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JP5309775B2 - 放電灯の駆動装置および駆動方法、光源装置並びに画像表示装置 - Google Patents

放電灯の駆動装置および駆動方法、光源装置並びに画像表示装置 Download PDF

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JP5309775B2
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Description

この発明は、電極間の放電により点灯する放電灯の駆動技術に関する。
プロジェクタ等の画像表示装置に使用される光源として、高圧ガス放電ランプ等の高輝度放電ランプが使用される。高輝度放電ランプを点灯させる方法として、高輝度放電ランプに交流の電流(交流ランプ電流)を供給することが行われている。このように、交流ランプ電流を供給して高輝度放電ランプを点灯させる際に、高輝度放電ランプ内で生じるライトアークの安定度を向上させるため、絶対値がほぼ一定で、正パルスのパルス幅と負パルスのパルス幅との間のパルス幅比率が変調された交流ランプ電流を高輝度放電ランプに供給することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特表2004−525496号公報
しかしながら、交流ランプ電流をパルス幅変調して高輝度放電ランプを点灯しても、例えば、電極の劣化や高輝度放電ランプ内部への電極材の蒸着(黒化)により、高輝度放電ランプの使用可能な期間が限定される。この問題は、高輝度放電ランプに限らず、電極間のアーク放電により光を放射する種々の放電ランプ(放電灯)に共通する。
本発明は、上述した従来の課題を解決するためになされたものであり、放電灯をより長期間にわたって使用可能にすることを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
放電灯の駆動装置であって、
前記放電灯の2つの電極間に印加する電圧の極性を交互に切り替えつつ、前記放電灯に電力を供給して前記放電灯を点灯する放電灯点灯部と、
前記極性切替の一周期において前記電極の一方が陽極として動作する陽極時間の比率である陽極デューティ比が一定の値に維持されている維持期間として、少なくとも第1の維持期間と前記第1の維持期間に引き続き前記陽極デューティの異なる第2の維持期間とを設けることにより前記陽極デューティ比を変調する陽極デューティ比変調部と
を備え、
前記陽極デューティ比変調部は、前記放電灯を定常駆動するための第1の変調モードと、前記第1の維持期間から前記第2の維持期間への間の前記陽極デューティ比の変化量が前記第1の変調モードよりも大きい第2の変調モードとを有する
放電灯の駆動装置。
放電灯の電極先端に形成される突起は、陽極デューティ比の変化量を大きくすることにより、対向する電極に向かって成長する。一方、陽極デューティ比の変化量を大きくすることにより、放電灯の内壁への電極材の蒸着(黒化)が進み、放電灯の光量が低下するおそれがある。この適用例によれば、第2の変調モードにおいて、連続する2つの維持期間の間の陽極デューティ比の変化量を定常駆動のための第1の変調モードよりも大きくすることで、突起の成長を促進し、劣化した電極が修復される。また、定常駆動時には変化量を小さくすることにより、放電灯の黒化を抑制することが可能となる。そのため、放電灯をより長期間にわたって使用することが可能となる。
[適用例2]
適用例1記載の放電灯の駆動装置であって、
前記第2の変調モードにおいて、前記第1の維持期間における陽極デューティ比と、前記第2の維持期間における陽極デューティ比とは、前記陽極デューティ比の変調範囲の中間値に基づいて予め設定されたデューティ比基準値をまたぐように変化する
放電灯の駆動装置。
この適用例によれば、陽極デューティ比に十分な変化量を確保しつつ、2つの電極をバランス良く修復することが可能となる。
[適用例3]
適用例2記載の放電灯の駆動装置であって、
前記第1の維持期間の長さと前記第2の維持期間の長さは、互いに異なっている
放電灯の駆動装置。
一般に、陽極デューティ比が高い状態では電極の温度が上昇した場合、当該電極が陰極として動作する期間における電極材のスパッタ量が増加する。これは、陽極デューティ比が高い状態では、当該電極の極性が陽極から陰極に反転した直後において、電極が高温であり、電極材の離脱が起き易い状態になっていることが原因と考えられる。この適用例によれば、陽極デューティ比が大きく変化する第1と第2の維持期間の長さを互いに異なるものとすることにより、陽極デューティ比が高く電極の温度が上昇している状態で、当該電極が陰極として動作する時間を短くすることができる。そのため、スパッタ量を低減し黒化をより抑制することができるので、放電灯をより長期間にわたって使用することが可能となる。
[適用例4]
適用例3記載の放電灯の駆動装置であって、
前記変調の一周期の所定の期間において、前記陽極デューティ比が前記デューティ比基準値よりも高い期間の長さを前記陽極デューティ比が前記デューティ比よりも低い期間の長さよりも長くし、
前記変調の一周期の残りの期間において前記陽極デューティ比が前記デューティ比基準値よりも高い期間の長さを前記陽極デューティ比が前記デューティ比よりも低い期間の長さよりも短くした
放電灯の駆動装置。
この適用例によれば、所定の期間においては、一方の電極の温度をより高め、突起の成長をより促進するとともに、当該一方の電極におけるスパッタを抑制することができる。また、残りの期間においては、他方の電極の温度をより高め、突起の成長をより促進するとともに、当該他方の電極におけるスパッタを抑制することができる。そのため、2つの電極のいずれについても、突起の成長を促進するとともに、スパッタが抑制されるので、放電灯をより長期間にわたって使用することが可能となる。
[適用例5]
適用例1ないし4のいずれか記載の放電灯の駆動装置であって、さらに、
前記放電灯の使用に伴う前記電極の劣化状態を検知する電極状態検知部を備え、
前記陽極デューティ比変調部は、前記電極状態検知部が前記電極の劣化を検知した場合に前記第2の変調モードを実行する
放電灯の駆動装置。
この適用例によれば、電極の劣化状態に基づいて、陽極デューティ比の変化量がより大きくされる。そのため、劣化が進行した電極では突起の形成が促され、劣化が進行していない電極では黒化が抑制されるので、放電灯をより長期間にわたって使用することが可能となる。
[適用例6]
適用例5記載の放電灯の駆動装置であって、
前記電極状態検知部は、前記劣化状態を前記放電灯に所定の電力を供給する際の電極間電圧として検知し、
前記陽極デューティ比変調部は、前記電極間電圧が所定の基準電圧以上である場合に、前記電極が劣化していると判断して前記第2の変調モードを実行する
放電灯の駆動装置。
一般に、電極が劣化するとアークの長さが長くなり、所定の電力を供給する際に印加される電圧が高くなる。そのため、この適用例によれば、電極の劣化状態をより容易に検知することが可能となる。
[適用例7]
適用例1ないし6のいずれか記載の放電灯の駆動装置であって、
前記放電灯は、前記2つの電極の一方の電極が他方の電極より動作中の温度が高くなる条件を備えており、
前記陽極デューティ比変調部は、前記一方の電極における陽極デューティ比の変調範囲の最大値を、前記他方の電極における陽極デューティ比の変調範囲の最大値よりも低く設定する
放電灯の駆動装置。
この適用例では、動作中の温度が高くなる一方の電極における陽極デューティ比の最大値を、他方の電極における陽極デューティ比の最大値よりも低くしている。これにより、動作中の温度が高くなる電極の過昇温が抑制されるので、その電極の劣化を抑制することができる。
[適用例8]
適用例7記載の放電灯の駆動装置であって、
前記放電灯は、前記電極間で放射される光を前記他方の電極側に向けて反射する反射鏡を有することにより、前記一方の電極が前記他方の電極よりも動作中の温度が高くなる
放電灯の駆動装置。
反射鏡を設けることにより、反射鏡が設けられた側の電極からの放熱が妨げられる。この適用例によれば、このように放熱が妨げられる電極の過昇温が抑制されるので、反射鏡側の電極の劣化を抑制することができる。
[適用例9]
適用例1ないし8のいずれか記載の放電灯の駆動装置であって、
前記放電灯点灯部は、前記電力の供給に際し、前記2つの電極のうちの一方の電極における前記陽極デューティ比が少なくとも所定の基準値以上である場合に、該電極が連続して陽極として動作する陽極期間の後端において前記2つの電極に供給する電流の大きさを、前記陽極期間に供給する電流の平均値よりも大きくする
放電灯の駆動装置。
この適用例によれば、一方の電極における陽極デューティ比を大きくした際に、該電極が連続して陽極として動作する陽極期間の後端での電流の大きさが、陽極期間の電流の平均値よりも大きくされる。そのため、陽極デューティ比を大きくした際の電極の温度をより高くすることが可能となり、突起の成長をより促進することができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、放電灯の駆動装置と駆動方法、放電灯を使用した光源装置とその制御方法、その光源装置を利用した画像表示装置、等の態様で実現することができる。
A.第1実施例:
図1は、本発明の第1実施例を適用するプロジェクタ1000の概略構成図である。プロジェクタ1000は、光源装置100と、照明光学系310と、色分離光学系320と、3つの液晶ライトバルブ330R,330G,330Bと、クロスダイクロイックプリズム340と、投写光学系350とを備えている。
光源装置100は、放電灯500が取り付けられた光源ユニット110と、放電灯500を駆動する放電灯駆動装置200とを有している。放電灯500は、放電灯駆動装置200から電力の供給を受けて放電し光を放射する。光源ユニット110は、放電灯500の放射光を照明光学系310に向けて射出する。なお、光源ユニット110および放電灯駆動装置200の具体的な構成や機能については、後述する。
光源ユニット110から射出された光は、照明光学系310により、照度が均一化されるとともに、偏光方向が一方向に揃えられる。照明光学系310を経て照度が均一化され偏光方向が揃えられた光は、色分離光学系320により、赤色(R)、緑色(G)および青色(B)の3色の色光に分離される。色分離光学系320により分離された3色の色光は、それぞれ対応する液晶ライトバルブ330R,330G,330Bにより変調される。液晶ライトバルブ330R,330G,330Bにより変調された3色の色光は、クロスダイクロイックプリズム340により合成され、投写光学系350に入射する。投写光学系350が、入射した光を図示しないスクリーン上に投影することにより、スクリーン上には液晶ライトバルブ330R,330G,330Bにより変調された画像が合成されたフルカラーの映像として画像が表示される。なお、第1実施例では、3つの液晶ライトバルブ330R,330G,330Bにより3色の色光を別個に変調しているが、カラーフィルタを備える1つ液晶ライトバルブで光の変調を行うものとしてもよい。この場合、色分離光学系320とクロスダイクロイックプリズム340を省略することができる。
図2は、光源装置100の構成を示す説明図である。光源装置100は、上述のように、光源ユニット110と放電灯駆動装置200とを有している。光源ユニット110は、放電灯500と、回転楕円形の反射面を有する主反射鏡112と、出射光をほぼ並行光にする平行化レンズ114とを備えている。ただし、主反射鏡112の反射面は、必ずしも回転楕円形である必要はない。例えば、主反射鏡の112の反射面は、回転放物形であってもよい。この場合、放電灯500の発光部を放物面鏡のいわゆる焦点に置けば、平行化レンズ114を省略することができる。主反射鏡112と放電灯500とは、無機接着剤116により接着されている。
放電灯500は、放電灯本体510と、球面状の反射面を有する副反射鏡520とを無機接着剤522で接着することにより形成されている。放電灯本体510は、例えば、石英ガラスなどのガラス材料で形成されている。放電灯本体510には、タングステン等の高融点金属の電極材で形成された2つの電極610,710と、2つの接続部材620,720と、2つの電極端子630,730とが設けられている。電極610,710は、その先端部が放電灯本体510の中央部に形成された放電空間512において対向するように配置されている。放電空間512には、放電媒体として、希ガス、水銀や金属ハロゲン化合物等を含むガスが封入されている。接続部材620,720は、電極610,710と、電極端子630,730とをそれぞれ電気的に接続する部材である。
放電灯500の電極端子630,730は、それぞれ放電灯駆動装置200の出力端子に接続されている。放電灯駆動装置200は、電極端子630,730に接続され、放電灯500にパルス状の交流電流(交流パルス電流)を供給する。放電灯500に交流パルス電流が供給されると、放電空間512内の2つの電極610,710の先端部の間で、アークARが生じる。アークARは、アークARの発生位置から全方位に向かって光を放射する。副反射鏡520は、一方の電極710の方向に放射される光を、主反射鏡112に向かって反射する。このように、電極710方向に放射される光を主反射鏡112に向かって反射することにより、電極710方向に放射される光を有効に利用することができる。なお、以下では、副反射鏡520が設けられている側の電極710を「副鏡側電極710」とも呼び、他方の電極610を「主鏡側電極610」とも呼ぶ。
図3は、放電灯駆動装置200の構成を示すブロック図である。放電灯駆動装置200は、駆動制御部210と、点灯回路220とを有している。駆動制御部210は、CPU810と、ROM820と、RAM830と、タイマ840と、点灯回路220に制御信号を出力する出力ポート850と、点灯回路220からの信号を取得する入力ポート860とを備えるコンピュータとして構成されている。駆動制御部210のCPU810は、タイマ840の出力に基づいて、ROM820に格納されたプログラムを実行する。これにより、CPU810は、給電状態制御部812と、給電条件設定部814との機能を実現する。
点灯回路220は、交流パルス電流を発生するインバータ222を有している。点灯回路220は、駆動制御部210から出力ポート850を介して供給される制御信号に基づいて、インバータ222を制御することにより、放電灯500に定電力(例えば、200W)の交流パルス電流を供給する。具体的には、点灯回路220は、インバータ222を制御して、制御信号により指定された給電条件(例えば、交流パルス電流の周波数、デューティ比、および電流波形)に応じた交流パルス電流をインバータ222に発生させる。点灯回路220は、インバータ222により発生された交流パルス電流を放電灯500に供給する。
点灯回路220は、放電灯500に交流パルス電流を供給する際の、電極610,710間の電圧(ランプ電圧Vp)を検出する。点灯回路220が検出したランプ電圧Vpは、入力ポート860を通じて駆動制御部210のCPU810により取得される。
駆動制御部210の給電状態制御部812は、交流パルス電流のデューティ比を変調する。交流パルス電流のデューティ比を変調することにより、電極先端の形状が良好に維持される。また、電極表面における電極材の針状結晶の成長による異常放電を抑制することが可能となる。
図4は、デューティ比変調の電極610,710に対する影響を模式的に示す説明図である。図4(a)は、デューティ比を変調せずに放電灯500を駆動した際の放電灯500の中央部を示している。図4(b)は、デューティ比を変調して放電灯500を駆動した際の放電灯500の中央部を示している。
図4(a)および図4(b)に示すように、電極610は、芯棒612と、コイル部614と、本体部616と、突起618とを有している。電極610は、放電灯本体510への封入前の段階において、芯棒612に電極材(タングステン等)の線材を巻き付けてコイル部614を形成し、形成されたコイル部614を加熱・溶融することにより形成される。これにより、電極610の先端側には、熱容量が大きい本体部616と、アークARの発生位置となる突起618が形成される。副鏡側電極710も、主鏡側電極610と同様に形成される。
放電灯500を点灯すると、放電空間512内に封入されたガスは、アークARの発生により加熱され、放電空間512内において対流する。交流パルス電流のデューティ比を変調しない場合、両電極610,710における温度分布は定常的となる。両電極610,710における温度分布が定常的となることにより、ガスの対流は定常的となる。放電空間512内において対流するガス中には、アークARによって溶融蒸発した電極材が含まれている。このように、定常的な対流が生じている場合、図4(a)に示すように、温度が低い芯棒612,712やコイル部614,714において、電極材が局所的に堆積し電極材の針状結晶WSKが成長する。
このように針状結晶WSKが成長すると、ランプの始動時など本体部616,716や突起618,718の温度が十分に上昇していない場合、針状結晶WSKから放電空間512の内壁に向かってアークが発生する場合がある。針状結晶WSKから放電空間512の内壁に向かってアークが発生すると、内壁自体が劣化し、あるいは、高温の本体部616,716や突起618,718において電極材のハロゲン化物から電極材が再生するハロゲンサイクルに異常が発生する。
このように、交流パルス電流のデューティ比を変調しない場合、針状結晶WSKの成長が起こり、内壁自体の劣化やハロゲンサイクルの異常が発生して放電管の寿命が短くなるおそれがある。一方、交流パルス電流のデューティ比を変調した場合、両電極610,710における温度分布は時間的に変動する。そのため、放電空間512内における定常的な対流の発生が抑制され、局所的な電極材の堆積とそれによる針状結晶の成長が抑制される。
第1実施例の給電条件設定部814は、電極610,710の状態を表す所定のパラメータに基づいて、給電状態制御部812が交流パルス電流を変調する変調パターン(変調モード)を設定する。そして、給電状態制御部812が交流パルス電流を変調することにより、陽極デューティ比(後述する)が変調される。そのため、給電条件設定部814と給電状態制御部812とを併せて、陽極デューティ比変調部とも呼ぶことができる。
図5は、放電灯500の使用に伴う電極610,710の形状の変化を示す説明図である。図5(a)は、放電灯500の使用開始初期における電極610,710の先端部を示している。図5(b)は、放電灯500の使用により劣化した電極610a,710aの先端部を示している。図5(c)は、図5(b)に示す状態から特定の変調パターン(後述する)を用いて駆動した後における電極610b,710bの先端部を示している。なお、図5においては、主鏡側電極610(610a,610b)と、副鏡側電極710(710a,710b)とはほぼ同じであるので、副鏡側電極710(710a、710b)についての説明を省略する。
放電灯500が使用されると、電極610の先端部から電極材が蒸発し、図5(b)に示すように、本体部616aの先端側が平坦化する。そのため、本体部616aの先端側が平滑化することにより、突起618の位置は芯棒612側に後退し、放電のアークARaの長さが長くなる。このようにアークARaの長さが長くなることにより、同一の電力を供給するのに要する電極間電圧、すなわち、ランプ電圧Vpが上昇する。このように、ランプ電圧Vpは、放電灯500が劣化していくにつれて漸次上昇する。そこで、第1実施例では、ランプ電圧Vpを放電灯500の劣化状態を表すパラメータとして使用している。
図5(b)の状態において、電極610,710間に特定の変調パターンで変調した交流パルス電流を供給すると、突起618が対向する電極に向かって成長する。図5(c)に示すように、突起618bが成長することにより、アークARbの長さは短くなり、ランプ電圧Vpが低下する。このように、ランプ電圧Vpを低減することにより、放電灯500をより長時間にわたって使用することが可能となる。但し、このように突起618,718の成長を促進する変調パターンを用いた場合、放電空間512の内壁の黒化等を生じさせるおそれがある。
そこで、第1実施例において、給電条件設定部814は、ランプ電圧Vpが所定の閾値電圧Vt(例えば90V)未満である場合には、交流パルス電流のデューティ比変調パターンを、放電空間512の内壁の黒化を抑制する第1の変調パターンに設定する。一方、ランプ電圧Vpが所定の閾値電圧Vt以上である場合には、給電条件設定部814は、交流パルス電流のデューティ比変調パターンを、突起618,718の成長を促進する第2の変調パターンに設定する。このように、給電条件設定部814は、変調パターン(変調状態)を切り替える機能を有しているので、変調状態切替部とも呼ぶことができる。
なお、第1実施例では、ランプ電圧Vpが所定の閾値電圧Vt以上であるか否かで使用する変調パターンを切り替えているが、ランプ電圧Vpが上昇していく場合の閾値電圧Vuと、ランプ電圧Vpが下降していく場合の閾値電圧Vdとを異なるものとしてもよい。この場合、上昇時の閾値電圧Vuを下降時の閾値電圧Vdよりも大きくするのが、突起の成長を十分に行うことにより、内壁の黒化を抑制する第1の変調パターンを使用する時間をより長くすることができる点で、より好ましい。
図6は、ランプ電圧Vpが閾値電圧Vt未満の場合(低電圧時)におけるデューティ比の変調パターン(第1の変調パターン)を示す説明図である。図6のグラフは、陽極デューティ比Dam,Dasの時間変化を示している。ここで、陽極デューティ比Dam,Dasとは、交流パルス電流の一周期に対する、2つの電極610,710のそれぞれが陽極として動作する時間(陽極時間)の比率である。図6のグラフにおいて、実線は主鏡側電極610の陽極デューティ比Damを示し、破線は副鏡側電極710の陽極デューティ比Dasを示している。
第1の変調パターンでは、陽極デューティ比Dam,Dasは、変調周期Tma(16秒)の1/16のステップ時間Tsa(1秒)が経過するごとに、所定の変化量ΔDa(4%)で変更される。なお、第1実施例では、第1の変調パターンにおける変調周期Tmaを16秒とし、ステップ時間Tsaを1秒としている。但し、変調周期Tmaやステップ時間Tsaは、放電灯500の特性や給電条件等に基づいて、適宜変更することができる。
第1の変調パターンでは、図6から明らかなように、主鏡側電極610の陽極デューティ比Damの最高値が、副鏡側電極710の陽極デューティ比Dasの最高値よりも高くなっている。しかしながら、2つの電極610,710の陽極デューティ比の最高値は必ずしも異なるものとする必要はない。但し、陽極デューティ比の最高値を高くすると、電極610,710の最高温度が高くなる。一方、図2に示すように副反射鏡520を有する放電灯500を用いる場合、副鏡側電極710からの熱は放出されにくくなる。そのため、副鏡側電極710の陽極デューティ比Dasの最高値を主鏡側電極610の陽極デューティ比Damの最高値よりも低くするのが、副鏡側電極710の過度な温度上昇を抑制できる点でより好ましい。また、一般に、2つの電極610,710について同一の動作条件で駆動したときに、冷却方法等の影響により一方の電極の温度が他方の電極の温度よりも高くなる場合、その一方の電極の陽極デューティ比を他方の陽極デューティ比よりも低くするのがより好ましい。
図7は、第1の変調パターンにおいて、陽極デューティ比を変調して放電灯500を駆動する様子を示す説明図である。図7(a)は、陽極デューティ比Dam,Dasの時間変化を一変調周期(1Tma)分のみ図示している点で、図6と異なっている。他の点は、図6とほぼ同じであるので、ここではその説明を省略する。図7(b)は、主鏡側電極610の陽極デューティ比Damが異なる値(38%,50%,70%)に設定されている3つの期間T1〜T3のそれぞれにおけるランプ電流Ip(放電電流)の時間変化を示すグラフである。図7(b)において、ランプ電流Ipの正方向は、主鏡側電極610から副鏡側電極710に向かって電流が流れる方向を表している。すなわち、ランプ電流Ipが正の値である期間Ta1〜Ta3では、主鏡側電極610は陽極として動作し、ランプ電流Ipが負の値である残りの期間では、主鏡側電極610は陰極として動作する。
図7(b)に示すように、陽極デューティ比Damが異なる3つの期間T1〜T3のいずれにおいても、主鏡側電極610の極性が切り替えられる切替周期Tpは一定である。そのため、変調周期Tmaの全期間にわたって、交流パルス電流の周波数(fd=1/Tp)は、一定の周波数(例えば、80Hz)となっている。一方、主鏡側電極610の陽極時間Ta1〜Ta3は、陽極デューティ比Damが異なる期間T1〜T3において、異なる値に設定されている。このように、第1実施例では、交流パルス電流の周波数fd(以下、「駆動周波数fd」とも呼ぶ)を一定に保ったまま、陽極時間Taを変更することにより、陽極デューティ比Damの変調が行われる。なお、駆動周波数fdは、必ずしも一定である必要はない。
図8は、ランプ電圧Vpが閾値電圧Vt以上の場合(高電圧時)におけるデューティ比の変調パターン(第2の変調パターン)を示す説明図である。図8のグラフは、主鏡側電極610の陽極デューティ比Damの時間変化を示している。第2の変調パターンでは、ステップ時間Tsb(1秒)が経過するごとに、陽極デューティ比Damが基準デューティ比(50%)よりも高い状態と、陽極デューティ比Damが基準デューティ比よりも低い状態とが、交互に切り替えられる。陽極デューティ比Damの基準デューティ比からのずれ幅は、15秒間の変調周期Tmbの開始時点から中間時点まで漸増し、変調周期Tmbの中間時点から終了時点まで漸減する。なお、基準デューティ比は、放電灯500の特性や給電条件等に基づいて、適宜変更することができる。高電圧時において、ランプ電流Ipは、設定される陽極デューティ比Damに基づいて低電圧時(図7(b))と同様に設定される。そのため、ランプ電流Ipの時間変化については、その説明を省略する。
図8に示す第2の変調パターンでは、陽極デューティ比Damが基準デューティ比(50%)よりも高い状態と、陽極デューティ比Damが基準デューティ比よりも低い状態とが、交互に切り替えられる。そのため、ステップ状に変化する陽極デューティ比Damの変化量(以下、「ステップ変化量」とも呼ぶ)は、図6に示す第1の変調パターンにおける陽極デューティ比Dam,Dasのステップ変化量(4%)よりも大きくなっている。なお、第1実施例では、高電圧時におけるステップ変化量は、変調周期Tmbの全期間にわたって、低電圧時の第1の変調パターンにおけるステップ変化量よりも大きくなっている。しかしながら、高電圧時におけるステップ変化量は、変調周期Tmbの少なくとも一部の期間において低電圧時におけるステップ変化量よりも大きければよい。
なお、第1実施例では、高電圧時の変調パターンとして、図8の実線に示すように、主鏡側電極610と副鏡側電極710とのそれぞれの陽極デューティ比Dam,Dasの最高値が同一の値(70%)となる変調パターンを使用している。ただし、図8の破線に示すように、主鏡側電極610の陽極デューティ比Damの最高値(70%)よりも、副鏡側電極710の陽極デューティ比Dasの最高値を低く(65%)するものとしてもよい。このように、副鏡側電極710の陽極デューティ比Dasの最高値を、主鏡側電極610の陽極デューティ比Damの最高値よりも低くすることにより、副鏡側電極710の過昇温を抑制することが可能となる。
図9ないし図11は、ステップごとのデューティ比変化量が電極610,710の突起618,718に及ぼす影響を示す説明図である。図9(a)、図10(a)および図11(a)は、それぞれ、ステップ変化量を5%、10%および20%としたときの変調パターンを示している。これらのグラフの横軸は時間を表し、縦軸は主鏡側電極610の陽極デューティ比Damを示している。図9(b)、図10(b)および図11(b)は、それぞれ、図9(a)、図10(a)および図11(a)に示す変調パターンを用いた場合の電極先端形状の変化を示している。図9(b)、図10(b)および図11(b)において、実線は放電灯500を65時間駆動した後の電極先端形状を示し、一点鎖線は放電灯500が未使用の状態における電極先端形状を示している。
図9(a)に示す変調パターンを用いた場合、すなわち、ステップ変化量が5%の場合、図9(b)に示すように、破線で囲んだ電極先端の突起の大きさは、未使用の状態(一点鎖線)とほぼ同じであった。ステップ変化量が10%(図10(a))の場合、図10(b)に示すように、破線で囲んだ電極先端の突起の大きさは、ステップ変化量が5%の場合よりも大きくなった。さらに、ステップ変化量を20%(図11(a))とした場合、破線で囲んだ電極先端の突起の大きさは、ステップ変化量が10%の場合よりもさらに大きくなった。このように、放電灯500を駆動した後の電極先端の突起の大きさは、ステップ変化量を大きくするに伴って大きくなった。
このように、第1実施例では、ランプ電圧Vpが所定の閾値電圧Vt未満である場合には、ステップ変化量が小さい第1の変調パターン(図6)で陽極デューティ比Damを変調する。このように低電圧時においてステップ変化量が小さい第1の変調パターンを使用することにより、放電空間512の内壁の黒化が抑制される。一方、ランプ電圧Vpが所定の閾値電圧Vt以上である場合には、ステップ変化量が大きい第2の変調パターン(図8)で陽極デューティ比Damを変調する。このように、高電圧時においてステップ変化量が大きい第2の変調パターンを使用することにより、突起の成長を促進し、ランプ電圧Vpの上昇を抑制することが可能となる。そのため、第1実施例では、ランプ電圧Vpをより低い状態に維持するとともに、放電空間512の内壁の黒化が抑制されるので、放電灯500をより長期間にわたって使用することが可能となる。
B.第2実施例:
図12は、第2実施例において、ランプ電圧Vpが閾値電圧Vt以上である場合に使用される変調パターンを示す説明図である。第2実施例における高電圧時の変調パターンは、変調周期Tmcの前半においては陽極デューティ比Damが基準デューティ比(50%)を下回る期間(低デューティ比期間)が短縮され、変調周期Tmcの後半においては陽極デューティ比Damが基準デューティ比を越える期間(高デューティ比期間)が短縮されている。他の点は、第1実施例と同様である。
一方の電極の陽極デューティ比が高い状態においては、当該電極の温度が上昇する。このように、温度が上昇した状態において電極が陰極として動作すると、放電により発生した陽イオン(例えば、Ar+やHg+)の衝突による電極材料の放電空間512中への放出(スパッタ)が多くなり、放電空間512の内壁の黒化が生じやすい。そこで、第2実施例においては、主鏡側電極610の温度が上昇している変調周期Tmcの前半においては、低デューティ比期間を短縮して主鏡側電極のスパッタの発生を抑制し、副鏡側電極710の温度が上昇している変調周期Tmcの後半においては、高デューティ比期間を短縮して副鏡側電極のスパッタの発生を抑制している。
一方、第2実施例においても、高電圧時に使用される変調パターンは、ステップ変化量が低電圧時の変調パターンよりも大きくなっている。そのため、第1実施例と同様に、高電圧時においては突起の成長が促進され、ランプ電圧Vpの上昇が抑制される。
このように、第2実施例においても、第1実施例と同様に、ランプ電圧Vpをより低い状態に維持するとともに、放電空間512の内壁の黒化が抑制されるので、放電灯500をより長期間にわたって使用することが可能となる。また、高電圧時の変調パターンにおいて、交互に切り替えられる高デューティ比期間と低デューティ比期間との長さを異なるものとすることにより、放電空間512の内壁の黒化をより抑制することが可能となる。
なお、第2実施例においても、図12の破線に示すように、主鏡側電極610の陽極デューティ比Damの最高値(70%)よりも、副鏡側電極710の陽極デューティ比Dasの最高値を低く(65%)するものとしてもよい。このように、副鏡側電極710の陽極デューティ比Dasの最高値を、主鏡側電極610の陽極デューティ比Damの最高値よりも低くすることにより、副鏡側電極710の過昇温を抑制することが可能となる。
C.第3実施例:
図13は、第3実施例において放電灯500を駆動する様子を示す説明図である。図13(a)は、低電圧時におけるデューティ比の変調パターンを示している。図13(a)は、図7(a)と同じであるので、ここではその説明を省略する。図13(b)の実線は、第3実施例における3つの期間T1〜T3のそれぞれにおけるランプ電流Ipの時間変化を示し、破線は、第1実施例における3つの期間T1〜T3のそれぞれにおけるランプ電流Ipの時間変化を示している。なお、ランプ電流Ipは、高電圧時においても、設定される陽極デューティ比に基づいて、図13(b)に示す低電圧時と同様に設定される。
図13(b)に示すように、第3実施例においては、デューティ比が基準デューティ比(50%)を越える期間のランプ電流Ipには三角波が重畳され、当該期間の後端におけるランプ電流Ipの絶対値(大きさ)は、当該期間のランプ電流Ipの平均値よりも大きく設定される。このように、デューティ比が基準デューティ比を越える期間の後端のランプ電流Ipの大きさをその期間のランプ電流Ip平均値よりも大きくすることにより、電極610,710の先端部の溶融が促進され、突起の成長がより促進される。
このように、第3実施例においては、デューティ比が基準デューティ比(50%)を越える期間の後端のランプ電流Ipの絶対値をその期間のランプ電流Ip平均値よりも大きくすることにより、突起の成長が促進される。そのため、ランプ電圧Vpの上昇がより抑制される。なお、第3実施例では、低電圧時および高電圧時のいずれにおいても、デューティ比が基準デューティ比を越える期間の後端のランプ電流Ipの絶対値を大きくしているが、高電圧時のみデューティ比が基準デューティ比を越える期間の後端のランプ電流Ipの絶対値を大きくするものとしてもよい。
D.変形例:
なお、この発明は上記実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
D1.変形例1:
上記各実施例では、放電灯500の劣化状態をランプ電圧Vpを用いて検出しているが、放電灯500の劣化状態は、他の方法で検出することも可能である。例えば、本体部616a,716a(図5)の平坦化に伴うアークジャンプの発生に基づいて放電灯500の劣化状態を検出することも可能である。この場合において、アークジャンプの発生は、例えば、放電灯500に近接して配置されたフォトダイオード等の光センサを用いて検出することができる。
D2.変形例2:
上記各実施例では、プロジェクタ1000(図1)における光変調手段として、液晶ライトバルブ330R,330G,330Bを用いているが、光変調手段としては、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス:Texas Instruments社の商標)など、他の任意の変調手段を用いることも可能である。また、本発明は、放電灯を光源とする装置であれば、液晶表示装置をはじめとする種々の画像表示装置や、露光装置や照明装置等に適用することもできる。
本発明の第1実施例を適用するプロジェクタの概略構成図。 光源装置の構成を示す説明図。 放電灯駆動装置の構成を示すブロック図。 デューティ比変調の電極に与える影響を示す説明図。 放電灯の使用に伴う電極形状の変化を示す説明図。 低電圧時におけるデューティ比の第1の変調パターンを示す説明図。 第1の変調パターンにおいて、陽極デューティ比を変調して放電灯を駆動する様子を示す説明図。 高電圧時におけるデューティ比の第2の変調パターンを示す説明図。 ステップごとのデューティ比変化量が電極の突起に及ぼす影響を示す説明図。 ステップごとのデューティ比変化量が電極の突起に及ぼす影響を示す説明図。 ステップごとのデューティ比変化量が電極の突起に及ぼす影響を示す説明図。 第2実施例において、ランプ電圧が閾値電圧以上である場合に使用される変調パターンを示す説明図。 第3実施例において放電灯を駆動する様子を示す説明図。
符号の説明
100…光源装置
110…光源ユニット
112…主反射鏡
114…平行化レンズ
116…無機接着剤
200…放電灯駆動装置
210…駆動制御部
220…点灯回路
222…インバータ
310…照明光学系
320…色分離光学系
330R,330G,330B…液晶ライトバルブ
340…クロスダイクロイックプリズム
350…投写光学系
500…放電灯
510…放電灯本体
512…放電空間
520…副反射鏡
522…無機接着剤
610,710…電極
610a,710a…電極
610b,710b…電極
620,720…接続部材
630,730…電極端子
612,712…芯棒
614,714…コイル部
616,716…本体部
616a,716a…本体部
618,718…突起
618b,718b…突起
810…CPU
812…給電状態制御部
814…給電条件設定部
820…ROM
830…RAM
840…タイマ
850…出力ポート
860…入力ポート
1000…プロジェクタ

Claims (12)

  1. 放電灯の駆動装置であって、
    前記放電灯の2つの電極間に印加する電圧の極性を交互に切り替えつつ、前記放電灯に電力を供給して前記放電灯を点灯する放電灯点灯部と、
    前記極性切替の一周期において前記電極の一方が陽極として動作する陽極時間の比率である陽極デューティ比が一定の値に維持されている維持期間として、少なくとも第1の維持期間と前記第1の維持期間に引き続き前記陽極デューティの異なる第2の維持期間とを設けることにより前記陽極デューティ比を変調する陽極デューティ比変調部と
    を備え、
    前記陽極デューティ比変調部は、前記放電灯を定常駆動するための第1の変調モードと、前記第1の維持期間から前記第2の維持期間への間の前記陽極デューティ比の変化量が前記第1の変調モードよりも大きい第2の変調モードとを有する
    放電灯の駆動装置。
  2. 請求項1記載の放電灯の駆動装置であって、
    前記第2の変調モードにおいて、前記第1の維持期間における陽極デューティ比と、前記第2の維持期間における陽極デューティ比とは、前記陽極デューティ比の変調範囲の中間値に基づいて予め設定されたデューティ比基準値をまたぐように変化する
    放電灯の駆動装置。
  3. 請求項2記載の放電灯の駆動装置であって、
    前記第1の維持期間の長さと前記第2の維持期間の長さは、互いに異なっている
    放電灯の駆動装置。
  4. 請求項3記載の放電灯の駆動装置であって、
    前記変調の一周期の所定の期間において、前記陽極デューティ比が前記デューティ比基準値よりも高い期間の長さを前記陽極デューティ比が前記デューティ比よりも低い期間の長さよりも長くし、
    前記変調の一周期の残りの期間において前記陽極デューティ比が前記デューティ比基準値よりも高い期間の長さを前記陽極デューティ比が前記デューティ比よりも低い期間の長さよりも短くした
    放電灯の駆動装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか記載の放電灯の駆動装置であって、さらに、
    前記放電灯の使用に伴う前記電極の劣化状態を検知する電極状態検知部を備え、
    前記陽極デューティ比変調部は、前記電極状態検知部が前記電極の劣化を検知した場合に前記第2の変調モードを実行する
    放電灯の駆動装置。
  6. 請求項5記載の放電灯の駆動装置であって、
    前記電極状態検知部は、前記劣化状態を前記放電灯に所定の電力を供給する際の電極間電圧として検知し、
    前記陽極デューティ比変調部は、前記電極間電圧が所定の基準電圧以上である場合に、前記電極が劣化していると判断して前記第2の変調モードを実行する
    放電灯の駆動装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか記載の放電灯の駆動装置であって、
    前記放電灯は、前記2つの電極の一方の電極が他方の電極より動作中の温度が高くなる条件を備えており、
    前記陽極デューティ比変調部は、前記一方の電極における陽極デューティ比の変調範囲の最大値を、前記他方の電極における陽極デューティ比の変調範囲の最大値よりも低く設定する
    放電灯の駆動装置。
  8. 請求項7記載の放電灯の駆動装置であって、
    前記放電灯は、前記電極間で放射される光を前記他方の電極側に向けて反射する反射鏡を有することにより、前記一方の電極が前記他方の電極よりも動作中の温度が高くなる
    放電灯の駆動装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれか記載の放電灯の駆動装置であって、
    前記放電灯点灯部は、前記電力の供給に際し、前記2つの電極のうちの一方の電極における前記陽極デューティ比が少なくとも所定の基準値以上である場合に、該電極が連続して陽極として動作する陽極期間の後端において前記2つの電極に供給する電流の大きさを、前記陽極期間に供給する電流の平均値よりも大きくする
    放電灯の駆動装置。
  10. 光源装置であって、
    放電灯と、
    前記放電灯の2つの電極間に印加する電圧の極性を交互に切り替えつつ、前記放電灯に電力を供給して前記放電灯を点灯する放電灯点灯部と、
    前記極性切替の一周期において前記電極の一方が陽極として動作する陽極時間の比率である陽極デューティ比が一定の値に維持されている維持期間として、少なくとも第1の維持期間と前記第1の維持期間に引き続き前記陽極デューティの異なる第2の維持期間とを設けることにより前記陽極デューティ比を変調する陽極デューティ比変調部と
    を備え、
    前記陽極デューティ比変調部は、前記放電灯を定常駆動するための第1の変調モードと、前記第1の維持期間から前記第2の維持期間への間の前記陽極デューティ比の変化量が前記第1の変調モードよりも大きい第2の変調モードとを有する
    光源装置。
  11. 画像表示装置であって、
    画像表示用の光源である放電灯と、
    前記放電灯の2つの電極間に印加する電圧の極性を交互に切り替えつつ、前記放電灯に電力を供給して前記放電灯を点灯する放電灯点灯部と、
    前記極性切替の一周期において前記電極の一方が陽極として動作する陽極時間の比率である陽極デューティ比が一定の値に維持されている維持期間として、少なくとも第1の維持期間と前記第1の維持期間に引き続き前記陽極デューティの異なる第2の維持期間とを設けることにより前記陽極デューティ比を変調する陽極デューティ比変調部と
    を備え、
    前記陽極デューティ比変調部は、前記放電灯を定常駆動するための第1の変調モードと、前記第1の維持期間から前記第2の維持期間への間の前記陽極デューティ比の変化量が前記第1の変調モードよりも大きい第2の変調モードとを有する
    画像表示装置。
  12. 放電灯の駆動方法であって、
    前記放電灯の2つの電極間に印加する電圧の極性を交互に切り替えつつ、前記放電灯に電力を供給して前記放電灯を点灯し、
    前記極性切替の一周期において前記電極の一方が陽極として動作する陽極時間の比率である陽極デューティ比が一定の値に維持されている維持期間として、少なくとも第1の維持期間と前記第1の維持期間に引き続き前記陽極デューティの異なる第2の維持期間とを設けることにより前記陽極デューティ比を変調し、
    前記陽極デューティ比を変調する変調モードとして、前記放電灯を定常駆動するための第1の変調モードと、前記第1の維持期間から前記第2の維持期間への間の前記陽極デューティ比の変化量が前記第1の変調モードよりも大きい第2の変調モードとを有する
    放電灯の駆動方法。
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