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JP5329011B1 - 壁面緑化材の製造方法 - Google Patents

壁面緑化材の製造方法 Download PDF

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JP5329011B1
JP5329011B1 JP2013525470A JP2013525470A JP5329011B1 JP 5329011 B1 JP5329011 B1 JP 5329011B1 JP 2013525470 A JP2013525470 A JP 2013525470A JP 2013525470 A JP2013525470 A JP 2013525470A JP 5329011 B1 JP5329011 B1 JP 5329011B1
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Abstract

【課題】建物の広い範囲に対する壁面緑化に適した壁面緑化材を容易に製造する。
【解決手段】
つるの途中から付着根が発根されるつる性植物11と、つる性植物の定根を根付かせる培地が収容された下端ポット12と、付着根を根付かせる培地が収容され、つるの途中に配置された下側中間ポット13とを有し、建物の壁面部を緑化するために、壁面部に添って配置される壁面緑化材の製造方法であって、定根を培地に根付かせた下端ポット12を棚61に設置した状態で、つる性植物11のつるを垂下させつつ生長させる第1工程と、垂下した状態のつるの先端部分を、地表に設置された下側中間ポット13内の培地に押し付けた状態で、付着根が培地に根付くまで保持する第2工程と、下側中間ポット13を高所に棚61した状態で、つるを垂下させつつ生長させる第3工程とを行うことを特徴としている。

Description

本発明は、建物の壁面を緑化する壁面緑化材の製造方法に関する。
省エネルギー化の観点などから、近年、建物の壁面部を植物で覆う壁面緑化が注目されている。そして、壁面を緑化する装置や構造は種々提案されている。
例えば、特許文献1に記載された壁面緑化構造は、建物の壁面に設置された上部案内レールと、この上部案内レールに案内されて横方向に移動可能な係止具と、上部案内レールと対向して設置された下部案内レールと、下部案内レールに案内されて横方向に移動するつる性植物用の容器と、係止具と容器との間を接続する縦部材とを有している。そして、容器に根付かせたつる性植物の先端を上方の係止具に係止させている。
また、特許文献2に記載されたつる性植物の支持装置は、つる性植物が部分的に接触しつつ生長するよう設けられた網部材と、この網部材に配設されたスポット培地とを有している。そして、スポット培地につるの一部を接触させることにより、この部分から発根させてスポット培地に根付かせている。
特開2005−261208号公報 特開平9−252654号公報
特許文献1に記載の壁面緑化構造では、つる性植物の先端を係止具に係止させているため、係止具と容器との間隔を大きく取りすぎると、自重によりつる性植物を係止具に係止させることが困難になってしまう。また、特許文献2に記載の支持装置では、スポット培地を網部材に取り付けていることから、広い範囲で壁面緑化を行うためには緑化範囲に対応した大型の網部材が必要になる。このため、装置が大掛かりになってしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、広い範囲に対する壁面緑化に適した壁面緑化材を容易に製造することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、つるの途中から付着根が発根されるつる性植物と、前記つる性植物の定根を根付かせる第1培地が収容された第1容器と、前記付着根を根付かせる第2培地が収容され、前記つるの途中に配置された第2容器とを有し、建物の壁面部を緑化するために、前記壁面部に添って配置される壁面緑化材の製造方法であって、前記定根を前記第1培地に根付かせた前記第1容器を高所に設置した状態で、前記つる性植物のつるを垂下させつつ生長させる第1工程と、垂下した状態の前記つるの先端部分を、低所に設置された前記第2容器内の前記第2培地に押し付けた状態で、前記付着根が前記第2培地に根付くまで保持する第2工程と、前記第2容器を高所に移動させた状態で、前記つるを垂下させつつ生長させる第3工程とを行うことを特徴とする。
本発明の壁面緑化材の製造方法によれば、つる性植物のつるを垂下させつつ生長させ、垂下した状態のつるの先端部分を培地に押し付けた状態で保持するという簡単な工程で、つる性植物と培地が収容された容器の組み合わせからなる壁面緑化材を製造することができる。
前述の製造方法において、前記第3工程で垂下した状態の前記つるの先端部分を、低所に設置された他の第2容器内の他の第2培地に押し付けた状態で、前記付着根が前記他の第2培地に根付くまで保持する第4工程を行う場合には、他の第2容器についても簡単な工程で付着根を他の第2培地に根付かせることができる。
前述の製造方法において、前記第2工程における前記第1容器から前記第2容器までの高さ方向の間隔と、前記第4工程における前記第2容器から前記他の第2容器までの高さ方向の間隔とを揃えた場合には、容器同士の間隔が揃った状態の壁面緑化材を容易に製造することができる。
前述の製造方法において、前記第1容器、及び前記第2容器がポット状部材によって構成され、前記第1培地、及び前記第2培地が粒状培地である場合には、取扱いが容易であり、水はけがよいので壁面緑化材をより容易に製造することができる。
前述の製造方法において、前記つる性植物が、キヅタ、ノウゼンカズラ、ヒメイタビ、オオイタビ、イタビカズラ、ヘデラ・カナリエンシス、及びヘデラ・ヘリックスからなる群から選ばれる場合には、付着根を第2培地に確実に根付かせることができる。
本発明によれば、つる性植物と培地が収容された容器の組み合わせからなる簡単な構成の壁面緑化材を容易に製造することができる。
壁面緑化材によって窓側の面が緑化された集合住宅の斜視図である。 壁面緑化材の構成を説明する図である。 ポットが収容された栽培槽の内部構造を説明する図である。 培養液循環ユニットの構成を説明する図である。 建物の途中階に設置されたプランターを説明する図である。 (a)〜(f)はそれぞれ、壁面緑化材の製造方法を時系列で説明する図である。 (a)〜(f)はそれぞれ、壁面緑化材の他の製造方法を時系列で説明する図である。
以下本発明の実施形態について説明する。ここでは、図1示す3階建ての集合住宅1について、窓側の面を緑化する場合を例に挙げて説明する。この例では、集合住宅1が本発明の建物に相当し、集合住宅1の窓側の面が緑化対象となる壁面部に相当する。
集合住宅1は、略直方体状の外観形状をしている。この集合住宅1の各階層には、手すり2が設けられたバルコニー3が設けられている。前述したように、例示の集合住宅1は3階建であるため、1階から3階の各階層にバルコニー3が設けられている。また、集合住宅1における屋上部分には、外周に沿って手すり4が設けられている。
集合住宅1におけるバルコニー3側の面、すなわち建物における窓側の面には、壁面緑化材5が配置されており、この窓側の面を覆っている。この壁面緑化材5は、つる性植物を利用したものであり、集合住宅1に付近の地表面から屋上に亘って集合住宅1の高さ方向に設置されている。また、壁面緑化材5は、集合住宅1の幅方向を覆うように横並びの状態で多数設置されている。
図2に示すように、壁面緑化材5は、つる性植物11と、このつる性植物11の定根11a(つるの端部から発根される根)が根付く培地12a(第1培地)が収容された下端ポット12(第1容器)と、つる性植物11の付着根11b(不定根,つるの途中から発根される根)が根付く培地13a,14a(第2培地)が収容された中間ポット13,14(第2容器)と、つる性植物11の先端部分における付着根11bが根付く培地15a(第3培地)が収容された上端ポット15(第3容器)とを有している。
これらのポット12〜15は、上面が開放された有底筒状の部材であり、円錐台状の外観をしている。そして、底板には排水用の開口が設けられている。このようなポット12〜15は、合成樹脂を成形することで作製される。なお、中間ポット13,14に関し、本実施形態では、つるの途中に位置を異ならせて2つ設けている。便宜上、以下の説明では、下側に配置される中間ポットを下側中間ポット13といい、上側に配置される中間ポットを上側中間ポット14という。
各ポット12〜15に収容される培地12a〜15aは、つる性植物11が根付くものであればよいが、栽培槽でつる性植物11を水耕栽培する関係から、水はけのよい粒状培地が好ましい。本実施形態では、ゼオライトと日向軽石を混合したものを用いている。日向軽石はゼオライトと比べて比重が軽いため、混合比率によって重量を調整することができ、各ポット12〜15の取扱いを容易にできる。また粒状であるため、根を伸ばしやすい。
この壁面緑化材5は、つる性植物11の基端、先端、中間のそれぞれの位置で発根された根(定根11a,付着根11b)を、各位置に設けたポット12〜15の培地12a〜15aに根付かせたものである。このため、つる性植物11は、定根11aの他、つるの途中から付着根11bを発根させるものであることが求められる。
このようなつる性植物11としては、例えば、キヅタ(Hedera bhombea),ノウゼンカズラ(Campsis X Tagliabuana),ヒメイタビ(Ficus thunbergii),オオイタビ(Ficus pumira),イタビカズラ(Ficus nipponica),ヘデラ・カナリエンシス(Hedera canariensis),及びヘデラ・ヘリックス(Hedera helix)が好適に用いられる。
これらのつる性植物11のうち、ヒメイタビ,オオイタビ,イタビカズラ,ヘデラ・カナリエンシス,及びヘデラ・ヘリックスは常緑多年草であるため、四季を通して緑化を希望する場合に用いると好適である。なお、ヘデラ・ヘリックスは、耐寒性も良好であるため、寒冷地を含む多くの地方で良好に生育させることができる。また、ノウゼンカズラは落葉多年生であるため、冬期において緑化が不要な場合には好適に用いられる。
図2に示すように、各ポット12〜15は対応する階層に配置される。このため、下端ポット12から下側中間ポット13までのつるの長さは、地表から2階のバルコニー(手すり)までの距離よりも多少長く定められている。また、下側中間ポット13から上側中間ポット14までのつるの長さは、2階のバルコニーから3階のバルコニーまでの距離よりも多少長く定められている。同様に、上側中間ポット14から上端ポット15までのつるの長さは、3階のバルコニーから屋上までの距離よりも多少長く定められている。
図1及び図2に示すように、下端ポット12は、1階のバルコニー3付近の地表付近に配置された栽培槽21に収容されている。この栽培槽21は、植栽されたつる性植物11に対して培養液を供給する部分である。このため、図1に示すように、栽培槽21には培養液循環ユニット22が接続されており、培養液循環ユニット22からの培養液を、供給管23を通じて栽培槽21へ供給するとともに、余剰の培養液を、回収管24を通じて栽培槽21に回収している。
図1に示すように、栽培槽21は、直方体状の外観形状をしており、内部に空洞を有する箱体として構成されている。例えば図3に示すように、栽培槽21は、上面が開放された直方体状の栽培槽本体31と、栽培槽本体31の上面開口を上方から覆う蓋体32とを有している。栽培槽21の高さは、下端ポット12の培地12aに根付いたつる性植物11を、余裕をもって案内できる程度に定められている。栽培槽21の奥行き(短辺方向の長さ)は、1個の下端ポット12が過不足なく収まる程度に定められており、栽培槽21の幅(長辺方向の長さ)は、複数個(図3の例では9個)の下端ポット12が過不足なく収まる程度に定められている。そして、下端ポット12は、栽培槽本体31と蓋体32とで区画される略直方体状の空間に、栽培槽21の長手方向に沿って横並びの状態で収容されている。
栽培槽本体31の側板31a,31bには、供給側開口33と、排水側開口34と、側面開口35(図1を参照)とが形成されている。供給側開口33は、栽培槽本体31を構成する短辺側の側板に形成されている。この供給側開口33には、培養液を供給する供給管23の先端部分が挿入される。排水側開口34は、供給側開口33が設けられた側板の下端位置に設けられている。この排水側開口34には、培養液を回収する回収管24の先端部分が挿入される。側面開口35は、栽培槽本体31を構成する長辺側の側板に、長辺方向へ長い矩形状に設けられている。この側面開口35は、栽培槽21に収容された下端ポット12から伸びるつる性植物11が、栽培槽21の外へと伸びる際に通る出口となる。
供給側開口33を通って栽培槽21内に導かれた供給管23の先端部分は、噴射管36に接続されている。噴射管36は、培養液の噴射孔(図示せず)が複数形成されたパイプ状部材であり、栽培槽21の長手方向に沿って配置されている。各噴射孔から噴射された培養液は、下端ポット12に収容された培地12aにしみ渡る。
排水側開口34に取り付けられた回収管24の先端部分は、栽培槽本体31の底板31cに近い位置で開口している。底板31cは排水側開口34に向かって僅かに下り傾斜しているので、噴射管36から噴射された培養液のうち培地12aやつる性植物11に吸収されなかった余剰分は、底板31cの表面を排水側開口34に向かって流れる。そして、排水側開口34で回収管24に流入して回収される。
図4に示すように、培養液循環ユニット22は、培養液生成部41と、培養液タンク42とを有している。
培養液生成部41は、水道水と濃縮液とから培養液を生成する部分であり、濃縮液混入器43と、濃縮液タンク44とを備えている。濃縮液混入器43は、濃縮液タンク44に貯留された濃縮液を水道水と混合して培養液を生成する。この濃縮液混入器43は、培養液タンク42内の培養液が規定レベルに維持されるように、培養液を適宜補充する。
培養液タンク42は、栽培槽21との間で循環使用される培養液を貯留する部分であり、藻の発生を抑制するため遮光性の容器によって構成されている。この培養液タンク42には供給管23の基端部分及び回収管24の基端部分が挿入されている。そして、供給管23の基端開口は培養液タンク42の底板付近に位置し、回収管24の基端開口は培養液タンク42の上部に位置している。
供給管23の途中には給液ポンプ45が設けられている。この給液ポンプ45は、培養液タンク42に貯められた培養液を栽培槽21へ向けて送出する。また、回収管24の途中には回収ポンプ46が設けられている。この回収ポンプ46は、回収管24によって回収された余剰の培養液を培養液タンク42側に送出する。従って、給液ポンプ45を動力として培養液タンク42に貯留された培養液が各栽培槽21へと送出され、各栽培槽21における余剰の培養液が回収ポンプ46を動力として培養液タンク42に回収される。
次に、中間ポット(下側中間ポット13,上側中間ポット14)及びこれらの中間ポット13,14を支持するプランター51について説明する。前述したように、中間ポット13,14も上面開放の筒状容器よって構成されており、その内部にはゼオライトと日向軽石を混合した粒状培地が収容されている。
図5に示すように、中間ポット13,14は、集合住宅1の2階や3階(建物の途中階に相当する)に設置されたプランター51に収容されている。このプランター51は上面が開放された長尺矩形状の容器であり(図5に示すプランター51は、一部を切り欠いて示している)、その高さは中間ポット13,14の高さよりも若干高い程度に定められている。そして、プランター51の奥行き(短辺方向の長さ)は、1個の中間ポット13,14が過不足なく収まる程度に定められており、プランター51の幅(長辺方向の長さ)は、複数個の中間ポット13,14が過不足なく収まる程度に定められている。
なお、プランター51の幅に関しては、栽培槽21に収容可能な下端ポット12の数と同数の中間ポット13,14を収容できる程度に定められることが好ましい。このように構成すると、複数の壁面緑化材5を栽培槽21への収納単位で組にすることが可能になり、組ごとに設置作業が行えることから設置作業の効率化が図れる。
プランター51におけるバルコニー3側の側板には、下向きコ字状のフック51aが設けられている。このフック51aは、一対の下向き片のうちの一方が側板の上端にねじ止め等によって固定されている。そして、プランター51の側面から外側に突出された倒L字状の部分が、手すり2に上方から引っ掛けられる。なお、図5では、1個のフック51aしか描かれていないが、プランター51には複数のフック51aが間隔を空けて取り付けられている。このため、各フック51aを手すり2に引っ掛けることで、プランター51を手すり2に安定した状態で設置できる。
次に、図2に基づき、上端ポット15及びこの上端ポット15を支持するプランター52について説明する。前述したように、上端ポット15も上面開放の筒状容器よって構成されており、その内部にはゼオライトと日向軽石を混合した粒状培地が収容されている。上端ポット15を収容するプランター52は、手すり2に引っ掛けるためのフック51aを有していない点で中間ポット13,14用のプランター51と相違するが、他の部分は同様に構成されている。このため、詳細な説明は省略する。なお、中間ポット13,14用のプランター51と同様に、屋上の手すり4に引っ掛ける場合にはフック51aを設ける。
以上説明したように、本実施形態の壁面緑化材5は、つるの途中から付着根11bが発根されるつる性植物11と、つる性植物11の定根11aが根付く培地12aが収容された下端ポット12と、付着根11bが根付く培地13a,14aが収容され、つるの途中に位置を異ならせて配置された下側中間ポット13及び上側中間ポット14と、つるの先端部分から発根された付着根11bが根付く培地15aが収容された上端ポット15とを有している。
そして、図2に示すように、下端ポット12を集合住宅1の1階に対応する地表付近に設置し、下側中間ポット13を集合住宅1の2階に位置するバルコニー3に設置している。同様に、上側中間ポット14を集合住宅1の3階に位置するバルコニー3に設置し、上端ポット15を集合住宅1の屋上に設置している。すなわち、つる性植物11が高さ方向に延びるように各ポット12〜15を配置している。そして、図1に示すように、この壁面緑化材5を横並びに配置することで集合住宅1の窓側の面を緑化している。このように、つる性植物11と培地12a〜15aが収容されたポット12〜15の組み合わせからなる簡単な構成で、広い範囲に対する壁面緑化を行うことができる。
また、つる性植物11が複数のポット同士の間に架け渡された状態で支持されているので、つる性植物11の重量を各ポット12〜15で負担することができる。このため、ポット間のつるの長さを適切に管理することで、つるが自重によって過度に引っ張られてしまう不具合を抑制できる。
また、壁面緑化に際しては、緑化を希望する範囲に亘って複数の壁面緑化材5を横並びに設置すればよく、任意の範囲を簡単に緑化できる。その際、隣り合う壁面緑化材5同士の間隔を調整することで、つる性植物11が繁茂する密度を簡単に調整することができる。すなわち、日光の透過量を簡単に調整できる。また、階層毎にポット同士の間隔を調整することで、途中階において部分的に日光の透過量を増やしたり減らしたりすることもできる。
さらに、本実施形態では、定根11aが培地12aに根付いた下端ポット12を栽培槽21に収容して培養液を供給しているので、つる性植物11の生長に必要な栄養素を、定根11aを通じてつる性植物11の全体に行き渡らせることができる。
次に、前述した壁面緑化材5の製造方法について説明する。この壁面緑化材5は、下端ポット12内の培地12aに定根11aを根付かせたつる性植物11を生長させ、つるの途中で発根した付着根11bを下側中間ポット13や上側中間ポット14に根付かせ、さらにつるの先端部分で発根した付着根11bを上端ポット15に根付かせることで製造される。以下、詳しく説明する。
まず、図6(a)に示すように、定根を培地(第1培地)に根付かせた下端ポット12を棚61(高所)に設置し、つる性植物11のつるを垂下させつつ生長させる(第1工程)。ここで、棚61は、例えばパイプを井桁に組み立てたいわゆるパイプフレームであり、棚61の高さは、集合住宅1の各階の高さに合わせて定められる。そして、先端部分が地表G付近に達するまでつるを生長させる。
つるが十分に成長したならば、図6(b)に示すように、垂下した状態のつるの先端部分を、地表G(低所)に設置された下側中間ポット13内の培地(第2培地)に押し付けた状態で、押し付けた部分の付着根が培地に根付くまで保持する(第2工程)。つるの保持は、例えば、つるが痛まない程度の重し62をつるの上に置くことで行う。本実施形態では、短尺な鋼製のパイプ材を重し62として用いている。なお、つるが痛まないように、スペーサや支持具を用いて、パイプ材を支持することが好ましい。
付着根11bが下側中間ポット13内の培地に根付いたならば、図6(c)に示すように、下端ポット12を地表に置き、下側中間ポット13を棚61に載せる。これにより、つる性植物11における下端ポット12から下側中間ポット13までの部分が、パイプフレーム等の他の部材や地面に絡まないようにしている。そして、棚61に設置した下側中間ポット13については、付着根を根付かせたつる性植物11のつるを、先端部分が地表Gの付近に達するまで生長させる(第3工程)。
つるが十分に成長したならば、図6(d)に示すように、垂下した状態のつるの先端部分を、地表に設置された上側中間ポット14内の培地(他の第2培地)に押し付けた状態で、押し付けた部分の付着根が培地に根付くまで保持する(第4工程)。ここでの保持も、下側中間ポット13で説明した手順と同様に重し62を用いて行われる。
付着根11bが上側中間ポット14内の培地に根付いたならば、図6(e)に示すように、下端ポット12と上側中間ポット14を棚61に載せ、下側中間ポット13を地表Gに置く。これにより、つる性植物11における下端ポット12から上側中間ポット14までの部分が、下側中間ポット13を経由して略V字型に配置される。これにより、この部分がパイプフレーム等の他の部材に絡まないようにしている。そして、棚61に設置した上側中間ポット14については、これまでの工程と同様に、付着根を根付かせたつる性植物11のつるを、先端部分が地表G付近に達するまで生長させる(第5工程)。
つるが十分に成長したならば、図6(f)に示すように、垂下した状態のつるの先端部分を、地表Gに設置された上端ポット15内の培地(第3培地)に押し付けた状態で、押し付けた部分の付着根が培地に根付くまで保持する(第6工程)。ここでの保持も、下側中間ポット13や上側中間ポット14で説明した手順と同様に重し62を用いて行われる。そして、つるの先端部分の付着根が培地に根付くと、壁面緑化材5の製造が終了する。
このように、本実施形態の製造方法では、つる性植物11のつるを垂下させつつ生長させ、垂下した状態のつるの先端部分を培地に押し付けた状態で保持するという簡単な工程を繰り返し行うことで、つる性植物11と培地12a〜15aが収容された複数のポット12〜15の組み合わせからなる壁面緑化材5を製造することができる。
また、本実施形態では、地表Gから棚61の高さを一定にしているので、第2工程における下端ポット12から下側中間ポット13までの高さ方向の間隔と、第4工程における下側中間ポット13から上側中間ポット14までの高さ方向の間隔が揃えられる。これにより、下端ポット12から下側中間ポット13までのつる性植物11の長さと、下側中間ポット13から上側中間ポット14までのつる性植物11の長さとが概ね等しくなる。従って、集合住宅1のように各階の高さが一定の建物に適した形態の壁面緑化材5、すなわち各階の設置に適した一定の間隔で各ポット12〜15が設けられた壁面緑化材5を、容易に製造することができる。
図7(a)〜(f)は、壁面緑化材5の他の製造方法を説明する図であり、それぞれ先に説明した図6(a)〜(f)に対応している。先に説明した製造方法との相違点について説明すると、先の製造方法ではつるの先端部分の付着根が培地に根付く度に棚61と地表Gとの間でポットを移動させていたが、この製造方法ではポット同士の間隔を適宜空けてつるの部分を略U字状に弛ませることで棚61の上のポットを地表Gに降ろさないようにしている。
例えば、図7(b)の状態から図7(c)の状態にする際、下端ポット12と下側中間ポット13とを適宜間隔を空けて棚61の上に設置することで、つるが他の部分に絡まない程度の弛みを持たせている。同様に、図7(d)の状態から図7(e)の状態にする際にも、下側中間ポット13と上側中間ポット14とを適宜間隔を空けて棚61の上に設置することで、つるが他の部分に絡まない程度の弛みを持たせている。
この製造方法でも先に説明した製造方法と同様に、つる性植物11とポットの組み合わせからなる壁面緑化材5を簡単に製造することができる。そして、この製造方法では、棚61と地表Gとの間でポットの入れ替えを行わないので、その分だけ製造工程を簡略化できる。
以上の実施形態の説明は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に本発明にはその等価物が含まれる。例えば、次のように構成してもよい。
緑化対象の建物に関し、前述の実施形態では集合住宅1を例示したが、他の種類の建物であっても同様に適用できる。
中間ポット13,14に関し、前述の実施形態では、下側中間ポット13と上側中間ポット14の2つ備える壁面緑化材5を例示したが、中間ポットは2つに限られない。1つであってもよいし、3つ以上設けてもよい。
前述の実施形態では、上端ポット15を備える壁面緑化材5を例示したが、上端ポット15は必要に応じて設ければよい。そして、上端ポット15内の培地につるの先端部分を根付かせた場合には、上端ポット15によってつるの先端部分が固定されるので、設置作業が容易になるとともに配置の自由度が増す。なお、上端ポット15を省略した場合には、つるの先端部分を固定するための固定具(例えばクリップ)を用意すればよい。
前述の実施形態では、つる性植物11の定根11aが根付いた培地を下端ポット12に収容していたが、上端ポット15に収容するようにしてもよい。この場合、栽培槽21が集合住宅1の屋上に設置され、上方から下方に向けてつる性植物11が配置されることになる。このようにしても同様の作用効果が得られる。
前述の実施形態では、栽培槽21によってつる性植物11の定根11aに培養液を供給していたが、栽培槽21に代えて人の手によって培養液を供給するようにしてもよい。この場合、栽培槽21に代えてプランターを用いてもよいし、下端ポット12を地表に設置してもよい。
前述の実施形態では、棚61を高所とし、地表Gを低所として説明した。ここで、高所及び低所は、相対的な高さ関係を表している。すなわち、つる性植物11のつるを生長させるための起点となる高さ位置を高所とし、付着根を根付かせる位置を低所としている。このため、高所は必ずしも地表Gよりも高い位置である必要はない。要するに、付着根を根付かせる高さ位置よりも高い位置であれば足りる。
1 集合住宅
2 バルコニーに設けられた手すり
3 バルコニー
4 屋上に設けられた手すり
5 壁面緑化材
11 つる性植物
11a つる性植物の定根
11b つる性植物の付着根
12 下端ポット
12a 下端ポットに収容された培地
13 下側中間ポット
13a 下側中間ポットの培地
14 上側中間ポット
14a 上側中間ポットの培地
15 上端ポット
15a 上端ポットの培地
21 栽培槽
22 培養液循環ユニット
23 供給管
24 回収管
31 栽培槽本体
31a 栽培槽本体の短辺方向の側板
31b 栽培槽本体の長辺方向の側板
31c 栽培槽本体の底板
32 蓋体
33 供給側開口
34 排水側開口
35 側面開口
41 培養液生成部
42 培養液タンク
43 濃縮液混入器
44 濃縮液タンク
45 給液ポンプ
46 回収ポンプ
51 中間ポット用のプランター
51a フック
52 上端ポット用のプランター
61 棚
62 重し
G 地表

Claims (5)

  1. つるの途中から付着根が発根されるつる性植物と、前記つる性植物の定根を根付かせる第1培地が収容された第1容器と、前記付着根を根付かせる第2培地が収容され、前記つるの途中に配置された第2容器とを有し、建物の壁面部を緑化するために、前記壁面部に添って配置される壁面緑化材の製造方法であって、
    前記定根を前記第1培地に根付かせた前記第1容器を高所に設置した状態で、前記つる性植物のつるを垂下させつつ生長させる第1工程と、
    垂下した状態の前記つるの先端部分を、低所に設置された前記第2容器内の前記第2培地に押し付けた状態で、前記付着根が前記第2培地に根付くまで保持する第2工程と、
    前記第2容器を高所に移動させた状態で、前記つるを垂下させつつ生長させる第3工程とを行うことを特徴とする壁面緑化材の製造方法。
  2. 前記第3工程で垂下した状態の前記つるの先端部分を、低所に設置された他の第2容器内の他の第2培地に押し付けた状態で、前記付着根が前記他の第2培地に根付くまで保持する第4工程を行うことを特徴とする請求項1に記載の壁面緑化材の製造方法。
  3. 前記第2工程における前記第1容器から前記第2容器までの高さ方向の間隔と、前記第4工程における前記第2容器から前記他の第2容器までの高さ方向の間隔とを揃えたことを特徴とする請求項2に記載の壁面緑化材の製造方法。
  4. 前記第1容器、及び前記第2容器は、ポット状部材によって構成され、
    前記第1培地、及び前記第2培地は、粒状培地であることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の壁面緑化材の製造方法。
  5. 前記つる性植物が、キヅタ、ノウゼンカズラ、ヒメイタビ、オオイタビ、イタビカズラ、ヘデラ・カナリエンシス、及びヘデラ・ヘリックスからなる群から選ばれることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の壁面緑化材の製造方法。
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