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JP5458936B2 - 主軸装置の組み付け方法 - Google Patents

主軸装置の組み付け方法 Download PDF

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JP5458936B2
JP5458936B2 JP2010031557A JP2010031557A JP5458936B2 JP 5458936 B2 JP5458936 B2 JP 5458936B2 JP 2010031557 A JP2010031557 A JP 2010031557A JP 2010031557 A JP2010031557 A JP 2010031557A JP 5458936 B2 JP5458936 B2 JP 5458936B2
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Description

本発明は、主軸装置の組み付け方法に関し、より詳細には、マシニングセンタ等の工作機械における主軸装置の交換を部品同士の干渉を防止して容易に行うことができる主軸装置の組み付け方法に関する。
図7は、モータビルトインタイプの主軸装置の一例を示す断面図である。主軸装置10は、外筒40から軸方向に分割可能な半組立体20が締結ボルト50によって外筒40に一体に組み付けられている。
半組立体20は、前端に工具ホルダ(図示せず)を備える回転軸である主軸21と、主軸21の軸方向中間部に配設されたロータ22と、ロータ22に対して工具ホルダ側に配設された前側軸受部23と、ロータ22に対して工具ホルダと反対側に配設された後側軸受部24と、前側軸受部23が内部に配置される前側ハウジング26と、後側軸受部24が内部に配置される後側スリーブ27と、を備える。
前側軸受部23は、複数(図7では4個)のアンギュラ玉軸受25aが、前側ハウジング26に内嵌されて主軸21の前端側(ロータ22に対して工具側)を回転自在に支持する。また、後側軸受部24は、複数(図7では2個)のアンギュラ玉軸受25bが、後側スリーブ27に内嵌されて主軸21の後端側(ロータ22に対して反工具側)を回転自在に支持する。
主軸21の内部には、主軸21に対して軸方向に相対移動可能に装着されるドローバー(図示せず)と、ドローバーに外挿されて主軸21とドローバーとの端面間に圧縮可能に配置された付勢手段としての複数の皿バネ(図示せず)と、が配置されている。ドローバーは、先端に設けられたコレット部(図示せず)を介して皿バネの作用によって工具ホルダを軸方向内方(図7において上向)に引き込む。
また、ドローバーの後方には、後側カバー43に取り付けられた油圧クランプ機構52が設けられている。油圧クランプ機構52は、第1圧力油供給口55Aと第2圧力油供給口55Bを備えるシリンダ53と、該シリンダ53内で移動するピストン54とを備える。図示しない油圧ポンプから供給される圧力油を第1圧力油供給口55Aからシリンダ53に供給すると、ピストン54が図中左方向に移動してドローバーを工具ホルダ側に押し出して、アンクランプ状態となる。また、第2圧力油供給口55Bに圧力油を供給すると、ピストン54が右方向に移動して、ドローバーが工具ホルダをクランプする。
後側スリーブ27の後端側(図7においては上方)には、主軸21の回転速度を検出するエンコーダなどの検出器32の被検出部33が配置されている。
外筒40には、スリーブ44を介してステータ45が内嵌固定されている。ステータ45は、ロータ22とともに、主軸21を回転駆動するモータを構成する。後側ハウジング42の被嵌合部分42aには、後側軸受部24の後側スリーブ27が嵌合・固定されている。外筒40の前側に形成されたフランジ部46には、円周方向に等間隔で複数の雌ネジ部47が設けられている。また、前側ハウジング26の後側に形成されたフランジ部30には、雌ネジ部47に対応して4つのボルト挿通穴31が形成されている。
外筒40のフランジ部46には、雌ネジ部47の径方向外方に取付穴48が円周方向に等間隔に設けられており、主軸装置10は、取付穴48に挿通した固定ボルト49によって工作機械の主軸ヘッド56に固定される(図8参照)。
このように構成される主軸装置10の主軸21や軸受25a,25bを交換する際には、締結ボルト50を取り外すことにより、主軸装置10が半組立体20と外筒40とに分離(締結解除)され、判組立体20の部品交換が行われる。そして、図8に示すように、交換する新しい半組立体20を、縦型工作機械のテーブル57上に配置した載置台58に工具側を下方として垂直姿勢で載せる。次に、工作機械の主軸ヘッド56を徐々に降下させて、半組立体20を外筒40に挿入し、半組立体20と外筒40は、ボルト挿通穴31に挿通した締結ボルト50を雌ネジ部47に螺合することにより一体に締結される。ここで、後側スリーブ27の外径D3を含め、ロータ22より反工具側の半組立体20の外径は、ロータ22の外径Dより小さく設定されているので、半組立体20の上記分離・組立が可能となる。
また、横型工作機械の主軸交換方法として、主軸装置を前部ハウジングユニットと後部ハウジングユニットとから構成し、故障発生頻度が比較的高い主軸や軸受の交換の際は、前部ハウジングユニットごと交換することによって、短時間での交換を可能としたものが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載の交換方法は、スライドテーブル上に配置した主軸交換治具に前部ハウジングユニットを固定した後、サポートブロックを左右から前部ハウジングユニットの外周面に押し当てて、新しい前部ハウジングユニットを交換する際の基準とする。そして、前部ハウジングユニットと後部ハウジングユニットとの締結を解除して、主軸交換治具をスライドテーブル上で横方向に移動させて前部ハウジングユニットを後部ハウジングユニットから抜き出す。交換する新しい前部ハウジングユニットは、サポートブロックを基準にして主軸交換治具に固定し、上記と逆の手順によって後部ハウジングユニットに組み付ける。
特開2003−159622号公報
ところで、図8に示すような交換方法では、半組立体20を外筒40に挿入する際、芯合わせに基準が無く目視で確認しながら行われていたため、ステータ45とロータ22とが接触して損傷する虞があった。
また、特許文献1に記載の交換方法によると、交換する前部ハウジングユニットと後部ハウジングユニットとの芯合わせは、サポートブロック上に前部ハウジングユニットを載置するだけであり、高精度での芯出しが要求される主軸装置の交換作業には必ずしも十分な精度ではなく、組み付け時に前部ハウジングユニット側のロータが、後部ハウジングユニット側のステータに干渉する可能性があった。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、主軸装置の主軸交換において、半組立体を外筒に挿入して組み付ける際、半組立体側の構成部品と外筒側の構成部品とが干渉することなく容易に挿入することができる主軸装置の組み付け方法を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) ステータを有する外筒と、
前記ステータと対向配置されるロータを有し、一端で工具をクランプ可能な回転軸と、
前記ロータに対して工具側で前記回転軸を支持する前側軸受部と、
前記ロータに対して反工具側で前記回転軸を支持する後側軸受部と、
前記前側軸受部が内部に配置される前側ハウジングと、
前記後側軸受部が内部に配置され、前記外筒より後方の後側ハウジングに内嵌される後側スリーブと、
を備え、前記外筒と前記前側ハウジングとを締結又は該締結を解除することで、前記回転軸、前記前側軸受部、前記後側軸受部、前側ハウジング、及び後側スリーブを少なくとも備える半組立体を前記外筒に組立可能又は分離可能な主軸装置の組立方法であって、
前記外筒に案内部材を取り付ける工程と、
前記案内部材が前記半組立体の被案内部を案内しながら前記外筒内に前記半組立体が挿入されることで、前記半組立体と前記外筒とを芯出ししながら組み立てる工程と、
を有し、
前記案内部材と前記被案内部との径方向隙間は、前記ロータと前記ステータとの径方向隙間、及び前記後側軸受部の反工具側端面と前記後側ハウジングとの径方向隙間の少なくとも一方より小さいことを特徴とする主軸装置の組立方法。
(2) 前記被案内部は、前記前側ハウジングに形成され、前記前側ハウジングを前記外筒に締結するボルトを挿入するための複数のボルト挿通穴であり、
前記案内部材は、前記ボルトを締結するための前記外筒の雌ネジ部に螺合固定される、前記ボルト挿通穴内を挿通可能な複数の案内ロッドであり、
前記ロータの外径をD、前記ステータの内径をd、前記案内ロッドの外径をD1、前記ボルト挿通穴の内径をd1、前記後側軸受部の面取りが施された反工具側端面の外径をD2、前記後側ハウジングの内径をd2とすると、
(d−D)/2>(d1−D1)/2 ・・・(1)
(d2−D2)/2>(d1−D1)/2 ・・・(2)
の少なくとも一方を満たすことを特徴とする上記(1)に記載の主軸装置の組立方法。
(3) 前記案内ロッドの先端側部分は、先端に向かうに従って次第に直径が細くなるテーパ状に形成されていることを特徴とする上記(2)に記載の主軸装置の組み付け方法。
(4) 前記案内ロッドは、軸方向において分割可能な複数の分割ロッドによって構成されており、
前記組立工程において、前記分割ロッド間の連結部分が前記ボルト挿通穴を通過した後に、先端側の分割ロッドが取り外されることを特徴とする上記(2)又は(3)に記載の主軸装置の組み付け方法。
(5) 前記被案内部は、前記前側ハウジングのフランジ部であり、
前記案内部材は、前記外筒に固定され、前記フランジ部を案内する環状の案内リングであり、
前記ロータの外径をD、前記ステータの内径をd、前記案内リングの内径をd1´、前記フランジ部の外径をD1´、前記後側軸受部の面取りが施された反工具側端面の外径をD2、前記後側ハウジングの内径をd2とすると、
(d−D)/2>(d1´−D1´)/2 ・・・(3)
(d2−D2)/2>(d1´−D1´)/2 ・・・(4)
の少なくとも一方を満たすことを特徴とする上記(1)に記載の主軸装置の組立方法。
(6) 前記案内リングの先端側部分は、先端に向かうに従って次第に内径が大きくなるテーパ状に形成されていることを特徴とする上記(5)に記載の主軸装置の組み付け方法。
本発明の主軸装置の組み付け方法によれば、ステータを有する外筒に取り付けた案内部材によって、ロータを有する半組立体の被案内部を案内しながら、半組立体と外筒とを芯出ししながら組み付ける際、案内部材と被案内部との径方向隙間は、ロータとステータとの径方向隙間、及び後側軸受部の反工具側端面と後側ハウジングとの径方向隙間の少なくとも一方より小さく設定されている。これにより、半組立体を外筒に挿入して組み付ける際、半組立体側の構成部品と外筒側の構成部品とが干渉することなく容易に挿入することができ、組み付け時間を大幅に低減することができる。
なお、半組立体を外筒に挿入するとき、後側ハウジングと後側軸受部とが嵌合するよりも前に、ステータとロータとが嵌合し始める場合、案内部材と被案内部との径方向隙間がロータとステータとの径方向隙間より小さければ、ロータとステータとの干渉を防止し、ひいては、半組立体側の構成部品と外筒側の構成部品との干渉を防止することができる。
一方、ステータとロータとが嵌合するよりも前に、後側ハウジングと後側軸受部とが嵌合し始める場合、案内部材と被案内部との径方向隙間が、後側軸受部の面取りが施された反工具側端面と後側ハウジングとの径方向隙間より小さければ、後側ハウジングと後側軸受部との干渉を防止できるとともに、ひいては、半組立体側の構成部品と外筒側の構成部品との干渉を防止することができる。
また、被案内部は、前側ハウジングに形成された締結ボルト挿入用の複数のボルト挿通穴であり、案内部材は、外筒に形成された締結用の雌ネジ部に螺合固定される、前記ボルト挿通穴内を挿通可能な複数の案内ロッドであるので、被案内部を別途設ける必要がなく、上記組み付け方法を容易に実現することができる。また、ロータの外径をD、ステータの内径をd、案内ロッドの外径をD1、ボルト挿通穴の内径をd1、後側軸受部の面取りが施された反工具側端面の外径をD2、後側ハウジングの内径をd2とすると、(d−D)/2>(d1−D1)/2、及び(d2−D2)/2>(d1−D1)/2の少なくとも一方の式を満足するので、半組立体側の構成部品と外筒側の構成部品との干渉を確実に防止して主軸装置を組み付けることができる。
更に、案内ロッドの先端側部分は、先端に向かうに従って次第に直径が細くなるテーパ状に形成されているので、案内ロッドを被案内部である前側ハウジングのボルト挿通穴に容易に嵌合させることができ、作業効率が向上する。
更にまた、案内ロッドは、軸方向において分割可能な複数の分割ロッドによって構成し、組立工程において分割ロッド間の連結部分がボルト挿通穴を通過した後、先端側の分割ロッドを取り外すようにしたので、外筒への挿入長さが長い半組立体であっても、案内ロッドと工作機械のテーブルなどとの干渉を回避して、挿入ストロークの全長に亘って前側ハウジングを案内することができる。
また、被案内部が前側ハウジングのフランジ部であり、案内部材が外筒に固定された環状の案内リングであるので、被案内部を別途設ける必要がなく、上記組み付け方法を容易に実現することができる。また、ロータの外径をD、ステータの内径をd、案内リングの内径をd1´、フランジ部の外径をD1´、後側軸受部の面取りが施された反工具側端面の外径をD2、後側ハウジングの内径をd2とすると、(d−D)/2>(d1´−D1´)/2、及び(d2−D2)/2>(d1´−D1´)/2の少なくとも一方の式を満足するので、半組立体側の構成部品と外筒側の構成部品との干渉を確実に防止して主軸装置を組み付けることができる。
更に、案内リングの先端側部分は、先端に向かうに従って次第に内径が大きくなるテーパ状に形成されているので、被案内部である前側ハウジングのフランジ部を、案内部である案内リングに容易に嵌合させることができ、作業効率が向上する。
本発明に係る第1実施形態の主軸装置の組み付け方法を説明するための断面図である。 図1の要部拡大図である。 第1実施形態の第1変形例に係る、図1に示す円IIIで囲まれた部分を示す図である。 第1実施形態の第2変形例に係る、主軸装置の組み付け方法を説明するための断面図である。 (a)は本発明に係る第2実施形態の主軸装置の組み付け方法を説明するための断面図、(b)はV矢視側面図である。 第2実施形態の変形例に係る、図5に示す円VIで囲まれた部分の拡大図である。 本発明の主軸装置の組み付け方法にも適用される、主軸装置の一例を示す断面図である。 従来の主軸装置の組み付け方法を説明するための断面図である。
以下、本発明に係る主軸装置の組み付け方法の各実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の主軸装置の組み付け方法を説明するための断面図である。なお、本実施形態の組み付け方法が適用される主軸装置10の構成は、前述した図7に示したものと同様であるので、説明を省略或いは簡略化する。
本実施形態では、半組立体20を外筒40に挿入して組み付ける際に、案内部材として前側ハウジング26のボルト挿通穴31内を挿通可能な複数の案内ロッド60を使用し、前側ハウジング26に形成された被案内部であるボルト挿通穴31に案内ロッド60を案内させながら行われる。以下、半組立体20を交換する手順について説明する。
まず、図1に示すように、半組立体20と外筒40を締結している締結ボルト50をボルト挿通穴31から取り外し、半組立体20を外筒40から引き抜き、主軸装置10を半組立体20と外筒40とに分離する。このとき、外筒40は、固定ボルト49によって縦型工作機械の主軸ヘッド56に固定したままとする。これにより、主軸ヘッド56を上昇させることで外筒40から半組立体20を引き抜き、分離することができる。
そして、今まで締結ボルト50が螺合していた外筒40の雌ネジ部47に複数の案内ロッド60を取り付ける。半組立体20と外筒40の相対位置を決めるためには、少なくとも2本の案内ロッド60が必要であり、半組立体20と外筒40の傾きを考慮すると、4本の案内ロッド60を外筒40の雌ネジ部47に取り付けることが望ましい。
次いで、交換する新しい半組立体20を、縦型工作機械のテーブル57上に配置した載置台58に載せる。そして、工作機械の主軸ヘッド56を徐々に降下させて、案内ロッド60を半組立体20に設けられた被案内部であるボルト挿通穴31に挿通させる。
工作機械の主軸ヘッド56を更に降下させて、半組立体20を外筒40内に挿入し、ロータ22をステータ45内に対向配置させると共に、後側スリーブ27を後側ハウジング42の被嵌合部分42aに嵌合させて、前側ハウジング26のフランジ部30と外筒40のフランジ部46を当接させる。そして、案内ロッド60を外筒40から取り外した後、締結ボルト50をボルト挿通穴31に挿通して雌ネジ部47に螺合させ、半組立体20を外筒40に固定して半組立体20の交換を完了する(図1参照)。
ここで、ロータ22の外径をD、ステータ45の内径をd、案内ロッド60の外径をD1、ボルト挿通穴31の内径をd1としたとき、案内ロッド60とボルト挿通穴31の径方向隙間(d1−D1)/2は、ロータ22とステータ45の径方向隙間(d−D)/2より小さくなるように((d−D)/2>(d1−D1)/2)、案内ロッド60の外径D1が設定されている。
これにより、半組立体20を外筒40に組み付ける際、半組立体20は、ボルト挿通穴31に嵌合する案内ロッド60によって、径方向移動可能量が案内ロッド60とボルト挿通穴31の径方向隙間(d1−D1)/2以下に制限されるので、ロータ22がステータ45と干渉することなく、外筒40内に挿入される。また、ロータ22とステータ45が対向配置された状態で、半組立体20がさらに外筒40内に挿入されることで、半組立体側の構成部品と外筒側の構成部品との干渉も防止される。
なお、この実施形態では、半組立体20と外筒40の組み付けにより、ステータ45にはロータ22が嵌合した後に、後側ハウジング42の被嵌合部分42aには後側軸受部24の後側スリーブ27が嵌合し始める。このため、案内ロッド60とボルト挿通穴31の径方向隙間が、ロータ22とステータ45の径方向隙間より小さくなっていれば((d−D)/2>(d1−D1)/2)、挿入時におけるロータ22とステータ45との干渉を防止することができる。
ただし、ロータ22のステータ45への挿入、及び後側スリーブ27の後側ハウジング42への挿入のいずれが先に開始されるかは、ロータ22及び後側スリーブ27の軸方向長さによって決まる。ロータ22のステータ45への挿入よりも先に後側スリーブ27が後側ハウジング42の被嵌合部分42aに挿入される場合には、図2に示すように、後側スリーブ27の面取り29が施された反工具側端面28の外径をD2、後側ハウジング42の被嵌合部分42aの内径をd2としたとき、案内ロッド60とボルト挿通穴31の径方向隙間(d1−D1)/2が、後側スリーブ27の反工具側端面28の外径と被嵌合部分42aの内径の径方向隙間(d2−D2)/2より小さくなるように((d2−D2)/2>(d1−D1)/2)、案内ロッド60の外径D1を設定する。これにより、半組立体20を挿入する際、後側スリーブ27と後側ハウジング42の干渉を防止することができる。
また、ロータ22のステータ45への挿入、及び後側スリーブ27の後側ハウジング42への挿入が同時である場合、あるいはいずれが先になるか不明、または不確実である場合、加えて、ロータ22がステータ45に挿入された後であっても、寸法関係により後側スリーブ27が後側ハウジング42に干渉する可能性がある場合は、(d−D)/2>(d1−D1)/2、及び(d2−D2)/2>(d1−D1)/2の両式を同時に満足するように案内ロッド60の外径D1を設定すれば、半組立体20を挿入する際の構成部品の干渉を確実に防止することができる。
上記したように、本実施形態の主軸装置の組み付け方法によれば、外筒40に取り付けた案内ロッド60によって、ロータ22を有する半組立体20のボルト挿通穴31を案内し、芯出しをしながら半組立体20と外筒40とを組み付けるようにしたので、ロータ22とステータ45との干渉が確実に阻止され、損傷を防止することができる。また、これにより組み付け時間を大幅に低減することができる。
なお、図3に示すように、案内ロッド60の先端側部分60aを、先端に向かうに従って直径が次第に細くなるテーパ状に形成すれば、案内ロッド60を容易にボルト挿通穴31に嵌合させることができ、外筒40と半組立体20の組み付け作業が容易となる。なお、テーパ状の先端側部分60aとストレート部分との境界位置60bからボルト挿通穴31までの距離は、ステータ45とロータ22との距離より短く設定されているので、ロータ22がステータ45に嵌合する前にボルト挿通穴31がストレート部分と対向する。
また、外筒40への半組立体20の挿入長さが長く、従って案内ロッド60も長くなって、工作機械の主軸ヘッド56の下降によって案内ロッド60の先端がテーブル57に当接する場合には、図4に示すように、案内ロッド60を軸方向において分割可能な複数の分割ロッド70a,70bによって構成することができる。そして、半組立体20と外筒40の組み付け工程において、分割ロッド70a,70b間の連結部分が、ボルト挿通穴31を通過した後、先端側の分割ロッド70aを取り外すようにすれば、案内ロッドとテーブル57との干渉を阻止することができ、軸方向に長い半組立体20であっても容易に組み付けることができる。
(第2実施形態)
図5(a)及び(b)は、本発明に係る第2実施形態の主軸装置の組み付け方法を説明するための断面図であり、案内部材及び被案内部の形態が異なる以外は、第1実施形態と同様であるので、同一部分には同一符号又は相当符号を付して説明を簡略化又は省略する。
図5に示すように、本実施形態の案内部材は、外筒40に固定された環状の案内リング61であり、環状の案内リング61の内周面には、被案内部として前側ハウジング26のフランジ部30の外径部が案内される。外筒40のフランジ部46には、取付穴48(図2参照)と略同一円周上、且つ異なる位相に複数の雌ネジ部51が設けられている。
環状の案内リング61は、外周面に複数の角窓62が円周方向に離間して設けられており、角窓62には雌ネジ部51に対応して取付穴63が形成されている。環状の案内リング61は、取付穴63に挿通した複数のボルト64を複数の雌ネジ部51に螺合させることにより、外筒40のフランジ部46に固定されている。
ここで、ロータ22の外径をD、ステータ45の内径をd、案内リング61の内径をd1´、フランジ部30の外径をD1´としたとき、案内リング61の内径とフランジ部30の外径の径方向隙間(d1´−D1´)/2が、ロータ22とステータ45の径方向隙間(d−D)/2より小さくなるように((d−D)/2>(d1´−D1´)/2)、案内リング61の内径をd1´が設定される。
これにより、半組立体20を外筒40に組み付ける際、半組立体20は、フランジ部30の外径部が嵌合する案内リング61によって、径方向移動可能量がフランジ部30の外径部と案内リング61の径方向隙間(d1´−D1´)/2以下に制限されているので、芯合わせされた状態で外筒40に挿入される。従って、ロータ22、被検出部33、及び後側スリーブ27がステータ45に干渉することなく挿入される。
また、ロータ22のステータ45への挿入よりも先に後側スリーブ27が後側ハウジング42の被嵌合部分42aに挿入される場合には、後側スリーブ27の面取り29が施された反工具側端面28の外径をD2、後側ハウジング42の被嵌合部分42aの内径をd2としたとき(図2参照)、案内リング61の内径とフランジ部30の外径の径方向隙間(d1´−D1´)/2が、後側スリーブ27の反工具側端面28の外径と被嵌合部分42aの内径の径方向隙間(d2−D2)/2より小さくなるように((d2−D2)/2>(d1´−D1´)/2)、案内リング61の内径d1´を設定すれば、後側スリーブ27と後側ハウジング42との干渉を防止して組み付けることができる。
その他の作用は、第1実施形態の主軸装置10と同様である。
なお、図6に示すように、案内リング61の先端側部分61aを、先端(図中下方)に向かうに従って次第に直径が大きくなるテーパ状に形成すれば、フランジ部30を容易に案内リング61に嵌合させることができ、半組立体20と外筒40の組み付け作業が容易となる。この場合にも、テーパ状の先端側部分61aとストレート部分との境界位置61bからボルト挿通穴31までの距離は、ステータ45とロータ22との距離より短く設定されているので、ロータ22がステータ45に嵌合する前にフランジ部30の外周面がストレート部分と対向する。
尚、本発明は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、本発明のモータは磁気式、非磁気式のいずれのタイプのモータであってもよい。
また、本実施形態の主軸装置10では、後側軸受部24の反工具側端面に面取り29が施されているが、後側軸受部24の反工具側端面は面取りを有しない形状であってもよく、この場合、面取りを有しない反工具側端面の外径をD2とする。
10 主軸装置
20 半組立体
21 主軸(回転軸)
22 ロータ
23 前側軸受部
24 後側軸受部
26 前側ハウジング
27 後側スリーブ
28 反工具側端面
29 面取り
30 フランジ部(被案内部)
31 ボルト挿通穴(被案内部)
40 外筒
42 後側ハウジング
42a 被嵌合部分
45 ステータ
47 雌ネジ部
50 締結ボルト(ボルト)
60 案内ロッド(案内部材)
60a 先端側部分
61 案内リング(案内部材)
D ロータの外径
d ステータの内径
D1 案内ロッドの外径
d1 ボルト挿通穴の内径
d1´ 案内リングの内径
D1´ フランジ部の外径
D2 後側軸受部の面取りが施された反工具側端面の外径
d2 後側ハウジングの内径

Claims (6)

  1. ステータを有する外筒と、
    前記ステータと対向配置されるロータを有し、一端で工具をクランプ可能な回転軸と、
    前記ロータに対して工具側で前記回転軸を支持する前側軸受部と、
    前記ロータに対して反工具側で前記回転軸を支持する後側軸受部と、
    前記前側軸受部が内部に配置される前側ハウジングと、
    前記後側軸受部が内部に配置され、前記外筒より後方の後側ハウジングに内嵌される後側スリーブと、
    を備え、前記外筒と前記前側ハウジングとを締結又は該締結を解除することで、前記回転軸、前記前側軸受部、前記後側軸受部、前側ハウジング、及び後側スリーブを少なくとも備える半組立体を前記外筒に組立可能又は分離可能な主軸装置の組立方法であって、
    前記外筒に案内部材を取り付ける工程と、
    前記案内部材が前記半組立体の被案内部を案内しながら前記外筒内に前記半組立体が挿入されることで、前記半組立体と前記外筒とを芯出ししながら組み立てる工程と、
    を有し、
    前記案内部材と前記被案内部との径方向隙間は、前記ロータと前記ステータとの径方向隙間、及び前記後側軸受部の反工具側端面と前記後側ハウジングとの径方向隙間の少なくとも一方より小さいことを特徴とする主軸装置の組立方法。
  2. 前記被案内部は、前記前側ハウジングに形成され、前記前側ハウジングを前記外筒に締結するボルトを挿入するための複数のボルト挿通穴であり、
    前記案内部材は、前記ボルトを締結するための前記外筒の雌ネジ部に螺合固定される、前記ボルト挿通穴内を挿通可能な複数の案内ロッドであり、
    前記ロータの外径をD、前記ステータの内径をd、前記案内ロッドの外径をD1、前記ボルト挿通穴の内径をd1、前記後側軸受部の面取りが施された反工具側端面の外径をD2、前記後側ハウジングの内径をd2とすると、
    (d−D)/2>(d1−D1)/2 ・・・(1)
    (d2−D2)/2>(d1−D1)/2 ・・・(2)
    の少なくとも一方を満たすことを特徴とする請求項1に記載の主軸装置の組立方法。
  3. 前記案内ロッドの先端側部分は、先端に向かうに従って次第に直径が細くなるテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の主軸装置の組み付け方法。
  4. 前記案内ロッドは、軸方向において分割可能な複数の分割ロッドによって構成されており、
    前記組立工程において、前記分割ロッド間の連結部分が前記ボルト挿通穴を通過した後に、先端側の分割ロッドが取り外されることを特徴とする請求項2又は3に記載の主軸装置の組み付け方法。
  5. 前記被案内部は、前記前側ハウジングのフランジ部であり、
    前記案内部材は、前記外筒に固定され、前記フランジ部を案内する環状の案内リングであり、
    前記ロータの外径をD、前記ステータの内径をd、前記案内リングの内径をd1´、前記フランジ部の外径をD1´、前記後側軸受部の面取りが施された反工具側端面の外径をD2、前記後側ハウジングの内径をd2とすると、
    (d−D)/2>(d1´−D1´)/2 ・・・(3)
    (d2−D2)/2>(d1´−D1´)/2 ・・・(4)
    の少なくとも一方を満たすことを特徴とする請求項1に記載の主軸装置の組立方法。
  6. 前記案内リングの先端側部分は、先端に向かうに従って次第に内径が大きくなるテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の主軸装置の組み付け方法。
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