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JP5328951B2 - 空気調和システム - Google Patents

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JP5328951B2
JP5328951B2 JP2012073400A JP2012073400A JP5328951B2 JP 5328951 B2 JP5328951 B2 JP 5328951B2 JP 2012073400 A JP2012073400 A JP 2012073400A JP 2012073400 A JP2012073400 A JP 2012073400A JP 5328951 B2 JP5328951 B2 JP 5328951B2
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Description

本発明は、換気装置を備えた空調システムに関するものである。
従来より、冷凍サイクルを備えた空気調和装置と換気装置とを備えた空気調和システムがある。冷凍サイクルは、圧縮機、四方弁、室外熱交換器、減圧装置及び室内熱交換器が順次配管で接続されて冷媒が循環するように構成されている。冷房運転時は、圧縮機で圧縮された高温高圧のガス冷媒を室外熱交換器に送り込み、室外熱交換器で室内空気と熱交換することにより冷媒を液化する。液化した冷媒は、減圧装置で減圧されて気液二相状態となり、室内熱交換器に流入する。室内熱交換器に流入した冷媒は室内空気と熱交換し、室内空気から熱を吸収してガス化する。一方で、室内空気は熱を奪われるため室内空間が冷房される。ガス化した冷媒は圧縮機に戻る。
また、換気装置は、室内の空気を室外の新鮮空気と入れ換える運転を行っている。具体的には、室外の空気を室内に供給する一方、室内の空気を室外に排出している。このため、この種の換気装置を備えた空気調和システムでは、冷房負荷として室内で発生する熱負荷(=室内全熱負荷)や、建物壁面から進入する熱負荷(=貫流負荷)の他、換気装置から導入される外気からの熱負荷(=外気全熱負荷)も処理する必要がある。
室内の快適性を確保するには、室内温度を目標室内温度にする必要があり、そのためには外気全熱負荷及び室内全熱負荷のうちの顕熱負荷と、貫流負荷とを処理すればよい。冷房運転時は特に除湿も重視されていることから、顕熱負荷だけでなく潜熱負荷も処理して除湿量を確保する必要がある。除湿量は蒸発温度を下げる程、多くなるため、蒸発温度を低めにして運転を行っている。この場合、圧縮機入力が増大して運転効率が低下してしまうという課題があった。
そこで、従来より、外気温湿度に応じて換気量を変更し、除湿量を確保しつつ高効率運転を可能とした技術がある(例えば特許文献1参照)。
特開2006−329468号公報(要約)
しかしながら、特許文献1の技術では、冷房運転時に換気を行いつつ室内の快適性を確保するにあたり、換気により空調負荷が増加する場合は換気を行わないようにしている。つまり、高効率運転を行うために必要換気量を無視した運転を行っている。このため、換気量が不十分となり、室内のCO2濃度が上昇してしまうという問題があった。
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、冷房運転時に必要換気量を確保した上で、快適性向上と高効率化の両立を実現可能な空気調和システムを提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和システムは、圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器を有し、冷房運転が可能な冷凍サイクルと、冷凍サイクルを備えて室内の顕熱負荷を処理する空気調和装置と、室内環境に応じた必要換気量を確保するように風量制御され、室内空気と室外空気を入れ換えて換気を行うと共に、室内の潜熱負荷を処理する換気装置と、室内の顕熱負荷が小さくなるに連れ、所定の蒸発温度範囲内で目標蒸発温度が上昇するように決定し、決定した目標蒸発温度となるように冷凍サイクルを制御する制御装置とを備え、換気装置は、室外空気を室内に供給する給気通風路と、室内空気を室外に排気する排気通風路と、給気通風路を流れる室外空気と排気通風路を流れる室内空気との間で全熱交換を行う全熱交換器と、冷凍サイクルの蒸発器に並列に接続された蒸発器で構成され、給気通風路において全熱交換器の下流に配置されて全熱交換器を通過後の空気を除湿して室内に供給する換気装置用冷却器とを備え、制御装置は、室内の在室人数に応じた人体潜熱負荷Qlmと、換気装置によって室外空気を室内に取り入れることによる外気潜熱負荷Qloと、換気装置における換気風量と、給気通風路において全熱交換器を通過後の空気である冷却器流入空気の温湿度と、換気装置用冷却器の温度効率とに基づいて所定の蒸発温度範囲の最大値を決定する。
本発明によれば、換気装置の風量制御を行って常に必要換気量を確保しているため、室内空気質を良好に保つことができる。そして、必要換気量を確保した上で、人体潜熱負荷Qlmと外気潜熱負荷Qloとを処理して目標室内湿度を実現できる最大蒸発温度を決定し、その最大蒸発温度以下の範囲で、顕熱負荷が小さくなるに連れ目標蒸発温度を上昇させるようにした。これにより、高効率に室内温湿度を目標値に近づけることが可能となり、快適性向上と高効率化の両立を実現できる。
本発明の一実施の形態における空気調和システムの概略図である。 図1の空気調和システムの冷媒回路の概略図である。 図1の空気調和装置に設置された各種検出装置を示す図である。 図1の換気装置の概略構成を示す図である。 図1の換気装置の給気通風路における空気状態の変化を示す空気線図である。 温度差ΔTに応じた目標蒸発温度Teの決定方法の説明図である。 図2の冷凍サイクルのp−h線図である。 図5に示した空気線図上に目標温湿度を示した空気線図である。 最大蒸発温度Te_maxの設定方法を説明するための空気線図である。 目標室内空気と冷却器流入空気IAの空気状態を示す空気線図である。 本発明の一実施の形態の空気調和システムにおける制御フローを示す図である。 図1の換気装置の変形例1を示す図である。 図12の換気装置を用いる場合の制御フローを示す図である。 図1の換気装置の変形例2を示す図である。 図1の換気装置の変形例3を示す図である。
図1は、本発明の一実施の形態における空気調和システムの概略図で、空気調和システムが設置された部屋の上面図を示している。図1及び後述の図において、同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。
空気調和システム100は、空気調和装置1と、室内101の換気を行う換気装置13とを備えている。空気調和装置1は、複数(ここでは3台)の室内機11と室外機12とを備えている。室外機12は室外に設置され、室内機11は室内101に設置されており、室外機12及び各室内機11のそれぞれは、伝送線103により制御装置としての集中コントローラ102に接続されている。空気調和装置1は、主に室内101の顕熱負荷を処理し、換気装置14は室内101の換気と主に室内101の潜熱負荷の処理とを行うものであり、空気調和装置1と換気装置13の後述の換気装置用冷却器9とは冷媒配管104で接続されて冷凍サイクルを構成している。
また、空気調和システム100は、使用者が室内温度及び室内湿度(目標室内空気の温湿度)を設定する目標温湿度設定装置としての入力部102aを備えており、入力部102aで設定された目標温湿度に近づくように運転が行われる。また、換気装置13も集中コントローラ102に接続されている。
図2は、図1の空気調和システムの冷媒回路の概略図である。
空気調和装置1は、圧縮機2と、四方弁3と、室外熱交換器4と、減圧装置としての膨張弁5と、室内熱交換器6と、順次配管で接続されて冷媒が循環するように構成された冷凍サイクルを備えている。空気調和装置1は更に、室外熱交換器用送風機7及び室内熱交換器用送風機8を備えている。そして、室外機12に、圧縮機2、四方弁3、室外熱交換器4及び室外熱交換器用送風機7が設置され、室内機11に、開度調整可能な膨張弁5、室内熱交換器6及び室内熱交換器用送風機8が設置されている。そして、互いに直列に接続された換気装置搭載膨張弁5a及び換気装置用冷却器9が、膨張弁5及び室内熱交換器6に並列に接続されており、これらは換気装置13に設置されている。換気装置13には更に、換気装置用冷却器9に空気を通過させるための給気用送風機10が設置されている。
このように構成された空気調和システム100は、圧縮機2から吐出した冷媒の流れ方向を四方弁3により切り換えて冷房運転又は暖房運転に切り換え可能となっている。四方弁3を図1の実線側に切り換えた場合、室内熱交換器6及び換気装置用冷却器9が蒸発器、室外熱交換器4が凝縮器となり冷房運転が実施され、四方弁3を図1の点線側に切り換えた場合、室内熱交換器6が凝縮器、室外熱交換器4が蒸発器となり暖房運転が実施される。なお、暖房運転時は換気装置搭載膨張弁5aを閉じ、換気装置用冷却器9には冷媒を流さないようにしても良いし、換気装置搭載膨張弁5aを開け、換気装置用冷却器9に高温高圧のガス冷媒を流して、凝縮器として使用しても良い。また、本発明の空気調和システムは、少なくとも冷房運転が可能であればよく、四方弁3は必ずしも必須の構成ではない。
次に、空気調和システム100の冷房運転時の動作を図2を参照して説明する。図2において矢印は冷房運転時の冷媒の流れを示している。
空気調和装置1において、冷房時は、圧縮機2で圧縮された冷媒は高温高圧のガス冷媒となり、四方弁3を通り室外熱交換器4に送り込まれる。室外熱交換器4に流入した冷媒は、室外熱交換器用送風機7で搬送される室外空気と熱交換し、放熱することにより液化する。液化した冷媒は膨張弁5で減圧されて気液二相状態となり、室内熱交換器6及び換気装置用冷却器9に流入する。室内熱交換器6に流入した冷媒は、室内熱交換器用送風機8から搬送される室内空気と熱交換し、吸熱することによりガス化し、換気装置用冷却器9に流入した冷媒は、給気用送風機10から搬送される冷却器流入空気IAと熱交換し、吸熱することによりガス化する。これらのガス化した冷媒は、圧縮機2へ戻される。以上のように冷媒が冷媒回路を循環することにより冷房運転を行う。
図3は、図1の空気調和装置に設置された各種検出装置を示す図である。
図1においては図示省略していたが、空気調和装置1には図3に示すように各種検出装置が設けられている。すなわち、室外機12に蒸発温度検出装置31が設けられ、各室内機11のそれぞれに、室内機11の吸込空気の温湿度を検出する吸込温湿度検出装置32が設けられている。これらの検出装置31、32の検出値は集中コントローラ102に出力される。なお、図3において33はインバータ駆動用モータで構成された圧縮機周波数調整装置であり、集中コントローラ102によって制御される。
図4は、図1の換気装置の概略構成を示す図である。
換気装置13は、本体ケーシング13a内に、換気装置用冷却器9と、全熱交換器22と、給気用送風機10と、排気用送風機21とを備えている。本体ケーシング13a内には、給気通風路Aと排気通風路Bとが互いに独立して形成されている。給気通風路Aは、給気用送風機10により室外空気OAを取り入れて全熱交換器22及び換気装置用冷却器9に通過させ、調整空気SAとして室内101に供給する通風路である。排気通風路Bは、排気用送風機21により室内空気RAを取り入れて全熱交換器22に通過させ、排気EAとして室外に排気する通風路である。なお、以下では、給気通風路Aにおいて全熱交換器22を通過した後、換気装置用冷却器9に流入する空気を冷却器流入空気IAという。
換気装置13には更に、冷却器流入空気IAの温度及び湿度を検出する冷却器流入温湿度検出装置23と、室内空気RAのCO2 濃度を検出するCO2 濃度検出装置24と、換気風量検出装置25とを備えており、これらの検出装置23〜25の検出値は、伝送線103を介して集中コントローラ102に出力される。集中コントローラ102は、空気調和装置1内の各検出装置31、32の検出値や、換気装置13の検出装置23〜25の検出値に基づいて後述の制御フローの処理を行う。
全熱交換器22は、例えば互いに直交する通風路が交互に積層された構造を成すものであって、その通風路に室内空気RAと室外空気OAとが通過することで両気流の間で全熱交換を行うものである。換気装置用冷却器9は、上述したように冷凍サイクルの蒸発器で構成され、自身を通過する空気を露点温度以下に冷却して除湿するものである。換気装置13は、換気の他に上述したように室内101の潜熱負荷を処理する役割を有しており、全熱交換器22と換気装置用冷却器9とにより室内101の潜熱負荷を処理する。この点については改めて説明する。
給気用送風機10及び排気用送風機21はファンなどから構成されており、回転数制御により換気装置13内を流れる空気の風量を制御するものである。ファンを回転させるモータにDCモータを使用する場合には、電流値を変化させて回転数を制御することで風量を制御し、ACモータを使用する場合には、インバータ制御により電源周波数を変化させて回転数を制御することで風量を制御する。
このように構成された換気装置13では、室内101の環境(空気質、例えばCO2濃度)を良好に保つ(例えば、CO2濃度を1000ppm以下に保つ)ための必要換気量(風量VA)で換気が行われるように、集中コントローラ102により給気用送風機10及び排気用送風機21の回転数が制御される。そして、室外空気OAを、給気通風路Aの全熱交換器22及び換気装置用冷却器9に通過させて除湿した上で室内101に供給する一方、室内空気RAを排気通風路Bに通過させて室外に排気することで、室内101の潜熱負荷を処理する。
次に、換気装置13の動作について図4及び図5を参照して説明する。ここでは、室外空気OAが室内空気RAよりも高温高湿の場合を例に説明する。
図5は、図1の換気装置の給気通風路Aにおける空気状態の変化を示す空気線図である。図5の空気線図の縦軸は空気の絶対湿度[kg/kg’]、横軸は空気の乾球温度[℃]である。なお、空気状態は、温度と湿度とから空気線図上で1点で表され、図5には、室外空気OA、冷却器流入空気IA、調整空気SAのそれぞれの空気状態を示している。また、図5においてTeは換気装置用冷却器9の蒸発温度である。
室外空気OAは、全熱交換器22通過時に排気通風路Bからの室内空気RAと全熱交換し、図5に示すように冷却除湿されて換気装置用冷却器9に流入する。換気装置用冷却器9に流入した冷却器流入空気IAは、換気装置用冷却器9通過時に露点温度以下まで冷やされて冷却除湿され、調整空気SAとなって室内へ供給される。
このように、給気通風路Aでは、室外空気OAを全熱交換器22で室内空気RAと全熱交換して冷却除湿し、更に換気装置用冷却器9で冷却除湿してから室内101に供給する。この調整空気SAは、室内湿度を、入力部102aから設定された目標湿度にすることが可能なように絶対湿度が調整された空気である。よって、その調整空気SAを室内101に供給することで、室内101を目標湿度にすることができる。
ところで、図5の空気線図上において、換気装置用冷却器9の蒸発温度Teの直線と飽和曲線との交点(1)と冷却器流入空気IAの点とを結ぶ線上の空気状態の空気が、換気装置用冷却器9から流出して調整空気SAとして室内へ供給されることになる。逆に言えば、点IAで示した温湿度の空気を換気装置用冷却器9に流入して、点SAで示した温湿度の空気を流出させたい場合には、点IAと点SAとを結んだ直線と飽和曲線との交点の温度Teの冷媒が換気装置用冷却器9に流れるようにすればよい。すなわち、換気装置用冷却器9における蒸発温度をTeとすればよい。よって、室内湿度を目標湿度にするにあたり調整空気SAの絶対湿度を調整するには、目標湿度に応じて蒸発温度を調整すればよい。換気装置用冷却器9の蒸発温度Teの設定については後述する。
また、図5より、Teが高くなれば絶対湿度が上がるため換気装置用冷却器9の潜熱処理能力は低下し、Teが低くなれば絶対湿度が下がるため換気装置用冷却器9の潜熱処理能力は上昇するということがわかる。
以上説明したように、冷房運転時に換気のために室外空気OAを取り入れる際に、室外の高温高湿の空気をそのまま室内101に取り入れると、室内101の潜熱負荷が増してしまう。しかし、換気装置13では、室外空気OAを全熱交換器22及び換気装置用冷却器9を通過させて冷却除湿し、室内101を目標湿度にすることが可能な絶対湿度の空気に調整してから室内101に供給する。これにより、室内101の潜熱負荷が増すのを防止できるのはもちろんのこと、室内101の潜熱負荷を処理して室内101を目標湿度にすることが可能となる。なお、室内101を目標温湿度にするにあたり、顕熱負荷の処理は上述したように空気調和装置1側で行われる。
次に、空気調和システム100における具体的な制御について説明する。
空気調和システム100は、吸込温湿度検出装置32で検出された室内温度Taと入力部102aで設定された目標室内温度Ta_in(℃)との温度差ΔT(顕熱負荷)に応じて目標蒸発温度(運転蒸発温度)Te[℃]を決定し、その目標蒸発温度Teになるように、冷凍サイクルの制御(圧縮機2の周波数制御、送風機10、21の回転数制御等)を行う。
図6は、温度差ΔTに応じた目標蒸発温度Teの決定方法の説明図である。図6において横軸は温度差ΔT、縦軸は目標蒸発温度Teである。図7は、図2の冷凍サイクルのp−h線図である。
目標蒸発温度Teは、図6に示す特性と温度差ΔTとを用いて決定する。
図6に示す特性は、T0と、Te_minと、Te_maxとに基づいて特定される特性であり、これらの3つの値のうち、T0及び最小蒸発温度Te_minは、予め設定されている。なお、T0は、予め設定された温度差であり例えば1℃である。最小蒸発温度Te_minは、十分な冷房能力を確保できる温度であり、例えば0℃等である。Te_maxは最大蒸発温度であり、室内湿度を目標室内湿度(相対湿度)RH_inにすることができる蒸発温度範囲の最大値である。つまり、除湿量は蒸発温度を上げるほど減少するため、最大蒸発温度Te_maxは、目標室内湿度RH_inを実現できる限界の蒸発温度に相当する。最大蒸発温度Te_maxの設定方法については後述する。
図6より明らかなように、温度差ΔTが小さくなるに連れ(顕熱負荷が小さくなるに連れ)、目標蒸発温度Teを上げる制御を行う。このように顕熱負荷の減少に伴い目標蒸発温度Teを上げることで、図7に示すように圧縮機2入口の冷媒状態が点aから点bに変化する。これにより、図7に示すp−h線図を見ても分かるように、圧縮機2入力が減少し、高効率運転とすることができる。通常の空気調和装置の運転は、温度差ΔTが小さいところ(低負荷)での運転時間が長いので、この高効率運転が省エネ効果向上に大きく影響する。
本実施の形態では、上述したように換気装置13により必要な換気量の確保も行うものであり、換気については、冷凍サイクルの制御とは別に換気装置13の風量制御により独立して行っている。よって、本実施の形態の空気調和システムでは、最小蒸発温度Te_minから最大蒸発温度Te_maxの蒸発温度範囲内で、図6により温度差ΔTに応じて目標蒸発温度Teを決定し、決定した目標蒸発温度Teとなるように冷凍サイクルを制御することで、必要換気量を確保した上で、必要な除湿量確保と高効率運転を実現できるのである。したがって、最大蒸発温度Te_maxを適切に設定することが重要であり、本実施の形態は、最大蒸発温度Te_maxの決定方法に特徴がある。
図8は、図5に示した空気線図上に目標温湿度を示した空気線図である。図8において縦軸は絶対湿度[kg/kg’]、横軸は乾球温度[℃]である。
最大蒸発温度Te_maxの設定にあたっては、換気装置13の換気による室内101への潜熱負荷の影響を考慮する必要がある。図8に示されているように目標室内空気の絶対湿度xa_inが、冷却器流入温湿度検出装置23の検出値から求められる冷却器流入空気IAの絶対湿度xa_oよりも高い場合、目標湿度を実現するには室内の潜熱負荷(以下、人体潜熱負荷という)Qlmに加えて外気からの潜熱負荷(以下、外気潜熱負荷という)Qloも処理する必要がある。
<<最大蒸発温度Te_maxの算出>>
以下、最大蒸発温度Te_maxの設定にあたっての考え方についてまず説明する。
図9は、最大蒸発温度Te_maxの設定方法を説明するための空気線図である。図9において縦軸は絶対湿度[kg/kg’]、横軸は乾球温度[℃]である。
図9においてSA’は、潜熱負荷Ql(=Qlo+Qlm)を処理できる調整空気のうち絶対湿度が最大の調整空気である。目標調整空気SA’の絶対湿度をxa_f、温度をTfとする。なお、絶対湿度xa_f及び温度Tfは現段階では未知であり、図9上の点は仮にプロットした点である。目標調整空気SA’の点と冷却器流入空気IAの点とを結ぶ直線を延長した直線と飽和曲線との交点が最大蒸発温度Te_maxとなる。
次に、調整空気SA’の絶対湿度xa_fの算出について説明する。絶対湿度xa_fの算出には潜熱負荷Qlが必要である。潜熱負荷Qlは外気潜熱負荷Qloと人体潜熱負荷Qlmとに分けられるため、ここではまず、外気潜熱負荷Qloと人体潜熱負荷Qlmのそれぞれの算出方法について説明する。
(外気潜熱負荷Qlo)
本実施の形態においては、室外空気OAと室内空気RAとが全熱交換器22で熱交換するので、外気潜熱負荷Qlo[kW]は、水の蒸発潜熱を2500[kJ/kg]とすると式(1)で求まる。このように、冷却器流入空気IAの温度を検出することで、容易に外気潜熱負荷Qloが検出可能となる。
Qlo=VA/3600×ρa×(xa_o−xa_in)×2500 ・・・(1)
ここで、
VA[m3 /h] :換気風量検出装置25の検出値
xa_o[kg/kg’] :全熱交換器22通過後の空気(冷却器流入空気IA)の絶対湿度
xa_in[kg/kg’]:目標室内空気の絶対湿度
ρa[kg/m3]:空気の密度
(人体潜熱負荷Qlm)
通常一人当りの潜熱負荷は例えば53[W/人]で与えられるため、在室人数Nが分かれば人体からの人体潜熱負荷Qlm[kW]が式(2)で求まる。一人当りの潜熱負荷については、53[W/人]ではなく、その状況に応じた値を用いても良い。
Qlm=53×N/1000 ・・・(2)
在室人数Nについては、CO2 濃度検出装置24の検出値X(ppm)、換気風量検出装置25の検出値VA[m3 /h]を用いて算出する。一般的に、外気のCO2 濃度は350ppm、人体からのCO2 発生量は0.02m3 /(人・h)であるため、在室人数Nは式(3)で求まる。外気のCO2 濃度、人体からのCO2 発生量については、その状況に応じた値を用いても良い。また、今回は、CO2 センサから在室人数Nを求めたが、別途人検出センサを用いても良いし、予め決められた値を用いても良いし、集中コントローラ102に使用者が入力する形としても良い。
N =VA/0.02×(X−350)×10-6 ・・・(3)
以上より、外気潜熱負荷Qloと人体潜熱負荷Qlmとが求まり、換気装置13で処理すべき潜熱負荷Ql=Qlo+Qlmが求まる。
次に、以上のようにして求められた潜熱負荷Qlを処理することが可能な目標調整空気SA’の絶対湿度を算出する。調整空気SA’の絶対湿度xa_fは、式(4)で求められる。
xa_f=xa_o−3600×Ql/(VA・ρa・2500) ・・・(4)
式(4)により算出した絶対湿度xa_f以下の絶対湿度の調整空気を室内101に供給することにより、室内湿度を目標室内湿度RH_inにすることができる。
以上により絶対湿度xa_fの算出方法が明らかになったところで、続いて最大蒸発温度Te_maxの算出について説明する。本実施の形態では、最大蒸発温度Te_maxの算出にあたり、換気装置用冷却器9の温度効率ηt(=換気装置用冷却器9を通過前後の空気温度差/(冷却器流入空気IAの温度−蒸発温度Te))を使用する。
ところで、換気装置13の換気装置搭載膨張弁5aは、換気装置用冷却器9出口の過熱度が予め設定された適正値を維持するように開度調整されている。適正値を例えば2℃にした場合と2.5℃にした場合とでは、換気装置用冷却器9の温度効率ηtが異なる。具体的には、過熱度を高くする程、温度効率ηtが下がる関係があり、この関係における具体的な数値については換気装置用冷却器9の構造等に応じて決まっており、互いに一意に決まる。このため、適正値を例えば2.5℃に設定すると、換気装置用冷却器9の温度効率ηtも自ずと決まる。そして、換気装置用冷却器9における温度効率ηtの関係は、換気装置用冷却器9の通過前後の絶対湿度効率の関係に置き換えることができるため、換気装置用冷却器9の蒸発温度がTeの場合、以下の式(5)が成り立つ。
(Ta_o−Tf)/(Ta_o−Te)=ηt=(xa_o−xa_f)/(xa_o−xa_e) ・・・(5)
ここで、
Ta_o:冷却器流入空気IAの温度[℃]
Tf :冷却器流出空気の温度[℃]
xa_f:冷却器流出空気の飽和絶対湿度[kg/kg’]
xa_e:蒸発温度Teの飽和絶対湿度[kg/kg’]
この式において、TeをTe_maxに置き換えると、次の式(6)が成り立つ。
(Ta_o−Tf)/(Ta_o−Te_max)=ηt=(xa_o−xa_f)/(xa_o−xa_s) ・・・(6)
ここで、
xa_s:最大蒸発温度Te_maxの飽和絶対湿度[kg/kg’]
よって、式(6)の右側の等式(ηt=(xa_o−xa_f)/(xa_o−xa_s) )に、上記で算出したxa_fと、冷却器流入温湿度検出装置23の検出値により求められる冷却器流入空気IAの絶対湿度xa_oとを代入することでxa_sを求めることができる。絶対湿度と、その絶対湿度を飽和絶対湿度とする温度とは一意の関係があることから、xa_sを求めることで、最大蒸発温度Te_maxも求めることができる。なお、温度効率ηtは予め集中コントローラ102内に設定されている。
このようにして求めた最大蒸発温度Te_max以下に目標蒸発温度Teを設定して運転することで、繰り返しの説明となるが、潜熱負荷を十分処理でき、室内湿度を目標室内湿度RH_inに到達可能となって快適性が向上し、且つ、負荷に応じて目標蒸発温度Teを上昇させた高効率運転が可能となり、省エネ性が向上する。
以上の説明により最大蒸発温度Te_maxの算出方法が明らかとなったところで、次に、換気装置搭載膨張弁5aの制御について説明する。
換気装置搭載膨張弁5aは、換気装置用冷却器9における過熱度が適正値を維持するように開度調整されていることは上述した通りである。この過熱度制御は、換気装置13で除湿を行う場合に行うものであり、換気装置13での除湿が不要な場合には、換気装置搭載膨張弁5aを閉じて冷媒を流さないようにし、除湿停止する。このようにすることで、過剰に除湿することによる消費電力増大を防止することが可能となる。このときの最大蒸発温度は、上述のようにして算出するのではなく、機器の信頼性が保証される予め決められた最大蒸発温度にしても良い。
ここで、除湿が不要な場合とは、冷却器流入温湿度検出装置23の検出値から求まる冷却器流入空気IAの絶対湿度xa_oが、図10の空気線図に示すように目標室内空気における絶対湿度xa_inよりも低い場合が該当する。冷却器流入空気IAは、室内空気RAと全熱交換後の空気であるため、その冷却器流入空気IAの絶対湿度xa_oが目標室内絶対湿度xa_inより低い場合は、室内絶対湿度が目標室内絶対湿度xa_inよりも低くなっているか、室外空気OAの絶対湿度が目標室内絶対湿度よりも低いということになる。このため、換気装置用冷却器9で除湿せずにそのまま室外空気OAを室内101に取り込んでも構わない。よって、このような場合には、換気装置搭載膨張弁5aを閉じて冷媒を流さないようにする。なお、除湿停止の条件は、絶対湿度だけでなく乾球温度も加味して、xa_o<xa_in且つTa_o<Ta_inとしても良い。
このように冷却器流入空気IAの温湿度を用いて除湿開始/除湿停止の判定も可能となる。よって、冷却器流入温湿度検出装置23は、最大蒸発温度Te_maxの決定だけでなく、除湿開始/除湿停止の判定にも使用できる。
除湿停止後、冷却器流入空気IAの絶対湿度xa_oが目標空気の絶対湿度xa_inよりも高くなったら、換気装置搭載膨張弁5aを開き、除湿開始させる。除湿開始後は過熱度制御に戻り、過熱度が適正値を維持するように換気装置搭載膨張弁5aの開度調整を行う。
図11は、本発明の一実施の形態の空気調和システムにおける制御フローを示す図である。
まず、目標室内温度Ta_inと目標室内湿度RH_inとを設定して冷房運転を開始する。このとき、初期設定で室内機11、室外機12及び換気装置13の運転を開始する(S1)。そして、目標室内温度Ta_inと目標室内湿度RH_inとから目標室内絶対湿度xa_inを算出する(S2)。ついで、冷却器流入温湿度検出装置23により冷却器流入空気IAの温度Ta_oと湿度RH_oとを検出し、これらの検出値から冷却器流入空気IAの絶対湿度xa_oを算出する(S3)。
次に、ステップS3で算出した冷却器流入空気IAの絶対湿度xa_oとステップS2で算出した目標室内絶対湿度xa_inとを比較する(S4)。xa_oがxa_in以上であれば、換気風量VA及びCO2 濃度を検出し、これらの検出値と、冷却器流入空気IAの温度Ta_oと、冷却器流入空気IAの絶対湿度xa_oと、目標室内温度Ta_inと、目標室内空気の絶対湿度xa_inと、予め決められた温度効率ηtとから、上述のようにして最大蒸発温度Te_maxを算出する(S5)。
そして、最小蒸発温度を予め決められたTe_min、最大蒸発温度をステップS5で算出した最大蒸発温度Te_maxとした蒸発温度範囲内で図6により温度差ΔTに応じた目標蒸発温度Teを決定する(S6)。そして、換気装置用冷却器9における蒸発温度が目標蒸発温度Teとなるように冷凍サイクルの制御(圧縮機2の回転数制御、送風機7,8の制御等)を行う(S7)。と同時に、換気装置搭載膨張弁5aを、換気装置用冷却器9出口の過熱度が適正値を維持するように制御する(過熱度制御)(S8)。なお、空気調和装置1の膨張弁5も同様に、室内熱交換器6出口の過熱度が適正値を維持するように制御する。
そして、運転終了かどうかを判定し(S9)、運転終了でない場合はステップS3に戻る。冷凍サイクルの運転によって温度差ΔTが減少していれば、ステップS6では、図6に従って現状より高い目標蒸発温度Teが設定される。そして、同様にステップS7及びステップS8の処理を行いステップS3に戻る。
そして、換気装置13の運転により室内101の除湿が進んで室内絶対湿度が目標室内絶対湿度xa_inよりも低くなっている場合や、室外空気OAの絶対湿度が目標室内絶対湿度xa_inよりも低い場合には、上述したように冷却器流入空気IAの絶対湿度xa_oが目標室内絶対湿度xa_in以下となる。よって、ステップS4の判断でnoとなり、ステップS10に進む。ステップS10では、蒸発温度範囲の最大蒸発温度Te_maxを、機器の信頼性が保証される予め決められた最大蒸発温度に決定し、換気装置搭載膨張弁5aを全閉にし(S11)、冷媒の流れを止めて除湿を停止する。ステップS9の判断で運転終了と判断されれば、運転を終了する(S12)。
以上説明したように、本実施の形態によれば、換気装置13の風量制御を行って常に必要換気量を確保しているため、室内空気質を良好に保つことができる。そして、必要換気量を確保した上で、人体潜熱負荷Qlmと外気潜熱負荷Qloとを処理して目標室内湿度RH_inを実現できる最大蒸発温度Te_maxを決定し、その最大蒸発温度Te_max以下の範囲で、顕熱負荷(室内温度と目標室内温度Ta_inとの温度差ΔT)に応じて目標蒸発温度Teを上昇させるようにした。これにより、高効率に室内温湿度を目標値に近づけることが可能となり、快適性向上と高効率化の両立を実現できる。
なお、本発明の空気調和システム100は、上記の構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で例えば以下のように種々変形実施可能である。
(変形例1)
上記では換気装置13の除湿停止の判定を、冷却器流入温湿度検出装置23で検出した冷却器流入空気IAの温度湿度に基づいて判定するようにしていたが、次のようにしてもよい。すなわち、換気装置13に、図12に示すように室内温湿度を検出する室内温湿度検出装置26を設け、室内温湿度検出装置26で検出した室内温湿度(Ta_r、RH_r)と、冷却器流入温湿度検出装置23で検出した冷却器流入空気IAの温湿度(Ta_or、RH_o)との両方に基づいて判定してもよい。この場合の制御フローは図13のようになる。
図13は、ステップS3aとステップS4aの処理が図11と異なり、それ以外の処理は図11と同様である。すなわち、図13のステップS3aでは、冷却器流入温湿度検出装置23により冷却器流入空気IAの温度Ta_oと湿度RH_oとを検出し、これらの検出値から冷却器流入空気IAの絶対湿度xa_oを算出する。これに加えて更に、室内温湿度検出装置26により室内空気RAの温度Ta_rと湿度RH_rとを検出し、これらの検出値から室内空気RAの絶対湿度xa_rを算出する。
また、ステップS4aでは、ステップS3aで算出した、冷却器流入空気IAの絶対湿度xa_oと室内空気RAの絶対湿度xa_rとの両方が、目標室内絶対湿度xa_inよりも低い場合、除湿停止させる。
このような処理とすることで、室内温湿度が目標温湿度に到達したか又は室外温湿度が目標室内温湿度よりも低い場合に除湿停止するので、確実に室内温湿度を目標値に到達させることができる。
(変形例2)
図14に示すように、換気装置13に冷却器流入温湿度検出装置23を設けずに、室内温湿度を検出する室内温湿度検出装置26と、室外温湿度を検出する室外温湿度検出装置27とを設け、室内温湿度検出装置26及び室外温湿度検出装置27の検出値と全熱交換器22の効率とから冷却器流入空気IAの温湿度を予測するようにしても良い。
(変形例3)
図15に示すように、換気装置13の本体ケーシング13a内の排気通風路B側に、全熱交換器22を迂回して全熱交換器22に室内空気RAを通さないようにするバイパス風路29と、このバイパス風路29を開閉するダンパー28とを設けた構成としてもよい。そして、除湿停止したときにダンパー28を切り換えてバイパス風路29を開放し、室内空気RAを全熱交換器22に通さずにバイパス風路29に流して排気するようにしてもよい。このようにすることで、除湿停止時に換気装置13内の圧力損失を減らすことができ、送風機動力を低減することが可能となり、省エネ性が向上する。
ダンパー28とバイパス風路29は、前述したように排気通風路B側だけに設けるようにしても良いし、給気通風路A側と排気通風路B側の両方に設けても良いし、給気通風路A側だけに設けても良い。
1 空気調和装置、2 圧縮機、3 四方弁、4 室外熱交換器、5 膨張弁、5a 換気装置搭載膨張弁、6 室内熱交換器、7 室外熱交換器用送風機、8 室内熱交換器用送風機、9 換気装置用冷却器、10 給気用送風機、11 室内機、12 室外機、13 換気装置、13a 本体ケーシング、14 換気装置、21 排気用送風機、22 全熱交換器、23 冷却器流入温湿度検出装置、24 CO2濃度検出装置、25 換気風量検出装置、26 室内温湿度検出装置、27 室外温湿度検出装置、28 ダンパー、29 バイパス風路、31 蒸発温度検出装置、32 吸込温湿度検出装置、33 圧縮機周波数調整装置、100 空気調和システム、101 室内、102 集中コントローラ、102a 入力部、103 伝送線、104 冷媒配管、A 給気通風路、B 排気通風路。

Claims (8)

  1. 圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器を有し、冷房運転が可能な冷凍サイクルと、
    前記冷凍サイクルを備えて室内の顕熱負荷を処理する空気調和装置と、
    室内環境に応じた必要換気量を確保するように風量制御され、室内空気と室外空気を入れ換えて換気を行うと共に、室内の潜熱負荷を処理する換気装置と、
    前記室内の顕熱負荷が小さくなるに連れ、所定の蒸発温度範囲内で目標蒸発温度が上昇するように決定し、決定した前記目標蒸発温度となるように前記冷凍サイクルを制御する制御装置とを備え、
    前記換気装置は、
    室外空気を室内に供給する給気通風路と、
    室内空気を室外に排気する排気通風路と、
    前記給気通風路を流れる室外空気と前記排気通風路を流れる室内空気との間で全熱交換を行う全熱交換器と、
    前記冷凍サイクルの前記蒸発器に並列に接続された蒸発器で構成され、前記給気通風路において前記全熱交換器の下流に配置されて前記全熱交換器を通過後の空気を除湿して前記室内に供給する換気装置用冷却器とを備え、
    前記制御装置は、
    前記室内の在室人数に応じた人体潜熱負荷Qlmと、前記換気装置によって室外空気を前記室内に取り入れることによる外気潜熱負荷Qloと、前記換気装置における換気風量と、前記給気通風路において前記全熱交換器を通過後の空気である冷却器流入空気の温湿度と、前記換気装置用冷却器の温度効率とに基づいて前記所定の蒸発温度範囲の最大値を決定する
    ことを特徴とする空気調和システム。
  2. 前記制御装置は、前記室内の在室人数に基づいて前記人体潜熱負荷Qlmを算出すると共に、前記冷却器流入空気の温湿度と目標室内空気の温湿度と前記換気装置における換気風量とに基づいて前記外気潜熱負荷Qloを算出することを特徴とする請求項1記載の空気調和システム。
  3. 前記室内のCO2濃度を検出するCO2濃度検出装置を備え、
    前記制御装置は、前記CO2濃度検出装置により検出されたCO2濃度と、前記換気装置における換気風量とに基づいて前記室内の在室人数を求めることを特徴とする請求項2記載の空気調和システム。
  4. 前記換気装置用冷却器に直列に接続された換気装置搭載膨張弁を備え、
    前記制御装置は、前記換気装置用冷却器の出口の過熱度が、前記温度効率と一意に対応する過熱度を維持するように前記換気装置搭載膨張弁の開度を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の空気調和システム。
  5. 前記冷却器流入空気の絶対湿度が目標室内空気の絶対湿度よりも低い場合、前記換気装置搭載膨張弁を閉じて除湿を停止させることを特徴とする請求項4記載の空気調和システム。
  6. 前記冷却器流入空気の絶対湿度及び室内空気の絶対湿度の両方が目標室内空気の絶対湿度よりも低い場合、前記換気装置搭載膨張弁を閉じて除湿を停止させることを特徴とする請求項4記載の空気調和システム。
  7. 前記換気装置の前記給気通風路及び前記排気通風路の少なくとも一方に、前記全熱交換器を迂回するバイパス風路と前記バイパス風路を開閉するダンパーとを設け、前記換気装置用冷却器での除湿停止時に前記ダンパーを切り換えて前記バイパス風路を開放し、前記全熱交換器を通過させずに前記バイパス風路を通過させるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の空気調和システム。
  8. 前記圧縮機から吐出した冷媒の流れ方向を切り換えて暖房運転を可能とする四方弁を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載の空気調和システム。
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