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JP5553423B1 - カレンダー及びその作成方法、並びにカレンダー作成システム - Google Patents

カレンダー及びその作成方法、並びにカレンダー作成システム Download PDF

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JP5553423B1
JP5553423B1 JP2013153742A JP2013153742A JP5553423B1 JP 5553423 B1 JP5553423 B1 JP 5553423B1 JP 2013153742 A JP2013153742 A JP 2013153742A JP 2013153742 A JP2013153742 A JP 2013153742A JP 5553423 B1 JP5553423 B1 JP 5553423B1
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Abstract

【課題】
ユーザが好みのカレンダータイプ、予め登録された豊富な背景画像から月毎の背景画像などを指定するとともに、ピクチャテキスト又は通常フォントとして印刷したいテキストを入力するだけで、ユーザオリジナルのカレンダーを短時間で作成することができる。
【解決手段】
指定した背景画像が格納されたデータベースからメモリのワークエリアへの背景画像の読み出し、ユーザが入力したテキストからピクチャテキストへの変換、ピクチャテキストと背景画像との合成、印刷処理の一連のジョブをカレンダー作成システムが自動的に実行し、デザイン性に優れたユーザオリジナルのカレンダー印刷用データを生成する。
【選択図】 図7

Description

本発明はカレンダー及びその作成方法、並びにカレンダー作成システムに関し、特に予め登録された背景画像又はユーザが撮影した背景画像にマッチングするようにバリアブルテキストをピクチャテキスト又は通常フォントに変換し、背景画像とピクチャテキスト又は通常フォントを画像合成して作成したカレンダー及びその作成方法、並びにカレンダー作成システムに関する。
従来カレンダーの作成は印刷による大量生産が主であり、顧客一人一人の要望に対応したオリジナルカレンダーは少なかった。ところが最近カレンダーを単に月日の確認に用いるのでなく、顧客の名前や誕生日、企業名などの顧客固有の情報をカレンダーの背景画像とともに印刷するバリアブル印刷技術を用いてオリジナル性を高めたカレンダーが提供されている。
(第1の従来技術)
このようなバリアブル印刷技術を用いたカレンダーの作成の第1の従来技術として、特許文献1(特開2001−197291公報)に記載のカレンダー作成方法がある。図21は本公報記載のカレンダー作成方法により作成されたカレンダーであり、日付欄を有するカレンダーのテンプレート画像に対し、顧客の登録データ及び/又はスケジュールデータに基づいて、登録データ又はスケジュールデータに対応する所定のキャラクタ画像などを、テンプレート画像の日付欄及び/又は日付欄以外の領域に合成する。これにより、個人のスケジュール等を日にちレベルで組み込んで、娯楽性を高めたオリジナルカレンダーを提供する。
(第2の従来技術)
バリアブル印刷技術を用いたカレンダーの作成の第2の従来技術として、特許文献2(特開2002−225380公報)に記載の画像・文字入力印刷システムがある。図22は本公報記載の画像・文字入力印刷システムのシステム説明図であり、送信者が、画像データと文字データを、送信側コンピュータ221を用いて送信し、受信者は、受信側コンピュータ222を用いて画像データと文字データを受信し、画像データを定められた寸法に縮小すると共に、必要に応じ回転処理を行った後、画像データと文字データを、用紙内の一定位置に自動的に配置して、画像と文字が一体となった印刷物223を簡単な操作により作成することができるようにしている。
(第3の従来技術)
バリアブル印刷技術を用いたカレンダーの作成の第3の従来技術として、特許文献3(特開平11−192758号公報)に記載のカレンダーシステムがある。図23は本公報記載のカレンダー作成申込書であり、ユーザが入力した複数のジャンル(世界の風景、四季・自然、・・)毎にグループ分けした絵柄イメージと、複数のカレンダータイプ(壁掛けタイプ、机上タイプ)と、ワンポイントイメージなどをそれぞれコード化し、このコードに対応するデータをデータベースから読み出してプリンタで印刷することにより、ユーザの好みに合うカレンダーを小ロットで作成可能としている。
(第4の従来技術)
バリアブル印刷技術を用いたカレンダーの作成の第4の従来技術として、特許文献4(特開2004−104647公報)に記載の画像処理装置及び印刷処理システムがある。図24(a)は本公報記載の印刷システムの構成例を示すブロック図であり、図24(b)は置き換え表の登録例を示す図である。図24(a)の描画処理装置241を構成する検索部242は、印刷指示された電子文書中に含まれる文字列を抽出し、抽出した文字列が図24(b)に示す置き換え表に存在するか否かを検索し、存在する場合は、この文字列に対応する描画データをイメージ描画命令又はグラフィックス描画命令により印刷データとして生成する。このようにして、行書体や筆記体などの手書き文字列を印刷することが出来る。
(第5の従来技術)
バリアブル印刷技術を用いたカレンダー作成の第5の従来技術として、非特許文献1に記載カレンダーシステムがある。図25(a)、(b)はアルファピクチャー(alphapicture)社のホームページで公開している見本例であり、カレンダーの風景や、グリーティングカードの静物写真に、名前やメッセージの文字を自然に埋め込むことで、オリジナル画像を作成することができるとしている。
(第6の従来技術)
バリアブル印刷技術を用いて作成するカレンダーに直接関連する従来技術ではないが、人物などの撮影画像と、フレーム画像、スタンプ画像、手書きの線画像などの画像とを統一感のある画像で短時間に合成する従来技術が特許文献5(特開2009−211362公報)に記載されている。図26(a)〜(d)はこの第6の従来技術の画像合成を示す説明図であり、図26(a)は本公報記載の写真シール作成装置の編集画面、図26(b)はスタンプ編集部での編集例を説明する為の説明図、図26(c)は装飾画像のスタンプ画像への合成を説明する為の説明図、図26(d)はスタンプ画像の合成結果を説明する為の説明図である。
図26(a)の編集画面261で、編集対象表示部262にサムネイル表示された縮小画像の中から利用者がタッチペンで選択すると、選択した縮小画像が編集画像として編集画像表示部263に表示される。次にスタンプ画像表示部264に対応する編集ボタンが選択されると、図26(b)に示すように編集画像表示部263は、スタンプ編集部265に変更される。図26(b)で利用者がペンツールで文字を手入力し、図26(c)で入力された文字に対して装飾を行って、図26(d)で編集画像(撮像画像)と装飾加工された手書き文字(ピクチャテキスト)とを画像合成する。このような手順により、撮像画像と合成用画像とを短時間に合成し、写真シールなどを作成する。
(第7の従来技術)
本発明に用いるピクチャテキストの生成方法に関する第1の従来技術として、毛筆フォントの生成方法が特許文献6(特開平9−6309号公報)に記載されている。本公報では平滑な輪郭を持ち内部を塗りつぶした基本となる毛筆文字イメージを生成し、これに滲み輪郭イメージを合成し、さらに“かすれ”パターン群を用いて文字内部に埋め込むことにより、滲みと“かすれ”とを有するフォントを生成している。
(第8の従来技術)
本発明に用いるピクチャテキストの生成方法に関する第2の従来技術として、審美性に優れた文字を生成する装置が特許文献7(特開2009−31629公報)に記載されている。本公報ではデータベースに登録された各種の植物、動物などの絵柄パターンを選択し、これを文字データと合成しピクチャテキストを生成する。これにより、審美性に優れたピクチャテキストを生成している。
(第9の従来技術)
本発明に用いるピクチャテキストの生成方法に関する第3の従来技術として、重力と表面張力の項を含む三次元格子の行列計算を行って、水滴などの流体をフォントとしてデザインする方法が特許文献8(米国特許第7,921,003号公報)に記載されている。
特開2001−197291公報
特開2002−225380公報
特開平11−192758号公報
特開2004−104647公報
特開2009−211362公報
特開平9−6309号公報
特開2009−31629公報
米国特許第7,921,003号公報
"見本例" [平成25年1月7日検索]、インターネット〈URL:http://japan.alphapicture.com/〉
特許文献1記載の第1の従来技術によるカレンダー作成方法は、カレンダーに用いる背景画像として顧客の希望する写真を用いることができ、またイベントに対応する日付欄又は他の領域に、イベントを示唆する画像を合成することができるものの、背景画像とピクチャテキストとを融合して画像合成することについては記載が無く、フォントも既存のフォントを用いているため、カレンダーのオリジナリティが薄くなってしまう。すなわち写真とテキストとが完全に独立しており、テキストは意味としての情報のみを伝達するだけである。換言すると、写真(画像)とテキストで表現される情報とが高度なレベルで融合しておらず、カレンダーを見る人に審美的な観点からのアピール力が弱いという問題点がある。
また、特許文献2記載の第2の従来技術による画像・文字入力印刷システムは、カレンダーに用いる背景画像として、顧客の希望する写真を用いることが可能であり、また写真と文字とを印刷する用紙内の一定位置に自動配置することが出来るという特徴を有するものの、上述した第1の従来技術と同様な問題点がある。
また、特許文献3記載の第3の従来技術によるカレンダーシステムは、ユーザが指定したカレンダータイプ、絵柄イメージ、ワンポイントイメージを容易に印刷することが出来るものの、上述した第1の従来技術と同様な問題点がある。
また、特許文献4記載の第4の従来技術による画像処理装置及び印刷処理システムは、置き換え処理により、特定の文字列を行書体や筆記体などの手書き文字列を印刷することが出来るものの、上述した第1の従来技術と同様な問題点がある。
すなわち、背景画像とピクチャテキストとを合成する場合、見る者に対してピクチャテキストの意味が明瞭に理解可能であるとともに、ピクチャテキストと背景画像とが整合性を有していることが必須である。しかしながら、第1の従来技術乃至第4の従来技術では、画像とテキストとを完全に分離して印刷することでテキストは判読容易であるが、ピクチャテキストと背景画像とをどのように融合するかについては何ら記載が無い。従って第1の従来技術乃至第4の従来技術は、従来から知られているバリアブル印刷技術の応用例に過ぎないと言える。
また非特許文献1記載の第5の従来技術は、ユーザが撮影した画像に対してもピクチャテキスト又は通常フォントを追加料金で合成可能としているが、どのように合成するかは不明である。すなわち予めライブラリとして登録されている画像は、ピクチャテキスト又は通常フォントを合成しやすいように写真が撮影されている。具体的には、輝度及び色の変化が緩やかな領域が比較的大きな面積を占めるように構図が決められている。この領域がピクチャテキスト又は通常フォントの背景画像となるため、ピクチャテキスト又は通常フォントと背景画像との間に干渉が生じテキストが認識できない、あるいは背景画像のデザイン性がピクチャテキスト又は通常フォントにより破壊されるという問題を解消している。一方、一般ユーザが撮影した画像が必ずしもこのような条件を満たしているとは限らない。この場合の対応については開示されていない。
また最近背景画像の種類が急増し、かつ、テキストの文字数が増大の一途を辿っている。この場合、ピクチャテキスト又は通常フォントなどから構成されたテキストと背景画像との組合せが多岐に渡り、これらの合成画像のデザイン品質が劣化する可能性がある。この為、実際に印刷する前に、ピクチャテキスト又は通常フォントなどから構成されたテキストと背景画像との合成画像をユーザ端末画面上で顧客が直接確認し、顧客が了解した場合に限り処理を次の印刷工程に進めるようにすることが重要であるが、この従来技術においては、何らこのような技術思想は開示または示唆が無い。
また、雲形のピクチャテキストや花火型のピクチャテキストなどのピクチャテキストを選択した場合、大文字のアルファベットしか使用できない。大文字だけのアルファベットで文字列を配置した場合、メッセージを判読しにくいという欠点がある。
さらにテキストボックスに入力する文字数の制限を受け、複雑な内容のメッセージをピクチャテキスト又は通常フォントを使って表現することが出来ない。すなわち、メッセージの内容がより複雑な場合は一般的に文字数が大きくなるが、このような場合に文字数の制限を受けた場合、メッセージを単純なものに変更せざるを得ないという問題がある。またテキストボックスが複数行にわたって設定されているテンプレートも用意されているが、設定された各行に入力できる文字数に制限があり、かつ、予め設定された行数を増やすことが出来ないという問題がある。この為、メッセージにより高度でかつ柔軟な表現をしようとすると大きな制約が生じる。
また顧客が氏名などのテキストを入力してから、背景画像とピクチャテキストとを画像合成し印刷したカレンダーを作成するまで迅速に処理する必要があるが、この第5の従来技術ではWEBでの入力画面上で顧客が入力してから実際に顧客がカレンダーを受けとるまで、長時間かかるという問題点がある。
また特許文献5記載の写真シール作成装置及び写真シール作成方法、並びに、プログラムは写真シールを作成することが目的であり、カレンダーとして構成することについては一切記載が無い。また本従来技術においても上述した第1の従来技術と同様な問題点がある。すなわち、装飾された手書き文字と撮影画像とを画像合成することについては記載されているものの、装飾された手書き文字を撮影画像に重ね合わせた形で画像合成する方法については、何ら記載あるいは示唆が無い。このため装飾された手書き文字と撮影画像とを重ねて画像合成した場合、手書き文字を認識できないか、あるいは手書き文字が背景画像に自然に溶けこむように構成することは困難である。
また特許文献6記載の第7の従来技術による毛筆フォントの生成方法は、滲み輪郭イメージと“かすれ”パターン群とを用いて文字内部に埋め込むことによりデータ量を小さくして毛筆フォントを擬似的に作成する方法が開示されているが、作成した毛筆フォントを背景画像と合成する技術については記載されていない。従って、単一色の背景に本発明による毛筆フォントを手前にして画像合成することを前提としていると考えられるが、背景に絵柄模様がある場合、滲み輪郭部又は“かすれ”部が背景画像の模様の影響を受けて不自然となってしまう恐れがある。このため、本公報記載の毛筆フォントの作成技術を用いて雲形ピクチャテキストなどを生成しても、雲形ピクチャテキストの特徴である立体感を表現できないばかりでなく、背景画像の一部である雲の影響を受けてしまい全体のデザイン性を損ねてしまうという問題がある。
また特許文献7記載の第8の従来技術による審美性に優れた文字を生成する装置は、各種の植物、動物などの絵柄パターンを選択し、これを文字データと合成しピクチャテキストを生成するように構成するが、文字を構成するストローク上に絵柄パターンを重畳する処理装置であり、背景画像との関係については全く考慮されていない。換言すると背景画像が模様を有しない場合に実際上使用が限定される。
また特許文献8記載の第9の従来技術によるSYSTEM AND METHOD FOR SIMULATING SHALLOW WATER EFFECTS ON ARBITRARY SURFACES は、重力と表面張力の項を含む三次元格子の行列計算を行って、水滴などの流体をフォントとしてデザインする方法を開示しているが、水滴などの流体に特化したフォントを生成する技術であり、流体以外のフォント作成には適用できない。また重力と表面張力の項を含む三次元格子の行列計算を正確に行うので、流体の動きを正確にシミュレーションしてフォントに反映させることが可能であるが、必要とする処理量が膨大となるため、処理時間と処理コストが多大となるという問題がある。
また上記の従来技術において、ユーザが指定したカレンダー画像をユーザ端末では確認することが出来ず、配送された実物のカレンダーを見て出来上がりを確認することとなる。この為ピクチャテキストとして画数の多い漢字を用いた場合、ピクチャテキストの品質が劣化し判読できないケースが生じても、ユーザは我慢するか、あるいはカレンダー製造元に返品要求するなどの煩雑な処理を行わなければならない。
また上記の従来技術において、ピクチャテキストが配置されるテキストボックスは、背景画像を構成する一つのオブジェクトに設定されており、離れた位置にある異なるオブジェクトに対して、ピクチャテキストをそれぞれ配置することができないという問題がある。
本発明は上記課題を好適に解決したカレンダー及びその作成方法、並びにカレンダー作成システムを提供する。
本発明にかかるカレンダーの作成方法は、少なくとも月、日、曜日のいずれか一つを含む暦欄と背景画像とを備え、前記背景画像のメッセージ印刷領域に配置されたピクチャテキスト又は通常フォントと前記背景画像とが画像合成され印刷媒体に印刷されるカレンダーの作成方法において、ユーザがユーザ端末を介して月毎に指定した前記背景画像を、データ処理部により背景画像ファイルから読み込むステップと、前記背景画像に設定されたメッセージ印刷領域に、ユーザ端末からユーザが入力したテキストを配置するステップと、前記テキストを前記ピクチャテキスト又は通常フォントに変換するステップと、前記背景画像と前記ピクチャテキスト又は通常フォントとを前記データ処理部により画像合成するステップと、画像合成したデータと暦データを一体化し印刷用データとして生成するステップと、を有するように構成している。また、前記メッセージ印刷領域に配置された前記テキストに対してデータ処理部がWAVE処理などの画像エフェクト処理を行うステップと、前記背景画像と画像エフェクト処理を行ったテキストとを前記データ処理部により画像合成するステップとを設けるように構成しても良い。
また前記データ処理部が、前記ユーザ端末に前記印刷用データよりも解像度を落としたプレビューデータを出力するように構成しても良い。
また本発明にかかるカレンダーの作成方法は、前記テキストの文字数を算出し、前記メッセージ印刷領域に初期配置される各文字の文字サイズを前記文字数と前記メッセージ印刷領域の形状及び大きさを参照して算出するステップと、前記文字サイズが所定値よりも小さい場合、前記ピクチャテキスト又は前記通常フォントの輪郭を強調処理するステップ、前記ピクチャテキスト又は前記通常フォント、あるいは前記ピクチャテキスト又は前記通常フォントが配置された前記背景画像の輝度あるいはコントラストを調整するステップ、前記ピクチャテキスト又は前記通常フォントの幅又は/及び高さをそれぞれ調整するステップ、前記ピクチャテキスト又は前記通常フォントと背景画像とを同時に拡大するステップ、少なくとも前記メッセージ印刷領域が設定されているオブジェクト、又は/及び前記オブジェクトとこのオブジェクトに一体的に構成されているオブジェクトを拡大するように処理するステップ、前記テキストが前記メッセージ印刷領域に配置可能なように前記メッセージ印刷領域の大きさを調整するステップ、のいずれかの処理ステップと、を有するように構成しても良い。
また前記メッセージ印刷領域は、デフォルトとして用意されている標準のメッセージ印刷領域と、この標準メッセージ印刷領域に入力するメッセージの文字数が制限値を超えた場合、あるいは指定の処理を行うことにより活性化し、前記制限値を超えた分の文字が配置可能となるオーバーフロー用メッセージ印刷領域とが設けられるようにしても良く、前記標準メッセージ印刷領域又は前記オーバーフロー用メッセージ印刷領域から他の前記オーバーフロー用メッセージ印刷領域に視線が自然に移動するように、前記標準メッセージ印刷領域又は前記オーバーフロー用メッセージ印刷領域と他の前記オーバーフロー用メッセージ印刷領域間に、視線移動オブジェクトを設けるように構成しても良い。
また前記背景画像が第1のオブジェクトと、この第1のオブジェクトの奥行き方向に位置する第2のオブジェクトとを有し、前記ピクチャテキスト又は通常フォントからなるテキストが前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクト間にあり、前記第1のオブジェクトと前記ピクチャテキスト又は通常フォントとが平面的に重なり合った場合に、前記データ処理部が、重なり合った領域の元の前記第1のオブジェクトの画像データをコピーし、このコピーした画像データを前記重なり合った領域に再合成するステップを有するようにしても良い。
また前記メッセージ印刷欄に配置するテキストが、少なくとも第1のテキストと第2のテキストとを有し、前記データ処理部が、このテキストに関連して設定された第1の識別情報を判定することにより、前記第1のテキストと前記第2のテキストの各先頭文字を大文字に変換するステップを有するように構成しても良い。
また本発明にかかるカレンダーの作成方法は、前記メッセージ印刷欄に配置するテキストが、少なくとも第1のテキストと第2のテキストとを有し、前記データ処理部が、このテキストに関連して設定された識別情報を判定することにより、前記第1のテキストと前記第2のテキストとを異なる行に配置するステップを有するように構成しても良い。
さらに、前記メッセージ印刷欄に配置するテキストが、少なくとも第1のテキストと第2のテキストとを有し、前記データ処理部が、このテキストに関連して設定された第2の識別情報を判定することにより、前記第1のテキストと前記第2のテキストとの間にスペースを設け、かつ、前記第1のテキストと前記第2のテキストとを一行として配置するステップを有するように構成しても良い。
またユーザが同一背景画像を複数回選択した場合、又は前記ユーザが指定した特定月に対しての前記背景画像に設定されたプロパティが、前記特定月対して設定された確認条件を満足しなかった場合、入力文字数が制限値を超えた場合の少なくともいずれかであった場合、前記ユーザに対してアラームを出力するように構成しても良い。
また前記背景画像の全て又は一部がユーザが撮影した写真画像であって、前記背景画像を複数のブロックに分割するステップと、前記ブロックの画像変化率を算出するステップと、前記画像変化率が所定値以下である前記ブロックをグループ化し、前記メッセージ印刷領域として設定するステップと、を有するように構成しても良い。さらに前記メッセージ印刷領域に対して平滑処理を行うようにしても良い。また上記で生成した記メッセージ印刷領域に配置するテキストのフォントを、ユーザがテキスト&通常フォントファイルから選択するように構成しても良い。
また前記ユーザが以前に発注した月毎の前記背景画像を表示するステップと、前記背景画像の一つが選択されると、選択された前記背景画像に関連する複数の関連背景画像を表示するステップと、前記複数の関連背景画像の中から一つが選択されると、選択された前記背景画像が選択された前記関連背景画像に変換されるように構成しても良い。
また本発明にかかるカレンダー作成方法は、前記ユーザが以前に発注した月毎の前記背景画像を表示するステップと、テーマ毎のテーマ別背景画像を表示するステップと、前記テーマ別背景画像の中から一つを選択して、これを前記背景画像から置き換えるように構成しても良い。
また前記ピクチャフォントが雲状の雲形フォントの場合、前記雲形フォントは、所定の不透明度を有するキャンバスを設定するステップと、文字を前記キャンバス上に書くステップと、前記文字上にこの文字よりも小さいシェイプを重ねるステップと、前記ステップで生成した画像の輪郭を不均一に切り取るステップと、前記切り取られた領域に対して前記シェイプを重ねるステップと、を有するように構成しても良く、さらにシェイプの色として白色を用いることが好ましく、また前記切り取られた領域の不透明度よりも低い不透明度を有するシェイプを重ねることにより、この領域の雲の厚みを薄く見せるように構成しても良い。
また本発明にかかるカレンダーは、少なくとも月、日、曜日のいずれか一つを含む暦欄と、背景画像とを備え、前記背景画像のメッセージ印刷領域に配置されたピクチャテキスト又は通常フォントと、前記背景画像とが画像合成されて印刷媒体に印刷されたカレンダーにおいて、複数の前記背景画像が格納された背景画像ファイルから読み出されて、ユーザ端末の表示装置に表示された前記背景画像の中から個別に選択された前記背景画像が、前記印刷媒体に印刷されている。
また少なくとも画像合成された合成画像が、印刷に先立って前記ユーザ端末の表示画面に表示され、ユーザがこの合成画像をチェックして印刷了承した後に印刷されるように構成しても良い。
また前記背景画像が第1のオブジェクトと、この第1のオブジェクトの奥行き方向に位置する第2のオブジェクトとを有し、前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクト間にあるテキストの一部又は全部が、前記第1のオブジェクトと平面的に重なり合った場合に、重なり合った領域の前記第1オブジェクトが前記テキストの手前に表示されるように構成しても良い。
また前記ピクチャテキストが雲状の形状であって、前記ピクチャテキストの雲の流れる方向が同一前記背景画像内で実質的に揃っているように構成しても良い。
また前記背景画像の全て又は一部に、ユーザが撮影した写真画像を用いても良く、このときメッセージ印刷領域に印刷するピクチャフォントや通常フォントをユーザが選択するようにしても良い。
また異なるタイプ、又は男性スタイル及び女性スタイルを含む異なるスタイルの前記ピクチャテキストからなる複数のテキストが、同一月の前記メッセージ印刷領域にそれぞれ印刷されるように構成しても良い。
また前記背景画像にある複数のオブジェクトにそれぞれ設けられた複数の前記メッセージ印刷領域に、恋人、夫婦、親子、友人などのペアが作成した意味が互いに関連する関連メッセージがそれぞれ印刷されるように構成しても良い。
また本発明にかかるカレンダー作成システムは、少なくとも月、日、曜日のいずれか一つを含む暦欄と背景画像とを備え、前記背景画像のメッセージ印刷領域に配置されたピクチャテキスト又は通常フォントと、前記背景画像とが画像合成され印刷媒体に印刷されるカレンダーの作成システムにおいて、前記背景画像が格納された背景画像ファイルと、前記ピクチャテキスト又は前記通常フォントが格納されたピクチャテキスト&通常フォントファイルと、ユーザがユーザ端末を介して月毎に指定した前記背景画像を、前記背景画像ファイルから読み込み、前記背景画像に設定されたメッセージ印刷領域に、前記ユーザ端末からユーザが入力したテキストを配置し、前記テキストを前記ピクチャテキスト&通常フォントファイルから読み込んだ前記ピクチャテキスト又は通常フォントに変換し、前記背景画像と前記ピクチャテキスト又は通常フォントとを前記データ処理部により画像合成し、画像合成したデータと暦データを一体化し印刷用データとして生成し、前記ユーザ端末に前記印刷用データよりも解像度を落としたプレビューデータを出力するデータ処理部と、を備えるように構成してもよい。
本発明によれば、ユーザが好みのカレンダータイプ、予め登録された豊富な背景画像から月毎の背景画像などを指定するとともに、ピクチャテキストなどに変換して印刷したいテキストを入力するだけで、ユーザが入力したテキスト情報の注文情報ファイルからの読み出し、ユーザが指定した背景画像が格納された背景画像ファイルからデータ処理部を構成するメモリのワークエリアへの背景画像の読み出し処理、ユーザが入力したテキストからピクチャテキストなどへの変換、ピクチャテキストなどと背景画像との合成、印刷処理の一連のジョブをカレンダー作成システムが自動的に実行することができる。この為、多様なユーザの好みに対応できるだけでなく、作成作業を容易かつ短時間に行うことが可能であり小ロットの生産にも好適である。
また季節を統一テーマとしたカレンダーでは、1月〜12月までの季節をテーマとした背景画像のセットが複数セット用意されており、各背景画像には各季節にマッチしたオブジェクトが配置されている。ピクチャテキストは各オブジェクトにマッチしたデザインとなっていることから、ユーザは1月から12月に至るまで各カレンダーをめくる度に、細部にいたるまで季節感あふれるカレンダーを楽しむことが出来る。またユーザは、各月毎に用意された複数の背景画像から好みの背景画像を選ぶことが可能であり、季節をテーマとし、かつユーザの感性に合ったオリジナルカレンダーを作成することが出来る。
またユーザは、ユーザ端末の画面で印刷する前の背景画像とピクチャテキストなどを合成したカレンダー画像を事前に確認することが出来るので、例えばピクチャテキストとして画数の多い漢字を用いた場合、ピクチャテキストの品質が劣化し判読できないにもかかわらず印刷してしまうような問題などを避けることが出来る。さらに、背景画像とピクチャテキストなどを合成したカレンダー画像がユーザの好みに合わない場合も、別のカレンダータイプや背景画像を選択し直すなどにより、ユーザが十分満足するカレンダーを提供することが出来る。
またピクチャテキストなどを前方にして背景画像と合成する場合、本来手前にある背景画像がピクチャテキストなどの後に隠れてしまう場合があるが、本発明によれば、合成する前の背景画像の一部をコピーしておき、合成により隠れた背景画像にコピーした背景画像を再合成するので、ピクチャテキストなどと背景画像との合成による不自然な立体感を改善することができる。
またメッセージの先頭を大文字のピクチャテキストにし、2文字目以降を小文字のピクチャテキストとするなど、大文字のピクチャテキストと小文字のピクチャテキストとを適宜選択することにより、ユーザの好みのデザインとすることが出来る。
さらに、本発明によれば、メッセージを構成するテキストの文字数を大幅に緩和することができるので、ユーザは文字数の制約を気にすることなく、自由な発想でメッセージを作成することが出来る。
また本発明によれば、標準タイプのピクチャテキストの他に、この標準タイプのピクチャテキストを変形したバリエーションピクチャテキストが用意されており、ユーザはこのバリエーションピクチャテキストを選択することにより、ピクチャテキストが背景画像により自然に溶けこみ、かつユーザの多様な好みに合ったデザインのカレンダーを作成することが出来る。
また本発明によれば、離間した異なるオブジェクトに対して、それぞれのオブジェクトにマッチしたピクチャテキストからなるメッセージを合成することが可能なので、一画面上に多様なモチーフを有するストーリ性が強いカレンダーを実現することが出来る。
また本発明によれば、予めデータベースに格納された背景画像だけでなく、ユーザが撮影した結婚記念写真などのユーザ写真をユーザ端末からカレンダー作成システムに送ることにより、ユーザが特に望む背景画像とこの背景画像にマッチしたピクチャテキストなどとを合成し印刷することにより、ユーザに強い思い入れのあるカレンダーを提供することが出来る。
さらに本発明によればメッセージ印刷領域として、標準メッセージ印刷領域の他にオーバーフロー用メッセージ印刷領域とが設けられており、標準メッセージ印刷領域に入力するメッセージの文字数が制限値を超えた場合に、オーバーフロー用メッセージ印刷領域に文字数制限を超えたテキストが配置されるように構成される。これにより、ユーザは文字数の制約を気にすることなく、自由な発想でメッセージを作成することが出来る。また、標準メッセージ印刷領域又はオーバーフロー用メッセージ印刷領域から、これらの印刷領域に配置されたメッセージに最も関連するメッセージが配置されたオーバーフロー用メッセージ印刷領域に対して視線が自然に移動するように視線移動オブジェクトが構成され、文字数が多く、高度な内容のメッセージを自然な流れで読むことが出来る。
また本発明によれば、以前にユーザが発注したカレンダーの背景画像をユーザ端末に一覧表示し、各月毎に、以前に選んだ背景画像と異なる背景画像に簡単に変更することが出来る。これにより、ユーザが以前に発注したカレンダーと同様なカレンダーを発注するのを防止することが出来、背景画像ファイルに継続的に蓄積する新しい背景画像を用い、新たな気持ちでユーザオリジナルのカレンダーを作成することが出来る。
発明の第1の実施の形態に係わるカレンダー作成システム10を適用したカレンダーサービスシステムの構成を示す概略構成図である。 本発明の第1の実施の形態によるカレンダーの説明図である。 ユーザの処理手順を示すフローチャートである。 第1の実施の形態によるカレンダーの基本作成処理を示すフローチャートである。 雲状のテキストピクチャを例にしたピクチャテキストの作成方法を示すフローチャートである。 図5のフローチャートの各処理ステップにおけるピクチャテキストの説明図である。 本発明の第1の実施の形態による背景画像とユーザが入力したテキストとを画像合成する方法を示すフローチャートである。 本発明で使用するデータフォーマットの一例を説明する説明図である。 エフェクト処理の一例を説明する説明図である。 通常フォントを用いた場合の画像合成方法を示すフローチャートである。 図10のフローチャートの各処理ステップにおける画像の例である。 ピクチャテキストを用いた場合の画像合成方法を示すフローチャートである。 図12のフローチャートの各処理ステップにおける画像の例である。 本発明によるカレンダーの作成方法の第6の実施の形態に基づく第1実施例の説明図である。 本発明によるカレンダーの作成方法の第6の実施の形態に基づく第2実施例の説明図である。 本発明によるカレンダーの作成方法の第6の実施の形態に基づく第3実施例の説明図である。 本発明によるカレンダーの作成方法の第6の実施の形態に基づく第4実施例の説明図である。 本発明によるカレンダーの作成方法の第6の実施の形態に基づく第5実施例の説明図である。 本発明によるカレンダーの作成方法の第7の実施の形態の説明図である。 本発明によるカレンダーの作成方法の第8の実施の形態の説明図である。 第1の従来技術のカレンダー作成方法により作成されたカレンダーである。 第2の従来技術による画像・文字入力印刷システムのシステム説明図である。 第3の従来技術によるカレンダーシステムで用いるカレンダー作成申込書である。 図24(a)は第4の従来技術の画像処理装置及び印刷処理システムの構成例を示すブロック図であり、図24(b)は置き換え表の登録例を示す説明図である。 図25(a)、(b)はアルファピクチャー(alphapicture)社のホームページで公開している背景画像とピクチャテキストの合成画像の例である。 第6の従来技術の画像合成を説明する為の説明図であり、図26(a)は写真シール作成装置の編集画面、図26(b)はスタンプ編集部での編集例を説明する為の説明図、図26(c)は装飾画像のスタンプ画像への合成を説明する為の説明図、図26(d)はスタンプ画像の合成結果を説明する為の説明図である。
以下、本発明のカレンダー及びその作成方法、並びにカレンダー作成システムの実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお以下の説明で、「ピクチャテキスト」は文字としての属性と、背景画像と密接に関連して構成されたピクチャとしての属性を両方兼ね備えたテキスト(画像)を表し、「通常フォント」は上記のピクチャテキスト以外の一般的なビットマップフォント、ストロークフォント及びアウトラインフォントなどのスケーラブルフォントなどを意味している。
<第1の実施の形態>
[カレンダー作成システムのH/W構成]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係わるカレンダー作成システム10を適用したカレンダーサービスシステムを示す概略構成図である。ユーザ13はユーザ端末12に所望のカレンダーに関する注文情報を入力すると、この注文情報がネットワーク11を介してカレンダー作成システム10に送られ、プリンタ103により図2に示すようなカレンダー14が印刷される。印刷する媒体としてはカレンダー用紙が一般的であるが、紙に限らず、プラスチックや木や金属の板など印刷可能な媒体であればよい。
印刷されたカレンダー14は、宅配便などを使ってユーザ13に配送される。またカレンダー作成システム10は、ユーザ端末12から送信された注文情報などの各種データを受けとりデータ処理部102に出力するとともに、データ処理部102からのデータをネットワーク11を介してユーザ端末12に送信するユーザI/F101と、注文情報をもとにユーザの所望の背景画像とピクチャテキストなどを合成してプリンタ103に出力するとともに、ユーザ端末12に表示するWebページなどの情報をユーザI/F101に出力するデータ処理部102と、データ処理部102で生成されたデータをカレンダー14として印刷するプリンタ103を有している。ここでデータ処理部102は、単一若しくは複数のCPUなどのプロセッサ、RAM、ROM、HDDなどの大規模メモリ、画像処理エンジンなどと、主としてプロセッサ上で走行する各種のソフトウェア群で構成される。またデータ処理部102は、ユーザ端末12に表示するためのプレビュー画像を生成するプレビュー処理部1021とを備えている。なお、プレビュー処理部1021をデータ処理部102と独立して設けるように構成しても良い。
また本発明によるカレンダー作成システム10は、注文情報が格納される注文情報ファイル104Aと、壁掛けカレンダーや卓上カレンダーなどのカレンダー種別、カレンダーサイズ、スポーツ、季節、風景などのテーマ種別、表紙などの各種テンプレート、指定日などに印刷するマークのテンプレートなどユーザ13が所望のカレンダーを選択するのに必要な情報が格納されたカレンダー仕様ファイル104Bと、注文情報をもとにデータ処理部102で演算実行するのに必要な各種定義情報が格納された定義ファイル104Cと、背景画像が格納された背景画像ファイル104Dと、背景画像に関連して作成されたピクチャテキスト及び通常フォントが格納されたピクチャテキスト&通常フォントファイル104Eとを有する。
[カレンダーの構成]
次に図2を参照して本発明の第1の実施の形態によるカレンダー20について説明する。カレンダー20は背景画像21と暦欄23を有し、メッセージ印刷領域22に背景画像21に溶けこむようにピクチャテキストから構成されたメッセージが配置され、背景画像21と合成されている。暦欄23は、月欄231,曜日欄232,日付欄233の順に縦方向に配置されているが、必ずしもこのような順番で配置される必要はなく任意の配置であって良い。またフォントは多様なフォントを用いることができ、全体のデザインについては背景画像、ピクチャテキスト及びメッセージの内容を参照して多様なデザインとすることができる。図2のピクチャテキストは砂浜に棒などを用いて実際に書いたような作りとなっており、背景画像のデータとピクチャテキストのデータとが一体的に構成されている。この為、ユーザ13は本発明によるカレンダー20を「世界に一つあなただけの名前入りカレンダー」として購入し、楽しむことができる。
[ユーザの処理手順]
次に図3のフローチャートを参照して、ユーザ13の処理手順について説明する。ステップS10で、ユーザ13はユーザ端末12及びネットワーク11を介してカレンダー作成システム10にアクセスすると、ユーザ端末12の画面にカレンダーを注文するための注文画面が表示される。ユーザ13は、ステップS11で壁掛けカレンダーや卓上カレンダーなどのカレンダー種別、カレンダーサイズ、テーマ種別などからなるカレンダータイプを選択し、ステップS12でカレンダーの開始月を選択する。
次にステップS13で、メッセージを一つとするか複数とするかの選択画面が表示され、ユーザ13はいずれかを選択する。メッセージが一例として複数の名前であり、第1のメッセージを「精美堂 太郎」、第2のメッセージを「精美堂 花子」として入力した場合、背景画像を構成する二つの指輪にそれぞれの名前を印刷することにより、結婚記念などのインパクトのある贈り物とすることができる。
次にステップS13でメッセージ数を一つとして選択した場合は、ステップS15でユーザ端末12の注文画面において一つのテキストボックスが表示され、ユーザ13はこのテキストボックスにテキストを入力する。一方、ステップS13でメッセージ数を複数として選択した場合は、ステップS14でユーザ端末12の注文画面において複数のテキストボックスが表示され、ユーザ13はこれらのテキストボックスにそれぞれテキストを入力する。氏名を入力する場合は、第1のテキストボックスに名前を入力し、第2のテキストボックスに苗字を入力するが、いうまでもなく一般的には氏名以外の2つのテキストを入力しても良い。また、常時複数のテキストボックスを表示しておき、ユーザが一つのテキストボックスにのみ入力した場合は一つのメッセージとして処理し、複数のテキストボックスにメッセージが入力された場合は、複数のメッセージとして処理するように構成しても良い。
次にステップS16でユーザ13はカレンダーの表紙に印刷するメッセージを入力し、続いてステップS17で、誕生日、結婚記念日、子供の入学式や卒業式、習い事の発表会などの指定日を入力する。なお、表紙へのメッセージや指定日入力をオプションとし、オプション料金を支払うユーザ13だけが入力するようにしても良い。
次にステップS18で、ハート、ケーキ、クローバなどステップS17で指定した指定日の日付欄又は日付欄以外の領域に合成するマークを選択する。ここで選択したマークは最終的にカレンダーの日付欄などに印刷され、指定日が何の日であるかがマークにより一目瞭然にわかるように構成される。なお、特定の指定日に対応するマークは複数あっても良い。
次にステップS19において、ユーザ端末12の注文画面に背景画像の選択がセット単位か月毎かの選択画面が表示され、ユーザ13が「セット単位」を選択した場合は、ステップS111で複数セットの中から1セットを選択する。この場合、1月の背景画像〜12月の背景画像は予めセットとして決められており、各背景画像は背景画像ファイル104Dに格納されている。このセットとしては、スポーツ、季節、動物、花などのテーマに合わせて1月〜12月の背景画像を揃えるようにしても良い。例えば季節を統一テーマとしたカレンダーでは、1月〜12月までの季節をテーマとした背景画像のセットが複数セット用意されており、各背景画像には各季節にマッチしたオブジェクトが配置されている。オブジェクトに合成されるピクチャテキスト又は通常フォントによるテキストは各オブジェクトにマッチしたデザインとなっていることから、ユーザは1月から12月に至るまで各カレンダーをめくる度に、細部にいたるまで季節感あふれるカレンダーを楽しむことが出来る。
一方、ユーザ13が「月毎に背景画像ファイルから1つ」を選択した場合は、ステップS110でサムネイル画像一覧などからユーザ13が月毎に好みの背景画像を選択する。ユーザが選択するサムネイル画像は、背景画像ファイル104Dに格納されており、データ処理部102のメモリに読み出され、さらにユーザI/F101とネットワーク11を介してユーザ端末12の注文画面に表示される。
次にステップS112で、ユーザ13が注文画面から入力した情報が、定義ファイル104Cに格納されている仕様に違反していないか等がチェックされる。例えば、背景画像としてはそれぞれ異なる画像を選択するのが通例であり、異なる月に誤って同じ背景画像が選ばれた場合アラームが出力される。また、メッセージの文字数が非常に多い場合にアラームが出力されるようにしても良い。さらに、ユーザ13が特定月に選択した背景画像が特定月にマッチしているか否かなどを自動的にチェックする。例えば、12月にひまわりをテーマとした背景画像が選択された場合、ユーザ13の誤入力か否かを確認するためのアラームを出力するように構成しても良い。具体的構成の一例としては、各背景画像毎に月レンジの属性を付与しておき、ユーザ13の指定月がこの月レンジの範囲から外れた場合に、アラームを出力するように構成する。例えば、ひまわりをテーマとした背景画像に対して、7月、8月、9月の属性を付与しておき、ユーザ13が12月の背景画像としてこのひまわりをテーマとした背景画像を選択した場合、ユーザ13の指定月、すなわち、12月が7月〜9月の月レンジから外れているのでアラームを出力するように構成する。またユーザ13が注文内容を確認するために、注文情報ファイル104Aに格納されたユーザ13毎の注文情報が対応する注文画面に表示され、ステップS113で修正の有無が表示される。
修正がないとユーザ13が判断した場合はステップS114で発注処理を行い、修正があると判断した場合は修正すべき処理ステップに戻って修正を行い、修正すべき項目が無くなった段階でステップS114において発注処理を行う。こうして作成された注文情報は図1のユーザ端末12からネットワーク11及びユーザI/F101を介して注文情報ファイル104Aに送られ、データ処理部102はこの注文情報と、カレンダー仕様ファイル104B、定義ファイル104C、背景画像ファイル104D、ピクチャテキスト&通常フォントファイル104Eに格納された各データなどを用いて、ユーザ固有のオリジナルカレンダー用印刷データを生成する。なお上記の手順は一例であり、必ずしも図3の手順通りに実行する必要はない。
[カレンダーの基本作成処理]
次に図4のフローチャートを参照して、カレンダー作成システム10で実行するカレンダーの基本作成処理について説明する。最初にステップS20でカレンダー作成システム10を起動し、ステップS21で注文情報ファイル104Aに格納された各注文情報毎に、表紙に印刷するメッセージ、開始月、指定日/マーク、カレンダータイプ、関連する全ての合成済み背景画像、合成済み背景画像のレイアウトや日付欄のデザインなどに関するカレンダーのデザイン情報などを一括して所得し、ワーキングメモリの所定領域に格納する。ここで、合成済み背景画像は後に詳細に説明するように、背景画像とピクチャテキストあるいは通常フォントによるテキストなどとを合成した画像を意味し、図4の処理フローに先行して図5以降の処理フローに従って予め合成済み背景画像として生成しておく。
次にステップS22において注文番号Nを1とし、ステップS23以降で、最初の注文番号(N=1)に対応するカレンダーの印刷用データを生成する。すなわち、ステップS23で表紙と開始月〜翌年の開始月の前月までの各合成済み背景画像を順次所得し、ワーキングメモリの所定領域に格納する。例えば、開始月が6月であった場合、表紙の合成済み背景画像、6月の合成済み背景画像、7月の合成済み背景画像〜翌年の5月の合成済み背景画像を所得する。
次にステップS24で表紙と開始月〜翌年の開始月の前月までの合成済み背景画像のレイアウトや日付欄のデザインなどに関するカレンダーのデザイン情報を所得した後、ステップS25において指定日で指定した日付の位置にプログラムなどによりハート、ケーキ、クローバなどのマークを配置する。このときのソフトウェアとしてはFPDF(Free PDF)やTCPDFなどをつかうことが出来るがこれらのソフトウェアに限定されるものではない。例えばFPDFで画像(Image)を配置する場合は、一例として下記のような構文を用いる。
Image(string file, float x, float y [, float w [,float h [, stringtype [, mixedlink]]]])
ここで、各パラメータの意味は次の通りである。
file 画像ファイル名
x 左上の角のx座標
y 左上の角のy座標
w 画像の幅(width)
h 画像の高さ(height)
type 画像フォーマット
link URL又はAddLink()メンバ関数によって返された識別子
またテキスト文(メッセージ)についても以下に示す同様な構文で配置することが出来る。
Text(float x, float y, string txt)
次にステップS25と同様にステップS26において、表紙と開始月〜翌年の開始月の前月までの合成済み背景画像を上記に説明したソフトウェアにより配置し、続いてステップS27において表紙にメッセージと年(西暦、和暦)を、各月の暦欄23には暦データをプログラムにより配置する。このように本発明によるカレンダー作成システムは、プログラムによりメッセージや合成済み背景画像の内容、配置などを自在に設定することが可能なので、ユーザの要求に即し、フレキシブルかつ小ロットに対応したカレンダー用印刷データを迅速に生成することが出来る。
次にステップS28で、1注文情報に対応するカレンダー用印刷データを生成する。すなわち、1件目のユーザの注文情報に対応するカレンダー用印刷データを開始月〜翌年の開始月の前月までの一連のデータとして生成する。次にステップS29で、ステップS28までに処理した注文情報が最後の注文情報であるか否かを判断し最後の注文情報でないと判断した場合は、ステップS22に戻ってステップS23〜ステップS28までの処理を順次繰り返し、ステップS29で最後の注文情報であると判断した場合は、ステップS210で各注文情報毎のカレンダー用印刷データを順次プリンタに出力する。なお上記において、全案件(1件目〜N件目)について図4に示す処理を完了した後に、まとめて全案件の各注文情報毎のカレンダー用印刷データをプリンタに出力するとして説明したが、1件目の処理が完了した後にこの案件のカレンダー用印刷データをプリンタに出力し、同様に図4における各案件の処理が終了次第、順次各案件毎のカレンダー用印刷データをプリンタに出力するように構成しても良い。
[ピクチャテキスト(雲フォント)の作成手順]
次に図5及び図6を参照して雲状のピクチャテキストを例として、ピクチャテキストの作成方法について説明する。図5はピクチャテキストの作成方法を示すフローチャートであり、図6はフローチャートの各処理ステップにおけるピクチャテキストを表す。
ステップS31で、Photoshop(登録商標)又はPaint Shop Pro(登録商標)等の画像編集ソフトウェアを用い背景として図6(a)に示すように青色などのキャンバスを作成する。このキャンバスの色は画像合成処理の見地からは青色に限定する必要はないが、青空に雲状の文字が浮かんでいるようにデザインする際に、青空をイメージしてデザインし易いので背景としては青色が好ましい。次にステップS32で、青色のキャンバスを背景として図6(b)に示すように白い文字をフリーハンドで所定の不透明度(a%)により描く。ここで不透明度(a%)としては経験上40%程度が好ましいことがわかっている。
続いてステップS33で図6(c)に示すように、白色で半透明のシェイプを文字に沿って雲状に重ねる。ここで、円、楕円など鈍角により構成される形状で、かつ、文字サイズより小さいシェイプを用いてフリーハンドで描いた文字の近傍に多数のシェイプを重ねる。このシェイプは半透明であるものの基本的には白なので、シェイプが重なるほど輝度が高い白となり、太陽光を強く反射するようなデザインとすることができる。一方、シェイプの重なりが小さいほど背景の青空が透けるようにデザインされ、シェイプの重なり程度に応じて様々な雲状の立体感を得ることができる。すなわち、シェイプの重なりを大きくした領域では雲の厚みが厚く、逆にシェイプの重なりを小さくした領域では雲の厚みを薄くするようにデザインすることができる。
次にステップS34で図6(d)に示すように、ステップS33で生成したピクチャテキストの輪郭を消しゴムツールなどを用いて、不均一に削り取る。雲状のピクチャテキストはWeb上でも種々のタイプのものが公開されているが、それぞれ作成の考え方に違いがある。本出願人は、雲状のピクチャフォントをより自然な雲に近いデザインに近づけるため、雲が風に吹かれて雲の層が薄くなって雲の切れ間を通して背景の青空が透けて見えるように、ピクチャテキストの輪郭を削除ツールを用いて切り取るような処理を施している。このとき、ピクチャテキストの雲の流れる方向が1種類の雲フォントで実質的に揃っているように構成してもよい。この構成により、各種類の雲フォントでそれぞれ一定方向に吹く風により雲がたなびいているような自然な風景デザインとすることができる。
次にステップS35で図6(e)に示すように、削り取った部分の一部又は全部に対して、白色で半透明の別のシェイプを重ね合わせる。ステップS34の処理だけでは雲のデザインとしては不自然であり、ステップS34の処理をステップS35で補完するように行う。すなわち、ステップS34の処理とステップS35の処理とは連動した処理である。このとき、削り取る領域の各シェイプの不透明度の加算値(a1+a2+・・・+an)よりも、ステップS35で重ね合わせるシェイプの不透明度aを小さくすることにより、この領域の雲の厚みを薄く見せることができる。従って、ステップS34とステップS35の処理により、自然な立体感を感じる雲状ピクチャテキストを生成することができる。
ステップS35の処理に続いて、ステップS36において背景の透明度を100%に設定する。上記に説明した処理を行うことにより、青空などの背景画像の前方レイヤに雲状のピクチャテキストを合成することにより、雲状のピクチャテキストにより構成されたメッセージが青空に浮かんでいるように表現することができる。なお上記において説明を省略したが、部分的にぼかすための「ぼかしツール」を用いて、雲状ピクチャテキストを背景の青空ににじませるように加工してもよい。さらに、ぼかしの強さを変化させて風により雲が吹き飛ばされるようなデザインとしてもよい。このとき、1つの種類の雲形ピクチャテキストについて、ぼかしのおおよその方向(風のおおよその方向)は統一するように構成する。
以上、雲状のピクチャテキストを例としてピクチャテキストの作成方法について説明したが、上記の手法は基本的に他のピクチャテキストの作成方法と同様である。すなわち、砂や雪面に書いたピクチャテキスト、花をエレメントとしたピクチャテキストなども同様に作成することができる。砂のモチーフの場合、ステップS31の背景画像としては砂を用い、雪面のモチーフの場合背景画像としては雪面を用い、花をモチーフとする場合は背景画像としては草原などを用いる。
[背景画像とテキストとの合成処理方法]
次に図7〜図9を参照して、背景画像と図3のステップS14〜ステップS16でユーザが入力したテキストとを画像合成する方法について説明する。最初にステップS41において、データ処理部102は注文情報ファイル104Aから全ての注文情報を所得し、ステップS42で注文番号を1に設定しステップS43で最初の注文番号に対応する注文情報を参照して表紙、開始月、・・・翌年の開始月の前月までの背景画像を読み込む。
次にステップS44でデータ処理部102は、各背景画像に設定されているタイプが第1のタイプか第2のタイプかを判断する。各背景画像が第1のタイプか第2のタイプかは各背景画像毎に設定されており、データ処理部102はこの設定された情報を参照していずれかのタイプであるかを判断する。すなわち、各背景画像にはユーザが入力したメッセージを印刷するためのメッセージ印刷領域が設けられており、このメッセージ印刷領域の大きさ、形状を参照してタイプを設定している。このとき、背景画像は第1のタイプであって、かつ第2のタイプであってもよい。ステップS44でデータ処理部102が背景画像が第1のタイプであると判断した場合は、ステップS45で第1フィールドのテキストの先頭と、第2フィールドのテキストの先頭とを大文字にする。
本発明のデータフォーマットは、図8(a)に示すように注文番号に対応する複数のレコードからなり、各レコードは第1フィールド、第2フィールド、・・・の複数のフィールドから構成される。具体的には、一例として図8(b)に示すように第1フィールドがファーストネームであるkazuhiko、第2フィールドがセカンドネームであるishikawa、第3フィールドが表紙に印刷するユーザ希望のメッセージを配置する。他の例としては、図8(c)に示すように第1フィールドが、第1のファーストネームと第1のセカンドネームであるkazuhiko ishikawa、第2フィールドが、第2のファーストネームと第2のセカンドネームであるshiro ishikawa、第3フィールドが表紙に印刷するユーザ希望のメッセージを配置する。ここで各フィールドの区切りとしてはcsv(Comma-SeparatedValues)形式、TSV(Tab-SeparatedValues)形式、SSV(Space-SeparatedValues)形式などを用いることができるが、これらの仕様に特に限定されない。
ステップS45に戻って説明を続けると、図8(b)の例の場合はステップS45でkazuhikoをKazuhikoに、ishikawaをIshikawaに変換する。一方、ステップS44でデータ処理部102は、背景画像が第2のタイプであると判断した場合ステップS46で第1フィールドのテキスト最後尾と、第2フィールドのテキストの先端との間にスペースを設けメッセージを1行とする。一例として、図8(b)の場合、データ処理部102はKAZUHIKO スペース ISHIKAWAのように「KAZUHIKO」と「ISHIKAWA」の間に空白を設け1行に処理する。背景画像が第1のタイプであって、かつ第2のタイプである場合は、ステップS45の処理とステップS46の処理をともに行う。上記の例の場合、Kazuhiko Ishikawaのように処理を行う。ここで使用するフォントは、ピクチャテキスト又は通常フォントなどの任意のフォントであってよい。
次にステップS45の処理に続いてステップS47でデータ処理部102は、第1フィールドのテキストと第2フィールドのテキストを別の行とするか否かを判定する。別の行にすると判断した場合は、ステップS49で第1フィールドのテキストと第2フィールドのテキストとを別の行に配置し、そうでない場合はステップS48で第1フィールドのテキストと第2フィールドのテキストとを同一行に配置する。データ処理部102が、第1フィールドのテキストと第2フィールドのテキストを別の行とするか否かを判定する一例として、図8(c)に第1フィールドの末尾にある「&」を識別情報として、この識別情報がある場合は第1フィールドのテキストと第2フィールドのテキストを別の行とするが、この方法に限らず、第1フィールドのテキストと第2フィールドのテキストを別の行とするか否かを判定するための識別情報がレコード中に設定されていればよい。
次にステップS410で開始月の背景画像に対して印刷用画像番号Mを1に設定し、ステップS411で背景画像を読み込み、さらにステップS412でこの背景画像に設定されたメッセージ印刷領域に配置されるテキストを読み込む。続いてステップS413で、図9(a)〜図9(c)に一例として示すエフェクト処理を行う。図9(a)〜図9(c)は、それぞれ上アーチのエフェクト、凹レンズのエフェクト、影のエフェクト処理をした例であるが、これらのエフェクト処理に限らず、任意の曲線に沿ってテキストを配置することや、3D回転処理、光彩処理など多様なエフェクト処理を行うことができる。
次にステップS414において、データ処理部102は、背景画像とエフェクト処理をしたテキストとを画像合成し、続いてステップS415において画像合成した領域をカレンダーサイズに合わせて自動調整する。すなわち、カレンダーサイズが小さい場合は画像合成した領域を縮小し、逆にカレンダーサイズが大きい場合は画像合成した領域を拡大し、カレンダー全体としてのバランスを保つようにデザインがなされる。上記のステップS411〜ステップS415の処理を行うソフトウェアとしては、ImageMagick、XV3.10、Adobe(登録商標)Photoshop(登録商標)、Paint Shop Pro(登録商標)3.12−32などの画像編集ソフトウェアを用いることができる。
次にステップS416において、ステップS415で処理した背景画像が最後の背景画像、すなわち翌年の開始月の前月の背景画像か否かを判定し、最後の背景画像でないと判定した場合は、ステップS410に戻ってステップS415までの処理を順次繰り返し、最後の背景画像の処理が完了した場合、ステップS417において、ステップS43〜ステップS416までの処理が最後の注文番号か否かを判定する。そして最後の注文番号まで、ステップS43〜ステップS416までの一連の処理を注文番号毎に順次繰り返して、ステップS418で図7の処理を完了する。
なお図8(b)の例では第1フィールドがファーストネーム、第2フィールドがセカンドネーム、第3フィールドが表紙に印刷するユーザ希望のメッセージとして定義したが、一般的には、この定義に限定されない。すなわち、第1フィールド、第2フィールド、第3フィールド、・・・に入力するデータ種別は図1の定義ファイル104Cで予め各レコード毎に定義する。
[既存フォントを用いた場合の背景画像とテキストとの合成処理方法]
次に図10及び図11を参照して、図7で説明した背景画像とユーザが入力したテキストとを画像合成する方法において、通常フォントを用いた場合の画像合成方法について具体的に説明する。図10は画像合成方法を示すフローチャートであり、図11はフローチャートの各処理ステップにおける画像の一例を表す。
ステップS51で、図7のステップS48又はステップS49で配置されたテキストをテキストの配置情報とともに所得する。そしてステップS52でフォントを選択して、図11(a)に示すように選択したフォントをテキストに適用する。次に図11(b)に示すようにステップS53において、テキストサイズをメッセージ印刷領域の大きさに合わせて自動調整し、テキストをイメージデータに変換する。
次に図11(c)に示すようにステップS54において、メッセージ印刷領域に配置されたテキストに対して第1のエフェクト処理を行う。ここでは第1のエフェクト処理として影付け処理をした例を示したが、前述した他のエフェクト処理、アーチエフェクト、凹レンズエフェクト、任意の曲線に沿ってのテキスト配置、3D回転処理、光彩処理であってもよい。続いて図11(d)に示すようにステップS55において、テキストボックスに配置されたテキストに対して第2のエフェクト処理を行う。ここでは第2のエフェクト処理として回転処理した例を示すが、ステップS54で最初に回転処理を行い、続いてステップS55で影付け処理を行うようにしても良い。なお、この処理フローでは第1のエフェクト処理と第2のエフェクト処理の2回のエフェクト処理を行う場合について説明したが、3回以上のエフェクト処理を繰り返すようにしてもよい。
続いてステップS56において、図11(e)に示すように背景画像を読み込み、ステップS57において、ステップS55でエフェクト処理したテキストとステップS56で読み込んだ背景画像とを合成する。上記の処理で用いるソフトウェアとしては、Photoshop(登録商標)又はPaint Shop Pro(登録商標)等の画像編集ソフトウェアを用いることができる。
[ピクチャテキストを用いた場合の背景画像とテキストとの合成処理方法]
次に図12及び図13を参照して、図7で説明した背景画像とユーザが入力したテキストとを画像合成する方法において、ピクチャテキストを用いた場合の画像合成方法について説明する。図12は画像合成方法を示すフローチャートであり、図13はフローチャートの各処理ステップにおける画像の一例を表す。
ステップS61で、図7のステップS48又はステップS49で配置されたテキストをテキストの配置情報とともに所得する。そしてステップS62でテキストを1文字ずつに分解する。例えば、NAME PICTUREの場合、「N」「A」「M」「E」「P」[I]「C」「T」「U」[R]「E」のように分解する。続いてステップS63において、図5及び図6を参照し具体例で説明した各文字に対応するピクチャテキストを所得する。
続いて図13(a)に示すようにステップS64において、ステップS61で所得したテキストの各文字をステップS63で所得したピクチャテキストに変換し、さらに変換したピクチャテキスト全体をテキストボックスの大きさに自動調整する。次に図13(b)に示すようにステップS65において、メッセージ印刷領域に配置されたピクチャテキストに対して、波状にレイアウトするWAVE処理などのエフェクト処理を行う。
図13の場合、青空に雲状のピクチャテキストが浮かんでいるようなモチーフでデザインをしており、雲が風に流されているような雰囲気を出すためにピクチャテキストを波状に配置しているが、必ずしもピクチャテキストが背景画像と一体となった風景主体の配置でなく、アーク状の配置のようにメッセージ主体の配置とすることもできる。また砂浜に棒などを用いて文字を書いたようなモチーフの場合は、ほぼ直線状にピクチャテキストを配置しメッセージ全体が遠近感を持つように構成しても良い。
続いてステップS66において、図13(c)に示すように背景画像を読み込み、ステップS67において図13(d)に示すように、ステップS65でエフェクト処理したピクチャテキストとステップS66で読み込んだ背景画像とを合成する。このとき[N]の文字と桜の花とが合成された箇所で、[N]の文字が桜の花の手前になるように合成されてしまうという不具合が発生する。この理由について以下に説明する。本来、「桜」、「雲(ピクチャテキスト)」、「青空」の各画像データはこの順で手前から奥に向かって配置されるべきであるが、背景画像(写真)では「桜」と「青空」の各画像データは同一平面となってしまい、通常のデジタル画像処理をしても奥行き方向に異なるプレーンに分離できない。このため、「雲(ピクチャテキスト)」を青空の手前にして画像合成すると、「桜」画像の手前に「雲(ピクチャテキスト)」画像が合成されてしまう。
ステップS67で発生した不具合を解決するために、図13(e)に示すように、ステップS68でピクチャテキストとピクチャテキストの手前にあるべき背景画像とが重なっている領域の元の背景画像をコピーし、さらに図13(f)に示すようにステップS69で、ステップS67で生成した合成画像にステップS69でコピーした背景画像の一部を手前にして画像の再合成を行う。ステップS68とステップS69の処理を行うことにより、[N]の文字と桜の花とが重なった箇所で、各画像データが手前から奥行き方向に向かって、「桜」、「雲(ピクチャテキスト)」、「青空」の順に再構成されるため、自然な風景デザインを具備するカレンダーとして印刷することが可能となる。
なお上記において、青空をバックにして手前に桜が写っている背景画像(写真)に、青空と桜の間に存在する雲画像を合成する方法について説明したが、一般的には、第1のオブジェクト(青空)と、第2のオブジェクト(桜)との間に第3のオブジェクト(雲)が存在するような画像合成についても同様に適用できる。またステップS62でテキストを1文字ずつに分解し、ステップS64で各文字に対応するピクチャテキストに変換するとして説明したが、テキストを意味のある最小単位である単語単位に分割し、予め単語単位で作成されたピクチャ単語に変換するようにしてもよい。例えば、Congratulations on your graduation!の場合、「Congratulations」、「graduation」をそれぞれひとまとまりのピクチャテキストとして登録しておくことにより、テキスト間が間延びせず視認性とデザイン性の両方を、より最適化することが出来る。このように単語単位でピクチャテキストを作成することにより、メッセージの意味とこのメッセージを構成するピクチャ単語のデザインとが協調して個性あるカレンダーを提供することができる。またピクチャテキストの代わりに通常フォントからなるテキストに対しても同様に適用することができる。
<第2の実施の形態>
本実施の形態によるカレンダー及びその作成方法、並びにカレンダー作成システムでは、一例として図1の左上のユーザ端末12に、カレンダー14のカレンダー画像を表示し、図1の左下のユーザ端末12に、図2に示すカレンダー画像を表示するように、プレビュー処理部1021が印刷用データよりも解像度を落としたデータをユーザI/F101及びネットワーク11を介してユーザ端末12の表示画面上に表示させる。一例として図3のステップS112の注文内容の確認処理で、最終的なカレンダーデザインを確認するように構成してもよい。具体的には、プレビュー処理部1021が、ユーザ13が指定した各月毎の背景画像を背景画像ファイル104Dから読み出し、このデータと図3のステップS14又はステップS15で入力されたテキストとを画像合成する。このとき画像合成する背景画像としては印刷用データよりもデータ量が少なくなるように、元の背景画像のデータをダウンサンプリングしても良い。これによりプレビュー画像データのデータ量を小さくすることが出来るため、データを高速にユーザ端末12に送信することが出来る。またダウンサンプリングしたデータを画面上で見る上で画質は問題とならないが、このデータを印刷すると、画質は印刷用データを印刷した場合に比して大幅に劣化するため、正規の手続きを経ないで印刷することを防ぐことが出来る。なお、図1ではプレビュー処理部1021はデータ処理部102の一部として構成するとして説明したが、データ処理部102の外に設けても構わない。さらに、図3のステップS112の処理に直列的にプレビュー処理ステップを設け、ユーザ13がこのプレビュー処理ステップを実行した場合にオプションの処理として、ユーザ13が選択した背景画像とユーザ13が入力したテキストを画像合成したデータをユーザ端末13に送信するように構成しても良い。また図1に示すように、ユーザ端末12に背景画像だけでなく、暦欄23を同時に表示するように構成しても良い。
ここでユーザ端末12に送信する印刷用データと同等なデータの画像データとしては、jpeg、bmp、gifなどの様々な画像ファイル形式を用いることができる。このような構成によりユーザは、ユーザ端末の画面で印刷する前の背景画像とピクチャテキストとを合成したカレンダー画像を事前に確認することが出来るので、ピクチャテキストとして画数の多い漢字を用いた場合やメッセージの文字数が多い場合に、ピクチャテキストの品質が劣化し判読できないにもかかわらず印刷してしまうような問題などを避けることが出来る。さらに、背景画像とピクチャテキストを合成したカレンダー画像がユーザの好みに合わない場合も、別のカレンダータイプや背景画像を選択し直すなどにより、ユーザの満足するカレンダーを提供することが出来る。
<第3の実施の形態>
上記第1の実施の形態では予め背景画像ファイル104Dに格納された背景画像を用いたが、本実施の形態によるカレンダー及びその作成方法、並びにカレンダー作成システムでは、ユーザが撮影した結婚記念写真などのユーザ写真をユーザ背景画像としてユーザ端末12から背景画像ファイル104Dなどに送ることにより、ユーザが望むユーザ背景画像とこのユーザ背景画像にマッチしたピクチャテキスト又は通常フォントなどによるテキストとを合成する。すなわち、データ処理部102がユーザ背景画像を背景画像ファイル104Dなどから読み出し、図12又は図10に示す各処理を用いてピクチャテキスト又は通常フォントなどによるテキストとを合成する。
予め背景画像ファイル104Dに登録している背景画像では、画像変化が比較的緩やかな青空、砂浜、壁面、ケーキの面などにメッセージ印刷領域が設けられているが、ユーザ13から送られてきたユーザ背景画像にはメッセージ印刷領域が設けられていない。本実施の形態では、ユーザ背景画像全体を所定のブロックサイズで分割し、これらのブロック毎の画像変化率をブロック毎に算出する。そして、画像変化率が所定値以下となる単一のブロック又は隣接する複数のブロックにメッセージ印刷領域を設定する。すなわち、ユーザ背景画像を所定のブロックサイズを有する複数のブロックB11,B12,・・・Bm1,Bm2,・・・Bmnで分割し、これらのブロックの中で画像変化率が所定値以下となるブロックを検出する。その結果、画像変化率が所定値以下となるブロックの一つがBijとすると、ブロックBijの上下左右に隣接するブロックの画像変化率を調べ、画像変化率が所定値よりも小さい場合は、隣接ブロックをブロックBijと同一メッセージ印刷領域に分類する。この手順をブロックBijの上下左右方向に順次繰り返し、画像変化率が所定値以下となるブロックの集合を算出する。そしてこのブロック集合をメッセージ印刷領域として設定する。さらに、このようにして作成したメッセージ印刷領域の外形が矩形となるように、外形を整形して矩形領域などをメッセージ印刷領域として設定するようにしても良い。画像変化としては、輝度変化、R,G,Bあるいは色差(R−Yなど)の変化、又は輝度と色の両方の変化情報などを用いるようにしてもよい。また画像変化率が所定値以下のブロックが存在しない場合などのケースについては、ブロックにLPF(ローパスフィルタ)演算すなわち平均化処理やぼかし処理を行ったブロックに対してメッセージ印刷領域を設定するようにしてもよい。
ピクチャテキスト又は通常フォントはテキストを起源としてデザインされているので、一般的には自然画像と比べて画像の変化率(空間周波数)が高い。従って、背景画像の変化率が高い領域とピクチャテキスト又は通常フォントとを合成すると互いの空間周波数の範囲が重なってしまい、テキストの認識率が低下するとともに、合成画像のデザイン性も損なわれてしまう。このような事情を考慮して、メッセージ印刷領域は画像変化率が所定値以下となる単一のブロック又は隣接する複数のブロックに設定するか、一つ又は複数のブロックに対して平均化処理やぼかし処理を行ったブロックに対してメッセージ印刷領域を設定するように構成している。このとき隣接する複数のブロックの選択としては、メッセージの文字数などを参照して決定するが、ユーザが背景画像に配置するメッセージ印刷領域を直接的に指定するようにしてもよい。
また、こうして設定したメッセージ印刷領域に印刷するピクチャテキストに又は通常フォントついては、図3のステップS110又はステップS111の処理の後に、ピクチャテキスト&通常フォントファイル104Eに格納されているピクチャテキスト又は通常フォントから、ユーザ13が選択するように構成してもよい。このような構成により、ユーザに強い思い入れのあるオリジナルカレンダーを提供することが出来る。なお上記においては背景画像の全てがユーザ背景画像である場合について説明したが、背景画像ファイル104Dから読み出した背景画像の一部に、ユーザ13が撮影した人物画像や風景画像などのユーザ画像を合成するようにしてもよい。
<第4の実施の形態>
本実施の形態では、同一月のメッセージ印刷領域に異なるタイプのピクチャテキストあるいは異なるスタイルのピクチャテキストを印刷するように構成する。例えば、青空を背景とした海辺の背景画像において、青空の部分には雲をモチーフとしたピクチャテキストを配置し、砂浜の部分には砂を棒などを使って書いたような「砂文字」をモチーフとしたピクチャテキストを配置するように構成してもよい。また青空を背景として雪が積もったゲレンデの背景画像において、青空の部分には雲をモチーフとしたピクチャテキストを配置し、雪面には雪面を棒などを使って書いたような「雪文字」をモチーフとしたピクチャテキストを配置するように構成してもよい。
また同じ雲をモチーフとしたピクチャテキストを用いる場合、雲の種類、風の強さ、力強さを強調したもの、逆に女性の優しさを強調したものなど種々のスタイルのピクチャテキストがあり、これらの異なるスタイルのピクチャテキストを同一月のメッセージ印刷領域に配置するように構成してもよい。このような構成により、例えば、青空に異なるスタイルの雲をモチーフとしたピクチャテキストを複数のメッセージ印刷領域に配置することにより、メッセージ性をより鮮明にしたオリジナルカレンダーを提供することができる。一例として、カップルの男性側のメッセージは力強いスタイルの雲をモチーフとしたデザインのピクチャテキストを用い、他方の女性のメッセージは、女性らしさを表現した優しさのある雲をモチーフとしたデザインのピクチャテキストを用いることにより、カップルの気持ちをメッセージの内容とともにデザイン面でも強く反映することができる。なお、異なるタイプのピクチャテキストあるいは異なるスタイルのピクチャテキストを平面的に重なるように構成してもよい。ピクチャテキスト同士が重なり合うことにより、これらのピクチャテキストにより構成されるメッセージの関連性がより強調されるという効果がある。
<第5の実施の形態>
次に本実施の形態によるペアメッセージを有するカレンダーについて説明する。本実施の形態によるカレンダーでは、同一の背景画像にある複数のオブジェクトにそれぞれ設けられた複数のメッセージ印刷領域に、恋人、夫婦、親子、友人などのペアが作成した意味が互いに関連する関連メッセージがそれぞれ印刷されている。一例として、建物の窓から顔が見える女性の服や小物、あるいは近くの壁や窓、屋根などに”I miss you”のメッセージが印刷され、青空の奥から女性に向かって”We are connected in souls”のメッセージが、力強さをデザインとした雲状ピクチャテキストを用いて印刷されることで、カップルの強い思いをメッセージの内容及びデザインの両面から表現することができる。
<第6の実施の形態>
本実施の形態によるカレンダー及びその作成方法、並びにカレンダー作成システムは、メッセージ印刷領域に印刷する文字数が大きくなった場合においても、ピクチャテキストなどメッセージ印刷領域に印刷するテキストの品質を保つことができる。
(第1実施例)
本実施例では、メッセージ印刷領域に配置されるピクチャテキスト又は通常フォントによるテキストの文字数に合わせて、自動的に文字サイズを調整する。文字サイズが所定値よりも小さくなった場合、輪郭をシャープにするなどの処理を行う。また同様な条件において、背景画像又はテキストが配置されるオブジェクトに対してピクチャテキスト又は通常フォントによるテキストの明るさを変更するようにしてもよい。例えば、背景画像又はテキストが配置されるオブジェクトが比較的暗い場合、ピクチャテキスト又は通常フォントによるテキストの輝度を上げるか、又は背景画像又はテキストが配置されるオブジェクトの輝度を上げることにより、背景画像又はテキストが配置されるオブジェクトに対するピクチャテキスト又は通常フォントのコントラストを高めるようにしてもよい。具体的に図14(a)、(b)を参照して説明すると、図14(a)はハートマーク内に設けられたメッセージ印刷領域に多数の文字が入力され、メッセージが判読しにくい従来技術による印刷例を示している。一実施例として図14(b)に示すように、ハートマークのオブジェクトの輝度を上げることにより、オブジェクトとこのオブジェクトに配置されたテキストとのコントラストを高くし、メッセージの視認性を向上している。上記に説明したような処理を行うことにより、文字数が多くなった場合も、メッセージが判読しにくいという問題を改善することが出来る。
(第2実施例)
本実施例ではメッセージ印刷領域に合わせて、この領域にデフォルトとして初期配置されるピクチャテキスト又は通常フォントによるテキストの幅や高さをそれぞれ調整してから、ステップS57又はステップS67において背景画像と合成処理を行う。具体的に図15(a)、(b)を参照して説明すると、図15(a)はハートマーク形のオブジェクトに設定されたメッセージ印刷領域に対して、合計8文字+8文字=16文字が2段構成で入力された例を示している。この場合、文字数が少ないためフォントサイズが大きくなり、視認性が悪くなるという問題はない。一方、図15(b)はメッセージ印刷領域の上段に13文字、下段に16文字の合計29文字が入力された例を示している。図15(a)で用いたフォントをそのまま図15(b)に適用すると、フォントサイズが全体的に小さくなり視認性が悪くなるため、図15(b)に示す実施例ではフォントの縦横比を変更してフォントを縦長形状とし、縦方向にはフォントが縮小されないようにして、視認性が悪くならないように工夫している。また、ピクチャテキスト又は通常フォントによるテキストの幅や高さをそれぞれ調整したうえで、さらに輪郭強調処理(エッジ処理)、ピクチャテキスト又は通常フォントによるテキストの輝度調整やコントラスト調整を行うようにしてもよい。なお上記においてフォントの縦横比を変更してフォントを縦長形状としたが、逆に文字数が少なく入力テキストをメッセージ印刷領域いっぱいに配置する場合は、フォントを横長形状とするようにしても良い。
(第3実施例)
本実施例では、メッセージ印刷領域に配置される文字サイズが所定サイズよりも小さくなった場合、メッセージ印刷領域と背景画像とを同時に拡大する。このとき背景画像の外形が所定のサイズを超えた場合は、この所定サイズで超えた部分の背景画像を切り取るなどの処理を行う。具体的に図16(a)、(b)を参照して説明すると、図16(a)は図15(a)と同様であり、文字数が少ないためフォントサイズが大きくなり、視認性が悪くなるという問題はない。一方図16(b)は図15(b)と同様に文字数が合計29文字あり、図16(a)のメッセージ印刷領域に29文字を入力するとフォントサイズが全体的に小さくなり視認性が悪くなる。本実施例では図16(b)に示すように画像全体を拡大し、さらに拡大した画像の外側領域のうちフレームを超えた領域を切り取るように処理している。上記に説明した方法により、文字サイズを実質的に大きくすることができるので、文字数が多くなった場合もメッセージを容易に視認することができる。
(第4実施例)
上記に説明した第3の実施例では背景画像全体を拡大し、フレームの外側にはみ出した背景画像を切り取るように処理しているので、切り取られたオブジェクトのデザイン性が悪くなる恐れがある。本実施例では背景画像全体を拡大するのではなく、少なくともメッセージ印刷領域が設定されているオブジェクト、又はメッセージ印刷領域が設定されているオブジェクトとこのオブジェクトに一体的に構成されているオブジェクトを拡大するように処理する。具体的に図17を参照して説明すると、メッセージが印刷されるハート形のチョコレートと、このチョコレートと一体的に構成されたケーキを共に拡大し、ケーキが載っている皿についてはチョコレート及びケーキの背景画像と見なして、拡大せず原画像のままとしている。このような処理により、フレームの外側にはみ出して切り取られる画像がないので、メッセージ印刷領域に入力する文字数が増えても、オリジナル画像のデザインが損なわれることがない。
(第5実施例)
本実施例では、文字数に応じてメッセージ印刷領域の大きさを自動的に調整する。すなわち文字数が多くなった場合において、メッセージ印刷領域の大きさを文字サイズが設定値以上となるように自動的に調整する。具体的に図18(a)、(b)を参照して説明すると、図18(a)はパラシュート形のオブジェクトに設定されたメッセージ印刷領域に対して合計16文字が入力された例で、この場合は、文字数が少ないためフォントサイズが大きくなり、視認性は問題ない。一方、図18(b)はメッセージ印刷領域の上段に13文字、下段に16文字の合計29文字が入力された例であり、メッセージ印刷領域を横方向に拡大し、このメッセージ印刷領域に配置されたテキストの視認性が悪くならないように工夫している。上記に説明したように、メッセージ印刷領域に入力する文字数が多くなった場合も、文字サイズが設定値以下となることがないので、メッセージの視認性が損なわれることがない。
なお、上記に説明した第1実施例乃至第4の実施例を組み合わせて実施してもよい。本実施の形態を用いて、ピクチャテキスト又は通常フォントとして画数の多い漢字を用いた場合やメッセージの文字数が多い場合に、ピクチャテキスト又は通常フォントの品質が劣化し判読できないという従来の課題を解決することができる。また、メッセージを構成する文字数制限を大幅に緩和することができるので、ユーザは文字数の制約を気にすることなく、自由な発想でメッセージを作成することができる。
<第7の実施の形態>
次に第7の実施の形態によるカレンダー及びその作成方法、並びにカレンダー作成システムについて説明する。本実施の形態では、デフォルトとして用意されている標準のメッセージ印刷領域と、この標準メッセージ印刷領域に入力するメッセージの文字数が制限値を超えた場合に、オーバーフローした分のメッセージを配置するオーバーフロー用メッセージ印刷領域とが一つ又は複数設けられている。通常、オーバーフロー用メッセージ印刷領域は非表示となっており、標準メッセージ印刷領域に入力される文字数が制限値を超えた場合、若しくは、オーバーフロー用メッセージ印刷領域の表示を活性化させる動作、例えば特定ボタンをクリックするなどを行うことにより表示される。また標準メッセージ印刷領域からオーバーフロー用メッセージ印刷領域に、あるいはオーバーフロー用メッセージ印刷領域から、この印刷領域に配置されたメッセージに最も関連するメッセージが配置されたオーバーフロー用メッセージ印刷領域に視線が自然に移動するように、視線移動オブジェクトを設けるように構成しても良い。
具体的に図19を参照して説明すると、191は標準メッセージ印刷領域、192〜194はオーバーフロー用メッセージ印刷領域、195〜197は視線移動オブジェクトであり、標準メッセージ印刷領域191に「はるのおがわは さらさらいくよ」まで入力すると、入力文字数の制限がかかり、オーバーフロー用メッセージ印刷領域192に次のメッセージが配置される。さらに、このオーバーフロー用メッセージ印刷領域192に入力されるテキストがオーバーフローすると、オーバーフローした次のテキストがオーバーフロー用メッセージ印刷領域193に配置され、最後に、メッセージ「おじいちゃん、おばあちゃん、ぼく、うたえるようになったよ。たろう。」がオーバーフロー用メッセージ印刷領域194に配置される。
また、視線移動オブジェクト195,196,197として左上方から右下方に向かって風に舞うように花びらが配置され、カレンダーを見る者が、標準メッセージ印刷領域191→視線移動オブジェクト195→オーバーフロー用メッセージ印刷領域192→視線移動オブジェクト196→オーバーフロー用メッセージ印刷領域193→視線移動オブジェクト197→オーバーフロー用メッセージ印刷領域194の順に視線を自然に移動して、メッセージ全体を読むことが出来る。なお上記において視線移動オブジェクト195〜197を風に舞う花びらとして説明したが、他のモチーフ、例えば、たんぽぽの綿毛、音符などで春の雰囲気とマッチするものであれば任意のものであって良い。
<第8の実施の形態>
次に本実施の形態によるカレンダー及びその作成方法、並びにカレンダー作成システムを図20を参照して説明する。毎年定期的にカレンダーを発注するリピートユーザの声として、以前と異なる背景画像を用いて新しいオリジナルカレンダーを作成したいという要望があり、この場合、以前にユーザが発注したカレンダーの背景画像をユーザ端末12に表示することが好ましい。具体的には図3のステップS10又はステップS11の後、ユーザ端末12にユーザが過去に発注したカレンダーの背景画像などを表示するか否かの選択メニューを表示し、ユーザが過去に発注したカレンダーの背景画像などを表示する選択を行った場合、図20に示すように、ユーザが以前に発注したカレンダーの背景画像をサムネイル表示する。図20では、1月から順に表示しているが、ユーザの誕生月から順に表示するようにしても良い。
より具体的に説明すると、最初にユーザは以前に発注した発注年を表示する発注年選択メニュー22の中から表示させたい発注年を選択する。例えば2012年を選択すると、選択した発注年(2012年)が発注年表示メニュー23に表示されると共に、ユーザが選択した背景画像がサムネイル表示領域21にサムネイル表示される。このサムネイル表示により、ユーザは以前に選択した各月毎の背景画像を確認することが出来る。
(第1実施例)
次に、各月の背景画像、例えば4月の背景画像を選択すると、選択した背景画像に関連する関連背景画像24が表示される。各背景画像は、「季節」、「花」、「動物」、「建物・町並み」などのプロパティを有しており、特定の背景画像を選択すると、選択した背景画像と同じプロパティを有する関連背景画像が24がサムネイル表示される。例えば、4月の背景画像は「春」のプロパティを有しており、関連背景画像としては春に関連する画像が背景画像ファイル104Dから読み出されて表示される。なお、図20の24では関連背景画像が1つのプロパティで表示されているが、複数あっても良い。例えば、「ひよこ」のプロパティを有する関連背景画像を並列的に表示しても良い。ユーザはサムネイル表示された関連背景画像の中から一つの背景画像を選択すると、以前に選択した背景画像が新しく選択した背景画像に置き換わるようにデータ処理部102で処理される。図20の例では、子馬と母馬の背景画像(s0097)が4月の新しい背景画像として選択される例を示している。上記の説明から明らかなように、ユーザは以前に発注したカレンダーと同様なカレンダーを発注するのを防止することが出来、背景画像ファイルに継続的に蓄積する新しい背景画像を用い、新たな気持ちでユーザオリジナルのカレンダーを作成することが出来る。
(第2実施例)
上記で説明した第1実施例では、背景画像が有するプロパティをリンク情報として用い、同一プロパティを有する背景画像をグループ化し関連背景画像として表示するようにしたが、第2実施例では「季節」、「花」、「動物」、「建物・町並み」などテーマ毎の選択メニューを設け、ユーザがこれらの選択メニューの中から一つを選択すると、テーマ毎の複数の背景画像が表示される。そして、第1実施例と同様にユーザがこの中から一つの背景画像を選択すると、選択した月の背景画像として、新たな背景画像が以前に発注した際に選択した背景画像に置き換わるようにデータ処理部102で置換処理がなされる。
なお第1の実施の形態乃至第8の実施の形態で説明した処理手順は一例であり、必ずしも説明した処理手順通りに実行する必要はない。
10 カレンダー作成システム
11 ネットワーク
12 ユーザ端末
13 ユーザ
104A 注文情報ファイル
104B カレンダー仕様ファイル
104C 定義ファイル
104D 背景画像ファイル
104E ピクチャテキスト&通常フォントファイル
14,20 カレンダー
21 背景画像
22 メッセージ印刷領域
23 暦欄

Claims (17)

  1. 少なくとも月、日、曜日のいずれか一つを含む暦欄と背景画像とを備え、前記背景画像のメッセージ印刷領域に配置されたピクチャテキスト又は通常フォントと前記背景画像とが画像合成され印刷媒体に印刷されるカレンダーの作成方法において、
    月毎に指定された前記背景画像を、データ処理部により背景画像ファイルから読み込むステップと、
    前記背景画像に設定されたメッセージ印刷領域に、ユーザが指定したテキストを配置するステップと、
    前記テキストのうち少なくとも一部を前記メッセージ印刷領域の前記背景画像にマッチした前記ピクチャテキストに変換するステップと、
    前記背景画像と前記ピクチャテキストとを前記データ処理部により画像合成するステップと、
    前記背景画像が第1のオブジェクトと、この第1のオブジェクトの奥行き方向に位置する第2のオブジェクトとを有し、前記ピクチャテキスト又は通常フォントからなるテキストが前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクト間にあり、前記第1のオブジェクトと前記ピクチャテキスト又は通常フォントとが平面的に重なり合った場合に、前記データ処理部が、重なり合った領域の元の前記第1のオブジェクトの画像データをコピーし、このコピーした画像データを前記重なり合った領域に再合成するステップと、
    ーザ端末に印刷用データに対応するプレビューデータを出力するステップと、
    画像合成したデータと暦データを一体化し印刷用データとして生成するステップと、
    を有するカレンダーの作成方法。
  2. 前記テキストの文字数を算出し、前記メッセージ印刷領域に初期配置される各文字の文字サイズを前記文字数と前記メッセージ印刷領域の形状及び大きさを参照して算出するステップと、
    前記文字サイズが所定値よりも小さい場合、前記ピクチャテキスト又は前記通常フォントの輪郭を強調処理するステップ、前記ピクチャテキスト又は前記通常フォント、あるいは前記ピクチャテキスト又は前記通常フォントが配置された前記背景画像の輝度あるいはコントラストを調整するステップ、前記ピクチャテキスト又は前記通常フォントの幅又は/及び高さをそれぞれ調整するステップ、前記ピクチャテキスト又は前記通常フォントと背景画像とを同時に拡大するステップ、少なくとも前記メッセージ印刷領域が設定されているオブジェクト、又は/及び前記オブジェクトとこのオブジェクトに一体的に構成されているオブジェクトを拡大するように処理するステップ、前記テキストが前記メッセージ印刷領域に配置可能なように前記メッセージ印刷領域の大きさを調整するステップ、のいずれかの処理ステップと、を有することを特徴とする請求項1記載のカレンダーの作成方法。
  3. 前記メッセージ印刷領域は、デフォルトとして用意されている標準のメッセージ印刷領域と、この標準メッセージ印刷領域に入力するメッセージの文字数が制限値を超えた場合、あるいは指定の処理を行うことにより活性化し、前記制限値を超えた分の文字が配置可能となるオーバーフロー用メッセージ印刷領域とが設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のカレンダーの作成方法。
  4. 前記標準メッセージ印刷領域又は前記オーバーフロー用メッセージ印刷領域から他の前記オーバーフロー用メッセージ印刷領域に視線が自然に移動するように、前記標準メッセージ印刷領域又は前記オーバーフロー用メッセージ印刷領域と他の前記オーバーフロー用メッセージ印刷領域間に、視線移動オブジェクトを設けることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のカレンダーの作成方法。
  5. 前記メッセージ印刷欄に配置するテキストが、少なくとも第1のテキストと第2のテキストとを有し、前記データ処理部が、このテキストに関連して設定された第1の識別情報を判定することにより、前記第1のテキストと前記第2のテキストの各先頭文字を大文字に変換するステップを有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のカレンダーの作成方法。
  6. ユーザが同一背景画像を複数回選択した場合、又は前記ユーザが指定した特定月に対しての前記背景画像に設定されたプロパティが、前記特定月に対して設定された確認条件を満足しなかった場合、入力文字数が制限値を超えた場合の少なくともいずれかであった場合、前記ユーザに対してアラームを出力することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のカレンダーの作成方法。
  7. 前記背景画像の全て又は一部がユーザが撮影した写真画像であって、
    前記背景画像を複数のブロックに分割するステップと、
    前記ブロックの画像変化率を算出するステップと、
    前記画像変化率が所定値以下である前記ブロックをグループ化し、前記メッセージ印刷領域として設定するステップと、を有することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のカレンダーの作成方法。
  8. 月毎の前記背景画像を表示するステップと、
    前記背景画像の一つが選択されると、選択された前記背景画像に関連する複数の関連背景画像を表示するステップと、
    前記複数の関連背景画像の中から一つが選択されると、選択された前記背景画像が選択された前記関連背景画像に変換されることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のカレンダーの作成方法。
  9. 前記ピクチャフォントが雲状の雲形フォントの場合、前記雲形フォントは、
    所定の不透明度を有するキャンバスを設定するステップと、
    文字を前記キャンバス上に書くステップと、
    前記文字上にこの文字よりも小さいシェイプを重ねるステップと、
    前記ステップで生成した画像の輪郭を不均一に切り取るステップと、
    前記切り取られた領域に対して前記シェイプを重ねるステップと、を有する処理ステップで生成されることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載のカレンダーの作成方法。
  10. 少なくとも月、日、曜日のいずれか一つを含む暦欄と、
    背景画像とを備え、
    前記背景画像のメッセージ印刷領域に配置され、前記メッセージ印刷領域の前記背景画像にマッチしたピクチャテキスト又は通常フォントと、前記背景画像とが画像合成されて印刷媒体に印刷されたカレンダーにおいて、
    複数の前記背景画像が格納された背景画像ファイルから読み出されて、ユーザ端末の表示装置に表示された前記背景画像の中から個別に選択された前記背景画像が、前記印刷媒体に印刷され、
    前記背景画像が第1のオブジェクトと、この第1のオブジェクトの奥行き方向に位置する第2のオブジェクトとを有し、前記ピクチャテキスト又は通常フォントからなるテキストが前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクト間にあり、前記第1のオブジェクトと前記ピクチャテキスト又は通常フォントとが平面的に重なり合った場合に、データ処理部が、重なり合った領域の元の前記第1のオブジェクトの画像データをコピーし、このコピーした画像データが前記重なり合った領域に再合成されたことを特徴とするカレンダー。
  11. 前記ピクチャテキストが雲状の形状であって、前記ピクチャテキストの雲の流れる方向が同一の前記背景画像内で実質的に揃っていることを特徴とする請求項10記載のカレンダー。
  12. 前記背景画像の全て又は一部に、ユーザが撮影した写真画像を用いたことを特徴とする請求項10又は請求項11記載のカレンダー。
  13. 異なるタイプ、又は男性スタイル及び女性スタイルを含む異なるスタイルの前記ピクチャテキストからなる複数のテキストが、同一月の前記メッセージ印刷領域にそれぞれ印刷されていることを特徴とする請求項10乃至請求項12のいずれか1項に記載のカレンダー。
  14. 前記背景画像にある複数のオブジェクトにそれぞれ設けられた複数の前記メッセージ印刷領域に、恋人、夫婦、親子、友人などのペアが作成した意味が互いに関連する関連メッセージがそれぞれ印刷されていることを特徴とする請求項10乃至請求項13のいずれか1項に記載のカレンダー。
  15. 前記背景画像の全て又は一部がユーザが撮影した写真画像であって、
    前記背景画像を複数のブロックに分割して前記ブロックの画像変化率を算出し、
    前記画像変化率が所定値以下である前記ブロックをグループ化し、前記メッセージ印刷領域として設定することを特徴とする請求項10乃至請求項14のいずれか1項に記載のカレンダー。
  16. 前記ピクチャフォントが雲状の雲形フォントの場合、
    所定の不透明度を有するキャンバス上に描かれた文字よりも小さいシェイプを重ねて、
    生成した画像の輪郭を不均一に切り取り、この切り取られた領域に対して前記シェイプを重ねて前記雲形フォントが生成されることを特徴とする請求項10乃至請求項15のいずれか1項に記載のカレンダー。
  17. 少なくとも月、日、曜日のいずれか一つを含む暦欄と背景画像とを備え、前記背景画像のメッセージ印刷領域に配置されたピクチャテキスト又は通常フォントと、前記背景画像とが画像合成され印刷媒体に印刷されるカレンダーの作成システムにおいて、
    前記背景画像が格納された背景画像ファイルと、
    前記ピクチャテキスト又は前記通常フォントが格納されたピクチャテキスト&通常フォントファイルと、
    月毎に指定された前記背景画像を前記背景画像ファイルから読み込み、前記背景画像に設定されたメッセージ印刷領域にユーザが指定したテキストを配置し、前記テキストのうち少なくとも一部を前記ピクチャテキスト&通常フォントファイルから読み込んで前記メッセージ印刷領域の前記背景画像にマッチした前記ピクチャテキストに変換し、前記背景画像と前記ピクチャテキストとを画像合成し、前記背景画像が第1のオブジェクトと、この第1のオブジェクトの奥行き方向に位置する第2のオブジェクトとを有し、前記ピクチャテキスト又は通常フォントからなるテキストが前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクト間にあり、前記第1のオブジェクトと前記ピクチャテキスト又は通常フォントとが平面的に重なり合った場合に、重なり合った領域の元の前記第1のオブジェクトの画像データをコピーし、このコピーした画像データを前記重なり合った領域に再合成し、前記ユーザ端末に前記印刷用データに対応したプレビューデータを出力し、画像合成したデータと暦データを一体化し印刷用データとして生成するデータ処理部と、
    を備えるカレンダーの作成システム。
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