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JP5349971B2 - 有機金属化合物錯体の生体分子適用に関連する配位モチーフκ2−BH2またはκ3−BH3を有する3脚型リガンド - Google Patents

有機金属化合物錯体の生体分子適用に関連する配位モチーフκ2−BH2またはκ3−BH3を有する3脚型リガンド Download PDF

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Description

本発明は、例えば生体分子の放射性標識に使用するための新規3脚型ジおよびトリヒドロボラートリガンドに関する。本発明はさらに、これらの新規リガンドを用いて標識する方法、およびこれらのリガンドによって標識された化合物に関する。さらに、本発明は、このような標識化合物の診断および治療における使用に関する。
Tc(I)およびRe(I)トリカルボニル錯体は、診断用(99mTc)または治療用(186/188Re)医療用途向けの放射性生成物の開発において潜在的に関連性がある。しかし、生体分子を標識するためのfac−[M(CO)(M=Re、Tc)部分の使用は、2官能性キレート剤の使用を意味する。これは、d遷移金属の生物活性分子への組込みが、生体分子の代謝運命および/または結合親和性に影響を与えることなく行われる必要があるので、大変な難題である。
CNSまたはエストロゲン受容体リガンド、アミノ酸、および酵素基質または阻害剤などの比較的低分子量の生体分子の場合には、この難題は、これらの低生体分子が金属フラグメントに配位した後もやはり、対応する受容体、酵素、および/またはトランスポーターを特異的に認識できるべきであるのではるかに大変である。したがって、金属フラグメントは、できるだけ小さくなければならず、生体分子と適合性がある物理的化学的諸特性をもたなければならない。
本発明は、様々なタイプの生体分子を金属トリカルボニル錯体で標識するのに有用な新規リガンドを対象とする。
本発明では、2個の水素原子と第3の配位アームを介して、または3個の水素原子を介して、金属トリカルボニル錯体を安定化することができる3脚型ジおよびトリヒドロボラートリガンドが開発された。κ−BHまたはκ−BHのモチーフを含む式IIの中性有機金属化合物は、放射性医薬品適用に潜在的に関連のある様々な生体分子、特に低分子量の生体分子を標識するための建築ブロックとして適用することができる。
したがって、本発明は、一般式Iの3脚型キレート剤に関する:
Figure 0005349971
式中、
Mは、例えばLi、Na、K、Tl、Rb、Cs、またはアルキルアンモニウムなどの1価カチオンであり、
R1は、H、アルキル、アリール、または生体分子であり、
R2は、Hまたはペンダントアームであり、ペンダントアームは、必要に応じて生体分子であり、またはそれを含む、
但し、R1がHである場合、R2はHまたはCOOHでなく、R1がアルキルまたはアリールである場合、R2はHでないことを条件とする。
Mは、好ましくはLi、Na、またはKであり、より好ましくはLiまたはNaである。
ペンダントアームは、配位アームまたは非配位アームとすることができる。ペンダントアームは、特にR1がH以外である場合、N、S、またはOなど、少なくとも1個のヘテロ原子を含むことが好ましい。好ましい実施形態では、ペンダントアームは、配位アームそれとも非配位アームであるかに関わらず、少なくとも1個のヘテロ原子を含む。
アルキル基は、環式または非環式、直鎖または分岐状、飽和または不飽和とすることができる。環式および非環式のアルキル基は、例えばメチル、エチル、n−プロピル、もしくはイソプロピルなどのアルキル基、またはカルボキシル(−COOH)、エステル(−COOR、式中、Rはアルキルまたはアリールである)、アミン(−NHR、式中、RはH、アルキル、またはアリールである)、アルデヒド(−(C=O)H)、ヒドロキシ(−OH)、もしくはメルカプト(−SH)などの官能基で必要に応じて置換されていてもよい。特定の実施形態では、アルキルは、C1〜C6アルキル、具体的にはメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、s−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、2−メチルペンチル、3−メチルペンチル、2,3−ジメチルブチル、および2,2−ジメチルブチルから選択されたアルキルである。いくつかの実施形態では、R1は、メチル、エチル、n−プロピル、およびイソプロピルから選択されたアルキルである。R1がアルキルである場合、メチルが特に好ましい。
アリール基は、単環式(環構造中に5〜8個の原子を含む)または多環式(環構造中に9〜18個の原子を含む)とすることができ、例えばメチル、エチル、n−プロピル、もしくはイソプロピルなどのアルキル置換基を有してもよいし、または有さなくてもよい。多環式アリールは、芳香族でない1つまたは複数の環を有することができる。
必要に応じて、アリール基および/もしくはそれに結合しているアルキル置換基、またはアルキル基(R1がアルキルである場合)は、カルボキシル(−COOH)、エステル(−COOR、式中、Rはアルキルまたはアリールである)、アミン(−NHR、式中、RはH、アルキル、またはアリールである)、アルデヒド(−(C=O)H)、ヒドロキシ(−OH)、またはメルカプト(−SH)など、生体分子を結合するための官能基で置換されていてもよい。いくつかの実施形態では、生体分子をR1のアルキルまたはアリールに結合させる。
特定の実施形態では、好ましくはフェニルであるアリールは、メチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、イソブチル、s−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、2−メチルペンチル、3−メチルペンチル、2,3−ジメチルブチル、および2,2−ジメチルブチルから選択された1つまたは複数のアルキル基で必要に応じて置換されている。
アリールは、ヘテロ環式芳香族基である場合、N、S、および/またはOなど、1つまたは複数のヘテロ原子を含む(例えば、メルカプトイミダゾール、メルカプト−オキサゾール、メルカプトチアゾール、ピロール、フラン、チオフェン、イミダゾール、オキサゾール、チアゾール、ピラゾール、ピリジン、およびピリミジン)。環式の配位アームまたは非配位アームは、N、S、および/またはOなど、1つまたは複数のヘテロ原子を含むことができ、例えばピペリジン、チアゾリン、オキサゾリンなどである。これらの基は、生体分子を含んでもよく、または含まなくてもよい。
本明細書では、生体分子は、生体で天然に発生する化学物質/置換基であり、または生体で天然に発生しない場合には、生体中に存在している他の生物活性分子を認識することができる化学物質/置換基である。生体分子は、主に炭素と水素、ならびに窒素、酸素、リン、および/または硫黄からなる。Fe(2+)、Fe(3+)、Co(3+)、またはZn(2+)など、他の元素が組み込まれることもあるが、これらは、それほど一般的ではない。
R2は、配位または非配位ペンダントアームである場合、非環式(直鎖または分岐状)、環式(すなわち、核に複数の原子を有する環を含み、環は複数の原子が一緒に結合して形成されており、単環式または多環式(2つ以上の環を有する)とすることができ、これらの環は、飽和、不飽和、芳香族、またはそれらの混合物である(多環式構造の場合))。
R2が非配位アームである場合、R1はHでなければならない。R2が例えばヘテロ原子または基などの配位原子を含まない場合、あるいは配位原子または基がホウ素原子から除去されすぎていて、金属に配位することができない場合、R2は非配位とすることができる。R1が配位である場合、R2は配位である必要はなく、生体分子とすることができる。
本明細書では、配位アームは、イオン結合または共有結合によって金属イオンに結合することができる基である。
本発明での使用に適した配位アームの例は、メルカプトイミダゾール、メルカプトチアゾール、メルカプトベンゾチアゾール、メルカプトベンゾイミダゾール、メルカプトベンゾオキサゾール、メルカプト−オキサゾール、メルカプトイミダゾリン、メルカプトチアゾリン、メルカプト−オキサゾリン、またはチオエーテル、カルボキシラート、もしくはアミンを含む基である。特定の実施形態では、配位ペンダントアームとしては、メルカプトイミダゾール、メルカプトチアゾリン、およびメルカプトベンゾチアゾールが挙げられる。
配位アームは、アルキル、アリール、または例えばカルボキシル基(−COOH)、アミン基(−NHRまたはNH、式中、Rは上記に定義するように、アルキルまたはアリールである)、アルデヒド基(−(C=O)H)、ヒドロキシ基(−OH)、メルカプト基(−SH)、もしくはエステル基(−COOR、式中、Rは上記に定義するように、アルキルまたはアリールである)など、生体分子を結合するための官能基で必要に応じて置換されていてもよい。適切な配位アームの選択は、強力なキレート化をもたらし、異なる生体分子の異なる位置のこれらの基への導入を可能にする。
これらの配位基に導入されている置換基は、直鎖状、環式、または多環式とすることができる。適切な置換基の例としては、メチル、エチル、n−プロピル、およびイソプロピルから選択されたアルキル、ならびにメチル、エチル、n−プロピル、またはイソプロピルから選択されたアルキルで必要に応じて置換されているフェニルなどのアリールが挙げられる。
R2が非配位基である場合、R2は、カルボキシル基(−COOH)、アミン基(−NHRまたは−NH、式中、Rは上記に定義するように、アルキルまたはアリールである)、アルデヒド基(−(C=O)H)、ヒドロキシ基(−OH)、メルカプト(−SH)、またはエステル基(−COOR、式中、Rは上記に定義するように、アルキルまたはアリールである)など、生体分子を結合するための官能基を含む、上記に定義する生体分子、またはアルキルもしくはアリールとすることができる。
但し書きによって式Iの上記の定義から排除されている化合物は、それ自体は特許請求されていないが、やはり生体分子を放射性標識するための本発明の使用態様に適している。この使用は、但し書きなしに、式Iの定義内に入る化合物すべてについて特許請求されている。
本発明の化合物は、配位モチーフκ−HBまたはκ−HBを含むトリカルボニル金属フラグメントの合成を可能にする。
したがって、本発明は、一般に生体分子を標識するのに有用である。一実施形態では、特に適切な生体分子は、低分子量、例えば1000Da未満のものである。下記は、非限定的例のリストである:CNS受容体リガンド、ステロイド、糖、アミノ酸、酵素基質もしくは阻害剤、またはある種の腫瘍細胞で過剰発現される受容体に対して親和性を有する他の分子。CNS受容体リガンドの例は、ドーパミンおよびセロトニンのトランスポーターのアンタゴニスト、ドーパミンおよびセロトニンの受容体リガンド、またはチオフラビンもしくはクリサミンの誘導体など、β−アミロイド斑のターゲティングのための分子である。本発明は、エストロゲン、プロゲステン、およびアンドロゲン、ならびにその誘導体などのステロイド、あるいはグルコースもしくはマンノース、またはその誘導体などの糖を標識するのに有用である。本発明はまた、L型アミノ酸トランスポーター、ペプチド受容体(例えば、ソマトスタチン、ボンベシン、またはCCK−ガストリン受容体)、およびシグマ受容体など、ある種の腫瘍細胞において過剰発現するトランスポーターまたは受容体に対して親和性を有する分子を放射性標識するのにも適している。
本発明は、生体分子を必要に応じて含む様々なタイプの化合物に関する。生体分子が存在する場合、R1またはR2の位置に存在していてもよく、あるいはR1またはR2に結合していてもよい。別の実施形態では、R1と、R2上の置換基は共に、生体分子である。さらに、R1がHまたは任意の他の配位基であり、配位基が生体分子、または生体分子を結合する官能基を必要に応じて含む場合、R2は生体分子とすることができる。
本発明は、その別の態様によれば、上述する式Iの化合物の調製方法であって、一般式HBR1の化合物(式中、R1は上記に定義するように、H、アルキル、アリール、または生体分子である)を、メルカプトイミダゾール、メルカプトベンゾチアゾール、メルカプトチアゾール、メルカプト−オキサゾール、メルカプトイミダゾリン、メルカプトチアゾリン、メルカプト−オキサゾリンから選択される化合物、または生体分子に結合しているこれらの化合物のいずれか1つと反応させるステップを含む調製方法に関する。
本発明はさらに、一般式IIの化合物、すなわち有機金属錯体に関する:
Figure 0005349971
式中、M’は、遷移金属、具体的には第VII族金属であり、R1およびR2は上記に定義する通りである。一実施形態では、M’は、レニウム、テクネチウム、またはマンガン、さらに具体的にはレニウム、テクネチウム、またはマンガンの放射性同位体、特に99mTcまたは186/188Reから選択されている。
特定の一実施形態では、R1は生体分子である。別の実施形態では、R2は、生体分子を含む配位アームである。別の実施形態では、R1は生体分子であり、R2は生体分子を含む配位アームである。
本発明は、その別の態様によれば、式IIの化合物の調製方法であって、金属トリカルボニルを式Iの化合物と接触させるステップを含む方法に関する。
生体分子の標識は、生体分子ですでに置換されている式Iの化合物を出発物とし、その化合物を放射性金属トリカルボニルに配位させることによって実現することができる。一代替形態として、生体分子がまだ存在していない式IIの化合物を調製することができる。次いで、生体分子を、R2もしくはR1、または両方に結合させることができる。但し、R1および/またはR2は、例えばアミン基(−NHR、式中、RはH、アルキル、またはアリールである)、アルデヒド基(−(C=O)H)、カルボキシル基(−COOH)、ヒドロキシ基(−OH)、メルカプト基(−SH)、またはエステル基(−COOR、式中、Rはアルキルまたはアリール)など、生体分子に存在する適切な官能基と反応することができる官能基を含むことを条件とする。
本発明の式Iの化合物を用いて調製することができる遷移金属トリカルボニル錯体を、核医学で使用することができる。式Iの特定のR1およびR2に応じて、例えば癌または他の過剰増殖性および/もしくは腫瘍性病態の診断および治療、あるいは中枢神経系疾患の診断のための金属トリカルボニル錯体を使用することができる。錯体の好ましい使用は、癌の診断および/または治療での使用である。
したがって、本発明はまた、R1においてまたはR1に結合している適切な生体分子を有し、かつ/あるいはR2においてまたはR2に結合している適切な生体分子を有する式IIの化合物の、癌または他の過剰増殖性および/または腫瘍性病態の治療または診断用の薬剤組成物の調製のための使用に関する。
本発明の化合物の例は、R1とR2の代表的組合せを示す下記の表1に列挙されている。
Figure 0005349971
Figure 0005349971
Figure 0005349971
Figure 0005349971
Figure 0005349971
*「フェニル」は、「フェニル」または「メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、s−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、2−メチルペンチル、3−メチルペンチル、2,3−ジメチルブチル、または2,2−ジメチルブチルで置換されているフェニル」を意味する。
BM=生体分子
本発明の化合物に水素原子が関与する配位κ−BHまたはκ−BHモチーフが存在することによって、患部組織で密度が変化する特定の受容体、トランスポーター、または酵素の代謝運命および/または結合親和性に影響を与えることなく、生体分子を標識するものと予想される金属フラグメントが生じる。
本発明の化合物は、2官能性3座ジおよびトリヒドロボラートリガンドである。配位または非配位ペンダントアームは、生体分子を結合する官能基を含むことができ、または生体分子を組み込むことができる。生体分子を結合する官能基、または生体分子を、ペンダントアームの異なる位置に導入することができる。上記に定義するように、アルキル基は直鎖または分岐状(C〜C)とすることができ、アリール基は単環式または多環式とすることができる。これらは、置換されている場合、カルボキシル基(−COOH)、アミン基(NHR、式中、Rは上記に定義するように、H、アルキル、またはアリールである)、アルデヒド基(−C(=O)H)、ヒドロキシ基(−OH)、メルカプト基(−SH)、またはエステル基(−COOR、式中、Rは上記に定義するように、アルキルまたはアリールである)を有することができる。
適切な生体分子は、CNS受容体リガンド(例えば、ドーパミンもしくはセロトニントランスポーター、ドーパミンもしくはセロトニン受容体、またはβ−アミロイド斑のターゲティングのためとして)、ステロイド、糖、アミノ酸、腫瘍細胞で上方制御される酵素の基質もしくは阻害剤(例えば、L−アルギニンまたはキナゾリン誘導体など)、またはある種の腫瘍細胞で過剰発現される受容体に対して親和性を有する分子(例えば、ボンベシン、ソマトスタチン、またはCCK−ガストリン類似体などの低分子量ペプチドなど)である。
式Iのキレート剤、およびこれらのキレート剤のいくつかとの有機金属錯体の一般合成手順の例をスキーム1〜3に示す。スキーム1〜3に示す合成手順で適切な反応条件は、本開示に関連する技術分野の技術者には周知であろう。
スキーム1:式Iの化合物の一般合成手順(式中、R1は、H、上記に定義する直鎖または分岐状C〜Cアルキル、上記に定義する単環式もしくは多環式アリール、または生体分子であり、R2は、生体分子の有無に関わらず環式(芳香族または脂肪族)ペンダント配位アームである)。
Figure 0005349971
スキーム2:式Iの化合物の一般合成手順(式中、R1=Hであり、R2=生体分子の有無に関わらずチオエーテル(A)またはアミン(B)のタイプの直鎖状ペンダント配位アーム)。
Figure 0005349971
スキーム3:式Iのキレート剤を含むReおよびTcの有機金属錯体の一般合成手順
Figure 0005349971
本願では、用語の「キレート剤」(単数または複数)および「リガンド」(単数または複数)は同義で使用することができるが、(文脈上からそうでないことが必要とされていない限り)式Iの化合物を意味するものである。
キレート剤のいくつかを合成する方法、およびこれらのキレート剤がfac−[M(CO)[M=Re、Tc)部分を含む複合体を安定化するのに適している程度を示すために、いくつかの実施例を下記に示す。これらの実施例は、本発明を示すためのものにすぎず、その範囲を限定するものではない。
実施例では、添付の図について記載する:
図1は、式Iのキレート剤の代表例(具体的には、化合物1、2、3、4、5)の合成の略図を示す。
図2は、式Iのキレート剤の1つを含むRe(I)トリカルボニル錯体の代表例(具体的には、化合物5で単離された錯体9)の合成の略図を示す。
図3は、式Iのキレート剤の1つを含むRe(I)トリカルボニル錯体(具体的には、化合物1で単離された錯体6)の分子構造を示す。
図4は、式Iのキレート剤の1つを含む99mTcトリカルボニル錯体の合成を示す。
分析
下記の実施例で様々な分析を以下の通り行った。
Enraf−Nonius CAD−4回折計で、グラファイトモノクロメーターにより単色化したMoKα線を用いて、ω−2θ走査方式で、室温において、X線データを収集した。H、13C、11B NMRスペクトルは、Varian Unity 300MHz分光計で実行した。Hおよび13Cの化学シフトは、テトラメチルシランに対する残存溶媒共鳴を基準とした。11Bの化学シフトは、NaBHの外部溶液を使用して基準とした。
EA110 CE Instruments自動分析器で、C、H、Nの分析を行った。
Perkin−Elmer 577分光計を用いて、KBrペレットで、IRスペクトルを記録した。
Extrel (Waters) FTMS 2001−DT機器を用いて、電子衝撃(EI)によるFTICR/MSを得た。
実施例1
一般式(I)のキレート化剤の生成
これらのキレート化剤の合成は、ボロヒドリド塩またはオルガノボロヒドリド塩と、生体分子を含んでも含まなくてもよいメルカプトイミダゾール、メルカプトチアゾリン、またはメルカプトチアゾールのような適切なプロトン性基質を反応させることによって行った(図1)。
1a. トリヒドロ(1−メチル−2−メルカプトイミダゾリル)ホウ酸ナトリウム:Na[HB(timMe)](1)
50℃で撹拌したTHF(100mL)中NaBH(1.990g、34.70mmol)の懸濁液に、同じ溶媒(50mL)中2−メルカプト−1−メチルイミダゾール(3g、26.3mmol)溶液を滴下した。滴下が終了した後、混合物を45℃で3時間、室温で終夜撹拌した。反応混合物を濾過して、不溶材料をすべて除去した。THF/n−ヘキサンによる連続再結晶によって、1の精製を行った。収率:34%(1.330g、8.9mmol).
SBNaの分析、計算値:C 32.03%;H 5.38%;N 18.68%。測定値:C 32.03%;H 4.74%;N 18.23%。IRデータ(ヌジョール、ν/cm−1):2395、2359、および2279(BH)。
Figure 0005349971
1b. ジヒドロメチル(1−メチル−2−メルカプトイミダゾリル)ホウ酸リチウム:Li[HB(Me)(timMe)](2)
−5〜0℃の温度に維持し、撹拌したTHF(25ml)中Li(MeBH)(250mg、7.0mmol)溶液に、2−メルカプト−1−メチルイミダゾールのTHF溶液を、1:1モル比で滴下した。滴下が終了した後、11B NMRでチェックしてLi(MeBH)が消費されるまで反応混合物を−5〜0℃の低温で撹拌した。溶液を低温(0〜5℃)に維持しながら、溶媒を真空下で除去することによって、化合物2を白色微結晶性固体として回収した。
Figure 0005349971
1c. トリヒドロ(2−メルカプトチアゾリン)ホウ酸ナトリウム:Na[HB(tiaz)](3)
水素化ホウ素ナトリウムおよび2−メルカプトチアゾリン(tiazH)を出発物として、上述の1のように化合物3を調製することができる。
Figure 0005349971
1d. トリヒドロ(2−メルカプトベンゾチアゾリル)ホウ酸塩ナトリウム:Na[HB(Bzt)](4)
水素化ホウ素ナトリウムのTHF懸濁液を等モル量の2−メルカプトベンゾチアゾールで処置し、室温で2時間反応させた後、化合物4をほぼ定量的に得た。
Figure 0005349971
1e. トリヒドロ(1−[4−((2−メトキシフェニル)−1−ピペラジニル)ブチル]−2−メルカプトイミダゾリル)ホウ酸ナトリウム:Na[HB(timBu−Way)](5)
水素化ホウ素ナトリウム、および5−HT1A受容体の周知のアンタゴニストである、WAY−100635のフラグメントを含む1−[4−((2−メトキシフェニル)−1−ピペラジニル)ブチル]−2−メルカプトイミダゾール(timBu−WAYH)を出発物として、上述の1のように化合物5を合成した。
Figure 0005349971
Figure 0005349971
ESI−MS (CHCN) m/z:[C1828OSB]の計算値(測定値)、359.2(359.3)。
実施例2
一般式(I)のキレート剤を含むトリカルボニルレニウム錯体の生成
錯体の合成は、一般式(I)のキレート剤と(NEt[ReBr(CO)]などの一般的なRe(I)出発材料を反応させることによって容易に実現される。錯体のすべてにおいて、キレート剤は、分光分析(IR、Hおよび11B NMR)およびX線回折分析によって錯体の1つを確認して、硫黄原子および2つのアゴスチック水素化物を介して配位するモノアニオン性3座リガンドとして機能する(図3)。
2a. トリヒドロ(1−メチル−2−メルカプトイミダゾリル)ボラートのトリカルボニルレニウム錯体:[Re{κ−HB(timMe)}(CO)](6)
固体Na[HB(timMe)](30mg、0.20mmol)を蒸留水中(NEt[ReBr(CO)](100mg、0.13mmol)の懸濁液に添加し、混合物を室温で2時間撹拌した。次いで、混合物を遠心して、淡黄色沈殿物を回収し、5mLの蒸留水で2回洗浄した。シリカゲルフラッシュクロマトグラフィーで、CHCl/n−ヘキサン(50/50)を溶離液として使用して、固体を精製した。回収した分画から溶媒を除去した後、錯体6を微結晶性黄色固体として得た。収率:61.5%(32mg、0.08mmol)。
SOBReの分析、計算値:C 21.11%;H 2.03%;N 7.04%。測定値:C 21.69%;H 1.82%;N 6.87%。IRデータ(KBr、ν/cm−1):2506(w)(B−H)、1931(vs)、および2043(s)(C/O)。
Figure 0005349971
2b. ジヒドロメチル(1−メチル−2−メルカプトイミダゾリル)ボラートのトリカルボニルレニウム錯体:[Re{κ−MeHB(timMe)}(CO)](7):
0.1NのLi[MeHB(timMe)](125mg、0.833mmol)を、(NEt[ReBr(CO)]のNaOH溶液に添加した。室温で終夜撹拌した後、不溶性黄色固体を遠心分離し、乾燥した。シリカゲルフラッシュクロマトグラフィーで、CHCl/n−ヘキサン(80/20)を溶離液して使用して、化合物7を精製した。
FTICR−MS−EI(+)(25℃、12eV):412(M)。IRデータ(KBr、ν/cm−1):2035(s)および1929(vs)(C/O)。
Figure 0005349971
2c. トリヒドロ(2−メルカプトベンゾチアゾリル)ボラートのトリカルボニルレニウム錯体:[Re(CO){κ−HB(bzt)}](8)
上述の6のように、化合物8を合成し、精製し、単離収率55%で得た。
Figure 0005349971
Figure 0005349971
2d. トリヒドロ(1−[4−((2−メトキシフェニル)−1−ピペラジニル)ブチル]−2−メルカプトイミダゾリル)ボラートのトリカルボニルレニウム錯体:[Re{κ−HB(timBu−Way)}(CO)](9)(図2)
上述の6のように、化合物9を調製した。シリカゲルフラッシュクロマトグラフィーで、CHCl/CHCNグラジエント(CHCNの0%→80%)を使用して、9の精製を行った。
Figure 0005349971
実施例3
一般式(I)のキレート剤を含むトリカルボニル99mTc錯体の生成[99mTc{κ−HB(timMe)}(CO)](6a)(図4)
窒素パージしたガラスバイアルで、100μLの2.5×10−2Mのリガンド1水溶液を、400μL(7.5mCi)の有機金属前駆体fac−[99mTc(OH(CO)に添加し、混合物を室温で30分間インキュベートした。この後、Nucleosilカラム(10:m、250mm×4mm)を使用して、グラジエントHPLC分析(0.1%のCFCOOH水溶液100%→CHCN100%)によってチェックして、錯体6aを収率90%で得た。6aの化学的同一性は、そのHPLCクロマトグラムを類似体Re錯体(6)のHPLCプロフィール(保持時間:Re、25.78分;99mTc、26.28分)と比較することによって確認した。異なる時間間隔で6aの調製をHPLC分析することによって、6aは生理的条件下(PBS、pH 7.4)で少なくとも24時間安定である。
図1は、式Iのキレート剤の代表例(具体的には、化合物1、2、3、4、5)の合成の略図を示す。 図2は、式Iのキレート剤の1つを含むRe(I)トリカルボニル錯体の代表例(具体的には、化合物5で単離された錯体9)の合成の略図を示す。 図3は、式Iのキレート剤の1つを含むRe(I)トリカルボニル錯体(具体的には、化合物1で単離された錯体6)の分子構造を示す。 図4は、式Iのキレート剤の1つを含む99mTcトリカルボニル錯体の合成を示す。

Claims (16)

  1. 金属トリカルボニル錯体を用いる生体分子の放射性標識におけるキレート剤であって、前記キレート剤は、一般式Iを有し、
    Figure 0005349971
    式中、
    Mは、Li、Na、K、Tl、Rb、Cs、またはアルキルアンモニウムであり、
    R1は、H、または置換されているかもしくは非置換のアルキルであり、
    R2は、ペンダントアームであり、前記ペンダントアームは、生体分子を必要に応じて含み、
    前記ペンダントアームは、メルカプトイミダゾール、メルカプトチアゾール、メルカプト−オキサゾール、メルカプトイミダゾリン、メルカプトチアゾリン、メルカプト−オキサゾリン、メルカプトベンゾチアゾール、メルカプトベンゾイミダゾールおよびメルカプトベンゾオキサゾールから選択され、
    前記生体分子は、CNS受容体リガンド、ステロイド、糖、アミノ酸、酵素の基質もしくは阻害剤、またはある種の腫瘍細胞で過剰発現する受容体に対して親和性を有する分子から選択され、
    前記CNS受容体リガンドは、セロトニントランスポーターのアンタゴニストまたはβ−アミロイド斑を標的とする低分子から選択され、
    前記セロトニントランスポーターのアンタゴニストは、WAY−100635であり、
    前記β−アミロイド斑を標的とする低分子は、チオフラビンであり、
    前記糖は、グルコースまたはマンノースから選択され、
    前記酵素の基質または阻害剤は、L−アルギニンであり、
    前記ある種の腫瘍細胞で過剰発現する受容体に対して親和性を有する分子は、ソマトスタチン、ボンベシン、またはCCK−ガストリン受容体である、
    キレート剤。
  2. 前記アルキルが、カルボキシル(COOH)、アミン(NHR、式中、RはH、アルキル、またはアリールである)、アルデヒド((C=O)H)、ヒドロキシ(OH)、メルカプト(SH)、またはエステル(COOR、式中、Rはアルキルまたはアリールである)から選択される、生体分子を結合するための官能基を有する、請求項1に記載のキレート剤。
  3. 以下の表1:
    Figure 0005349971

    Figure 0005349971

    Figure 0005349971
    に列挙するR1とR2の組合せを有する、請求項1または2のいずれか一項に記載のキレート剤であって、前記BMは請求項1で定義されている生体分子である、キレート剤。
  4. 前記ステロイドが、エストロゲン、プロゲステンまたはアンドロゲンから選択される、請求項1に記載のキレート剤。
  5. 前記アミノ酸が、メチオニン、フェニルアラニン、またはチロシンから選択される、請求項1に記載のキレート剤。
  6. 一般式HBR1の化合物(式中、R1はHまたはアルキルである)を、メルカプトイミダゾール、メルカプトベンゾチアゾール、メルカプトチアゾール、メルカプト−オキサゾール、メルカプトイミダゾリン、メルカプトチアゾリン、メルカプト−オキサゾリンから選択される化合物、または生体分子に結合しているこれらの化合物のいずれか1つと反応させるステップを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載のキレート剤の調製方法。
  7. 金属トリカルボニル錯体とキレートを作っている請求項1に記載のキレート剤であって、前記キレート剤は一般式
    Figure 0005349971
    を有し、
    式中、M’は遷移金属であり、R1およびR2は、請求項1から5のいずれか一項に記載の通りである、キレート剤。
  8. 前記遷移金属は第VII族元素である、請求項7に記載のキレート剤。
  9. M’が、レニウム、テクネチウムまたはマンガンであ、請求項7または8に記載のキレート剤。
  10. M’が、レニウム、テクネチウムまたはマンガンの放射性同位体である、請求項9に記載のキレート剤。
  11. M’が、99mTcおよび186/188Reの一方である、請求項9または10に記載のキレート剤。
  12. 金属トリカルボニルを請求項1から5のいずれか一項に記載のキレート剤と接触させるステップを含む、請求項7から11のいずれか一項に記載のキレート剤の調製方法。
  13. 治療または診断に使用するための請求項7から11のいずれか一項に記載のキレート剤を含む組成物。
  14. 癌または他の過剰増殖性および/もしくは腫瘍性病態の診断および/または治療に使用するための請求項7から11のいずれか一項に記載のキレート剤を含む組成物。
  15. 請求項7、8、または9に記載の化合物の、癌または他の過剰増殖性および/もしくは腫瘍性病態の治療および/または診断用の薬剤組成物の調製のための使用。
  16. 金属トリカルボニル錯体を用いる生体分子の放射性標識におけるキレート剤としての一般式Iの化合物の使用であって、
    Figure 0005349971
    式中、M、R1、およびR2は請求項1に記載する通りである、使用。
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