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JP5350820B2 - インクジェットプリンタ、及びインク循環方法 - Google Patents

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Description

本発明は、インクを貯留するインクタンクとインクジェットヘッドとの間でインクを循環させるインク循環経路を備えたインクジェットプリンタ、及びインク循環方法に関する。
従来、一般的に、サーマルヘッド方式或いは電気機械変換素子(ピエゾ)方式等の記録ヘッドを搭載し、この記録ヘッドにより記録用紙等の記録媒体上にインク滴を吐出するインクジェット記録方式により記録(印刷)を行うインクジェットプリンタ(画像記録装置)が知られている。
このような画像記録装置の一部には、インクを貯留するインクタンクとインクジェットヘッドとの間でインクを循環させるインク循環経路を備えたものがある。
このようなインク循環経路を備えたものでは、インクを循環させてヘッドにインクを供給するとともにヘッドで使用されなかったインクを回収し、次の循環時にヘッドにインクを供給するというインク循環動作が必要である。
また、そのようなインク循環動作に加えて、印字によりインク循環径路内のインクが規定の量に対して不足した場合に、インクをインク循環径路内に補充するインク補給動作も必要となる。
例えば、特許文献1に開示されるインクジェットプリンタは、第1のインク室(インク吐出部上部に配置)と第2のインク室(インク吐出部下部に配置)とを有し、インク循環系を構成している。
インク循環を正常に動作させるために、第1のインク室のインク液面は、液面検出器により監視され、第1のインク室のインクが不足していると判断された場合には、ポンプを駆動し、第2のインク室のインクが、第1のインク室に汲み上げられ、第1のインク室にインクが補充される。
同様に、第2のインク室のインク液面は、液面検出器により監視され、第2のインク室のインクが不足していると判断された場合には、補給用インクタンクから第2のタンクにインクが補充される。
特開2001−219580号公報
上記特許文献1では、インク循環径路内へのインク補充においてはインク吐出部よりも下方に配置された第2のインク室内に設けられたインク液面検出器の検出条件のみにより判断されている。ここで、補給用インクタンクによるインク補充を第1のインク室に行った場合を考える。特許文献1では、例えば、第1のインク室のインク量は規定量あるが、第2のインク室のインク量が不足した場合、補給用インクタンクは、第1のインク室にインクを補充するが、第2のインク室のインク量が規定量になるまで第1のインク室にインクを補充し続ける。この結果、第1のインク室内のインク量は、必要以上のインク量となってしまう恐れがある。
このため特許文献1では、インク補給をする箇所によっては、正常なインク循環動作を達成するために、それまでの構成や制御のシーケンスに、複雑な制御やインク経路を新たに構成しなおす必要が生じる。
そこで、本発明は、上記課題を解決するために、インク循環径路内へのインク補給供給箇所の如何を問わず、インク循環径路内のインク量を適正に保って正常なインク循環動作を行うことが出来るインクジェットプリンタ及びインク循環方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のインクジェットプリンタは、少なくとも、インクを吐出するインク吐出部と、該インク吐出部よりも上方に配置され、内部に収容するインク液面を検出する第1のインク液面検出部を有し、インク吐出部にインクを供給する第1のタンクと、該第1のタンクよりも上方に配置され、インク補給弁を備え、該インク補給弁を開いて第1のタンクにインクを補給し、インク補給弁を閉じて第1のタンクへのインクの補給を停止するインクタンクと、インク吐出部よりも下方に配置され、内部に収容するインク液面を検出する第2のインク液面検出部を有し、インク吐出部で吐出されなかったインクを受け入れる第2のタンクと、第2のタンクから第1のタンクにインクを送液するポンプと、により構成されるインク循環経路備え、第1の液面検出部は、液面検出条件として第1のタンクのインク液面が基準以上であるときONを出力し、第1のタンクのインク液面が基準未満であるときOFFを出力し、第2の液面検出部は、液面検出条件として第2のタンクのインク液面が基準以上であるときONを出力し、第2のタンクのインク液面が基準未満であるときOFFを出力し、第1の液面検出部がONを出力しているとき、第2の液面検出部がON又はOFFのいずれを出力していても、ポンプを停止させると共にインク補給弁を閉鎖するよう制御し、第1の液面検出部がOFFを出力し、第2の液面検出部がONを出力しているとき、ポンプを駆動すると共にインク補給弁を閉鎖するよう制御し、第1の液面検出部がOFFを出力し、第2の液面検出部がOFFを出力しているとき、ポンプを停止させると共にインク補給弁を開放するよう制御する、ことを特徴とする。
本発明は、インク循環径路内へのインク補給供給箇所の如何を問わず、インク循環径路内のインク量を適正に保って正常なインク循環動作を行うことができるインクジェットプリンタ及びインク循環方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に於けるインクジェットプリンタのインク経路構成を概略的に示す図である。 本発明の一実施形態に於けるインクジェットプリンタのインク循環経路の構成を模式的に拡大して示す図である。 インクジェットプリンタのインク循環処理中における各部の動作とその遷移状態を示す図である。 (a) 〜(e) は本発明の一実施形態に於けるインクジェットプリンタのインク循環処理中における両タンクの液面状態とインクの流れを示す図(その1)である。 (a) 〜(e) は本発明の一実施形態に於けるインクジェットプリンタのインク充填処理中における両タンクの液面状態とインクの流れを示す図(その1)である。 (a) 〜(f) は本発明の一実施形態に於けるインクジェットプリンタのインク循環処理中における両タンクの液面状態とインクの流れを示す図(その2)である。 (a) 〜(f) は本発明の一実施形態に於けるインクジェットプリンタのインク充填処理中における両タンクの液面状態とインクの流れを示す図(その2)である。 本発明の一実施形態の変形例1によるインクジェットプリンタのインク循環処理中における各部の動作とその遷移状態を示す図である。 本発明の一実施形態の変形例2によるインクジェットプリンタのインク循環処理中における各部の動作とその遷移状態を示す図である。 本発明の一実施形態の変形例3によるインクジェットプリンタのインク循環処理中における各部の動作とその遷移状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るインクジェットプリンタのインク経路構成を概略的に示す図である。
尚、図1には、記録媒体を供給する供給部、供給された記録媒体を搬送する搬送機構、画像形成された記録媒体を搬出する排出部、インクヘッド(以下、記録ヘッドともいう)のメンテナンスを行うメンテナンス部、及びインク吐出制御を始めとして装置全体を制御する装置制御部等の通常のインクジェットプリンタが備えている構成は図示を省略している。
図1に示すインクジェットプリンタ1は、例えば、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4種類の色のインクを用いて記録媒体に画像を記録する。なお、図1においては、代表的に1色のインクに関わるインク経路の構成を示している。
このインクジェットプリンタ1は、大別すると、複数のインクヘッド2を備える画像記録部3と、各インクヘッド2に対してインクを循環させるインク循環経路4を備えている。
更に、このインクジェットプリンタ1は、インクが充填されたインクカートリッジ5を着脱可能に装着するインクカートリッジホルダ部6と、不要となったインクやオーバーフローしたインクを収容する廃液タンク部7と、第1のタンク31の内部を大気と連通又は、遮断可能とする大気開放弁46を備えた全色共通の第1のタンク共通気室8と、第2のタンク32の内部を大気と連通又は、遮断可能とする大気開放弁54を備えた全色共通の第2のタンク共通気室9と、第2のタンク共通気室9の負圧を調整することにより、全色の第2のタンク内部の負圧を調整可能する圧力調整部10を備えている。
このインクジェットプリンタ1は、搬送機構(図示せず)によって搬送される記録媒体(図示せず)に対して、外部から入力された画像信号に基づいて各インクヘッド2のノズルプレートに形成されたノズル孔から液体であるインクを吐出する。これにより、記録媒体上に所望の画像を記録する。
図1において、4色のインクを用いた場合の構成は、独立した4系統のインク循環経路(インク流路)を備えることとなるが、第1のタンク共通気室8、第2のタンク共通気室9、圧力調整部10、廃液タンク部7や、大気開放弁46、大気開放弁54は全色で共有している。
画像記録部3は、複数のインクヘッド2と、複数のインクヘッド2にインクを分配するためのインク分配器11と、複数のインクヘッド2からインクを回収するインク回収器12と、を備えている。インク分配器11は、第1のタンク31及び複数のインクヘッド2と接続されており、インク回収器12は、第2のタンク32及び複数のインクヘッド2と接続されている。
インクヘッド2内は、インク循環時に、印字動作に適した負圧(本実施形態では、ゲージ圧で約−1kPa)に保たれている。これによって、ノズルには、内側に球面状に凹むメニスカスが形成され、正常な印字動作が可能となっている。
なお、本実施形態では、インク分配器11、12を設けたが、第1のタンク31及び第2のタンク32から直接インクヘッド2に接続してもよい。また、本実施形態の画像記録部3は、記録媒体の幅(搬送方向に直交する方向)に満たない記録幅(ノズル列の長さ)を有するインクヘッド2を用いて、これらインクヘッド2を記録媒体の幅方向に、例えば千鳥状に並べてフレーム等に固定し、ラインヘッドを構成している。
インクカートリッジホルダ部6は、インクが充填されたインクカートリッジ5の供給口5aと矢印aで示すように着脱可能に装着するためのジョイント部13、インクカートリッジ5の誤装着を防止し且つインク残量を検出するためのカートリッジ判断部14、及びインクカートリッジ5から第1のタンク31へ接続された管路の開閉を行ってインクの供給動作を行う補給弁63とで構成される。
廃液タンク部7は、インク循環経路の最下位の高さに配置されるタンクトレイ21、タンクトレイ21上に配置され、インク循環経路4の廃液流路に着脱可能に連結された廃液タンク22、廃液タンク22内に収容されたインク量を重量や液面の違いにより検知する廃インク量検知部23、光学的な検知により廃液タンク22の装着有無を検知するタンク装着検知部24、及びインク循環経路4から溢れた(オーバーフロー)インクを回収し、廃液タンク22に流すオーバーフロータンク44で構成される。
ここで、オーバーフロータンク44は、ポンプ33が破損してインクが漏れてもそのインクを全て受けるようポンプ33の下方に設けられている。さらに、オーバーフロータンク44は、第1のタンク共通気室8、第2のタンク共通気室9に、大気開放弁46、大気開放弁54を介して接続されている。このような構成によって、装置の異常により第1のタンク31や第2のタンク32からオーバーフローによりインクが溢れ出したとしても、オーバーフロータンク44に収容させることができる。そして、オーバーフロータンク44に収容されたインクは、チューブ等を介して廃液タンク22に流すことができる。
また、第1のタンク共通気室8から延出したチューブが大気開放弁46を介在させてオーバーフロータンク44内にチューブ端を差し入れているため、大気開放弁46の開閉(開放/遮断)により、第1のタンク共通気室8を大気に対して開放/遮断することができる。同様に第2のタンク共通室9においても、第2のタンク共通気室9から延出したチューブが大気開放弁54を介在させてオーバーフロータンク44内にチューブ端を差し入れているため、大気開放弁54の開閉(開放/遮断)により、第2のタンク共通気室9を大気対して開放/遮断することができる。
次に、インク循環経路4について説明する。このインク循環経路4は、第1のタンク31、第2のタンク32、ポンプ33、インク熱交換器34、ポンプ33とインク熱交換器34との間に配置された一方向弁64(後述の図2参照)、及びフィルタ部35とで構成される。
これらの構成部位の内、インクヘッド2のノズルプレート面60、第1のタンク31のインク液面61、及び第2のタンク32のインク液面62のそれぞれの位置関係は、鉛直方向(重力方向)に低い位置から高い位置へ順に、インク液面62、ノズルプレート面60、インク液面61となるように配置されている。
インク循環経路4は、インク循環時において、第1のタンク31から、インク分配器11、インクヘッド2、インク回収器12、第2のタンク32、ポンプ33、一方向弁64、インク熱交換器34及び、フィルタ部35の順にインクが流れ、第1のタンク31へ帰還するよう、チューブにより各々が接続されている。
また、このインク循環経路4の第1のタンク31には、第1のタンク共通気室8が接続され、第2のタンク32には、第2のタンク共通気室9がチューブにより接続されている。更に、第1のタンク共通気室8には、大気開放弁46が接続され、第2のタンク共通気室9には、圧力調整部10と、大気開放弁54とが接続されている。
ここで、インク循環経路4の構成について更に詳しく説明する。
図2はインク循環経路4の構成を模式的に且つ図1よりも拡大して示す図である。尚、図2内の太線の矢印は、インク循環時において、インク経路内をインクが循環する時のインクの流れる方向を示しており、太線は、チューブ等による配管を示している。なお、図1と図2でやや異なるが、図1と図2ともに同一機能部分には同一の番号を付与して示している。
以下、図2(図1も参照)を用いて、インク循環経路4の詳細について説明する。
本実施形態のインク循環経路4は、第1の経路40と第2の経路41の2つに大きく分けることができる。第1の経路40は、第1のタンク31からインクヘッド2を経由して第2のタンク32へインクが流れる経路である。第2の経路41は、第2のタンク32のインク出口ポート32bから、一方向弁64、インク熱交換器34(図1参照)、フィルタ部35(図1参照)を経由して、第1のタンク31まで、ポンプ33によってインクを揚送する経路である。
まず、第1の経路40の個々の構成について詳細に説明する。
第1のタンク31には、インク入口ポート31aと、インク出口ポート31bと、大気ポート31cと、インク供給部としてのインクカートリッジ5からの補給インクが流入する補給ポート31dが設けられている。
また、第1のタンク31内には、インク液面の位置を所定の高さに保つために、液面検出部42が設けられている。液面検出部42は、第1のタンク31内でインクの液面の高さに応じて回動するように支持軸42dにより軸支されたフロート部材42aと、例えば磁気センサからなる液面位置センサ42bとにより構成される。
この液面位置センサ42bは、フロート部材42aに取り付けられた磁石42cの磁力を検出することによって、フロート部材42aの位置即ち、第1のタンク31のインク液面61の高さが検出される。このように液面検出部42は、第1のタンク31内に貯留されているインク量を所定の量に維持するために設けられている。
インク入口ポート31aは、チューブを介して後述する第2の経路41側のフィルタ部35(図1参照)に接続され、フィルタ部35から流出したインクを第1のタンク31内に流入するよう設けられている。
尚、インク入口ポート31aの第1のタンク31内の開口部は、流入したインクに気泡が混入し難いよう、第1のタンク31内のインク液面61より鉛直方向(重力方向)に対して低い位置(図1参照、図2では第1のタンク31の底部)に設けられている。
インク出口ポート31bは、チューブを介してインク分配器11に接続され、第1のタンク31からインク分配器11にインクを流入させる。
インク分配器11に流入したインクは、それぞれ略均等に各インクヘッド2に分配される。インクヘッド2に流入したインクは、インクヘッド2のノズルプレート面60に形成されたノズルから吐出される。これにより、図示しない搬送機構によって搬送される記録媒体に画像が記録される。
インクヘッド2に流入するインク量は、ノズルから吐出されるインク量を上回るよう設定されている。そのため、インクヘッド2内で吐出されなかったインクは、インク回収器12で一旦回収し、チューブを経由して第2のタンク32に流出する。
大気ポート31cは、第1のタンク共通気室8に接続されている。この第1のタンク共通気室8は、他色の第1のタンク31における大気ポートとも接続されている(図1参照)。
補給ポート31dは、補給弁63を介してインクカートリッジ5に接続されている。第1のタンク31には、補給弁63を開くことでインクが補充されるよう構成されている。そのため、インクカートリッジ5は、第1のタンク31より重力方向上方に配置されている。
なお、本実施形態では、補給弁63を開くことにより第1のタンク31へインクの補充を行っているが、インクカートリッジ5から第1のタンク31へインクを送液出来れば良く、補給弁63の代わりにポンプ等によりインクの送液を行っても構わない。
第2のタンク32には、インク回収器12からチューブを介してインクが流入するインク入口ポート32aと、ポンプ33にインクを送り出すインク出口ポート32bと、第2のタンク共通気室9に接続されている大気ポート32c設けられている。
また、第2のタンク32内には、インク液面の位置を所定の高さに保つために、第1のタンク31と同様、液面検出部45が設けられている。
液面検出部45は、第2のタンク32内でインクの液面の高さに応じて回動するように支持軸45dにより軸支されたフロート部材45aと、例えば磁気センサからなる液面位置センサ45bとにより構成される。
この液面位置センサ45bは、フロート部材45aに取り付けられた磁石45cを検出することによって、フロート部材45aの位置即ち、第2のタンク32のインク液面62の高さが検出される。このように液面検出部45は、第2のタンク32内に貯留されているインク量を所定の量に維持するために設けられている。
次に、第2の経路41の個々の構成について詳細に説明する。
ポンプ33は、例えば、電磁式のピストンポンプを用いることができる。ポンプ33の駆動、停止は、インク液面61、及び、インク液面62の高さを所望の範囲に維持するよう、液面検出部42、及び液面検出部45の検出結果に応じて行われる。
本実施形態では、ポンプ33の送液能力は、第2のタンク32に流入してくるインク量よりも、多くのインクを第1のタンク31へと送液可能に設計されている。これは、第2のタンク32のオーバーフローを防止するためである。
すなわち、通常の使用状態で第2のタンク32に流入するインク流量よりも、ポンプ33が駆動した際、揚送可能なインク流量を多くすることで、第2のタンク32が溢れないようにするためである。
尚、本実施形態では、ポンプ33に電磁式のピストンポンプを用いているが、前述したように第2のタンク32に流入するインク量よりも、多くのインクを送液出来る能力があれば良く、ダイヤフラムポンプ、ギアポンプ、チューブポンプ、ロータリーポンプ、渦巻きポンプを用いても構わない。
ポンプ33のインク排出側(第1のタンク31への送液側の径路)には、一方向弁64が接続され、第1のタンク31のインク液面61と、第2のタンク32のインク液面62との高低差によるインクの逆流(第1のタンク31から第2のタンク32への逆流)を防止している。
すなわち、前述したようにポンプ33の送液能力は、第1のタンク31からインクヘッド2を経由し第2のタンク32に流れ落ちる量よりも高く設定されているため、インク循環動作が行われた際、ポンプ33の動作は間欠動作を行うことになる。ポンプ33が停止した際には第1のタンク31から第2のタンク32へインクが逆流するため、この流れを一方向弁64は防止している。
インク熱交換器34は(図1参照)、特には図示しないが、ヒートシンク部、冷却フアン、ヒータ部、及びインク流路部で構成される。インク流路部以外の構成部位は、全色のインク流路に対して共用する構成である。
このインク熱交換器34は、インク循環流路4内に流れるインクの温度を所望の温度に制御するために機能する。なお、インクの温度を検出してインク熱交器34を制御するために、各インクヘッド2又はその近傍のインク流路には、温度センサ47(図1参照)が配置されている。
次に、フィルタ部35について説明する。このフィルタ部35は、インクヘッド2に供給されるインクに含まれる異物を除去し、ノズル孔の目詰まりなどに起因する印字不良をなくすために設けられている。
フィルタ部35は、インクを通過させるメッシュ状の部材を有し、そのメッシュがヘッドノズル孔の口径を問題なく通過できるように、充分小さい異物まで除去する目のサイズが選択されている。
次に、圧力調整部10について説明する。
圧力調整部10は(以下、図1参照)、負圧を発生させるベローズ部51、錘部52及びベローズ昇降機構53で構成される。
ベローズ部51は、第2のタンク共通気室9にチューブによって接続され、大気開放弁54が大気と遮断された状態でベローズ部51が錘部52の荷重により伸び下がることで第2のタンク共通気室9内を負圧状態にすることができる。
尚、ベローズ昇降機構53の待機位置は、ベローズ部51を縮めた状態であり、インク循環が実行された際、短時間で負圧を生成出来る位置となっている。この負圧は、大気開放弁54を閉じ、ベローズ昇降機構53を図1に示す位置に降下させると、離間したベローズ部51が錘部52の重さによって下方に引っ張られ、錘部52に加わる重力と釣り合う大きさで、第2のタンク共通気室9内に発生する。
第2のタンク共通気室9内に発生させた負圧は、チューブで連通する第2のタンク32内も同じ負圧状態にする。第2のタンク32の負圧は、インク循環時において、チューブで連通するインクヘッド2内、詳しくは、ノズル孔近傍のインクヘッド2内部に、印字に適した圧(例えば、インク循環状態で、ノズル圧が約−1kPa)がかかるようになっている。
この圧により、ノズル孔にメニスカスが形成される。また、圧力調整部10で発生させた負圧は、第1のタンク31からインクヘッド2を経由して、第2のタンクに流れるインク流量にも影響する。
また、第2のタンク共通気室9の内部には、第2のタンク32内のインクがオーバーフローしても、圧力調整10方向へインクが進入できないように上部のみ連通する仕切り壁(図示せず)で仕切られ、第2のタンク9から圧力調整部10へ連通するチューブ内は、気体の移動のみが行われるように構成されている。
大気開放弁54を閉じると、第2のタンク32の空気部分、第2のタンク共通気室9及びベローズ部51の内部は連通しつつ外部とは閉じられた空間となる。この状態でベローズ部51を伸縮させると、上記閉じられた空間の体積が増減する。これによって、全色の第2のタンク32内部の圧力を同時に変化させることができる。
ベローズ部51が錘部52の重さにより伸長した場合には、上記閉じられた空間の体積が増加して、負圧が発生する。さらに、大気開放弁46及び大気開放弁54を閉じた状態にすると、インク循環経路全てのタンク内の空気が密閉され、インクヘッド2のノズル孔のみが大気開放となる。
この状態でベローズ部51を伸張した状態から圧縮することで、上記閉じられた空間の圧力を加圧することができる。このインク循環経路全体に対する加圧により、ノズル孔に圧力を掛けることができる。
よって、インクの増粘などにより目詰まりしたインクヘッド2のノズル孔に、この圧力を掛けて、インクを外に圧し出し、ノズル孔の目詰まりを解消するパージ動作が実現できる。なお、本実施形態では、このパージ動作は、第1のタンク共通気室8及び、第2のタンク共通気室9を共用しているため、全色同時に行われる。別々に行うためには、色毎に独立した共通気室を設け、大気と連通又は、遮断を色毎に制御出来るように構成すればよい。
このように構成されたインクジェットプリンタ1では、記録媒体に画像を記録する際、大気開放弁46を開放し、第1のタンク31内を大気開放状態にすると共に、大気開放弁54を閉じ、圧力調整部10により第2のタンク32内の圧力を所定の負圧状態にする。そして、第1のタンク31及び第2のタンク32内のインク量に応じてポンプ33、補給弁63の動作を制御し、インクを循環させる。つまり、第1のタンク31、インク分配器11、インクヘッド2、インク回収器12、第2のタンク32、ポンプ33、一方向弁64、インク熱交換器34、フィルタ部35の順にインクが流れ、第1のタンク31へ帰還するようインクが循環する。
また、インクジェットプリンタ1の待機時には、大気開放弁46を閉じ、第1のタンク31内を大気に対して遮断すると共に、大気開放弁54を開放し、第2のタンク32を大気開放状態とする。この時、第2のタンク32は、前述したようにインクヘッド2より重力方向下方に配置されているため、インクヘッド2のノズルには水頭差によりメニスカスが形成されている。つまり、待機時において、インクヘッド2からインクが垂れ落ちることはない。
次に、インクの循環動作、及びインク補給動作に関わるポンプ33と補給弁63の動作の詳細について、図3を用いて説明する。
図3は、本実施形態におけるインク循環に関わる状態遷移図を示している。この状態遷移図は、上述したインク循環動作中に、第1のタンク31及び第2のタンク32の両液面検出部42及び45で検知される条件(ON又はOFF)別に制御されるポンプ33の動作、及び補給弁63の動作を示している。
そして、図3に示す状態遷移図の液面検出部42がONとは、第1のタンク31内のインク液面が所望の位置に達している(所望量のインクが貯留されている)状態、つまりインク液面61以上の状態を示している。同様に、図3に示す状態遷移図の液面検出部45がONとは、第2のタンク32内のインク液面が所望の位置に達している(所望量のインクが貯留されている)状態、つまりインク液面62以上の状態を示している。
図3に示す状態遷移図の液面検出部42がOFFとは、第1のタンク31内のインク液面が所望の位置に達してない(所望量のインクが貯留されていない)状態、つまりインク液面61未満の状態を示している。同様に、図3に示す状態遷移図の液面検出部45がOFFとは、第2のタンク32内のインク液面が所望の位置に達してない(所望量のインクが貯留されていない)状態、つまりインク液面62未満の状態を示している。
また、ポンプ33がOFFとは、ポンプ33が停止した状態、つまり第2のタンク32から第1のタンク31にインクを送液しない状態を示している。また、ポンプ33がONとは、ポンプ33が駆動された状態、つまり第2のタンク32から第1のタンク31にインクが送液する状態を示している。
さらに、補給弁63がOFFとは、補給弁63が閉じており、第1のタンク31内にインクが供給されない状態を示している。また、補給弁63がONとは、補給弁63が開いており、第1のタンク31内にインクが供給される状態を示している。
図3に示す状態遷移図の状態遷移について更に説明する。
なお、以下の説明では、液面検出部42を「第1の液面検出部42」といい、液面検出部45を「第2の液面検出部45」という。また、第1の液面検出部42又は第2の液面検出部45が「ONを出力している状態のとき」を単に「ONの時」といい、「OFFを出力している状態のとき」を単に「OFFの時」という。
図3に示す状態遷移図において、第1の液面検出部42がONの時は、第2の液面検出部45がONの時(第1の状態66)、又はOFFの時(第2の状態67)に関わらず、ポンプ33がOFF、かつ補給弁63がOFFの状態となるよう制御される。
また、第1の液面検出部42がOFF、かつ、第2の液面検出部45がONの時(第3の状態68)は、ポンプ33がON、かつ、補給弁63がOFFの状態となるよう制御される。
また、第1の液面検出部42がOFF、かつ、第2の液面検出部45がOFFの時(第4の状態69)は、ポンプ33がOFF、かつ、補給弁63がONとなるよう制御される。
次に、上記の制御に基づくインク循環動作、及びインク補給動作に関わるポンプ33の動作、及び補給弁63の動作について、第1のタンク31及び第2のタンク32の液面の変化に従い順を追って説明する。
図4(a) 〜(e) は、インク循環径路4を簡略に示した図である。すなわち、同図(a) 〜(e) には、第1のタンク31と第2のタンク32のみを簡略に示し、矢印70は、第1のタンク31から第2のタンク32にインクが供給されている(流れ落ちている)ことを示している。
また、矢印71は、ポンプ33の駆動によって、第2のタンク32から第1のタンク31にインクが揚送されていることを示している。
また、矢印72は、インクカートリッジ5から第1のタンク31(又は第2のタンク32、後述する図6及び図7参照)にインクが補給されていることを示している。
インクジェットプリンタ1に電源が入り、ユーザからインクジェットプリンタ1に印字の指示が与えられると、図3に示す状態遷移の切り替え処理がスタートして、図4(a) 〜(d) に示すインク循環動作、及びインク供給動作が開始される。
まず、図4(e) は、インク循環を開始する前の両タンク(第1のタンク31及び第2のタンク32、以下同様)の初期状態を示している。すなわち、大気開放弁46が閉じられ、大気開放弁54が開放された状態である。この初期状態では、両タンク共に、所望のインク量で満たされている。よって、両タンクのインク液面状態により、第1の液面検出部42、及び第2の液面検出部45は共にONの状態である。
次に、インク循環を開始するため、大気開放弁46を開き、大気開放弁54を閉じると共に、圧力調整部10により第2のタンク32内に負圧を生成させる。これにより、図4(a) の矢印70に示すように、第1のタンク31内のインクは、インク吐出部を経由して第2のタンク32に流れ落ちる。この時、第一第1の液面検出部42がON、第2の液面検出部45がONでるから、図3の第1の状態遷移66の状態である。したがって、ポンプ33がOFF、かつ、補給弁63がOFFの状態に制御される。
そして、時間の経過と共に、第1のタンク31内のインク量は徐々に減り、第2のタンク32内のインク量は徐々に増加する。そして、両タンクのインク液面状態は、図4(b) に示すように第1の液面検出部42がOFF、第2の液面検出部45がONとなる。
図4(b) の状態は、第1の液面検出部42がOFF、第2の液面検出部45がONであるから、図3の第3の状態68である。したがって、ポンプ33がON、かつ、補給弁63がOFFの状態に制御される。これにより、図4(b) の矢印71に示すように、第2のタンク32から第1のタンク31にインクの送液動作が開始される。この時、前述したようにポンプ33の送液能力は、第1のタンク31から第2のタンク32に流れ落ちてくるインク量以上に、第2のタンク32から第1のタンク31にインクを送液する。そのため、第2のタンク32のインク量は減少し、第1のタンク31のインク量は増加していく。
ここで、インク循環は行なっているがインクヘッド2からインクを吐出しない場合は、インク循環経路4内を流れるインク量は変化しない。そのため、図4(b)に示す状態から図4(a)に示す状態、すなわち、第1の液面検出部42がON、第2の液面検出部45がONとなる。これにより、ポンプ33がOFF、且つ補給弁63がOFFの状態に制御される。そして、ポンプ33がOFFになることで、再度、第1の液面検出部42がOFF、第2の液面検出部45がONとなる。このようにインク循環は行なっているがインクヘッド2からインクを吐出しない場合は、両タンクのインク液面状態は、図4(a) と図4(b) の状態を繰り返すことになる(図3の第1の状態66←→第3の状態68)。
これに対し、インク循環を行いながらインクヘッド2からインクを吐出した場合は、インク循環経路4内を流れるインク量は徐々に減少していく。そのため、図4(b)の状態で、ポンプ33をON、且つ補給弁63がOFFの状態にしたとき、第1及び第2の液面検出部42、45が共にONとなることはなく、図4(d)に示すように、第1の液面検出部42がON、第2の液面検出部45がOFFとなる。ここで、図4(d) の状態は、第1の液面検出部42がON、第2の液面検出部45がOFFであるから、図3の第2の状態67である。したがって、ポンプ33がOFF、かつ、補給弁63がOFFの状態に制御される。これにより、図4(d) の矢印70に示すように、第1のタンク31内のインクは、インク吐出部を経由して第2のタンク32に流れ落ち、図4(b) に示すように第1の液面検出部42がOFF、第2の液面検出部45がONとなる。このように、両タンクのインク液面状態は、図4(b) と図4(d) の状態を繰り返すことになる(図3の第2の状態67←→第3の状態68)。そして、最終的には、両タンクのインク液面状態は、図4(c) に示すような状態となり、第1の液面検出部42がOFF、かつ、第2の液面検出部45がOFFの状態に移行する。
図4(c) の状態は、第1の液面検出部42がOFF、第2の液面検出部45がOFFであるから、図3の第4の状態69となっている。したがって、ポンプ33がOFF、かつ、補給弁63がONの状態に制御される。これにより、図4(c) に示すように、矢印70の動作に加えて、矢印72に示すように、インクカートリッジ5より、第1のタンク31にインクが供給される。
この時、矢印72で示すインク供給量が矢印70で示す第1のタンク31から流れ落ちるインク量に対して多い場合には、第1のタンク31内のインク量は増加する。そして、両タンクのインク液面状態は図4(d) に示すように、第1の液面検出部42がON、第2の液面検出部45がOFFとなる。図4(d) に示す両タンクのインク液面状態となったときには、第1の液面検出部42がONであるから、第2の液面検出部45がONであれ(図3の第1の状態66)、OFFであれ(図3の第2の状態67)、ポンプ33がOFF、かつ、補給弁63がOFFの状態に制御される。
これにより、矢印70のインクの流れに基づいて、両タンクのインク液面は、図4(b) の状態に移行する。そして、このような状態になったときは、印字によりインク循環径路内のインク量が減少し、図4(c)の状態になるまでは、前述したように図4(d) と図4(b) の状態が繰り返される(図3の第2の状態67←→第3の状態68)。
そして、印字動作が終了し、インク循環を停止させる際は、第1のタンク31及び第2のタンク32を図4(e)に示すインク液面状態としてから停止させることで、次の印字開始時に、第1のタンク31及び第2のタンク32の両タンクにインクが十分ある状態から開始することができる。具体的には、インク循環を停止させる前に、図4(b)の状態と図4(d)の状態を繰り返している最中に、両液面検出部42、45の検出結果に関わらず、補給弁63を間欠的に開き、第1のタンク31にインクを供給する。そして、両液面検出部42、45がON状態、つまり、図4(a)の状態になった時点で、インク供給及び、ポンプ33の駆動を停止させると共に、大気開放弁46を閉じ、大気開放弁54を開放させる。これにより、図4(e)に示すように、第1の液面検出部42がON、第2の液面検出部45がONとなった状態で、インク循環が停止する。
もちろん、特にこの処理に限らず、図4(a) 〜(d) のいずれかの状態で循環動作を停止しても構わない。
この場合には、再度印字動作の指示が行われた時に、両タンクの第1及び第2の液面検出部42及び45の検出条件に基づいて示される図3に示す第1〜第3の状態66〜69のいずれかの状態に応じて、ポンプ33、及び補給弁63の動作を制御し、循環動作を開始すれば、インク循環径路内のインク量を適正に保ち、正常なインク循環動作を達成することが出来る。
尚、図4(c) の状態において、上記では、矢印72で示すインク供給量が矢印70で示すインク量より多い場合について説明したが、例えば、矢印72で示すインク供給量が矢印70で示すインク量より少ない場合においても同様に制御可能である。すなわち、図4(c)の状態から図4(b)の状態に移行する。この時、第1の液面検出部42がOFF、第2の液面検出部45がONであるから、補給弁63がOFFの状態に制御される。そして、この状態になったときは、前述したように印字によりインク循環径路内のインク量が図4(c)に示すような状態に減少するまでは、図4(b) と図4(d) の状態が繰り返される(図3の第2の状態67←→第3の状態68)。
このように、いずれの状態においても、インク循環を行いながら、印字動作を行っている時には、図3の状態遷移図に示す両タンクの第1又は第2の液面検出部42又は45によるインク液面の検出条件に応じて、第1〜第4の状態66〜69に応じたポンプ33、及び補給弁63の動作が制御されることにより、インク循環径路内のインク量を適正に保ち、正常なインク循環動作を達成することが出来る。
次に、前述したインクの循環動作、及びインク補給動作を用いインク循環径路内にインクを初期充填する手順を説明する。
図5(a) 〜(e) は、インク循環径路4を簡略に示した図である。この場合も、図5(a) 〜(e) には、第1のタンク31と第2のタンク32のみを簡略に示している。
この場合も、矢印70はインク吐出部を経由して第2のタンク32に至るインク経路のインクの流れを示し、矢印71は第2のタンク32からポンプ33を経由して第1のタンク31に至るインク送液経路のインクの流れを示し、そして、矢印72はインクカートリッジ5から第1のタンク31に至るインク補給路のインクの流れを示している。
インク充填を行う時には、インク循環径路内にインクが満たされていない。この状態で、通常のインク循環動作のように、第2のタンク32内に負圧を発生させた場合には、インクヘッド2のノズルプレート面に形成されたノズル孔より大気を吸い込んでしまう。この結果、大気中に存在する塵も同時に吸い込んでしまい、塵がノズル孔に詰まり、インクの吐出性能に悪影響を及ぼし、印字品位の低下を招く虞がある。
そこで、インク循環径路内にインクが無い状態では、圧力調整部10(図1を参照)による負圧生成は行わず、大気開放弁46(図1を参照)、及び大気開放弁54が開いた大気と連通した状態でインク充填処理を開始する。尚、以下の説明では再び図3も参照しながら説明する。
図5(a) は、両タンクの初期状態を示しており、両タンク共にインクは無い、したがって、第1の液面検出部42、及び第2の液面検出部45が共にOFFの状態である。つまり、先に説明した図3の状態遷移図において、第4の状態69の状態にある。
この第4の状態69の条件に従い、ポンプ33がOFF、かつ、補給弁63がONの状態に制御される。これにより、図5(a) の矢印72に示すように、第1のタンク31にインクが補充されて、やがて図5(b) に示す両タンクのインク液面状態へ移行する。
図5(b) の両タンクのインク液面状態では、第1の液面検出部42がON、第2の液面検出部45がOFFとなっているので、図3に示す状態遷移図では、第2の状態67の状態である。したがって、ポンプ33がOFF、かつ、補給弁63がOFFの状態となる。
そして、第1のタンク31内のインクが流れ落ちることにより、やがて図5(c) に示す両タンクのインク液面状態に移行する。すなわち、第1の液面検出部42と第2の液面検出部45は図5(b) のON、OFFの状態から図5(c) のOFF、OFFの状態となる。
以降、前述した図4(b) 〜(d) と同様な状態であり、図3の状態遷移図に示す両液面検出部(第1の液面検出部42と第2の液面検出部45、以下同様)の検出条件に応じてポンプ33、及び、補給弁63の動作が制御される。
そして、図3に示す第3の状態68←→第2の状態67が繰り返される状態になった場合には、補給弁63を間欠的に開き、第1のタンク31にインクを供給し、図4(a)の状態になった時点で、インク供給及び、ポンプ33の駆動を停止させると共に、大気開放弁46を閉じる(大気開放弁54は、開いた状態)。これにより、図5(e)に示すように、第1の液面検出部42がON、第2の液面検出部45がONとなった状態で、インク循環を停止する。もちろん、特にこの処理に限らず、図3に示す第3の状態68←→第2の状態67が交互に繰り返し行われる状態になれば、径路内のインク量は所望の量に達している為、図5(b)、(d)のいずれかの状態で循環動作を停止しても構わない。
この時点では、インクヘッド2のノズルプレート面は、インク滴が付着した状態となっている。したがって、図示しないインクヘッド2のメンテナンス部で、ノズルプレート面のワイプ動作を行い、インク充填処理が終了する。
このように、いずれの状態においても、図3の状態遷移図に示す両液面検出部の検出条件に応じて、ポンプ33、及び、補給弁63の動作を制御することにより、インクの初期充填を達成することが出来る。
続いて、インク補給箇所が、上記のように第1のタンク31ではなく、第2のタンク32に設定された場合におけるポンプ33の動作、及び補給弁63の動作の制御について、両タンク内のインク液面の変化に従い、順を追って説明する。
図6(a) 〜(f) は、インク循環径路4を簡略に示した図である。この場合も、図6(a) 〜(f) には、第1のタンク31と第2のタンク32のみを簡略に示している。
この場合も、矢印70はインク吐出部を経由して第2のタンク32に至るインク経路のインクの流れを示し、矢印71は第2のタンク32からポンプ33を経由して第1のタンク31に至るインク送液経路のインクの流れを示し、そして、矢印72はインクが充填されたインクカートリッジ5から第2のタンク32に至るインク補給路のインクの流れを示している。
インクジェットプリンタ1に電源が入り、ユーザからインクジェットプリンタ1に印字の指示が与えられると、図3に示す状態遷移の切り替え処理がスタートして、図6(a) 〜(d) に示すように、インク循環動作、及びインク供給動作が開始される。尚、以下の説明では再び図3も参照しながら説明する。
図6(f) は、図4(e)と同様に、インク循環を開始する前の両タンク(第1のタンク31及び第2のタンク32、以下同様)の初期状態を示している。すなわち、大気開放弁46が閉じられ、大気開放弁54が開放された状態である。この初期状態では、両タンク共に、所望のインク量で満たされている。よって、両タンクのインク液面状態により、第1の液面検出部42、及び第2の液面検出部45は共にONの状態である。
次に、インク循環を開始するため、大気開放弁46を開き、大気開放弁54を閉じると共に、圧力調整部10により第2のタンク32内に負圧を生成させる。これにより、図6(a) の矢印70に示すように、第1のタンク31内のインクは、インク吐出部を経由して第2のタンク32に流れ落ちる。この時、第一第1の液面検出部42がON、第2の液面検出部45がONでるから、図3の第1の状態遷移66の状態である。したがって、ポンプ33がOFF、かつ、補給弁63がOFFの状態に制御される。
そして、時間の経過と共に第1のタンク31内のインク量は徐々に減り、第2のタンク32内のインク量は徐々に増加する。そして、両タンクのインク液面状態は、図6(b) に示すように第1の液面検出部42がOFF、第2の液面検出部45がONとなる。
この図6(b) の状態は、第1の液面検出部42がOFF、第2の液面検出部45がONであるから、図3の第3の状態68である。したがって、ポンプ33がON、かつ、補給弁63がOFFの状態に制御される。これにより、図6(b) の矢印71に示すように、第2のタンク32から第1のタンク31にインクの送液動作が開始される。この送液動作により、第2のタンク32のインク量は減少していく。
ここで、インク循環は行なっているがインクヘッド2からインクを吐出しない場合は、インク循環経路4内を流れるインク量は変化しない。そのため、前述した図4と同様に、
両タンクのインク液面状態は、図6(a) と図6(b) の状態を繰り返すことになる(図3の第1の状態66←→第3の状態68)。
これに対し、インク循環を行いながらインクヘッド2からインクを吐出した場合は、インク循環経路4内を流れるインク量は徐々に減少していく。そのため、図6(b)の状態で、ポンプ33をON、且つ補給弁63がOFFの状態にしたとき、第1及び第2の液面検出部42、45が共にONとなることはなく、図6(d)に示すように、第1の液面検出部42がON、第2の液面検出部45がOFFとなる。ここで、図6(d) の状態は、第1の液面検出部42がON、第2の液面検出部45がOFFであるから、図3の第2の状態67である。したがって、ポンプ33がOFF、かつ、補給弁63がOFFの状態に制御される。これにより、図6(d) の矢印70に示すように、第1のタンク31内のインクは、インク吐出部を経由して第2のタンク32に流れ落ち、図6(b) に示すように第1の液面検出部42がOFF、第2の液面検出部45がONとなる。このように、両タンクのインク液面状態は、図6(b) と図6(d) の状態を繰り返すことになる(図3の第2の状態67←→第3の状態68)。そして、最終的には、両タンクのインク液面状態は、図6(c) に示すような状態となり、第1の液面検出部42がOFF、かつ、第2の液面検出部45がOFFの状態に移行する。
図6(c) の状態は、第1の液面検出部42がOFF、第2の液面検出部45がOFFであるから、図3の第4の状態69となっている。したがって、ポンプ33がOFF、かつ、補給弁63がONの状態に制御される。これにより、図6(c) に示すように、矢印70の動作に加えて、矢印72に示すように、インクカートリッジ5より、第2のタンク32にインクが供給される。
このように矢印72で示すインク供給量と矢印70で示す第1のタンク31から流れ落ちるインク量とによって、第2のタンク32内のインク量は増加する。そして、両タンクのインク液面状態は図6(b) に示すように、第1の液面検出部42がOFF、第2の液面検出部45がONとなる。したがって、ポンプ33がON、かつ、補給弁63がOFFの状態に制御される。
これにより、矢印71のインクの流れに基づいて、両タンクのインク液面は、図6(d) の状態に移行する。そして、この状態になったときは、印字によりインク循環径路内のインク量が図6(c)の状態に減少するまでは、前述したように図6(b) と図6(d) の状態が繰り返される(図3の第2の状態67←→第3の状態68)。
そして、印字動作が終了し、インク循環を停止させる際は、第1のタンク31及び第2のタンク32を図6(a)に示すインク液面状態としてから停止させることで、次の印字開始時に、第1のタンク31及び第2のタンク32の両タンクにインクが十分ある状態から開始することができる。具体的には、インク循環中において、図6(e)の状態になった時点で、インク循環を停止させると共に、大気開放弁46を閉じ、大気開放弁54を開放させる。そして、図6(e)の矢印73に示すように、インクカートリッジ5より第2の液面検出部45がONになるまでインクが供給される。これにより、図6(f)に示すように、第1の液面検出部42がON、第2の液面検出部45がONとなる。もちろん、特にこの処理に限らず、図6(a) 〜(d) のいずれかの状態で循環動作を停止しても構わない。
その場合には、再度印字動作の指示が行われた時に、両タンクの第1及び第2の液面検出部42及び45の検出条件に基づいて示される図3に示す第1〜第3の状態66〜69のいずれかの状態に応じて、ポンプ33、及び補給弁63の動作を制御し、循環動作を開始すれば、インク循環径路内のインク量を適正に保ち、正常なインク循環動作を達成することが出来る。
次に、上記同様に第2のタンク32にインクを補給する構成で、インク循環径路内にインクを初期充填する手順を説明する。
図7(a) 〜(f) は、インク循環径路4を簡略に示した図である。この場合も、図7(a) 〜(f) には、第1のタンク31と第2のタンク32のみを簡略に示している。
この場合も、矢印70はインク吐出部を経由して第2のタンク32に至るインク経路のインクの流れを示し、矢印71は第2のタンク32からポンプ33を経由して第1のタンク31に至るインク送液経路のインクの流れを示し、そして、矢印72はインクが充填されたインクカートリッジ5から第2のタンク32に至るインク補給路のインクの流れを示している。
インク充填を行う時には、インク循環径路内にインクが満たされていない。この状態で、通常のインク循環動作のように、第2のタンク32内に負圧を発生させた場合には、インクヘッド2のノズルプレート面に形成されたノズル孔より大気を吸い込んでしまう。この結果、大気中に存在する塵も同時に吸い込んでしまい、塵がノズル孔に詰まり、インクの吐出性能に悪影響を及ぼし、印字品位の低下を招く虞がある。
そこで、インク循環径路内にインクが無い状態では、圧力調整部10(図1を参照)による負圧生成は行わず、大気開放弁46(図1を参照)、及び、大気開放弁54が開いた大気と連通した状態でインク充填処理を開始する。尚、以下の説明では再び図3も参照しながら説明する。
図7(a) は、両タンクの初期状態を示しており、両タンク共にインクは無い。したがって、第1の液面検出部42、及び第2の液面検出部45は共にOFFの状態である。つまり、先に説明した図3の状態遷移図において、第4の状態69にある。
この第4の状態69の条件に従い、ポンプ33がOFF、かつ、補給弁63がONの状態に制御される。すなわち、図7(a) の矢印72に示すように、第2のタンク32にインクが補充される。これにより、第2のタンク32のインク液面が図7(b) に示す状態へ移行する。
図7(b) の両タンクの状態では、第1の液面検出部42がOFF、第2の液面検出部45がONであるので、図3の状態遷移図において、第3の状態68にある。この第3の状態68の条件に従い、ポンプ33がON、かつ、補給弁63がOFFの状態に制御される。
これにより、ポンプ33の送液動作によって、第2のタンク32内のインクが減少し、両タンクのインク液面が再度図7(c) に示す状態となり、両液面検出部が共にOFFとなる状態に移行する。
以降、前述した図6(b) 〜(d) と同様な状態であり、図3の状態遷移図に示す両液面検出部(第1の液面検出部42と第2の液面検出部45、以下同様)の検出条件に応じてポンプ33、及び、補給弁63の動作が制御される。
そして、図3に示す第3の状態68←→第2の状態67が繰り返される状態になった場合には、図7(e)の状態になった時点で、インク循環を停止させると共に、大気開放弁46を閉じる。そして、図7(e)の矢印73に示すように、インクカートリッジ5より第2の液面検出部45がONになるまでインクが供給される。これにより、図7(f)に示すように、第1の液面検出部42がON、第2の液面検出部45がONとなる。
この時点では、インクヘッド2のノズルプレート面は、インク滴が付着した状態となっている。したがって、図示しないインクヘッド2のメンテナンス部で、ノズルプレート面のワイプ動作を行い、インク充填処理が終了する。
このように、いずれの状態においても、図3の状態遷移図に示す両液面検出部の検出条件に応じて、ポンプ33、及び、補給弁63の動作を制御することにより、インクの初期充填を達成することが出来る。
以上のように、本実施形態によれば、インク供給箇所を第1のタンク31に設定した場合についても、また、第2のタンク32に設定した場合についても、図3に示す状態遷移図に従いポンプ33、及び、補給弁63を動作することにより、インク循環径路内のインク量を適正に保ち、正常なインク循環動作を達成することが出来る。
これにより、インク循環径路内のインク補給は、第1のタンク又は第2のタンクと限ることなく、いずれでもよく、複雑なインク循環制御や複雑なインク経路の構成を必要としない、設計の自由度が高いインクジェットプリンタを提供することが出来る。
尚、本実施形態では、インクヘッドを固定してラインヘッドを構成したタイプとしたが、これに限定されるものではない。すなわち、走査機構を有し、画像記録時に走査移動するシリアル型インクヘッドに対しても、上述したインク循環の制御は同様に適用することが可能である。この場合、第1のタンクからインクヘッドに配管される径路や、第2のタンクからインクヘッドに配管される径路を、弾性を有して屈曲可能なチューブ、例えばスパイラルチューブ等で形成し、ヘッド部の走査が移動可能な構成とすると良い。
また、第1のタンクをインクヘッドより重力方向上方、第2のタンクをインクヘッドより重力方向下方に配置したが、これに限定されるものではない。
要は、2つのタンク間でインクを循環させ、該2つのタンクのそれぞれに設けられた液面検出部の検出条件に応じて、前述のようにポンプ33、及び補給弁63の動作を制御し、インク循環動作、及びインク供給動作が行われれば良い。
(変形例1)
続いて、本発明の一実施形態における変形例1について説明する。以下に述べる変形例では、両液面検出部でそれぞれ検知される条件に応じたポンプ33の動作の一部が変わってくる。
図8は、変形例1に係るインクジェットプリンタのインク循環処理中における各部の動作とその遷移状態を示す図である。この変形例1では、図8に示す状態遷移図で第1の液面検出部42がON、第2の液面検出部45がONのときが図3の場合と異なる。
すなわち、図3では、第1の液面検出部42がONで、第2の液面検出部45がONのときは、第1の状態66となって、ポンプ33がOFF、かつ、補給弁63がOFFとなるよう制御された。しかし、この変形例1においては、第1の液面検出部42がONで、第2の液面検出部45がONのときは、状態71となって、インク補給弁をOFFとし、ポンプ33の駆動又は停止の状態を「状態維持」に制御する。
本変形例1(以下の変形例2及び3の場合も同様)における「状態維持」とは、状態71に状態が遷移する前のポンプ33の動作が継続される状態を意味している。
例えば、ポンプ33の動作がONしている状態で、両液面検出部が共にONした場合、補給弁63は図3と同様にOFFとなるが、ポンプ33は継続してONの状態を維持するように制御される。また、ポンプ33の動作がOFFしている状態で、両液面検出部が共にONした場合、補給弁63がOFFになると共に、ポンプ33も継続してOFFの状態を維持するように制御される。
すなわち、この変形例1では、ポンプ33の停止を第2の液面検出部がOFFになったことを検知したタイミングで行なっていることを意味している。
残る第1及び第2の液面検出部42及び45がONとOFFのとき、OFFとOFFのとき、及びOFFとOFFのときの、ポンプ33と補給弁63の動作に対する制御は、図3の場合と同様である。このように制御しても、前述した実施形態の場合と同様の効果がある。
(変形例2)
次に、本発明の一実施形態における変形例2について説明する。
図9は、変形例2に係るインクジェットプリンタのインク循環処理中における各部の動作とその遷移状態を示す図である。この変形例2では、図9に示す状態遷移図で第1の液面検出部42がOFF、第2の液面検出部45がOFFのときが図3の場合と異なる。
すなわち、図3では、第1の液面検出部42がOFFで、第2の液面検出部45がOFFのときは、第4の状態69となって、ポンプ33がOFF、かつ、補給弁63がONとなるよう制御された。しかし、この変形例2においては、第1の液面検出部42がOFFで、第2の液面検出部45がOFFのときは、状態72となって、インク補給弁をONとし、ポンプ33の駆動又は停止の状態を「状態維持」に制御する。
例えば、ポンプ33の動作がONしている状態で、両液面検出部が共にOFFした場合、補給弁63は図3と同様にONとなるが、ポンプ33は継続してONの状態を維持するように制御される。また、ポンプ33の動作がOFFしている状態で、両液面検出部が共にOFFした場合、補給弁63はやはりONになるが、ポンプ33は継続してOFFの状態を維持するように制御される。
すなわち、この変形例2では、ポンプ33の停止を第1の液面検出部がONになったことを検知したタイミングで行なっていることを意味している。
残る第1及び第2の液面検出部42及び45がONとONのとき、ONとOFFのとき、及びOFFとONのときの、ポンプ33と補給弁63の動作に対する制御は、図3の場合と同様である。このように制御しても、前述した実施形態の場合と同様の効果がある。
(変形例3)
次に、本発明の一実施形態における変形例3について説明する。
図10は、変形例3に係るインクジェットプリンタのインク循環処理中における各部の動作とその遷移状態を示す図である。この変形例3では、図10に示す状態遷移図で第1の液面検出部42と第2の液面検出部45がONとONのとき、及びOFFとOFFのときが図3の場合と異なるように制御する。
すなわち、図10に示す状態遷移図では、第1の液面検出部42がONで、第2の液面検出部45がONのときは、状態71となる。これは変形例1の状態71と同一である。
すなわち、インク補給弁がOFFとされ、ポンプ33のON又はOFFは「状態維持」に制御される。
また、図10に示す状態遷移図で第1の液面検出部42がOFFで、第2の液面検出部45がOFFのときは、状態72となる。これは変形例2の状態72と同一である。
すなわち、インク補給弁がONとされ、ポンプ33のON又はOFFは「状態維持」に制御される。
ここで図10に示す状態遷移図による制御の動作をまとめると、両液面検部42及び45の検出条件から、第1の液面検出部42がON、かつ、第2の液面検出部45がONの時、ポンプ33が状態維持、かつ、補給弁63がOFFの状態となる。
また、第1の液面検出部42がOFF、かつ、第2の液面検出部45がONの時、ポンプ33がON、かつ、補給弁63がOFFの状態となる。更に、第1の液面検出部42がON、かつ、第2の液面検出部45がOFFの時、ポンプ33がOFF、かつ、補給弁63がOFFの状態となる。
そして、第1の液面検出部42がOFF、かつ、第2の液面検出部45がOFFの時、ポンプ33が状態維持、かつ、補給弁63がONの状態となる。この状態の変化により、液面検出部42及び45はON、OFFを交互に繰り返すことになる。
この状態変化を用い、液面検出部42又は45が、規定時間内にONからOFF、又はOFFからONに移行しない場合、インクカートリッジのインク無しの検出や、インク循環内の異常検知を行うことができる。
例えば、第2の液面検出部45が故障、又は、第2のタンク32内部の壁面になどに引っ掛り、第2の液面検出部45のON状態が継続した場合、第2の液面検出部45が異常であると判断して、図示しないパネルでユーザに異常を報知するようにする。
また、ポンプ33の故障により、送液動作が止まった場合も、第2の液面検出部45がONを続行するため、同様に異常検知が行える。このように、インク循環動作、及び、インク供給動作が正常に行われているか、両液面検出部のON、OFFの継続する時間や、回数をカウントし判断を行うことができる。
他の制御の点については、前述した実施形態と同様の効果がある。
なお、本発明は、上記一実施形態又は変形例に限定されるものではなく、実施段階では、その要旨を変更しない範囲で種々変形することが可能である。
また、上述した一実施形態又は変形例では、いずれもインクジェットプリンタを例にとって説明しているが、インクジェットプリンタに限ることなく、上述したインク循環経路におけるインク流量の制御方法は、2つのタンクがあって、それら2つのタンク間で液体を適正に循環させる構成のシステムであれば、その液循環経路における液流量に対する制御に適用することができる。
1 インクジェットプリンタ
2 インクヘッド
3 ヘッドホルダ部(画像記録部)
4 インク循環経路
5 インクカートリッジ
5a 供給口
6 インクカートリッジホルダ部
7 廃液タンク部
8 第1のタンク共通気室
9 第2のタンク共通気室
10 圧力調整部
11 インク分配器
12 インク回収器
13 ジョイント部
14 カートリッジ判断部
21 タンクトレイ
22 廃液タンク
23 廃インク量検知部
24 タンク装着検知部
31 第1のタンク
31a インク入口ポート
31b インク出口ポート
31c 大気ポート
31d 補給ポート
32 第2のタンク
32a インク入口ポート
32b インク出口ポート
32c 大気ポート
33 ポンプ
34 インク熱交換器
35 フィルタ部
40 第1の経路
41 第2の経路
42 液面検出部
42a フロート部材
42b 液面位置センサ
42c 磁石
42d 支持軸
44 オーバーフロータンク
45 液面検出部
45a フロート部材
45b 液面位置センサ
45c 磁石
45d 支持軸
46 大気開放弁
47 温度センサ
51 ベローズ部
52 錘部
53 ベローズ昇降機構
54 大気開閉弁
60 ノズルプレート面
61、62 インク液面
63 補給弁
64 一方向弁
66 第1の状態
67 第2の状態
68 第3の状態
69 第4の状態

Claims (1)

  1. 少なくとも、
    インクを吐出するインク吐出部と、
    該インク吐出部よりも上方に配置され、内部に収容するインク液面を検出する第1のインク液面検出部を有し、前記インク吐出部に前記インクを供給する第1のタンクと、
    該第1のタンクよりも上方に配置され、インク補給弁を備え、該インク補給弁を開いて前記第1のタンクに前記インクを補給し、前記インク補給弁を閉じて前記第1のタンクへの前記インクの補給を停止するインクタンクと、
    前記インク吐出部よりも下方に配置され、内部に収容するインク液面を検出する第2のインク液面検出部を有し、前記インク吐出部で吐出されなかった前記インクを受け入れる第2のタンクと、
    前記第2のタンクから前記第1のタンクに前記インクを送液するポンプと、
    により構成されるインク循環経路備え、
    前記第1の液面検出部は、液面検出条件として前記第1のタンクのインク液面が基準以上であるときONを出力し、前記第1のタンクのインク液面が基準未満であるときOFFを出力し、
    前記第2の液面検出部は、液面検出条件として前記第2のタンクのインク液面が基準以上であるときONを出力し、前記第2のタンクのインク液面が基準未満であるときOFFを出力し、
    前記第1の液面検出部がONを出力しているとき、前記第2の液面検出部がON又はOFFのいずれを出力していても、前記ポンプを停止させると共に前記インク補給弁を閉鎖するよう制御し、
    前記第1の液面検出部がOFFを出力し、前記第2の液面検出部がONを出力しているとき、前記ポンプを駆動すると共に前記インク補給弁を閉鎖するよう制御し、
    前記第1の液面検出部がOFFを出力し、前記第2の液面検出部がOFFを出力しているとき、前記ポンプを停止させると共に前記インク補給弁を開放するよう制御する、
    ことを特徴とするインクジェットプリンタ。
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