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JP5564291B2 - 止着タイプ使い捨ておむつ - Google Patents

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JP5564291B2 JP2010048973A JP2010048973A JP5564291B2 JP 5564291 B2 JP5564291 B2 JP 5564291B2 JP 2010048973 A JP2010048973 A JP 2010048973A JP 2010048973 A JP2010048973 A JP 2010048973A JP 5564291 B2 JP5564291 B2 JP 5564291B2
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Description

本発明は、腹側部分と背側部分とを連結することにより装着する止着タイプ使い捨ておむつに関するものである。
図11〜図14は、いわゆる止着タイプ(一般にはテープタイプと呼ばれている)の使い捨ておむつを示しており、幅方向中央に沿って下腹部から股間部を通り臀部までを覆うように延在する部分であって、且つ身体側表面を形成する透液性トップシート30と、外面側に位置する液不透過性シート11との間に吸収体56が介在する部分である吸収性本体部10と、この吸収性本体部10の左右両側に延出する部分であって、且つ吸収要素を有しない部分であるサイドフラップ部SFとを有している。背側部分Bのサイドフラップ部SFに、側方に突出するファスニングテープ14がそれぞれ設けられており、これらファスニングテープ14を腹側部分Fの外面に係止することで装着を行う。
使い捨ておむつは、一般に、個別にコンパクトに折り畳まれた状態で多数重ねられてパッケージされ、製品として販売されている。止着タイプ使い捨ておむつの場合、図15に示すように、両ファスニングテープ14の突出部分を取り付け部分の内面側に折り返して両サイドフラップ部SF内面に仮止めし、さらに両サイドフラップ部SFを吸収性本体部10上にそれぞれ折り返した状態で、前後方向中央を折り目として腹側部分Fの内面と背側部分Bの内面とを合わせるように2つ折りした状態で、多数重ねられてパッケージングされる形態が一般的となっている。また、コンパクト性等を考慮した新規な折り畳み形態も提案されている(特許文献1)。
特開2007−185270号公報
しかしながら、従来の折り畳み形態では、初めに2つ折りされたおむつにおける腹側部分のウエスト部分と背側部分のウエスト部分とを掴み、掴んだ部分を離間させるように開き、次に背側部分のおむつ内面に仮止めされたファスニングテープを開くという、2ステップの作業が必要であり、迅速なおむつ交換作業が困難となっていた。子どもの機嫌が悪くならないように、できるだけすばやくおむつ交換したいのが交換者(母親)の心理であり、おむつを開く時の時間をより短縮・簡単にすることが望まれている。
そこで、本発明の主たる課題は、折り畳み製品状態から簡単、迅速に開くことができる止着タイプ使い捨ておむつを提供することにある。
上記課題を解決した本発明は次記のとおりである。
<請求項1記載の発明>
前後方向中央よりも前側に延在する腹側部分と、前後方向中央よりも後側に延在する背側部分と、
身体側表面を形成する透液性トップシートと、外面側に位置する液不透過性シートと、これらの間に介在された吸収体とを有し、
背側部分の両側部にそれぞれ設けられた背側係止部とを有し、
両背側係止部を腹側部分にそれぞれ係止することによって装着する、止着タイプ使い捨ておむつにおいて、
背側部分の両側部がおむつ内面側で回折り返されて背側折り返し部分が形成され、且つ最も上側に位置する背側折り返し部分の上面に前記背側係止部が設けられるとともに、
前後方向中央を折り目として腹側部分の内面と背側部分の内面とが合わさるように2つ折りされ、前記背側部分の背側係止部が腹側部分の内面に剥離可能に係止されており、
前記吸収体の両側縁よりも幅方向外側であって且つ前記背側係止部よりも幅方向中央側に、前後方向に沿って延在する弾性伸縮部材がそれぞれ設けられており、
前記背側部分の両側部は、前記吸収体の両側縁と前記弾性伸縮部材との間を通る第1の折り目で幅方向中央側に折り返された後、前記弾性伸縮部材と前記背側係止部との間を通る第2の折り目で幅方向外側に折り返されている、
ことを特徴とする止着タイプ使い捨ておむつ。
(作用効果)
このように折り畳まれた使い捨ておむつを開く場合、2つ折りされたおむつにおける腹側部分のウエスト部分と背側部分のウエスト部分とを掴み、掴んだ部分を離間させるように開いていくと、背側折り返し部分が腹側部分に引っ張られて開かれた後に、背側係止部が腹側部分から剥離され、仮止めが解除される。つまり、2つ折りされた部分を開くという簡単な1ステップ作業のみで、製品折り畳み状態のおむつを開く作業を終えることができるようになる。
また、背側係止部を腹側部分から剥離しないようにおむつを途中まで開き、パンツタイプ使い捨ておむつのように履かせた後、左右各側の背側係止部を腹側部分から剥離して胴回り寸法を調節するといった使い方も可能である。
また、吸収体、弾性伸縮部材、係止部、及び折り目を、このような位置関係とすることにより、製造時に折り易く、折り畳み形状が維持され易くなる。
<請求項記載の発明>
前記腹側部分の外面の両側部に、背側部分の両側部の内面と係止される腹側係止部がそれぞれ設けられており、
腹側部分の両側部が、背側部分の両側部と一体的に折り返されて腹側折り返し部分が形成され、且つ最も上側に位置する腹側折り返し部分の下面に前記腹側係止部が設けられるとともに、
前後方向中央を折り目として腹側部分の内面と背側部分の内面とが合わさるように2つ折りされ、
前記腹側係止部が、前記最も上側に位置する腹側折り返し部分の下面に対する対向面に剥離可能に係止され、
背側部分の背側係止部が、最も上側に位置する腹側折り返し部分の上面に剥離可能に係止され、且つ
この腹側折り返し部分に対する前記背側係止部の係止力が、前記対向面に対する前記腹側係止部の係止力よりも強い、
請求項1記載の止着タイプ使い捨ておむつ。
(作用効果)
このように腹側係止部を設けることにより、背側係止部のみを設ける場合と比べて、装着の際に、腹側部分及び背側部分をより強固に連結できるようになる。ただし、単に腹側係止部を設けると、おむつをワンステップで開く際の支障となるおそれがあるため、上述のように、腹側部分の両側部を、背側部分の両側部と一体的に折り返して腹側折り返し部分を形成し、且つ最も上側に位置する腹側折り返し部分の下面に腹側係止部を設ける等、工夫を施すのが好ましい。
この場合、2つ折りされたおむつにおける腹側部分のウエスト部分と背側部分のウエスト部分とを掴み、掴んだ部分を離間させるように開いていくと、背側折り返し部分及び腹側折り返し部分が互いに引っ張られて開かれるとともに、腹側折り返し部分に対する背側係止部の係止力が、腹側係止部の対向面に対する係止力よりも強いため、腹側係止部の対向面に対する仮止めが先に外れ、次に背側係止部が腹側部分から剥離される。つまり、この場合にも、2つ折りされた部分を開くという簡単な1ステップ作業のみで、製品折り畳み状態のおむつを開く作業を終えることができるようになる。
以上のとおり、本発明によれば、折り畳み製品状態から簡単、迅速に開くことが可能となる、等の利点がもたらされる。
止着タイプ使い捨ておむつの内面を示す、おむつを展開した状態における平面図である。 止着タイプ使い捨ておむつの外面を示す、おむつを展開した状態における平面図である。 図1の6−6線断面図である。 図1の7−7線断面図である。 図1の8−8線断面図である。 図1の9−9線断面図である。 折り畳み製品状態を示す斜視図である。 おむつを開く際の途中状態を示す斜視図である。 おむつ装着状態の斜視図である。 一般的な止着タイプ使い捨ておむつの場合の、折り畳み状態を示すウエスト側端面図である。 一般的な止着タイプ使い捨ておむつの内面を示す、おむつを展開した状態における平面図である。 一般的な止着タイプ使い捨ておむつの外面を示す、おむつを展開した状態における平面図である。 図11の6−6線断面図である。 図11の7−7線断面図である。 従来の折り畳み状態を示すウエスト側端面図である。
以下、本発明の実施形態について、止着タイプ使い捨ておむつの例を引いて説明するが、本発明はパンツタイプ等の他のタイプの使い捨ておむつにも適用できることはいうまでもない。なお、以下の説明において、「前後方向(縦方向)」とは腹側(前側)と背側(後側)を結ぶ方向を意味し、「幅方向」とは前後方向と直交する方向(左右方向)を意味し、「縦方向」とはおむつの装着状態、すなわちおむつの腹側部分両側部と背側部分量側部を重ね合わせるようにおむつを股間部で2つに折った際に幅方向と直交する方向を意味する。
図1〜図7は止着タイプ使い捨ておむつの一例を示している。図3及び図4は、図1における6−6線断面及び7−7線断面をそれぞれ示した図であり、図5及び図6は、図1における8−8線断面及び9−9線断面をそれぞれ示した図である。この止着タイプ使い捨ておむつは、幅方向中央に沿って下腹部から股間部を通り臀部までを覆うように延在する部分であって、且つ身体側表面を形成する透液性表面シート30と、外面側に位置する液不透過性シート11との間に吸収体56が介在する部分である吸収性本体部10と、この吸収性本体部10の前側及び後側にそれぞれ延出する部分であって、且つ吸収体56を有しない部分である腹側エンドフラップ部FE及び背側エンドフラップ部BEと、吸収性本体部10の左右両側にそれぞれ延出する部分であって、且つ吸収体56を有しない部分であるサイドフラップ部SFと、を有するものである。
吸収性本体部10においては、外装シート12の内面側に液不透過性シート11がホットメルト接着剤等の接着剤により固定され、さらにこの液不透過性シート11の内面側に吸収要素50、中間シート40、および表面シート30がこの順に積層されている。表面シート30および液不透過性シート11は図示例では長方形であり、吸収要素50よりも前後方向および幅方向において若干大きい寸法を有しており、表面シート30における吸収要素50の側縁より食み出る周縁部と、液不透過性シート11における吸収要素50の側縁より食み出る周縁部とがホットメルト接着剤などにより固着されている。また液不透過性シート11は透湿性のポリエチレンフィルム等からなり、表面シート30よりも若干幅広に形成されている。さらに、この吸収性本体部10の両側には、装着者の肌側に突出(起立)する立体ギャザー60,60が設けられている。
以下、各部について順に詳説する。
(外装シート)
外装シート12は、両側部の前後方向中央部が括れた砂時計形状とされており、ここが着用者の脚を入れる部位となる。外装シート12としては不織布が好適であるが、これに限定されない。不織布の種類は特に限定されず、素材繊維としては、たとえばポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることができ、加工法としてはスパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、エアスルー法、ニードルパンチ法等を用いることができる。ただし、肌触り及び強度を両立できる点でスパンボンド不織布やSMS不織布、SMMS不織布等の長繊維不織布が好適である。不織布は一枚で使用する他、複数枚重ねて使用することもできる。後者の場合、不織布12相互をホットメルト接着剤等により接着するのが好ましい。不織布を用いる場合、その繊維目付けは10〜50g/m2、特に15〜30g/m2のものが望ましい。
(液不透過性シート)
液不透過性シート11の素材は、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂や、ポリエチレンシート等に不織布を積層したラミネート不織布、防水フィルムを介在させて実質的に液不透過性を確保した不織布(この場合は、防水フィルムと不織布とで液不透過性シートが構成される。)などを例示することができる。もちろん、このほかにも、近年、ムレ防止の観点から好まれて使用されている液不透過性かつ透湿性を有する素材も例示することができる。この液不透過性かつ透湿性を有する素材のシートとしては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を混練して、シートを成形した後、一軸又は二軸方向に延伸して得られた微多孔性シートを例示することができる。さらに、マイクロデニール繊維を用いた不織布、熱や圧力をかけることで繊維の空隙を小さくすることによる防漏性強化、高吸水性樹脂または疎水性樹脂や撥水剤の塗工といった方法により、防水フィルムを用いずに液不透過性としたシートも、液不透過性シート11として用いることができる。
(表面シート)
表面シート30は液透過性を有するものであれば足り、例えば、有孔又は無孔の不織布や、多孔性プラスチックシートなどを用いることができる。また、このうち不織布は、その原料繊維が何であるかは、特に限定されない。例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維などや、これらから二種以上が使用された混合繊維、複合繊維などを例示することができる。さらに、不織布は、どのような加工によって製造されたものであってもよい。加工方法としては、公知の方法、例えば、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法、エアスルー法、ポイントボンド法等を例示することができる。例えば、柔軟性、ドレープ性を求めるのであれば、スパンレース法が、嵩高性、ソフト性を求めるのであれば、サーマルボンド法が、好ましい加工方法となる。
また、表面シート30は、1枚のシートからなるものであっても、2枚以上のシートを貼り合せて得た積層シートからなるものであってもよい。同様に、表面シート30は、平面方向に関して、1枚のシートからなるものであっても、2枚以上のシートからなるものであってもよい。
(中間シート)
表面シート30を透過した排泄物を吸収体へ移動させ、逆戻りを防ぐために、表面シート30と吸収要素50との間に中間シート(セカンドシートもいわれる)40を設けることができる。この中間シート40は、排泄物を速やかに吸収体へ移行させて吸収体による吸収性能を高めるばかりでなく、吸収した排泄物の吸収体からの逆戻りを防止し、表面シート30表面を肌触りを良くするものである。中間シート40は省略することもできる。
中間シート40としては、表面シート30と同様の素材を用いることができる。中間シート40は表面シート30に接合するのが好ましく、その接合にヒートエンボスや超音波溶着を用いる場合は、中間シート40の素材は表面シート30と同程度の融点をもつものが好ましい。また、便中の固形分を透過させることを考慮するならば中間シート40に用いる繊維の繊度は5.0〜7.0dtexであるのが好ましいが、表面シート30における液残りが多くなる。これに対して、中間シート40に用いる繊維の繊度が1.0〜2.0dtexであると、表面シート30の液残りは発生し難いが、便の固形分が透過し難くなる。よって、中間シート40に用いる不織布の繊維は繊度が2.0〜5.0dtex程度とするのが好ましい。
図示の形態の中間シート40は、吸収要素50の幅より短く中央に配置されているが、全幅にわたって設けてもよい。中間シート40の長手方向長さは、おむつの全長と同一でもよいし、吸収要素50の長さと同一でもよいし、液を受け入れる領域を中心にした短い長さ範囲内であってもよい。
(立体ギャザー)
表面シート30上を伝わって横方向に移動する尿や軟便を阻止し、横漏れを防止するために、製品の両側に、使用面側に突出(起立)する立体ギャザー60、60を設けるのは好ましい。
この立体ギャザー60は、実質的に幅方向に連続するバリヤーシート62と、このバリヤーシート62に前後方向に沿って伸張状態で固定された細長状弾性伸縮部材63とにより構成されている。このバリヤーシート62としては撥水性不織布を用いることができ、また弾性伸縮部材63としては糸ゴム等を用いることができる。弾性伸縮部材は、図1及び図2に示すように各複数本設ける他、各1本設けることができる。
バリヤーシート62の内面は、表面シート30の側部上に幅方向の固着始端を有し、この固着始端から幅方向外側の部分は、液不透過性シート11の側部およびその幅方向外側に位置する外装シート12の側部にホットメルト接着剤などにより固着されている。この固着部分のうち固着始端近傍の幅方向外側において、バリヤーシート62と外装シート12とが対向する部分のシート間に、前後方向に沿って糸ゴム等からなる脚周り弾性伸縮部材64がそれぞれ設けられている。
脚周りにおいては、立体ギャザー60の固着始端より幅方向内側は、製品前後方向両端部では表面シート30上に固定されているものの、その間の部分は非固定の自由部分であり、この自由部分が糸ゴム63の収縮力により起立するようになる。おむつの、装着時には、おむつが舟形に体に装着されるので、そして糸ゴム63の収縮力が作用するので、糸ゴム63の収縮力により立体ギャザー60が起立して脚周りに密着する。その結果、脚周りからのいわゆる横漏れが防止される。
図示形態と異なり、バリヤーシート62の幅方向内側の部分における前後方向両端部を、幅方向外側の部分から幅方向内側に延在する基端側部分とこの基端側部分の幅方向中央側の端縁から身体側に折り返され幅方向外側に延在する先端側部分とを有する二つ折り状態で固定し、その間の部分を非固定の自由部分とすることもできる。
(吸収要素)
吸収要素50は、尿や軟便などの液を吸収保持する部分である。吸収要素50は、吸収体56と、この吸収体56の少なくとも裏面及び側面を包む包装シート58とを有している。包装シート58は省略することもできる。吸収要素50は、その裏面においてホットメルト接着剤等の接着剤を介して液不透過性シート11の内面に接着することができる。
(吸収体)
吸収体56は、繊維の集合体により形成することができる。この繊維集合体としては、綿状パルプや合成繊維等の短繊維を積繊したものの他、セルロースアセテート等の合成繊維のトウ(繊維束)を必要に応じて開繊して得られるフィラメント集合体も使用できる。繊維目付けとしては、綿状パルプや短繊維を積繊する場合は、例えば100〜300g/m2程度とすることができ、フィラメント集合体の場合は、例えば30〜120g/m2程度とすることができる。合成繊維の場合の繊度は、例えば、1〜16dtex、好ましくは1〜10dtex、さらに好ましくは1〜5dtexである。フィラメント集合体の場合、フィラメントは、非捲縮繊維であってもよいが、捲縮繊維であるのが好ましい。捲縮繊維の捲縮度は、例えば、1インチ当たり5〜75個、好ましくは10〜50個、さらに好ましくは15〜50個程度とすることができる。また、均一に捲縮した捲縮繊維を用いる場合が多い。
(高吸収性ポリマー粒子)
吸収体56は、高吸収性ポリマー粒子を含むのが好ましく、特に、少なくとも液受け入れ領域において、繊維の集合体に対して高吸収性ポリマー粒子(SAP粒子)が実質的に厚み方向全体に分散されているものが望ましい。
吸収体56の上部、下部、及び中間部にSAP粒子が無い、あるいはあってもごく僅かである場合には、「厚み方向全体に分散されている」とは言えない。したがって、「厚み方向全体に分散されている」とは、繊維の集合体に対し、厚み方向全体に「均一に」分散されている形態のほか、上部、下部及び又は中間部に「偏在している」が、依然として上部、下部及び中間部の各部分に分散している形態も含まれる。また、一部のSAP粒子が繊維の集合体中に侵入しないでその表面に残存している形態や、一部のSAP粒子が繊維の集合体を通り抜けて包装シート58上にある形態も排除されるものではない。
高吸収性ポリマー粒子とは、「粒子」以外に「粉体」も含む。高吸収性ポリマー粒子の粒径は、この種の吸収性物品に使用されるものをそのまま使用でき、1000μm以下、特に150〜400μmのものが望ましい。高吸収性ポリマー粒子の材料としては、特に限定無く用いることができるが、吸水量が40g/g以上のものが好適である。高吸収性ポリマー粒子としては、でんぷん系、セルロース系や合成ポリマー系などのものがあり、でんぷん−アクリル酸(塩)グラフト共重合体、でんぷん−アクリロニトリル共重合体のケン化物、ナトリウムカルボキシメチルセルロースの架橋物やアクリル酸(塩)重合体などのものを用いることができる。高吸収性ポリマー粒子の形状としては、通常用いられる粉粒体状のものが好適であるが、他の形状のものも用いることができる。
高吸収性ポリマー粒子としては、吸水速度が40秒以下のものが好適に用いられる。吸水速度が40秒を超えると、吸収体56内に供給された液が吸収体56外に戻り出てしまう所謂逆戻りを発生し易くなる。
高吸収性ポリマー粒子の目付け量は、当該吸収体56の用途で要求される吸収量に応じて適宜定めることができる。したがって一概には言えないが、50〜350g/m2とすることができる。ポリマーの目付け量が50g/m2未満では、吸収量を確保し難くなる。350g/m2を超えると、効果が飽和するばかりでなく、高吸収性ポリマー粒子の過剰によりジャリジャリした違和感を与えるようになる。
(包装シート)
包装シート58を用いる場合、その素材としては、ティッシュペーパ、特にクレープ紙、不織布、ポリラミ不織布、小孔が開いたシート等を用いることができる。ただし、高吸収性ポリマー粒子が抜け出ないシートであるのが望ましい。クレープ紙に換えて不織布を使用する場合、親水性のSMMS(スパンボンド/メルトブローン/メルトブローン/スパンボンド)不織布が特に好適であり、その材質はポリプロピレン、ポリエチレン/ポリプロピレンなどを使用できる。繊維目付けは、5〜40g/m2、特に10〜30g/m2のものが望ましい。
この包装シート58は、図3に示すように、吸収体56の全体を包む形態のほか、その層の裏面及び側面のみを包装するものでもよい。また図示しないが、吸収体56の上面及び側面のみをクレープ紙や不織布で覆い、下面をポリエチレンなどの液不透過性シートで覆う形態、吸収体56の上面をクレープ紙や不織布で覆い、側面及び下面をポリエチレンなどの液不透過性シートで覆う形態などでもよい(これらの各素材が包装シートの構成要素となる)。必要ならば、吸収体56を、上下2層のシートで挟む形態や下面のみに配置する形態でもよいが、高吸収性ポリマー粒子の移動を防止でき難いので望ましい形態ではない。
(エンドフラップ部)
背側エンドフラップBEの前後方向長さは、後述する背側係止部13Bの取り付け部分の前後方向長さと同じか短い寸法とすることが好ましく、また、おむつ背側端部と吸収要素50とが近接しすぎると、吸収要素50の厚みとコシによりおむつ背側端部と身体表面との間に隙間が生じやすいため、10mm以上とすることが好ましい。
腹側エンドフラップ部FE及び背側エンドフラップ部BEの前後方向長さは、おむつ全体の前後方向長さLの5〜20%程度とするのが好ましく、乳幼児用おむつにおいては、10〜60mm、特に20〜50mmとするのが適当である。
(サイドフラップ部)
サイドフラップ部SFは、前後方向全体にわたり延在する幅方向中央側の部分と、ウエスト側部分において股間部Cよりも幅方向外側まで延在する一対の腹側ウエストフラップ部FF,FF、及び一対の背側ウエストフラップ部BF,BFとを有する。
より詳細には、各サイドフラップ部SF,SFの外面は、吸収性本体部10の外面も含めて外装シート12により一体的に覆われており、各サイドフラップSF,SFの内面は、吸収体56の幅方向外側に延出する立体ギャザー60,60のバリヤーシート62,62により形成されている。
(係止部)
背側部分Bの両側部における背側ウエストフラップ部BF,BFの内面には、背側係止部13Bが設けられている。また、図示例では、腹側部分Fの両側部における腹側ウエストフラップ部FF,FFの外面に、腹側係止部13Fが設けられている。
これら背側係止部13B及び腹側係止部13Fとしては、メカニカルファスナー(面ファスナー)のフック材(フックテープ)を接着剤等により固定する他、粘着剤層を設けることもできる。また、これら係止部13B,13Fがフック材の場合、その係止先は、スパンボンド不織布等の強度の高い不織布により形成する他、フック材の係合突起が絡まるようなループ糸がプラスチックフィルムや不織布からなるシート基材の表面に多数の凹凸が設けられたものを張り付けることができ、また係止部13B,13Fが粘着材層の場合には、その係止先は、粘着性に富むような表面が平滑なプラスチックフィルムからなるシート基材の表面に剥離処理を施したものを張り付けることができる。
おむつの装着に際しては、図9に示すように、背側ウエストフラップ部BFを腹側ウエストフラップ部FFの外側に重ねて、その背側係止部13Bを腹側ウエストフラップ部の外面に係止するとともに、腹側係止部13Fを背側ウエストフラップ部BFの内面に係止する。
背側係止部13Bは、背側エンドフラップ部BEと吸収要素50の境界線の延長線を含む範囲に取り付けられていると、おむつ装着時に背側係止部13B間に働く張力により、吸収要素50の背側端部がしっかりと体に押し当てられるため、好ましい。また、背側係止部13Bが、おむつの背側端部(後端部)と離れすぎていると、おむつ装着時に左右の背側係止部13B間に働く張力がおむつの背側端部にまで及ばないため、おむつの背側端部と身体表面との間に隙間が生じやすい。従って、背側エンドフラップBEの前後方向長さは、背側係止部13Bの前後方向長さと同じか又は短いことが好ましい。
(ターゲットシート)
腹側Fにおける背側係止部13Bの係止箇所には、係止を容易にするためのターゲット有するターゲットシート74を設けるのが好ましい。ターゲットシート74は、背側係止部13Bがフック材の場合、フック材の係合突起が絡まるようなループ糸がプラスチックフィルムや不織布からなるシート基材の表面に多数設けられたものを用いることができ、また粘着材層の場合には粘着性に富むような表面が平滑なプラスチックフィルムからなるシート基材の表面に剥離処理を施したものを用いることができる。
また、腹側Fにおけるファスニングテープ13の係止箇所が不織布からなる場合、例えば図示形態の外装シート12が不織布からなる場合であって、背側係止部13Bがフック材の場合には、ターゲットシート74を省略し、フック材を外装シート12の不織布に絡ませて係止することもできる。この場合、ターゲットシート74を外装シート12と液不透過性シート11との間に設けてもよい。
(背側伸縮シート)
図示形態では、両背側係止部13B間に、幅方向に弾性伸縮する帯状の背側伸縮シート70が設けられ、おむつ背側部におけるフィット性を向上させている。背側伸縮シート70の両端部は両背側係止部13Bの取り付け部分と重なる部位まで延在されているのが好ましいが、幅方向中央側に離間していても良い。背側伸縮シート70の前後方向寸法は、背側係止部13Bの取り付け部分の前後方向寸法と概ね同じにするのが適当であるが、±20%程度の寸法差はあってもよい。また、図示のように背側伸縮シート70が背側エンドフラップ部BEと吸収要素50の境界線と重なるように配置されていると、吸収要素50の背側端部がしっかりと体に押し当てられるため、好ましい。背側伸縮シート70は、ゴムシート等のシート状弾性部材を用いても良いが、通気性の観点から不織布や紙を用いるのが好ましい。この場合、伸縮不織布のような通気性を有するシート状弾性部材を用いることもできるが、図5に示すように、二枚の不織布等のシート基材71をホットメルト接着剤等の接着剤により張り合わせるとともに、両シート基材71間に有孔のシート状、網状、細長状(糸状又は紐状等)等の弾性伸縮部材72を幅方向に沿って伸張した状態で固定したものが好適に用いられる。この場合におけるシート基材71としては、外装シート12と同様のものを用いることができる。弾性伸縮部材72の伸張率は150〜250%程度であるのが好ましい。また、弾性伸縮部材72として細長状(糸状又は紐状等)のものを用いる場合、太さ420〜1120dtexのものを3〜10mmの間隔72dで5〜15本程度設けるのが好ましい。
また、図示のように弾性伸縮部材72の一部が吸収要素50を横断するように配置すると、吸収要素50のフィット性が向上するため好ましいが、この場合は、弾性伸縮部材72が吸収要素50と重なる部分の一部又は全部を、切断等の手段により収縮力が働かないようにすると、吸収要素50の背側端部が幅方向に縮まないため、フィット性がさらに向上する。
なお、弾性伸縮部材72は、シートの長手方向(おむつの幅方向)にシート基材71の全長にわたって固定されていてもよいが、おむつ本体への取り付け時の縮みやめくれ防止のため、シートの前後方向(おむつの幅方向)端部の5〜20mm程度の範囲においては、収縮力が働かないように、または弾性伸縮部材72が存在しないようにするとよい。
背側伸縮シート70は、図示形態では、液不透過性シート11の幅方向両側ではバリヤーシート62と外装シート12との間に挟まれ、且つ液不透過性シート11と重なる部位では、液不透過性シート11と吸収要素50との間に挟まれるように設けられているが、液不透過性シート11と外装シート12との間に設けても良いし、外装シート12の外面に設けても良く、また表面シート30と吸収要素50との間に設けてもよい。また、背側伸縮シート70は表面シート30の上に設けても良く、この場合、液不透過性シート11の幅方向両側ではバリヤーシート62の上に設けても良い。また、外装シート12を複数枚のシート基材を重ねて形成する場合には、背側伸縮シート70全体を、外装シート12のシート基材間に設けても良い。
(製品折り畳み状態)
特徴的には、図7に示すように、背側部分Bの両側部がおむつ内面側で回折り返されて背側折り返し部分20が形成され、且つ最も上側(厚み方向)に位置する背側折り返し部分21の上面に背側係止部13Bの全体が位置している。
折り返し回数及び折り返し位置、図示例では、製造時に折り易く、折り畳み形状が維持され易いという観点から、背側部分Bの両側部は、吸収体56の両側縁と脚周り弾性伸縮部材64(吸収体56の両側縁よりも幅方向外側であって且つ背側係止部13Bよりも幅方向中央側で、前後方向に沿って延在するものである)との間を通る第1の折り目81で幅方向中央側に折り返され(内面側から見て谷折りされ)た後、脚周り弾性伸縮部材64と背側係止部13Bとの間を通る第2の折り目82で幅方向外側に折り返され(内面側から見て山折りされ)ている。この場合、ターゲットシート74の幅を、第1の折り目81,81間の幅より狭くし、ターゲットシート74全体を第1の折り目81,81間に収めると、ターゲットシート74の剛性が第1の折り目81,81での折り返しの妨げとならないため好ましい。
第2の折り目82の位置は適宜定めることができるが、第1の折り目81の位置を基準に近位のおむつ側縁の位置を1としたとき1/3〜2/3の範囲内に位置しているのが好ましく、特に1/2又はその近傍に位置しているのが好ましい。
また、腹側部分Fの両側部が、背側部分Bの両側部と一体的に折り返されて腹側折り返し部分25が形成され、且つ最も上側(厚み方向)に位置する腹側折り返し部分26の下面に腹側係止部13Fの全体が位置している。
さらに、これら背側折り返し部分20及び腹側折り返し部分25が形成された状態で、前後方向中央を折り目として腹側部分Fの内面と背側部分Bの内面とが合わさるように2つ折りされ、腹側係止部13Fが、最も上側(厚み方向)に位置する腹側折り返し部分26の下面に対する対向面27に剥離可能に係止され、背側部分Bの背側係止部13Bが、最も上側(厚み方向)に位置する腹側折り返し部分26の上面に剥離可能に係止されている。
腹側係止部13Fは設けなくても良くいが、図示例のように設ける場合は、腹側折り返し部分25に対する背側係止部13Bの係止力が、腹側係止部13Fの対向面27に対する係止力よりも強くするのが好ましい。このような係止力の強弱関係は、係止部13F,13Bの面積や、フック材の種類、仕様に差異を設けることより構成することができる。
このように折り畳まれたおむつを使用する場合、図8に示すように、2つ折りされたおむつにおける腹側部分Fのウエスト部分と背側部分Bのウエスト部分とを掴み、掴んだ部分を離間させるように開く。これにより、背側折り返し部分20及び腹側折り返し部分25が互いに引っ張られて開かれるとともに、腹側折り返し部分25に対する背側係止部13Bの係止力が、腹側係止部13Fの対向面に対する係止力よりも強いため、図8に示すように、腹側係止部13Fの対向面27に対する仮止めが先に外れ、次に背側係止部13Bが腹側部分Fから剥離されて図1の展開状態となる。つまり、2つ折りされた部分を開くという簡単な1ステップ作業のみで、製品折り畳み状態のおむつを開く作業を終えることができるようになる。なお、図8に示すように、背側係止部13Bを腹側部分Fから剥離しないようにおむつを途中まで開き、パンツタイプ使い捨ておむつのように履かせた後、左右各側の背側係止部13Bを腹側部分Fから剥離して胴回り寸法を調節するといった使い方も可能である。
腹側係止部13Fを設けない場合でも、腹側係止部13Fの剥離過程が無い点を除けば、上述の場合と同様の1ステップ作業でおむつを開く作業が完了する。
また、腹側係止部13Fを設けるか否かに関係なく、腹側部分Fの両側部及び背側部分Bの両側部は一体的に、つまり同じ位置で同じ回数折り返すと、製造が容易であるため好ましい。
(その他)
本発明は製品折り畳み形態に特徴を有するものであり、図11〜図14に示すような、背側係止部14Aを有するファスニングテープ14をサイドフラップ部SFから突出させた一般的な止着タイプ使い捨ておむつにも適用することができる。
ファスニングテープ14は、不織布、プラスチックフィルム、ポリラミ不織布、紙やこれらの複合素材からなるシート基材14Cの基部がおむつに取り付けられており、おむつから突出する先端側部分に腹側に対する係止部14Aが設けられているものである。係止部14Aとしては、メカニカルファスナーのフック材をシート基材14Cに接着剤により固定する他、シート基材14Cの表面に粘着材層を設けることもできる。
乳幼児用おむつにおいては、ファスニングテープ14の取り付け部分の寸法のうち、おむつの幅方向の長さは10〜50mm、特に20〜40mmであるのが好ましく、前後方向長さは、20〜100mm、特に40〜80mmであるのが好ましい。また、ファスニングテープ14の先端側部分の寸法のうち、おむつの幅方向の長さは30〜80mm、特に40〜60mmであるのが好ましく、前後方向の長さ(高さ)は20〜70mm、特に25〜50mmであるのが好ましい。なお、ファスニングテープ14の一部または全部が例えば略テーパ形状をなし、前後方向長さや幅方向長さが一定でない場合は、上記数値範囲は平均値にて定める。ファスニングテープ14の形状は、矩形形状などの左右対称形状でもよいが、幅広の取り付け部分と細長状の先端側部分からなる凸型形状であると、先端側部分の摘み部が摘みやすく、かつ左右の基部間の張力が広範囲に作用するため、好ましい。
このようなファスニングテープ14を有する止着タイプ使い捨ておむつにおいては、背側部分Bの両側部を、ファスニングテープ14までを含めた一体的な部分として、図10に示すように、おむつ内面側で回折り返して背側折り返し部分20を形成し、その上面に背側係止部14Aを位置させる。
折り返し回数、及び折り返し位置は、図示例では、製造時に折り易く、折り畳み形状が維持され易いという観点から、背側部分Bの両側部は、吸収体56の両側縁と脚周り弾性伸縮部材64との間を通る第1の折り目91で幅方向中央側に折り返され(内面側から見て谷折りされ)た後、ファスニングテープ14の突出部分の基端92で幅方向外側に折り返され(内面側から見て山折りされ)ている。この場合、第2の折り目92の位置は適宜定めることができるが、第1の折り目91の位置を基準に近位のおむつ側縁の位置を1としたとき1/3〜2/3の範囲内に位置しているのが好ましい。
その他は、基本的に図1〜図9に示す形態と同様であるため、同じ符号を用い、説明は省略する。
本発明は、止着タイプの使い捨ておむつに利用可能なものである。
11…液不透過性シート、12…外装シート、13B…背側係止部、13F…腹側係止部、30…表面シート、40…中間シート、50…吸収要素、56…吸収体、58…包装シート、60…立体ギャザー、62…バリヤーシート、70…背側伸縮シート、74…ターゲットシート。

Claims (2)

  1. 前後方向中央よりも前側に延在する腹側部分と、前後方向中央よりも後側に延在する背側部分と、
    身体側表面を形成する透液性トップシートと、外面側に位置する液不透過性シートと、これらの間に介在された吸収体とを有し、
    背側部分の両側部にそれぞれ設けられた背側係止部とを有し、
    両背側係止部を腹側部分にそれぞれ係止することによって装着する、止着タイプ使い捨ておむつにおいて、
    背側部分の両側部がおむつ内面側で回折り返されて背側折り返し部分が形成され、且つ最も上側に位置する背側折り返し部分の上面に前記背側係止部が設けられるとともに、
    前後方向中央を折り目として腹側部分の内面と背側部分の内面とが合わさるように2つ折りされ、前記背側部分の背側係止部が腹側部分の内面に剥離可能に係止されており、
    前記吸収体の両側縁よりも幅方向外側であって且つ前記背側係止部よりも幅方向中央側に、前後方向に沿って延在する弾性伸縮部材がそれぞれ設けられており、
    前記背側部分の両側部は、前記吸収体の両側縁と前記弾性伸縮部材との間を通る第1の折り目で幅方向中央側に折り返された後、前記弾性伸縮部材と前記背側係止部との間を通る第2の折り目で幅方向外側に折り返されている、
    ことを特徴とする止着タイプ使い捨ておむつ。
  2. 前記腹側部分の外面の両側部に、背側部分の両側部の内面と係止される腹側係止部がそれぞれ設けられており、
    腹側部分の両側部が、背側部分の両側部と一体的に折り返されて腹側折り返し部分が形成され、且つ最も上側に位置する腹側折り返し部分の下面に前記腹側係止部が設けられるとともに、
    前後方向中央を折り目として腹側部分の内面と背側部分の内面とが合わさるように2つ折りされ、
    前記腹側係止部が、前記最も上側に位置する腹側折り返し部分の下面に対する対向面に剥離可能に係止され、
    背側部分の背側係止部が、最も上側に位置する腹側折り返し部分の上面に剥離可能に係止され、且つ
    この腹側折り返し部分に対する前記背側係止部の係止力が、前記対向面に対する前記腹側係止部の係止力よりも強い、
    請求項1記載の止着タイプ使い捨ておむつ。
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