JP5258147B2 - 発泡性熱可塑性樹脂粒子とその製造方法、発泡性熱可塑性樹脂粒子用帯電防止剤組成物及び発泡性熱可塑性樹脂粒子の帯電防止方法 - Google Patents
発泡性熱可塑性樹脂粒子とその製造方法、発泡性熱可塑性樹脂粒子用帯電防止剤組成物及び発泡性熱可塑性樹脂粒子の帯電防止方法 Download PDFInfo
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Description
特許文献1には、ホコリ吸着が少なく、熱融着性及び表面仕上りが良好な発泡成形品を得ることを目的とし、表面がヒドロキシ高級脂肪酸アミド及びカチオン系界面活性剤で被覆されてなる発泡性スチレン系樹脂粒子が開示されている。しかし、これらのヒドロキシ高級脂肪酸アミド及びカチオン系界面活性剤は、製品に被覆される粉体状の表面処理剤であり、特許文献1には表面処理前の発泡性熱可塑性樹脂粒子に対して帯電防止性を付与することは記載されていない。
特許文献2には、ポリスチレンに代表される熱可塑性樹脂と発泡剤とを押出機内で溶融混練した後、ダイスより加熱加圧された液中に吐出し、即時切断して顆粒化し、次いで分散剤又は界面活性剤の存在下に加熱処理する発泡性熱可塑性樹脂粒子の製造方法が開示されている。しかし、この方法では、球状化処理した樹脂粒子を水冷後、乾燥しているだけなので、その樹脂粒子は帯電し易いものである。特許文献2には表面処理前の発泡性熱可塑性樹脂粒子に対して帯電防止性を付与することは記載されていない。
特許文献3には、スチレンやトルエン、キシレン等の揮発性溶剤類の含有量が少ない発泡成形体を製造するためのスチレン系発泡性樹脂粒子が開示されている。この特許文献3には、その表面にアミン類やグリセリン等の帯電防止剤、ブロッキング防止剤、ハイサイクル剤をコーティングすることができる旨が記載されているが、特許文献3には表面処理前の発泡性熱可塑性樹脂粒子に対して帯電防止性を付与することは記載されていない。
特許文献5には、ポリエチレングリコール(メタ)アクリル酸エステルの重合体あるいは共重合体1〜30質量%と界面活性剤0.01〜3質量%とを含有したオレフィン系樹脂粒子を発泡させてなる帯電防止性オレフィン系樹脂予備発泡粒子が開示されている。
特許文献1〜3には、表面処理工程前の発泡性熱可塑性樹脂粒子を送粒ラインや1次ストックタンクに移送・貯留する場合に帯電し易いこと、この移送・貯留の帯電防止の必要性及び具体的な帯電防止対策などについては全く記載されていない。従って、特許文献1〜3に記載された従来技術においては、表面処理工程前の発泡性熱可塑性樹脂粒子を移送・貯留する場合に送粒ラインや1次ストックタンクを窒素ガス置換等、静電気による火花が発生しても樹脂粒子から逸散した可燃性発泡剤などが発火しないような対策を講じる必要がある。しかし、送粒ラインや1次ストックタンクを窒素ガス置換するには、多量の窒素ガスが必要となり、またそのための装置の維持にも多大な工数及びコストがかかってしまう問題がある。
を提供する。
気泡核剤としては、含浸法においては、例えばエチレンビスステアリン酸アマイド、メチレンビスステアリン酸アマイド等の脂肪酸アマイドや、トリグリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレンワックス等が挙げられ、樹脂粒子に対して、通常0.01〜0.8質量部程度添加するのが好ましい。
気泡核剤としては、押出法においては、タルク、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、珪藻土、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、シリカ、ポリ四フッ化エチレン樹脂粉末等の他、重曹クエン酸、アゾジカルボン酸アミド等が使用できるが、この内、微粉末タルクを樹脂に対して0.2〜2.0質量部添加するのが好ましい。含浸法で用いられる気泡核剤を添加してもよい。
カチオン活性剤としては、例えば、アルキルアミン塩、第4級アンモニウム塩等が挙げられる。
両性活性剤としては、例えば、アルキルベタイン、アミンオキサイド、イミダゾリニウムベタイン、アルキルグリシン等が挙げられる。
なお、これらの活性剤は、水、アルコールなどの適当な溶媒、好ましくは水に溶解した状態で使用に供することが好ましい。
図1は、本発明に係る発泡性熱可塑性樹脂粒子の製造方法の一実施形態として、発泡性ポリスチレン樹脂粒子の製造工程を示す構成図である。本実施形態では、[含浸法]、[押出法(ストランドカット法及び水中ホットカット法)]の各製法による発泡性ポリスチレン樹脂粒子の製造工程に本発明の製造方法を適用した場合を例示しており、また本実施形態では、帯電防止剤として保湿剤と界面活性剤を必須成分として含み、液状をなしている帯電防止剤組成物をスプレーにより被覆する場合を例示している。
含浸法による発泡性ポリスチレン樹脂粒子の製造方法は、出発材料として予め懸濁重合法により作製された真球状ないし略球状のポリスチレン粒子を使用する。撹拌装置を備えたオートクレーブ1内に水系分散剤を入れ、その中にポリスチレン粒子を投入し、さらにペンタン等の発泡剤を導入し、加温加圧下で撹拌し、ポリスチレン粒子に発泡剤を含浸させる。所定時間経過後、冷却し、得られた発泡性ポリスチレン樹脂粒子(図示せず)を洗浄槽2に移し、水洗する。次に、洗浄した発泡性ポリスチレン樹脂粒子を脱水機3に移し、脱水乾燥する。
ここで使用する表面処理剤としては、ヒドロキシ脂肪酸アミドなどの粉体状の帯電防止剤、ステアリン酸亜鉛などの結合防止剤等が挙げられる。この表面処理剤の使用量は、発泡性ポリスチレン樹脂粒子100質量部に対して、粉体状の帯電防止剤が0.02〜2.0質量部の範囲、結合防止剤が0.05〜0.5質量部の範囲とすることが好ましい。
1.ストランドカット法
ストランドカット法では、円柱状(ペレット)の発泡性ポリスチレン樹脂粒子が作製される。出発材料とするポリスチレンは、押出機10に供給可能であればよく、その形状や大きさは限定されない。この方法では、先端に多数の小孔を有するダイ11が装着された押出機10にポリスチレンを投入し、押出機10内で加熱溶融し、これに発泡剤を添加して溶融混練して発泡剤含有樹脂とし、ダイ11から該樹脂を細紐(ストランド)状に押し出し、これを直ちに冷却水槽12の冷却水中に導入し、硬化させてストランド16とする。
水中ホットカット法では、略球形の発泡性ポリスチレン樹脂粒子が作製される。出発材料とするポリスチレンは、前記ストランドカット法の場合と同じく、押出機1に供給可能であればよく、その形状や大きさは限定されない。この方法では、先端に多数の小孔を有するダイ24が装着された押出機23にポリスチレンを投入し、押出機23内で加熱溶融し、これに発泡剤を添加して溶融混練して発泡剤含有樹脂とし、ダイ24から該樹脂をカッティング室25内に押し出す。カッティング室25は、冷却水循環ライン26が接続され、冷却水が循環供給されており、また室内には高速回転刃が設けられている。
また、液状の帯電防止剤組成物を樹脂粒子にスプレー被覆する簡単な操作で帯電防止することができるので、発泡性ポリスチレン樹脂粒子内に帯電防止剤を混合する従来技術と比べ、安価な発泡性ポリスチレン樹脂粒子を提供することができる。
例えば、前述した各実施形態では、予め保湿剤と活性剤を混合した帯電防止剤組成物を発泡性ポリスチレン樹脂粒子などの発泡性熱可塑性樹脂粒子の表面に被覆したが、保湿剤と活性剤を別々に樹脂粒子表面に被覆することも可能である。
また、帯電防止剤を被覆した発泡性ポリスチレン樹脂粒子を送粒、貯留する際に、空気雰囲気下ではなく、空気に窒素ガスや炭酸ガスを混ぜて、或いは空気中の酸素を吸着した後の酸素低減化ガスを用いることもできる。
スチレン樹脂(東洋スチレン社製、商品名トーヨースチロールHRM−10N)100質量部に粉末タルク(キハラ化成社製、商品名SP−GB)0.3質量部を予めタンブラーにて混合した後、口径90mmの一軸押出機(バレル径(D)と有効スクリュー長さ(L)との比L/Dが35)を用いて加熱溶融混練し、同時に発泡剤としてペンタン(i−ペンタン/n−ペンタン=2/8混合物)6質量部を押出機内に圧入混合し、押出機スクリュー先端部での樹脂温度を170℃、ダイへの樹脂導入部の圧力を14MPaに保持して、直径0.6mm、ランド長さ3.5mmの小孔150個を有するダイより、該ダイに連結され40℃の冷却水が循環するカッティング室内に発泡剤含有溶融樹脂を押し出すと同時に、円周方向に10枚の刃を有する高速回転カッターにて押出物を切断し、冷却水循環ラインの途中に設けた脱水機により脱水することで、直径約1.0mmの球状発泡性ポリスチレン樹脂粒子を連続的に生産した。この時の吐出量は1800g/分である。脱水した樹脂粒子を、図2に示す帯電防止剤噴霧用の2流体ノズルを設けた噴霧室に連続的に導入して、ポリエチレングリコール(日本油脂社製、商品名PEG#300)とアニオン活性剤(ソジウムヤシアルキルエーテルサルフェート(C8〜18):日本油脂社製、商品名パーソフトEK、有効固形分30質量%水溶液)とを予め質量比で50:50に混合した混合液を定量ポンプと2流体ノズルから、毎分1.1gを、噴霧室内で発泡性ポリスチレン樹脂粒子の表面に吹き付けて、内径75mm×20mのステンレス鋼製の送粒管内を空気送粒により1次タンクまで送粒して、表面が帯電防止剤で被覆された発泡性ポリスチレン樹脂粒子を得た。これについて、後述する方法で帯電防止性を評価した。
スチレン樹脂(東洋スチレン社製、商品名トーヨースチロール HRM−10N)90質量部、カーボンブラックマスターバッチ(住化カラー社製、商品名ブラックSPAB−851HC)10質量部、及びタルク(キハラ化成社製、商品名SP−GB)0.4質量部を予めタンブラーにて混合した後、口径90mmの一軸押出機(バレル径(D)と有効スクリュー長さ(L)との比L/Dが35)を用いて加熱溶融混練し、同時に発泡剤としてペンタン(i−ペンタン/n−ペンタン=2/8混合物)8質量部を押出機内に圧入混合し、押出機スクリュー先端部での樹脂温度を127℃、金型への樹脂導入部の圧力を15MPaに保持して、口径0.7mmランド長さ5mmの吐出口120個を備えた丸形ダイよりストランド状に押出すとともに、ストランドを水槽内に導いて直ちに急冷し、ロータリー式ペレタイザーにて切断ペレット化して円柱状の黒色に着色した発泡性ポリスチレン樹脂粒子(粒子長L=3〜4mm、粒子径D=0.5〜0.7mm)を1000g/分の吐出量で連続的に生産しながら、ペレタイザー出口から図2に示す帯電防止剤噴霧用の2流体ノズルを設けた噴霧室に連続的に導入して、ポリエチレングリコール(日本油脂社製、商品名PEG#300)とアニオン活性剤(ソジウムヤシアルキルエーテルサルフェート(C8〜18:日本油脂社製、商品名パーソフトEK(有効固形分30質量%水溶液))とを予め質量比で50:50に混合した混合液を、定量ポンプと2流体ノズルを用いて、毎分0.6gを、ペレタイザーから供給される発泡性ポリスチレン樹脂粒子の表面に霧状に吹き付けて、内径75mm×20mのステンレス鋼製の送粒管内を空気送粒により1次タンクまで送粒して、表面が帯電防止剤で被覆された発泡性ポリスチレン樹脂粒子を得た。これについて、後述する方法で帯電防止性を評価した。
アニオン活性剤をカチオン活性剤(第4級アンモニウム塩:第一工業製薬社製、商品名カチオーゲンES−L(有効固形分50質量%)に蒸留水を加えて有効固形分を30質量%に調整した水溶液)に変えた以外は、実施例2と同様にして、表面が帯電防止剤で被覆された発泡性ポリスチレン樹脂粒子を得た。これについて、後述する方法で帯電防止性を評価した。
アニオン活性剤を両性活性剤(ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン:日本油脂社製、商品名アノンBL(有効固形分36質量%)に蒸留水を加えて有効固形分を30質量%に調整した水溶液)に変えた以外は、実施例2と同様にして、表面が帯電防止剤で被覆された発泡性ポリスチレン樹脂粒子を得た。これについて、後述する方法で帯電防止性を評価した。
ポリエチレングリコールをグリセリン(純正化学社製、試薬特級)に変えた以外は、実施例2と同様にして、表面が帯電防止剤で被覆された発泡性ポリスチレン樹脂粒子を得た。これについて、後述する方法で帯電防止性を評価した。
ポリエチレングリコールをポリエチレングリコールとグリセリンの混合液(質量比1:1)に変えた以外は、実施例2と同様にして、表面が帯電防止剤で被覆された発泡性ポリスチレン樹脂粒子を得た。これについて、後述する方法で帯電防止性を評価した。
ポリエチレングリコールとアニオン活性剤の混合比率を50:50から75:25に変更し、吹き付け量を毎分0.6gから毎分0.15gに変更した以外は、実施例2と同様にして、表面が帯電防止剤で被覆された発泡性ポリスチレン樹脂粒子を得た。これについて、後述する方法で帯電防止性を評価した。
ポリエチレングリコールとアニオン活性剤の混合比率を50:50から97.5:2.5に変更し、吹き付け量を毎分0.6gから毎分1.5gに変更した以外は、実施例2と同様にして、表面が帯電防止剤で被覆された発泡性ポリスチレン樹脂粒子を得た。これについて、後述する方法で帯電防止性を評価した。
ポリエチレングリコールとアニオン活性剤の混合比率を50:50から7:93に変更し、吹き付け量を毎分0.6gから毎分1.5gに変更した以外は、実施例2と同様にして、表面が帯電防止剤で被覆された発泡性ポリスチレン樹脂粒子を得た。これについて、後述する方法で帯電防止性を評価した。
内容積52Lの反応器に、蒸留水18kg、ピロリン酸マグネシウム58g、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(日本油脂社製、商品名NR−R−25)を純分で1.30g入れ、粒子径が0.5〜0.7mmで重量平均分子量が300000のポリスチレン種粒子(スチレンをピロリン酸マグネシウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを使用した水性媒体中で、通常の懸濁重合を行って得たもの)5.0kgを加えて撹拌し懸濁させた。次いで予め用意した蒸留水1500mLに、ピロリン酸マグネシウム5.0g、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを純分で1.0g加えた分散液に、ベンゾイルパーオキサイド67.6g及びt−ブチルパーオキシベンゾエート16.9gをスチレン2160gに溶解して添加し、ホモミキサーで撹拌して懸濁液を作り、この懸濁液を75℃に保持した反応器に加えた。ポリスチレン種粒子に、スチレンと重合開始剤を吸収させる為に、1時間保持した後に、スチレンを連続的に5900g/hrの速度で2.5時間供給しながら、スチレンの供給終了時に105℃になるように反応器を昇温した。引き続き120℃まで昇温し30分保持した後、トルエン310g、スチレン110gを蒸留水2000mL、ピロリン酸マグネシウム6.5g、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを純分で0.26g加えた分散液を、ホモミキサーで撹拌し懸濁液として反応器に添加し、100℃まで冷却してブタン2265gを圧入し、3時間保持した後、常温まで冷却して取り出し洗浄、脱水、乾燥した。この操作を2回繰り返して、粒子径0.8〜1.2mmの発泡性ポリスチレン樹脂粒子40kgを得た。この発泡性ポリスチレン樹脂粒子を毎分1000gの割合で噴霧室に導入した以外は、実施例2と同様にして、表面が帯電防止剤で被覆された発泡性ポリスチレン樹脂粒子を得た。これについて、後述する方法で帯電防止性を評価した。
帯電防止剤を添加しない以外は、実施例1と同様にして、発泡性ポリスチレン樹脂粒子を得た。これについて、後述する方法で帯電防止性を評価した。
帯電防止剤を添加しない以外は、実施例2と同様にして、発泡性ポリスチレン樹脂粒子を得た。これについて、後述する方法で帯電防止性を評価した。
実施例10で作製した発泡性ポリスチレン樹脂粒子について、無処理のまま、後述する方法で帯電防止性を評価した。
アニオン活性剤を蒸留水に変えた以外は、実施例2と同様にして、表面がポリエチレングリコールで被覆された発泡性ポリスチレン樹脂粒子を得た。これについて、後述する方法で帯電防止性を評価した。
アニオン活性剤を蒸留水に変えた以外は、実施例5と同様にして、表面がグリセリンで被覆された発泡性ポリスチレン樹脂粒子を得た。これについて、後述する方法で帯電防止性を評価した。
実施例2で用いたアニオン活性剤に蒸留水を加えて有効固形分を15質量%に調整した水溶液を毎分0.6gで霧状に吹き付けた以外は、実施例2と同様にして、表面がアニオン活性剤で被覆された発泡性ポリスチレン樹脂粒子を得た。これについて、後述する方法で帯電防止性を評価した。
実施例3で用いたカチオン活性剤に蒸留水を加えて有効固形分を15質量%に調整した水溶液を毎分0.6gで霧状に吹き付けた以外は、実施例1と同様にして、表面がカチオン活性剤で被覆された発泡性ポリスチレン樹脂粒子を得た。これについて、後述する方法で帯電防止性を評価した。
実施例4で用いた両性活性剤に蒸留水を加えて有効固形分を15質量%に調整した水溶液を毎分0.6g霧状に吹き付けた以外は、実施例1と同様にして、表面が両性活性剤で被覆された発泡性ポリスチレン樹脂粒子を得た。これについて、後述する方法で帯電防止性を評価した。
図3は体積固有抵抗測定に用いた装置構成を示す図であり、(a)は装置の構成図、(b)はステンレス鋼板30の側面図である。図3中、符号30はステンレス鋼板、30aは端子、31はフッ素樹脂板、32は発泡性ポリスチレン樹脂粒子、33は極超絶縁計である。図3(a)に示す測定装置は、2枚のステンレス鋼板30を、フッ素樹脂板31を挟んで対向配置し、これらのステンレス鋼板30間に発泡性ポリスチレン樹脂粒子32を充填し、これらのステンレス鋼板30間の抵抗値をそれぞれの端子30aと接続した極超絶縁計33で測定するようになっている。図3中の各部A〜Cの寸法は、A=120mm、B=75mm、C=11mmとしている。ステンレス鋼板30の厚みは2mmである。
体積固有抵抗ρ=81.8× R (Ωcm)
○:1.0×1013Ωcm未満。
×:1.0×1013Ωcm以上(静電気発火の恐れがある)。
また、発泡性ポリスチレン樹脂粒子の表面に活性剤のみを被覆した比較例6〜8の発泡性ポリスチレン樹脂粒子は、相対湿度55%雰囲気下では109オーダーの低い体積固有抵抗値を示したが、相対湿度20%雰囲気下では体積固有抵抗値が1013オーダーに急増し、乾燥した空気雰囲気下では送粒時等に静電気発火する恐れがあることから、送粒時等には雰囲気を窒素ガス置換する必要がある。
Claims (6)
- 保湿剤と界面活性剤を必須成分として含む帯電防止剤を表面に被覆してなり、前記保湿剤が、1種又は2種以上の多価アルコールを含み、前記界面活性剤が、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤からなる群から選択される1種又は2種以上であることを特徴とする発泡性熱可塑性樹脂粒子。
- 粉体状の表面処理剤が前記帯電防止剤を被覆した後の表面に被覆されてなることを特徴とする請求項1に記載の発泡性熱可塑性樹脂粒子。
- 発泡性熱可塑性樹脂粒子に表面処理剤を被覆する表面処理工程を施して製品化する発泡性熱可塑性樹脂粒子の製造方法において、保湿剤と界面活性剤を必須成分として含む帯電防止剤を表面処理工程前の発泡性熱可塑性樹脂粒子に被覆する工程を含み、前記保湿剤が、1種又は2種以上の多価アルコールを含み、前記界面活性剤が、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤からなる群から選択される1種又は2種以上であることを特徴とする発泡性熱可塑性樹脂粒子の製造方法。
- 保湿剤と界面活性剤を必須成分として含み、前記保湿剤が、1種又は2種以上の多価アルコールを含み、前記界面活性剤が、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤からなる群から選択される1種又は2種以上であることを特徴とする発泡性熱可塑性樹脂粒子用帯電防止剤組成物。
- 発泡性熱可塑性樹脂粒子の表面に、請求項4に記載の発泡性熱可塑性樹脂粒子用帯電防止剤組成物を被覆することを特徴とする発泡性熱可塑性樹脂粒子の帯電防止方法。
- 発泡性熱可塑性樹脂粒子用帯電防止剤組成物を被覆した発泡性熱可塑性樹脂粒子について、温度23℃、相対湿度20%の雰囲気下で測定した体積固有抵抗ρが1.0×1013Ωcm未満であることを特徴とする請求項5に記載の発泡性熱可塑性樹脂粒子の帯電防止方法。
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