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JP4995695B2 - 静電オイル浄化装置 - Google Patents

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JP4995695B2
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Description

本発明は、静電気を利用したオイル浄化装置に関するものである。特に、潤滑油、油圧作動油などの工業用オイルに含まれる汚染物(摩耗汚泥)を除去、浄化するための静電オイル浄化装置に関する。
従来、静電オイル浄化装置は、陰陽電極対を平行にした構造となっており、両電極間に油よりも誘電率の大きい紙などの誘電性物質で製作したフィルタを配置する構造となっている(例えば、特許文献1を参照)。
具体的には、特許文献1の静電オイル浄化装置は、両電極間に直流電圧を印加することにより両電極間に電界が形成される。オイルに含まれる摩耗汚泥はこの電界による静気力に誘引され、フィルタに集積して凝着される。また、従来の静電オイル浄化装置に使用されるフィルタは、使い捨て型の濾材からなるものが一般的である。
特開昭56−163713号公報
特許文献1の発明では、オイル浄化作業終了後に、フィルタにより捕捉された摩耗汚泥を除去するために、オイル浄化装置を分解しフィルタの取替えを行う必要があった。これにより、オイル浄化作業は煩雑になる。また、使い捨て型のフィルタが使用されている場合には、オイル浄化装置のランニングコストが高くなり、ユーザニーズに適合していないなどの問題もあった。
本発明は上記実状に鑑みてなされたものであり、オイル浄化作業の簡素化を実現でき、ランニングコストの少ない静電オイル浄化装置を提供することを課題とする。
本発明の静電オイル浄化装置は、摩耗汚泥を含むオイルの導入口と導出口を有するハウジングと、前記ハウジング内に所定間隔を隔てて設けられた少なくとも1対の電極と、1対の前記電極間に直流電圧を印加し前記摩耗汚泥を1対の前記電極の一方から他方に誘引する直流電圧印加手段と、を備える静電オイル浄化装置であって、さらに、1対の前記電極間に設けられた摩耗汚泥を捕捉するコレクタと、前記コレクタを回転させるための駆動部と、前記コレクタの近傍の前記ハウジング内の下方に固定され、前記コレクタに集積凝着した摩耗汚泥を前記コレクタの回転により掻き取る機械的分離手段と、前記ハウジングの前記コレクタの下方に設けられ掻き取られた集積摩耗汚泥を収容する収容室と、を有することを特徴とする。
本発明の静電オイル浄化装置は、静電気力で集積凝着された集積摩耗汚泥を分離させる分離手段と、分離した集積摩耗汚泥を収容する収容室とを有することにより、集積摩耗汚泥を静電オイル浄化装置のハウジング内にて分離、収容することができる。つまり、オイル浄化作業完了後にオイル浄化装置を分解せず、分離した集積摩耗汚泥を静電オイル浄化装置から簡単に取り除くことができ、オイル浄化作業の煩雑さを改善することができる。また、本発明の静電オイル浄化装置は分離手段を備えることにより、従来のフィルタの使用又は取り替え作業が不要となる。これにより、フィルタの取り替えによる作業時間及びフィルタの使用により発生するランニングコストを低減させることができる。さらに、本発明の静電オイル浄化装置は、分離手段及び収容室を同時に備えることにより、オイルの浄化から分離した集積摩耗汚泥の除去までの静電オイル浄化装置の自動化が実現しやすくなり、装置の効率が向上する。
本発明の静電オイル浄化装置は、1対の電極間に摩耗汚泥を捕捉するコレクタを有する。摩耗汚泥を捕捉するコレクタを有することにより、電極間の静電気力により誘引される摩耗汚泥をより容易かつ効率的に捕捉することができる。
本発明の静電オイル浄化装置の分離手段は、コレクタに集積凝着した摩耗汚泥を機械的に分離させる機械的分離手段である。これにより、直接機械的に摩耗汚泥と接触することで集積摩耗汚泥を付着先(コレクタ)から分離することができる。
また、本発明の静電オイル浄化装置の機械的分離手段は、掻き取り部材と、掻き取り部材とコレクタとを相対移動させる駆動手段とからなる。駆動手段を介して、掻き取り部材と付着先(コレクタ)とを相対移動させることにより、集積摩耗汚泥を付着先から分離することができる。
本発明の静電オイル浄化装置の収容室には、収集された集積摩耗汚泥を取り除く清掃窓を有することが好ましい。これにより、オイルから分離して収集された集積摩耗汚泥をより容易にオイル浄化装置から取り除くことができ、オイル浄化作業の煩雑さを軽減することができる。
本発明の静電オイル浄化装置は、オイルに混在する摩耗汚泥を静電気力で集積凝着させた後、分離して収容することができる。さらにオイルの浄化から分離した集積摩耗汚泥の除去までの静電オイル浄化装置の自動化及び効率の向上が実現しやすくなり、作業員の負担も軽減できる。
本発明の静電オイル浄化装置は、ハウジングと、少なくとも1対の電極と、直流電圧印加手段と、分離手段と、収容室とを備える。
ハウジングは、浄摩耗汚泥を含有するオイルを収容し浄化を行える容器状のものであり、オイルを導入する導入口と、浄化後に導出する導出口とを備えることができる。また、ハウジングの内部空間には、少なくとも一対の電極、分離手段及び収容室などが設置される。
また、ハウジングの内壁面には、電極対(少なくと一対の電極)を所定間隔(距離)で隔てて保持するように、案内溝を形成することができる。電極対を該案内溝に挿入することにより、電極対を安定した状態かつ所定間隔でハウジング内に保持することができる。また、ハウジングを構成する材料として、適度な強度を有するものであれば、絶縁性の材料でも導電性の材料でも使用できる。なお、導電性の金属などによりハウジングを構成した場合、ハウジング自体は電極として機能することができる。
電極対は、ハウジング内に所定間隔を隔てて設けられ、複数対として設けることもできる。また、陰陽極を交替的に配置された複数対の電極(陽極、陰極)は、所定強度を持ちながら、安定した電界を形成することができ、摩耗汚泥などの汚染物を効率よく集積して凝着させることができる。
また、本発明の静電オイル浄化装置は、摩耗汚泥を含有するオイルの導電性に応じて隣接する一対の電極間の電界強度を設定することができる。通常の導電率を有するオイルに対して、電極間(陰極、陽極)の平均電界強度は、0.5〜0.7kV/mmが好ましく設定できる。導電率の高いオイルに対して、電極間の平均電界強度は0.1kV/mm以下にすることができる。また、隣接する一対の電極間の平均電界強度が上記範囲内になるように、1対の電極の間隔(距離)及び該電極間に印加される直流電圧の大きさを調整することができる。例えば、導電率の高いオイルを浄化する場合は、印加する直流電圧を下げる、或いは電極対(陰極、陽極)の間隔を広げることなどにより電極間の平均電界強度を下げ、オイルの種類に応じて電極間の電圧及び間隔を最適化することが可能である。
直流電圧印加手段は、所定正負直流電圧を提供するものであり、ハウジングに配置された少なくとも一対の電極間に直流電圧を印加することができる。なお、通電性を持つ金属製のハウジングに、電極対のうちの一方を電気的に接続した場合、ハウジング自体は電極として機能することができる。例えば、直流電圧印加手段を介して電極対に直流電圧を印加する際、電極対の一方は直流電源(直流電圧印加手段)に接続し、電極対の他方はハウジングを介して接地するとすることができる。
分離手段は、静電気力により電極などの表面に集積凝着した集積摩耗汚泥を分離するものであり、具体的には機械的分離手段を例示することができる。
機械的分離手段は、適度な手段を用いて電極などに集積凝着した集積摩耗汚泥を物理的に接触して脱落させるものである。例えば、スクレーパ、ブラシなどの手段を用いて電極に集積凝着した集積摩耗汚泥を掻き取ることができる。よって、容易に集積凝着した集積摩耗汚泥を分離して収集することができる。
また、機械的分離手段は、掻き取り部材と、掻き取り部材と少なくとも電極の他方とを相対移動させる駆動手段とからなることができる。掻き取り部材として、前述したスクレーパ、ブラシなどが例示できる。電極の他方(摩耗汚泥が静電気力により集積凝着した方の電極)と掻き取り部材との間の相対移動により、掻き取り部材を介して電極に集積凝着した集積摩耗汚泥を掻き取ることができる。つまり、電極と掻き取り部との間の相対移動により、電極に集積凝着した摩耗汚泥は掻き取られ、電極から分離される。よって、容易に集積凝着した集積摩耗汚泥を分離して収集することができる。
収容室は、分離手段により分離された集積摩耗汚泥を収容するものであり、ハウジングに一体に形成することができる。また、収容室をハウジングの重力方向の下方に形成することが好ましい。ハウジングの下方に収容室を形成するので、分離手段で分離された集積摩耗汚泥は、重力により下方に落下し収容室に収集される。なお、これに限定することなく、ハウジングの側部などのその他の位置に収容室を設けることもできる。
本発明の静電オイル浄化装置は、1対の電極間に摩耗汚泥を捕捉するコレクタを有する。なお、コレクタは、摩耗汚泥を捕捉するのにより大きい表面積を有することが有利であることから、表面積を増大する為の表面処理を行うことが好ましい。例えば、表面に山型に連続的に形成された金属メッシュでコレクタを構成することができる。
また、ハウジングとコレクタの間に絶縁部材を介在させることで、コレクタを絶縁状態でハウジング内に保持することができる。
また、本発明の静電オイル浄化装置では、オイル中に含有される摩耗汚泥のサイズはサブミクロンまでのものが好ましく浄化できる。つまり、本発明の静電オイル浄化装置は、特にサブミクロンまでの微細サイズの汚泥粒子に対して高い浄化性能を示しており、このようなサブミクロンサイズの摩耗汚泥粒子を最も効率よく捕捉することができる。
また、本発明の静電オイル浄化装置は、摩耗汚泥を含有するオイルに予め交流電圧を印加することにより摩耗汚泥の粒子径の増大を促進する交流電圧粒子径促進手段を有することができる。摩耗汚泥を含有するオイルに対して交流電圧を印加することで、交流電圧の周期的な振動により摩耗汚泥の粒子径の増大が促進される。これにより、摩耗汚泥粒子が大きくなり、静電気力からの誘引作用を受けやすくなる。従って、摩耗汚泥は電極に集積凝着しやすくなる。
まず、本発明の静電オイル浄化装置の基本的構成を含む装置を説明する。
基本的構成
基本的構成について、図1、2を用いて説明する。図1は、基本的構成の静電オイル浄化装置の縦断面概念図である。図2は、図1に示すA1方向から見た静電オイル浄化装置の縦断面概念図である。
図1、2に示すように、基本的構成の静電オイル浄化装置は、主にハウジング1と、高電圧電極21と、アース電極22と、直流電圧印加手段3と、電圧制御分離手段4Aと、収容室5とからなる。なお、高電圧電極21とアース電極22は、本発明の一対の電極(陰陽極)を構成するものである。
ハウジング1は、導電性を有する金属製の箱状の油槽110と、油槽110の上方に設けられた蓋部111とからなる。油槽110は、側壁112(四面)と底部113を備え、内部に内部空間101を形成している。また、側壁112には、摩耗汚泥を含有するオイルを導入する為の導入口121と、浄化済みのオイルを導出する為の導出口122とを備えている。導入口121は側壁112の上部に設けられ、導出口122は側壁112の下部に設けられている。
高電圧電極21は、絶縁部材102を介在してハウジング1の内部空間101に設けられ、第1電極基部211と第1平行電極部212とを備えている。第1平行電極部212は、複数枚で互いに平行に所定間隔を隔てて配置された板状の通電性部材からなる。また、第1平行電極部212は第1電極基部211に垂直に配置して接続されている。具体的には、図1に示すように、第1電極基部211は、油槽110の下部に位置し、底部113と平行に配置されている。第1平行電極部は側壁112(図1に示す左右両側)と平行に配置されている。また、第1電極基部211には、複数の通孔2110が形成されている。
また、第1電極基部211は、絶縁部材102を介在し油槽110の側壁112から挿入された直流ポート103に接続されている。なお、絶縁部材102については、適度な強度と剛性を有するプラスチック製のものを使用することができる。
アース電極22は、ハウジング1の内部空間101に設けられ、第2電極基部221と複数枚の第2平行電極部222とを備えている。第2平行電極部222は、第2電極基部221に垂直に配置して接続されている。具体的には、図1に示すように、第1平行電極部212と同様に、第2平行電極部222も複数枚で互いに平行に所定間隔を隔てて配置され、板状の通電性部材からなる。第2平行電極部222は、隣接する二つの第1平行電極部212の間に一枚ずつ挿入されており、第1平行電極部212と第2平行電極部222の間に一定の間隔を取っている。なお、第1平行電極部212、第2平行電極部222に一定の間隔で隔てて設置しやすくする為に、予めハウジング1の油槽110の側壁112の内壁面に案内溝(図示せず)を形成して置くことができる。
また、第2電極基部221は、油槽110の上部に位置し、蓋部111と平行に配置されている。第2電極基部221には、複数の通孔2210が形成されている。第2電極基部221と蓋部111との間にバネ104が設けられており、第2電極基部221(アース電極22)はバネ104を介して蓋部111に固定されている。また、バネ104及び蓋部111が通電性を有するもので構成されているため、アース電極22は導電的にハウジング1に接続される。これにより、アース電極22はハウジング1を介して接地される。
このように、上述した構成により、第1平行電極部212(高電圧電極21)と第2平行電極部222(アース電極22)との間に安定した電界が形成される。なお、第1平行電極部212と第2平行電極部222との間の距離(間隔)は、必要な電界強度に応じて最適化される。
また、直流電圧印加手段3は直流高圧電源から構成される。直流電圧印加手段3により、油槽110の側壁112に挿入された直流ポート103に所定の直流電位が印加される。なお、オイルに含まれる摩耗汚泥は正電荷を持つものが多い場合には、直流電圧印加手段3から負電位を出力し、第1平行電極部212(高電圧電極21)は陰極となる。一方、第2平行電極部222(アース電極22)は接地のため、陽極となる(図3に示す)。このように、電極間(高電圧電極21とアース電極22との間)に電界が形成され、正電荷を持つ摩耗汚泥は静電気力に誘引され、陰極(高電圧電極21)に集積される。また、一部の負電荷を持った摩耗汚泥は、陽極(アース電極22)に集積される。図3は、陰陽電極の間に摩耗汚泥粒子の状態を示すものである。
また、オイルに含まれる摩耗汚泥は負電荷を持つものが多い場合には、直流電圧印加手段3から正電位を出力することもできる。このとき、第1平行電極部212(高電圧電極21)は陽極となる。一方、第2平行電極部222(アース電極22)は接地のため陰極となる(図4に示す)。電極間に形成された電界により、負電荷を持つ摩耗汚泥は陽極(高電圧電極21)に集積される。図4は、陰陽電極の間に摩耗汚泥粒子の状態を示すものである。
また、基本的構成の静電オイル浄化装置は、電圧制御分離手段4Aを設けている。電圧制御分離手段4Aは、直流電圧印加手段3から出力された電位(電圧)を調整することができる。つまり、直流電圧印加手段3から出力された電位を調整することにより、高電圧電極21を陰極から陽極へ、または陽極から陰極へ切り替えることができる。このように、電極の電位を変化させることにより電極の帯電極性を変えることができる。これにより、陰極に集積凝着した正電荷を持つ集積摩耗汚泥は、付着先の電極の帯電極性の変化により、電極の表面から離れ重力方向に沿って脱落する。
ハウジング1の重力方向の下方には、ハウジング1と一体に形成された収容室5が設けられている。収容室5は、ハウジング1の底部113と連通しハウジング1の内部空間101に開口する開口部501と、側面部502と、底部503と、排出部504とを備えている。開口部501は底部503よりも大きい径を備え、斜面となる側面部502を介して底部503に接続されている。このように、収容室5は、逆円錐台形状の内部収容空間を形成している。斜面となる側面部502を備えることにより、電極から落下した集積摩耗汚泥はより容易に収容室5の底部503に収集される。また、排出部504は底部503に形成され、清掃などの際にオイルを完全にハウジング1から排出することができる。
また、図2に示すように、斜面となる側面部502には、収容室5に収集された集積摩耗汚泥を取除く清掃窓505が形成されている。清掃窓505を収容室5に形成することにより、オイルから分離して収集された集積摩耗汚泥をより容易にオイル浄化装置から取り除くことができ、オイル浄化作業の煩雑さを軽減することができる。
次に、本基本的構成の静電オイル浄化装置の作動について説明する。
摩耗汚泥を含有するオイルは、導入口121から静電オイル浄化装置のハウジング1の上部空間に導入され、第2電極基部221の通孔2210を介して内部空間101に流れる。また、内部空間101に溜められたオイルは、さらに油槽110の下方に位置する導出口122を介して外部管路(図示せず)に流出する。なお、油槽110の内部空間101にオイルが充満するまで導出口122は閉じられる。また、導入口121及び導出口122に流量制御手段(図示せず)が設けられる。オイルの流量を制御することにより、オイルは適度の流速で油槽110を流れて浄化される。なお、オイルの油槽110内の流速は、浄化時の電極間に形成された電界の強度に応じて最適化することができる。
油槽110の内部空間101において、第1平行電極部212と第2平行電極部222の間に電界が形成され、オイルに含まれる摩耗汚泥が静電気力で電極に誘引される。
また、図1、2に示すように、摩耗汚泥を含有するオイルが油槽110を流れるに連れ、摩耗汚泥は電極に集積凝着する。オイル浄化工程を経た後、電圧制御分離手段4Aを作動させ、高電圧電極21とアース電極22の間に逆方向の電界を形成するように、直流電圧印加手段3から逆方向の電圧を高電圧電極21とアース電極22との間に印加させる。これにより、高電圧電極21とアース電極22との間の電界方向が逆方向となり、静電気力により電極に集積凝着した集積摩耗汚泥は、同種の帯電極性の斥力によりそれぞれの電極(高電圧電極21、アース電極22)から離れ、重力方向に沿って落下する。落下した集積摩耗汚泥は、通孔2110を介して収容室5内に入る。
このように、オイル中に含まれる摩耗汚泥は、静電気力により電極(高電圧電極21、アース電極22)に誘引され集積凝着した後、逆方向の静電気力により再び電極から離脱し、収容室5で収集される。
実施例
本実施例の静電オイル浄化装置は、前記した基本的構成の静電オイル浄化装置の構成と基本的に同様である。以下、基本的構成と異なる部分について説明する。なお、基本的構成と同様の部分に関しては、同じ符号を用いて説明する。
本実施例について、図5、6を用いて説明する。図5は、本実施例の静電オイル浄化装置の縦断面概念図である。図6は、図5に示すA2方向から見た静電オイル浄化装置の縦断面概念図である。
図5、6に示すように、本実施例の静電オイル浄化装置は、主にハウジング1と、高電圧電極21と、アース電極22と、コレクタ23と、直流電圧印加手段3と、機械的分離手段4Bと、収容室5とからなる。
本実施例の機械的分離手段4Bは本発明の分離手段を構成するものである。また、本実施例の静電オイル浄化装置は、電極間(高電圧電極21、アース電極22間)にコレクタ23が備えられている。なお、本実施の静電オイル浄化装置の機械的分離手段4B(分離手段)及びコレクタ23以外のその他の構成については、基本的構成と同様である。
本実施例の静電オイル浄化装置では、コレクタ23は、互いに平行する一対の電極(第1、2平行電極部212、222)間の中心部に挿入して配置された金属の板状部材により構成される。
コレクタ23は、第1平行電極部212に対面する側面231と、第2平行電極部222に対面する側面232とを備え、六角形(図6に示す)として形成されており、後述する回転軸421はコレクタ23の中心部に垂直的に挿入され固定されている。なお、回転軸421は、絶縁部材102を介在してコレクタ23の中心部に接続している。
コレクタ23を高電圧電極21、アース電極22の間に挿入し所定間隔を隔てて配置することにより、電極間(高電圧電極21とアース電極22との間)に形成された電界で誘引された摩耗汚泥はコレクタ23に捕捉して集積される。
なお、オイルに含まれる摩耗汚泥は正電荷を持つものが多い場合には、直流電圧印加手段3から負電位を出力し、第1平行電極部212(高電圧電極21)は陰極となる。一方、第2平行電極部222(アース電極22)は接地のため、陽極となる(図7に示す)。このように、電極間(高電圧電極21とアース電極22との間)に電界が形成され、正電荷を持つ摩耗汚泥は静電気力に誘引され、コレクタ23の側面231(高電圧電極21に対面する側)に集積される。また、一部の負電荷を持った摩耗汚泥は、コレクタ23の側面232(アース電極22に対面する側)に集積される。図7は、陰陽電極の間に摩耗汚泥粒子の状態を示すものである。
また、オイルに含まれる摩耗汚泥は負電荷を持つものが多い場合には、直流電圧印加手段3から正電位を出力することもできる。このとき、第1平行電極部212(高電圧電極21)は陽極となる。一方、第2平行電極部222(アース電極22)は接地のため陰極となる(図8に示す)。電極間に形成された電界により、負電荷を持つ摩耗汚泥はコレクタ23の側面232(アース電極22に対面する側)に集積され、正電荷を持つ摩耗汚泥はコレクタ23の側面231(高電圧電極21に対面する側)に集積される。図8は、陰陽電極の間に摩耗汚泥粒子の状態を示すものである。
また、本実施例の機械的分離手段4Bは、スクレーパ41と、駆動部42とからなる。なお、スクレーパ41は本発明の掻き取り部材を構成するものである。
図5に示すように、スクレーパ41は、平行に配置された第1、2平行電極部212,222及びコレクタ23の間に挿入され、ハウジング1に固定されている。具体的には、コレクタ23の側面231、232に集積した摩耗汚泥を掻き取り可能に、スクレーパ41がコレクタ23の近傍に配置されている。
また、図5に示すように、駆動部42は回転軸421と、回転軸421を回転駆動するモーター422とからなる。また、回転軸421は、コレクタ23の中心部に挿入し、絶縁部材102を介してコレクタ23に接続している。また、回転軸421を通過させハウジング1に固定できるように、第1、2平行電極部212、222の中心部の所定位置にそれぞれ通孔212s、222sが形成されている。これにより、回転軸421は、ハウジング1の側面112に固定され、第1、2平行電極部212、222及びコレクタ23に垂直に配置されている。
図6に示すように、回転軸421とモーター422とを備えることにより、コレクタ23は、回転軸421を回転軸として回転し、ハウジング1に固定して設置されたスクレーパ41との間に相対回転運動を行う。これにより、スクレーパ41を介してコレクタ23の側面231、232に集積凝着した集積摩耗汚泥を掻き取ることができる。また、コレクタ23の側面231、232から離れた集積摩耗汚泥は重力方向に沿って落下し、通孔2110を介して収容室5に収集される。
(その他)
コレクタを構成する板状の部材は、その表面に貫通孔を設けることもできる。
これにより、オイルは、電極の厚み方向にオイルを通過させることができる。オイルに含まれる摩耗汚泥は、より効率的に集積凝着することができる。
本発明の静電オイル浄化装置は、工業用オイルの浄化、再生などの分野に使用することができる。
本発明の基本的構成の静電オイル浄化装置の縦断面概念図である。 本発明の基本的構成の静電オイル浄化装置の図1に示すA1方向の断面概 念図である。 本発明の基本的構成に係る電極間の摩耗汚泥粒子の状態を示すものである 。 本発明の基本的構成に係る電極間の摩耗汚泥粒子の状態を示すものである 。 本発明の実施例の静電オイル浄化装置の縦断面概念図である。 本発明の実施例の静電オイル浄化装置の図5に示すA2方向の断面概念図 である。 本発明の実施例に係る電極間の摩耗汚泥粒子の状態を示すものである。 本発明の実施例に係る電極間の摩耗汚泥粒子の状態を示すものである。
1:ハウジング 121:導入口、122:導出口
21:(高電圧)電極、22:(アース)電極
3:直流電圧印加手段
4A:電圧制御分離手段、4B:機械的分離手段
5:収容室

Claims (2)

  1. 摩耗汚泥を含むオイルの導入口と導出口を有するハウジングと、前記ハウジング内に所定間隔を隔てて設けられた少なくとも1対の電極と、1対の前記電極間に直流電圧を印加し前記摩耗汚泥を1対の前記電極の一方から他方に誘引する直流電圧印加手段と、を備える静電オイル浄化装置であって、
    さらに、1対の前記電極間に設けられた摩耗汚泥を捕捉するコレクタと、
    前記コレクタを回転させるための駆動部と、
    前記コレクタの近傍の前記ハウジング内の下方に固定され、前記コレクタに集積凝着した摩耗汚泥を前記コレクタの回転により掻き取る機械的分離手段と、
    前記ハウジングの前記コレクタの下方に設けられ掻き取られた集積摩耗汚泥を収容する収容室と、
    を有することを特徴とする静電オイル浄化装置。
  2. 前記ハウジングは前記収容室に収集された集積摩耗汚泥を取り除く清掃窓を有することを特徴とする請求項1に記載の静電オイル浄化装置。
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