JP5109435B2 - 樹脂組成物、フィルムおよび袋 - Google Patents
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Description
そのため、被包装物保護性と開封性とに優れる包装体が得られるフィルムが望まれていたところ、昨今では、例えば、エチレンビス(4,5,6,7−テトラヒドロインデニル)ジルコニウムジクロライドとメチルアルモキサンとからなる重合触媒を用いて高圧イオン重合法で製造されたエチレン−1−ヘキセン共重合体とエチレン−環状オレフィン共重合体とからなるフィルムが、ヒートシール強度に優れ、包装袋としたときに引き裂きによる袋の開封性にも優れるフィルムとして提案されている(特許文献1参照。)。
かかる状況のもと、本発明が解決しようとする課題は、易引裂き性およびヒートシール性に優れたフィルムを得ることができる樹脂組成物、該樹脂組成物をシーラント層とするフィルムおよび該フィルムをヒートシールしてなる袋を提供することにある。
(A):エチレンに基づく単量体単位と炭素原子数3〜20のα−オレフィンに基づく単量体単位とを有し、下記要件(a1)、(a2)および(a3)を充足するエチレン−α−オレフィン共重合体
(a1):流動の活性化エネルギー(Ea)が35kJ/mol以上であること。
(a2):メルトフローレートレイシオ(MFRR)が30以上であること。
(a3):分子量分布(Mw/Mn)が5〜25であること。
(B):環状オレフィン系重合体
ln(aT) = m(1/(T+273.16))+n (I)
Ea = |0.008314×m| (II)
aT :シフトファクター
Ea:流動の活性化エネルギー(単位:kJ/mol)
T :温度(単位:℃)
上記計算は、市販の計算ソフトウェアを用いてもよく、該計算ソフトウェアとしては、Rheometrics社製 Rhios V.4.4.4などがあげられる。
なお、シフトファクター(aT)は、夫々の温度(T)における溶融複素粘度−角周波数の両対数曲線を、log(Y)=−log(X)軸方向に移動させて(但し、Y軸を溶融複素粘度、X軸を角周波数とする。)、190℃での溶融複素粘度−角周波数曲線に重ね合わせた際の移動量であり、該重ね合わせでは、夫々の温度(T)における溶融複素粘度−角周波数の両対数曲線は、各曲線ごとに、角周波数をaT倍に、溶融複素粘度を1/aT倍に移動させる。また、130℃、150℃、170℃および190℃の4点の値から(I)式を最小自乗法で求めるときの相関係数は、通常、0.99以上である。
η=η0/[1+(τ×ω)n] (III)
η:溶融複素粘度(単位:Pa・sec)
ω:角周波数(単位:rad/sec)
η0:零せん断粘度(単位:Pa・sec)
τ:特性緩和時間(単位:sec)
n:定数
上記計算は、市販の計算ソフトウェアを用いてもよく、該計算ソフトウェアとしては、Rheometrics社製 Rhios V.4.4.4などがあげられる。
|2−y−2z|≦1
上記の式におけるyとして、好ましくは0.01〜1.99の数であり、より好ましくは0.10〜1.80の数であり、さらに好ましくは0.20〜1.50の数であり、最も好ましくは0.30〜1.00の数である。
(C):エチレン−α−オレフィン共重合体および高圧法低密度ポリエチレンからなる群から選ばれる少なくとも1種のエチレン系重合体
押出成形温度は、通常、110〜250℃である。フィルムの引裂強さバランス高める観点から、好ましくは130℃以上であり、より好ましくは140℃以上である。また、フィルムの易引裂き性を高める観点から、好ましくは240℃以下であり、より好ましくは220℃以下であり、さらに好ましくは190℃以下である。
v0=K/(D・A)
v0:押出速度(単位:m/min)
K:押出量(単位:kg/min)
D:樹脂密度(単位:kg/m3)
A:ダイリップ断面積(単位:m2)
実施例および比較例での物性は、次の方法に従って測定した。
(1)メルトフローレート(MFR、単位:g/10分)
JIS K7210−1995に規定された方法に従い、荷重21.18N、温度190℃の条件で測定した。
JIS K7210−1995に規定された方法に従い、荷重211.82N、温度190℃の条件で測定したメルトフローレートを、荷重21.18N、温度190℃の条件で測定したメルトフローレートで除した値をMFRRとした。
JIS K7112−1980のうち、A法に規定された方法に従って、測定した。なお、試料には、JIS K6760−1995に記載のアニーリングを行った。
ゲル・パーミエイション・クロマトグラフ(GPC)法を用いて、下記の条件(1)〜(7)により、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)を測定し、分子量分布(Mw/Mn)を求めた。
(1)装置:Water製Waters150C
(2)分離カラム:TOSOH TSKgelGMH−HT
(3)測定温度:145℃
(4)キャリア:オルトジクロロベンゼン
(5)流量:1.0mL/分
(6)注入量:500μL
(7)検出器:示差屈折
粘弾性測定装置(Rheometrics社製Rheometrics Mechanical Spectrometer RMS−800)を用いて、下記測定条件で130℃、150℃、170℃および190℃での溶融複素粘度−角周波数曲線を測定し、次に、得られた溶融複素粘度−角周波数曲線から、Rheometrics社製計算ソフトウェア Rhios V.4.4.4を用いて、活性化エネルギー(Ea)を求めた。
<測定条件>
ジオメトリー:パラレルプレート
プレート直径:25mm
プレート間隔:1.5〜2mm
ストレイン :5%
角速度 :0.1〜100rad/秒
測定雰囲気 :窒素下
上記(5)流動の活性化エネルギーの測定で得られた130℃、150℃、170℃および190℃での溶融複素粘度−角周波数曲線から、Rheometrics社製計算ソフトウェア Rhios V.4.4.4を用いて算出した。
東洋精機製作所製 メルトテンションテスターを用いて、温度が190℃の条件で、9.5mmφのバレルに充填した溶融樹脂を、ピストン降下速度5.5mm/分で、径が2.09mmφ、長さ8mmのオリフィスから押出し、該押し出された溶融樹脂を、径が150mmφの巻き取りロールを用い、40rpm/分の巻き取り上昇速度で巻き取り、溶融樹脂が破断する直前における張力値を測定した。この値が大きいほど溶融張力が大きいことを示す。
(8)引裂強さ:トラウザー引裂法(単位:N/mm)
インフレーションフィルムから長手方向が、引取方向(MD)またはMD方向に対して直交する方向(TD)となる試験片を夫々作成し、該試験片を用いて、試験速度を100mm/minの条件に変更した以外はJIS K7128−1991に従い、トラウザー引裂法で引裂強さを求めた。この値が小さいほど易引裂き性が良好であることを示す。
上記(8)の引裂強さの測定で得られたMD方向の引裂強さをTD方向の引裂強さで除した値を算出した。この値が1に近いほど、任意の方向に容易に引裂くことが可能であることを示す。
ラミネートフィルム2枚をシーラント層側の面が接触するようにして重ね合わせた後、該2枚重ねのフィルムを15μmのナイロンフィルム2枚で挟み、ナイロンフィルムごと、下記シール条件により、ヒートシーラー(テスター産業社製)を用いてヒートシールを行った。
得られたサンプルを23℃で24時間以上状態調整した後、シール巾方向から直角方向に巾15mmの試験片を切り出し、次に、該試験片のシール部を引張試験機により、200mm/分の速度で180°剥離してシール強度を測定した。
<シール条件>
シール温度:150℃
シール時間:1秒
シール圧力:0.98MPa
シール巾 :10mm
(1)助触媒担体の調製
特開2005−68170号公報の実施例1(1)、(2)および(3)の成分(A)の合成と同様の方法で、固体生成物(以下、固体生成物(a−1)とする。)を得た。
予め窒素置換した内容積210リットルの撹拌機付きオートクレーブに、固体生成物(a−1)0.7kgと、ブタン80リットルを仕込んだ後、オートクレーブを30℃まで上昇した。さらにエチレンをオートクレーブ内のガス相圧力で0.03MPa分仕込み、系内が安定した後、トリイソブチルアルミニウム210mmol、ラセミ−エチレンビス(1−インデニル)ジルコニウムジフェノキシド70mmolを投入して重合を開始した。50℃へ昇温するとともに、エチレンと水素を連続で供給しながら、6時間の予備重合を実施した。重合終了後、エチレン、ブタン、水素ガスなどをパージして残った固体を室温にて真空乾燥し、固体生成物(a−1)1g当り28.3gのエチレンが予備重合された予備重合触媒成分を得た。
上記の予備重合触媒成分を用い、連続式流動床気相重合装置でエチレンと1−ブテンと1−ヘキセンの共重合を実施した。重合条件は、温度87℃、全圧2MPa、ガス線速度0.28m/s、エチレンに対する水素のモル比は0.604%、エチレンに対する1−ブテンのモル比は2.23%、エチレンに対する1−ヘキセンのモル比は0.56%とし、重合中はガス組成を一定に維持するためにエチレン、1−ブテン、1−ヘキセン、水素を連続的に供給した。さらに、流動床の総パウダー重量を80kgに維持し、平均重合時間4.1hrとなるように、上記予備重合触媒成分と、トリイソブチルアルミニウムとを一定の割合で連続的に供給した。重合により、19.3kg/hrの重合効率でエチレン−1−ブテン−1−ヘキセン共重合体(以下、PE−1とする。)のパウダーを得た。
上記で得たPE−1のパウダーを、押出機(神戸製鋼所社製 LCM50)により、フィード速度50kg/hr、スクリュー回転数450rpm、ゲート開度4.2mm、サクション圧力0.2MPa、樹脂温度200〜230℃条件で造粒することにより、PE−1のペレットを得た。PE−1のペレットの評価結果を表1に示す。
PE−1のペレットを90重量%と、市販の環状オレフィン系重合体(三井化学(株)製造、商品名「アペル・APL6509T」(メルトフローレート(荷重21.18N、温度260℃)=30g/10分、密度(ASTM D792)=1020kg/m3):以下、COC−1とする。)のペレットを10重量%とを配合、混合したものを、単軸押出機(スクリュー径55mmφ、L/D=32)およびサーキュラーダイス(リップ径125mmφ、リップギャプ2.0mm)を備えたインフレーションフィルム成形機(SHIモダンマシナリー(株)製)に導入し、加工温度(押出機およびダイ設定温度)170℃、外冷風温度15℃とし、ブローアップ比約2、引取速度29m/min、押出量25kg/hrの条件でインフレーションフィルム加工を行い、厚み20μmのインフレーションフィルムを得た。得られたフィルムの評価結果を表2に示す。
二液硬化型ポリウレタン系接着剤(三井武田ケミカル(株)製タケラックA310/タケネートA−3=12/1(重量比))を用いて、上記の(5)で得られたフィルムと二軸延伸ナイロンフィルム(厚み15μm)とを、テストコーター(康井精機(株)製)によりドライラミネート加工して、基材層をナイロン、シーラント層をPE−1/COC−1=90/10(重量比)の樹脂組成物とするラミネートフィルムを得た。なお、ドライラミネート加工では、貼合後40℃で48時間エージングした。得られたラミネートフィルムの評価結果を表2に示す。
インフレーションフィルム加工において引取速度を19.5m/min、フィルム厚みを30μmとした以外は実施例1と同様に行った。得られたフィルムの評価結果を表2に示す。
インフレーションフィルム加工において引取速度を11.5m/min、フィルム厚みを50μmとした以外は実施例1と同様に行った。得られたフィルムの評価結果を表2に示す。
インフレーションフィルム加工において、PE−1のペレットを100重量%、COC−1ペレットを0重量%とした以外は実施例1と同様に行った。得られたフィルムの評価結果を表2に示す。
インフレーションフィルム加工において引取速度を19.5m/min、フィルム厚みを30μmとした以外は比較例1と同様に行った。得られたフィルムの評価結果を表2に示す。
インフレーションフィルム加工において引取速度を11.5m/min、フィルム厚みを50μmとした以外は比較例1と同様に行った。得られたフィルムの評価結果を表2に示す。
(1)助触媒担体の調製
実施例1の(1)と同様の方法で固体生成物(a−1)を得た。
実施例1の(2)と同様の方法で予備重合触媒成分を得た。
上記の予備重合触媒成分を用い、連続式流動床気相重合装置でエチレンと1−ブテンと1−ヘキセンの共重合を実施した。重合条件は、温度85.1℃、全圧2MPa、ガス線速度0.31m/s、エチレンに対する水素のモル比は0.761%、エチレンに対する1−ブテンのモル比は1.71%、エチレンに対する1−ヘキセンのモル比は0.89%とし、重合中はガス組成を一定に維持するためにエチレン、1−ブテン、1−ヘキセン、水素を連続的に供給した。さらに、流動床の総パウダー重量を80kgに維持し、平均重合時間3.6hrとなるように、上記予備重合触媒成分と、トリイソブチルアルミニウムとを一定の割合で連続的に供給した。重合により、22.2kg/hrの重合効率でエチレン−1−ブテン−1−ヘキセン共重合体(以下、PE−2とする。)のパウダーを得た。
上記で得たPE−2のパウダーを、押出機(神戸製鋼所社製 LCM50)により、フィード速度50kg/hr、スクリュー回転数450rpm、ゲート開度4.2mm、サクション圧力0.2MPa、樹脂温度200〜230℃条件で造粒することにより、PE−2のペレットを得た。PE−2のペレットの評価結果を表1に示す。
PE−2のペレットを90重量%と、COC−1のペレットを10重量%とを配合、混合したものを、単軸押出機(スクリュー径55mmφ、L/D=32)およびサーキュラーダイス(リップ径125mmφ、リップギャプ2.0mm)を備えたインフレーションフィルム成形機(SHIモダンマシナリー(株)製)に導入し、加工温度(押出機およびダイ設定温度)170℃、外冷風温度15℃とし、ブローアップ比約2、引取速度29m/min、押出量25kg/hrの条件でインフレーションフィルム加工を行い、厚み20μmのインフレーションフィルムを得た。得られたフィルムの評価結果を表3に示す。
二液硬化型ポリウレタン系接着剤(三井武田ケミカル(株)製タケラックA310/タケネートA−3=12/1(重量比))を用いて、上記の(5)で得られたフィルムと二軸延伸ナイロンフィルム(厚み15μm)とを、テストコーター(康井精機(株)製)によりドライラミネート加工して、基材層をナイロン、シーラント層をPE−2/COC−1=90/10(重量比)の樹脂組成物とするラミネートフィルムを得た。なお、ドライラミネート加工では、貼合後40℃で48時間エージングした。得られたラミネートフィルムの評価結果を表3に示す。
インフレーションフィルム加工において引取速度を19.5m/min、フィルム厚みを30μmとした以外は実施例4と同様に行った。得られたフィルムの評価結果を表3に示す。
インフレーションフィルム加工において、PE−2のペレットを100重量%、COC−1ペレットを0重量%とした以外は実施例4と同様に行った。得られたフィルムの評価結果を表3に示す。
インフレーションフィルム加工において引取速度を19.5m/min、フィルム厚みを30μmとした以外は比較例4と同様に行った。得られたフィルムの評価結果を表3に示す。
インフレーションフィルム加工において、PE−2のペレットを70重量%、COC−1ペレットを30重量%とした以外は実施例4と同様に行った。得られたフィルムの評価結果を表3に示す。
インフレーションフィルム加工において引取速度を19.5m/min、フィルム厚みを30μmとした以外は比較例6と同様に行った。得られたフィルムの評価結果を表3に示す。
(1)助触媒担体の調製
実施例1の(1)と同様の方法で固体生成物(a−1)を得た。
予め窒素置換した内容積210リットルの撹拌機付きオートクレーブに、固体生成物(a−1)0.68kgと、ブタン80リットル、常温常圧の水素として3リットルを仕込んだ後、を仕込んだ後、オートクレーブを30℃まで上昇した。さらにエチレンをオートクレーブ内のガス相圧力で0.03MPa分仕込み、系内が安定した後、トリイソブチルアルミニウム218mmol、ラセミ−エチレンビス(1−インデニル)ジルコニウムジフェノキシド72.5mmolを投入して重合を開始した。50℃へ昇温するとともに、エチレンと水素を連続で供給しながら、4.5時間の予備重合を実施した。重合終了後、エチレン、ブタン、水素ガスなどをパージして残った固体を室温にて真空乾燥し、固体生成物(a−1)1g当り14.2gのエチレンが予備重合された予備重合触媒成分を得た。
上記の予備重合触媒成分を用い、連続式流動床気相重合装置でエチレンと1−ヘキセンの共重合を実施した。重合条件は、温度83.8℃、全圧2MPa、ガス線速度0.28m/s、エチレンに対する水素のモル比は0.313%、エチレンに対する1−ヘキセンのモル比は1.24%とし、重合中はガス組成を一定に維持するためにエチレン、1−ヘキセン、水素を連続的に供給した。さらに、流動床の総パウダー重量を80kgに維持し、平均重合時間4.2hrとなるように、上記予備重合触媒成分と、トリイソブチルアルミニウムとを一定の割合で連続的に供給した。重合により、19.0kg/hrの重合効率でエチレン−1−ヘキセン共重合体(以下、PE−3とする。)のパウダーを得た。
上記で得たPE−3のパウダーを、押出機(神戸製鋼所社製 LCM50)により、フィード速度50kg/hr、スクリュー回転数450rpm、ゲート開度4.2mm、サクション圧力0.2MPa、樹脂温度200〜230℃条件で造粒することにより、PE−3のペレットを得た。PE−3のペレットの評価結果を表1に示す。
PE−3のペレットを90重量%と、COC−1のペレットを10重量%とを配合、混合したものを、単軸押出機(スクリュー径55mmφ、L/D=32)およびサーキュラーダイス(リップ径125mmφ、リップギャプ2.0mm)を備えたインフレーションフィルム成形機(SHIモダンマシナリー(株)製)に導入し、加工温度(押出機およびダイ設定温度)170℃、外冷風温度15℃とし、ブローアップ比約2、引取速度29m/min、押出量25kg/hrの条件でインフレーションフィルム加工を行い、厚み20μmのインフレーションフィルムを得た。得られたインフレーションフィルムの評価結果を表4に示す。
二液硬化型ポリウレタン系接着剤(三井武田ケミカル(株)製タケラックA310/タケネートA−3=12/1(重量比))を用いて、上記の(5)で得られたフィルムと二軸延伸ナイロンフィルム(厚み15μm)とを、テストコーター(康井精機(株)製)によりドライラミネート加工して、基材層をナイロン、シーラント層をPE−3/COC−1=90/10(重量比)の樹脂組成物とするラミネートフィルムを得た。なお、ドライラミネート加工では、貼合後40℃で48時間エージングした。得られたラミネートフィルムの評価結果を表4に示す。
インフレーションフィルム加工において引取速度を19.5m/min、フィルム厚みを30μmとした以外は実施例6と同様に行った。得られたフィルムの評価結果を表4に示す。
インフレーションフィルム加工において、PE−3のペレットを100重量%、COC−1ペレットを0重量%とした以外は実施例6と同様に行った。得られたフィルムの評価結果を表4に示す。
インフレーションフィルム加工において引取速度を19.5m/min、フィルム厚みを30μmとした以外は比較例8と同様に行った。得られたインフレーションフィルムおよびラミネートフィルムの評価結果を表4に示す。
(1)インフレーションフィルム加工
メタロセン触媒で製造された市販のエチレン−1−ヘキセン共重合体(日本エボリュー(株)製造、住友化学(株)販売 スミカセンE FV205;以下、PE−4とする。PE−4の基本物性を表1に示した。)のペレットを90重量%と、COC−1のペレットを10重量%とを配合、混合したものを、単軸押出機(スクリュー径55mmφ、L/D=32)およびサーキュラーダイス(リップ径125mmφ、リップギャプ2.0mm)を備えたインフレーションフィルム成形機(SHIモダンマシナリー(株)製)に導入し、加工温度(押出機およびダイ設定温度)170℃、外冷風温度15℃とし、ブローアップ比約2、引取速度29m/min、押出量25kg/hrの条件でインフレーションフィルム加工を行い、厚み20μmのインフレーションフィルムを得た。得られたインフレーションフィルムの評価結果を表5に示す。
二液硬化型ポリウレタン系接着剤(三井武田ケミカル(株)製タケラックA310/タケネートA−3=12/1(重量比))を用いて、上記の(1)で得られたフィルムと二軸延伸ナイロンフィルム(厚み15μm)とを、テストコーター(康井精機(株)製)によりドライラミネート加工して、基材層をナイロン、シーラント層をPE−4/COC−1=90/10(重量比)の樹脂組成物とするラミネートフィルムを得た。なお、ドライラミネート加工では、貼合後40℃で48時間エージングした。得られたラミネートフィルムの評価結果を表5に示す。
インフレーションフィルム加工において引取速度を19.5m/min、フィルム厚みを30μmとした以外は比較例10と同様に行った。得られたフィルムの評価結果を表5に示す。
インフレーションフィルム加工において引取速度を11.5m/min、フィルム厚みを50μmとした以外は比較例10と同様に行った。得られたフィルムの評価結果を表5に示す。
インフレーションフィルム加工において、PE−4のペレットを100重量%、COC−1ペレットを0重量%とした以外は比較例10と同様に行った。得られたフィルムの評価結果を表5に示す。
インフレーションフィルム加工において引取速度を19.5m/min、フィルム厚みを30μmとした以外は比較例13と同様に行った。得られたフィルムの評価結果を表5に示す。
インフレーションフィルム加工において引取速度を11.5m/min、フィルム厚みを50μmとした以外は比較例13と同様に行った。得られたフィルムの評価結果を表5に示す。
(1)インフレーションフィルム加工
スクリュー径50mmφの押出機3台からなるの3層共押出インフレーションフィルム加工機(リップ径150mm、リップギャップ2.0mm)を用い、市販のエチレン−1−ヘキセン共重合体(住友化学(株)製造販売 エクセレンGMH GH051;以下PE5とする。PE−5の基本物性を表1に示した。)のペレットを80重量部と、COC−1のペレットを20重量部と、市販の滑剤マスターバッチ(住友化学(株)製造、販売、「EMB−10」;以下、SA−MBと記す。)のペレットを1重量部と、市販の抗ブロッキング剤マスターバッチ(住友化学(株)製造、販売、「EMB21」;以下、AB−MB1と記す。)のペレットを5重量部、市販の抗ブロッキング剤マスターバッチ(住友化学(株)製造、販売、「EMB23」;以下、AB−MB2と記す。)を10重量部とをタンブラーミキサーを用いて均一にペレット混合し、得られた混合物を、内層用の押出機に導入し、PE−5のペレットを80重量部と、COC−1のペレットを20重量部と、SA−MBの)のペレットを1重量部とをタンブラーミキサーを用いて均一にペレット混合し、得られた混合物を中間層用の押出機に導入し、市販の直鎖状エチレン−1−ヘキセン共重合体(日本エボリュー(株)製造、住友化学(株)販売 スミカセンE FV407;以下、PE−6とする。PE−6の基本物性を表1に示した。)を外層用の押出機に導入し、加工温度として押出機、ダイ設定温度を200℃とし、内層の押出量を6Kg/hr、中間層押出量を18Kg/hr、外層の押出量を6Kg/hr、引取速度を25.5m/分、ブローアップレイシオを1.5の条件で厚み30μmの共押出インフレーションフィルム成形を行った。また該フィルムの外層には表面張力が45dyne/cmとなるようにコロナ処理を施した。得られたインフレーションフィルムの物性評価結果を表6に示した。
二液硬化型ポリウレタン系接着剤(三井武田ケミカル(株)製タケラックA310/タケネートA−3=12/1(重量比))を用いて、上記の(1)で得られたフィルムと二軸延伸ナイロンフィルム(厚み15μm)とを、テストコーター(康井精機(株)製)によりドライラミネート加工して、(1)で得られたフィルムの外層面に二軸延伸ナイロンフィルムが積層されたラミネートフィルムを得た。なお、ドライラミネート加工では、貼合後40℃で48時間エージングした。得られたラミネートフィルムの評価結果を表6に示す。
インフレーションフィルム加工において引取速度を15.5m/min、フィルム厚みを50μmとした以外は実施例8と同様に行った。得られたフィルムの評価結果を表6に示す。
Claims (3)
- 下記成分(A)および成分(B)を含有し、成分(A)と成分(B)の合計量を100重量%として、成分(A)の含有量が75〜95重量%であり、成分(B)の含有量が25〜5重量%である樹脂組成物からなるシーラント層と、
基材と、
上記シーラント層と基材との間に下記成分(C)を含有する層と
を有するフィルム。
(A):エチレンに基づく単量体単位と炭素原子数3〜20のα−オレフィンに基づく単量体単位とを有し、下記要件(a1)、(a2)および(a3)を充足するエチレン−α−オレフィン共重合体
(a1):流動の活性化エネルギー(Ea)が35kJ/mol以上であること。
(a2):メルトフローレートレイシオ(MFRR)が30以上であること。
(a3):分子量分布(Mw/Mn)が5〜25であること。
(B):環状オレフィン系重合体
(C):エチレン−α−オレフィン共重合体および高圧法低密度ポリエチレンからなる群から選ばれる少なくとも1種のエチレン系重合体 - 請求項1に記載のフィルムをヒートシールしてなる袋。
- 請求項1に記載のフィルムを押出成形により製造する方法であって、
ダイスでの樹脂の押出速度(v o )とフィルムの引取速度(v)との比(v o /v)であるドラフト率が8〜60であるフィルムの製造方法。
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