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JP5026999B2 - 流体封入式筒形防振装置 - Google Patents

流体封入式筒形防振装置 Download PDF

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JP5026999B2 JP2008030148A JP2008030148A JP5026999B2 JP 5026999 B2 JP5026999 B2 JP 5026999B2 JP 2008030148 A JP2008030148 A JP 2008030148A JP 2008030148 A JP2008030148 A JP 2008030148A JP 5026999 B2 JP5026999 B2 JP 5026999B2
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    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F13/00Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
    • F16F13/04Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
    • F16F13/06Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
    • F16F13/08Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper
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Description

本発明は、例えば、自動車のサスペンションブッシュ等に好適に採用される流体封入式筒形防振装置に関するものである。
従来から、振動伝達系を構成する部材間に介装されて、それら部材を相互に防振連結する防振装置の一種として、インナ軸部材とその外周側に配設されたアウタ筒部材を本体ゴム弾性体で相互に連結した構造の筒形防振装置がある。また、筒形防振装置としては、内部に封入された流体の流動作用に基づく防振効果を利用する流体封入式筒形防振装置も知られており、例えば自動車のサスペンションブッシュ等に適用されている。
ところで、このような流体封入式の筒形防振装置では、異なる複数の周波数域の振動に対してそれぞれ有効な防振効果を発揮することが要求される。ところが、低周波数域の振動に対してチューニングされた低周波オリフィス通路を形成して、該低周波オリフィス通路を通じて流動せしめられる流体の流動作用に基づいて発揮される防振効果を充分に確保すると、低周波オリフィス通路よりも高い周波数域の振動に対する防振性能が低周波オリフィス通路の反共振的な作用によって大幅に低下してしまうという問題があった。
そこで、かかる問題に対処するために、オリフィス通路と並列的に短絡路を設けると共に、該短絡路を遮断する弾性片を設けて短絡路を連通状態と遮断状態に切り換えるリリーフ機構を弾性片によって構成した構造が提案されている。例えば、特許文献1(特表2000−500217号公報)の図3に記載された密封リップ(12,12’)や特許文献2(特開平01ー255736号公報)の図3に記載されたゴム唇片9等がそれである。
しかしながら、これら従来構造のリリーフ機構は、何れも、二つの液室の相対的な圧力差に基づいて弾性片が弾性変形せしめられて、短絡路が連通状態となることを期待したものである。そのために、現実には作動が不安定で、目的とする防振性能を安定して得ることが困難であった。特にゴム弾性体で形成された弾性片では、成形収縮等によって成形時の寸法精度の確保が難しいと共に、本体ゴム弾性体の外周面に加硫接着されるアウタスリーブの縮径加工によって短絡路の壁面に対する当接力が変化することから、目的とする圧力の作用時に確実に作動するリリーフ機構の実現は困難であった。
なお、目的とする圧力の作用時に確実に短絡路が連通状態となるように、予め弾性片と短絡路の壁面との当接状態が解消され易くすることも考えられるが、そうすると、弾性片が僅かな圧力で弾性変形して短絡路が連通状態となってしまって、低周波オリフィス通路の流体流動量が確保され難くなり、低周波オリフィス通路がチューニングされた低周波数域の振動に対する防振性能が低下してしまうおそれがある。
特表2000−500217号公報 特開平01−255736号公報
ここにおいて、本発明は、上述の如き事情を背景として為されたものであって、その解決課題とするところは、二つの液室間での低周波オリフィス通路を通じての流体流動作用に基づいて低周波数域の振動に対する防振性能を充分に確保しつつ、低周波オリフィス通路のチューニング周波数よりも高周波数側の振動入力時には、低周波オリフィス通路の反共振作用に起因する著しい高動ばね化を回避せしめて、防振性能の向上を図ることが出来る、新規な構造の流体封入式筒形防振装置を提供することにある。
以下、このような課題を解決するために為された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意な組み合わせで採用可能である。また、本発明の態様乃至は技術的特徴は、以下に記載のものに限定されることなく、明細書全体および図面に記載されたもの、或いはそれらの記載から当業者が把握することの出来る発明思想に基づいて認識されるものであることが理解されるべきである。
すなわち、本発明は、インナ軸部材の外周側に中間筒部材を配設せしめて、それらインナ軸部材と中間筒部材を本体ゴム弾性体で連結すると共に、該インナ軸部材を挟んだ径方向両側において該本体ゴム弾性体に設けた一対のポケット部をそれぞれ該中間筒部材に設けた窓部を通じて外周面に開口させる一方、該中間筒部材にアウタ筒部材を外嵌固定して該一対のポケット部を覆蓋せしめることにより非圧縮性流体が封入された一対の流体室を形成し、更に、該アウタ筒部材の内周面に沿って周方向に延びるオリフィス部材を配設して、該オリフィス部材と該アウタ筒部材の間を周方向に延びるオリフィス通路を形成した流体封入式筒形防振装置において、前記一対のポケット部の底壁部を何れも前記本体ゴム弾性体で構成して前記インナ軸部材と前記アウタ筒部材の間への軸直角方向の振動入力時に前記一対の流体室に対して正負反対の圧力変動が積極的に生ぜしめられるようにする一方、前記オリフィス通路として低周波数域にチューニングされた低周波用オリフィス通路と高周波数域にチューニングされた高周波用オリフィス通路とを設けると共に、該高周波用オリフィス通路における該一対の流体室の少なくとも一方への開口部分において、変位乃至は変形に基づいて該高周波用オリフィス通路を通じての流体流動量を制限する可動部材を配設し、且つ、前記低周波用オリフィス通路の長さ方向一方の端部が前記一対の流体室の一方に対して開口連通していると共に、該低周波用オリフィス通路の長さ方向他方の端部が該一対の流体室の他方に対して開口連通しており、更に、該低周波用オリフィス通路の長さ方向中間部分を該一対の流体室の一方に対して開口せしめる中間開口部が形成されていると共に、該中間開口部において前記可動部材が配設されていることにより、該低周波用オリフィス通路を部分的に利用して前記高周波用オリフィス通路が形成されていることを特徴とする。
このような本発明に従う構造の流体封入式筒形防振装置においては、低周波振動の入力に際して、低周波用オリフィス通路を通じて一対の流体室間を流動せしめられる流体の共振作用等に基づいて、優れた防振効果が発揮される。
一方、低周波用オリフィス通路のチューニング周波数よりも高周波数側の振動入力に対しては、低周波用オリフィス通路が反共振的な作用によって実質的に閉塞状態となると共に、高周波用オリフィス通路における一対の流体室の少なくとも一方への開口部分に配設された可動部材の微小変形乃至は微小変位に基づいて、一対の流体室間で高周波用オリフィス通路を通じての流体流動が惹起されるようになっている。特に、一対の流体室は、それら一対の流体室の対向方向である軸直角方向一方向での振動入力に際して、互いに正負が反対となる圧力変動が積極的に生ぜしめられるようになっている。それ故、可動部材の微小変位が両側からの相対圧力の作用によって良好な応答性及び効率性で生ぜしめられることとなり、その結果、高周波用オリフィス通路を通じての流体流動量と、かかる流体流動の共振作用が極めて効率的に惹起されることとなる。そして、かかる流体の共振作用等に基づいて、高周波振動に対して優れた防振性能が発揮されるのである。
また、これによれば、低周波用オリフィス通路と高周波用オリフィス通路の一方の流体室への開口部が共用されることにより、より簡単な構造で本発明に従う構造の流体封入式筒形防振装置を実現することが出来る。しかも、中間開口部の開口位置を低周波用オリフィス通路の長さ方向で適当な位置に設定することで、高周波用オリフィス通路のチューニングを充分な精度で設定することが出来て、目的とする防振性能を有効に実現することが可能である。
また、本発明に従う構造の流体封入式筒形防振装置においては、前記高周波用オリフィス通路における前記一対の流体室のそれぞれへの開口部分に前記可動部材を配設することが望ましい。
このように高周波用オリフィス通路の両流体室への開口部分にそれぞれ可動部材を配設することにより、低周波振動の入力に際して、高周波用オリフィス通路を通じて流体室の間で圧力が逃げるのを一層効果的に抑えることが出来る。また、各可動部材の変形特性や変位特性をそれぞれ調節することによって、防振特性のチューニング自由度の更なる向上も図られ得る。なお、可動部材の変形特性や変位特性は、例えば、可動部材の形成材料や形状,大きさ,支持構造等を適当に選択すること等によってチューニングすることが出来る。
また、本発明に従う構造の流体封入式筒形防振装置においては、前記インナ軸部材と前記中間筒部材を前記本体ゴム弾性体で連結せしめた一体加硫成形品に対して、前記一対のポケット部が対向位置する径方向両側からそれぞれ半円筒形状を有する一対のオリフィス半体を組み付けて、かかる一対のオリフィス半体を該一対のポケット部の各開口部を周方向に繋ぐようにして組み付けることにより、全体として前記アウタ筒部材の内周面に沿って周方向に延びる円筒形状の前記オリフィス部材を構成すると共に、該オリフィス部材の外周面に設けた周方向に延びる凹溝を該アウタ筒部材で覆蓋することによって前記低周波用オリフィス通路および前記高周波用オリフィス通路を形成しても良い。
このように半円筒形状のオリフィス半体を組み合わせて円筒形状のオリフィス部材を構成し、オリフィス部材の外周縁部を延びるように低周波用オリフィス通路と高周波用オリフィス通路を形成することによって、装置の大型化を招くことなくオリフィス通路の通路長を効率的に確保することが可能となる。それ故、オリフィス通路の設計自由度やチューニング自由度の向上を図ることが出来て、要求される防振特性を実現し得る高性能な流体封入式筒形防振装置をコンパクトに実現することが出来る。
また、本発明に従う構造の流体封入式筒形防振装置においては、前記低周波用オリフィス通路の長さ方向一方の端部が前記一対の流体室の一方に対して開口連通していると共に、該低周波用オリフィス通路の長さ方向他方の端部が該一対の流体室の他方に対して開口連通しており、更に、該低周波用オリフィス通路の長さ方向中間部分において該一対の流体室の一方に対して開口せしめる第一の中間開口部と該一対の流体室の他方に対して開口せしめる第二の中間開口部が形成されていると共に、それら第一の中間開口部と第二の中間開口部のそれぞれに前記可動部材が配設されていることにより、該低周波用オリフィス通路の中間部分において該第一の中間開口部と該第二の中間開口部との間に亘って延びる領域を利用して前記高周波用オリフィス通路が形成されていても良い。
これによれば、低周波用オリフィス通路と高周波用オリフィス通路の開口部が互いに独立して形成されることから、低周波用オリフィス通路と高周波用オリフィス通路をより高い自由度で設計することが可能となる。それ故、問題となる防振対象振動の周波数に応じてそれらオリフィス通路を高精度にチューニングすることが可能となって、目的とする防振性能を効果的に実現することが出来る。また、特に本態様では、低周波用オリフィス通路の長さ方向中間部分を利用して、低周波用オリフィス通路と共通の流路によって高周波用オリフィス通路を形成しつつ、高周波用オリフィス通路の一対の流体室への開口部分の両方に可動部材を配設することが出来る。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
先ず、図1,図2には、本発明に従う構造とされた流体封入式筒形防振装置の第一の実施形態として、サスペンションブッシュ10が示されている。サスペンションブッシュ10は、インナ軸部材としての内筒金具12と、アウタ筒部材としての外筒金具14が本体ゴム弾性体16によって弾性連結された構造を有している。そして、内筒金具12が図示しない車両ボデーに取り付けられると共に、外筒金具14が車輪側の部材である図示しないサスペンションアームに取り付けられることによって、車両ボデーとサスペンションアームの間に介装されており、それら車両ボデーとサスペンションアームを相互に防振連結せしめるようになっている。
より詳細には、内筒金具12は、全体として小径の略円筒形状を有しており、本実施形態では、鉄やアルミニウム合金等の金属材で形成された高剛性の部材とされている。また、本実施形態における内筒金具12は、軸方向中間部分が軸方向両端部分に比して大径とされた拡径部18となっていると共に、軸方向上端部が軸直角方向外側に向かって広がるフランジ状部20とされている。
また、内筒金具12の外周側には、中間筒部材としての中間スリーブ22が配設されている。この中間スリーブ22は、内筒金具12に比して薄肉大径の略円筒形状を有しており、内筒金具12と同様の金属材で形成された高剛性の部材とされている。更に、中間スリーブ22の軸方向中間部分には、径方向一方向で対向するように一対の窓部24a,24bが形成されている。この窓部24は、半周弱の長さで延びるように形成されて、中間スリーブ22を径方向で貫通している。更にまた、中間スリーブ22において一対の窓部24a,24bの周方向間には、一対の溝状部26,26が形成されている。溝状部26は、中間スリーブ22の軸方向中間部分において外周面に開口する溝形状とされており、周方向に延びて各端部が一対の窓部24a,24bにそれぞれ連通されている。
また、内筒金具12と中間スリーブ22は、同一中心軸上に配置されることで全周に亘って径方向に所定距離を隔てて位置せしめられており、それら内筒金具12と中間スリーブ22の間には、本体ゴム弾性体16が介装されている。本体ゴム弾性体16は、厚肉の略円筒形状を有するゴム弾性体で形成されており、軸方向両端面が径方向中間側に行くに従って軸方向内側に傾斜する凹状面とされている。
そして、本体ゴム弾性体16の内周面が内筒金具12の外周面に重ね合わされて加硫接着されていると共に、外周面が中間スリーブ22の内周面に重ね合わされて加硫接着されている。これにより、内筒金具12と中間スリーブ22が本体ゴム弾性体16で相互に弾性連結されている。本実施形態では、本体ゴム弾性体16が内筒金具12と中間スリーブ22を備えた一体加硫成形品28として形成されている。また、本実施形態では、本体ゴム弾性体16の加硫成形後に、中間スリーブ22に対して八方絞り等の縮径加工が施されており、本体ゴム弾性体16に対して径方向での予圧縮が及ぼされることで、本体ゴム弾性体16に作用する引張応力が低減されている。なお、中間スリーブ22に形成された溝状部26の溝内面が本体ゴム弾性体16と一体形成されたゴム層で全面に亘って被覆されている。
また、本体ゴム弾性体16には、径方向一方向で内筒金具12を挟んだ両側に、一対のポケット部30a,30bが形成されている。ポケット部30は、本体ゴム弾性体16の軸方向中間部分において外周面に開口する凹所状とされており、図2に示されているように、中間スリーブ22に形成された窓部24に対応する半周弱の長さで形成されている。そして、ポケット部30の開口部が窓部24と位置合わせされており、ポケット部30が窓部24を通じて中間スリーブ22の外周側に連通せしめられている。
さらに、本体ゴム弾性体16の一体加硫成形品28には、図1,2に示されているように、外筒金具14が外嵌固定されている。外筒金具14は、薄肉大径の略円筒形状を有しており、鉄やアルミニウム合金等の金属材料で形成された剛性材とされている。
また、外筒金具14の内周面は、略全面に亘ってシールゴム層32で覆われている。シールゴム層32は薄肉のゴム弾性体であって、外筒金具14の内周面に被着形成されている。更に、シールゴム層32には、図3に示されているように、内周側に突出するシール突条34が形成されている。シール突条34は、周方向に連続して全周に亘って延びており、本実施形態では、軸方向で所定距離を隔てて複数条のシール突条34が形成されている。なお、本実施形態においてシール突条34は、中間スリーブ22や後述するオリフィス部材38に当接せしめられる部分に突出形成されている。
このような構造の外筒金具14は、本体ゴム弾性体16の一体加硫成形品28に対して外嵌固定される。即ち、シールゴム層32を被着形成された外筒金具14を、一体加硫成形品28を構成する中間スリーブ22に対して外挿した後、外筒金具14に対して八方絞り等の縮径加工を施すことにより、外筒金具14が中間スリーブ22の外周面に対してシールゴム層32を介して密着せしめられて固定される。
また、外筒金具14が一体加硫成形品28に対して装着されることにより、中間スリーブ22に形成された一対の窓部24a,24bの開口部が外筒金具14によって覆蓋されている。これにより、窓部24a,24bを通じて開口せしめられているポケット部30a,30bの開口部が外筒金具14で閉塞されており、ポケット部30a,30bを利用して一対の流体室としての液室36a,36bが形成されている。この液室36は、外筒金具14が中間スリーブ22に対して流体密に重ね合わされることにより外部から密閉されており、液室36の内部には非圧縮性流体が封入されている。また、液室36a,36bは、主たる振動入力方向となる径方向一方向で対向して内筒金具12を挟んだ両側に形成されており、図2に示されているように、一対の液室36a,36bが、それら液室36a,36bの対向方向に対して略直交する径方向に広がる本体ゴム弾性体16の軸方向中間部分によって隔てられている。
なお、液室36に封入される非圧縮性流体は、特に限定されるものではないが、水やアルキレングリコール,ポリアルキレングリコール,シリコーン油,或いはそれらの混合液等が好適に採用される。特に、後述する流体の流動作用に基づく防振効果を有効に得るために、封入流体としては、0.1Pa・s以下の低粘性流体を採用することが望ましい。また、非圧縮性流体の液室36への封入は、例えば、本体ゴム弾性体16の一体加硫成形品28に対する外筒金具14の組付けを、非圧縮性流体中で行うこと等によって実現される。
また、液室36a,36bには、オリフィス部材38が配設されている。オリフィス部材38は、外筒金具14の内周面に沿って周方向に延びる略円筒形状の部材であり、ポケット部30の開口部を周方向で跨ぐように配設されて、本体ゴム弾性体16の一体加硫成形品28に対して固定されている。更に、本実施形態におけるオリフィス部材38は、一対のオリフィス半体40a,40bを含んで形成されている。
オリフィス半体40は、図4〜8に示されているように、全体として厚肉大径の略半円筒形状を有しており、鉄やアルミニウム合金等の金属材や硬質の合成樹脂材等で形成されている。なお、オリフィス半体40は、好適には、鉄やアルミニウム合金等のダイキャスト成形や合成樹脂の射出成形等によって形成される。
また、オリフィス半体40の外周縁部には、外周面に開口して周方向に延びる凹溝としての第一周溝42と第二周溝44が軸方向に所定距離を隔てて形成されている。第一周溝42は、オリフィス半体40の周方向全長よりも僅かに短い長さで延びており、一方の端部がオリフィス半体40の周方向端部付近において貫通形成された第一連通孔46を通じてオリフィス半体40の径方向内周側に連通されていると共に、他方の端部がオリフィス半体40の周方向端面に開口している。また、第二周溝44は、オリフィス半体40の周方向全長に亘って延びており、両端部がそれぞれオリフィス半体40の周方向端部に開口せしめられている。なお、第二周溝44の一方の端部にはスロープ48が形成されており、第二周溝44の一方の端部が、周方向外側に行くに従って次第に第一周溝42側に向かって傾斜している。
さらに、オリフィス半体40の周方向中央部分は、径方向内側に突出する厚肉部50となっている。この厚肉部50が形成されていることによって、オリフィス半体40の周方向中央部分が、周方向で中央側に行くに従って軸直角方向で厚肉となっている。なお、厚肉部50は、内周側の面が全体として平面形状とされていると共に、該内周側の面の幅方向(周方向)の中央部分がオリフィス半体40の周方向で湾曲する湾曲面となっている。
また、厚肉部50の中央部分には、内周側の面に開口するように圧入凹所52が形成されている。圧入凹所52は、図6に示されているような楕円形断面を有する凹所であって、一定の断面形状で形成されている。更に、圧入凹所52の径方向中央部分には、収容凹所54が形成されている。収容凹所54は、略一定の円形断面を有する凹所であって、圧入凹所52の底壁面に開口せしめられている。更にまた、収容凹所54の径方向中央部分には、変形許容凹所56が形成されている。変形許容凹所56は、底部側(オリフィス半体40の外周側)に行くに従って次第に小径となる円形断面を有するテーパ形状の凹所であって、収容凹所54の底壁部に開口するように形成されている。なお、本実施形態では、収容凹所54の直径が圧入凹所52の短径と略等しくなっている。
さらに、図4,8に示されているように、第二周溝44の内周側壁部には、第二連通孔58が形成されている。第二連通孔58は、第二周溝44の内周側壁部を径方向で貫通する長円形状の孔であって、径方向一方の端部が第二周溝44の長さ方向略中央部分に連通されていると共に、他方の端部が収容凹所54の底壁部に開口せしめられて収容凹所54に連通されている。
このような構造とされたオリフィス半体40には、図9,10に示されているような可動部材としての可動ゴム膜60が装着されている。可動ゴム膜60は、収容凹所54の形状に対応する略円板形状のゴム弾性体で形成されている。また、可動ゴム膜60の外周縁部には、厚さ方向の両側に向かって突出する環状支持部62が一体形成されている。更に、環状支持部62の径方向中央部分には、全周に亘ってシールリップ64が一体形成されて、厚さ方向両側に突出せしめられている。更にまた、本実施形態における可動ゴム膜60は、径方向中央部分が中心に向かって次第に薄肉となっている。これにより、可動ゴム膜60の径方向中央部分の両面がテーパ状の傾斜面となっている。
また、本実施形態に係る可動ゴム膜60には、3本の細溝66が形成されている。細溝66は、径方向の中心から外周側に向かって放射状に延びており、可動ゴム膜60が細溝66の形成部分において他の部分よりも薄肉となっている。また、図9に示されているように、本実施形態において、細溝66は可動ゴム膜60の両面に3本ずつ形成されていると共に、図10に示されているように、両面に形成された細溝66が相互に対応する位置に形成されている。なお、本実施形態では、周方向で隣り合う細溝66が周方向で等間隔となるように形成されている。
このような細溝66が形成されて、可動ゴム膜60の中央部分が部分的に薄肉となっていることにより、可動ゴム膜60が中央部分において弾性変形を生じ易くなっている。なお、可動ゴム膜60のばねは、要求される防振特性に応じて適当に設定されるものであり、細溝66の形成数や長さ,幅等を適当に調節することで、チューニングすることも出来る。
そして、可動ゴム膜60がオリフィス半体40に形成された収容凹所54に嵌め入れられると共に、可動ゴム膜60が収容凹所54に嵌め込まれた状態で、圧入凹所52に対して環状の固定金具68が圧入される。これにより、可動ゴム膜60の外周縁部に形成された環状支持部62が収容凹所54の底壁面と固定金具68の間で挟持されて、可動ゴム膜60が中央部分の弾性変形を許容された状態でオリフィス半体40に装着されている。本実施形態では、収容凹所54より外周側に変形許容凹所56が形成されており、可動ゴム膜60の径方向中央部分の弾性変形が有効に許容されるようになっている。
なお、可動ゴム膜60のオリフィス半体40への装着下、可動ゴム膜60は、オリフィス半体40に形成された第二連通孔58の液室36側の開口部を覆うように配設されている。特に、環状支持部62にシールリップ64が一体形成されており、シールリップ64が収容凹所54と固定金具68の間で挟圧されていることによって、可動ゴム膜60は、第二連通孔58の内周側の開口部を含む変形許容凹所56の開口部を流体密に覆うように配設されている。
かくの如き可動ゴム膜60を備えたオリフィス半体40は、図1,2に示されているように、本体ゴム弾性体16の一体加硫成形品28に対して装着される。即ち、図2に示されているように、一対のオリフィス半体40a,40bが、一体加硫成形品28に対して、一対のポケット部30a,30bが対向する径方向の両側から嵌め付けられて、オリフィス半体40a,40bの周方向両端部が一対の溝状部26,26に嵌め込まれると共に、オリフィス半体40a,40bの周方向中間部分が、本体ゴム弾性体16に形成された各ポケット部30の開口部を周方向で跨ぐように延びて位置せしめられる。これにより、全体として略円筒形状を有するオリフィス部材38が、可動ゴム膜60を備えたオリフィス半体40a,40bを組み合わせることで形成されている。
さらに、一対のオリフィス半体40a,40bは、上下方向で相互に反転して装着されており、オリフィス半体40a,40bの一体加硫成形品28への装着下において各オリフィス半体40a,40bの各スロープ48が周方向一方の端部で相互に接続されている。これにより、一対のオリフィス半体40a,40bで構成されたオリフィス部材38においては、オリフィス半体40aの周溝42,44と、オリフィス半体40bの周溝42,44が直列に接続されて、オリフィス部材38の外周縁部を周方向に連続した螺旋状をもって二周弱の長さで延びている。なお、本実施形態では、オリフィス半体40aにおいて図1中の下側に位置するように第一周溝42が形成されていると共に、オリフィス半体40bにおいて図1中の上側に位置するように第一周溝42が形成されている。
また、オリフィス部材38が装着された状態の一体加硫成形品28に対して、外筒金具14が嵌着固定されることにより、オリフィス部材38の外周面が、外筒金具14の内周面に対して、シールゴム層32を介して流体密に重ね合わされている。これにより、オリフィス部材38に形成された周溝42,44の外周側の開口部が外筒金具14によって流体密に覆蓋されて、周溝42,44を利用して、低周波用オリフィス通路としての第一のオリフィス通路70が形成されている。第一のオリフィス通路70は、周方向に二周弱の長さで螺旋状に延びるトンネル状の流路であって、一方の端部がオリフィス半体40aの第一連通孔46を通じて液室36aに連通されていると共に、他方の端部がオリフィス半体40bの第一連通孔46を通じて液室36bに連通されており、一対の液室36a,36bが第一のオリフィス通路70を通じて相互に連通されている。なお、第一のオリフィス通路70は、液室36の壁ばね剛性を考慮しつつ通路長と通路断面積の比を調節することによって、低周波数域の防振対象振動に対して、流体の流動作用に基づく防振効果が発揮されるようにチューニングされている。
ここにおいて、第一のオリフィス通路70の長さ方向中間部分には、内周側の壁部を貫通する第二連通孔58,58が形成されており、第一のオリフィス通路70の長さ方向の中間部分が第二連通孔58,58を通じて液室36a,36bに連通されている。そして、各オリフィス半体40a,40bに形成された第二連通孔58,58と、それら第二連通孔58,58の間に位置する第一のオリフィス通路70の一部とを利用して、第一のオリフィス通路70よりも短い通路長さで一対の液室36a,36bを相互に連通する高周波用オリフィス通路としての第二のオリフィス通路72が形成されている。なお、第二のオリフィス通路72は、第一のオリフィス通路70と略等しい通路断面積と第一のオリフィス通路70よりも短い半周程度の通路長をもって形成されており、第一のオリフィス通路70よりも高周波数域の振動に対して流体の共振作用等に基づく防振効果が発揮されるようにチューニングされている。
また、本実施形態では、第二のオリフィス通路72の一対の液室36a,38bへの開口部分、換言すれば、第二のオリフィス通路72の両端部に対して、可動ゴム膜60がそれぞれ配設されており、各オリフィス半体40の第二連通孔58が可動ゴム膜60で覆われている。これにより、低周波振動の入力に際して、第二のオリフィス通路72を通じての実質的な流体流動が制限されるようになっていると共に、中乃至高周波振動の入力に際して、可動ゴム膜60が液室36a,36bの相対的な圧力変動で弾性変形せしめられることにより、液室36a,36bが第二のオリフィス通路72を通じて実質的に連通されるようになっている。なお、一対のオリフィス半体40a,40bに形成された第二連通孔58,58によって、本実施形態における第一の中間開口部と第二の中間開口部が構成されている。
かくの如き構造とされたサスペンションブッシュ10の車両への装着下、内筒金具12と外筒金具14の間に軸直角方向の振動が入力されて、内筒金具12と外筒金具14が軸直角方向で相対的に変位せしめられると、一対の液室36a,36bの間で相対的な圧力変動が生ぜしめられる。特に、主たる振動入力方向である一対の液室36a,36bの対向方向での振動入力に際して、それら一対の液室36a,36bに互いに正負が反対となる圧力変動が積極的に生ぜしめられるようになっている。
そして、入力された振動が低周波数域の振動である場合には、一対の液室36a,36bの相対的な圧力差に基づいて、第一のオリフィス通路70を通じてそれら両室36a,36b間での流体流動が生ぜしめられるようになっている。これにより、第一のオリフィス通路70を通じて流動せしめられる流体の共振作用等の流動作用に基づいて防振効果(高減衰効果)が発揮されるようになっている。
なお、低周波数域の振動が入力された場合には、可動ゴム膜60の弾性変形量が制限されて、第二のオリフィス通路72が実質的な遮断状態に保持されるようになっている。これにより、第一のオリフィス通路70を通じて液室36a,36bの間を流動せしめられる流体の量を効率的に確保することが出来て、第一のオリフィス通路70による防振効果を有利に発揮させることが出来る。また、第一のオリフィス通路70がチューニングされた周波数域の振動が入力されると、第一のオリフィス通路70が共振状態となって見かけ上の流体流動抵抗が大幅に低減せしめられる。これにより、第一のオリフィス通路70を通じての流体流動が積極的に生ぜしめられて、第二のオリフィス通路72を通じての流体流動が抑えられる。
特に本実施形態では、第二のオリフィス通路72の両端部の開口部に可動ゴム膜60が配設されており、低周波数域の振動入力に際して、液室36a,36b間での相対的な圧力変動が、第二のオリフィス通路72を通じての実質的な流体流動によって軽減されるのを、より効果的に防ぐことが出来る。その結果、第一のオリフィス通路70を通じた流体流動量を有利に確保して、第一のオリフィス通路70によって発揮される防振効果をより効率的に得ることが出来る。
また、入力振動が、第一のオリフィス通路70のチューニング周波数よりも高い周波数域の振動である場合には、可動ゴム膜60が液室36a,36bの相対的な圧力変動に伴って弾性変形せしめられることにより、第二のオリフィス通路72が流体流動を許容する実質的な連通状態とされて、第二のオリフィス通路72を通じて液室36a,36bの間で実質的な流体流動が生ぜしめられる。これにより、第二のオリフィス通路72を通じて流動せしめられる流体の流動作用に基づいて、目的とする防振効果(低動ばね効果)が発揮される。なお、高周波振動の入力に際して、第一のオリフィス通路70は、反共振的な作用によって実質的に遮断されている。
特に、一対の液室36a,36bは、何れも、壁部の一部が本体ゴム弾性体16で構成されており、振動入力に際して本体ゴム弾性体16の弾性変形に基づいて内圧変動が惹起される受圧室となっている。更に、一対の液室36a,36bが、主たる振動入力方向で対向するように本体ゴム弾性体16を挟んだ両側に形成されている。これらによって、主たる振動入力方向である一対の液室36a,36bの対向方向への振動入力に際して、それら一対の液室36a,36bに互いに正負が反対となる圧力変動が積極的に生ぜしめられるようになっている。それ故、可動ゴム膜60に対して、一対の液室36a,36bの相対的な圧力差が作用して、可動ゴム膜60の微小変形が効果的に且つ安定して生ぜしめられる。その結果、第二のオリフィス通路72を通じての流体流動が効率的に惹起されて、高周波数域の入力振動に対して流体の流動作用に基づく優れた防振効果が発揮せしめられる。
次に、図11,12には、本発明に係る流体封入式筒形防振装置の第二の実施形態として、自動車用のサスペンションブッシュ74が示されている。なお、以下の説明において、前記第一の実施形態と実質的に同一の部材乃至部位については、同一の符号を付すことで説明を省略する。
すなわち、サスペンションブッシュ74は、前記第一の実施形態と略同一の構造とされた本体ゴム弾性体16の一体加硫成形品28に対して、オリフィス部材76が装着された構造を有している。オリフィス部材76は、図11〜13に示されているように、全体として略半円筒形状を有しており、鉄やアルミニウム合金等の金属で形成されたオリフィス金具77を含んで形成されている。
また、図13に示されているように、オリフィス金具77の外周縁部には、周方向に半周弱の長さで延びる凹溝としての第一周溝78と、周方向の全長に亘って連続して延びる凹溝としての第二周溝80が、軸方向で所定距離を隔てて形成されている。第一周溝78は、第二周溝80と略同じ長さを有すると共に、第二周溝80よりも溝深さ及び溝幅が何れも小さくなっている。
また、第一周溝78の周方向一方の端部には、第一周溝78の底壁部(内周側の壁部)を径方向に貫通する第一連通孔82が形成されており、第一周溝78の一方の端部が第一連通孔82を通じてオリフィス金具77の内周側に連通されていると共に、他方の端部がオリフィス金具77の周方向端面に開口せしめられている。
また、第二周溝80の長さ方向中央部分には、第二周溝80の底壁部(内周側の壁部)を径方向に貫通する中間開口部としての第二連通孔84が形成されている。第二連通孔84は、本実施形態において小径の円形孔とされており、多数の第二連通孔84が所定の位置に形成されている。そして、第二周溝80の周方向両端部がオリフィス金具77の周方向端面に開口せしめられていると共に、第二周溝80の周方向中央部分が第二連通孔84を通じてオリフィス金具77の内周側に連通されている。
また、図11,12に示されているように、オリフィス金具77の周方向中央部分には、内周側に突出する収容部86が一体形成されている。この収容部86は、オリフィス金具77の軸方向で第二周溝80が形成された部分に形成されている。更に、収容部86の周方向中央部分には、圧入凹所88が内周面に開口するように形成されている。更にまた、圧入凹所88の中央部分には、圧入凹所88の底壁部に開口するように収容凹所90が形成されている。収容凹所90は円形の凹所であって、その底壁部に第二連通孔84が貫通形成されている。
この収容凹所90には、可動部材としての可動ゴム膜92が嵌め込まれている。可動ゴム膜92は、略円板形状を有するゴム弾性体で形成されており、中央部分が略一定の厚さとされていると共に、外周縁部が全周に亘って軸方向両側に突出せしめられた環状支持部62とされている。そして、可動ゴム膜92が収容凹所90に嵌め付けられると共に、環状の固定金具68が圧入凹所88に圧入固定されて、可動ゴム膜92の環状支持部62を収容凹所90の底壁部との間で挟持するように装着される。これによって、可動ゴム膜92は、中央部分において厚さ方向での微小変形が許容された状態でオリフィス金具77に対して取り付けられており、可動ゴム膜92を装着されたオリフィス金具77によってオリフィス部材76が形成されている。なお、可動ゴム膜92には、一方の面に対して環状とされた固定金具68の中央孔を通じて液室36aの圧力が及ぼされるようになっていると共に、他方の面に対して第二連通孔84を通じて液室36bの圧力が及ぼされるようになっている。
このようにして形成されたオリフィス部材76は、一体加硫成形品28に対してポケット部30aの開口部を跨ぐように装着されて、その周方向両端部が一対の溝状部26,26に対して嵌め付けられている。そして、オリフィス部材76の装着下、一体加硫成形品28に対して外筒金具14が外嵌固定されることにより、本実施形態に従う構造のサスペンションブッシュ74が構成される。
ここにおいて、サスペンションブッシュ74では、第一周溝78の外周側開口部が外筒金具14で覆蓋されることにより、周方向に半周弱の長さで延びて液室36a,36bを相互に連通する低周波用オリフィス通路としての第一のオリフィス通路94が形成されている。また、第二周溝80の外周側開口部が外筒金具14で覆蓋されることにより、周方向の中央部分から略1/4周の長さで周方向両側に向かって延びる高周波用オリフィス通路としての第二のオリフィス通路96が形成されている。なお、第二のオリフィス通路96は、周方向中央部分に形成された第二連通孔84を通じて液室36aに対して連通されていると共に、第二周溝80の周方向両端部の開口を通じて液室36bに対して連通されている。また、第二のオリフィス通路96は、第一のオリフィス通路94に比して、通路長さが短くされていると共に通路断面積が大きくなっており、第二のオリフィス通路96のチューニング周波数が、通路長さと通路断面積の比に応じて第一のオリフィス通路94よりも高周波数とされている。
かくの如き構造とされたサスペンションブッシュ74の車両への装着下、低周波数域の振動が入力されると、液室36a,36bの間において第一のオリフィス通路94を通じて流体流動が生ぜしめられて、流体の流動作用に基づく防振効果が発揮されるようになっている。なお、本実施形態においても、低周波振動の入力時には、可動ゴム膜92の変形量が制限されて、第二のオリフィス通路96を通じての実質的な流体流動が防止されるようになっている。
また、高周波数域の振動が入力されると、液室36a,36bの相対的な圧力変動の作用によって、可動ゴム膜92が積極的に弾性変形せしめられる。かかる可動ゴム膜92の弾性変形に基づいて、第二のオリフィス通路96を通じての流体流動が許容されて、第二のオリフィス通路96が実質的な連通状態とされる。そして、液室36a,36bの間で高周波数域の振動にチューニングされた第二のオリフィス通路96を通じて積極的な流体流動が生ぜしめられて、流体の流動作用に基づく防振効果が有効に発揮されるようになっている。なお、入力振動の周波数よりも低周波数にチューニングされている第一のオリフィス通路94は、反共振作用によって実質的に遮断されている。
以上の如く、本発明は、第一のオリフィス通路94と第二のオリフィス通路96がそれぞれ独立して並列に形成された構造にも適用することが可能であり、第二のオリフィス通路96の少なくとも一方の液室36への開口部に可動ゴム膜92を配設することで、目的とする優れた防振効果を実現することが出来る。
また、図14には、本発明に係る流体封入式筒形防振装置の第三の実施形態としてのサスペンションブッシュに適用されるオリフィス部材98が示されている。なお、本実施形態に係るサスペンションブッシュにおいてオリフィス部材98以外の構造は、前記第一,第二の実施形態に示されたサスペンションブッシュ10,74と略同一の構造であることから、ここでは説明を省略する。
すなわち、オリフィス部材98は、前記第二の実施形態において示されているオリフィス部材76と同様に、オリフィス金具99を含んで形成されている。また、オリフィス金具99には、外周面に開口して所定の長さで延びる凹溝としての周溝100が形成されている。周溝100は、図14に示されているように、端部付近で折り返すようにして周方向で延びており、長さ方向一方の端部がオリフィス金具99の軸方向上端部において周方向一方の端部付近に位置せしめられていると共に、長さ方向他方の端部がオリフィス金具99の軸方向下端部において周方向他方の端面に開口せしめられている。なお、周溝100の長さ方向一方の端部には、径方向内周側に向かって延びる第一連通孔102が形成されている。
そこにおいて、本実施形態における周溝100は、長さ方向の中間部分で溝幅が変化せしめられており、周溝100において最下端部を周方向に延びる部分が、幅広となっている。更に、幅広とされた周溝100の最下端部には、内周側の壁部を貫通するように中間開口部としての第二連通孔104が形成されている。なお、図中では必ずしも明らかではないが、前記第二の実施形態と同様に、第二連通孔104の内周側には、可動ゴム膜92が第二連通孔104の内周側開口部を覆うように配設されており、液室36bの圧力が第二連通孔104を通じて可動ゴム膜92に及ぼされるようになっている。また、オリフィス金具99に可動ゴム膜92が取り付けられることによって、本実施形態におけるオリフィス部材98が形成されている。
このような構造とされたオリフィス部材98が、前記第二の実施形態と同様に、ポケット部30aの開口部を周方向に跨ぐようにして本体ゴム弾性体16の一体加硫成形品28に取り付けられると共に、一体加硫成形品28に対して外筒金具14が外嵌固定されることにより、本実施形態に従う構造のサスペンションブッシュが形成されている。
また、本実施形態のサスペンションブッシュにおいては、オリフィス部材98の外周面に外筒金具14が密着状態で重ね合わされることにより、周溝100の外周側開口部が外筒金具14で流体密に覆蓋されて、周方向で折り返して所定の長さで延びる低周波用オリフィス通路としての第一のオリフィス通路106が形成されている。この第一のオリフィス通路106は、一方の端部が第一連通孔102を通じて液室36aに連通されていると共に、他方の端部がオリフィス部材98の周方向端面において液室36bに連通されており、主たる入力振動における低周波数域の振動に対して目的とする防振効果が発揮されるようにチューニングされている。
また、第一のオリフィス通路106の長さ方向中間部分には、第二連通孔104が形成されており、第一のオリフィス通路106の中間部分が液室36aに連通されている。これにより、第一のオリフィス通路106の一部を利用して、高周波オリフィス通路としての第二のオリフィス通路108が形成されている。即ち、第二のオリフィス通路108は、一方の端部が第二連通孔104を通じて液室36aに連通されていると共に、他方の端部がオリフィス部材98の周方向端面に開口して液室36bに連通されている。更に、第二のオリフィス通路108は、図14に示されているように、周溝100において幅広となっている最下端部を利用して形成されており、狭幅部分を含んで形成された第一のオリフィス通路106に比して実質的な通路断面積が大きくなっていると共に、通路長が短くなっている。これによって、第二のオリフィス通路108は、第一のオリフィス通路106よりも高周波数域の振動に対して目的とする防振効果が発揮されるようにチューニングされている。なお、図14中には、オリフィス部材98の一体加硫成形品28及び外筒金具14への組付けによって形成されるオリフィス通路106,108が図示されている。
このような本実施形態に従う構造のサスペンションブッシュにおいても、前記第一,第二の実施形態と同様に、低周波数域の振動と高周波数域の振動の何れが入力した場合にも、優れた防振効果を得ることが出来る。しかも、本実施形態では、第一のオリフィス通路106の一部を利用して第二のオリフィス通路108を形成する構造となっていることにより、第一のオリフィス通路106と第二のオリフィス通路108をスペース効率良く形成することが出来て、オリフィス部材98をコンパクトにすることが出来ると共に、所定の通路長や通路断面積を有するオリフィス通路106,108を効率的に形成することが出来る。
なお、本発明に従う構造の流体封入式筒形防振装置において、低周波数域の振動と高周波数域の振動の何れに対しても有効な防振効果を得ることが出来ることは、実測結果からも明らかである。
すなわち、図15には、本発明に係る流体封入式筒形防振装置の防振特性の一例として、第一の実施形態に従う構造とされたサスペンションブッシュ10の防振特性が、入力振動の周波数に対する動ばね定数の数値を表すグラフとして示されている。これによれば、本発明に係る流体封入式筒形防振装置では、十数Hz程度の低周波数振動が入力に際して、第一のオリフィス通路を通じての流体流動による防振効果(高減衰効果)が有効に発揮されていると共に、70Hz〜80Hz程度の高周波数振動の入力に際して、第二のオリフィス通路72を通じての流体流動による防振効果(低動ばね効果)が有効に発揮されている。更に、図15によれば、中周波数域の振動入力に際して動ばね定数が小さく抑えられており、可動ゴム膜60の液圧吸収作用に基づく防振効果が広い周波数域の振動に対して有効に発揮されて、防振性能のブロード化が実現されていることも、示されている。なお、図15においては、実施例としての本発明に係る流体封入式筒形防振装置の実測結果が、実線によって示されていると共に、比較例としての従来構造の流体封入式筒形防振装置(要するに、第二のオリフィス通路を有していない流体封入式筒形防振装置)の実測結果が、破線によって示されている。
以上、本発明の幾つかの実施形態について説明してきたが、これらはあくまでも例示であって、本発明は、かかる実施形態における具体的な記載によって、何等、限定的に解釈されるものではない。
例えば、前記第一乃至第三の実施形態では、可動部材として、外周縁部をオリフィス部材に固定された可動膜構造が示されているが、可動部材は、厚さ方向での微小変位が許容されて微小変位による液圧吸収作用が発揮されるようになっていると共に、厚さ方向での変位量が制限されており、最大変位状態で可動部材を挟んだ両側での流体の流動を阻止するようにされた可動板構造であっても良い。なお、可動板構造を採用する場合には、可動板は、必ずしも弾性体で形成されていなくても良く、例えば硬質の合成樹脂等で形成されていても良い。
また、前記第一の実施形態では、可動ゴム膜60が、細溝66によって部分的に薄肉化されており、大振幅振動の入力時に弾性変形を生じ易くなっていたが、例えば、可動ゴム膜に対して厚さ方向で貫通するスリットを形成することにより、大振幅振動の入力に際して、可動ゴム膜の弾性変形によってスリットが開口せしめられるようになっていても良い。具体的には、例えば、略円板形状とされた可動ゴム膜の径方向中心部分から放射状に広がるように複数条の直線的なスリットを形成することで、径方向中央部分が開口可能な構造とされていても良い。これによれば、可動ゴム膜を挟んだ両側がスリットを通じて連通せしめられて、衝撃的な大荷重の入力時等において、著しい高動ばね化を防ぐことが出来ると共に、キャビテーションによる異音の発生を回避することも出来得る。なお、静置状態下においてスリットは、スリットを挟んだ両側が相互に当接せしめられて密閉状態となっていても良いし、スリットを通じての流体流動が防振特性上で問題とならない程度に開口した状態であっても良い。
また、前記第一乃至第三の実施形態において示された可動ゴム膜60,92のオリフィス部材38,76への取付方法は、あくまでも一例であって、何等限定されるものではない。特に、オリフィス部材が硬質の合成樹脂で形成されている場合には、収容凹所の開口部を覆う固定部材が溶着等の手段で取り付けられることによって、可動ゴム膜が収容凹所内に保持されるようになっていることが望ましい。
また、前記第一乃至第三の実施形態においては、高周波用オリフィス通路としての第二のオリフィス通路72,96,108が、その両端部において液室36a,36bに開口連通された構造となっているが、例えば、高周波用オリフィス通路の長さ方向中間部分に更に中間開口部を形成して、高周波用オリフィス通路よりも高周波数の振動に対して防振効果を発揮する極高周波用オリフィス通路を形成することも出来る。なお、該中間開口部に対して、高周波用オリフィス通路の開口部分に設けられた可動ゴム膜よりも高周波数にチューニングされた第二の可動ゴム膜を配設することで、高周波用オリフィス通路を通じての流体流動量を充分に確保しつつ、より高周波数の振動に対する防振効果を実現することが出来る。
さらに、低周波用及び高周波用オリフィス通路は、要求される防振特性等に応じて通路長や通路断面積等が設定されるものであって、その構造は前記第一乃至第三の実施形態に記載の構造に限定されるものではない。更にまた、オリフィス部材の構造も前記各実施形態に記載された構造に限定されない。
また、前記第一乃至第三の実施形態では、本発明に係る流体封入式筒形防振装置の例として、サスペンションブッシュが示されているが、本発明は、サスペンションブッシュ以外の流体封入式筒形防振装置にも適用される。
さらに、本発明は、自動車用の流体封入式筒形防振装置に限定されるものではなく、列車用やその他用途に採用される流体封入式筒形防振装置にも適用され得る。
その他、一々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもない。
本発明の第一の実施形態に係るサスペンションブッシュの縦断面図であって、図2のI−I断面図。 図1のII−II断面図。 同サスペンションブッシュの外筒金具の縦断面図。 同サスペンションブッシュのオリフィス金具の正面図。 同オリフィス金具の側面図。 同オリフィス金具の背面図。 図4のVII−VII断面図。 図7のVIII−VIII断面図。 同サスペンションブッシュの可動ゴム膜の正面図。 図9のX−X断面図。 本発明の第二の実施形態に係るサスペンションブッシュの縦断面図であって、図12のXI−XI断面図。 図11のXII−XII断面図。 同サスペンションブッシュのオリフィス金具の正面図。 本発明の第三の実施形態に係るサスペンションブッシュを構成するオリフィス金具の正面図。 本発明に係る流体封入式筒形防振装置の防振特性を示すグラフ。
符号の説明
10,74:サスペンションブッシュ,12:内筒金具,14:外筒金具,16:本体ゴム弾性体,22:中間スリーブ,24:窓部,28:一体加硫成形品,30:ポケット部,36:液室,38,76,98:オリフィス部材,40:オリフィス半体,42,78:第一周溝,44,80:第二周溝,46,82,102:第一連通孔,58,84,104:第二連通孔,60,92:可動ゴム膜,70,94,106:第一のオリフィス通路,72,96,108:第二のオリフィス通路

Claims (4)

  1. インナ軸部材の外周側に中間筒部材を配設せしめて、それらインナ軸部材と中間筒部材を本体ゴム弾性体で連結すると共に、該インナ軸部材を挟んだ径方向両側において該本体ゴム弾性体に設けた一対のポケット部をそれぞれ該中間筒部材に設けた窓部を通じて外周面に開口させる一方、該中間筒部材にアウタ筒部材を外嵌固定して該一対のポケット部を覆蓋せしめることにより非圧縮性流体が封入された一対の流体室を形成し、更に、該アウタ筒部材の内周面に沿って周方向に延びるオリフィス部材を配設して、該オリフィス部材と該アウタ筒部材の間を周方向に延びるオリフィス通路を形成した流体封入式筒形防振装置において、
    前記一対のポケット部の底壁部を何れも前記本体ゴム弾性体で構成して前記インナ軸部材と前記アウタ筒部材の間への軸直角方向の振動入力時に前記一対の流体室に対して正負反対の圧力変動が積極的に生ぜしめられるようにする一方、前記オリフィス通路として低周波数域にチューニングされた低周波用オリフィス通路と高周波数域にチューニングされた高周波用オリフィス通路とを設けると共に、該高周波用オリフィス通路における該一対の流体室の少なくとも一方への開口部分において、変位乃至は変形に基づいて該高周波用オリフィス通路を通じての流体流動量を制限する可動部材を配設し、且つ、
    前記低周波用オリフィス通路の長さ方向一方の端部が前記一対の流体室の一方に対して開口連通していると共に、該低周波用オリフィス通路の長さ方向他方の端部が該一対の流体室の他方に対して開口連通しており、更に、該低周波用オリフィス通路の長さ方向中間部分を該一対の流体室の一方に対して開口せしめる中間開口部が形成されていると共に、該中間開口部において前記可動部材が配設されていることにより、該低周波用オリフィス通路を部分的に利用して前記高周波用オリフィス通路が形成されていることを特徴とする流体封入式筒形防振装置。
  2. 前記高周波用オリフィス通路における前記一対の流体室のそれぞれへの開口部分に前記可動部材を配設した請求項1に記載の流体封入式筒形防振装置。
  3. 前記インナ軸部材と前記中間筒部材を前記本体ゴム弾性体で連結せしめた一体加硫成形品に対して、前記一対のポケット部が対向位置する径方向両側からそれぞれ半円筒形状を有する一対のオリフィス半体を組み付けて、かかる一対のオリフィス半体を該一対のポケット部の各開口部を周方向に繋ぐようにして組み付けることにより、全体として前記アウタ筒部材の内周面に沿って周方向に延びる円筒形状の前記オリフィス部材を構成すると共に、該オリフィス部材の外周面に設けた周方向に延びる凹溝を該アウタ筒部材で覆蓋することによって前記低周波用オリフィス通路および前記高周波用オリフィス通路を形成した請求項1又は2に記載の流体封入式筒形防振装置。
  4. 前記低周波用オリフィス通路の長さ方向一方の端部が前記一対の流体室の一方に対して開口連通していると共に、該低周波用オリフィス通路の長さ方向他方の端部が該一対の流体室の他方に対して開口連通しており、更に、該低周波用オリフィス通路の長さ方向中間部分において該一対の流体室の一方に対して開口せしめる第一の中間開口部と該一対の流体室の他方に対して開口せしめる第二の中間開口部が形成されていると共に、それら第一の中間開口部と第二の中間開口部のそれぞれに前記可動部材が配設されていることにより、該低周波用オリフィス通路の中間部分において該第一の中間開口部と該第二の中間開口部との間に亘って延びる領域を利用して前記高周波用オリフィス通路が形成されている請求項1乃至3の何れか一項に記載の流体封入式筒形防振装置。
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