのは、分解の対象である有機化合物によるが、好ましくは湿度60%以上、より好ましくは湿度80%以上、さらにより好ましくは湿度100%(飽和状態)において気相の揮発性有機物の分解反応を行うことである。また、液体の水を光触媒に直接に添加することにより十分な量の水分を存在させた状態で反応を行うことによっても活性を高いまま持続させることができる。この場合には光触媒表面には液相の水が液膜として存在していると考えられるが、疎水性の有機物の分解の場合であっても活性は高くなる。
湿度を高い状態に制御することや水分を直接に添加することによって、酸化タングステンなどのタングステン化合物または助触媒を添加したそれらのタングステン化合物からなる可視光応答性光触媒の表面に水分が吸着して光触媒反応が生じやすい状態に改質されると考えられる。同じ光触媒を用いても分解される有機物により反応過程が異なっていることは、生成物である二酸化炭素の発生のパターン(発生量の時間変化)が分解される有機物ごとに異なっていることなどから明らかである。湿度制御や水分添加による分解反応の促進効果は反応過程の異なる多種多様な有機物の分解について観測されており、このことは湿度制御や水分添加によって、ただ単に特定の反応が促進されるのではなく、光触媒の表面が分解反応の進行しやすい状態に改質されることを示している。また、表面状態は物質により全く異なるため酸化タングステンなどのタングステン化合物にこのような現象が観測されることは固有のことであり、酸化チタンの例からは容易に類推することはできない。後述する実施例・比較例から分かるように、酸化タングステンなどのタングステン化合物を光触媒として用いる場合には、湿度制御や水分添加の光触媒活性への影響は非常に大きく、乾燥状態ではほとんど光触媒が機能しなくなる場合もある。これはタングステン化合物の固有の性質として、容易に水分の吸脱着により状態が変化するために周囲の水分量の影響を受けやすいことに起因すると考えられる。そのため、酸化チタンの場合と比較しても、酸化タングステンなどのタングステン化合物を光触媒として用いる場合には本件発明による改質は極めて重要である。
本発明における水分の添加は以下に示すような多彩な方法で実施することができる。すなわち粉末状または薄膜状の光触媒に水分を直接に添加し、その周辺の水分量を十分に増加させてその表面を改質することができる。
また別の方法としては、光触媒に導入される分解対象となる有機物を含んだ被処理気体に水分を飽和させること等により光触媒周辺の湿度を高い状態に保つことができれば作用させる光触媒を改質させることができる。
さらに、光触媒はまた水相中で作用させることでも改質を行うことができる。
光触媒の表面が乾燥すると状態が変化してその活性が著しく減少するので、乾燥を防止して水分がその周辺に十分に存在するようにできるならば、いずれの方法でも本件発明の改質を行うことができる。
紫外光応答性半導体である酸化チタンもトルエン等の分解反応が可能であるが、紫外光の少ない室内環境においては反応が進行しにくい。可視光応答性光触媒はバンドギャップが酸化チタンと比較して小さくて可視光を吸収できるが光触媒活性はあまり強力ではないため、助触媒の利用および本件発明の改質によって反応速度の向上が見込まれる。本発明に関して可視光応答性光触媒として選択されるのは、タングステン化合物であり、そのうちより好ましくは酸化タングステンなどのタングステン酸化物であるである。具体的には、WO、WO(xは3以下)、BiWOなどがある。
助触媒を用いることで可視光応答性光触媒の反応性が向上する。助触媒として選択されるのは、好ましくは貴金属および銅の化合物である。貴金属のうちより好ましく選択されるのは白金、パラジウム、ロジウム、銀である。また銅化合物のうちより好ましく選択されるのは酸化銅、塩化銅、水酸化銅、銅複合酸化物、銅イオンである。助触媒はできるだけ高分散に担持させることが好ましい。
また貴金属と銅の化合物の両方を組み合わせて同時に助触媒として用いることがより好ましく、どちらか片方だけを用いるより可視光応答性光触媒の反応性は大きく向上する。本件発明の改質についても貴金属と銅の化合物の両方を組み合わせて同時に用いることにより大きな効果を得ることができる。複数の助触媒は同時に担持しても良いし、逐次担持しても良い。
助触媒の可視光応答性光触媒への担持方法は、混練法や含浸法、イオン交換法、光電着法、CVD法、蒸着法、スパッタ法など様々な方法が利用できる。また、塩化物イオンや硝酸アニオンの存在も触媒活性を向上させる。
以下に酸化タングステン粉末にパラジウム粉末を添加する場合を例として説明する。
酸化タングステン粉末にパラジウム粉末を添加する場合では1重量%から0.0001重量%が好ましく、より好ましくはおよそ0.1〜0.001重量%である。添加量が0.0001重量%より少なければ効果が小さく、また1重量%より大きければ助触媒が酸化タングステンの光吸収を妨げるので光分解反応の進行が遅くなる。
酸化タングステン粉末とパラジウム粉末を混合したものに少量の水分を滴下により添加し、気相のトルエン存在下で可視光を照射すると、水分を滴下により添加していない場合と比較してトルエンを二酸化炭素にまで効率よく分解できる。助触媒の添加量、照射光の強度・照射時間などの最適条件は添加する助触媒や光触媒の種類、形状などに依存する。
本発明における可視光応答性光触媒は粉末形状に限定されるものではなく、薄膜などに形成して使用することもできる。例えば、上記した可視光応答性光触媒粉末を薄膜形状に形成して使用することができる。薄膜の作製は通常に用いられているドクターブレード法やスピンコート法などによって行う。
反応速度は温度によっても影響を受けるが、常温よりも高い方が望ましい。光照射により、触媒温度は上昇するが、光触媒として有効な波長の光以外の波長、例えば、バンドギャップ以上の波長の光や赤外線の照射で、触媒温度を上昇させることができる。また、別な熱源を使っても触媒温度を上昇できる。しかし、温度を上昇しすぎると、触媒表面が乾燥してしまうので、常に水分を供給することが望ましい。
本発明における改質法は光触媒による空気清浄や廃水処理などに対して様々な形態で利用できる。気相における有機物の分解反応に対しては、初めに適切な湿潤状態を調製し、被処理気体の湿度を100%近くにすれば、改質を容易に行うことができる。例えば、被処理気体を水中でバブリングしたり、水分を含んだスポンジ状のフィルターを通したりすることで十分な湿度を加えて、光触媒上の水分の蒸発を防ぐことにより光触媒の改質を行いながら被処理気体に含まれる有機物を光触媒反応により分解除去することができる。
図1は、分解対象物の有機物を含んだ被処理気体中に水分を飽和させることにより、可視光応答性光触媒を改質する装置の一例を模式的に示す図であり、図中、1は、基板上に薄膜状に形成された可視光応答性光触媒、2は、光照射部、3は、水分添加部、4は、被処理気体導入部、5は、被処理気体放部、をそれぞれ示している。該装置においては、被処理気体を水中でバブリングして水分を飽和させた後、この被処理気体を可視光応答性光触媒表面に供給することにより改質し、その状態で光照射を行うことにより、被処理気体中の有機物質を光分解するようにしたものである。
別の形態としては、光触媒薄膜上に、水や水蒸気、ミスト状水分を放出して改質を実施しながら有機物を光触媒反応により分解することができる。
図2は、可視光応答性光触媒に対して水分を放出供給して改質する装置の一例を模式的に示す図であり、図中、1は、基板上に薄膜状に形成された可視光応答性光触媒、2は、光照射部、6は、水分貯蔵部、7は、水分導入部、8は、水分放出部、をそれぞれ示している。該装置においては、水分貯蔵部の水分を、可視光応答性光触媒薄膜の表面に放出することにより改質し、その状態で光照射を行うことにより、大気中の揮発性有機物を光分解するようにしたものである。
また、光触媒を塗布したフィルターを水に浸して改質しておいて被処理気体を通過させることで処理気体中の有機物を光触媒反応により分解除去したりすることもできる。
また、光触媒膜を適度な多孔質状態にして、その多孔質の表面張力で水分を保持しても良い。シリカやアルミナ、粘土鉱物などの調湿材料を光触媒と組み合わせることで、光触媒上の水分を保持することも有効である。
さらに、温度差のある空間の低温になる部分に光触媒を設置することで、凝結や結露により自然に水を供給する方法も有効である。またさらに水中に有機物を含むガスや液体を通して有機物を水相中で光触媒反応により分解することもできる。
以下、本発明を実施例及び比較例によりさらに具体的に説明するが、本発明はこの実施例によって何ら限定されるものではない。
酸化タングステン粉末(和光純薬工業、(6m/g))にパラジウム粉末(シグマ アルドリッチ)を0.1重量%加え、乳鉢を用いてよく混合して可視光応答性光触媒粉末を作製した。この光触媒を4mlのバイアル瓶(底面面積:約1cm)におよそ150mg投入して、湿度約50%の空気を入れて密栓し、水10μlおよびトルエン2μlをシリンジでバイアル瓶の底面の触媒上に滴下した。この水10μlを添加した場合を実施例1とする。
300Wのキセノンランプ(UVカットフィルター無し、熱線カットミラー有り)から420nmより短波長をフィルターによりカットした可視光を上述のバイアルに照射し、光分解で生じる二酸化炭素の量をガスクロマトグラフィーで定量し、時間変化をモニターした。
また比較例1として、水分添加や湿度制御をせずに本件発明の改質を行っていない、トルエン2μlのみを注入したサンプル(湿度50%前後)を用いて同様の実験を行った。
さらに比較例2として、光触媒を乾燥空気中で脱水し、トルエン2μlのみを注入したサンプル(湿度0%)を用いて同様の実験を行った。
結果を、図3に示す。図中、●は、水分添加(実施例1)の場合、□は、水分添加や湿度制御なしの湿度50%(比較例1)の場合、▲は、乾燥(比較例2)の場合、をそれぞれ示している。
また表1には、酸化タングステン粉末のみのものと酸化タングステン粉末にパラジウム、白金、酸化銅の各種助触媒を混合して調整した可視光応答性光触媒を用いてトルエンなどの様々な有機物を光分解したときの、光照射の初期2時間における二酸化炭素の生成量(ppm)を、水分添加(湿度100%)と、水分添加なし(湿度50%前後)、および乾燥(湿度0%)の場合で比較した結果を示してある。可視光の場合はUVカットフィルターを付け、全光の場合はUVカットフィルターを付けていない。
水10μlを滴下して本発明の改質を行った実施例1では、バイアル内部の湿度は非常に高く、液相の水が存在するとともに、底面の触媒は水で湿潤状態になる。図3に示すように乾燥により水分を取り除いた比較例2では全く反応が進行しなかったのに対して、本発明による改質を実施しなかった比較例1では、湿度がおよそ50%しかなく、乾燥した比較例2と比較すると元から含まれる水分の影響によりある程度の速度で反応が進行している。しかし、水分添加によって本発明による改質を十分に実施した実施例1では比較例1に比較しても著しく速く反応が進行し、その効果は明らかである。
このように、水分添加や湿度制御による改質は光触媒活性に大きな影響を与えることが見出された。
また、表1に示すように、初期の二酸化炭素の発生速度は、実施例1が、3200ppm/2h、比較例1が、1800ppm/2h、比較例2が、<10ppm/2hであり、トルエンが二酸化炭素まで酸化分解される速度が水分添加によって大幅に向上していることが確認できる。
また表1にはさらに実施例2〜11及び比較例3〜16を示している。
酸化タングステンにパラジウム粉末を助触媒として用いた場合に、トルエン以外にもベンズアルデヒド、ベンジルアルコール、クレゾールなどのトルエン分解の中間体として考えられる芳香族化合物や酢酸などの有機物の分解反応においても二酸化炭素にまで分解される速度が水分添加により水分を添加しない場合と比較して向上した。
また、酸化タングステンについて助触媒が白金、酸化銅の場合や助触媒を用いない場合にもトルエンの分解反応において二酸化炭素にまで分解される速度が水分を添加することにより水分を添加しない場合と比較して向上した。
さらに、酸化タングステンに酸化銅を助触媒として用いた場合に、m−キシレン、ベンゼンなどの芳香族化合物やヘキサンなどの有機物の分解反応においても二酸化炭素にまで酸化分解される速度が水分添加により水分を添加しない場合と比較して向上した。
また、実施例12として、酸化タングステン粉末に助触媒としてパラジウム粉末0.001重量%、酸化銅粉末0.1重量%を同時に加えて調整した可視光応答性光触媒に、実施例1と同様にして水分を添加した条件下でキセノンランプの全光照射によりトルエンを分解する実験を行った。助触媒がパラジウムのみのものを比較例17、酸化銅のみのものを比較例18、助触媒を添加しないものを比較例19として同様の実験を行った。結果を図4に示す。図中、●は、実施例12(Pd+CuO)、□は比較例17(Pdのみ)、△は比較例18(CuOのみ)、◇は比較例19(いずれもなし)、をそれぞれ示している。
図から明らかなように、パラジウムと酸化銅の両方を同時に助触媒として用いた実施例12は、比較例17〜19に比較して分解反応が速く進行した。
さらに、実施例13として、酸化タングステン粉末に助触媒としてパラジウム粉末0.001重量%、酸化銅粉末0.1重量%を同時に加えて調整した可視光応答性光触媒に、実施例1と同様にして水分を添加した条件下でキセノンランプの全光照射によりベンズアルデヒドを分解する実験を行った。助触媒がパラジウムのみのものを比較例20、酸化銅のみのものを比較例21、助触媒を添加しないものを比較例22として同様の実験を行った。結果を図5に示す。図中、●は、実施例13(Pd+CuO)、□は比較例20(Pdのみ)、△は比較例21(CuOのみ)、◇は比較例22(いずれもなし)、をそれぞれ示している。
図から明らかなように、パラジウムと酸化銅の両方を同時に助触媒として用いた実施例13は、比較例20〜22に比較して分解反応が速く進行した。
それに加えて、実施例14として、酸化タングステン粉末に助触媒としてパラジウム粉末0.001重量%、酸化銅粉末0.1重量%を同時に加えて調整した可視光応答性光触媒に、実施例1と同様にして水分を添加した条件下でキセノンランプの全光照射により安息香酸を分解する実験を行った。助触媒がパラジウムのみのものを比較例23、酸化銅のみのものを比較例24、助触媒を添加しないものを比較例25として同様の実験を行った。結果を図6に示す。図中、●は、実施例14(Pd+CuO)、□は比較例23(Pdのみ)、△は比較例24(CuOのみ)、◇は比較例25(いずれもなし)、をそれぞれ示している。
図から明らかなように、パラジウムと酸化銅の両方を同時に助触媒として用いた実施例14は、比較例23〜25に比較して分解反応が速く進行した。
別の助触媒を添加した実施例15として、酸化タングステン粉末に助触媒としてパラジウム粉末0.001重量%加え、塩化銅水溶液(0.01M)を同時に滴下により添加して調整した可視光応答性光触媒に、実施例1と同様にして水分を添加した条件下でキセノンランプの全光照射によりトルエンを分解する実験を行った。助触媒がパラジウムのみのものを比較例26、塩化銅水溶液(0.01M)の添加のみのものを比較例27、助触媒を添加しないものを比較例28として同様の実験を行った。結果を図7に示す。図中、●は、実施例15(Pd+CuCl)、□は比較例26(Pdのみ)、△は比較例27(CuClのみ)、◇は比較例28(いずれもなし)、をそれぞれ示している。
図から明らかなように、パラジウムと塩化銅の両方を同時に助触媒として用いた実施例15は、比較例26〜28に比較して分解反応が速く進行した。
以上のとおり、貴金属と銅化合物の両方を同時に助触媒として用いると助触媒がいずれか一種の場合と比較して光触媒活性が著しく向上する。本件発明の水分添加による改質もこれら2種類の助触媒を用いることにより大きな効果を得ることができる。
1:可視光応答性光触媒
2:光照射部
3:水分添加部
4:被処理気体導入部
5:被処理気体放出部
6:水分貯蔵部
7:水分導入部
8:水分放出部

Claims (12)

  1. 助触媒として貴金属及び/又は銅化合物を添加した酸化タングステンからなる可視光応答性光触媒に対して水分を直接添加することにより、可視光照射により有機物を光分解する速度を向上させることを特徴とする可視光応答性光触媒の改質方法。
  2. 前記可視光応答性光触媒の表面に水を液相状態で存在させることを特徴とする請求項1に記載の可視光応答性光触媒の改質方法。
  3. 助触媒として貴金属及び/又は銅化合物を添加した酸化タングステンからなる可視光応答性光触媒に加湿して周囲の湿度を60%以上とすることにより、可視光照射により有機物を光分解する速度を向上させることを特徴とする可視光応答性光触媒の改質方法。
  4. 前記有機物を含んだ被処理気体中に水分を飽和させることを特徴とする請求項に記載の可視光応答性光触媒の改質方法。
  5. 前記貴金属が、白金、パラジウム、ロジウム、銀から選ばれることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の可視光応答性光触媒の改質方法。
  6. 前記銅化合物が、酸化銅、塩化銅、水酸化銅、及び銅複合酸化物から選択されることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の可視光応答性光触媒の改質方法。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載の改質方法により改質を行った可視光応答性光触を用い、可視光照射により有機物を光分解する速度を向上させることを特徴とする有機物の光分解法。
  8. 前記有機物の光分解反応が、気相中における揮発性有機物の分解反応であることを特徴とする請求項に記載の有機物の光分解法。
  9. 前記有機物が疎水性の化合物であることを特徴とする請求項又はに記載の有機物の光分解法。
  10. 前記疎水性の化合物が、疎水性芳香族化合物であることを特徴とする請求項に記載の有機物の光分解法。
  11. 請求項1〜のいずれか1項に記載の改質方法により可視光応答性光触媒を改質するための装置であって、助触媒として貴金属及び/又は銅化合物を添加した酸化タングステンからなる可視光応答性光触媒の表面に水分を放出する手段を有することを特徴とする光触媒改質装置。
  12. 請求項1〜のいずれか1項に記載の改質方法により可視光応答性光触媒を改質するための装置であって、有機物を含んだ被処理気体中に水分を飽和させる手段、及び助触媒として貴金属及び/又は銅化合物を添加した酸化タングステンからなる可視光応答性光触媒の表面に水分を飽和した被処理気体を放出する手段を有することを特徴とする光触媒改質装置。
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