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JP5467010B2 - 学習型蓄電池マネジメントシステム - Google Patents

学習型蓄電池マネジメントシステム Download PDF

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Description

本発明は、蓄電池の充放電を管理する学習型蓄電池マネジメントシステムに関する。
近年、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーを利用した分散電源の導入が活発になっており、系統の不安定化が懸念されている。一方、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車(pHV)等、エネルギー源として蓄電池からの電力を用いる車両の普及が拡大している。このように、電力を供給する分散電源だけでなく、電力を貯蓄する機器も増えている。そこで、電気自動車やpHV等に搭載された蓄電池を使って、将来的な系統の不安定化を防ぐとともに、需要側での電力安定化対策に資するべく、系統の需給バランスの偏りを防止する地域エネルギーマネジメントシステムと車載用蓄電池への電力供給との連携強化がこれまでよりさらに強く求められている。
ここで、上記地域エネルギーマネジメントシステムとの連携強化に当たっては、一般家庭や事業体にも徐々に普及しつつある太陽光発電システムをも活用して、太陽光発電の余剰電力や夜間電力を各家庭或いは事業体単位や地域単位に設置された蓄電池に貯蔵して、当該電力をi)自家消費するほかに、地域ごとの需給状態に応じてii)互いに融通し合うことによりいわゆる「地産地消モデル」を実現し、系統の需給バランスの偏りを防止する技術がまずその前提として求められるところ、その際、車載用蓄電池に対しては、i)その充放電制御技術および寿命診断技術の更なる向上と確立、そしてii)情報通信技術を活用した蓄電池管理技術の更なる向上と確立が大きな課題とされている。
このように、上記地域エネルギーマネジメントシステムとの連携を図りながら車載用蓄電池に対する円滑な電力供給を実現するには、まずは基礎技術となる蓄電池の充放電制御技術および寿命診断技術の更なる向上、並びに情報通信技術を活用した蓄電池管理技術の更なる向上が急務となっていた。
ところで、従来、蓄電池に通信手段であるRFIDを組み合わせることによって、i)蓄電池を識別し、ii)蓄電池の充放電に関する情報を管理すると共に、iii)蓄電池の劣化状態をマネジメントする手法が、特許文献1に開示されている。
図14は、特許文献1で開示された充電装置および充電システムを示す図である。4台の携帯電話のクレードル600,621,622,623が、ホストコンピュータ631と接続され、一のクレードル600の内部には、管理履歴情報602を記憶した記憶部601が備えられている。また、充電処理部606と充電管理部607と劣化判断部608から構成される制御部605、充電部609、パネル表示部610、スピーカ611、RFID処理部603、アンテナ604を含む。632はホストコンピュータの制御部である。
また、電源関係としてACアダプタ649、交流電源650があり、リーダライタ660は、バッテリ661とバッテリと一体化されたRFIDタグ662より構成される。
上記のように構成された充電装置および充電システムによって、リーダライタのバッテリの劣化状況を判断し、複数バッテリのうち、特定のバッテリの劣化が集中しないように管理を行うことが可能となっている。
また、特許文献2では、複数の二次電池モジュール21〜25が直列接続されたものからなり、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車等の車両用電源として用いられる組電池10に関し(特許文献2の図1および図2参照)、組電池10をユーザ側から回収し、これを不具合の解消と共に十分な性能を有する組電池10として再構成(リビルト)して再びユーザー側に戻す手法が開示されている。
より具体的には、
i)組電池10の再構成において再利用可能な二次電池(モジュール)を自身又は他の組電池10の再利用対象とし、その再利用対象の二次電池(モジュール)を完全放電状態まで放電する放電ステップと、
ii)上記放電ステップを経た再利用対象の二次電池(モジュール)を、上記完全放電状態から一定時間以上経過させるべく保管領域にて保管する保管ステップと、
iii)上記保管ステップを経た自身又は他の組電池10の再利用対象の二次電池(モジュール)を組み合わせて、若しくはその再利用対象の二次電池(モジュール)と新しい二次電池(モジュール)とを組み合わせて、組電池10の再構成を行う再生ステップと、
を含む組電池10の再構成(リビルト)手法が開示されている。
また、特許文献3には、リチウムイオン蓄電池の劣化状態を診断する手法、或いはリチウムイオン蓄電池の劣化を抑制する手法として、蓄電池の充電時の電圧上昇の度合いに応じて、充電電流の上限値を変える手法が開示されている。
また、特許文献4には、学習データベースを構成する一例としてベイジアンネットを用いる手法が開示されている。
特開2006−172884号公報 特開2009−277627号公報 特開2010−60408号公報 WO2006/006533号公報
繁桝算男、植野真臣、本村陽一(共著)、"ベイジアンネットワーク概説"、培風館、2006. ベイジアンネットワーク解析システム"Bayonet"マニュアル、株式会社数理システム、2009.
しかしながら、特許文献1に記載された手法では、携帯機器バッテリの劣化判定が行われるのみであり、蓄電池の劣化抑制を図ることや、劣化と判定された場合における蓄電池の取扱いまでは想定されておらず、実際に特許文献1ではそのような内容についてまで開示或いは示唆されていない。
特許文献3に関しても、劣化と判定された場合における蓄電池の取扱いまでは想定されておらず、実際に特許文献3ではそのような内容についてまで開示或いは示唆されていない。
なお、特許文献1は携帯機器バッテリを取り扱うものであり、これよりも大規模な電気自動車を含む車載用蓄電池、家庭用蓄電池、ビル用蓄電池、集合住宅用蓄電池或いは地域エネルギーマネジメントシステム用蓄電池への適用についてまで踏み込んだ検討はなされていない。
また、特許文献2では、完全放電後、充放電特性を回復(メモリ効果の解消)させるために、1週間以上の放置時間を必要としている。
よって、蓄電池を放置・保管させることなく、蓄電池の劣化状態に応じた蓄電池に対する最適な充放電制御を行うことが必要となってくる。また、劣化した蓄電池の最適な二次利用先を探ることも重要である。さらには、今後、電気自動車やプラグインハイブリッド車、或いは家庭用やビル用等の設置型蓄電池の大量導入によって、蓄電池に関する多種多様な利用状況データが得られることとなるが、それらを十分活用して上記要請に応えることが非常に有用である。しかしながら、そのような要請に十分応えるシステムについてはこれまで世の中に提供されていなかった。
したがって本発明は、蓄電池の劣化状態に応じて蓄電池の充放電を行うことが可能な学習型蓄電池マネジメントシステムを提供することを主要な課題とする。
また本発明は、蓄電池の残存価値を判断し、劣化した蓄電池の最適な二次利用先を推奨することが可能な学習型蓄電池マネジメントシステムを提供することを副次的な課題とする。
上記課題を解決すべく種々検討を重ねた結果、本願発明者は、蓄電池の固定情報と、上記蓄電池の利用状況データに相当する変動情報、つまり充放電の回数、放電負荷といった特徴変数、並びに温度履歴、振動履歴、走行履歴といった環境変数を学習型データベースを用いて処理することによって、当該蓄電池の充放電計画を策定するほか、さらに、当該蓄電池の劣化診断或いは最適な二次利用先の推奨を行う構成とすることにより上記課題を解決可能なことを見い出し、本発明を完成した。
上記課題を解決可能な本願請求項1に記載の学習型蓄電池マネジメントシステムは、(1)学習型蓄電池マネジメントシステムであって、
蓄電池に対して充放電を行う充放電装置と、
前記蓄電池の固定情報と変動情報とを受信する受信手段と、
学習型データベースに前記蓄電池の固定情報と変動情報とを蓄積することによって、複数の充放電特性グループに分類し、
前記固定情報によって識別された当該蓄電池の充放電特性グループを前記複数の充放電特性グループから抽出し、
当該抽出された蓄電池の充放電特性グループより当該蓄電池の充放電制御ルールを規定し、
得られた前記充放電制御ルールを用いて当該蓄電池の充放電計画を策定する処理手段と、
前記固定情報によって識別された蓄電池に充放電を行う充放電装置へ、前記処理手段によって策定された充放電計画に基づく充放電を指示する充放電制御信号の送信を行う送信手段と、
を含んでなることを特徴とするものである。
また、本願請求項2に記載の学習型蓄電池マネジメントシステムは、(2)請求項1に記載の学習型蓄電池マネジメントシステムであって、
前記充放電制御ルールが、前記蓄電池の劣化抑制を図る充放電制御パターンを有し、
前記処理手段は、前記学習型データベースを用いて抽出された、前記固定情報によって識別された当該蓄電池の充放電特性グループより規定された前記充放電制御ルールに従って充放電計画を策定することを特徴とするものである。
また、本願請求項3に記載の学習型蓄電池マネジメントシステムは、(3)学習型蓄電池マネジメントシステムであって、
蓄電池に対して充放電を行う充放電装置と、
前記蓄電池の固定情報と変動情報とを受信する受信手段と、
学習型データベースに前記蓄電池の固定情報と変動情報とを蓄積することによって、複数の充放電特性グループに分類し、
前記固定情報によって識別された蓄電池の充放電特性グループを前記複数の充放電特性グループから抽出し、
当該抽出された蓄電池の充放電特性グループより当該蓄電池の充放電制御ルールを規定し、
少なくとも規定された前記充放電制御ルールを用いて当該蓄電池の充放電計画を策定する処理手段と、
前記固定情報および前記変動情報、並びにこれら情報を蓄積、分類することによって得られる前記蓄電池の複数の充放電特性グループと、前記充放電特性グループより規定される前記蓄電池の充放電制御ルールと、前記充放電制御ルールを用いて策定される前記蓄電池の充放電計画とを記憶する記憶手段と、
前記固定情報によって識別された蓄電池に対して充放電を行う充放電装置に、前記処理手段によって策定された充放電計画に基づく充放電を指示する充放電制御信号を送信する送信手段と
を備え、
前記処理手段は、前記蓄電池の劣化抑制を図る充放電制御パターンで当該蓄電池の充放電ルールを規定することを特徴とするものである。
上記(2)或いは(3)に係る発明のように、学習型データベースを用いて抽出された当該蓄電池の充放電特性グループより規定される当該蓄電池の充放電制御ルールを少なくとも用いて、固定情報によって識別された当該蓄電池の充放電計画を策定することにより、蓄電池の劣化抑制を図る最適パターンで当該蓄電池の充放電を行うことが可能となる。
また、本願請求項4に記載の学習型蓄電池マネジメントシステムは、(4)請求項1〜3のいずれかに記載の学習型蓄電池マネジメントシステムであって、
前記処理手段は、互いに異なる複数の充放電制御ルールから学習結果に基づいて前記抽出された蓄電池の充放電特性グループに対応した充放電制御ルールを1つ選択することによって、当該蓄電池の充放電制御ルールを規定することを特徴とするものである。
また、本願請求項5に記載の学習型蓄電池マネジメントシステムは、(5)請求項1〜4のいずれかに記載の学習型蓄電池マネジメントシステムであって、
前記処理手段は、
前記抽出された蓄電池の前記充放電特性グループより当該蓄電池夫々の特性を解析および判定する蓄電池特性の解析判定手段、並びに
当該判定結果を外部に出力する解析判定結果出力手段、
を有しており、
前記解析判定手段は、前記蓄電池の二次利用を想定した場合における推定残存価値或いは推奨用途を判定することを特徴とするものである。
このような解析判定手段および解析判定結果出力手段を設けることにより、蓄電池の劣化状態、蓄電池の二次利用を想定した場合における推定残存価値或いは推奨用途その他の蓄電池特性の解析および判定の結果を、上記解析判定結果出力手段を通じて外部に出力させることが可能となる。
また、本願請求項6に記載の学習型蓄電池マネジメントシステムは、(6)請求項5に記載の学習型蓄電池マネジメントシステムであって、
前記解析判定手段は、前記固定情報によって識別された蓄電池の前記充放電特性グループを抽出して当該蓄電池の充放電制御ルールを規定する前記学習型データベースを用いて、前記蓄電池の二次利用を想定した場合における推定残存価値或いは推奨用途を判定することを特徴とするものである。
また、本願請求項7に記載の学習型蓄電池マネジメントシステムは、(7)電力供給サイドと電力需要サイドとの需給バランスを調整する地域エネルギーマネジメントシステムと連携を図って、蓄電池に対する充放電を管理する請求項1記載の学習型蓄電池マネジメントシステムであって、
前記充放電計画の策定時に、前記充放電制御ルールを用いるほか、さらに、地域エネルギーマネジメントシステムからの需給調整情報と蓄電池の充電率の一方或いは双方を用いて充放電計画を策定し、それにより電力需給バランスに資するようにしたことを特徴とするものである。
これにより、前記充放電計画の策定時に前記充放電制御ルールを用いるほか、さらに、地域エネルギーマネジメントシステムからの需給調整情報と蓄電池の充電率のいずれか或いは双方を用いて充放電計画を策定することができ、それにより電気エネルギー需給バランスの最適化をも図ることが可能となる。
また、本願請求項8に記載の学習型蓄電池マネジメントシステムは、(8)請求項7に記載の学習型蓄電池マネジメントシステムであって、
前記蓄電池の供用開始時点、或いは交換時点において、当該蓄電池の準変動情報および前記固定情報と、ユーザーである需要家の契約情報とが関連付けられることを特徴とするものである。
また、本願請求項9に記載の学習型蓄電池マネジメントシステムは、(9)請求項1〜8のいずれかに記載の学習型蓄電池マネジメントシステムであって、
前記蓄電池が組電池により構成され、その構成に一部若しくは全部、変更が発生した場合には、当該蓄電池毎に一々策定されていた前記充放電計画が再度策定されるよう構成されていることを特徴とするものである。
また、本願請求項10に記載の学習型蓄電池マネジメントシステムは、(10)請求項1〜9のいずれかに記載の学習型蓄電池マネジメントシステムであって、
前記固定情報として前記蓄電池の個体識別番号を含み、
前記変動情報として環境変数と、特徴変数とを含み、
前記学習型データベースでは、
前記環境変数ノードの子として前記蓄電池の個体識別番号ノードと、
前記蓄電池の個体識別番号ノードの子として前記蓄電池の特徴変数ノードと、
を持つベイジアンネットワークにより表現される蓄電池個体識別ルールによって前記蓄電池の個体識別が行われることを特徴とするものである。
また、本願請求項11に記載の学習型蓄電池マネジメントシステムは、(11)請求項1〜10のいずれかに記載の学習型蓄電池マネジメントシステムであって、
前記固定情報が、蓄電原理により区分される前記蓄電池の種別、製造番号からなる前記蓄電池の個体識別番号、製造日、供用開始時点における重量および充電量の一部または全部を含むことを特徴とするものである。
また、本願請求項12に記載の学習型蓄電池マネジメントシステムは、(12)請求項1〜11のいずれかに記載の学習型蓄電池マネジメントシステムであって、
前記変動情報が、環境変数、特徴変数、現時点における充電量および充電可能容量の一部または全部を含むことを特徴とするものである。
また、本願請求項13に記載の学習型蓄電池マネジメントシステムは、(13)請求項12に記載の学習型蓄電池マネジメントシステムであって、
前記環境変数が当該蓄電池の温度履歴、湿度履歴、振動履歴および走行履歴の一部または全部を含むことを特徴とするものである。
また、本願請求項14に記載の学習型蓄電池マネジメントシステムは、(14)請求項12または13に記載の学習型蓄電池マネジメントシステムであって、
前記特徴変数が当該蓄電池の供用年数、充放電回数、放電負荷、充電状況履歴、放電状況履歴、現時点における充放電ルールおよび重量の一部または全部を含むことを特徴とするものである。
また、本願請求項15に記載の学習型蓄電池マネジメントシステムは、(15)請求項8に記載の学習型蓄電池マネジメントシステムであって、
前記準変動情報が、
電気自動車を含む車載用蓄電池、家庭用蓄電池、ビル用蓄電池、集合住宅用蓄電池および地域エネルギーマネジメントシステム用蓄電池その他の当該蓄電池の使用用途、並びに、
世帯構成に起因する前記蓄電池の利用状況、
の少なくとも1つを含むことを特徴とするものである。
本発明によれば、固定情報によって識別された蓄電池の充放電特性グループを学習型データベースを用いて抽出し、これに基づき充放電計画を策定することにより、蓄電池の劣化状態に応じて蓄電池の充放電を行うことが可能な学習型蓄電池マネジメントシステムを提供することができる。
また本発明によれば、さらに、上記抽出された当該蓄電池の充放電特性グループより当該蓄電池夫々の特性を解析および判定することにより、蓄電池の残存価値を判断し、劣化した蓄電池の最適な二次利用先を推奨することが可能な学習型蓄電池マネジメントシステムを提供することができる。
本発明の第1実施例に係るシステム全体を示す図である。 地域エネルギーマネジメントシステム連繋ブロック部分を示す図である。 地域エネルギーマネジメントシステム連繋ブロック部分につき説明する別の図である。 充放電制御ルールの判定/活用シーンの予測解析ブロック部分を示す図である。 充放電制御ルールの判定/活用シーンの予測解析ブロック部分につき説明する別の図である。 蓄電池制御管理ブロック部分を示す図である。 蓄電池制御管理ブロック部分につき説明する別の図である。 本発明の第2実施例を説明するブロック図である。 リチウムイオン電池の充電特性、放電特性の一例を示す図である。 本発明の第2実施例を説明するフロー図である。 本発明の第2実施例を説明する別のフロー図である。 本発明の学習型データベースで用いたベイジアンネットワークにつき説明する概念図である。 本発明の学習型データベースで用いたベイジアンネットワークにつき説明する別の図である。 従来技術につき説明する図である。
以下、本発明の学習型蓄電池マネジメントシステムの詳細に付き、実施例に基づき説明する。
[構成]
はじめに、図1〜7に基づき、本発明の実施例1につき説明する。
なお、以下の説明のベースとなる各図1〜7上においては、蓄電池マネジメントシステム400と充電器300とは夫々独立して記載されているところ、本明細書における以下の説明では、本願発明に係る学習型蓄電池マネジメントシステムは、各図1〜7上の蓄電池マネジメントシステム400と充電器300とを含んだ形で規定されるものとする。次に説明する実施例2の場合も同様である。
本実施例において、充電器300は「充放電装置」、通信部415或いは415’は「受信手段」或いは「送信手段」、記憶部409は「記憶手段」、処理部408は「処理手段」に相当する。次に説明する実施例2の場合も同様である。
また本実施例に関し、適用対象が電気自動車、プラグインハイブリッド車その他の車両の場合、それらの充電についてはi)車外より、車載型充電器を介して蓄電池を充電するケースと、ii)市中に立設された車外の急速充電ステーションより直接、蓄電池を充電するケースがあるところ、このとき、本発明の学習型蓄電池マネジメントシステムは、上記i)車載型充電器、ii)急速充電ステーションの双方に搭載されているものとする。
なおその場合、図1においては、i)車載型充電器の場合、蓄電池マネジメントシステム400と車載型充電器300dを含む本願発明に係る学習型蓄電池マネジメントシステムが車体350と同居した状態にある。他方、ii)急速充電ステーションの場合、蓄電池マネジメントシステム400と急速充電器300dを含む本願発明に係る学習型蓄電池マネジメントシステムが、急速充電ステーションとして車体350の外部において同居した状態にある。
図1〜7に記載された本実施例の学習型蓄電池マネジメントシステムの概略をまず説明すると、本実施例では、蓄電池200が接続された充電器300と蓄電池マネジメントシステム400が通信し、学習データベースを含む蓄電池マネジメントシステム400の記憶部409および処理部408より当該蓄電池200の充放電計画を策定し、固定情報によって識別された当該蓄電池200が接続された充電器300へ充放電制御信号を送信する構成を採っている。次に説明する実施例2の場合も同様である。
図1は、本実施例に係るシステム全体を示す図である。本願発明に係る学習型蓄電池マネジメントシステムは、図の中央下段に記載された蓄電池マネジメントシステム400と図の右側に記載された充電器300a〜dの少なくともいずれかを含んだ形で規定される。なお、図の右側に記載された蓄電池200a〜dはそれぞれ、大規模ビル/工場/大学等、中小規模ビル群、ハウス群および電気自動車その他EV群の蓄電池である。
蓄電池マネジメントシステム400と蓄電池200a〜dおよび充電器300a〜dとの間では、蓄電池200a〜dの固定情報および変動情報が充電器300a〜dより蓄電池マネジメントシステム400へ送信される一方、蓄電池マネジメントシステム400の学習データベースより策定された当該蓄電池200(a〜d)の充放電計画に基づく充放電指示が蓄電池マネジメントシステム400より充電器300(a〜d)へ送信される。 蓄電池マネジメントシステム400の通信部415(415’)は、充電器300a〜dとの間で情報や指令の送受信を行うほか、地域エネルギーマネジメントシステム500からの情報を受信する。詳細は、次の図2に基づき説明する。
また、本実施例では、図1中央に示す通り、地域エネルギーマネジメントシステム500からも、蓄電池マネジメントシステム400に情報の送信が行われる構成となっている。これにより、本実施例では、地域エネルギーマネジメントシステムと蓄電池情報から充放電計画が策定される。この点についても、詳細は次の図2に基づいて説明する。
なお、図1中央に示す地域エネルギーマネジメントシステム500は、図の右側に記載された大規模ビル/工場/大学等、中小規模ビル群、ハウス群および電気自動車その他EV群のほか、系統発電網551、太陽光発電システム552、風力発電システム553および蓄電池554を含む電気エネルギー供給源550とも密接に連関して管理運用されている。
地域エネルギーマネジメントシステム500と蓄電池200a〜dおよび充電器300a〜dとの間では、大規模ビル/工場/大学等、中小規模ビル群、ハウス群および電気自動車その他EV群の需要実績に関する情報が、大規模ビル/工場/大学等、中小規模ビル群、ハウス群および電気自動車その他EV群より地域エネルギーマネジメントシステム500へ送信される一方、地域エネルギーマネジメントシステム500からは需要制御に関する指令が充電器300(a〜d)へ送信される。
このとき、蓄電池の供用開始時点、或いは交換時点において、当該蓄電池の準変動情報および固定情報と、ユーザーである需要家の契約情報とが関連付けられている。これは、各ユーザーと電力会社或いは地域エネルギーマネジメントシステム管理会社との契約レベルの把握、各ユーザーにおける蓄電池の需要傾向の把握その他の要請による。準変動情報の詳細については後述する。
また、地域エネルギーマネジメントシステム500と電気エネルギー供給源550との間でも、電気エネルギー供給源551〜554それぞれの発電実績に関する情報が電気エネルギー供給源551〜554それぞれより地域エネルギーマネジメントシステム500へ送信される一方、地域エネルギーマネジメントシステム500からは発電制御に関する指令が電気エネルギー供給源551〜554それぞれへ送信される。
地域エネルギーマネジメントシステム500自体は、顧客管理部501およびEV管理部502のほか、大規模ビル/工場/大学等、中小規模ビル群、ハウス群および電気自動車その他EV群、或いは電気エネルギー供給源551〜554それぞれより取得したデータの取込部504と、取り込んだデータから需給予測を行う需給予測部505と、得られた予測に基づき大規模ビル/工場/大学等、中小規模ビル群、ハウス群および電気自動車その他EV群、或いは電気エネルギー供給源551〜554それぞれに需給調整指令を作成する需給調整部506と、作成された需給調整指令に基づき大規模ビル/工場/大学等、中小規模ビル群、ハウス群および電気自動車その他EV群をデマンド制御してリアルタイム制御するデマンド制御部507およびリアルタイム制御部508と、並びに上記データの取込部504、需給予測部505および需給調整部506を統括管理して地域エネルギーマネジメントシステム500と大規模ビル/工場/大学等、中小規模ビル群、ハウス群および電気自動車その他EV群それぞれとのコミュニケーションを管理するコミュニケーション管理部503と、からなっている。
図2は、図1に示す本実施例に係るシステム全体の中の、地域エネルギーマネジメントシステム連繋ブロック部分1を示す図である。
図1および図2左側に示されたシステム構成図からも理解される通り、本願発明に係る学習型蓄電池マネジメントシステムでは、蓄電池マネジメントシステム400は、充電器300a〜dより、それらに接続された蓄電池200a〜d夫々の固定情報および変動情報を通信部415で受信し、受信した固定情報および変動情報を記憶部409および処理部408からなる学習データベースで処理して当該蓄電池200(a〜d)の充放電計画を策定し、そして、固定情報によって識別された当該蓄電池200(a〜d)が接続された充電器300(a〜d)へ充放電制御信号を送信している。なお、図2左側に示されたシステム構成図に示すとおり、各蓄電池200a〜dは蓄電部201と制御部206とを有し、各充電器300a〜dは通信部315を有している。
ここで、学習データベースを含む蓄電池マネジメントシステム400の記憶部409および処理部408では、
i)固定情報と変動情報とを蓄積して複数の充放電特性グループに分類する処理、
ii)当該複数の充放電特性グループから、固定情報によって識別された当該蓄電池200(a〜d)の充放電特性グループを抽出する処理、
iii)当該抽出された充放電特性グループより当該蓄電池200(a〜d)の充放電制御ルールを規定する処理、および、
iv)得られた充放電制御ルールを用いて当該蓄電池200(a〜d)の充放電計画を策定する処理、
を含む具体的処理が行われる。
また本実施例では、図2左側に示されたシステム構成図に記載されている通り、上記充放電計画の策定時に、学習データベースより得られた上記充放電ルールを用いるほか、さらに、地域エネルギーマネジメントシステム500からの需給調整情報を用いて充放電計画を策定するよう構成されている。このように、本実施例では、蓄電池の劣化抑制を図る充放電制御パターンで当該蓄電池200(a〜d)の充放電ルールを規定するほか、電力需給バランスをも図るよう構成されている。上記需給調整情報は、地域エネルギーマネジメントシステム500の需要或いは需給予測部505から、通信部515、415’を通じて蓄電池マネジメントシステム400の処理部408に入力される。
図2右側に示す、地域エネルギーマネジメントシステムと蓄電池情報から充放電計画を策定するフローにつき順次説明すると、まず、ステップ101−104において、蓄電池マネジメントシステム400は、充電器300(a〜d)から蓄電池200(a〜d)の固定情報および変動情報、そして地域エネルギーマネジメントシステムから需給調整情報を通信部415で受信する。これらは、記憶部409で記憶される(ST101−104)。
次に、ステップ105において、処理部408は、これらの一部または全部を学習データベースを用いて処理し、
i)固定情報と変動情報とを蓄積して複数の充放電特性グループに分類する処理、および
ii)当該複数の充放電特性グループから、固定情報によって識別された当該蓄電池200(a〜d)の充放電特性グループを抽出する処理、
を行う(ST105)。
ステップ106および107において、処理部408では引き続き、
iii)当該抽出された充放電特性グループより当該蓄電池200(a〜d)の充放電制御ルールを規定する処理、および、
iv)得られた充放電制御ルールを用いて当該蓄電池200(a〜d)の充放電計画を策定する処理、
が行われる(ST106,107)。
本実施例において、上記各処理は、学習データベースを擁する記憶部409および処理部408において上記固定情報および変動情報をベイジアンネットワークにより解析することにより行われる。その詳細は、実施例2において説明する。
なお本実施例では、蓄電池200(a〜d)が実施例2に例示する様な組電池により構成されているケースをも想定し、次のステップ108において、当該蓄電池200(a〜d)の構成に変更があるか否かの確認が行われる(ST108)。そして、当該蓄電池200(a〜d)の構成に一部若しくは全部、変更が発生していた場合には、先のステップに戻り、当該蓄電池200(a〜d)毎に一々策定されていた充放電計画は再度策定される。
以上の各処理を経て、当該蓄電池200(a〜d)の充放電計画を策定する処理は終了する。
図3は、以上の処理を経て策定された充放電計画のイメージを表したものである。
図3の右半分を見ても明らかな通り、
i)複数の充放電特性グループGから、固定情報によって識別された当該蓄電池200(a〜d)の充放電特性グループGが抽出され、
ii)当該抽出された充放電特性グループより当該蓄電池200(a〜d)の充放電制御ルールRが規定されており、および、
iii)得られた充放電制御ルールを用いて、充放電パターンおよび充放電時間を含む当該蓄電池200(a〜d)の充放電計画が策定されている、
ことが読み取れる。
すなわち、処理部408は、互いに異なる複数の充放電制御ルールから学習結果に基づいて抽出された蓄電池の充放電特性グループGに対応した充放電制御ルールRを1つ選択することによって、当該蓄電池の充放電制御ルールを規定することになる。
本実施例では、上記充放電計画の策定に際し、図3の左半分に例示される地域エネルギーマネジメントシステム500からの需給調整情報が考慮されるよう構成されている。このように、本実施例は、図3の下側に示す通り、蓄電池の劣化抑制を図る充放電制御パターンで当該蓄電池200(a〜d)の充放電ルールを規定するほか、電力需給バランスをも図るよう構成されている。
また図4は、図1に示す本実施例に係るシステム全体の中の、充放電制御ルールの判定/活用シーンの予測解析ブロック部分2を示す図である。
上記および図4左側に示されたシステム構成図からも理解される通り、本願発明に係る学習型蓄電池マネジメントシステムでは、蓄電池マネジメントシステム400は、充電器300(a〜d)の通信部315より、それらに接続された蓄電池200a〜d夫々の固定情報および変動情報を受信部415で受信し、受信した固定情報および変動情報を記憶部409および処理部408からなる学習データベースで処理して当該蓄電池200(a〜d)の充放電計画を策定し、そして、固定情報によって識別された当該蓄電池200(a〜d)が接続された充電器300(a〜d)へ充放電制御信号を送信している。なお、各蓄電池200a〜dは蓄電部201と制御部206とを有している。
ここで、学習データベースを含む蓄電池マネジメントシステム400の記憶部409および処理部408では、
i)固定情報と変動情報とを蓄積して複数の充放電特性グループに分類する処理、
ii)当該複数の充放電特性グループから、固定情報によって識別された当該蓄電池200(a〜d)の充放電特性グループを抽出する処理、
iii)当該抽出された充放電特性グループより当該蓄電池200(a〜d)の充放電制御ルールを規定する処理、および、
iv)得られた充放電制御ルールを用いて当該蓄電池200(a〜d)の充放電計画を策定する処理、
を含む具体的処理が行われる。
さらに、本実施例では、処理部408は、抽出された当該蓄電池200(a〜d)の充放電特性グループより当該蓄電池200(a〜d)夫々の特性を解析および判定する蓄電池特性の解析判定手段、並びに当該判定結果を外部に出力する解析判定結果出力手段、を有しており、上記解析判定手段は、当該蓄電池200(a〜d)の二次利用を想定した場合における推定残存価値或いは推奨用途を判定する様構成されている。
また、上記解析判定手段は、当該蓄電池200(a〜d)の充放電特性グループを抽出して当該蓄電池200(a〜d)の充放電制御ルールを規定する学習型データベースを用いて、当該蓄電池200(a〜d)の二次利用を想定した場合における推定残存価値或いは推奨用途を判定する様構成されている。
図4右側に示す、充放電制御ルールの判定/活用シーンの予測解析ブロック部分2に係るフローすなわち、蓄電池情報から充放電制御ルールを規定し、充放電計画を策定すると共に、活用シーンの予測解析を行うフローにつき順次説明すると、まず、ステップ201において、充電器300(a〜d)は蓄電池200(a〜d)の変動情報を測定する(ST201)。
ステップ202において、測定された変動情報および蓄電池200(a〜d)の固定情報は、充電器300(a〜d)の通信部315から蓄電池マネジメントシステム400へと送信される(ST202)。
ステップ203において、蓄電池マネジメントシステム400は、充電器300(a〜d)から蓄電池200(a〜d)の固定情報および変動情報を通信部415で受信する。これらは、記憶部409で記憶される(ST203)。
なお、このフローにおいては、地域エネルギーマネジメントシステム500からの需給調整情報については記載を省略する。
次に、ステップ204および205において、処理部408は、これらの一部または全部に対し、学習データベースを用いて処理し、固定情報と変動情報とを蓄積して複数の充放電特性グループに分類する処理を行う(ST204,205)。
本実施例において、上記処理は、学習データベースを擁する記憶部409および処理部408において上記固定情報および変動情報をベイジアンネットワークにより解析することにより行われる(上記の通り、その詳細は、実施例2において説明する)。
その後、ステップ206および207では、
i)当該複数の充放電特性グループから、固定情報によって識別された当該蓄電池200(a〜d)の充放電特性グループを抽出する処理、
ii)当該抽出された充放電特性グループより当該蓄電池200(a〜d)の充放電制御ルールを規定する処理、および、
iii)分類された当該蓄電池200(a〜d)の個体識別番号に基づき、当該蓄電池200(a〜d)の劣化状態、二次利用を想定した場合における推定残存価値或いは推奨用途その他の当該蓄電池200(a〜d)の特性を解析し、判定する処理を行う(ST206,207)。
なお、このフローにおいては、当該蓄電池200(a〜d)の構成に変更があるか否かの確認ステップについては割愛する。
判定の結果、現状の利用環境下での利用が可能なものは別にしてリユースが推奨できる場合には、当該蓄電池200(a〜d)の劣化状態、および二次利用を想定した場合における推定残存価値の評価を行うほか、必要に応じて最適用途の提案を行い、処理は終了する。このとき、劣化が激しい場合にはリサイクル或いは廃棄を推奨する場合もあり得る。
図5は、上で順次説明した図4左側に示す充放電制御ルールの判定/活用シーンの予測解析ブロック部分2並びに、図4右側に示す、蓄電池情報から充放電制御ルールを規定し、充放電計画を策定すると共に、活用シーンの予測解析を行うフローのイメージを表したものである。
図5右側上半分では、記憶部409に記憶される固定情報、変動情報その他の情報の具体例が示されている。ここで、準変動情報とは、電気自動車を含む車載用蓄電池、家庭用蓄電池、ビル用蓄電池、集合住宅用蓄電池および地域エネルギーマネジメントシステム用蓄電池その他の当該蓄電池の使用用途、並びに、世帯構成に起因する蓄電池の利用状況、の少なくとも1つを含むものであり、頻繁に内容が変わるものではないが、変わる可能性を含むものを指している。
図5右側下半分では、処理部408における
i)固定情報と変動情報とを蓄積して複数の充放電特性グループGに分類する処理、および、
ii)当該複数の充放電特性グループから、固定情報によって識別された当該蓄電池200(a〜d)の充放電特性グループGを抽出する処理、
のイメージ、並びに、処理部408の解析判定手段による判定の結果、現状の利用環境下での利用が可能なものは別にしてリユースが推奨できる場合には、当該蓄電池200(a〜d)の劣化状態、および二次利用を想定した場合における推定残存価値の評価が行われるイメージ、および必要に応じて最適用途の提案が行われるイメージを表している。なお図面では、劣化が激しい場合にはリサイクル或いは廃棄を推奨する場合もあり得ることも示されている。
図6は、図1に示す本実施例に係るシステム全体の中の、蓄電池制御管理ブロック部分3を示す図である。図6左側に示されたシステム構成図は、図4左側に示されたシステム構成図とは信号の流れが反対向きになっているだけで概要は同一である。
図6の信号の流れからも理解される通り、蓄電池200a〜dの固定情報および変動情報が受信および記憶された蓄電池マネジメントシステム400の学習データベースより策定された、固定情報によって識別された当該蓄電池200(a〜d)の充放電計画に基づく充放電の指示は、蓄電池マネジメントシステム400から、該当する充電器300(a〜d)へ充放電制御信号を送信することにより行われる。充放電の指示を受けた充電器300(a〜d)は、当該充放電制御信号に基づき、当該蓄電池200(a〜d)の充放電を実施する。
図6左側に示す蓄電池制御管理ブロック部分3のフローにつき順次説明すると、まず、ステップ301では、蓄電池マネジメントシステム400の通信部415は、該当する充電器300(a〜d)へ充放電制御信号を送信する(ST301)。
ステップ302では、充電器300(a〜d)の通信部315は、蓄電池マネジメントシステム400より送信されてきた充放電制御信号を受信する(ST302)。
そして、ステップ303および304において、充電器300(a〜d)は、受信した充放電制御信号に基づき、該当する蓄電池200(a〜d)の充放電を実施する(ST303,304)。
図7は、図6左側にブロック構成図、図6右側にフローを順次説明した蓄電池制御管理ブロック部分3において行われる充放電制御のイメージを表したものである。
図7に示す例では、蓄電池マネジメントシステム400の学習データベースより策定された当該蓄電池200(a〜d)の充放電計画Pは、充放電制御信号のほか、個体識別番号および送信先を含む当該蓄電池200(a〜d)の固定情報を含んでいる。これにより、蓄電池マネジメントシステム400から、固定情報によって識別された当該蓄電池200(a〜d)の充放電計画に基づく充放電の指示が、該当する充電器300(a〜d)へ充放電制御信号を送信することにより行われる。充放電の指示を受けた充電器300(a〜d)は、当該充放電制御信号に基づき、当該蓄電池200(a〜d)の充放電を実施する。
[構成]
次に、図8〜13を用いて、本発明の実施例2につき説明する。本実施例は、上でその一例を説明した本発明の学習型蓄電池マネジメントシステムにつき、より具体的な適用を図った例にも相当する。
はじめに、図8に基づき、本実施例の学習型蓄電池マネジメントシステムの概略を説明すると、本実施例の学習型蓄電池マネジメントシステムは、一例としてリチウムイオン電池102〜105が直列接続され組電池本体101とされたBMU(Battery Management Unit)106を含むRFID付組電池本体100、図8に示されない(実施例1に係る図1〜7参照。以下同様)充電器300および蓄電池マネジメントシステム400からなっている。RFID付組電池本体100は、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車の車両電源として用いられ、これらの車両に搭載されるものである。図8に示すように、組電池本体101は、内部で複数セルが直列接続されてモジュール体とされたリチウムイオン電池102〜105が再び直列接続されて構成されてなるものである。組電池本体101の基本構成自体は、特許文献2の図1および図2同様である。
ここで、RFID付組電池本体100は実施例1の蓄電池200、組電池本体101は実施例1の蓄電部201、およびBMU106は実施例1の制御部206に、それぞれ相当する。
また本実施例では、充電器300は充電機能、並びにRFID付組電池本体100の固定情報および変動情報の通信機能のほか、さらに放電機能および記憶機能をも有している。放電機能は、後記の通り蓄電池の劣化状況を診断する過程で用いられる(図10参照)。
本実施例の学習型蓄電池マネジメントシステムにおいて、蓄電池マネジメントシステム400には少なくとも1つのRFID付組電池本体100と充電器300とが組み合わされることとなるが、複数のRFID付組電池本体100と充電器300とが組み合わされて接続されるケースが想定される。
その場合、RFID付組電池本体100が接続された充電器300と蓄電池マネジメントシステム400との間で行われる、
i)充電器300を介して行うRFID付組電池本体100からの固定情報および変動情報の受信、或いは、
ii)固定情報によって識別された当該RFID付組電池本体100が接続された充電器300へ、学習型データベースを用いて蓄電池マネジメントシステム400で策定された充放電制御信号の送信、
は、実施例1同様、RFIDシステム、インターネット、携帯電話通信回線網、ローカルエリアネットワーク(LAN)またはワイドエリアネットワーク(WAN)を含む有線または無線回線網その他の通信手段を通じてなされている。
なお、本実施例では、蓄電池マネジメントシステム400における学習型データベースを用いた固定情報および変動情報の処理、具体的に言えば、
i)固定情報と変動情報とを蓄積して複数の充放電特性グループに分類する処理、
ii)当該複数の充放電特性グループから、固定情報によって識別された当該RFID付組電池本体100の充放電特性グループを抽出する処理、
iii)当該抽出された充放電特性グループより当該RFID付組電池本体100の充放電制御ルールを規定する処理、および、
iv)得られた充放電制御ルールを用いて当該蓄電池の充放電計画を策定する処理、
を含む処理が、充電器300との通信部415と物理的に隔離された記憶部409および処理部408で行われるケースも想定している。
このように、本実施例における蓄電池マネジメントシステム400は、一箇所に通信部415、記憶部409および処理部408が纏めて設けられたもののほか、通信部415、記憶部409、処理部408がそれぞれ物理的に隔離された体をなしているものをも包含するものとする。
以下では、学習型データベースを用いた固定情報および変動情報の処理が、充電器300との通信部415と物理的に隔離された記憶部409および処理部408で行われる例につき説明する。
BMU106は保持電池107、CPU108およびメモリ109からなるほか、復調器110、変調器111およびアンテナ112との組み合わせを有しており、信号の送受信機能が備えられている。
このように、BMU106を含むRFID付組電池本体100と充電器300との間は、接続プラグを用いて電力ケーブルにより電力接続される以外に、RFIDを利用して信号接続されている。
なお上記の通り、充電器300と蓄電池マネジメントシステム400との間は、RFIDシステム、インターネット、携帯電話通信回線網、ローカルエリアネットワーク(LAN)またはワイドエリアネットワーク(WAN)を含む有線または無線回線網その他の通信手段を通じて信号接続されている。
いま、RFID付組電池本体100が電気自動車、プラグインハイブリッド車その他の車両に搭載されているものと想定した場合、BMU106は通常、アンテナ112および車載アンテナ113、或いは車体に張設されたCAN網を介して車載されたVCU(Vehicle Control Unit)114と適宜交信し、温度履歴をはじめとする組電池本体101の環境変数や、充電状況履歴、放電状況履歴をはじめとする組電池本体101の特徴変数を監視測定し、蓄電状態の管理や異常状態の監視を行っている。さらにBMU106は、監視測定している組電池本体101の環境変数や特徴変数の値に基づいて、SOC(State of Charge;充電量)の推定や異常判定を行っている。
又本実施例では、BMU106は、充電器300、そして充電器300を介して蓄電池マネジメントシステム400に、蓄電池の固定情報および変動情報、具体的にはRFID付組電池本体100の固定情報と組電池本体101の変動情報とを送信している。
したがって、本実施例2に係る学習型蓄電池マネジメントシステムは、RFID付組電池本体100が接続された充電器300と蓄電池マネジメントシステム400が通信し、学習データベースを含む蓄電池マネジメントシステム400の記憶部409および処理部408より当該RFID付組電池本体100の充放電計画を策定し、固定情報によって識別された当該RFID付組電池本体100が接続された充電器300へ充放電制御信号を送信する構成を採っている。
充電器300は、受信した充放電制御信号に基づきRFID付組電池本体100の充放電制御を行う。より具体的には、充電器300は当該充放電制御信号に基づき、RFID付組電池本体100のBMU106を介して組電池本体101を充放電制御している。
なお上記同様、固定情報には、蓄電原理により区分されるRFID付組電池本体100の種別、製造番号からなるRFID付組電池本体100の個体識別番号、製造日、供用開始時点における重量および充電量の一部または全部が含まれる。また、個体識別番号から二次的に蓄電池容量、蓄電池の構造、蓄電池の構成材料等を知ることができる。変動情報には、環境変数、特徴変数、現時点における充電量および充電可能容量の一部または全部が含まれる。
環境変数には、組電池本体101の温度履歴、湿度履歴、振動履歴および走行履歴の一部または全部が含まれる。また特徴変数には、組電池本体101の供用年数、充放電回数、放電負荷、充電状況履歴、放電状況履歴、現時点における充放電ルールおよび重量の一部または全部が含まれる。
次に、本実施例において、図8に示した学習型蓄電池マネジメントシステムを適用する対象としたリチウムイオン電池102〜105、或いはこれらが直列接続されてなる組電池本体101の特性につき説明する。
図9(a)は放電特性の一例、図9(b)は充電特性の例である。
図9(a)の放電特性について、供用初期のリチウムイオン電池(N)は、はじめに放電電圧が一旦低下するものの、放電電圧が安定した領域が継続する。
一方、使い古したリチウムイオン電池(D)は、開始直後の電圧低下は小さいものの、放電電圧の低下は連続している。
また、図9(b)の充電特性については、供用初期のリチウムイオン電池(N)は、はじめに充電電圧が一旦上昇した後、充電電圧が安定した領域が継続する。
一方、使い古したリチウムイオン電池(D)は、開始直後の電圧上昇は小さく、充電電圧の上昇の度合いは大きい。
以上の供用初期(N)と使い古した(D)リチウムイオン電池の差はメモリ効果と呼ばれるものである。
本実施例によれば、このようなメモリ効果が生じにくいようにi)充電電圧の最適化、ii)再利用する際に充放電特性の揃った再利用リチウムイオン組電池を効率よく選び出すこと、が可能となる。
特に本実施例では、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車の電源として用いられるRFID付組電池本体100はSOC中間領域を基本に充放電が繰り返されることからメモリ効果が蓄積し易いため、このような組電池に対して本願発明を適用する意義は大きい。
なお、再利用リチウムイオン電池は、需要環境の多様性に応じて、その供用初期からの変化は多様性に富んだものとなる。
例えば、需要環境条件が厳しい電気自動車用として用いたリチウムイオン電池が、電気自動車用途としては用いることができなくなった場合であっても、より条件が緩やかな用途(Ex.太陽光発電によって昼間生じた電力を蓄電池に充電しておき、その蓄電電力を夜間有効に利用するといった用途)には十分用い得るケースが種々存在する。
このように、需要環境の多様性に応じた蓄電池の選別を行うことによって、今後、飛躍的に消費量が増加するリチウムイオン電池の再利用を効率よく行うこと可能となる。
[動作]
以下、図8に示した本実施例の学習型蓄電池マネジメントシステムの動作につき、図10〜13を参照しながら説明する。
図10は、本実施例の学習型蓄電池マネジメントシステムの動作につき説明するフロー図であって、主に、蓄電池マネジメントシステム400において学習型データベースを用いた蓄電池の固定情報と変動情報の記憶および処理が行われる前にBMU106と充電器300との間で行われる処理の流れを示している。
まず、ステップ1において、RFID付組電池本体100と充電器300が接続される(ST01)。
ステップ2では、充電器300は、BMU106より送信された蓄電池の固定情報および変動情報、具体的にはRFID付組電池本体100の固定情報と組電池本体101の変動情報を読み取る(ST02)。BMU106から充電器300への蓄電池の固定情報および変動情報の送信は、RFID付組電池本体100に設けられたRFID機能を通じて、または、RFID付組電池本体100と蓄電池300とをコネクターを介して直接ケーブル接続することによって行われる。
ステップ3では、充電器300はRFID付組電池本体100の端子電圧を測定する(ST03)。本実施例では、ステップ3で測定された端子電圧が所定の範囲内にあるかどうかが判断され、所定範囲外である時はステップ4を経てステップ5に進み、充電器300は蓄電池の異常として処理を終了する(ST05)。
一方、端子電圧が所定の範囲内にあるときは、充電器300はステップ4に示す放電処理(ST04)を所定の時間、所定の負荷を接続した状態にて行う(ST06)。このとき、ステップ7に示すように放電特性が測定され(ST07)、ステップ8で放電特性を含めた蓄電池の固定情報および変動情報が充電器300から蓄電池マネジメントシステム400に送信される(ST08)。
ステップ9では、充電器300により充電処理が行われる(ST09)。この充電処理においては、固定情報によって識別された当該RFID付組電池本体100の劣化状態に応じ、蓄電池の劣化抑制を図る充電パターンで当該RFID付組電池本体100は充電される。
なお、当該充電パターンは、ステップ8で蓄電池マネジメントシステム400に送信された当該蓄電池の固定情報と変動情報を基に、蓄電池マネジメントシステム400で学習型データベースを用いた処理が行われることにより規定された当該RFID付組電池本体100の充(放)電制御ルールに基づくものである。
充電特性は、ステップ7に示すように充電器300で測定される(ST10)。
ステップ11では、測定した充電特性を含め、必要に応じ蓄電池の固定情報および変動情報に関する諸情報が、充電器300から蓄電池マネジメントシステム400に送信される(ST11)。
次に、図11に基づき、蓄電池マネジメントシステム400において、学習型データベースを用いた蓄電池の固定情報と変動情報の記憶および処理が行われる流れについて説明する。
尚上記した通り、ここでは学習型データベースを用いた固定情報および変動情報の処理が、充電器300との通信部415と物理的に隔離された記憶部409および処理部408で行われる例につき説明する。この場合、通信部415と物理的に隔離された記憶部409および処理部408については、データセンター的な色彩が強いものとなる。したがって以下では、蓄電池マネジメントシステム400の記憶部409および処理部408については、必要に応じデータセンターとして取り扱う場合がある。
まずはじめに、ステップ12として、蓄電池マネジメントシステム400では、充電器300より送信され、通信部415で受信した蓄電池の固定情報および変動情報その他のデータを、記憶部409および処理部408を含むデータセンター(システム全体が小規模な場合はサーバーでよい)に転送する(ST12)。
ここで、上記データセンターと通信部415との間は、充電器300と蓄電池マネジメントシステム400との間と同様、RFIDシステム、インターネット、携帯電話通信回線網、ローカルエリアネットワーク(LAN)またはワイドエリアネットワーク(WAN)を含む有線または無線回線網その他の通信手段を通じて信号接続されている。
ステップ13に移り、データの転送を受けたデータセンターでは、RFID付組電池本体100の個体識別番号を含む固定情報に対応した、特徴変数(Ex.充電状況履歴、放電状況履歴)および環境変数(Ex.環境温度履歴、振動など運行状況履歴)を含む変動情報がデータベース上に入力および配置される。
そしてステップ14において、データセンターの学習型データベースでは、
i)環境変数ノードの子としてRFID付組電池本体100の個体識別番号ノードと、
ii)上記RFID付組電池本体100の個体識別番号ノードの子としてRFID付組電池本体100の特徴変数ノードと、
を持つベイジアンネットワークにより表現される蓄電池個体識別ルールにより、RFID付組電池本体100の個体識別、すなわち固定情報による識別が行われる(ST14)。
なお、ベイジアンネットワークの概要については下記の通りであるほか、非特許文献2その他に開示されている。
ステップ16では、ステップ14でベイジアンネットワークによる解析を行った際に作成される蓄電池個体識別ルールを更新する。この更新を行うことによって、個体識別すなわち固定情報によって識別されたRFID付組電池本体100の特徴変数ノードの数(特徴変数の分類数や分類の範囲)を更新することができる。
つまり、個体識別されたRFID付組電池本体100の特徴変数に応じた分類数や分類の範囲については、ベイジアンネットワークによる解析数が増すほど、学習効果によって次第に最適化されて行くこととなる。
このように、蓄電池マネジメントシステム400で学習型データベースを用いた処理が行われることで、処理部408より、個体識別すなわち固定情報によって識別されたRFID付組電池本体100の劣化抑制を図る充放電制御パターンを有する充放電制御ルールが規定される。
本実施例では、この規定された充放電制御ルールに基づき、通信部415を介して、上記固定情報によって識別されたRFID付組電池本体100に充放電を行う充電器300へ充放電指示がなされる。
さらに、本実施例では、処理手段108は、抽出された当該RFID付組電池本体100の充放電特性グループより当該RFID付組電池本体100夫々の特性を解析および判定する蓄電池特性の解析判定手段、並びに当該判定結果を外部に出力する解析判定結果出力手段、を有しており、上記解析判定手段は、RFID付組電池本体100の二次利用を想定した場合における推定残存価値或いは推奨用途を判定する様構成されている。
また、上記解析判定手段は、当該RFID付組電池本体100の充放電特性グループを抽出して当該RFID付組電池本体100の充放電制御ルールを規定する学習型データベースを用いて、当該RFID付組電池本体100の二次利用を想定した場合における推定残存価値或いは推奨用途を判定する様構成されている。
したがって、ステップ15においてRFID付組電池本体100の個体識別番号が分類されたデータベースの作成が行われた後(ST15)は、ステップ17において、分類されたRFID付組電池本体100の個体識別番号に基づき、リユース判定が行われる(ST17)。
リユース判定では、当該RFID付組電池本体100の劣化状態、二次利用を想定した場合における推定残存価値或いは推奨用途その他の当該RFID付組電池本体100の特性が解析され、判定される。
判定の結果、現状の利用環境下での利用が可能なものは別にしてリユースが推奨できる場合にはステップ18に進み、処理は終了する(ST18)。劣化が激しい場合にはリサイクル或いは廃棄を推奨するステップ19に進み、処理が終了する(ST19)。
また、図12に、本実施例の学習型データベースで用いたベイジアンネットワークを示す。Y、Y、Y・・・は環境変数ノードであり、例えば電気自動車の蓄電池を想定した場合には環境温度履歴、振動その他の運行状況履歴が含まれる。Zは個体識別番号ノードである。X、X・・・は特徴変数ノードであり、充電状況履歴、放電状況履歴等が含まれる。
本実施例では、図11のステップ14において記憶部409および処理部408からなる学習型データベースが充放電指示をすべき候補(固定情報によって識別されたRFID付組電池本体100)を推定するのに使用する蓄電池個体識別ルールを、ベイジアンネットにより構成している。ベイジアンネットは、複数変数の同時確率分布の1つの表現形態であり、これを用いて既知の変数値から未知の変数値の確率分布を計算することができる。
上記の通り、図12の例では、環境変数である環境温度履歴、振動その他の運行状況履歴それぞれに対応する変数ノードY,Y,・・・,Yの子として個体識別番号ノードZを持ち、個体識別番号ノードZの子として、特徴変数である充電状況履歴、放電状況履歴等それぞれに対応する特徴変数ノードX,X,・・・,Xを持つ構造のベイジアンネットである。
このベイジアンネットにより、同時確率分布を表現するためには、確率P(Y),P(Y),・・・,P(Y)と、条件付確率P(Z|Y,Y,・・・,Y),P(X|Z),P(X|Z),・・・,P(X|Z)の値が必要である。
これらの確率は、出現頻度から推定することができる。学習型データベースが充放電指示をすべき候補を推定する際においては、その時点で得られた特徴変数と環境変数(X,X,・・・,X,Y,Y,・・・,Y)=(x,x,・・・,x,y,y,・・・,y)からZの事後確率分布P(Z|x,x,・・・,x,y,y,・・・,y)を、次の(式1)により計算できる。
Figure 0005467010
なお、任意に絞り込まれた候補に対する変数Zの値の集合をSとすれば、Sの中で事後確率が最大になるZの値zは、次の(式2)により求めることが可能となる。
Figure 0005467010
記憶部409および処理部408からなる学習型データベースでは、このようにして求めたzに対応する候補を、充放電指示をすべき候補であると認識する。
そして、蓄電池個体識別ルールを更新する図11のステップ16では、得られた特徴変数および環境変数を入力し、図11のステップ14の蓄電池個体識別ルールに適用した場合の出力が、フィードバックにより得られた蓄電池個体識別結果に近くなるように、蓄電池個体識別ルールを更新する。
その際、ステップ16における更新の方法は、どのような蓄電池個体識別ルールを使うかによって異なる。例えば、図12の場合は、確率P(Y),P(Y,・・・,P(Y)と、条件付確率P(Z|Y,Y,・・・,Y),P(X|Z),P(X|Z),・・・,P(X|Z)の推定値を更新することになる。推定値の更新は、フィードバックによって得られた推論結果データを、今までのデータに追加して推定することにより行うことができる。
ここで、確率P(Y),P(Y),・・・,P(Y)は、(式1)および(式2)に使用されていないが、この値は、Y、Y・・・,Yのいずれかの値が分からない場合に必要である。例えば、Yの値が不明な場合には、(式1)および(式2)の代わりに(式3)および(式4)を用いて計算を行う。
Figure 0005467010
Figure 0005467010
次に、ベイジアンネットにより構成した蓄電池個体識別ルールを用いた、充放電指示をすべき候補を推定する具体例を示す。
例えば、本実施例の学習型データベースを含む蓄電池マネジメントシステム400にこれまで接続され、その固定情報および変動情報が送信された1〜20の個体識別番号を夫々有するRFID付組電池本体100の環境変数および特徴変数が表1のようであったとする。また、放電時最小電圧3.0[V]と3.1[V]でグルーピングしたものを表2および表3上段に示す。ここで、表1〜3に特徴変数として例示した放電特性は、図11の処理において蓄電池の推定残存価値を求める上で有用なるデータである。
なお、以下の表1〜3に示す各数値はベイジアンネットを説明する目的のために用いた一例であり、実際電気自動車やプラグインハイブリッド自動車の電源として用いられるRFID付組電池本体100の端子電圧そのものを必ずしも例示するものではないことを予め断っておく。
ここで、以下の例においては、簡単化のため、特徴変数として、放電時最小電圧および充電履歴最大電流のみを使用し、環境変数として温度履歴最小値、温度履歴平均値、温度履歴最大値のみを使用するものとする。また、同じく簡単化のため、現時点で蓄電池マネジメントシステム400が、通信部415および充電器300を介して充放電指示をすべき候補(固定情報によって識別されたRFID付組電池本体100)は、表3上段に示すものの中から任意に選び出したサンプルAおよびB(個体識別番号13および20)に絞り込まれているものとする(表3下段)。
Figure 0005467010
Figure 0005467010
Figure 0005467010
この場合、放電時最小電圧および充電履歴最大電流に関しては、サンプルAおよびBの特徴は類似しており、放電時最小電圧および充電履歴最大電流からサンプルAまたはBの絞込みを行うことは困難である。
しかし、環境変数である温度履歴最小値、温度履歴平均値、温度履歴最大値から、現時点で蓄電池マネジメントシステム400が充放電指示をすべき候補は、サンプルAである可能性が高いと推定できる。
この推測は、実際には表1〜3のデータを含むこれまでの接続履歴から学習した識別ルールにより自動的に行われる。具体的には、表1〜3のデータを含むこれまでの接続履歴から各種の条件付き確率をラプラス変換で求めれば、図13のようなベイジアンネットが作られ、このベイジアンネットを用いて表3下段の条件に合致する部分の確率を見ると、サンプルA(3/5、4/5)、サンプルB(2/5、1/5)となり、したがって、サンプルはAである確率が高いと推定することができる。
なお、ここでは、環境変数として温度履歴最小値、温度履歴平均値、温度履歴最大値のみを使用した具体例を示したが、勿論、本発明はこれに限定されない。
[変形例]
以上の通り、本発明の学習型蓄電池マネジメントシステムに付いて各実施例に基づいて説明してきたが、本発明は上記各実施例記載の構成に限定されず、種々変形実施することが可能である。
上記各実施例において、まず実施例1に係る学習型蓄電池マネジメントシステムでは、蓄電池200が接続された充電器300と蓄電池マネジメントシステム400が通信し、学習データベースを含む蓄電池マネジメントシステム400の記憶部409および処理部408より当該蓄電池の充放電計画を策定し、固定情報によって識別された当該蓄電池200が接続された充電器300へ充放電制御信号を送信する構成を採っていた。
他方、実施例2に係る学習型蓄電池マネジメントシステムでは、RFID付組電池本体100が接続された充電器300と蓄電池マネジメントシステム400(いずれも図8に示されない)が通信し、学習データベースを含む蓄電池マネジメントシステム400の記憶部409および処理部408より当該RFID付組電池本体100の充放電計画を策定し、固定情報によって識別された当該RFID付組電池本体100が接続された充電器300へ充放電制御信号を送信する構成を採っていた。
しかしながら、本発明は上記各例の構成に限定されず、同旨の作用効果を発揮し得る範囲で種々の変形実施が可能である。
各実施例では学習型データベースの一構成例としてベイジアンネットワークを用いた例を挙げたが、これに限られず、例えば特表2010−519691号に示されるように任意の二つ以上のパラメータを人工ニューラルネットワークに入力し、人工ニューラルネットワークによる演算を通じて固定情報によって識別された蓄電池の充放電特性グループを抽出し、これに基づき当該蓄電池の充放電計画を策定する構成、さらに、上記抽出された当該蓄電池の充放電特性グループより当該蓄電池夫々の特性を解析および判定し、当該蓄電池の劣化状態、当該蓄電池の二次利用を想定した場合における推定残存価値或いは推奨用途その他の蓄電池特性の解析および判定を行う構成としても構わない。
また各実施例では環境変数の一つとして温度履歴を挙げ、温度履歴については温度履歴最大値、温度履歴最小値、温度履歴平均値および温度履歴分散値のそれぞれを学習型データベースに入力するパラメータとして例示したが、これに限られず、例えば特開2002−271929号の図3および図5に示されるように時間を横軸、温度を縦軸としたグラフを波形として捉え、これをフーリエ変換して基本波成分とそれに続く高調波成分に分離し、その高調波成分の多寡を学習型データベースに入力するパラメータの一つとしても構わない。
なお、固定情報によって識別された当該蓄電池の充放電特性グループを複数の充放電特性グループから抽出し、当該抽出された蓄電池の充放電特性グループより当該蓄電池の充放電制御ルールを規定する点に関し、複数の充放電制御ルールから選択される2以上の充放電制御ルールを組み合わせて新たな充放電制御ルールを構築して、これを抽出された蓄電池の充放電特性グループに対応する充放電制御ルールの選択肢の1つに加えることとしても構わない。
以上の通り、本発明は劣化抑制を図る充放電制御パターンで蓄電池の充放電を行い、また、蓄電池夫々の特性を解析判定し、当該蓄電池の劣化状態その他の蓄電池特性の解析判定を行い得る学習型蓄電池マネジメントシステムを提供する新規かつ有用なるものであることが明らかである。
複数の充放電特性グループ
固定情報によって識別された蓄電池の充放電特性グループ
充放電計画
充放電制御ルール
1 地域エネルギーマネジメントシステム連繋ブロック部分
2、2’ 充放電制御ルールの判定/活用シーンの予測解析ブロック部分
3、3’ 蓄電池制御管理ブロック部分
10 地域エネルギーマネジメントシステムと連動させた蓄電池マネジメントシステム
100 RFID付組電池本体
101 組電池本体
102〜105 リチウムイオン電池
106 BMU
107 保持電池
108 CPU
109 メモリ
110 復調器
111 変調器
112 アンテナ
113 車載アンテナ
114 VCU
200、200a〜200d 蓄電池
201 蓄電部
206 制御部
300、300a〜300d 充電器
315 通信部
350 車体
400 蓄電池マネジメントシステム
408、408’ 処理部
409 記憶部
415、415’ 通信部
500 地域エネルギーマネジメントシステム
550 電気エネルギー供給源

Claims (15)

  1. 学習型蓄電池マネジメントシステムであって、
    蓄電池に対して充放電を行う充放電装置と、
    前記蓄電池の固定情報と変動情報とを受信する受信手段と、
    学習型データベースに前記蓄電池の固定情報と変動情報とを蓄積することによって、複数の充放電特性グループに分類し、
    前記固定情報によって識別された当該蓄電池の充放電特性グループを前記複数の充放電特性グループから抽出し、
    当該抽出された蓄電池の充放電特性グループより当該蓄電池の充放電制御ルールを規定し、
    得られた前記充放電制御ルールを用いて当該蓄電池の充放電計画を策定する処理手段と、
    前記固定情報によって識別された蓄電池に充放電を行う充放電装置へ、前記処理手段によって策定された充放電計画に基づく充放電を指示する充放電制御信号の送信を行う送信手段と、
    を含んでなることを特徴とする学習型蓄電池マネジメントシステム。
  2. 前記充放電制御ルールが、前記蓄電池の劣化抑制を図る充放電制御パターンを有し、
    前記処理手段は、前記学習型データベースを用いて抽出された、前記固定情報によって識別された当該蓄電池の充放電特性グループより規定された前記充放電制御ルールに従って充放電計画を策定することを特徴とする請求項1に記載の学習型蓄電池マネジメントシステム。
  3. 学習型蓄電池マネジメントシステムであって、
    蓄電池に対して充放電を行う充放電装置と、
    前記蓄電池の固定情報と変動情報とを受信する受信手段と、
    学習型データベースに前記蓄電池の固定情報と変動情報とを蓄積することによって、複数の充放電特性グループに分類し、
    前記固定情報によって識別された蓄電池の充放電特性グループを前記複数の充放電特性グループから抽出し、
    当該抽出された蓄電池の充放電特性グループより当該蓄電池の充放電制御ルールを規定し、
    少なくとも規定された前記充放電制御ルールを用いて当該蓄電池の充放電計画を策定する処理手段と、
    前記固定情報および前記変動情報、並びにこれら情報を蓄積、分類することによって得られる前記蓄電池の複数の充放電特性グループと、前記充放電特性グループより規定される前記蓄電池の充放電制御ルールと、前記充放電制御ルールを用いて策定される前記蓄電池の充放電計画とを記憶する記憶手段と、
    前記固定情報によって識別された蓄電池に対して充放電を行う充放電装置に、前記処理手段によって策定された充放電計画に基づく充放電を指示する充放電制御信号を送信する送信手段と
    を備え、
    前記処理手段は、前記蓄電池の劣化抑制を図る充放電制御パターンで当該蓄電池の充放電ルールを規定することを特徴とする学習型蓄電池マネジメントシステム。
  4. 前記処理手段は、互いに異なる複数の充放電制御ルールから学習結果に基づいて前記抽出された蓄電池の充放電特性グループに対応した充放電制御ルールを1つ選択することによって、当該蓄電池の充放電制御ルールを規定することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の学習型蓄電池マネジメントシステム。
  5. 前記処理手段は、
    前記抽出された蓄電池の前記充放電特性グループより当該蓄電池夫々の特性を解析および判定する蓄電池特性の解析判定手段、並びに
    当該判定結果を外部に出力する解析判定結果出力手段、
    を有しており、
    前記解析判定手段は、前記蓄電池の二次利用を想定した場合における推定残存価値或いは推奨用途を判定することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の学習型蓄電池マネジメントシステム。
  6. 前記解析判定手段は、前記固定情報によって識別された蓄電池の前記充放電特性グループを抽出して当該蓄電池の充放電制御ルールを規定する前記学習型データベースを用いて、前記蓄電池の二次利用を想定した場合における推定残存価値或いは推奨用途を判定することを特徴とする請求項5に記載の学習型蓄電池マネジメントシステム。
  7. 電力供給サイドと電力需要サイドとの需給バランスを調整する地域エネルギーマネジメントシステムと連携を図って、蓄電池に対する充放電を管理する請求項1記載の学習型蓄電池マネジメントシステムであって、
    前記充放電計画の策定時に、前記充放電制御ルールを用いるほか、さらに、地域エネルギーマネジメントシステムからの需給調整情報と蓄電池の充電率の一方或いは双方を用いて充放電計画を策定することを特徴とする学習型蓄電池マネジメントシステム。
  8. 前記蓄電池の供用開始時点、或いは交換時点において、当該蓄電池の準変動情報および前記固定情報と、ユーザーである需要家の契約情報とが関連付けられることを特徴とする請求項7に記載の学習型蓄電池マネジメントシステム。
  9. 前記蓄電池が組電池により構成され、その構成に一部若しくは全部、変更が発生した場合には、当該蓄電池毎に一々策定されていた前記充放電計画が再度策定されるよう構成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の学習型蓄電池マネジメントシステム。
  10. 前記固定情報として前記蓄電池の個体識別番号を含み、
    前記変動情報として環境変数と、特徴変数とを含み、
    前記学習型データベースでは、
    前記環境変数ノードの子として前記蓄電池の個体識別番号ノードと、
    前記蓄電池の個体識別番号ノードの子として前記蓄電池の特徴変数ノードと、
    を持つベイジアンネットワークにより表現される蓄電池個体識別ルールによって前記蓄電池の個体識別が行われることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の学習型蓄電池マネジメントシステム。
  11. 前記固定情報が、蓄電原理により区分される前記蓄電池の種別、製造番号からなる前記蓄電池の個体識別番号、製造日、供用開始時点における重量および充電量の一部または全部を含むことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の学習型蓄電池マネジメントシステム。
  12. 前記変動情報が、環境変数、特徴変数、現時点における充電量および充電可能容量の一部または全部を含むことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の学習型蓄電池マネジメントシステム。
  13. 前記環境変数が当該蓄電池の温度履歴、湿度履歴、振動履歴および走行履歴の一部または全部を含むことを特徴とする請求項12に記載の学習型蓄電池マネジメントシステム。
  14. 前記特徴変数が当該蓄電池の供用年数、充放電回数、放電負荷、充電状況履歴、放電状況履歴、現時点における充放電ルールおよび重量の一部または全部を含むことを特徴とする請求項12または13に記載の学習型蓄電池マネジメントシステム。
  15. 前記準変動情報が、
    電気自動車を含む車載用蓄電池、家庭用蓄電池、ビル用蓄電池、集合住宅用蓄電池および地域エネルギーマネジメントシステム用蓄電池その他の当該蓄電池の使用用途、並びに、
    世帯構成に起因する前記蓄電池の利用状況、
    の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項8に記載の学習型蓄電池マネジメントシステム。
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