JP5087801B2 - 基地局装置、通信システム及び通信方法 - Google Patents
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Description
上記のようなシステムでは、各端末装置が各チャネルに関する受信状態情報を、上りリンクの制御チャネル等を用いて、基地局装置へ通知する必要がある。このため、端末装置が基地局装置に、上りリンクで伝送する受信状態情報の情報量が、端末装置数およびチャネル数に比例して膨大になるという問題があった。
また、基地局装置が各端末装置に通信用として割り当てた全チャネルのうち、受信状態の良好なチャネルを、受信状態の良好な方から所定の数だけ選び、それらのチャネルの受信状態だけを基地局装置へ通知する方法(第2の方法)が知られている。
また、基地局装置が各端末装置に通信用として割り当てた全チャネルの各チャネルの受信状態の値を、周波数軸方向に離散コサイン変換(Discrete Cosine Transform:DCT)を施して圧縮する方法(第3の方法)が知られている。
また、基地局装置が各端末装置に通信用として割り当てた全チャネルの中から、幾つかの基準チャネルを選定し、各チャネルの受信状態の値を、基準チャネルの受信状態の差分値で表し、これを基地局装置へ通知する方法(第4の方法)が知られている。
上記の第1から第4の方法は、特許文献1、特許文献2、非特許文献3、非特許文献4、非特許文献5に記載されている。
一方、ネットワークから送信されたIPパケットが受信されると、ヘッダ情報取得部9004は、受信されたIPパケットから宛先アドレス等のパケットヘッダ情報を取得し、取得したパケットヘッダ情報をバッファ管理部9006に通知し、IPパケットをパケット選択部9005に入力する。
また、バッファ管理部9006は、パケットヘッダ情報及び送信バッファ9008から通知される各待ち行列の状態をスケジューリング部9003に通知する。
パケット識別部9005は、バッファ管理部9006により指定されたパケットデータの格納先に基づいて、入力されたIPパケットを選別し、選別したパケット毎にPDU生成部9007に入力する。PDU生成部9007は、入力されたパケットをPDU化し、送信バッファ9008に入力する。
セレクタ9009から出力されたデータは、符号化・変調部9010において符号化・変調処理が行われ、符号化・変調が行われたデータは、RF送信回路9011により各端末装置へ送信される。
本発明では、基地局装置が端末装置に送信する送信情報の情報量に基づいて、端末装置が基地局装置に対して通知するチャネルの受信状態情報の情報量を決定するようにした。よって、基地局装置が端末装置に送信する送信情報の情報量が多い場合に、端末装置が基地局装置に対して通知するチャネルの受信状態情報の情報量を多くするように設定することにより、基地局装置との通信量が少ない端末装置は、基地局装置との通信量が多い端末装置に比べて、受信状態情報の情報量を少なくすることができる。
本発明では、基地局装置が端末装置に送信する送信情報の情報量が多い場合に、端末装置が基地局装置に対して通知するチャネルの受信状態情報の情報量が多くなるように、情報量決定部が受信状態情報の情報量を異ならせるように設定することにより、基地局装置との通信量が少ない端末装置は、基地局装置との通信量が多い端末装置に比べて、受信状態情報の情報量を少なくすることができる。
本発明では、受信状態情報が、全てのチャネルの中の所定のチャネルの識別情報と、その所定のチャネルの受信状態を示す情報とを含むようにした。よって、受信状態情報が、全てのチャネルについての受信状態を示す情報を含む場合に比べて、端末装置から基地局装置に送信する受信状態情報の情報量を少なくすることができる。
本発明では、受信状態情報が、所定のチャネルの受信状態と隣接するチャネルの受信状態の差分値とを含むようにした。よって、受信状態情報が、全てのチャネルについての受信状態を示す情報を含む場合に比べて、端末装置から基地局装置に送信する受信状態情報の情報量を少なくすることができる。
本発明では、基地局装置との通信量が少ない端末装置は、基地局装置との通信量が多い端末装置に比べて、受信状態情報の情報量を少なくすることができる。また、基地局装置との通信量が多い端末装置については、チャネルの詳細な受信状態情報が得られるので、その端末装置に送信する送信情報について適切なスケジューリングを行うことができる。
本発明では、送信情報蓄積部が蓄積する端末装置宛ての送信情報の情報量に基づいて、端末装置が基地局装置に対して通知するチャネルの受信状態情報の情報量を情報量決定部が決定することができる。
本発明では、送信情報蓄積部が出力する端末装置宛ての送信情報のビットレートに基づいて、端末装置が基地局装置に対して通知するチャネルの受信状態情報の情報量を情報量決定部が決定することができる。
本発明では、端末装置が基地局装置に対して通知するチャネルの受信状態情報の情報量を3種類以上の情報量の中から情報量決定部が決定するようにしたので、チャネル受信状態情報の情報量を2種類の情報量の中から決定する場合に比べて、送信情報量取得部が取得した送信情報の情報量により適した情報量を決定することができる。
本発明では、送信情報量取得部が取得した送信情報の情報量と、最大ドップラー周波数測定部が測定する最大ドップラー周波数とに基づいて、端末装置が基地局装置に対して通知するチャネルの受信状態情報の情報量を情報量決定部が決定することができる。
本発明では、最大ドップラー周波数が大きい場合、例えば、端末装置が高速で移動している場合に、端末装置から基地局装置に対して送信する受信状態情報の情報量を多くすることによって、端末装置の受信状態を正確に把握することができる。
本発明では、基地局装置の情報量決定部が、チャネルの受信状態情報の情報量を端末装置ごとに決定するようにしたので、各端末装置ごとに、チャネルの受信状態情報の情報量を決定することができる。
本発明では、受信状態情報受信部が、端末装置から情報量の多い受信状態情報を取得した場合には、詳細な受信状態情報に基づいてその端末装置に対してスケジューリングを行うことができる。
本発明では、基地局装置との通信量が多い端末装置に対して、基地局装置との通信量が少ない端末装置よりも優先してチャネルを割り当ててスケジューリングを行うことができる。
また、各実施形態では、受信状態情報としてパイロットシンボルに基づき算出した指標、例えば、CNR(Carrier to Noise power Ratio:搬送波電力対雑音電力比)を用いる場合について説明するが、これに限定されるものではない。
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態における下りリンクのサブフレーム構成の一例を示した図である。図1に示すように、本実施形態におけるチャネルとは、1つあるいは複数のサブキャリアを意味している。また、サブフレームは送信単位を意味しており、このサブフレームに対して1回のスケジューリング処理においてチャネルの割り当てを行う。また、サブフレームを時間軸方向に所定の時間長TTI(Transmission Time Interval)でT個(Tは自然数)に分割し、1チャネルにおける1TTI内をスケジューリングの単位(以下ではリソースブロックと呼ぶ)とする場合について説明する。
なお、本発明の各実施形態の適用範囲は、図1のサブフレーム構成に限定されるものではなく、複数のチャネルを用いて通信を行うシステムにおいて、各端末装置における各チャネルの受信状態が異なる可能性のあるシステムに対して適用することが可能である。
通知要求決定部213は、送信バッファ部201が取得した送信情報の情報量が多くなるに従って、端末装置300が基地局装置200に対して通知するチャネルの受信状態情報の情報量が多くなるように、基地局装置200と通信する端末装置ごとに決定する。具体的には、送信バッファ部201からの各端末装置300(図3)宛の送信データ量情報に基づいて、各端末装置300に対して、全チャネルに関するそれぞれの受信状態を、1チャネル当たりb1ビット(b1は自然数)で表現されるL1個(L1は、2b1−1<L1≦2b1を満たす自然数)のレベルによって表す受信状態情報(以下、L1受信状態情報と記す)と、全チャネルに関するそれぞれの受信状態を1チャネル当たりb2ビット(b2>b1を満たす自然数)で表現されるL2個(L2は2b2−1<L2≦2b2を満たす自然数)のレベルによって表す受信状態情報(以下、L2受信状態情報と記す)とのどちらを通知要求するかを決定する。そして、通知要求決定部213は、その決定結果を通知要求情報として下りリンク制御情報生成部215へ出力する。例えば、b1=2、b2=4のときは、2<L1≦4、8<L2≦16である。通知要求決定部213による通知要求情報の決定手順の詳細については後述する。
具体的には、スケジューリング部214は、受信状態情報記憶部217に記憶された各端末装置300から通知された受信状態情報を読み出し、その情報に基づいて各チャネルの各リソースブロックに端末装置を割り当てることによりスケジューリングし、それぞれのリソースブロックで使用する変調パラメータを選択することによりスケジューリングする。そして、スケジューリング部214は、そのスケジューリング結果(スケジューリング情報)とその変調パラメータ選択結果(変調パラメータ情報)とを、符号化部202、マッピング部203、下りリンク制御情報生成部215に出力する。
なお、スケジューリング部214によるスケジューリングは、さらに送信バッファ部201からの送信データ量情報に基づいて行っても良い。なお、スケジューリング部214の動作の詳細については後述する。
また、例えば、L1受信状態情報の通知要求情報とL2受信状態情報の通知要求情報のうち一方については、該当する宛先の端末装置に関する要求通知情報に対しては下りリンク制御情報にビットを割り当てないようにしてもよい。
マッピング部203は、データ系列の各ビットをスケジューリング部214から通知される変調パラメータ情報およびスケジューリング情報に基づいたサブキャリア上の変調シンボルへマッピングし、下りリンク制御情報およびパイロット生成部216で生成されたパイロット系列を所定のサブキャリア上の所定の変調シンボルへマッピングを行い、IFFT部204に出力する。
例えば、データ系列は、図1の右上および右下の図におけるデータシンボルへスケジューリング情報に基づいてマッピングされ、パイロット系列は図1の所定のパイロットシンボルへ、下りリンク制御情報は図1の所定の下りリンク制御情報シンボルへ、それぞれマッピングされる。
GI挿入部205は、IFFT部204で生成されたOFDM信号にガード期間(GI)を付加して、D/A変換部206に出力する。
D/A変換部206は、ガード期間が付加された信号をデジタル信号からアナログ信号に変換して、無線送信部207に出力する。
無線送信部207は、D/A変換部206が出力するアナログ信号を、アップコンバートして、アンテナ部208より端末装置300に送信する。無線送信部207は、例えば、通知要求決定部213が決定したチャネルの受信状態情報の情報量を、端末装置300に送信する。
A/D変換部210は、無線受信部209が出力するアナログ信号を、デジタル信号に変換し、デマッピング部211へ出力する。
デマッピング部211は、A/D変換部210が出力するデジタル信号(変調シンボル)をデマッピングして受信状態情報とデータ系列とを分離し、受信状態情報を受信状態情報記憶部217へ出力し、データ系列を復号化部212へ出力する。
受信状態情報記憶部217は、デマッピング部211が分離した各端末装置300から通知された受信状態情報を、端末装置300毎に記憶し、スケジューリング部214へ出力する。
A/D変換部303は、無線受信部302が受信してダウンコンバートしたアナログ信号を、デジタル信号に変換し、GI除去部304に出力する。
GI除去部304は、A/D変換部303が出力するデジタル信号から、ガード期間を除去し、このガード期間を除去した信号を、FFT部305に出力する。
FFT部305は、GI除去部304が出力したOFDM信号を高速フーリエ変換することにより、変調シンボル系列に変換し、デマッピング部306に出力する。
デマッピング部306は、FFT部305が出力する変調シンボル系列から、パイロットシンボルを分離し受信状態測定部308に出力する。また、デマッピング部306は、下りリンク制御情報をデマッピングし復調制御部314に出力する。さらに、デマッピング部306は、復調制御部314が出力するスケジューリング情報および変調パラメータ情報に従ってデータ系列をデマッピングし、復号化部307に出力する。なお、パイロットシンボルに基づいて変調シンボル系列に対して伝搬路補償を行っても良い。
復調制御部314は、デマッピング部306が出力する下りリンク制御情報からスケジューリング情報(端末装置300宛の送信データに割り当てられたチャネルに関する情報)、変調パラメータ情報(割り当てられたチャネルの変調パラメータに関する情報)、および通知要求情報を抽出し、スケジューリング情報および変調パラメータ情報をデマッピング部306と復号化部307とに出力し、通知要求情報を受信状態情報生成部309に出力する。
さらに、基地局装置200が、L1受信状態情報の通知要求情報とL2受信状態情報の通知要求情報のうち一方については、下りリンク制御情報にビットを割り当てないようなシステムでは、下りリンク制御情報に自端末装置300宛の通知要求情報が存在しない場合に相当するので、その場合には、該当する受信状態情報を生成するように受信状態情報生成部309へ指示する。
受信状態情報生成部309は、無線受信部302が受信した情報量を使用して、受信状態測定部308が測定したチャネルの受信状態情報を生成する。具体的には、受信状態情報生成部309は、復調制御部314が出力する通知要求情報に基づき、その通知要求情報がL1受信状態情報を要求する情報である場合は、受信状態測定部308が出力する各チャネルにおける受信状態測定結果からそれぞれL1個のレベルで表される受信状態情報を生成する。そして、受信状態情報生成部309は、生成した受信状態情報を、マッピング部311に出力する。また、受信状態情報生成部309は、通知要求情報がL2受信状態情報を要求する情報である場合は、受信状態測定部308から出力された各チャネルにおける受信状態測定結果からそれぞれL2個のレベルで表される受信状態情報を生成し、マッピング部311に出力する。
マッピング部311は、受信状態情報生成部309が生成した受信状態情報と、符号化部310が出力したデータ系列とを変調シンボルにマッピングし、D/A変換部312に出力する。なお、受信状態情報は、基地局装置200への送信データとは別に基地局装置200へ通知しても良い。
D/A変換部312は、マッピング部311が出力する信号をアナログ信号に変換し、無線送信部313に出力する。
無線送信部313は、アナログ信号が出力するアナログ信号を、アップコンバートし、アンテナ部301から基地局装置200に無線送信する。例えば、無線送信部313は、受信状態情報生成部309が生成した受信状態情報を、マッピング部311、D/A変換部312を介して、基地局装置200に送信する。
例えば、図4(a)のように、L2受信状態情報はL1受信状態情報の1レベルをL2/L1レベル(4レベル)に細分化するように設定しても良い。
また、図4(b)のように、最低のレベルによって表される受信状態は同じとして他のレベルにおいてL2受信状態情報がL1受信状態情報の各レベルを細分化する(5レベルに細分化する)ように設定しても良い。
また、図4(c)のように、L1受信状態情報に対してL2受信状態情報が必ずしも細分化の関係にないように設定しても良い。なお、図4(a)〜図4(c)は、一例でありこれ以外の設定を用いても良い。
図5では、L1受信状態情報として1チャネル当たり4レベル(L1=4、b1=2ビット)のMCS、L2受信状態情報として1チャネル当たり8レベル(L1=8、b2=3ビット)のMCSを表す場合の例を示している。L1受信状態情報については、b1=2ビットで定まる4つのレベルに応じて、「無送信」、「QPSK,R=1/3」、「16QAM,R=1/3」、「16QAM,R=1/2」を指定する。ここで、QPSKは4値位相変調、16QAMは16値直交振幅変調、Rは冗長度を意味する。L2受信状態情報については、b2=3ビットで定まる8つの状態に応じて、「無送信」、「QPSK,R=1/3」、「QPSK,R=1/2」、「16QAM,R=1/3」、「QPSK,R=3/4」、「16QAM,R=1/2」、「16QAM,R=3/4」、「64QAM,R=3/4」を指定する。ここで、64QAMは64値直交振幅変調を意味する。
まず、通知要求決定部213は、送信バッファ部201から各端末装置300宛の送信データ量を取得する(ステップS601)。そして、通知要求決定部213は、それぞれの端末装置(端末装置300−1から端末装置300−N(Nは、2以上の自然数))について以下の処理を繰り返す(ステップS602からS606のループ1)。
次に、通知要求決定部213は、それぞれの端末装置について、その端末装置宛の送信データ量と、所定の閾値、例えば全端末装置宛の送信データ量の平均値とを比較し(ステップS603)、送信データ量が前記閾値以上である場合は、その端末装置に対してL2受信状態情報を要求することを選択し(ステップS604)、送信データ量が前記閾値未満である場合は、その端末装置に対してL1受信状態情報を要求することを選択する(ステップS605)。
スケジューリング部214は、受信状態情報記憶部217から各端末装置から通知された受信状態情報を読み込む(ステップS701)。そして、スケジューリング部214は、L2受信状態情報を通知してきた各端末装置へ送信する送信データを、各端末装置の各チャネルの受信状態情報に基づいて、リソースブロックに割り当る(ステップS702)。
次に、スケジューリング部214は、ステップS702で割り当てた各リソースブロックについて、それぞれのリソースブロックに割り当てられた端末装置のそのチャネルにおける受信状態情報に基づいて、変調パラメータを選択する(ステップS703)。
そして、スケジューリング部214は、ステップS704で割り当てた各リソースブロックについて、それぞれのリソースブロックに割り当てられた各端末装置の受信状態情報に基づいて、変調パラメータを選択する(ステップS705)。
次に、スケジューリング部214は、スケジューリング結果(スケジューリング情報)と変調パラメータ選択結果(変調パラメータ情報)を、符号化部202、マッピング部203、下りリンク制御情報生成部215に出力する(ステップS706)。
図8に示すように、送信バッファ部201に蓄積されている送信データ量が小さく、変調方式が伝送レートの低いMCSの1個のリソースブロックによっても伝送可能なケース1においては、どのチャネルのリソースブロックに対しても送信データを割り当て可能となる。このようなケース1では、全チャネルに関するそれぞれの受信状態を多くのビット数を用いて詳細に表すL2受信状態情報を通知する必要はなく、全チャネルに関するそれぞれの受信状態を少ないビット数を用いて粗く表すL1受信状態情報を通知すれば十分である。
なお、以降の実施形態においても同様である。
そのため、下りリンクで多くのリソースブロックを割り当て、多くの送信データを送信する必要のある端末装置については、各チャネルの受信状態を多くのレベル数を用いて詳細に表したL2受信状態情報に基づく効率的なスケジューリングおよび適応変調を優先的に行うことが可能となり、より高速な伝送が実現できる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態では、基地局装置200からそれぞれの端末装置300へ通知要求する受信状態情報として、全チャネルに関するそれぞれの受信状態を1チャネル当たりb1ビットで表現されるL1個のレベルによって表すL1受信状態情報と、全チャネルに関するそれぞれの受信状態を1チャネル当たりb2ビット(b2>b1)で表現されるL2個のレベルによって表すL2受信状態情報とのどちらかを選択する場合について説明した。
第2の実施形態における基地局装置900は、通知要求する受信状態情報として、受信状態が良好な所定数M個(Mは自然数かつ全チャネル数未満)のチャネルに関するL1受信状態情報およびL2受信状態情報にそれぞれM個のチャネルの識別情報を含めたもの(以下、L1−M受信状態情報およびL2−M受信状態情報と記す)のどちらか一方を選択する。
なお、スケジューリング部914によるスケジューリングは、さらに送信バッファ部201からの送信データ量情報に基づいて行っても良い。なお、スケジューリング部914の動作の詳細については後述する。
受信状態情報記憶部917は、デマッピング部211が分離した各端末装置1000から通知された受信状態情報を対応するチャネルの識別情報とともに端末装置毎に記憶し、スケジューリング部914へ出力する。
無線送信部313は、所定のチャネルの識別情報と受信状態情報生成部1009が生成した受信状態情報とを、アンテナ部301から基地局装置200に送信する。
まず、通知要求決定部913は、送信バッファ部201から各端末装置宛の送信データ量を取得する(ステップS1101)。通知要求決定部913は、それぞれの端末装置(端末装置1000−1から端末装置1000−N)について以下の処理を繰り返す(ステップS1102からS1106のループ2)。
つまり、通知要求決定部913は、それぞれの端末装置について、その端末装置宛の送信データ量と、所定の閾値、例えば全端末装置宛の送信データ量の平均値とを比較し(ステップS1103)、送信データ量が前記閾値以上である場合は、その端末装置に対してL2−M受信状態情報を要求することを選択し(ステップS1104)、送信データ量が前記閾値未満である場合は、その端末装置1000−nに対してL1−M受信状態情報を要求することを選択する(ステップS1105)。
しかしながら、通知要求情報の決定に用いる所定の閾値は、これに限定されるものではなく、例えば、L1−M受信状態情報を通知する端末装置数と、L2−M受信状態情報を通知する端末装置数が予め定めた割合となるように定めた値や、通知要求情報に応じて全端末装置から通知される受信状態情報の総情報量が予め定めた値以下となるような端末装置数の割合を実現する値のように、各端末装置1000へ基地局装置900が送信するデータのトラフィック量の大小を判定できる指標であれば、その他の指標を用いても良い。
スケジューリング部914は、受信状態情報記憶部917から各端末装置から通知された受信状態情報を読み込む(ステップS1201)。
そして、スケジューリング部914は、L2−M受信状態情報を通知してきた各端末装置へ送信する送信データを、各端末装置の通知された各チャネルの受信状態情報に基づいて、リソースブロックに割り当てる(ステップS1202)。
次に、スケジューリング部914は、L1−M受信状態情報を通知してきた各端末装置へ送信する送信データを、各端末装置の受信状態情報に基づいて、ステップS1202で割り当てた残りのリソースブロックに割り当てる(ステップS1204)。
そして、スケジューリング部914は、ステップS1204で割り当てた各リソースブロックについて、それぞれのリソースブロックに割り当てられた各端末装置の受信状態情報に基づいて、変調パラメータを選択する(ステップS1205)。
次に、スケジューリング部914は、スケジューリング結果(スケジューリング情報)と変調パラメータ選択結果(変調パラメータ情報)を、符号化部202、マッピング部203、下りリンク制御情報生成部215に出力する(ステップS1206)。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
第1の実施形態では、基地局装置200からそれぞれの端末装置300へ通知要求する受信状態情報として、全チャネルに関するそれぞれの受信状態を1チャネル当たりb1ビットで表現されるL1個のレベルによって表すL1受信状態情報と、全チャネルに関するそれぞれの受信状態を1チャネル当たりb2ビット(b2>b1)で表現されるL2個のレベルによって表すL2受信状態情報とのどちらかを選択する場合について説明した。
第3の実施形態における基地局装置1300は、通知要求する受信状態情報として、最初のチャネルに関する受信状態を表す情報と、他のチャネルに関しては受信状態を表す情報の隣接チャネルからの差分値を、b1’ビット(b1’は自然数)で表現されるL1’個(L1’は、2b1’−1<L1’≦2b1’を満たす自然数)の差分レベルによって表した受信状態情報(以下、L1’差分受信状態情報と記す)と、b2’ビット(b2’>b1’を満たす自然数)で表現されるL2’個(L2’は、2b2’−1<L2’≦2b2’を満たす自然数)の差分レベルによって表した受信状態情報(以下、L2’差分受信状態情報と記す)とのどちらか一方を選択する。
無線送信部313は、所定のチャネルの識別情報と受信状態情報生成部1009が生成した受信状態情報とを、アンテナ部301から基地局装置900に送信する。なお、前記所定のチャネルを、例えば最初のチャネルのように予め定めたチャネルに固定する場合は、所定のチャネルの識別情報は不要である。
まず、通知要求決定部1313は、送信バッファ部201から各端末装置宛の送信データ量を取得する(ステップS1501)。通知要求決定部1313は、それぞれの端末装置(端末装置1400−1から端末装置1400−N)について以下の処理を繰り返す(ステップS1502からS1506のループ3)。
そして、通知要求決定部1313は、それぞれの端末装置について、その端末装置宛の送信データ量と、所定の閾値、例えば全端末装置宛の送信データ量の平均値とを比較し(ステップS1503)、送信データ量が前記閾値以上である場合は、その端末装置に対してL2’差分受信状態情報を要求することを選択し(ステップS1504)、送信データ量が前記閾値未満である場合は、その端末装置に対してL1’差分受信状態情報を要求することを選択する(ステップS1505)。
しかしながら、通知要求情報の決定に用いる所定の閾値は、これに限定されるものではなく、例えば、L1’差分受信状態情報を通知する端末装置数と、L2’差分受信状態情報を通知する端末装置数が予め定めた割合となるように定めた値や、通知要求情報に応じて全端末装置から通知される受信状態情報の総情報量が予め定めた値以下となるような端末装置数の割合を実現する値のように、各端末装置へ基地局装置が送信するデータのトラフィック量の大小を判定できる指標であれば、その他の指標を用いても良い。
スケジューリング部1314は、受信状態情報記憶部1317から各端末装置から通知された受信状態情報または差分値の加算処理によって復元された受信状態情報を読み込む(ステップS1601)。
そして、スケジューリング部1314は、L2’差分受信状態情報を通知してきた各端末装置へ送信する送信データを、各端末装置の差分値の加算処理結果の各チャネルの受信状態情報に基づいて、リソースブロックに割り当る(ステップS1602)。
そして、スケジューリング部1314は、L1’受信状態情報を通知してきた各端末装置へ送信する送信データを、各端末装置の受信状態情報に基づいて、ステップS1602で割り当てた残りのリソースブロックに割り当てる(ステップS1604)。
次に、スケジューリング部1314は、ステップS1604で割り当てた各リソースブロックについて、それぞれのリソースブロックに割り当てられた各端末装置の復元された受信状態情報に基づいて、変調パラメータを選択する(ステップS1605)。
そして、スケジューリング部1314は、スケジューリング結果(スケジューリング情報)と変調パラメータ選択結果(変調パラメータ情報)を、符号化部202、マッピング部203、下りリンク制御情報生成部215に出力する(ステップS1606)。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
第1から第3の実施形態では、基地局装置からそれぞれの端末装置へ通知要求する受信状態情報を決定する基準として、送信バッファ部に蓄積されている各端末装置宛の送信データの量を用いる場合について説明した。
第4の実施形態における基地局装置1700は、通知要求する受信状態情報を決定する基準として、送信バッファ部1701に蓄積されている各端末装置宛の送信データ量の時間変動量(以下、送信データの瞬時ビットレートと呼ぶ)またはその平均量(以下、送信データの平均ビットレートと呼ぶ)を用いる。
つまり、本実施形態における瞬時ビットレートおよび平均ビットレートは、通知要求情報に従って各端末装置が通知してきた受信状態情報に基づいて基地局装置が実際に送信するときに送信バッファ部1701に蓄積されている予想送信データ量を表す指標である。
なお、ここでは、第1の実施形態に対して通知要求する受信状態情報を決定する基準を送信データの瞬時ビットレートまたは平均ビットレートに変更した場合について説明するが、同様にして第2から第4の実施形態についても適用可能である。
なお、各端末装置宛の送信データのビットレートとして、ネットワークの制御層や媒体アクセス制御層(Media Access Control層:MAC層)などの上位層において、その送信データに対応付けられたサービス品質(Quality of Service:QoS)情報によって指示されるビットレートを用いても良い。
この場合、各送信データに関するQoS情報が送信バッファ部1701に上位層から入力され、このQoS情報に基づいて各端末装置宛の送信データのビットレートを算出し、通知要求決定部1713へ出力する。
まず、通知要求決定部1713は、送信バッファ部1701から各端末装置宛の送信データの瞬時ビットレートまたは平均ビットレートを取得する(ステップS1801)。そして、通知要求決定部1713は、それぞれの端末装置(N台の端末装置)について以下の処理を繰り返す(ステップS1802からS1806のループ4)。
しかしながら、通知要求情報の決定に用いる所定の閾値は、これに限定されるものではなく、例えば、L1受信状態情報を通知する端末装置数と、L2受信状態情報を通知する端末装置数が予め定めた割合となるように定めた値や、通知要求情報に応じて全端末装置から通知される受信状態情報の総情報量が予め定めた値以下となるような端末装置数の割合を実現する値のように、各端末装置へ基地局装置が送信するデータのトラフィック量の大小を判定できる指標であれば、その他の指標を用いても良い。
第1の実施形態では、基地局装置200からそれぞれの端末装置300へ通知要求する受信状態情報として、全チャネルに関するそれぞれの受信状態を1チャネル当たりb1ビットで表現されるL1個のレベルによって表すL1受信状態情報と、全チャネルに関するそれぞれの受信状態を1チャネル当たりb2ビット(b2>b1)で表現されるL2個のレベルによって表すL2受信状態情報の2種類のうちのどちらかを選択する場合について説明した。
第5の実施形態における基地局装置1900は、通知要求する受信状態情報として、全チャネルに関するそれぞれの受信状態を1チャネル当たりb1ビット(b1は自然数)で表現されるL1個(L1は、2b1−1<L1≦2b1を満たす自然数)のレベルによって表すL1受信状態情報、全チャネルに関するそれぞれの受信状態を1チャネル当たりb2ビット(b2>b1を満たす自然数)で表現されるL2個(L2は2b2−1<L2≦2b2を満たす自然数)のレベルによって表すL2受信状態情報、および全チャネルに関するそれぞれの受信状態を1チャネル当たりb3ビット(b3>b2を満たす自然数)で表現されるL3個(L3は2b3−1<L3≦2b3を満たす自然数)のレベルによって表すL3受信状態情報の3種類の中から1つを選択する。
具体的には、通知要求決定部1913は、送信バッファ部201からの各端末装置宛の送信データ量情報に基づいて、各端末装置に対して、L1受信状態情報、L2受信状態情報、およびL3受信状態情報の中からどの受信状態情報を通知要求するかを決定する。そして、通知要求決定部1913は、その決定結果を通知要求情報として下りリンク制御情報生成部215へ出力する。なお、通知要求情報の決定手順の詳細については後述する。
スケジューリング部1914は、受信状態情報記憶部1917に記憶された各端末装置から通知された受信状態情報を読み出し、その情報に基づいて各チャネルの各リソースブロックに端末装置を割り当てることによりスケジューリングし、それぞれのリソースブロックで使用する変調パラメータを選択し、そのスケジューリング結果(スケジューリング情報)とその変調パラメータ選択結果(変調パラメータ情報)とを出力する。なお、スケジューリングは、さらに送信バッファ部201からの送信データ量情報に基づいて行われても良い。なお、スケジューリング部1914の動作の詳細については後述する。
受信状態情報記憶部1917は、デマッピング部211が分離した各端末装置2000から通知された受信状態情報を対応するチャネルの識別情報とともに端末装置毎に記憶し、スケジューリング部1914へ出力する。
また、受信状態情報生成部2009は、通知要求情報がL2受信状態情報を要求する情報である場合は、受信状態測定部308から出力された各チャネルにおける受信状態測定結果からそれぞれL2個のレベルで表される受信状態情報を生成し、マッピング部311に出力する。
また、受信状態情報生成部2009は、通知要求情報がL3受信状態情報を要求する情報である場合は、受信状態測定部308から出力された各チャネルにおける受信状態測定結果からそれぞれL3個のレベルで表される受信状態情報を生成し、マッピング部311に出力する。
まず、通知要求決定部1913は、送信バッファ部201から各端末装置宛の送信データ量を取得する(ステップS2101)。通知要求決定部1913は、それぞれの端末装置(端末装置2000−1から端末装置2000−N)について以下の処理を繰り返す(ステップS2102からS2107のループ5)。
しかしながら、通知要求情報の決定に用いるこれら所定の閾値は、これに限定されるものではなく、例えば、L1受信状態情報を通知する端末装置数、L2受信状態情報を通知する端末装置数、およびL3受信状態情報を通知する端末装置数が予め定めた割合となるように定めた値や、通知要求情報に応じて全端末装置から通知される受信状態情報の総情報量が予め定めた値以下となるような端末装置数の割合を実現する値のように、各端末装置へ基地局装置が送信するデータのトラフィック量の大小を判定できる指標であれば、その他の指標を用いても良い。
スケジューリング部1914は、受信状態情報記憶部から各端末装置から通知された受信状態情報を読み込む(ステップS2201)。
そして、スケジューリング部1914は、L3受信状態情報を通知してきた各端末装置へ送信する送信データを、各端末装置の通知された各チャネルの受信状態情報に基づいて、リソースブロックに割り当てる(ステップS2202)。
次に、スケジューリング部1914は、ステップS2202で割り当てた各リソースブロックについて、それぞれのリソースブロックに割り当てられた端末装置の当該チャネルにおける受信状態情報に基づいて、変調パラメータを選択する(ステップS2203)。
次に、スケジューリング部1914は、ステップS2205で割り当てた各リソースブロックについて、それぞれのリソースブロックに割り当てられた各端末装置の受信状態情報に基づいて、変調パラメータを選択する(ステップS2206)。
次に、スケジューリング部1914は、L1受信状態情報を通知してきた各端末装置へ送信する送信データを、各端末装置の受信状態情報に基づいて、ステップS2202およびステップS2204で割り当てた残りのリソースブロックに割り当てる(ステップS2206)。
次に、スケジューリング部1914は、スケジューリング結果(スケジューリング情報)と変調パラメータ選択結果(変調パラメータ情報)を、符号化部202、マッピング部203、下りリンク制御情報生成部215に出力する(ステップS2208)。
以上から、システム全体において、各端末装置からの上りリンクでの受信状態情報の総通知量を抑えながらも、高速・大容量の通信を必要とする端末装置に対しては効率的なスケジューリングと適応変調を適用することが可能となる。
上述した第1から第5の実施形態では、OFDMシステムを使用し、チャネルとは1つあるいは複数のサブキャリアを意味するものとして説明した。
本実施形態では、MIMO(Multiple Input Multiple Output)−OFDMシステムにおける適用方法の一例について、各送信アンテナの1つあるいは複数のサブキャリアをそれぞれチャネルとする場合を説明する。
なお、本実施形態で用いる基地局装置と端末装置としては、第1の実施形態の基地局装置200(図2)と端末装置(図3)と同様のものを用いることができるため、それらの説明を省略する。
また、サブフレームを時間軸方向に所定の時間長TTI(Transmission Time Interval)でT個(Tは自然数)に分割し、1チャネルにおける1TTI内をスケジューリングの単位(リソースブロック)とする。
このようなサブフレーム構成のMIMO−OFDMシステムにおいても、チャネルあるいはリソースブロックという用語の示す領域が異なるのみで、上述した第1から第5の実施形態と同様な処理を適用することができる。
第7の実施形態では、上述した第1から第6の実施形態においてさらに、通知要求決定部は、端末装置に対して受信状態情報を最初に要求する場合に、その端末装置に対しては、最もビット数(レベル数)の小さい受信状態情報(上記各実施形態における、L1受信状態情報、L1−M受信状態情報、L1’受信状態情報。以下、これらを第1の受信状態情報と記す。)を要求する通知要求情報を生成する。
なお、本実施形態で用いる基地局装置と端末装置としては、第1の実施形態の基地局装置200(図2)と端末装置(図3)と同様のものを用いることができるため、それらの説明を省略する。なお、本実施形態では、第1の実施形態による基地局装置と端末装置とを用いる場合について説明するが、これに限定されるものではなく、第2から第6の実施形態による基地局装置と端末装置とを用いても良い。
まず、基地局装置は、端末装置宛の最初の下りリンク送信データが送信バッファ部に入力された場合に(ステップS2401)、端末装置に対して第1の受信状態情報であるL1受信状態情報を要求する通知要求情報を生成する(ステップS2402)。
そして、基地局装置は、ステップS2402で生成した通知要求情報を、下りリンク制御情報の一部として端末装置Aに通知する(ステップS2403)。
そして、端末装置は、各チャネルの受信状態測定結果からそれぞれL1個のレベルで表されるL1受信状態情報を生成する(ステップS2405)。
次に、端末装置は、ステップS2405で生成したL1受信状態情報を、基地局装置に対して通知する(ステップS2406)。
そして、基地局装置は、端末装置宛の送信データ量に基づいて、端末装置に要求する受信状態情報をL1受信状態情報とL2受信状態情報から選択し通知要求情報を生成する(ステップS2408)。
次に、基地局装置は、ステップS2408で生成した通知要求情報を、下りリンク制御情報の一部として端末装置に通知する(ステップS2409)。
なお、図24では、ステップS2408においてL2受信状態情報が選択される場合について示している。
そして、端末装置は、各チャネルの受信状態測定結果からそれぞれL2個のレベルで表されるL2受信状態情報を生成する(ステップS2411)。
次に、端末装置は、ステップS2411で生成したL2受信状態情報を、基地局装置に対して通知する(ステップS2412)。
第1の実施形態では、基地局装置200からそれぞれの端末装置300へ通知要求する受信状態情報を決定する際、送信バッファ201内の送信データ量を参照する場合について説明した。
第8の実施形態における基地局装置2500は、基地局装置2500からそれぞれの端末装置300へ通知要求する受信状態情報を決定する際、送信バッファ201内の送信データ量および各端末装置における最大ドップラー周波数fdを参照する。
例えば、通知要求決定部2513は、最大ドップラー周波数測定部218において測定された最大ドップラー周波数fdの測定結果と、送信バッファ部201からの各端末装置宛の送信データ量情報とに基づいて、各端末装置に対して、全チャネルに関するそれぞれの受信状態を1チャネル当たりb1ビット(b1は自然数)で表現されるL1個(L1は、2b1−1<L1≦2b1を満たす自然数)のレベルによって表すL1受信状態情報と、全チャネルに関するそれぞれの受信状態を1チャネル当たりb2ビット(b2>b1を満たす自然数)で表現されるL2個(L2は2b2−1<L2≦2b2を満たす自然数)のレベルによって表すL2受信状態情報とのどちらを通知要求するかを決定する。そして、通知要求決定部2513は、その決定結果を通知要求情報として下りリンク制御情報生成部215へ出力する。通知要求情報の決定手順の詳細については後述する。
具体的には、通知要求決定部2513は、最大ドップラー周波数測定部218が測定する最大ドップラー周波数fdが大きくなるに従って、端末装置が基地局装置2500に対して通知するチャネルの受信状態情報の情報量を少なくするように、チャネルの受信状態情報の情報量を決定する。通知要求決定部2513の詳細な処理については、図26で後述する。
まず、通知要求決定部2513は、送信バッファ部201から各端末装置宛の送信データ量を取得する(ステップS2601)。そして、通知要求決定部2513は、各端末装置における最大ドップラー周波数fdの測定結果を取得する(ステップS2602)。
通知要求決定部2513は、それぞれの端末装置(N台の端末装置)について以下の処理を繰り返す(ステップS2603からS2608のループ8)。
つまり、通知要求決定部2513は、それぞれの端末装置について、その端末装置宛の送信データ量と、所定の第1閾値、例えば全端末装置宛の送信データ量の平均値とを比較し(ステップS2604)、送信データ量が第1閾値以上である場合は、さらにその端末装置における最大ドップラー周波数fdの測定結果と、所定の第2閾値、例えば端末装置が受信状態を測定する時刻と、基地局装置がその受信状態測定結果に基づいてスケジューリング/適応変調した送信データを端末装置が受信する時刻との間の時間、いわゆる処理遅延が、最大ドップラー周波数fdの逆数に定数を乗算することにより得られるコヒーレント時間と一致するように定めた値、とを比較し(ステップS2605)、最大ドップラー周波数fdの測定結果が第2閾値未満である場合は、L2受信状態情報を要求することを選択し(ステップS2606)、送信データ量が第1閾値未満である場合、あるいは最大ドップラー周波数fdの測定結果が第2閾値以上であるは、その端末装置に対してL1受信状態情報を要求することを選択する(ステップS2607)。
しかしながら、通知要求情報の決定に用いる所定の第1閾値は、これに限定されるものではなく、例えば、L1受信状態情報を通知する端末装置数と、L2受信状態情報を通知する端末装置数が予め定めた割合となるように定めた値や、通知要求情報に応じて全端末装置から通知される受信状態情報の総情報量が予め定めた値以下となるような端末装置数の割合を実現する値のように、各端末装置へ基地局装置が送信するデータのトラフィック量の大小を判定できる指標であれば、他の指標を用いても良い。
また、所定の第2閾値は、「端末装置が受信状態を測定する時刻と、基地局装置がその受信状態測定結果に基づいてスケジューリング/適応変調した送信データを端末装置が受信する時刻との間の時間、いわゆる処理遅延が、fdの逆数に定数を乗算することにより得られるコヒーレント時間と一致するように定めた値」を用いた場合について説明した。
しかしながら、通知要求情報の決定に用いる所定の第2閾値は、これに限られるものではなく、例えば、端末装置が受信状態を測定する時刻における受信状態が、基地局装置がその受信状態測定結果に基づいてスケジューリング/適応変調した送信データを端末装置が受信する時刻における受信状態と、ほぼ同様の値となるような最大ドップラー周波数fdの値であれば効果が得られる。
以上から、システム全体において、各端末装置からの上りリンクでの受信状態情報の総通知量を抑えながらも、高速・大容量の通信を必要とする端末装置に対しては効率的なスケジューリングと適応変調を適用することが可能となる。
しかしながら、変調方式、チャネル構成、適応変調の対象単位、適応スケジューリング(チャネルの割り当て)、及び受信状態はこのような条件に限定されるものではない。
例えば、伝送システムとして拡散技術を用いたMC−CDMA(Multi Carrier-Code Division Multiple Access)システムを、適応変調および適応スケジューリングの単位は、MIMO(Multiple Input Multiple Output)などのSDMA(Space Division Multiple Access:空間分割多元接続)において送信アンテナあるいは固有モードが示す複数のチャネル、CDMAにおける複数のコードチャネル、あるいはこれらの組み合わせとしてのチャネルなど、複数のチャネルを用いて通信を行う他のシステムであっても、チャネル毎に受信状態が異なる可能性があるシステムにおいて、本発明の各実施形態を用いることができる。
更に、上述した第1から第8の実施形態は、複数の無線通信装置のいずれかがスケジューリング機能と適応変調を実施し、他の無線通信装置が受信状態情報送信機能を実施することができる関係にある無線通信装置同士へ適用することができる。
この無線通信装置は、無線通信を行う装置であり、基地局装置、端末装置、無線機、携帯端末装置、携帯電話等が含まれる。
Claims (11)
- 端末装置と通信を行う基地局装置であって、
前記端末装置に送信する送信情報を蓄積する送信情報蓄積部と、
前記端末装置に送信する送信情報の情報量であって、前記送信情報蓄積部が蓄積する送信情報の情報量を取得する送信情報量取得部と、
前記送信情報量取得部が取得した送信情報の情報量に基づいて、前記端末装置が前記基地局装置に対して通知する、チャネルの受信状態情報の情報量を決定する情報量決定部と、
前記情報量決定部が決定したチャネルの受信状態情報の情報量を前記端末装置に通知する通知部と、
を備え、
前記情報量決定部は、前記送信情報量取得部が取得した送信情報の情報量が多い端末装置ほど、前記端末装置が前記基地局装置に対して通知するチャネルの受信状態情報の情報量を多くすることを特徴とする基地局装置。 - 前記受信状態情報は、全てのチャネルの中の所定数のチャネルの識別情報とその所定のチャネルの受信状態を示す情報とを含むことを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
- 前記受信状態情報は、所定のチャネルの受信状態と隣接するチャネルの受信状態の差分値とを含むことを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
- 前記情報量決定部は、前記送信情報量取得部が取得した送信情報の情報量に基づいて、前記端末装置が前記基地局装置に対して通知するチャネルの受信状態情報の情報量を3種類以上の情報量の中から決定することを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
- 前記端末装置から前記基地局装置が受信する信号の最大ドップラー周波数を測定する最大ドップラー周波数測定部を備え、
前記情報量決定部は、前記送信情報量取得部が取得した送信情報の情報量と、前記最大ドップラー周波数測定部が測定する最大ドップラー周波数とに基づいて、前記端末装置が前記基地局装置に対して通知するチャネルの受信状態情報の情報量を決定することを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。 - 前記情報量決定部は、前記最大ドップラー周波数測定部が測定する最大ドップラー周波数が大きくなるに従って、前記端末装置が前記基地局装置に対して通知するチャネルの受信状態情報の情報量を少なくすることを特徴とする請求項5に記載の基地局装置。
- 前記情報量決定部は、前記送信情報量取得部が取得した端末装置ごとの送信情報の情報量に基づいて、前記端末装置が前記基地局装置に対して通知するチャネルの受信状態情報の情報量を端末装置ごとに決定することを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
- 前記端末装置から通知されるチャネルの受信状態情報を受信する受信状態情報受信部と、
前記受信状態情報受信部が受信したチャネルの受信状態情報に基づいて前記端末装置に対する送信情報を各チャネルに割り当てるチャネル割り当て部と、
を備えることを特徴とする請求項1から7までのいずれかの項に記載の基地局装置。 - 前記チャネル割り当て部は、前記受信状態情報受信部が前記端末装置から受信したチャネルの受信状態情報の情報量が多くなるに従って、その端末装置に対する送信データをチャネルに優先して割り当てることを特徴とする請求項8に記載の基地局装置。
- 基地局装置と端末装置とを備える通信システムであって、
前記基地局装置は、
前記端末装置に送信する送信情報を蓄積する送信情報蓄積部と、
前記端末装置に送信する送信情報の情報量であって、前記送信情報蓄積部が蓄積する送信情報の情報量を取得する送信情報量取得部と、
前記送信情報量取得部が取得した送信情報の情報量に基づいて、前記端末装置が前記基地局装置に対して通知するチャネルの受信状態情報の情報量を決定する情報量決定部と、
前記情報量決定部が決定したチャネルの受信状態情報の情報量を前記端末装置に通知する通知部とを備え、
前記情報量決定部は、前記送信情報量取得部が取得した送信情報の情報量が多い端末装置ほど、前記端末装置が前記基地局装置に対して通知するチャネルの受信状態情報の情報量を多くし、
前記端末装置は、
前記通知部が通知するチャネルの受信状態情報の情報量を受信する受信部と、
チャネルの受信状態を測定する受信状態測定部と、
前記受信部が受信した情報量を使用して前記受信状態測定部が測定したチャネルの受信状態情報を生成する受信状態情報生成部と、
前記受信状態情報生成部が生成した受信状態情報を前記基地局装置に送信する送信部とを備えることを特徴とする通信システム。 - 基地局装置と端末装置とを用いた通信方法であって、
前記基地局装置は、
前記端末装置に送信する送信情報の情報量であって、送信情報蓄積部が蓄積する送信情報の情報量を取得する送信情報量取得過程と、
前記送信情報量取得過程で取得した送信情報の情報量に基づいて、前記端末装置が前記基地局装置に対して通知するチャネルの受信状態情報の情報量を決定する情報量決定過程と、
前記情報量決定過程で決定したチャネルの受信状態情報の情報量を前記端末装置に通知する通知過程とを実行し、
前記端末装置は、
前記通知過程で通知されたチャネルの受信状態情報の情報量を受信する受信過程と、
チャネルの受信状態を測定する受信状態測定過程と、
前記受信過程で受信した情報量を使用して前記受信状態測定過程で測定したチャネルの受信状態情報を生成する受信状態情報生成過程と、
前記受信状態情報生成過程で生成した受信状態情報を前記基地局装置に送信する送信過程とを実行し、
前記情報量決定過程では、前記送信情報量取得過程で取得した送信情報の情報量が多い端末装置ほど、前記端末装置が前記基地局装置に対して通知するチャネルの受信状態情報の情報量を多くすることを特徴とする通信方法。
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