JP5365169B2 - 印刷用顔料塗被紙 - Google Patents
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Description
[基紙の製造]
LBKP(CSFフリーネス450ml)90質量部、NBKP(CSFフリーネス450ml)10質量部のパルプスラリーに、内添サイズ剤としてアルケニル無水コハク酸(商品名:ファイブラン81、ナショナルスターチ社製)0.05質量部、紙力増強剤としてポリアクリルアミド系樹脂(商品名:PS194−7、荒川化学工業社製)0.2質量部、硫酸バンド0.6質量部を添加し、これらの混合物を白水で希釈してpH5.3、固形分濃度1.1%の紙料を調製した。この紙料を、長網抄紙機に供して抄紙し、得られた湿紙に、スチレン・マレイン酸共重合体(商品名:ポリマロン385、荒川化学工業社製)0.2部、酸化澱粉(商品名:エースA、王子コーンスターチ社製)を濃度5.5%で含むサイズプレス液を、サイズプレス装置で塗布量が乾燥質量で2g/m2となるように塗布し、乾燥して、さらにマシンカレンダを用いて平滑化処理を施して、坪量88g/m2の基紙を得た。
軽質炭酸カルシウムの65%分散液(商品名:YCC−FD、平均粒子径0.6μm、矢橋工業社製)130質量部、平均粒子径が1.2μmの重質炭酸カルシウムの70%分散液22.1質量部に酸化澱粉(商品名:エースA、王子コーンスターチ社製)の20%水溶液10質量部およびSBRラテックスの50%分散液(商品名:T−2531H、JSR社製)24質量部を添加攪拌し、さらに水を加えて、固形分濃度60%の塗工液を調製した。
[最表層用塗工液の調製]
水、カオリン(商品名:ハイドラグロス90、ヒューバー社製)70質量部と針状軽質炭酸カルシウムの60%分散液(商品名:タマパールTP−123CS、奥多摩工業社製)50質量部に分散剤としてポリアクリル酸ナトリウム(商品名:アロンT−50、東亜合成社製)の40%水溶液0.1質量部を加え、コーレス分散機を用いて水分散して固形分濃度70%の顔料スラリーを調整した。この顔料スラリーに酸化澱粉(商品名:エースA、王子コーンスターチ社製)の20%水溶液15質量部およびSBRラテックスの50%分散液(商品名:T−2531H、JSR社製)12質量部を添加攪拌し、さらに水を加えて、固形分濃度60%の塗工液を調製した。
前記内側塗被層用塗工液を、前記基紙の両面に、ブレードコーターを用いて片面当たり乾燥塗布量が10g/m2なるように塗工し、内側塗被層を形成した。
[最表層の形成]
前記最表層用塗工液を、上記基紙の両面に形成された内側塗被層上に、ブレードコーターを用いて片面当たり乾燥塗布量が10g/m2なるように塗工し、最表層を形成して坪量128g/m2の印刷用顔料塗被紙を得た。
参考例1の最表層用塗工液の調製において、針状軽質炭酸カルシウムの60%分散液(商品名:タマパールTP−123CS、奥多摩工業社製)50質量部の代わりに、紡錘状軽質炭酸カルシウムの67%分散液(商品名:タマパールTP−221GS、奥多摩工業社製)45質量部を使用した以外は参考例1と同様にして坪量128g/m2の印刷用顔料塗被紙を得た。
参考例1の最表層用塗工液の調製において、カオリンの使用量を70質量部から55質量部に減らし、かつ針状軽質炭酸カルシウムの60%分散液を50質量部から75質量部に増やした以外は、参考例1と同様にして坪量128g/m2の印刷用顔料塗被紙を得た。
参考例1の最表層用塗工液の調製において、さらに中空プラスチックピグメントの26%分散液(商品名:AE−852、JSR社製)を20質量部添加した以外は、参考例1と同様にして坪量128g/m2の印刷用顔料塗被紙を得た。
参考例1の最表層用塗工液の調製において、SBRラテックスの50%分散液の使用量を12質量部から20質量部に増やした以外は参考例1と同様にして坪量128g/m2の印刷用顔料塗被紙を得た。
参考例1の内側塗被層用塗工液の調製において、平均粒子径が1.2μmの重質炭酸カルシウムの代わりに平均粒子径が2.5μmの重質炭酸カルシウムを使用した以外は参考例1と同様にして坪量128g/m2の印刷用顔料塗被紙を得た。
参考例1の内側塗被層用塗工液の調製において、平均粒子径が1.2μmの重質炭酸カルシウムの代わりに平均粒子径が4.7μmの重質炭酸カルシウムを使用した以外は参考例1と同様にして坪量128g/m2の印刷用顔料塗被紙を得た。
参考例1の内側塗被層の形成において、内側塗被層用塗工液の乾燥後の塗布量を片面あたり6g/m2に減らした以外は、参考例1と同様にして坪量120g/m2の印刷用顔料塗被紙を得た。
参考例1の最表層用塗工液の調製において、カオリンの使用量を70質量部から40質量部に減らし、かつ針状軽質炭酸カルシウムの60%分散液を50質量部から100質量部に増やした以外は、参考例1と同様にして坪量128g/m2の印刷用顔料塗被紙を得た。
参考例1の最表層用塗工液の調製において、SBRラテックスの50%分散液の使用量を12質量部から30質量部に増やした以外は参考例1と同様にして坪量128g/m2の印刷用顔料塗被紙を得た。
参考例1の内側塗被層用塗工液の調製において、軽質炭酸カルシウムの65%分散液(商品名:YCC−FD、矢橋工業社製)130質量部の代わりに、平均粒子径が1.2μmの重質炭酸カルシウムの70%分散液120.7質量部を使用した以外は参考例1と同様にして坪量128g/m2の印刷用顔料塗被紙を得た。
参考例1の内側塗被層用塗工液の調製において、SBRラテックスの50%分散液の使用量を24質量部から12質量部に減らした以外は参考例1と同様にして坪量128g/m2の印刷用顔料塗被紙を得た。
参考例1の内側塗被層用塗工液の調製において、平均粒子径が1.2μmの重質炭酸カルシウムの70%分散液の代わりに平均粒子径が0.6μmの重質炭酸カルシウムの70%水分散液を使用した以外は参考例1と同様にして坪量128g/m2の印刷用顔料塗被紙を得た。なお最表層塗工面に筋状欠陥が認められた。
参考例1の内側塗被層用塗工液の調製において、平均粒子径が1.2μmの重質炭酸カルシウムの70%分散液の代わりに平均粒子径が6.0μmの重質炭酸カルシウムの70%水分散液を使用した以外は参考例1と同様にして坪量128g/m2の印刷用顔料塗被紙を得た。
参考例1の内側塗被層塗工液の調製において、軽質炭酸カルシウムの65%分散液(商品名:YCC−FD、矢橋工業社製)の使用量を146質量部とし、且つ平均粒子径が1.2μmの重質炭酸カルシウムの70%分散液の使用量を7.3質量部とした以外は、参考例1と同様にして坪量128g/m2の印刷用顔料塗被紙を得た。なお、最表層塗工面に筋状欠陥が認められた。
参考例1の内側塗被層用塗工液の調製において、軽質炭酸カルシウムの65%分散液(商品名:YCC−FD、矢橋工業社製)の使用量を107.7質量部とし、且つ平均粒子径が1.2μmの重質炭酸カルシウムの70%分散液の使用量を42.9質量部とした以外は参考例1と同様にして坪量128g/m2の印刷用顔料塗被紙を得た。
得られた印刷用顔料塗被紙について以下の評価を行い、結果を表1に示した。
[塗工層表面の光沢度の測定]
得られた顔料塗被紙の表面光沢を、光沢度計(JIS−Z8741記載)を用い、JIS P−8142に従って、入射角75度で測定した。
得られた顔料塗被紙の厚さを厚さ計(JIS P−8118に基づく)を用いて測定し、厚さと坪量から密度を算出した。
(ドライピック強度)
RI印刷機(RI−1、石川島産業機械社製)を用いて、試験用インキ(ベストワン紙試験用SD50紅BT−13、T&K TOKA社製)により、ベタ印刷を行い、印刷面のピッキングの程度を目視判定した。5段階評価で5が最もよく、1が最も悪い水準であり、3が許容限度である。
(ウェットピック強度)
上記ドライピック強度試験方法において、印刷前に水付着ロールで各印刷用顔料塗被紙表面に水を付着させた以外はドライピック強度試験方法と同様にしてウェットピック強度を評価した。
(1)得られた顔料塗被紙を油吸収メーター自動式(JIS P−8130、熊谷理機工業社製)にセットする。
(2)セットした試験片上部にセロハンテープを貼付し、そのセロハンテープ上に、コダックバーサマークDS6240プリンティングシステム用インク(No.1007)を、マイクロシリンジを用いて、5μlのせる。
(3)インク上に金属ローラーを通過させた後、伸ばされたインク表面の光沢感が消えるまでの時間を目視判定して、インクジェットインク吸収速度を評価した。
おおむね、5秒以内で乾燥するものが、実機プリンター適性を有すると判定した。
Claims (2)
- 基紙上の少なくとも1面に、少なくとも2層の顔料塗被層を設けた印刷用顔料塗被紙において、前記顔料塗被層は、その最表層が、顔料100質量部中、カオリンを50質量部以上、中空プラスチックピグメントを3〜15質量部含有し、バインダーとしてスチレン・ブタジエン共重合体ラテックスを顔料100質量部に対して4〜10質量部含有し、且つ最表層と基紙との間に設ける内側塗被層が、顔料100質量部中、平均粒子径0.05〜0.8μmの軽質炭酸カルシウムを70〜90質量部、および平均粒子径1.0〜5.0μmの重質炭酸カルシウムを10〜25質量部含有し、バインダーとしてスチレン・ブタジエン共重合体ラテックスを顔料100質量部に対して10〜30質量部含有するものであり、且つ前記顔料塗被紙表面の75度における白紙光沢度(JIS−P8142)が60%以上であることを特徴とする印刷用顔料塗被紙。
- 前記印刷用顔料塗被紙の密度が0.95〜1.15g/cm3である請求項1に記載の印刷用顔料塗被紙。
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