以下、図面を参照しながら、本発明に係るステープラについて説明をする。図1Aは、本発明に係る実施形態としてのステープラ100の機能例を示す斜視図である。また、図1Bは、ステープラ100の機能例を示す側面図である。
図1A及び図1Bに示すステープラ100は、外部から綴り操作力が加えられていない状態であり、使用者の操作によって加えられる所定の綴り操作力に基づいてステープル30(図2参照)で用紙束Pを綴じるものである。この例で、ステープラ100は、使用者によりハンドルカバー9とクリンチャカバー2とを介して綴り操作力が加えられることによって、マガジン3に装填されたステープル30が、ドライバアーム4の先端に設けられたドライバ5により打ち出される。打ち出されたステープル30は、綴り台部材20に案内されたクリンチャ1hを押し下げる。このとき、図2に示すステープル30の各脚部30bは、直線形状を維持した状態で下降する。
ステープラ100が更に綴じられると、綴り台部材20は、ドライバアーム4に取り付けられたリンク5aによりクラッチが解除され、ドライバアーム4の作動に応動して押し下げられる。このとき、下降したクリンチャ1hとドライバアーム4のドライバ5により、ステープル30の脚部30bが折り曲げられて当該ステープル30の綴じ処理が完了する。
図2は、ステープル30の構成例を示す斜視図である。図2に示すステープル30の各々は、一連に接着されて一例として50個から成るステープル一連300を構成する。このステープル一連300の状態でマガジン3に装填される。このステープル30は、クラウン部30aと当該クラウン部30aの両端から延出する一対の脚部30bとから成る。
図3は、ステープラ100の構成例を示す断面図である。図3に示すステープラ100は、当該ステープラ100の本体ベース部を構成するクリンチャアーム1を有している。このクリンチャアーム1は、一例として金属板を底板面及び両側面を有するように折り曲げ加工して形成されている。
クリンチャアーム1の先端にはクリンチャ機構1sが設けられている。このクリンチャ機構1sは、上端面が溝形状に形成されたクリンチャ1hと、このクリンチャ1hを上方へ付勢するバネ1iとを有している。このクリンチャ1hの上端面の溝形状は、ステープル30の脚部30b(図2参照)を平形状に折り曲げる構造を有している。
また、このクリンチャ1hは、インラインクリンチャ方式が適用される。インラインクリンチャ方式は、同一直線上に溝部が設けられ、当該溝部に脚部30bを沿わせて同一直線上に折り曲げる直線折曲構造を有している。
バネ1iにより上方に付勢されたクリンチャ1hは、綴り台部材20の一部を成すクリンチャガイド20aの開口部に当接されて位置決めされている。この例で、クリンチャ1hの上端面は、クリンチャガイド20aの開口部と略等しい位置(上死点)に設定されている。
この綴り台部材20は、クリンチャアーム1に取り付けられている。綴り台部材20は、クリンチャガイド20a、スライド部材20b、第1の弾性部材としてのコイルバネ20c及び第2の弾性部材としてのコイルバネ20dから構成されている。クリンチャガイド20aはクリンチャアーム1に回動自在に設けられてクリンチャ1hを案内する。この例でクリンチャガイド20aは、当該クリンチャガイド20aの後端に設けられた不図示の後端爪がクリンチャアーム1の開口部1t(図4参照)の後縁に引っ掛けられている。また、クリンチャガイド20aは、その先端に設けられた先端爪20g(図4参照)がクリンチャアーム1の引掛部20h(図4参照)に引っ掛けられて上方位置が規定される。
クリンチャガイド20aは、コイルバネ20cにより第1方向としての上方に付勢されている。クリンチャガイド20aの先端には、このクリンチャガイド20aの本体から略垂直方向に延設された当接柱20eが設けられている。この当接柱20eは、滑動自在に取り付けられたスライド部材20bの支持部20fに当接されて支持される。これにより、クリンチャガイド20aは、スライド部材20bにより保持される。このスライド部材20bは、コイルバネ20dにより第2方向としての前方に付勢されている。このように、綴り台部材20は構成されている。
なお、クリンチャガイド20aを回動自在に設けることに代えて、クリンチャガイド20aの全体が昇降するように移動自在に設けても良い。要は、後段に詳述する如く、クリンチャガイド20aは、クラッチ切状態となった際に、マガジン3により押し下げられて移動するように設けられていれば良い。
スライド部材20bとクリンチャアーム1との当接部には、当該当接を緩衝するスライダバンパ1uが取り付けられている。この例で、凹形状のスライダバンパ1uは緩衝部材の一例であり、クリンチャアーム1の底板部分に嵌めこまれている。リンク5aにより駆動されて後退したスライド部材20bがコイルバネ20dの付勢力により復帰する際に、当該スライド部材20bがスライダバンパ1uを介してクリンチャアーム1に当接する。これにより、スライド部材20bとクリンチャアーム1との当接時に生じる衝撃を緩和することができる。従って、ステープラ100を綴じる時の発生音を小さくできると共に高周波を減少できるので耳障りでない音にすることができる。
クリンチャアーム1の裏面側は、意匠形状を施した合成樹脂製のクリンチャアーム用のクリンチャカバー2で被覆されている。このクリンチャアーム1には、マガジン3が回動自在に取り付けられている。マガジン3は、所定形状の主体枠3a(図4参照)を有している。マガジン3は、その主体枠3aの先端にステープル打出口12を有し、かつ、他端に駆動軸支点用の孔部(以下、孔部3b、3cと称する)を有してステープル30が装填される。
マガジン3の後部側で、主軸用のピン(以下、主ピン21と称する)がクリンチャアーム1の孔部3b,3cに挿入されている。マガジン3には、ステープル一連300(図2参照)を一連乃至二連を装填可能となされている。
マガジン3には、バネガイド6aにスライド(滑動)自在に挿通されたプッシャ6と共に、スプリングバネ6b、60bがバネガイド6aに挿通されて配設される。マガジン3に装填されたステープル30は、スプリングバネ6b、60bによって付勢されているプッシャ6によってステープル打出口12に向けて押圧される。
マガジン3の後部側とクリンチャアーム1の後部側との間には、コイルバネ10が介在するように配置されている。このコイルバネ10は、クリンチャアーム1とマガジン3との間に用紙束を介在させるために、そのクリンチャ1hとそのステープル打出口12との間に所定の隙間を保持するようになされる。
上述の主ピン21には、ドライバアーム4が回動自在に取り付けられている。このドライバアーム4は、本体枠を有している。この本体枠は、天板面及び両側面を有するように、一例として金属板を折り曲げ加工して形成されている。ドライバアーム4は、その先端にドライバ5を有し、かつ、後端に主ピン21(第1の駆動軸支点部)を受けるための孔部4c、4dを有している。
ドライバ5は弾性を有した略L字形状を成しており、当該ドライバ5の本体部がドライバアーム本体枠の天板面に密着して取り付けられると共に、当該ドライバ5の先端部が本体枠の天板面に対して略垂直に取り付けられている。また、ドライバ5の後端部は、天板面と離反する方向に湾曲形成されており、この湾曲された弾性部5cがステープルカバー7の上面に当接して当該ステープルカバー7を押し下げる。ステープルカバー7は、その後端が主ピン21を共有し、かつ、その先端部7e(図5参照)がドライバ5の開口部5k(図5参照)に引っ掛けられて回動自在に取り付けられている。ステープルカバー7は、その先端がマガジン3の先端に当接して位置決めされて当該マガジン3に装填されたステープル30を被覆する。
ステープル30を綴じる方向(図3中において反時計回り)にドライバアーム4が回動されると、ドライバ5の弾性部5cがドライバアーム4に接近すると共に、ドライバ5がマガジン3の内部に進入する。このドライバ5は、プッシャ6により押圧された先頭のステープル30の上部に当接し、ドライバアーム4に加えられる押下力でステープル30の上部を押下して打ち込むようになされる。
ドライバアーム4の上方にはハンドル8が設けられ、当該ドライバアーム4のドライバ5に綴じ力を加えるように操作される。ハンドル8は、天板面及び両側面を有するように、一例として金属板を折り曲げ加工して形成した主体枠8a(図5参照)を有している。
ハンドル8の上部にはハンドルカバー9が設けられ、当該ハンドル8の主体枠8aの表面を被覆するように套装されている。ハンドルカバー9は、クリンチャカバー2と同様にして、意匠形状を施した合成樹脂製の成形枠から構成されている。
ハンドル8及びハンドルカバー9は、その後端部において、主ピン21より上方に配置した第2の駆動軸支点部(以下、接続軸22と称する)で、回動自在に軸支されている。接続軸22は、例えば、クリンチャアーム1の板金側面をバーリング加工等によって環状に設けられた凸状の軸部22a(図4参照)と、ハンドル8の板金側面に設けられたU状の軸受け部22b(図5参照)で構成されている。
しかも、ハンドル8及びハンドルカバー9の接続軸22からその先端部(ステープル打出口方向)に至る途中にドライバアーム4を押下する作用点qが設定されている。この作用点qには、ハンドル8とドライバアーム4とを係合する作用点用のピン(以下、作用ピン23と称する)が設けられる。
このように、マガジン3及びドライバアーム4が共有する主ピン21の位置よりも接続軸22の位置を上方に設定すると、ハンドル8及びハンドルカバー9の先端部を力点pとしたとき、この接続軸22が支点となって、作用点qでドライバアーム4を押下すると共にハンドルカバー9の力点pとで、少ない押下力でステープル30を綴じることができる(倍力機構)。
この例で、マガジン3、ドライバアーム4及びステープルカバー7の主ピン21や、ハンドル8及びハンドルカバー9の接続軸22等が構成されたステープラ100の後端部には、バックカバー15が設けられている。このバックカバー15によって、クリンチャカバー2やハンドルカバー9等の後端側部位で形成される開口部に異物が入り込むのを防止でき、かつ、外観デザインにおいて美観を有したステープラ100を構成することができる。
続いて、ステープラ100の動作を説明する。ハンドルカバー9の上からハンドル8が押し下げられると、ハンドル8は接続軸22を中心にして回動して作用ピン23を押し下げる。作用ピン23が押下されると、ドライバアーム4及びマガジン3が主ピン21を中心に回動し、当該マガジン3の先端がクリンチャガイド20aの先端側に到達する。
この状態から更にハンドル8が押し下げられると、マガジン3及びクリンチャガイド20aの位置が固定された状態で、ハンドル8及びドライバアーム4が回動して、当該ドライバアーム4の先端のドライバ5がマガジン3に装填された先頭のステープル30を当該マガジン3の内部からステープル打出口12を経て外部に向けて打ち出す。打ち出されたステープル30は、その脚部30bの直線状態を維持しながら下降してクリンチャ1hを上方へ付勢するバネ1iの付勢力に抗して当該クリンチャ1hを押し下げる。
その後、更にハンドル8が押し下げられると、ドライバアーム4に取り付けられたリンク5aが反時計回りに回動して、当該リンク5aの先端部とスライド部材20bの当接板20nとが係合してスライド部材20bが駆動されて後方へ退避移動する。スライド部材20bの退避移動により、当該スライド部材20bの支持部20fにより支持されていたクリンチャガイド20aの当接柱20eがフリー状態(クラッチ切状態)となり、ハンドル8、ドライバ5及びマガジン3の回動と共に、当該クリンチャガイド20aがマガジン3により押し下げられて回動する。これに伴ってクリンチャ1hも下死点まで押し下げられる。このとき、ドライバ5に当接されたステープル30は、当該ドライバ5の回動と下死点に位置したクリンチャ1hにより、当該ステープル30の脚部30bが平形状に折り曲げられる。このようにして、ステープル30の綴じ処理が実施される。
図4及び図5は、ステープラ100の組立例(その1、2)を示す斜視図である。図4には、クリンチャアーム1を基準にして、そのクリンチャカバー2、綴り台部材20、マガジン3、ステープルガイド50、プッシャ6、バックカバー15などを示す。また、図5には、図4のマガジン3を被覆するステープルカバー7、ドライバアーム4、ハンドル8、ハンドルカバー9などを示す。
先ず、図4に示すクリンチャアーム1にクリンチャカバー2を取り付ける。例えば、クリンチャアーム1の先端にクリンチャバンパ60を嵌め込むと共に、その略中央の開口部1tに、スライダバンパ1uを嵌め込む。その後、クリンチャカバー2の後部に設けられた不図示の開口部にクリンチャアーム1のリムーバ10iを挿入して固定すると共に、当該クリンチャアーム1の孔部1vをクリンチャカバー2の突起部2cに嵌め合わせる。このスライダバンパ1uは、スライド部材20bがクリンチャアーム1に当接する際の衝撃を緩衝する機能を有するものである。
次に、クリンチャアーム1に綴り台部材20を取り付ける。例えば、スライド部材20bの後方突起20jの後部にコイルバネ20dを配置した状態で、当該後方突起20jをクリンチャアーム1の開口部1tに差し込む。そして、スライド部材20bの前方突起20iをクリンチャアーム1の溝部1wに差し込む。
なお、この前方突起20iにはフック20p(図20A参照)が設けられており、当該フック20pが溝部1wの縁に引っ掛けられている。また、後方突起20jにはフック20q(図20A参照)が設けられており、当該フック20qが開口部1tの縁に引っ掛けられている。これにより、スライド部材20bがクリンチャアーム1から外れ落ちることを防止できる。
スライド部材20bを取り付け後、クリンチャガイド20a及びクリンチャ1hを取り付ける。例えば、クリンチャカバー2の突起部2cにバネ1iを取り付けて、その上からクリンチャ1hを載置する。また、クリンチャガイド20aとクリンチャアーム1との間にコイルバネ20cを配置し、クリンチャガイド20aの後端に設けられた不図示の後端爪をクリンチャアーム1の開口部1tに引っ掛ける。そして、クリンチャガイド20aの先端に設けられた先端爪20gをクリンチャアーム1の引掛部20hに引っ掛ける。このとき、クリンチャガイド20aの開口部20kにクリンチャ1hの先端を挿入させて固定する。このようにして、クリンチャガイド20a及びクリンチャ1hを取り付ける。
次に、マガジン3に、ステープル押え40、ステープルガイド50、プッシャ6及びバックカバー15を取り付ける。なお、このステープルガイド50は、ドライバ5により打ち出されるステープル30をステープル打出口12に案内するものである。また、ステープル押え40は、ドライバ5により打ち出されるステープル30をマガジン3の前面内壁に押し当てて当該ステープル30を押えるものである。
この例で、マガジン3の内部にステープルガイド50を滑動自在に取り付け、当該ステープルガイド50をバネ3iにより前方に付勢する。そして、マガジン3の先端内部にステープル押え40をバネガイド6aにより固定する。その後、プッシャ本体6dの両側にプッシャプレート6eを取り付けて、当該プッシャ6をバネガイド6aに差し込むと共に、当該バネガイド6aにスプリングバネ6b、60bを装着する。そして、プッシャ本体6dのバンド挿入部6jにプッシャバンド6cの先端を挿入して固定すると共に、その後端を図5に示す開口部7dに固定する。
その後、バックカバー15をマガジン3の後端に取り付ける。そして、マガジン3とクリンチャアーム1との間にコイルバネ10を配置し、マガジン3の取付部3rの孔にピン21aを挿入して取り付けた状態で、マガジン3の孔部3b、3cとクリンチャアーム1の孔部1b、1cとの位置を合わせて主ピン21を挿入する。このようにして、マガジン3をクリンチャアーム1に回動自在に固定する。なお、コイル巻数及びその径が異なる2種類のスプリングバネ6b、60bを用いることで、バネの付勢力を強化できると共にバネの耐久性を向上できる。
次に、図5に示すドライバアーム4の内側先端にドライバ5をバーリング加工等により取り付ける。そして、ドライバアーム4の内側に向かってバーリング加工を行って開穿した開孔4fの環状リブにリンク5aの係合フック溝5j、5jを係合させてリンク5aを介在させて、ステープルカバー7の先端部7eをドライバ5の開口部5kに差し込む。このとき、ステープルカバー7のフック7fがリンク5aの開口部5eに係合している。これにより、ステープルカバー7の回動に連動して当該リンク5aが回動する。なお、ステープルカバー7のU状部7b、7c並びにドライバアーム4の孔部4b、4cは、図4に示した主ピン21に係合される。また、ドライバアーム4の孔部4d、4eには作用ピン23が挿入され、当該作用ピン23は、ハンドル8の孔部8b、8cに固定される。
次に、ハンドル8にハンドルカバー9及びハンドル先端カバー9aを取り付ける。このハンドル先端カバー9aは、ハンドルカバー9とドライバアーム4との隙間を覆う機能を有するものである。このハンドル先端カバー9aの突起9cを板バネ9bを介在させてハンドル8の孔部8dに嵌合する。これにより、当該ハンドル先端カバー9aがハンドルカバー9と離反する方向に付勢された状態で回動自在に取り付けられる。
従って、ハンドル先端カバー9aは、ステープラ100の綴じ動作に連動してクリンチ時にハンドルカバー9の内部に入り込む。ステープル30を折り曲げるクリンチ終了後、ハンドル先端カバー9aは、板バネ9bの付勢力によってハンドルカバー9の外部に突出して当該ハンドルカバー9とドライバアーム4との隙間を覆う。この際、ハンドル先端カバー9aの先端爪9dとハンドルカバー9の先端の返し部9e(図3参照)とが係合して、ハンドル先端カバー9aの突出位置が規定される。このようにして、ステープラ100を組み立てる。もちろん、ステープラ100の組立て順序は一例であり、これに限られることはない。
続いて、ステープラ100のマガジン3に組み立てられたプッシャ6、ステープル押え40及びステープルガイド50の構成を説明する。図6は、マガジン3に係る部品の構成例を示す斜視図である。図6に示すマガジン3の主体枠3aの底面には、ステープルガイド50がスライド自在に取り付けられている。このステープルガイド50は、バネ3i(図11A参照)によりマガジン3のステープル打出口12に向けて付勢されている。
マガジン3の前方には、当該マガジン3の底面の一部が略垂直に折り曲げられ、中央部が円形に開口された前方取付部3dが設けられている。この前方取付部3dの円形孔3f(図7参照)にバネガイド6aの先端が取り付けられている。また、マガジン3の後方には、前方と同様に当該マガジン3の底面の一部が略垂直に折り曲げられ、中央部が円形に開口された後方取付部3eが設けられている。この後方取付部3eの円形孔3g(図7参照)にバネガイド6aの後端が取り付けられている。このバネガイド6aの後端は、マガジン3の孔部3b,3cに挿入された主ピン21(図3参照)により抜け止めされている。
プッシャ6は、このバネガイド6aに挿通されてスライド自在に取り付けられている。また、プッシャ6は、図13Aに示すスプリングバネ6b(付勢部材)によりステープル打出口12に向けて付勢され、マガジン3に装填されるステープル30を当該ステープル打出口12の側に押圧する。
続いて、マガジン3にプッシャ6、ステープル押え40及びステープルガイド50を組み立てる方法を説明する。図7は、マガジン3に係る部品の組立例を示す分解斜視図である。なお、各部品の構成についても同時に説明する。
図7に示すマガジン3は、何も組み込まれていない状態である。このマガジン3の前方取付部3dの根元には、差し込み開口部3m(図8B参照)が設けられている。この差し込み開口部3mに、ステープルガイド50のガイド本体50jの先端に設けられた差込部50aを差し込むと共に、マガジン3の主体枠3aの底面に設けられた矩形状の開口部3hに、ステープルガイド50に設けられたバネ受け部50cを係合する。その後、バネ受け部50cにバネ3i(図11A参照)の一端を取り付け、当該バネ3iの他端をマガジン3の底面に設けられたバネ受け部3k(図11A参照)に取り付ける。
なお、このステープルガイド50は、バネ受け部50cと矩形状の開口部3hとの間隙の範囲内で滑動(スライド)する。この間隙は、ステープル30の前後幅よりも若干長く設定されている。これは、マガジン3に装填された先頭のステープル30が打ち込まれて降下する場合に、当該ステープル30のクラウン部30aが、マガジン3のステープル打出口12の側に向けて付勢されたステープルガイド50の先頭に当接して、当該ステープルガイド50を後退させるからである。
このようにしてステープルガイド50をマガジン3に取り付けた後、プッシャ6及びステープル押え40をマガジン3に取り付ける。このプッシャ6は、プッシャ本体6d及び左右のプッシャプレート6eから構成されている。プッシャ本体6dは、ステープルガイド50の内部に設置され、プッシャバンド6c(図13B参照)の一端が挿通されて当該プッシャバンド6cが固定される。
左右のプッシャプレート6eは、プッシャ本体6dの両側にステープルガイド50の両端の側面ガイド部50dを挟んで連結され、当該ステープルガイド50により案内されるステープル30に当接する。
プッシャ6は、プッシャ本体6dと左右のプッシャプレート6eとが一体形成、又は別体形成される。例えば当該別体形成の場合、プッシャ本体6dは、樹脂射出成形により形成される。プッシャプレート6eは、例えば、金属板をプレス機で型抜きすることにより成形される。また、当該一体成形の場合、プッシャ本体6d及び左右のプッシャプレート6eは、例えば樹脂射出成形により予め結合された状態で形成される。
この例で別体成形されたプッシャ本体6dは、これらのプッシャプレート6eを結合するための異なる形状の2個の突起部6f、6gを両側に有している。例えば、突起部6fは直方体に形成され、突起部6gは直方体の一部が欠けた形状に形成されている。
これらの突起部6f、6gは、当該プッシャ本体6dの左側と右側で前後の配列が異なる。この例で、プッシャ本体6dの左側には、前に突起部6fが配置され、後に突起部6gが配置されている。また、プッシャ本体6dの右側には、前に突起部6gが配置され、後に突起部6fが配置されている。
プッシャプレート6eには、これらの突起部6f、6gに嵌合する2個の嵌合孔6h、6iが形成されている。この例で、嵌合孔6hは長方形に開口されて形成され、嵌合孔6iは、長方形の一部が欠けた形状に開口されて形成されている。
このように前後が異なる形状に突起部6f、6g及び嵌合孔6h、6iを形成することにより、プッシャ6とプッシャプレート6eの組み付け方向を一定にすることができる。この例で、左側のプッシャプレート6eは、右側のプッシャプレート6eに対して180°回動された状態(前端と後端が入れ替わった状態)でプッシャ本体6dに取り付けられる。これにより、例えばプッシャプレート6eのパンチ抜き成形工程の際に生じる成形誤差のバラツキを一定にすることができる。なお、この例では、プッシャ本体6dの左右側で突起部6f、6gの前後位置を入れ替えたが、これに限られることなくプッシャ本体6dの左右側で突起部6f、6gの前後位置を同一にしてもよい。この場合、左右のプッシャプレート6eは、同一方向にプッシャ本体6dに取り付けられる。この場合も、例えばプッシャプレート6eのパンチ抜き成形工程の際に生じる成形誤差のバラツキを一定にすることができる。
プッシャ本体6dは、上部にバンド挿入部6jを備える。このバンド挿入部6jには、プッシャバンド6c(図13B参照)の先端が挿入されて固定される。このプッシャバンド6cの後端は、ステープルカバー7(図3参照)に取付けられる。プッシャ6は、このステープルカバー7の回動動作(オープン動作)に応じて、プッシャバンド6cにより付勢方向の反対方向に引っ張られ(牽引され)て、マガジン3の後部側に後退するように移動される。プッシャ本体6dは、内部に係合溝6kを備える。この係合溝6kには、案内軸部としてのバネガイド6aが係合される。
ステープル押え40は、マガジン3のステープル打出口12から打ち出されたステープル30を当該マガジン3の前面内壁に押し当てて当該ステープル30を押える機能を有する。このステープル押え40は、鋭角を有するように金属板が略半分に折り曲げられて湾曲(折曲)板形状に形成され、この湾曲板形状により弾性を保持する。ステープル押え40は取付け部40cを有し、この取付け部40cの略中央には円形状の第2孔部としての孔部40aが設けられている。また、この取付け部40cの後端部40bは、ステープルガイド50の差込部50aを介してマガジン3の主体枠3aの底面に差し込んで固定するために、段差形状に形成されている。
このように形成されたステープル押え40及びプッシャ6を、ステープルガイド50が取り付けられたマガジン3に取り付ける。先ず、プッシャ本体6dにプッシャプレート6eを取り付ける。例えば、プッシャ本体6dの突起部6fにプッシャプレート6eの嵌合孔6hに嵌め込むと共に、突起部6gに嵌合孔6iを嵌め込んで、プッシャ本体6dの両側にプッシャプレート6eを結合する。次に、プッシャ6の先頭側から当該プッシャ6の係合溝6kにバネガイド6aの後端を係合する。係合後、スプリングバネ6b、60b(図13A参照)をバネガイド6aに装着する。これにより、バネガイド6aが係合溝6kの上方側とバンド挿入部6jの下方側との間に配されることになって、バネガイド6aがプッシャ6に遊嵌される。
このようにしてプッシャ6を装着後、ステープル押え40の先端をマガジン3の前面内壁に向けた状態で、当該ステープル押え40の後端部40bをマガジン3の前方取付部3dを跨いで主体枠3aの底面の開口部3n(図8A参照)に差し込むと共に、当該ステープル押え40の孔部40aと前方取付部3dの第1孔部としての円形孔3fとを重ねる。続いて、プッシャ6が取り付けられたバネガイド6aの後端部をマガジン3の後方取付部3eの円形孔3gに挿入し、その後、ステープル押え40の孔部40aと前方取付部3dの円形孔3fにバネガイド6aの先端部を挿入する。このとき、ステープル押え40の取付け部40cは、バネガイド6aの先端部に設けられた係止部としてのストッパー6mにより、前方取付部3dに押し当てられて挟持して固定される。先端部を挿入後、バネガイド6aの後端部を、主ピン21(図3参照)により抜け止めする。このようにして、ステープル押え40及びプッシャ6をマガジン3に組み込む。なお、左右のプッシャプレート6eは、ステープルガイド50の側面ガイド部50dとマガジン3の主体枠3aの内壁との間隙に設置されている。また、プッシャ本体6dは、ステープルガイド50の左右の側面ガイド部50dの間に設置されている。また、プッシャ6をマガジン3に取り付け時、ステープルガイド50のガイド本体50jにおける側面ガイド部50dは、プッシャ本体6dと左右のプッシャプレート6eとを連結する突起部6f、6gよりも低く形成されている。
続いて、ステープル押え40の取り付け方法及び取付け時の構成を詳しく説明する。図8A及びBは、ステープル押え40の取付例(その1)を示す説明図である。図8Aは、マガジン3、バネガイド6a及びステープル押え40で構成され、これらの構成要素を上面から見た図である。なお、この例で図8Aには、図6及び図7に示したプッシャ6及びステープルガイド50が、マガジン3に組み込まれていない。
図8Aに示すステープル押え40は、バネガイド6aによりマガジン3の前方取付部3dに係止されて取り付けられている。この例で、ステープル押え40の取付け部40cは、当該取付け部40cの後端部40b(図7参照)がマガジン3の底面の開口部3nに差し込まれ、かつ、この取付け部40cは、バネガイド6aのストッパー6mと前方取付部3dにより挟持されている。これにより、新たな取付部品の追加や大きな設計変更を要せずに、ステープル押え40をマガジン3に組み込むことができるようになる。なお、ステープル押え40の先端部は、マガジン3の前面内壁に当接するように配置されている。
図8Bは、図8AのX5−X5矢視断面図である。なお、図8Bには、2点鎖線でステープル30を図示している。図8Bに示すステープル押え40は、先端側に弾性押え部40dを有する。ステープル押え40は、この弾性押え部40dにより、ステープル30のクラウン部30aの中央部を、当該ステープル30が下降する過程において押えるように設置されている。
図9A及びBは、ステープル押え40の取付例(その2)を示す説明図である。図9Aは、図8AのY1−Y1矢視断面図である。図9Bは、図9Aの破線四角内を拡大した図である。図9Bに示すステープル押え40の取付け部40cの後端部40bがマガジン3の底面の開口部3nに差し込まれている。また、ステープル押え40の取付け部40cは、マガジン3の前方取付部3dとバネガイド6aのストッパー6mにより挟持されて固定されている。ステープル押え40の弾性押え部40dの先端部は、マガジン3の前面内壁に当接すると共に当該前面内壁の開口部3pに入り込むように配置されている。
このように、本発明に係るステープラ100によれば、マガジン3のステープル打出口12から打ち出されるステープル30を当該マガジン3の前面内壁に押し当てて当該ステープル30を押えるステープル押え40を備え、バネガイド6aにより、このステープル押え40をマガジン3の前方取付部3dに係止してマガジン3の内部に取り付けるものである。
これにより、新たな取付部品の追加や大きな設計変更を要せずに、ステープル押え40をマガジン3に組み込むことができるようになる。従って、ステープルの打ち込みに際してステープルが座屈してしまうことを招きにくいステープラ100を簡易に提供できるようになる。
続いて、ステープルガイド50の取付け時の構成を詳しく説明する。図10A及びBは、ステープルガイド50の取付例(その1)を示す説明図である。図10Aは、マガジン3及びステープルガイド50で構成され、これらの構成要素を上面から見た図である。なお、この例で図10Aには、図6及び図7に示したプッシャ6、バネガイド6a及びステープル押え40がマガジン3に組み込まれていない。
図10Aに示すマガジン3の差し込み開口部3m(図8B参照)に、ステープルガイド50の差込部50aが差し込まれて取り付けられている。また、マガジン3の開口部3hに、ステープルガイド50のバネ受け部50cが係合されている。
図10Bは、図10AのX6−X6矢視断面図である。なお、図10Bには、2点鎖線でステープル30を図示している。図10Bに示すステープルガイド50の側面ガイド部50dとマガジン3の内壁との間隙は、ステープル30の脚部30bの厚みと同程度に設定されている。これにより、ステープル30の脚部30bのガタツキを抑えることができるので、ステープルガイド50の案内精度を高めることができる。
また、ステープルガイド50の先端の両側には、逆U字形状の弾性U字部50e(図11B参照)が対峙して設けられている。この弾性U字部50eは、ステープル打出口12から打ち出されて下降するステープル30の脚部30bを支持する。弾性U字部50eの各先端部50iとマガジン3の内側壁との間隔L6は、ステープル30の脚部30bの厚みより狭く設定されている。
この弾性U字部50eは、下降したステープル30の脚部30bが、当該弾性U字部50eの各先端部50iとマガジン3の内側壁との間(間隔L6)を通過時、当該脚部30bが当該弾性U字部50eの各先端部50iに当接する。このとき、弾性U字部50eの各先端部50iは、脚部30bにより内側に撓まされると共に当該両脚部30bを当該マガジン3の両側壁に押し付け、当該脚部30bが通過後に元の状態に復帰する。これにより、ステープル30の脚部30bがマガジン3の内側壁に密着して下降できると共に、用紙に対して当該脚部30bを垂直に打ち出すことができる。従って、ステープラ100は、安定した綴りを得ることができる。
図11A及びBは、ステープルガイド50の取付例(その2)を示す図10AのY2−Y2矢視断面図である。図11Aに示すステープルガイド50のバネ受け部50cは、マガジン3のバネ受け部3kとバネ3iにより係合されている。これにより、ステープルガイド50は、マガジン3のステープル打出口12の方向にスライド自在に付勢されている。
ステープルガイド50の先端に設けられた弾性U字部50eは、この弾性U字部50eの前端面50fがマガジン3の前面内壁に当接されている。また、弾性U字部50eの前端面50fの上部には、受入部50gが設けられている。この受入部50gは、前端面50fが一部斜めに切り落とされた傾斜部50hを有して形成されている。
受入部50gは、ステープル30が下降時に、当該ステープル30のクラウン部30aを受け入れると共に、当該受入部50gの傾斜部50hにクラウン部30aが摺接される。このクラウン部30aの摺接により、ステープルガイド50の傾斜部50hが後退されると共に当該ステープルガイド50も後退する。このように、ステープルガイド50はマガジン3に組み込まれている。
続いて、プッシャ6の構成を説明する。図12は、プッシャ6の構成例を示す斜視図である。図12に示すプッシャ6は、プッシャ本体6dの左右にプッシャプレート6eが取り付けられた状態である。図7で説明したように、プッシャ本体6dに設けられた異なる形状の突起部6f、6gは、当該プッシャ本体6dの左側と右側で前後の配列が異なる。この例で、プッシャ本体6dの左側には、前に突起部6fが配置され、後に突起部6gが配置されている。また、プッシャ本体6dの右側には、前に突起部6gが配置され、後に突起部6fが配置されている。
左側のプッシャプレート6eは、嵌合孔6hがプッシャ本体6dの突起部6fに嵌合され、かつ、嵌合孔6iが突起部6gに嵌合されている。右側のプッシャプレート6eも、嵌合孔6h、6iがそれぞれ突起部6f、6gに嵌合されている。これにより、突起部6f、6gの前後配置が異なるため、右側のプッシャプレート6eは、左側のプッシャプレート6eに対してプレートの前端と後端とを入れ替えて180°反転させた状態でプッシャ本体6dに取り付けられている。これにより、例えばプッシャプレート6eのパンチ抜き成形工程の際に生じる成形誤差を吸収することができる。
図13A〜Cは、プッシャ6の取付例を示す説明図である。図13Aは、マガジン3、プッシャ6、バネガイド6a、ステープル押え40及びステープルガイド50で構成され、これらの構成要素を上面から見た図である。
図13Aに示すプッシャ6は、当該プッシャ6の係合溝6k(図13C参照)が、バネガイド6aに係合されてスライド自在に固定されている。このプッシャ6は、スプリングバネ6b、60bにより当該プッシャ6の後端部が、ステープル打出口12の方向に付勢されている。
図13Bは、プッシャ6に取り付けられるプッシャバンド6cの構成例を示す上面図である。このプッシャバンド6cには、所定の長さを有し、剣先部61、T状部62及び突起部63を有した舌状のものが使用される。プッシャバンド6cには、合成樹脂製のものが使用される。例えば、プッシャバンド6cは、図12に示したプッシャ6のバンド挿入部6jに剣先部61が一旦湾曲されて挿入され、挿入後、当該剣先部61が平坦状に復帰して抜け止めする。T状部62及び突起部63は、図3に示したステープルカバー7の開口部に取り付けられる。
図13Cは、図13AのX7−X7矢視断面図である。ステープルガイド50の側面ガイド部50dとマガジン3の内側壁との間隙L7は、プッシャ6のプッシャプレート6eが設置されている。このプッシャプレート6eの厚みは、間隙L7と同程度に設定されている。プッシャプレート6eは、図7に示したプッシャ本体6dの突起部6f、6gに嵌合されて、当該プッシャ本体6dに固定されている。
このように、本発明に係るステープラ100によれば、ステープルガイド50の内部に設置されて、プッシャバンド6cの先端の剣先部61が挿通自在に係止されるプッシャ本体6dと、このプッシャ本体6dの両側に設けられて、ステープル30に当接する左右のプッシャプレート6eとを有するプッシャ6とするものである。
従って、ステープルガイド50を有したステープル30において、取付け部品を追加することなく、プッシャバンド6cの一端をプッシャ本体6dに取り付けることができる。これにより、プッシャ本体6dの高さを低く抑えることができると共に、プッシャ6のサイズをコンパクトにできる。また、プッシャ6は、金属板により形成したプッシャプレート6eにより所定の強度を有した構成を採ることができる。
続いて、ドライバ5、ステープル押え40及びステープルガイド50の動作を説明する。図14A〜Dは、ドライバ5及びステープルガイド50の動作例(その1)を示す正面図である。図14A〜Dは、ステープルガイド50が取り付けられてステープル30が装填されたマガジン3を、図10Aに示したX6−X6矢印方向から見た断面図である。
図14Aに示すマガジン3に装填されたステープル30は、図13Aに示したプッシャ6により押圧されてマガジン3のステープル打出口12を臨む位置に配されている。
図3に示したドライバアーム4には、綴り操作力が加えられておらず、ドライバ5は、当該ドライバ5の弾性部5cが図3に示したマガジン3に装着されたステープルカバー7に当接して、ドライバ5とマガジン3との間隔を一定に保っている。これにより、ドライバ5の打出部5dは、ステープル一連300(図2参照)の先頭のステープル30の上方に所定の間隔を有して待機する(待機状態)。
ドライバアーム4に綴り操作力が加えられると、その先端に取り付けられたドライバ5は下降を開始する。例えば、図14Bに示すドライバ5は、先頭のステープル30の脚部30bに、当該ドライバ5の突起部5bの当接部5hが当接した状態である。
更に、ドライバアーム4に綴り操作力が加えられると、ドライバ5はステープル30の打ち出しを開始する。例えば、図14Cに示すドライバ5は、ステープル一連300の先頭のステープル30を打ち出して分離し、当該ステープル30の脚部30bの先端が用紙束Pに差し込まれた状態である。このとき、ドライバ5の打出部5dの突起部5bは、先頭のステープル30の脚部30bを略直上から押下するようになされる。これにより、綴り操作力が突起部5bを介して脚部30bに略一直線状に伝わるので、綴り操作力を脚部30bに集中できるようになる。
突起部5bからの押下によりステープル30が下降すると、ステープルガイド50の先端に設けられた弾性U字部50eの各先端部50iとマガジン3の内側壁との間(図10Bに示した間隔L6)を通過時、当該脚部30bが当該弾性U字部50eの各先端部50iに当接する。このとき、弾性U字部50eの各先端部50iは、脚部30bにより内側に撓まされると共に当該両脚部30bを当該マガジン3の両側壁に押し付け、用紙束Pに対して当該脚部30bを垂直に打ち出すようにする。これにより、脚部30bがステープルガイド50により支持されるので、脚部30bの座屈を防止できるようになる。
また、突起部5bの傾斜部5g及び平坦部5iは、当該ステープル30のクラウン部30aを滑らかに若干湾曲形状に形成する。これにより、ステープル30の脚部30bの各々にかかる用紙束Pからの抗力をこの湾曲されたクラウン部30aで相殺できるようになる。これにより、ステープル30にかかる抗力を好適に受け止めることができて、対座屈性の高いステープラ100を提供できるようになる。
更に、ドライバアーム4に綴り操作力が加えられると、ドライバ5は打ち出したステープル30を下降させる。例えば、図14Dに示すドライバ5は、ステープル一連300から分離したステープル30を下降し、当該ステープル30の脚部30bの先端が用紙束Pを貫通した状態である。このとき、ドライバ5の打出部5dの突起部5bは、引き続き先頭のステープル30の脚部30bを押圧するようになされる。
また、弾性U字部50eの各先端部50iは、脚部30bにより内側に撓まされた状態で当該両脚部30bを当該マガジン3の両側壁に押し付け、用紙束Pに対して当該脚部30bを垂直に打ち出すようにする。
また、突起部5bの傾斜部5g及び平坦部5iは、当該ステープル30のクラウン部30aを滑らかに若干湾曲形状に形成して、ステープル30の脚部30bの各々にかかる用紙束Pからの抗力をクラウン部30aで相殺する。このように、ドライバ5の打出部5dの突起部5b及びステープルガイド50の弾性U字部50eの各先端部50iは動作する。
このように、本発明に係るステープラ100によれば、所定の綴り操作力に基づいてステープル30を打ち出すドライバアーム4の先端に設けたドライバ5が、ステープルガイド50により支持したステープル30の脚部30bの上方に当接する突起部5bを有するものである。
従って、綴り操作力がドライバ5の突起部5bを介して脚部30bに伝わるので、綴り操作力を脚部30bに集中できるようになる。しかも、ステープルガイド50により当該脚部30bを支持するので、脚部30bの座屈を防止できるようになる。
また、両端の突起部5bとドライバ5本体によりステープル30のクラウン部30aを湾曲形成するので、脚部30bにかかる用紙束Pからの抗力を相殺できるようになる。これにより、ステープル30にかかる抗力を好適に受け止めることができて対座屈性の高いステープラ100を提供できるようになる。
図15A〜Dは、ドライバ5及びステープルガイド50の動作例(その2)を示す側面図である。図15A〜Dは、ステープルガイド50が取り付けられ、ステープル一連300(ステープル残数6個)が装填されたマガジン3を、図10Aに示したY2−Y2矢印方向から見た要部拡大の断面図である。
図15Aに示すマガジン3に配置されたドライバ5は、上述した待機状態である。この状態において、ステープルガイド50の弾性U字部50eの前端面50fは、バネ3i(図11A参照)により付勢されてマガジン3の前面内壁に当接している。
この待機状態からドライバアーム4に綴り操作力が加えられると、その先端に取り付けられたドライバ5は下降を開始する。例えば、図15Bに示すドライバ5は、先頭のステープル30の脚部30bに、当該ドライバ5の突起部5bが当接して当該ステープル30の打ち出しを開始した状態である。この状態において、図15Bに示すドライバ5は、ステープル一連300の先頭のステープル30を打ち出して分離し、当該ステープル30の脚部30bの先端が用紙束Pに差し込まれた状態である。このとき、ステープルガイド50の先端に設けられた弾性U字部50eの各先端部50i(図14C参照)は、脚部30bにより内側に撓まされると共に当該両脚部30bを当該マガジン3の両側壁に押し付け、用紙束Pに対して当該脚部30bを垂直に打ち出すようにする。
更に、ドライバアーム4に綴り操作力が加えられると、図15Cに示すドライバ5は、分離したステープル30を下降させ、当該ステープル30の脚部30bの先端が用紙束Pを貫通した状態である。このとき、先頭のステープル30のクラウン部30aが、ステープルガイド50の弾性U字部50eの傾斜部50h(図11B参照)に摺接している。この摺接によって、図15Cに示すように、バネ3i(図11A参照)によりマガジン3の前方側へ向かって付勢されているステープルガイド50が、押し戻されて若干後退している。なお、この若干後退したとき、ステープルガイド50の弾性U字部50eの各先端部50i(図14C参照)は、ステープル30の脚部30bにより内側に撓まされている。
更に、ドライバアーム4に綴り操作力が加えられると、図15Dに示すドライバ5はステープル30を下降させる。このステープル30の下降により、当該ステープル30のクラウン部30aは、用紙束Pの上面に略接触した状態である。この状態に至る過程において、クラウン部30aに傾斜部50h(図11B参照)が摺接されたステープルガイド50は、当該クラウン部30aにより押し戻されて、当該クラウン部30aの前後幅L3(図3A参照)ほど後退している。このとき、ステープルガイド50は、前端面50fによりステープル30のクラウン部30aをマガジン3の前面内壁に押し当てて支持する。これにより、クラウン部30aの座屈を防止できるようになる。なお、ステープルガイド50が図15Dに示す位置に後退したとき、ステープル30の脚部30bにより内側に撓まされた、ステープルガイド50の弾性U字部50eの各先端部50i(図14C参照)は、元の状態に戻る(図14D参照)。
図16A〜Dは、ドライバ5及びステープル押え40の動作例を示す側面図である。図16A〜Dは、ステープル押え40及びステープルガイド50が取り付けられ、ステープル一連300(ステープル残数6個)が装填されたマガジン3を、図8Aに示したY1−Y1矢印方向から見た一部破砕の断面図である。
図16Aに示すマガジン3に配置されたドライバ5は、上述した待機状態である。この状態において、マガジン3の前方取付部3dに取り付けられたステープル押え40は、当該ステープル押え40の先端部が、マガジン3の前面内壁に当接すると共に当該前面内壁の開口部3pに入り込むように配置されている。このとき、ステープル押え40は、先頭のステープル30に当接していない。
この待機状態からドライバアーム4に綴り操作力が加えられると、その先端に取り付けられたドライバ5は下降を開始する。例えば、図16Bに示すドライバ5は、ステープル一連300の先頭のステープル30を打ち出して分離し、当該ステープル30の脚部30bの先端が用紙束Pに差し込まれた状態である。このとき、ステープル押え40の弾性押え部40dは、ステープル30のクラウン部30aに当接している。
更に、ドライバアーム4に綴り操作力が加えられると、図16Cに示すドライバ5は、分離したステープル30を下降させる。当該ステープル30の下降により、このステープル30は、脚部30bの先端が用紙束Pを貫通した状態である。このステープル30の下降時に、当該ステープル30のクラウン部30aに当接したステープル押え40の弾性押え部40dは、自らの湾曲板形状から生じる弾性力を利用してクラウン部30aをマガジン3の前面内壁に押し付けて当該クラウン部30aを支持する。このとき、ステープル押え40は、弾性押え部40dが撓んでいるので、弾性押え部40dと取付け部40cとの間隔が、図16A及び図16Bに示すこの間隔よりも縮まっている。
更に、ドライバアーム4に綴り操作力が加えられると、図16Dに示すドライバ5はステープル30を下降させる。このステープル30の下降により、当該ステープル30のクラウン部30aは、用紙束Pの上面に略接触した状態である。この状態に至る過程において、弾性押え部40dは、自らの弾性力を利用してクラウン部30aをマガジン3の前面内壁に押し付けて当該クラウン部30aを支持し続ける。
なお、弾性押え部40dの先端部は、外側に若干沿った形状に形成されている。これは、ステープル30が下降を開始する初期の状態(図16B参照)から、下降が終了して用紙束Pの上面にクラウン部30aが略接触した状態(図16D参照)となるまでの期間において、極力長い期間、クラウン部30aをマガジン3の前面内壁に押し付けて当該クラウン部30aを支持するためである。すなわち、図16Bに示すように、ステープル30が下降を開始する初期の状態では、弾性押え部40dの基端部側でクラウン部30aをマガジン3の前面内壁に押し付ける。その後、ステープル30の脚部30bが用紙束Pを貫通後からは、図16Cに示すように、弾性押え部40dの先端部の外側に若干沿った形状に形成された部分で、クラウン部30aをマガジン3の前面内壁に押し付ける。
このようなステープルガイド50、プッシャ6、突起部5bを有したドライバ5及びステープル押え40と組み合わせることにより、ステープラ100の本体の高さを低く抑えながら高い綴り能力を得ることができる。
続いて、本発明に係るステープラ100のスライダバンパ1uについて詳細に説明する。図17は、図4に示したステープラ100の組立例の一部を別の角度から見た拡大斜視図である。図17に示すスライダバンパ1uは、凹形状に形成されている。このスライダバンパ1uには、ゴム材や樹脂系発泡材、ウレタンなどが用いられる。この樹脂系発泡材は樹脂を発泡させて形成し、樹脂の種類、発泡方法、発泡倍率などで多種多様の緩衝材がある。もちろんこれらに限らず、スライダバンパ1uは、ゴム材等と同様の緩衝機能を有した他の素材を用いて形成してもよい。
このスライダバンパ1uは、クリンチャアーム1とクリンチャカバー2により固定される。例えば、スライダバンパ1uは、クリンチャアーム1の略中央に設けられた開口部1tの開口縁に嵌め込まれる。この状態で、当該クリンチャアーム1が、クリンチャカバー2に装着される。このとき、当該クリンチャカバー2の半円突起2eには、クリンチャアーム1の孔部1xが嵌合される。また、クリンチャカバー2の突起2dには、クリンチャアーム1の開口部1tが係合される。このとき、当該開口部1tの開口縁に取り付けられたスライダバンパ1uの後端10uが当該突起2dにより支持される。
図18は、スライダバンパ1uの取付例を示す斜視図である。図18に示すスライダバンパ1uは、その底面がクリンチャアーム1とクリンチャカバー2にとの間に挟まれ、かつ、その後端10uが突起2dにより支持されている。これにより、当該スライダバンパ1uをクリンチャアーム1に固定することができる。
図19Aは、スライダバンパ1uの取付例を示す上面図である。図19Aに示すクリンチャアーム1の開口部1tの開口縁には、スライダバンパ1uが取り付けられている。このスライダバンパ1uの幅長は、開口部1tの装着位置の幅長と略同等に設定されている。これにより、当該スライダバンパ1uのガタツキを防止できる。
図19Bは、スライダバンパ1uの取付例を示す図19AのX1−X1矢視断面図である。図19Bに示すクリンチャアーム1の開口部1tに取り付けられたスライダバンパ1uは、クリンチャアーム1の底面板の厚みと略同等に形成された凹部11uを有している。この凹部11uが、クリンチャアーム1の開口部1tの開口縁に嵌合されている。
図19Cは、スライダバンパ1uの取付例を示す図19Aの矢印方向X2から見た正面図であり、図19Dは、スライダバンパ1uの取付例を示す図19AのX3矢視断面図である。図19Dに示すスライダバンパ1uの後端10uの両側端の膨出部10u’にスライド部材20bが当接する。
図20Aは、スライド部材20bの構成例を示す斜視図であり、図20Bはその構成例を示す上面図であり、図20Cはその構成例を示す底面図である。また、図21Aは、スライド部材20bの構成例を示す側面図であり、図21Bはその構成例を示す図20BのX4−X4矢視断面図であり、図21Cはその構成例を示す背面図である。
図20A乃至図20C並びに図21A乃至図21Cに示すスライド部材20bは、その後端の両側に当接板20nを備えている。これらの当接板20nには、綴じ処理に連動してリンク5a(図5又は図3参照)の先端が当接する。これにより、当該スライド部材20bは、綴じ操作処理に連動して当該リンク5aにより駆動されて後退する。
このスライド部材20bの前方突起20iにはフック20pが設けられており、当該フック20pが溝部1w(図19A参照)の縁に引っ掛けられる。また、後方突起20jにはフック20qが設けられており、当該フック20qが開口部1t(図19A参照)の縁に引っ掛けられる。これにより、スライド部材20bがクリンチャアーム1に滑動自在に係合されると共に当該クリンチャアーム1から外れ落ちることを防止できる。
このスライド部材20bの後方突起20jには、当接面20mが設けられている。この当接面20mは、図19Bに示したスライダバンパ1uの後端10uの膨出部10u’に当接する。膨出部10u’は、当接面20mの領域のうちでも、後方突起20jのリブ状部分が当接面20mの背後に延在している部分(図20C参照)と当接するように設けられており、当接による負荷を後方突起20jのリブ状部分で確実に受け止められるようになっている。これにより、後退されたスライド部材20bがコイルバネ20d(図3参照)の付勢力により復帰する際に、当該スライド部材20bがスライダバンパ1uを介してクリンチャアーム1に当接するので、スライド部材20bがクリンチャアーム1に当接する際の衝撃を緩和することができる。
続いて、ステープラ100の動作例を示すと共にスライダバンパ1uの機能を説明する。なお、この例では、マガジン3にはステープル30が装填されておらず、空打ち操作を行う場合を想定する。
図22A及び図22Bは、ステープラ100の動作例(その1)を示す要部断面図である。図22Aに示すステープラ100は、綴じ操作力が加えられていない待機状態である。この状態では、綴り台部材20のクリンチャガイド20aがコイルバネ20cにより上方に付勢されて最上部に位置し、かつ、スライド部材20bがコイルバネ20dにより前方に付勢されて最先端に位置している。このとき、クリンチャガイド20aの当接柱20eは、スライド部材20bの支持部20fにより支持されている。これにより、クリンチャガイド20aは、スライド部材20bにより保持(クラッチ)されている。また、スライド部材20bの後方突起20jは、スライダバンパ1uに当接している。
図22Bに示すステープラ100は、綴じ操作力が若干加えられてクラッチ解除状態である。この状態では、クリンチャガイド20aがコイルバネ20cにより上方に付勢されて最上に位置し、かつ、スライド部材20bがリンク5aにより若干駆動されて後方に押し下げられ後退している。このとき、クリンチャガイド20aの当接柱20eは、スライド部材20bの支持部20fから外れている(クラッチ解除)。また、スライド部材20bの後方突起20jは、スライダバンパ1uから離反している。また、用紙束Pがクリンチャガイド20aとマガジン3の間に挟まれており、ドライバ5が完全にマガジン3の内部に入り込んでいる。
図23A及び図23Bは、ステープラ100の動作例(その2)を示す要部断面図である。図23Aに示すステープラ100は、図22Bの状態から綴じ操作力が更に加えられて、クリンチャ1hとドライバ5によりステープル30を打ち曲げるクリンチ状態である。この状態では、クリンチャガイド20aが、用紙束Pを介してマガジン3に押下されて最下部に位置し、かつ、スライド部材20bがリンク5aにより駆動されて後方に押し下げられ後退している。また、スライド部材20bの後方突起20jは、スライダバンパ1uから離反している。
図23Bに示すステープラ100は、綴じ操作力が若干解放されてドライバ5がマガジン3の内部から外部位置に戻った第1のリターン状態である。この状態では、クリンチャガイド20aが、用紙束Pを介してマガジン3に押下されて最下部に位置し、かつ、スライド部材20bが後退している。また、スライド部材20bの後方突起20jは、スライダバンパ1uから離反している。
ここで、ドライバ5には、図4及び図3に示したステープルガイド50及びステープル押え40が摺接するので、当該ドライバ5に対する摺動抵抗が大きくなる。このため、ドライバアーム4に設けられたドライバ5をリターンさせる当該ドライバ5の弾性部(板バネ)5cの弾性力を、クリンチャガイド20aのコイルバネ20cの弾性力よりも強く設定している。これにより、図23Bに示すように、ドライバ5はクリンチャガイド20aよりも早く復帰する。このとき、図23Bに示すスライド部材20bは、ドライバアーム4のリンク5aとの係合から解放され、クリンチャガイド20aの当接柱20eの内側に入り込んで当接柱20eの壁面によって係止されている。
図24A及び図24Bは、ステープラ100の動作例(その3)を示す要部断面図である。図24Aに示すステープラ100は、綴じ操作力がさらに解放されて待機状態に戻る過程の第2のリターン状態である。この状態では、コイルバネ20cにより上方に付勢されたクリンチャガイド20aは、その先端がマガジン3の回動と共に起き上がっている途中である。このとき、スライド部材20bは、クリンチャガイド20aの当接柱20eの壁面により係止されている。また、スライド部材20bの後方突起20jは、スライダバンパ1uから離反している。
図24Bに示すステープラ100は、綴じ操作力がさらに解放されて待機状態に戻る過程の第3のリターン状態である。この状態では、クリンチャガイド20aがコイルバネ20cにより上方に付勢されて最上部に復帰し、かつ、コイルバネ20dにより前方に付勢されたスライド部材20bが最先端に復帰している。このスライド部材20bが、当接柱20eの壁面との係止から解除されてコイルバネ20dの付勢力により復帰する際に、当該スライド部材20bがスライダバンパ1uを介してクリンチャアーム1に当接する。これにより、スライド部材20bとクリンチャアーム1とが当接する衝撃を緩衝することができる。従って、ステープラ100を綴じる時の発生音を小さくできると共に高周波を減少できるので耳障りでない音にすることができる。
このように、本発明に係るステープラ100によれば、綴り台部材20のスライド部材20bとクリンチャアーム1との当接部に、当該当接を緩衝するスライダバンパ1uを設けるものである。
従って、スライド部材20bとクリンチャアーム1とがスライダバンパ1uを介して当接するようになる。これにより、スライド部材20bがリンク5aにより駆動されて後退した後に復帰する際に、当該スライド部材20bがクリンチャアーム1に当接する衝撃を緩衝できる。従って、ステープルを綴じる時の発生音を小さくできると共に高周波を減少できるので、耳障りでない音にすることができる。
なお、スライダバンパ1uをクリンチャアーム1の開口部1tの開口縁に設けたが、これに限らずスライド部材20bの後方突起20jに設けてもよい。この場合、例えば板状のスライダバンパを後方突起20jに接着剤により接着して取り付ける。
1・・・クリンチャアーム、1h・・・クリンチャ、1u・・・スライダバンパ、2・・・クリンチャカバー、3・・・マガジン、4・・・ドライバアーム、5・・・ドライバ、5a・・・リンク、6・・・プッシャ、6a・・・バネガイド、6b・・・スプリングバネ、6c・・・プッシャバンド、7・・・ステープルカバー、8・・・ハンドル、9・・・ハンドルカバー、10・・・コイルバネ、12・・・ステープル打出口、15・・・バックカバー、20・・・綴り台部材、20a・・・クリンチャガイド、20b・・・スライド部材、20c,20d・・・コイルバネ、30・・・ステープル、30a・・・クラウン部、30b・・・脚部、40・・・ステープル押え、50・・・ステープルガイド、60・・・クリンチャバンパ、100・・・ステープラ